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進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第1話 『永遠の言葉』 

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  1. 1 : : 2014/01/19(日) 01:44:37

    進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第1話


    ――Part 1――

    ――――これは、Another本編では語られない、訓練兵時代を通じて移り行く

        壁内の人類に対する4人目の刺客「ユーク・トラス」の姿を描いた物語――――


    ――――前回までのあらすじ――――

    人類へ差し向けられた第4の刺客「ユーク・トラス」は、巨人の力を有しながらも

    現在所属する104期訓練兵団の10傑として讃えられ、周囲からも慕われる実力者であった


    たった一人で壁教を追跡するも、捕えられてしまったアニ。それを追うユークに迫る危機

    絶体絶命の中、彼は身体を自在に制御する天賦《チカラ》を開花し、アニの奪還に成功した


    更にこの事がきっかけで、ユークがこれまでアニに対して抱いていた気持ちの正体が

    彼女に対する『異性としての愛』であった事を知り、遂にアニと口づけを交わした


    覚醒を果たしたユークは、アニを生涯において護《まも》り続ける事を固く胸に誓い

    脅威からの生還後、数少ない“本来の仲間”と共に、己の信念の貫徹を決意した――――


    ――――しかし、彼らの物語は、まだ折り返し地点

        季節は秋。そしてこれから再びこの地にも冬が到来し、新たに春を迎える

        そうなれば、長いようで短かった3年間の104期訓練兵団も卒団を迎える

        ここからは、事件の数日後、アニが退院する日から始まる、半年間の物語――――


    ―――――――― 
    ―――― 
    ―― 

  2. 2 : : 2014/01/19(日) 01:48:13

    ――――事件より数日後の休日 午後―――― 

    ユーク「筋トレ?」

    ミカサ「その通り。貴方も私と同様に身体を自在に制御できるようになった」

    ユーク「あぁ、確かにそうだな」

    ミカサ「そこまではいい。しかし、本当はこの先が大事」

    ユーク「つまり?」

    ミカサ「その力の制御ができてこそ、真に力が発揮される」
  3. 3 : : 2014/01/19(日) 01:48:42

    ユーク「力も手に入れるだけは、ダメなんだな」

    ミカサ「その通り。私も当時は困惑していた」

    ミカサ「しかし、この力をエレンの為に使うと決めて以来」

    ミカサ「エレンのお父さんともお話をして、まずは筋トレから始めなさいと教わった」

    ユーク「確か、そんな話は以前にしたな」
    (『――番外編―― 第4話』参照)

    ミカサ「そこで、ユークにも今一度、体力作りに励んでもらいたい」
  4. 4 : : 2014/01/19(日) 01:48:54

    ユーク「つまり、筋トレね?」

    ミカサ「その通り。筋肉の絶対量が増えれば、制御もしやすくなり」

    ミカサ「更に戦術の幅も大きく広がる」

    ユーク「メリットの連鎖作用だな」

    ミカサ「幸い、ユークはもう15歳なので、既にある程度の筋力は備わっている」

    ミカサ「ので、これからも適度に筋トレを行っていけば、それでいいと思う」
  5. 5 : : 2014/01/19(日) 01:49:12

    ユーク「で、本題は?」

    ミカサ「そう焦ってはいけない」

    ユーク「はいはい」

    ミカサ「本題は“どうやって”制御する事を意識するか」

    ユーク「それが漠然としているから、今の俺にはいまいち分からない感覚だ」

    ミカサ「ええ、それは仕方のない事」
  6. 6 : : 2014/01/19(日) 01:49:32

    ユーク「因みにミカサは、それを“感覚的に”行う事ができるのかい?」

    ミカサ「勿論。初めは当然、意識しながらでぎこちない」

    ユーク「へぇ、やはりそうか」

    ミカサ「しかし、それも経験値を積む事で、スムーズにこなせるようになる」

    ユーク「流石、経験者は語るってね」ハハハ

    ミカサ「では、茶番はここまでにして、そろそろ肉体制御の訓練に移ろう!」
  7. 7 : : 2014/01/19(日) 01:50:06

    ユーク「『茶番』とは酷いな。結構、真剣に話もしていたのに…」

    ミカサ「ではまず始めは、小さくて重いものを指の力だけで支える訓練を…」

    ユーク「なんで、いきなりそんな極端な事を?」

    ミカサ「失敗しても、怪我が小さいから」

    ユーク「怪我なんて、もうこの際、気にしないよ?」

    ミカサ「いいえ。私達は訓練兵なのだから、怪我をしない事も大事」
  8. 8 : : 2014/01/19(日) 01:51:18

    ミカサ「それは主観的な経験則でもあり、また知恵でもある」

    ユーク「(別に怪我してもこっそり直ぐに治せるから、多少の無理は平気なんだけど)」

    ミカサ「それにユークはこの間、少し無理をした模様」

    ユーク「むむっ!ばれていたか」

    ミカサ「あの日の翌日の対人格闘訓練では、腕や脚の筋肉組織を痛めていて」
    (『――番外編―― 最終話』参照)

    ミカサ「その後、数日間、医務室で過ごす事になった」
  9. 9 : : 2014/01/19(日) 01:51:48

    ユーク「まぁ…そうだったね」

    ユーク「でも、怪我をしていた事が知られていたのは、意外だったよ」

    ユーク「(その怪我も半日でこっそり治して、後は仕方ないから休養していたんだけどね)」

    ユーク「(口が裂けても言えないけど…)」

    ミカサ「では、始めましょう!」

    ユーク「よろしくお願いしまぁーす」ペコリ
  10. 10 : : 2014/01/19(日) 01:52:23

    エレン「なぁ、俺も特訓に混ぜてくれないか?」ヒョコッ

    ユーク「あれ、エレン居たの?」

    ミカサ「いつの間に」

    エレン「ひでぇ言い草だなぁ」

    ユーク「悪い、気付かなかったんだよ」

    ユーク「それで、いつから?」
  11. 11 : : 2014/01/19(日) 01:53:16

    エレン「いや、来たのは今だけどよ」

    エレン「俺もさっきから、そこら辺を走ってトレーニングしていたんだよ」

    ミカサ「なるほど。私達はついさっきここへ来たばかりだったので、それは知らなかった」

    ユーク「へぇ、エレンの事で君も知らない事なのて、あったんだね」ハハッ

    ミカサ「むぅ…そんな風に、私をエレンのストーカーのように言うのは止めてほしい」

    ユーク「(夜中に男子寮へ忍び込むような輩を、ストーカーと呼ばない訳がないだろう)」
  12. 12 : : 2014/01/19(日) 01:53:53

    ミカサ「(その事だけは、絶対にエレンに言ってはダメ!)」メッ! チラ

    ユーク「(へぇ、じゃあ他の人にならいいんだね?)」チラ

    ミカサ「(それは、言葉の綾)」

    ユーク「(と、言うと?)」ニヤニヤ

    ミカサ「(エレンはおろか、他言無用)」ムッ

    ユーク「(『他言無用』の使い方が、間違っているけどね)」ヤレヤレ
  13. 13 : : 2014/01/19(日) 01:54:12

    ミカサ「(今はそんな事は、どうでもいい)」

    ミカサ「(もし他人に言えば、力の制御の話については、白紙に戻す)」ツーン

    ユーク「(それはそれで困るけどさ…ただ、ねぇ)」ニヤリ

    ミカサ「(何?)」ギロリ

    ユーク「(きっとお節介なミカサちゃんなら、勝手に教えに来るものと思うけど?)」ニマニマ

    ミカサ「(むぅ…最近の貴方は、少々生意気)」ムスッ
  14. 14 : : 2014/01/19(日) 01:54:54

    ユーク「(もう、ミカサを恐れる必要がなくなったからね)」エヘン

    ミカサ「(でも力の制御がろくに出来ない貴方には、当分負ける事はない)」

    ミカサ「(それは、この前も身を持って知ったはず)」
    (『――番外編―― 最終話』参照)

    ユーク「(ちぇっ、痛い所突いてくるなぁ…)」

    ミカサ「(と言う訳で、貴方は自然と私に教えを乞う他ない)」

    ミカサ「(ので、ストーカー呼ばわりは、撤回してもらいたい)」ギロリ
  15. 15 : : 2014/01/19(日) 01:55:23

    ユーク「(わかったよ。ごめんなさい)」ペコリ

    ミカサ「(それでいい)」ニコ

    エレン「(こいつら、さっきから何やっているんだ?)」

    エレン「(すっかり置いてけぼりにされちまった)」ポツーン

    エレン「なぁお前ら、何を見つめ合っているんだ?」

    ミカサ「エ、エレン!ごめんなさい…そんなつもりは…」ワナワナ
  16. 16 : : 2014/01/19(日) 01:55:57

    ユーク「そっ、別に何もないからさ」シレッ

    ユーク「エレンも自主トレ続けていたら?」

    エレン「だから俺も混ぜてほしいんだって!」

    エレン「1人よりも3人いた方が、何とかの知恵って言うだろ?」

    ユーク「『3人寄れば、文殊の知恵』な?」

    ミカサ「以前、マルコも言っていた」
    (『――番外編―― 第15話』参照)
  17. 17 : : 2014/01/19(日) 01:56:20

    エレン「そうだったっけ?」

    ミカサ「エレン…」ホロリ

    エレン「で、結局、俺も一緒に特訓したらダメなのか?」

    ユーク「うぅーん、多分無理なんじゃないかな?」チラ

    ミカサ「そうね」

    エレン「なんでだ?」
  18. 18 : : 2014/01/19(日) 01:56:45

    ユーク「最初にやる重いものを一点集中させる訓練は、出来るかもしれないけど…」

    ミカサ「ええ、その後にする対人格闘では、おそらくエレンは私達の動きを追えないと思う」

    エレン「そんな事ねぇって、俺も頑張るからさっ!」

    ミカサ「その努力はおそらく、徒労に終わってしまうと思う」

    ユーク「エレン、人にはそれぞれに見合った努力の形があるんだ」

    ユーク「エレンがやろうとしている努力は、それこそ『豚に真珠』だと思うけど?」
  19. 19 : : 2014/01/19(日) 01:57:17

    ミカサ「え?」チラ

    ユーク「ん?」チラ

    ミカサ「ユークはなぜ、そのことわざを知っているの?」

    ユーク「えっ?何でって…そりゃあ…!!」

    ユーク「(しまった!!壁内には“真珠”が存在しないんだ!!)」

    ユーク「(海の存在すら知らない人類にとって、このことわざは存在しないに等しいんだ!)」
  20. 20 : : 2014/01/19(日) 01:57:37

    ユーク「(ミカサに勘付かれるとは…どうしようか…)」チラ

    ミカサ「ユーク?」ジッ

    エレン「…?」

    ユーク「そっ、そうだ!アルミンから聞いた事があったんだよ!!」アセアセ

    ミカサ「そう、アルミンから」

    エレン「まぁ、アルミンから聞いたってんなら、そうなんだろうな」
  21. 21 : : 2014/01/19(日) 01:58:50

    ミカサ「そうね。アルミンは、海を含めた外の世界の事について物知りだから…」

    ユーク「そっ、そうだよな!あっはっは!!」アセアセ

    ユーク「(な、なんとか誤魔化せたな…アルミン恐るべし…)」ホッ

    エレン「俺は、細かい理屈はわかんねぇけどよ」

    エレン「なぁ、俺も混ぜてくれても、いいだろぉ?」ユサユサ

    ユーク「言っても無駄なようだから、実際に見せた方が早いかもよ?」チラ
  22. 22 : : 2014/01/19(日) 01:59:46

    ミカサ「そうね。仕方がないけれど、それが手っ取り早いと思う」

    エレン「何だよ、お前ら。俺の事を馬鹿にしてるみたいに!」プンスカ!

    ユーク「馬鹿になんてしていないさ…ただ、これに関しては…」

    ミカサ「実際に見てみれば、エレンも諦めがつくかもしれない」

    ユーク「それじゃあ、1分間だけ本気を出すから…」

    ミカサ「ええ、筋組織を傷めない程度に…」
  23. 23 : : 2014/01/19(日) 02:00:28

    エレン「な、なんだお前ら…顔つきが真剣過ぎるだろ…」オロオロ

    ユーク「エレン、下がって見ていてくれ」スッ

    ミカサ「その通り。危ないから…」スッ

    エレン「(い、一体、何が始まるんだ!?)」ドキドキ

    ユーク「…いくぞっ!!」バッ

    ミカサ「…こいっ!!」バッ
  24. 24 : : 2014/01/19(日) 02:01:35


    バシィ ドカッ ドゴォ

    シュンッ バッ シュタッ


    エレン「(な、何だこいつらの動き…尋常じゃねぇ)」ボーゼン

    ユーク「(ミカサ、本当に強いっ!!)」

    ミカサ「(常にぎりぎりで躱せている…このままじゃ危ない!!)」

    ユーク「(1分だけって言ったけど…これは、辛すぎるな)」

    ミカサ「(思わず本気を出して、止められなくなっている…)」

    エレン「(お、俺には…とてもじゃないが、ついていけない…)」
  25. 25 : : 2014/01/19(日) 02:01:57

    エレン「お、おいお前ら!もういいからっ!!」

    ユーク「…はぁっ、はぁっ!!」ピタッ

    ミカサ「…ぜぇっ、ぜぇっ!!」ピタッ

    エレン「も、もうわかったからさ!」アセアセ

    ユーク「わかってもらえたようで、良かったよ」ゼェゼェ

    ミカサ「エレン、止めてくれてありがとう」ハァハァ

    エレン「あ、あぁ。俺は向こうで特訓するよ」

    エレン「それじゃあな!」ソソクサ
  26. 26 : : 2014/01/19(日) 02:02:28


    タッタッタ タッタッタ


    ユーク「……」

    ミカサ「……」

    ユーク「…エレンの奴…若干、引いていたな」

    ミカサ「あれは…若干どころでは…なかったと思う」

    ユーク「やっぱり、そう思った?」

    ミカサ「ええ、残念ながら」
  27. 27 : : 2014/01/19(日) 02:03:05

    ユーク「本気を出し過ぎた…ごめん」

    ミカサ「私も歯止めが利かなかったようだ」

    ユーク「……」

    ミカサ「……」

    ユーク「俺達も…」

    ミカサ「ええ」
  28. 28 : : 2014/01/19(日) 02:03:23

    ユーク「特訓…始めようか…」

    ミカサ「そうね」

    ユーク「…はぁ」

    ミカサ「…はぁ」

    ユーク「ん?」チラ

    ミカサ「……」チラ
  29. 29 : : 2014/01/19(日) 02:03:37

    ユーク「…ははっ」クスッ

    ミカサ「…ふふっ」クスリ

    ユーク「あははははっ!!」アハハ

    ミカサ「うふふふふっ」クスクス

    ユーク「俺達もまだまだって事か?」

    ミカサ「そうね。私達もまだまだ精進しなくては」
  30. 30 : : 2014/01/19(日) 02:05:10

    ユーク「それじゃあ、気を取り直して…」チラ

    ミカサ「ええ」ニコ

    ユーク「稽古付け、よろしくお願いします!!」ペコリ

    ミカサ「ええ、こちらこそ、お願いします」ペコリ

    ユーク「――――ここの動きは、どうすればいいんだい?」

    ミカサ「こういう時は、こういう風に。見ていて――――」


  31. 31 : : 2014/01/19(日) 02:06:21

    番外編Ⅱ始める事にしました

    Part1は、これにて終了です。

    これからも応援よろしくお願いします

  32. 32 : : 2014/01/19(日) 02:07:38

    P.S
    日付が跨いでしまいましたが、Part1は1/18日分ですので、今日はまた来ます

    相談所編も忘れず更新しますので、どちらかを確認してください

    では

  33. 33 : : 2014/01/19(日) 12:00:01
    いよいよ番外編Ⅱですね!
  34. 34 : : 2014/01/19(日) 16:59:19
    >>33
    はい。また1話からのスタートです!
  35. 35 : : 2014/01/19(日) 19:04:44
    番外編が最終話って聞いた時は焦りましたが、||があったので良かったです!
  36. 36 : : 2014/01/19(日) 21:13:45
    楽しみ!!
  37. 37 : : 2014/01/19(日) 21:15:58
    >>35
    これからも楽しみにしてくれると嬉しいよ!

  38. 38 : : 2014/01/19(日) 21:16:22
    >>36
    都度、コメントくれてありがとう。
    また、これから投稿するよ

  39. 39 : : 2014/01/19(日) 21:17:12

    ――Part 2――

    ――――夜 食堂――――

    ユーク「アニ、今日から復帰したな!おかえり!!」パァァ

    アニ「あぁ、ただいま。アンタには随分と、面倒を掛けたね」

    ユーク「そんな事ないさ!アニが無事で、俺は嬉しいよ!!」ニカッ

    アニ「……!」

    アニ「う、うん。ありが…とう///」モジモジ

    ユーク「(そう、アニはこうでなくっちゃ!)」
  40. 40 : : 2014/01/19(日) 21:17:41

    ミーナ「アニぃー!私も一緒に食べていい?」ダダダダ

    アニ「いいから、落ち着きな」ドウドウ

    ミーナ「だって、久しぶりにアニとご飯が食べられて、私は嬉しいんだもん!!」ニコニコ

    アニ「アンタもよくお見舞いに来てくれていたね。ありがと」

    ミーナ「うわ!アニが素直だなんて。明日は…いや今から大寒波が来るかも!!」ブルブル

    アニ「アンタ、折角お礼を言ったのに、その態度はないんじゃない?」イラッ
  41. 41 : : 2014/01/19(日) 21:18:00

    ミーナ「あぁ!ごめん、ごめん。謝るから、蹴るポーズはやめてぇー!」アセアセ

    ユーク「…ははっ」

    アニ「…ふふっ」

    ミーナ「え?ちょっと、何2人とも?何がおかしいの?」アレアレ?

    ユーク「いいや、何も。なぁ、アニ?」チラ クスリ

    アニ「あぁ、何もおかしくないよ?」チラ クスリ
  42. 42 : : 2014/01/19(日) 21:18:30

    ミーナ「そんな訳ないじゃん、2人して!」

    ミーナ「教えてよぉ、もぉーう!!」プンプン

    アニ「あんた、それじゃ牛みたいだよ?」

    ミーナ「え?それもどういう事?」エ?アレ?

    ユーク「『自分は豚小屋出身、家畜以下…』ってやっていた“アレ”じゃない?」クス

    ミーナ「え、そんな!?」ガーン
  43. 43 : : 2014/01/19(日) 21:18:48

    ミーナ「アニまで私の事『豚』だと思ってたの!?ひどぉーい!!」プンスカ

    アニ「別に私は、何も言ってないでしょ…クス…アンタが自爆しただけだって…クスス」

    ミーナ「ちょ!思いっきり笑ってるじゃん!!」

    ミーナ「許さないよぉ、アニぃー?」オコ!

    アニ「もう、ごめんって。私が悪かったから…ちょ、くすぐるのは止めて!!」アセアセ

    ユーク「なんだ、アニ。そんな事やられていたのか」
  44. 44 : : 2014/01/19(日) 21:19:14

    ユーク「しかも苦手だったなんて」クス

    ミーナ「そう!アニはくすぐりにすっごく弱いの!!」

    ミーナ「だから、ムカついた時はアニをくすぐって、ストレス解消してるんだぁ」

    ユーク「案外、ミーナも人が悪いなぁ」

    アニ「ミーナ、それだけはやめてぇ」グスス

    ミーナ「あ、アニ泣きそう!可愛い!!」
  45. 45 : : 2014/01/19(日) 21:20:11

    ユーク「本当だな。可愛い」ナデナデ

    アニ「アンタまで何しているんだい、こんな人前で!…撫でるのやめてよ!!」ジタバタ

    ミーナ「ユークだけズルイ!私もアニ撫でたい!!」ナデナデ

    アニ「ちょっと、やめてよ…ばかぁっ///」グスッグスッ

    ユーク「照れているアニもまた、可愛いなぁ」ナデナデ

    アニ「(ユークのばかぁ…///)」グスグス

  46. 46 : : 2014/01/19(日) 21:20:39

    ――――――――

    クリスタ「最近、ユークは印象が変わったね!」モグモグ

    ユミル「どうも最近、アニを愛でまくってる印象があるな」

    クリスタ「これは、遂に恋の予感だね!!」ワクワク ピョンピョン

    ユミル「(こいつも単純だなぁ)」

    ユミル「まぁとっくに始まってるだろ、そんなもん」

    ユミル「あの2人の事なんて、今更だ」ヤレヤレ
  47. 47 : : 2014/01/19(日) 21:21:04

    クリスタ「…?」

    クリスタ「うーん、ユミルの話はやっぱり難しくて、わかんないね」モグモグ

    ユミル「(もう、放っておこう)」シラン

    ミカサ「(ふふっ、2人ともとても嬉しそう)」ニコ

    ミカサ「(私も何か協力してあげたいと思うけど…何かできるだろうか?)」

    ミカサ「(でも、私にとってはまずエレン、エレン♪)」ウキウキ


  48. 48 : : 2014/01/19(日) 21:21:43

    ――――その日の深夜 男子寮――――

    ユーク「(壁教がいつ何時、再びこちらへ攻めてこない保証はどこにもない)」

    ユーク「(あそこにいた者は1人残らず、始末したはずだ)」

    ユーク「(奴らも自分のミスを上層部に知られたくないから)」

    ユーク「(まだ、連絡が行き届いていないものと、信じたい)」

    ユーク「(だが何があろうと、必ず俺がアニを護る!絶対に諦めない!!)」

    ユーク「(それに、新たな力も手に入れた…使い道はただ1つ)」
  49. 49 : : 2014/01/19(日) 21:22:10

    ユーク「……」

    ユーク「(今日は、考え過ぎて眠れないな)」パッチリ

    ユーク「(気分転換に、外の風を浴びてこよう)」ムクリ

    ユーク「(足音立てないように)」ソローリ ソローリ

    ユーク「(この所作も、随分簡単にこなせるようになった。ちょっとした感動…)」ジーン

    ユーク「(ドアの開閉音にも、注意しないとな)」
  50. 50 : : 2014/01/19(日) 21:23:05


    ガチャ スーーッ


    ミカサ「…!!」ドキリ

    ユーク「……」ジーーッ

    ミカサ「……」アセアセ

    ユーク「……」ジーーッ

    ミカサ「…こ、こんばんは」ニ、ニコリ

    ユーク「…また、やって来たの?」ヒソヒソ
    (『――番外編―― 第2, 5話』参照)
  51. 51 : : 2014/01/19(日) 21:23:42

    ミカサ「ええ」

    ユーク「エレンが目的だろ?」

    ミカサ「その通り。私も早く、エレン分を補給したい」

    ミカサ「ので、退いて」グイグイ

    ユーク「…いや、行かせないよ?」ナニ イッテイルノ?

    ミカサ「よろしい。ならば話し合い(物理)だ!」ヒソヒソ
  52. 52 : : 2014/01/19(日) 21:24:43

    ユーク「今の互いの素質は同等だ」

    ユーク「しかも、ここはミカサにとってアウェーな環境」

    ユーク「ミカサだって、余計な“音”は立ててほしくないはずだよね?」

    ミカサ「むぅぅ、ならばどうすればいい?」オシエテッ!

    ユーク「素直に帰りなよ」ハジメ カラ イッテル ダロ?

    ミカサ「それは無理な相談」イヤ!
  53. 53 : : 2014/01/19(日) 21:25:22

    ユーク「……」

    ミカサ「……」

    ユーク「(仕方ない…ミカサで試してみるか…)」ジッ

    ミカサ「(エレン、エレン♪)」ウキウキ

    ユーク「ミカサ…」ボソリ

    ミカサ「え?」
  54. 54 : : 2014/01/19(日) 21:25:55

    ユーク「……」ズイッ ピトッ

    ミカサ「え!?」ギョッ!

    ユーク「…ミカサって顔が整っていて、本当に綺麗だよね」ジーーッ

    ミカサ「…!!///」ドキドキ

    ユーク「この絹のような肌触りや端麗な目元に、視線が吸い込まれそうで」スッ

    ミカサ「(あわわわ…///)」ドギマギ
  55. 55 : : 2014/01/19(日) 21:26:32

    ユーク「それが漆黒の眼の美しさを、更に際立たせていて…」ジーーッ

    ミカサ「…!!///」プシューー!ボンッ!!

    ユーク「…どうかした、ミカサ?」ジッ

    ミカサ「……///」ヘナヘナ ペタン

    ユーク「…冗談だよ。からかってすまない」

    ミカサ「…え?///」チラ
  56. 56 : : 2014/01/19(日) 21:27:30

    ユーク「俺の心に決めたのは、たった1人だから」クスクス

    ミカサ「…はぁ、はぁ///」ドキドキ

    ユーク「“エレンとミカサを引き離すような事”はしないって」ヘラヘラ

    ミカサ「…むぅぅっ///」ドキドキ

    ユーク「しょうがないから、少しだけだよ?」

    ミカサ「……!」ピクリ
  57. 57 : : 2014/01/19(日) 21:27:56

    ユーク「終わったら、外に来て」

    ミカサ「え?///」ドキリ

    ユーク「夜風に当たって、待っているからさ」

    ミカサ「そ、それって…///」ドキドキ

    ユーク「この貸しの代わりに、話し相手に付き合ってくれ」

    ミカサ「あ…え、ええ…///」ドキドキ

    ユーク「それじゃ」ヒラヒラ
  58. 58 : : 2014/01/19(日) 21:29:00


    バタン


    ミカサ「…はぁ、びっくりした///」ドキドキ

    ミカサ「(ユークは…何を考えていたのだろうか?)」

    ミカサ「……///」ドキドキ

    ミカサ「(…ふぅ、ひとまず落ち着いた)」ヒッヒッフー

    ミカサ「(さてと、与えられたチャンスは、最大限に活かすべし)」エレン!エレン!コソコソ

    ミカサ「(はぁぁ、今日も可愛い寝顔。私のエレン…///)」ウットリ

  59. 59 : : 2014/01/19(日) 21:29:39

    ――――――――

    ミカサ「さてと、エレン分の補給も完了!寝顔も堪能した」

    ミカサ「ので、約束を果たしに行きましょう」

    ミカサ「……」ソローリ ソローリ コソコソ


    ガチャ バタン


  60. 60 : : 2014/01/19(日) 21:29:58

    ――――男子寮 外――――

    ユーク「…来たね」クルリ

    ミカサ「ええ、お待たせ」スタスタ

    ユーク「まぁ、とりあえず座ってくれ」ササッ

    ミカサ「ええ」チョコン

    ユーク「『エレン分』とやらは、ちゃんと補給してきたかい?」クス

    ミカサ「ええ、貴方の寛大な協力のおかげで、無事に今日もエレン分を補給できた」
  61. 61 : : 2014/01/19(日) 21:30:14

    ユーク「日中は、ダメだったのかい?」

    ミカサ「午前中、エレンはライナー達と街へ出掛けていた」

    ユーク「それは、知らなかったな」

    ミカサ「そして昼から夕方は、貴方と特訓していたので叶わなかった」

    ユーク「お世話になりました」ペコリ

    ミカサ「ので、私は今日1日、エレン分が不足していた」フゥ
  62. 62 : : 2014/01/19(日) 21:30:26

    ユーク「維持するだけでも危険な状態だな、君の身体は」ハハ

    ミカサ「貴方だって、何日もアニと会えなかったら、きっと暴走するだろう」

    ミカサ「それと同様の事」

    ユーク「まぁ、否定はしないかな」

    ユーク「以前は、そんな事は考えなかったけど」

    ミカサ「今ではもう、貴方もアニ無しでは生きられない身体となってしまった」ナカマ!
  63. 63 : : 2014/01/19(日) 21:30:42

    ユーク「…あぁ、俺はもうアニの存在無しには到底、生きていけないだろうな」ハハ

    ミカサ「それ程までにアニは、貴方にとって大切な存在となったという事」

    ミカサ「貴方も、それをもっと誇りに思っていい」グッ!

    ユーク「ありがとう。俺は生涯、アニを護ると心に誓ったよ」

    ミカサ「貴方の強い意志は、しかと聞き入れた」

    ミカサ「私もエレンに対する愛は、そのくらいに大きい」
  64. 64 : : 2014/01/19(日) 21:30:58

    ユーク「最近になって、ようやくミカサのエレンへの気持ちが本当に解るようになったよ」

    ミカサ「善き理解者が増えた事は、私にとっても嬉しい」

    ミカサ「これからも貴方とは、善き友で善き仲間として居たい」

    ミカサ「ので、よろしく」スッ

    ユーク「俺もだよ。よろしくな、ミカサ!」ガシッ

    ミカサ「でも…ユーク」ジッ
  65. 65 : : 2014/01/19(日) 21:31:34

    ユーク「ん?」

    ミカサ「さっきのは…感心しない」ムスッ

    ユーク「さっきのって…あぁ、“あれ”ね」

    ミカサ「大切なものが見えて、力も手に入れて…」

    ミカサ「舞い上がっている気持ちはわかる」

    ミカサ「けれど…あんな風に女の子を騙すような事は…二度としないで?」ウルッ
  66. 66 : : 2014/01/19(日) 21:31:57

    ユーク「…ごめん、反省するよ」シュン

    ミカサ「ええ、そんな事ばかりしていたら」

    ミカサ「アニも…きっと悲しむから」

    ユーク「…俺が馬鹿だった」ズーン

    ミカサ「ええ、気を付けて?」

    ユーク「あぁ」
  67. 67 : : 2014/01/19(日) 21:32:10

    ミカサ「…でも」

    ユーク「まだ何か?」

    ミカサ「少し…ドキドキした///」ジッ

    ユーク「それは…俺の演技が上手だったって事?」

    ミカサ「え、ええ…騙されかけた…///」

    ユーク「…気を付けるよ。ありがとね」
  68. 68 : : 2014/01/19(日) 21:32:30

    ミカサ「ええ…///」

    ユーク「……」

    ミカサ「ユーク」

    ユーク「…何だい?」

    ミカサ「その本当の気持ちは…アニに向けてあげて?」ジッ

    ユーク「あぁ!アニをもっと振り向かせるさっ!!」ニカッ
  69. 69 : : 2014/01/19(日) 21:32:58

    ミカサ「ええ、貴方ならきっとできる」

    ミカサ「頑張って」ニコ

    ユーク「その応援は…仲間として?」

    ミカサ「…?」

    ユーク「……」ジッ

    ミカサ「その通り。貴方達の仲間として応援している」
  70. 70 : : 2014/01/19(日) 21:33:21

    ユーク「…ありがとう」

    ミカサ「どうして、今更そんな事を?」

    ユーク「いや、何でもないんだ…」

    ミカサ「それでは、話も完結したようなので、私は寮に戻る」クルッ

    ユーク「見回りに気を付けてね!おやすみ」フリフリ

    ミカサ「ええ、おやすみなさい」ヒラヒラ スタスタ

  71. 71 : : 2014/01/19(日) 21:33:51

    ――――――――

    ユーク「(『仲間として』…か。嬉しいよ、ミカサ)」

    ユーク「(でもね、君が俺の事を仲間だと思っていても、俺は…)」

    ユーク「(君を仲間だと思う事は、許されない存在なんだ)」ツーー

    ユーク「(ごめん…ごめん…)」ポロッ

    ユーク「……」

    ユーク「(俺も戻ろう。気分転換もできたし、見つかる前に戻らなければ――――)」スタスタ


  72. 72 : : 2014/01/19(日) 21:34:09

    Part2はこれにておわり

  73. 73 : : 2014/01/19(日) 21:48:33
    …なんか切ない
  74. 74 : : 2014/01/19(日) 21:56:21
    >>73
    例の事件の所為で、彼の心情にも変化が訪れたということです
    (大人になった?という表現が当らずとも遠からずだと思います)

    それと、彼に垣間見えたタラシ属性は、若気の至りのようなものですので、悪しからず

  75. 75 : : 2014/01/20(月) 00:13:40
    ユーク「俺って大人になった?」

    あと、期待です!
  76. 76 : : 2014/01/20(月) 03:21:57
    >>75
    ユーク自身、その事は自覚していないかな
  77. 77 : : 2014/01/20(月) 23:27:58

    ――Part 3――

    ――――数日後 夜 倉庫――――

    ユーク「アニ!」ヒソヒソ

    アニ「…おまたせ」コソコソ

    ユーク「ここへ来るのも、久しぶりだな」

    アニ「そうだね」

    ユーク「……」クルッ

    アニ「……」ジーーッ
  78. 78 : : 2014/01/20(月) 23:28:33

    ユーク「…おいで」ニコ

    アニ「…うん!」ニコ

    ユーク「本当に…無事でよかったよ…アニ」ダキッ ギュッ

    アニ「うん…ありがとう」ダキッ ギューーッ

    ユーク「暫く、このままで…いいかい?」ギュッ

    アニ「いいけど…珍しいね」
  79. 79 : : 2014/01/20(月) 23:29:07

    ユーク「ん?」

    アニ「アンタの方が…こんなに甘えて来るなんて」ギューーッ

    ユーク「…愛しているから」ギュッ

    アニ「恥ずかしいよ…///」ギューーッ

    ユーク「……」ギュッ

    アニ「……」ギューーッ
  80. 80 : : 2014/01/20(月) 23:29:38


    ユーク「(アニから感じる、甘い匂い…)」

    ユーク「(俺は…アニのこの匂いにも…きっと惹《ひ》かれていたんだ)」

    ユーク「(アニ…離さないからな)」ギュッ


    アニ「(…嬉しいよ、ユーク)」

    アニ「(アンタがようやく…本当に私の事を…見てくれるようになったんだよね…)」

    アニ「(私は、とても幸せだよ…ユーク)」ギューーッ

  81. 81 : : 2014/01/20(月) 23:30:57

    ――――――――

    ユーク「アニ…」ギュッ

    アニ「何だい?」ギューーッ

    ユーク「一旦、座ろうか?」

    アニ「…そうだね。このままっていうのも…なんだしね」

    ユーク「今日は、隣に座っていてくれないか?」

    アニ「…?いつも座っているじゃないか」
  82. 82 : : 2014/01/20(月) 23:31:15

    ユーク「いつもはすぐに、アニが膝枕をせがんでくるだろ?」

    アニ「あっ…う、うん…そうだったね…///」

    ユーク「今日は、少しこのまま話をしたいんだ」ジッ

    アニ「…いいよ」ニコ

    ユーク「さて、何から話そうか」

    アニ「(でも…)」チラ
  83. 83 : : 2014/01/20(月) 23:31:35

    ユーク「(どうしようかなぁ…?)」

    アニ「ねぇ、それよりもさ…」ジッ

    ユーク「何だい?」ジッ

    アニ「お願い…聞いてほしいんだ…」ギュ

    ユーク「それは…?」

    アニ「……」
  84. 84 : : 2014/01/20(月) 23:31:57

    ユーク「……」

    アニ「もう一度…キス…してくれないかい?///」ジッ

    ユーク「……!」

    アニ「……」ジーーッ ドキドキ

    ユーク「実は俺も…そう望んでいたんだよ?」ニコ

    アニ「…!!そうだったんだ…///」テレテレ
  85. 85 : : 2014/01/20(月) 23:32:37

    ユーク「(嬉しいよ、アニ…)」ジッ

    アニ「(ユークも…私と…同じ気持ちだったんだね…///)」ドキドキ

    ユーク「…アニ、いくよ?」スッ

    アニ「あっ!…うん。お願い…///」ギュ

    ユーク「(必死に目を閉じちゃって…可愛いなぁ)」ジッ

    アニ「(…まだかなぁ?)」ギュ
  86. 86 : : 2014/01/20(月) 23:33:13

    ユーク「(アニも待っている…期待に応えなきゃな!)」スッ

    アニ「(ユーク…早くぅ…///)」ギュ

    ユーク「(アニ、君だけを愛しているよ…)」Chu…

    アニ「んぅ…///」ピクリ

    ユーク「(…今の俺は、幸せだ)」

    アニ「(あっ!きたぁっ…///)」ギューーッ
  87. 87 : : 2014/01/20(月) 23:33:58

    ユーク「(もう少しだけ…続けていよう)」ギュッ

    アニ「(心地いいなぁ…///)」ポーー

    ユーク「……」ギュッ

    アニ「……///」ギュ ポーー

    ユーク「(ここまでかな…?)」スッ

    アニ「あっ…///」パチリ
  88. 88 : : 2014/01/20(月) 23:34:25

    ユーク「(ん?)」ジッ

    アニ「あっ、あぅぅ…///」モジモジ

    ユーク「(アニ、もしかして…?)」ピーン

    アニ「(もっと…してほしい…///)」チラチラ

    ユーク「アニ」

    アニ「(びくりっ!!)」ドキリ
  89. 89 : : 2014/01/20(月) 23:34:52

    ユーク「もしかして…」ジッ

    アニ「う、うん…///」モジモジ コクリ

    ユーク「じゃあ、『お願い』して?」ニコ

    アニ「…う、うん。わかったよ…///」モジモジ コクリ

    ユーク「……」ニコニコ

    アニ「……」スーハー
  90. 90 : : 2014/01/20(月) 23:35:08

    ユーク「(ふふっ、可愛い)」

    アニ「ユ、ユーク…」チラ

    ユーク「何だい、アニ?」ニコ

    アニ「も…もっと…して…?///」ジッ ウルウル

    ユーク「畏《かしこ》まりました…お姫様」ニコ

    アニ「…!!」プシューー!ボンッ!!
  91. 91 : : 2014/01/20(月) 23:35:29

    ユーク「…アニ?」ジッ

    アニ「あぅぅ…///」ヘナヘナ

    ユーク「(あれ?ミカサと同じ反応?)」

    アニ「(ダメだ…ユークを直視できない…///)」ヘナヘナ ポスン

    ユーク「(もう少し…休ませないといけないのかな?)」ギュッ

    アニ「……///」チラチラ
  92. 92 : : 2014/01/20(月) 23:36:10

    ユーク「アニ、少し休憩ね?」ナデナデ

    アニ「う、うん…///」スリスリ

    ユーク「(さて、こんな調子で大丈夫なのかな?)」ナデナデ

    アニ「(は、恥ずかし過ぎる…///)」スリスリ

    ユーク「(優しく…優しく…)」ナデナデ

    アニ「……///」モジモジ スリスリ

  93. 93 : : 2014/01/20(月) 23:36:25

    ――――――――

    ユーク「…それで、このくらいで落ち着いたかい?」ナデナデ

    アニ「う、うん…落ち着いた」ドキドキ

    ユーク「それじゃあ、もう一度…『お願い』から始めて?」

    アニ「わかった…ユーク…」ジッ

    ユーク「何?」ニコ

    アニ「もっと…キス…ちょうだい…?」ジッ ウルウル
  94. 94 : : 2014/01/20(月) 23:36:50

    ユーク「喜んで、お姫様」ニコ

    アニ「……」ギュ

    ユーク「……」スッ

    アニ「(私、今度は…耐えられるかな?)」

    ユーク「アニ、愛しているよ」Chu…

    アニ「んっ…///」ピクンッ!
  95. 95 : : 2014/01/20(月) 23:37:09

    ユーク「(アニの反応の…1つ1つが初々しくて…)」

    ユーク「(可愛い以外の感想が、思い浮かばないよ)」ギュッ

    アニ「(やっぱり…心地いい…///)」ギューーッ

    ユーク「(アニって…キスが好きなのかな?)」ギュッ

    アニ「(ずっと…こうしていたい…ずっと、ずっと…)」チューーッ

    ユーク「(今日は、アニが“満足するまで”…ずっとこうしていよう…)」チューーッ

  96. 96 : : 2014/01/20(月) 23:37:35

    ――――――――

    ユーク「満足したかい、アニ?」ニコ

    アニ「う、うん…ありがと…///」モジモジ

    ユーク「それで…この後だけど…」

    アニ「あっ!う、うん…///」コクリ

    ユーク「していくんだろ?…耳掃除」

    アニ「え?」
  97. 97 : : 2014/01/20(月) 23:37:52

    ユーク「ん?」ケロッ

    アニ「あ、あ、そ、そうなんだよ!」

    アニ「きょ、今日も頼むよ!!」アセアセ

    ユーク「あぁ、任せとけ?」キョトン

    アニ「じゃ、じゃあ…お願いね?」ゴロン ポスン

    ユーク「それじゃあ、今日も楽しみますかっ!」ウキウキ

  98. 98 : : 2014/01/20(月) 23:38:26

    ――――――――

    アニ「(…びっくりしたぁ!!)」ドキドキ

    アニ「(てっきり…『その後』も行っちゃうのかと…思っちゃった…///)」ドキドキ

    アニ「(私…恥ずかしい…///)」モジモジ ギュ


    ユーク「(…『その後』の事なんて…まだ早いに決まっているよな)」

    ユーク「(いくらキスを済ませたとしても…俺達はまだ…子供なんだから…)」

    ユーク「(本当に、アニを愛しているからこそ…今は、するべきじゃないよな…)」

  99. 99 : : 2014/01/20(月) 23:39:01

    ――――――――

    ユーク「(アニは…期待を裏切って…怒っているだろうか?)」

    アニ「(ユークが…なぜ『しなかった』のか…今の私には、解る気がする…)」

    ユーク「(アニの事を…いつまでも…大切に想っているから…)」

    アニ「(きっとユークが…私の事を…大切に想ってくれているから…)」

    ユーク「(アニはずっと…待っていてくれるのだろうか…?)」

    アニ「(私は…その時まで…ずっと待ち続けよう!)」
  100. 100 : : 2014/01/20(月) 23:39:19

    ユーク「(アニが本当に『それ』を望む…その時まで…)」

    アニ「(あの時だって…ユークの返事を待ち続けるって…そう決めたから!!)」
    (『――番外編―― 第10, 13話』参照)

    ユーク「(願わくは、ずっと…待っていてくれ…アニ)」

    アニ「(だから、ずっと…待っているからね…ユーク)」

    ユーク「アニ…」ポツリ

    アニ「ユーク…」ポツリ
  101. 101 : : 2014/01/20(月) 23:39:47

    ユーク「ん?」パチリ

    アニ「あっ!」ムクリ

    ユーク「俺達は、お互いに…気持ちは通じていたのか?」ジッ

    アニ「うん…きっとね」ニコ

    ユーク「ありがとう…アニ」ギュッ

    アニ「うん…ユーク」ギューーッ

  102. 102 : : 2014/01/20(月) 23:40:35

    ――――――――

    ユーク「それじゃあ、アニ。始めるね?」スッ

    アニ「うん。今日も気持ち良くしてね?」ゴロン チラ

    ユーク「なんだい?その言い方?」クスリ

    アニ「あっ!い、いや…そんなんじゃ…ないからっ!!///」アセアセ

    ユーク「ふふっ…何が?」ニコ

    アニ「あ、いや、その…何でもない…///」
  103. 103 : : 2014/01/20(月) 23:41:03

    ユーク「動かないでね?」

    アニ「うん…///」ジッ

    ユーク「それじゃあ、いくよ?」スッスッ

    アニ「(あぅぅ…恥ずかしい…///)」カァァ

    ユーク「(赤くなってる…)」ホジホジ

    アニ「(私…意識し過ぎなのかな…?)」ジッ
  104. 104 : : 2014/01/20(月) 23:41:53

    ユーク「(…アニ)」ホジホジ

    アニ「(でも…それ以上に…)」

    ユーク「……」スッスッ

    アニ「(気持ちいいなぁ♪)」ニャーン

    ユーク「(ふふっ、本当に気持ち良さそうだ♪)」ホジホジ

    アニ「(…あっ、また眠たくなってきた)」ウトウト
  105. 105 : : 2014/01/20(月) 23:42:26

    ユーク「アニ、また寝そうだね」スッスッ

    アニ「うん…でも、起きているつもりだよ」ゴシゴシ

    ユーク「なんで?」ホジホジ

    アニ「今日は、アンタにも…耳掃除、してあげたいから…」ウトウト

    ユーク「ありがとう。じゃあ、もう少しだけ頑張って!」ホジホジ

    アニ「うん…頑張る…」ウトウト

    ユーク「(大丈夫かなぁ?)」スッスッ

    アニ「(頑張れ…私…!)」ウトウト

  106. 106 : : 2014/01/20(月) 23:42:52

    ――――――――

    ユーク「はい、両耳とも終わったよ?」スッ

    アニ「うん。気持ち良かった…///」ホッコリ

    ユーク「それじゃあ、俺も寝転んでいいかい?」

    アニ「うん…はい、どうぞ?」チョコン

    ユーク「それじゃあ、失礼するね」ゴロン

    アニ「…どう?」
  107. 107 : : 2014/01/20(月) 23:43:12

    ユーク「柔らかい」ウットリ

    アニ「それじゃあ、行くね?」スッ

    ユーク「よろしくね」ジッ

    アニ「……」ホジホジ

    ユーク「……」

    アニ「……」ホジホジ
  108. 108 : : 2014/01/20(月) 23:43:34

    ユーク「……」

    アニ「ど、どうなの…?///」スッスッ

    ユーク「うん。以前よりも上達しているよ」ナゴミ

    アニ「そ、そう…よかった」ホジホジ

    ユーク「言った通りだったでしょ?」
    (『――番外編―― 第13話』参照)

    アニ「そうだね。『やっていくうちに…』だったよね?」ホジホジ
  109. 109 : : 2014/01/20(月) 23:44:04

    ユーク「うん。短期間での成長が早いね!」アンシン

    アニ「アンタに褒めて貰えて、嬉しいよ」ホジホジ

    ユーク「アニも眠いのを堪えて、頑張った事だしさ」

    アニ「…?」

    ユーク「これが終わったら…また膝枕してあげるからね?」

    アニ「う、うん…///」ホジホジ
  110. 110 : : 2014/01/20(月) 23:44:25

    ユーク「だから…今度はいつもみたいに、存分に寝てもいいからね?」ニコ

    アニ「『い、いつもみたいに』なんて…言わないでよ…///」スッスッ

    ユーク「本当の事だろ?」ニッ

    アニ「そ、そうだけどさ…///」ホジホジ

    ユーク「俺は嬉しいよ?」チラ

    アニ「…!!」ドキリ
  111. 111 : : 2014/01/20(月) 23:44:46

    ユーク「アニ、危ない…」

    アニ「ご、ごめん…」スッスッ

    ユーク「とても心地いいよ」ウットリ

    アニ「ふふっ、嬉しい」ニコ

    ユーク「…まだある?」

    アニ「もう少しだけ…ね?」ホジホジ
  112. 112 : : 2014/01/20(月) 23:45:11

    ユーク「アニ、楽しくなってきた?」

    アニ「初めから…楽しかったさ」ニコ

    ユーク「ありがとう…アニ」ニコ

    アニ「どういたしまして」スッスッ

    ユーク「気持ちいいよ?」チラ

    アニ「そう言ってもらえると、嬉しいよ」ホジホジ

  113. 113 : : 2014/01/20(月) 23:45:41

    ――――――――

    アニ「終わったよ、ユーク」

    ユーク「ありがとう」スクッ

    アニ「……///」ソワソワ ワクワク

    ユーク「それじゃあ、アニ…おいで?」スッ

    アニ「うん。よろしく…///」ゴロン

    ユーク「もう寒いから、ちゃんと毛布を掛けていてね?」バサッ
  114. 114 : : 2014/01/20(月) 23:46:09

    アニ「ありがとう。あったかいよ」ヌクヌク

    ユーク「夏の間は…ずっと毛布を蹴飛ばしていたからね」

    アニ「うっ、その事は言わないでよ」

    ユーク「夏風邪を引いたのも…懐かしい思い出だ」
    (『――番外編―― 第14話』参照)

    アニ「アンタだって、私の看病をし過ぎて、移っちゃったでしょ?」クスス

    ユーク「そんな事もあったね」ナデナデ
  115. 115 : : 2014/01/20(月) 23:46:25

    アニ「ユーク…」ジッ

    ユーク「何だい?」チラ

    アニ「私…幸せだよ?」ニコ

    ユーク「あぁ…俺も幸せだ!」ニコ

    アニ「いつまでも…こうしていたい」ジッ

    ユーク「うん。俺もだよ」ナデナデ
  116. 116 : : 2014/01/20(月) 23:46:51

    アニ「うん…」ウトウト

    ユーク「眠たいのなら、無理せずに寝なさい?」ナデナデ

    アニ「…うん」スリスリ ウトウト

    ユーク「おやすみ…アニ」ナデナデ

    アニ「おやすみ…ユーク」ウト…ウト…

    ユーク「……」ナデナデ
  117. 117 : : 2014/01/20(月) 23:47:28

    アニ「…Zzz」スースー

    ユーク「(…寝ちゃった)」ニコ

    ユーク「(この可愛い寝顔も…俺は大好きだ)」

    アニ「…ゆーくぅ」ムニャムニャ

    ユーク「(いつまでも…その安らかな寝顔を俺に見せていてくれ…アニ)」ナデナデ

    アニ「Zzz――――」スリスリ


  118. 118 : : 2014/01/20(月) 23:48:50

    Part3終了!

    今回は終始イチャついていたので、もし気分を害したら申し訳ない

  119. 119 : : 2014/01/21(火) 17:08:55
    アニ可愛いですね
    part4も期待です
  120. 120 : : 2014/01/21(火) 17:58:55

    ――Part 4――

    ――――数日後 朝 食堂――――

    ミカサ「アニを幸せにする方法?」

    ユーク「そっ!いつも一緒に居てあげる他に、俺に何かできないかと思ってね」

    ミカサ「貴方はなぜ、そんな事を思うようになったの?」

    ユーク「この力を得てからは、また視界が広くなってね」

    ミカサ「……」

    ユーク「この力はアニを護る為だけではなく、アニの幸せの為に使いたいと思ったんだ」
  121. 121 : : 2014/01/21(火) 17:59:14

    ミカサ「…そう」

    ユーク「だから一緒に、その方法を考えてほしい」

    ユーク「俺と同じ力を持つ君だからこそ、こうして頼んでいるんだ」ジッ

    ミカサ「それは、別に構わない」

    ミカサ「私もアニの友達として、2人の仲を取り持つ手助けをしたい」

    ユーク「ありがとう、ミカサ!」

  122. 122 : : 2014/01/21(火) 17:59:31

    ――――――――

    ミカサ「(この前、2人がいつもの倉庫で、キスをしていたのは見ていたけれど)」

    ミカサ「(結局、『その先』へは発展していなかった)」

    ミカサ「(きっと、ユークの自制心が働いた為だと考えられる)」

    ミカサ「(エレンとの将来の参考に、2人の情事を観察するのもいいかと思ったけれど…)」

    ミカサ「(現実はそう甘くはなかった、という事)」チェッ

    ミカサ「(さて、ユークのこの問いに、私は何と答えるべきか…)」ウムム

  123. 123 : : 2014/01/21(火) 18:00:02

    ――――――――

    ユーク「(ミカサが覗いていた事は、当然、気付いていたけど、敢えて注意はしなかった)」

    ユーク「(だって、あんないい雰囲気を壊すなんて、俺には到底できなかったし)」

    ユーク「(何よりアニの目の前で、そんな無粋な事はしたくはなかった)」

    ユーク「(ミカサには全部見られちゃったけど、最早あの程度なら、一向に構わない)」

    ユーク「(あれを見たミカサが触発された事がきっかけで、またエレンへ突撃してくれれば)」

    ユーク「(ミカサが玉砕する面白い光景が、また見られると思ったからだ)」ニヤリ

  124. 124 : : 2014/01/21(火) 18:00:34

    ――――――――

    ミカサ「(今度は、私が2人から利を得られるとしたら、今はそういう情報が欲しい)」

    ユーク「(ミカサに俺達の仲を見せつけるのは、構わない。ただ…)」

    ミカサ「(私がこの力を、『そういう方向』へ使うとしたら…きっと)」

    ユーク「(何かの拍子に秘密が漏洩する危険性だけは、避けなければならない)」

    ミカサ「(…男子寮への侵入程度にしか…使った事がなかった)」ショボン

    ユーク「(だからこそ、力の制御とそれを使ってアニを幸せにする術が必要だと考えたんだ)」
  125. 125 : : 2014/01/21(火) 18:01:39

    ミカサ「(どうしよう…これといって案が思い浮かばない…)」グヌヌ

    ユーク「(“その時”が訪れ、戦いが始まれば、ずっとアニを護り続けられる保証はない)」

    ミカサ「(アニを幸せにする…アニを幸せにする…)」ウーン

    ユーク「(アニを“確実に”幸せにしてあげられるのは…ただ“今しかない”んだ!!)」

    ミカサ「(アニを幸せにする…エレンを幸せにする…あれ?)」ウムム?

    ユーク「(その為には、女性視点という観点からも、ミカサの協力を得る事が好ましい)」

    ミカサ「(そうかっ!発想を逆転させればいいんだ!!)」ピコーン!

    ユーク「(だから、ミカサ…俺達の『現在の幸せ』の為に協力してくれ)

  126. 126 : : 2014/01/21(火) 18:02:16

    ――――――――

    ミカサ「わかった、ユーク。協力しよう」

    ユーク「本当かい?」パァァ

    ミカサ「ええ、任せておいて!」フンス

    ユーク「で、その案とは、一体…?」

    ミカサ「ええ、その為には…」

    ユーク「……」ゴクリ ジーーッ
  127. 127 : : 2014/01/21(火) 18:02:49

    ミカサ「やはり…」

    ユーク「……」ジーーッ

    ミカサ「やはり、貴方達2人が!エッチするしかない!!」ドドーン!!

    ユーク「…は?」ポカーン

    ミカサ「…?」

    ユーク「……」ジトーーッ
  128. 128 : : 2014/01/21(火) 18:03:21


    シーーーーッン…


    ミカサ「…?」キョロキョロ

    ユーク「ミカサ…君は…懲りないんだね」ハァ

    ミカサ「どういう事だろうか?」キョトン

    ユーク「…はぁぁぁ」タメイキ

    ミカサ「ユーク、どうしてそんなに深い溜息をついているの?」

    ユーク「(なんかこの展開…一昔前にもあったなぁ)」トオイメ
    (『――番外編―― 第1, 2, 3話』参照)
  129. 129 : : 2014/01/21(火) 18:04:20


    ザワザワ ヒソヒソ ガヤガヤ コソコソ

    ネェ “フタリ”ッテ…? マァ…“アノ フタリ” ダロウナ…


    ミカサ「…?」ポカーン

    ユーク「“これ”…どう収拾つけるんだ?」ジロッ

    ミカサ「…はて?」ポカーン

    ユーク「いやいやいや!それはないだろう!!」ドンッ

    ミカサ「…はて?」ポカーン

    ユーク「いい加減にしろぉ、騒動姫ぇ!!」ガオーー!
  130. 130 : : 2014/01/21(火) 18:05:00


    ガチャ バタン

    トコトコ


    アニ「あっ、ユーク!おはよう」トテトテ

    ミカサ「ア、アニ…」ギギギギ

    ユーク「え、あ、あぁ…」ギギギギ

    アニ「…?」キョトン

    ユーク「ア、アニ…あっちに行こうな?」グイグイ

    アニ「え!?な、なに?」トテテテ
  131. 131 : : 2014/01/21(火) 18:05:19

    ユーク「いいから!ね?」グイグイ

    アニ「なにさ、私まだご飯食べてないんだけど?」ケロッ

    ミカサ「そ、その通り。アニ、早く“ユークと共に逝くべき”」オセオセ

    アニ「な、なにさ…ミカサまで…」トテテテ

    ユーク「もういいよ。抱きかかえてでも、連れて行くからさっ!」ダキッ

    アニ「え!?ちょ、ちょっと、何?」アセアセ
  132. 132 : : 2014/01/21(火) 18:05:56

    ミカサ「もうこの際、お姫様抱っこで何でもいいから、“早く2人で逝って”!」

    ユーク「君もさっきから、何を文面で伝えているんだ!在らぬ誤解を招くだろっ!!」

    ミカサ「まぁ将来的には、あながち間違いでもない」ニマニマ

    ユーク「うぜぇ!!」ガァァ!


    ザワザワ ヒソヒソ ガヤガヤ コソコソ

    トウジシャガ アラワレタ! ナニガ オコルンダロウ?


    アニ「え?皆、なに騒いでいるの?」キョロキョロ

    ユーク「アニは全然、気にしなくてもいいからさっ!いくよ?」タッタッタ
  133. 133 : : 2014/01/21(火) 18:06:36

    アニ「ちょっと!わかったから、降ろしてったらぁ!!」ポカポカ

    ユーク「残念だけど、今は無理っ!!」タッタッタ

    アニ「恥ずかしいからさぁ…!!///」ポカポカ

    ユーク「(ミカサ…いつか覚えておけよ?)」ギロリ

    ミカサ「(逝ってらっしゃい!!)」ニマニマ ヒラヒラ

    アニ「(ミカサも何をやっていたんだろう?)」ポカポカ

  134. 134 : : 2014/01/21(火) 18:07:12

    ―――――――― 

    ユーク「…いきなり連れ出して、ごめんな、アニ」ポスン

    アニ「ほんとだよ、もう!」プンスカ!

    ユーク「…アニの為なんだ」ナデナデ

    アニ「んっ…うん、わかったよ」スリスリ

    ユーク「アニは素直だね」ナデナデ

    アニ「アンタだからさ…///」スリスリ
  135. 135 : : 2014/01/21(火) 18:07:34

    ユーク「パンを1つ持って来たから、今のところは、これで勘弁して?」スッ

    アニ「抜かりないんだね、アンタって」モグモグ

    ユーク「それが、俺の強みだからさ」ストン

    アニ「…ねぇ、こんな人気のないところまで、逃げて来たんだからさ…」ジッ

    ユーク「ん?」

    アニ「…膝枕…してくれない?」ジッ
  136. 136 : : 2014/01/21(火) 18:07:57

    ユーク「それ…食べ終わってからなら、ね?」

    アニ「うん…待ってて」モグモグ

    ユーク「慌てなくても…俺はアニから離れたりしないさ」

    アニ「でも…早くしてほしいから…」モグモグ

    ユーク「リスみたいになっているよ?」クスリ

    アニ「…見ないで///」プイッ
  137. 137 : : 2014/01/21(火) 18:08:17

    ユーク「わかった。むこう向いているよ」クル

    アニ「あっ…!」

    ユーク「ん?」クル

    アニ「やっぱり…こっち向いてて?///」

    ユーク「…わかったよ」ニコ

    アニ「もう少し…だから…」モグモグ
  138. 138 : : 2014/01/21(火) 18:08:41

    ユーク「(可愛らしい食べ方だなぁ)」ウットリ

    アニ「(見られているけど…安心する…///)」モグモグ

    ユーク「…終わったみたいだね」

    アニ「うん…それじゃあ…///」ソワソワ

    ユーク「はい、どうぞ」

    アニ「…うん」ゴロン スリスリ
  139. 139 : : 2014/01/21(火) 18:08:54

    ユーク「そんなにいいものかい?」クスッ

    アニ「うん…大好き」スリスリ

    ユーク「その表現の仕方は、初めてだな」ナデナデ

    アニ「うん…大好きだからさ」スリスリ

    ユーク「(俺も…君の事が大好きだよ…アニ)」ナデナデ

    アニ「アンタの事もね」チラ
  140. 140 : : 2014/01/21(火) 18:09:25

    ユーク「え!?」ドキリ

    アニ「私は、ユークの事が…大好きだからっ!!」ニコ

    ユーク「……」ツーー

    アニ「…ユーク…泣いているの?」

    ユーク「…嬉しくて」ポロッ

    アニ「そう」クス
  141. 141 : : 2014/01/21(火) 18:09:49

    ユーク「笑うところじゃないだろ、そこはさ…」グスッ

    アニ「嬉しいなら、何度だって言ってあげるさ」スクッ

    ユーク「……」ジーーッ

    アニ「愛しているよ、ユーク」ニコ

    ユーク「俺も愛しているからな、アニ」ニコ

    「「――――」」

  142. 142 : : 2014/01/21(火) 18:10:26

    ――――――――


    アニの本当の気持ちが解って、良かったと思う


    そして、俺の本当の気持ちにも気付く事ができて、本当に良かったと思っている


    けれど、俺達がお互いに愛し合い続ける為には、まだまだ障害が沢山ある


    俺が“あの時”、仮初の『現在の』アニの幸せを願っていたのも、そこに起因する


    戦いが始まれば、必ずしもアニを幸せにし続ける事は、叶わないだろうから…


    だからと言って、将来のアニの幸せを願わないはずがない

  143. 143 : : 2014/01/21(火) 18:11:29


    俺がきっと、『今も』…そして『未来も』永劫…アニの幸せの為に、戦い続けるから


    だから、俺は…絶対に諦めない!!


    未来を創るのは…この、俺達のコトバとチカラだから――――



    進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第1話

    『永遠《トワ》の言葉《コトノハ》』



    La Fin.

  144. 144 : : 2014/01/21(火) 18:12:58

    【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】

    ――本編――

    【執筆中 進撃の巨人Another 第38話 『制約』】
    http://www.ssnote.net/archives/8191

    【執筆中 進撃の巨人Another 第37話 『奪...』】
    http://www.ssnote.net/archives/8190

    【14/01/16 進撃の巨人Another 第36話 『罅《ひび》』】
    http://www.ssnote.net/archives/6412

    【14/01/14 進撃の巨人Another 第35話 『連携』】
    http://www.ssnote.net/archives/6411

    【14/01/12 進撃の巨人Another 第34話 『駒の数』】
    http://www.ssnote.net/archives/5377

    【13/12/31 進撃の巨人Another 第33話 『タイキ』】
    http://www.ssnote.net/archives/5376

    【13/12/24 進撃の巨人Another 第32話 『特質』】
    http://www.ssnote.net/archives/5206

    【13/12/20 進撃の巨人Another 第31話 『敵の敵』】
    http://www.ssnote.net/archives/5204

    【13/12/17 進撃の巨人Another 第30話 『隠す者』】
    http://www.ssnote.net/archives/4699

    【13/12/15 進撃の巨人Another 第29話 『ハツゲン』】
    http://www.ssnote.net/archives/4697

    【13/12/06 進撃の巨人Another 第28話 『キタイ』】
    http://www.ssnote.net/archives/4287

    【13/12/05 進撃の巨人Another 第27話 『夜明け』】
    http://www.ssnote.net/archives/4235

    【13/11/30 進撃の巨人Another 第26話 『蓄積』】
    http://www.ssnote.net/archives/3742

    【13/11/27 進撃の巨人Another 第25話 『帰る先』】
    http://www.ssnote.net/archives/3554

    【13/11/23 進撃の巨人Another 第24話 『隠れる』】
    http://www.ssnote.net/archives/3249

    【13/11/21 進撃の巨人Another 第23話 『行き互い』】
    http://www.ssnote.net/archives/3189

    【13/11/18 進撃の巨人Another 第22話 『次世代』】
    http://www.ssnote.net/archives/2988

    【13/11/15 進撃の巨人Another 第21話 『鍵《ヒント》』】
    http://www.ssnote.net/archives/2740
  145. 145 : : 2014/01/21(火) 18:13:10

    【13/11/10 進撃の巨人Another 第20話 『懐古、そして展望』】
    http://www.ssnote.net/archives/2440

    【13/11/08 進撃の巨人Another 第19話 『待つ者』】
    http://www.ssnote.net/archives/2307

    【13/11/06 進撃の巨人Another 第18話 『以心』】
    http://www.ssnote.net/archives/2219

    【13/11/05 進撃の巨人Another 第17話 『志と命』】
    http://www.ssnote.net/archives/2140

    【13/11/04 進撃の巨人Another 第16話 『選ぶ』】
    http://www.ssnote.net/archives/2041

    【13/11/03 進撃の巨人Another 第15話 『悪癖』】
    http://www.ssnote.net/archives/1992

    【13/11/02 進撃の巨人Another 第14話 『クチは...』】
    http://www.ssnote.net/archives/1943

    【13/11/01 進撃の巨人Another 第13話 『ドウキ』】
    http://www.ssnote.net/archives/1886

    【13/10/31 進撃の巨人Another 第12話 『人柄』】
    http://www.ssnote.net/archives/1841

    【13/10/30 進撃の巨人Another 第11話 『危機と嬉々』】
    http://www.ssnote.net/archives/1815

    【13/10/29 進撃の巨人Another 第10話 『見上げる先』】
    http://www.ssnote.net/archives/1748

    【13/10/28 進撃の巨人Another 第9話 『辛辣』】
    http://www.ssnote.net/archives/1702

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
    http://www.ssnote.net/archives/805

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
    http://www.ssnote.net/archives/800

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
    http://www.ssnote.net/archives/796

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
    http://www.ssnote.net/archives/795

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
    http://www.ssnote.net/archives/793

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
    http://www.ssnote.net/archives/792

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
    http://www.ssnote.net/archives/791

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
    http://www.ssnote.net/archives/790
  146. 146 : : 2014/01/21(火) 18:14:22

    ――番外編――

    【14/01/10 進撃の巨人Another ――番外編―― 最終話】
    http://www.ssnote.net/archives/6413

    【13/12/29 進撃の巨人Another ――番外編―― 第17話】
    http://www.ssnote.net/archives/5860

    【13/12/25 進撃の巨人Another ――番外編―― 第16話】
    http://www.ssnote.net/archives/5229

    【13/12/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第15話】
    http://www.ssnote.net/archives/4702

    【13/12/10 進撃の巨人Another ――番外編―― 第14話】
    http://www.ssnote.net/archives/4373

    【13/12/04 進撃の巨人Another ――番外編―― 第13話】
    http://www.ssnote.net/archives/3949

    【13/11/30 進撃の巨人Another ――番外編―― 第12話】
    http://www.ssnote.net/archives/3487

    【13/11/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第11話】
    http://www.ssnote.net/archives/3066

    【13/11/17 進撃の巨人Another ――番外編―― 第10話】
    http://www.ssnote.net/archives/2668

    【13/11/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第9話】
    http://www.ssnote.net/archives/2257

    【13/10/27 進撃の巨人Another ――番外編―― 第8話】
    http://www.ssnote.net/archives/1550

    【13/10/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第7話】
    http://www.ssnote.net/archives/1374

    【13/10/15 進撃の巨人Another ――番外編―― 第6話】
    http://www.ssnote.net/archives/1078

    【13/10/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第5話】
    http://www.ssnote.net/archives/1040

    【13/10/13 進撃の巨人Another ――番外編―― 第4話】
    http://www.ssnote.net/archives/941

    【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第3話】
    http://www.ssnote.net/archives/923

    【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第2話】
    http://www.ssnote.net/archives/878

    【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
    http://www.ssnote.net/archives/845
  147. 147 : : 2014/01/21(火) 18:14:39

    ――その他――
    【執筆中 進撃の巨人Another ――104期相談所編―― 第2話】
    http://www.ssnote.net/archives/5371

    【13/12/08 進撃の巨人Another ――104期相談所編―― 第1話 ユーク「勉強の方法が分からない?」】
    http://www.ssnote.net/archives/4493


    ――雑談――
    【随時更新中 My.Loと進撃の巨人Another】
    http://www.ssnote.net/groups/24


    ――その他情報媒体――

    【随時更新中 SS Pedia記事 『進撃の巨人Another』】
    http://dic.ssnote.net/articles/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BAAnother
  148. 148 : : 2014/01/21(火) 18:24:16

    番外編Ⅱ第1話、これで終わりです

    今回はイベントもこれと言ってなく、これからのストーリーの為の駆け出しと言ったところです

    またこれからは色々なイベントを企画して、彼らにわいわいと楽しんでもらうつもりなので、
    会話を膨らませて物語を盛り上げる楽しみがあります!

    明日は、相談所編をやるかな?

  149. 149 : : 2014/01/21(火) 20:59:45
    いやぁ〜、おもしろい!My.Loさんは本当にss書くのが上手だなと思います!
  150. 150 : : 2014/01/21(火) 21:28:52
    >>149
    まいどありがとう!
  151. 151 : : 2014/01/24(金) 07:10:12
    乙です
  152. 152 : : 2014/01/24(金) 07:33:03
    >>151
    乙です(笑)

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