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戦士達の対立【打ち切り】

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  1. 1 : : 2016/12/24(土) 14:47:05
    世界から悪は消えない。

    罪も消えない。

    理不尽な世界...







    どこにいけば...俺は...僕は...私は...



























    そういう支配から解放されるのだろうか?
  2. 2 : : 2016/12/24(土) 15:04:15

    とあるところに大きな国がある。


    そこはここ数百年戦争が起きていない国だ。


    今日は、数ヵ月に一度ある王が直々に来る集会がある。


    とある国民の子供が話しかけてくる。


    子供「ねぇ?お兄さん。騎士団の人でしょ?」

    ???「そうだけど?」

    子供「王様ってどんな人?格好いい?」

    ???「君は何歳?」

    子供「えっと、12歳だよ。」

    そうか...

    ???「王様はね...」














































    ???「君と同じ12歳の王様だよ。」
  3. 3 : : 2016/12/24(土) 16:30:50

    子供「僕と同い年なの?」

    ???「君、集会に来るのは初めて?」

    子供「うん。」

    ???「もうすぐ来るさ...」

    そして、ステージに上がったのは...金髪に青色の目の少年。

    子供「本当に同い年だ。ありがとう!じゃあね!!」

    そうして、少年は去っていった。

    その後は王子の護衛で精一杯だった。
  4. 4 : : 2016/12/24(土) 16:32:11
    期待!
  5. 5 : : 2016/12/24(土) 16:42:39
    >>4 ありがとうございます。

    ー王宮 廊下ー

    王子「ねぇ。」

    ???「?」

    王子「ここ数百年に渡り、戦争がなかったよね...」

    ???「わかっています。」

    王子「敬語じゃなくていいって毎日いってるよね!!」

    ???「しかし...シェメルロ王子...」

    シェメルロ「あのさぁ...僕と仲良くなりたくないの?」

    ???「そういうわけでは...」

    シェメルロ「じゃあ。敬語でしゃべらないで!!!これは『王様命令』だからね!!!」

    『王様命令』という言葉を使う辺り、まだまだ、王子も子供だな...

    シェメルロ「じゃあね!!」

    シェメルロ王子は走っていった。きっと、部屋に帰ったのだろう。


    シェメルロ・エレクトリア

    この国、エレクトリア帝国の第53代目の王であり、
    俺の仕える主でもある。



    そして、俺の名前は...


















    カイン・ラックスホーク

    シェメルロ王子の専属の騎士団の団長だ。
  6. 6 : : 2016/12/24(土) 17:02:40
    カインー王宮 中庭ー

    王子の専属の騎士団は7人のメンバーで結成されている。

    そして、国民には【宝石の騎士団】なんて呼ばれてる。

    俺は...団長だ。

    しかし、








    俺はずっと悩んでいる。









    俺は【ルビーナイト】と呼ばれるほどの力を持っているのか?















    俺は...団長でいいのか?
  7. 7 : : 2016/12/24(土) 17:11:30

    ラックスホーク家は代々聖剣を受け継ぐ決まりがあった。

    俺は勿論聖剣を持っている。











    しかし...







    俺は...


































































    世界で最強と呼ばれる聖剣が使えないのだ。
  8. 8 : : 2016/12/24(土) 17:20:08

    カインー王宮 庭園ー

    庭園にいくと宝石の騎士団の団員の一人がいた。

    ???「おはよう。カイン。」

    カイン「ああ。水やりか?熱心だな。」

    ???「うん。私は【花の術士】だから。」

    カイン「そうか。」

    ???「はい。今日のカインにはこれがお似合いだよ。」

    そう言われて、胸に花飾りを付けられた。

    カイン「イリーナ。所であいつはどこだ?」

    イリーナ「ああ。ちょっと待って。」

    イリーナは花を息で吹き飛ばした。
    すると、線が現れ、時計台の方を指し示す。

    イリーナ「時計台だよ。」

    カイン「毎回見てても驚く術だな。」

    イリーナは主に魔法を使う。
    剣も扱えるが、本人はあまり好んでいないらしい。

    イリーナ「行ってらっしゃい。」

    カイン「ああ。」

    イリーナは笑顔で手を振った。
  9. 9 : : 2016/12/24(土) 18:48:34


    カインーエレクトリア帝国 時計台ー

    あ。いたか。

    ???「カインさん!!!どうしたんですか!!」

    カイン「お前の兄呼んでよ!!!」

    ???「わかりました。兄さーん!!」

    ???「なんだよ?あ。カインか。」

    カイン「よ。マカエル。ちょっと頼みがある。」

    マカエル「まさか。また、魔力の石をくれとか言うんじゃないよな?」

    カイン「何でわかった。」

    マカエル「ぶっ殺すぞ。」

    ???「喧嘩しないでくださいよぉ...」

    マカエル「悪いな。カサエル。こいつ、ぶっ殺すから時計台よろしくな。」

    カサエル「ぶ...物騒なこと言わないでくださいよぉ!!!」

    カイン「怖い怖い...」

    マカエル「ったく...はい。魔力の石。」

    カイン「なんやかんやでマカエルって優しいよな。」

    マカエル「ちっ。」

    カイン「団長に舌うちしないで!!」
  10. 10 : : 2016/12/25(日) 17:02:09

    カインー帝国 街中ー

    ???「カイン!」

    カイン「お前...アシポリス!!」

    アシポリス「カイン。あんたに連絡さ。一時間後騎士団定例会さ。宝石の騎士団全員参加だ。」

    カイン「はぁ?一時間後!!?」

    アシポリス「くく。俺はやるべき事をやった...クエストを探しに来たんだろう?」

    カイン「ああ。二人から三人辺りでできるものねぇか?」

    アシポリス「まぁ。せいぜい獣討伐だな。」

    カイン「じゃあ。イリーナか?」

    アシポリス「副団長はどうだい?」

    カイン「え...」

    アシポリス「団長と副団長が犬猿の仲って本当だったんだな。」

    カイン「イリーナじゃだめなのか?」

    アシポリス「剣を持ってた方がいいんだよ。」

    カイン「...あいつは?」

    アシポリス「レオンか?あいつ、魔法の草を採りに行くっていってたぜ?」

    カイン「あのバカ野郎...」

    アシポリス「たまにはリーダー格同士いってきなよ。」

    カイン「...わかったよ。」

    騎士団定例会の後くらいか...
    はぁ。あいつとだけはいきたくなかったんだけどなぁ...
  11. 11 : : 2016/12/25(日) 17:25:43

    ー一時間後ー

    カインー王宮 会議室ー

    カイン「ただいまより、定例会を始める。」

    ???「始めるのはいいんだけど...質問いいかしら?」

    手をあげたのは桃色の髪の大人びた団員。

    カイン「どうぞ。ルミナス。」

    ルミナス「六人しかいないわよ。」

    カイン「はぁ!!!?」

    ルミナス。ルミナス・キルセウダーが言うとおり、六人しかいない。
    そこまでは問題はないのだが、問題はいないやつが...


    ???「おい!副団長だぞ。いないの!」

    カイン「言わなくてもいい!!レオン。」

    大きな声で副団長の不在を言ったのは
    レオン・マスガホールドだ。

    レオン「なぁ。あいつ、どこ行ったの?」

    カイン「知るか!」

    イリーナ「ねぇ。呼んでこようか?」

    マカエル「いや。無駄でしょ。だって、カインがいるんだから。」

    カイン「俺だってあんなやつと会いたくはないけどな。」

    レオン「ああ!!!俺がつれてくる!!」

    カイン・カサエル・マカエル「はぁ!!?」

    レオン「アルスルイーガ兄弟安心しろ‼副団長は俺がつれてくる!!」

    マカエル「いや。安心できないんだけど!!!」

    レオン「いってくるぜ!!!」

    マカエル「ちょっ!!!?」




    レオンはマカエルの意見も聞かずいってしまった。
    そして数分後...
  12. 12 : : 2016/12/25(日) 17:34:44


    ???「おい!!降ろせって!!」


    廊下から声がした。

    ルミナス「副団長ね。」

    イリーナ「副団長だね。」

    マカエル「副団長だな。」

    カサエル「副団長ですね。」

    カイン「団結するな。そこ。」

    レオン「連れてきたよ。」

    ???「離せよ!!」

    なんでつれてきたし...


    宝石の騎士団副団長。


    名は...













































    アレン・ウォーイルハイムだ。
  13. 13 : : 2016/12/29(木) 16:55:48
    ーレオン・マスガホールド 王宮会議室ー


    カインとアレンが会うと...


    カイン「あれぇ?騎士団会議に滅多に来ないアレン君じゃないかぁ?今日は俺に会いに来たの?はい!見学料金♪」

    アレン「はい。死ね♪」


    こうなる。


    カイン「あれぇ?おかしいねぇ?結構前からの付き合いじゃんか。強くして~とか言ってたよね?」

    アレン「はぁ?そんなこと言った覚えなんてないんですけど?」

    マカエル「こうなると思った...」

    呆れたようにマカエルが言う。

    イリーナ「仲良くしてよ...」

    困ったようにイリーナが言う。

    カインとアレンは犬猿の仲なのだ。
  14. 14 : : 2016/12/30(金) 15:24:45

    カイン「会議を始めます。アレンは黙っててください。」

    アレン「止めてやる。息の根を。」

    カイン「黙ってろよ。」

    アレン「お前が死んだら黙っておく。0.001秒。」

    カイン「みじけーよ。」

    レオン「早くしろや。」

    カイン「最近、エレクトリア帝国の隣のセヴィン国で問題が発生しており、その問題がエレクトリア帝国にまで及ぼうとしている。」

    カイン「警戒はしてほしい。」

    ルミナス「質問いいかしら?」

    カイン「どーぞ。」

    ルミナス「天界でも情報があったわ。少し、話すわね。」

    ルミナス「最近、犯罪組織『七つの大罪軍』が活動を再開している。リーダーは『強欲』の罪人。」

    ルミナス「ミカエラ様からよ。」

    カサエル「さすが...天騎士ですね...」

    ルミナス「情報網は大きい方がいいのよ。」

    ルミナスは笑った。
  15. 15 : : 2016/12/30(金) 15:51:40
    カイン「会議終了!!各自、今日でた話題の人物に気を付けること!!」

    6人「了解。」


    ふぅ...やっと終わったか...

    このときの俺は気づかなかった...

    数百年戦争が起きていなかったエレクトリア帝国が...





































































    数億年に一度ほどの大戦争に巻き込まれるとは...





















  16. 16 : : 2016/12/30(金) 15:57:00


    アシポリス「よぉ...カイン。」

    カイン「!!!?」

    アシポリス「緊急事態だ...!!!」

    カイン「何があったんだ!!!」

    アシポリス「心して聞け...」






































































    アシポリス「七つの大罪軍が...エレクトリア帝国に...宣誓布告しやがった!!!」

    アシポリスの一言でエレクトリア帝国は絶望の淵に落とされた。
  17. 17 : : 2016/12/30(金) 16:00:47

    ???ーエレクトリア帝国 街中ー

    いい景色だ。


    この国は気に入った。


    いずれ...俺たちのものになる...


    セヴィン国と同じように...国民を殺してしまってもいいが...


    説得すればいい奴等らしい...


    それなら...
















    ???「宝石の騎士団のみを消せばいい。俺たちの手で...七つの大罪軍の手で..!!!」


  18. 18 : : 2016/12/30(金) 16:07:01
    イリーナーエレクトリア帝国 街中ー

    七つの大罪軍の情報を集めるために私は街中に行った。

    情報屋をあたれば、一杯情報は出てくるだろう。

    ???「...」

    街中で見つけた...幼い少年。

    何か...悲しい表情...

    声をかけようと少年に近づいたとき...

    私は違和感に気づいた...

    否...






    ・・・
    もっと早く気づくべきだった。


    少年の周りに誰もいないときに...


    そして、少年は言った。


    ???「見ィつけた...ハは...」


    私の意識は何処かに飛んだ。
  19. 19 : : 2017/01/01(日) 16:15:50
    ー翌日ー

    アシポリス「やぁ...大変なことになったなぁ...」

    カイン「あぁ...まさか...」

    アシポリス「宝石の騎士団から行方不明者が出るとは...」

    カイン「これじゃあ...メイリンの二の舞だ...!!」

    アシポリス「...あの子か...メイリン...メイリン・アズロード。幻の宝石の騎士団の8人目。」

    アシポリス「二百年前に失踪。その後行方不明。」

    アシポリス「...もう...死んだとされている...」

    アシポリス「想定外だったか?」

    カイン「あぁ...まさか...」

    カイン「イリーナが敵対組織に誘拐されるとはな...」
  20. 20 : : 2017/01/02(月) 19:35:35

    カサエル「...」

    街中や図書館で七つの大罪軍について調べてみた所、次のような情報をてにいれることができた。

    1 七つの大罪軍は行方不明になった騎士、大量殺人をおかした貴族、人と関わることのできない生物が所属している。
    2 その七つの大罪軍はエレクトリア帝国を侵略しに来ている。
    3 イリーナさんが行方不明になったのは七つの大罪軍のせい。

    カサエル「よし。わかったぞ...あとは軍のメンバーのデーターを...」

    データーを入手できたため、カインさんの所へ走った。
    イリーナさん。待ってて。一秒でも早く助けにいくから。
  21. 21 : : 2017/01/02(月) 19:41:42
    ー????ー

    イリーナ「...」

    ここはどこ?

    ???「久しぶりね...」

    イリーナ「...」

    イリーナ「何で...ここにいるの...?」

    ???「ここにいるの?ってどこかわかってるの?檻よ。七つの大罪軍の。」

    イリーナ「あなたは...七つの大罪軍なの?ルカ姉さん...」

    ルカ「正解よ。ようこそ...七つの大罪軍の牢屋へ。」
  22. 22 : : 2017/01/02(月) 19:55:59
    ー???? 町中ー

    ...人が多い。

    俺には慣れない場所だ。

    ???「しっかり仕事はしろよ。」

    という仲間の言葉に

    ???「わかってる。」

    と返す。

    人間は嫌いだ。

    もう...関わりたくもなかったんだけどな...
  23. 23 : : 2017/01/03(火) 14:58:11
    ー???? エレクトリア学園前ー

    ???「学校...」

    私は七つの大罪軍の一人だ。

    元学生だ。

    エレクトリア帝国出身でもない。

    でも校舎には縁がある。

    もう出身国に戻るつもりはない。

    ???「行くわよ。コノハ。」

    コノハ「うん。」


    私はコノハ。

    七つの大罪軍の一人。
  24. 24 : : 2017/01/18(水) 15:33:34
    ーイリーナ 七つの大罪軍アジトー

    ルカ「久しぶりね。イリーナ。元気かしら?」

    イリーナ「何でなの...何で...」

    ルカ「ふふっ。愛してしまったの...殺したいほどにね...」

    イリーナ「...」

    ルカ「リーダーの...バルトを...誰よりも愛しているのは...私よ!!!」

    イリーナ「...!!!!」

    ルカ「解放はしてあげるわ。だけど...宝石の騎士団は...消させてもらうわよ♪」

    私は解放された...
  25. 25 : : 2017/02/19(日) 16:21:48
    カインーエレクトリア帝国 騎士団寮 中庭ー

    カイン「あれ...イリーナ!!どこ行ってたんだよ...」

    イリーナ「逃げて...」

    カイン「?」

    イリーナ「逃げてよ...怖いの...あなたたちを...巻き込みたくない...」

    カイン「イリーナ...」

    イリーナ「...」

    カイン「俺は...」

    ???「きゃああああああ!!!」

    カイン「!!!町の方からか?」

    イリーナ「...嘘...でしょ...」

    カイン「いってくる!!!イリーナは寮に戻ってろ!!!」

    イリーナ「待って!!!」

    イリーナの言葉を聞かず、俺は町へ向かった。
  26. 26 : : 2017/02/26(日) 16:21:04
    ???「ふははははは!!!」

    ???「おろかな人間どもよ!!!」

    カイン「なんだよ!!!あいつ..!!」

    レオン「...カイン...あいつって...七つの大罪軍の奴じゃねぇ?」

    ???「よく知ってるな!!!俺こそが強欲!!!俺様が強欲だ!!!」

    強欲「宝石の騎士団の団員よ...永遠に眠るがいい!!」

    次の瞬間、強欲の体を黒い光が包み込んだ。

    それはまるで...

    長い間封じられた魔力が解き放たれたように...

    レオン「カイン!!にげ...!!!」

    レオンが何かを言おうとしたのだろうか?

    しかし、俺とレオンは黒い光に耐えきれず

    飛ばされた。
  27. 27 : : 2017/03/19(日) 15:55:10
    ーカイン エレクトリア帝国 騎士団寮 カインの部屋ー

    カサエル「大丈夫ですか!!!団長!!」

    目が覚めたとき、カサエルの姿が視界に入った。

    カサエル「よかった。腰に掠り傷とは言え、相手は七つの大罪軍ですから、毒があったんです。もう大丈夫ですが...」

    カイン「あ...あれ...強欲は...」

    カサエル「逃げました。...貴女たちを倒して。」

    カイン「くっそぉぉ...あんやろぉおおお!!!!!!!!!」

    俺は短剣を投げた。

    しかし、鞘があったせいで刺さる事はなかった。

    虚しく『カラン』と音を立て床に落ちただけだった。

    カイン「レオンは?」

    カサエル「治療室です。ルミナスさんが診ています。」

    カイン「分かった。」

    カサエル「ど...どこ行くんですか!!!」

    カイン「レオンとこ。」

    カサエル「駄目ですよ!!安静にしてないと...!」

    俺はカサエルの忠告を無視して治療室に向かった。

    後ろでカサエルの

    「全く、馬鹿な人だ。」

    と小さく言っていたのが聞こえた。
  28. 28 : : 2017/04/16(日) 15:29:24
    ーカイン エレクトリア帝国 王宮 治療室ー

    ルミナス「あれ?どうしたの?カイン君。」

    カイン「...レオンは?」

    ルミナス「こっちだよ。命に別状はないさ。」


    ルミナスが指を指した先にはカーテンがあり、

    その奥にベッドが見えた。

    レオンの特徴的な赤髪がカーテンの色と重なり、見える。


    カイン「...レオン。起きてるか?」

    レオン「まぁな。カイン。大丈夫か?」

    カイン「...お前が言うか?」

    レオン「ははっ。」

    ルミナス「カイン君。レオン君と会話してる間に回復するよ。」


    意外と元気そうでよかった。

    もし、元気でなかったら、

    また(・・)俺のせいで団員が犠牲となってしまうだろうから。


    カイン「レオン。悪かった。」

    レオン「いいさ。俺は『エレクトリアの英雄』として戦おうとしただけ。」

    レオン「俺の判断だ。あんたが責任負う必要はないよ。団長さん。」

    カイン「...ありがとう。」

    レオン「あぁ...そういえば...カイン。お前、怪我は大丈夫か?」

    ルミナス「回復終わったよ。」

    カイン「...あぁ。」


    ルミナスは主に回復術を専門とする宝石の騎士団に所属している天騎士だ。

    天騎士は騎士となり、現世で暮らしている天使のことらしい。

    最初は信じていなかったが、ルミナスの上司のミカエラが現世に来たときは驚いた。

    ルミナスの回復術は騎士も頼りにしている。

    ただし、回復術には必要なアイテムがあるらしく、レオンのような重症の場合は材料の在庫が足りないらしく、

    自分の魔力を使うため、時間がかかるそうだ。


    ルミナス「で、レオン君。なんだっけ?」

    レオン「...マカエルが伝えたいことがあるそうだ。マカエルの部屋にいってくれ。」

    レオン「マカエルからの伝言だ。」

    カイン「...了解。」

    カイン「じゃあ。ルミナス。頼むよ。」

    ルミナス「分かった。」


    俺はレオンとルミナスに別れを告げ、マカエルの部屋に向かった。


  29. 29 : : 2021/12/26(日) 01:27:06
    作者です。
    こちらの作品ですが、私のリメイクをしたいというわがままな理由のため、恐縮ですが「打ち切り」という形で示させていただきます。
    進行が微妙なところでの打ち切りになりますが、もっとキャラやストーリーを練り直したいと思います。
    この作品は一次創作のため、noteでの再投稿は予定しておりませんが、何か意見や希望があればリメイクという形で投稿させていただくかもしれません。
    短い間でしたが、ご愛読ありがとうございました。
    ダンガンロンパを中心に二次創作などの、一部を除く他作品は引き続き投稿していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
    こちらのスレは引き続き書き込める状態にしておくので、何かありましたらこちらのスレか私のグループの方までお願いします。

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momosekku1

簑影千秋@ももせく

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