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大きな海の小さな貝殻 1
- 
                  - 1 : : 2014/01/21(火) 01:38:09
- 前世の記憶の続きとなります(´∀`)/
 とにかく平凡な高校生活を送るエレン達です。
 
 
 注意
 1、まだまだss初心者であるため、文章がおかしい等あると思いますが、
 暖かい目で見守って頂けたら嬉しいです。
 
 2、誤字脱字には気を付けて書いているつもりですが、
 あった場合は、注意して頂けたると助かります。
 
 3、私が受験生のためなかなか来れない時があり、
 更新できない日が続く時があると思いますが、ご了承下さい。
 
 
 明日から、投下していきたいと思います(´∀`*)
 よろしくお願いしますm(_ _)m
 
- 
                  - 2 : : 2014/01/21(火) 01:46:25
- 続ききたーーっ!待ってました(*´ω`*)
 更新楽しみにしています。
 受験もがんばってくださいね☻
 
- 
                  - 3 : : 2014/01/21(火) 01:56:27
- >>2
 早速コメントありがとうございますっ!
 出来るだけ早く更新できるように努力します(_ _)
 受験も、頑張ります!!(´∀`*)
 
- 
                  - 4 : : 2014/01/21(火) 21:38:31
- 
 
 
 エレン「あっつ……」
 
 
 ギラギラと容赦なく照りつける太陽。
 耳を塞ぎたくなるぐらいジリジリうるさい蝉。
 夏の暑さがいよいよ本格的になってきた頃、
 エレンの通う進撃高校では、だんだんと夏休みが近づいてきた。
 
 
 アルミン「暑いね〜」
 
 
 エレン「ミカサー!うちわ貸してくれー!」
 
 
 ミカサ「いくらエレンの頼みでも嫌だ。私も暑いのは同じ。」パタパタ
 
 
 エレン「ミカサのケチー!」ブー
 
 
 アルミン「エレン、子供みたい」フフッ
 
 
 エレン「じゃ、ミカサあおいでよー」
 
 
 ミカサ「しょーがない。次からちゃんとうちわ持ってくること!わかった?」
 
 
 エレン「わかったから、早くあおいでくれー!」
 
 
 ミカサ「はいはい」パタパタ
 
 
 アルミン「なんか、ミカサとエレンは今でも家族みたいだね」アハハ
 
 
 エレン「家族だったからな〜」ヘヘッ
 
 
 ミカサ「エレンと家族だなんて……照れる…///」ポッ
 
 
 エレン「何、照れてんだよ」アハハ
 
- 
                  - 5 : : 2014/01/22(水) 23:01:04
- 1日1回ぐらいしか更新できない
 すっごい亀更新ですが、よろしくお願いします(_ _)
 
 少しだけ投下
 
- 
                  - 6 : : 2014/01/22(水) 23:23:32
- 
 3人は、海に行くために放課後公園に集まり、
 暑苦しい中計画を立てていた。
 
 
 エレン「アルミン」
 
 
 アルミン「うん?なんだい?」
 
 
 エレン「なんで、公園なんだよ。暑いじゃんか」グデー
 
 
 アルミン「アハハ、しょうがないよ。3人で集まると言ったらここなんだから」
 
 
 ミカサ「ここは、木陰があって涼しい」
 
 
 エレン「俺は暑いぞー」グダー
 
 
 アルミン「エレン、グダグダしないで『夏休み海に行こう』プロジェクトの計画を立てようよ!」キリッ
 
 
 ミカサ「……アルミン、ネーミングセンスなさすぎる…」ボソッ
 
 
 エレン「……だな」ボソッ
 
 
 アルミン「じゃあ、何か考えてよ!さっきから僕しか考えてないじゃん!」プンプン
 
 
 エレン「き、聞こえてただとっ!?」
 
 
 アルミン「聞こえてるよ!」
 
 
 ミカサ「蝉の鳴き声で聞こえないと思っていた」
 
 
 アルミン「2人ともわざと聞こえるようにしたんでしょ…。もう、日が暮れちゃうから早く計画立てようよ!」
 
 
 エレン「ごめんごめん」
 
 
 ミカサ「今度は真剣に考えよう」
 
 
 アルミン「しっかりしてよね……」ハァ
 
- 
                  - 7 : : 2014/01/22(水) 23:29:08
- ほのぼのですなぁーニヘラッ
 
- 
                  - 8 : : 2014/01/22(水) 23:33:03
- >>7
 ほのぼのしてるのもいいかな〜なんて考えながら書いてるので、
 そう言って貰えると嬉しいですっ♪(*´▽`*)
 
- 
                  - 9 : : 2014/01/24(金) 05:09:23
- 期待ですっ!
 
- 
                  - 10 : : 2014/01/25(土) 01:31:51
- >>9
 ありがとうございますっ!!
 期待に応えられるよう頑張りますっ!!ヽ(・∀・)ノ
 
 
 でも、テスト前にて今はss書けません……(_ _)
 (グループの方にはいると思います)
 
- 
                  - 11 : : 2014/01/26(日) 13:42:59
- テスト前だけどどうでもよくなってきた←w
 少し投下します!
 
- 
                  - 12 : : 2014/01/26(日) 13:45:28
- 期待!
 
- 
                  - 13 : : 2014/01/26(日) 13:46:46
- 
 それから3人は、海に行く計画を真剣に考えた。
 前世からの夢を叶えるために。
 だけど、部活はみんなバラバラ。
 もちろん、予定が合う日なんてなかった。
 
 
 アルミン「……そろそろ、暗くなってきたし帰ろうか」
 
 
 エレン「全然決まってないのに、もうこんな時間か……」
 
 
 ミカサ「まさか、こんなに予定が合わないなんて……」
 
 
 アルミン「僕もビックリだよ」
 
 
 エレン「…あ!ミカサ、1人で大丈夫か?」
 
 
 アルミン「ミカサだけ、帰る方向逆だもんね」
 
 
 ミカサ「私は、心配いらない」
 
 
 エレン「うーん…ミカサも一応女子なんだし、送って行くよ」
 
 
 アルミン「じゃあ、僕も送って行くよ!まだ、3人で話したいからね」(エレンが『一応』って言ったのは言わない方がいいよね)
 
 
 ミカサ「ありがとう。帰り道が楽しくなりそう」フフッ
 
 
 エレン「あ!ミカサが笑ったぞ!」ユビサシ
 
 
 ミカサ「エレン……そろそろ私が笑うのにも慣れてほしい」ハァ
 
 
 アルミン「珍しいのはわかるけどね……」
 
 
 エレン「ミカサ、ごめん!つい……」
 
 
 ミカサ「……エレンだから、許す!」
 
 
 エレン「やったぁ!」ワーイ
 
 
 アルミン(エレンじゃなかったらどうなるんだろうか……)ゾクッ
 
- 
                  - 14 : : 2014/01/26(日) 13:49:15
- >>12
 ありがとうございます(*^ω^*)
 
- 
                  - 15 : : 2014/01/26(日) 13:50:28
- きたーい
 
- 
                  - 16 : : 2014/01/26(日) 18:02:54
- >>15
 ありがとうございまーす♪ヽ(*´∀`)ノ
 
- 
                  - 17 : : 2014/01/26(日) 18:04:10
- 面白いですっ!
 期待だど~ん
 
- 
                  - 18 : : 2014/01/26(日) 18:04:45
- 
 空のオレンジ色が紺色に変わる時間。
 薄暗い道を3人は歩く。
 少し、笑い声を話に挟みながら。
 ミカサの家までゆっくり歩く。
 
 
 エレン「クンクン……家から夕飯のいい匂いが…」グゥー
 
 
 ミカサ「エレン、お腹なってる」
 
 
 アルミン「相当お腹が空いてるみたいだね」アハハ
 
 
 ミカサ「私の家で、何か少し食べるといい」
 
 
 エレン「えっ!いいのかっ……じゃなくて…いいよ、悪いし」グゥー
 
 
 ミカサ「お腹は、なってるけど?」フフッ
 
 
 エレン「うぅ……少し…貰おうかな…」グゥー
 
 
 ミカサ「わかった」
 
 
 アルミン「エレン…フフッ……あはははっ!」
 
 
 エレン「なっ!なんだよ!アルミン!」グゥー
 
 
 アルミン「フフフッ……だってフフッ…エレンさっきから、お腹なりっぱなしなんだもんっ!!」アハハハ
 
 
 エレン「ちょ…だって、お腹すいたんだからよ!しょーがないだろっ!!///」
 
 
 ミカサ「アルミン!笑いすぎ」フフフッ
 
 
 エレン「ミカサも笑うなよっ!」ギャーギャー
 
- 
                  - 19 : : 2014/01/26(日) 18:06:02
- >>17
 ドンちゃん……w
 2度目の期待ありがとうございますヽ(・∀・)ノ♪
 
- 
                  - 20 : : 2014/01/27(月) 22:06:20
- おお、更新なさったんですね!
 引き続き期待して待っております♪
 
- 
                  - 21 : : 2014/01/27(月) 22:15:04
- >>20
 日曜日だったので、更新しました〜♪(o^^o)
 待っててくださるのですか……!ありがとうございます!!(_ _)
 また、今週の日曜日あたりに更新になるかもです(´・ω・`)
 よろしくお願いします( ̄^ ̄)ゞ
 
- 
                  - 22 : : 2014/01/30(木) 09:28:42
- テストも頑張ってくださいね☻
 応援しておりますー!そして支援〜!
 
- 
                  - 23 : : 2014/01/31(金) 03:12:51
- >>22
 今日、テストを駆逐してきます!!
 頑張りますっ!!
 応援・支援ありがとうございます(*^ω^*)
 日曜日に投下するので、もうしばらく待っててください…(_ _)
 
- 
                  - 24 : : 2014/02/02(日) 06:55:18
- 
 ゆっくり歩いたはずなのに、
 楽しい時間はすぐ過ぎ去ってしまう。
 
 
 ミカサ「……ここが家」
 
 
 エレン「なんか、ミカサと家が違うって不思議な感覚だな」アハハ
 
 
 アルミン「そうだね、2人一緒だったもんね」
 
 
 ミカサ「うん…ちょっと、待ってて。すぐ、食べ物持ってくるから」タッタッタ
 
 
 エレン「ありがと!」グゥー
 
 
 アルミン「エレン、またお腹なってるよー」アハハ
 
 
 エレン「うるせーなっ///」
 
- 
                  - 25 : : 2014/02/02(日) 07:08:58
- 
 しばらく待つと、何か手に持ったミカサが家から出てきた。
 
 
 ミカサ「……これぐらいしかできなかったんだけれど」
 
 
 エレン「お!おにぎりか!」パァァァ
 
 
 アルミン「良かったね」
 
 
 エレン「いただきます!」ガツガツ
 
 
 アルミン「そんなにがっつかなくても、誰も取らないよ」
 
 
 ミカサ「そこが、エレンらしいところ」フフッ
 
 
 アルミン「そうだね」アハハ
 
 
 エレン「うまい!うまい!!」ガツガツ
 
 
 ミカサ「そう言って貰えて嬉しい」ニコッ
 
 
 エレン「え?これ、ミカサが作ったのか?」キョトン
 
 
 ミカサ「そうだけれど?」
 
 
 エレン「すっげぇーっ!!めっちゃ、うめぇー!!!」ガツガツ
 
 
 アルミン「いくらおにぎりが美味しかったからって叫ばなくても……」
 
 
 ミカサ「そう、良かった」ニコッ
 
- 
                  - 26 : : 2014/02/02(日) 07:40:09
- 
 エレンは、ミカサの手作りおにぎりを
 1分もたたないうちにすべて食べてしまった。
 
 
 エレン「ごちそうさまっ!!」
 
 
 アルミン「わっ!早いね」
 
 
 エレン「そんだけ、うまかったんだよ!」ニカッ
 
 
 ミカサ「エレンにそう言ってもらえると、とても嬉しい」
 
 
 エレン「もう1回食べたいぐらい、うまかったぞ」
 
 
 アルミン「それ、もう1回食べたいって意味でしょ?」
 
 
 エレン「え……いや…ちがうし!」
 
 
 ミカサ「嘘ついた」
 
 
 アルミン「やっぱり、図星だね」ニコッ
 
 
 エレン「くっそー!なんで、わかるんだよ!」
 
 
 ミカサ「顔を見ればわかる」
 
 
 アルミン「そうそう、顔に出てるからわかりやすいよ」
 
 
 エレン「うぅ…ちくしょう!///」
 
 
 ミカサ「エレン、顔真っ赤」フフッ
 
 
 アルミン「ほんとだ」ニコッ
 
 
 エレン「///……あぁーもうっ!帰るぞ、アルミン!!」スタスタ
 
 
 アルミン「待ってよ、エレン!」タッタッタ
 
 
 ミカサ「まだ、照れてる……フフッ…送ってくれて、ありがとう!また、明日!」フリフリ
 
 
 アルミン「じゃーね!ミカサ!!」フリフリ
 
 
 エレン「///……じゃーな!」フリフリ
 
 エレンとアルミンは、黒くなった道に消えていった。
 街灯の光もない真っ黒な闇の景色。
 ミカサは、少し嫌な予感がしていた。
 
 
 ミカサ「…この嫌な予感が、当たらなければいいのだけど……」
 
 
 ミカサ「……エレン…アルミン……」
 
- 
                  - 27 : : 2014/02/02(日) 10:43:03
- 
 街灯もない道をエレンとアルミンは、歩く。
 真っ黒な道は、少し恐怖を感じさせる。
 
 
 アルミン「……真っ黒だね…」
 
 
 エレン「ちょっと、話しすぎたな……ちょっと、歩くの早くしよっか」スタスタ
 
 
 アルミン「…うん……」スタスタ
 
 
 エレン「…アルミン、暗いのが怖いのか?」
 
 
 アルミン「……少し…怖いかな…」
 
 
 エレン「…そうか」
 
 
 
 アルミン「高校生にもなって、暗いのが怖いだなんて…笑われるね」シュン
 
 
 エレン「…誰にでも、怖いものの1つや2つあるって」
 
 
 アルミン「…そうだね……少し怖いけど、安心したよ」ニコッ
 
 
 エレン「なら、良かった」ニッ
 
- 
                  - 28 : : 2014/02/02(日) 12:22:55
- 
 2人は、少し足早に歩いて行く。
 真っ黒な道は、さっき来た道のような感じではなかった。
 確かに同じ道なのに、全然違う道を歩いているようだ。
 
 
 エレン「……」
 
 
 アルミン「……」
 
 
 エレン「…なんか嫌な予感がするんだけど……」
 
 
 アルミン「…え?僕は、何も感じないけど……」
 
 
 エレン「そうか?なら、大丈夫か…な……」
 
 
 アルミン「うん、大丈夫だよ…エレンも、怖くなってきた?」
 
 
 エレン「……ちょっとな…」
 
 
 アルミン「……あのエレンが、怖がるなんて…大丈夫?」
 
 
 エレン「……あぁ、大丈夫…」
 
- 
                  - 29 : : 2014/02/02(日) 14:15:08
- 
 エレンは、何かを感じ始めていた。
 自分の身に、これから何かが起きるような感じが、
 エレンを怖がらせていた。
 
 
 エレン(やっぱり、何か感じる気がする……)
 
 
 エレン(この帰りに、何かが起きる気がしてきた……)
 
 
 エレン(嫌な予感だ……)
 
 
 エレン(なんだか…怖い………)ガタガタ
 
 
 アルミン「……エレン?…エレン!」
 
 
 エレン「!…アルミン……どうした?」ビクッ
 
 
 アルミン「そんなにビックリしなくても……」
 
 
 エレン「…ごめん」
 
 
 アルミン「どうしたの?」
 
 
 エレン「いや……なんでもない…」
 
 
 アルミン「なんでもない訳ないよ!どうしたの?」
 
 
 エレン「………なんか…怖いんだよ……」
 
 
 アルミン「暗いのが怖いの?」
 
 
 エレン「違う、何かが迫ってくる感じがするんだよ……」
 
 
 アルミン「何なんだろう…」
 
 
 エレン「よく……わかんねぇよ…」ガタガタ
 
- 
                  - 30 : : 2014/02/02(日) 19:48:46
- えっ、えっ∑(OωO )
 どうしちゃったんでしょう…怖い、けどわくわくです!
 
- 
                  - 31 : : 2014/02/02(日) 20:00:37
- まだですか!?めちゃくちゃ怖いです!!!!
 
- 
                  - 33 : : 2014/02/03(月) 19:46:58
- 
 エレンの感じる、嫌な予感・迫り来る感覚は、頂点に達していた。
 その予感と感覚の恐怖に、エレンはひたすら耐えていた。
 
 
 エレン「……」ガタガタ
 
 
 アルミン「エレン…ほんとに大丈夫?もうすぐ、家だからね」
 
 
 エレン「……おう…」
 
- 
                  - 34 : : 2014/02/03(月) 19:50:27
- 
 すると、いきなりパッとエレンとアルミンの後ろからライトが照らされる。
 車のようだ。
 
 
 アルミン「…ん?」
 
 
 
 
 
 
 
 でも、明らかにスピードが出過ぎている…このままでは……。
 
 
 
 
 
 
 
 
 アルミン「エレン!!!危ないっ!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 当たってしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン「!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ドカッ……
 
 
 
 
 
 
 
 バタッ……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 鈍い音が、静かな住宅街に響く。
 アルミンが叫んだ時にはもう、遅かった。
 
 
 アルミン「エレン!!エレン!!!」
 
 
 
 
 嫌な予感が、当たってしまった…。
 
- 
                  - 35 : : 2014/02/03(月) 21:09:42
- 
 
 
 アルミン「……あ…あぁ……」
 
 親友が目の前で車にはねられた。
 アルミンは、恐怖でその場に立ち尽くしてしまった。
 
 
 アルミン「……きゅ、救急車!救急車、よ、呼ばなきゃ!!」ガサゴソ
 
 我に返り、とっさにカバンからケータイを取り出すが、
 手が震えて3つの番号を押すだけでも時間がかかった。
 
 
 「どうされましたか?」
 
 
 アルミン「く、車に人がっ…は、はねられました」
 
 現状を説明するが、頭がうまく回らない。
 
 
 アルミン「と、とりあえず…エレンの親にも…電話……」
 
 エレンの親にも電話をし終え。
 アルミンは、急いでエレンの所へ駆け寄った。
 
 
 アルミン「エレン……」
 
 やはり、すごい出血だった。
 頭からも、出血している。
 骨も折れているだろう。
 
 
 アルミン「エレン!!救急車がもうすぐ来るから!頑張ってっ!!」
 
- 
                  - 36 : : 2014/02/04(火) 00:45:06
- 今日から木曜日まで更新出来ません(_ _)
 なので、今の内に投下したいと思います。
 
- 
                  - 37 : : 2014/02/04(火) 00:46:51
- 
 ウーー ウーー
 
 ピーポーピーポー
 
 救急車・パトカーのサイレンが鳴り響く。
 何があったのかと人も集まってきた。
 エレンは、救急車に運ばれて行く、アルミンもついて行くことになった。
 
 
 アルミン「エレン……ぶ、無事だよね?!」
 
 
 エレン「……」
 
 
 アルミン「エレンがいなきゃっ……!」
 
 
 アルミン「…海に…3人で……行けないじゃないかっ……!!」ポロポロ
 
 
 アルミン「…2000年前からの夢だろっ!エレン、しっかりしてよ!!!」ポロポロ
 
 
 エレン「……」
 
 エレンは、びくともしなかった。
 
- 
                  - 38 : : 2014/02/04(火) 00:50:16
- 
 病院に着くと、すぐにエレンは運ばれて行った。
 よほど、重症だったのだろう。
 
 
 アルミン「……エレン…」
 
 アルミンは、病院の椅子にグッタリと座り込む。
 立っていることが出来ないぐらい、ショックだったのだ。
 
 
 アルミン「僕達を置いて行かないでおくれよ……」
 
 
 アルミン「前は、僕達が君を置いて行っちゃったけど……」
 
 
 アルミン「こんなの…あんまりだ……」ポロポロ
 
 
 ???「アルミン!!」タッタッタッ
 
 不意に名前を呼ばれたので、少しビックリしつつも
 アルミンは、声のする方を見た。
 
 
 アルミン「……!ミカサ?!」
 
 
 アルミン「え、確か、ミカサには連絡してなかったけど……」
 
 
 ミカサ「少し心配だったから、来たらエレンが……」
 
 
 アルミン「え?ミカサも何か…感じたの?」
 
 
 ミカサ「…えぇ、アルミンとエレンが帰るときに嫌な予感がした」
 
 
 アルミン「そういえば、エレンもそんなこと言ってたよ」
 
 
 ミカサ「エレンも気づいてたの……」
 
 
 アルミン「……うん」
 
 
 ミカサ「……そう…」
 
 
 ミカサ「…今は、エレンの無事を祈ろう」
 
 
 アルミン「…うん」
 
- 
                  - 39 : : 2014/02/04(火) 00:52:20
- 
 ミカサとアルミンが、エレンの無事をしばらく祈っていた時、
 エレンの父グリシャと母のカルラが病院に着いた。
 アルミンには、2人がすごく落ち着いているように見えた。
 
 
 カルラ「…!アルミン君、電話ありがとう」
 
 
 グリシャ「ずっと、エレンについてくれたことを感謝するよ」
 
 
 アルミン「…いえ、当然の事をしただけですから」
 
 
 カルラ「また、何かお礼をさせてね」ニコッ
 
 
 グリシャ「では、エレンの様子を見てくる」
 
 
 カルラ「いってらっしゃい」
 
 
 アルミン(この2人の落ち着き用は何なんだ?エレンが助からないかもしれないのに……)
 
 
 ミカサ「……あの」
 
 
 カルラ「どうしたの?」
 
 
 ミカサ「…何でそんなに落ち着いてるのですか?」
 
 ミカサが、アルミンの聞きたかったことを、カルラに質問した。
 カルラの顔が少し変わる。
 
 
 カルラ「……後で、わかると思うわ」
 
 
 ミカサ「…わかりました……」
 
 納得いかなかったのか、ミカサは少し不機嫌そうな顔をした。
 
- 
                  - 40 : : 2014/02/04(火) 00:54:37
- 
 それから10分程度たった頃、
 カルラだけがエレンのいる病室に呼ばれた。
 呼びに来た看護師は、少し動揺していたようにも見えた。
 
 カルラ「ごめんね、また明日にエレンに会えると思うわ。今日は、家に帰りなさい」ニコッ
 
 
 ミカサ「……そうですか…」
 
 
 アルミン「……また、明日来よう…ミカサ」
 
 
 ミカサ「……そうしよう」
 
 
 カルラ「迷惑かけて、ごめんなさいね。それじゃあ、気を付けて」ニコッ
 
 
 ミカサ「…はい」
 
 
 アルミン「……はい、ありがとうございます…」
 
 2人は、何故カルラが笑っていられるのかが、
 不思議でたまらなかった。
 
- 
                  - 41 : : 2014/02/04(火) 07:27:01
- 一体どんな秘密が・・・
 急展開に期待が高まりますね!
 更新楽しみにしております!
 
- 
                  - 42 : : 2014/02/04(火) 07:31:07
- 私も受験生、お互い頑張ろう!!
 後、期待♪
 
- 
                  - 43 : : 2014/02/04(火) 18:33:13
- アルミンの気持ちになってもらい泣きしそうになりました…
 木曜日まで、続きをわくわく待っていますね☻
 
- 
                  - 44 : : 2014/02/06(木) 22:21:34
- >>41
 いつも、コメントありがとうございます(_ _)
 急展開のし過ぎではないかと自分でも思ってます(;・∀・)w
 書き溜めを一気に全部出しちゃったので、
 少しだけですが、更新したいと思います(*^ω^*)
 
- 
                  - 45 : : 2014/02/06(木) 22:23:22
- >>42
 はい!お互いに頑張りましょう(`・ω・´)
 期待、ありがとうございます♪
 期待に添えるように頑張りたいと思います( ̄^ ̄)
 
- 
                  - 46 : : 2014/02/06(木) 22:35:07
- >>46
 いつも、コメントありがとうございます(_ _)
 確かに、アルミンの気持ちになると…悲しいですね(´・ω・`)
 わくわくして、待っててくださるのですか!…嬉しい(*^ω^*)
 じゃあ、期待を裏切らないよう頑張ります!
 
- 
                  - 47 : : 2014/02/06(木) 23:05:44
-  
 次の日の学校、
 いつもエレンと一緒に来るはずのアルミンが1人で教室に入ると、
 皆が不思議そうな顔をして見ていた。
 
 
 クリスタ「アルミン、おはよう!エレンは?」
 
 
 アルミン「クリスタ、おはよう……エレンは休みだよ…」シュン
 
 
 ユミル「せっかくクリスタが挨拶してんのに、何だよその態度」
 
 
 クリスタ「もう、ユミル!」
 
 
 ユミル「悪かったって」ケラケラ
 
 
 アルミン「…うん」
 
 アルミンは、フラフラと自分の席に着く。
 まるで、魂が抜けたようだった。
 
 
 ベルトルト「…アルミンどうしたのかな?」
 
 
 ライナー「何かあったっぽいな」
 
 
 アニ「そうだね」
 
- 
                  - 48 : : 2014/02/06(木) 23:41:41
- 
 皆がアルミンの心配をする中、リヴァイが入ってきた。
 
 
 リヴァイ「黙って、座れ」ギロッ
 
 いつも、こうして朝のホームルームが始まる。
 それと、同時にクラス内は一気に静かになる。
 
 リヴァイ「しばらく、エレンは学校に来れない」
 
 
 リヴァイ「病院にいるから、見舞いにでも行ってやれ」
 
 
 アルミン(あれ?……エレンは重症なんじゃなかったっけ…?)
 
 アルミンは、昨日のエレンの様子を思い出した。
 
 
 リヴァイ「以上だ」
 
 
 アルミン(おかしい……昨日、見た感じだと1日で治る怪我じゃなかった)
 
 
 アルミン(お見舞いなんか行っても、話せないだろ……)
 
 
 アルミン(……取り敢えず今日は、ミカサと様子を見に行こう…)
 
- 
                  - 49 : : 2014/02/07(金) 18:20:21
- 急展開にハラハラドキドキ( ; ゜Д゜)
 
- 
                  - 50 : : 2014/02/08(土) 09:13:26
- >>49
 コメントありがとうございますっ♪
 急展開で、話が大分それちゃったな〜w
 なんとか、海に行けるようにしなくては……。
 
 更新は夜になりますので、よろしくお願いします(_ _)
 (書きためがないなんて言えない…)
 
- 
                  - 51 : : 2014/02/08(土) 10:45:11
- き、期待・・・
 
- 
                  - 52 : : 2014/02/08(土) 10:45:27
- 前回も面白かったです
 
- 
                  - 54 : : 2014/02/08(土) 11:31:35
- 追いつきました!
 ストーリー展開が面白いです!
 期待です!
 
- 
                  - 55 : : 2014/02/08(土) 11:37:11
- >>54
 追いついた…ということは、ずっと読んでくれてたのですか!(*゚∀゚*)
 期待・感想、ありがとうございます♪
 試行錯誤して考えたものなので、そう言ってもらえて嬉しいです(o^^o)
 
- 
                  - 56 : : 2014/02/08(土) 11:37:57
- 私なんて、シリーズものでも行き当たりばったりです!w書き留めしてるってすごいですね…
 
- 
                  - 57 : : 2014/02/08(土) 11:46:23
- >>56
 私も、前回は書きためなしですw
 グダグダだったので、今回から書きためしだしました(-ω-)w
 行き当たりばったりなんて、すごいですね♪
 私は、なんとか終わったって感じでしたよ〜(;・∀・)w
 
- 
                  - 58 : : 2014/02/08(土) 21:09:00
- 
 
 キーンコーンカーンコーン
 
 休み時間が始まった。
 アルミンは、机の一点を見ながら考え事をしていた。
 
 
 アルミン「……」ジー
 
 
 ???「…ン……」
 
 
 アルミン「……」ジー
 
 
 ???「…アルミン!!!」
 
 
 アルミン「うわぁっ!」ビクッ
 
 アルミンは、急に大声で呼ばれたので、飛んで驚いてしまった。
 
 
 アルミン「ビックリしたー」
 
 
 ミカサ「ごめん…考え事をしているみたいだったけれど?」
 
 
 アルミン「あぁ、エレンの事だよ」
 
 
 ミカサ「…そう、元気なのだろうか……エレン…」シュン
 
 
 アルミン「昨日カルラさんに明日会えるって、言われたから、エレンの様子を見に行こう」
 
 
 ミカサ「えぇ、そうしよう」
 
 
 アルミン(今日はエレンに会って、話せたら色々聞こう…)
 
 
 アルミン(エレンの親が、落ちついていた理由がわかるかもしれないし…)
 
 
 アルミン(そもそも、なんで明日会えるってわかるんだろう…)
 
 考えれば、謎が深まるばかりだった。
 
- 
                  - 59 : : 2014/02/08(土) 21:17:49
- 
 
 クリスタ「あ、アルミン!」
 
 ミカサとアルミンが、ボーっとしていた時、クリスタが話しかけてきた。
 
 
 ミカサ「あぁ、クリスタ、久しぶり!」
 
 ミカサはそう言うが、クリスタはキョトンっとミカサを見つめる。
 
 
 クリスタ「…私とあなたは、会ったことないはずだけど……?」
 
 そう言われるのは当たり前だ、なぜなら前世でしか会ったことがないから。
 ミカサは、それを思い出す。
 
 
 ミカサ「あぁ、そうか……私はミカサ、よろしく」
 
 
 クリスタ「ミカサ!よろしくねっ!あ、こっちは、ユミルだよ〜」
 
 
 ユミル「よろしくなー」
 
 その時、ミカサが少しうつむき、悲しそうな表情をした。
 アルミンは、それに気づき、とっさに別の話題を出した。
 
 
 アルミン「で、ど、どうしたの?クリスタ?」
 
 
 ユミル「見舞いに行くんなら、皆で行ったらどう?だってさ、女神様からのご提案だよ」ケラケラ
 
 
 クリスタ「もう!ユミル!先に、言わないでよぉ」プクー
 
 
 ユミル「悪かったよ、女神さまー」ケラケラ
 
 ミカサは、2人の会話を聞いて少し微笑んだ。
 
 
 アルミン(大丈夫…みたいだね)
 
 
 クリスタ「もう、ユミルったら……で、どうかな?」
 
 
 アルミン「…うーん、エレンの様子がわからないからなぁ……」
 
 
 クリスタ「無理なら無理でいいんだよ?」
 
 
 アルミン「…今日は僕とミカサだけで行って、エレンの様子が大丈夫だったら、明日皆で行こうよ」
 
 
 アルミン「ごめんね、クリスタ」
 
 
 クリスタ「全然大丈夫だからっ!謝らないでっ!」
 
 
 アルミン「ありかとう!」
 
 
 ミカサ「クリスタは、とても優しい」
 
 
 クリスタ「えへへっ……ありがとう」ニコッ
 
 
 ユミル(女神の笑顔いただきましたっ!)グッ
 
 
 アルミン(ユミル……嬉しいのが、顔と行動に出てるよ)アハハ
 
 
 ミカサ「そろそろ、チャイムが鳴りそうだから、帰る」
 
 
 アルミン「あ、また、放課後ね!」フリフリ
 
 
 クリスタ「じゃあね!ミカサ!」フリフリ
 
 
 ユミル「じゃーなー」フリフリ
 
 
 ミカサ「うん」フリフリ
 
- 
                  - 60 : : 2014/02/08(土) 21:22:31
- 
 時は経ち放課後、エレンの病院に向かう道で、
 ミカサとアルミンは、今日の事を話していた。
 
 
 アルミン「今日は、授業中も考え事してて、時間が経つのが早かったよ」アハハ
 
 
 ミカサ「あの、アルミンが、授業中も考え事をしていたの?珍しい」
 
 
 アルミン「僕だって、考え事ぐらいするさ」
 
 
 ミカサ「ごめん……昨日のこと?」
 
 
 アルミン「うん…少し、気がかりなことがあってね」
 
 
 ミカサ「……グリシャさんとカルラさんには、ビックリした…」
 
 
 アルミン「!…ミカサも、気になってた?」
 
 
 ミカサ「えぇ、少し落ち着き過ぎじゃないかと思った」
 
 
 アルミン「そうだよね……エレンのことが、心配じゃないのかな?」
 
 
 ミカサ「それはない!エレンが、調査兵団に行くって言ったら、カルラさんはすごく反対してた!」
 
 
 ミカサ「……だから、今も…心配していると思う」
 
 
 アルミン「……そうだよね」
 
 それから2人は、病院に着くまで一言も話さなかった。
 
- 
                  - 61 : : 2014/02/08(土) 21:27:18
- 
 病院に着くと、2人は緊張してきていた。
 会えると言われても、エレンがどういう状態か教えてもらっていない…
 つまり、元気な状態なのか、生きているのも大変な状態なのかもわからないのだ。
 
 
 アルミン「……入ろうか…」
 
 
 ミカサ「……えぇ…」
 
 2人の間の空気が、ピンとした空気になった。
 
- 
                  - 62 : : 2014/02/08(土) 21:29:55
- 
 病院の中へ入ると、夏の暑さが吹き飛ぶぐらい涼しかった。
 
 
 アルミン「エレン・イェーガーさんの病室は、何号室ですか?」
 
 
 看護師「ひっ…エ、エレン・イェーガーさんの病室は、45号室になります…」
 
 
 アルミン「?…ありがとうございます」
 
 
 ミカサ「早く、行こう」
 
 
 アルミン「う、うん」
 
 
 アルミン(さっきの看護師さん…何に怯えているんだろう…?)
 
 アルミンは、看護師の反応に疑問を抱いた。
 
- 
                  - 63 : : 2014/02/08(土) 21:34:00
- ど、どうなるのでしょうか…(゚Д゚)
 わくわくされる書き方がお上手ですね!
 楽しみにしています☻
 
- 
                  - 64 : : 2014/02/08(土) 21:34:53
- 
 長い廊下を進み、病院の1番端にエレンの病室はあった。
 
 
 アルミン「……あったね」
 
 
 ミカサ「…」コクッ
 
 ミカサは、緊張のあまりか、頷くことしかしなかった。
 
 
 アルミン「……行くよ」スッ
 
 
 ミカサ「…」コク
 
- 
                  - 65 : : 2014/02/08(土) 21:35:45
- 
 
 
 
 
 
 
 ガラガラッ
 
 
 
 アルミンは、勢いよくドアを開けた。
 
 
 
 
 
 
 その先には…
 
 
 
 
 
 
 アルミン「…うっ」
 
 
 ミカサ「……」
 
 
 
- 
                  - 66 : : 2014/02/08(土) 21:47:44
- >>63
 submarineさん!いつも、コメントありがとうございます(´∀`)♪
 私は、まだまだですから…アハハ
 でも、頑張って書いたので、お褒めの言葉、嬉しいです(_ _)w
 
 今日は、終了です(´∀`)
 明日のこの時間まで、お待ちくださいませ(_ _)
 
 コメントくださると嬉しいのですが、
 謎の開かない現象が起きるかもしれませんw
 開かない現象が起きたときは、
 ログインしてませんのでよろしくお願いします(_ _)
 
- 
                  - 67 : : 2014/02/09(日) 12:44:37
- 期待
 
- 
                  - 68 : : 2014/02/09(日) 21:04:36
- >>67
 期待、ありがとうございます!(´∀`)
 
 今から、始めます(`・ω・´)
 
- 
                  - 69 : : 2014/02/09(日) 21:06:16
- 
 
 
 
 
 病室は、窓が空いていて、光に包まれていた。
 
 
 
 
 
 窓から覗く空は、雲一つなく、とても青く美しい。
 
 
 
 
 
 ジリジリと蝉の声も、聞こえる。
 
 
 
 
 
 外には花壇があり、背の高いひまわり達がこちらを見ている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 そして
 
 
 
 
 
 
 
 
 1人の少年が
 
 
 
 
 
 
 
 
 ひまわりに負けないぐらいの笑顔で笑っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン「ミカサ!アルミン!来てくれたんだなっ!」ニカッ
 
 
 
 
 
 
 
- 
                  - 70 : : 2014/02/09(日) 21:11:16
- 
 アルミンとミカサは、目を見開いた。
 
 
 アルミン「……エ…エレン……な…の?」
 
 
 エレン「あぁ、そうだぞ」
 
 
 ミカサ「……エレンが…生き…てた……!」
 
 
 エレン「そうだ、俺は生きてる」
 
 
 アルミン「エレンは助かったんだっ!!!」ポロポロ
 
 
 ミカサ「……良かった…」
 
 
 ミカサ「本当に……良かった…」ポロポロ
 
 2人は、安心したあまり、泣き出してしまった。
 
 
 エレン「お、おおい!泣くなって!」アセアセ
 
 
 ミカサ「うっ……うぅ…」ポロポロ
 
 
 アルミン「だって、エレンが……生きてたんだよぉ」ポロポロ
 
 
 アルミン「泣かないなんて無理だよぉ」ポロポロ
 
 
 エレン「お、お願いだから、泣かないでくれって!」
 
 
 エレン「俺のために、笑ってくれよ!っな?」
 
 
 アルミン「エレン……」グスッ
 
 
 ミカサ「エレンのために……?」グスッ
 
 
 エレン「あぁ、そうだ!俺のために笑ってくれ!頼むっ!」
 
 
 エレン「親友の泣き顔なんか、見たくないからっ!」ニカッ
 
 
 アルミン「…エレン……ごめん…」
 
 
 ミカサ「……ごめんなさい…」
 
 
 エレン「いいよ、大丈夫だから!」ニカッ
 
- 
                  - 71 : : 2014/02/09(日) 21:19:05
- 
 
 
 蝉の声がなきやんだ。
 
 
 
 
 太陽の光が、強くなる。
 
 
 
 
 
 
 うつむいていたアルミンとミカサの顔が上がる。
 
 
 
 
 
 
 
 そして…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 アルミン・ミカサ「生きててくれて、ありがとう!!」ニコッ
 
 
 
 
 
 
 エレン「!……あぁ!」ニカッ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2人、目に涙をためながら、最高の笑顔で笑った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
- 
                  - 72 : : 2014/02/09(日) 21:24:13
- >>71
 名無しなってる…けど、私です(´・ω・`)
 
 『大きな海と小さな貝殻』は、二つに分けることにしました(;´・ω・)
 作者の都合で、申し訳ないですが、よろしくお願いします(_ _)
 
- 
                  - 73 : : 2014/02/09(日) 21:26:11
- 何故か、名無しになってしまいました。
 すいません(_ _)
 
- 
                  - 74 : : 2014/02/09(日) 21:41:41
- http://www.ssnote.net/archives/9793
 ↑『大きな海の小さな貝殻 2』になります。
 
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