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ビトレイヤーゲーム3 さようなら進撃高校

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  1. 1 : : 2017/04/16(日) 19:47:46



    リヴァイ班本部事件から数ヶ月後

    「っ!お疲れ様です!アルミン支部長!」ザッ!

    アルミン「そんな堅くなくてもいいですよ!年上ですし」

    「いえ!支部長には敬意を示せとBHQの鉄則です!」

    アルミン「は、はぁ…」

    あのリヴァイ班本部での事件で以来、僕はBHQ第三支部の支部長となった…

    ライナーとマルコは第二支部へ

    アニは第四支部、サシャは第七支部に移され、ビトレイヤーゲームに生き残った僕達は離れ離れとなった…

    そして第三支部にはとんでもないものもあった




    BHQ第三支部 安置室

    ガチャッ

    アルミン「…」


    エレン「」

    ミカサ「」

    ジャン「」


    エレン達の遺体だった…

    アルミン「くっ…」

    僕は何度もこの場所を訪れる…

    もしかしたらとつい足を踏み入れる…

    でも彼らが目覚めることはない…






    そして、あの事件から一向に目を覚まさないリヴァイさん…


    ピッピッピッピッ

    リヴァイ「」

    アルミン「…」





    早くこの戦いを終わらさなければ…












    ビトレイヤーゲーム3 さようなら進撃高校















  2. 2 : : 2017/04/17(月) 17:54:48

    ヒストリア「本当に彼がそのプログラムを持っているのね?」

    フリーダ「ええ…彼の中に対ビトレイヤーに役立つ『対抗プログラム』があるわ」

    ヒストリア「それさえあればエレナ・イェーガーとグリシャ・イェーガーの野望は止められる」

    フリーダ「でも失敗すればあなたも死ぬわよ…」

    ヒストリア「大丈夫、私がビトレイヤーにならないようにちゃんと対策はあるわよ」

    フリーダ「それならいいわ…蘇生プログラムをセットしたわ。いつでも行ける」

    ヒストリア「了解」

    フリーダ「気を付けて」

    ヒストリア「もし、死んだらお父さんには内緒にしててね」スチャッ(フルダイブマシン装着)

    フリーダ「ええ、分かった」

    ヒストリア「それじゃ…スタートして」

    フリーダ「ビトレイヤーゲーム開始!」ポチッ!











    ービトレイヤーゲームが開始されましたー

    ー参加者は合計14名ですー

    ー待機場所に移動しますー











    俺は…一体…

    トーマス「ジャンやミカサによろしくって伝えといてくれ…」

    エレン「ふっ!………自分で言え!!!」





    そうか…あの時死んだのか…

    待てよ?死んだのならなんでここにいるんだ?

    俺は……俺は……












    エレン「ん…」パチッ

    エレン「うっ……頭が…ここは…待機教室か?」

    ミカサ「うっ…」

    エレン「ミカサ?それにジャン、ミリウス、ナック、サムエル、ミーナ、コニー、ベルトルト、クリスタ、ユミル、トーマス…」

    エレン「生きてるのか?」

    ミカサ「ここは……?」

    エレン「ミカサ、生きてたのか?」

    ミカサ「生きてたのか?………っ!私、生きてるの!」

    ジャン「嘘だろ…」

    エレン「この場にいないのは…サシャ、マルコ、アニ、ライナー、エレナ。そして………アルミン…」

    ミリウス「俺達が生きてるってことはアルミン達が俺達を蘇らせてくれたのか?」

    エレン「わからない…」

    ナック「きっとそうだ!アルミン達がやってくれたんだ!」

    ミーナ「それはいいけど…この二人は誰?」 



    ヒストリア「」

    「」

    エレン「女子が二人…」

    ミカサ「進撃高校の制服は着ているから恐らく二人は進撃高校の生徒みたいね」

    「う…」パチッ

    エレン「大丈夫か?」

    「ここは何処?」

    エレン「名前は言えるか?」  

    「アオイ………それしか覚えてない…」

    エレン「アオイ…分かった」

    ユミル「な、なぁ。もう一人のやつ誰かに似てないか?」

    エレン「んー」ジー

    ヒストリア「」

    エレン「クリスタ?」

    クリスタ「え!私!?」

  3. 3 : : 2017/04/21(金) 22:00:11
    クリスタ「…」ジー

    「」

    クリスタ「分からないわ…」

    エレン「そうか…」

    コニー「おい…ひとつ言ってもいいか…」

    エレン「なんだコニー…」

    コニー「なんでお前らはビトレイヤーになったミカサ、トーマス…そして……俺を殺したクリスタと平然と話してられるんだ…」

    全員「っ!」

    ミカサ、トーマス、クリスタ「…」

    ミリウス「そうだ…トーマスは…俺を殺したんだな…」ギリッ

    ミーナ「ミカサ…よくも私を…」ギリッ

    ユミル「あのな…お前ら…」

    エレン「おい、お前ら…」

    ジャン「ガキかよ」

    全員「っ!」

    ジャン「確かに俺はミカサに殺された…だが、関係ない」

    ナック「俺もだ…ミカサに殺されたが恨みなんてない…もとはといえばゲームマスターのせいだ…」

    ベルトルト「僕もだ…」

    サムエル「ナックの言うとおり…ゲームマスターが悪いんだ…」


    「うっ……」

    エレン「大丈夫か?」

    「ええ…大丈夫…エレン」

    エレン「え?なんで俺の名前を?」

    「何言ってるのよ…私は…ヒストリアよ」

    エレン「ヒストリア?」

    ヒストリア「?覚えてないの?」

    エレン「いや…知らない…」

    ヒストリア「そっか…ならはじめましてだね」

    エレン「あ、あぁ…」




    アオイ「エレン君だよね?」

    エレン「ああ、すまない。アオイさんだよね」

    アオイ「呼び捨てでいいわ」

    エレン「すまないな…俺達こんな状況で…」

    アオイ「いいんです…みなさん苦労したみたいで…」

    エレン「アオイはビトレイヤーゲームを知ってるのか?」

    アオイ「ビトレイヤーゲーム…」






    リヴァイ「ぐっ!!」






    アオイ「っ!!」ズキッ

    エレン「アオイ?」

    アオイ「大丈夫です…」

    エレン「そうか…」


    ピンポンパンポーン

    全員「っ!」

    『ゲーム参加者の諸君、ようこそビトレイヤーゲームへ』

    エレン「え…」

    コニー「おい…嘘だろ…」

    ベルトルト「アルミン達は僕達を復活させたんじゃないのか…」

    『君達は不思議に思うだろう?なぜ、まだここにいるのか?なぜ、アルミン・アルレルト含む6人のプレイヤー達が居ないのか?それは君達が死んだからだ』

    全員「っ!」

  4. 4 : : 2017/04/21(金) 22:52:47
    『だが、諸君らにチャンスがある』

    ミカサ「チャンス?」

    『ゲームクリア報酬は生き返ることができることだ』

    全員「…」

    『ただし、生き返られる事ができるのはただ一人…ではルールを確認しよう』









    ビトレイヤーゲームのルール

    1、ビトレイヤー(一人)vsイノセント(複数)のバトル

    2、イノセントはビトレイヤーを抹殺すればゲームクリアとなる

    3、ビトレイヤーはイノセントを全員抹殺すればゲームクリアとなる

    4、ビトレイヤーには瞬間移動、特殊武器など能力が使える

    5、イノセントにはハンドガン、アサルトライフルのみの装備である

    新ルール

    6、今回は100点メニューはない
    つまり誰かを復活させることはできない

    7、瀕死の状態でもビトレイヤーを先に抹殺すれば生還とする






    エレン「新ルール…」

    ミーナ「100点メニューって何なの?」

    コニー「そうか…ミーナは知らないのか…」

    エレン「たが…誰一人、100点メニューを使った奴なんていない…」

    クリスタ「でもアルミンが一番点数を持っていたわね…」

    エレン「そうだな…」

    『さぁ、ゲームを始めよう…誰を信じ、誰を裏切るのか。それを試すのがこの「ビトレイヤーゲーム」だ…』

    エレン「…」カチャッ











    アルミン「…」ニコッ


    エレナ「…」ニコッ












    エレン「アルミン…エレナ…俺が…必ず…」






    『ゲームを開始します。各自装備を確認し待機せよ』


  5. 5 : : 2017/04/23(日) 09:28:41


    ーあなたはイノセントですー

    エレン「…よし…」






    ーあなたはビトレイヤーですー

    「嘘だろ…この俺が…ビトレイヤー…」












    教室

    エレン「また帰ってきたのか…この場所に…」

    エレン「今の俺はイノセント…だが、いつかはビトレイヤーになるかもしれない…もし、生き残れなかっら…今度こそ死ぬかもな…」









    三階 廊下

    ヒストリア「…彼を探さないと!」タッタッタッ

    ドンッ!

    ヒストリア「痛っ!」

    「っ!ごめんなさい!」

    ヒストリア「いえ、しっかりと前を見ていなかったから…ミカサ!」

    ミカサ「あなたは確か、ヒストリア…なぜ私の名前を知ってるの?」

    ヒストリア「だから私だよ!ヒストリア!」

    ミカサ「ヒストリア…過去に会った覚えがない」

    ヒストリア「本当に忘れちゃったの!」

    ミカサ「ええ…全く…」

    ヒストリア「そんな…」

    ヒストリア(どうして、エレンやミカサは私の記憶がないの…)

    ミカサ「あなたはクリスタに似ているけど彼女とは親戚か何かなの?」

    ヒストリア「それは…」

    ミカサ「っ!伏せて!」

    キュウインッ!

    ミカサ「危なかった…」

    ヒストリア「銃声がない…ってことは!」

    ミカサ「サブレッサー付きの銃ね…そんな武器を使えるのは…」

    ヒストリア「ビトレイヤー…」






    ビトレイヤー「…」パシュッ!







    キュウインッ!

    ミカサ「ここにいたら危ないわ…」

    ヒストリア「逃げよう!」

    ミカサ「ヒストリアは反対方面に逃げて、私がビトレイヤーを引きつける…」

    ヒストリア「死んじゃうよ!」

    ミカサ「ヒストリア…今は言うことを聞いて」

    ヒストリア「でも!」

    ミカサ「ヒストリア!」

    ヒストリア「っ!うん…」タッタッタッ

    ミカサ「行くわよ!」タッタッタッ!







    ビトレイヤー「っ!」パシュッ!




    キュウインッ!



    ミカサ「…」タッタッタッ!




    キュウインッ!






    ミカサ(今の私は強い…そう…誰よりも!)タッタッタッ









    ビトレイヤー「…」カチャッ!ビー!





    ミカサ「っ!レーザー!」




    ビトレイヤー「…(とらえた…)」カチッ!

    ビトレイヤー「っ!」カチッ!カチッ!




    ミカサ「?撃ってこない…今のうちね!」タッタッタッ






    ビトレイヤー「っ!」カチャッ!(アサルトライフル)

    ズダダダダダ!ズダダダダダ!




    ミカサ「っ!」タッタッタッ!

    キュウインッ!キュウインッ!キュウインッ!キュウインッ!






    ズダダダダダ!ズダダダダダ!ピトッ…

    ビトレイヤー(逃したか…クソ!)





  6. 6 : : 2017/04/23(日) 09:41:15

    生物実験室

    エレン「誰もいないか…」

    ミリウス「エレン!」

    エレン「ミリウス、無事だったか」

    ミリウス「ああ…なんとかな」



    ズダダダダダ!ズダダダダダ!



    ミリウス「銃声!」

    エレン「早速、ビトレイヤーが動き出したか…」

    ミリウス「ってことは、俺とエレンは違うな」

    エレン「ああ…」

    ガラッ!

    ヒストリア「っ!エレン!」

    エレン「ヒストリア」

    ヒストリア「お願い助けて!ミカサが!」

    エレン「ミカサがどうした?」

    ヒストリア「ビトレイヤーの囮に!」

    エレン、ミリウス「っ!」





    ミカサ「なんとか…逃げ切れた…」

    ジャン「ミカサ!」

    ミカサ「ジャン、ここは危ない!ビトレイヤーが」

    ジャン「銃声がしたから来てみたらそういうことか…」

    ミカサ「とにかく逃げましょう!」

    ジャン「ああ…」







    三階 廊下

    エレン「ミカサはいないみたいだな…」

    ミリウス「死亡アナウンスもされてないってことは…」

    ヒストリア「まだミカサは生きてるのね」

    ピンポンパンポーン 

    エレン「死亡アナウンス!」

    ヒストリア「っ!」

    『サムエルがビトレイヤーに殺されました』

    エレン「サムエルが!畜生、第一の犠牲者が出やがった!」バンッ!

    ミリウス「取り敢えず、サムエルを探すぞ!」




  7. 8 : : 2017/05/06(土) 17:28:21
    図書室

    サムエル「」ポタポタ

    エレン「これは即死だな…」

    ミリウス「即死ならあの場にいた俺達はビトレイヤーじゃないってことだな?」

    エレン「恐らくそうだな…」

    ヒストリア「…」

    ガララ!

    コニー「お前ら!」

    エレン「コニー、無事か?」

    コニー「ああ、なんとかな…っ!サムエル…」

    ユミル「マジか…」

    クリスタ「サムエルが…死んでる…」

    エレン「取り敢えず…この場から離れよう…」

    ミリウス「そうだな」

    クリスタ「ヒストリア…だよね?」

    ヒストリア「うん…」

    クリスタ「分かった…」

    ユミル「なんの話だ?」

    クリスタ「何でもない…」













    トーマス「…」カチャッ

    ミーナ「ねぇ、こんなのやめようよ…」

    トーマス「殺すのは一人だ…集団に紛れているんなら巻き添えにしたら早い…」

    ミーナ「こんなの間違っている!トーマス、本当にやめて!あなたはビトレイヤーに手を貸しているみたいな感じだよ!」

    トーマス「心配するな…このラウンドで終わらせる…」

    サッ!

    トーマス「誰だ!」

    ミーナ「っ!あなたは!」

















    エレン「…」スタスタ

    ナック「エレン!」

    アオイ「良かった、皆さん無事だったんですね!」

    ヒストリア「二人共、ミカサは見ていない?」

    アオイ「ううん、見ていなかった…」

    ヒストリア「そう…」

    ベルトルト「みんな!ここにいたんだ!」

    エレン「ベルトルト、どうした?」

    ベルトルト「大変だ!トーマスとミーナがっ!」



  8. 9 : : 2017/05/14(日) 10:39:22



    フリーダ「ヒストリア、大丈夫かしら…」

    ピッピッ!

    フリーダ「?」

    『フリーダ、俺だ…』

    フリーダ「マルセル?」

    マルセル『ああ、朗報だ…お前らの親父さんがビトレイヤーゲームに関与しようとしてる奴を取り締まるための法律を作ろうとしているそうだ』

    フリーダ「何ですって…」

    マルセル『今、BHQ司令官とザックレー長官がその事について会議しているそうだ』

    フリーダ「お父様もこの忙しいときに何を考えているのやら…」

    マルセル『どうかしたのか?』

    フリーダ「ヒストリアが今ビトレイヤーゲームに参加しているの」

    マルセル『おい!何考えてんだ!ゲームに参加したら最後二度と出られなく!』

    フリーダ「大丈夫よ、もし危うくなったら緊急遮断させてゲームから離脱するように設定してあるから」

    マルセル『いや、危険すぎるぞ!』

    フリーダ「何としても手に入れたいの『ディテクティブプログラム』を」

    マルセル『ディテクティブプログラム?っ!まさか、そのプログラムの持ち主って!』

    フリーダ「ゲームマスターであるエレナ・イェーガーの兄、エレン・イェーガーが持ってるの」
















    エレン「…」

    ミーナ「」

    トーマス「」

    アオイ「気絶していますね…」

    コニー「なんでビトレイヤーは殺さなかったんだ…」

    エレン「きっと何か裏があるな…」

    ミーナ「う…」

    クリスタ「大丈夫?ミーナ」

    ミーナ「私は…っ!アイツは!アイツはどうしたの!」

    エレン「アイツ?」

    ミーナ「ビトレイヤーよ!私達を襲ったの!」

    エレン「何!?」

    コニー「つまり、図書室にいた俺達はアリバイはあるな…だってずっと一緒にいたんだからよ…」

    アオイ「私とナックにもアリバイがあります!ゲーム開始からずっと行動してましたから!」

    ユミル「つまり今この場にいない、ミカサかジャンが怪しいね」

    ヒストリア「ミカサは絶対に違う!だってビトレイヤーに攻撃されてたんだから!」

    エレン「ああ、銃声もしたから恐らくミカサは違う」

    ユミル「なら、やっぱジャンしかいないな…」

    エレン「まて、ジャンだけとは限らない」

    ユミル「あ?どういうことだ?」

    エレン「俺的に怪しいと思うのはベルトルト、お前だ」

    ベルトルト「え?」

  9. 10 : : 2017/05/14(日) 10:58:22


    ベルトルト「何を言ってるんだよ…僕なわけ…」

    「いや、お前がビトレイヤーだ!」

    ベルトルト「っ!」

    トーマス「俺は気絶なんかはじめからしていない。お前の思い込みだったな…」

    ベルトルト「…」

    エレン「俺が当ててやろう。まずお前は俺達を図書室までおびき出すためにサムエルを殺し、その隙にミーナ、トーマスを襲った。だが、その場で殺せばアナウンスでバレる恐れがあるからあえて殺さず俺達に第一発見者としてなりすまし俺達を撹乱させようとした…違うか?」

    ベルトルト「…これだけは言うよ…その推理は全然合ってない!僕はただ、トーマスの思惑を止めようとしただけだ!」

    エレン「なっ!」

    全員「っ!?」

    ベルトルト「トーマスは言った。ビトレイヤーが集団に紛れているとこを狙ってまとめて始末するために爆弾を設置していたんだ」バサッ

    コニー「おい、これC4だぞ!」

    クリスタ「え!嘘でしょ!」

    エレン「ベルトルト、すまない…」

    ベルトルト「気にしないで…だけど…まずはトーマスを殺す!」カチャッ

    トーマス「っ!」

    エレン「ああ、裏切り者は抹殺だな」

    クリスタ「ちょっと!二人共!」

    ユミル「止めるな、クリスタ」

    クリスタ「どうしてよ!」

    ユミル「トーマスこそが本当のビトレイヤーだからさ」

    クリスタ「え…」

    コニー「おい…トーマス、嘘だろ…」


    トーマス「…」

    ベルトルト「もうおかしいんだよ…なんで君がC4をもっている時点で!」

    ミーナ「ベルトルト!違う!トーマスはビトレイヤーじゃ!」

    エレン「ミーナ、お前とトーマスの関係は知っているが、奴は裏切り者だ…見逃せない」

    ミーナ「っ!」

    トーマス「ああ…そうだよ…俺だよ!ビトレイヤーはっ!」 


    全員「!!」
  10. 11 : : 2017/05/14(日) 18:35:45
    トーマス「もう、ビトレイヤーなんか来ないと信じていた!けどよ…来ちまったんだよ!ビトレイヤーが!」

    ミーナ「トーマス!やめようよ!ね?」

    トーマス「ミーナ、せめてお前だけでも助けたかったが…」

    ミーナ「え?」

    ブスッ!

    ベチャッ!

    ミーナ「がっ!」(腹部にナイフ)

    トーマス「ここで一緒に死んでもらう」

    ユミル「クソ野郎が…」

    クリスタ「ミーナ!」

    ベルトルト「トーマス、終わりだ…」

    トーマス「終わりだって?終わりなのはお前たちだ!」スッ!

    バキュンッ!

    キュインッ!

    トーマス「だっ!」

    カラカラ!(スイッチ)

    ジャン「危なかったぜ…」

    エレン「ジャン!」

    トーマス「畜生…」カチャッ(毒針拳銃)

    ドスッ!

    トーマス「うがっ!」

    ミカサ「そうはさせない!」ギロッ

    ヒストリア「ミカサ!」

    トーマス「クソが…お前たちだってどうせ助からないんだ!クリア報酬だって、デマかもしれないんだぞ!」

    エレン「それでも俺達はクリアを目指す…アルミン達に会うために…」カチャッ

    ズドンッ!











    「ビトレイヤーが抹殺されました。死亡したのはサムエル、トーマスのみです」












    待機教室

    エレン「終わったか…」

    ミカサ「なんとか、死亡者を抑えたわね」

    ヒストリア「ミーナ、大丈夫?」

    ミーナ「ごめん…私がもっとトーマスを説得できれば…」

    ジャン「気にするな…こういうゲームなんだからよ…」

    アオイ「次のラウンドで頑張りましょう!」

    ミーナ「うん…」




    エレン「本当にアルミン達は俺達を捨てたのかな?」

    ミカサ「あなたはどう思う?」

    エレン「何か理由があると俺は考えてるつもりだ…」スタスタ

    ミカサ「何か理由が…ねぇ…」












  11. 12 : : 2017/05/15(月) 17:51:13



    ナック「今回の犠牲者はトーマスとサムエルの二人…残りは12人か…」

    ミリウス「だんだん人数が減っていけば減っていくほどビトレイヤーに選ばれた奴は有利になっていくな…」

    コニー「ああ…」

    ピンポンパンポーン!

    エレン「放送?」

    「第一ラウンドクリアおめでとう。そして、次のラウンドでは新たな役職が追加される。それは…『狂人』だ」

    ミカサ「狂人…」

    ジャン「人狼とかで言う、狼を手助けするあの役職…」


    新役職狂人のルール

    ・狂人とはイノセント側かビトレイヤー側につける役職である

    ・ビトレイヤーとは違い特殊能力が持てない代わりに全員の役職を把握できる

    ・狂人を殺した場合、イノセント側の敗北としビトレイヤーの勝利となる

    ・ビトレイヤーを抹殺した場合、狂人も死亡となる

    ・狂人とビトレイヤーだけが生き残った場合、狂人も死亡とする







    「以上、狂人の役職は終了だ」

    コニー「おいおい、狂人にはなんのメリットもねぇじゃねぇかよ…」

    ベルトルト「イノセント側についても死ぬだけ、ビトレイヤー側についても死ぬだけ…結局、死亡確定の役職だな…」

    ユミル「はぁ…面倒くさい役職きたな…」

    ヒストリア「…」

    ヒストリア(どういう事?そんな役職のデータ入れたかしら?お姉ちゃんの仕業?ではないわね…一体誰が…)

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