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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

過去からずっと紡いできたもの

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  1. 1 : : 2020/06/30(火) 00:21:59
    まず、先に言っておきます。

    ・エレチーではありません。これ言わないと荒らされそうですし。
    ・ハーレム要素はないです。てか、カップリング云々もないです。
    ・《重要》不定期。
    ・上記が許せねぇというお方はお使いの端末の電源をお切りください。

  2. 2 : : 2020/06/30(火) 00:49:18
    「行くぞ」



    「はっ?どういうことだよ」



    「お前はまだ何も知らないんだ、エレン······羨むことでもあるがな」



    エレン「何を······言っているんだ」



    「早く······早く、来るんだ!!」



    「おい!?こいつ何か変だぞ!?」



    エレン「イザベル!!」







    「早く······来ないのなら······俺かラァァァァァァァアアアアアアアアッ!!!!!」ダッ!!!









    イザベル「クソがっ!!!」ダッ!!!



    ガキンッ!!



    エレン「イザベル!!」



    イザベル「落ち着け······ファーラン!!」



    ファーラン「邪魔をするナァアアアアアッ!!!!」



    ズンッ!!!



    イザベル「ぐあっ......」ドサッ!!



    エレン「はっ······?お、おいイザベル!!!」



    ファーラン「ケケ、ケケケ·····グ······ガアアアッ!!!」



    ズズズズズズ···



    ファーランの容姿が、黒い体と翼を持つ悪魔のような姿へと変化していく。



    ファーラン「ケケケケケガガガガアアアアアアッッッッ!!!!」



    エレン「おい······てめえっ!!」ジャキッ!!!(剣)










    ファーラン「ゴッガキガガガアアッ!!!!!」ダッ!!



    エレン「一旦······倒れろ!!!」ブゥンッ!!!!








    ズサッ!!!!








    ファーラン「ケケケ、ケケ······」



    エレン「ぐあっ!!」



    ドサアッ!!!




    エレン(腹を······抉られたっ······!!)



    ファーラン「グガガッガア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"アアァァァッ!!!!」



    ビュゥン!!!!



    ドスッ!!(目に刺さる)



    ファーラン「!!」



    イザベル「このっ、クソ野郎がああああああぁぁぁっ!!!!!」ダッ!!



    エレン「イザベルッ!!」



    エレン「素手で無茶だ!!」



    ファーラン「ケケケケケエッケエエエエエッケケケッケケケッケケッケケケッ!!!!!」ブオンッ!!



    イザベル「」サッ!!!



    イザベル「おらああああっ!!!!」ブオンッ!!!!(素手)



    グチュウッ!!(目を潰す)




    ファーラン「ケケケガアアアアッ!!!!」




    イザベル「やっ

    ファーラン「」ガシイッ!!!(首を掴む)



    イザベル「!!」プラーン



    エレン「クソ······がっ······待て!!」ヨロッ



    グググググググ···









    イザベル「ぐっ······ぎぃっ······」










    エレン「待てよ······おいっ!!」タッ···ヨロッ···タッ···









    グググググググ···

















    イザベル「ごあっ」



    ブチイイッ!!!!(首がちぎれる)








    ブシャアアアアッッ!!!!(血)














    エレン「」ピチャッ ピチャッ(顔に付着)










    ファーラン「」ポイッ!!



    ドサッ···




  3. 3 : : 2020/06/30(火) 14:56:42
    エレン「」



    ファーラン「ケケッケッケエガガガアアアアアアアアッ!!!!」ダッ!!!



    エレン「······もういい」ボソッ










    エレン「死ねエエエェェェェェエエエエッ!!!!!!」ブオンンンンッ!!!!!!!



    ファーラン「ガア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"アア"ア"ア"ア"ッ!!!!!!!!!!」ブオンンンンッ!!!!!!





























    ズザアアアッ!!!




























  4. 4 : : 2020/06/30(火) 15:01:55
    期待です!
  5. 5 : : 2020/06/30(火) 15:04:27
    >>4 Thankす!
  6. 6 : : 2020/06/30(火) 15:20:52
    ザワザワ



    ガヤガヤ






    「」キョロキョロ




    「どこへ行ったのかな······」キョロキョロ





    「おーい!!」



    「!!」



    「アールミーン!」



    アルミン「クリスタ!」







    クリスタ「はい」スッ(菓子)



    アルミン「あぁ、ありがとう」



    パクッ



    アルミン「······おいしい」




















    「もし、そこのお二人」






    アルミン「······? はい、何でしょう」



    「このあたりに······昔からある物、まさに遺跡だとか、歴史的建造物だとか、そういったものはないのか?」



    アルミン(ずいぶんと奇妙な質問だなあ)



    アルミン「ありますよ。ただ、僕の口からよりも、もっと詳しい方から聞いた方が良いと思います。そこまで詳しくないので······」



    「そうか······助かった。やはり、過去の栄光はそう簡単には消えない。そう言いたいのか······」



    クリスタ「?」



    「······少年少女よ」



    クリスタ「はい?」


















    「お前たちはまだ何も知らないんだ······羨むことでもあるがな」






  7. 7 : : 2020/06/30(火) 15:38:41




    ヒュゥゥゥゥ······(風)




    サアァァァァァ······(木の葉が揺れる)






    ピカッ キラッ(太陽が輝く)






    「······」(仰向け)



    「······」スッ(右腕を上げる)





    「眩しい······」






    「起きたか」



    「······?」



    「まず······お前の名前を聞こうか」



    「名前······??」









    「俺は······?」






    「エレン・イェーガーだ」









    エレン「ああ······そう、か······」



    エレン「そう······呼ばれていたような、名前だ」



    「······」



    エレン「お前の······名前は?」



































    「······ファーラン・チャーチだ」
  8. 8 : : 2020/07/01(水) 00:51:20
    アルミン「失礼します」



    クリスタ「失礼します」



    「······お前ら、いくつになった?」



    アルミン「······? 17です」



    クリスタ「同じです」



    「······もう、責任を負える年齢だな」



    アルミン「リヴァイさん······」



    リヴァイ「かの島で、事件が勃発した」



    アルミン「······!!」



    アルミン(かの島······それは······!)















    リヴァイ「そう······《パラド島》······俺の戦友が没した地だ」













    エレン「ここはどこなんだ······?」



    ファーラン「······ここは」



    ファーラン「過去からずっと紡がれてきた場所、だ」



    エレン「過去から······?」



    ファーラン「そして······はは、ははははははは!!!」




    エレン「!?」




    ファーラン「ああ······すまない。ここは······俺の原点の島。名を《パラド島》と言う」






  9. 9 : : 2020/07/01(水) 01:14:01
    リヴァイ「あの島に、『魔物』が生まれ始めた」



    クリスタ「······数は?」



    リヴァイ「500だ」



    アルミン「500!?」



    リヴァイ「そんな軍勢がこっちへ流れ込んでみろ······早めに駆除しねぇと、街は蹂躙される」



    クリスタ「しかし······何で、突然?」



    リヴァイ「不明だ。ただ······自然発生とは考えにくい」



    アルミン「それはつまり、誰かが、魔物を?」



    リヴァイ「さあな。ただ······いや、やめておこう。それで、だ。お前らは──死なせたくはないが──前に出て、二人で指揮をとってほしい」



    アルミン「······!!」



    クリスタ「······!!」



    リヴァイ「······どうだ」



    アルミン「······何故、僕らなんですか?」



    クリスタ「私たちには──少なくとも私には、リーダーシップだったり、統率力だったり、そんなものなんてありません······エルヴィンさんのような、そんな力は」



    リヴァイ「······言っておくが」



    リヴァイ「お前らが断ったとしても俺は構わない······考えておけ」



    クリスタ「······失礼します」



    アルミン「」ペコッ













    「あれ? 結局どうなったんだ?」



    リヴァイ「決まってねぇ」



    「そうか······やっぱりな」



    リヴァイ「······アルミンの言った『誰か』が意図的にやった。その線が濃厚だろうな」



    「······兄貴」



    リヴァイ「何だ」



    「俺たちには、何かが欠けている気がするんだ······いや、それだけじゃねぇ。それに加えて、何らかの違和感があるんだ」



    リヴァイ「違和感だと? ······急にどうした、イザベル」







    イザベル「何でもねぇよ。ただ······《パラド島》と聞くと、どこか懐かしさを感じるんだ」

  10. 10 : : 2020/07/02(木) 00:57:33
    ファーラン「俺は、きっと······この島にとりつかれてんだ」



    エレン「とりつかれてる?」



    ファーラン「ああ······この島で運命と共に、俺は過去からずっと······いつかを目指してるんだ」



    エレン「何を言っているのかは、よくわからないな······」



    ファーラン「それが······『人間』ってものだ」



    エレン「そんなものだろうか?」









    ファーラン「そう······人間はたとえ、この島が消滅したとしても······大して気にしはしないのさ」



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