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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

クリスタ「ここから脱獄する」

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  1. 1 : : 2020/02/10(月) 22:44:31


    新作です!

    主人公はクリスタ・レンズです。キャラはちょっと原作から離れるかもしれません。

    クリスタとエレンは幼馴染という設定です。



    内容はざっくり説明するとクリスタとエレンが刑務所から脱獄するというストーリーです。



    あとはクリスタはIQがかなり高いという設定です。


    一方エレンは格闘術に秀でているという設定です。


    2人の恋愛関係などはありません。あくまで幼馴染です。



    色々面倒なので舞台は日本ということにします。
  2. 2 : : 2020/02/15(土) 03:36:10
    期待&支援
  3. 3 : : 2020/02/21(金) 07:13:43
    頑張れ!
  4. 4 : : 2020/03/06(金) 16:55:14


    私の名前はクリスタ・レンズ。

    私は8歳の時にこの凶悪少年犯罪者施設、関東第一刑務所に収容された。

    ここは罪を犯した20歳未満の少年少女達が集う刑務所である。

    罪を犯した少年少女の中でも特に重い刑を受けたものだけがこの刑務所に入れられる。

    つまりここは正真正銘、人殺しだけが集まる極悪人刑務所だった。

    だからこの刑務所の囚人たちは殆どサイコパスとか精神異常者ばっかり、人殺しなんかなんとも思っちゃいない、そんな奴ら........





    私はその中でもまだまともだよ、アイツらと比べたらね、

    どんな罪を犯したかっていうと、話せば長くなる。









    私は物心ついた時から父親と母親から虐待を受けていて死んだ方がマシだとかいつも思ってた

    父親からはヤラシイこと沢山されたし、母親からは売女とか言われて煙草を体に押し付けられたり、散々殴られてた。

    そんな中でも話を出来る幼馴染が居て、そいつといる時間が1番楽しかった。

    ある時私は親に頼まれて店にある商品を万引きしようとしたの、まぁ前にもやったし出来るかなって、でもその幼馴染に見つかって、止められた。

    万引きしないと親から暴力振るわれるし、もう家に帰りたくないって正直に話したら、その幼馴染はとんでもない事を私に言ってきた。



    『一緒にお前の親殺そう』



    私は一瞬黙ってしまったが直ぐにその幼馴染の提案を受け入れた。


    家に帰って直ぐにキッチンに行き包丁を取り出して躊躇いなく後ろから父親を刺した。


    父親は最後に私に何か訴えていたがそんなの私には何の関係もなかった。
    幼馴染も違う包丁で父親の心臓を刺した。

    母親は数時間後家に帰ってきた、父の死体を見た母親は目を見開いて驚いていた。

    幼馴染が、母親の足を突き刺して転ばせた。


    母親は悲鳴をあげて私に許しをこいた。


    けど私はまた躊躇いなく母親の首を切り裂いた。


    私の顔には父と母の血がベッタリくっついていた。


    母の悲鳴を聞いた男が家の扉を勢いよく開け中に入ってきた。


    どうやら母親の愛人だったらしい、私はその男に首を捕まれ殺されそうになった、だが、幼馴染が直ぐにその男を後ろから包丁で突き刺した。




    私は不思議と恐怖を感じなかった。別に自分は悪い事をした訳じゃない、自分は間違ってない、不意に私は自分の血塗れになった手のひらを見た。


    すると幼馴染は私の手を優しく握ってくれた。


    「俺たちは共犯者だ」と、


    幼馴染は両親ともに亡くなっていて元々孤児院で暮らしていた。

    私達はお互い孤独だった、けど今罪を共有して初めて私は孤独じゃないと実感できた。


    その後騒ぎを聞きつけたほかの住人が警察に通報し、私達は捕らえられた。


    結果、虐待を受けていたという事実だけでは正当防衛とは認められず大人3人を殺害した罪で私達は有罪となり、凶悪少年犯罪者施設に送られることになった。


    ※凶悪少年犯罪者施設は少年院に入る犯罪者の中でも特にヤバいやつが入る刑務所ってイメージ、実際には無いけど



    ----




    とまぁ、長々と喋っちゃったけど、これが私がここに来る事になった経緯。

    もうここに入って10年近くになるかもしれない。


    そろそろここでの暮らしも飽きてきたなぁ......




    いきなり話変わるけど、前から決めてたことがあるんだ、それh「クリスタ!!!」




    クリスタ「!........エレン、どうしたの?」





    エレン「ここにいたか、さっきからずっと探してたんだぞ、」




    クリスタ「!...............ごめん」





    このエレンってのが私がさっき話した罪を共有した幼馴染。


    最近やたらと背がでかくなって、体も筋肉しかない気がする、痩せてるけどさ


    たまにゲイのやつから絡まれるとか愚痴吐いてたけど


    エレン「おい!何ぼーっとしてんだよ」





    クリスタ「!.......別に!、考え事してただけ、」





    エレン「あぁそうかよ、最近ぼーっとする事多いぞ、何か悩みでもあるのか?」




    クリスタ「.......別に無いけど」





    エレン「あっ、房に煙草隠してたの看守(刑務官)にバレたか?」




    クリスタ「違うって、エレンじゃないんだから、」




    エレン「......そうか」





    クリスタ「それよりさ、実は私、今年で18なんだよね」




    エレン「は?知ってるよ、ていうか俺もだしな」





    クリスタ「18になったらやるって決めたことがあるんだ」




    エレン「なんだよ、セックスとかつまんないこと言うなよ」





    クリスタ「...............ここから脱獄する」



  5. 7 : : 2020/03/06(金) 21:50:05



    エレン「........だつ........は?」






    クリスタ「いやだから脱獄」






    エレン「いや、ちょっと待て、何言ってんだ」





    クリスタ「何か変な事言った?」





    エレン「冗談なら面白くねぇぞ」





    クリスタ「だから冗談じゃない」





    エレン「........どうしていきなりそんなこと言い出すんだ?」




    クリスタ「ここが飽きたから」





    エレン「は?飽きたからって、俺達はあと5年だ、5年で出られるんだぞ」




    クリスタ「5年なんて待ってられない」




    エレン「........10年待てたなら待てるだろ」





    クリスタ「もう10年待った、十分待った、反省もした、もうここにいる必要は無い」




    エレン「いやだから、もし捕まったらプラス10年追加だぞ、そんなの耐えられるか?」




    クリスタ「捕まらないから大丈夫」




    エレン「........そんな無茶苦茶なこと言うなんて、お前らしくねぇぞ、本当の理由はなんだ?」




    クリスタ「........」





    エレン「どうしても脱獄しなきゃいけない理由があるんだろ、じゃなきゃこんな事言い出さない」




    クリスタ「........別に無いよ、本当にここに居るのが嫌になっただけ」




    エレン「........俺にも言えないのか?」





    クリスタ「........それは「クリスタ・レンズ!!」




    クリスタ「!!」クルッ





    看守「面会だ!!来い」




    クリスタ「........後で話すよ」スッ





    スタスタスタ






    エレン「........。」







    ------







  6. 8 : : 2020/03/07(土) 17:16:27


    -----




    クリスタ「........なんの用ですか?サネスさん」スチャ←座る





    サネス「ヒストリア......呼び出してすまない」





    クリスタ「あまりその名前で呼ばないで」





    サネス「あぁそうだったね、すまない、クリスタ、実は予定が早まった」




    クリスタ「........いつまでですか?」





    サネス「........3か月後だ」





    クリスタ「え?......どうしてそんな急に」





    サネス「すまない、奴らからの命令だ、間に合わなきゃ、君の姉さんは殺される」




    クリスタ「っ.....これじゃ話が違う」





    サネス「フリーダの命は君にかかってる、出来るな?」





    クリスタ「.....色々と準備はしてきたけど、5ヶ月って聞いていたから「出来るな?」




    クリスタ「........できますよ」





    サネス「良かった........話はそれだけだ、じゃあまた」






    クリスタ「姉は無事なんですよね?」





    サネス「あぁ........病気で寝たきりが続いているが、無事だ」



    スタスタスタ






    クリスタ「........。」










    ------






    「ようクリスタ!新入りとは仲良くしてる?」





    クリスタ「何ヒッチ?新入りってなんの事?」





    ヒッチ「は?とぼけんじゃないわよ、今日あんたの房に新しい新入りが来たんでしょ?」



    クリスタ「新入りって.....私の房にはハンナがいるけど?」



    ヒッチ「だから!あいつはなんて言うか、ほら、情緒不安定っていうか、変わり者っていうか、頭イッちゃってたじゃん?」


    クリスタ「じゃあまさか、精神科棟に移されたの?」



    ヒッチ「うん、さっきね、んで今日新しく来た新入りがあんたの房になったのよ」




    クリスタ「は?聞いてないけど!?」





    ヒッチ「あ、そう、じゃあ今聞いて良かったね、まぁ良かったんじゃない?あんなイカレ女と離れられて〜」スタスタ



    クリスタ「(なんで、このタイミングで!)」ダッ

  7. 9 : : 2020/03/10(火) 20:17:21




    ----




    【クリスタの房】




    タッタッタッ





    クリスタ「ハァ.....ハァ......あんたが、新入りの?」




    「!........はい」





    クリスタ「........名前は」





    「!サ、サシャ・ブラウスです」





    クリスタ「........あんたは上のベッド使って」





    サシャ「分かりました」





    クリスタ「.....(不味い事になった)」







    -----




    一方 男子棟




    エレン「(クリスタの奴......本気か?)」





    ガンッ←肩ぶつかる





    エレン「!......悪い」スッ




    「っ、てめぇ、とご見てんだ!」ガシッ





    エレン「....なんだお前かジャン」





    ジャン「....何か考え事か?女ったらし」





    エレン「女取られたくらいでしつこいんだよ」





    ジャン「ふざけんなよてめぇ、殺すぞ」




    エレン「俺は何もしてねぇだろ、あいつが勝手n「それ以上言ったら本気で殺す」



    エレン「........はいはい」





    ジャン「それともお前の大事な女を俺が貰ってやってもいいんだぞ」




    エレン「大事な女?そんな女いねぇよ」





    ジャン「そうか、じゃあ俺がクリスタを襲っt「やめろ」



    エレン「」←睨む





    ジャン「........次やったらこっちもそれなりのお返しをするからな」



    エレン「........覚えとくよ」






    -----






    【エレンの房】





    「よぅエレン、また女とヤッてたのか?」





    エレン「その冗談次言ったら殺すぞトーマス」





    トーマス「なんだよ、ジャンの女取ったんだろ、そこまでする事ねぇだろ」




    エレン「あいつ、どこまで言いふらす気だ?」





    トーマス「もう殆どのやつが知ってるぞ」





    エレン「別に取っちゃいねぇよ、女の方が勝手に誘ってきたんだっつってんだろ、誘いにも乗ってねぇしな」



    トーマス「ジャンにそれ言ったら殺されるぞ」





    エレン「俺があいつに殺られる訳ねぇだろ」





    トーマス「あぁーそか、お前は昔からクリスタ一筋だもんな」




    エレン「だから、あいつはそんなんじゃねぇって何度も言ってるだろ」




    トーマス「ほら、またムキになった」




    エレン「いい加減、殺すぞ」






    -----



  8. 10 : : 2020/03/12(木) 20:22:56




    クリスタ「(......どうしよう、この子はまともそうだし、いやまぁここに来る時点でまともでは無いか)」



    サシャ「あの........」





    クリスタ「!........何?」





    サシャ「クリスタは、何をして捕まったんですか?」




    クリスタ「........殺人」





    サシャ「え?」






    クリスタ「........刑期は15年」





    サシャ「いつからこの刑務所にいるんです?」





    クリスタ「........私に興味があるの?」





    サシャ「いやだって、ルームメイトじゃないですか」




    クリスタ「この刑務所に来たのは10年前」





    サシャ「!......じゃあ後5年で出所出来るんですね」



    クリスタ「........まぁ、ね」





    サシャ「!......何か問題が?」





    クリスタ「いや、あんたは?何して捕まったの?」




    サシャ「重窃盗罪で、5年です。」





    クリスタ「相当ヤバいもん盗んだんだね」





    サシャ「はい........。」





    クリスタ「まぁここに入ったら、誰も助けちゃくれないよ、お勤め果たすしかない」




    サシャ「はい........でもここにいる人達怖いです、みんな悪人面だし」




    クリスタ「........慣れるよ、その内」





    -----



    自由時間





    クリスタ「........」スタスタ





    サシャ「クリスタ、何処に行くんです?」





    クリスタ「ん?B棟」





    サシャ「B棟って何ですか?」





    クリスタ「男子棟と女子棟の境い目、まぁ共有スペースみたいなもの」



    サシャ「へぇ、でも、ほら男子入ってきちゃってますけど」




    クリスタ「自由時間には、男子も女子棟にはいることが出来るの、もちろん女子もね」




    サシャ「そうなんですか!?」





    クリスタ「そう........まぁ大概ここに男が来る理由は、」チラッ



    サシャ「?」チラッ





    「ここでするの?」




    「いいだろ、ほらカーテン閉めろ」






    クリスタ「......あぁいうことする為だろうけどね」





    サシャ「へぇ、でもよく問題起きませんね」





    クリスタ「問題を起こした男子は女子棟立ち入り禁止になるの」



    サシャ「そうなんですか」




    クリスタ「もうすぐB棟に着くよ」





    「おい!クリスタ!」





    クリスタ「!........エレン、」





    サシャ「!」





    エレン「探したぞ........!、そいつ誰だ」





    クリスタ「!........あぁ、私のルームメイト、名前はサシャ」



    サシャ「あっ、あの、サシャ・ブラウスです、よろしくお願いします」





    エレン「........よろしく」





    クリスタ「こっちはエレン、私の幼馴染」





    サシャ「幼馴染って、刑務所入る前からのですか?」




    クリスタ「まぁ、そう」





    サシャ「へ、へぇー」





    エレン「でもルームメイトって、ハンナは?」





    クリスタ「精神科棟へ移った」





    エレン「精神科棟?」




    サシャ「精神科棟って何ですか?」





    クリスタ「名前のまんま、精神異常者が行く所」





    サシャ「そんな所もあるんですね、ここ」





    エレン「........クリスタ、話がある」グイッ




    クリスタ「!ちょっ」





    -----





    エレン「この前言ったよな、脱獄する理由を言うって」



    クリスタ「........」




    エレン「言えよクリスタ」




    クリスタ「分かった、言うよ」





  9. 11 : : 2020/03/13(金) 03:00:22




    クリスタ「身内が人質に取られた」





    エレン「は?身内って?」




    クリスタ「私の姉、名前はフリーダ」




    エレン「姉?そんなのいたのか?」





    クリスタ「3年前くらいに知った、それで、5ヶ月前人質に取られた」



    エレン「誰にだ」





    クリスタ「知らない、多分相当やばい連中」





    エレン「なんでお前の姉さんが狙われるんだ?」





    クリスタ「実は、姉さんを人質に取った連中と直に話した、奴らは私にある囚人を脱獄させろと命じてきた」



    エレン「ある囚人て?」





    クリスタ「.......リヴァイ」





    エレン「死刑囚のリヴァイか!?」





    クリスタ「そう、そいつを脱獄させないと姉さんは殺される」




    エレン「連中っていうのは?」





    クリスタ「分からない、私に会いに来たのは『ケニー』と名乗ってた」




    エレン「でもなんでお前に頼むんだ」





    クリスタ「どこから情報を得たのか知らないけど、私のIQの高さを買ったらしい」




    エレン「頭がいいからって脱獄なんかできるもんじゃない」




    クリスタ「.......私ならできる」





    エレン「死刑囚の奴だぞ!俺達と違って隔離房に入れられてるし、簡単に会うことだって出来ない」




    クリスタ「どうにかする」





    エレン「どうにかって、お前なぁ、そんな得体の知れない奴らの事信用していいのかよ」




    クリスタ「姉さんが人質に取られてるの!!こうするしかない!!」



    エレン「.............分かった、でもどうやって」





    クリスタ「それはまた後で説明する」スタスタ






  10. 12 : : 2020/04/04(土) 21:17:04


    ----

    5ヶ月前




    「クリスタレンズ!面会だ!!」





    クリスタ「面会?誰が?腕利きの弁護士ー?」





    看守「いいから行け!!」





    クリスタ「.......」スタスタ






    -----





    ※この施設の面会室は個室にはなっておらず、囚人と会話ができる共有スペースがある。そのため囚人と直に接触することが可能。死刑囚は別で個室での面会となる





    クリスタ「.......あんた?私に面会に来た人って」




    「!.......あぁ、座れクリスタレンズ、いやこう呼ぶべきかな?ヒストリアレイス」




    クリスタ「.......あなた誰なの」




    「いいから座れ.......二度は言わないぞ」




    クリスタ「.......」スチャ





    「俺の名前はケニー、今日はお前に大事な話があって来た」



    クリスタ「......大事な話?」





    ケニー「あぁ、とても重要な事だ、実はある囚人の件で力を借りたい囚人の名前はリヴァイ、一年前に第1級殺人の罪で死刑判決を受けた」



    クリスタ「あぁ、知ってる、今この刑務所で1番危険な人物」



    ケニー「1番危険か、確かにな」





    クリスタ「で、その死刑囚がどうしたの?」





    ケニー「.......そいつを脱獄させて欲しい」




    クリスタ「は?」





    ケニー「言っとくが冗談ではない」





    クリスタ「.......じゃあ断る」





    ケニー「いいのか?引き受けないと後悔するぞ」





    クリスタ「どういうこと?」





    ケニー「.......」スッ←携帯の写真を見せる




    フリーダの写真




    クリスタ「!!.......姉さん」





    ケニー「フリーダの命はお前次第だ」





    クリスタ「最低なんて事、姉さんは病気で寝たきりなのよ!!」



    ケニー「だろうな、助けたきゃリヴァイを脱獄させろ、フリーダの命はリヴァイと引き換えだ」




    クリスタ「なぜ私に?」





    ケニー「この刑務所内のデータを調べた、お前相当IQが高いらしいな、脱獄しようと思えばできるはずだ」




    クリスタ「脱獄なんて簡単にできるもんじゃない」



    ケニー「だったらお前の姉さんは死ぬだけだ」





    クリスタ「っ...........いつまでに?」





    ケニー「猶予は5ヶ月だ、守れなかったらフリーダを殺す」




    クリスタ「.......壁の外にでたら?」





    ケニー「必要なものは用意する、脱獄の準備を進めろ、わかったな?」



    クリスタ「.......分かった」








    ------
  11. 13 : : 2020/04/28(火) 22:02:14



    スタスタ スタスタ



    エレン「でも、リヴァイって常に隔離房に入れられてるから、会う事だって難しいだろ」



    クリスタ「えぇ.......でも、刑務作業と礼拝の時間にはコンタクトを取れる可能性がある」



    エレン「刑務作業は、ナイルが仕切っている、看守の中でもかなり面倒な奴だ」



    クリスタ「.......エレンは刑務作業の方を何とかして、私は午後の礼拝の時間の時、リヴァイに会う」


    エレン「わかった.......でも気をつけろよ」





    クリスタ「.......わかってる」






    -----



    礼拝所




    ニック「.......さぁ、神に祈るのです。自分がした行い、それを悔い改め導いてくださるように、祈りなさい.......そうすればきっと救われます」




    クリスタ「.......」スタスタ スチャ





    「.......俺の後ろに座るな」






    クリスタ「!.......あなたがリヴァイね」





    リヴァイ「.......てめぇは誰だ」




    クリスタ「.......クリスタ・レンズ、時間が無いから簡潔に話す、ある人からあんたを脱獄させるように依頼された」



    リヴァイ「.......は?てめぇ、ふざけてやがるのか」



    クリスタ「至って真面目よ、私の姉さんが人質に取られてるの」



    リヴァイ「ある人ってのは誰だ」




    クリスタ「.......ケニーアッカーマンと名乗っていた、何者なの?」




    リヴァイ「.......古い知り合いだ」





    クリスタ「とにかく、私は脱獄する為の計画を立てる、あんたは私の指示に従って」



    リヴァイ「フッ.......俺は死刑囚だぞ、脱獄なんか.......出来るわけない」



    クリスタ「もうこの刑務所にら来てから10年経つ、この建物の事なら知り尽くしてる、必ず脱獄させる」



    リヴァイ「死刑囚を野に放つのか?」




    クリスタ「家族の命がかかってるのよ」




    リヴァイ「俺を引き渡した瞬間、殺されるかもしれんぞ」



    クリスタ「.......殺させはしない、絶対に」




    カーン カーン カーン





    看守「礼拝の時間は終了だ、行くぞ」ガシッ





    リヴァイ「俺に触るな」ギロ





    看守「っ.......お前、死刑囚の分際で」





    リヴァイ「.......俺は誰の意見にも従わない」ジロ




    クリスタ「.......」




    リヴァイ「.......よく覚えとけ」スタスタ




    看守「.......ったく、さっさと歩け」ガシッ





    クリスタ「.......」







    ------




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著者情報
nana3528ko101

ライト クライン

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