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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

悲劇は延々と Ⅰ【進撃の巨人×東京喰種】

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  1. 1 : : 2016/06/22(水) 18:37:47
    はいどうも、皆から「ふぃんふぃんしてる」と言われるフィンです。「ふぃんふぃん」とは何なのか、それは自分にもわかりませんね。


    このssは、進撃の巨人と東京喰種のクロス作品です。片方がわからない、という方でもぜひ読めるように、尚且つ2つの漫画の世界観が壊れないよう頑張ります。


    これは以前から考えてはいた作品なのですが、やはり東京喰種が過疎している今、皆さんが知っているであろう進撃の巨人という作品とクロスさせれば、少しは興味がわいてくれるかな………という思いでやっていきたいと思ってます。


    普段通りの低クオリティ、更新遅めです。


    良ければコメント、お気に入り宜しくお願いします!


    それでは………。
  2. 2 : : 2016/06/22(水) 18:42:41
    期待
  3. 3 : : 2016/06/22(水) 18:42:52
    期待です(^^)
  4. 4 : : 2016/06/22(水) 18:44:44
    進撃のAssassinさん、進撃のMGSさん


    期待ありがとうございます!
    お2人とも、進撃の~って名前ですねw
    関係ないですが
  5. 5 : : 2016/06/22(水) 19:03:17
    駆逐してやる………ッ!


    この世から………ッ


    一匹残らず………ッ!!





    『なあ、もし「巨人」が存在してたら、エレンはどうする?』


    『巨人ってなんだよ。』


    『“喰種”みたいに、人を食べるんだ。赫子は出さないけど、名前通り、小さい奴で3m、大きいと15mもあるらしい。』


    『へぇー。』


    『しかも、うなじを削がないと死なないらしいんだ。』


    『俺は、喰種すら見た事ねえから、なんとも思わねえな。そもそも、ここにそんなのが現れるかすらわからないしな。』


    『アハハ、そうだよね。』





    ────エレン視点


    エレン「!!」


    朝6時、いつもと比べたら、割と早く起きた。


    昔、アルミンと話していたな………、喰種と巨人について………。


    喰種はともかく、巨人は『ギリシャ神話』なんかに出てくる、空想の生物という認識しかない。


    そんなことを考えながら、エレンは自分の朝食を作る。


    CCG(※)職員、エレン・イェーガー。


    彼はあくまで階級などない本部役員だが、実際に喰種と戦う、“喰種捜査官”の『亜門鋼太朗』に、密かに憧れを抱いている。


    ※Commission of Counter Ghoulの略称。一般的に「喰種対策局」と呼ばれる。

  6. 6 : : 2016/06/22(水) 20:21:14





    ────アルミン視点


    アルミン「………?」


    スクランブル交差点の中で1人、涎を垂らしながら立っていた。


    いち早く気付いたアルミンは、その青年に声をかける。


    アルミン「あの………、大丈夫ですか?」


    「ッ!!」


    アルミンを見た瞬間(見たのか?)、青年は地面を蹴り、暗闇の中へ消えていく。


    アルミン「…………。」


    なんだったのか、それは僕もよくわからないけど、何か深刻な事情があるんだろう。


    アルミンの頭の中では、そう片付けて、20区へ入っていく。


    アルミン「今日は久しぶりのエレンとのお茶だ。ミカサも誘いたかったけど、やっぱ忙しいんだろうしなぁ。」


    そう呟くと、携帯がブゥゥゥンと震えた。


    アルミン「エレンか、待ち合わせ場所は………『あんていく』ね。」


    アルミンでも気付かない、気付くはずがない。


    この2人は、不思議な運命にあるなんてことを………。
  7. 7 : : 2016/06/22(水) 20:34:47
    期待です
  8. 8 : : 2016/06/22(水) 20:35:28
    ジャン最高さん
    期待ありがとうございます!
  9. 9 : : 2016/06/22(水) 20:56:21
    刹那さんのグルから飛んできました!
    両方共大好きなので期待ですよ!!
  10. 10 : : 2016/06/22(水) 20:57:17
    進撃の征服王さん
    期待ありがとうございます!
    またも進撃の~さんですねw
  11. 11 : : 2016/06/22(水) 21:11:22
    フィン先輩!頑張って下さい!あとヒナミも出して下さい!
  12. 12 : : 2016/06/22(水) 21:12:15
    まがーりんさん
    先輩?!w 応援ありがとうございます!
    ヒナミちゃん、もちろん出しますよ!
  13. 13 : : 2016/06/22(水) 21:21:09





    ────エレン視点


    なぜこの店を選んだか?それははっきり言えば適当だった。


    この店から出てくるコーヒーの香りが、エレンのことを無意識に誘っていた。


    中に入ってみれば、穏やかそうな店長に、エレンよりも若いであろうアルバイトの女の子が見える。


    夜中だというのにまだ数人この喫茶店の中に残っている。アルバイトの子と親しそうに喋っている。


    エレン「ここでいっかな。」


    携帯を出して、アルミンにメールを送る。


    よしっ、送信完了。あいつの職場はこの20区だし、すぐ来るだろう。


    エレン「あっ、すみません。コーヒー2つ」


    「コーヒー2つですね、かしこまりました。」


    その女の子はニコッとエレンに笑顔を向けた。


    エレン「………?」


    だが、その笑顔に、エレンは無意識に違和感を覚えた。
  14. 14 : : 2016/06/22(水) 21:31:06
    エレン「………?」


    いつまで経っても、アルミンは姿を見せない。


    「コーヒー、冷めてしまうと、美味しくないですよ。」


    店長に声をかけられた時、エレンはようやく気付いた。


    時計を見ると、時刻は11時になろうとしていた。店も閉店時間なのであろう。


    エレン「いただきます。」


    ゴクゴク………と、1口で飲み干したが、この一瞬でわかるほど、このコーヒーは美味しかった。


    これは、俺の率直な感想だ。いつか、コーヒーの作り方でも伝授してもらいたいくらいだ。


    エレン「美味しかったです。ごちそうさまでした。」


    「……また来てくださいね。」
  15. 15 : : 2016/06/22(水) 21:39:16
    期待ッス!

    相変わらずふぃんふぃんしてますね(イミフ)
  16. 16 : : 2016/06/22(水) 21:42:16
    チャンスさん
    期待ありがとうございます!
    はい、今日は普段以上にふぃんふぃんしてるはずですよ!
  17. 17 : : 2016/06/22(水) 21:46:05
    ココフィンフィン待ちっ!考えるふりして(ry
  18. 18 : : 2016/06/22(水) 21:50:54
    >>17
    あ^〜心がふぃんふぃんするんじゃ^~………ですかね?w
  19. 19 : : 2016/06/22(水) 21:56:59





    ────アルミン視点


    アルミン「ハァ……、ハァ………。」


    エレンから話を聞いていた、コイツに関する本も読んでいた………。


    だが、真後ろにいる生物に、アルミンは恐怖を抑えながら必死で走る。


    「ヒッヒッ、美味そうな人間だなぁ(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)


    この生物から全力で逃げる。


    でもまさか……、こんな………、20区にわくなんて………。





    喰種………ッ!!
  20. 20 : : 2016/06/23(木) 12:26:44
    アルミンッ・・・!生き残れ!!期待ですッッ!!!!!
  21. 21 : : 2016/06/23(木) 22:12:14
    喰種好きの狩人さん
    期待ありがとうございます!
  22. 22 : : 2016/06/23(木) 22:30:11
    アルミン「あがっ………!」


    喰種がアルミンの肩に噛みつく。


    喰種A「ぎひゃっ!こいつぁ美味だ!!ようやく、俺にも幸福がおとずれたんだな………。」


    一人で感動している喰種の隙を見て、アルミンは脱走を試みる………。


    だが………


    喰種A「逃がさねえよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


    ちくしょう!気付いてしまった………!!


    喰種A「命が惜しいのかぁ?なら命乞いでもしてみろよぉ」


    アルミン「誰が……、するものか………ッ!!」


    必死に抵抗するが、喰種の身体能力に、ごく普通の人間が勝てるわけがない。


    しかし………


    アルミン「僕は………、こんなところで………、屈する人間じゃないんだッ!」


    アルミンは既に、脱出の経路は考えていた。


    ここの上に鉄骨が大量にある。最近のニュースで『鉄骨が落下して、女子大生死亡、男子大生意識不明の重傷』という事件があった。


    鉄骨が落下してくれば、喰種であろうが重傷は間違いない。この場でアルミンを食べる体力が残っている方が奇跡であろう。


    もちろんアルミンも、脱出できなきゃ少なくとも重傷、最悪死に至るだろう。


    賭けの要素は高いが、これが最善だと言える。


    持っていたナイフに願いを込めて、思いっきりぶん投げる。


    アルミン「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


    喰種A「バカか!そんなもので俺の体に傷がつくとでもォ?!」


    命……………中……………。


    喰種A「!?!?」


    ガシャァァァンという音と共に、崩れる鉄骨の山


    喰種A「」


    息は止まってる………のかな。


    アルミンもこの影響で、地に伏したままになっていた。





    これは後に、『連続鉄骨殺人事件』として、ニュースでは多く取り上げられるようになった。


    もちろんそれは、エレンの耳にも届いた………。
  23. 23 : : 2016/06/25(土) 13:04:16





    エレン「おいアルミン、まじかよ!?」


    アルミン「うん………。夜中、君のオススメの『あんていく』を探していたら、ちょうど鉢合わせになって………。」


    アルミンはエレンからメールを貰った後のことについて、全て話した。


    世間では『二度も同じことが起きたわけだから、故意に誰かが鉄骨を落としたのではないか。』と言われているが、実際は自分から鉄骨を落としたということ。


    そして、もう一方の死んだ中年男性が“喰種”であること。


    彼はアルミンの話を真剣に聞いている。


    エレン「………あのさ」


    しかし、聞き終わった後のエレンの顔は、まるでアルミンを“敵と認識するような目”で見ていた。


    エレン「辛いかもしれないが、お前が生き残っているのは、医者がその中年男性の臓器を、お前に移植したからだと言っていた。」


    アルミン「…………………!!??」


    それはアルミンの中で辻褄の合う話だった。


    喰種の臓器を移植されたことで、アルミンが“喰種化”することで、喰種と同じ再生能力を身につける。


    医者からは、「回復できる怪我だったのか。幸運だな。」と言われていたが、そうじゃなくて、喰種の再生能力で僕の身体は治っていた!!


    エレン「喰種の臓器を移植された者がどうなるかは俺にもわからん。だから、事情聴取させてくれないか?」


    エレン「大丈夫、俺の親友だ。最悪『コクリア送り』で許してやるよ。」


    親友であるアルミンが自分の天敵だとわかった瞬間、いとも簡単にその縁を切ってしまった。彼の“喰種”に対する執念はそのくらいのものだったのだろう。


    僕、どうなっちゃうのかな…………。
  24. 24 : : 2016/06/25(土) 13:30:10





    エレン「ここだ。」


    連れてこられたのは、病院から少し離れた、『CCG本部』だった。


    エレン「あ、亜門先輩!」


    そこから出てきた大柄の人を、エレンは呼び止める。


    エレン「彼は喰種の可能性があるのですが………。」


    亜門「………なんだって?」


    二人は僕に聞こえないように、小声で話しているはず(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)なのだが、アルミンにはそれがハッキリと聞こえる。


    そこへ、さらに痩せこけた白髪の老人がやってきた。


    真戸「亜門君、どうした?」


    亜門「エレンが、彼が“喰種”ではないかと。」


    真戸「ほう………。」


    その老人は、僕の手を掴んだ。


    その手は異様に冷たかった。人間の体温ではない。義手か…………?


    真戸「奥で話を聞こう。」


    !!


    あの奥には、『Rc細胞の検査ゲート』がある!


    噂に聞いたことはあるが、そこを喰種が通ると、ゲートが反応して鳴り出すという仕組みらしい。


    今“喰種”の赫包を持ってる僕が通ってしまえば………!


    真戸「さあ、こっち────」


    老人………真戸呉緒の進路を塞ぐように、ヤツは現れた。


    神話の世界、偽りの存在だと思っていた。


    巨人「………」ニィ


    巨人ッッ!!!
  25. 25 : : 2016/06/25(土) 13:42:21
    幸か不幸か、検査ゲートが壊れたことで、アルミンが人か否かを判断するのは、少しだけ遅らさる結果となった。


    名前の通り、こいつはとても大きい。喰種捜査官二名も、さすがにお手上げの様子だった。


    うなじを切れば死ぬ………といっても、うなじまで到達する術がない。


    異常事態と判断した捜査官たちが、邪魔な障害物を掻い潜って来たが、状況を見て一気に絶望する。


    ────人間は………、自分たちの想像を超えることへの対応はかなり遅れてしまう………、と聞いたことがある………。


    今の現状がそうだ………。イレギュラーな敵が現れたことで………、一気に絶望にたたき落とされてしまう………。


    今戦えるのは………!


    人じゃない僕(・ ・ ・ ・ ・ ・)だけだ!────
  26. 26 : : 2016/06/25(土) 14:15:45
    巨人「」ニィ-


    捜査官A「ヒィッ」


    やはり巨人は、人間にしか興味を示さない!


    やつに喰種である僕は見えていないのなら、僕に勝機はある!


    赫子の出し方もわからないし、もしかしたら喰種じゃないかもしれない。


    そんなのはもう捨てた。僕は………





    ────僕は“喰種”だ。





    腰付近に感じる、僕の赫子。


    その全長は、僕の体よりも大きいのを感じる。


    喰らいつくように、コレは巨人の足を切り刻む。


    体勢が崩れ、ドシーン!と爆音を立てて倒れる。


    しかし巨人は、匍匐前進するように人間のいる方向へ向かう。弱点であるうなじを隠さないところを見る限り、こいつは知性がない。


    少しの間、人間達には囮になってもらい、その隙に巨人の弱点へと登る。


    足から小さく、再生中の音がしている。急いで殺さなきゃ。


    手が人間に伸びそうだ。切っておこう。


    巨人「ギャァァァァァァァァァァ!!!」


    おっと、もう立ち上がったか。


    赫子をアンカーのように巨人に刺してみるか。


    巨人へぶら下がる。


    それでもやはり人間以外を見ない。


    ここでうなじを切ると、おそらくこっち側に倒れてきてしまって、僕が下敷きになるかもしれない。まあ重いものが倒れてくるのは、既に経験済みだけどね。


    巨人の目の前まで来てみるが、やはり襲ってこない。


    もう遊びも飽きた。


    エレン「…………。」


    巨人「」バタン


    アルミン「ごめんね、エレン。」


    僕は………


    アルミン「僕、喰種だったよ。」


    つづく
  27. 27 : : 2016/06/25(土) 14:29:04
    最後まで読んでいただきありがとうございました。


    途中から「あー、シリーズにした方が作品数稼げるかなぁ。」と考えて、迷った結果シリーズ物になりましたw


    最初はエレンとアルミンの立ち位置逆のはずだったのですが、やはりアルミンの方が頭も良いし、話が進めやすいかなぁ、と思いまして、こうなりましたw

    次回は東京喰種側のキャラを活躍させるつもりですので、よければまた閲覧お願いします!
  28. 28 : : 2016/06/25(土) 15:03:26
    お疲れ様です(∩´∀`)∩


    次回も期待しております!
  29. 29 : : 2016/06/25(土) 15:17:02
    MGSさん
    ありがとうございます(∩´∀`)∩
  30. 30 : : 2016/06/25(土) 23:47:50
    http://www.ssnote.net/archives/46740

    次作です!よければ閲覧お願いします!
  31. 31 : : 2020/10/01(木) 13:23:09
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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著者情報
ACAOT7126

ふぃん

@ACAOT7126

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