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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

進撃の巨人-戦士たち-外伝‐1

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  1. 1 : : 2014/01/18(土) 16:12:40
    本編が訓練兵編になったら書きます。

    アニの日々の回想、
    4人の戦士が日々どのように104期と関わっていくか。
    などを書きたいと思います。
    もうしばらくお待ちください。
  2. 2 : : 2014/01/18(土) 18:55:42
    おおっ!楽しみですなぁー
  3. 3 : : 2014/01/19(日) 03:02:16
    毎回(以下略)期待
  4. 4 : : 2014/01/19(日) 19:38:15
    投下


    私は、アニ。
    アニ・レオンハートです。
    1年待ってやっと訓練兵団に入りました。
    すでに1か月くらいたちました。
    そこで、みんなの生活をいろいろと振り返りたいと思います。

    ~回想~

    キース「貴様は何者だ!」

    訓練兵 ウンヌンカンヌン

    キース「何で芋を食ってるんだ」

    サシャ「それは何故人は芋を食べるかと言うことですか」

    キース「死ぬまで走ってこい、飯抜きだ」

    カイト(なんだあれアホみたいだなー)

    キース「おい、貴様、何をよそ見してる」

    カイト(・・・)

    ライナー(あれほど目立つなと言ったのに)

    アニ(カイト・・・)

    カイト「ッハ、よそ見などしておりません」

    キース「嘘を付く気か?」

    カイト「いえ!嘘など申しておりません!」

    キース「ッフ、今日のところは見逃してやる」

    カイト「ッハ」

    キース(あいつ、私から目を逸らさなかった)

    キース(普通なら逸らして当然のところを・・・)

    キース「では、解散!立ち去れ!」
  5. 5 : : 2014/01/19(日) 19:44:57
    ~夕食~

    カイト「アニ、一緒に食べようよ」ニッ

    アニ「うん」コクッ

    カイト(モグモグ)

    アニ(モグモグ)

    ライナー「ここいいか?」

    カイト「あ、うん」

    ベルトルト「お邪魔します」

    ライナー「しかし、災難だったな」

    カイト「話し出す前に、まずは名乗ったら?」

    アニ「・・・」

    ライナー(こいつ頭キレるな・・・)

    ライナー「そ、そうだな」

    ライナー「俺は、ライナーだ。こっちはベルトルト」

    ベルトルト「よろしく」

    カイト「僕は、カイト・ロバート。この子はアニだよ」

    アニ「どーも」

    ベルトルト(ツンツンモードだ)

  6. 6 : : 2014/01/19(日) 19:47:53
    ライナー「カイト、あんまり目立たない方がいいぞ?」

    ベルトルト「教官に目をつけられたら大変だからね」

    カイト「そうだね、気を付けるよ」

    アニ(モグモグ)ゴチソウサマ

    カイト「もう食べ終わったの?」

    アニ「黙ってたからね」

    カイト「そっか」

    アニ「じゃー行くね」

    カイト「うん、おやすみー」

    アニ「しっかり、休みなよ」

    カイト「うん」
  7. 7 : : 2014/01/19(日) 19:55:27
    カイト(モグモグ)

    ライナー(モグモグ)

    ベルトルト(モグモグ)

    モブ「シガンシナ?じゃ、じゃあ見たのか?エレン」

    エレン「あー、見た」

    モブ「超大型巨人ってどんなだ?」

    エレン「壁から頭でるくらいの大きさ」

    モブ「鎧の巨人は?」

    エレン「鎧?俺には普通に見えたが」

    モブ「じゃあ、普通の巨人は?」

    エレン「ウッ」

    マルコ「もう詮索はやめよう」

    エレン「いや、感極まっただけだ」

    エレン「調査兵団に入って巨人を駆逐してやる!」

    カイト(あっ、聞いたことある。あいつ・・・)
  8. 8 : : 2014/01/19(日) 19:58:34
    ジャン「は?調査兵団?」

    エレン「お前は内地にいって楽したいんだっけ?」

    ジャン「俺は正直者なんでね、ビビりながら勇敢ぶるのはごめんだね」

    エレン「あ?それ俺のことか?」


    カイト「俺、もう戻る」

    ライナー「そ、そうだな俺達も」

    ベルトルト「うん、もう風呂入って寝よう」
  9. 9 : : 2014/01/19(日) 20:03:42
    ~男風呂~

    カイト「いい湯だな~」

    ライナー「ほんとだ」

    ベルトルト「訓練兵には贅沢だね」

    カイト「開拓地じゃまともに入れなかったし」

    ライナー「てか、となり女湯か?」

    カイト「そうだよ」

    コニ―「覗くか?」

    カイト「コニ―?だよね」

    コニ―「おう!」

    ベルトルト「いつからいた?」

    ライナー「お前が言うか」

    ベルトルト シュン

    コニー「ついさっきだ」
  10. 10 : : 2014/01/19(日) 20:08:55
    カイト「じゃー、覗いちゃう?」

    ライナー「カイトお前歳いくつだ?」

    カイト「12だけど?今年13」

    ライナー「じゃあ、オッケイだな!」

    ベルトルト「はぁ?オッケイじゃないでしょ」

    カイト「小柄な金髪の子が入って行くの見たんだよね」

    ベルトルト(ア、アニ?)

    ライナー「何だと!?」

    ベルトルト(ア、アニ)ハァハァ

    カイト「アニよりかわいい子」コソコソ

    ライナー「どんな子だ?」

    カイト「天使みたいな」

    コニ―「覗くのか?覗かないのか?」

    ライナー「そうだな、きょ、今日はやめておこう」

    カイト「かわいい子をリサーチしてから?」

    ライナー「あぁ、あとでその子教えろよ?」

    カイト「おっけー」

  11. 11 : : 2014/01/19(日) 20:11:04
    カイト「じゃー、上がろうか。」

    ライナー「先上がっててくれ」

    カイト「うん、コニー行こう!」

    コニ―「おう!」

    ライナー「ベルトルト、ベルトルト―!!」

    ベルトルト「ア、アニ」

    ライナー「ダメだこりゃ」
  12. 12 : : 2014/01/19(日) 21:42:45
    カイクリ好きかもwwww
  13. 13 : : 2014/01/19(日) 21:44:10
    柚子さん、ありがとですwww
  14. 14 : : 2014/01/19(日) 22:05:14
    ~男子寮~

    カイト「ふー、1日疲れたな」

    コニ―「何もしてないけどな」

    カイト「明日からの訓練乗り切れるかな」

    コニー「でも、明日は適正審査と座学だろ?疲れないって」

    カイト「確かに」

    コニー「まあ、座学が心配だけどな!」

    カイト「しっかりやんなきゃね」

    コニ―「1か月後は試験だしな」

    カイト「てか、コニーなんで当たり前のようにここにいるの?」

    コニー「ココがおれの部屋だからだ!」

    カイト「うそ!まじ?」

    コニー「おう!」

    カイト「楽しくなりそうだね、他は誰がいるの?」
  15. 15 : : 2014/01/19(日) 22:08:54
    コニー「えーと、ライナーベルトルトエレンジャンマルコアルミンだな」

    カイト「めっちゃいる」

    コニー「大部屋だからな」

    カイト「なるほど」

    みんな「ただいまー」

    カイト「ベルトルト大丈夫?」

    ベルトルト「うん」

    ライナー「心配かけたな」

    カイト「別に、もう寝るわ」

    ジャン「俺達も寝るか」

    みんな「おやすみー」
  16. 16 : : 2014/01/19(日) 22:18:07
    ~女子寮~

    アニ(はぁ、みんなうるさいな。もうなじんでるよ。寝よう)zzz

    クリスタ「恋人とかできるかな」ワクワク

    ミーナ「出来るといいね!」

    ユミル「別に興味ねぇな」

    サシャ「お肉・・・」

    ミカサ「エレン」

  17. 17 : : 2014/01/19(日) 22:20:30
    ~翌朝~

    カイト「みんな起きろー!」

    コニー「飯だーー!」

    ライナー「朝から元気だな」

    ベルトルト「若いね」

    エレン zzz

    アルミン「エレン起きて」

    ジャン「ヒヒーン」zzz

    カイト「もう行くわ」

    コニー「おれもー」
  18. 18 : : 2014/01/19(日) 22:23:05
    ~食堂~

    コニー「カイト食わないのか?」モグモグ

    カイト「人待ってるから」

    コニー「そっか」

    アニ(テクテク)

    カイト「あ、来た、じゃあねコニー」

    コニー「おう!」モグモグ

    カイト「アニ!おはよ」

    アニ「おはよう」

    カイト「一緒に食べよう」

    アニ「うん」
  19. 19 : : 2014/01/19(日) 22:29:39
    アニ「・・・」モグモグ

    カイト「・・・・」ムシャムシャ

    クリスタ「あのー、ここいいかな?」

    アニ「どうぞ」

    カイト「あ、女神」ボソ

    クリスタ「?」

    カイト「こっちの話だよ」ニコ

    クリスタ「あ、私クリスタ・レンズよろしくね」ニコ

    ユミル「こんなのに挨拶すろことねーよ」

    クリスタ「そーゆーこと言わないの!」プンスカ

    ユミル「ご、ごめんな」

    クリスタ「こっちはユミルだよ」

    カイト「カイト・ロバート、よろしく」

    アニ「ごちそうさま」

    カイト「え?早いよ」

    アニ「おしゃべりしてるからでしょ」

    カイト「今のは自己紹介だよ」

    アニ「っそ、じゃあ先行くね」

    カイト「え、待ってよ」

    アニ「嫌だよ」ニコ

    カイクリユミ(か、かわいい)
  20. 20 : : 2014/01/19(日) 22:39:03
    カイト(なんて笑顔だ)

    クリスタ(聞いてみようかな)

    ユミル(あいつ笑ってりゃそこそこかわいいな)

    クリスタ「カイト、2人は付き合ってるの?」

    カイト「2人て?」

    ユミル「お前とアニだよ」

    カイト「あー、付き合ってないよ」

    クリスタ「じゃ、なんで一緒にいるの?」

    ユミル「確かに昨日もいたな」

    カイト「同郷なんだよね、巨人に肉親襲われてさ」

    ユミクリ(・・・)

    カイト「開拓地でも助け合って生きてきたからね」

    カイト「お姉ちゃんみたいなかんじかな」

    クリスタ「ごめんね、変なこと聞いちゃって」

    カイト「いいよ、湿っぽくなっちゃったね」

    ユミル「すまねーな」

    カイト「っさ、今日も1日頑張ろう」ォ-

    ユミル「切り替え早っ」

    カイト「じゃ、またね!」

    ユミル「おう」

    クリスタ「バイバーイ」フリフリ
  21. 21 : : 2014/01/19(日) 22:46:53
    適正審査は戦士4人とも難なく成功したため飛ばします

    ~座学~

    カイト「暇だなー」

    アニ「ノート取なよ」

    カイト「取ってあるよ」スッ

    アニ「ホントだ」

    カイト「暇だなー」

    アニ「それしか言わないね」

    コニー「カイト、ライナーからメモきた」ヒソヒソ

    カイト「何だろ?」

    メモ「天使はどこにいる?」

    カイト「コニーお願い」

    コニー「オッケイ」

    ライナー「どれどれ」

    メモ「僕の斜め前の金髪」

    ライナー「グハッ」チーン

    ベルトルト「大丈夫?」

    ライナー「・・・」

    ベルトルト「死んだ」
  22. 22 : : 2014/01/19(日) 22:49:52
    カイト「あ、ライナー死んだ」

    アニ「何やってんだい」

    カイト「あ、アニ今日もごはん食べよう」

    アニ「いいよ、でもカイト恥ずかしくないの?」

    カイト「何が?」

    アニ「男子と食べなくていいの?」

    カイト「まーいいんじゃん?」

    アニ「適当だね」

    カイト「流れに任せる」
  23. 23 : : 2014/01/19(日) 22:54:47
    教官「じゃー、ロバート訓練兵!さっき言ったことを繰り返せ!」

    カイト「ッハ、巨人の弱点はうなじの縦1m、横10㎝」

    カイト「うなじを削ぐ際、足の腱等を切り足止すると効果的」

    教官「その通りしっかり聞いてるな」

    教官「以上、ここまで復習をしっかりするように」

    カイト「あーつかれた」

    アニ「だね」

    カイト「ごはん行こっか」グイ

    アニ「ちょ、引っ張んないで!」

    カイト「ごめんごめん」
  24. 24 : : 2014/01/19(日) 22:56:59
    エレン「あの2人仲いいな」

    ミカサ「私たちも」

    エレン「今はそんな気分じゃない」

    ミカサ「・・・エレン」

    アルミン「しょうがないよミカサ。」

    アルミン「エレンは適正落ちちゃったから」

    ミカサ「そうね」

    アルミン「でも、大丈夫さ」
  25. 25 : : 2014/01/19(日) 23:03:23
    ~食堂~

    カイト(モグモグ)

    アニ(モグモグ)



    モブ1「おい、氷の女が男といるぞ」

    モブ2「どこがいいんだか」

    モブ1「あの男趣味悪っ」


    カイト(プッチーン)

    アニ(?なんか音が聞こえた気が・・・)

    カイト「行ってくる」

    アニ「え?気にしてないから大丈夫だよ」ウルウル

    カイト「大丈夫じゃないよ」

    アニ「え?」

    カイト「俺が大丈夫じゃないアニがあんなこと言われて黙ってられない。すぐ戻ってくるから」


    ライナー「完全にキレてるな」

    ベルトルト「男らしい」

  26. 26 : : 2014/01/19(日) 23:08:30


    カイト「おい、君たち今なんて言ってた?」バチバチ

    モブ達「え?」

    カイト「氷の女、とか言ってたよな」

    モブ達「ご、ごめんなさい」ブルブル

    カイト「次はないから」


    カイト「アニ!ただいま!」

    アニ「何すんのかと思ったよ」

    カイト「じゃっちゃん直伝の目で語りかけた」ドヤッ

    アニ「でも、ありがと」ペコリ

    カイト「どういたしまして」ニッ


  27. 27 : : 2014/01/19(日) 23:14:24

    クリスタ「カイトー!すごかったね」

    ライナー「て、天使」

    クリスタ「あんなことされたら惚れちゃうよ!ね、アニ」

    アニ「え、べ、別に」ドギマギ

    ライナー「クリスタ!」

    クリスタ「え?」

    ライナー「ライナーだ。よろしく」

    クリスタ「あ、よろしく」

    ライナー「クリスタが困ってたら俺が助けるぞ?」

    クリスタ「え、ありがとう」モジモジ

    ユミル「待てゴリラお前の力なんて必要ねーよ」

    クリスタ「そーゆーこと言わない!」

    ユミル「へいへーい」

    クリスタ「ライナー、よろしくね!」ウワメヅカイ

    ライナー「おう!(結婚しよ)」
  28. 28 : : 2014/01/19(日) 23:19:38
    アニ「カイト、ちょっといい?」

    カイト「ん?いいよ」


    ~外~

    アニ「改めてありがとう」

    カイト「あ、うん」

    アニ「ホントは嫌だったんだあのあだ名」

    カイト「やっぱね、我慢することないよ」

    アニ「うん」

    カイト「いつでも頼ってね」

    アニ「うん、成長したね」

    カイト「え?」

    アニ「いじめられっ子だったのにね」

    カイト「あー、そんなことあったね」

    アニ「弟みたいだったのに」

    カイト「俺はアニのことお姉ちゃんだと思ってるよ?」

    アニ(複雑・・・なんでだろ)

    アニ「そっか」

    カイト「でも、俺が困ってたら助けてね」ニッ

    アニ「当たり前でしょ」
  29. 29 : : 2014/01/19(日) 23:21:40
    次の日、エレンは適正審査を通過したらしい。
    いよいよ本格的な訓練が始まるわけだ。
    そして、あたしに友達が出来てしまった。
    でも、カイト達もそうだし。
    別に、いい、よね。
  30. 30 : : 2014/01/20(月) 13:27:24
    1週間後

    ~女子寮~

    ミーナ「アニ!起きてー」

    アニ「う、うん」

    ミーナ「アニちゃんは朝が弱いのかな?」

    アニ「・・・そんなことないよ」

    アニ(眠い)

    ミーナ「またカイトたち待たせちゃうよ?」

    アニ「カイトならコニーと食べてるよ、きっと」

    ミーナ「もう!そんなこと言わないで早く起きて!」バサッ

    アニ「分かったよ」
  31. 31 : : 2014/01/20(月) 17:08:59
    今思った………
    ミーナ生きていたらアニも……………
  32. 32 : : 2014/01/20(月) 23:56:38
    ~食堂~

    カイト「アニ、遅いな」

    コニー「食べるか?」

    カイト「もう少し待つ」

    コニー「じゃあ、付き合うわ」

    カイト「悪いね」

    コニー「いいって、みんなで食った方がうまいし」

    サシャ「食べないんですか?」

    カイト「食べるよ、アニ待ってる」

    サシャ「スープすれませんかー、お二人!」

    カイト「拒否する」

    コニー「同じく」

    アニ「おはよう」

    ミーナ「おはよー!」

    カイト「アニ寝坊?」

    ミーナ「みたいだよ!まったく」

    アニ「・・・」ウトウト

    サシャ「そーだ!明日の休日みんなで食べ歩きしましょうよ!」

    コニー「いいな!それ!」

    カイト「アニ、行く?」

    アニ「うーん、明日は寝てたいかな」

    カイト「そっか、残念」

    コニー「カイト行くよな?」

    カイト「うん!ミーナもどーかな?」

    ミーナ「行こうかな!」

    サシャ「じゃー、カイトとコニーよろしくお願いします!」

    コニー「はぁ?」

    カイト「せめて給金もらってからにしろよ」

    サシャ「そ、そうですね」

    カイト「じゃあ、アニ来週2人街いかない?」

    アニ「え・・・//」

    カイト「やだ?」

    アニ「嫌じゃない、来週ね」

    カイト「うん、空けといて」

    アニ「分かった」
  33. 33 : : 2014/01/21(火) 00:04:27
    カイト「てか、今日の訓練なんだっけ?」

    コニー「対人格闘術と馬術」

    アニ「得点低いやつか」

    カイト「たしか、投げ技主体だっけ」

    ミーナ「たぶんそーだよ」

    カイト「そっか、成績わるいだろーな」

    アニ「得点低いし問題ないよ」

    アニ(打撃なんてあったら溜まったもんじゃない)

    カイト(右ストレート打ちたい)ニヤニヤ

    コニー「なんか、カイトやばい顔してるぞ」ワハハ

    ミーナ「馬術できるかなー」

    カイト「俺もそれは心配だー」

    アニ「ま、頑張ろう」ニコ


    ここ1週間でアニの笑顔が増えた。
    僕以外とも話すようになったし。
    今だけでも楽しく過ごしてくれたらいいな。


    カイト「さ、みんな行こうぜ!」

    コニー「エレンとかもいったしな!」

    ミーナ「と言うか、私たちしかいないじゃん!」
  34. 34 : : 2014/01/21(火) 21:42:40
    ~訓練場~

    キース「対人格闘術は得点は低いがしっかり取り組むように。なお、今期から打撃ありになった。では、ペアを組め!」

    カイト「アニー、やろーよ!」

    アニ「いいよ、お手柔らかに」

    カイト「こっちのセリフだよ」ハハ

    アニ「じゃあ、構えな」スッ

    カイト「うん」スッ


    シュッ、スッ、シュシュ


    アニ「甘い」スパーン

    カイト「いってーーー」

    アニ「まだあたしのが強いね」

    カイト「みたいでね」

    エレン「おーい!今の技教えてくれよ!」

    アニ「どーする?」

    カイト「相手してあげな」

    アニ「わかった」


    カイト「おれはー、ライナーは死んでるな」

    カイト「ミカサー、やらない?」

    ミカサ「あなたもライナーみたいにしてあげる」

    カイト「あれやったのミカサ?」

    ミカサ「エレンがアニを誘うのみて苛立った」

    カイト「仮にエレンがアニに興味を持ったとしても俺が許さん!」ハハ

    ミカサ「あなたはアニのことどう思う?」

    カイト「守りたいと思ってる!」

    ミカサ「わたしもエレンを守りたい」

    カイト「ま、おれの腕じゃ守れないけどさ」

    ミカサ「大丈夫、私とやってれば守れるようになる」

    カイト「じゃあ、お願いします。先生」

    ミカサ「かかってきなさい」

    カイト「なんでエレンにそこまで執着するの?」シュッ

    ミカサ「家族だから」ボン

    カイト「結婚してんの?」シュシュ

    ミカサ「年齢的に違う」ボンボン

    カイト「グハッ、いてぇな」シュシュシュ

    ミカサ「速いけど全然ダメ」シューンッ

    カイト「参りました」チーン

    ミカサ「ちょうど訓練も終わった」スッ

    カイト「ありがと」グッ

    ミカサ「昼食いきましょう」

    カイト「うん、行こう」


  35. 35 : : 2014/01/21(火) 21:51:49
    ~昼食~

    カイト「おつかれー」

    アニ「おつかれ」

    カイト「待っててくれたの?」

    アニ「まぁね、いつものお礼」

    カイト「ありがと」

    アニ「来週の休暇のことなんか考えてある?」

    カイト「一応は!」

    アニ「どんな?」

    カイト「お楽しみってことで!」

    アニ「カイトとならどこでもいいけどね」

    カイト「嬉しいこと言ってくれるね」ツンツン

    アニ「ほっぺツンツンしないでよ///」フン

    カイト「あぁ~、ごめんねごめんね」

    アニ「いいよ、別に嫌じゃないし」ニコ

    カイト「よかった」

    アニ「次の訓練一緒にやろうよ」

    カイト「いいよ、馬術だしね」

    アニ「馬って初めて乗る」

    カイト「俺も」

    カイアニ「ごちそうさま」

    カイト「行こう」ギュ

    アニ「ちょっとこんなとこで手をつながないで」

    カイト「あ、ごめん」パッ

    カイアニ「ハハハ」
  36. 36 : : 2014/01/22(水) 19:14:44
    ~馬術~

    キース「これより馬術の訓練を始める。貴様らに1頭ずつ支給する。壁外では馬なしではやっていけない。今回は名前を付けたり触れ合ったりするといい。では、はじめ!」


    カイト「お前が僕の馬か。名前何にしよ」

    馬「ヒヒーン」

    カイト「お前牡か?牝か?」

    クリスタ「その子は牝よ?」

    カイト「おぉ!クリスタ、詳しいんだね!」

    クリスタ「そ、そんなことないよ」アセリ

    カイト「いや、すごいって!」

    クリスタ「そーかな?」パアア

    カイト「うん!おっと、名前は」

    カイト「そーだ!ルルーシュだ!よろしくな、ルルーシュ!」

    アニ「いい名前だね」

    クリスタ「ホントホント!」

    カイト「何でも作者のアイゴッド好きな競走馬らしい」

    アニ「なんの話だい?」

    クリスタ「わかんない、私ちょっとお馬さんに乗ってくるね」バイバーイ

    カイト「クリスタかわいいな」

    アニ「そーだね」

    カイト「アニには敵わないけどね」

    アニ「いいよ、お世辞は」

    カイト「お世辞じゃないのに」ショボーン

    アニ(なんで落ち込んでるんだろう)

    カイト「あ!アニは名前付けた?」ピーン

    アニ(切り替えはやっ)

    アニ「まだだけど、適当でいいかな」

    カイト「ダメだよ!」

    アニ「え、じゃあカイトが付けて」

    カイト「えー」

    アニ「お願い」ジー

    カイト「そんなに見つめないでよ」ハハ

    アニ「いつものお返し」ジー

    カイト「いつも?」

    アニ「ご飯の時見つめてるでしょ」

    カイト「そーかな?」

    アニ「うん、で、名前は?」

    カイト「よし、お前牡だな?」

    馬「ヒヒーン!!」

    カイト「よし、ムスカテール!!」

    馬「ヒヒーン!!!」

    カイト「決まり!」

    アニ「その名前は?」

    カイト「作者の好きな競走馬!」

    アニ「やっぱり」

    カイト「軽く乗っておわりにしよ!」

    アニ「そうだね、時間もないしね」



    パカラッパカラッ
  37. 37 : : 2014/01/22(水) 19:29:01
    ~食堂~

    カイト「いやー、案外馬術楽しいな!!」ウキウキ

    アニ「そーかな」

    カイト「風を切る感じ堪んない」

    クリスタ「だよね!楽しかったー」

    カイト「早くルルーシュと仲良くなりたい!」

    コニー「俺なんて振り落とされたぜ」ショボーン

    カイト(言われてみれば僕アニのこと見つめてるかも・・・)ジー

    アニ(カイトまたみてるwでも、かわいいな自慢の弟だね)

    カイト(きっと、弟にしかおもわれてにな)ショボーン

    コニー「クリスタ馬と仲良くなってたな!」

    クリスタ「うん、生き物好きだからね」

    カイト(ま、弟に思われててもいっか、アニと仲がいいの俺くらいだし誇れるな)ニコニコ

    アニ(しょんぼりしたり、ニコニコしたり忙しいね)フフ

    ミーナ「どうしたの、アニ?」

    アニ「え、いや、カイトがニコニコしたりしょんぼりしたりしてて面白かったから」

    ミーナ「どーしたの?カイト」

    カイト「あ、えーと(アニを見てたなんて言えん!)明日が楽しみで!」

    アニ(絶対嘘だ)

    サシャ「ですねー!食べ物!」

    コニー「久々にまともなもの食える!」

    クリスタ「行くの?」

    カイト「うん、サシャとコニーとミーナと街に」

    クリスタ「アニは?」

    アニ「あたしは寝てたいのさ」

    クリスタ「アニとカイトが一緒じゃないのは珍しいね」

    カイト「そーかな」

    ミーナ「でも、来週2人でお出かけだもんね?」

    アニ「い、言わないでよ」アセアセ

    カイト「ハハ」

    ミーナ「何焦ってんの?」

    アニ「焦ってない」プイ

    ミーナ「あ、ごめんねー?」

    クリスタ「私も明日ユミルと街に行くから会うかもね!」

    ユミル「あたしは、会いたくないがなw」

    コニー「あ、ブスいたのか」

    ユミル「いたらわりーかよ!」

    ハハハハハハハハハハハハハハハ

  38. 38 : : 2014/01/22(水) 20:44:17
    ~翌日~

    サシャ「さぁ、張り切って食べ歩き行きましょう!」

    一同「おーう!」

    カイト「まず、何食べに行く?」

    サシャ「まずは軽いものから行きましょう!」

    ミーナ「サシャからそんな言葉が出るなんて・・・」

    コニー「全くだ」

    サシャ「胃の準備体操です!」

    カイト「そんなことだと思った」

    サシャ「蕎麦なんてどうですか?行きましょう!」

    ミーナ「勝手に決めたw」


    ~蕎麦屋~

    サシャ「この蕎麦おいしーです!」

    カイト「確かに旨い!」

    コニー「だな!」

    ミーナ「ほんと、おいしいね」

    モグモグモグモグ・・・

    みんな「ゴチソウサマでした!」

    ミーナ「次何いく?」

    サシャ「サンドウィッチ食べたいです!」

    カイト「じゃー喫茶店かな」

    サシャ「行きましょう!」


    ~喫茶店~

    カイト「うっま!レタス、シャキシャキ!」

    サシャ「おいひーです」


    みんな「ゴチソウサマでした」

    ミーナ「私もー食べられない」マンプク

    カイト「俺も」

    サシャ「まだまだですね!」

    コニー「俺もまだいけるぜ!」

    ミーナ「じゃあ、2人で行ってきな」

    カイト「僕らはどーする?」

    ミーナ「帰ろうっか」

    カイト「だね、コニー、サシャファイト!」

    コニサシャ「行ってくる(きます)」バイバーイ



  39. 39 : : 2014/01/22(水) 20:52:20
    カイト「ねー、ミーナ!」

    ミーナ「なーに?」

    カイト「お土産買いたいんだけど、付き合ってもらってもいいかな?」

    ミーナ「いいよ!アニに?」

    カイト「うん!」

    ミーナ「素直だねw」

    カイト「でも、相手にされてなくて」ヘヘ

    ミーナ「そんなことないよ!」

    カイト「弟にしか見られてないんだよね」

    ミーナ「同郷なんだっけ?」

    カイト「そーだよ!」

    ミーナ「エレンとミカサみたいなもんか!」

    カイト「だね」

    ミーナ「で、どこいく?」

    カイト「お菓子屋さん行きたい!」

    ミーナ「女の子はあまいの好きだからね」

    カイト「うん、レッツゴー!」


    ~お菓子屋~

    カイト「ミーナここで待ってて?」

    ミーナ「うん、いいよ」


    カイト「すいませーん」

    店員「いらっしゃいませ」ペコリ

    カイト「板チョコ2枚とキャンディください」

    店員「3500になります」

    カイト「はいよ!」

    店員「お待たせしました」

    カイト「また来まーす!」


    カイト「ミーナ、お待たせ!」

    ミーナ「大丈夫だよ?」

    カイト「はいこれ」スッ

    ミーナ「なに?これ」

    カイト「キャンディ!」

    ミーナ「高くなかった?」

    カイト「お礼だよ!かえろ?」

    ミーナ「うん!」
  40. 40 : : 2014/01/22(水) 21:00:42
    ~訓練場~

    カイト「ただいまー」

    アニ「あ、早かったね」

    カイト「コニーとサシャの胃袋には付き合ってらんない」

    アニ「だろうね」フフ

    カイト「はい、お土産」スッ

    アニ「あ、ありがと//」

    カイト「どういたしまして」ニコ

    アニ「なに?」

    カイト「開けてみてよ」ワクワク

    アニ「あ、チョコだ!」ニコニコ

    カイト「喜んでくれた?」

    アニ「うん!でも、高かったでしょ?」

    カイト「そんなことないよ」

    アニ「ほんと?」

    カイト「アニの笑顔が見たかったから!」

    アニ「ふふ、笑顔なんていつでも見れるでしょ」

    カイト「おいしいもの食べてほしかったし」

    アニ「そっか、ありがとね」

    カイト「それしか言わないね」ハハ

    アニ「嬉しいんだもん」

    アニ「あ、ライナーたちと分けた方がいいよね?」

    カイト「ライナーとベルトルトには2人で分けるように買ってきたから気にしないで!」ニカッ

    アニ(分ける?やっぱ高いんだ)

    カイト「だから、サシャに食べられないように気を付けて?」

    アニ「わかったよ」フフ

    カイト「じゃ、晩御飯の時に!」フリフリ

    アニ「うん!」フリフリ
  41. 41 : : 2014/01/22(水) 21:11:13
    アニ(カイト優しいなー)


    ~男子寮~

    カイト「ライナー、ベルトルト!」

    ライナー「なんだ?」

    カイト「お土産」

    ベルトルト「いいのかい?」

    カイト「もちろん!」

    ライナー「チョ、チョコじゃないか」

    ベルトルト「高かったんじゃない?」

    カイト「気にしないで!」

    ライナー「気にするわ!」

    カイト「じゃー、あとでなんか奢って、それでオッケーでしょ」

    ベルトルト「わかったよ!」

    ライナー「アニに分けた方がいいな!」

    ベルトルト「そーだね!」

    カイト「その必要はないよ!」

    ライベル「?」

    カイト「もー渡したから」

    ライナー「やることはやいなー」

    ベルトルト「その行動力がほしい・・・」

    ライナー「行動力か」メモメモ

    カイト「夜飯まで寝る」オヤスミ
  42. 42 : : 2014/01/22(水) 21:24:32
    ~食堂~

    カイト「あー、寝すぎた」

    アニ「カイト!」

    カイト「おはよ」

    アニ「おはよって、夕方だよ?」

    カイト「そーだね、ご飯取ってくる」ウトウト

    アニ「取ってきてあるよ?」

    カイト「ありがとお姉ちゃん」

    アニ「ふふ、何がお姉ちゃんさ」

    カイト「自分でも言ってるじゃん」

    アニ「自分で言う分にはいいのさ」

    カイト「なんじゃ、そりゃ」

    アニ「今日はありがとね」

    カイト「うん」

    アニ「あたしも来週楽しみだなー」

    カイト「僕もさ」

    ミカサ「ここいいかしら?」

    カイト「あ、うんいいよ」

    アルミン「お邪魔しまーす」

    エレン「悪いな」

    カイト「所有物じゃないしいいって」ハハ

    ミカサ「アニとカイト来週でかけるの?」

    カイト「うん」

    ミカサ「エレン私たちも・・・」

    エレン「そのうちな」

    カイト「1回くらい行ってあげなよw」

    エレン「じゃあ、再来週ならいいぞ?」

    アニ「よかったね」

    ミカサ「えぇ!」ニコ

    アルミン「胃痛が解消された」

    アルミン以外「え?」

    アルミン「なんでもないよ!」

    ミカサ「そう。エレン、パンが付いてる」ヒョイ、パク

    エレン「や、やめろよ!//」

    ミカサ「照れなくていい」

    カイト「いいなー」

    アニ「やってあげよっか」

    カイト「いいよ、おれパン付かないし」

    アニ「ついてるよ?」ヒョイ、パク

    カイト「へへ///」

    アニ「うれしい?」ニコニコ

    カイト「う、うれしくないよ!」

    アニ「あっそ、じゃあ、もうやってあげない」プイ

    カイト「あ、うそだよ!」

    アニ「しーらない」

    カイト「とほほ」

    みんな「ハハハハハハハハハ」







  43. 43 : : 2014/01/22(水) 21:28:44
    ~男湯~

    カイト「いやー、いい湯だ」

    コニー「あー芋女のせいで財布がからだーーー」

    カイト「バックれて良かったw」

    ライナー「カイト!今日こそ覗こうぜ!」

    カイト「嫌われるよ?」

    ライナー「失うもんはなにもない」

    カイト「行くか」

    コニー「さんせーい!!!」

    ベルトルト「僕は上がるね」

    カイト「了解!」
  44. 44 : : 2014/01/22(水) 21:32:48
    カイト「ライナー訓練兵作戦は?」

    ライナー「壁の上から」

    コニー「単純だと思うのは俺がバカだからじゃないよな?」

    カイト「行きましょう!」

    (覗き中)

    カイト「なんだよ、モブ女しかいねーじゃん」

    ライナー「しけてるな」

    コニー「ダメだこりゃ」


    (湯に浸かる)

    カイト「上がりますか?」

    コニー「ですな」

    ライナー「諦めがつかん」
  45. 45 : : 2014/01/22(水) 21:44:48
    ~女湯~

    クリスタ「休日なのに疲れた~」

    ユミル「だな」

    クリスタ「でも、楽しかったね」

    ユミル「クリスタとなら何でも楽しいよ」

    クリスタ「私もだよ?でも・・・」

    ユミル「なんだ?」

    クリスタ「カイトとか男の子とも出かけてみたいなーなんて」ドキドキ

    ユミル「おい!あたしじゃ不満か?」

    クリスタ「そ、そんなことないよ!」

    ユミル「そーいや、アニは来週カイトと出掛けんだろ?」

    アニ「そうだけど」

    クリスタ「いいなー、どうやって誘ったの?」

    アニ「誘われた側さ」

    クリスタ「私2回誘ったのに用事があるって断られちゃったー」

    ユミル「なんだと!あたしのクリスタを傷つけやがって!!」

    アニ「でも、そのうち誘われるんじゃない?」

    クリスタ「どうして?」

    アニ「なんとなく」

    クリスタ「そっか、2人じゃなくてもいいから遊んでみたいなー」

    ユミル「あたしが言ってやるよ」ニヒヒ

    アニ「ねえ、クリスタ」

    クリスタ「なに?」

    アニ「チョコって高いよね?」

    クリスタ「高いね、どうして」

    アニ「お土産でくれたんだ」

    クリスタ「へー、なかなかやるね」ニコ

    アニ「一緒に食べる?」

    クリスタ「いいの?」

    アニ「あたし1人じゃあれだし」

    アニ(クリスタみたいな子がカイトを好いてくれるならあたしもうれしいし・・・)
  46. 46 : : 2014/01/22(水) 21:46:34
    アニ「もう上がろうか?」

    クリスタ「だね」

    ユミル「あー、いい湯だったー」
  47. 47 : : 2014/01/22(水) 22:59:33
    ~男子寮・深夜~

    カイト(アニに感謝されるのうれしいなー。何でだろ、感謝されること自体うれしいけど・・・)

    カイト(アニにされるのは一味も二味も違うな)

    カイト(好きなのかな・・・違うかw)

    ライナー「・・・クリスタ」

    カイト(ん、ライナー?)

    ライナー「・・・クリスタ」

    カイト「ライナー?」ヒソヒソ

    ライナー「ん!聞いてたか?」

    カイト「うん」ハハハ

    ライナー「誰にも言わないでくれ」

    カイト「あのさ、ライナーさえよければくっつけてあげようか?」

    ライナー「そんなことできるのか?」

    カイト「実はさ、クリスタに2回お出かけに誘われたんだ」

    ライナー「なんだと!」

    カイト「でも、断ったんだ」

    ライナー「なぜ?」

    カイト「用事」

    ライナー「じゃー、仕方ないな」

    カイト「でも、さすがに3回目も断るのはアレだし、次は誘おうと思うんだ」

    ライナー「で?」

    カイト「ライナーも来てよ」

    ライナー「いいのか?」

    カイト「うん、あんなかわいい子と2人なんてきついし」

    ライナー「よっしゃ!3人でか?」

    カイト「アニ呼んでいい?」

    ライナー「カイトはアニが好きなのか?」

    カイト「わかんない、でも」

    ライナー「でも?」

    カイト「アニに感謝されるのがうれしいんだ」

    ライナー「そっか、じゃーよろしくな!」

    カイト「任せて」

    ライナー「ってか、なんで俺なんだ?」

    カイト「ライナーの他のSSでの扱いがひどくてかわいそうだからさw」

    ライナー「それ、おれも思ってたw」

    カイト「寝よっか」

    ライナー「いい夢見れそうだ!」
  48. 48 : : 2014/01/22(水) 23:03:38
    ~女子寮・深夜~

    アニ「はい、クリスタ」コソコソ

    クリスタ「ありがと」ニコ

    アニ(かわいいなー)

    クリスタ「アニってさ、カイトのこと好きでしょ?」フフ

    アニ「な、何言ってるんだい//」

    クリスタ「2人でいるとき楽しそうだし」

    アニ「かわいい自慢の弟だもん」

    クリスタ「弟にもらったチョコそんなにおいしそうに食べるかなー?」ニヒヒ

    アニ「もー、チョコ没収」

    クリスタ「ご、ごめんね?」

    アニ「いいよ」フフ

    クリスタ「よかった」ホー

    アニ「さ、もう寝よう」

    クリスタ「うん!」
  49. 49 : : 2014/01/22(水) 23:13:57
    ~休日前日の晩飯~

    カイト「アニ!今日は2人で食べよう?」

    アニ「いいよ」

    カイト「って、言ってもクリスタとユミルのとこしか空いてないか」

    アニ「しょうがないね」

    カイト「ここいいかな?」

    クリスタ「いいよ!」ニコ

    カイト(笑顔かわいいな、あっ誘わなきゃ!)

    カイト(また今度でいいか)

    カイト「おいしいね!」

    ユミル「いつもと変わんないだろ、むしろマズイ」

    カイト「アニと食べると何でもおいしい」ウンウン

    アニ「ばか」

    カイト「嘘じゃないよ?」ハハ

    クリスタ「熱々だね」

    カイト「あ!クリスタがいるからおいしいのか!」

    クリスタ「またまたー」フフ


    カイト「ん?」

    アニ「どうしたの?」

    カイト「僕の耳が許さない単語が入ってきた」

    クリスタ「なになに」

    アニ(まさか)

    カイト「シー静かに」


    モブ1「今日さ、氷の女と目があった時まじでビビったw」

    モブ2「あいつ強いけど、カイトといなきゃ基本ボッチじゃん」

    モブ1「だなwww」


    ぷっちーーーん

    アニ「またか」

    カイト「カイト、いってきます」

    アニ「いいよ、大丈夫」

    カイト「別に話しかけてくるだけだから安心して?」

    アニ「う、うん」

    ユミル「カイト、アニのことになるとバカだな」ハハハ

    クリスタ「でも、あんな風に守ってくれる人がいるのって羨ましい」

    アニ「クリスタにもできるよ」ニコ

    クリスタ(かわいいーーーー)



  50. 50 : : 2014/01/22(水) 23:18:29
    カイト「ねぇ、モブ君たち」

    モブ達「え?」

    モブ1「聞こえてた?」

    カイト「うん、ばっちりね」ニコニコ

    モブ2「ご、ごめんなさい」

    カイト「君たちさ、この間もそーやって誤ったよね?」ニコニコ

    ライナー「あれは怖いな」

    ベルトルト「ニコニコしながら怒ってるよw」

    モブ1「も、もう、い、言わないからさ!許してよ」

    カイト「いいよ?その変わり」ニコニコ

    モブ2「そのかわり?」

    カイト「今度対人格闘術の相手してよ?」ニコニコ

    モブ達「わ、分かりました」

    カイト「じゃ、またね!」
  51. 51 : : 2014/01/22(水) 23:28:09
    カイト「ただいまー!」

    アニ「なにしてきたの?」

    カイト「ん?対人格闘術の約束してきた」ニカッ

    アニ「やりすぎちゃダメだよ?」ウワメヅカイ

    カイト「大丈夫だよ?」

    クリスタ「よく行こうと思うよね」

    カイト「だって、モブだよ?」

    ユミル「問題そこじゃねーだろ」

    カイト「ん?」

    クリスタ「スルーすればいいじゃん?」

    カイト「おれがスルーしたことでアニにストレスがたまるのが嫌だった」

    ユミル「お前どんだけアニ命なんだよw」

    ユミル「そこまでいい女じゃねーだろ」

    カイト「は?」ギロッ

    ユミル「冗談だよ!」

    カイト「だよね」ニコ

    アニ「兎に角、無理はしないでね?」ウルウル

    カイト「アニも嫌のことあったらいいなよ?」

    アニ「うん!」ニコッ

    ユミル「こんな声でるんだな」

    クリスタ「かわいい!」

    カイト「アニ、話変わるけど、明日朝ごはん食べたらすぐ行こう!」

    アニ「うん」

    アニ(なんか、心強いなー)ウットリ

    ユミル「女の顔だ」コソコソ

    クリスタ「うん」

    カイト「じゃ、また明日ね!」

    アニ「うん!」
  52. 52 : : 2014/01/22(水) 23:28:50
    今日はここまで!

    明日頑張ります。

    大分長くなってるけど、
    まぁいいやw
  53. 53 : : 2014/01/23(木) 22:09:58
    ~休日・食堂~

    カイト「アニ寝坊かな」

    コニー「デートなのにダメダメだなー」

    カイト「デートじゃないよ」

    クリスタ「男女が2人でお出かけは確実デートでしょ!」

    カイト「そーかな、わかんないや」

    カイト「あ、クリスタそーいえば!」

    クリスタ「なに?」

    カイト「来月の第1週の休日空いてる?」

    クリスタ「うん、多分!」

    カイト「じゃー、何人かで出掛けよう!」

    クリスタ「ほんと!?」

    カイト「うん、2人じゃ緊張しちゃうから」ハハ

    クリスタ「わかった」

    カイト「詳細はあとで伝えるね!」

    クリスタ「うん!あ、アニ来たよ!」

    カイト「ホントだ!じゃー行くね!」

    コニー「一緒に食わないのか?」

    カイト「朝からがデートさ」タッタッタ

    クリスタ「やっぱり、デートなんだねユミル」

    ユミル「あ、面白いこと思いついた!」

    クリスタ「なになに?」キョトン

    ユミル「尾行しよう!」

    クリスタ「いいね!」


  54. 54 : : 2014/01/23(木) 22:13:52
    カイト「おはよう!」

    アニ「おはよう」

    カイト「寝坊かな?」

    アニ「その通り、待ってたの?」

    カイト「うん、出会ってからがデートだからw」

    アニ(デートか・・・)

    アニ「ありがと」ニコ

    カイト「食べたら、各々準備して門の前に集合ね!」

    アニ「外出届は?」

    カイト「もー出したよ」ニカッ

    アニ「あたしのも?」

    カイト「あったりまえじゃーん」

    アニ「気が利くね」

    カイト「うん!食べ終わった?」

    アニ「うん」

    カイト「じゃ、行こう」

    アニ「うん、先行ってて」

    カイト「はーい」
  55. 55 : : 2014/01/23(木) 22:21:05
    ~女子寮~

    アニ(パーカーでいいや)

    クリスタ「アーニ?」

    アニ「な、何だい?」

    クリスタ「まさかパーカーで行くの?」

    アニ「そうだけど」

    クリスタ「男心わかってないね」フフ

    アニ「?」

    クリスタ「男の子はワンピースとかが好きなんだよ?」

    アニ「そんなのないし」

    クリスタ「ちょっと待ってて!」

    アニ「なんで?」

    クリスタ「これなんてどうかな?」

    アニ「え?」

    クリスタ「着ていって!」

    アニ「貸してくれるの?」

    クリスタ「もちろん!」ニコ

    アニ(この優しさが女神って呼ばれる理由だね)

    アニ「でも、なんで?」

    クリスタ「私もカイトのこと気になってるからさ、カイトにはいいデートにしてほしいんだよね」

    アニ「デ、デートじゃないよ!」アタフタ

    クリスタ「カイトもそういってたよ?」

    アニ(さっきはデートって・・・)

    クリスタ「でも、男女でのお出かけはデートでしょ?」

    アニ「そーかな?」

    クリスタ「うん!行ってらっしゃい!」

    アニ「行ってきます」テクテク

    クリスタ(きっと何人かでって誘われた時点で友達としか見られてないし、これでいいんだよね)
  56. 56 : : 2014/01/23(木) 22:26:50


    カイト「アニ待ってるかな」アセリ

    カイト「あ、いた!」

    カイト「アニー!」フリフリ

    アニ「遅いよ」

    カイト「ごめんね」

    アニ「女の子待たせるってどーなってんの?」

    カイト「いやー、ごめんね!」

    アニ「罰として、はい」スッ

    カイト「ん?あっ!」ギュ

    アニ「よろしい」ニコ

    カイト「懐かしいね」

    アニ「うん(服のこと気づかないのかな)」

    カイト「アニー、今日の服装似合ってるよ」

    アニ「(あっ!)ありがと」

    カイト「行こう!」

    アニ「どこに?」

    カイト「服屋!」

    アニ「服?」

    カイト「うん!」

    アニ「買うの?」

    カイト「パーカー欲しくて!」

    アニ「パーカー?」

    カイト「アニ見てたらいいなーって」

    アニ「そっか!じゃあ、行こっ?」

    カイト「もち!」
  57. 57 : : 2014/01/23(木) 22:35:24
    ~服屋~

    カイト「あ、このパーカーいいな!」

    アニ「かわいいね」

    カイト「かわいいのかな?」

    アニ「緑ってかわいいじゃん」

    カイト「アニ、サイズいくつ?」

    アニ「え?Sだけど?」

    カイト「じゃー、SとL買おうっと」

    アニ「え?」

    カイト「ペアルックダメかな?」ハハ

    アニ「・・・じゃないよ」

    カイト「ん?」

    アニ「ダメじゃない!」

    カイト「やった!」

    アニ「でもいいの?」

    カイト「なにがかな」

    アニ「この前だって、チョコ買ってくれたし」

    カイト「あんなの高いっていってもたかが知れてるよ」

    アニ「じゃあ、ありがとう」

    カイト「えーと、あとTシャツ買って」

    カイト「次はアニのね?」

    アニ「え、あたしそんなにお金もってきてないよ」

    カイト「なんの為のおれ?」

    アニ「え、悪いよこの前のお返しもしてないし」

    カイト「じゃあ、こうしよう!」

    アニ「え?」

    カイト「今度デートするときにさ、着てよ!」

    カイト「それがお返しになるから」

    アニ「あ、うん、じゃー選んで?」

    カイト「もちろん!」
  58. 58 : : 2014/01/23(木) 22:39:02
    ~店外~

    クリスタ「なんかもめてるね?」

    ユミル「なんだろな?」

    クリスタ「大丈夫かな?」

    ユミル「どっちの心配だ?」

    クリスタ「アニに決まってるじゃん」

    ユミル「大丈夫だよ、カイトより強いし」

    クリスタ「そーかなー?」

    ユミル「おい、見てみろ」

    クリスタ「え?」

    ユミル「カイトがアニに洋服選び始めた」

    クリスタ「本当だ!うまくいっててよかった!」

    ユミル「てか、今日のあいつかわいいな」

    クリスタ「私がワンピース貸したからね!」

    ユミル「なるほど!」

  59. 59 : : 2014/01/23(木) 22:42:53
    ~店内~

    カイト「じゃー、こんな感じでいい?」

    アニ「こんなにいいの?」

    カイト「似合わなきゃ嫌だけど、似合うからね!」

    アニ「ありがとう」

    カイト「それにさ」

    アニ「なに?」

    カイト「いつ死ぬかわかんないからお金は使える時に使っておきたい!」

    アニ「そういうことね」

    カイト「うん!」

    アニ「ほんと変わったね」

    カイト「どんな風に?」

    アニ「頼れるようになった」

    カイト「お会計して出よう」

    アニ「うん」
  60. 60 : : 2014/01/23(木) 22:46:49
    アニ「いっぱい買ってもらっちゃったね」

    カイト「ちゃんと着てね?」

    ユミル「よう!」

    クリスタ「こんにちは!」

    アニ「あっ」

    カイト「どーしたの、こんなとこで」

    ユミル「偶然見かけたからさ」

    カイト「そっか」

    アニ「あたしたち今からお昼食べるけど一緒に来る?」

    クリスタ「いいの?」

    カイト「え、あ、うん」

    アニ「この服クリスタが貸してくれたの、だからお昼だけごめんね」ヒソヒソ

    カイト「そーゆーことか!ならいいよ」コソコソ

    ユミル「じゃー邪魔するな!」
  61. 61 : : 2014/01/23(木) 23:06:54
    ~昼食後~

    カイト「旨かったー」

    アニ「だね」

    ユミル「二人はこれからどーすんだ?」

    アニ「どーする?」

    カイト「ちょっと行きたい場所がある!」

    クリスタ「私たちはかえろっか?」

    アニ「気にしなくていいよ?」

    ユミル「いや、熱々なとこ邪魔したくねーからな」

    クリスタ「うん、またねー」

    カイト「行っちゃった」

    アニ「どこいくの?

    カイト「雑貨屋」

    アニ「カイトお金使いすぎじゃない?」

    カイト「確かに、でも来週はどこも行かないで試験勉強しようと思うから」

    アニ「そっか」

    カイト「そうだ!」

    アニ「なに?」

    カイト「来月の第1週の休日クリスタと遊ぶんだけどアニもどーかな?」

    アニ「なんで?」

    カイト「クリスタがライナーに興味を持つために誘ったんだけど僕孤立しちゃうし」

    アニ「カイトはクリスタのことどー思ってるの?」

    カイト「かわいいとは思うけどそれ以上何もない」

    アニ「じゃあ、行こうかな」

    カイト「じゃあって?」

    アニ「その、両想いだったら」

    カイト「だったら?」

    アニ「邪魔しちゃ悪いと思った」

    カイト「両想いはないでしょ」

    アニ「クリスタはカイトのこと気に入ってるよ?」

    カイト「女神がねー」

    カイト「じゃあさ、アニは僕のことどーおもってるの?」

    アニ「弟みたいな」

    カイト「弟・・・か」ショボーン

    アニ(どうしたんだろ)

    カイト「いつか変わるかな?」

    アニ「分かんないけど、それはカイト次第だよ」

    カイト「じゃあ、変えてみせる!!」

    アニ「・・・///」

    カイト「故郷に帰れたら同じ時間を過ごそう、さっ、いこう」ギュ

    アニ「・・・うん」ギュ

    カイト(ちょっと積極的過ぎたかな)アセリ

    アニ(・・・どうしよう弟だと思ってたけど)

    アニ(ホントの弟じゃないし・・・いい・・・かな)ドキドキ

    アニ(好きになれるように観察してみよ)ジー

    カイト「もうすぐ着くよ」

    アニ「うん」

    カイト(少し気まずいなハハ)

    アニ(案外頼りになるし、守ってくれるしなんか意識しちゃうよ)

    カイト(気持ちを知ってもらえたから今後の発展に期待!)

    カイト「到着でーす!!」

    アニ(あ、元気になった)フフ

    カイト「なに?」ニコ

    アニ「元気になったから」フフ

    カイト「言うタイミング間違えたと思ってさ」

    アニ「気持ちが知れただけよかったよ」

    カイト「そっか」

    アニ「だって、言われなきゃ気づかなかったと思うし」

    カイト「鈍感かい」ハハハ

    アニ「エレンほどじゃないよ」

    カイト「そこまで言ったらやばいw」

    アニ「だね」フフ

    カイト「入ろう?」ギュ グイ

    アニ「引っ張んないでよー」フフ

    アニ(楽しいなぁ)
  62. 62 : : 2014/01/23(木) 23:27:39
    見てる人いるかなー
  63. 63 : : 2014/01/24(金) 18:51:02
    いるよー
  64. 64 : : 2014/01/24(金) 22:18:11
    ~店内~

    アニ「うわー、綺麗」

    カイト「いっぱいあるね」

    アニ「ちょっと見てていい?」

    カイト「もちろん」

    アニ「ありがと」

    カイト(プレゼント買うか!プレゼント作戦!!)

    アニ(カイトに何か買おう。お礼として)

    カイト(ペアリングは、付き合ってもいないのに気持ち悪いな)

    アニ(何がいいんだろ)

    カイト(確かアニって基本時間にルーズだよな、今日は来るの早かったけど)

    アニ(ネックレスとかでいいか)

    アニ「お会計お願いします」

    店員「ありがとうございました」

    アニ「カイト、お待たせ」

    カイト「待ってないよ?」

    アニ「ありがと、はいこれ」スッ

    カイト「なに?」

    アニ「開けてみて?」

    カイト「あ、ネックレス!」

    アニ「ペアルックで買っちゃったw」

    カイト「なんで?」

    アニ(同じもの身に着けたら好きになれると思ったなんて言えない)

    アニ「気分かな?」

    カイト「そっか、ありがとうれしいよ」

    アニ「付けてね」

    カイト「もちろん、あっ、これはアニに」スッ

    アニ「なに?」

    カイト「時計」

    アニ「時計?」

    カイト「アニ時間にルーズだからね」

    アニ「そんなことない」

    カイト「だとしても、つけてね」

    アニ「うん!」

    カイト「じゃあ、帰ろうか」ギュ

    アニ「うん」ギュ

  65. 65 : : 2014/01/24(金) 22:28:24
    ~夜・食堂~

    アニ「楽しかったね」ニコニコ

    カイト「うん」ニコニコ

    アニ「また連れてって?」

    カイト「もちろんだよ」

    アニ「あ、さっそくつけてくれてるね」

    カイト「気に入ったからさ」

    アニ「よかった」

    カイト「アニこそつけてくれてるね」

    アニ「時間を無駄にしたくないからね」

    カイト「そっか」

    ライナー「ここいいか?」

    カイト「うん、いいよ」

    クリスタ「わたしもいい?」

    カイト「もちろん」

    アニ「クリスタ、カイトから聞いた?」

    クリスタ「来月のでしょ?」

    アニ「うん、4人で行こうってさ」

    カイト「そーゆーこと!」

    クリスタ「4人てだれ?」

    カイト「僕とアニとクリスタとライナー」

    ライナー(!)ドキッ

    クリスタ「うん!行こう」

    ライナー「いいいイイのか?」

    クリスタ「もちろん!」

    ライナー「よっしゃ!」

    アニ「じゃあ、来週と再来週は試験に向けてがんばろうよ

    クリスタ「そーだね!」

    カイト(ジー)

    アニ「何?」

    カイト「絵になるなーって」

    アニ「どういうこと?」

    クリスタ「可愛いってことでしょ?」

    カイト「うん、そして綺麗」

    アニ「な、そんな、恥ずかしことよく平然と言えるね///」

    カイト「自分に正直だからね」

    アニ(正直・・・か)

    ライナー「クリスタもかわいいぞ!」

    クリスタ「え、え、ありがとう//」

    ユミル「おい、ゴリラ!」

    ライナー「いたのか」

    ユミル「悪いか!?あ?」

  66. 66 : : 2014/01/24(金) 22:40:03
    アニ「来週はさ、」

    カイト「なに?」

    アニ「勉強付き合ってもらってもいい?」

    カイト「もちろん!」

    アニ(一緒にいられる時間が増える!)

    カイト(また一緒に過ごせる!」

    アニ「ちょっと、声に出てるよ」フフ

    カイト「あ、ごめん」ハハ

    アニ(同じ気持ちだった)

    カイト「あとさ、明後日の対人格闘術途中から一緒にやろう!」

    アニ「ミカサは?」

    カイト「ミカサにそろそろアニに力を見せなさいって言われたから」

    アニ「うん、いいよ」

    カイト「モブ達倒したらすぐ行くね」

    アニ「何回も言うけど、やりすぎないでね」ウワメズカイ

    カイト「もちろんです!戻ろうか?」

    アニ「そーだね」

    カイト「みんな、そろそろ戻るね!」

    みんな「はーい」

    クリスタ「ねぇ、見た?」

    ライナー「何をだ?」

    クリスタ「カイトとアニ同じネックレスしてた!!」ウキウキ

    ライナー「そりゃいいな!」

    クリスタ「羨ましいね」

    ライナー(俺が買ってあげるよ)

    ベルトルト(とか、思ってるんだろうな・・・)

    ユミル「ベルトルさん」

    ベルトルト「な、なに?」

    ユミル「今度、その、街に行かないか?」

    ベルトルト「僕でいいの?」

    ユミル「ああ」

    ベルトルト「もちろん、お供するよ」

    ユミル「よろしくな」

    クリスタ「ライナー、来月楽しみだね!」

    ライナー「ホントだな」
  67. 67 : : 2014/01/25(土) 18:12:40
    ベルトルト「今度って、いつにする?」

    ユミル「いつがいいかなー」

    クリスタ「せっかくの連休だし明日行ってきなよ」

    ライナー「連休なのに何もないのはアレだしな」

    ベルトルト「僕はいいけど、ユミルは?」

    ユミル「私も明日はなにもない」

    クリスタ「じゃあ、決まりだね」

    ベルトルト「そーだね」

    ライナー「楽しんで来いよ!」
  68. 68 : : 2014/01/25(土) 18:17:18
    ~男子寮~

    カイト(少しずつ変わってくれればいいけど・・・
        後悔先に立たずって言うし僕のできることをやろう)

    カイト「弟か・・・」

    アルミン「どうしたの?」

    カイト「ア、ア、アルミン!!」

    アルミン「力になれることがあれば相談に乗るよ?」

    カイト「この部屋には・・・」キョロキョロ

    アルミン「僕と君だけだよ?」

    カイト「じゃあ、少し相談しようかな」

  69. 69 : : 2014/01/25(土) 18:21:28
    アルミン「うん、力になれればいいけど・・・」


    相談中・・・


    アルミン「なるほど、要は名前は言えないけど弟にしか見られてないと」

    カイト「まあ、そんなとこ」

    アルミン「で、君は弟としてではなく1人の男として見られたい」

    カイト「うん」

    アルミン「じゃあ、簡単じゃないか」

    カイト「え?」

    アルミン「自分は、君の弟じゃないよ?ってのを行動で示しなよ?」

    カイト「簡単に言ってくれるね」

    アルミン「簡単なことさ、」

    カイト「どうして?」
  70. 70 : : 2014/01/25(土) 18:25:21
    アルミン「心配をかけないで、頼りがいがあると思われるようにすればいい」

    カイト「それでいいのか?」

    アルミン「あとは、エレンみたいに弟じゃねーぞ!」

    アルミン「って、言う」ハハ

    カイト「つまりは、弟に見られるという概念を覆すわけか」

    アルミン「そーゆこと」

    カイト「やってみるわ!」

    アルミン「がんばれ!」

    アルミン(アニはいい人を味方につけたね)

    カイト「よし!俺は寝る!おやすみ!」

    アルミン「おやすみ」

    カイト(・・・)ZZZ

    アルミン「はやっ」
  71. 71 : : 2014/01/25(土) 18:28:10
    ~朝食~

    カイト「おはよう!」

    アニ「おはよ、機嫌いいね」

    カイト「昨日アルミンと話してすっきりしたんだ」

    アニ「何が?」

    カイト「いろいろとね」

    アニ「そっか」

    カイト「うん」
  72. 72 : : 2014/01/25(土) 18:30:40
    アニ「そういえばアレ聞いた?」

    カイト「アレって?」

    アニ「ベルトルトが、ユミルと出掛けるらしいよ」

    カイト「へー、昨日早く寝ちゃったから初耳」

    ライクリ「おはよう!」

    カイアニ「おはよう」

    カイト「ベルトルトとユミルは?」

    ライナー「もう出かけたぞ?」
  73. 73 : : 2014/01/25(土) 18:31:47
    カイト「なーんだ」

    クリスタ「どうしたの?」キョトン

    カイト「茶化そうとおもった」

    クリスタ「ダメだよそんなことしちゃ!」

    カイト「いつものお返し」
  74. 74 : : 2014/01/25(土) 18:34:03
    カイト「ってかさ、どっちから誘ったの?」

    アニ「ユミルだって」

    カイト「へー、いいこと聞いた」ニヒ

    クリスタ「あ、悪い顔してる」プクー

    ライナー「ほんとだ」

    アニ「悪知恵に関しては半端ないからね」

    クリスタ「そーなの?」

    カイト「そんなことないよ」

    アニ「あっそ」
  75. 75 : : 2014/01/25(土) 18:36:55
    ライナー「ところでカイトは今日何するんだ?」

    カイト「これ食べたら馬小屋行ってルルーシュに会って、そのあと図書館で勉強かな?」

    アニ「あたしもやらなきゃ」

    クリスタ「じゃあ、みんなでやろうよ!」

    ライナー「クリスタ、ナイスアイディア!」

    クリスタ「でしょ、ありがと!」ニコ

    ライナー(かわいい)
  76. 76 : : 2014/01/25(土) 18:39:31
    みんな「ゴチソウサマでした」

    カイト「じゃ、またあとで!」

    クリスタ「あっ、私も一緒に馬小屋行ってもいい?」

    カイト「いいよ、じゃあ、行こっか?」

    クリスタ「うん!」
  77. 77 : : 2014/01/25(土) 18:41:54

    ライナー「やっぱ、クリスタはカイトのこと好きなのかな?」シュン

    アニ「さあ、でも1つ言えることはさ・・・」

    ライナー「なんだ?」

    アニ「そーやって、思いつめる暇があるなら」

    ライナー「あるなら?」

    アニ「あの2人とかミカサを見習って行動に移しな」

    ライナー「そ、そうだな」

  78. 78 : : 2014/01/25(土) 18:44:45
    アニ「成せば成るだよ」

    ライナー「そうだな!」

    アニ「がんばんな」

    ライナー「まさかお前にこんなこと言われるとな」

    アニ「あたしも最近気づいたのさ」

    ライナー「サンキューな」


    エレン ライシュウタノシミ

    ソウカ ソリャヨカッタ

    ライナー「今日の午後から頑張るぜ」

    アニ「単純だな」
  79. 79 : : 2014/01/25(土) 19:12:22
    ~馬小屋~

    カイト「ルルーシュ、2日ぶりだな!」

    ルルーシュ「ヒヒーン!」

    カイト「体調はどうだ?」

    ルルーシュ「ヒヒーン!」

    カイト「安心だ、来週もよろしくな」

    ルルーシュ「ヒヒン!」

  80. 80 : : 2014/01/25(土) 19:15:25
    クリスタ「すっかり懐いてるね」

    カイト「うん、うれしいもんだよ」

    クリスタ「ねぇ、カイト・・・」

    カイト「なに?」

    クリスタ「ライナーってどんな人?」

    カイト(ん、同郷がバレたか?最近いっしょにいるしな)

    カイト「なんで僕に聞くの?」

    クリスタ「部屋一緒でしょ?」
  81. 81 : : 2014/01/25(土) 19:17:26
    カイト(そっちか、よかった)

    カイト「なるほど」

    クリスタ「で、どんなひと?」

    カイト「ここにきて初めて出会ったけど、お兄ちゃんみたいで優しいよ」

    クリスタ「そうなんだ!」

    カイト「答えになってたかな?」

    クリスタ「うん!ありがと」

    カイト「よかった」
  82. 82 : : 2014/01/25(土) 19:19:58
    クリスタ「ホントのことをいうとさ」

    カイト「ん?」

    クリスタ「カイトのこと気になってたんだぁ」

    カイト「え、初めて知った」

    クリスタ「アピールしてたのにな」フフ

    カイト「ごめん」

    クリスタ「いいよ、カイトにはアニがいるし」

    カイト「いやー」
  83. 83 : : 2014/01/25(土) 19:22:34
    クリスタ「私、カイトとアニのこと応援することにした!」

    カイト「え、どうしたの?」

    クリスタ「なんか最近さ、ライナーと接することが増えて少し気になってたんだよね」

    カイト「それで、僕に聞いたんわけか」

    クリスタ「カイトがいい人って言ったらライナーともっと仲良くなろうと思って」

    カイト「なるほどね」

    クリスタ「ずるいよね、自分のことなのに」
  84. 84 : : 2014/01/25(土) 19:24:30
    カイト「そんなことないよ、恋って怖いしね」

    クリスタ「うん」

    カイト「誰かに背中を押して欲しい気持ちはわかる」

    カイト「今から君の背中を押してサポートするのは僕だ」

    クリスタ「ありがと」

    カイト「任せてよ」

    クリスタ「うん、よろしく」

    カイト「こちらこそね」
  85. 85 : : 2014/01/25(土) 19:26:31
    クリスタ「あと、カイトとアニってホントに幼馴染?」

    カイト「え、そうだけど」

    クリスタ「なんか時別なものを感じるの」

    カイト「実は、初めて女性なんだ」

    クリスタ「え?」

    カイト「物心ついたときには親がいなかったからさ」

    クリスタ「なんか、ごめん」

    カイト「自分で話したことだから」
  86. 86 : : 2014/01/25(土) 19:29:23
    カイト「ペラペラとしょべりすぎちゃったね」

    クリスタ「お話聞けてよかったよ」

    カイト「ま、切り替えよう!応援するからね!」

    クリスタ「うん!」

    カイト「じゃ、図書館いこうかな」

    クリスタ「私も行く」

    カイト「うん!」

    クリスタ「アニのこと探してくるね!

    カイト「よろしく!」
  87. 87 : : 2014/01/25(土) 19:35:58
    ~男子寮~

    カイト「ライナー、ライナー」

    ライナー「グガーグガー」ZZZ

    カイト「起きろ!」ボコ

    ライナー「はっ!」パチパチ

    カイト「図書館行こう、クリスタも来るよ」

    ライナー「おう!もちろん行く!」
  88. 88 : : 2014/01/25(土) 19:37:53
    ~女子寮~

    クリスタ「アニ、図書館行こっ!」

    アニ「もう行くのかい?」

    クリスタ「カイトも行くって言ってたよ?」

    アニ「じゃあ、行こうか」

    ミーナ「私も行っていい?」

    クリスタ「勉強するの?」

    ミーナ「違うよ!」
  89. 89 : : 2014/01/25(土) 19:40:34
    アニ「じゃあ、何しに行くんだい?」

    ミーナ「アニと触れ合うため!」

    アニ「来ないで」プイ

    ミーナ「えーーー」

    クリスタ「いいじゃない!ミーナも行こっ!」

    ミーナ「うん!」

    アニ「はぁ、邪魔はしないでね」

    ミーナ「カイトとの仲を?」ニタ

    アニ「はぁ」ヤレヤレ

  90. 90 : : 2014/01/25(土) 19:41:45
    ~図書館~

    カイト「わりと混んでるね」

    ライナー「試験前だしな」

    カイト「あそこに座ってよう」

    ライナー「だな」
  91. 91 : : 2014/01/25(土) 19:45:02
    クリスタ「もういるよ!」

    アニ「そうだね」

    クリスタ「お待たせ!」

    ライナー「そんなことないぞ?」

    カイト「アニ、隣おいでよ」

    ミーナ「お呼びがかかりましたね」ヒヒ

    アニ「うるさい、今いくよ」

    クリスタ「ライナーの隣すわろ!」

    ライナー「おう!」

  92. 92 : : 2014/01/25(土) 19:46:05
    ミーナ「私はアニの隣!」

    アニ「クリスタの隣に行ってよ」

    ミーナ「えー」

    カイト「勉強しよっか」

    みんな「賛成」

  93. 93 : : 2014/01/25(土) 19:47:41
    カイト「わからん」

    アニ「どこ?」

    カイト「これの式ってなんだっけ?」

    アニ「あれ?わすれちゃった」

    ライナー「どこだ?」

    カイト「これなんだけど」

    ライナー「これは・・・だぞ?」

  94. 94 : : 2014/01/25(土) 19:48:30
    カイト「ありがと!」

    アニ「あんたすごいね」

    ライナー「それほどでも」

    クリスタ「これは?」

    ライナー「これはな・・・」
  95. 95 : : 2014/01/25(土) 19:50:06
    ~数時間後~

    カイト「もう無理!集中切れた」

    アニ「結構頑張ったね」

    カイト「みんなまだできる?」

    みんな「きつい」

    カイト「じゃあ、解散しよう」

    ライナー「それがいい」

    カイト「ライナーありがとね」

    ライナー「どういたしまして」
  96. 96 : : 2014/01/25(土) 19:51:08
    カイト「あー、体動かしたい」

    アニ「エレンが特訓してるよ」

    カイト「じゃあ、行ってこようかな!」

    アニ「見ててあげるよ」フフ

    カイト「じゃあ、行こう!」
  97. 97 : : 2014/01/25(土) 19:53:52
    クリスタ「私たちもいこっか?」

    ライナー「だな!もうすぐあいつらも帰ってくるころだしな!」

    クリスタ「うん!」

    ミーナ「じゃあ、いこっか」

    クリスタ「楽しかったね」

    ミーナ「うん、アニのこと見れて良かった!」

    ライナー「ミーナってそっちなのか?」

    クリスタ「そっち?」
  98. 98 : : 2014/01/25(土) 19:55:10
    ライナー「い、いや」

    ミーナ「そ、そんなことないよ!」

    クリスタ「?」

    ライナー「びっくりした」

    ミーナ「さぁ、いこう!」
  99. 99 : : 2014/01/25(土) 22:44:48
    ~グランド~

    カイト「エレン!」

    エレン「お、カイトとアニか。どうした?」

    カイト「特訓混ぜてよ」

    エレン「いいぞ、アニもか?」

    アニ「あたしは見てるよ」

    カイト「じゃあ、やろう」

    エレン「手加減はしないぞ?」

    カイト「そんなことしたら大変だよ」

  100. 100 : : 2014/01/25(土) 22:48:58
    カイト「スタートだ!」シュッ

    エレン「おっと、危ない!くらえっ」パチン

    カイト「甘いね」スパーン

    カイト「もう一丁!」バン

    エレン「くっそー!!」スッパーン

    カイト「いってー、アニの技か」

    カイト「これで終わりだ」シュッシュ ガン

    右ストレート!!

    エレン「はぁ、やるなー」

    カイト「アニの足技が来たときはビビったよw」

    アニ「でもまだまだだったね」

    エレン「普段誰と組んでるんだ?」
  101. 101 : : 2014/01/25(土) 22:51:08
    カイト「ミカサだよ」

    エレン「ミカサが言ってたのはカイトだったのか」

    カイト「ん?」

    エレン「アニと同じくらい強い人がいるからやってみるといいって」

    カイト「俺は全然アニには敵わないよ」

    アニ(どうだろうか・・・)

    カイト「ね、アニ」

    アニ「明日途中からやるんだろ?」

    カイト「うん、お願い」

    アニ「そしたらわかるさ」
  102. 102 : : 2014/01/25(土) 22:53:52
    エレン「明日はカイトがアニとかー」

    カイト「途中までエレンがやりなよ」

    エレン「最初は?」

    カイト「ちょっと借りがあるから」

    アニ(・・・)

    エレン「今度からカイトも訓練の時に組んでくれよ」

    カイト「もちろん!いい試合が出来そうだ」

    アニ「もうそろそろ夕食だよ」

    カイト「じゃあ、行くか」

    エレン「俺ももう戻るか」
  103. 103 : : 2014/01/25(土) 22:56:37
    ~夕食~

    クリスタ「アニとカイト聞いた?」

    カイアニ「何が?」

    クリスタ「ベルトルトとユミルが付き合うことになったんだって!!」キラキラ

    カイト「へー、おめでたいね」

    アニ「・・・そうだね」

    クリスタ「いろいろ聞き出そうよ!」

    カイト「あ、ちょっと今日アニとお話があるから」

    アニ「ごめんね」

    クリスタ「そっか、しょうがないね」

    クリスタ「じゃあね!

    カイト「うん!」
  104. 104 : : 2014/01/25(土) 23:55:11
    ヒソヒソ話し中

    アニ「話ってなに?」

    カイト「ベルトルトが壊れるかもね」

    アニ「え?」

    カイト「彼は真面目で責任感がある」

    アニ「それは知ってる」

    カイト「もしかしたら、ユミルを守ることに執着するかもしれない」

    アニ「ダメなの?」
  105. 105 : : 2014/01/25(土) 23:57:15
    カイト「ダメではないけど、捨てられなくなるんじゃないかな」

    アニ「・・・」

    カイト「ライナーに何とかしてほしいけど」

    カイト「彼もまたクリスタにハマってしまった」

    アニ「どうしよっか」

    カイト「全部僕の所為だ」

    アニ「カイト?」

  106. 106 : : 2014/01/26(日) 00:00:27
    カイト「きっと僕がクリスタからの誘いを断りきれなかったから・・・」

    アニ「なんでそうなるの?」

    カイト「しっかり断ればユミルはクリスタにべったりだったはず」

    アニ「でも1回目のデートで付き合うことになったんだらカイの所為じゃないよ?」

    カイト「でも、ライナーとクリスタがうまくいくように手を加えたのは僕だ」

    アニ「で、でも」

    カイト「あー、なんてことを」
  107. 107 : : 2014/01/26(日) 00:03:06
    アニ「さ、最悪3つ目でもいいんじゃないの?」

    アニ「カイトだってそう思って友達作ったんじゃないの?」

    カイト「確かに、そうだけど」

    アニ「・・・あっ、ごめん」

    カイト「ん?」

    アニ「3つ目じゃ、おじいちゃんに会えなくなっちゃうよね」

    カイト「それは、関係ない」

    アニ「え?」
  108. 108 : : 2014/01/26(日) 00:06:36
    カイト「戦士になった時点でじっちゃんに会えなくなるのは覚悟してる」

    アニ「じゃあ、なんで2人のこと気にするの?」

    カイト「3つ目は、最後の切り札のつもりだったんだ」

    カイト「それに3つ目を成功させるには兵士としての力もつけなきゃならない」

    アニ「それは、あるね」

    カイト「でしょ?」

    アニ「でも、2人が戦士じゃなくなったわけじゃないでしょ?」

    カイト「それは確かにね」
  109. 109 : : 2014/01/26(日) 00:09:36
    アニ「別れるかもしれないし・・・」

    カイト「それもそうだね」

    アニ「そうしてもダメなら3つ目にしよ?」

    カイト「僕以外の3人が3つ目でいいならそうしよう」

    アニ「でも、とりあえず会議開こう?」

    カイト「だね」

    アニ「今夜でいいよね?」

    カイト「・・・うん」

    アニ「あんまり自分を責めないで?」

    カイト「わかった」
  110. 110 : : 2014/01/26(日) 00:11:13
    ~会議~

    ベルトルト「今日は誰の招集?」

    カイト「僕とアニ」

    アニ「そういうこと」

    ライナー「どうしたんだ?」

    アニ「ベルトルト」

    ベルトルト「なに?」

    アニ「あんたなんでユミルと付き合うことにしたの?」
  111. 111 : : 2014/01/26(日) 00:13:07
    ベルトルト「その、告白されて」

    アニ「告白されたらOKするの?カイトはそれで思いつめてるんだけど」

    ライナー「なに!?」

    ベルトルト「え、カイトが?」

    カイト「まぁね」

    ベルトルト「なんで?」

    アニ「ベルトルト、あんたが戦士じゃなくならなければ何したっていいよ」
  112. 112 : : 2014/01/26(日) 00:16:41
    ベルトルト「どういうこと?」

    カイト「ライナーが戦士と兵士の境目になったらそれを何とかするのがベルトルトだと思ってた」

    ライベル「?」

    カイト「でも、ベルトルトの中の優先順位がライナーからゆみるに変わったら」

    ベルトルト「待ってよ!」

    ベルトルト「僕は戦士だ!3つ目をとるにしても戦士に変わりない!ライナーのことだって任せてよ!」

    カイト「ベルトルトが言うなら間違えないか」
  113. 113 : : 2014/01/26(日) 00:19:52
    ライナー「よくわからんが、俺はたとえクリスタと結婚したとしても戦士だぞ?」

    カイト「結婚?」

    ライナー「あ、いや、兎に角戦士だ」

    アニ「まあ、時間はあるんだしどうにでもなるでしょ」

    ベルトルト「そうだよ」

    カイト「だね、ここまで言っておいてアレだけど」

    カイト以外「?」

    カイト「俺は戦士でありながら兵士になる」

    ベルトルト「どういうこと?」

  114. 114 : : 2014/01/26(日) 00:22:20
    カイト「君たちをこの壁で守るには兵士としての力をつけなくちゃダメだ」

    カイト「3つ目をとるにしても」

    アニ「無理はしないでね」

    カイト「うん、少しは追い込むつもりさ」

    ライナー「何故だ?」

    カイト「君たちを守るには3人の力を超えなくちゃいけない」

    アニ「そんなことないよ、気持ちだけでうれしいよ?」

    ライナー「そうだぞ?」

    ベルトルト「うん」
  115. 115 : : 2014/01/26(日) 00:24:08
    カイト「いいや、決めた」

    カイト「俺の見立てでは3人は5本指に入る」

    カイト「相当の努力をしなきゃ」

    アニ「カイトが決めたなら応援するよ」

    ベルトルト「僕も」

    ライナー「俺もだ」

    カイト「ありがとう、じゃあ、今日は解散にしよっか」

    みんな「だね」
  116. 116 : : 2014/01/26(日) 00:25:03
    ライナー「じゃあ、アニとカイトから帰るんだ」

    ベルトルト「気を付けてね」

    カイト「うん、アニ行こう」

    アニ「うん」

    みんな「おやすみ」
  117. 117 : : 2014/01/26(日) 00:27:19
    カイト「アニ」

    アニ「なに?」

    カイト「絶対強くなるから」

    アニ「うん、守ってね」ギュ

    カイト「え?」ハッ

    アニ「夜は寒いから」

    カイト「だね」ギュ

    アニ(あれ以来意識しちゃうなー)

    カイト「あ、ちゃんと時計つけてくれてるね」

    アニ「当たり前じゃん」

    カイト「ありがと」
  118. 118 : : 2014/01/26(日) 00:30:34
    ライナー「なぁ、ベルトルト」

    ベルトルト「なんだい?」

    ライナー「カイト、心配性だな」

    ベルトルト「だから、アニを任せたんだろ?」

    ライナー「その通りだ」

    ベルトルト「3つ目にしても僕たちの力を使える方法を考えておこう」

    ライナー「カイトにも相談だな」

    ベルトルト「彼は頭が回るからね」

    ライナー「あぁ」

    ベルトルト「じゃあ、戻って寝よう」
  119. 119 : : 2014/01/26(日) 00:41:36
    ~翌日・対人格闘術~

    カイト「じゃあ、アニ行ってくる!」ニコ

    アニ「やりすぎちゃだめだよ?」ウルウル

    カイト「分かってるって」

    アニ「やりすぎたら嫌いになるよ?」クビカシゲ

    カイト「それは、気をつけなきゃ」ウンウン


    カイト「モブ君やろう」

    モブ「あ、うん」

    カイト「じゃあ、よろしく」
  120. 120 : : 2014/01/26(日) 00:45:33
    カイト「くらえっ」ビュン

    モブ「うっ」

    カイト「もう終わりかい?」シュッ

    モブ「まだまだ!」フ

    カイト「甘いね(アニの技!)」スパーン

    モブ「ま、参った」

    カイト「もう、おわり?」

    モブ「もうレオンハートの悪口とか言わないから」

    カイト「信じていいかい?」

    モブ「うん、あいつにも言っておく」

    カイト「じゃあ、もうわだかまりはなしで」

    モブ「うん、ほんとすまなかった」

    カイト「じゃあね!」フリフリ
  121. 121 : : 2014/01/26(日) 00:47:40


    カイト「アニー!ただいま!」

    アニ「やり過ぎなかった?」

    カイト「うん、ほらあっちでピンピンしてるでしょ?」

    アニ「ほんとだ」フフ

    カイト「じゃあ、エレンはミカサとやっててよ」

    エレン「おう、わかった」

    ミカサー ヤロウ
    エレン! ウレシイ

    カイト「アニ、やろう」

    アニ「いいよ、かかってきな」
  122. 122 : : 2014/01/26(日) 00:50:35
    カイト「いくよ」シュン

    アニ「甘い」バシン

    カイト「まだまだ」パン

    アニ「やるね」ボン

    カイト「投げ技だい」ヒューン

    アニ「受け身からの蹴り」スッパーン

    カイト「痛い」

    カイト「まだまだ!」ドン

    カイト「あー、もう動けない」

    アニ「あたしも」
  123. 123 : : 2014/01/26(日) 00:53:03
    カイト「また負けか」

    アニ「いや、今のは引き分けかな」

    カイト「じゃあ、いつか勝つ!」

    アニ「がんばって」

    カイト「もう、暴漢からは守れるかね」

    アニ「カイトはそれにこだわりすぎだよ」

    カイト「強くなるためのモチベーションだから」

    アニ「そーかい」

    カイト「うん、じゃあ、終わりみたいだし行こう」

    アニ「うん」
  124. 124 : : 2014/01/26(日) 00:58:10
    ~昼食~

    カイト「つかれたー」

    アニ「次大丈夫かい?」

    カイト「次、馬術?」

    ジャン「次は立体機動だ」

    カイト「あ、ジャン」

    ジャン「席空いてなくてな、ここいいか?」

    アニ「いいよ」

    ジャン「悪いな」

    マルコ「お邪魔します」
  125. 125 : : 2014/01/26(日) 01:00:19
    カイト「アニって立体機動得意?」

    アニ「まー、苦手ではないね」

    カイト「いいなー」

    ジャン「苦手なのか?」

    カイト「どっちかと言ったらね」

    アニ「じゃあ、教えてあげる」

    カイト「ありがと」

    ジャン「いつか俺も教えてやるよ」

    カイト「いや、いいや」

    ジャン「なんでだよ」

    カイト「見て盗む」
  126. 126 : : 2014/01/26(日) 01:02:23
    ジャン「じゃあ、アニからも見て盗めや!」

    カイト「アニからは教わりたいんだよ」

    アニ「なにそれ」フフ

    カイト「じゃあ、いこっか」

    アニ「だね」

    カイト「お先」

    ジャン「おう」


    ジャン「マルコ、あいつらなんかいいな」

    マルコ「うん、僕もそれ思うよ」

    ジャン「俺もミカサとああなりたい」

    マルコ「全く、君は」ハア

  127. 127 : : 2014/01/26(日) 01:05:58
    立体機動は飛ばします。

    あっという間に試験前日。

    ~その日の夕食~

    カイト「試験どうだった?」

    コニ―「さっぱりだ」

    クリスタ「私はライナーに教わったからたぶん大丈夫かな」

    ライナー「よかったな!」

    アニ「カイトは?」

    カイト「苦手なとこ出なかったし、まぁまぁかな」ハハ

    アニ「よかったね」

    カイト「アニは?」

    アニ「勉強したし多分大丈夫かな」
  128. 128 : : 2014/01/26(日) 01:10:35
    クリスタ「来週はお出かけね!」

    カイト「そーだったね」

    アニ「ちゃんと空けてあるよ」

    ライナー「おれもだぞ」

    クリスタ「楽しみ―」

    ユミル「ベルトルさん、私らは散歩でもしよう」

    ベルトルト「うん、そーだね」

    カイト「すっかり言いなりだね」ハハ

    アニ(カイトすっかり吹っ切れたね)

    カイト「じゃあ、僕風呂入って寝るね」オヤスミー

    みんな「おやすみー」

  129. 129 : : 2014/01/26(日) 01:14:56
    ~男湯~

    カイト「あー疲れた」

    カイト「今日は1人か」

    カイト「歌おうっかな」


    ~女湯~

    歌声 泣き叫んだ ライオン♪

    ミカサ「誰だろうか」

    ミカサ「先に上がって誰か確認しよう」
  130. 130 : : 2014/01/26(日) 01:18:34
    ~風呂場前~

    カイト「いい湯だった」

    ミカサ「さっき歌っていたのはカイト?」

    カイト「あ、うん」

    ミカサ「ライオンってなに?」

    カイト「外の世界にいるらしいね」

    ミカサ「へー、アルミンに聞いてみる」

    カイト「知ってるかもね」

    ミカサ「いい歌だった」

    カイト「ありがとう」ニコ

    ミカサ「また聞かせてほしい」

    カイト「いいよ」グー

    ミカサ「ありがとう、ではまた明日」

  131. 131 : : 2014/01/26(日) 01:22:39
    カイト(散歩するか・・・)

    カイト「ん、アニか?」


    アニ「なに?」

    男子訓練兵「あの、僕と付き合ってください」


    カイト(うわ、見たくないとこみちゃった)


    アニ「・・・なんで」

    男子訓練兵「え?」

    アニ「なんであたしなの?」
  132. 132 : : 2014/01/26(日) 01:27:12
    アニ「氷の女だよ?」

    男子訓練兵「そんなの関係ないよ、好きなんだ、話したことないけど」

    アニ「・・・ごめんなさい」


    カイト「よかった」ホッ


    アニ「心に決めた人がいるから」

    男子訓練兵「カイトくんかい?」

  133. 133 : : 2014/01/26(日) 01:33:45
    アニ「・・・うん」

    男子訓練兵「じゃあ、しょうがないか」

    アニ「心に決めてるって言っても、今は弟にしか見れないし」


    カイト「やっぱりか」


    男子訓練兵「じゃあ、なんで心に決めたんだい?」

    アニ「守ってくれるって言ってくれたから、あたし男子より少し強いからそんなこと言ってくれる人いなかったから」

    アニ「カイトにこたえたいんだ」

    男子訓練兵「そっか、でもそれは彼に失礼だよ、じゃあね」

    アニ「・・・え?」
  134. 134 : : 2014/01/26(日) 01:39:46
    カイト「アニ!」

    アニ「え?聞いてたの?」

    カイト「偶然ね」

    アニ「そっか」

    カイト「僕は嬉しかったよ」

    アニ「・・・」

    カイト「彼が僕の立場ならいやかもしれない。」

    カイト「でも、僕はアニが僕のこと考えてくれてただけで嬉しかった」

    アニ「ほんと?」ウルウル

    カイト「うん」ヨシヨシ

    アニ「傷ついてない?」グスッ

    カイト「全然、むしろ頑張ろうって気になったよ?」ポンポン

    アニ「よかった」

    カイト「絶対振り向かせるし、どんな形であれ一緒に故郷に帰るし」

    アニ「なんか、カイトといると落ち着くよ」
  135. 135 : : 2014/01/26(日) 01:42:22
    カイト「そーなの?」

    アニ「うん、みんなの前ではツンツンしてるけどカイトの前では自分が出せる」

    カイト「もっと自分を出しなよ」

    アニ「少しずつね」

    カイト「うん」

    アニ「カイトのこと弟って言うのもやめるね」

    カイト「え?」

    アニ「悲しそうにするじゃん」

    カイト「あ、ばれてた?」

    アニ「うん、なんでかなって思ってクリスタに聞いたんだよ」
  136. 136 : : 2014/01/26(日) 01:45:42
    カイト「そしたら?」

    アニ「注意された」

    カイト「へー」

    アニ「アニは気がつかえてないって」

    カイト「使わなくていいよ?」

    アニ「カイトの落ち込むとこみたくないから」

    カイト「え?」

    アニ「ベルトルトのときもそーだったし」

    カイト(・・・)

    アニ「カイト最近あたしからの見られ方変えようとしてたでしょ?」
  137. 137 : : 2014/01/26(日) 01:51:02
    カイト「アニには、何でもバレバレだね」

    アニ「カイトのこと見てるから」

    カイト「そっか、俺も見てるよ」

    アニ「だから、これからもよろしくね///」モジモジ

    カイト「うん!よろしく」ソワソワ


    2人は思わぬ形で自分たちの気持ちを共有しあえた。
    そして、成績発表が近づくが浮かれる2人。

    ライナー、ベルトルトも同じく浮かれていた。
    こいつらは本当に大丈夫なのだろうか・・・

    つづく
  138. 138 : : 2014/01/26(日) 01:51:57
    一応終了です。

    ありがとうございました!

    2話もお楽しみに・・・

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