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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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もう一度君達に会いたい…

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  1. 1 : : 2017/11/29(水) 21:55:04



    ー注意ー

    ・ダンガンロンパシリーズ ネタバレ

    ・出てくるのは主人公と死んだ人達のみ






  2. 2 : : 2017/11/29(水) 22:07:35









    僕は最後の学級裁判に向けてエレベーターへと乗り込む所だ


    苗木「…」



    これが最後の学級裁判…



    その時、視界に彼らが現れた…


    そう、コロシアイでクロに殺された者達…


    モノクマによって処刑された者達…





    僕は最初に山田君に話しかける


    苗木「山田君…」


    山田「苗木誠殿、何を悩んでいるのですかな?」


    苗木「だって君は…死んだんじゃ…」


    セレス「もちろん死んでいますわ」


    苗木「じゃあ、どうして…」


    石丸「君の記憶の一部とでも言うべきだろ!」


    苗木「僕の…記憶の一部?」


    不二咲「簡単にいえば…苗木君の記憶にある僕達の幻影だよ」


    苗木「ねぇ…死んだときってどんな気持ちなの?」


    桑田「うーん、寝ている感じだな…ただ…長い眠りだな…」


    苗木「クロになった人は怒ってる?僕のせいで…クロになった人は…」


    大和田「あのな苗木、オメェは何も悪くねぇ…全部俺達がした事なんだ」


    苗木「でも!」


    舞園「苗木君…これだけは言わしてもらいます…どんな選択でもあなたは何も間違えていません…それが残酷な選択でも…」


    大神「お主ならその選択さえも、貫けるはずだ…」



    苗木「選択を貫く…」



    大和田「長話は無用だ。さっさと行け」


    石丸「うむ!君達が真実に辿り着けることを信じている!!」


    不二咲「頑張ってね!苗木君!」


    苗木「…」







    苗木「うん…君たちの死は無駄にしない…」



    決意をした僕は気付けば彼らが幻のように消えていた…




  3. 3 : : 2017/11/29(水) 22:19:38





    俺は迷っている…


    最後の学級裁判に参加するべきなのかと…


    赤い扉の前…


    この先が裁判場…




    俺は目を閉じる…


    するとそこにアイツらが現れる…


    狛枝「どうして立ち止まっているの?日向君?」


    日向「俺は裁判に参加しないほうがいいのかもしれない…」


    辺古山「それは何故だ?」


    日向「真実を知れば…残酷な運命になるんじゃないかって…」


    罪木「そこで諦めちゃうんですかぁ?」


    詐欺師「日向…」


    狛枝「ガッカリだね…才能を持たない君なら何かやってくれるとおもったのにさ…」


    日向「どうせ期待なんかしてないくせに…」


    狛枝「日向君、君は誤解している…むしろ僕は君に希望を託したんだよ」


    日向「は?」


    狛枝「君なら真実に辿り着けることをね…」


    弐大「応、お主は学級裁判で何度もワシらを答えへ導いてくれた」


    花村「君のお陰で助かった人物がいるんだよー?」


    西園寺「それでも日向おにぃはここで諦めちゃうの?」


    日向「そんなつもりは…」


    小泉「なら!顔を上げてさっさと行く!」


    澪田「期待してるっすよ!」


    田中「貴様がここで挫けば俺達が死んだ事もすべて無駄になる…」


    日向「……」








    日向「そうだよな…俺は真実が知りたい…なら…ここで諦めるわけにはいかないな…」



    ーそうそう!諦めなければ、何とかなるってやつだよ?日向くん…ー

  4. 4 : : 2017/11/29(水) 22:39:04







    春川さん達とエレベーターへ乗り込み

    下へと降下している時…僕はとある声が聞こえた

    目を閉じ…再び目を開けるとそこには皆がいた…






    最原「赤松さん…百田くん…」


    赤松「久しぶりね。最原君」


    百田「終一、相変わらずヒデー面だな」


    最原「ねぇ…僕はどうすればいいのかな?」


    真宮寺「どうすればいいとは?」


    最原「赤松さんや百田くんのように…また真実を暴けば仲間が失うって考えると…」


    入間「けっ!しょうもない考えだな!テメェのアソコもそんなしょんぼりした感じなのか!?ああ?」


    星「最原、お前は間違った選択をしている…」


    最原「え?」


    星「人はいつか死ぬもの…俺はそれを体験している…周りには俺を助けてくれる人物もいない…なら、どうしたいかはわかるはずだ?」


    最原「うん…」


    東条「確かに…重い選択だわ…私が国の為に動こうとしていたみたいに…あなたはそれを背けようとしている…」


    天海「最原君、君にはまだやるべき事があるはずっす」


    最原「うん…春川さん達を守る事だね…」


    百田「その通りだ終一!」


    茶柱「最原さん、夢野さんを頼みましたよ…転子はもう夢野さんを守れませんが…見守ることぐらいはできます!」


    アンジー「神様も言ってるよ?必ず奇跡が起こるって!」


    ゴン太「最原君、頑張ってね!」


    最原「うん…」


    王馬「最原ちゃん、俺の計画は失敗したけど…まだ終わらないよ?まだ最原ちゃん達がいるからね!」


    百田「黒幕がどんな奴だろうと終一は必ずやるって信じているからな!」


    赤松「最原君、絶対に生きてね?」


    最原「…」








    最原「勿論だよ…僕はここで死にやしないよ…ここで諦めるわけにはいかない…真実は絶対に暴く!」












    ーENDー



  5. 5 : : 2018/03/11(日) 14:24:55
    感動以外の何者でもない

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