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進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話 『私が見つけた新しいおもちゃ』

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  1. 1 : : 2013/10/11(金) 05:10:03

    進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話


    ――――この番外編は、Another本編で直接、補完されない設定や

    訓練兵時代を通じて移り行く、4人目の刺客「ユーク・トラス」の姿を描いた物語――――



    ――――――――

    アニとユークが一緒に居たり

    ミカサとユークがぺちゃくちゃ喋ったり

    ――――――――

    アニとユークが鈍感だったり

    ミカサとユークが割と仲良くかったり

    ――――――――

    アニとユークが意識したり

    ミカサとユークが企てたり

    ――――――――

    そして…ユークが大切なものを見つける

    ――――――――

    そんな、Another本編とは打って変わって、結構ほのぼのとした日常を描きます

    ――――――――


  2. 2 : : 2013/10/11(金) 05:10:33

    ――――訓練兵3年目(849年) 春先――――

    壁への進撃から3年後、俺たち4人は第104期訓令兵団に入団

    季節は移り変わり、今年も春が訪れ、訓練兵も3年目を迎えた

    そして、今日も“巨人を殺すため”の日常の訓練が始まった――――


  3. 3 : : 2013/10/11(金) 05:11:01

    ――――午前 対人格闘訓練――――

    ユーク「ハッ」ガシッ

    アニ「フッ」バシ

    ユーク「まだまだっ!」

    アニ「まだ甘いよっ」

    アニ・ユーク「!!?」バタン

    ユーク「また、勝てなかった」ムクリ

    アニ「いや、引き分けだろ?」パッパッ

    ユーク「いいよ、わかってるから。最後、アニが引っ張られただけだって」

    アニ「まぁ、そうなんだけどね」
  4. 4 : : 2013/10/11(金) 05:11:16

    ユーク「じゃあ、もう一本!」

    アニ「いいよ、かかってきな」


    オーイ


    ユーク「…今日も来たか」フフ

    アニ「…あぁ、あいつも懲りないからね」ヤレヤレ
  5. 5 : : 2013/10/11(金) 05:11:47

    エレン「アニ!ユークの相手が終わったんなら、次は俺と組んでくれよ!!」

    アニ「…いいの、ユーク?」チラ

    ユーク「あぁ、いいよ。エレン交代だ」スタスタ

    ユーク「(巨人と戦いたい人間がこんな訓練してもあまり効果はないけどね)」

    ユーク「(まぁ、エレンが巨人でしたー、なんて言えば話は別だけど…ないか)」


    オーイ マルコ テガ アイタカラ クンデクレ ナイカ?

    アァ カマワナイヨ

    ヨロシク タノムゼ


    エレン「じゃあ、さっそく頼むぜ!アニ!!」グッ
  6. 6 : : 2013/10/11(金) 05:12:04

    アニ「……いいよ、きな」スッ

    エレン「うおおおお!!」ザッ


    バシィッ ウワッ グルン ドシン


    エレン「……」ピクピク

    アニ「なんだい、もうお終いかい?」
  7. 7 : : 2013/10/11(金) 05:12:33

    ユーク「…なんだ、エレンはもうダウン?」ヒョコッ

    アニ「今回は、ちょっと早かった」

    ユーク「アニ、ちょっと本気出したのか?」クス

    アニ「…ちょっとだけね、少しエレンが上達してたから、拍子に力出し過ぎちゃった」

    ユーク「…エレンはミカサに預けようか」

    アニ「…そうだね」

    ユーク「ミカサ、エレンが呼んでるよ」ボソ

    ミカサ「呼ばれてきました」ドロン
  8. 8 : : 2013/10/11(金) 05:13:05

    ユーク「相変わらず、早いね。俺の声ちゃんと聞こえてたの?」クス

    ミカサ「勿論、『エレン』というワードは常にキャッチできる」キリッ

    ユーク「俺、ミカサがどこにいるか知らないで呟いたんだけどね」コソコソ

    アニ「アンタのエレン好きも大概だね」ヤレヤレ

    ミカサ「それは、私にとって褒め言葉。ありがとう」

    ユーク「…というわけで、エレンがダウンだから回収よろしく」

    ミカサ「喜んで承ろう。貴方たちもまた仲良くしてればいい。それでは…」ガシ


    スタスタスタ


    ユーク「……」

    アニ「……」
  9. 9 : : 2013/10/11(金) 05:13:20

    ユーク「…ミカサ、面白いな」

    アニ「単にエレン馬鹿だと思いけど」トオイメ

    ユーク「…否定しない」クス

    アニ「教官も見回ってるし、訓練するよ」

    ユーク「OK」



    ユーク「ところで、アニ、もう3年目だな」

    アニ「…2年間、あっという間だった気がする」

    ユーク「俺も、それには同感だ。1日の訓練自体は長く感じても
    それが連なると1週間が、そして1か月がとても短く感じる」
  10. 10 : : 2013/10/11(金) 05:14:00

    アニ「アンタ、この2年間かなり伸びたよね」

    アニ「開拓地にいた頃は、まだ私たち同じくらいの目の高さだった思うんだけど」

    ユーク「確かに気が付いたころには、アニを追い越してたな。
        初めて会ったときはまだ俺の方が小さかったっけ」

    アニ「アンタ、身長どれだけになった?」

    ユーク「この前、今年は170cmになってた。入団した当初は150cmで
        昨年は160cmだったから、毎年10cmずつ伸びてるな。順調だ!」

    アニ「…いいなぁ。ライナーやベルトルトとまでは、とても思わないけど」

    アニ「私もアンタくらいのちょうどいい身長が欲しいよ」
  11. 11 : : 2013/10/11(金) 05:14:45

    ユーク「…アニは、何cmなんだ?」

    アニ「…153cm。2年前から5cmしか伸びてない。しかも去年からはもう伸びてない」

    アニ「私の成長期はもう終わったみたいだ…」

    ユーク「…気を落とすなよ」

    アニ「慰めになってないよ」

    ユーク「いいや、アニは今もちゃんと“成長”してるだろ?」ニヤ

    アニ「…は?…どこが?」

    ユーク「“どこが”って聞く時点でもう自分でわかってるだろ?自分の身体に聞いてみな」
  12. 12 : : 2013/10/11(金) 05:15:07

    アニ「…セクハラ」ブン

    ユーク「…効かないよ~」サッ

    アニ「…避けるなっ」ブン ブン

    ユーク「や~だ~ねっ」サッ サッ

    アニ「...くぅ、こんな時ばっかり見事に避けて…」

    ユーク「まぁ、俺のスキルかな」

    アニ「……ふんっ」フイ

    ユーク「…ごめん、セクハラは謝るから機嫌直して」

    アニ「……知らない」フーイ

    ユーク「俺が言いたかったのは、俺もちゃんとアニのこと見てるんだってことだったんだけど」

    アニ「今更な言い訳だね、知らないよ、そんなこと」
  13. 13 : : 2013/10/11(金) 05:15:49

    ユーク「アニは、自分の身体の変化は嬉しくないの?」

    アニ「……嬉しくないことは…ないけど」

    ユーク「男は体が大きくなったら嬉しいんだ…反対に女の子は…
        その…そういった変化こそ喜ぶもんなんじゃないの?」

    アニ「……私には別に必要ないよ」

    ユーク「まぁ、そういうこと言うなって…いずれどうなるかわからないだから」

    アニ「……」

    ユーク「…アニにだって、いずれそういう相手が見つかるさ、きっと…」

    アニ「…きっと、ね」

    ユーク「……」
  14. 14 : : 2013/10/11(金) 05:16:48

    ミカサ「…ユーク」ボソ

    ユーク「…!!?驚かさないでくれよ、ミカサ」

    ユーク「また、いきなり現れて」

    ミカサ「これが“私のスキル”だから」ドロン

    ユーク「…ミカサさん、どこから聞いてましたか?」

    ミカサ「大丈夫、ユークの珍しいセクハラ発言は私の耳の中だけに留まっている」

    ユーク「…なにが望みだい?」

    ミカサ「安心してもいい、何も望んでいるわけではないから」

    ユーク「(…よかった...?)」
  15. 15 : : 2013/10/11(金) 05:17:13

    アニ「...死に急ぎ野郎は、どうしたの?」

    ミカサ「医務室に連れて行って、手当てしてきた」

    ミカサ「午前中は安静が必要とのこと」

    ミカサ「ちょうど、面白そうな話が聞こえてきた。ので、冷めないうちに頂いた」

    ユーク「…いや、わからないな。どうして医務室から俺達の会話を傍受した?」

    ミカサ「…それは、なぜ人は面白そうな話を聞きたがるのかということ?」

    ユーク「…その…いや、もういい」

    アニ「……」
  16. 16 : : 2013/10/11(金) 05:17:45

    ミカサ「……今度は、私と組もう、ユーク」

    ユーク「え?俺じゃまだ、ミカサの相手は務まらないと思うけど?」

    ミカサ「いいえ、貴方はとても頭がいい。
        ので、戦略性を持って臨めば、私の相手も可能」

    ユーク「買いかぶりすぎだよ。でも俺もミカサに鍛えてもらいたい」

    ミカサ「では、始めよう」スッ

    ユーク「アニ、ごめん。蔑ろにしてて。
        ミカサと組むから他の人としばらく組んでてくれ」
  17. 17 : : 2013/10/11(金) 05:18:19

    ユーク「ねぇ、マルコー、ちょっときてー!」

    マルコ「今度はなんだい、ユーク?」

    ユーク「突然で悪いんだけど、今度はアニの相手してくれない?
        ミカサと組むことになっちゃって」

    マルコ「それは、別に構わないけど。ユークこそ大丈夫かい?」

    マルコ「正直、君でもまだミカサの相手をするには、ちょっと…」

    ユーク「うーん、それはわかってる。でもミカサが久々に誘ってきてさ。
        まぁいい訓練の機会だろ?」
  18. 18 : : 2013/10/11(金) 05:18:38

    マルコ「じゃあ、アニあっちで組んでようか」

    アニ「わかった、よろしく」スタスタ


    スタスタスタ


    ユーク「…で、なにか話があるんでしょ?」

    ミカサ「さすが、そういうところは鋭い。その通り。」

    ユーク「何の用だい?」
  19. 19 : : 2013/10/11(金) 05:19:24

    ミカサ「貴方と話がしたかった」

    ユーク「…意外だ。君はエレン一辺倒だと思っていたんだけど、
        俺と話して何を得ようと思ったの?」

    ミカサ「いいえ、そんな利害関係のために近づいたんじゃない。
        単純にエレンのそれとは違う意味で興味が湧いただけ」

    ユーク「ちょっと、複雑な心境だけど、話を聞かせてもらっていいかい?」

    ミカサ「理由は、結構単純。気に障ったら申し訳ないけれど、
        アニと普通に仲良くしている貴方にちょっと興味が湧いた」

    ユーク「…それは、どういった意味?(アニが周囲との関係を避けてるから?
        俺の口からはその言葉は言わないけど)」
  20. 20 : : 2013/10/11(金) 05:20:03

    ミカサ「2年間、一緒に訓練をして、寮でともに暮らしてきて、
        アニは、あまり周囲と仲間を作ろうとしていないように見える」

    ユーク「(まぁ、そう見えてるなら作戦としては上出来かな)…それで?」

    ミカサ「でも、アニは貴方やエレンには普通に接しているし、特に貴方は、
        よくアニと食事をしたりするのが、周囲で話題になっている」

    ユーク「(アニの孤立を防ごうとしたデメリットが浮き彫りになったか…
         でもそれくらいなら仕方がないで済む、こちらとライナーたちの
         結びつきさえ、悟られなければ…)」
  21. 21 : : 2013/10/11(金) 05:21:02

    ユーク「それは、アニは同郷だから、お互い巨人のせいで身寄りも亡くなったし、
        開拓地では2人で協力し合うしかなかったんだ」

    ユーク「その関係が、今もまだ…ちょっと続いてるだけだよ。言わば最後の家族だ」

    ミカサ「…なんだ、貴方たちもそうだったの」

    ユーク「ミカサだって、エレンのこと“家族”だって言ってるだろ?」

    ミカサ「えぇ、私とエレンもともに両親を失った最後の家族。ともに助け合ってきた
        勿論、アルミンとも」

    ユーク「羨ましいね、そんな関係」

    ミカサ「ふふん」ドヤ
  22. 22 : : 2013/10/11(金) 05:21:25

    ユーク「ちょっと、その顔うざいな」フフ

    ミカサ「貴方は、私をちょっとだけ怒らせた」スッ

    ユーク「あっ、すいません…ちょ、やめ、あーーーー!」ドサ

    ミカサ「ちょうど訓練も終わった。それじゃ」フリフリ


    スタスタスタ


    ミカサ「……ふふ」クス


  23. 23 : : 2013/10/11(金) 05:21:43

    アニ「…いつまでひっくり返ってるの?昼食だよ」

    ユーク「…はいはい」ムクリ


    スタスタスタ


    ライナー「(“あれ”でアニとユークは“その時”には大丈夫だろうか?)」ジーー

    ベルトルト「(ってこと考えてるんだろうなぁ。寧ろ僕は君の方が
           兵士に浸(つ)かりすぎていて心配だよ…アニ…)」


  24. 24 : : 2013/10/11(金) 08:18:19

    ―――食堂 夕食―――

    ユーク「アニ、今日は一緒に食べよう!」

    アニ「いいよ、じゃあ、あっちの席とっておくから」

    ユーク「頼んだ。アニの分の配膳持ってくる」スタスタ

    アニ「……」ヨッコイショ ストン
  25. 25 : : 2013/10/11(金) 08:18:31

    ミーナ「アニー!今日はユークもいるの?」

    アニ「あぁ、今日は一緒に食べる日なんだ」

    ミーナ「一緒に食べる日はもう大体、習慣化してるもんね」

    アニ「あぁ、一週間に2,3日、定期的に一緒に食事を摂ることにしてるんだ」

    ミーナ「それって、2人で決めたの?」

    アニ「いいや、この2年間でいつの間にか習慣ができていたんだ」

    ミーナ「それって、スゴイね。2人はどうして、そんなに仲がいいの?」
  26. 26 : : 2013/10/11(金) 08:18:46

    アニ「(仲がいい…?)仲がいいかは置いておいて、私とユークは同郷で
    ずっと同じ開拓地で過ごしてきたからね。あいつのこと仲間のような
    家族のようなもので、信頼はしてるんだ」

    ミーナ「…そっか(アニはユークを意識してないのかな?
    でも今は言わない方がいいかも)」

    ユーク「お待たせ、アニ。今日はミーナも一緒かい?はい、アニの分」コト

    ミーナ「うん。私も一緒にご飯食べていい?」
  27. 27 : : 2013/10/11(金) 08:29:00
    いいぞ
  28. 28 : : 2013/10/11(金) 12:56:37

    ユーク「勿論、喜んで」ニコ

    ミーナ「わーい、ありがとう。私もご飯とってくるね!」タッタッタ

    アニ「ご飯、ありがと」

    ユーク「どういたしまして。ミーナを待とう」

    アニ「…当たり前でしょ」
  29. 29 : : 2013/10/11(金) 12:56:56

    ミーナ「お待たせー!じゃあ食べよ?」ストン

    コニー「おっ、ユーク!俺もそこの席いいか?」

    ユーク「おう、歓迎だ!コニー!!」

    コニー「失礼するぜ!」ストン


    「「「それじゃあ」」」

    「「「いただきまーす」」」


    ミーナ「今日の訓練も疲れたね、もう3年目なんだよねー」
  30. 30 : : 2013/10/11(金) 12:57:34

    ユーク「でも、今日の立体機動は楽しかったな。少しずつ上達するのを
        感じるようで毎回嬉しくなるよ」

    コニー「あっ、俺もそんな気がする。森の中駆け回るの楽しいんだよなー」

    ミーナ「それは、コニーが森で狩猟やってたからでしょー?」クスクス

    アニ「そういうことだよ。ユークのそれとはちょっとニュアンスが違うよ」クス

    コニー「えぇー、そうかなぁ。ユークお前はどうなんだ?」

    ユーク「ううーん、俺もコニーのは野生に帰った動物の本能に近いものを感じるかな」ハハハ

    コニー「そんなー、お前までー」


    アハハハハ


    アルミン「あっち、なんか楽しそうだね」モグモグ
  31. 31 : : 2013/10/11(金) 12:57:56

    エレン「ユークがいるからだろ?あいつはいい奴だからな」モッチャモッチャ

    ミカサ「エレン、口の音がちょっとだらしない」モグモグ

    エレン「わかったよ…こうでいいか?」モッグモッグ

    ミカサ「……」

    アルミン「ま、まぁ、当分はこれでいいんじゃない?」ニガワライ

    エレン「全く、何が不満なんだよ」モッグモッグ

    ミカサ「ユークは、おもしろい人」
  32. 32 : : 2013/10/11(金) 12:58:20

    アルミン「唐突にどうしたの、ミカサ?」

    ミカサ「いえ、午前の格闘訓練で彼と組んだとき、少し話をしていたから」

    エレン「俺が寝てたときか。お前が積極的に人と話すなんて珍しいな」

    ミカサ「いいえ、そんなことはない。私もやればできる子」エヘン

    アルミン「なんでそこで胸を張るの?」

    ミカサ「ミカサアピール」エヘン

    エレン「どういうことだよ」モッグモッグ
  33. 33 : : 2013/10/11(金) 12:58:39

    アルミン「何の“ミカサを”アピールするんだろ…もしくは“ミカサが”ってこと…?」



    ユーク「もっと立体機動訓練増やして欲しいな。ついでに点も稼ぎたいし」

    コニー「俺も!立体機動してるとき楽しいし、憲兵団も近づいて一石二鳥じゃね?」

    ミーナ「もう、普通、皆はコニーやユーク達みたいに立体機動に優れてる
        わけじゃないんだからね?いろんな訓練は均等にしないと」

    ユーク「確かにいろんな訓練も大事だけど、確実に力になるのは、やっぱ立体機動でしょ?」

    ユーク「だから、もうちょっと訓練量増やしてくれてもいいんだけど」
  34. 34 : : 2013/10/11(金) 12:59:09

    ミーナ「えぇー、私はこれ以上はついていけないよぉー」

    アニ「そんなに、焦らなくても、あと1年あるんだし、私もアンタもコニー
       だって最近はずっと上位に安定して着いているんだし、落ち着きなよ」

    ミーナ「あーー!アニったら私のこと蔑ろにしてるぅー!」

    アニ「別にそんなことないって、アンタも10番台、20番台に大体いるんだろ?
       もう少しの頑張りじゃないか」

    ミーナ「でも、今の10傑は歴代でも稀に見る逸材揃いだって教官達も
        いつも言ってるし、もう、私みたいな凡人の入る余地は残されてないよぉ」

    ユーク「ミーナ、元気出しなよ。成績が飛び抜けてるのは1位~4位のミカサから
        アニ達であって、俺達6人にならまだ追いつく余地はあるって」ポンポン
  35. 35 : : 2013/10/11(金) 12:59:47

    ミーナ「むぅーー、でも励ましてくれてありがと。
        ユークのそういうところ優しいよね」モグモグ

    コニー「まぁ、俺はバカだからあまり気の利いたこと言えねぇけど、
        考えて頑張るしかねぇよ」パシパシ

    ミーナ「コニーもありがと。コニーに考えて頑張れなんて言われちゃ
        頑張るしかないよね」グッ

    コニー「…俺がこの言葉の意味を理解できねぇのは、俺がバカだからか?」

    ユーク「...気にするなコニー(…まぁ言えん)」モグモグ

    アニ「……(同じく、私は関わらない)」モグモグ
  36. 36 : : 2013/10/11(金) 13:00:17

    ミーナ「コニー、気にしないでいいよ」

    コニー「おう、わかった」キラキラ

    アニ・ユーク「(…眩しい、流石コニー…)」)モグモグ

    ミーナ「よーし、食べ終わったし、お風呂行こ、アニ!」

    アニ「わかったよ。それじゃ、おやすみ」フリフリ

    ユーク「あぁ、おやすみ。また明日な」フリフリ

    コニー「じゃーなー」フリフリ
  37. 37 : : 2013/10/11(金) 13:00:38

    ユーク「俺達も部屋戻って風呂行こうか」

    コニー「おう、そうだな!」


    スタスタスタ


    アルミン「エレン、僕たちも戻ろうか」

    エレン「あぁ、もうちょっと待ってくれ」モッグモッグ

    アルミン「え?まだ食べてたの?おそっ!」

    ミカサ「ゆっくり噛んで食べるのはいいこと。
        アルミン、エレンのことはそっとしておいて」


  38. 38 : : 2013/10/11(金) 13:01:06

    ――――男子浴場――――

    ガラ

    ライナー「おう、ユークとコニー!」モクモク

    ユーク「ライナーとベルトルトはもう入ってたのか」ザバァ

    コニー「イエーイ!」ザッパーン

    ベルトルト「こらこら、コニー!お湯が溢れちゃうから
          飛び込んだらだめじゃないか」

    コニー「ははは、わりぃ」ケラケラ
  39. 39 : : 2013/10/11(金) 13:01:25

    ジャン「折角の風呂の時間なんだから静かに入れよな」

    マルコ「まぁまぁ、そんなにキツイ言い方しなくても」

    ユーク「まぁ、ジャンの意見も尤(もっと)もだ。ただちょっと言い方が酷なだけで」

    ジャン「なんだよぉ、俺は間違ってねぇだろ?」

    マルコ「まぁ、そうなんだけど。コニーも少しふざけてただけで
        もう大人しいんだから、次からは優しく言ってあげなよ」

    ジャン「俺は、寧ろ“次”がないことを祈るけどな」
  40. 40 : : 2013/10/11(金) 13:01:43

    ユーク「また…この正直者も学習しないなぁ」ヤレヤレ

    ジャン「おい、ユーク!どういう意味だよ!!」

    マルコ「まぁ、落ち着けって」ドウドウ

    ライナー「(ユークも十分、酷な言い方だと思うが)」

    ベルトルト「おおー、コニー、よしよし」ナデナデ

    コニー「……」シーン モクモク
  41. 41 : : 2013/10/11(金) 13:02:00


    ガラ


    エレン「おーい、邪魔するぜー」

    アルミン「うわ、一杯だね」

    ライナー「そうだな、俺達はもう上がろうか、ベルトルト」ザバァ

    ベルトルト「うん、そろそろのぼせそうだったよ」ザバァ

    エレン「それじゃあな」

    ライナー「あぁ、また後でな」スタスタ

    エレン「で、何の話してたんだ?」

    マルコ「あぁ、それがね、またジャンが――――」


  42. 42 : : 2013/10/11(金) 15:03:13
    見てるぜ~(*^^)v
  43. 43 : : 2013/10/11(金) 15:22:43

    ――――男子寮 自室――――

    ガチャ

    ユーク「ただいまぁー」

    エレン「ふぅ、いい湯だった」

    アルミン「僕ちょっとのぼせちゃったぁ」

    ライナー「おお、帰ってきたか」

    ベルトルト「もう、時間も遅いしみんな寝る?」

    ライナー「そうだな、もう灯り消すぞ?」フッ

    ユーク「おやすみー、また明日な」フリフリ モゾモゾ


    「「「おやすみー」」」


  44. 44 : : 2013/10/11(金) 15:23:03

    ――――女子寮 一室――――

    ミーナ「ねぇ、もう訓練兵になって2年経ったけど、皆は誰か好きな人はいるの?」

    クリスタ「え?好きな人の話!?」

    ミカサ「私は無論、エレンが大好き」

    ミーナ「あれ?ミカサいつの間に部屋に入ってたの?」

    ミカサ「楽しそうな話題が聞こえてきた。ので参上した」ドロン

    ミーナ「あっ、そうなんだ」

    ミカサ「話を続けよう、私はエレン。みんなは?まずはミーナ」グイッ(手マイク)
  45. 45 : : 2013/10/11(金) 15:23:32

    ミーナ「え、いきなり私!?もう振られるとは思わなかったけど、
    まぁ答えようかな」テレテレ

    クリスタ「え、誰々?ミーナの好きな人って?気になるなぁ」ワクワク ピョンピョン

    ユミル「おいおい、面白そうな話してるじゃねぇか。私も参加するぞ」ニッヒッヒ

    ミカサ「勿論、アニも参加すべき」

    アニ「いや、私はいいから皆で勝手に楽しんで」フリフリ バサッ

    ミカサ「アニ、連れないのは良くない。皆で交流を深めるべき」グイグイ

    アニ「…うーん、しつこいね…わかった。付き合うから。
       私は皆の話を聞くだけの役にしてよね」ストン

    ミーナ「えぇー、アニ、それじゃつまんないじゃーん」
  46. 46 : : 2013/10/11(金) 15:23:46

    ユミル「まぁ、アニには後々吐かせるとして、まずはミーナがさっさと吐いちまいな」

    クリスタ「ミーナ!早く、早く!」ピョンピョン

    ミカサ「ミーナ、私も気になる。ので、早く」ワクワク ソワソワ

    ミーナ「…うん。好きってまではいかないけど、憧れてる人はいるんだよね」

    クリスタ「で!誰なの、誰なの!」ユサユサ

    ミカサ「クリスタ、落ち着いて。ミーナが話せない」グイグイ

    ミカサ「ユミル、ちょっとクリスタをお願い」ポイ
  47. 47 : : 2013/10/11(金) 15:24:09

    ユミル「合点!ほーらクリスタぁ、大人しくしてろぉ」グリグリ

    クリスタ「ふぇーん、くりゅしいよぉ、ユミリュやめへぇー」ジタバタ

    ミカサ「ミーナ、続きを」

    ミーナ「うん。その人っていうのが2人居て、ミカサの前でいうのちょっと
        気が引けるんだけど、エレンと…ユークなんだぁ」テレテレ

    ミカサ「…それで?」

    ミーナ「え?」
  48. 48 : : 2013/10/11(金) 15:24:29

    ミカサ「私のエレンを奪おうとするならば、私も全力で立ち向かう」

    ミカサ「勿論、正々堂々」スッ

    ユミル「やめろ、ミカサ。その構えはあまり正々堂々とは言えん!落ち着け」

    ミカサ「わかった」ストン

    クリスタ「それで?なんでその2人に憧れてるの?」

    ミーナ「うん、2人とは固定砲整備なんかでも同じ班で、
        今まで話す機会も多かったっていうのがきっかけかなぁ」

    ミーナ「それに、あの2人って熱血と冷静の正反対の性格だから、
        一見違うように見えるんだけど、根底にあるものが似ている気がするの」

    アニ「……」
  49. 49 : : 2013/10/11(金) 15:24:56

    ミーナ「だから、それでいてとても仲がいい2人のことがなんか気に
        なっちゃってるんだよね」

    ミカサ「なるほど、理解した。確かにユークはエレンと仲良くしてくれているいい人」

    ユミル「まぁ、エレンはどうかしらねぇが、ユークを嫌う奴も珍しいだろ。
        それこそ単なる凡人の妬みの対象ってだけだ」

    ミカサ「その通り、ユークはとてもいい人。今日話していてもわかった。
        ので、ミーナは気にせず、彼にあこがれを持てばいい」チラ
  50. 50 : : 2013/10/11(金) 15:25:51

    アニ「…なんで一瞬、こっち見たんだい?」

    ミカサ「いえ、別に。アニがユークのことをどう考えているか
    わかるかもしれないと思ったから」

    アニ「それ、すでに“別に”で済ませることじゃなくないかい?」

    アニ「私は、何とも思ってないよ。あいつは…単なる最後の家族のようなものだよ」

    ミカサ「…本当にそれだけ?」

    アニ「それ以外に何があるっていうんだい?」

    ミカサ「じゃあ、もしミーナがこのままユークに憧れを持ち続けても構わない?」

    アニ「あぁ、一向に構わないよ」
  51. 51 : : 2013/10/11(金) 15:26:36

    ミカサ「その憧れが、恋愛感情へ移り変わっても?」

    アニ「別に...好きにしたらいいんじゃない?」

    ミカサ「そう…ミーナそういうことらしい。応援している」チラ

    アニ「……」

    ミカサ「じゃあ、次はクリスタに聞いてみよう」グイ(手マイク)
  52. 52 : : 2013/10/11(金) 15:27:10

    クリスタ「ええ!?もう私?」アセアセ

    ユミル「お?私も愛しのクリスタの気になる人、知りたいねぇ」グリグリ

    クリスタ「もぉ、ユミルやめてよぉ。えっとね、私は――――」



    アニ「…(くだらない。私はそんなことに呆けている暇はないんだよ)」

    アニ「…(ユークとは任務上、一緒にいることが多いだけだ…あいつは家族のようなものだ…うん)」


  53. 53 : : 2013/10/11(金) 16:07:10

    ――――数日後 午後 立体機動訓練――― 

    教官「今回の立体機動訓練では2人ペアとなって訓練を行う。各自10分でペアを作成せよ」

    教官「装置の事前点検も怠らないよう、大事のリスクとなる、以上!」


    「「「ハッ」」」


    ユーク「アニ、空いてるなら組まないか?」

    アニ「いいよ。ちょうどアンタを探してたところ」
  54. 54 : : 2013/10/11(金) 16:07:34

    ユーク「じゃあ、今回もよろしく頼むぜ?」

    アニ「こちらこそ」

    ユーク「(雲が出てきた。今日のベルトルト占いでは午後から雨…嫌な予感が…)」



    ミーナ「アニ、やっぱりユークとはただの仲間としか思ってないのかなぁ」

    ミカサ「そんなに気になるのなら、ミーナから近づいてみればいい。自ずと答えが出るはず」

    ミーナ「うん。やってみる…って!!ミカサまた、気配を消して現れて!!
        ちょっとびっくりしちゃったよ」ドキドキ
  55. 55 : : 2013/10/11(金) 16:07:47

    ミカサ「私の第一スキル」ドヤァ ドロン

    ミカサ「…それじゃ、私はエレンを誘ってくる。“頑張ってみて”」

    ミーナ「簡単にできたら、苦労しないよぉ。私は誰と組もうかなぁ」キョロキョロ

    ミーナ「あ!マルコー!私と組まなーい?」タッタッタ


    イイヨー コチラコソ ヨロシクネ

    ウン ヨロシクー

  56. 56 : : 2013/10/11(金) 16:08:04

    教官「それでは、順次開始しろ!」

    教官「次は、レオンハート・トラスペア!行け!」


    パシュッ パシュッ パシュッ

    ザシュッ ザシュッ ザシュッ


  57. 57 : : 2013/10/11(金) 16:08:25

    ――――森の中 立体機動コース――――

    ユーク「順調だな」

    アニ「あぁ、今回はトップ狙えるかもね」

    ユーク「10時の方向に1体起立、向かおう」パシュッ

    アニ「了解」パシュッ
  58. 58 : : 2013/10/11(金) 16:08:37


    ザシュッ ズバッ


    ユーク「うーん、まだアニより浅いな、今度コツ教えてよ」

    アニ「斬撃は、刃の侵入角度と体重移動でコントロールするんだよ、見てな」ザシュッ

    ユーク「おお!すげぇすげぇ…こうかな?」ズバァッ
  59. 59 : : 2013/10/11(金) 16:08:56

    アニ「…一気に良くなったね」

    ユーク「ありがと。まだアニには追いつかないけど、コツは掴めた気がする」

    アニ「アンタ、ちょっと手本見せただけで上達早すぎ、そんなに早く真似されちゃ、
    私の技術って一体何なんだい」

    ユーク「褒め過ぎだ。そんなことない。アニのおかげだ」

    アニ「…ふん、言ってな」
  60. 60 : : 2013/10/11(金) 16:09:09


    ゴロゴロ ゴロゴロ


    ユーク「アニ、天気が悪くなってきてるな」

    アニ「さっきまでは雲が出てきた程度だったのにね」

    ユーク「どうする?適当に諦めて戻るか?」

    アニ「いや、皆引き返すうちに標的みんな取っちまわないかい?」

    ユーク「まぁ、それも点数的に魅力的だが、濡れるリスクがねぇ」
  61. 61 : : 2013/10/11(金) 16:09:28

    アニ「じゃあ、アンタ1人で引き返す?」

    ユーク「いや、アニだけ残してそんなことするわけないだろ。
    ちゃんと最後まで付き合うよ」

    アニ「…ありがと」

    ユーク「ん?なんて?」

    アニ「…何でもないよ!さっさと全部片づけよう!」パシュッ

    ユーク「焦るなって」パシュッ
  62. 62 : : 2013/10/11(金) 16:09:58


    ゴロゴロ ゴロゴロ

    ポツポツポツ

    ザァァァァァ ピカッ ドドーーン

    ゴロゴロ ゴロゴロ


    ユーク「…悪化したな」ビシャビシャ

    アニ「…うん」ズブヌレ

    ユーク「…皆ついてこないところを見ると早めに撤退したみたいだ。
    俺達も…もう戻ろうか」

    アニ「…そうだね」
  63. 63 : : 2013/10/11(金) 16:10:17

    ユーク「……」パシュ

    アニ「……」パシュ

    アニ「…ごめん」

    ユーク「…何が?」

    アニ「…私が欲をかいたから結局ずぶ濡れに」

    ユーク「…それはもうさっき結論出ただろ?俺がアニについていっただけだ。
        決してアニだけの責任なんて思ってない」
  64. 64 : : 2013/10/11(金) 16:11:13

    アニ「…アンタは…優しいね」

    ユーク「…取り柄だからな」

    アニ「…(アンタのその“お人よし”に皆、惹かれるのかね)」

    ユーク「少し急ごう、環境的にも危ない」パシュッ

    アニ「わかった」パシュッ


  65. 65 : : 2013/10/11(金) 16:11:35

    ――――訓練所施設内――――

    ミーナ「アニ達大丈夫かなぁ。確かユークがペアだったよね?」フキフキ

    ミカサ「ええ、ユークとアニなら途中で察知して引き返すと思っていたのだけれど」

    クリスタ「結局、最後まで戻ってこなかったね」フキフキ

    ユミル「今頃、豪雨に撃たれてびしょ濡れだろうな」ガシガシ
  66. 66 : : 2013/10/11(金) 16:11:47

    ライナー「おーい、ユーク帰って来てないかー?」ドタバタ

    ミカサ「いいえ、まだ多分、アニと2人で雨の中」マドヲ ミル

    ジャン「へっ、死に急ぎ野郎はユークの方だったてかぁ?」

    ベルトルト「ジャン、非常事態なんだから、少しは慎んで」シッ

    ジャン「へいへい(大丈夫なんだろうな、ユークの奴…)」
  67. 67 : : 2013/10/11(金) 16:12:13

    ミカサ「私、少し近くを探してくる」

    エレン「危険だぞ、ミカサ。雨のあの強さだし」

    ミカサ「大丈夫、雨に濡れないところで探すから。
        もしかしたらもう帰って来てるかも」

    エレン「わかった。とりあえず俺達はここで待機してるから。
        見つけたら知らせを寄越してくれよな」

    ミカサ「わかった。では行ってくる」スタスタスタ

    アルミン「2人とも無事でいてくれよ」

    ミーナ「(アニ…ユーク…)」


  68. 68 : : 2013/10/11(金) 16:12:36

    ――――訓練所 救護室――――

    ユーク「…ようやく辿り着いた」ハァハア

    アニ「…雨のせいで余計に体力使っちゃったよ」ハァハア

    ユーク「救護室に着いちまったけど、とりあえず、服脱いで乾かそう」ゴソゴソ

    アニ「適当にある服に着替えるとしようか」ゴソゴソ
  69. 69 : : 2013/10/11(金) 16:13:07

    アニ「…信用してるけど、こっち見ないでよ」ゴソゴソ

    ユーク「見ないけど、もはやそんな余裕ねぇよ」ゴソゴソ



    ユーク「アニ、もう終わった?」

    アニ「うん、こっち向いて大丈夫」

  70. 70 : : 2013/10/11(金) 16:14:13

    ユーク「全く、不運だったな」

    アニ「あぁ、全くだ」キョロキョロ

    ユーク「何か、探してるの?」

    アニ「…ちょっと耳かきを…いたっ」ズキズキ

    ユーク「…耳、怪我したのか?ちょっと見せて?」

    アニ「…どうなってる?」
  71. 71 : : 2013/10/11(金) 16:14:23

    ユーク「…これは、ひどいね。雨に打たれて、耳垂れを起こしてる」

    ユーク「耳かきより、綿棒のほうがいいだろうね。どこだろ?」ガサゴソ

    アニ「…うーん、こっちには見当たらない…いたい」ズキズキ

    ユーク「うーん…!あった!」ジャジャーン

    アニ「…ほんと?早くちょうだい!」スッ
  72. 72 : : 2013/10/11(金) 16:15:02

    ユーク「…いや、アニは寝てろよ。俺が掃除するからさ」ポスン

    アニ「…え?いや、いいから。自分でするよ」

    ユーク「こういう時くらい、頼ってくれてもいいんじゃないか?」

    ユーク「アニは自分で耳見れないんだし」

    アニ「…わかった。今も痛いんだから優しく早くやってよ?」

    ユーク「痛いんなら、早く頭乗せてくれ」

    アニ「……よろしくおねがい」ポスン
  73. 73 : : 2013/10/11(金) 16:15:27

    ユーク「とりあえず、綿棒で耳の中ふき取っていくから」スッ

    アニ「…!」ビクッ

    ユーク「……」スッスッスッ ホジホジ

    アニ「……」プルプル

    ユーク「……」ホジホジ

    アニ「……んあっ」ビクッ

    ユーク「…アニ、落ち着いて。話でもして気を紛らわそう」

    アニ「……うんっ、んっ」ビクビク
  74. 74 : : 2013/10/11(金) 16:16:06

    ユーク「あっ、もう両方濡れちゃった、交換」ゴソゴソ

    アニ「……ふう」ハァハア

    ユーク「…また入れるよ?」スッ ホジホジ

    アニ「……っ」プルプル

    ユーク「…アニ、まだ耳弱かったんだね」ホジホジ

    アニ「…人にしてもらうのって、ゾワゾワするんだよ…んあっ」ビクッ

    ユーク「はい、また暴れない」

    アニ「…これだけは勘弁してくれ」プルプル
  75. 75 : : 2013/10/11(金) 16:17:52

    ユーク「思えば、アニに耳掃除してあげるのも数年ぶりだな、懐かしい」ホジホジ

    アニ「…アンタの手捌きは上手すぎて、寧ろ慣れるのがちょっと怖いくらいだよ」

    ユーク「たかだか耳掃除でそんなことないだろ」スッスッ

    アニ「…寮が分かれてからは、アンタの耳掃除とは無縁だったね」

    ユーク「まぁ、アニが頼んで来れば、いつでも歓迎だったんだけどな」ホジホジ

    アニ「…こんなこと、人前で頼めるわけないでしょ」プルプル

    ユーク「こっそり、会えばよかったじゃないか。(いつもみたいの会議みたいに)」ホジホジ

    アニ「…いいって、そこまでしてほしいものでも…んあっ」ビクン
  76. 76 : : 2013/10/11(金) 16:18:19

    ユーク「あんまり、話に集中しすぎても逆効果だぞ?バランスが大事」ホジホジ

    アニ「…もう、こっちはいいから反対の耳もしてくれ、そっちも痛いから」

    ユーク「わかった…はい、ゴロンして」

    アニ「ん」ゴロン

    ユーク「…猫みたい」

    アニ「え?猫?」

    ユーク「うん、前から思ってたけど、アニって動物に例えると…まぁ猫でしょ?」

    アニ「私に聞かれても知らないよ」
  77. 77 : : 2013/10/11(金) 16:18:48

    ユーク「そうかねぇ、多分皆に聞けば納得されると思うけど」ホジホジ

    アニ「んあっ…絶対、聞かないでよ?ユミルとかに馬鹿にされそう」

    ユーク「わかったよ。聞かないから」ホジホジ

    アニ「……」

    ユーク「……」
  78. 78 : : 2013/10/11(金) 16:21:12

    アニ「…私の頭、重くない?」

    ユーク「いや?全然、軽いよ?」

    アニ「…そう」

    ユーク「…何を気にしてるの?」ホジホジ

    アニ「…アンタ、この前、170cmになったって言ってたけど、体重はどうなの?」

    ユーク「…え?まぁ、体重は別にいいだろ」ホジホジ

    アニ「…アンタ、身長は伸びても相変わらず痩せてるし、で、何kg?」

    ユーク「多分63kg位だと思う。確かにちょっと痩せ気味だけど、俺は元々
        筋肉が付きやすい体質じゃないから、もはや気にしてない」
  79. 79 : : 2013/10/11(金) 16:23:38

    アニ「…その反面、ライナーの筋肉はすごいよね、ベルトルトだって結構…」

    ユーク「アニ、今日はどうした?なんからしくないぞ?確かにライナー達の体格には憧れてるよ」

    ユーク「まぁ、俺には体質上、あれほど筋肉着けるのは無理なんだけどね」ホジホジ

    アニ「別に私の都合の話。でもアンタまであんなむさ苦しいのになってほしくない」

    ユーク「ライナーとばっちり、はは」

    ユーク「でも俺だって筋トレしてるし、ないわけじゃないんだぞ、筋肉…ほれ、力瘤」グッ
  80. 80 : : 2013/10/11(金) 16:23:56

    アニ「なんだ隠れてるだけか。少しホッとしたよ。アンタ周りから見れば痩せててちょっと心配でさ」

    ユーク「痩せてるのは、開拓地での生活もあったしね」ホジホジ

    アニ「……」

    ユーク「まぁ、いいんだよ。これからもちょっとずつ鍛え続けるから」

    アニ「…そう」
  81. 81 : : 2013/10/11(金) 16:24:19

    ユーク「アニは?健康状態大丈夫?」

    アニ「…何?私の体重が知りたいって?」

    ユーク「また、俺にセクハラさせたいのか?」

    アニ「…アンタにしては(セクハラなんて)珍しいと思ってね」

    ユーク「まぁ、あれだ…アニを元気づけようとした…的な?」ホジホジ

    アニ「手法が間違ってるよ」
  82. 82 : : 2013/10/11(金) 16:24:45

    ユーク「じゃあどうやって、元気づければよかったんだ?」

    アニ「…そこは、自分で考えな。男なんだから。か弱い乙女に考えさせるんじゃないよ」

    ユーク「…出たよ。か弱い乙女発言」ホジホジ

    アニ「何?何か間違ってるの?」ギロリ

    ユーク「睨むな。間違ってないよ。か弱い乙女さん」ホジホジ

    アニ「…分かればいいんだよ。もうそろそろ終わる?」
  83. 83 : : 2013/10/11(金) 16:25:30

    ユーク「…うん、大分綺麗になった。まだ痛みある?」

    アニ「ううん。もう痛みは大丈夫」

    ユーク「じゃあ、もう少しだけね」ホジホジ

    アニ「…うん」

    ユーク「……」サッサッ

    アニ「……」

    ユーク「…はい、おしまい」フウッ

    アニ「…ひゃあ!…いきなり息吹きかけるんじゃないよ!
       びっくりしたじゃないか」ビクビク

    ユーク「…ごめん、昔の癖」フフ
  84. 84 : : 2013/10/11(金) 16:26:16

    アニ「…今度は、アンタが寝転がりな」グイ

    ユーク「は?」ゴロン

    アニ「…大人しくしてなよ?」スッ

    ユーク「…お手柔らかに頼むよ?」

    アニ「…アンタちょっと髪長いよ、耳を覆ってて見えにくい」

    ユーク「ちょっと待って、耳に掛けとくから」ソソクサ

    アニ「アンタ、前髪も左目覆ってて全体的に結構長いよね。切らないの?」

    ユーク「この長さと髪型が気に入ってるんだよ。ちょっと洗うの面倒だけど」

    アニ「そう」
  85. 85 : : 2013/10/11(金) 16:26:51

    ユーク「アニだって、髪止め解くとフワッと頭覆うだろ?そっちの方が大変だ」

    アニ「私の場合は、後ろでまとめるからこれ以上は長さを短くできないんだよ」

    ユーク「へぇ、でもアニだってたまに右目が前髪で覆われてる時あるだろ?」

    ユーク「まぁ、片目通しで相性がいいってことだよ、俺達」

    アニ「…そう。アンタも最近は冗談が増えてきたね」

    ユーク「案外、これが俺の素なんだよ、きっと」

    アニ「そう」


  86. 86 : : 2013/10/11(金) 16:27:22

    アニ「……」ホジホジ

    ユーク「……」

    アニ「…ねぇ、何か喋ってよ」ホジホジ

    ユーク「うーん、そうだなぁ、結構もう喋っちゃったんだよね」

    アニ「…話題ないの?」

    ユーク「…じゃあ、ミカサとエレンの話でもしてよっか」

    アニ「あの2人(というよりミカサ)また何かやったの?」クス

    ユーク「あぁ、それがな――――」



    「……」


  87. 87 : : 2013/10/11(金) 16:27:40

    ――――食堂――――

    クリスタ「ミカサもアニもユークも遅いねぇ。もうすぐ食堂閉まっちゃうよ?」

    サシャ「じゃあ、私は残ったご飯をもらう用意をしておきましょうかね」ウシシ

    ミカサ「その必要はない」

    ミーナ「あ、ミカサ来てたんだ…音もなく」

    ミカサ「うん、たった今来たところ」ドロン
  88. 88 : : 2013/10/11(金) 16:27:53

    ユミル「で?必要ないって?」

    ミカサ「私は今から食べる。そして、あの2人も直にここに来る」

    ライナー「お?2人とも無事に帰ってきたんだな?よかったよかった」

    ミカサ「ええ、2人とも着替えをしていると思う」

    ミカサ「それよりも面白い話がある――――」


  89. 89 : : 2013/10/11(金) 16:28:52

    ――――アニ・ユーク組――――

    ユーク「着替えもしてたら、すっかり時間経ってたな。
        もう食堂閉まっちまうところだった」

    アニ「まぁ、間一髪。食べ損なわずに済んだね」

    ユーク「ただし、サシャに盗られてなければ...の話だが」ウーン

    アニ「…あ、心配になってきた、ちょっと急ごう!」

    ユーク「同感だ」


    タッタッタ

  90. 90 : : 2013/10/11(金) 16:29:11

    ――――食堂――――

    ガラッ

    ユーク「よう!みんな、心配かけてすまないな!」

    アニ「無事、帰ってきたから心配は無用だよ」


    ザワザワ ザワザワ

    アッ キタ レイノ フタリダ

  91. 91 : : 2013/10/11(金) 16:31:06

    ユーク「?なにか面白いことでもあったのか?こっち見てるけど」

    アニ「……?」

    クリスタ「アニ!!さっきユークと膝枕で耳掃除し合ってたって本当!?」キラキラ

    アニ「…は?」ドキリ

    ユーク「……」チラリ

    ミカサ「……」ニコリ

    ユーク「…君は一体、何を広めているんだ?いたのか、あそこに?」

    ミカサ「ユーク、私のスキルを見くびってもらっては困る」ドロン
  92. 92 : : 2013/10/11(金) 16:32:13

    クリスタ「ねぇ!アニ!どうなの?気持ちよかった?」ピョンピョン

    アニ「…え、そ、それは、その///」

    エレン「なんか、食堂大混乱じゃねぇか?」モッグモッグ

    アルミン「う、うん。仕方ないよ。ミカサが衝撃事実を公表しちゃったんだから」オロオロ

    ミカサ「エレン!アニとユークがやっていたのなら、是非、私たちもするべき!」

    ミカサ「エレンが私に…いや、寧ろ私がエレンにしてあげる!」ユサユサ

    エレン「ミカサ、いきなり飛んできて何を言ってるんだよ?」グラグラ
  93. 93 : : 2013/10/11(金) 16:32:42

    ユーク「……」

    アルミン「ユーク、いいの?ミカサあのままにして」

    ユーク「あぁ、なんかいろいろ更に誤解が生まれるような言い方してくれたよ、彼女は…」

    アニ「……」

    クリスタ「ねぇ!アニ!アニってばぁ!!」ユサユサ

    ユミル「はっはっは、収集つかねぇ」ゲラゲラ

    ライナー「(おいおい、ユークまじかよ?)」

    ベルトルト「(はぁ、アニ、ユーク、君たちが騒動の渦中に居ちゃだめじゃないか)」

    ベルトルト「(こんなことで、その時には備えられるのかい?2人とも…)」


  94. 94 : : 2013/10/11(金) 16:33:16

    ――――数日後 食堂―――――


    ザワザワ ザワザワ


    アニ「…まだ噂されてるね」

    ユーク「仕方ないさ、こういうのは暫く放っておくに限る」モグモグ

    アニ「…アンタと一緒に食べるのやめれば、少しは収まるのかな」カチャカチャ

    ユーク「そしたら、アニ、ボッチの道に行っちゃうだろ?そんなこそさせないよ」モグモグ

    アニ「…アンタはどこまでもお人よしだね」ハァ
  95. 95 : : 2013/10/11(金) 16:34:14

    ミカサ「おはよう、2人とも」

    アニ「…あぁ、ミカサか。おはよ」

    ユーク「おはよう。俺達の悩み種さん」

    ミカサ「それは、酷い言い様。悲しい」ホロリ

    アニ「…で、今度は何の用?」

    ミカサ「少し、ユークに話があって来た」

    ユーク「俺からは特にないかな、それじゃ、またね」ヒラヒラ

    ミカサ「勝手に会話を終えないでほしい。話を聞いて」ユサユサ
  96. 96 : : 2013/10/11(金) 16:34:53

    ユーク「で、何さ?」ハァ

    ミカサ「貴方まで溜息。悲しい」ホロリ

    ユーク「(泣き真似は寧ろこっちがしたいってのに)」ハァ

    ミカサ「貴方は、後悔してるの?」

    ユーク「…してるわけないだろ」

    アニ「…アンタ、何言って…」

    ユーク「アニは、大切な家族のようなものなんだ。あれくらい別に普通だろ?」

    ミカサ「ええ。家族であれば普通のこと。ならば、なぜ貴方は溜息をつくの?」
  97. 97 : : 2013/10/11(金) 16:35:32

    ユーク「アニは、そういうことを吹聴されることを、嫌がるからだ」

    ミカサ「アニのそういう気持ちが解るのは“家族だから”?」

    ユーク「そうだけど?」

    ミカサ「そう…わかった。貴方には解るまで私の戯れに付き合ってもらおう」

    ユーク「は?これ以上、まだ俺を振り回す気かい?」

    ミカサ「ええ、貴方が解るまで」
  98. 98 : : 2013/10/11(金) 16:36:24

    ユーク「一体、“何を”?」

    ミカサ「それは、教えられることじゃない。貴方が気づいて、見つけるもの」

    ユーク「俺に一体どうしろと?」

    ミカサ「それに気づくことすらもあなたの役目」

    ユーク「八方塞がりだ」グテン

    ミカサ「まだ、始まったばかり。私に付き合っているうちに気付いていけばいい」

    ユーク「まーた、ちょっと誤解を生むような言い方して…」

    ミカサ「(そういうことは、わかっているのに、なぜ自分のことになると殊更そうなのか)」
  99. 99 : : 2013/10/11(金) 16:37:18

    アニ「ちょっと、ミカサの挑発に乗って大丈夫なの?」

    ユーク「…心配するな。ちょっとこの騒動姫(ライオット・プリンセス)に
    お灸を据えて(付き合って)やるだけだから」

    ミカサ「私にそんな異名を付けたのは貴方が初めて」

    ミカサ「しかし、残念ながら貴方の戦略性を以てしてもまだ私には及ばない」

    ユーク「はっ!言ってろ!いつか追いついて見せる!」
  100. 100 : : 2013/10/11(金) 16:38:36

    ミカサ「(ちょっと付き合うだけでは済まないくらい、しがみつかなければ
         振り落とされるくらいに、振り回してみるのも悪くないかもしれない――――)」



    進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話

    『私が見つけた新しいおもちゃ』



    La Fin.
  101. 101 : : 2013/10/11(金) 16:48:19
    ご覧いただいた方は、お付き合いいただき、ありがとうございました。

    進撃の巨人Another本編の補完といいますか、――番外編――第1話でした。
    是非やりたかったんですよね、こっちも

    ...なんか想像よりも長くなってた

    昨日の深夜、うずうずして止まらず、本編そっちのけで書き始め、いつの間にか5時間
    ...40ページもぺちゃくちゃとした物語が進んでしまっていました。

    本編は区切りのいいところで区切るのに対して、番外編は1話で話題が
    完結するようにしたため、どうしても長くなってしまいました。

    あまり無駄な会話もなくすようにしてたけど、脈絡を意識してたら、
    ちょっと話が回りくどかったかな。ちょっと反省...

    コメント等(長い!話がつまらん!!)などありましたら、一応、参考にさせて戴きます。

    それでは!!
  102. 102 : : 2013/10/11(金) 17:46:34
    もうほんとすごいです…
    尊敬いたします。
  103. 103 : : 2013/10/11(金) 18:08:09
    アロマさん、ありがとうございます。
    今、番外編の第2話書いてます(下書き)
  104. 104 : : 2013/10/11(金) 18:18:03
    そういえば、番外編のこのミカサたち(とりわけミカサ)のキャラ、
    なにか頭に引っかかったり、ピンときた方がいらっしゃるかもしれませんが、

    番外編くらい、こんなミカサたちであってもいいんじゃないでしょうか?

    特にバカやシリアスを描写するつもりもなく、3年間くらい皆仲良しでいさせてあげたいんです

    それだけ
  105. 105 : : 2013/10/11(金) 19:29:55
    【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】

    【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
    http://www.ssnote.net/archives/845

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
    http://www.ssnote.net/archives/805

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
    http://www.ssnote.net/archives/800

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
    http://www.ssnote.net/archives/796

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
    http://www.ssnote.net/archives/795

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
    http://www.ssnote.net/archives/793

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
    http://www.ssnote.net/archives/792

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
    http://www.ssnote.net/archives/791

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
    http://www.ssnote.net/archives/790
  106. 106 : : 2014/08/22(金) 16:39:59
    お疲れ様です
  107. 107 : : 2014/11/01(土) 06:49:16
    ベルトルト占いw

    お疲れ様です

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