遅れて申し訳ないス
八幡「ただいま」
小町「おかえり」
八幡「おう。親父との話どうだった?」
小町「え、んーーーー。遊んでないで勉強しろだって」
八幡「そうか」
小町「なんかごめんね」
八幡「気にするな。妹の分まで頑張るのが兄の務めだ」
小町(本当は、違うけど)ボソ 
八幡「なんか言ったか?」
小町「んん、なんでもないよ」 
八幡「そうか」
八幡父「おい、八幡ちょっと来い」
八幡「あ」
小町(お父さん、お兄ちゃんとあの話するんだ)
八幡父「小町は、もう上に行って勉強しなさい」
小町「はい、、、、」
八幡「頑張れよ」
小町「うん」
 
ー父の部屋ー
八幡「何だよ話って」
八幡父「八幡実はお前は『息子じゃなくて捨て子だ』
八幡父「!!」
八幡「知ってたさ。俺が小町と兄妹じゃないってことを」
八幡父「どうして、いつ気づいた」
八幡「うちのパソコンで家族表の中に俺の名前が無かったから。なんとなく気づいたのは、去年だ。家を調べると、俺の生まれたときの写真が無かった。」
八幡父「そうか。気づいていたなら何故言わなかった」
八幡「小町を巻き込むのが嫌だから。」
八幡「他人だろうと、俺は小町が産まれてきた頃から俺は,小町の兄だから、」
八幡父「そうか。お前は、優しいな。」
八幡「俺は、今日この家を出て行く」
八幡父「待て、何故そうなる。」
八幡「どうせ小町には、もう話したんだろう。なら俺がこの家にいる意味も理由もない」


本日はここまでとします。
また次回会いましょう  by赤とんぼ