この作品は執筆を終了しています。
第1話 ジャン「お前は……エレンか?」エレン「は?」
- 
                  - 1 : : 2013/12/29(日) 01:50:40
- 元々書いてたのが消えたけど知りません。
 
 トクメイ・キボウです。
 
 夜中に終わらせたい(願望)
 
- 
                  - 2 : : 2013/12/29(日) 01:51:33
- 期待あげ
 
- 
                  - 3 : : 2013/12/29(日) 01:52:06
- 期待♪
 頑張ってください!
 
- 
                  - 5 : : 2013/12/29(日) 02:00:24
- 「いてて……」
 「いってぇ……」
 朝の8時20分。
 とある十字路でパンをくわえている少年と寝癖の酷い少年がぶつかった。
 「すまねぇな、エレン」
 パンを手に持ち直し少年はバカ丁寧に謝る。この少年のモットーは『礼儀正しく』だ。
 
- 
                  - 6 : : 2013/12/29(日) 02:05:38
- エレンと呼ばれた寝癖の酷い少年は困った顔になる。
 「こちらこそごめん…つーか…は?なんでお前俺の名前知ってるんだ?」
 エレン・イェーガー。中学1年生。進撃中学校1年A組。野球部。
 「………。風の噂だ。」
 落ち込んだように目線を下に向けるとジャンは誤魔化した。
 
- 
                  - 7 : : 2013/12/29(日) 02:08:56
- あ、そうだ。
 俺の名前は
 ジャン・キルシュタイン。
 進撃中学校1年C組のサッカー部だ。
 実は俺。前世の記憶がある。んで、とりあえず、前世であったやつとまた再会したいと考えてる。
 ………え?相手は前世の記憶なんてないんじゃ?
 まぁ…そんなこたぁわかってる。
 でも会いたいんだよ……なんとなくな
 
- 
                  - 8 : : 2013/12/29(日) 02:14:16
- 「お、おう。お前の名前は?」
 エレンはジャンの記憶もないからキョトンとした顔で聞いてくる。
 ーー前世ではこんな顔しなかったなぁ…こいつは
 そんなことを思いながら軽く自己紹介をする。
 「俺はC組のジャンだ。よろしくな」
 
- 
                  - 9 : : 2013/12/29(日) 02:16:52
- キーンコーンカーンコーーン
 遠くからチャイムが聞こえてくる……
 と、ジャンもエレンも全力で駆け出す。
 「ジャンか。よろしくなっ。俺はA組のエレン。」ダダッ
 寝癖のついたボッサボさの髪でニコッと笑いかけてくる。
 足は止まらないけど…
 
- 
                  - 10 : : 2013/12/29(日) 02:20:24
- 「おう。お前は野球部か?上手いって有名だぜ」
 手に持ってたパンを近くのゴミ箱にポイッと投げ捨てるとエレンにそう問う。
 「ナイスシューーート!!正解だ。お前は?サッカーとか?」
 ジャンの一連の動きを見ていたエレンは中学生のテンションなのか両手をあげてふざけている。
 
- 
                  - 11 : : 2013/12/29(日) 02:23:29
- 「その通り正解だ。」
 そう言ってジャンもニカッと笑った、
 ーーそういや俺も前世ではこんな笑顔あんましなかったな……
 こう思いながら。
 「まじでか!夏休みとか遊ぼうぜ!ふー…あと100m勝負な?」
 エレンはジャンの了解を得ることもなく全力で駆け出す。
 
- 
                  - 12 : : 2013/12/29(日) 02:26:33
- はぁはぁ……
 二人は荒い呼吸をしながら下駄箱でハハハと笑う。
 時間は8:35。
 5分の遅刻だ。
 「遅刻……か。ま、これからよろしくな!」
 ジャンはそれだけいってC組にかけていく。
 
- 
                  - 13 : : 2013/12/29(日) 02:28:41
- ガララ
 「遅刻しました!すみません……」
 ダハハハ
 バーカ
 マタカヨーw
 そんな声を背中で聞きながらエレンも教室に入る。
 ジャンにどこか懐かしさを覚えながら。
 
- 
                  - 14 : : 2013/12/29(日) 02:32:45
- ーーーー
 7月中盤の暑い日射しが教室に入ってきて寝ようにも寝れないエレン。
 そんな馬鹿な少年はノートもとらないでシャーペンを耳に挟んで考え事をしていた。
 ーーなんか…朝のやつ気になるな……
 別に男を好きになったとかそういうんじゃなくて……
 何かが気になるのだ…
 
- 
                  - 15 : : 2013/12/29(日) 02:37:17
- ーー別に俺はそんな野球上手くねぇしな……噂になるほどのもんでもねぇよ
 周りから見れば一人で苦笑しているように見える。
 エレンは実際、めちゃくちゃ上手く、1年生のなかで、噂にはなっていた。
 でも、C組にはサッカー部が多く野球部が一人もいない。
 
- 
                  - 16 : : 2013/12/29(日) 02:40:16
- じゃあサッカー部の連中から聞いたのでは……?と思うがそれも違った。
 サッカー部はC組以外からは出ていないのだ。
 ーーくそっ。あいつは誰なんだよ……
 そんなもどかしい気持ちからエレンは体重を背もたれにかけすぎた。
 
- 
                  - 17 : : 2013/12/29(日) 02:43:28
- ドォォン
 そんな音が授業中の教室に響く。
 ダハハハ
 エレンバーカ
 ハハハハ
 「いってて……」
 エレンは情けない声を出して座り直す。
 「怪我はないか?」
 「あ、大丈夫っす」
 
- 
                  - 18 : : 2013/12/29(日) 02:47:23
- 先生の問いかけにヘラッと笑う。
 「じゃあこれ答えてみろ」
 「He makes chair.」
 簡単な英作文だ。エレンのこの前のテストの成績は120人中5位。
 普通に頭がいい方の人である。
 
- 
                  - 19 : : 2013/12/29(日) 02:50:00
- 「正解だ。」
 その先生の一言に特にホッとする様子もなくエレンは座る。
 ーーーで、あいつは誰なんだ……1時間目終わったら行こ……
 そんなことを考えている間に
 エレンは深い眠りに落ちていた。
 
- 
                  - 20 : : 2013/12/29(日) 02:53:49
- ーーーーー
 ギュルル
 そんな音を鳴らしながら額に汗を浮かべて席に座るのはジャン。
 最近のジャンの趣味は小説を書くこと。
 その内容は前世の事をまんま書いている。
 ーーはぁ…エレン…同じ学校だったのか…
 
- 
                  - 21 : : 2013/12/29(日) 02:58:13
- なぜか落ち込みながら教科書も開かずに小説を書く。
 別に先生も怒らない。
 ジャンは順位5位。まぁつまり……エレンと同着ってわけだ。
 ーーん…1人目は12歳にして会う…か。前世で知り合いだったとか言ったらエレンどーなっかなw
 こころの中で笑いながらジャンは小説をかきつづける。
 
- 
                  - 22 : : 2013/12/29(日) 03:01:51
- ーーーーー
 「よう。ジャン。」
 ジャンがムクッと起き上がると目の前にはエレンがいた。
 「よう。どうした?」
 寝ぼけ眼でジャンはエレンを見つめる。
 「小説勝手に読ませてもらった。すまん」
 ノートを机におきなおして謝る。
 
- 
                  - 23 : : 2013/12/29(日) 03:05:42
- 「あぁ、別にいいぜ」
 目を擦りながら欠伸をする。よくよく見るとエレンは黒斑の眼鏡をかけていた。
 「あれ?お前って目悪いのか?」
 「あーうん…授業の時だけな」
 そういって眼鏡をくいっとあげる。
 
- 
                  - 24 : : 2013/12/29(日) 03:08:30
- そんな動作にフフッと笑ってしまうジャン。
 「なんだよ……」
 困った顔になりながらもニッとつられて笑う。
 「なんかお前……本当に前世と変わったな」
 エレンに聞こえないように小声で言ったのだろうが全部聞こえていた。
 「前世……?」
 
- 
                  - 25 : : 2013/12/29(日) 03:12:01
- 「信じてもらえるかどうかはわかんねぇが…俺には前世の記憶がある。その小説通りだ。」
 「まだ途中までしか書けてないが名前は変えてない。エレンもでてきただろ??」
 手元のシャーペンをいじりながら下を向いて話すジャン。
 「うん」
 そしてなぜかものすごく真剣な顔になるエレン。
 
- 
                  - 26 : : 2013/12/29(日) 03:15:35
- 「ま、そのエレンとお前がちょっと違ったからさ。ビックリしてんだよ…顔は似てるのにな……」
 苦笑しながらシャーペンを机に置いて前を向く。
 「成る程……。あのさ、悪い方に違う…とかじゃねーよな?」
 エレンの質問に噴き出すジャン。
 
- 
                  - 27 : : 2013/12/29(日) 03:18:36
- 「何の心配してんだよwお前は。いい方に違うんだよ。
 よく、笑うようになったな
 と思ったな俺は」
 少し二人の間が静かになる。
 「そっか。俺はお前の事信じてる、だから前世の記憶なんて知らんとか言うなよ?」
 真面目な顔で聞いてくるエレンにまたまた噴き出す。
 
- 
                  - 28 : : 2013/12/29(日) 03:23:01
- 「言わねぇよ!俺はこれから……皆と再会してぇな……前世の皆と。」
 ジャンは窓の外を見て笑っていた顔から真剣な顔になるとそう話す。
 「俺にも手伝わさせてくれないか?お前の前世の友達=俺の前世の友達だろ??」
 またまた真剣な顔でジャンの顔を見る。
 
- 
                  - 29 : : 2013/12/29(日) 03:24:39
- 「いいのか!?」
 喜んだ顔になってジャンは立ち上がる。
 「おう!」
 今日この日から二人の前世の友達を探しに行く旅は始まった。
 ー続くー
 
- 
                  - 30 : : 2013/12/29(日) 03:32:00
- はい
 トクメイ・キボウとかっていう馬鹿は僕ですww
 このシリーズは基本夜中にしか更新しません
 
- 
                  - 31 : : 2013/12/29(日) 03:57:52
- 第2話
 http://www.ssnote.net/archives/6112
 
- 
                  - 32 : : 2013/12/29(日) 11:16:19
- 面白い‼
 
- 
                  - 33 : : 2013/12/29(日) 11:57:06
- >>32
 あざす!
 基本夜中更新ですがよろしくお願いしますw
 
- 
                  - 34 : : 2013/12/29(日) 18:10:30
- 期待
 
- 
                  - 35 : : 2013/12/29(日) 18:38:46
- >>34
 あざす!
 
- 
                  - 36 : : 2013/12/30(月) 17:35:07
- 期待!!
 
- 
                  - 37 : : 2013/12/30(月) 18:40:48
- >>36
 あざす!
 
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
- 
                あの頃の皆に会うために… シリーズ 
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場
 をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。
                をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。
               お嬢
お嬢