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ATTACK ON SPACE RIDER 第1話 「誕生!宇宙の超戦士!」 〔進撃の巨人×仮面ライダーフォーゼ〕

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  1. 1 : : 2016/12/14(水) 22:50:14





    宇宙



    無限のコズミックエナジーを秘めた、神秘の世界



    若者たちは、アストロスイッチでその扉を開き、未来を創る




    SPACE ON YOUR HAND!



    その手で















    宇宙を掴め!!















     ―――ATTACK ON SPACE RIDER―――










  2. 2 : : 2016/12/14(水) 23:21:24



    ~第1話 「誕生!宇宙の超戦士!」~






    月日は5月の10日。

    ゴールデンウイークが明け、桜が散り始めた頃、シガンシナ明星高校へ向かう生徒たち。

    制服は、男子は赤いネクタイに青いブレザー。グレーのチェック柄のスラックス。

    女子は赤いリボンに青いブレザー、赤いチェック柄のスカート、それ以外はみな共通に白いYシャツを着用していた。














    男子「」カチッカチッカチッ














    大勢の中に一人、手に握った何かをカチカチ鳴らしながら登校する一人の男子の姿があった。

    黒髪に銀縁メガネ、表情は何やら不機嫌そうにムスッとしている。

    そんな男子にふと、誰かが声をかける。














    「あの、すみません!」


    男子「・・・・・・・」


    「あの、すみません!!」














    男子は一向に反応せず、歩みを止めない。

    気づいていないのか、それとも故意にそうしているのだろうか。

    そう感じた声の主は、男子の目の前まで走ってきた。














    女子「すみません!」


    男子「…………なんだい、僕に用かい?」


    女子「あの、マルコ・ボットさんですよね?」


    男子「・・・・・・・・・・・・・」


    男子「いえ、人違いですよ」


    女子「あ、待ってください!!」














    男子はその場を立ち去ろうとするが、女子は逃がすまいとするかのように、彼の袖を掴んだ。














    男子「離してくれないかな。遅刻するじゃないか」


    女子「アナタに、渡したいものがあるんです!」


    男子「僕に?なにそれ?」


    女子「こ、これ………」スッ














    女子はブレザーの内ポケットから何かを取り出す。

    それはピンク色の、ハートのシールで封が止めてある、手紙の封筒だった。

    全体がピンク色でハートのシールで封止め。なんとも可愛らしい見た目だ。

    それにこれは、この状況と当てはめて考えてみれば、それが何なのか、自ずと答えは浮かび上がる。

    そう、これは……!














    男子「・・・・・・・・・・・」


    男子「残念だけど、今僕は勉強で忙しいんだ」


    男子「悪いけど」ポイ


    女子「あ!!」














    男子は封を開けずにその可愛らしい手紙を、側を流れている川へシュッと投げ入れた。

    せっかく一生懸命書いて、勇気を出して差し出したであろう

    ラブレターを。














    女子「ひどい………」


    女子「」グスッグスッ














    女子は男子の前で涙を流し、下を向いて泣き出した。

    男子はそんな女子など気にもせず、彼女を横切ろうとした。


  3. 3 : : 2016/12/15(木) 07:08:21




    「おい待てよ!!」ガシッ


    「なんだよ、次は」


    「せっかくの手紙を捨てるヤツがあるかよ!!」














    メガネ男子に掴みかかり、手紙を捨てた行為を怒鳴るもう一人の男子。

    服装は周りの明星高校の生徒とは違い、明星高校の学生服ではなく、

    短らんに、赤いシャツ、ブカブカのスラックスに沢山のビーズが付いた派手なベルト。

    そして髪型は簡単にまとめられたリーゼント。

    今の平成時代では見られない、昭和の不良を彷彿させる容姿をしていた。














    メガネ「なんだい君は?」


    不良「せっかくの女の子からの手紙を捨てるなんて許さねえ!!」


    不良「手紙をもらったら、ちゃんと読むのが礼儀だろ!!」


    メガネ「君には関係ないよ。どいてくれないかな?」


    不良「関係ある!!」


    不良「ちょっと待ってろ!!」


    ダダダダダダダダダダダダッ














    不良男子は川に向かって走り出し、そして勢いよくジャンプ。



    ザパアアアアッ



    不良男子は川に飛び込み、捨てられたラブレターの回収を開始した。













    不良「どこだ?どこにある?」


    メガネ「・・・・・・・・・・」


    メガネ「付き合ってられないな」














    メガネ男子は無駄に張り切る彼の姿に呆れ、その場を立ち去った。














    不良「あ、あった!!!」


    不良「あったぞおおお!!」


    不良「・・・・・・・・・」


    不良「・・・・・・・・・」


    不良「あれ?アイツは?」














    メガネ男子はすでに消え、残っていたのは手紙を渡した女子の姿だけだった。














    不良「クソッ!アイツ逃げやがったな!!」


    女子「あの、大丈夫ですか?」


    不良「ああ。これぐらいどうってことないよ」


    女子「………ありがとうございます」


    不良「いや、礼はいらねえよ」


    不良「アンタ、あんな最低なヤツなんか、もう忘れろよ?」


    不良「ったく、こんな可愛い手紙を捨てるなんてよ」


    女子「ホントにありがとうございます」


    不良「いいっていいって」














    不良男子はビショビショの身体をタオルでふき、若干乱れたリーゼントを手で簡単にまとめ、スクッと立ち上がる。














    不良「そうだ。アンタ、明星高校の生徒だろ?」


    女子「え、そうですけど?」


    不良「案内してくんねえかな?俺、そこに行きてえんだ」


    女子「え、いいですけど」


    不良「サンキュー!助かるぜ!」


    女子「あの、アナタは?」


    不良「俺か?俺は………」














    不良男子はリーゼントを撫で、胸を二回叩き、女子に向かってビシッと指を指す。














    ジャン「俺はジャン・キルシュタイン!!」


    ジャン「明星高校の転校生、そして」


    ジャン「明星高校の生徒全員と友達になる男だ!!」


  4. 4 : : 2016/12/15(木) 22:23:36

















    ―――――――――――――――
    シガンシナ明星高等学校






    校門前に立ち、生徒たちにおはようの挨拶を送る教師。

    赤いサスペンダーを着用し、腕組をして立つ男性教師。














    教師「おーい急げ!!もう閉めるぞ!」


    女子「すみませーーん!」


    教師「おい遅いぞ!」


    女子「すみません」














    ジャンを連れてきた女子高生。

    見慣れぬジャンの姿を見て睨みつける教師。














    教師「おい、そっちは誰だ?」


    女子「はい、えっと、その……」


    ジャン「ジャン・キルシュタインっす!よろしく!!」スッ














    ジャンはスッと手を出し、握手を要求する。

    教師は素直に手を差し出し、ギュッと握手する。














    教師「ああこちらこそよろしくね」


    ミケ「私は地理担当のミケ・ザカリアスです」














    地理の教師「ミケ・ザカリアス」は、

    流されるままにジャンに握手を交わして自己紹介した。














    ジャン「じゃあ先生、またあとで!!」ビシッ


    ミケ「ああ、またあとでな」


    ミケ「……ってちょっと待て!!」


    ジャン「あ?なんすか?」


    ミケ「なんすか?…じゃないだろ!!」


    ミケ「なんだその恰好は!!校則違反だぞ!!」


    ミケ「きちんと制服を着て来い!!」


    ジャン「ああ悪いすけど、転校してきたばっかなんで、すんません!!」


    ミケ「おい、ちょっと待っ!!」


    ガッ


    ミケ「あ」


    ドシャアアアアッ














    ミケはジャンを追おうとするやいなや、小石につまずいて転んでしまった。

    なんともカッコ悪い有り様となってしまった。














    ミケ「待てえええええええええ!!転校生ーーーーーーーーッ!!!」


  5. 5 : : 2016/12/16(金) 09:25:13

















    ―――――――――――――――
    2年B組




    ホームルーム開始5分前。

    ここB組の教室に、教卓から見て奥の右端の窓際に、あのメガネ男子が立っていた。。

    快晴の外を見ている中、彼は何かを隠すように窓を4分の1ほど開ける。

    すると彼の手元に、小さなロボットらしきモノが飛び乗ってきた。

    男子はそれを見られないようにブレザーで覆い隠し、席に着く。

    そして古文の教科書を机に立て、そのロボットを席に置いた。

    そのロボットは人型ではないが、

    丸い脚に半円の頭、半分このワッカのような形をした手をしていた。

    するとロボットは、頭からモニターを机に映し出し、男子に見せる。














    メガネ「・・・・・・・・・・・・・」


    女子「どう?何かわかった?」モグモグ














    メガネ男子の前に座る一人の女子が、ジャムパンを食べながら聞いてくる。

    髪はポニーテールでしばり、片手にはジャムパン、机には牛乳。

    どうやら朝食を食べているようだった。














    メガネ「以前にも増してエネルギー反応が活性化している」


    メガネ「このままだと、ついにアレを使うしか……」


    女子「え、さすがにそれはマズイよ!」


    メガネ「しかし……」




    ガラガラ




    先生「みんなおはよう!」


    先生「ホームルーム始めるから席について!」














    時刻は9時ちょうど。ホームルームの時間だ。

    とても若々しい女性の先生が入ってきて、みんなに笑顔で挨拶した。














    男子「」カチッ














    男子はロボットの後ろに付いているスイッチをカチッと押した。

    するとロボットは瞬時に姿を変え、ハンバーガーのような形へと早変わりした。

    男子はハンバーガーをカバンにしまい、古文の教科書を閉じて机に置いた。














    先生「みんな、GWは楽しく過ごせた?」


    生徒「はーーーい!」


    先生「」ニコッ














    生徒の明るい反応を見て、先生はニコッとほほ笑んだ。














    先生「今日はみんなに大事な報告があります!」


    先生「このクラスに、新しい友達がやってきました!」



    ザワザワザワザワ ザワザワザワザワ














    新しい友達、転校生の話題に入った途端、生徒たちがざわつく。

    「え、転校生?」 「誰だろう?」

    「男?女?」 「どんな子かな?」

    そんな声が聞こえてきた。














    先生「それでは紹介します。どうぞ!」

  6. 6 : : 2016/12/16(金) 11:57:34



    ダン グショッ ダン グショッ ダン グショッ ダン グショッ



    足音を立て、転校生が入ってくる。

    脚が濡れているのか、グショグショと音を立てながらクラスに入ってきた。














    先生「紹介します。今日からこのクラスに入った…」


    ジャン「ジャン・キルシュタインだ!!よろしく!!」














    ジャンは先生が名前を言う前に自ら大声で名乗りあげる。

    そのジャンを見て、誰かがガタッと席を立つ。














    女子「ジャン!!?」


    ジャン「え?」


    女子「ジャン!!私だよ私!!」


    ジャン「・・・・・・・・・」ジーッ


    ジャン「あああああ!!」


    ジャン「サシャ!!サシャじゃねええか!!」














    それは先ほどジャムパンを食べていた女子だった。

    「サシャ・ブラウス」は、久々に再会したことに驚きと喜びを感じ、ジャンに笑顔で手を振った。














    先生「あら、ブラウスさんとお友達?」


    ジャン「はい!小学からの幼馴染なんす!!」


    先生「じゃあ席は彼女の隣でいいわね」


    ジャン「ういっす!!」














    ジャンはみんなによろしく、よろしくと一人一人に挨拶しながら席へ向かう。














    ジャン「久しぶりだなサシャ。小学以来か?」


    サシャ「うん。ジャンもたくさん友達つくってるの?」


    ジャン「今じゃ1000人だぜ!」


    サシャ「うそーーっ?」


    先生「二人とも、静かにして」


    ジャン「あ、先生、ちょっと待ってください!」














    そう言うとジャンはメガネ男子のところへ向かい、グショグショになった何かをバンと机に置いた。

    それはあの時捨てられたラブレターだった。

    文字はすっかりにじんでしまい、中身が若干透けて中の文章が微かに見えていた。














    ジャン「マルコ・ボットさま。これ、お前宛てだろ?」


    マルコ「わざわざそんなものを持ってくるなんて」


    マルコ「お節介だねえ君は」


    ジャン「ああそうさ。お前の友達だからな」


    マルコ「君なんかと友達になった覚えはないけど?」


    ジャン「今はな。だが、いつかなる!」


    マルコ「……ハッキリ言って、そんなことはあり得ないよ」














    そう言うとメガネの男子「マルコ・ボット」は、

    席を立ち、廊下へ出ようとした。














    先生「ちょっとボット君?どこ行くの?」


    マルコ「気分が悪いので、保健室行ってきます」



    ガラッ ピシャン



  7. 7 : : 2016/12/18(日) 19:42:54



    ジャン「……俺は諦めねえぞ」


    ジャン「絶対友達になってやる!」


    サシャ「ジャンは相変わらずだね」


    ジャン「お前だって、相変わらず夢は宇宙飛行士みたいだな」














    ジャンはサシャの机に置かれている

    「5分でわかる宇宙の豆知識」というタイトルの本を見て言う。














    サシャ「当たり前でしょ。私は宇宙へ行くために生まれてきたんだからね!」


    ジャン「そっか。そうだよな」


    サシャ「うふふっ♪」














    久しぶりの再会。そして相変わらずなところを言い合いながら、二人は笑いあった。














    ―――――――――
    職員室


    場所は変わり、ここは明星高校の職員室。

    プリントを整理する先生、パソコンで何かのデータを作っている先生、一人一人がそれぞれの位置について仕事をしていた。

    その中にのんきに雑誌を開き、星占いのページを見ている先生がいた。先ほどジャンを追いかけようと石につまづいて転んだ教師

    ミケ・ザカリアスだ。














    ミケ「今日はまあまあの運勢か」


    ミケ「もうあんなことが起きなければいいけどな」














    ミケはつまづいて転んだことを思い出し、表情が少しドンヨリした。














    先生「おや、ザカリアス先生、星占いですかそれ?」














    横から男性の先生が声をかける。

    ミケはビクッとし、雑誌をバタンと閉じた。














    ミケ「え、ええ!ちょっと気になりまして!」アセアセ


    先生「私もやってるんですよ一応」


    ミケ「え、ヴェールマン先生もやってるんですか?」














    声をかけたのは数学の担当教師

    キッツ・ヴェールマン。

    もじゃもじゃの無精ひげを指でかき、メガネをクイとあげる。














    キッツ「私、みずがめ座なんですけど、なんて書いてありますか?」


    ミケ「みずがめ座ですか?え~と……」パラパラ


    ミケ「『上司のアドバイスを聞くといいことがあるかも』……ですね」


    キッツ「そうですか。ちょっと難しいですね」


    キッツ「私にはちょっと恐れ多くて聞けないんですが」


    ミケ「それは困りましたね…」


    キッツ「まあ、めげずにお互い頑張りましょう」


    ミケ「そ、そうですよね……」














    キッツはそういうと、教科書を持ち、職員室を出て行った。














  8. 8 : : 2016/12/18(日) 20:09:36



















    ――――――――――――――――
    お昼休み



    午前の授業が終わり、学校の楽しみの一つといえるランチタイムがやってきた。

    クラスで食べる生徒たちは友達同士で机をくっつけ合って食べ、

    中には外に出て食べる生徒、食堂へ行って学校が提供しているお昼ご飯やパンを買って食べる生徒たちもいた。

    ジャンはサシャに連れられ、食堂へ向かっていた。














    サシャ「ここが食堂だよジャン」


    ジャン「へぇ。結構広いんだな」


    サシャ「うん。みんな食べられるように、席もたくさんあるんだよ」


    ジャン「へえ、いいじゃねえか」


    サシャ「じゃあさっそく食べよう!何がいい?」


    ジャン「あ、じゃあカツ丼大盛りで」


    サシャ「オッケ~~!」

    タッタッタッタッタッ














    サシャは食券売り場へと走っていった。

    見渡してみると食堂にいる生徒たちは皆、個性的な者たちで溢れており、

    髪を染め、アクセサリーをじゃらじゃらぶら下げ、テーブルに足を乗て、いかにも不良と感じさせる生徒たち。

    片手にはスプーン、片手には10キロのバーベルを持ち、食べながら体を鍛えている生徒たち。

    何かと暗い感じを放つ、ゴシックな生徒たち。

    黒縁メガネに「合格」、「必勝」と書かれたハチマキを巻き、
    テーブルには何冊も積み重なった参考書に囲まれた生徒たち。

    ゲーム機とノートパソコンを巧みな指使いでこなし、傍には同人誌とアニメキャラの美少女フィギュアに囲まれた生徒たち。

    制服の下には普段着を着用し、男女楽しく盛り上がるチャラチャラした生徒たち。

    まるで一つのグループのように、それぞれのテーブルについていた。

    ジャンはそんな食堂を歩きながら、自分が座る席を決めに行く。














    ジャン「おう鍛えてるねえ。いいよいいよぉ!」


    ジャン「受験頑張れよ!」


    ジャン「暗いなあ。もっと明るく行けよ!」














    ジャンはグループごとに声をかけ、真ん中にキレイなテーブルフラワーが置かれたテーブルに目をつける。

    そこは周りと違って長方形ではなく正方形、4人用のテーブルだった。

    それに、椅子も丸形の椅子ではなく、フワフワのソファーのような豪華な作りになっていた。














    ジャン「お、ここよさそうじゃん♪」














    ジャンはそこに決め、フカフカの椅子に座った。

    見た目通り、とてもフカフカしており、ジャンは気持ちよさそうにフーっと落ち着いた。


  9. 9 : : 2016/12/18(日) 20:15:34
    進撃×仮面ライダー…期待です!!!!
  10. 10 : : 2016/12/18(日) 21:36:56
    期待ありがとうございます!!
    2年ぶりの進撃×仮面ライダー頑張っていきます!!
  11. 11 : : 2016/12/18(日) 21:58:41



    だが、座った瞬間、周りが驚くように身を引いた。














    「おい、座っちまったぞ…」


    「やべえぞアイツ…」


    「何考えてんだよ…」














    ざわつく生徒たちにジャンは














    ジャン「なんだよ?俺の顔になんか付いてんのか?」














    と聞くが、返答無し。

    そこへ大盛りのカツ丼とカレーライスを運んできたサシャ。

    サシャはジャンを見ると咄嗟にトレーをテーブルに置き、ジャンに駆け寄る。














    サシャ「何やってるのジャン!!」


    ジャン「え、なんだよお前まで?」


    サシャ「ここは座っちゃいけないんだって!!」


    ジャン「は?なんで?」


    サシャ「この食堂は、座る席が決まってるんだって!!」


    ジャン「なんだよそれ、別にどこに座ったっていいじゃんか」


    サシャ「ダメだって!!特にそこは!!」


    サシャ「ほら早くどいて!!」


    ジャン「いいじゃねえか。ここ気持ちいいし」














    必死でジャンをどかそうとするサシャ。

    だがジャンは一向にそこをどく気はなかった。

    そもそも座る場所が決まっていることは、転校してきたばかりのジャンにはわからされていないルールだ。

    しかもジャンは、それをどうでもいいと決めつけ、理解すらしようとしなかった。














    「お、おい来たぞ!!」


    「来た来た!!」














    コツコツと足音を立て、食堂に三つの人影がさした。

    それは三人組の女子で、チアガールのユニフォームを着用している。

    右の女子はベージュ色に天然パーマのショートヘア、

    左の女子はそばかすの付いた顔に黒髪、三人の中では一番の長身、

    真ん中の女子は金髪に容姿端麗、センターにいて、いかにもリーダーを思わせる容姿をしていた。

    真ん中の金髪少女を見たジャンは、思わず目を丸くする。














    ジャン「す、すっげえ美人だ…!」ゴクリ


    ジャン「今までいろんな学校見てきたけど、あんな美人は初めて見たぜ!」


    サシャ「やばいよジャン!!」


    サシャ「レイス先輩が来ちゃったよ!!」


    ジャン「レイス?誰だそれ?」


    サシャ「この学校のクイーンだよ!!」


    ジャン「クイーン?何言ってんだよさっきから」

  12. 12 : : 2016/12/19(月) 23:10:55




    三人の女子はジャンの前で立ち止まり、真ん中の金髪少女がキッと睨みつける。














    金髪「ねえアナタ、どうしてそこに座ってるのかしら?」


    ジャン「あ、俺のことか?」


    サシャ「すいませんレイス先輩!!こちら私の友達のジャンです!」


    そばかす「誰もテメエの意見なんか聞いてねえよ!」


    ベージュ「そうよ!!フロックのくせに生意気よ!!」


    ジャン「フロック?それってサシャのことか?」


    ベージュ「何よ?ホントのこと言っただけじゃない」














    ジャンはそれを聞くとスクッと立ち上がり、














    ジャン「おい、ふざけんなよ!!」


    ジャン「サシャに向かってフロックだと!?」


    サシャ「ジャ、ジャン……」


    ジャン「サシャはカエルなんかじゃねえぞ!!」














    サシャはバタリと倒れた。いや、ずっこけたと言うべきか。

    そばかすとベージュ髪の女子は高らかに笑い出した。














    そばかす「コイツ意味わかってねえんだなホント!!」


    ベージュ「受けるんですけど~~~!!」


    金髪「へえ。アナタ並みのバッド・ボーイじゃないのね」


    金髪「言うなれば……」


    金髪「『トラッシュ』が相応しいわね」


    ジャン「トラッシュだと?」


    サシャ「ちょっと先輩!!それはさすがに!!」


    ジャン「それはつまり……」














    ジャンはリーゼントを軽く撫で、ドヤ顔で金髪に言う。














    ジャン「『男の中の男』って意味かい?」


    ベージュ「・・・・・・」


    そばかす「・・・・・・」


    金髪「・・・・・・・・」


    サシャ「・・・・・・・」














    サシャは右手で両眼を覆った。

    見た目はもはや「ダメだこりゃ」と言っているような感じだった。

    すると三人は向き合いながら、クスクスと笑い始める。


  13. 13 : : 2016/12/20(火) 12:10:26




    ガシッ


    ジャン「えっ?」



    ブーーーーーン



    ジャン「うわああああああああっ!!!」



    バタッ














    ジャンは何者かに肩を掴まれ、そのまま放られるように投げ飛ばされた。

    テーブルの上に落ち、そしてそこから転がって床に落ちる。














    「フン、トラッシュの分際で生意気なヤツだ」














    そこに立っていたのは大柄の筋肉体質の男子。

    服の上からでもわかるほどの見事な張りのある体格をしており、明星高校のスタジャンを着用。

    左手にはフットボールに使用される専用のヘルメットをぶら下げていた。














    金髪「ありがとうライナー。助かったわ」


    ライナー「なあに、ゴミを掃除してやっただけさ」


    ライナー「礼儀の知らないトラッシュほど、愚かな者はいないからね」














    金髪少女は彼を「ライナー」と呼び、彼のムキムキの左腕に抱き着く。














    ジャン「痛えなこの野郎!!」


    ライナー「黙れ。ゴミの分際でキングに話しかけるな」


    ジャン「キングだとぉ?テメエみてえなキングがいるかよ!!」


    部員「貴様!ブラウン先輩になんて口の聞き方だ!!」


    ライナー「よせマルセル。お前は引っ込んでろ」


    マルセル「す、すみません!」














    ライナーはヘルメットをマルセルに手渡し、手をポキポキ鳴らす。














    ジャン「なんだ?やる気かこの野郎」


    ライナー「せっかくだ。ゴミのお前に、この学校のルールを教えてやるよ」


    ジャン「ゴミじゃねえ!俺はトラッシュだ!」


    サシャ「バカ!トラッシュは『ゴミ』って意味だよジャン!」


    ジャン「え……?」














    自分が間違えていたことに一瞬ポカンとし、そして今までバカにされていたことを知ったジャンは歯を食いしばり














    ジャン「バカにしやがって!」


    ライナー「お仕置きタイムだ。マルセル、お前ら」パチン














    ライナーは指をパチンとならすと、後ろに控えていたアメフト部員たちが前に出る。














    ジャン「上等だこの野郎!!」



  14. 14 : : 2016/12/21(水) 08:41:49



    マルセルと部員3人がジャンに向かってくる。

    ジャンは拳を構え、右足でキックを放つ。














    ジャン「おらああああっ!!」ゲシッ


    部員1「グオッ!!」


    ドシャアアアアッ














    早速1人をノックアウトしたジャン。

    あと3人。














    部員2「この野郎!!」


    ジャン「このっ!!」ゲシッ


    部員2「ぐはあああっ!!」


    ドシャアアアアッ


    マルセル「コ、コイツ……強ええ…」タジッ














    マルセルはたじろぎ、脚を止める。














    ジャン「さあどんどん来いよ!」


    マルセル「くそっ。こうなったら……!」














    マルセルはすぐ横のサシャに目を向ける。














    サシャ「え…?」


    マルセル「こい!!」ガシッ


    サシャ「な、何するのよ!?」


    ジャン「お前、サシャを離せ!!」


    マルセル「動くな!!コイツが痛い目にあってもいいのか?」


    ジャン「き、汚ねえぞ…!!」


    マルセル「お友達を助けたかったら言うことを聞け!!」














    人質をとられたジャンは成す術もなく、構えを解いた。














    ライナー「さあ、ここからが本番だぜ」


    ライナー「ここでは食事をしているみんなに失礼だ」


    ライナー「お前ら、ソイツを外に連れ出せ!」


    部員たち「は、はい!」














    ジャンにやられた2人も、よろめきながら立ち、ジャンの両腕を掴んで、連行するかのように連れて行った。














    サシャ「ジャン!!」


    ジャン「心配すんなサシャ。俺は大丈夫だから!!」


    ライナー「ククク。いつまでそう強がってられるかな?」














    ライナーは不気味な笑みを浮かべた。



  15. 15 : : 2016/12/21(水) 22:31:04
















    ―――――――――――――
    明星高校 裏





    ジャン人目のつかない学校の裏へと連れていかれ、2人の部員に腕を掴まれて身動きを封じられ、大の字で拘束されていた。














    ライナー「お前ら、しっかり持ってろよ」














    ライナーはそう言うと、地面に右手を置き、ラインポジションの構えをとり、無防備なジャンに向かって、その剛腕でタックルをかました。














    ライナー「うおおおおおおおおおっ!!!」



    ドカアアアァァッ



    ジャン「うああああっ!!!!」



    ドシャアアアアッ














    強烈なタックルを受けたジャンは、思い切り吹っ飛ばされた。














    サシャ「ジャン!!」


    ライナー「ククク。どうだ転校生?」


    ジャン「なんだよ!?そんなもんかよ!!」


    ライナー「なに?」ギロッ


    ライナー「そんなに痛い目にあいたいのか?」


    サシャ「ジャン!!お願いやめて!!」


    ジャン「心配すんなサシャ!!友達だからな!!」


    ライナー「舐めやがって!」


    ライナー「おいマルセル。そこら辺を見張ってろ」


    マルセル「は、はい!!」














    ライナーはマルセルに見張りを命じ、再びラインポジションの構え。そしてタックルをかます。














    ライナー「うおおおおおおおおおっ!!!」



    ドカアアアァァッ



    ジャン「ぐふっ!!!」



    ドシャアアアアッ



    ジャン「がはっ!ゲホッゲホッ!」


    ライナー「さすがにこれで懲りたろ?」


    ライナー「もう二度と………」














    ライナーが地面に這いつくばるジャンを見上げていると、何かを察したように顔をあげる。

    すると学校の体育館に続く通路の奥から、何やら不気味な黒い霧がモヤモヤと浮かんでいた。














    ライナー「なんだ、あれは?」


    部員1「なんだなんだ?」














    ライナーと部員たち、ジャンもうつ伏せの状態で黒い霧に目を向ける。


    するとその黒い霧に、いくつもの丸い光が点々と光を放った。

    それはまるで、夜空に浮かぶ星のように。














    ジャン「……星?」














    丸い光が浮かび上がると同時に、黒い霧は一瞬にして風に流されるように消えていく。

    そして霧が晴れるとそこには、赤く巨大な怪人が立っていた。



    http://h-art.sakura.ne.jp/sblo_files/cogitoergosum/image/Fourze_01g.jpg


  16. 16 : : 2016/12/21(水) 23:12:31






    怪人「ぐおおおおおおおっ」


    ライナー「な、なに!?」


    部員1「ッ!?」


    部員2「バ、バケモノ!?」














    部員たちは怪人に恐怖すると、人質にとっていたサシャを放し、一目散に逃げていった。














    ライナー「おいお前ら!待てよ!!」














    ライナーも後を追うようにその場から逃げる。

    怪人は、取り残されたジャンとサシャに向かって歩き始める。














    ジャン「なんだアイツ?アイツもアメフト部員か?」


    サシャ「あれはね……」


    ジャン「…って、どう見ても違うよな」


    ジャン「下がってろ。アイツは俺に任せろ」














    ジャンはヨレヨレになっても立ち上がり、そばにあった鉄パイプを握りしめる。














    ジャン「先手必勝!!行くぜこの野郎!!」














    ジャンは真っ向から鉄パイプを振りかざし、怪人に向かって思い切り振り下ろした。

    ブウウウウーーーーーン

    ガキイイイィィィィン














    ジャン「な、コイツ固ええ!」


    ジャン「くそっ!!コイツ!!」ガンガンガン














    ジャンは何度も鉄パイプを叩きつけるが、怪人の頑丈な身体には、傷一つも付けられなかった。














    怪人「フン!!」ギュッ














    すると怪人はジャンの鉄パイプを取り上げ、それをなんと、

    簡単にUの字型に曲げてしまった。














    ジャン「えええええっ!!?」


    怪人「フン!!」ブン


    ジャン「ぐはあああっ!!!」



    ドシャアアアアッ














    怪人のパンチを受け、またもジャンは吹っ飛ばされてしまった。


  17. 17 : : 2016/12/23(金) 10:35:51



    サシャ「ジャン!!大丈夫!?」


    ジャン「ぐ、くそお……」

    バタン


    サシャ「ジャン!!ジャン!!」














    ジャンは気を失ってしまった。

    怪人は曲げた鉄パイプを投げ捨て、ジャンを抱えるサシャへと向かい始める。














    怪人「ぐおおおおおおおっ」

    ビカアアアアアアアアッ














    怪人は全身を光らせ、手の平にエネルギーの塊らしきものを生成する。

    そして、それを2人に向けて放つ。














    サシャ「ッ!!」


    「サシャ!!」


    ガキイィィイィィン














    サシャに向けて放たれたエネルギー弾を間一髪で誰かが食い止めた。

    それは黄色い巨大ロボットだった。


    http://bandai-a.akamaihd.net/bc/img/model/b/1000076363_4.jpg



    巨大ロボットは右手の丸い大きな腕でサシャをエネルギー断から守った。














    「大丈夫かサシャ」


    サシャ「うん」














    ロボットから聞き覚えのある声がした。

    それは午前中に授業を抜け出した少年

    マルコ・ボットの声だった。














    サシャ「見てマルコ!アイツの身体!」


    マルコ「わかってる。あれは『オリオン座』の模様…」


    マルコ「ついに出たな!」


    マルコ「『ゾディアーツ』!!」














    マルコは怪人をゾディアーツと呼び、ロボットを起動させる。

    マルコはゾディアーツの2倍以上の巨体のロボットを操り、ゾディアーツとぶつかる。

    ゾディアーツも負けじと力押しで対抗する。














    ゾディアーツ「ぐおおおおおおおっ!!」ドカアッ


    マルコ「くっ!!」ヨレッ


    サシャ「マルコ!?」














    マルコは操縦に慣れていないのか、ロボットの動きが見るからに弱弱しく、そして動きが鈍い。

    マルコはそれでも、巨体を活かした体当たりでゾディアーツを押し倒す。














    ゾディアーツ「ぐっ!」



    ビカアアアアアアアアッ



    ゾディアーツ「ハアッ!!」



    ドカアアアアアァァン














    ゾディアーツはエネルギー弾を地面に放ち、辺りに爆煙をまき散らす。

    そしてその姿は、いつの間にか消えていた。

    どうやら退散したらしい。


  18. 18 : : 2016/12/24(土) 11:05:21



    ガコン プシューーーッ



    マルコ「ハァハァ……ハァハァ」


    サシャ「マルコ?大丈夫?」


    マルコ「……逃がしたか」


    マルコ「やはり……『ダイザー』ではその場しのぎが限界だったか……」














    胴体の前面が上下に開き、中からマルコが出てくる。

    汗だくでよろめきながらサシャに抱えられた。














    サシャ「安心して。アイツは倒したよ」


    マルコ「いや、まだ倒してない。ヤツは必ずまたやってくる!」


    マルコ「やはり…アレを使うしか……!」


    サシャ「ダメだよ!それにあれは、まだ調整が…!!」


    マルコ「明日までには完成させる!」


    マルコ「僕は一度、ハッチに戻るよ」


    サシャ「マルコ……」


    マルコ「君はそこのバカを保健室に運んどいてくれ」



    パカッ ピッピッピッ



    ロボット「ビークル・モード」














    マルコは持っていたアタッシュケースを開き、ロボットを遠隔操作。

    ロボットは六輪の車のような形に変形し、タイヤをキキキと鳴らし、どこかへと走り去っていった。


    http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/4403/bantaka/fourze/fourze1350.jpg



    マルコはヨレヨレに歩いていき、サシャは彼を追おうとしたが、

    自分を守ってくれたジャンを見捨てることもできず、ジャンをかつぎ、脚をズルズルと引きずりながら、保健室へと向かった。



  19. 19 : : 2016/12/27(火) 16:12:35

















    ――――――――――――
    保健室




    ジャン「うんん……」


    サシャ「ジャン、大丈夫?」


    ジャン「サシャ?あれ、俺は確か……」


    サシャ「良かったぁ。目、覚めたんだね」


    ジャン「……そうだ。確か怪物が現れて、その後、お前を守ろうとしたけど、返り討ちにあって……」


    サシャ「うん。でも安心して。私は無事よ」


    ジャン「すまねえサシャ。カッコ悪いとこ見せちまって…」


    サシャ「ううん。ジャンこそ、私のために、あんなに身体を張ってくれたんだもん。カッコよかったよ」


    ジャン「ちくしょう。あのライナーっていうキングといいクイーンといい、怪物といい、どうなってんだこの学校は?」


    サシャ「このシガンシナ明星高校がモットーしているのは個性だからね」


    サシャ「この学校はね、『スクールカースト制度』が正式に認められている、数少ない学校としても有名なのよ」


    ジャン「なんだって?」














    スクールカースト。

    それは言うなれば、学校で必ずしも発生する、一種の身分制度である。

    これは学校のみならず、社会においても同じで、職場や学校には、必ず上があれば下が存在する、

    そういう上下関係が生じている環境下でのみ自然発生してしまう

    、人気の度合いを示す序列。

    それが「スクールカースト」である。














    サシャ「キングは、アメフトで絶大の人気を誇る『ライナー・ブラウン』先輩」


    サシャ「そしてクイーンは、チアリーダーの令嬢『ヒストリア・レイス』先輩。ライナー先輩の結婚も決まってるって噂よ」


    ジャン「嘘だろ?ヒストリアって、俺をゴミ呼ばわりしたアイツか?」














    ジャンは頭に、三人組センターの金髪少女を思い浮かべる。














    サシャ「そうよ」


    ジャン「あの女、美人なのに心はすっげえどす黒いじゃねえか」


    ジャン「なんであんな奴らがみんなに好かれてんだよ?」


    サシャ「多分二人がキングとクイーンだからじゃない?」


    サシャ「敵に回したらどんなことをされるかわからないから、刺激しないようにしてるだけじゃないかな?」


    ジャン「…俺は認めねえぜ。あんなキングとクイーンなんか…!」


    サシャ「ジャン、お願いだから無理しないで!」


    サシャ「それに今は、そんなことを気にしてる場合じゃないでしょ!」


  20. 20 : : 2016/12/27(火) 16:59:11


    ジャン「え?」


    サシャ「今はゆっくり身体を休めて」


    サシャ「じゃないと、ホントに死んじゃうよ」


    ジャン「へ、平気さこれぐらい…」



    ズキッ



    ジャン「ぐっ!」


    サシャ「ほら見なさい」


    ジャン「あ、アハハハ……」


    サシャ「しょうがないな。私が送ってあげる」


    ジャン「す、すまねえ……」














    ジャンはサシャの肩を借りて立ち上がり、保健室を出た。

    外はすっかり夕暮れ時になり、校庭にはアメフト部員たちが、試合に向け、特訓をしていた。

    ジャンは、スクバスの発着場まで運んでもらい、そこでサシャと別れた。














    ジャン「ありがとなサシャ」


    サシャ「じゃあまた明日ね」


    ジャン「おう!」














    サシャは校門を抜け、家族の待つ家へと向かう。



    ピロリロリン ピロリロリン



    サシャの携帯がなる。着信音だ。














    サシャ「?」タン














    サシャは画面を確認。

    相手はマルコ・ボットだった。














    サシャ「」ピッ


    サシャ「もしもし」


    マルコ「サシャ、ようやく完成したよ」


    サシャ「完成って……まさか…」


    マルコ「ああ。これでアイツを倒すことができる!」


    サシャ「だけど、使えたとしても、アナタの身体じゃ……」


    マルコ「ああ。多分僕じゃ倒せるまでは身体は持たないだろう」


    マルコ「そこでサシャ。僕から頼みがある…!」


    サシャ「え?」














    サシャはマルコの言葉を聞くうちに、表情がだんだん暗くなり、そして一瞬、何かに驚いたかのように目を見開く。














    サシャ「そんな……。そんなこと……」


    マルコ「僕だってこんなことは君には頼みたくない!」


    マルコ「だけど、君しか頼れる人はいないんだ!」


    サシャ「マルコ………」


    サシャ「・・・・・・・・・・・・」


    サシャ「わかったよマルコ」


    サシャ「私も、なんとかやってみる!」


    マルコ「…………すまない」


    サシャ「」ピッ














    サシャは電話を切る。

    スマホを持つサシャの手は震えていた。














    サシャ「ついに……『フォーゼ』を使うのね」


    サシャ「マルコ……!」














    サシャは「フォーゼ」という言葉をつぶやき、震える手を抑えながら帰宅した。

  21. 21 : : 2016/12/27(火) 21:52:53


















    ――――――――――――
    翌日






    ジリリリリリリリリリ

    ジリリリリリリリリリ



    ジャン「うんんん……」


    ジャン「うるせえな…」カチッ


    ジャン「・・・・・・・・・」














    ジャンは寝ぼけ眼で目覚まし時計を確認する。

    時刻はすでに8時を過ぎていた。














    ジャン「いっ!!?」


    ジャン「やべえ!!遅刻だ!!!」



    ドタバタドタバタドタバタ



    ジャンの父「おいどうしたジャン!そんな慌てて」


    ジャン「ごめん!!遅刻だ!!」


    ジャン父「おい、朝飯は?」


    ジャン「食ってる暇ねえって!!」


    ジャン「行ってきまーーーす!!」














    ジャンはカバンを持ち、左手に短ランをかけ、駆け足で明星高校へと向かう。

    昨日受けた痛みは若干残ってはいるものの、今のジャンには、それを感じてる余裕などなかった。

















    ―――――――――――――――
    シガンシナ明星高校




    明星高校へと走っては行ったが、校門は閉ざされていた。手遅れだった。














    ジャン「やべえ、怒られちまうよぉ」


    ジャン「よっと」














    ジャンは校門をよじ登り、クラスへと向かった。














    ジャン「えっと、確かオレのクラスは、あっち…だよな?」



    ドカアアアアアァァン



    ジャン「あ!?」ビクッ














    突然の爆発にジャンは驚く。

    爆発が起きたのは、西の校舎からだった。














    ジャン「なんだ!?どうして爆発が!?」














    ジャンは急いで爆発した校舎へ向かう。














    ―――――――――――――
    明星高校 西校舎




    「キャーーーーーーーッ!!」

    「助けてくれーーーーーーーッ!!」

    「バケモノだーーーーーーーーーッ!!」














    校舎に響き渡る生徒たちの悲鳴。

    その校舎には、昨日ジャンとサシャを襲った、あの赤い怪人

    ゾディアーツが学校を襲撃していた。














    ゾディアーツ「ぐおおおおおおおっ!!」


    ジャン「アイツは!昨日のデカブツ野郎!!」


  22. 22 : : 2017/01/01(日) 22:07:03





    ジャンはカバンを投げ捨て、ゾディアーツの蹂躙する校舎へと向かう。

    校舎の中はガレキが散乱し、足元を見なければすぐに転んでしまうぐらい、足場にゴロゴロと転がっていた。














    ジャン「くそっ!学校をこんなにしやがって!」


    ジャン「ぜってえ許さねえぞ!!」














    ジャンはガレキを飛び越えながらゾディアーツへと向かって走っていく。














    「無茶だよマルコ!!」


    「うるさい!離してくれ!!」


    ジャン「ん?この声は……」














    聞き覚えのある2人の声がするほうへジャンは顔を向ける。

    するとゾディアーツの前に、マルコと彼の腕を掴むサシャの姿が見えた。














    ジャン「サシャ!それにボット!」


    サシャ「ジャン!どうしてここに!?」


    ジャン「それはこっちのセリフだ!」


    ジャン「何やってんだ!?早く逃げろ!」


    マルコ「それはこっちのセリフだ」


    マルコ「君はサシャを連れて逃げろ」


    ジャン「なに言ってんだよ!?」


    マルコ「ゾディアーツは僕が倒す」


    ジャン「なに?」


    サシャ「マルコ!それは…!」














    マルコは何か秘策を秘めているのか、怪物を目の当たりにしても逃げようとせず、むしろ倒そうと立ちはだかっている。














    マルコ「今こそ使う!」


    マルコ「父さんの残してくれた…」


    マルコ「この『フォーゼドライバー』で!」ガチャッ














    マルコはカバンから不思議な形をしたマシンを取り出す。

    オレンジ、青、黄色、黒の4つの色の付いた小型のスイッチが装填され、右サイドにはレバーが付いており、真ん中中央には画面と思しき黒い液晶。

    http://blog-imgs-46.fc2.com/g/o/r/goreora/20111005001837a58.jpg



    マルコはそれを自分の腰にあてる。


    パシーーン カチャッ


    するとそのマシンからベルトが伸長し、マルコの腰に巻き付いた。














    ジャン「なんだあれ?ベルト?」


    マルコ「いくぞ!!」


    パチン パチン パチン パチン














    マルコはスイッチの下にある赤い4つのパネル状スイッチを右の親指で下へ押してスイッチを入れていく。


  23. 23 : : 2017/01/06(金) 09:37:50




    )))3・2・1(スリー・ツー・ワン)(((




    ベルトからカウントダウンの音声が鳴り、マルコが右のレバーを握りしめる。














    マルコ「変身!!」ガチャン














    マルコは「変身!!」と叫び、レバーを前に動かす。

    だが














    ビビビビビビビビビビビビビッ

    バチバチバチバチッ


    )))SYSTEM ERROR!(システム・エラー)(((














    マルコ「なに!?」

    バシュン


    マルコ「うわっ!!」バタン














    マルコは吹っ飛ばされるように倒れこみ、腰に巻き付けたベルトもその拍子に、ジャンの足元に吹っ飛んできた。














    マルコ「どうしてだ!?なんで上手くいかない!?」


    サシャ「そんな…。フォーゼに……なれない!?」


    ジャン「フォーゼ…?」














    ジャンはベルトを拾い、それを自分の腰に当てる。














    パシーーン カチャッ


    ジャン「お前らは逃げろ!アイツはオレが倒す!」


    サシャ「ジャン!それは!!」


    マルコ「やめろ!!君なんかにはそれは使えない!無理だ!」


    ジャン「無理だと……?」

    パチン


    ジャン「そんなの……」

    パチン


    ジャン「やってみなきゃ……」

    パチン


    ジャン「わかんねえだろ!!」

    パチン



    )))3・2・1(スリー・ツー・ワン)(((



    ジャン「変身!!」ガチャン














    ジャンはマルコがやったのと同じように4つの赤いパネルを押し、レバーを起動。

    すると今度はマルコの時と違い、辺りに白い煙が噴射するように吹き荒れた。

    そしてジャンは、全身が光に包まれ、姿がどんどん変わっていく。

    煙が吹き飛ばされ、そしてそこには、

    白い格好に身を包んだ白い戦士が立っていた。


    http://img1.kakaku.k-img.com/images/productimage/fullscale/K0000407186.jpg



  24. 24 : : 2017/01/06(金) 11:31:56



    白い戦士「うおわっ!!なんだこれ!?」


    白い戦士「オレ、どうなっちまったんだ!?」


    サシャ「すごい…!変身できた!!」


    マルコ「……何故だ?何故アイツにできて……僕にはできなかった?」


    ゾディアーツ「ッ!?」














    ゾディアーツは一瞬たじろぐ。














    サシャ「ジャン!お願い!!そのフォーゼで、あの怪物を!!」


    フォーゼ「フォーゼ?……そうか!これがフォーゼなのか!」


    フォーゼ「よおし!任しとけ!!」


    フォーゼ「おい怪物!!」


    フォーゼ「タイマンはらしてもらうぜ!!」














    フォーゼは拳を突き出し、怪物に宣戦布告。














    ゾディアーツ「グオオオオオオオオオッ!!」


    フォーゼ「ウオオオオオオオオオオオッ!!」














    両者は走り出し、ついに激突!

    まずはフォーゼがパンチを繰り出す。














    フォーゼ「オラアアッ!!」バキッ


    ゾディアーツ「グオッ!」ヨロッ


    フォーゼ「効いてる!?いけるぞ!!」














    ゾディアーツがよろめき、フォーゼはパンチを連続でお見舞いした。














    フォーゼ「オラオラオラアアアッ!」


    ゾディアーツ「グオオオオオオオオオッ!!」ブン


    フォーゼ「ウワッ!!」

    ガキイィィイィィン












    ゾディアーツは懐から棍棒状の武器を取り出し、フォーゼに振り下ろす。

    フォーゼはそれを右手を使ってガード。














    フォーゼ「こっちにも武器はないのか!?」


    フォーゼ「これか!?」カチッ














    フォーゼは自分のベルトを探り、セットされているスイッチを押した。














    )))ロケット・オン(((


    ギュイイン ガシン



    フォーゼ「うおおおっ!」














    するとフォーゼの右腕にロケットの形をしたマシンがセットされた。


    http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/019/272/93/N000/000/005/131570437597413413391_2011_0910_114214-DSC05392.JPG



    そしてそれは勢いよく噴射し始め、フォーゼもそれによって振り回され始めた。














    フォーゼ「な、なんだこれ!?」


  25. 25 : : 2017/01/14(土) 22:44:29





    フォーゼはいきなり振り回されたせいでコントロールができなくなり、そのままロケットの噴射に身を任せ、ゾディアーツに特攻していった。


    ドカアアアアアァァン














    ゾディアーツ「グオオオオオオオオオッ!!」














    その勢いにゾディアーツは校舎から吹っ飛ばされ、かなり離れたどこかへと飛んで行った。














    フォーゼ「飛んでった?あっちか!」














    フォーゼは徐々にコツをつかみ始めると、ロケットの右腕をゾディアーツが飛んでいった方向へ向け、後を追った。














    サシャ「・・・・・・・・・・・・・」


    サシャ「すごい……!」


    サシャ「あれが……フォーゼの力!」


    マルコ「……どうしてだ?」


    マルコ「何故アイツが変身出来て、僕はできなかったんだ?」


    サシャ「マルコ……」


    サシャ「・・・・・・・・・・」


    サシャ「ねえマルコ。この際だし、ジャンに任せてみない?」


    サシャ「フォーゼを」


    マルコ「冗談はやめろ!」


    マルコ「アイツみたいな人間に、父さんの形見を託したくない!」


    サシャ「マルコ聞いて。ジャンはアナタの思ってる人間じゃないわ!」


    サシャ「私は小さい頃から見てたからわかるの」


    サシャ「それに、彼なら必ず力になってくれるはずよ!」


    マルコ「……だけど…」


    サシャ「お願いマルコ。私を信じて今は……ね?」


    マルコ「・・・・・・・・・・・・・」

















    ―――――――――――――――
    シガンシナドーム球場



    明星高校から10キロ離れたドーム球場。

    そこに赤い流れ星が天より落下してきた。ゾディアーツだ。














    ゾディアーツ「グオオオオオオオオオッ!!」


    フォーゼ「見つけたぜ!」


    パチュン














    フォーゼはスイッチをパチュンとオフの状態に戻す。

    すると右腕のロケットは瞬時に消えた。

    スイッチの扱いにも徐々に慣れている模様だ。


  26. 26 : : 2017/02/03(金) 11:07:17






    ゾディアーツ「グオオオオオオオオオッ!!」

    バシュン バシュン バシュン














    ゾディアーツは身体から青い発光弾を放ちフォーゼを攻撃する。














    フォーゼ「うわっ!!」


    フォーゼ「くそっ!!」














    フォーゼは左右に動き、光弾を回避。

    フォーゼの周囲には複数の爆発が発生する。














    フォーゼ「こっちにも他には武器はないのか!?」


    )))ジリリリリリン(((

    )))ジリリリリリン(((


    フォーゼ「ん?なんだ?」














    一番左の黒いスイッチが赤い小さな光を点滅させながら電話のベルのような音を鳴らす。

    フォーゼは黒いスイッチをオンにした。


    )))レーダー・オン(((


    するとフォーゼの左腕に黒いパラボラアンテナが装着された。


    http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/moja666/20121028/20121028180049.jpg



    手首部分の小さな画面にはカチューシャマイクを付けたマルコの顔が映っていた。














    フォーゼ「ボット?どうして?」


    マルコ「黙って聞け。今はヤツを倒すことに集中しろ」


    マルコ「右から二番目の『ランチャー』を使え」


    フォーゼ「右から二番目……これか」カチッ


    )))ランチャー・オン(((














    フォーゼの右足に青いミサイルのボックスが装着される。

    ボックスには5発のミサイルが装填されていた。


    http://www.medicomtoy.co.jp/premiumclub/_src/sc935/f_module_8.jpg














    フォーゼ「おお、いいじゃん!!」

    バシュン バシュン バシュン バシュン バシュン


    フォーゼ「うわあっ!?」














    突然ミサイルが不意に発射し、怪物には1発も当たらず、後ろのドームの客席に当たってしまった。


  27. 27 : : 2017/03/15(水) 14:28:21






    フォーゼ「やっべ。やっちまった……」


    マルコ「レーダーのロックオン機能を使え。じゃないと当たらないぞ」


    フォーゼ「なんだよ、それを先に言えよ」














    フォーゼはゾディアーツに向けてレーダーを向ける。

    画面にはゾディアーツが映り、赤い丸がゾディアーツを補足。

    「LOCK ON」の文字が表示された。














    フォーゼ「ロックオン!食らえ!!」

    バシュン バシュン バシュン バシュン バシュン


    ドカアアン ドカアアン ドカアアン ドカアアン ドカアアン


    ゾディアーツ「グアアアアアアアアアアアッ!!」














    フォーゼはミサイルを発射。

    全弾がゾディアーツを追尾し、全弾が命中命中した。

    そしてついにゾディアーツの巨体が地面に伏した。














    ゾディアーツ「グ、グウウウウ……」


    マルコ「よし、トドメだ!」


    マルコ「ロケットと左二番目のドリルを起動しろ!」


    フォーゼ「オッケー!二番目ね」

    カチッ カチッ


    )))ロケット・ドリルオン(((














    フォーゼはロケットモジュールで上昇すると、左足にドリルが装着された。

    http://blog-imgs-45.fc2.com/h/e/r/herofigure/kai033.jpg














    フォーゼ「おおいいじゃん!!」


    マルコ「レバーを引いてリミットブレイクだ!」


    フォーゼ「よっしゃ!」


    ガコン


    )))ロケット・ドリル(((

    )))リミット・ブレイク!(((














    ドライバーのレバーを引き、ドライバーにリミッター解除がかかる。

    そしてロケットとドリルが光だし、ゾディアーツに向けて突っ込んだ。














    フォーゼ「くらえ!!」


    フォーゼ「ロケットドリルキィィィィック!!!!」



    ドカアアアアアアアアァァァァァァン



    ゾディアーツ「グアアアアアアアアアアアッ!!!」



    ドカアアアアアアアアァァァァァァン














    フォーゼの必殺技「ロケットドリルキック」が見事怪人を打ち負かした。

    ゾディアーツも爆発し、跡形もなく吹き飛んだ。














    サシャ「やったあああああっ!!」


    サシャ「さすがジャン!!」














    フォーゼの勝利に歓心し、両手をあげるサシャ。

    サシャはフォーゼの元へ駆け寄り、勝利を祝福した。














    フォーゼ「おおサシャ!やったぜ!」


    サシャ「やっぱりジャンに任せて正解だった!」


    サシャ「信じてたよ!必ずやってくれるって!!」


    フォーゼ「おう!この俺に不可能はないぜ!」


    マルコ「浮かれるな!喜ぶのはまだ早いぞ!!」














    二人が喜んでいる中、マルコの怒鳴り声が割り込んできた。

    二人が振り返ると、アタッシュケースを持ち、怖い顔で立っているマルコがいた。














    フォーゼ「ようマルコ!どうだ?俺の実力!」


    マルコ「名前で呼ぶな!」


    マルコ「フォーゼに変身出来たからって調子にのるな!」


    サシャ「ちょ、ちょっとマルコ!そんなに怒ることないじゃない!」


    マルコ「サシャ、君には幻滅した。こんなバカにフォーゼを託すなんて……」


  28. 28 : : 2017/03/15(水) 14:43:45


    サシャ「え……」


    フォーゼ「おい待てよ!そんなひどいこと言うなよ!!」


    フォーゼ「サシャはお前のことを思って俺にこれを渡したんだろ?そうだろ!?」


    マルコ「そんなの、知ったことじゃない」


    サシャ「マルコ………」


    フォーゼ「お前……!」














    フォーゼはマルコを、マルコはフォーゼを睨みつけ、何か暗く、嫌な空気が渦巻き始めた。










    TO BE CONTINUED


  29. 29 : : 2017/03/15(水) 14:50:59



    あとがき

    毎度毎度亀更新しすぎててすいません。

    とりあえず1話はここまでです。

    「進撃の巨人×仮面ライダーフォーゼ」いかがでしたか?

    このコラボを思いついたキッカケは、劇中でも説明していたんですが、21巻に載っていた嘘予告

    「進撃のスクールカースト」を見て、これを元に何か書いてみようと思ったんです。

    スクールカーストを題にしたドラマはたくさんあるのですが、ここは僕の大好きな仮面ライダーフォーゼを取り入れてみようと思い、この作品を執筆いたしました。

    まだまだこの作品は続いていきますので、ぜひ見て行ってください!
    今後のキャスティングも期待しててください!

    では次回もお会いしましょう!


    それでは!


  30. 30 : : 2017/03/16(木) 21:55:02
    期待

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著者情報
hinokagututi

ローリン・ナオト

@hinokagututi

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