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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

【親愛なる口だけの雑魚共へ】

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  1. 1 : : 2021/01/13(水) 14:57:53
    俺は生まれた時から何不自由なく過ごしてきた


    両親は健在
    一人っ子

    金銭的に恵まれていたわけでは無いが、金のことでは困った事は無かった


    小さい頃には水泳や習字などの習い事もさせてもらったし


    友達も多い方だった







    普通に何でもやれば普通にこなせたし


    そう出来ていれば俺は今頃人並みに幸せな人生を送る事が出来ていたんじゃないか




    でもそうはならなかった


    俺には物心ついた頃から一つだけどうしても許せない事があった






    口だけで何の努力もせず、実績もないくせに人を攻撃する奴らだ


    そいつらは大した事ない凡人のくせに、やたらとプライドだけは高い

    一人じゃ何も出来ないから、一人じゃ弱いから


    自分の弱さを隠すために群れて強くなったつもりでいやがる

    そうしてある程度の徒党を組んで、弱い自分たちよりもさらに弱い奴らを攻撃する


    本当に惨めで弱い奴らだ


    そういう奴らを見ているとムカつくしぶっ飛ばしたくなる

    そして無抵抗でやられている奴を見てもムカつく
    何故何も抵抗しない?

    そんな奴らは反撃すればいい
    大人数相手に完勝はできなくても

    一人くらいには一矢報いれるだろ?




    中学生まではなんとか上手くそういう自分の負の感情を隠して、周りとも上手くやってきた


    何かが狂い始めたのは高校生の時だったろうか?


  2. 2 : : 2021/01/13(水) 15:04:09
    中学生までは楽しかった

    だが高校生になってから俺は自分の中で何か変わり始めた

    年頃って奴だろうか?

    中学生までは勉強も部活も頑張ってきたし、人一倍努力したから良い成績で自分の目指していた偏差値の高い高校に入学することが出来た


    だが高校生になってから俺は何も努力しなかった


    当然だが勉強の成績はだいぶ落ちてビリの方になってしまった

    でもスポーツに関しては生まれつき身体能力が高くて、身長にも恵まれていたおかげで

    スポーツ万能ではないがそれなりにできた


    そして俺は中学生の時のように人と積極的に話さなくなった

    だから俺はデカくて無口で強面の奴って印象がついてしまった


  3. 3 : : 2021/01/13(水) 15:14:27
    俺の高校は比較的にまともな生徒が多かったが


    中には爆弾を作る奴やヤンキーに憧れて格闘技も喧嘩も強くないくせに


    やたらとヤンキーアピールしている痛々しい奴がいた

    デカくて謎の強キャラ感を醸し出していた俺は


    奴らにとっては得体の知れない恐怖を与えていたようで


    俺は奴らに呼びだされた



    ヤンキー「お前がライナー・ブラウンだな?」




    俺は漫画の展開のように複数人のヤンキーに囲まれて

    恐喝を受けた


    ライナー「だったらなんだよ?」


    俺は敢えて威圧感を出して返答した


    ヤンキー「お前さ。入学してからなんか調子に乗ってない?マジでウザイわ」


    ライナー「調子に乗ってないし。俺がお前らに何かしたか?」


    ヤンキー「その喋り方がムカつくんだよ」ドゴォン!!!


    ヤンキーのリーダー格の一人が俺を殴ってきた


    ライナー「はぁ。悪いな。俺も暇じゃないんだ」

    だが俺は190cmで90kgほどの体格だ

    体格差があれば階級下の人間の攻撃は急所に入らなければどうって事はない

    プロの格闘技の試合ですら体重を合わせて試合する

    こんなヤンキーに憧れているだけの弱いヒョロガリのパンチが効くはずなかった

    それに加えて俺は小学生から中学生まではフルコンタクト空手を習っていた

    厳密に言えば俺も素人ではないのだ


    ヤンキー「ちょ!!待てよ」

    ヤンキーの一人が引き止めようとするが、俺の方が力が強いのでそれを押し退けて


    歩みを進める


    ライナー「はぁ‥いい加減に」バキッ!!!

    今度は蹴りを繰り出してきた

    そして完全に油断していた俺は見事に顔面にクリーンヒットして、膝から地面に倒れてしまった




    ヤンキー複数人「!!!」



  4. 4 : : 2021/01/13(水) 15:23:48
    ライナー「ぐっ‥」

    見えない攻撃はプロでも効く

    ましてや体格の大きくて少し空手をかじったような俺ではかなりのダメージを受けてしまう


    ヤンキー「へっ!!なんだよ!!デカイだけで大した事ねぇじゃんかよ!!!」


    奴らはさっきの不意打ちで自信がついたのか、集団で俺を攻撃してきた


    ヤンキー「ビビって損したぜ!!!やっちまえ!!!」ドガアッ!!!

    俺は抵抗を試みるが多勢に無勢だ

    タイマンでは俺の方が強くても集団では流石に相手にならねぇ


    そういう理屈的な事もあったが

    何より動揺していたのは奴らが本当に殴り合いの喧嘩を仕掛けてきたことだ

    喧嘩といっても大抵は口喧嘩がメイン

    ある程度の年齢に達すれば喧嘩をする事がどれだけリスクがある事なのか承知している

    勝てば刑務所
    負ければ病院とはよく言ったものだ


    ヤンキー「はぁ‥はぁ‥」


    俺は油断はしていなかった

    常に誰かに襲われても戦う精神力があり

    それを実行に移す力があると自分自身の力を過信していた


    だが現実はどうか?

    ただ体格の良い、今はまともにトレーニングをしていないただの高校一年生では


    仮にヤンキーに憧れている口だけの奴ら複数人にもやられる始末だ


    女子高生「ねぇ見てみて」

    男子高校生「おっ、誰かやられてんな。とりま動画でも撮っておくか」

    野次馬が集まってきた

    そして他人事を良いことに楽しそうに傍観して、動画撮影までしている馬鹿までいる

    本当にどうしようもない奴らだな


    ヤンキー「オラオラ!!!俺たちは強いだろ!!!」


    ヤンキー達は集まってきたギャラリーに向けて鼓舞した

    そして野次馬共はそれに呼応する


    ヤンキー「これに懲りたら俺たちに‥」


    バキッ!!!!



  5. 5 : : 2021/01/13(水) 15:30:54
    ヤンキー「!?!?!?」ブクブク!!!


    全員「!?」


    ライナー「‥」スタスタ


    ヤンキー「う、嘘だろ‥お」バキッ!!!



    俺の中で何かが切れる音がした

    こんな事したら例えこの喧嘩に勝ったとしても、大変なことになるのは分かっていた


    理解しているつもりだった


    でもこの時の俺は口だけのコイツらと無惨にも一度はタコ殴りにされた自身への怒りで



    自分で自分を制御出来なかった



    ヤンキー「うわあああああ!!!!」ゴォン!!!


    さっきまでは謎の万能感で優越感に浸っていて、さっきまで簡単に倒せた大男が鬼の形相で向かってくる

    味方は既に何人もやられて

    人数はいたがこの瞬間は連携は何も取れていなかった



    ライナー「おおおおおおおおっ!!!!」グン!!!



    ヤンキー「かっ!!たずげ!!」グキッグキッ!!!


    俺は気づくと思いっきり首を絞めていた

    そしてコイツ以外は全員倒していた


    野次馬「おい!!あれはさすがにヤバいぞ!!」


    何人かが走り去り、大勢は動揺しているのかなんだがガヤガヤしていたな


    でもそんな事はどうでもいい

    俺はこの雑魚のくせに理不尽にリンチにしてきた連中






    全員に制裁を加えてやらねば!!





    体育教師「何をしている!!辞めんか!!!!」ガバッ!!!



    ライナー「ぐっ!!!」ドサッ!!!

    誰かが呼んできたのだろう


    俺は俺よりさらに体格が良くて柔道の強い先生に取り押さえられた




    ヤンキー複数人「」ブクブク!!




    体育教師「オイ‥これはいったいどういう状況だ」






  6. 6 : : 2021/01/13(水) 15:37:36
    それから俺は高校にある特別室に喧嘩を売ってきたヤンキー共とも連れてこられた


    体育教師「なるほど‥つまりお前らがブラウンに絡んだと?」


    ヤンキー「はい‥ムカついたんです‥コイツの存在が‥」

    ライナー「‥」


    何を言っている?腑が煮えくり返っているのは俺の方だと心の中で俺はこの時

    呟いた

    先生がいなければ俺は‥



    体育教師「暴力沙汰か。ここ最近の我が校では珍しいな。幸いお前らに大きな怪我はなかったが、俺がもう少し遅れていたらどうなっていた事か」


    体育教師「ブラウン。災難だったな」


    ライナー「いえ‥俺は大丈夫です。生まれつき心も身体も頑丈なので」


    体育教師「しかしゆっくり休むべきだ。君はもう帰ってもいい。」


    ヤンキー「お、俺たちは!?」


    体育教師「お前達はダメだ。親御さんを読んでいるから詳しい事情を説明した後にお前らの処遇は決まる」


    ヤンキー「え!?そんな!!!」


    体育教師「当たり前だ。暴力沙汰を起こしておいて何もないと思ったのか?少なくとも無期停学は免れないだろう」



    ヤンキー「‥」


    奴らもさすがに観念したのか


    何も反論する事はなく、ただ下を向いて体育教師の話を聞いていた


    そして俺は特別室を後にした


  7. 7 : : 2021/01/13(水) 15:49:21
    家に帰宅した俺は怒りのあまりに空手をやっていた時に購入したサンドバッグを殴りまくった

    怒りのままに


    ライナー「ふぅぅ!!ふうっ!!!」ドガアッ!!!ドガアッ!!!!




    患者モードになった俺は今までにないくらいに疲れてしまった






    それから俺は入学してからしばらく無気力症候群のような状態にあったが


    ヤンキー共に喧嘩を売られてから俺はより熱心に勉強と体力錬成に取り組むようになった


    それは危機感を抱いたのと、もうあんな社会のゴミどもと関わりたくないから


    優秀な人間になってやる

    そして馬鹿にしていた奴らを全員を見返してやる



    そういう気持ちだったのだと思う







    1ヶ月はその時の喧嘩騒動から経っていただろうか


    奴らは全員が停学を喰らっており

    高校には平和が戻っていた


    しかしこの時の俺は考え方が甘かった







    ライナー「ただいま‥!」


    俺は家に帰ってきた時に、生まれてから嗅いだことのない匂いに酩酊した

    とんでもない吐き気に襲われた


    ライナー「なんだ‥これは‥」スタスタ


    血だ‥いったい誰の‥



    ヤンキー「ようライナー‥遅かったな」ニヤリ



    そこにいたのは俺の両親と俺に喧嘩を売ってきたヤンキーの一人


    だが両親の身体は原型を留めていなかった



    ライナー「お前‥」


    俺は自分の身体が急速に熱くなっていくのを感じた

    喧嘩を売られた時以上の




    殺意



    ヤンキー「悪かったな」



    ライナー「あ?」



    ヤンキー「そう怒るなよ。落ち着け」



    ライナー「‥」



    奴の口調は恐ろしく冷静であったが


    何かおかしい事は明白だった


    ヤンキー「マジで悪かったな。本当はな。アイツらも一緒に来るはずだったんだ。でもな。俺がこの計画を話したらアイツらドン引きしちまってよ」


    ヤンキー「誰も俺の計画には乗って来なかったんだよ。でもよ。事件を起こしちまったらよ。奴らは俺のことをすぐに警察に通報するだろ。だから口を封じた。何も証言出来なければ何も残らない。俺が捕まる事はない」



    ヤンキー「‥と言っても‥この狭い世界で唯一の国だ。今は指紋とかで特定されちまうしそうなったらすぐに俺は捕まっちまうよな。アイツらをヤッた時にやっと気づいてよ。でも俺はこう思った」




    ヤンキー「未成年だから死刑にはならねぇじゃん」ニッコリ



    ライナー「‥」



    奴は不気味なほど無邪気に笑いやがった



  8. 8 : : 2021/01/13(水) 16:05:12
    ヤンキー「自分でもメチャクチャな事を言ってるのは分かるよ?でもさ、どんなに考えないようにしてもさ。お前の事が憎い憎い!!!!夜も眠れねぇから!!!」


    ヤンキー「お前の事だけを殺す!!殺せば楽になると思っている!!!思っていた!!!だがどうだ!?お前ができるだけ苦しんで死ぬようにお前の両親を惨殺しても満たされないんだよ!!!」


    ヤンキー「今日はてめぇの誕生日だったのか!?あ!?ケーキまで用意して仕事を早く切り上げて!!!さぞかし幸せな家庭だったんだろうなぁ!!!おい!!!」



    ヤンキー「もう‥俺は後には引き下がれないんだ‥殺しを実行に移した事は後悔はしている。でもな‥少しは充実感もあるんだ。へへ‥やっぱお前を殺せば‥俺のこのモヤモヤは綺麗に消しされるのかな?ねぇ?お前はどう思う」





    ライナー「今日は最悪の誕生日だ」




    ヤンキー「あぁ‥可哀想に‥それは誰が見てもそう思う‥」ドゴォン!!!!



    ライナー「!!!!!」バキッ!!!バキッ!!!ドゴォン!!!!



    俺は気づくと奴に飛びかかっていた


    ヤンキー「ぐはっ!!!??ごっ!!!!」ブン!!!!ザシュッ!!!




    奴のナイフの斬撃を食らったが、俺は構う事なく奴が動かなくなるまで



    雄叫びを上げて殴り



    殴り続けた




    ライナー「‥」ビチャビチャ




    ヤンキー「」グチャリ




    気づくと奴は別人に変わり果てていた



    警察官「こ、これは‥」


    あぁ、誰かが通報したんだな


    ライナー「」クルッ



    警察官「う、動くな!!!」ガチャ!!



    なんで銃を向けているんだ?俺は罪なき一般人


    あぁ‥こんな格好じゃ無理もないか



    ライナー「別に俺は暴れませんよ。俺の両親を殺したのはこの肉塊です。この肉塊は俺が殺しました」



    警察官「!‥取り敢えず‥手錠はかけさせてくれ。」ガチャガチャ



    ライナー「別に構いませんよ‥」スタスタ





  9. 9 : : 2021/01/13(水) 16:58:04
    その後のことはあんまり詳しく覚えていない

    俺は生まれて初めてパトカーに乗り


    警察署で事情聴取のようなものを受けて


    裁判にかけられていた


    被告人弁護側「被告人の行為は正当防衛であり、これまでの経緯から情状酌量の余地があると‥」



    俺の裁判なのに俺はまるで他人事のように感じていた


    アイツの言葉を聞くまでは


    俺に最初に喧嘩を売ってきたのはアイツ


    俺の両親を殺したのはアイツ


    アイツを殺したのは俺だ



    被害者の母親「あの子はとても良い子だったんです!!!それなのにあの男のせいで狂ってしまった!!!私の自慢の子供だったのに!!」



    何を言ってやがる?

    弱いくせに徒党を組んでヤンキーに憧れて素行不良だった奴が?

    奴の数少ない友達を惨殺したあげくに俺の両親を殺した


    殺人鬼のどこが良いやつなんだ?



    ライナー「ふざけるんじゃねぇぞ!!!!」ガタッ!!!



    全員「!!!!」


    俺はそれまで沈黙を貫き通していた


    だがあの狂った奴の狂った母親の言うことに我慢できなかった

    裁判官も奴の弁護側の弁護士も呆れて聞いていたので、俺は黙っておいたほうが


    裁判を有利に進められていたかもしれない

    だが俺にはそんな計算ができるほどの余裕など無かった



    ライナー「殺人を犯した奴のどこがいい子なんだ!?てめぇの理屈は全てクソで自分に都合の良いことだけしか喋らないだろ!!!てめぇの言い分は通らない!!!」



    狂った母親「あなたが我慢していれば!!!あなたが抵抗しなければあの子は!!!」



    ライナー「だから!!そこからおかしいだろうが!!!てめぇのクソ息子が全面的に悪いんだよ!!!俺は正当防衛だ!!!犯罪でも過剰防衛でもない!!!両親を殺されて冷静な判断が出来ると思っているのか!?」


    狂った母親「あんたが死んでいれば私の可愛い息子は死ななかった!!!!息子は未成年だから何人殺しても死刑にはならなかった!!!でもあんたは私の息子を殺したから死刑だ!!!死んで私の息子を殺した罪を償え!!!」



    ライナー「償うのはお前の方だろうが!!!あんな化け物を育てて何もお前に責任がないとでも!?おかしいのは全てお前達の方なんだよ!!誰がどう見てもなぁ!!!」



    あの狂った母親がおかしくて間違っていて悪いのは


    誰が見ても明白であった

    だがあの狂った母親は自分の息子を殺されて精神が壊れていた


    どうしても俺を死刑にしたかったんだろう


    だがどんなに俺が正しくても


    このような泥沼議論は勢いのあるほうが勝つ

    だがそれはあくまで俺とあの狂った母親の2人の間での話だ


    裁判はより公正に



    罪なき人が罰せられることなく




    裁判官「主文、被告人を無罪とする」



    ライナー「‥」



    狂った母親「!!!!!」




    当たり前だ

    だが俺も少しは緊張していた

    何故ならこの唯一国家のエルディア国には冤罪という許されない事例もあるからだ


    俺もこの裁判が本当に正当性のあるものなのか

    断言が出来なかった


    でも結果的にはあの狂った母親の思い通りにはならなかった


    俺の無実は証明された





    狂った母親「こうなったら!!!私が直接殺してやる!!!!」バタバタ!!!!



    警備員「コラ!!!やめるんだ!!!取り押さえろ!!!」ガバッ!!!!


    あの狂った母親は警備員にどこかに連行されていった

    当然だ

    あんな害虫は傍聴席にいる人にも害がある




    父親「‥」



    ライナー「‥」




    父親「ライナー・ブラウンくん‥こんな事言っても許されることではないのは分かっている‥だが言わせてくれ」




    ライナー「!」



    父親「私の息子が‥すまなかった‥失った命は戻ってこない。だが‥私は‥一生をかけてでも‥罪をあの子の代わりに償っていくつもりだ」



    父親「‥」スッ



    そういうと、あの狂った殺人鬼の父親は去っていった


    意外だった


    母親も息子も狂っていたから

    父親も同じだろうと勝手に思っていた




    俺はあの父親も狂っていてほしいと思っていた


    そうでないと本気でアイツらを恨めないからだ



    俺は何か‥複雑な心境に陥っていた




    そのあとに両親の生命保険だとか、家の清掃だとか色んな事をやって時間が過ぎていった



    担任の先生からは転校を進められた

    俺は無罪になったし、未成年だったからまだ全国各地に名前も公表はされていない

    だが俺の学校の人間は何があったのか知っている奴もいる
    そういう奴が1人でもいると今のこのネット社会
    広がるものだ

    あの狂った母親の何の正当性もない報復

    でも俺は転校しなかった


    これ以上あの家族に振り回されたくなかった
  10. 10 : : 2021/01/13(水) 17:16:57
    両親が死んで悲しかった

    でもそれでも前に進まないといけない

    いつまでも落ち込んでいても両親が生き返るわけでもない

    それでも俺はこの事を一生忘れる事はないだろう


    どんなに辛い事があっても耐えて生きていくしかない

    俺のような事件に巻き込まれて同じ悲しみや憎しみを背負って生きていくしかない人もいる

    でも全員が自殺するわけじゃないし


    俺以外にも頑張って生きていく人達がいるんだ




    俺は変わらずあの家に住むことにした

    1人では広かったと思うが

    あの家で頑張って生きて結果を残すことこそが

    あの狂った家族や俺に喧嘩を仕掛けてきた奴らへの最大の復讐になる


    今までは親に任せていた家事は当たり前だが一人で完璧にこなすようになった


    あんな事件があったからか


    俺はますます恐れられて高校では友達は一人も出来なかった



    だが、俺はその事件以来


    自分が強くなる事に全てを捧げた


    俺は総合格闘技のジムに通うことにした

    総合格闘技は一番喧嘩に似ていて
    実践的な強さを得るのに必要な格闘技だ

    そしてそれと同時に俺は剣道の道場にも通い始めた

    どんなに強い格闘家でも時にはナイフを持った一般人に怪我を負わされることもある

    だから武器の対応にも慣れておく必要がある

    また総合格闘技と剣道の他にも

    俺は自主的に坂ダッシュで走り込むことにした

    坂ダッシュは単純に体力作りになる

    そして戦いには時には逃げることも必要になる

    逃げる事は最大の護身術
    だから足が速くなる必要があった


    そんな強さへの探求をする日々だったので、当然勉強は疎かになってしまい

    成績はまた落ち込んでしまった

    赤点ばかり取っていたが

    高校の先生方は事情を知っていたためか

    赤点を取っても俺を落第させる事はなかった


    これには感謝している

    もちろん全員が優しくしてくれる訳じゃなかったが、高校の先生が良い人が多かったおかげで

    俺は勉強しなくても留年はしなかったし


    自分を守るための強さを追求する事ができた

    勉強はしなかったと言っても俺はよく考えて頭を使っていた

    サバイバルの本を読んだり、武器や武術に関する分析も沢山した


    高校3年間を全て強さに捧げた
    身も心も


    正直、俺も普通の生活がしたかった

    それでも、俺はそれが出来なかった


    あんな凄惨な事件を経験したのだ

    普通なら精神が壊れてしまってもおかしくない


    だが俺は奴らへの復讐心を糧に強さを磨いてきた

    そしてそれはすぐに結果に現れた



    俺は格闘技の練習では実戦もしなければと思い

    わざとヤンキーやチンピラに絡まれるようにして全て返り討ちにした

    アマチュアの大会ではあったが重量級のエルディア全国大会でも優勝するほどになった

    結果を出すことも強くなることもどうやら俺は生まれてからずっと好きだったようだ


    心の傷も少しはこれで癒えただろう


    あの事は忘れない

    でも格闘技の仲間ができて

    結果も出てきて俺は自分が少しずつ前に進めている実感があった


    過去は変えられない


    でも今の自分を変えて未来をより良い方向へと変える事はできる

    やる気があるなら以前の自分とは比べ物にならないほどの成長ができる


    俺は天国で見ている両親にこれ以上悲しい思いをさせたくない

    あの口だけの雑魚共や狂人共のニヤケ顔なんて想像したくもない

    だから俺は最大限の努力をして
    前に進み生きていく


    俺は何も間違ってない


    色々あったがやっと俺は正しい道へと進んでいける


    そう思っていた



  11. 11 : : 2021/01/13(水) 17:23:35
    高校の卒業式の日

    俺は勉強なんて一切してなかったのに

    留年することなく


    無事に卒業することができた

    友達は出来なかったし

    学校生活には何も良い思い出なんかない

    行事には全て不参加だった

    とてもこの平和ボケした連中とは同じ時間を共有して楽しめないと思っていたから


    それでも卒業式の日には何故か自分が普通の生活をしている日々を想像してしまい

    自然と涙が出ていた

    そんな俺はまた恐れられたがそんな事はもう気にならなかった


    卒業証書授与の時に

    校長先生から

    「頑張れ」


    と言われた

    他にも何か色々と諸先生達から言われていた様な気がする


    でも俺の心に響いたのはその単純な言葉だけだ






    そうだ


    どんなに辛い事があっても頑張るしかない


    俺は自殺する連中の思考回路が分からない


    俺は家族を失って普通の生活を失っても


    自殺という選択肢は思い浮かばなかった


    それどころか自殺そのものに物凄い嫌悪感がある


    どうして自ら死を選ぶのか?


    そんな事しても攻撃してきた奴らの思う壺だし


    大切な人がまだこの世に残っているなら


    その人達を悲しませるだけだ

    自殺することで解決できる事はない


    苦しみから解放される?


    残った人はさらに苦しむ事になるし


    狂人共を喜ばせるだけだ


    俺はこれからどんな事が起きようと



    自殺だけはしない







  12. 12 : : 2021/01/13(水) 18:22:22
    ー2年後(現在)ー



    ポルコ・ライナー「」ブロロ



    ライナー「すまないな。車の運転‥俺も車を持っていたら運転できたんだが」


    ポルコ「気にするな。それより兄貴達だ。」


    ライナー「あぁ‥」


    ポルコ「ありえねぇ‥あの真面目な兄貴が‥何日も連絡をよこさないなんて‥」



    コイツはポルコ・ガリアード
    同じ総合格闘技ジムの練習生だ
    ちなみに俺とポルコは同じ20歳だ


    ライナー「マルセル達の壮大なドッキリってわけではないよな?」


    マルセル・ガリアード
    ポルコの血の繋がった兄貴


    ポルコ「馬鹿いえ。ジム生全員で1週間も連絡しないなんて事はないだろ。」


    ライナー「まぁな‥マルセルとアニがそんな事するわけないよな」

    アニ・レオンハート
    150cm前半の軽量級の女だが技術だけなら俺よりもある
    普通に戦えば俺が負ける事はないが
    アニの技術指導のおかげで俺はここまで強くなれた


    ポルコ「ったく‥何やってるんだよ‥アイツら‥」


    俺とポルコ以外の総合格闘技ジムの練習生は全員が1週間以上連絡が取れない状況にある

    もしかしたら何らかの事件に巻き込まれたのかもしれない

    だから俺たち二人はポルコの車でみんなのGPSの通信が途切れた地点に向かっている


    ライナー「警察には通報したんだろ?」


    ポルコ「あぁ‥だがアイツらまともに取り合ってくれねぇ‥税金泥棒共め‥」

    警察は現行犯ならすぐに対応してくれるが、面倒ごと全てに迅速に対応してくれるわけではない

    昔、ストーカー行為に悩まされた奴が警察の対応が手遅れで事件に巻き込まれた事がある


    ライナー「確かに対応は遅いが‥現地の警察に相談すれば取り合ってくれるかもな」


    ポルコ「だといいが‥」

    俺たちは同じ大学に通っている
    3つある領域内のうち一番外側のマリア領域最南端にある都市だ

    俺はそこで育って格闘技のジムも剣道の道場もそこにある

    あの事件もそこで起きた


    俺たちが向かっている場所というのは、最南端マリア領域よりさらに南にある

    壁外領域と呼ばれている領域だ


    昔、巨大な壁があったことからマリアの外を壁外領域と呼んでいるそうだ

    壁外領域にも人は住んでいるし、国の設備も行き届いているが

    警察官や軍隊があまり配置されておらず
    非常に治安が悪いと聞いた事がある

    俺もポルコも実際には壁外領域には行ったことはない


    マルセル達練習生が壁外領域に行ったのは
    他のジム生との合同練習のためだ

    なんせ壁外領域のジムから合同練習を持ちかけられるのは稀だ

    未知の対戦相手との練習はいい刺激にもなるし、お互いの技術交換にもなる

    ジムのリーダーのマルセルは快く承諾したし、
    俺たちも特に気に留めていなかった

    だが今思えば少しは考えるべきだった


    ポルコ「流行病にさえ罹っていなければ‥もっと早くに探しに行けたんだが‥」


    ライナー「そうだな‥俺たち二人ともついてないよな」



  13. 13 : : 2021/01/13(水) 18:34:23
    ポルコ「着いたぞ‥ここだ」ガタッ!!!


    ライナー「ここが‥デカイ建物だな」


    ポルコ「あぁ‥だがボロい。‥送られてきた写真と全然違うじゃねぇか」

    ライナー「ネットの口コミも悪くはなかったんだが‥本当にここで合ってるのか?」


    ポルコ「ネットの口コミなんていくらでも捏造出来るからな」


    ポルコ「‥うん‥間違い無いぞ。‥人の気配はしないが‥練習生達はどこに行ったんだ?」


    ライナー「さぁな‥まずはこの建物か周辺の人に聞き込みだな」


    ポルコ「‥周辺って言っても人なんていねぇし、集落も見当たらない。建物があるのはここだけだ。」


    ライナー「なら、この建物からだな。GPSは?」


    ポルコ「反応はねぇが‥前に示していたのはここだ。よし‥行くぞ」ガチャ



    俺とポルコは護身用に持ってきた武器を取り出す

    ポルコは親から盗ん‥借りてきた猟銃

    俺は真剣


    ポルコ「ライナー‥これも持っとけ」スッ


    ライナー「これは‥拳銃か?どうやって手に入れた?」


    ポルコ「手に入れたわけじゃない。俺が作ったんだ」


    ライナー「拳銃を作っただと!?」


    ポルコ「工学の技術が多少あれば、設計図さえ有れば誰でも作れる。拳銃の構造自体は難しいものじゃ無い」


    ポルコ「あとこれも。ペットボトル爆弾だ」


    ライナー「お前‥」

    ポルコ「はっ‥俺はお前と違って器用だからな。爆弾作るくらいはどうって事ねぇよ」


    ライナー「‥」


    ポルコ「お前も察していると思うが兄貴達は事件に巻き込まれた可能性が高い。この装備ですら足りないくらいだ‥なんせ総合格闘技で国内でも実績を残している練習生全員が音信不通になるくらいだからな」


    ライナー「そうだな‥」



    ポルコ「あと‥」


    ライナー「ん?」



    ポルコ「俺がお前より弱いのは才能の差じゃねぇよ。お前は高校生の時期に格闘技に全て注ぎ込んだ。俺が始めたのは大学生になってから。お前と同じ年数やっていればとっくにお前なんか超えている。分かったな?」


    ライナー「そうだな‥って‥急にどうしたんだ?」



    ポルコ「‥言える間に言っておかないと‥と思ってな。」


    ライナー「‥」



    ポルコ「油断するんじゃねぇぞ?」


    ライナー「当たり前だ‥こういう非常事態には慣れている」スタスタ


    ポルコ「ふん‥調査開始と行くか‥」スタスタ



  14. 14 : : 2021/01/13(水) 19:00:31
    バリーン!!!!!


    ライナー・ポルコ「ー?!!!?」バッ!!!

    ガラスの割れる音
    窓から人が飛び出してきた!?


    謎の男「うっいー‥イテテ‥」ムクリ


    ポルコ「おい‥大丈夫か?」


    ライナー「なんで窓から飛び出してきた?」


    謎の男「いやーゴキブリが出ましてね〜。びっくりして外まで逃げようとしたんですよ。」


    謎の男は身体中にガラスの破片が刺さっていて出血もしているが、痛そうな素振りはない


    ライナー「‥お前‥病院に行った方がいいぞ」


    謎の男「ん?あー俺は大丈夫っすよ!!それより待ちくたびれましたよ〜。やっと来たんですか」


    ポルコ「‥お前‥まさか」


    謎の男「えぇ〜そうです。合同合宿の約束をした‥」ザシュッ!!!!



    ライナー「くっ!!!」


    ポルコ「おい!!ライナー!?」



    謎の男「あちゃ〜もう気づかれちゃいましたかぁ〜」ズズッ!!!


    切られた箇所から蒸気が‥身体が再生している



    謎の男「ジムのお仲間を探しに来たんでしょ?ほら、ここにいますよ!!!」バッ!!!


    ライナー・ポルコ「!?」


    奴は勢いよく服を破いて半裸になった

    奴の胴体には俺たちのジムの仲間の顔がいくつも張り付いていた

    それがとても作り物には見えなかった
    妙な生々しさがあった

    謎の男「安心してくださいよ‥他の皆さんも仲良く‥」ドシュ!!!!


    ポルコ「ふざけるんじゃねぇぞぉ!!!!」ドォン!!!!

    ポルコは猟銃を発破した
    心臓に命中したが‥


    謎の男「人の話は最後まで聞きましょうねぇ〜」ダッ!!!!


    ライナー「ふんっ!!!」ザシュッ!!!



    謎の男「ぐっ!!!!」ビシャァ!!!!



    ポルコ「すまん!!助かった!!!」ジャキン!!!



    ライナー「ポルコ!!!猟銃は使うな!!それはまだ取っておけ!!!」


    ポルコ「!!!」スッ!!


    謎の男「‥」ズズッ!!!



    ライナー「腕と心臓とは違って頭部の再生は遅いな。そこが弱点なんだろ?」


    謎の男「さぁ‥どうでしょうね?」


    ライナー「お前如きに猟銃を何発も打ち込むのは勿体ない。お前は真剣で十分に対処可能だ」



    謎の男「舐められたものですね‥そう簡単には行きませんよ?」ダッ!!!!


    ポルコ(速い‥それになんで身体が再生するんだ?そんな事‥現実に起こり得ることなのか?)スチャ!!!


    ライナー(確かに速いが‥)ダッ!!!!



    謎の男「なっ!??」ザシュッ!!!!ブシャァ!!!!


    ライナー「対処できない動きではない‥」スチャ!!!!


    謎の男(き、斬られた!?人間に!?この‥)ボロッ!!!


    ポルコ「身体が蒸発していく‥殺したのか?」


    ライナー「あぁ‥恐らくな」


    ポルコ「おい!!!死ぬ前に答えろ!!!俺たちの仲間はどこにやった!?他にもたくさんいただろ!?」


    謎の男「‥そんな事‥素直に教えるわけがないだろ?‥低脳め‥」


    ポルコ「なんだと!?」

    ライナー「ポルコ‥よせ。まだ奴は完全に死んでいない。不用意に近づくな」


    謎の男「お前‥俺の弱点をすぐに特定したし‥動きも人間にしては悪く無かった‥だがな‥」


    謎の男「これからお前らは死ぬほど後悔する‥それこそ‥生まれた事を後悔するほどに‥ここに来た事を後悔する‥」



    謎の男「せいぜい‥苦しんで死ね‥これから先‥俺のように簡単に‥」ボロッ


    バリーン!!!!ドガァ!!!!!




    ポルコ「おいおい‥またかよ!!!」



  15. 15 : : 2021/01/13(水) 19:09:17
    ライナー達のジムの仲間「」ゾロゾロ

    玄関から出てきたか‥俺たちを待っていたのか?


    ライナー「‥お前らどうしてそんなに殺気を丸出しなんだ?」


    ジムの仲間「あ?どうしてそう思うんだ?」


    ライナー「‥俺はあの事件以来‥何度も危険な目に遭ってきた‥お前らと潜ってきた場数が違うんだ」


    ジムの仲間「そういうところが!!!ムカつくんだよ!!!!」

    ポルコ「お前ら‥」


    ジムの仲間2「俺もだ‥お前らには分からないだろうな‥才能のない奴らの苦悩が!!!!」ダッ!!!



    ライナー「くっ!!ポルコ!!!伏せろ!!!」ポイッ!!!


    ジムの仲間達「!!!!!」


    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!





    ライナー「オイオイ‥これペットボトル爆弾の威力じゃないだろ‥」


    ポルコ「まぁ‥念のために火薬をたくさん詰め込んだからな‥」



    ジムの仲間「うっぐ‥」ビチャビチャ


    ライナー「お前が一番近くで爆発を食らったのに、お前だけが生き残った。でもかなりダメージを食らったようだ。さっき俺が殺した男より再生速度が落ちているな」


    ジムの仲間「何がいいたい?」


    ライナー「再生能力には個人差がありそうだな?他の奴らは正気を失っているように見えた‥再生能力の差は正気を保つ事か?」


    ジムの仲間「‥」



    ポルコ「トム‥何があったんだ?誰かに無理やり従わされてんのか?だったら安心しろ。俺たちが‥」




    トム「だから!!!そういうところがムカつくって言ってるだろうがぁ!!!!!」


    ライナー「‥」


  16. 16 : : 2021/01/13(水) 19:45:24
    トム「生まれつき体格に恵まれて!!!どんな逆境にも負けないメンタル!!!」


    トム「それに加えて環境にも恵まれて、格闘技の才能もあった!!!飲み込みも早かった!!!俺は幼稚園児からやっていたのに!!!」


    トム「お前らには‥すぐに追い越された‥どれだけ嫉妬したと思う?どんな思いでどれだけ練習してきたのかお前らにはわかるか?」


    ポルコ「トム‥」



    トム「お前らはドーピングに反対していたが、俺はそうは思わなかったね!!!強くなれる可能性があるなら何でも使うべきだ!!!正々堂々?ドーピング使ったら負けると思っていたから、反対していたのか!?」



    トム「弱者には強者と違って選択肢が狭いし、選ぶ権利もねぇんだよ!!手段に迷ってる時間もねぇ!!!どれだけ犠牲にしようと全て使えるもんは使う!!!」



    ライナー「ドーピングはダメだ。そういうルールだからな」


    ライナー「それと才能ある奴に嫉妬してるだって?俺が才能があるように見えるか?」


    トム「は?」


    ライナー「確かに俺は体格にも恵まれているし、格闘技の才能はあるかもしれない。だが俺より才能ある奴なんて腐るほどこの国にはいるぞ」


    ライナー「それでも俺は腐る事は無かったし、それを原動力にして努力してきたつもりだ。お前だって今まではそうだったはずだ」



    ポルコ「その通りだトム。お前は直向きに努力してきたはずだ。それは格闘技だけじゃねぇ。それなのに‥いったいどうしちまったんだ?」


    ポルコ「この1週間で何があった?奴らに何をされた‥?」


    トム「‥」ビチッ!!!!


    ライナー(再生が完了したようだな‥)スチャ!!


    トム「俺は‥俺からしたら‥お前らも才能があって、とてもじゃないがそう簡単には及ばない‥だから‥」



    トム「俺はお前達が‥羨ましかった‥俺もそうなりたかった‥」


    ライナー「なれるさ。誰にでも可能性はある。その心意気があれば可能性は十分だ。トム‥お前はまだやり直せる。教えてくれるか?何があったのか」


    トム「いいや‥俺はやり直せない‥もう‥手遅れなんだ‥一度‥」ゴハッ!!!!ベチャ!!!



    ポルコ「血が!!!」



    トム「寄るんじゃねぇ!!!!俺に構うな!!!」



    ポルコ「トム!!!やっぱりお前誰かに無理やり!!!!」



    トム「違う‥支配とか‥従うとか‥そんなレベルじゃない‥」


    ライナー「なんだ‥どういう事だ?」


    トム「自分の中にある欲望が抑えられなくなる‥それに‥元からないはずのものが‥まるで昔から存在していたような錯覚に‥」



    ポルコ「‥昔から存在していたような錯覚に?‥」




    トム「!!!!!!!」ドシャァ!!!!!パァン!!!!



    ポルコ「!?‥頭が弾け飛んだ!?」



    ライナー(このタイミングで‥偶然とは思えない‥やはりこれは何らかの特別な力が作用してるな‥)



    ライナー「ポルコ。警察に通報しろ。手遅れになる前に応援を呼んでおきたい」


    ポルコ「あぁ?だが‥」


    ライナー「人が死んでいるだろう?さすがにこれなら対応してくれるだろ」


    ポルコ「殺したのは俺たちだぞ?」


    ライナー「トムやあの男は正気を失って攻撃してきた。俺たちのは正当防衛だ。それにトムを殺したのは俺たちじゃない」


    ポルコ「そんな事言ったところでどうやって信じてもらえる?」



    ライナー「それはこの建物を調査して色々と暴いていくしかないだろ。そうすればさすがに警察も認めざるを得ない」




    ポルコ「しかし‥」



    ライナー「安心しろ。確かに警察の対応がザルな所はあるが、いざって時には頼りになる。」


    ライナー「それに罠だっての分かってるが、もう引き返せないだろ。」



    ライナー「仲間がやられたんだからよ」ビキッ!!!



    ポルコ「あぁ‥そうだな」スタスタ




  17. 17 : : 2021/01/13(水) 21:54:25
    ー数十分後ー



    ライナー・ポルコ「‥」スタスタ



    ライナー「なぁ‥数が少なすぎないか?」スタスタ


    ポルコ「そうだな‥建物に入る前に‥トム達6人‥それからこの建物に入ってからは‥3人だけか?」スタスタ


    ライナー「そうだな‥しかも俺たちのジムの練習生は俺たち2人を除いても48人‥全然数が足りない‥」スタスタ


    ポルコ「‥まさかこの建物以外にも敵のアジトがあるとか?‥それとも隠し通路や地下施設でもあるって言うのか?」スタスタ


    ライナー「さぁな‥その可能性は捨て切れないが‥それにしても拍子抜けだ‥いや‥嵐の前の静けさと言うべきか‥」ピタッ!!!



    ガタガタガタ!!!!!ゴォッ!!!!



    ポルコ「これは!?建物全体が揺れている!?どうなっている!?」ガタッ!!!!



    ライナー(まさかここまで誘導されていたのか‥それでここまで到達したから‥仕掛けが発動したのか!?)ガタッ!!!!



    ゴォッゴォッ!!!!グイーン!!!!



    ポルコ「なんだ!?壁が迫ってきている‥あれじゃまるで‥生き物‥」ガッ!!!



    ライナー「ポルコ!!!一旦退くぞ!!!」ダッ!!!!


    グゥワン!!!!ギュイイイィン!!!!!




    ライナー(なんだ‥俺たちを圧死させようとしているのか!?どんどん壁が迫ってくる‥このままこれが止まらなければ‥いずれは‥)ダッ!!!!



    ポルコ「ライナー!!!このままじゃ潰される!!!外に逃げるぞ!!!!」ポイッ!!!



    ライナー「!!!」バッ!!!



    ポルコ「離れてろ!!!窓を吹き飛ばす!!!お前はあの迫ってきている壁に!!!!」バッ!!!




    ライナー「了解だ!!!」ポイッ!!!



    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!


    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!






    ポルコ「よし!!!逃げ‥!?」



    ライナー(馬鹿な!?あれだけの爆発の威力で壁を破壊できないだと!?ありえん!!!‥いや‥)



    ライナー「これは‥!!!」



    ポルコ「壁が脈を打ってやがる‥まさか生きているのか!?この建物が!!!」



    ズズッ!!!!グイーン!!!!!



    ライナー(迫ってきていた壁も修復されたようだ‥爆弾も残り少ない上に一つだけでは大した効果はない‥ならば‥)



    ライナー「ポルコ!!!もう爆弾全てを使うしかないぞ!!!!」カチン!!!


    ポルコ「だな!!!こうなったら複数の爆弾の共鳴爆発で全て吹き飛ばすしかねぇ!!!」カチン!!!



    グイーン!!!!ゴォッ!!!!



    ライナー(こちらの意図を読んでいるかのような壁の動き‥これは建物全体が生物として捉えた方がいいな‥)


    ライナー(なるほど‥やはり罠だった‥しかも建物内部に罠があることは予測できたが‥まさか建物全体が罠だったとは‥)




    ポルコ「ライナー!!!さすがに距離をかなり取らないとヤバいぞ!!!」ダッ!!!!



    ライナー「分かってる!!!!」ダッ!!!!





    ポルコ(吹き飛べ!!!!)バッ!!!!


    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!

    ズドォォオオオオオオオオオトオオオオオオ!!!!!


    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!



    ライナー・ポルコ「ぐっ!!!!!???」




    ライナー(迫ってきた壁が少し後退して動きが止まっている‥やはり動きは連動している‥痛覚まであるのか‥)




    ポルコ「ライナー急げ!!!壁が塞がろうとしている!!!!」ダッ!!!! 




    ライナー「ああっ!!!!」ダッ!!!!



  18. 18 : : 2021/01/13(水) 22:12:54
    ポルコ「うっしゃぁ!!!!ざま!!!!」ゴロゴロ!!!!!



    ライナー「はぁ‥はぁ‥なんとか外には出れたな」ムクリ!!!


    ポルコ「しかしマズイぞ‥何の成果も‥」



    パトカー「」ブォォン!!!!!


    ライナー「あれは‥」


    警察官「通報をしたのは君たちか?」バタン!!!



    ポルコ「えぇ‥人がたくさん死んでいます‥行方不明の人も‥」



    警察官「‥これは詳しく話を聞く必要があるな」


    ゴォッ!!!!ドシュ!!!!ドシュ!!!



    警察官「な、なんだこれは!?」



    ポルコ(地面から触手!?まさか建物の外や地下にも根を張っていたのか!?)バッ!!!


    ライナー「気をつけてください!!!これは人に襲ってきます!!!!」バッ!!!!



    警察官「くそっ‥配属初日からとんだ災難だな‥」ドン!!!ドン!!!!



    触手「!!!!」ドシュ!!!ドシュ!!!




    ライナー(激しく舞い踊るような動きをしていた触手に完璧に撃ち込んだ!!!?)バッ!!!



    警察官「ここでは話も出来ない!!!パトカーに乗れ!!!話は後だ!!!」ダッ!!!!




    ポルコ「くそっ!!!絶対にやり返してやるからなぁ!!!覚えておけ!!!」ダッ!!!!




    ライナー「2人とも乗りました!!!早く出してください!!!」バタン!!!



    警察官「くそっ!!!」ガチガチ!!!


    ポルコ「どうしたんですか!?早くしないと‥」ガタガタ!!!!


    ライナー(車体が空中に‥浮いて‥)ググググ!!!!



    警察官「どうなっている!?ハンドルがビクとも‥」ギュルン!!!!


    警察官「くそっ!!!なんだこれは!!!身体に巻きつく‥」ガチン!!!!



    ライナー(まさか‥既にパトカーまでも‥取り込んだのか!!!?)ガシッ!!!!



    ポルコ「ライナー!!!これは!!!?どうなっている!!!!!???」ギチギチ!!!!




    ライナー(動けん‥完全に拘束されている‥くそっ!!!なんとしてもこの忌々しい触手を引き剥がさなくては‥真剣を‥)ググググ!!!!




    警察官「あがが!!!ぐあぁぁぁぁぁぁぁぉぁっ!!!!!」グキ!!!グキッ!!!



    ポルコ「だ、大丈夫ですか!?」ギチッ!!!!





    ???「さっきの地面からの触手はハッタリ‥まずは敵の移動手段を制圧‥逃走経路の遮断‥常套手段だろ?」



    ライナー・警察官・ポルコ「!?」



    ライナー(なんだ!?この声はどこから‥)



    ???「よく粘ったとは思うけど、ここまでだよ。もう君たちは逃げられない。」





    ライナー「ぐおおおおおおおおっ!!!!ガアッ!!!!!」バチバチッ!!!!



    ???「!?」(素手で触手を強引に引きちぎった!?)



    ライナー「ポルコ!!!!」ザシュッ!!!!ザンッ!!!!←真剣


    ポルコ「おらっ!!!!あっ!!!」ドン!!!ドン!!!ドン!!!!←拳銃発砲



    ???「ちっ!!!」ドシュ!!!ドシュ!!!



    ライナー「大丈夫ですか!?外に出ますよ!!!」ザシュッ!!!



    警察官「すまない‥助かった」バン!!!!





    ???「うわー。ゴリラ過ぎてドン引きだわ〜。普通その拘束触手引き剥がせないでしょ。わざと軽く拘束していたけど、そこは捕まっておく流れだろ〜空気読めよ」





    ライナー(なんとか脱出できた‥!!‥パトカーに大量の人間の顔が表出している‥あれで発声していたのか‥)


    ポルコ(あれはどう見ても生物だが‥建物だけでなく‥さっきまで普通に走っていたパトカーまで取り込んでしまうのか‥)





    ライナー「俺たちの車が近くにあります!!!それで逃げ‥」



    警察官「泣けるぜ」スチャ





  19. 19 : : 2021/01/13(水) 22:25:33
    ドン!!!!ドン!!!!!



    ライナー「!?」ドシュ!!!!


    ポルコ「え?」ガクンッ!!!!



    警察官「足を撃った。これでもう逃げられない安心しろ。殺しはしない」



    ライナー「‥あんたも仲間だったのか?」



    警察官「そうだ。見事にお前らは騙されたな。いくら強くても所詮はガキだな」



    警察官「武器を持っていたとはいえ、たった2人でベルトルトに勝てるわけないだろ」



    ライナー「‥ベルトルト?」




    ベルトルト「やっほ!!!」スタスタ




    ポルコ「アニ!?兄貴!!!!!」



    アニ・マルセル「‥」スタスタ



    ライナー(3人が急に‥どこから出てきた‥あの真ん中のノッポがベルトルトなのか?)




    警察官「ベルトルト。役目は果たしたぞ。俺は通常業務に戻る。事情の知らない者に怪しまれたら困るからな」



    ベルトルト「うん、もう行っていいよ。それに本当は最初から僕1人だけでも簡単にこの2人程度なら拘束できたからね」スタスタ



    ライナー「何者なんだ‥アニとマルセルに何をした!!」




    ベルトルト「ん?彼らは自ら僕の仲間になってくれたんだよ。格闘技の技術指導をしてあげたら意気投合したんだ」ニッコリ



    ポルコ「そんな見え透いた嘘通じると思うか!?2人を元に元に戻しやがれ!!!」



    アニ「」ドォ!!!!



    ポルコ「!!!!???」ドゴオン!!!!



    ライナー「ポルコ!!!!くっ!!!アニ!!!目を覚ませ!!!」



    アニ「何を言ってるんだい?私はとっくに目覚めているよ」スッ!!!シュ!!!



    ライナー「ぐっ!!!」(ダメだ‥足が‥)ドクドク!!!



    アニ「あんたこそ目を覚ましたら?この状況でまだ抵抗しようとしてるとか‥笑えるんだけど」



    マルセル「アニの言う通りだぜライナー。潔く負けを認めろ。どうやってもこの状況からの逆転はあり得ない」



    ベルトルト「ハハハ!!!君の仲間って結構毒舌なんだね!!!なんだか君達を見てると面白いな!!!」



    ライナー「お前が2人を洗脳しているのか?」



    ベルトルト「洗脳?そんなレベルの低い芸当ではないよ?」



    ライナー「なんだと?」



  20. 20 : : 2021/01/13(水) 22:41:07
    ベルトルト「僕の能力の説明の前に身体を治してあげるよ。アドレナリンが出て痛みに鈍感になっていても、痛いもんは痛いからね。」ドン!!!!



    ポルコ・ライナー「!!!!!」ドシュ!!!!



    ライナー(奴の身体から‥触手が‥刺さって‥!?)ドクン!!!



    ベルトルト「僕の細胞を少し分けてあげているんだ。そうすれば少しくらいの傷なら完治するようになる」



    ポルコ「馬鹿め‥これでてめぇをタコ殴りにしてやれる!!!」ダッ!!!!



    アニ・マルセル「!」



    ポルコ「俺を治した事を後悔しろ!!!」ブォォン!!!!



    ライナー「ポルコ!!!!」



    ポルコ「んんん!!!?がっ!!!」ボキッ!!!!



    ベルトルト「すごいね君。フラグ回収速度ハンパないね〜」



    ライナー(いくらなんでも速すぎる‥反射速度と威力が人間のものではない!!!)



    ポルコ「」ビクビク!!!



    ベルトルト「安心しなよ。大切な仲間だから、殺しはしない。でも‥躾のなってない奴には‥」ガシッ!!!


    ポルコ「!!!」



    ベルトルト「分からせてやる必要があるよね?」ギロッ



    ポルコ(な、なんだ!!!震えが!!)ゾクゾク!!!!



    ベルトルト「その反応は至って普通だよ。君の本能は分かっているんだよ。生物として僕と君とでは天と地ほど差があるとね」ビチッ!!!




    ライナー「!!!???」ビチッ!!!ビリッ!!!




    ベルトルト(さて、話をしようか。君とならまともに話が出来そうだから。あ、言い忘れていたけどこれは君の脳内に直接特殊な電波を使って話しかけているんだ)ビリッ!!!



    ライナー(なにっ!?)ビリッ!!!



    ベルトルト(だから安心して。この会話は僕と君だけの秘密にできるから)ビリッ!!!!




    ライナー(何故そんなことを‥普通に話せばいいだろ?)ビリッ!!!


    ベルトルト(普通に話したらアニとマルセルにも会話が聞こえちゃうじゃないか)ビリッ!!!


    ベルトルト(この話は彼らにも話していないからね。彼らを悲しませるのは嫌なんだ。大切な仲間だからね)ビリッ!!!!


    ライナー(仲間だと?ふざけているのか?)ビリッ!!!


    ベルトルト(ふざけてなんかないさ。僕もアニとマルセルもお互いに大事な仲間だと思っている。もちろん2人は君とあのポルコとかいう人も大事な仲間だと思っているよ)ビリッ!!!!


    ライナー(は?)ビリッ!!!


    ベルトルト(君たち2人を攻撃するのは、僕の方が大事な仲間で僕のお願いの方が大事だからさ。別に君のことが嫌いだから攻撃するわけじゃないんだよ)ビリッ!!!



    ライナー(回りくどい話し方はやめろ!!!分かるように説明しろ!!!)ビリッ!!!!



    ベルトルト(簡単な話さ)ビリッ!!!



  21. 21 : : 2021/01/13(水) 22:59:31
    ベルトルト(僕は自分の強い生命力のある細胞を他者に分け与えることができる。それが生物だろうが、生物じゃなくても関係ない)ビリッ!!!


    ベルトルト(パトカーやさっきのあの建物のようにある程度の大きさで物体としてこの世に存在するなら、僕の細胞で取り込んで僕の体の一部にする事ができる)ビリッ!!!!



    ライナー(やっぱり洗脳じゃないか‥)ビリッ!!!


    ベルトルト(違うんだよな。洗脳だったら精神力が強い人や元から変人の人だったり特殊な人なら洗脳を解くことができちゃうんだ。だから僕は洗脳はやらない)ビリッ!!!


    ベルトルト(その代わりに僕が仲間にしたいと思う人間の脳を作り替える。そうする事で元の記憶を保存したまま、僕が昔から仲間だったと刷り込ませる事ができるんだ)ビリッ!!!!



    ライナー(だったらてめぇを殺して、アニやマルセルからてめぇの細胞を全て取り除いてやる!!!)ビリッ!!!

    ベルトルト(無理だよ。僕を殺したら全ての僕の細胞は消えるけど、そうすると僕と完璧にリンクして仲間になった人間は確実に死ぬことになる)ビリッ!!!!



    ライナー(それはハッタリか?)ビリッ!!!


    ベルトルト(ハッタリなんかじゃないさ。よく考えてみたら分かる話なんだけど、普通の人間は脳を再生する事はできない。分かる?僕は元の脳を破壊して、僕好みの脳を僕の細胞で新しく作り上げる。もちろん脳だけじゃなくて、その人の体質によって全身の細胞を弄るけどね)ビリッ!!!


    ベルトルト(つまり僕の細胞を体から全て取り除くということは身体の臓器殆どを切除しなければいけない。いくら再生能力が向上していてもそうなれば身体は耐えられない。)ビリッ!!!



    ベルトルト(分かるかい?僕に脳を破壊されて作り替えられた時点でその人間は見た目や考えは同じでも、もう別人になっているのさ。)ビリッ!!!



    ベルトルト(特に僕の細胞は中枢神経に密着しているから、そこを破壊されればいくらお馬鹿な君でもどうなるか分かるだろ?無理なんだよ。僕の仲間になってしまった時点で前の人格と身体は死ぬんだ。いいじゃないか?僕の仲間として新しい人生を歩む事ができるんだからさ)ビリッ!!!!




    ライナー「ふざけんじゃねぇぞ!!!」バチバチッ!!!!ブチッ!!!!!



    ベルトルト「うっ!!!???」(強制的に会話を遮断された!?)ビリッ!!!



    アニ・マルセル「ぐっ!!!」ビリビリ!!!!



    ポルコ「な、なんだ!?」ヨロッ!!!



    ベルトルト(電波が放電している‥アニとマルセルにも悪影響を与えている‥これはうかうかしてられないな‥)ビュン!!!←触手



    ベルトルト(さっさと脳を破壊して人格を再構築した方が良さそうだ!!!!)ブォォン!!!



    ライナー「ぬうっ!!!」ガシッ!!!!



    ベルトルト(馬鹿な!?この速度の触手を受け止めるだと!?)ググググ!!!ググググ!!!!



    ベルトルト(それに‥なんて力なんだ!!!この僕が押されている!!!!!)ギチギチ!!!




    ポルコ「ガラ空きだ」ドン!!!ドン!!!ドン!!!



    ベルトルト「!?!!???」ブシャァ!!!ドスドス!!!ボトッ!!!



    ポルコ「へへっ‥至近距離で発砲してやったぞ‥これなら‥」ドスッ!!!!



    ベルトルト「‥」




    ライナー「!!!」



    ポルコ「え‥」ビシャ!!!!



    ライナー(触手が心臓を貫いて‥)


  22. 22 : : 2021/01/13(水) 23:16:09
    ベルトルト「僕はね。仲間が欲しいんだ。でもね。誰でも仲間にするわけじゃないんだ。仲間になるには僕の出す条件に合格しないといけない」



    ポルコ「がっ‥‥あっ‥」ドサッ!!!



    ベルトルト「分かるかい?人間ってのは生まれた時から役割が与えられているんだ。僕のために働いてくれる優秀な仲間が欲しいんだ。だから僕の足を引っ張る奴はいらないんだよ」



    ポルコ「‥」ドクドク!!!




    マルセル「ポルコ‥残念だ。お前もベルトルトの仲間になれると信じていたのに‥」



    アニ「仕方ない。弱い奴は淘汰されるんだ。」




    ベルトルト「君みたいなチンピラは僕の仲間には相応しくない。分かるだろ?」ザシュッ!!!!



    ライナー「よしっ!!!!」ズサァ!!!!




    アニ「ベルトルト!!!!」



    マルセル「ライナー!!!!てめぇ!!!!」



    ベルトルト「」ビキビキビキ!!!ズシュ!!!


    ライナー「!?‥頭が再生‥」



    ベルトルト「君‥良い腕だね。今のは完全にやられたよ」ドゴオン!!!!



    ライナー「ぐっ!!!!」ヨロッ!!!



    ベルトルト「うん。さっきは驚いてしまったけど、やっぱ‥」バキッ!!!!



    ライナー「ぬあっ!!!」ザシュッ!!!ザシュッ!!!!!



    ベルトルト「なにっ!?」ビシャ!!!



    ライナー「頭がダメなら!!!全身を切り刻む!!!!」ブォォン!!!!




    アニ「ベルトルト!!!今助け‥」バキッ!!!




    マルセル「アニ!!!お前!!!」



    ポルコ「兄貴‥」



    マルセル「なんでまだ生きているんだよ‥ベルトルトの仲間でもないのに!!!!」ダッ!!!!



    ポルコ「頼むからいつもの兄貴に戻ってくれよ!!!!」ガシッ!!!!



    マルセル「離せ!!!」バタバタ!!!






    ベルトルト「ちっ!!!」(ポルコとかいう男も普通に動いている‥しかも心臓が再生している‥どう言う事だ!?)ポタポタ



    ライナー「うおおおおっ!!!」ブン!!!



    ベルトルト(まだ脳を破壊して再構築はしてない‥だから再生能力は向上してない‥さっきの傷を修復するだけの細胞しか分け与えてないはず‥それなのに‥この2人は‥)ザシュッ!!!!ビシャ!!!!




    ライナー「ふっ!!!!」ザシュッ!!!ザン!!!!



    ベルトルト(この男‥大振りに見せかけて多数のフェイントを織り交ぜている‥油断して攻撃すると思わぬ反撃を喰らうことになる‥戦闘の基礎が出来ている‥)ビュン!!!!



    ライナー「‥お前が頭部を切断しても死なない理由が分かったぞ」



    ベルトルト「‥」


    ライナー「斬撃して損傷した部位から脳みそのようなものが露出していたのを一瞬見えた。それを全て破壊すればさすがのお前でも死ぬんじゃないか?」



    ベルトルト「そうだね‥でも君のその真剣じゃ僕の脳みそは全て破壊できないよ。その前に再生するからね。」


    ベルトルト「ちなみに言っておくけどさっき使っていた爆弾の共鳴爆発でも僕は死なないからね。さすがに核爆弾には耐えられないけどね。でも核爆弾を使うのは現実的じゃない」


    ベルトルト「エルディア国も僕1人を殺すのに核爆弾を使うわけにはいかないだろうし、使うとしても最終手段だろう。それに僕の存在はまだ政府にはバレてないからね」



    ライナー「そんな事はどうでもいい。お前を倒せればな」スチャ!!!!



    ベルトルト「ん?」


  23. 23 : : 2021/01/13(水) 23:30:41
    ライナー「俺は何でも試すしかないんだ。この分野に関しては全くの無知だからな」ブシャァ!!!ベト!!!



    ベルトルト(自傷行為‥気でも狂ったのかな?)



    ライナー「行くぞ!!!」ダッ!!!!



    ベルトルト(分からない奴だなぁ。このまま続けていれば再生能力の高い僕が勝つんだよ。スタミナ勝負では分が悪いのは君の‥)ザシュッ!!!!



    ライナー「」ニヤリ



    ベルトルト「!!!!????」ジジ!!!!



    ベルトルト(なんだこれは!?再生が阻害されている!?どうなっている!?ライナーの血が‥)



    ライナー「」ビチビチ!!!!



    ベルトルト(さっきの傷はもう再生している‥やはり間違いない‥ライナーの血が僕の細胞の再生能力を阻害する作用がある‥何故だ?)



    ライナー「」ブン!!!ブォォン!!!



    ベルトルト(そうか‥おそらく‥)チラッ





    マルセル「ぐっ!!!!」



    ポルコ「もうやめろ!!!殺したくないんだ!!!」ダッ!!!!




    ベルトルト(ライナーだけじゃない‥ポルコもライナーも‥僕の少量の細胞で体質が変化して、身体能力と再生能力が異常に高くなった‥)ビシャ!!!!



    ベルトルト(これは元から特殊な体質だったんだろうが‥きっかけは間違いなく僕の回復のために与えた少量の細胞だ‥だって‥あの警察が足を撃った時は2人とも再生はしていなかったからね‥)ビシャ!!!ジジ!!!!ジジ!!!!



    ライナー(さっき少し俺の返り血を浴びた時‥再生が遅くなったように見えたが‥間違いじゃなかった!!!イケる!!!!このまま押し切る!!!)ブォォン!!!!ブン!!!!



    ベルトルト(これはこのまま攻撃され続ければガス欠を起こすのは僕の方かもしれない‥こうなったら触手を‥)




    ライナー「させん!!!」ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザン!!!!



    ベルトルト「ぐっ!!!」(触手を表出させる動作をさせないつもりか!?先程までの動作でもう僕の動きは読まれている!!!)


    ベルトルト(それにライナーは短期決戦が得意‥‥僕は長期戦で相手をスタミナ切れにする戦法‥戦い方の差が出始めている)



    ベルトルト(それにさっきよりも効率的に僕の内部の脳を攻撃するようになってきた‥戦いへの順応が速い‥これは‥敵に回したくないタイプだな)ザシュッ!!!!!




    マルセル「ぐはっ!!!!」ドサッ!!!




    ポルコ「兄貴‥もう終わりだ」スチャ!!!



    ベルトルト(あちらはもう決着が‥さすがに2人同時で襲われたら‥)ズバァ!!!!



    ライナー「よそ見するな!!!!お前の相手は俺だろうが!!!!」ブン!!!!





    ベルトルト「‥」ダッ!!!!





    ライナー(速度を上げた!?戦い方が変化する!!!)ダッ!!!!





    ベルトルト「仕方ないね‥これは‥」バッ!!!!




    ライナー「ポルコ!!!!」ダッ!!!!



    ポルコ「!?」バッ!!!!



  24. 24 : : 2021/01/14(木) 14:50:58
    ベルトルト「ちっ!!!」(背後からの奇襲を避けられた‥)


    ライナー「ポルコ!!」ダッ!!!!



    ポルコ「このクソ野郎が!!!」ドン!!!ドン!!!!


    ベルトルト「ぐっ!!!」ビジュ!!!ドシュ!!!!



    ライナー「よしっ!!!」(チャンスだ!!!マルセルとアニはもう動けない!!!2人で一気にベルトルトを叩く!!!)ブォォン!!!





    ライナーの再生阻害の血液の付着した真剣


    ポルコの猟銃による銃撃




    慢心して体力を余計に消耗していた僕は



    この時に生命の危機に瀕していた



    ベルトルト「!」ユラッ!!!



    死ぬかもしれないという瀬戸際なのに



    この時の僕は穏やかに時間が過ぎていくのを感じていた


    マルセル「〜〜!!!!」バッ!!!




    マルセルは僕を心配して何かを訴えかけているようだが僕にはよく聞こえなかった



    何故ならこの2人の動きが酷く止まって見えたからだ


    そしてそれは余裕だからではない





    この瞬間に僕は生まれて初めて感じる死の恐怖をトリガーとして





    走馬灯を見ていた




  25. 25 : : 2021/01/14(木) 14:57:52
    僕は世界で唯一の国


    エルディア国中心部のシーナ領域に生まれ育った


    大昔は貴族や王族や議会の人間だけが住む


    特別な土地だったらしい


    その名残なのか


    今でもシーナ領域は富裕層の暮らす都市となっていた


    今はお金持ちや権力者を上級国民と呼ぶ風潮がある

    上級国民は犯罪を犯しても軽く済む場合があり


    死亡事故を起こしても逮捕されなくて
    厳罰化もされないという特権があり

    下級国民よりも遥かに優遇されていた


    僕はその富裕層の中でもより恵まれた家庭に生命を授かった



    僕はそれだけではなくあらゆる分野の才能にも恵まれて


    何かに困った事はなかった



    でもそれは表面上での話だ


    僕のフーバー家は普通の上級国民よりもさらに強い権力を保有していた


    そして僕は身体能力や頭脳

    あらゆる芸事を小さい頃から習わされて


    模範人間だった


    ボディガードもいたし


    僕の機嫌を少しでも損ねれば何かされるかもしれないと思われていたのだろうか?




    つまり僕は友達が出来なかった



  26. 26 : : 2021/01/14(木) 15:03:39
    表面上での上辺だけの付き合いはたくさんあった


    金魚の糞のように付き纏う奴らもいたが


    僕は心底それが鬱陶しいと思っていた


    それなら一人でいた方がマシだと


    過剰なまでの護衛も


    巨大な防護壁のあった豪邸も



    何もかも僕には障壁にしか感じなかった





    父親「凄いな。ベルトルト。また100点か〜。しかもちゃんと自分の力で取れた。偉いぞ」



    ベルトルト「ありがとう」ニコリ



    僕の父親は僕にはとにかく優しかった



    暴力を振るわれた事もないし


    何でも買ってくれた



    母親「学校の先生からベルトルトくんは学業も部活動も大変優秀な成績を残してると褒められていたわ。それに周りの御友人からの評価も高い。あなたは自慢の息子だわ」



    父親「あぁそうだな。これならフーバー家も安泰だな!!」



    ベルトルト「任せてよ。僕がこの家を継いでみせる」



    父親「おおっ!!その粋だ。小遣いをあげよう。これで好きなものでも何でも買ってきなさい」スッ



    ベルトルト「うん、ありがとう」ニコリ




    僕の両親は本当に優しかった



    側から見れば



    とても幸せな家族に見えるかもしれない



    でも




    僕は両親の本性を知っている




  27. 27 : : 2021/01/14(木) 15:11:21
    ???「やぁ、フーバーさん」



    父親「これはこれは。プリーさん。‥先日は大変でしたな」



    プリー「あぁ。何の能力もない下級国民が煩いが、私はこうして何の後ろめたさもなく空の下を歩いておる」



    父親「しかしとんだ災難でしたな。あなたはただレストランに急いでいただけなのに。」



    プリー「その通りじゃ。あれは避けなかった下級国民共が悪い。そのくせに私の悪口をネットに書き込む輩が多い。私の家の画像や私に関するネット記事には圧力をかけて編集出来ないようにしておいた」



    プリー「家には護衛も増員しておる。もし‥私の屋敷に踏み入る愚か者がいれば‥射殺を許可している」



    父親「相変わらず用意周到ですな」ニコリ




    ベルトルト「‥」


    母親「ベルトルト。人は生まれながらに平等ではないのよ。命の重さには個人差があり、私たち一人の命は下級国民何十人分もの価値がある」




    母親「私たち上級国民の一族はね。才能があって必死に努力して、お国のために貢献してきた選ばれた一族なのよ。だから優遇されるし、幸せな暮らしができるのよ」ニッコリ





    ベルトルト「うん。もちらん分かっているよ。僕来週のテストのために勉強してくるね」スタスタ




    母親「素晴らしいわ。その調子で頑張りなさい。あなたの今の頑張りは将来をより良いものにしていくわ」




    ベルトルト「‥」スタスタ



    僕の両親は大勢の下級国民を見下す



    自分達上級国民と下級国民では



    命の重さが違うと見下す



    何をしても許されるのだと慢心している





  28. 28 : : 2021/01/14(木) 15:26:58
    ベルトルト「‥」バタン!!!



    僕は運動にも勉強にも熱心に取り組んだ




    そうしないと両親に処分されるからだ




    今はエルディア国内でもトップクラスの成績を誇り


    あらゆる部活でも助っ人として呼ばれる



    引っ張り凧のような存在だ




    でも僕は知っている



    人間は慢心していればどんなに優秀な人がであっても落ちぶれる




    努力し続けた方が強い



    両親や親戚や僕の友達のフリをした人間は



    下級国民を見下すが




    時として弱者と強者の立場は簡単に入れ替わる事がある



    その地位に胡座をかいていればいつか足元を掬われる日が訪れる



    そして僕が優秀じゃなくなった時



    それは死を意味する




    あの両親の子供は僕一人だけではない



    この家のベルトルト・フーバー僕一人




    だがシーナ各地に点在するフーバー家には



    ベルトルトはたくさん存在する



    僕も何人のベルトルトがいるのか正確な数は把握していない



    だが一つだけ確実な事がある



    これはたまたま家政婦や護衛の話を聞いたことから、知り得た情報だ




    ベルトルト・フーバーはシーナ各地のフーバー家に存在して、最優秀のベルトルト・フーバーだけが生き残るらしい




    つまりベルトルト・フーバーのクローンを大量生産して


    その選別に生き残った一人だけが



    将来を獲得する事ができる




    どうやら僕の両親というのも血の繋がったものではないらしく



    元々は優秀な人間同士の遺伝子から
    あらゆる遺伝子操作や肉体改造手術を受けて
    創造されたのが僕たちベルトルト・フーバーだ



    僕がオリジナルなのかクローンなのかは分からない



    でも両親や周りの評価から察するに、どうやら僕はベルトルト・フーバーの中でも



    優秀な方らしい



    そして同じ改造手術を受けたクローンといっても全てが同じスペックになるわけでなく




    それには個体差が生じるらしい



    だから僕たちは小さい頃から英才教育を受けて



    より強く優秀なベルトルト・フーバーになるように人格的にも育成される


    それはベルトルト・フーバーだけでなく


    他の上位の上級国民も同じようなシステムで優秀な子供を作り上げているという


    詳しい話は聞けないし、どのくらいベルトルト・フーバーのような人間がいるのか


    そのシステムを実行している家族がいるのかは知らない



    でも上級国民の中でも上位の権力を保有している家系はそのシステムの生き残りの末裔だと聞く


    僕はたまたまこの事実を知っただけだから



    もしかしたら他のベルトルトは知らないのかもしれない




    そんな事実を知っているからなのか





    この上級国民の模範人間人生も空虚なものとしか感じなかった



    でもそれで努力を怠ると僕は廃棄される





    僕はこの人生には嫌気が刺していたけど



    死にたくなかった




    自分の運命は自分で変えて見せる




    だからこそ生き残る必要がある




  29. 29 : : 2021/01/14(木) 15:34:54
    それから僕は高校生になるまではあらゆる試練に乗り越えて



    なんとか生き残り、シーナ内部の高校に進学する事ができた



    この時の僕はまだ肉体の再生能力も
    自分の細胞を分け与える事もできない




    普通の人間だった





    ベルトルト「」ドスッ!!!





    父親「ぐはっ!!!!ベルトルト‥?‥な、何を‥」ドサッ!!!




    母親「な、何をしているの!?」



    ベルトルト「さぁね?」スタスタ




    母親「や、やめなさい!!!誰が今まで育ててあげたと思っているの!?あなたは!!!」ドスッ!!!




    ベルトルト「ごめん‥もうその声すら聞きたくないから‥黙って欲しいな」ブシャァ!!!






    僕は高校生まで生き残った



    つまりそれはベルトルト・フーバーの数も廃棄されて少なくなってきたということ



    いや、ベルトルト・フーバーはもう僕だけになっていたのかもしれない




    このままいつも通りに生活をしていれば約束された未来が待っていたのに




    今まではやっていたのに、僕は約束された未来を自分の手で放棄した




    両親を刺殺することによって





    護衛「!!!」バタン!!!




    執事「旦那様!!!奥様!!!そんな!!!」バタン!!!!




    ベルトルト「‥」クルッ




    護衛・執事「!?」ゾクッ!!!





    ベルトルト「!!!!!」ダッ!!!!!




    僕は部屋に入ってきた執事と護衛も惨殺した




    ベルトルト「はぁ‥はぁ‥」ビチャビチャ!!!





    僕は誰かと喧嘩をした事もなかった




    だからこの時に




    僕は生まれて初めて自分が強い事を知った




    だが考えてみれば当然だったかもしれない



    自分でもあらゆる潜在能力を秘めていることを自覚していたのだから




  30. 30 : : 2021/01/14(木) 15:44:05
    何故両親を惨殺して執事と護衛まで殺したのか




    それは僕自身‥今となっても分からない



    でも高校入学前から僕はスリルを味わうために



    変装して万引きや強盗を繰り返していた




    ストレスだったのか?



    その経験から僕は犯罪に対する罪悪感など消えていたのかもしれない


    いや、環境のせいでモラルなんてものは自覚がないだけで


    僕にも他の上級国民のように無かったのかもしれない



    僕は数人を瞬殺して優越感に浸っていた




    ベルトルト「ぐはっ!!!!」ドサッ!!!




    僕の屋敷にいた人間を皆殺しにしようと思ったのだが


    さすがにナイフだけでは護衛を殺し切る事は出来なかった





    護衛「‥了解‥処分が確定したようだ」



    ベルトルト(そうか‥僕も廃棄処分か‥まぁ‥親殺しの罪は上級国民の中でも重い‥当然の結果だな)






    そこに私設の軍隊が突入してきた




    ???「ごきげんよう」スタスタ




    ベルトルト「君は!?」バッ!!!






    それはベルトルト・フーバーだった





    もう一人のベルトルト「いやーバカな事してくれて助かったよ。君は優秀なベルトルト・フーバーを演じていたけど、化けの皮が剥がれたようだ」




    ベルトルト「何を‥言っているんだ?」




    もう一人のベルトルト「僕の正体を真っ先に聞かないという事は‥君もベルトルト・フーバー選抜計画の事を知っていたんだね」



    ベルトルト「‥僕の場合はたまたま聞いただけだよ‥」


    もう一人のベルトルト「聞いたのではなく盗み聞きだろ?フーバー家の連中がそれを君に教えるわけがない。もし教えたなら仮に親役であっても死刑は免れないからね。」




    ベルトルト「‥君も知っていたのか?」



    もう一人のベルトルト「いや、僕はさっき知ったばかりだよ」



    ベルトルト「‥何?」





  31. 31 : : 2021/01/14(木) 16:07:17
    もう一人のベルトルト「君が両親を殺してくれたおかげで、僕は唯一のベルトルト・フーバーになる事が出来たんだ」



    ベルトルト「!‥そうか‥もう君と僕だけになっていたのか」



    もう一人のベルトルト「何を勘違いしているのかな?君は存在していないんだから、ベルトルトは僕だけだよ?」ニヤリ



    ベルトルト「殺すなら殺せ。‥僕はこの絶望的な状況から逃げられると思ってないし、もうどうでもいいんだ」



    ベルトルト「疲れたんだ」




    もう一人のベルトルト「いいや。残念だけど君は殺さない。代わりに強制収容所に連行するけどね」



    ベルトルト「‥は?」




    もう一人のベルトルト「君は歴代の上級国民の選別者の中でも最優秀だったらしい。そして僕は君に次いで優秀だった。だからこの早い段階で僕にも真実が教えられた」



    もう一人のベルトルト「つまり君は殺すには惜しい人材ということだ。まだ利用価値があるんだろうね。でもそんな事は関係ないよ」



    もう一人のベルトルト「最終的に使えると判断されたベルトルトは僕なんだからさ」ニヤリ





    ベルトルト「なるほど‥実験にでも使われるのか?」



    もう一人のベルトルト「さぁね?僕も詳しいことは分からないけど、今までのような天国な暮らしにはもう戻れないよ。利用価値がないと判断されたらすぐにでも殺されるだろうね。」





    軍隊「」スチャ!!!




    なるほどまだ未来があるのか



    さっきはもうどうでもいいと強がりを言ったが




    まだ生き残る道があるならそれに賭けてみるのも有りだ



    今までは天国でヌクヌクと育ってきた



    今度は地獄で場数を踏む





    ベルトルト「いいだろう‥やってやるよ‥そして君をその座から引きずり下ろしてやる‥」スタスタ




    もう一人のベルトルト「そんな都合の良い未来は永遠に来ないよ‥さようなら‥ベルトルト」ニッコリ






  32. 32 : : 2021/01/14(木) 16:23:13
    僕は強制収容所に15歳から18歳になるまで



    過ごした



    そこでの暮らしは地獄だった


    厳しい時間スケジュール


    自由時間はあったが僕は全てを努力に費やした



    ここでは高校までの勉強ではなく政治や社会の仕組みについて徹底的に教えられて

    毎週のように大きなテストがある


    そして当たり前のように過酷な体力訓練や戦闘訓練も受けさせられた



    幅広い能力を育てるのではなく



    出来ない者をふるい落とすための試験の連続



    遊んでいる暇はなかった



    他の人がどんな理由でこの強制収容所に連れてこられたのか


    そんな事はどうでもいいし


    雑談している暇など無かった



    自分が生き残るのに精一杯





    僕は3年




    生き延びた




    普通は一年保つことなく廃棄されて




    人がどんどん入れ替わる



    でも僕は3年も生き延びた



    そしてその強制収容所でも最優秀の成績を収めた




    だが卒業などあるはずがなく



    三年経っても同じようにふるい落とすような日々の繰り返し




    そんな環境にいたら気は狂うものだ



    ベルトルト「!!!!」ドシュ!!!!





    警備員「脱走者を確保‥足を撃った‥どうする?」ザザッ!!!←無線




    僕は脱走を図ったが捕まってしまった




    警備員「悪いな。怪我をしたから体力訓練は無しだが、勉学訓練には通常通り出てもらう。怪我の手当が終わればすぐに再開だ」




    警備員「罰則はない。ただし成績を落とすような事があればすぐに死刑だ。いいな?」




    3年も優秀な成績を収めたのに



    何も見返りがない




    また同じ日常を繰り返す事になる




    この時





    僕の中で何かが爆発した






    ベルトルト「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」バキバキバキ!!!!




    警備員「どうなっている!?身体が‥再生している!?」



    警備員2「改造手術の副作用か!?構うな!!!撃ち殺せ!!!」ドンドン!!!!




    警備員3「やはりお前は失敗作だったな!!!」ドンドン!!!!!




    失敗作?




    何を言っているんだ?





    警備員3人「!!????!!!!?」ドシャァ!!!ブシャァ!!!!ボドボド!!!





    僕は今




    こんなにも気分がいいのに?





    ベルトルト「フッハッハッハッ!!!!なんだこれは!!!!最高の気分だ!!!親を殺した時以上の快感だ!!!!」ゾクゾク!!!!




    2年前の18歳




    強制収容所の脱走を図った日に




    僕はこの特別な力に目覚めた






    そして強制収容所の人間は全て僕の仲間にしてやった


    下手に反抗すれば本家に報告されてしまう



    殺した警備員の死体は僕が残さず食べて




    他は脳を破壊して脳を再構築してやった





    上には僕は射殺されたと報告するように警備員に指示した






    僕が死んだという事にしておいたほうが




    都合が良いからだ







  33. 33 : : 2021/01/14(木) 16:34:19
    ーベルトルトの回想終了ー




    ライナー「」ブォォン!!!!!



    ポルコ「」スチャ!!!!



    ベルトルト(僕はあの時の経験から人は生命の危機に瀕すると爆発的な力を発揮することを理解した)シュン!!!!ゴォ!!!!



    ライナー・ポルコ「!?」




    ベルトルト(本来ならこの二人程度なら簡単に捻り殺せた‥でも僕は油断して遊びすぎた結果‥ここまで追い詰められることになってしまった)ガシッ!!!!




    アニ・マルセル「!!!???」グギッ!!!ググググ!!!!!




    ポルコ「何をしている!!!よせ!!!」ドンドン!!!ドン!!!!






    ベルトルト(僕はどんなに使えない人間でも、一度仲間にしたなら簡単には殺さない‥役目を全うするまで使う‥無闇な殺しはしない)グッ!!!







    ベルトルト(ましてやアニやマルセルのような優秀な仲間は絶対に自らの手で殺しはしない‥でも僕が死にそうならば話は別だ‥)





    アニ・マルセル「!?」ブシャァ!!!!パァン!!!!!





    ライナー「アニ!!!!」



    ポルコ「兄貴!!!!」




    ライナー「このっ!!!!」ブン!!!!!





    ベルトルト(この二人の内部に内包してあった僕の細胞を吸収‥そうすれば体力は回復する‥)ドクン!!!!




    ライナー「何っ!?」ガキンッ!!!(真剣が折られた!?だと‥!?)





    ズドドドドドドド!!!!!!バゴォン!!!!!!






    ポルコ「くそっ!!!また地面から触手が!!!!」ドン!!!ドン!!!








    ベルトルト「ライナー!!!!ポルコ!!!!君たちのおかげで僕は大事な事に気づかされたよ!!!!」ボゴォ!!!!





    ライナー「待て!!!逃げるな!!!!くそっ!!!!」





    ベルトルト(体力は回復したけどこれ以上はリスクを冒さない‥ここは戦略的撤退だ‥それに収穫が無かったわけじゃない‥)ズズスッ!!!!





    ポルコ「アイツ!!!!触手で地面に潜りやがったぞ!!!」ドン!!!!



    ライナー「無駄だ!!!!ポルコ!!!車に乗れ!!!!逃げるぞ!!!!触手が来る!!!!」ダッ!!!!






    ポルコ「くそっ!!!くそがあっ!!!!ああっ!!!!」ダッ!!!!!





    ズドドドドドドド!!!!
    ズドドドドドドド!!!!!!!





    ポルコ「早く出しやがれ!!!!追いつかれるぞぉ!!!!!」バタン!!!!




    ライナー「ああっ!!!!」ブォォン!!!!ギュイイイィン!!!!!!





  34. 34 : : 2021/01/14(木) 17:05:19
    ポルコ「‥」




    ライナー「ポルコ‥」




    ポルコ「大丈夫だ‥俺は‥」




    ライナー「そ、そうか‥」




    兄貴




    大切な人はいつまでも一緒にいてくれると




    死なないで生きてくれると思ってしまう




    そんな事はないのに




    大切な人を亡くして苦しんでいる人はいるのに




    人間はそう都合の良いように解釈してしまう






    ポルコ「あの‥ベルトルトとかいうノッポのクソ野郎‥許さない‥」




    ライナー「‥」




    ポルコ「アイツは絶対に俺が殺してやる‥兄貴やジムの仲間の無念は晴らす‥」ググググ!!!




    ライナー「安心しろ‥俺も同じ気持ちだ」




    ポルコ「だが警察や大学の奴らに言ってもどうせ信じてもらえないぞ‥」




    ライナー「そうだな‥」


    ポルコ「俺たち2人だけで奴を殺すにはかなり無理がある‥用意できる武器にも限度があるからな‥」




    ライナー「あぁ‥アレは訓練された軍隊でもキツいぞ‥」



    ポルコ「‥そうだ。武器も人数も全然足りない。どうすりゃいい‥ネットでベルトルトの被害者を募って、組織でも作るか?」




    ライナー「それも良い案だ‥実行に移しても良いだろう‥」



    ポルコ「だがどうする?‥どうやって集める?」




    ライナー「それに関しては提案がある。これならきっと上手くいく‥」





    ポルコ「あ?何かあるのか?言ってみろよ」



    ライナー「お前ももう気付いているだろうが‥俺たち2人はベルトルトの回復細胞をきっかけに‥身体能力と再生能力が異常なまでに向上している‥」



    ポルコ「え?」




    ライナー「え?」




    ポルコ「いや‥すまん‥気付いたなかった‥あの時は無我夢中でアイツを殺す事だけに集中していたからな‥」



    ライナー「そうか‥」



    ポルコ「て、てめぇ!!!馬鹿にしやがったな!!!あの異常事態で冷静に行動できてるお前の方がおかしいんだよ!?わかるか?」




    ライナー「あぁ‥そうだな」




    ポルコ(コイツ‥いつかぜってぇ殺してやる)




    ライナー「奴を殺すためにはこの能力が鍵になると思う‥」



    ポルコ「まぁ‥化け物には同じ化け物の力で対抗した方がいいよな。」



    ライナー「これを利用してベルトルトの被害に遭った‥協力してくれる奴を探そう」



    ポルコ「ん?お前アホなのか?こんな能力を大勢の前で公開したら、国の秘密組織みたいな奴らに捕まって研究されまくるぞ?‥まぁこれは憶測でしかないが当たってると思うぜ」



    ライナー「あぁ‥公にするのはダメだろう」



    ポルコ「じゃあどうするんだ?分かるように話せ」



    ライナー「その前に‥まずはベルトルトから得た情報を共有する必要があるだろう‥」




  35. 35 : : 2021/01/14(木) 17:22:50
    ー13日後 シーナ領域 フーバー家ー




    もう1人のベルトルト「‥」スラスラ




    バタン




    もう1人のベルトルト「おい‥勉強中だから入って来るなって‥!?」



    ベルトルト「やぁ、久しぶりだね」スタスタ




    もう1人のベルトルト「ありえない‥なんで‥お前が生きている?」



    もう1人のベルトルト「お前は死んだと報告があったはず‥」



    ベルトルト「何をそんなに怯えているんだい?」



    もう1人のベルトルト「う、うるさい‥」




    ベルトルト「随分と楽しそうな生活をしているね。‥無事にシーナ大学には入学出来たんだ。良かったじゃないか。」ニッコリ




    もう1人のベルトルト「僕を‥殺しに来たのか?」



    ベルトルト「違うよ。僕は君に何もしない。少し話をしようじゃないか」スタスタ




    もう1人のベルトルト「‥」ガタッ!!



    ベルトルト「まぁ‥そう緊張しないで‥座りなよ」




    もう1人のベルトルト(何が狙いだ‥武器は持っているようには見えないが‥)ガタッ!




    ベルトルト「ふふふ‥まさかこんな日が来るとはね」




    もう1人のベルトルト(安心しろ‥非常ボタンは常にポケットに入れてあるし‥護身術も高校生から習い始めた‥)




    もう1人のベルトルト(万が一‥コイツがナイフか何かで襲ってきても、今の僕なら余裕で対処できる‥そうだ‥ただの話じゃないか)





    もう1人のベルトルト(コイツが満足するまで聞いてあげようじゃないか‥立場はこっちが有利なんだ‥気持ちよく話し終えた後は‥気持ちよく逝ってもらう)





    ベルトルト「君って仲間はいるかい?」




    もう1人のベルトルト「は?」




    ベルトルト「心の底から信頼できる仲間は居るのかって聞いているんだよ」




    もう1人のベルトルト「‥僕に媚を売って来る人間なら‥」



    ベルトルト「質問の答えになってないよ。ちゃんと答えてよ」




    もう1人のベルトルト「‥信頼できる仲間はいない。家の人間も友達だと言ってくる奴らも‥心の中では上級国民である僕を恐れているんだ‥」




    もう1人のベルトルト「正直‥普通の人間の暮らしに憧れることもある。でも僕は選別に生き残り上級国民としての人生が確立された。もう後戻りはできないし、生まれは誰にも変えられない。自分が好きな家族の家に生まれる事は出来ない」




    もう1人のベルトルト「ここまで来たら‥もうやるしか無いんだよ。」




    ベルトルト「そうだよね。僕も昔はそう思っていた」



    ベルトルト「でもそれは違った。結局‥やる気の問題なんだよ」




    もう1人のベルトルト「やる気?」




    ベルトルト「まぁ‥僕の場合は奇跡が何度も起きて結果的に上手く行っただけかもしれない。でも最初から決めつけずに、敷かれたレールを壊したから、僕はこうして自由になれたんだ」



    ベルトルト「信頼できる仲間もできた‥そう思っていた」




    もう1人のベルトルト「‥お前がどうやって強制収容所から脱出して‥追っ手を退いたのかは知りたくも無い。だが‥それもこれまでだ」ポチッ!!!






    ヴィーン!!!!




    ベルトルト「‥」




    もう1人のベルトルト「覚えているだろ?これは僕の危険を知らせる非常ボタンだ。もうすぐに護衛が駆けつけて、お前は今度は確実に息の根を止められる」




    もう1人のベルトルト「僕のことなんて忘れて‥生きていれば死なずに済んだかもしれないのに‥まぁ‥それでもいつかは限界が来ると思うけどね」





    護衛複数人「」ザザッ!!!!!





    ベルトルト「‥」




    もう1人のベルトルト「さぁ‥ゲームオーバーだよ。今度こそさようなら‥ベルトルト」






  36. 36 : : 2021/01/14(木) 23:03:23
    護衛複数人「」スチャ!!!!!



    もう1人のベルトルト「さぁ!!!やれぇ!!どうした!?」



    ベルトルト「分からないのかい?銃を向けられているのは君なんだよ?」



    もう1人のベルトルト「お前たち‥何をやっているんだ?僕はこの家の‥」



    ベルトルト「この家の人間は少し前にみんな‥君以外は僕の手駒になった」



    もう1人のベルトルト「な、何を訳の分からないことを‥妄想と大概にしておけ!!!馬鹿な冗談はやめろ!!!」



    ベルトルト「妄想でも冗談でもないよ。現実から目を背けてはダメだよ。」ブチッ!!!



    もう1人のベルトルト「!!!!」



    ベルトルト「驚いたかい?僕は強制収容所から脱走しようとした時に‥殺されかけて‥この能力に目覚めた。この触手で人間の脳を一度破壊して僕の細胞で脳を再構築する。そうすればもう二度と元の人格に戻る事はない」




    もう1人のベルトルト「馬鹿な‥ありえない‥」



    ベルトルト「‥この力を見た人間は必ずそういうよ‥常識が破壊されるのが怖いんだろうね。でもこれは夢なんかじゃない。紛れもない現実なんだよ?」




    もう1人のベルトルト「くそっ!!!」ダッ!!!!




    ドゴォン!!!!!!




    もう1人のベルトルト「!!???」ドサッ!!!!



    ベルトルト「殴った君の方が怪我をして驚いたかい?僕の特殊な能力は肉体の強度も向上させるんだ。君みたいなヒョロガリが素手で殴ればそりゃ怪我もするよ」




    もう1人のベルトルト「‥ああっ‥あ‥」ヨロッ!!!




    ベルトルト「さすがに生への執着は物凄いな。僕に及ばなかったとは言え、ここまで生き残っただけはある。」ビュン!!!!




    もう1人のベルトルト「ぐっ!!!??」ドスッ!!!




    ベルトルト「君と会うまでは君のことは殺さないで僕の操り人形として一生操ってあげるつもりだった‥でもやっぱりそれはやめた」




    ベルトルト「君は僕が食べてあげる」ズズズ!!!!



    もう1人のベルトルト「や!やめろ!!!助けてくれぇ!!!!」バタバタ!!!!




    ベルトルト「無駄だよ。誰も助けには来ない。」ズンッ!!!!




    もう1人のベルトルト「ああっ‥やだ‥助けて‥」グシャ!!!!






  37. 37 : : 2021/01/14(木) 23:16:28
    ベルトルト「僕はね‥君も可哀想な被害者なんだと思うよ‥でも君も僕もここに生きている時点で沢山の人間を蹂躙してきた」



    もう1人のベルトルト「あががっ!!!」ビキビキ!!!




    ベルトルト「こうなっても仕方ないよね?」




    もう1人のベルトルト「お、お前の‥目的は‥なんだ?‥こんなことして‥何になる?」ググググ!!!!!




    ベルトルト「僕の目的‥か」



    ベルトルト「信頼できる仲間を作ることだな。だから僕はこの力を使って仲間をたくさん拵えてきた。」



    ベルトルト「僕は君たち上級国民と同類とは思われたく無かったし、だから壁外領域に自分の拠点を作ってそこで仲間を作った」



    ベルトルト「肉体的にも精神的にも優秀な総合格闘技ジムの人間を喰らい‥そしてその中でも優れた人間を僕の仲間にした。」



    ベルトルト「でもね‥僕は気づいたんだ。彼らは僕を助けてくれるし、寄り添ってくれる。でも、何か違った。仲間ってこんなもんじゃない」




    もう1人のベルトルト「お前は‥何を‥言っている‥?」




    ベルトルト「まぁ‥話は最後まで聞きなよ。本当の仲間ってのはイエスマンばかり集めるものじゃないと気づいたんだ」



    ベルトルト「そうじゃないとお互いに信頼できない。衝突が必要なんじゃないかと‥それがなければ本物の仲間にはなれない‥」



    ベルトルト「僕は偽物の友達と両親しか居なかった‥だからそれに気づかなかったんだ‥やっぱり環境によって考え方が毒されていたんだ」






    ベルトルト「だからね‥」ニヤリ




    もう1人のベルトルト「!!」ビキビキ!!!!





    ベルトルト「僕は‥ライナーとポルコと殺し合って‥本当の絆を深めあって‥そうすれば」




    ベルトルト「憎しみ合い殺し合う事ができるライナーとポルコなら‥本物の仲間になれるんじゃないかって思ったんだ!!!!!」




    ベルトルト「ここの家の人間は仲間ではなく‥偽物の仲間‥僕の表の顔を成り立たせるための手駒でしかない」



    ベルトルト「でもそういう偽物の仲間も必要なんだよ。使える物は使う。自分からは捨てない。要らなくなったら捨てればいいだけ。利用できる間はとことん利用するまで」



    ベルトルト「この絶対的な力を持っている僕でも‥国の軍隊が本気で殺しに来ればひとたまりも無い‥だから裏と表の顔を使い分ける必要があるんだ。そしてそれにはやはり君は邪魔だ」





    もう1人のベルトルト「ぐはっ!!!」(どうやって僕を食べるのかは知らないが‥必ず‥隙ができる筈だ‥その時が)





    ベルトルト(残念だけど僕の触手が君の身体に刺さっている時点で君は終わりだよ)ビリッ!!!




    もう1人のベルトルト(!?直接脳内に!!!?)ビリッ!!!!!




    ズシュッ!!!!!ズウウウ!!!!!!





    もう1人のベルトルト「ぐおおおおっ!!!?がおっ!!!???」ドサッ!!!!




    もう1人のベルトルト(身体が乾涸びていく!?‥ダメだ‥頭が‥)ズウウウ!!!!!




    ベルトルト「安心しなよ。全ての細胞を取り込んであげるからさ」ニヤリ





    ズウウウ!!!!!!









    ズズッ‥






  38. 38 : : 2021/01/15(金) 14:41:29
    ー同時刻 マリア領域 シガンシナ大広場ー



    ライナー(覆面着用)「皆さん!!!お集まり頂きありがとうございます!!!!」



    群衆「‥」




    ポルコ(13日前からネットで呼びかけたから少しは人が集まると思っていたが‥俺の予想以上の人数が揃ったな‥)





    ポルコ(ライナー‥あとはてめぇが自分の役割を真っ当にこなせるか‥それにかかっている‥)


    ポルコ(覆面着用)「頼むぜ‥」



    ライナー「怪物・ベルトルト・フーバーの話はネット記事でご覧になられたでしょうか!?実はあれは私の創作物上の登場人物なのです!!!」




    群衆「!?」ザワザワ!!!ガヤガヤ!!!




    ライナー「私はそれが自分の体験談で現実で起こり得た事であると書き連ねましたが、それは皆さんを誘き寄せるための餌でございます!!!!」




    ライナー「私は売れない小説家!!!しかし!!!今のネット社会であるならば嘘をついて人を騙して、閲覧数や人を稼げるんです!!!」




    野次馬「なんだよ!!ふざけんじゃねぇぞ!!!」ポイッ!!!←空き缶




    ポルコ「!」




    ライナー「おっと!!!危ないじゃないですか!!!!」グシャ!!!!




    群衆「!!!」ザワザワ!!!




    ライナー「あなたが投げたスチール缶を勢い余って粉々にしてしまいました!!!!」




    野次馬「て、てめぇが!!!嘘ついて俺たちを騙したのが悪いんだろうが!!!ここまで来た時間と金を返せ!!!」




    ライナー「注意事項は読みましたか?私は責任は一切負いませんと記述した筈です。」




    ライナー「だいたい触手で脳を破壊して破壊した人間の脳を自分の細胞で再構築したり、再生速度が向上したり、真剣が素手で折られたり、銃や爆弾も効かない。建物自体を取り込む」





    ライナー「そんな化け物‥現実に存在する筈がないじゃないですか!!!!!!!」バッ!!!




    ポルコ「さぁ!!!帰った帰った!!!小説の詳細を聞きたい人は残ってくれ!!!」




    ポルコ「ただし!!!説明会は有料だ!!!」




    野次馬「あぁ!!!帰ってやる!!!」




    野次馬「金を取るなら見る価値はないな‥そんなものに金を払いたくない‥」





    群衆「」スタスタ






    ライナー「ポルコ‥」




    ポルコ「あぁ‥これで残るやつが‥」








    ピーク・リヴァイ・アルミン・フロック「‥」









    ライナー「ベルトルト・フーバーが実在している事を分かっている奴ら‥」





    ポルコ「そして俺たちの協力者になるかもしれない‥存在だ」





  39. 39 : : 2021/01/15(金) 14:52:45
    ライナー「さて‥野次馬もいなくなった事ですし‥小説家である私が‥」




    ピーク「下手な演技はやめなよ」



    ライナー「‥」




    アルミン「その女の人の言う通りだよ。ここに残った4人は小説の詳細を聞きたいわけじゃない。」




    ライナー「何故‥そう思う?」




    アルミン「小説の話は全くの嘘だ。そしてベルトルト・フーバーという人物は実在する‥」




    アルミン「それは僕とフロックはよく知っているし‥そこのお二人もよく知ってるんじゃないかな?」




    リヴァイ「まぁな」




    アルミン「ベルトルト・フーバーの話が現実であると分かるのは僕たち被害者だけだ。それに覆面をしているのは身バレを恐れてのこと‥」



    アルミン「小説家で名前を売り出したいはずなのに匿名だったのは正体がバレるのを恐れたから。違う?」




    ポルコ「その通りだ。よくわかってるじゃないか」




    ピーク「そして野次馬をわざと怒らせて‥ゴミを投げさせるように仕向けたのは‥その怪力を見せるため。違う?」



    ライナー「‥あぁ‥」




    アルミン「説明会を有料だと言っていたのは‥小説に興味のある人を排除して、僕たちだけを残すための方便‥全てお見通しなんだよ」





    フロック「アルミンの言う通りだ‥被害者の俺たちならこの茶番を見抜くことができる。で?‥何故俺たちを集めた?」




    ライナー「‥それは場所を変えてから話すことにしよう。ここは‥目立つ‥」




    ポルコ「こっちのトラックに乗ってくれ‥安心しろ‥拉致するつもりは毛頭ない‥」





    アルミン「このトラックの窓ガラス‥外からは見えづらいね‥これじゃあ中の様子が見えない。これなら中で僕たちを拘束しても誰も気づかないね」





    ポルコ「‥これを」スチャ!!




    リヴァイ・アルミン・ピーク・フロック「!」





    ライナー「見ての通り‥コンバットナイフと実銃だ」




    リヴァイ「これは俺たちに対抗できるための武器を渡して信用させるための罠か?」




    アルミン「室内にガスマスクを隠し持っていて、麻酔ガスを使えば‥こんな武器を使うことなく僕たちを拘束できるよね?」





    アルミン「これで信頼できるとでも?」






    ライナー「なら俺をこの縄で縛れ」スッ




    リヴァイ「‥」




    ポルコ「トラックの運転は俺がする。助手席にはお前らの誰かが俺を見張りライナーを後部座席の方で拘束でもすればいい」





    アルミン「‥ふぅん」




    ライナー「確かに‥お前らからしたら俺たちが味方ではなく、ベルトルトの仲間だという疑いがあるだろう?」




    ライナー「だが‥俺たちは本気なんだ」




  40. 40 : : 2021/01/15(金) 15:02:13
    アルミン「フッハッハッハッ!!!!!」




    ポルコ・ライナー「!」




    フロック「‥」




    アルミン「君は馬鹿なのか?本気なのは伝わったんだけど‥」




    アルミン「僕たちがベルトルトの仲間だって可能性を否定できない以上は‥動きを封じられるのは自殺行為だと思うよ?」






    ライナー「‥それでもやるしかない」




    アルミン「は?」




    ポルコ「俺たちの動きを封じられる。それでお前らは俺たちを信頼してもらえる。」



    ライナー「安心しろ。行き先もお前たちの言う通りにする」




    アルミン「そうじゃない。じゃあ僕たちがベルトルトの仲間だったらどうするの?」





    ライナー「ベルトルトの仲間ではない可能性に賭ける。その可能性だってあるだろ?」




    ポルコ「それにお前らはトラックにすぐに乗ることを躊躇した。つまり‥お前らはあまり立場的には強くなく、ベルトルトの仲間である可能性も低い筈だ」




    アルミン「僕たちが‥そういう演技をしている可能性も‥」





    ライナー「何度も言わせるな。別にそれでも構わない。さっきの猿芝居だって極力リスクは減らしたが、ノーリスクハイリターンではない。ベルトルトの仲間が潜伏している可能性もある」




    ライナー「だがな‥俺たちはな‥俺たちには選択肢がないんだ。‥すぐにでも行動しないと、強大な力を持つアイツには勝てない」




    ポルコ「そうだ。俺たちには時間がない。‥だから‥」




    ポルコ「力を貸してくれ‥頼む」スッ←頭を下げる





    リヴァイ・ピーク・フロック「!」




    ポルコ「ベルトルトに総合格闘技のジムの仲間が‥兄貴を‥みんな殺された‥」




    ライナー「俺たちは悔しいんだ‥このまま奴の事を忘れて生きるのは俺には無理だ。奴を殺すためにも」




    ライナー「俺たち2人だけではできない‥だから‥協力してほしい‥」






    アルミン「‥協力するかどうかは兎も角‥トラックには乗ってあげる‥」




    フロック「そうだな‥話を聞いてから判断する‥」




    リヴァイ「ピーク‥」





    ピーク「私は大丈夫‥」






    ライナー「ありがとう‥」グッ!!!!






    アルミン「だから勘違いしないで欲しいな。僕たちはまだ協力するとは一言も言ってないからね?それに拘束もするし、下手な事したらすぐに殺すからね?」




    ポルコ「それで‥構わないさ」




  41. 41 : : 2021/01/15(金) 15:15:23
    ートラック走行中ー




    アルミン「どうやらトラックの中には何も仕掛けはないようだね。でも銃は頭に突き付けておくよ。まだ何もないとは断言出来ないからね?」




    ライナー「あぁ‥」





    ポルコ「まさか‥全員が同じ年齢だとは‥」




    アルミン「うん、たぶん偶然じゃないよ」






    ライナー「どう言う事だ?」



    アルミン「ベルトルトも確か同じ年齢だ‥そしてベルトルトは若い人間を襲う傾向がある。もちろん若い人間以外にも仲間にするけどね」




    ポルコ「それは何故だ?」




    リヴァイ「若い人間の方が強い仲間になるんじゃねぇか?それに奴も本当の仲間を作るなら年齢の近い人間をそうしたいはずだ。奴はそういうのに飢えているように見えたからな」




    ライナー「どう言う事だ?」




    アルミン「まあ待ちなよ。こっちの話よりも先に君たちの作戦を聞きたい」




    アルミン「仲間を集めてるってことは、ベルトルトを倒す算段はあるんだろ?」




    ライナー「あぁ‥奴には軍隊でも倒せない。殺すとしたら高火力の武器で身体にダメージを与え続けるか」




    ライナー「俺たちのような‥奴と同じ能力を得た人間の血を付着した武器で攻撃する‥また血を直接奴に打ち込む」




    アルミン「へぇ‥僕たちの血の特性は知っているんだ。‥続けて」




    ライナー「ハッキリ言って奴が強いのと、俺たちが奴に対抗できる数少ない存在である事‥奴が仲間を求めていることくらいしか知らない」





    ピーク「!」




    アルミン「は?‥話にならないんだけど」





    フロック「なんだ?人数を集めて物量戦に持ち込めばベルトルトを倒せると思ったのか?」




    ライナー「奴は油断して俺たちを見くびり、本来なら俺たちを瞬殺できていた筈だ。奴には甘いところが‥」




    フロック「二度も同じ手が通じる相手じゃないぞ。次もまた奴が手加減して舐めプしてくれる保証はどこにある?」




    リヴァイ「その通りだ。‥もっとマシな作戦でもあるかと期待したが‥ベルトルト・フーバーに無知な上に、無茶な作戦を俺たちにやらせようとしていたのか?」




    リヴァイ「俺はお前たちには協力しない。下せ。‥俺たちにもやらなければいけない事がある」





    アルミン「リヴァイの言う通りだよ。さぁ、早く下ろしてよ。じゃないと君たちの頭が綺麗に吹き飛ぶよ?ベルトルトと違って僕らじゃ頭を吹き飛ばされたら死ぬからね?それくらいは知っているだろ?」






    ポルコ「‥」




    フロック「下せって言ってるだろうが!?聞こえないか!?このポンコツがぁ!!!」




    ポルコ「今降りたいなら降ろしてやってもいいが、後で後悔することになるぞ?」




    リヴァイ・アルミン「‥」





    フロック「はぁ!?おいおいおい!!!コイツらとうとう本性を出しやがったぜ!!!撃ち殺して‥」




    リヴァイ「黙れフロック‥」




    フロック「はぁ!?お前もグルだったのか!?無口野郎!!!!」スチャ!!!




    アルミン「ピーク‥君は気づいていたのかい?」




    ピーク「まぁ‥少し前からね」





    フロック「!」





    ライナー「やっと気づいたか‥」








    黒塗りの怪しい車「」ブォォン!!!!!









    ポルコ「俺たちは尾行されている‥」






  42. 42 : : 2021/01/15(金) 15:24:50
    アルミン「‥どうするつもりだい?」




    ポルコ「引き離すのがベストなんだろうが‥残念ながら奴らの方が運転技術は上らしい‥逃げ切るのは困難だな」




    リヴァイ「ならどうする?このまま大人しく降参でもするのか?」



    ライナー「‥尾行されたら決めていた事がある。奴らを人気のないところまで誘き出して、1人残らず消す」



    ピーク「勝算は?」





    ポルコ「異能力者が6人‥それに対して奴らは‥あの中型の車に乗っている数名」




    ポルコ「後ろにある武器を使え‥数の利も一人一人の戦闘能力もこっちが上だ。運転では負けているが‥」(奴らに尾行されているのに気付くのに時間がかかったからな)





    アルミン「あの車の人間が君たちの仲間でグルだって可能性もある」






    ライナー「だったら俺たちを撃ち殺して、逃げ切ってみるか?」





    リヴァイ「‥アルミン。奴らがコイツらと関係なくベルトルトの仲間だったら」



    リヴァイ「今、この2人を殺せば戦力ダウンになるぞ。そして多少の隙ができれば奴らに尾行が気づいた事を察知されるぞ」




    アルミン「‥」




    ピーク「もうやるしか無いんじゃない?」






    ライナー「アルミン‥お前が決めろ」





    リヴァイ「そうだな。だが後悔のない方を選べ。」





    アルミン「‥」







    アルミン「分かったよ‥僕らを尾行させた事後悔させてやろうじゃないか」ニヤリ





    ライナー「ふっ‥」




    フロック「‥これからのお前らの立ち回りを見て‥決めさせてもらう‥決断をするのはまだ早かったかもな」




    リヴァイ「あぁ‥そうだな」




    リヴァイ「それにお前らは無謀だと思うが、俺はお前らは嫌いじゃない。」




    ピーク「私も‥その気持ちがないと倒せるもんも倒せないからね」





    アルミン「どこに誘き出す?森の中か?」




    ポルコ「そうだ‥そこで一斉に降りて銃撃を開始‥接近が可能ならば斬撃に転じる‥」





    アルミン「はぁ‥やるしかないね‥」











  43. 43 : : 2021/01/15(金) 15:40:19
    黒服「‥運転に迷いが生じているて」




    黒服2「つまり‥私たちの尾行に気づいたの?」




    黒服「その可能性が高いだろうな。どうやら思ったよりもポンコツじゃないみたいだな。」






    黒服「ふふふ‥久しぶりに楽しめそうじゃないか‥」





    黒服2「時の流れが遅く感じるだけで実際にはそれほど久しぶりじゃないでしょ?」




    黒服「まぁな‥だがこの気持ちの高まりは本当に久しぶりだ。本当の戦闘が‥奴らとなら楽しめるかもな」ニヤリ






    黒服「なぁ‥ミカサ‥」





    ミカサ「エレン‥あなたは私がいないと早死にする‥ベルトルトも油断して死の寸前まで追い詰められそうになった」





    エレン「あぁ‥油断はしねぇさ‥だが俺は楽しむ‥楽しむことが俺の原動力になるからな」ニヤリ





    ミカサ「ならば私は全力で支援しよう。あなたが死なないように」




    エレン「俺はお前の子供でも弟でもないんだぞ?俺たちは‥」




    エレン「永遠の愛を誓い合った夫婦だ。違うか?」




    ミカサ「何も違わない」




    エレン「なら俺を信用しろよ。そしてこの戦いを楽しむ俺を支援する事を楽しめ」ニヤリ





    ミカサ「そうしよう。私の特技は人間の肉を刻む事‥」





    ミカサ「敵が喧嘩を売ってくるなら、私もそれに応える」





    エレン「あぁ‥敵をこの世から一匹残らず駆逐する‥」




    エレン「そしてベルトルトと共に‥俺たちの理想の国を創りあげよう」





    ミカサ「えぇ‥そして‥正式に結婚して子供を作りましょう‥たくさん‥サッカーの試合が成り立つくらいまで‥」




    エレン「いいなそれ!!!!テンション上がってきたぜ!!!!」ブォォン!!!!!ギュオン!!!!!!!
























    リヴァイ「おい!!!!奴らスピードを上げて‥」








    黒塗りの怪しい車「」ギュオン!!!!!グイーン!!!!!!!






    ポルコ(なんだアレは‥速すぎる!!!!ブーストでもついてるのか!?だがあの車は‥)ガクンッ!!!!!





    ライナー「ぐあっ!!!???」(衝突されて!?くそっ!!!!)








    ピーク(下に落下する‥あの車のタイヤに肉片のようなものがついていた‥)






    フロック「くそっ!!!!どうなっちまう!?!!!!くそっ!!!!」









    ガシャン!!!!!ガラガラ!!!!!!







    ピーク(恐らく‥能力の一つ‥車の速度を上げるほどの威力を持った)






    リヴァイ「‥ちっ‥」(どうやら‥敵の強さを見誤ったようだな‥だが)





    リヴァイ(今更後悔したところで‥時間は戻らない‥後悔を繰り返さないように‥)







    リヴァイ「お前ら!!!すぐに車から出ろ!!!攻撃されるぞ!!!!」





    全員「!!!???」






    リヴァイ「ちっ!!!」ズドォッ!!!ズドォッ!!!!←散弾銃







    エレン・ミカサ「」バッ!!!!シュン!!!!!






    ライナー・ポルコ「!!!」ドン!!!ドン!!!!






    アルミン(痛いよ‥回復能力が無ければ確実に死んでいた‥!!!)




    フロック「アルミン!!!!敵が来る!!!」ドン!!!!




    アルミン「そんな事!!!」スチャ!!←銃を拾う






    アルミン「見たら分かるよ!!!!」ドン!!!!ドン!!!!







    エレン「エレン・イェーガー!!!!参上!!!!!」ブォォン!!!!!!





    全員「!?」





    ズドドドドドドド!!!!!!ズドドドドドドド!!!!!!!





    ライナー「馬鹿な!?」(拳で地面を抉るだと!?)バッ!!!!!






    ミカサ「反応が遅いね‥」ブォォン!!!!!






    リヴァイ「くっ!!!」ズドォッ!!!ズドォッ!!!!!





    ミカサ「死ね‥」ブォォン!!!!







    リヴァイ「!」ビキビキ!!!!!←硬質化





    ミカサ「!」(あの体勢から受け止められた)ガキンッ!!!!!





  44. 44 : : 2021/01/15(金) 16:02:58
    ミカサ「硬質化も使えるんだ‥生意気なチビめぇ!!!!」ブォォン!!!!



    リヴァイ「‥」バッー!!!



    リヴァイ「ぬあっ!!!!」ドゴォン!!!!




    ミカサ「ただの硬質化のパンチ如きじゃ‥!?」ズドォッ!!!!!!ブォォン!!!!!





    エレン「!」(ミカサが吹き飛ばされた‥やるな‥ならば!!!!)ブォォン!!!!!




    ミカサ(くっ‥かなり遠くまで飛ばされて‥しまった‥蒸気を発生させて体の身体機能を一瞬で高めた‥)ムクリ



    アルミン「!」(硬質化を‥)ドゴォン!!!!




    フロック「アルミン!!!!」バッ!!!!





    エレン「死ね‥弱者!!!!」ブォォン!!!!!






    アルミン(ダメだ!!!!間に合わない!!!)バッ!!!!





    ガキンッ!!!!!





    エレン「!」バッ!!!ダッ!!!ダッ!!!!





    ライナー「リヴァイ!!!」(奴の打撃を止めやがった‥なんて奴だ‥)







    リヴァイ「何故、手負の者から狙う?理解できない」





    エレン「お前と俺の話の邪魔になるかと思った」




    リヴァイ「あ?てめぇと話すことなんてねぇよ。とっととくたばれ」ビキビキ!!!!





    ポルコ(リヴァイだけ負傷していない‥だからあんなに迅速に‥いや‥そもそもあの落下衝撃で怪我をしていないのが不思議だ‥)






    アルミン「僕たちはあっちの女だ!!!女の方をやるぞ!!!!」ダッ!!!!




    ライナー・ピーク・ポルコ「!」





    アルミン「僕たちじゃリヴァイの足手纏いになりそうだ!!!!ならばせめて!!!あの女の方は僕たち5人でなんとかしよう!!!!」ダッ!!!



    フロック「俺もそう思っていた!!!行くぞ!!!」(リヴァイとエレン‥と言ったか?‥あの2人の間合いに入ったら死しかないのを感じる‥それほどまでにあの2人は異次元‥)







    ライナー「リヴァイ!!!!ここは任せるぞ!!!!」ダッ!!!




    リヴァイ「あぁ‥」スッ!!!





    エレン「硬質化を使えるのか‥これは強豪‥」ビキビキ!!!!






    ドォッ!!!!!ズンッ!!!!!





    リヴァイ「ぐっ!!!!!」ビキビキ!!!!







    エレン「ふふ‥いいぞ。素晴らしい殺気だ。俺には分かる。お前‥強いだろ?」





    エレン「その戦闘能力‥極限まで鍛え上げられている。‥至高の領域に近い」




    リヴァイ「‥」









    エレン「何故お前が至高の領域に踏み入れないか教えてやろう」





    エレン「足りないからだ。ベルトルトの細胞が。まだお前は人間だからだ」






    エレン「そんなお前に素晴らしい提案がある。お前もベルトルトの仲間にならないか?」






    リヴァイ「‥ならない」






  45. 45 : : 2021/01/15(金) 16:07:38
    エレン「その不完全な状態ではいくら才能があっても、それで限界だ。」



    エレン「ベルトルトに脳を再構築してもらえ。お前の才能ならば、より身体能力も再生能力も上がり、さらに至高の領域に近づける」



    エレン「俺と一緒に戦い続けよう。永遠に‥」




    リヴァイ「黙れ。俺はてめぇみたいに自分の考えが絶対だと思い、それを他人に強要する奴が大嫌いだ」




    リヴァイ「それにベルトルトの野郎はいつか必ず俺が殺してやる。だから俺は仲間にはならない。」





    エレン「ベルトルトが嫌いなのにベルトルトの力で強くなっている‥お前の行動と言動には矛盾が生じている」




    リヴァイ「正確にはベルトルトの細胞を取り込んで、自分の肉体を強化している。それにこの力がなければ対抗できない。」




    リヴァイ「ベルトルトを殺すために俺はこの力を極める。」





    エレン「そうか‥残念だ‥」グオン!!!!








    リヴァイ「‥」スッ!!!!







    エレン「仲間にならないなら殺す」ドォッ!!!!!






    リヴァイ「!!!!」ドドドッ!!!!!





  46. 46 : : 2021/01/15(金) 16:24:09
    アルミン「いた!!!一斉に撃て!!!!どんなに速くても何発かは当る!!!」ドォッ!!!ドォッ!!!!!




    ミカサ「ちっ!!!」ビジュ!!!!




    アルミン「ベルトルトほどの再生速度ではない!!!攻撃を繰り返してダメージを蓄積させれば必ず殺せる!!!!」ドン!!!




    フロック「了解だ!!!」ドン!!!ドン!!!




    ライナー「アルミン!!!良い指揮だ!!!俺たち良いチームワークじゃないか!!!」ドン!!!ドン!!!!





    ポルコ「口を動かす前に手を動かせ!!!攻撃の手を緩めるなぁ!!!!」ドォッ!!!ドォッ!!!!





    ピーク「!」バキンッ!!!!!






    全員「!?」バキンッ!!!!!






    ライナー「速‥すぎ‥」バラバラ!!!






    アルミン(血が‥僕たち全員の武器破壊‥何故頭を狙わなかった?‥)ジュ!!!!







    ミカサ「私はミカサ・アッカーマン。古代に東洋という国が存在した。そこには人間の身体操作の術に長けた武術があった」スタッ!!!




    ミカサ「私はそれを代々継承してきた。添い遂げる殿方のために‥」スタスタ






    ミカサ「私はベルトルトの仲間。そしてエレンは私の夫。私たち2人はベルトルトから絶大な力を継承して、私の武術もエレンの格闘技も格段の進歩をした」ググググ!!!!







    ライナー(やはり再生が速い‥5人で銃撃しても対応が遅れた‥異次元のスピード‥)





    ミカサ「私とエレンの異能力は単純な肉体強化術‥それに元からの格闘技と武術が融合して強力な破壊力を有するようになった」ゴキッ!!!!





    ミカサ「それに気配で分かる。あなたがたはあのチビよりも弱い‥圧倒的に‥雑魚が束になっても、私には勝てない」





    アルミン「確かに君は強いけど馬鹿だ」




    ミカサ「あ?」ギロッ!!!





    フロック(何なんだこの圧迫感は‥いくらなんでも怖すぎる‥)




    ポルコ(いつまでもこのデカ女に時間を使ってられない‥でも簡単に倒せる相手ではない‥)





    アルミン「あー怖い怖い。そうやって睨んで相手を怯ませるのも君の武術の一つなのかな?」




    ミカサ「何がいいたい?」




    アルミン「いやー。身体能力強化だけならこっちはいくらでも作戦を立てられるんだよね。脳筋じゃ僕たちには勝てないよ?」ニヤリ





    ミカサ「虚勢を張るのもその辺にしておけよ?」ゴキッ!!!




    ミカサ「私は強い。凄く強い。ので‥お前らを一瞬で皆殺しにできる」




    ミカサ「例え1人でも‥」グッ!!!!





    フロック「アルミン‥避け‥」





    ガキンッ!!!!!




    ミカサ「!」グギ!!!!





    ピーク「私が‥戦闘向きじゃ無いように見えた?」ブォォン!!!!





    ミカサ「くっ!!!」ビュン!!!!





    ピーク「きいっ!!!!あっ!!!!」ザシュッ!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!





    ミカサ「ぐっ!!!!」ビシャ!!!!





    ピーク「さっきまでは様子を見ていたから!!!!」ドガアッ!!!!




    ミカサ「ぐわあっ!!!!」バッ!!!!




    ピーク「反応が遅れたけど!!!!」ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!






    アルミン(助かった‥リヴァイと同じ硬質化‥あれは‥獣の爪のような)





    ピーク「あなたに特殊な能力がないなら怖くない!!!!攻撃は簡単!!!」ブォォン!!!!






    ミカサ「舐めるなぁ!!!このチビ女!!!」ガキンッ!!!!




  47. 47 : : 2021/01/15(金) 16:40:36
    ピーク「‥!!!」バッ!!!!




    ライナー(パワーはミカサが上なのか!?)




    ポルコ(ライナーの真剣を割ったのは‥この身体を硬質化させる力だったのか)





    ミカサ「うありゃ!!!!あっ!!!!」バゴォン!!!!!





    ズドドドドドドド!!!!ズドドドドドドド!!!!!






    アルミン「今度は全員で硬質化を使ってミカサをフルボッコだ!!!!」ビキビキ!!!




    フロック「ちっ‥めんどくせぇ‥」ビキビキ!!!!




    ライナー「いや!!!俺たちは硬質化出来ないぞ!!!」




    アルミン「はぁ!?ほんと使えない奴らだな!!!だったらせめて邪魔にならないところで見ておけ!!!!」バッ!!!!






    ポルコ「なんか‥俺たちは蚊帳の外じゃ‥」





    ライナー「あぁ‥まさかアイツらがあんなに強いとは‥」








    ピーク・ミカサ「!!」ガキンッ!!!!バキッ!!!!






    ピーク「ミカサ‥あなたはさっきこう言いたかったんじゃない?」




    ミカサ「なんだと?」



    ピーク「単純な肉体強化術だけど、それ故に対策は立てられないって」




    ミカサ「‥」




    ピーク「確かにあなたのパワーと武術は脅威‥でもね‥」ビキビキ!!!!!







    ピーク「それだけで勝てるほど世の中甘く無いのよ?」ビキビキ!!!!ビキビキ!!!





    ミカサ「私に単純な力で勝てないから逃げ回ってる腰抜けが!!!!」ドォッ!!!!





    ピーク「ぐっ!!!!!」ドゴォン!!!!





    ミカサ「死んでおけええええええええて!!!!」ブォォン!!!!







    フロック「ピーク!!!!アルミン!!!どうする!?」バッ!!!!






    アルミン「下がって‥ここは僕が‥」




    ミカサ「‥」(一瞬だけあの女を上回る速度を出すことはできる‥でも‥そうすれば体力はかなり消耗してしまう‥)






    アルミン「だいぶ弱っているようだね‥」




    ミカサ「黙れ‥お前のような弱者に何ができる?」





    ミカサ「お前が硬質化出来たところで、私には勝てない」






    アルミン「確かに消耗した今の時点でも君は僕より強い。でもさ」




    ミカサ「!」バッ!!!!






    フロック「出るか‥アルミンの‥」






    アルミン「戦闘能力と勝利は別物でしょ?」ブワァッ!!!!!





    ズドドドドドドド!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!





    ライナー・ポルコ「!?」ダッ!!!!




    ライナー「なんだ!?あの大量の蒸気は!?」





    フロック「安心しろ‥アルミンの技だ。これで決着が着く‥」



    ポルコ「何‥それほど凄い技なのか?」





    フロック「アルミンがここまで能力を使うと言うことは勝負の決めところだと判断したんだろう。」




    フロック「それにあの脳筋のタイプではいくら力が強くても、洗練された技術には勝てない」





    ライナー「洗練された‥技術‥」







    ミカサ(この大量の蒸気を発することで私の目を撹乱しようとしているのか?)





    ミカサ(だが無駄だ‥煙に巻かれて姿を隠しても‥私の反応速度なら奴の動きに問題なく対応できる‥そして奴は肉体的には強く無い)




    ミカサ(この大量の蒸気を出したのはあの貧弱な肉体の割に‥凄いことは認める‥でもね‥)







    ミカサ(それだけ無理をしているから出来ただけ‥連発できるものではないはず‥あのチビ女も吹き飛ばした‥あのキノコチビを倒せば‥あとのさらに弱い3人は簡単に殺せる)





    ミカサ(何も問題はない‥コイツらを殺して刈り上げチビもエレンのために始末する‥そうすればベルトルトからもっと力を分けてもらえる)






    ミカサ(エレン‥私とあなたの愛は本物‥帰ったらこの肉体が死ぬ寸前までセックスをしよう‥どうせ頭が無事なら死ぬ事はないから)






    ザシュッ!!!!!!!






  48. 48 : : 2021/01/15(金) 16:55:21
    ミカサ「何だ!?」ブシャァ!!!!




    ミカサ(予想以上に速い‥でも慌てることはない‥私が対応できない速度では‥)




    アルミン「」ユラッ‥






    ミカサ(馬鹿め!!!自分から殺されに姿を表した!!!それとももうそれが限界なの!?)ブォォン!!!!!




    アルミン「」フラッ‥フラッ‥





    ミカサ「勝った!!!!!」スカッ!!!!






    ミカサ「え?」






    ミカサ(嘘でしょう?‥確実に頭を殴り潰した‥はず‥それなのに攻撃がすり抜けた?)ザシュッ!!!





    ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!





    ミカサ「がはっ!!!!!!」ドシャァ!!!!





    ミカサ(再生が阻害される‥こんな貧弱な男に‥もう体力が‥)






    アルミン「うっ!!!」ガクンッ!!!






    ミカサ「は‥ははっ!!!!やはりそれが限界だったのね!!!」




    ミカサ「もう動けないの!?可哀想に!!!待っててね!!!すぐに再生して殺してあげるから!!!!」




    ミカサ「ハッハッハッ!!!最後に勝つの‥」





    ブワァッ!!!!!




    ミカサ「!?」






    ライナー・ポルコ「うおおおおおおおお!!!!!」ガシッ!!!!ギシ!!!






    ミカサ「ぐうっ!!!!」(この2人は‥振り解けない‥もしや格闘技を)ググググ!!!!!!






    フロック「獲った!!!!!」ジャキン!!!!





    ミカサ(あれは硬質化物質で生成したブレード!?まずい!!!速く逃げないと‥)







    ザン!!!!!!!!







    ミカサ「え??????」ボドッ!!!!








    ミカサ(なんで私の頭は身体から切り離れているの?‥)




    ミカサ(どうして‥私の身体は動かないの?)






    フロック「やった!!!!討伐数1!!!!」ガクンッ!!!!






    アルミン「だから言っただろ?‥力が強いだけの脳筋じゃ‥」





    アルミン「僕らには‥勝てないって‥」ニヤリ






    ミカサ(アイツがムカつくニヤケ顔してる‥速く殺して私の強さを思い知らせてやらないと‥ねぇエレン?‥そうだよね?)




    ミカサ(私たちの愛を邪魔する奴らは殺さないといけないし‥ベルトルトの意志に逆らう奴にも制裁を与える)




    ミカサ(何より私たちはまだ正式には結婚をしていない‥これから子供を作って‥本当の家族にならないと‥そう思っていたのに‥)







    アルミン「ピークは?‥吹き飛ばされたように見えたけど‥」(死んではいない‥気配はする‥)ムクリ





    ライナー「アルミン‥お前‥強かったんだな。‥びっくりしたよ」




    アルミン「はぁ‥君は僕の予想以上に弱かったね。でも‥」




    アルミン「君とポルコが居なかったらミカサの頸は斬れなかった。すぐに再生しそうだったからね。だからまぁ‥」




    アルミン「居ないよりはマシだったかな」ニヤリ





    ポルコ「お前‥素直じゃねぇな」







    ミカサ「お前が‥悪い」






    フロック「おい‥コイツまだ‥」





    ミカサ「私たちは邪魔をする奴らを殺そうとしただけ‥だから何も悪くない‥悪いのは全て‥あなたたち‥」






    ミカサ「返せ!!!!!!返せ!!!!私たちの幸せな時間を返せ!!!!」ボロッ!!!






    アルミン「大丈夫‥身体は崩壊しているし‥頭も脆くなっている‥もうすぐ完全に死ぬ‥」




    アルミン「それよりピークを‥ピークと合流したら‥リヴァイを助けに‥」











    ズドォッ!!!!!!





    全員「‥!?」





  49. 49 : : 2021/01/15(金) 17:09:22
    エレン「雑魚が‥俺のミカサに‥何をしてるんだ!!!!!」ズドォッ!!!!!





    ミカサ「エレン‥あり‥」





    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!




    全員「!?」





    フロック(攻撃を外した!?いや‥違う‥)






    エレン「おっと‥手が滑っちまったぜ」ニヤリ






    アルミン「君‥わざと‥ミカサを‥」





    エレン「ん?だって頸を切り落とされたんだぜ?放っておいてもいつか死ぬだろ?」




    ライナー「貴様‥」





    エレン「はぁ‥鬱陶しいハエが消えて‥やっと清々しい気持ちだぜ?」ニヤリ






    フロック「ミカサはお前の事を想っていた‥お前という奴は‥」





    エレン「俺はなぁ‥弱者が大嫌いなんだよ!!!もちろん好きなタイプは強くて可愛い女だ!!!」




    エレン「お前らに負ける程度の奴ならいらねぇんだよ!!!」






    ライナー「それより‥てめぇ‥リヴァイはどうした?」




    エレン「ん?アイツなら死んだよ?」





    アルミン「!」





    エレン「良い仲間になれたはずだが、アイツはベルトルトの完全な仲間になることを拒んでいた。だから殺すしかないだろ?」




    エレン「ライナー‥お前と同じだよ」




    エレン「仕方なかったって奴だ」ドォッ!!!!!







    ライナー・フロック・ポルコ・アルミン「!?」ゾクッ!!!!!








    アルミン「マズイー!!何か‥」ドスッ!!!!







    エレン「うおおおおおおおおおおおお!!!!」ドォッドォッドォッドォッドォッドォッドォッドォッドォッドォッドォッドォッドォッ!!!!!!!





    ライナー「ぐはっ!!!!???」ブシャァ!!!!!





    フロック・ポルコ「!!!!!」グシャ!!!!!!











    アルミン(ふ、不可避だ‥全方向に対して‥打撃を飛ばして攻撃するとは‥)




    アルミン(衝撃波が生じるほどの打撃‥ミカサとは次元が違いすぎて‥作戦の立てようが‥)ガクンッ!!!!





    エレン「ほぅ‥雑魚だと思っていたが‥今のを何とか急所は回避出来たようだな」




    エレン「どうやらお前は頭が良く回るようだ‥見かけ以上に根性もあるのか?」





    アルミン「‥」ブシャァ!!!





    エレン「だがそのままじゃ死ぬな。仲間になると言うなら助けてやらん事もない。」




    エレン「お前もベルトルトの仲間になり、俺と一緒に強さを探求するか?死ぬより良いだろ?」









    アルミン「断る‥お前らの仲間になるなら‥」





    アルミン「ここで死んだ方がマシだ!!!」ガクンッ!!!!





    エレン「威勢は良いが‥身体が追いついてないぞ?それは未熟な証拠だな。将来性があったかもしれないのに、残念だよ」







    ピーク「ぐあっ!!!!」バッ!!!!ガシッ!!!!





    エレン「!」バッ!!!!





    アルミン「!」ドクドク!!!!





    アルミン「傷が治っていく‥これは‥!?」






    ピーク「!」ガシッ!!!ドシャァ!!!!





    エレン「小柄で女‥ベルトルトの力があるとは言え‥よくその不利な条件でそこまで強くなれたな?」




    エレン「だがその努力も今日で終わる。どうせ俺の仲間にはならないんだろ?」




    ピーク「ええ‥そして‥終わるのはあなたよ‥」




    エレン「!」バッ!!!!





  50. 50 : : 2021/01/15(金) 17:20:24
    リヴァイ「ぬっ!!!!んっ!!!」ザシュッ!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!




    エレン「ぐあっ!?」(馬鹿な!?頸は手刀で斬り落としたはず!!!!)ブシャァ!!!!





    リヴァイ「さっきは‥随分と楽しそう‥だったな?」ドォッー!!!!!





    エレン(マズイ!?く、)ブシャァ!!!!ブシャァ!!!!!




    リヴァイ「もっと楽しんでくれよ!!!!」ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!





    エレン「かはっ!?」ブシャァ!!!!!








    リヴァイ「身体の再生に精一杯の間は‥異能力も発動できない‥そうだったよな?」ズシャ!!!






    エレン「んごぉっ!?」ブシャァ!!!





    リヴァイ「返事くらいしろよ。失礼な奴だな‥」





    エレン「」ビキビキ!!!!ブォォン!!!!






    リヴァイ「ふんっ!!!!」ザシュッ!!!!





    エレン「!?」ボドッ!!!!








    リヴァイ「お前ら‥とっとと引き上げるぞ‥増援が来る前にな」スタスタ




    ピーク「リヴァイ‥」





    リヴァイ「よくやったピーク‥やっぱりお前はできる女だ」






    ライナー「おい!!!助けてくれ!!!ポルコ!!!!ポルコが!!!!」





    ピーク「!」







    アルミン「ね、ねぇ‥フロックは‥」





    ライナー「フロックは‥さっきのエレンの攻撃が頭に直撃してそのまま‥」





    アルミン「そんな‥嘘だ‥」ガクンッ!!!





    ライナー「ポルコ‥」




    ポルコ「うるせぇ‥よ‥」





    ピーク「これならまだ間に合う」ドスッ!!!





    ライナー「な、何をしている!?」





    アルミン「大丈夫だ‥それでさっき僕も助けられた」






    ポルコ「!?」ムクリ!!!!



    ライナー「!?‥ど、どうなっているんだ!?」




    ピーク「私の細胞を少し分けた‥ある程度身体が強くなれば誰でも出来ることだけど‥」





    リヴァイ「!」






    アルミン「どうしたの?」





    リヴァイ「奴の死体が‥ない」






    ライナー「‥死体はフロックみたいに‥蒸発するんじゃ‥」





    ピーク「そうだけど‥地面に蒸発の跡がない」




    アルミン「それにエレンは強かった‥正直‥これだけ生き残っているのが奇跡だ」




    アルミン「あの強さの肉体の持ち主が‥こんな短時間で身体が消えるはずがない」





    リヴァイ「俺は奴に手刀で斬り落とされる前に、自分で頸を斬り落とした」




    リヴァイ「そして体力をギリギリまで温存して、死んだフリをしていた。奴も俺と同じ手を使ったのか」






    アルミン「それか‥」






    ピーク「‥」




    アルミン「ベルトルトと同じように‥頸を斬り落としただけでは‥死ななく変化したのか」







    ライナー「馬鹿な‥」





    リヴァイ「いや‥奴なら‥十分にあり得る話だ‥」






  51. 51 : : 2021/01/15(金) 20:55:28
    ライナー・ポルコ「」スタスタ




    アルミン「良かった‥彼らが乗っていた車は問題なく使えそうだ‥君たちのトラックは壊れちゃったけど」



    ポルコ「気にするな‥あれは中古で買ったものだし、元々新しいのを買う予定だったし」




    リヴァイ「もう日が暮れる‥増援はいないみたいだな‥だがここから離れたほうがいい。」




    ピーク「急ぎましょう」







    ー車内ー




    アルミン「駅の方まで送ってくれ‥そこからは自分で帰るから」




    ライナー「あぁ‥分かった」




    リヴァイ「俺たちはお前らの家まで行くぞ」




    ライナー・ポルコ「!」



    ライナー「じゃあ‥協力してくれるのか?」




    リヴァイ「あぁ‥俺とピークだけでは限界が来る‥奴らが本腰を入れて殺しにくれば‥そうなれば殺されるのも時間の問題だ」




    リヴァイ「なら‥まあ‥せいぜい悔いのないように抗ってやろうじゃねぇか」




    ポルコ「感謝する‥」




    ピーク「その為には何としてもベルトルトを倒さなきゃだね。」




    ライナー「アルミン‥お前は」





    アルミン「うるせぇ!!!!」




    全員「!」





  52. 52 : : 2021/01/15(金) 21:05:32
    アルミン「今日‥あの大広場に行かなかったら‥君たちについて行かなかったら‥僕もこんな嫌な目に遭わなかったし、フロックも死なずに済んだ」



    アルミン「リヴァイ‥君は悔いなき選択をしろと僕に言ったけど‥僕は今死ぬほど後悔している‥あの時の僕に言ってやりたい‥コイツらには関わるなと‥」




    ライナー「アルミン‥すまなかった‥だが‥」





    アルミン「君の根性論はもう聞きたくないね。結果の伴わないビッグマウスはいらねぇんだよ?わかる?」



    アルミン「君たち2人はまともな作戦を考えていないどころか、戦闘の苦手な僕よりも弱い。心底失望したよ」



    アルミン「それでどうやってエレンとミカサよりもさらに強いベルトルトを倒そうと思ったの?たまたまベルトルトを倒せそうになったのは、ベルトルトが油断したからだろ?また再戦すれば次は10秒もたないで殺されるよ?」




    ポルコ「それは今回の戦いで実感した‥」





    アルミン「気付くのが遅いんだよね。君たちは口だけじゃないか?」





    ライナー「!」





    そうだ‥俺は





    あの日‥狂人共に人生を狂わされた






    それから俺はエルディア国内でも強豪を倒して




    総合格闘技と剣道の技術を磨いてきた




    だが




    人外の戦いにおいては全くついていけなかった






    俺も




    結局は口だけの雑魚だったんだ





    楽観的だった





    ライナー「‥」





    ピーク「少し言い過ぎじゃない?彼らはまだ力を使いこなせてないようだし」




    アルミン「‥確かに僕は2年以上前からベルトルトに殺されかけて、力を行使できるようになった。ライナーとポルコが力を全く使いこなせてないのは、単純に経験不足」



    アルミン「でもね。さすがにベルトルトに勝てるなんて今でも思わないよ」





    リヴァイ「勝てないと思うから諦めるのか?」




    アルミン「え?」




    リヴァイ「アルミン‥これからライナーとポルコが俺たちを超える力を身につけるかもしれない。それに敵は基本的に慢心して舐めてかかってくる。そこには付け入る隙はいくらでもある」




    アルミン「仮にライナーとポルコが僕たちよりも強くなったとしても、ベルトルトが前回と同じような失敗をするとは思えない」



    アルミン「油断してる時の彼は何とかなるけど、本気で殺しにこられたら‥」





    リヴァイ「お前は逃げるのか?」



    アルミン「逃げるだって?当たり前だろ?」





  53. 53 : : 2021/01/15(金) 21:11:07
    アルミン「確かに‥復讐をしたい気持ちも分かるし、それが強い原動力になっているのは理解できるよ」



    アルミン「でもね‥普通の人は‥あんな化け物と‥同じ力を得たとしても戦いたいだなんて思わないよ」



    アルミン「ベルトルトの被害に遭った人間が全員が復讐をしようとは思わない‥むしろ僕みたいになるべく関わりたくない人が多いんじゃないか?」





    リヴァイ「じゃあお前は何で強くなろうと思った?」




    アルミン「少しでも逃走確率を上げる為。フロックも同じ考えだった。真っ向から勝負しようとは思わないけど、生きる為なら必死に努力するよ」




    アルミン「それくらいはするでしょ?人間なんだからさ」




    リヴァイ「じゃあなんで今日‥広場に来た?」





    アルミン「それは‥確認したかったからさ」





    リヴァイ「確認だと?」



    アルミン「知っておきたかった。他のベルトルトの被害者を。何でも知っておくのは良いことなんだよ。特にベルトルトに関することはね」



    アルミン「自分に害がありそうなら、闇討ちでも何でも‥工作してできるだけ安全な場所に逃げたいんだ」



    ライナー「お前の考えは否定しない‥むしろ‥ここまで付き合ってくれた事に感謝する」




    アルミン「君に感謝されても嬉しくないよ‥取り敢えず駅まではちゃんとエスコートしてくれよ。もう戦うのはゴメンだ」




    ポルコ「任せろ‥」






  54. 54 : : 2021/01/15(金) 21:25:23
    アルミン「」スタスタ




    ピーク「本当に行っちゃったね」



    リヴァイ「‥奴なら戦ってくれると思ったが‥まぁ仕方ない」




    ライナー「それじゃ‥本格的に情報交換でもしようか」




    リヴァイ「そうだな。まずは俺とピークの話をしようか」



    リヴァイ「俺とピークは空手を習っていた。小さい頃からな。2年前まではずっと同じ道場で稽古をしていた。」





    リヴァイ「そこにアイツがきた」








    リヴァイ「ベルトルトは全員に細胞を注入した。だが全ての道場生が力に目覚めるわけではなく、狂人化したり体細胞分裂に耐えきれず絶命する人間がいた」



    リヴァイ「100人以上いた中でも生き残ったのは俺とピークだけ。奴は遊びと称して抵抗する俺とピークを散々痛ぶった。そして警察が来て‥奴はどこかに消えた」




    ライナー「そうか‥奴は表沙汰にはしたくないのか」




    リヴァイ「さすがに真っ向から国とやり合えば、すぐには殺されないかもしれないが、ベルトルトはヤバいと思ってるんだろうな」




    リヴァイ「国もどこまでベルトルトやベルトルトと同じ異能力者の存在を把握しているのか知らないが、ベルトルトは情報漏洩には徹底している。」




    ポルコ「まぁ‥ベルトルトの仲間が暴れても死ねば死体は消えるからな。俺たちのような異能力者やベルトルトの仲間やベルトルト本人が捕まったりしなければ、証拠は出てこないからな」




    ピーク「ただ‥目撃者や他の被害者が情報を私たちの知らないところで拡散しているとしたら‥」



    ライナー「国にバレてない可能性はあると‥」



    リヴァイ「だが‥化け物がいることは察しているだろう‥いや‥もしかしたら‥国は俺たち以上にベルトルトや異能力者のことを知っているのかも知れない」





    ポルコ「いっそうの事国に全て話しちまえば‥」



    ピーク「国と一時的に協力関係になってベルトルトを倒す事ができたとしても、今度は討伐対象が私たちになるかもしれない」




    ポルコ「まぁ‥だよな」



    リヴァイ「討伐されなくても、モルモットにされるかもな。それだけは嫌だろ?」





    ライナー「そうだな‥希望を言えばな」




    リヴァイ「つまり‥俺たちはベルトルトをぶっ殺す‥だが‥国の奴らにも俺たちの正体がバレないようにしないといけない」




    ライナー「今回みたいに戦う場所も選んだ方がいいな‥」




    ピーク「まぁ‥襲われたらそこが市街地だろうが戦わなくちゃいけないけどね」






    ポルコ「なぁ‥硬質化や蒸気の出し方を教えてくれないか?」




    リヴァイ「もちろんだ。ただし俺とピークはこの力を完璧に扱えるまでは一年はかかった」




    ライナー「‥一年か」





    ポルコ「‥」





    ライナー「ん?どうした?ポルコ」




    ポルコ「ライナー‥俺の言ったことを覚えているか?お前と同じ年数格闘技をやっていれば、お前なんてすぐにこせるって」




    ライナー「だが俺も歳を取る。その分経験も積む事になる。経験の差を埋めることは不可能だろ?」






    ポルコ「いや‥それは普通の人間に限っての話だろ?」




    ポルコ「もしかしたら‥硬質化も蒸気も一年未満で早く習得できるかもしれねぇぞ」




    リヴァイ「どういう事だ?」





  55. 55 : : 2021/01/15(金) 21:39:28
    ポルコ「俺たちの回復能力を利用するんだ。これがあれば筋肉疲労もすぐに回復する。」



    ライナー「!‥そうか‥回復能力を利用すれば肉体をトレーニングの疲労をなくして、クリーンな状態で‥」




    ポルコ「その通りだ。常人の何倍もの速度で成長できる。睡眠時間を削れば一日中トレーニング出来るんだからな。24時間フル活用できれば‥」




    リヴァイ「その考えは良いとは思えないな」




    ライナー「え?」




    ピーク「確かに‥食料を大量に摂取すれば‥回復能力を利用して一日中トレーニングできる。でも回復能力は精神を回復できない」




    リヴァイ「肉体同様に精神も休ませる必要がある。休むのもトレーニングの一環だ。その基本を崩壊させれば異能力者でも何が起こるか‥命の保証はできないかも‥しれないぞ?」





    ライナー「だが‥ベルトルトたちが待ってくれる保証はない。俺とポルコは特に一刻も早く強くなる必要がある。その手段があるなら‥」




    ライナー「それがどんなに過酷だろうと‥俺はやりたい」





    ピーク「そのトレーニング方法は私たちにも有効かもしれないけど‥」




    リヴァイ「やるか」



    ピーク「リヴァイ!?」





    リヴァイ「実戦のようにトレーニングは激しく身体を損傷するわけじゃない。だからトレーニングの方が体力の消耗は少ない。‥技術習得には時間が必要だ。24時間フル活用できる手段があるなら‥やってみる価値はある」






    ピーク「‥」




    ライナー「やるのは俺とポルコだけだ。お前らはやりたくないなら‥」




    ピーク「やるよ‥こういうのは連帯感がないとね。それに‥あなたの言う通り‥敵も待ってはくれない」





    ポルコ「そうか‥やる気出てきたな」




    リヴァイ「‥車は乗り換えるぞ。」




    ライナー「そうだな‥発信機がついてるかもしれない。」




    リヴァイ「走るぞ‥少し遠いが俺たちの足ならそんなに時間はかからないはずだ。」




    ポルコ「‥リヴァイ達の家があるのか?」




    リヴァイ「まぁな。ボロいアパートにピークと過ごしてきたんだ。‥少ないが金と生活品を取ってくる。これから必要になるだろう」




    ライナー「まさか俺かポルコの家に住むのか?」





    ピーク「それがいいと思う。バラバラでいるより、集中していた方が敵の察知もできる。人がいる方が敵にも対応できるし」




    ポルコ「だったら俺もライナーの家にいく。全財産と生活用品を持ってな」





    ライナー「あぁ‥俺の家は広い。4人くらいなら全然問題ない。それに‥訳あって金はたくさんある。軍資金にできるだろう」




    リヴァイ「‥悪いな。」








    それから俺たち4人は共同生活(修行・調査)をする事になった








    大学はポルコも辞める事にしたそうだ









    その代わりにベルトルトを倒す為に1日を大事に使う








    奴を殺すその日まで






    俺たちは入念な準備を整える







  56. 56 : : 2021/01/16(土) 15:09:24
    ー17日後 ローゼ領域 某婚活会場ー




    ヒッチ「」トボトボ





    ヒッチ(はぁ‥また上手くいかなかった‥)スタスタ




    ヒッチ(私が良いなって思う男はいたけど‥その男達はみんな‥若くて可愛い子に積極的にアタックする)スタスタ




    ヒッチ(私みたいな少し可愛いだけの、三十路は売れ残る‥この婚活市場で需要が高いのはいつも若くて可愛い女‥)スタスタ






    ヒッチ(もちろん例外はあるんだけど、私より可愛い女はいっぱいいるし、その例外にはなれそうにない‥)ピタッ!!





    ヒッチ(もう‥独身でもいいかな?‥独身なら自分のお金を自由に使えるし‥私は特別お金に困っているわけではない‥男は金目的ではない)





    ヒッチ(いつからだろう?‥私は‥ただ理想の男性を探していたのに‥こんなにも無駄な時間を過ごすことになるなんて‥)






    ヒッチ(自然な流れで運命の相手に出会えた女友達はいた‥でも‥わたしにはそれがなかった。だから婚活を始めた‥そこからは有意義な時間を過ごせた記憶はない)




    ヒッチ(婚活をする度に自分の理想の相手のハードルは上がる‥もっと完璧な相手を‥そんな相手と巡り会いたいと思う‥でもそれと同時にわたしの需要はなくなり、価値は低くなる)





    ヒッチ(相手に妥協はしたくない‥だから‥)









    ベルトルト「やぁ」フッ!!!





    ヒッチ「!?」バッ!!!!




  57. 57 : : 2021/01/16(土) 15:20:45
    ヒッチ「何!?‥って今‥」




    ベルトルト「その顔は婚活に失敗した顔だ?近くに婚活会場があったし、この時間帯にその格好‥」




    ベルトルト「自分の無力さに打ちのめされているのだろう?」




    ヒッチ「ナンパ?あんたは顔も悪くないし、背は高くて良いと思うけど、私は面長な人は少し苦手なんだよね」




    ヒッチ「何よりその癖のある喋り方が気になるわ」





    ベルトルト「ごめんね。別に僕は怪しいものじゃない。君を救ってあげようと思ってね」ニッコリ




    ヒッチ「救ってあげる?宗教の勧誘?悪いけど私は神とか地獄とかは信じてないし、興味もないの」




    ヒッチ「じゃあ‥」





    ベルトルト「まぁ、待ちなよ」




    ヒッチ「は?しつこいんだけど?警察を‥」





    ベルトルト「君はこれからも婚活を続けていくつもりなのかい?」




    ベルトルト「次は上手くいく。そうやって20代の時から思い何回も経験して‥成果はあったのかい?」





    ヒッチ「きっも‥」





    ベルトルト「知ってるかい?実は未婚者の多くは将来的には結婚したいというデータがあるんだ。」



    ベルトルト「そして婚活は逆に理想の相手をさらに高めてしまい、逆に結婚出来ない人が増えるんだ。心当たりはないかい?」




    ヒッチ「‥」





    ヒッチ「で?そんな偉そうな事言うなら、何か解決策でもあるわけ?」




    ベルトルト「もちろん。僕の仲間になろう。そうすれば結婚できるかもしれない。理想の相手と‥ね?」




    ヒッチ「‥拉致でもして強姦するんじゃないでしょうね?」




    ベルトルト「拉致も強姦もしない。ただ君は自ら僕の仲間に‥」





    ヒッチ「!!!!」ダッ!!!!!!





    ベルトルト「あっ!!!ちょ!!!」






    ヒッチ(冗談じゃない!!!誰があんな怪しい奴についていくか!!!!)ダッ!!!!





    ベルトルト「うわー。足が速いんだね!!!」ダッ!!!!





    ヒッチ(当たり前よ!!!私は元陸上部‥成績だって良いほう‥)ガッ!!!!




    ヒッチ「え‥」





    ベルトルト「うん、人間の女にしては速い方だと思うよ」






    ヒッチ(え?‥あんなに差があったのに‥)





    ベルトルト「わかる?僕に目をつけられた時点で君には選択肢は一つしかない」





    ベルトルト「僕の仲間になる‥役に立つ‥そのために存在する‥大切な仲間になるんだ」ビュン!!!!






    ヒッチ「!?」ドスッ!!!!!





    ヒッチ(なにこれ!?気持ち悪い!!!!頭に刺さった‥)ドクン!!!!







  58. 58 : : 2021/01/16(土) 15:30:37
    ヒッチ「いううう!!!うううっ!!!」ギチギチ!!!!!




    ベルトルト「常人が僕の触手が頭に刺されば抵抗する術はないよ」



    ベルトルト「君の元の脳は破壊して、僕の細胞で君の体質に適合する脳を再構築する。そうすれば君はもう元の自分には戻る事は出来ない。」




    ベルトルト「元の記憶を保持する事はできるけど、君にとって僕が一番になる」ビリッ!!!!






    ベルトルト「ぐっ!!!」ガクンッ!!!





    ヒッチ「」ドサッ!!!!





    ベルトルト(自我が強い人間とリンクすると、稀に僕の脳波を押し退けて、強制的に外へ押し出されることもある)ムクリ




    ベルトルト(やはり‥僕が目をつけたのは正解のようだ‥肉体的には三十路の女‥身体能力は高いが男と比べるとそれほどでもない)




    ベルトルト(僕が目をつけたのはこの精神の強さと‥抱えている負の感情‥それは僕の細胞を取り込めば増大してより強い異能力者を生み出す可能性がある)





    ヒッチ「」シーン





    ベルトルト(まぁ、強くなる可能性が高いだけで‥絶対に成功するわけではないけど‥)





    ベルトルト(死体は全て蒸発する‥だけど‥このポテンシャルの女を食わないのは勿体ない‥人間はカニバリズムの文化があった‥そして僕は良い体質の人間を食う事で自分の能力を向上させる事ができる)






    ベルトルト「安心しなよ。君の死は無駄にはしないからさ」ニッコリ







    ドォッ!!!!!






    ベルトルト「!」





    エレン「」スタスタ






    ベルトルト「やぁ‥エレン」






    ベルトルト「遅かったね。お願いをしてから、17日も経った‥いったいどこで油を売っていたんだい?」ニッコリ






    エレン「あぁ‥すまなかったな‥生死を彷徨ってな‥完治するまで随分と時間がかかってしまった」





    ベルトルト「それは知ってるよ。」




    エレン「!」





    ベルトルト「僕は理不尽に怒るような愚かな行為はしない。だから‥まずは話を聞こうじゃないか」





    エレン「あぁ‥」






  59. 59 : : 2021/01/16(土) 15:44:48
    ベルトルト「まず僕が17日前にお願いした事は覚えているかい?」



    エレン「ライナー・ブラウンとポルコ・ガリアードの捜索‥」



    ベルトルト「君はお願いをした日にはネットの情報を駆使して、ライナーとポルコだと思わしき人物たちの主宰する集会に参加した。」




    エレン「あぁ‥そしてライナー達と合流した異能力者6人を追跡した‥」




    ベルトルト「そこまではいい。」





    エレン「そのあと‥」




    ベルトルト「そうだ」ビリッ!!!






    エレン「!」ゾクッ!!!!





    ベルトルト「そこからが問題だ‥僕は捜索して何をしろとお願いした?言ってよ」





    エレン「‥アイツらが耐えられるであろう‥地獄を見せる‥」




    ベルトルト「僕は誰かを殺せとお願いしたかな?」




    エレン「いや‥」




    ベルトルト「そうだろ??そして君は何をしたんだ?」




    エレン「異能力者の1人を殺して‥奴らを必要以上に痛めつけてしまった」




    ベルトルト「そうだ。あの強かったリヴァイを殺すと煽るのはまだいい。しかしミカサはどうなった?君らは彼らより異能力者として僕の仲間として強かったはずだ。」





    ベルトルト「だが結果はどうか?」





    エレン「‥」




    ベルトルト「君は格下のはずの人間に頸を斬られて文字通り生死を彷徨い、僕への報告も遅れた。ミカサだってもっと君がコントロールすれば、もっと有効活用できた。違うか?」




    エレン「あぁ‥」





    ベルトルト「‥」







    エレン「‥」






    ベルトルト「‥このまま失敗だけを持ってきたら‥どうしようかと考えていた。でも‥」





    ベルトルト「君は僕のお願いを捻じ曲げて、自分の都合の良いように、僕のお願いを私物とした。そこは‥まだ許す事はできない」




    ベルトルト「分かるか?」





    エレン「‥あぁ‥」





    ベルトルト「僕の目的は彼らと互角に戦い殺し合い、最後には本当の仲間になること。だが‥それには今はまだ僕が直接手を下す事はできない」




    ベルトルト「だからわざわざ弱い君たちを使ってライナー達を順当に成長させようとしていたのに!!!!」




    ベルトルト「君には期待していたのに!!!自分の役割すら全う出来ないのか!?」





    エレン「すまない‥」







    ベルトルト「‥君にはまだ利用価値はある‥君ほどの適合者はなかなか仲間に出来ない‥だが君には失望したよ。これからはもっとちゃんとしてくれよ?」





    エレン「あぁ‥分かった」フラッ!!!




    ベルトルト「ん!?‥これは」






    ヒッチ「」シーン






    ベルトルト(僕の感覚が鈍ったのは気のせいではないな‥エレンも朦朧としている‥エレンほどではないけど)






    ベルトルト(普通の人間なら‥即死している)





    ベルトルト「特殊なガスだ‥目には見えない‥硫化水素に近い致死性の毒ガス‥異能力者特有のガス‥」






    ベルトルト「ヒッチ・ドリス!!!!やはり君は素晴らしい素質があるよ!!!」





    ベルトルト「君を仲間に迎えいれよう」







    ヒッチ「あぁ‥」ムクリ





  60. 60 : : 2021/01/16(土) 17:44:44
    ヒッチ「!?」ドクン!!!!




    ベルトルト「えぇ!?」





    ヒッチ「」ブシャァ!!!!パァン!!!!





    エレン「なっ!?」




    ベルトルト「あ、あれぇ‥破裂しちゃった」




    エレン「ベルトルト‥これは」




    ベルトルト「やっぱり‥精神だけ強くてもダメみたいだな。肉体も伴わないと‥」




    ベルトルト「でも残念だな。いい線行っていたと思っていた‥僕の勘違いだったか」





    ベルトルト(硫化水素の能力は有効活用できそうだけど‥仕方ない)




    ベルトルト「エレン‥君は暫くは他のお願いをしてもらうよ。ライナー達の件からは外れてもらう」




    エレン「お、おれは‥」




    ベルトルト「気合だけではどうにかなる問題ではない。君はもう少し頭を使って行動した方がいい。せっかくの才能も泣いているよ」







    ジャン「じゃあ、俺の出番だろ?」フッ!!!





    エレン「!」






    ベルトルト「うん、君にお願いしようかな。君なら彼らに丁度いい地獄を体験させられる。そして大事に育てることができる」





    ベルトルト「エレン‥今僕の仲間は沢山いる。でも大事なお願いを任せられるのは君とジャンだけなんだ。」




    ベルトルト「僕は君が使えないと言ってるわけじゃない。強い能力に目覚める人間は少ないからね。」




    エレン「‥あぁ」







    ジャン「エレンきゅん。またベルトルトに叱られているのか?」




    エレン「黙れ‥」




    ジャン「まぁ適材適所ってもんがあるし、こういう育成的なお願いは俺の方が手加減が上手いからな」




    ジャン「それにこれはベルトルトの大きな目標の一つ。だから大事だ。俺が引き受けるべきだ。違うか?」





    エレン「」バッ!!!!




    ベルトルト「ジャン言い過ぎだよ。」





    ジャン「ベルトルト。エレンみたいなタイプは煽った方が向上心が強くなる。結果的に得をするのは間違いないぜ」




    ベルトルト「‥だと良いんだけどね」





    ジャン「じゃあ‥行ってくるぜ」




    ベルトルト「ジャン。分かってるいると思うけど、やり過ぎないように」




    ジャン「あぁ!!!」





    ベルトルト「そして油断し過ぎないようにね。君が死んだら計画は狂う」




    ジャン「分かってるって!!!!」バッ!!!!





  61. 61 : : 2021/01/16(土) 18:31:49
    ライナーとポルコ達がベルトルトによる回復細胞で異能力者になってから



    1ヶ月以上が経過しようとしていた




    ライナー、ポルコ、リヴァイ、ピークはライナーのマリア領域最南端に位置する広い家を拠点にして




    近くの森の中で異能力の訓練をしていた




    ージャンを送り込んでから3日後ー





    ライナー「‥はぁ‥はぁ‥」ジュウウウ!!!!




    ポルコ「なんとか‥硬質化と蒸気は出せるようになってきたな」



    リヴァイ「ここまで短期間で会得できたのは、この特殊なトレーニング方法と」




    リヴァイ「お前らが元から総合格闘技をしていて、身体能力と精神力が常人を軽く超えていたからだ。そうでなければ高難度の硬質化と蒸気の発現は出来なかった」




    ピーク「このトレーニング方法のおかげで私達も急速に強くなれた。‥正直‥身体がしんどいけどね」




    ライナー「あぁ‥だがまだだ。やはり安定感がない。」





    リヴァイ「確かに実戦で力を使いこなすには難しいかもしれないが、以前とは比べものにならん。」





    リヴァイ「やはり‥体格が良いからだな」ボソッ




    ポルコ「ん?何か言ったか?」




    リヴァイ「お前らが才能に恵まれていると言ったんだ」






    ライナー「だが‥まだ力不足‥もっと‥強くならないと‥頼む!!」




    ライナー「もっと‥」



    ピーク「いえ、さすがにそれはやめた方がいいわ」




    ライナー「何故だ?20日間‥食事とトイレ以外はほぼ一日中トレーニングをしている‥それを維持できている」



    リヴァイ「いや、ピークの言う通りだ」




    ポルコ「‥」




    リヴァイ「お前らよりこの能力の経験がある俺たちですら、疲れが出始めている。やはり睡眠と休息がなければさすがに身体にガタが出始める」





    リヴァイ「いいか?俺たちのようなベルトルトに支配されていない異能力者と、ベルトルトの仲間の違いは」




    リヴァイ「脳を完全に再構築されてないかどうか。そこが違うと強さに違いが生じる。俺たちは奴らほど頑丈じゃないってことだ」




    ライナー「ベルトルトを倒す前に、俺たちが死ねば‥意味はないってことか?」




    ピーク「意味はないとまで言わないけど‥志半ばで終わっちゃうよね。そうはなりたくないでしょ?」






    ポルコ「なら‥今日はここでバーベキューでもやってぐっすり眠るとするか」




    リヴァイ「あぁ‥俺達ならたくさん食って一日ぐっすり寝れば完全に体力を回復できる。そして完治したらまたこのトレーニング方法の継続だ。そのサイクルをすれば、身体がぶっ壊れる事なく、効率的に短時間で強くなれる」





    ピーク(でも‥リヴァイの言うように、私たちはベルトルトやベルトルトの仲間ほど強くないし、再生能力も違う。)




    ピーク(もしかしたら‥ある時急に命の限界が‥)





    ポルコ(やはりこのトレーニング方法は諸刃の剣だな‥でも‥このおかげで得たものは大きい‥必ず次に繋がる)







    リヴァイ「よし‥ならバーベキューの用意だ。本来人間はメリハリが必要だからな。」スタスタ







    ライナー(確かに‥なんか‥急激に疲れてきたな)

































    ー少し離れたところー





    ジャン(なるほど‥良い修行してるな‥)






    ジャン(今襲えば簡単に殺せる‥でも殺す事は命じられてない)




    ジャン(彼ら4人が万全な状態じゃないと、成長イベントにはならない)




    ジャン(エレンのようにベルトルトに叱られる事は、避けたい)





    ジャン(タイミングを見計らうべきだな‥もう少し様子を見るか)




  62. 62 : : 2021/01/17(日) 09:53:11
    ー翌日(ライナーとポルコが異能力者に目覚めてから33日が経過)ー




    ーマリア領域 市街地ー





    ライナー達は完全な休息を取り




    昨日で大量の食料を消費したため



    食料を調達するために市街地に赴いていた








    ライナー「これと‥これを‥」






    ポルコ(さすがに引かれるよな‥フードファイターって言い訳も通じない人もいる)




    ポルコ(まぁ‥だからって‥俺たちが異能力者だって分かる人は居ないんだろうが‥)





    リヴァイ「おい、水は大量に車に積んでおいたぞ」スタスタ




    ピーク「うわぁ‥こうして見るとやっぱり凄い量だね」





    ライナー「少し手伝ってくれ‥別に重くはないが俺たちの手は4つしかないからな」スッ!!





    リヴァイ「わかった」ガシッ










    警察官複数人「」ブシャァ!!!!ドチャ!!!







    全員「!?」




    一般人「うわあっ!!!!」




    一般人「死体が‥」






    リヴァイ「‥」






    一般人「誰か警察を‥」ブシャァ!!!!






    ライナー「!?‥あれは」







    熊「グオオオオ!!!!!」ブシャァ!!!!








    一般人「」ドクドク!!






    ポルコ「馬鹿な‥何故こんな一通りが多い市街地に熊が‥」




    ライナー「最近は山に食べ物もないから、人里に降りてくるってよくニュースで言われているだろ?」





    ピーク「いやアホなの?」





    ポルコ「あ?」





    リヴァイ「あれはどう見ても普通の熊じゃねぇよ」






    熊「!」ズリ!!!!ズリ!!!






    ライナー(なんだ‥俺たちを確認した‥)





    熊「オオオオオオ!!!!!」ドォッ!!!!









    リヴァイ「避けろ!!!!」バッ!!!!






    ドゴォン!!!!!







    精肉店の人「」ブシャァ!!!!!





    店員「そ、そんな‥」ブシャァ!!!!






    熊「‥」ガブリ!!!ブチリ!!!!






  63. 63 : : 2021/01/17(日) 10:03:59
    熊「」ゾロゾロ!!!!!




    全員「!!!!」




    一般人「10体はいるぞ!?どうする!!!」




    一般人「どうするって‥警察と猟友会には通報したのか!?」



    一般人「いや、誰かがやってくれると‥」



    一般人「とにかく逃げるぞ!!!ここに居たら危険だ!!!」




    一般人「逃げるって言っても!!!奴らは車よりも速く走る事が出来るんだぞ!!!」





    一般人「じゃあここで大人しく食われたいのか!?」






    リヴァイ「ポルコ、ライナー。お前らはここに居る熊を全て殲滅しろ」




    ライナー「‥リヴァイ‥お前らはどうするつもりだ?」





    リヴァイ「俺とピークはこの熊を操っている異能力者を探す‥恐らくはベルトルトの仲間‥しかも親密な‥な」





    リヴァイ「気をつけろ。普通の熊でも厄介だが、恐らくは熊の中に異能力者の細胞を埋め込んで操っている」






    ピーク「じゃあ、気をつけてね」バッ!!!!





    ポルコ「熊か‥まさか熊と戦うことになるとは思わなかったぜ」




    ライナー「そうだな‥」






    熊「」ゾロゾロ!!!







  64. 64 : : 2021/01/17(日) 10:11:48
    ライナー(熊は崖から落下してもピンピンしている動画を見た事がある)




    ライナー(自動車より速く走り、普通の熊でも人間なんか簡単に殺しちまう筋力がある‥銃で頭を撃ち抜いても即死しないこともあり、非常にタフな生き物‥)





    熊「」ダッ!!!!




    ポルコ「来るぞ!!!速い!!!!」スチャ!!!←コンパクトショットガン






    ライナー「あぁっ!!!!」スチャ!!!←コンパクトショットガン






    ライナー(どんな生物でも頭が弱点だ‥異能力者が操っているならば‥なおさら頭を狙うのが筋だ‥)ドォン!!!ドォン!!!!




    熊「!!!!」ブシャァ!!!!





    ポルコ「よし!!!効いている!!!このまま頭を吹き飛ばしてやる!!!!」ドォン!!!ドォン!!!!





    ライナー(ん?‥身体は普通なのか‥このショットガンが効くとは思って無かったが‥)ドォン!!!ドォン!!!!







    熊「」ブシャァ!!!!ボドッ!!!!





    ポルコ「よし!!!頭を吹き飛ばしたぞ!!!」






    ライナー「よし!!!次に‥」






    頭を失った熊「」ブン!!!!!






    ライナー「え‥」ドゴォン!!!!!






    ポルコ「ライナー!?おいおい‥」






    頭を失った熊「」チラッ






    ポルコ「なんでてめぇは頭が吹き飛んだのに生きてやがる!!!!」ドォン!!!ドォン!!!





    頭を失った熊「」ダッ!!!!!!!






    ポルコ「心臓に‥撃ち込んでも‥」バッ!!!!





    ポルコ「あ、あぶねぇ!!!」←屋根の上に避難







    ポルコ(間一髪避けられたが‥ショットガンを落としてしまった‥くそっ‥)





    ポルコ(まさか異能力者が操っているとはいえ‥ここまで苦戦するとは‥)







    熊複数「」ビュオン!!!!ゴォン!!!!









    ポルコ「なっ!?」(熊が俺を目掛けて一斉に飛んで‥)













    ズドドドドドドド!!!!!ドォン!!!!!











  65. 65 : : 2021/01/17(日) 10:21:39
    ライナー「」ヨロッ





    ライナー(くそっ‥一瞬の出来事だった‥吹き飛ばされた)スタスタ





    ライナー(さっきの音は‥ポルコが熊と戦っていた音か?)スタスタ






    頭を失った熊「」ダッ!!!!!






    ライナー「さっきは不意を突かれたが‥」ビュン!!!!!!







    頭を失った熊「」ザシュッ!!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!!





    ザン!!!!!!!








    ライナー「‥」ビキビキ!!!←硬質化で生成したブレード






    バラバラになった熊「」ピクピク





    ライナー(やはり身体は再生しない‥ベルトルトが建物を取り込んだ時と同じ)




    ライナー(一見すると建物自体が生き物のように動いていたが、あれはベルトルトの肉体が動いていただけ)




    ライナー(壁が再生しているように見えたのも、あれはベルトルトの細胞がそうさせているだけで、建物自体には再生能力はない)




    ライナー(それはこの熊も同じ‥頭を斬っても動いていたのは脳の代わりに身体に埋め込まれた細胞が熊の身体を操作していた‥)





    ライナー(その証拠に熊の肉体は再生していない‥普通の熊より強くなっているのは細胞が脳のリミッター範囲内よりさらに身体を動かせるように作用していたから)






    ライナー(コイツらの攻略法は分かった‥あとはポルコと合流して‥ここにいる熊を殲滅するだけ)








    ライナー「」ダッ!!!!!







    ポルコ「はぁ‥はぁ‥」ジュウウウ!!!!






  66. 66 : : 2021/01/17(日) 10:29:07
    ライナー(あの感じ‥蒸気を使って周りを吹き飛ばしたのか!?)ダッ!!!!




    ライナー「!!!」ダッ!!!





    熊「ブオオオオオ!!!!」ブォォン!!!!





    ライナー「ポルコ!!!!熊の体内の細胞を感知しろ!!!!そして‥」





    ポルコ「んなことな‥」ビキビキ!!!←硬質化




    熊「!?」ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!





    ポルコ「てめぇに言われなくても分かってるんだよ!!!!」ザシュッ!!!!ザン!!!!





    熊「」ドサッ!!!!





    ライナー「よくやったポルコ‥だが‥何故これほどの破壊力の蒸気を使った?」




    ポルコ「熊が一斉に飛びかかって来たからな‥」






    ライナー「そこまで身体能力が上がるのか‥」





    ポルコ「みたいだな‥リヴァイとピークは人間以外の生き物には、直接肉体を変異させる作用はいくらベルトルトの細胞でも出来ないと言っていたが」




    ポルコ「細胞を建物や熊に埋め込めば‥ある程度は操作する事はできるみたいだな」





    ライナー「あぁ‥そうだな」





    ポルコ「しかし俺も馬鹿だぜ‥焦って蒸気まで出しちまった‥あそこで冷静に避けていればこれほど体力を消耗しなくても‥済んだな」





    ライナー「反省会は後にするぞ。敵はまだいる。遠くに強力な殺気を感じる‥」




    ポルコ「あぁ‥異能力者の奴め‥気配を殺していやがったな‥」







    ライナー「行くぞ‥今回ばかりは‥」








    ライナー「リヴァイ達でも危ないかもしれない」ダッ!!!!





    ポルコ「だな‥」ダッ!!!






    ポルコ「リヴァイ達を全力でサポートする‥前みたいに足手纏いにはならないはずだ!!!そのためにトレーニングしてきたんだからな!!!」ダッ!!!!!






    ライナー「あぁ!!!!」ダッ!!!!






  67. 67 : : 2021/01/17(日) 10:45:08
    熊複数体「」ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!!





    リヴァイ「ふっ!!!!」ドゴォン!!!!




    ジャン「おっと!!!!」ビュン!!!!





    ピーク「」ゴォン!!!!





    ジャン「速い!!!!いいぜ!!!」ガキンッ!!!




    ピーク(防がれ‥)ビュン!!!!





    ジャン「良い反応だ‥硬質化の爪と硬質化の打撃‥」






    リヴァイ・ピーク「」スタッ!!






    ジャン「それに俺の細胞で操っている熊だって弱くはないのに、ゴミみたいに斬り刻む‥」





    ジャン「ベルトルトの脳の再構築を受けてないのに、ここまで強い異能力者は稀だ。」






    リヴァイ(この男‥俺たちが対峙してきたどのベルトルトの仲間よりも強い)





    リヴァイ(少し前までは俺たちが戦って来たベルトルトの仲間で、エレンがベルトルトの次に強かったと思っていたが‥)







    ピーク(この男‥190くらいの長身で細身だけど‥見た目以上に肉体の密度が高い‥)





    ピーク(これまでのやり取りでまだ私たちの攻撃が当たってない‥しかもリヴァイと2人がかりで私達が押されている)







    ジャン「しかしよくやるな〜。2人とも決して体格に恵まれているわけじゃないのに〜」






    ジャン「んまぁ、戦いとベルトルトの細胞の適合力には恵まれているけど‥ほんとよくやるよ」







    リヴァイ(とはいえ‥エレンも俺1人では倒せる相手では無かった‥)





    リヴァイ(本来は‥ベルトルトの強い仲間とは‥俺たちが太刀打ちできるものではないのかもしれん‥)










    ジャン「それよりいいのかい?」





    リヴァイ「あ?」





  68. 68 : : 2021/01/17(日) 10:49:48
    ジャン「今こうしている間にも熊は民間人を襲っている。助けに行かなくてもいいの?」ニヤリ




    リヴァイ「お前をブチ殺せば全ての熊の動きは停止する。」




    リヴァイ「お前を殺すのを最優先にするのは、当たり前だろ?」





    ジャン「‥バレていたか。まぁ‥そうだよな」






    ピーク「」ビュン!!!!





    ジャン「!!!!」ビュン!!!!







    ピーク「‥当たらない‥」スタッ!!!





    ジャン「話の途中なのき酷いな君は。君はお喋りが嫌いか?」




    ピーク「なら私も聞きたいことがある」





    ジャン「いいぜ。言ってみろよ」





    ピーク「今までベルトルトを含むあなた達は‥表立って大きな行動はしてこなかった。」




    ピーク「特定の人間を襲ったり、肉体的に精神的に強い人間を襲うのはより強い仲間を引き入れるため。そしてベルトルトが表立った行動をしなかったのは」





    ピーク「政府に自分たちの存在がバレるのを恐れていたから」






    ジャン「何が言いたい?」





  69. 69 : : 2021/01/17(日) 10:59:53
    ピーク「今回‥こんな目立つ行動をしたのは‥もう隠れる事ができないくらい追い詰められている」




    ピーク「ベルトルトの正体も既に政府にバレているんじゃないの?」







    ジャン「ピンポーン!!!!!」




    リヴァイ「‥」





    ジャン「なかなか鋭いね。その通りさ。国はどうやらベルトルトを今まで攻撃しなかったのは、何か準備をしていたから」





    ジャン「つまり国は最初から気づいていたのさ。異能力者の存在をね」





    ジャン「まぁ‥当たり前だよね。元はと言えばベルトルトの能力は上級国民の選抜によるもの。」




    リヴァイ「‥選抜」





    ジャン「まぁ選抜を受けた人間は過去に山ほどいるし、歴代最高の逸材とされていたベルトルトだからこそ強制収容所でその力に目覚める事が出来たんだけどね」






    リヴァイ「なんだその話は?もっと詳しく話せ」







    ジャン「‥お喋りはこれまでだ。」ズズッ!!!







    ジャン「本来は俺の目的はお前達に適した地獄を見せて成長させることだった」




    ジャン「そして本当はフロックもアルミンも君たちの仲間になり、一緒に戦うはずだったけど、フロックは死んだ。そしてお前達のアルミンも仲間にはならなかった」





    リヴァイ(コイツ‥さっきから喋り方が変わる‥何か意味でも)






    ジャン「でもベルトルトからのお願いも変わって、君たちを殺さなければいけなくなった。でもそうやって本気で殺し合う事で、本当に信頼できる仲間ができると」





    ジャン「ベルトルトは言っていたんだ」スチャ!!!!






    ピーク(ナイフ‥さっきまでは素手で戦っていたのに‥)






    ジャン「夜になる前に殺しておきたい‥じゃないと俺も消されるかもしれないからな」







    ジャン「殺してやる前に教えてやる!!!!」



    ジャン「既に僕たちの仲間は4つの領域全てに攻撃を開始している!!!きっとエルディア国の多くの人間が殺されている!!!でも!!!仕方ないよね!!!」




    ジャン「国が本気で異能力者狩りを始めたんだからさぁ!!!!!」ドォン!!!!!ゴォン!!!!!





    リヴァイ・ピーク「!」













  70. 70 : : 2021/01/17(日) 11:14:44
    ジャン「」ギュオン!!!!!!グイン!!!!





    リヴァイ「!?」ガキンッ!!!ボロッ!!!




    ジャン「」ニヤリ






    リヴァイ(硬質化で固めた腕で防御したが‥その腕がナイフに触れただけで、崩壊していく)ビュン!!!!






    ジャン「ごめんね‥ただのナイフじゃないんだ‥」ビキビキビキビキ!!!!!






    ピーク「全身からナイフが‥!?」








    リヴァイ「ピーク!!!!」







    ジャン「蒸気で飛ばしてプレゼントだぁ!!!!!」ブワァッ!!!!





    ビュオン!!!!!!ゴォーン!!!!!






    リヴァイ「ちっ!!!!」ジュウウウ!!!!






    リヴァイ「ふっ!!!!!」ブワァッ!!!!







    ジャン(蒸気で全て吹き飛ばしたか‥でも‥)ドォン!!!!!







    リヴァイ「!!!!」ドゴォン!!!!!







    リヴァイ「ぐはっ!!!!」(ダメだ‥速すぎる‥)








    ジャン「チェックメイトだ!!!!」ブォォン!!!!!





    ピーク「ぐっ!!!!」ドスッ!!!!





    ジャン「ハッハッハッ!!!!!」ドゴォン!!!!!







    ジャン「!?」ビュオン!!!!!ドサッ!!!









    リヴァイ「お前ら!!!」






    ポルコ「ピーク‥大丈夫か?」





    ピーク「ええ‥なんとか‥」ムクリ






    ライナー(再生阻害の血は異能力者全てに共通する能力の一つ‥)





    ライナー(だが‥奴の血の濃さは異常だ‥少し刺さっただけでも細胞が破壊されていく)









    ジャン「役者が揃ったね。‥あとはアイツらが揃えば全員」






    リヴァイ「アイツら?」





    ジャン「何でもないよ‥ちなみに挨拶がまだだったね」






    ジャン「俺はジャン・キルシュタイン」








    ジャン「俺の能力は単純‥このナイフに細胞破壊の濃度の高い血を込める‥」





    ジャン「そしてこの身体能力の高さ‥君たちは未だに俺に攻撃を与えられてないよね?」







    ジャン「それが全て‥4人でも勝てない‥手の内を俺が明かしても勝てない」







    そうだ




    俺のナイフは小さい





    だから誰も対してそこまで警戒しない




    でもそれは大きな勘違いだ





    小さくて




    殺傷能力がある





    見た目通りではなく





    見た目以上の能力









    ジャン「‥」





    一見強そうな人でも





    心ない言葉で自殺することもある





    ジャン「」バッ!!!!!ビキビキ!!!!!







    ライナー「と、飛んで‥!?」







    無数のナイフが






    みんなの精神と肉体を蝕む











    ビュン!!!!ビュオン!!!!!!!!











    リヴァイ「硬質化の壁を作る!!!!」(また蒸気で速度を上げて投擲してくるのか‥しかもさっきよりも多い)





    リヴァイ(素早いピークでもさっきの攻撃でも避けきれ無かった‥今回の攻撃はライナー達にはもっと無理‥)






    リヴァイ(それにピークはまだ完治していない!!!)




    ライナー・ポルコ「」ビキビキ!!!!ビキビキ!!!!!!





    リヴァイ「壁を作り!!!!奴の攻撃を全て防ぐ!!!!!」ビキビキ!!!!ビキビキ!!!!!







    どんなに強い人間でも




    精神を破壊されれば




    脆くなる





  71. 71 : : 2021/01/17(日) 11:28:47
    リヴァイ「うおおおおおお!!!!!」ビキビキ!!!!ビキビキ!!!!




    ピーク「くそっ!!!」(私がさっき攻撃を喰らわなければ‥まだいくらでも対策は‥)






    俺のナイフは




    肉体だけでなく




    神経系にまで作用して





    精神も同時に破壊していく





    そんな硬質化の防御壁を作っても





    虚勢を張っても






    弱い人間なら








    どんなに強がっても耐えられない









    ジャン「死ね!!!!!」ビュオン!!!!!









    研ぎ澄まされた殺意は








    人間の芯から破壊して









    いつか殺す






    俺のナイフを受け続けて








    無事な人間なんて






    殆ど居ないのだから











    リヴァイ「!!!!!!」ガキンッ!!!ガキンッ!!!!ガキンッ!!!!ガキンッ!!!!






    ピーク「!?」








    ライナー「ぐっ!!!!!」ブシャァ!!!!







    ジャン「なっ!?」スタッ!!!←着地








    ポルコ「はぁ‥はぁ‥」 










    ジャン「馬鹿な!?耐え切った‥だと!?」






    ジャン「ごふっ!!!」ブシャァ!!!!






    強い言葉は自分にも返ってくる





    それと同じように




    俺の殺傷能力の高い無数のナイフ攻撃は






    反動も大きい





    自分の精神まで蝕む







    ジャン「はぁ‥はぁ‥」










    どうしてコイツらの目は死んでない?





    何故、無事なんだ?





    いや






    ライナー「‥」






    瀕死じゃないか





    もう死にそうじゃないか









    直接殺せば‥いいだ










    ライナー「」ドォン!!!!!!







    ジャン「!?」ザシュッ!!!!!!







    ポルコ(ライナーの奴‥首を斬り落とした!?)








    リヴァイ「速い‥」








    ジャン「え?‥ええ???」ボドッ!!!







    ライナー「」スタッ!!!







    嘘でしょ?





    実力を隠していた?





    いや、違う






    コイツ‥さっきの攻撃で





    実戦のなかで進化を‥






    ジャン「なんだ?‥その目の周りにある‥痣のような傷は‥?」






    ライナー「さぁな‥自分でもよく分からん‥だが‥今なら」








    ライナー「何でも出来そうなんだ」ヨロッ!!









    ほらみろ






    やっぱり限界じゃないか






    首を斬り落としたところで






    他の奴も無事では無いんだよ











    俺はもう死ぬけど







    役割は全う‥


























    ジャン「してないだろ!!!!!!」ムクムクムク!!!!!!








    リヴァイ・ポルコ・ピーク「!?」





















    ジャンボ「」ジュウウウ!!!!!









    リヴァイ「なんだ!?子供になっ‥」











    ドォン!!!!!








    ピーク「!?」ザシュッ!!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!






    リヴァイ「‥!?‥ピーク‥」ザシュッ!!!!






    ポルコ「ぐあっ!!!!あっ!!!!」ザシュッ!!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!!







    リヴァイ「何が‥起きた‥」









    子供は残酷だ








    無邪気で






    平然と残酷なことをやる









    リヴァイ(気配が変わった‥見た目もさっきより小さい子供に‥)










    ジャンボ「あれれ?もう終わりなの?」







    ジャンボ「つ  ま  ん  な」ニヤリ









  72. 72 : : 2021/01/17(日) 11:36:35
    リヴァイ(ライナーは倒れて動かない‥ポルコも身体をズダズダにされて‥)




    リヴァイ(ピークは殺された‥)ムクリ








    ジャンボ「へぇ?まだ立つんだ?凄いじゃん」スッ







    リヴァイ「お前‥何が起きた?‥」(さっきのようにナイフを使っていない‥だが‥硬質化も使わずに‥俺たちの身体を刻んだ)







    ジャンボ「本来の姿に戻る事が出来たんだ。俺はずっとこうなりたかった」





    リヴァイ「お前は‥何を言っている?」ビキビキ!!!!









    ジャンボ「強がりはやめろよ。大人になりきれて無い奴が大人ぶるなよ?」





    リヴァイ「あ?‥」







    ジャンボ「お前の心の悲鳴が聞こえてくる。終わりだ」ドォン!!!!!





    リヴァイ「!!!!!」ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!ザシュッ!!!






    ジャンボ「ここまでよく耐え忍んだ‥リヴァイ・アッカーマン」スタッ!!!!






    リヴァイ「がっ‥」ヨロッ!!!!









    リヴァイ(俺はここで終わるのか?‥何も成し遂げられてないのに?)ドサッ!!!!







    リヴァイ(ダメだ‥もう体が‥)ガッ!!!







    ジャンボ「!」









    リヴァイ「‥ぶはっ!!!」ビシャ!!!!







    ジャンボ「結構刻んだのに‥君の身体の大きさだともう死んでもおかしく無いのに‥」






    リヴァイ「」ビキビキ!!!!ズズスッ!!!!






    ジャンボ(ライナー・ブラウンのように目の周りに痣のような傷が‥)






    リヴァイ「ふううううう‥」ジュウウウ!!!!ジュウウウ!!!!!!







    ジャンボ(身体の傷が急激に回復していく‥完治は‥)ビュオン!!!!!






    リヴァイ「」ユラッ!!!







    ジャンボ「させない!!!!」スカッ!!!!









    リヴァイ「」ドサッ!!!!







    ジャンボ「え?‥」ピタッ!!!ズサァッ!!!






    ジャンボ「攻撃をする前に倒れた‥傷は完治したようだけど」





    ジャンボ「戦う力は残って無かったんだね。まぁ限界だよね‥それが君の‥」








     
  73. 73 : : 2021/01/17(日) 12:52:47
    ドゴォン!!!!!!!





    ジャンボ「!!!!」バッ!!!!!








    ミケ「‥」ググググ!!!ガキンッ!!!!







    ジャンボ(一撃で家を破壊した‥あれは‥大型のハンマーか?)スッ!!






    ミケ「今のをよく避けたな」






    ポルコ「あ、あんた‥誰なんだ?」(アイツを攻撃した‥少なくともベルトルトの仲間ではないはず‥)





    ミケ「俺は上級国民が支配する政府に対抗するべく作り上げた‥組織のとあるレジスタンスのメンバー‥」






    ポルコ「‥レジスタンスだと?‥そんなものがあるなら‥何故‥今まで‥」





    ミケ「‥国とまともにやり合えば我々だけでは歯が立たない。地ならしの如く‥圧倒的な巨大な数の暴力に晒されて、壊滅していただろう」





    ポルコ「地ならし‥?なんだ‥それは?」





    ミケ「かつて始祖の巨人の継承者は幾千万もの超大型巨人を使ってこの国以外を滅ぼした。その力を地ならしという」





    ミケ「この世界においてエルディア国しかないのは、ユミルの民‥我々の遠い先祖達が滅ぼしたからだ」





    ライナー・リヴァイ「」スタッ





    ポルコ「お前ら!!!無事だったか!!!」






    リヴァイ「詳しく聞かせろ‥」






    ミケ「それは奴を倒してからだな」スチャ!!!







    リヴァイ「それは硬質化で作ったハンマーか?」





    ミケ「そうだ」スタッ!!!!







    ジャンボ「蚊帳の外にされたのは初めてだよ‥随分と舐められているようだ」






    ミケ「‥」スチャ!!!!ドォン!!!!






  74. 74 : : 2021/01/17(日) 12:59:32
    ジャンボ「!!!!」バッ!!!!





    ミケ「‥」ズドドドドドドド!!!!!ドォン!!!!!!




    ジャンボ(なんて破壊力だ‥デカイ身体で何となく察しはついたけど‥想像以上の破壊力‥)バッ!!!!!






    ジャンボ(でもこういうタイプは‥)ドォン!!!!







    ライナー「加速した!!!!」






    ジャンボ(俺みたいな素早い奴には‥)ブシャァ!!!!!








    ポルコ・リヴァイ「!!!!」






    ジャンボ「え‥?」ボタボタ







    ミケ「探しているのはコレか?」ポイッ!!!





    ボドッ!!!←ジャンボの腕







    ミケ「どうした?何を動揺している?」ガシャン!!!!







    ジャンボ(ジャンの時よりさらに速くなっているのに‥)ズチャ!!!!←再生






    ジャン(全く反応が出来なかった‥)








    ミケ「お前達には感謝している‥」






    ジャンボ「感謝だって?俺たちが何をした?」






    ミケ「お前らは仲間を増やしすぎた‥だから政府に正確な位置情報を特定されて‥窮地に追いやられた」





    ミケ「多くの民間人が犠牲になってしまったが、これで政府とベルトルト軍団‥2つの共倒れが期待できる」






    リヴァイ「!」






    ジャンボ「‥」






    ミケ「既に我々の組織も壊滅寸前‥だが‥政府もお前らも多くの大切な部下や仲間を失ったはずだ‥」




    ミケ「もう上級国民の好きなように国は機能していない‥そしてお前らも終わり‥」バッ!!!!







    ジャンボ「うるさい!!!!黙れぇ!!!!」ビュン!!!!ビュオン!!!!






  75. 75 : : 2021/01/17(日) 13:06:10
    ライナー(あの巨大で‥あの速度‥何だあれは‥)






    ポルコ「‥加勢したいが今の俺たちでは‥」






    ミケ・ジャンボ「」ガキンッ!!!!!






    ミケ「良いナイフだな‥殺傷能力が高い」ビュオン!!!!!






    ジャンボ「!?」ブシャァ!!!!ドチャ!!!ドチャ!!!!







    リヴァイ「身体の大部分を抉り取られたな‥それに奴は俺たちとはさっきまで素手で戦っていたが、ナイフを使っても押され始めている」





    リヴァイ「勝負は見えた‥奴の負けだ」







    リヴァイ(ピークの仇は‥俺が‥殺したかった‥だが‥)







    ジャンボ「うわああああ!!!!くそっ!!!!こんな奴がいるなんて聞いてないぞ!!!!」ビュオン!!!!!






    ミケ「‥」ガキンッ!!!ガキンッ!!!ガキンッ!!!!!





    ミケ(奴の攻撃は掠っただけでも危険が生じるはず‥全て避けるか防御する)ガキンッ!!!ガキンッ!!!!ガキンッ!!!!ガキンッ!!!!






    ジャンボ「くそっ!!!こうなったら!!!」ビキビキビキビキ!!!!!!!







    ポルコ「あの野郎‥肉体を巨大化させやがったぞ!!!!」







    ミケ「!」ピタッ!!!








    ジャンボ「今までの攻撃なんて比べ物にならないぞ!!!!」ビキビキ!!!!ビキビキ!!!!






    ジャンボ「身体を巨大化して!!!さらにナイフを増やす!!!巨大化することで!!!」






    ジャンボ「一つ一つのナイフの殺傷能力は格段に向上する!!!!」ビキビキ!!!!グイーン!!!!





    ミケ「‥」ビキビキ!!!!!





    リヴァイ「!」






    ジャンボ「さぁ!!!防げるものなら!!!避けられるものなら‥」ブシャァ!!!!!








    ミケ「ならば攻撃される前に殺す!!!!!」ズドドドドドドド!!!!!!!








    ズドドドドドドド!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!






  76. 76 : : 2021/01/17(日) 13:09:09
    リヴァイ「巨大化した奴の身体を‥あのハンマーで粉々にしやがった‥」






    ミケ「‥」スタッ!!!






    ポルコ(しかもなんて破壊力だ‥地震が起きたような衝撃まで発生するとは‥)











    大丈夫!!!!




    大丈夫なんだ!!!!





    ジャンから!!!!ジャンからジャンボに進化できた!!!!





    俺のなりたかった!!!戻りたかった姿に!!!





    覚醒する事ができた!!!!





    次だって!!!!首を破壊されても‥









    あれ‥細胞が崩壊していく







    再生できない





    なんだ?







    全身を粉々にされたのか?







    これじゃあ‥












    ミケ「」スタスタ






    あぁ





    待ってくれ





    まだ勝負は‥








  77. 77 : : 2021/01/17(日) 13:14:01
    ジャン・キルシュタインは上級国民の生まれであった


    彼は小さい頃から甘やかされて



    シングルマザーであった母親からはジャンボの愛称で呼ばれて




    贅沢をしていた






    ジャンボ「ハッハッハッ!!!!!」ドガアッ!!!!





    いじめられっ子「うううう‥」




    ジャンボ「俺たちに逆らったらどうなるか分かるよな?」




    ジャンボ「俺たちはお前ら下級国民とは違うんだよ!!!!」




    ジャンボ「俺たちに逆らえば!!!お前の一家はまるごと豚小屋の家畜共の餌にされる!!!それはいくらお前でもわかってるだろ?」





    ジャンボはいじめっ子だった





    彼は上級国民の生まれであったが、上級国民の中にも序列がある



    多くの上級国民が集うシーナ領域ではデカイ顔は出来なかった



    だからジャンボは中流家庭の多いローゼ領域に住んで、自分より弱い者達を痛ぶって遊んでいた




    いや




    正確には




    自分よりも弱い奴らをいじめる事で



    その力を誇示することで




    心の安定と




    現実の地位を保っていたのだ




  78. 78 : : 2021/01/17(日) 13:17:38
    ジャンボ「俺たち最強のキルシュタイン集団!!!」スタスタ



    ジャンボの取り巻き連中は中流家庭の子供



    だがジャンボの取り巻きはジャンボに媚びを売って


    まるで金魚の糞の如くジャンボのご機嫌を伺った



    子供とは純粋無垢でそして残酷だ



    彼らはまだ幼き子供であったがジャンボの強大な権力を理解していた


    そして美味い汁を吸えると理解していた



    逆にジャンボに逆らえば



    一家まるごと皆殺しにされるのも分かっていた





    だから取り巻きはジャンボの命令には逆らえない





    従順なペット




    いや、まるでジャンボの奴隷だった








    ジャンボはそんな毎日が楽しかった





    それはローゼ領域の高校に進学してからも




    続いていた






    だが





    そんな楽しい生活にも






    終わりは訪れる









  79. 79 : : 2021/01/17(日) 13:22:48
    陰キャ眼鏡「ぐっ!!!!」




    ジャンボ「おいおい!?てめぇ俺の事を知らないのか!?」




    取り巻き「馬鹿な奴だな!!!ジャンさんに逆らうとは‥お前‥殺されるかもよ?」




    ジャンボ「お前の身分証明書を見せてみろよ!!!!‥え?」






    陰キャ眼鏡「」ニヤリ





    ドン!!!!ドン!!!!ドン!!!!





    取り巻き「」ドサッ!!!!!





    ジャンボ「え‥なんでシーナ領域の上級国民‥が‥こんなところに‥」





    陰キャ眼鏡「それは君も同じだろ?見たところ‥君は自分の権力はシーナ領域では通じないから‥こんな下民の住む臭いところまで引っ越したきたんだね」





    ジャンボ「ま、待てよ」





    黒服「」スチャ←銃






    陰キャ眼鏡「まぁ、喧嘩を売る相手を間違えたのは君だったってことさ」ニヤリ






    ジャンボ「ひっ!!!!な、なんでお前はこんなところに来た!?俺と同じ理由か!?」




    陰キャ眼鏡「ん?僕は君みたいに卑怯な真似はしないよ。それにこんな下民共と同じ空気を毎日吸いたくないだろ?」




    陰キャ眼鏡「上に立つ者として下の人間がどんな暮らしをしているのか知りたくなってさ。視察に来ていたんだよ」





    ジャンボ「‥」






    陰キャ眼鏡「君の家に行こうか。家族を紹介してよ。挨拶をしておきたい」ニッコリ







  80. 80 : : 2021/01/17(日) 13:29:23
    ジャンボのママ「ぎゃあっ!!!!」ドンドン!!!!ドォン!!!!!




    黒服「母親の処理は完了しました。確実に息の根を‥」




    陰キャ眼鏡「うん、ご苦労さん」ドン!!!!





    黒服「!?」ドシュ!!!!




    ジャンボ「お、お前!!!!何をやっている!?」





    陰キャ眼鏡「君に抵抗されて銃を奪われそうになった。僕は乱射した挙句に誤ってボディガードの1人を射殺してしまった。シナリオはこれで良いはずだ」




    ジャンボ「そんなこと‥認められるわけ‥」




    陰キャ眼鏡「君も分かっているだろ?上級国民は何をやっても許される。」




    陰キャ眼鏡「僕はね‥人を殺すのが大好きなんだ」ニヤリ




    陰キャ眼鏡「一思いに殺せるこの快感が‥たまらなく興奮するんだよ!!!!!」ゾクゾク!!!








    ジャンボ「‥」





    そうだ




    俺は自分の弱さを隠すために




    自分の力が通じるところに逃げて




    自分の弱さを隠すために群れて





    調子に乗ってきた





    殺してはいないが





    俺は多くの人間の怒りを




    買ってきた





    その憎しみや怒りが







    天罰となり








    俺に






    裁きを下した










    陰キャ眼鏡「ん?」





    ベルトルト「」スタスタ





    陰キャ眼鏡「はぁ!?なんだお前‥」ブシャァ!!!!!





    ベルトルト「悪いけど、彼には僕が先に目をつけていたんだ。邪魔しないでくれる?」ブン!!!






    陰キャ眼鏡「」ドサッ!!!!







    ジャンボ「!」





    ベルトルトは俺を救ってくれた





    そしてベルトルトはこんなどうしようもない






    俺を仲間だと言ってくれた





    頼ってくれた




    優遇してくれた











  81. 81 : : 2021/01/17(日) 13:42:03
    ジャンボ「お前‥を‥殺‥」ボロッ!!!






    ミケ「お前の負けだ」スタスタ





    ライナー「‥これでやっと話が聞けるな。お前は‥何者なんだ?」






    ミケ「ミケ・ザカリアス。さっきも言った通りレジスタンスのメンバーの1人‥組織は壊滅したがな」




    リヴァイ「何があった?」





    ミケ「ニュースを見ていないのか?今この国は各地で戦闘が勃発している。」





    ポルコ「俺たちは‥山に篭ってトレーニングをしていたからな」





    ミケ「そうか‥」





    リヴァイ「お前は‥異能力者について何か知っていそうだが‥」





    ミケ「異能力者というのは巨人の力に一部目覚めた者‥ユミルの民の力は」




    ミケ「地ならしを起こした後‥内戦で失われた‥どうやってその強大な力が失われたのか知らないが、今巨人の能力を完璧に扱えるユミルの民はいない」




    ミケ「ベルトルトのように遺伝子操作やあらゆる肉体改造手術で先天的な才能を引き出され‥その上で才能がある奴が能力に覚醒する」





    ポルコ「‥話が見えてこないが‥俺たちはベルトルトの細胞でこの力に目覚めたんだぞ?」




    ミケ「そうか‥そうだったのか」





    ミケ「能力が覚醒した者は同じく素質のある者へと能力を継承させることができる」



    ミケ「そして異能力者になると寿命で死ぬことはない。頭を切断されるか、再生する力を全て失うまで命は尽きない」





    リヴァイ「そう‥だったのか」




    ミケ「この私の肉体も‥能力に目覚めるまでは30代だったが、今は全盛期以上の肉体に若返り‥人外の力を手にしている」




    リヴァイ「お前は‥ベルトルトから能力を継承したわけじゃないのか?」





    ミケ「私は‥政府の異能力者から能力を受け継いだ‥」





    リヴァイ・ポルコ・ライナー「!」






    リヴァイ「やはり‥上級国民は異能力者を保有していたのか」





    ミケ「だがこの20日間の時の流れで各領域に配属されていた上級国民側の異能力者も、ベルトルトの仲間も殺し合って‥共倒れ寸前だ」






    ライナー「じゃあ‥どうする?」





    ミケ「まともに戦えるのはもはや私のみ‥これではさすがに疲労した上級国民もベルトルトも倒せない」





    ミケ「私についてこい‥壁外領域にメンバーにも言っていない‥拠点がある‥そこには異能力者ではないが、協力者がいる」











    ズドドドドドドド!!!!!!!!!









    全員「!!!!!」







    ハンジ「いやーやっと見つけたよ!!!!」






    エルヴィン「ハンジ‥そう焦るな」





    ハンジ「焦ってない!!!興奮しているんだよ!!!!」






    ハンジ「私たちの計画を台無しにしてくれた‥憎き‥」






    ミケ「‥」






    ハンジ「クソ野郎をブチ殺せるんだからさぁ」スチャ!!!!




  82. 82 : : 2021/01/17(日) 13:46:06
    リヴァイ「硬質化にこの身体能力‥」




    リヴァイ「ベルトルトの仲間‥いや‥上級国民側の異能力者か?」





    ハンジ「おや‥まだこんなに仲間がいたんだ‥」




    エルヴィン「だが‥ミケ・ザカリアス以外は脅威ではない‥」





    エルヴィン「他の3人は後回し‥先にミケ・ザカリアスを殺す‥」





    ハンジ「そうだね‥」






    ミケ「お前達に時間をかけている暇はない」





    ハンジ「はぁ!?じゃあ何!?一瞬で殺される?殺されたいの?」







    ミケ「違う‥瞬殺する」





    エルヴィン「面白い冗談だ」







    ライナー「て、てめぇらのせいで!!!!」






    ミケ「!」





    ハンジ「ん?」








    リヴァイ「よせ!!!ライナー!!!」(俺たちは殆ど戦えない‥標的がこちらに向けば‥ミケの負担が増える)





    ライナー「いいや‥これだけは言わせてくれ」







    ライナー「お前達のせいで!!!どれだけの人間が苦しんだと思っている!?」






    エルヴィン「若いな‥」





  83. 83 : : 2021/01/17(日) 20:11:37
    ライナー「ベルトルトの力は‥上級国民の施策たったんだろ!?」



    ライナー「俺は‥俺たちはベルトルトやその仲間に全てを蹂躙された」




    ライナー「あの地獄を知ってしまったら、もう元には戻れないんだよ!!!なんで人体実験なんかやっているんだ!?」




    ライナー「不老不死になっていつまでも生き永らえて、この国を永久に支配するつもりだったのか!?」





    ポルコ「ライナー‥」





    ライナー「人体実験だけじゃねぇ!!!臓器売買に不審な死を遂げる者!!!堕落した政治家達に無法地帯!!!全てお前らが権力を濫用したからだ!!!!」



    ライナー「自分の事しか考えられないのか!?自分たちの仲間の事しか考えられないのか!?ふざけるんじゃねぇぞ!!!!」






    エルヴィン「黙れ!!!!!」





    リヴァイ・ポルコ・ライナー「!?」ビリッ!!!





    エルヴィン「貴様の言うことは正しい!!!だがそれがどうしたと言うのだ!?我々が間違っているのは今に始まった事ではない!!!」




    エルヴィン「貴様の言うのは弱者の戯言!!!負け犬の遠吠えだ!!!奪われるのが嫌ならば貴様も奪う側になればいい!!!そのための努力はしたのか!?」




    エルヴィン「人間もどんなに高説を垂れようと所詮は醜い生き物に過ぎない!!!!自分の利益のために他者を蹴落とす!!!他人に罪をなすり付けて、その責任を放棄する!!!」




    エルヴィン「我々はいつも間違い!!!口ばかりの反省を垂れ流すが!!!いつだって同じ過ちを犯す奴がいるのだ!!!我々が今こうして生きているのも誰かの犠牲があってこそ!!!」




    エルヴィン「人間は歴史の過ちを学ぼうとはしない。誰かが間違えばその流れは止められない。分かるか?この国しか現在存在しなくなったのは」





    エルヴィン「多くの謝った選択‥そしてその決断が積み重なった結果‥」




    エルヴィン「この国は半壊した‥我々の同士も大勢殺された‥それはツケが回ってきたのだ」





    リヴァイ(なんて気迫だ‥ジャン・キルシュタインに勝るとも劣らぬ‥この強さ)






    ハンジ「もうその辺にしないか?」




    ミケ「私もそう思っていた‥」





    エルヴィン「ふむ‥お互いに決着を焦っている‥こちらも出し惜しみは無しで‥」




    エルヴィン「一瞬でケリをつけてくれよう」






    ライナー(気配が変わった‥殺気に満ち溢れている‥)








    ミケ「よく‥見ておけ」





    リヴァイ「!」





    ミケ「そして目で見て盗め‥お前達はまだ私には及ばないが‥」





    ミケ「いつか必ず‥何かを変えてくれる人材になる‥私の観察眼は間違いない。何百人もの異能力者を見てきた」





    ハンジ「だったらあんたを真っ先に殺して、その若い芽も全て排除しないとね。まだベルトルトを討伐できてないし」





    ライナー(やはりまだベルトルトは生きているのか)







    ミケ「体力の消耗は激しいが‥」ズズスッ!!!!






    エルヴィン・ハンジ「!!!」






    リヴァイ「あれは‥」




  84. 84 : : 2021/01/19(火) 10:28:52
    ミケ「‥」ズズッ!!!



    エルヴィン「ほぅ‥」




    ハンジ「やっぱり‥巨人化能力者の目の特徴は発現させていたんだ‥」





    リヴァイ「あれは‥俺たちが発現したものと同じ‥」






    ミケ「これはかつて9つの巨人能力者全員に発現していた‥特徴の一つ」





    ミケ「我々は完全な巨人化は出来ないが‥この痣のような傷を発現することで‥全ての能力を向上させることができる」







    ハンジ「じゃあ‥」ズズッ!!!!









    ライナー「!」





    エルヴィン「我々もお揃いで行くと‥するか」ズズッ!!!!





    ポルコ(あの二人にも同じ特徴が‥)








    ミケ「他に上級国民側の異能力者の追っ手は‥この近くにはいなそうだな?」





    ハンジ「‥どうかな?気配を隠しているだけで‥潜んでいるかもよ?」




    エルヴィン「それに各地にまだ‥」





    ミケ「ふっ‥動揺したな」





    ハンジ「‥何だって‥」





    ミケ「我々‥レジスタンスと同じで壊滅状態のようだな‥そちらも‥」





    エルヴィン「‥」




    ミケ「ベルトルト達に派手に‥やられたようだな‥お互いに‥」





    ハンジ「私たちはどんなに追い詰められて、壊滅寸前であっても、私たちの使命は必ず‥遂行する」




    エルヴィン「ハンジの言う通りだ‥この国は上級国民の末裔‥一族が創り上げてきた‥この国は終わらせない」






    ミケ「いや、終わらせる」






    エルヴィン「‥」





    ミケ「ベルトルトもその仲間も‥上級国民も全て‥根絶やしにする」





    ミケ「そして今まで一般人だった一族‥上級国民では無かった者達に後を託す」





    ハンジ「お馬鹿さんだね‥そんな事してもまた残り少ない生き残り同士で格差が生まれて、また同じ事の繰り返しだ。君たちは黙って私達に支配されていればよかった」





    エルヴィン「私たちの一族は‥ここまで国を発展させてきた‥綺麗事だけでは国を維持する事はできないぞ?」




    エルヴィン「ただ支配されていただけの一族の末裔が‥国を安定させる事はできない」




    ミケ「少なくとも‥お前達に国を任せるよりはマシだ。」





    ミケ「」ドォッ!!!!!







    ライナー(動いた!!!)






    エルヴィン・ハンジ「!」ゴォ!!!!ゴオオオアッ!!!!!!






    リヴァイ「突風‥!?」(突風や熱風は珍しくないが‥ここまでの威力は体感した事はない‥)






  85. 85 : : 2021/01/19(火) 10:40:48
    ミケ「ぬおおおおおおおおおお!!!!!」ゴオオオアッ!!!!




    ハンジ「なっ‥」ゴシャ!!!!




    エルヴィン「ハンジ!!!!」バッ!!!!






    エルヴィン(まさか強引に真正面から突っ込んで来るとは‥なんというパワー‥恐る‥)バキッ!!!







    エルヴィン「!?」ガガガガカ!!!!!ドォッ!!!!






    ミケ「ふんっ!!!!」ブォォン!!!!







    エルヴィン(硬質化で固めた足で蹴られた‥それに気づくまでタイムラグがあった‥)バッ!!!!






    ポルコ・ライナー(目で動きを追えない‥)





    リヴァイ(なんとか捕捉できるが‥実際に戦うとなると‥また別だな)






    エルヴィン「ぐはっ!!!??がっ!!!」ガキィ!!!ギィン!!!!ズドォッ!!!





    ミケ「‥」ビュオン!!!!







    エルヴィン「ばか、な‥」(速すぎて防御するのが‥しかも‥防御の上から衝撃‥)ゴシャ!!!






    ミケ「」ズドォッ!!!!






    エルヴィン「!?」ブシャァ!!!!!








    リヴァイ「上半身を吹き飛ばした!?」








    ハンジ「よっと!!!!」ダッ!!!!







    ライナー「!」








    ハンジ「あんな化け物と戦ってられないよ‥ならば!!!」バッ!!!!





    リヴァイ(マズイ!!!反応が遅れた!!!)ダッ!!!!





    ハンジ「人質を取るまで‥」バキッ!!!!








    ハンジ「!?」ドサッ!!!!






    ライナー「ポルコ‥その姿は‥」






    ハンジ「へぇ‥君も出せるんだ‥油断しただけで効いては‥」ガクガク!!!






    ポルコ「効いているようだが?」







    ハンジ「私が‥こんな雑魚に‥」





    ライナー「ポルコ‥お前‥」




    ポルコ「言っただろ?‥俺はお前より才能はあるんだよ」







    ハンジ(だが今の一撃で体力を使い切ったよう‥)ドシャァ!!!!!!







    ハンジ「ぎゃっ!!!????」ゴシャ!!!!







    ミケ「終わりだ‥」グイン!!!!







    ハンジ(はっ!?エルヴィンは何をやって‥)















    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!






  86. 86 : : 2021/01/19(火) 13:25:24
    襲ってきた上級国民のハンジとエルヴィンを撃退したミケ達は



    ミケの隠れ拠点


    壁外領域にある拠点でリヴァイ・ポルコ・ライナーの3人は




    最終決戦に備えてトレーニングを開始することになる




    国内は上級国民とベルトルトの仲間の衝突で





    大混乱状態にあったが




    ベルトルトを倒さないと




    彼の仲間が増えてしまうため




    各地の紛争を止めたとしても





    争いを完全に止める事はできない






  87. 87 : : 2021/01/19(火) 13:38:37
    ー2ヶ月後 壁外領域にある拠点ー





    ミケ「ベルトルトは2ヶ月前‥上級国民の幹部格を殺した‥そしてレジスタンスと上級国民の勢力はお互いに潰しあって‥」




    ライナー「だから‥指揮が取れていなかった‥そう言う事ですね?」




    ミケ「あぁ‥その時点でもう上級国民側も我々もベルトルトに勝ち目は無かった‥」





    ミケ「だから‥この2ヶ月‥ここでトレーニングをしてお前達を強くした‥結果は‥大成功だ」





    ポルコ「ありがとうございます」







    ミケ「もはやこの国の軍事施設は殆ど壊滅させられている‥奴とまともに戦えるのは‥我々くらいだろう」






    ライナー「‥」





    ミケ「つまり‥我々の敗北はこの国の死を意味する‥ベルトルトの創る世界は上級国民の創ってきた国よりも」





    ミケ「地獄だろう‥何故なら誰もがベルトルトの仲間になれるわけじゃない。素質のある者しか生きることが許されない」




    ミケ「そんな世界に意味はない‥未来もない。色んな人間がいる事で国は成り立つ。」





    リヴァイ「だな‥」





    ミケ「あのような身勝手で幼稚な人間に‥これ以上好き放題にさせてはいけない」






    ミケ「奴を誘き寄せる餌は数日前に撒いた‥近いうちに奴と‥奴の生き残りの仲間と衝突する事になる」




    ミケ「普通に真正面から衝突すれば、まず‥勝てる見込みはない‥だが‥地の利はこちらにあり、連携を取り、練ってきた作戦を各々が遂行できれば勝機はある」






    ミケ「皆‥心してかかってくれ‥これより警戒態勢に‥」






    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!





    リヴァイ・ポルコ・ライナー「!?」





    ライナー「あの爆発音は‥」





    ミケ「どうやら‥予定よりも早く来たようだな」







    ミケ「総員!!!戦闘用意!!!」






    全員「ハッ!!!」バッ!!!







    ミケ「行くぞ‥負の連鎖は今日‥全て断ち切る‥」







    ミケ「新しい世代に命を繋げる!!!この戦いは負ける事は許されない!!!」






    全員「ハッ!!!!」バッ!!!!








    ライナー(異能力者は俺とミケさんとリヴァイとポルコ‥の4人だけ)






    ライナー(他の戦闘員は‥古くからこの地でマタギを生業としてきた者達数十名‥)





    ライナー(地の利があり‥重武装しているとはいえ‥正直戦力的にはかなり厳しいだろう‥まず敵の数と実力が未知数だ)




    ライナー(あれから俺たちは強くなったが‥それは時間が経っているから敵も同じだ‥それでも‥)








    ライナー「やるしかない!!!!!」






    全員「」バッ!!!!!!









  88. 88 : : 2021/01/19(火) 13:46:31
    ー少し離れたところー





    マタギ集団「」ドォン!!!ドォン!!!!ドォン!!!!!




    ベルトルト「」ビュン!!!!ビュン!!!!





    マタギ「絶対に近づけるな!!!!接近されたら我々では対応ができない!!!」ドォン!!!






    マタギ2「分かっておる‥」ドォン!!!ドォン!!!!





    マタギ3「しかし‥敵は一人だぞ?‥あれがベルトルトという男なのか?」ドォン!!!ドォン!!!!






    マタギ4「さぁな‥奴らは顔を変形させることができるし‥気配を察知できる異能力者にしか見抜けん‥」ドォン!!!ドォン!!!!!






    ベルトルト「」ビュン!!!!ガシッ!!!!






    マタギ5「地面を割った!?」






    ベルトルト「」ブオオオオオオオオオン!!!!!







    マタギ集団「!?」スチャ!!!!







    マタギ6「投擲!!!来るぞ!!!!」バッ!!!!






    マタギ7「なんて投擲力に腕力だ‥」バッ!!!






    マタギ8「次が来る!!!銃撃で奴の動きを止めろ!!!」ドォン!!!!!







    マタギ9「くそっ!!!さっきから当たっている気がしないぞ!!!!」ドォン!!!ドォン!!!!












    ベルトルト「」ビキビキ!!!!!ドォン!!!!!!!






    マタギ集団「!!!!!!」









    マタギ10「飛んだ!?」









    ズドォッ!!!!!!






    ベルトルト「やぁ‥」スタスタ







    マタギ11「くっ‥」(マズイ‥地雷を埋めていたところを飛び越えてきた‥バレたのか!?)






    ベルトルト「どうしたんだい?何故撃ってこない?」ニヤリ






    マタギ12「くっ‥」ジリッ





  89. 89 : : 2021/01/19(火) 13:56:58
    ベルトルト「ハッ‥こめんね。本当は何故君たちが撃たないのか知っているんだ」



    ベルトルト「同士討ちをする可能性があるからだ。こんなに密集しているからね」





    ベルトルト「かと言って攻撃しないわけにもいかない。だから‥その硬質化で作られたブレードを構えているんだろ?」



    マタギ13「」スチャ





    ベルトルト「じゃあ何でとっとと来ないの?‥これも僕は知っている」




    ベルトルト「攻撃した瞬間に君たちが瞬殺されるのが、本能で察知しているから‥だから不用意に攻撃に踏み込めない」





    マタギ14「我々を‥舐めるなよ?」ギロッ





    ベルトルト「ハッハッ!!!分かっているさ‥」





    ベルトルト「この辺一体は円状に様々な罠が仕掛けられている‥異能力者の気配も察知できるし、戦闘員もそれなりに人数がいる」





    ベルトルト「ここの人間を皆殺しにすればこの国は僕のもの‥何故なら‥」





    ベルトルト「この国には異能力者がもうここの4人と‥僕とその仲間のエレンしかいないからね」





    マタギ集団「!!!!」





    マタギ15「やはりお前がベルトルトなのか?」






    ベルトルト「そうさ‥僕がこの国の未来の王だ」





    マタギ16「王政はとっくの昔に終わっている‥」スチャ!!!





    マタギ17「それに我々は最後まで貴様に屈する事はない‥最後の一人まで食らいつく」






    ベルトルト「その言葉に嘘偽りはないんだろ?それは分かる‥」





    ベルトルト「なぁ?聞いているんだろ!?ライナー!!!ポルコ!!!!リヴァイ!!!」





    マタギ集団「!!!!!」






    ベルトルト「無線でこの話を傍聴しているはずだ!!!君たちが大人しく僕の話を聞いているわけがないからね!!!!」






    マタギ18「くっ‥」




    ベルトルト「僕から情報を引き出すため!!!そしてここに増援が来るまでの時間稼ぎ!!!」




    ベルトルト「もう付き合ってやらないぞ!!!ここの人間は皆殺しにする!!!!」





    ベルトルト「ミケだったかい!?いったいここのマタギ達をどんな洗脳をしてこんな狂人にした!?いったいどっちが悪魔なのか!?正義なのか分からないね!!!!」





    マタギ19「かかれぇ!!!もう我々の作戦はバレている!!!!」バッ!!!!






    マタギ集団「うおおおおおおおお!!!!」バッ!!!!!!








    ベルトルト「アホだね」カァッ!!!!!









    ブワァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!







  90. 90 : : 2021/01/19(火) 14:09:44
    ベルトルト「フッハッハッハッ!!!!どうだい!?これが熱風だぁ!!!!」




    ベルトルト「常人ならば耐えられないだろ?あっ!!!もう死んでいるから返事出来ないよね!!!」




    ベルトルト「ごめんね‥」ブン!!!!




    ベルトルト「!?」ビュン!!!





    マタギ20「木の上に逃げたぞ!!!ライフルを使え!!!!」ドォン!!!ドォン!!!






    ベルトルト(どうなっている?‥確実に熱風は直撃したはず‥!!!)ビュン!!!ビュン!!!





    マタギ集団「」ジュウウウ!!!!









    ベルトルト(へぇ‥毛皮の下に防護服を着ていたのか)ビキビキ!!!!





    ドォン!!!!ドォン!!!!ドォン!!!!






    マタギ複数人「!?」ブシャァ!!!!





    マタギ21「飛び道具だ!!!!身体から銃弾が飛んでくる!!!!」ドォン!!!





    ベルトルト(銃弾ではないよ‥硬質化の塊を全身から生成して‥蒸気の力で飛ばしているだけ)ドォン!!!!ドォン!!!ドォン!!!!




    マタギ22「ぐはっ、!!!!????」ブシャァ!!!!!





    マタギ23「気をつけろ!!!防護服を貫通する威力だ!!!絶対に喰らうな!!!!」





    ベルトルト(なんかめんどくさくなってきたな‥)ズズッ!!!!ズボォ!!!!!!







    マタギ集団「!?」ドォン!!!!ドォン!!!






    ベルトルト「いくら君たちでも!!!こんなに大きな生物の腕は見たことがないだろ!?」ズズッ!!!!!ブオオオオオオオオオン!!!!







    マタギ23「え!?」ドシャァ!!!!!






    グシャリ!!!!!!








    ベルトルト「ハッ!!!大勢潰れたね!!!!」バッ!!!!






    マタギ24「ぐあっ‥つ、追撃が‥」







    ベルトルト「地面を割るよおっ!!!!」バキッ!!!!ドゴォン!!!!!





    マタギ集団「!?」グラッ!!!!









    ベルトルト「あぁ‥下ばかり注意していると‥上から来ちゃうよ?」ニッコリ











    マタギ集団「!!!!!!!???」ボドッ!!!!ボドッ!!!!!






    マタギ25「ぐおおおおお!!!!があっ!!!」ジュウウウジュウウウ!!!!!!






    マタギ26「これは‥酸の‥身体が溶けて‥」ドロドロ!!!!









    ベルトルト「その防護服はただ蒸気を防げるだけだったね‥そしてこれで終わり‥」






    ベルトルト「うふふ‥このドロドロに溶けた死体を見たら増援の人たちはどう思う‥」ドシュ!!!!







    ベルトルト「!?」バッ!!!!







    ケニー「お前も死んどけや!!!!!」ズドォッ!!!!!←ロケットランチャー







    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツー!!!!!!!!





  91. 91 : : 2021/01/19(火) 14:16:17
    ベルトルト「!?‥へぇ‥やるね」ビキビキ!!!!ジュウウウ!!!!




    ケニー「おいおい‥直撃したのに‥その速さで再生するのかよ‥」




    ベルトルト「でもこれで‥」ドゴォン!!!!!





    ベルトルト「!?」ブォォン!!!!!





    ベルトルト(これは丸太の仕掛け‥古典的だけど‥引っかかってしまったよ)バッ!!!!





    ケニー「まぁ‥そんなんじゃ死なないのは知っているさ」









    ベルトルト「!」ピピッ!!!!






    ズドォッ!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!





    ベルトルト「ぐっ!!!!いいね!!!最高だよ!!!!」ジュウウウ!!!!





    ベルトルト「中にも地雷を仕掛けたいたんだ!!!どうやって見極めているのかな!?」






    ケニー「あ?全部場所を覚えるんだよ!!!」スチャ!!!ドォン!!!!!





    ベルトルト「凄いね!!!わざわざ僕を倒すために‥無駄な努力褒めてあげる!!!」ドシュ!!!ドシュ!!!!







    ベルトルト「!」ピタッ!!






    ケニー「喰らったな!!!そいつには再生阻害の薬品が込められている!!!!」ドォン!!!ドォン!!!!





    ベルトルト「おっ‥本当だね‥異能力者の血と細胞を付着させているね‥」ビキビキ!!!!





    ケニー(全然効いている気配がねぇな‥)ドォン!!!!ドォン!!!!ドォン!!!!




    ベルトルト「うん‥こんな銃弾に込めた程度じゃ大した効果はないよ?」ドシュ!!!ドシュ!!!!






    ケニー「ちっ!!!!」ドォン!!!!!ドォン!!!!!





    ベルトルト「遊びはここまでにしよう!!!ここまでよく耐えたね!!!!」ビュン!!!!










    ザシュッ!!!!!!!





  92. 92 : : 2021/01/19(火) 14:30:40
    ベルトルト「!」ブシャァ!!!!




    ケニー「へっ!!!ハエが止まるぜ!!!」スチャ!!!←硬質化で作られたナイフ





    ベルトルト(殺すつもりで斬撃を放ったのに‥逆に反撃された)ズズッ!!!!






    ケニー「今だ!!!!ジジイ!!!!!」スチャ!!!!ドォン!!!ドォン!!!!





    ベルトルト「!」ビュン!!!!←反射的にケニーが呼びかけた方へ触手攻撃






    ズドォッ!!!!!!!






    ベルトルト「あれは人形‥爆薬が仕込まれて‥」ズドォッ!!!!!





    ベルトルト「!?」ズドォッ!!!!ズドォッ!!!!ズドォッ!!!!!











    ジジイ「ケニー!!!!ロケット弾を撃ち込め!!!!」ズドォッ!!!!ズドォッ!!!





    ケニー「あぁ!!!!さぁ!!!たっぷりお見舞いしてやるよ!!!!」ズドォッ!!!ズドォッ!!!!!ズドォッ!!!!






    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!


    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!


    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!







    ケニー「ハッハッハッ!!!!!たまんねぇなあっ!!!!」ズドォッ!!!!







    ベルトルト(そうか‥この二人‥50代と70代くらいか?‥)ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!






    ジジイ「畳み掛けるのじゃ!!!再生の隙を与えてはならん!!!!」ズドォッ!!!!







    ベルトルト(僕の細胞でも上級国民でもない‥巨人由来の細胞が微量ながら全身に流れている‥)ズドォッ!!!!!





    ベルトルト(なるほど‥異能力者ではないけど‥普通の人間ではない‥これは認識を改める必要がありそうだ‥どうりで常人離れした動きをするわけだ)ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!








    ケニー「反撃してこねぇぜ!!!ジジイ!!!」ズドォッ!!!!





    ジジイ「喋るなぁ!!!手を動かせ!!!」ズドォッ!!!!!





    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツー!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!




    ケニー「奴は!!!噂ほど大したこと‥」ザシュッ!!!!!





    ジジイ「!!」






    ベルトルト「勘違いさせてしまったのならば‥ごめんね。君は弱いよ‥全然‥」





    ケニー「ぶはっ!!!!」←吐血





    ベルトルト「さようなら‥」






    ケニー「」ドロドロ!!!!!






    ジジイ「‥」(心臓に腕を突き刺されただけで‥ケニーの身体が溶解された!?馬鹿な‥)スチャ!!!!




  93. 93 : : 2021/01/19(火) 14:34:09
    ベルトルト「‥」ズズッ!!!!!!





    ジジイ「ぐっ!!!!」ドォン!!!ドォン!!!!




    ベルトルト「なるほど‥すぐに増援が駆けつけそうだ‥」ドシュ!!!ドシュ!!!!





    ジジイ「このっ!!!!」ドォン!!!ドォン!!!!




    ベルトルト「さっきまでよく2人とも姿を隠していたね‥よく気配を感じ取らないと分からなかったよ‥」ドシュ!!!!ドシュ!!!!






    ジジイ「ワシは何十年も化け物と戦っていた!!!!」ドシュ!!!!




    ベルトルト「でもそれって猪や熊とかでしょ?」





    ジジイ「!?」ドサッ!!!




    ベルトルト「僕みたいな‥本物の化け物とは戦ったことはないよね?」ズボォ!!!





    ジジイ「あがっ‥あ‥」ビクビク!!!ブシャァ!!!!!





    ベルトルト「さようなら‥マタギのお爺さん‥」





  94. 94 : : 2021/01/19(火) 20:28:20
    ジジイ「待て!!!」ガシッ!!!!




    ベルトルト「!?」ググググ!!!!




    ジジイ「ただで死んでなるものかぁ!!!!」バッ!!!!




    ベルトルト(なんだこの力は!?‥ダイナマイト!?自爆するつもりか!?)ググググ!!!!






    ジジイ(ケニー‥ワシもすぐ‥そちらに行きそうだ‥)カァッ!!!!





    ベルトルト「よせ!!!」ズドォッ!!!!!





    ジジイ(あの世で再会できたら‥今度は‥)ズドドドドドドド!!!!!!!!!










    アルミン「」ガシッ!!!!





    ベルトルト・ジジイ「!?」






    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!







    アルミン「大丈夫ですか?」





    ジジイ「あぁ‥」(蒸気でダイナマイトごとベルトルトを吹き飛ばした‥異能力者‥)






    ジジイ「君は‥味方なのか?」





    アルミン「いえ‥ただの通りすがりの卑怯者です」スタッ










    ベルトルト「アルミン!!!!アルミン!!!アルミンじゃないかあっ!!!」ジュウウウ!!!






    ジジイ「あの爆発に巻き込まれてもう完治しているだと!?」(その他にも多数のダメージは与えているはず‥)







    ジジイ「奴は‥不死身なのか?」






    アルミン「不死身ではありません。確かに殺すのは容易ではありません。しかし奴も生物‥生物には必ず死が訪れます」







    ベルトルト「まさかここで会えるとは思わなかったよ!!!さぁ!!!アルミン!!!!」





    ベルトルト「殺し合おう!!!やっぱり君は僕の仲間に相応しい人材なんだよ!!!!」




    ベルトルト「こうしてこんな辺境の地で巡り会えたのも何か運命を感じるよ!!!!君もそうは思わないかい!?」





    ベルトルト「ねぇ!!!!何とか言ったらどうだい!?僕ばかりが喋っても楽しくないじゃないかあっ!?」






    アルミン「お爺さん‥近くまで来ているミケさん達のところへ‥」





    ジジイ「お主はどうするのじゃ?」





    アルミン「‥アイツを殺します‥」





    ジジイ「無茶だ!!!いくら異能力者でも‥」





    アルミン「覚悟の上です‥これは」






    アルミン「僕がやらなければいけないんです。」






    ジジイ「‥」





    アルミン「あなたも軽傷ではない。早く手当をしてもらうべきです」





    ジジイ「死ぬなよ‥若き力よ‥」ダッ!!!






    ベルトルト「はあっ!?行かせないよお!!!君の出番はここで終わりだ!!!」ビュン!!!






    ガキンッ!!!!






    ベルトルト「!?」








    アルミン「さっき君は運命とか言っていたけど‥」





    ベルトルト(触手攻撃を防がれた‥まぁ‥このくらいはやってくれないとね)ペロリ












    アルミン「これは運命でも偶然でもない」






    ベルトルト「ん?どういう事なんだい?何が言いたい?」








    アルミン「僕はお前を殺しに来た」ギラッ







  95. 95 : : 2021/01/19(火) 20:40:39
    ベルトルト「ぷっ!!!!」




    アルミン「‥」




    ベルトルト「アッハッハッハッ!!!!アルミン!!!!今のカッコいいと思って言ったでしょう!?」




    ベルトルト「いつから君はお笑い芸人になったんだい!?とんだピエロじゃないかあっ!!!」ゲラゲラ!!!!





    アルミン「‥」





    ベルトルト「ふぅ‥」ドピュ!!!





    アルミン「ん?」(なんだ!?今の不快な音は!?)ゾクッ!!!





    ベルトルト「まぁ‥君なら分かってるはずさ。君は馬鹿じゃない。君では僕には及ばない。」





    ベルトルト「それとも君は僕が思っていたよりも馬鹿だったりするのかな?」ニヤリ









    アルミン「ふううううううううううう!!!!しああいいいい!!!!!」ボォッ!!!!ボォッ!!!!!!





    ベルトルト(蒸気をさらに‥熱くして‥炎を発生させている!?)







    アルミン「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!があっ!!!!」ボォッ!!!ボォッ!!!!ボォッ!!!!ボォッ!!!!







    ベルトルト「!?」バッ!!!!








    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!







    アルミン「はぁ‥はぁ‥はぁ‥」ボォッ!!!





    ベルトルト「大規模な炎だな‥サークル状に僕らを囲んでいる‥これなら」






    ベルトルト「邪魔が入らないね?」ニヤリ







    アルミン「あぁ‥これで思いっきりやれるよ」スッ!!!!






    ベルトルト「強がりはやめなよ。すぐには殺さない。じっくり痛ぶってやる‥」





    ベルトルト「どうせ‥仲間にはならないんだろ?」





    アルミン「あぁ‥」







    ベルトルト(今の炎は凄いけど‥ずっとサークル状に炎を発生させているから体力の消耗が激しいね‥おそらく‥)





    ベルトルト(短期決戦に賭けるつもりだ‥)







    アルミン「‥」ドォッ!!!!!ビキビキ!!!





    ベルトルト「‥いいね!!!」ドォッ!!!ビキビキ!!!!






    ガキンッ!!!!ドォッ!!!!!






    バゴォン!!!!!ガッ!!!!ガキンッ!!!




  96. 96 : : 2021/01/21(木) 16:26:52
    マタギのお爺さん「おーい!!!!」ダッ!!!



    ライナー「あれは!?」ダッ!!!



    ミケ「‥無線で状況はだいたいは把握している‥だがあの巨大な炎はなんだ?」





    ポルコ(何かを囲んでいるのか?‥あの規模の炎じゃ迂闊に近寄れないぞ)





    マタギのお爺さん「金髪の若い男が‥ベルトルトとたった一人で戦っておる」






    リヴァイ「やはりな‥この気配間違いない」




    ライナー「アルミン‥何故‥俺たちと協力していれば‥もっと方法はいくらでも‥」





    リヴァイ「あぁ‥だが協力出来なかったんだろう」





    ミケ「‥」






    リヴァイ「アイツは‥後ろめたさがあったんじゃないか?だから俺たちとは協力出来なかった」





    ライナー「後ろめたさが‥か」






    マタギのお爺さん「聞いているかも知れぬが‥奴は他の仲間は殆ど失ったようじゃ‥」





    ミケ「それは事前に分かっていたが‥ここら一帯にベルトルト以外の敵勢力の気配は感じられない。」





    ライナー「そうですね‥」






    リヴァイ「‥いったい‥どうなってやがる‥」





  97. 97 : : 2021/01/21(木) 16:43:39
    ベルトルト「‥」ガキンッ!!!!ドドドッ!!!

    アルミン「ぐっ!!!!」ギィン!!!!

    やはり正面からまともに撃ち合えば‥基礎能力が全てにおいて負けているから‥不利になるな

    アルミン「うおおおおおおおおお!!!!」ボォッ!!!!グン!!!!

    ベルトルト(硬質化と蒸気で身体能力を向上している‥でも)グン!!!!!

    アルミン「!!!!!」ドゴォン!!!!!

    ベルトルト「そんなんじゃ僕には勝てないぞ!?ここまで強くなったのは褒めてあげるよ!!」バキッ!!!!

    アルミン「ぐはっ!!!!」ブォォン!!!!

    くそっ‥まともに食らってしまった‥かなり遠くまで吹き飛ばされてしまった。

    ベルトルト「危なかったね。もう少しで自分の作った炎で自滅するところだったね」スタスタ

    あれだけ激しく動いても息一つ切らしていない。やはり持久戦は僕が不利になっていく一方だ。だから僕が勝てるには、やる事はやはり一つしか無いんだ。

    ベルトルト(さっきは煽ったが、アルミンは馬鹿ではない。自ら炎の発生をした‥あれだけ消耗したのに‥なら)スッ

    アルミン「すうううううううう!!!!はあっ!!!!」ブワァッ!!!!!

    アルミンは身体中から強力な蒸気を噴出する。

    ベルトルト(また大きく消耗する技を‥これで僕の感覚を狂わせて‥隙をついて攻撃するつもりだな)

    アルミン「ふっ!!!!」ガキンッ!!!

    ベルトルト「惜しいねぇ!!!!残念!!!」ギィン!!!!

    この硬質化したブレードで全身を切り裂いたとしても、奴を完全には殺す事はできない。その前に僕がバテる‥


    アルミン「」ブワァッ!!!!ブワァッ!!!


    ベルトルト(僕以外の‥仲間だったら‥この技は危なかったかも‥ま‥今のエレンならクビを斬られても死なないから大丈夫だろうけど‥)

    ベルトルト「時間稼ぎのつもりかい!?君らしくない戦術だな!!!いくら他の増援に時間を与えても結果は変わらないぞ!!!!」


    アルミン「!」ダッ!!!!!ドォッ!!!!!


    ベルトルト「!?」ドスッ!!!!


    アルミン「やっ‥」ドスッ!!!!

    アルミン「!?‥くばっ?!!!!???」ブシャァ!!!!

    ベルトルト「馬鹿だよ‥やっぱり‥僕と相討ちになるなら、僕が勝つに決まっているじゃないか?」ズズッ!!!!


    アルミン「ぐっ!!!」ギシギシ!!!!

    ベルトルト「逃がさないよ。もう終わらしてあげるよ‥じゃあね‥アルミン」ブォォン!!!

    ピタッ!!!

    ベルトルト「ガハッ!!!!」ブシャァ!!!

    ベルトルト(なんだ!?身体が焼けるように‥!)ジュウウウ!!!!

    アルミン「不用意に僕に触ったのは‥迂闊だったね‥やはり君は‥」ズンッー!!!!ボォッ!!

    ベルトルト「!?」(これは‥!?)



    アルミン「強すぎるから!!!油断する癖が‥抜けきってないね!!!」ボォッ!!!!!ゴォン!!!!!

    ベルトルト(何を‥する気だ!?)ジュウウウ!!!


    ベルトルト(再生阻害の血液を発火させて殺傷能力を高めているが‥これだけで僕を殺さないのは百も承知のはず‥)ジュウウウ!!!!ブシャァ!!!ブシャァ!!!!!



    アルミン「おおおおおおおおおおおおお!!!!」ボォッ!!!!!!


    ベルトルト「まさか!!!自爆!?」ジュウウウ!!!!ボォッ!!!!



    ベルトルト「ぐっ!!!!」(アルミンは蒸気の能力に適性がある‥いくら僕でもまともに喰らうのは避けた方が‥)ダッ!!!



    アルミン「逃がさない!!!!!」ボォッ!!!ボォッ!!!ボォッ!!!!ボォッ!!!

    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!ズドドドドドドド!!!!!!!


    ベルトルト「炎の火力を最大限に‥しかも‥」チラッ


    ベルトルト「空まで囲って‥これじゃまるで‥巨大な炎の檻だね」ピタッ


    ベルトルト「わざわざこんな馬鹿でかい炎を作ったのは、その技を絶対に僕に命中させるためかな?」スタスタ


    アルミン「あぁ‥これなら‥」


    ベルトルト「だったらその前に殺してやる!!僕が死んだら本当の仲間も作れないからね!!!」ダッ!!!!



    アルミン「お前の言ってる理屈は全てクソなんだよぉっ!!!!!!」ガッ!!!!


    ベルトルト「!」ダッ!!!!!


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power

筋力@心技体を極めし変態( ^ω^ )

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