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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレン「おそすぎないうちに」 ※合作!エレミカ

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  1. 1 : : 2017/02/16(木) 18:13:58
    !ー注意ー!

    ・animika好きの小5ちゃんとの合作です


    ・美華沙の文章力は0だよん←重要


    ・シリアス有り


    ・最終的には死ネタ


    ・荒らし無し!

    ↑最重要↓

    ・文句無し!


    ・ちょいちょいおふざけ要素有り(美華沙)


    ・亀更新


    などなど……


    これらが無理だという方は閲覧をあまりオススメできません。


    ではでは↓始まり〜!!!
  2. 2 : : 2017/02/16(木) 18:36:43


    …………




    ミカサ「……」パチ




    ミカサ「……朝、なの…?」




    ……私は、ミカサ。



    調査兵団所属、現役の15歳。



    訓練兵団を首席で卒業した。



    最近、身長があまり伸びないのが悩み。←170cm代



    あと、…ちょっと髪を伸ばしたい



    でも、エレンに切れと言われるから…諦める。



    ……私だって女の子なのに。




    あ。あと、筋トレを自主的にしている。



    そのせいか体重が増えてほんの少し…、後悔してる



    だけど、悪いことばかりという訳ではない……のかもしれない



    !、そういえば外がまだ少し薄暗いような……




    ミカサ「」チラッ




    AM5:00




    なんだ、朝の5時だからか……。



    早いけど布団から起きよう




    ミカサ「…」ガバッ




    皆「Zzz…」スヤスヤ




    皆まだ寝てるから、静かに支度しよう。



    …………






    ー食堂ー



  3. 4 : : 2017/02/16(木) 19:48:05
    サシャ「おはようございます!早いですね。」

    ミカサ「おはよう。いつもこんなに早いの?」

    サシャ「今日は早かっただけですよ」

    ミカサ「そう。…食べないの?」

    サシャ「ミカサが食べるんだったら…!!」ヨダレ

    ミカサ「…じゃあ、早く食べて一緒に鍛えよう」

    サシャ「いいですね!じゃあ、ご飯持ってきてくれますか?」

    ミカサ「わかった」


    この子はサシャ。



    私と同じ、調査兵団所属、現役の女の子。



    食欲旺盛で、ちょっと変わった子。



    私と仲が良く、滅多に喋らない私とも喋ってくれて、優しい一面もあるいい子。
  4. 6 : : 2017/02/16(木) 21:53:16




    ミカサ「いただきます…」


    サシャ「」ガツガツモグモグ


    ミカサ「サシャ、いただきますはせめて言うべきだと思う」


    サシャ「あい!いははひまふ!」訳→はい!いただきます!


    ?「お、二人共早いね〜!!」ニコニコ


    ミカサ「!」


    サシャ「ハンジはん!」→ハンジさん


    ハンジ「やあ!二人共!!」



    この人は、ハンジ・ゾエ。


    同じ調査兵団所属の、分隊長だ。


    一言で言うと変人なのだろう。


    でも嫌いではない、面白い人だ。


    ミカサ「おはよう…ございます。ハンジさんも早いですね」


    ハンジ「お?お?あのね〜、ソニーとビーンの様子を観察しないとだからね!」ニッ


    ミカサ「…た、大変ですね」


    ミカサ「って…サシャ。」


    サシャ「ふぁい!!」モグモグパクパク→はい!!


    ミカサ「私のパン、食べないでくれる?」


    サシャ「」ゴックン


    サシャ「もう食べてしまったものはしょうがないです!!諦めて下さい!」


    ミカサ「…はぁ、スープだけでも食べよう」


    ハンジ「ミカサも大変だねえ」


    ハンジ「おっと、私はもう行かなきゃだ。パンだけでもそこのパンから貰っておこうかな」


    サシャ「行ってらっしゃいです!!」


    ミカサ「……行ってらっしゃい」



    ーーーーーーーーーー


    ミカサ「ごちそうさまでした」


    サシャ「ごちそうさまです!」


    サシャ「ミカサ、行きましょう!」スタスタ


    ミカサ「…うん」スタスタ


  5. 9 : : 2017/02/18(土) 08:49:43
    サシャ「どこに行きますか?」


    ミカサ「サシャの好きなところで」


    サシャ「じゃあ、山の方へ行きませんか?」


    ミカサ「山は危ないんじゃないの?」


    サシャ「ここから見えるあの山は、猪も熊もいないので狩はできなかったんです。しかも、中の方には大きな広場みたいなのもありますよ!!」


    ミカサ「そう。もうサシャに任せる」



    昔から狩をしてきたサシャは山とか詳しいのだろう。


    昔から野菜ばかり育てていた私と比べれば。
  6. 11 : : 2017/02/18(土) 09:26:58



    スタスタスタスタ‥‥‥‥



    サシャ「!」


    サシャ「見えてきました!あそこです!!」


    ミカサ「!」


    ミカサ「見た感じとても広そう…。空気も良いし、とても良いところだ」


    サシャ「ミカサもそう思いますか!?私もなんですよー!」


    ミカサ「そう…」ニコ


    サシャ「ここからあそこまで全力ダッシュです!」タタタタ


    ミカサ「と、突然過ぎる…!」タタタタ



    ーーーーーーーーーー



    ミカサ「…思ったより早く着いた」


    サシャ「…ミカサ、足早いです」ゼェ ゼェ


    ミカサ「」エッヘン


    サシャ「む、なんですかその顔〜!地味に腹立ちます」


    ミカサ「ごめん」シュン


    サシャ「良いですよ!」ニッ


    ミカサ「」パアァ


    サシャ「まず何しますか!?」


    ミカサ「…とりあえず、ウォーミングアップでここらを2周くらいしよう」


    サシャ「はい!」



  7. 13 : : 2017/02/19(日) 12:18:54
    ミカサ「…二週じゃ足りなかった?」

    サシャ「いえ、…十分、ですよ…一周が大きかったので…」

    ミカサ「そう?」

    サシャ「ミカサの体どうなってるんですか…」

    ミカサ「さて、どこを鍛えたい?」

    サシャ「私、昔みたいに対人格闘したいです!!」

    ミカサ「わかった。短剣は?」

    サシャ「尖っていない木の枝でいいんじゃないですか?」

    サシャ「例えば…これとか」

    ミカサ「ちょうどいい」

    サシャ「じゃあ私から行きますね…!!」

    ミカサ「ええ…!!」


    --------


    サシャ「やっぱりミカサ強いですね…」

    ミカサ「部屋でダンベル持ち上げてたりしてたから」

    サシャ「えぇ…」

    ミカサ「…そろそろ帰らなくては」

    サシャ「そろそろ、皆さん起きますね!!」

    ミカサ「山降ろう」

    サシャ「はい!!」

    ミカサ「…サシャ、走ると危ないから走らないで」

    サシャ「はぁい」

    ミカサ「…?!」グラッ

    サシャ「ミカサ?!」
  8. 15 : : 2017/02/19(日) 18:47:48


    ドサッ‥‥



    サシャ「 」


    ミカサ「」


    サシャ「…ミカサ?」ユサユサ


    ミカサ「」ユサラレユサラレ


    サシャ「ッ…!!!」


    サシャ「反応無しです…ッ」


    サシャ「もしかして………これ、」


    サシャ「ヤバい状況ですよね…!!!」


    ミカサ「」グッタリ


    サシャ「どうしよ………」


  9. 17 : : 2017/02/21(火) 21:39:54
    サシャ「とりあえず、皆さんのところへ行かなければ…!!」



    サシャ「ミカサ、かつげますかね…?!」



    サシャ「あ、意外と…?!………無理でした」



    サシャ「申し訳ないのですが…ミカサをここに置いて一度帰りましょう!!」



    サシャ「ごめんなさい!!」ミカサの前で土下座



    サシャ「皆さーん!!!!!」
  10. 21 : : 2017/02/21(火) 21:52:04



    「皆さあああん!!!」ドタドタ←走り回ってる


    「起きろー!!!!大変です!!」ドタドタ


    (全然起きて来おへんやん……)イラッ


    「はよ起きろや緊急事態じゃボケぇぇ!!!!」ドタドタ




    エレン「…んが?」パチ




    サシャ「起きろー!!!!」ドタドタ



    ガチャ←扉が開く音



    アニ「…うるさい。こんな朝早くからなんだい?」イライラ



    サシャ「そんなことで怒んなや!!(あ、やべ)…あっ、……怒んないで下さい!!」



    クリスタ「…どうしたのぉ………?私今寝起きだから眠いんだけど…」ゴシゴシ←こんな状態(*´つω・。)



    サシャ「大変なんです!!ミカサがッ!!!!」



  11. 23 : : 2017/02/24(金) 21:09:57
    ーーーーー
    ーーー

    エレン「早く行かねえと…!!」


    クリスタ「早くしないと、ミカサが…!!」


    サシャ「生きててくださいよ…!!」


    コニー「俺は団長とかに知らせてくる!!」


    サシャ「お願いします!!」


    ーーーーー
    ーー

    皆「ミカサぁ!!」


    ミカサ「…」


    クリスタ「まだ、生きてるよ!!」


    サシャ「よかったぁ…」


    エレン「早く運ぶぞ!!」
  12. 25 : : 2017/02/24(金) 22:01:50
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーー



    ミカサ「……」


    エレン「ふー、なんとか運んだな」


    アルミン「…今は医務室の先生?もいない……から、頼りになるのは医学書だけだ…。」


    ユミル「…げ、ってことは……」


    ハンジ「そうなるね!!!!」


    ユミル「だよなー……って、」


    エレン「ハンジさん!?」


    ハンジ「やあ!」


    エルヴィン「私も居るよ」キリッ


    リヴァイ「同じく」キリッ


    ーーーーーーーーーー
    ーーーーー





    エルヴィン「……なるほど、突然倒れたと……」


    サシャ「はい……」


    ハンジ「んー、でも異常なさそうだよ?呼吸も弱々しいがしっかり出来てるし、脈もそこそこ安定してる。死ぬ…、というほど重くはないよ」


    エレン「よかった……!!」


    ハンジ「…でも、あまり深く信じないで。もしかしたら一生このままかも知れないよ」


    アルミン「!!」


    ハンジ「まあ今はミカサの事だけを考えよう」







  13. 27 : : 2017/02/25(土) 07:38:55
    エレン「ミカサ、だから一生起きないなんてこと、ないよな…?」


    アルミン「そんなわけない…はずだよ?」


    クリスタ「うん!!だって昨日まであんなに元気だったじゃない…!!」


    コニー「そう…だよな!!」


    サシャ「……そうですね」


    サシャ(嫌な予感がする…誰かが深く傷つくような事件が起きそうや…)


    ミカサ「…」


    エレン「俺、ミカサに出来る限り一緒にいる」


    クリスタ「私も」


    アルミン「僕も…って言いたいところだけど、サシャ、その時のこと詳しく僕とハンジさんに教えてくれないかな?」


    サシャ「分かりました…!」
  14. 29 : : 2017/02/25(土) 07:54:33




    サシャ「…早朝に起きた私は、食堂に居たんです。」


    アルミン「うん、それで?」メモメモ →こんな状態 〆(゚▽゚*)


    サシャ「そして、1分もたたないうちにミカサが来たんです」


    ハンジ「あ、そっから私と出会った…という訳か……なるほど、それで?」カキカキ →こんな状態 _φ( °-°)/


    サシャ「近くの山の広場で体を動かしてたんです。短剣とか、対人格闘とか色々してました」


    サシャ「……そして、山を降りようとした途端……そのまま、ミカサが突然、力が抜けたように倒れました。一瞬でした。瞬き1つで……気が付けばミカサは………」ウルウル


    アルミン「…詳しく説明ありがとう。なるほど、よく解ったよ」


    ハンジ「…特に聞いてる限りなにか問題点とか無さそうだ…。一体ミカサの体になにが起こっているんだろう……」



  15. 31 : : 2017/02/25(土) 10:01:41
    アルミン「こけた…?」


    サシャ「いえ…ミカサは歩いていましたから」


    ハンジ「倒れた時って、どこかの部分を打ってたりしてた?」


    サシャ「分からないです…滑り込むように倒れていたので…」


    アルミン「もし、こけて、頭を打っていたらまずいですね…」


    ハンジ「そうだね…」


    サシャ「…」


    アルミン「でもミカサハが頭こけるはずがないんです…もし本当にこけていたのならば、具合が悪かったりしたのかもしれません…」


    サシャ「そんなことはないです…!ミカサから鍛えようって誘ってきましたから!!」


    ハンジ「本当に難しいことになっちゃったねえ…」
  16. 33 : : 2017/02/26(日) 08:28:47



    エレン「……俺、すこし外に行ってくる」スタスタ


    ジャン「俺も」スタスタ



    ーーーーーー
    ーーー




    ーエレンsideー



    エレン「…なあ、ジャン」


    ジャン「なんだよ」


    エレン「……このまま一生、ミカサが起きなかったらどうしよう……このまま、ミカサが死んだらどうしよう……」


    ジャン「…やめろ、……その考えはしたくねえ」


    エレン「……俺も」


    ジャン「…あのミカサだ。必ず起きるだろ…」


    エレン「…そう、だな………そうだよな…!」


    ジャン「…戻るぞ」


    エレン「……おう」
  17. 35 : : 2017/02/27(月) 21:33:52
    クリスタ「……」


    コニー「……みんな、元気ねえな!!ミカサならすぐ起きるぞ!!」


    エレン「……」


    ジャン「……」


    コニー「…ははは…誰も…ミカサが起きねえと思ってるのかよ…」


    サシャ「……そんなこと…」


    クリスタ「ミカサ…っ!」ポロポロ


    サシャ「クリスタ…」
  18. 37 : : 2017/02/28(火) 07:18:10



    エレン「…!」


    エレン「…そういや、コイツマフラーしてねーぞ?」


    アルミン「あ、本当だ」


    サシャ「一緒に鍛えてる時はマフラーしてた気がするんですけど……」


    リヴァイ「…マフラーってのはこのうす汚ねぇ赤いマフラーのことか?」つマフラー


    皆「!」


    エレン「それ、どうして兵長が持ってるんですか?」


    リヴァイ「落ちてたから拾っただけだ。汚ねぇからついでに洗濯してやろうと思ったんだが……」


    エレン「………。」

  19. 39 : : 2017/03/05(日) 11:07:37
    エレン「…俺が預かっておきます」



    リヴァイ「…そうか」



    エレン「昨日まではずっと一緒だったのに…」



    エレン「洗濯したくない…」ボソッ



    サシャ「変態…?!」



    エレン「…ちげぇよ」



    ーーーーーーーーーーーーーー
    ミカサ「……」

    クリスタ「起きない…ね」

    ーーーーーーーーーーーーーー
    ミカサ「……」

    サシャ「今日もダメですか…」

    ーーーーーーーーーーーーーー
    ミカサ「……」

    エレン「…」

    ーーーーーーーーーーーーーー
    サシャ「ミカサ…何も食べずにずっと寝てますね…」


    クリスタ「…うん」


    サシャ「私の分のパン、あげにいきましょうかね…?!」


    エレン「……」
  20. 41 : : 2017/03/05(日) 15:27:28
    エレン「………」



    …日に日にミカサは痩せ細って行くのを見ている。



    そんな時だった。




    エレン「……今日も、起きねえ」


    アルミン「…ん?(……血の気が戻って来てる気がする………もしかして)」カンガエコム







    ミカサ「…」ピク



    皆「!」





    ミカサ「……ん」パチリ



    エレン「…!!!」



    エレン「ミカサぁ!!!!」

























    ミカサ「…誰、ですか?」
  21. 43 : : 2017/03/05(日) 17:10:26
    エレン「…え…」



    ミカサ「私は…何を…?」



    エレン「…ミカサ……」



    ミカサ「あの…私はここでなにを?」



    エレン「ちょっと…待ってろ…みんなを、呼んでくる…」



    ミカサ「え?あ、はい…」
  22. 45 : : 2017/03/06(月) 23:02:23





    ーーーーーー





    ミカサ「………わ、私……あ、名前……。な、名前…?名前……」


    エレン「…わ、わからないのか?」


    ミカサ「…はい、たぶん。」


    エレン「」ツー


    アルミン「…君の名前は、ミカサ・アッカーマン。」


    ミカサ「…ミ、ミカサ……アッカーマン」


    ミーナ「……とりあえず自己紹介しちゃおうか」





    自己紹介なう



    ミカサ「………私、1つだけ、覚えてることがあるんです」


    エレン「……なんだ?」


    ミカサ「……このマフラー、です。大切に持っとかないと。大切に……しないと。大切な人からもらった……という、このマフラーに対することです」


    ミカサ「……でも、私まだわからない」


    ミカサ「………全てが。何もかも。」




  23. 47 : : 2017/03/18(土) 07:39:39
    エレン「……」







    ミカサ「みなさん、すごく申し訳ないです…」







    アルミン「大丈夫だよ、ちょっとずつ思い出していこう」







    ミカサ「…はい」







    ジャン「外の空気…吸ってくるわ」



    エレン「…俺も」







    クリスタ「……っ」
  24. 49 : : 2017/03/18(土) 08:57:24



    ミカサ「……私も、少し外に出てきますね」




    クリスタ「…!、ミカサ……?まだ動いちゃダメだよっ、安静にしないと……」




    ミカサ「……私なら、大丈夫、です。」




    ミーナ「ダメだよ!!はい、落ち着いてー、深呼吸してー」




    ミカサ「………ミ、ミーナ、さん……まで…っ」




    ミカサ「…私なら大丈夫ですよ。安心して下さい」ニコ




    アニ「……そう?私は大丈夫そうには見えないけど」




    ユミル「……なら、外に行くのに私がついていこうか?」




    ミーナ「おー、それがいいと思うなー!!」




    アルミン「なら、これからはミカサが外に出るときは誰かがついていこうよ!!」




    ライナー「おー、それがいいな!!」




    ミカサ「(………。)…っ……はい。私もそれでいいと思いますね」ニコ




  25. 51 : : 2017/03/20(月) 09:18:02
    クリスタ「私も行きたいー!」



    ユミル「おーおー、クリスタも来るのか!!」



    クリスタ「ミカサと一緒にいたいんだもん!」



    ミカサ「ありがとう、ございます…!」



    ユミル「」



    クリスタ「Let's Go!!」



    ミカサ「ユミルさん…」



    ユミル「何だ?」



    ミカサ「クリスタさん、すごく可愛いですね」ニコ



    ユミル「だぁれだと思ってんだ…」



    ミカサ「…?」



    ユミル「クリスタさんだぞ…」キリッ



    ミカサ「???」



    アルミン「ユミル…今のネタをミカサに言ってもわからないでしょ…」



    ユミル「」



    ミカサ「????」
  26. 53 : : 2017/03/20(月) 14:09:49




    外なう



    ミカサ「……っ」ズキ



    クリスタ「…ミカサ?」



    ユミル「大丈夫か?」



    ミカサ「…すいません、大丈夫です」ニコ



    ミカサ「……空気が綺麗ですね」



    ユミル「まぁな、ここは自然が多いしな」キリッ



    クリスタ「私もよく来るんだよ!可愛い小動物もいるし、訓練兵の一部では人気スポットにもなっていて有名なんだ〜!」



    ミカサ「…そうなんですね」



    ミカサ「……!」ピク



    ユミル「?、どうかしたか?なにか見つけたか?」



    ミカサ「……近くに誰かがいます。隠れて下さいっ」



    ユミル・クリスタ「!、わかった!」



    ザザザッ←隠れる





    スタスタ‥‥



    エレン「……はぁ、なぁジャン……俺これからどうしよう……」




    ジャン「……んなもん、こっちが聞きてえ」



    エレン「……ミカサ、っ」ズーン



    ジャン「……ミカサだから、きっとすぐに記憶が戻るだろうし、怪我や体調とかも回復するだろ」



    エレン「……ミカサだからって決めつけんなよ。アイツも女の子だ」




    ユミル・クリスタ・ジャン(お前が言うなよ……)



    エレン「……戻るぞ、ジャン。ミカサが心配だ」



    ジャン「…おう、気分もだいぶ良くなったしな」




    スタスタスタスタ‥‥





    ザザザッ←出てきた




    ミカサ「いったいどんなことを話してたんでしょうか…………」



    ユミル「……聞こえなかったのか?」



    ミカサ「え、私には聞こえませんでしたよ!もしかして、ユミルさんとクリスタさんは聞こえたんですか?」



    クリスタ「聞こえたよー!!」
  27. 55 : : 2017/03/27(月) 08:36:22
    ユミル「おいミカサ、お前、5キロ離れた川の流れの音も聞こえるんじゃねえのかよ…」



    ミカサ「…?」



    クリスタ「ミカサの能力(?)全てがダメになってる…」



    ミカサ「……」ズキズキ



    ミカサ「…うぅっ…」うずくまる



    クリスタ「ミカサ?!」



    ユミル「…クリスタ、私が背負うからみんなを呼んできてくれ!!」



    クリスタ「わ、わかった!!」



    ユミル「…よい、しょっと!」



    ユミル(軽くなってるよ?!この子まじで大丈夫?!)



    ーーーーー
    ーーー

    エレン「…ミカサっ!!」



    アルミン「エレン、大きい声出さないで」



    医務員「…心臓が…弱っている。この子もあと少しだろう…」



    皆「?!」



    エレン「なんでっ…?!」



    医務員「最近、何か体に負担がかかることをしたりしたかい?」



    クリスタ「壁外調査が一ヶ月前にありました…」



    医務員「…そうか」
  28. 57 : : 2017/03/28(火) 19:09:17





    エレン(………ミカサが死ぬ?んなことありえねえ………)



    ミカサ「…………」グッタリ



    アルミン「……少しでも、長生きする方法って、ありますか?」



    医務員「……長生きする方法、か……無くはないな」



    サシャ「あ、あるんですか!?」



    医務員「……あぁ。それはだな」



    医務員「このkユミル「目が覚めたか?!ミカサ!」」



    ミカサ「………ん、?。あ、あれ。私………」頭を抑える




  29. 59 : : 2017/03/29(水) 07:50:24
    エレン「ミカサ!!生きてるのか?!」



    ミカサ「え?」



    アルミン「エレン、いきなり言ってもわからないでしょ」



    クリスタ「でも…まだ言わない方がいいと思うな…」



    医務員「そうだな…またミカサ君がいないところで話をしよう」



    サシャ「ミカサ、まだ寝ていてくださいね。急に動かすとしんどいですからね!!」



    ミカサ「ああ、うん。ありがとうございます…」
  30. 61 : : 2017/03/29(水) 17:15:54
    ミカサ(とはいえ、いきなり寝てていい、と言われてもどうする事も出来ない)



    ミカサ(どうしようか……)



    コニー「よー、ミカサ!元気か?」



    ミカサ(……!)



    コニー「……あれ?おーい、もしもーし」



    ミカサ「…聞こえてますよ、…どうしたんですか…?」



    コニー「見舞いだ!」つ クワガタ



    ミカサ「!?」





    きゃああああああああああッ!!!!!!?




    その悲鳴が訓練所全地に響き渡った後、コニーはエレン達にボコボコにされた
  31. 63 : : 2017/03/29(水) 17:21:18
    期待です!
  32. 64 : : 2017/03/29(水) 17:26:52
    >>63
    期待コメありがとうございます!<(_ _)>
  33. 65 : : 2017/03/30(木) 08:37:46
    コニー「ずんまぜんでじだ…」



    ミカサ「あはは、もう大丈夫ですよ」



    コニー「しかしあのミカサが虫嫌い…女子みたいだn エレン「根絶やしにしてやろうか…」



    クリスタ「ちょ、落ち着いて落ち着いて…」
  34. 66 : : 2017/03/30(木) 08:38:15
    >>63
    ありゃとござます
  35. 68 : : 2017/03/30(木) 15:11:26
    コニー「そもそも今の季節にクワガタって普通めずらしいだろ!!?」



    ジャン「黙れ豚足」



    コニー「ライナーよりはマジだ!」



    ライナー「え」



    エレン「ミカサを泣かせるヤツはたとえそれが仲間でも許さん」



    ミカサ「……うっ」ポロポロ



    アニ「よしよし、もう大丈夫だから」ナデナデ



    コニー「そこまで嫌だとは思わねぇだろ!」



    エレン「根絶やしにしてやる」ギロッ



    コニー「うわああああぁ!!!?ちょっ、ごめんって!俺が悪かったから」



    ユミル「謝る相手はミカサだろ」



    ミカサ「ひゃっ、わ、私はもう大丈夫、ですっ」ウルウル



    コニー「な!?ほら、ミカサも大丈夫って言ってるs」




    ( っ・∀・)≡⊃ ゚∀゚)・∵.





    この後めちゃくちゃボコられた

    byコニー



    ーーーーーーーーー

    ーーーーー

    ーー

  36. 70 : : 2017/04/03(月) 11:32:07
    アニ「それにしても酷いね…」



    コニー「だっだから、反省してるって!!」



    アニ「…そのことじゃないよ。ミカサ、相当体が弱ってきてる」



    エレン「…え」



    アニ「本当だよ…もう一週間持てばいいところさ」



    サシャ「なんで…そんなことが分かるんですか?!」



    コニー「アニお前、嘘つい展示じゃねえだろうなあ!!」



    アニ「嘘?そんなわけないじゃないか。アルミンに聞いてみな」



    アルミン「…本当、みたいだね…」



    エレン「…そうか」
  37. 71 : : 2017/04/03(月) 11:38:49
    アニ「…ほらね」



    アルミン「もう…ほんの短期間でミカサも寝たきりになる」



    サシャ「そんな…」



    コニー「さっきまで、元気だったのに…」



    アニ「サシャ、コニー、落ち込んでる暇があるなら、ミカサに何かしてあげればいいと思うんだけど」



    クリスタ「じゃあさ、ミカサと二人きりになって、感謝を伝えたらいいと思うな!!」



    ジャン「そっそうだな」



    ユミル「さっすが私のクリスタ!!本当に賢いな!!」



    コニー「じゃ、じゃあ、俺からでいいか?」



    アルミン「うん。僕たちは外に出てるからね」
  38. 73 : : 2017/04/03(月) 14:08:37
    ミカサ「…………ふわあぁ」



    ミカサ(………最近、よく皆さんが私を1人にして、どこかに行ってる気がする)



    ミカサ(………暇だなぁ………早く、皆さん…帰って…きて……くれない、かな、?)



    ミカサ「」スヤスヤ





    ーーーーーーーー

    ーーー





    コニー「ミ、ミミミカサ…?は、ははは入るぞ?」



    ミカサ「」スヤスヤ



    コニー「…し、死んでる…?」



    (☆_@;)☆ \(`-´メ)



    コニー「いってぇぇッ!!!!?」



    ユミル「アホか」



    コニー「な、なんでお前がいるんだ!?」



    クリスタ「私もいるよ!」ヒョコ



    ユミル「いやー、やっぱりバカは一人にしちゃぁいけねーなって思ってよ……なぁ?クリスタ」



    クリスタ「うん、やっぱりコニーはその……ちょっとアレだからさ、1人はなんか……ねぇ?」



    コニー「?、まぁいいや」



    クロスタ(よかった…コニーがバカで!それにしてもやっぱりはっきりバカって言っといた方が良かったかな?)ニコッ



    コニー「……感謝の気持ち……だろ?…」



    クリスタ「うん、……もしかして、ミカサに対しての感謝の気持ち、無いの?」



    コニー「いやいや、無い訳ねぇよ……」



    コニー「……お前ら、その……恥ずいから後ろ向いてろ」




  39. 75 : : 2017/04/05(水) 09:01:58
    ユミル「…っwwwwwwwwwwwwww」



    クロスタ「おkww分かった分かったwwww」







    コニー「えと、そのさ…勉強教えてくれてありがとよ!ミカサのおかげでちょっっっっっっと成績良くなったんだぜ!!
    ミカサって強くて、かっこいいよな!俺ずっとミカサみたいになりたいって思ってたんだぜ!!
    …でも、そのミカサが死んじまうなんてな…死んでも…っ、俺のことはっ忘れないでくれよ…っ!!」
  40. 77 : : 2017/04/06(木) 17:10:30



    ユミル「な、なんか泣けて来るじゃねぇか!!バカのくせに!!!」



    クリスタ「…つ、次……わ、わわわわ私言うね!!」



    クリスタ「…わ、私も恥ずかしいから後ろ向いてて!」






    クリスタ「…ミカサ、私…ミカサには感謝の気持ちしかないよ。たとえば、立体機動の訓練の時、私を引っ張って行ってくれたりしたよね……私、すっごく嬉しかったんだ……っ。ミカサが死んじゃうのは物凄く嫌だけど……っ。私、絶対ミカサのこと、忘れないからねっ!!……今まで、ありがとうっ……!!」ポロポロ




    コニー「……っ!!」ポロポロ



    ユミル「……次は私だな………後ろ向いてろ。恥ずかしいから」








    ユミル「………私さ、ミカサのこと勘違いしてた。最初は、エレンエレンうるさいヤンデレだと思ってた。………だけどよ、ある日、アルミンに聞いたら…その事情がわかって……その時後悔したんだ。私がミカサの立場だったら、その一人の家族と離れられない気がするからな…」




    ユミル「っ……数少ねぇ思い出しかなかったが、楽しかった。……ありがとう」ツー



    クリスタ「……うぅっ」ポロポロ



    コニー「……っ」ポロポロ



    ユミル「……交代だ。……いくぞ」




    ーーーーーーー

    ーーー




    サシャ「……」



    サシャ(なぜ私だけ一人なのかがわからへん………)
  41. 79 : : 2017/04/08(土) 09:18:11
    サシャ「ミカサ、いつも仲良くしてくれてありがとうございます…実は、不安だったんです。私、よく食べるじゃないですか。
    だから、みんなと馴染めないのかもしれないな…って。でも、ミカサが話しかけてくれて、対人格闘とか、乗馬の訓練とかするようになりましたよね…。

    私、ミカサの親友に、なれてました…?ミカサはっ、私と居て、楽しかったですか…?
    私みたいな奴を…っ こんな私を、親友にしてくれてありがとうございました…!!
    絶対忘れないで下さいね…?約束ですよっ…!!」ポロポロ
  42. 81 : : 2017/04/08(土) 10:00:32
    ーーーーーーー

    ーーーー





    ジャン(…俺も一人じゃねえか!!!)



    ジャン(クソ……俺もサシャと一緒に言っとけば良かったな…)



    ジャン「……なぁミカサ。俺……俺さ、お前のこと、好きだったんだ。
    ………だから、お前がエレンエレン言ってた時は死ぬほど腹が立ったんだ。多分、嫉妬したんだろうな。
    ……時々お前が見せる笑顔が……何よりも好きで、その笑顔を見れば、勇気が湧いてきたんだ。
    ……ミカサ、死んでも俺のこt……いや、俺たちのこと、忘れんなよっ…。い、今までありがとな…っ!!」ポロポロ




    ーーーーーーー

    ーーーー




  43. 83 : : 2017/04/14(金) 17:28:25
    アルミン「ミカサ…ミカサは…僕たちの約束、破っちゃうの?
    いつか三人で…海を見に行こうって言ったじゃないか。海だけじゃない。炎の水、氷の大地、砂の雪原…
    いつか壁の外に出てっ…見ようって言ったじゃないかぁ…!!
    僕たちをおいて逝くなんて、卑怯だよ…ずっとそばにいてよ…まだしてないことがたくさんあるじゃないか…
    酷い…酷いよ…」







    アルミン「でも!!ミカサはちゃんと上でお母さん達に会うんだよ!!
    エレンのお母さんとも!もし会えたら、ありがとうございましたって、伝えといてくれるかな?
    頼むよ…!ばいばい…っ!!」

    ーーーーーーー

    ーーーー

  44. 86 : : 2017/04/15(土) 10:44:54
    アルミン「……エレンの番だよ」


    ジャン「美味しいところばっか持っていきやがってこんにゃろ!!!」


    アニ「……行ってきな」


    エレン「……おう」


  45. 88 : : 2017/04/22(土) 16:16:32
    エレン「ミカサ…」






    俺はそっとミカサの頰に触れる。







    ミカサ「んぅ…」







    そして、ゆっくりと口を開く。







    エレン「お前はさ、いつも俺たちが知らない間に何か成長してるよな。病気も…俺が知らない間に…
    なぁ…辛かっただろ?苦しかっただろ…?ごめんな…気付いてやれなくて…本当…俺って家族失格だよな…。
    俺は、お前の隣に居れる存在になってたか…?邪魔じゃなかったか?
    悲しいことも、苦しいことも、嫌なことも、全部抱え込んでたんだろ?お前は一人じゃ何もできないの、知ってるんだぞ…?」
  46. 90 : : 2017/04/24(月) 17:08:06



    エレン「俺さ、俺………お前のこと好きだったんだよ。あの時から……。」



    エレン「…………お前は何も覚えてないかもしれねぇが、俺がお前に…マフラーを巻いた、あの時から、俺はお前に恋をした」



    エレン「……お前のことは死んでも守る。…そう決めたのに、……そう決めたハズなのに。なのに、お前はそれすらさせてくれねぇなよな…っ」


    だんだん声が震える。


    俺はコイツの前では泣かないって決めたのに


    いつもミカサの前で泣いてしまう。


    俺はせめてミカサの前ではカッコつけていたいのに。


    ミカサの前では泣かない、強いヤツになろうって決めたのに。



    エレン「_ッ」



    なんで、?


    なんでこんなに涙が溢れるんだ……?



    エレン「うっ……あぁぁぁあああッ………」ポロ



    エレン「うぁぁあああああああああああッッッ………………ッ」ポロポロ




    どうして、どうしてミカサなんだ。


    ミカサじゃなくてもいいだろ…?



    エレン「………」


    ミカサに言いたいことが山ほどある。



    エレン「……ミカサが俺のこと、どう思ってるかは知らねーが、俺はお前のこと…この世界の誰よりも、大好きだ」



    ミカサ「……ぁ」


    エレン「!」


    エレン「ミカサ…?」


    ミカサ「……んぁ」


    エレン「…ミカサ…!?」


    ミカサが目を開けた。


    顔色は良さそうだ。


    ここで再び俺の涙腺が緩みかける



    ミカサ「…………泣いてるの?」


    エレン「……泣いてなんかねーよ。それより、大丈夫か?体の具合は?」


    ミカサ「……マフラー…は?」



    エレン「マフラーか?」



    ミカサ「………」コク



    エレン「……ほらよ。巻いてやるよ」



    ミカサ「……」ニコ



    エレン(…嬉しそうだな)


    ーーーーー

    ーーー




    エレン「ほらよ。あったかいだろ?」



    ミカサ「……すごく、あったかい」ニコ



    エレン「……そっか。」
  47. 93 : : 2017/04/26(水) 18:21:47
    ミカサ「エレン…」


    エレン「ん…?」



    ミカサ「マフラーを巻いてくれて…ありがとう…」



    エレン「いつでも巻いてやるよ…」



    ミカサ「うん…ありがとう…」



    エレン「ミカサ…」



    ミカサ「うん…?」



    エレン「…ありがとな」
  48. 96 : : 2017/04/28(金) 17:12:23



    ミカサ「……」ニコ



    エレン「(……可愛い)」



    ミカサ「……すいません。私今さっきおかしな事を言いませんでした?」



    エレン「…え?」



    ミカサ「……私、最近ここらの記憶が曖昧で……私、変なことしてませんでしたか?」



    エレン「……いや」



    ミカサ「……そうだと良いですけど…」ニコ



    コンコン



    アルミン「入るね」



    ミカサ「…!、アルミンさん……」



    アルミン「!、目を覚ましたんだね!!ミカサ!!体の調子はどう!!?どこもおかしくない!!?」



    ミカサ「は、はい」



  49. 98 : : 2017/05/05(金) 09:31:34
    ミカサ「…でも」



    アルミン「ん?」



    ミカサ「なんだか、胸のあたりがきゅぅってして…熱くなると言うか…」



    アルミン「…あぁ、うん、なるほど。それは大丈夫だよ」



    アルミン(恋の病だよ)



    ミカサ「そうですか…?」



    エレン「きゅぅってなるのはやばくねぇか?」



    アルミン「大丈夫だから」



    エレン「きゅぅってなるのはやばいって」



    アルミン「安心して」



    ゲスミン(大丈夫だっつってんだろうがいい加減にせえよほんま)
  50. 100 : : 2017/05/08(月) 19:01:43



    「ちょっ、良いのかよホントに」

    「いいから早く行ってこいよ!」

    「で、でもよ」

    「しつけーぞ」



    ガチャッ



    コニー「にっこにっコニー!!コニーだけに!!なんつって!!」←あのポーズ



    ミカサ「」ポカーン


    エレン「」


    アルミン「」


    コニー「」


    ユミル「ブフォwwwwwwww」


    クロスタ「wwwwwww」


  51. 102 : : 2017/05/13(土) 16:41:42
    コニー「ほら、見てみろよこの顔!!」(泣)







    ユミル「まぁまぁ、クリスタもやってくれるらしいから」







    クリスタ「ちょ!?」







    ユミル「はい、どうぞ」







    クリスタ「え、えっと…」







    ライナー「…」←楽しみ
    アルミン「…」←ちょっと楽しみ












    クリスタ「ミカサ、ファイトだよ!」











    皆「……」(可愛い)


    クリスタ「なんかごめんね!?」



    エレン「おい、こんなことやってる場合じゃないだろ!!」



    エレン「いい雰囲気だったのにぶち壊されちまったよ!!」



    クリスタ「ご、ごめんね!?!?」
  52. 104 : : 2017/05/19(金) 21:44:23



    ミカサ「ふふっ…あっはは」



    エレン「!」



    ミカサ「コ、コニーさん…っ!!も、もう1回やって…っふっ、ふふふっ、あはははは」ケラケラ



    コニー「!」パアァ



    ユミル「…良かったなw」ポン



    クロスタ「やったねユミル!コニーの黒歴史が増えるよ!」ニコッ




    ミカサ「ふっふふふ、あははっ」ケラケラ



    エレン「…っ////」ドキッ




    エレン(ミカサがこんなに笑ってるの見たの久しぶりな気がする……。それにしてもこんな可愛い笑顔で笑うんだな……。な、なんか、シガンシナのあの頃を思い出す_)



    ーーー






    ー約6年半前ー




    ミカサ「ア、アルミン……、く、クモが……っ」ブルブル




    アルミン「ク、クモ!!?」




    ミカサ「エ、エレン……っ!!」




    エレン「…お前強いんじゃねーのかよ」




    ミカサ「!!」




    ミカサ「…私は強い。凄く……つ、強い!!」




    ミカサ「」つ棒




    ミカサ「私は強い!!ので、この棒でこのクモを、つ、つついてみる!!」つ棒




    ツンツン



    クモ「なんじゃワレ。何触っとんねん」テケテケテケ




    ミカサ「ぎゃぁぁああああ!!!?」ポイッ




    棒「あいたっ」コロンコロン‥




    ・・・・・


    アルミン「……ぶっ、…ふふふ」ケラケラ




    エレン「ぶっ、……はははははww」ケラケラ




    ミカサ「!!」




    ミカサ「ふふふ……はははっ、あはははは」




    「あはははは」



    ーーー






    ー回想 終了ー



    エレン(……そーだ。そうだった。……ミカサはしばらく色々あって…心の底から子供の頃みたいに笑えてねーんだよな……。)




    コニー「にっこにっこにー♪」




    ミカサ「ぶっ……っwあっはっはははは」ケラケラ




    ユミル「ブハッwwwwww」ゲラゲラ




    クロスタ「はははwwwww」ケラケラ




    エレン(だけど今は……)チラッ




    ミカサ「ははははっ、ふふふ…っ」ケラケラ




    エレン(記憶を失ったが 不幸中の幸い……、ミカサは心の底から笑えてる。自分が記憶があった時の苦い記憶を忘れ、完全にバカみてぇに可愛らしく笑っているんだ。)




    エレン「……ふっ」クスッ




    ミカサ「!」




    ミカサ「」ニコッ




    エレン「っ…///////」カァアアッ




    エレン「……これはこれでも……悪くない…なっ/////」ボソッ

  53. 106 : : 2017/05/20(土) 07:58:02
    ミカサ「はぁ〜っ…なんか、久しぶりにこんな笑った気がします」



    コニー「それは良かった!!」



    ミカサ「ふぅ…なんか眠いので、寝ます」



    クリスタ「うん、ゆっくり休んでね!」



    ミカサ「ありがとうございます」



    アルミン「なにかあったら絶対呼んでよ!」



    ミカサ「分かりました」



    エレン「おやすみ」



    コニー「いい夢みろよ!」



    ユミル「古っ」



    コニー「…(´・ω・`)」
  54. 108 : : 2017/05/20(土) 08:48:10
    ーーー





    ミカサ「……」




    ミカサ(……このままじゃダメな気がする。エレンさん達の為にも、早く私の記憶が戻らないといけない。そのためには何が出来るのだろうか)




    ミカサ「………」ボスッ




    ミカサ(やばい、寝れない)




    ミカサ「……ッ!?」




    ミカサ「ゲホッ…ゴッ……ッ…ぁ、…ッガハッ……く、っ」ポタポタ




    ミカサ「……なにこれ」ポタポタ




    ミカサ「血?」ポタポタ




    ミカサ「ッ_」ズキッ




    ミカサ(……もうすぐ、なのだろうか)




    ミカサ(私が死ぬのは、もうすぐ………なのだろうか)




    ミカサ(……意識、が……ッ)




    ミカサ「………た、すけ_て__」




    ミカサ「……え、れ___」





    _______________。
  55. 110 : : 2017/06/03(土) 08:32:18
    サシャ「うぅ…っ」



    アルミン「どうしたの?」



    サシャ「嫌な予感が、します…」



    クリスタ「えっ?」



    コニー「……ミカサのことか?」



    サシャ「分かりません…でも、すっごく嫌な予感がします…」



    アルミン「行ってみる?」



    サシャ「はい…」




    ーーーーーーーーーーーーーーー
    アルミンside
    ガララッ

    アルミン「…っ!?ミカサあっ…!!」



    ミカサ「ひゅぅ…ひゅぅ…」







    ベッドに横たわるその姿は、あまりにも残酷すぎて一度目を背けてしまうところだった。



    白いシーツには赤いシミができており、随分と時間が経っていた。



    彼女は…ミカサは、既に虫の息で、助けようがなかった。



    アルミン「…コニーッ!教官呼んで来てッ!!」



    コニー「お、おう!!」



    その後、クリスタやエレン達も来た。



    どうすることもできなかった。



    ただただ祈るだけだった。



    祈るだけでは良くならないことも分かってる。



    でも、できることはそれだけだった。







    医務官「……」



    静かに首を振った。



    悲しそうな顔で、気の毒そうな顔で。



    医務官「もう…最期を待つしかないです…」



    そう、消え入るような声で言った。
  56. 112 : : 2017/06/10(土) 21:14:48



    クリスタは言った
    「やだよ。やだよ……っ」
    と。
    それはとても消え入りそうな声で、現実を受け止めたくないという事が伝わってきた。
    表情を見ると 顔は手で覆っている。
    泣いてるんだ。………



    ユミルは何も言わなかった。
    クリスタの隣で ミカサを唖然としながら見ている。
    ふとユミルの顔を見た。
    目は死んでいる。
    皆の前では泣けないらしい。



    ライナーは言った。
    「……ついに来てしまったか」
    と。
    ライナーはそっとミカサに背を向けた。

    ベルトルトは そのライナーの肩をそっと叩いた。
    ベルトルトの表情は とても暗かった。



    コニーは 部屋の端でうずくまってる。
    コニーもコニーなりに頑張ったんだ。
    肩は 小刻みに震えている。
    どうやら泣いているらしい。
    僕は見てられなかった。



    サシャは泣いている。
    声に出して その悲しみを訴えている。
    「うわああああ"あ"あ"あ"」
    「ミカサ……ッミカサぁぁあああ"あ"あ"」
    叫ぶように泣いている。
    サシャはミカサと仲が良かったらしい。
    確かに2人が喋っている時を多く見かける。
    悲しみは大きい。



    アニは ミカサのベットにうずくまり 顔を埋めた。
    「やっと仲良くなれたのに。」
  57. 113 : : 2017/06/10(土) 21:15:58
    「やっと仲良くなれたのに……」
    そんなことを繰り返して言っていた。
  58. 115 : : 2017/06/14(水) 19:46:17
    …アニも、泣いているんだ。
    背中がそれを語っていた。



    ミカサは、とても安らかな顔をしている。


    みんなに囲まれて嬉しいのかな。

    みんなが悲しんでくれて安心してるのかな

    最期は、綺麗な顔で眠ってほしい。


    そう考えると、僕も涙が出て来た。

    過去の出来事、訓練兵団での出来事。

    全てが蘇っては消えていった。




    「僕なんかと一緒に居てくれて、ありがとう…っ」
  59. 117 : : 2017/07/14(金) 19:55:01
    僕は、ちゃんと自分の気持ちを言えた。
    涙が滝のように 次々と溢れ出てくる。
    だけど 声は出ない。
    「うっ……ゔっ………あッ」
    のような 声にならないような言葉が出てくるばかりだ。
    まぁ僕のことは別にいい。


    _最後はエレンだ。

    エレンの体は小刻みに震え 顔は薄暗く、目に光は灯してない。
    なにか小言をブツブツと言っているようだ。
    エレンはミカサの手を握っている。

    皆の悲しそうな声が聞こえる。
    その声はを罵ってるみたいで、とても心地よい気持ちにはならなかった。

    エレンはやがて握っている手に顔をうずめた。
    そして、静かに泣き始めた。

    僕はそれを見ていられなくて、そっと後ろを向いた。

    そして、僕はそれからの記憶はあまり覚えてない
  60. 121 : : 2017/07/30(日) 15:47:15
    ドアから人が入ってくる気配を感じて起きた。

    強い薬品のにおいが鼻を劈く。


    どうやらここは医務室のようだ。




    「…アルミン、起きた?」




    そこにいたのはクリスタだった。

    頬には少しだけ涙の跡が残っていて、声も枯れていた。

    それを見て全て思い出した。

    昨日のことも、その少し前にあった辛いことも。




    「みんなね、泣いて疲れて寝ちゃったの。私は先に起きただけなんだけど…」




    隣を見ると、同じようなベッドにサシャやコニー、エレン達が静かに寝ていた。




    「あ、まだ寝てていいのよっ!あんなことがあったばかりだし、もうちょっと休んだ方がいいと思う!!」

    「うん、もう大丈夫だよ。ありがとう。えっと…ミカサ、は?」

    「まだ、いるよ。ハンジさんの一室を借りてるの。その…焼くときは、みんな一緒の方がいいでしょ?」




    そう言ったクリスタの語尾は震えていた。

    「…っ先、行くねっ!!」
  61. 123 : : 2017/08/04(金) 19:07:20


    「…あぁ、起きたんだね。アルミン」


    僕はなんだか寝る気にもなれなくて 外の空気を吸ってこようとしていた。
    そんな時に ハンジさんに出会った。


    「…ハンジさん…。もう、ミカサに挨拶は済ませたんですか…?」
    僕は なんだかハンジさんにも ミカサにも 失礼なような言葉を発してしまった。

    「…挨拶か。…あぁ、済ませたよ。リヴァイも、エルヴィンも一緒にね」



    「…そうなんですか」

    声が 少し泣いた後のような声だった。




    「…リヴァイ、泣いてたよ」



    「……え、?」



    「…『まだ お前と正々堂々と勝負してないのに どうして先に逝っちまうんだ』ってね。本当に珍しかったよ」



    _あぁ



    _よかったね。ミカサ



    君は



    とても 愛されていたんだよ
  62. 125 : : 2017/08/04(金) 19:51:47
    あ、だめだ泣いた(´;ω;`)
  63. 126 : : 2017/08/08(火) 18:13:40
    くっ!コニーのあのネタとか、
    斉○さんとかのネタが面白い!
    お願い……神様、どうかミカサを幸せにして。
  64. 127 : : 2017/08/08(火) 18:14:05
    書いて下さい!期待ですよー
  65. 128 : : 2017/08/09(水) 09:57:44
    わー(゚ω゚)
    ありがとうございますぅ↑
    書きます書きます
  66. 129 : : 2017/08/09(水) 10:15:33
    ーーーーーーーーーーー
    あれから、何年経っただろうか。







    「アルミン!」
    「あぁ、エレン!今日も残業お願いしていいかい?」







    俺は兵長、アルミンは団長になった。







    リヴァイ元兵長やハンジさんは、調査兵団を引退した後も時々手伝いに来てくれる。







    もう、俺もアルミンも立派な大人。







    「…そういや、もうすぐだね」
    「……おう。また、みんなで行かねえとな」








    もうすぐ、お墓参りの季節。







    「ちょっと外行ってもいいか?」
    「…いいけど、すぐ戻って来てね」
    「分かってるって」







    今年は、あいつが好きだった花でもお供えしよう。



    そんなことを考えながら、外の綺麗な空気をお腹いっぱいに吸い込む。



    暑い夏の風が、こめかみにそっと触れる。



    上を見上げれば、真っ青な空に大きな入道雲がもくもくと。







    とてつもなく大きな空に、堂々としている。







    それはなんだか、ミカサみたいで。







    あの時、俺だけに聞こえたミカサの言葉。







    "これからは、上で見守ってる。ずっと愛してたよ、エレン。ありがとう_____。"







    少しだけ微笑んで、そう呟いた。







    過去形にしたのは、きっとミカサなりの優しさ。







    俺とミカサだけの秘密。







    少し目元に涙が滲み、やがて消えていった。














    Fin.
  67. 130 : : 2017/08/09(水) 10:24:14
    これにて、「おそすぎないうちに」は終了となります。
    いやー、長かった!!長かったよー!!
    なんかもう、途中からミカサが死んでしまうことを想像しながら書いてたからさ。
    ほんとに危なかった。私の涙腺が。泣いちゃうぎりぎりだったよぅ。(号泣しながら書いてたとか言えない)

    美華沙、お誘いありがとう!楽しかったです。
    読者様、ここまで読んでいただきありがとうございます!スクロールお疲れ様でした(*´꒳`*)

    えっと、これで、私のでのssnote活動は一時停止となります。
    時々来るけど。


    はい、改めまして、ありがとうございました!他の作品も、是非ご覧ください!!


    p.s 大好きな美華沙と最後に合作できて、とても光栄です。ほんとにありがとね!
    大好きだよ!!これからもよろしくね!!
  68. 131 : : 2017/09/06(水) 22:33:37
    はい。どうも。
    ここまで読んでくださりありがとうございます!

    感謝極まりないです!

    そしてこれからも私はnote活動を続けて行くと思います。

    シュベの文章力が高すぎなので 私も精一杯頑張りました(˙ᗜ˙)

    そして、読んでる最中絶対なんか思ったと思いますが 気にしたら負けですよ。

    負けですよ( (≪●≫) )Д( (≪●≫) )


    はい、これでホントに最後です。

    見てくださりありがとうございました。
    そして これからも 美華沙 もろとも シュベスター をよろしくお願いします__。




    P.S. こちらこそありがとうね!!シュベ!
    帰ってくるの待ってるからね。
    私も大好きだよ(❁´▿`❁)
  69. 132 : : 2018/08/10(金) 22:40:40
    号泣
  70. 133 : : 2019/02/04(月) 20:01:56
    絶対何回見ても泣ける!
  71. 134 : : 2023/08/19(土) 14:41:58
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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