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影の異能の真実

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  1. 1 : : 2016/02/19(金) 14:42:04

    漆黒の異能を持つ少年の続き

  2. 2 : : 2016/02/19(金) 15:45:56
    前作http://www.ssnote.net/archives/43127
  3. 3 : : 2016/02/19(金) 15:46:06
    ですよね!!
  4. 4 : : 2016/02/19(金) 19:50:06
    期待イィィィィィィ
  5. 5 : : 2016/02/19(金) 22:17:04
    >>2
    ありがとうございます
  6. 6 : : 2016/02/20(土) 10:01:20

    ある日の訓練

    ミカサ「ハァ……ハァ……」ポタポタ(汗)



    アルミン「ミカサ……」


    アルミンはミカサも
    エレンとの訓練に参加するように説得した

    だが
    ミカサが応じる事は無く
    ミカサはいつも1人で訓練していた

    アルミンは自分の訓練が終わると
    離れた場所からそれを見ていた





    次の日

    ユミル「おいおい」

    クリスタ「何故リヴァイ兵長がここに!?」

    リヴァイ「うっせぇな。呼ばれたんだよ」

    アルミン「エレンにですか?」

    リヴァイ「他に誰がいる?」

    アルミン「す、すいません!」

    ライナー「だが何故エレンは………」

    「俺が暴走した時リヴァイさん以外止めれそうにないからな」

    ベルトルト「!エレン……暴走って………」

    エレン「今日は皆に手伝って貰おうと思ってな」

    クリスタ「何を?」

    エレン「これから俺はもう1人の人格と接触する」

    アニ「………大丈夫なのかい?」

    エレン「……何が起きても大丈夫なように皆に協力してもらうんだ」

    マルコ「……エレンの後ろの人は?(美人だなぁ)」

    フリーダ「私?エレンの彼女よ」

    ユミル(この人が座標の持ち主か……そしてヒストリアの姉……)

    クリスタ(?………この人からも懐かしい感じが…………?)

    アルミン「エレン彼女いたの!?」

    エレン「それは後。まずはアニ」

    アニ「私?」

    エレン「俺は眠る。寝た後俺をお前の結晶で閉じ込めろ」

    アニ「……分かった」

    エレン「暴走したら何をしても止めろ」

    マルコ「それは……」

    エレン「怪我しないようにとか甘い考えをするな……と言う事だ」

    リヴァイ「安心しろ。暴走したらぶっ殺す」

    クリスタ「リヴァイ兵長!」

    エレン「クリスタ!」

    クリスタ「(ビクッ!)……でも」

    エレン「止めなきゃ皆がどうなるか分かんないんだ」

    クリスタ「………分かった」

    エレン「じゃあ始めるぞ」スゥ(目を閉じる)

    アニ「覆結晶……」ピキピキ

    エレンが結晶に閉じ込めらる

    フリーダ「皆!エレンがいつどうくるか分からない!気を抜かないように!!」

    一同「はい!!」








    エレンの精神の世界

    パチ

    エレン「…………」

    闇エレン「やっと来たか………」








  7. 7 : : 2016/02/20(土) 10:11:24
    面白いです!
    頑張ってください。
  8. 8 : : 2016/02/20(土) 11:15:02
    何これ怖い
































     
    ウソウソ!クソ楽しみですよ!超ウルトラスーパー超絶期待!
  9. 9 : : 2016/02/20(土) 11:51:29
    期待
  10. 10 : : 2016/02/20(土) 21:09:54
    期待としか思えない!
  11. 11 : : 2016/02/21(日) 01:18:04
    速く、速く
    楽しみです
    頑張って下さいね
  12. 12 : : 2016/02/21(日) 01:46:43

    エレン「お前はただ俺の人格の一つ………ってだけじゃないのか?」

    闇エレン「………お前はどうするつもりだ?」

    エレン「あ?」

    闇エレン「俺を操る。それは負の感情に身を陥れる事を意味する」

    エレン「………」

    闇エレン「そうすれば俺を強く出来る。だが人格がお前から俺へと変わる事を意味する」

    エレン「お前に主導権はやらねぇよ」スッ

    闇エレン「お前じゃ俺に勝てない」

    エレン「だからといって尻尾を巻いて帰るとでも?」

    闇エレン「………何故俺を求める?」

    エレン「………力が必要だからだ」

    闇エレン「………力を求めるのは構わない。だが俺を頼るのが間違っている」

    エレン「お前の力は「そこから間違っている」

    闇エレン「俺もお前だ。俺の力がどうとか言ってる時点と既に間違ってんだよ」

    エレン「だが……」

    闇エレン「ほんとお前は父さん、フリーダがいなきゃ駄目駄目だな」ヤレヤレ

    エレン「!どういう事だ!?」

    闇エレン「自分で考えろよ」

    エレン「分かんねぇよ!!」

    闇エレン「………ハァ」

    闇エレン「お前はまず自分を理解すべきだ」

    エレン「はぁ!?」

    闇エレン「それが出来なきゃ俺を操るなんて夢のまた夢だ」ズズズズズ ビュン!

    グサァァァァ

    エレン「ガッ!」

    闇エレン「しばらく夢でも見てろ」







  13. 13 : : 2016/02/21(日) 03:27:52
    期待しすぎて超絶望的だぜぇぇぇ!!!

  14. 14 : : 2016/02/21(日) 03:44:33
    神作来ましたわ(`・∀・´)
    これからにも期待です!頑張って下さい!
  15. 15 : : 2016/02/21(日) 09:57:47

    一方フリーダ達は………

    フリーダ「今の所何もないわね」

    アニ「…………」

    フリーダ「アニ?(ピキピキ)………この音は?」

    アニ「………結晶の中は影が無いはずなのに」

    ベルトルト「……まさか!」

    エレン ズズズズズ

    アニ「結晶の硬度を高める!!ライナー!手伝って!!」

    ライナー「俺!?」

    アニ「結晶にあんたの鎧を被せな!!」

    ライナー「んな事!!」

    アニ「出来なきゃあいつが出てくる!!」スッ

    ライナー「わぁったよ!」スッ

    リヴァイ スッ

    ユミル「兵長さんは待て」

    リヴァイ「あ?」

    ユミル「私は氷の異能。結晶の補助は私がやる。兵長さんはエレンが出てきた時まで何もするな」

    アルミン「ユミルに賛成です。こちらを手伝いあなたがLostしたら手の打ちようがありません」

    リヴァイ「チッ………分かった」

    フリーダ(エレン…………)








  16. 16 : : 2016/02/21(日) 10:24:45
    期待
  17. 17 : : 2016/02/21(日) 10:34:55

    エレンの方に戻る

    エレン「これは………」


    ザヒョウヲ!!
    フリ-ダニゲロ!!


    闇エレン「お前がグリシャを食う時だ」

    エレン「何故こんなものを見せる!?」ギロ

    闇エレン「この時フリーダの取った行動によりお前の感情に歪みが生まれた」

    エレン「どういう事だ!?」

    闇エレン「グリシャはお前から俺の遺伝子を自身に埋め込んでいた」

    エレン「俺の遺伝子?」

    闇エレン「俺がただの裏の人格だと思ったか?」

    エレン「!!」

    闇エレン「あの時お前はグリシャを食べなければ既に俺の力を扱えていただろう」

    エレン「父さんを食わなければ………?」

    闇エレン「お前は何故今まで俺に乗っ取られなかったと思う?」

    エレン「え?」

    闇エレン「………影は闇が深ければ濃くなる。それは負の感情が強まり強くなる事を示す」

    闇エレン「だがな……逆の力もある」

    エレン「逆の力………?」

    闇エレン「生の感情……お前の1番強い感情はフリーダを守る。負を-なら生は+。+の感情は光を意味する」

    エレン「光………?」

    闇エレン「影を作るのは光だ。+の感情……光が強ければ影は濃くなり強くなる」

    エレン「!!」

    闇エレン「お前のフリーダを守りたいと言う純粋な気持ちが俺を強くした」

    エレン「ならなぜ俺はお前を!!」

    闇エレン「さっき言っただろ?グリシャを食らったからだ」

    エレン「それがなんだよ!?」

    闇エレン「影の異能の2つの遺伝子。生の感情により強くなる影。負の感情により強くなる影。お前は前者………だったと言おうか」

    エレン「だった?」

    闇エレン「グリシャはお前の遺伝子を己に入れ、お前同様裏の人格を手に入れた」

    エレン「父さんが!?」

    闇エレン「そしてグリシャは後者。負の感情で強くなる」

    エレン「!」

    闇エレン「お前はグリシャを食らった際、巨人の力とグリシャの負の感情で強くなる遺伝子を取り入れた」

    エレン「………それじゃあ」

    闇エレン「グリシャのは言わば偽物の遺伝子。お前の遺伝子から作った紛い物。その遺伝子は自我がない」

    エレン「お前とその遺伝子は……」

    闇エレン「何故お前は矛盾の影王………いや、俺の力を使うと己と仲間を傷つけると思う?」

    エレン「………」

    闇エレン「グリシャの遺伝子は破壊衝動に駆られている」

    闇エレン「フリーダを守りたい+の感情。全てを破壊したい-の感情。それがお前の力を引き出している」

    闇エレン「お前は戦うより守りが得意なのは守りたい気持ちから。だが俺の力は破壊したい気持ちから出来ている。だから攻撃向き」

    エレン「影が異能を食らうのは………」

    闇エレン「闇の異能はグリシャの負の感情を持ち合わせている。異能を喰らえばその力を取り入れ強くなるからな」

    エレン「………お前の望みはなんだ?」

    闇エレン「おかしな事を聞くな。俺もお前だぞ?」

    闇エレン「まぁ……フリーダを守りたいのが1番強い。だがな……お前ももう気付いてんだろ?」

    エレン「………」

    闇エレン「お前がグリシャを喰らった後巨人化したのは1度きり。その時感じたんだろ?」

    闇エレン「巨人となると破壊衝動が心の奥底から溢れ出てくる。そしてそれは次第に強まり自分を消すだろうと。だから巨人化しない」

    闇エレン「アニ達と人間の体のまま戦う時安心しただろ?巨人化したら殺していたかも……俺は人格を失ったかもしれないと」

    エレン「うるせぇ!!」

    闇エレン「まぁそれは仕方の無いことだ。お前が悪い訳じゃない」

    エレン「どういう事だよ!?」

    闇エレン「影の異能の過去の持ち主………この裏の人格………このせいで巨人は生み出された」












  18. 18 : : 2016/02/21(日) 14:18:46
    超期待
    頑張ってください。
  19. 19 : : 2016/02/21(日) 15:58:10

    エレン「はぁ!?」

    闇エレン「これには気付いているだろ?巨人の正体は人間。だから巨人化出来る人間がいる」

    エレン「それは………」

    闇エレン「元々巨人とは影の異能者の暴走の果ての姿だ」

    エレン「暴走の果の姿?」

    闇エレン「そうだ。お前が俺を無理に力を引き出し従えようとしたらお前もそうなる」

    エレン「巨人化出来る人間を食べれば………」

    闇エレン「普通のやつならな。だがお前は違うだろ」

    闇エレン「もう1人の人格の力を引き出し、制御出来ず、人間はその溢れ出す力に比例した大きさにまで大きくなった。それが巨人だ」

    エレン「ならジークは………」

    闇エレン「ジークは細胞分裂の異能とは別に電撃の異能を持つ。電撃の異能が座標の始まりとなった異能だ」

    エレン「電撃?座標の始まり?」

    闇エレン「そうだ。電撃の異能は単純に強い。だが強いだけではなくある事が出来る」

    エレン「ある事?」

    闇エレン「相手の脳神経に電撃を与える事。その時に電撃を電気信号として相手の脳に命令を放ち、自分の好きな様に出来る」

    エレン「!!」

    闇エレン「座標の力が放たれた側に頭に電撃が走る感覚があるのはその為だ」

    エレン「ん?ならジークはフリーダの座標が無くても………」

    闇エレン「座標は異能とは別の力と昇華した。座標は体力が消耗するだけ。異能は使えば寿命が縮むだろ」

    闇エレン「やつは巨人体の細胞を人間に与える際電撃の異能で相手の脳を壊している。だから知性がない」

    エレン「なるほど……」

    闇エレン「話がズレたな。お前は今のままでは闇に呑まれる」

    エレン「俺は今まで無事だったんだ。これからも「フリーダから自由を奪うか?」

    闇エレン「お前が闇に呑まれなかったのはフリーダを取り入れたからだ。フリーダの光の異能が闇を弱らしていただけだ」

    エレン「………」

    闇エレン「影だけなら何とかなった。だが闇の異能とグリシャの-の感情の遺伝子によりお前はいずれ………」

    エレン「…………自我の無い巨人……か?」

    エレン「一つ聞きたい」

    闇エレン「なんだ?」

    エレン「何故色々教えてくれる?お前には+の感情で強くなる力があるだろうが-の方がデカイんだろ?」

    闇エレン「………」

    エレン「お前の都合のいい様にしたらいいのに何故しない?」

    闇エレン「………言っただろ。俺もお前だと」

    エレン「?」

    闇エレン「確かにお前の言う通りだ。だがな………このグリシャの遺伝子に呑み込まれるのはお前だけじゃない」

    闇エレン「お前が呑み込まれる時………俺も共に消える」

    エレン「!」

    闇エレン「………俺は-の遺伝子と一体化してる。だからお前を拒絶する」

    闇エレン「これからは巨人化しなくとも俺の力を使えば………」

    闇エレン「………フリーダを守りたい……その気持ちがお前を守れた」

    闇エレン「………だがもう俺は………」

    エレン「………ありがとな」

    闇エレン「!」

    エレン「でももういいよ」

    闇エレン「お前……何を……」

    エレン「その闇の感情も全てが俺だ。なら俺は受け入れる」

    闇エレン「それが何を「分かってる」

    エレン「いずれ俺は………。それでも………」

    闇エレン「……本気なんだな?」

    エレン「お前は俺なんだろ?聞かなくても分かるだろ」

    闇エレン「………そうか」

    闇エレン「なら力が欲しい時に呼べ。だがそれは」

    エレン「分かってる」

    闇エレン「………そうk「だがな」

    エレン「俺は負けるつもりは無い。相手が自分自身でもだ」

    闇エレン「フッ………俺を呼べば闇の異能の力も使える」

    エレン「!」

    闇エレン「今までは俺が乗っ取った時だけだったが……お前は闇ごと受け入れた。使えるだろう」

    エレン「そうか」

    闇エレン「そろそろ戻れ。フリーダが待っている」

    エレン「………あぁ」

    闇エレン「まだ話す事があるが1つ忠告だ」

    エレン「なんだよ?」

    闇エレン「ジークの目的は座標だけじゃない」

    エレン「あ?なら……」

    闇エレン「ヒストリアだ。気を付けろ」

    エレン「おい!それっ(シュン)

    闇エレン「お前もフリーダもまだ知らない真実が多いと言う事だ」









  20. 20 : : 2016/02/21(日) 16:39:30
    期待
  21. 21 : : 2016/02/22(月) 10:16:07

    現実

    エレン「!!」

    リヴァイ「ハァ……ハァ……」

    フリーダ「ハァ……ハァ……エレン?」

    エレン「そんなに暴れてたか?」

    フリーダ「………えぇ」

    エレン「………そうか」

    リヴァイ「………力は制御出来る様になったのか?」

    エレン「まぁ……一応」

    リヴァイ「曖昧だな」

    エレン「それより確認したい事が………ライナー!アニ!ベルトルト!」

    ライナー「!なんだ?」

    エレン「ジークの目的は座標だけじゃないらしい。何か知ってるか?」

    アルミン(ジーク?座標?)

    ベルトルト「いや……」

    アニ「知らないけど………何故そんな事を?」

    エレン「ヒストリアが狙いらしい」

    クリスタ(私!?)

    フリーダ「!!エレン!どういう事!?」

    エレン「分かんねぇ………もう一つの人格が言ってた………」

    ユミル「それは確かなのか?」

    エレン「お前が璧外で影の異能を知った理由も分かった」

    マルコ(!?璧外で!?)

    エレン「リヴァイさん。調査兵団の幹部以上。あとここのメンバーで話し合いをする場を」

    リヴァイ「分かった。すぐ用意する」

    エレン「いえ、3日後ぐらいに」

    リヴァイ「?すぐ話し合うべきだろ」

    エレン「もう一つの人格からまだ話を聞きたいので………」

    リヴァイ「話してくれるのか?」

    エレン「多分。それに俺自身頭の整理する時間も欲しいので………」

    リヴァイ「分かった。キースとエルヴィンに伝えてくる」シュン

    エレン「アルミン、マルコ、コニー、サシャ。お前らは俺との訓練は終わりだ」

    アルミン「………君は何を知ってるんたい?」

    エレン「話せばお前らがただじゃ済まない。それぞれ自分の目的の為に努力しろ」

    コニー「………なら俺はエレンに付いていく」

    エレン「!」

    コニー「家族の為に憲兵団に入ろうと思ったけどよ………エレンには世話になったしな」

    エレン「………死ぬかもしれないんだぞ」ギロッ

    コニー「俺は天才だから死なねぇ!!」ドン!

    コニー「それによ………友達見捨てて憲兵団入っても俺は絶対後悔する」

    エレン「コニー………」

    サシャ「私は調査兵団志望ですから!エレンに付いていった方がむしろ死なないと思います!」

    エレン「………敵は巨人だけじゃないぞ?」

    サシャ「よく分かりませんがエレンに付いていくのが1番だと私の勘が言ってます!」

    エレン「お前勘って………」

    サシャ「コニーも私も勘がいいんです!」

    マルコ「………俺は憲兵団に行くつもりだ」

    エレン「あぁ」

    マルコ「……でも君の仲間のつもりだ!」

    エレン「!」

    マルコ「憲兵団に入れば色々融通も効く!だからこのまま訓練は止めない!」

    マルコ「君が何を考えているかは分からない。でも憲兵団に手駒がいた方が君にもいいんじゃないか?」

    エレン「自分の手駒とか言うなよ……」

    エレン「………そうだな。マルコは俺の下につけば夢が叶うな」

    マルコ「え?」

    エレン「………アルミンは調査兵団でも外の世界を旅するのが目的だ。外れろ」

    アルミン「この流れでそれはないよ」

    エレン「お前は夢を叶えるのに強くなるより生き残る事が大事だ。俺につくべきじゃない」

    アルミン「事情は分からないけど今の僕の夢はただ外の世界を旅するわけじゃないよ?」

    エレン「?」

    アルミン「仲間……友達と共に世界を見る事」

    エレン「………ミカサはどうする?」

    アルミン「何の為に君の訓練をしてると思ってるのさ?」

    アルミン「僕はミカサを守れるように、巨人を倒す為に………その為に強くなってるんだ。」

    エレン「巨人だけが敵じゃないのにか?」

    アルミン「………人間が相手なら尚更僕はいるべきだ。僕の異能は巨人より人間相手の方が強いからね」

    エレン「後悔するかもしれないぞ?」

    アルミン「さっきのコニーの言った事忘れた?仲間を見捨てた方が後悔するよ」

    エレン「………そうか」

    フリーダ「ふふ」

    エレン「なんだよ?」

    フリーダ「べっつに〜(仲間なんか要らないとか最初は言ってたけど何だかんだちゃんと仲間を作ってるじゃない)」








  22. 22 : : 2016/02/22(月) 10:41:39
    期待
  23. 23 : : 2016/02/22(月) 15:13:21

    その日の夜 人気のない場所

    クリスタ「………何で私の事を呼んだの?」

    エレンはクリスタを呼び出していた

    エレン「ヒストリア」

    クリスタ「!」

    エレン「お前の事だ」

    クリスタ「ちょ……何を言ってるか「誤魔化さなくていいわ」

    フリーダ「今から思い出させるから」

    クリスタ「思い出させるって(コツン)ビリビリ

    クリスタ「!!」

    フリーダ「久しぶりね……ヒストリア」

    ヒストリア「お姉ちゃん………?」

    フリーダ「うん」

    ヒストリア「お兄ちゃん……」

    エレン「フッ………懐かしいな」

    ヒストリア ダッ ダキッ!

    エレン「今まで隠してて悪かった」ナデナデ

    フリーダ「あなたを危険な目に合わせたくなかったの」ナデナデ

    ヒストリア「お姉ちゃん………お兄ちゃん………」ギュゥゥゥゥゥ

    フリーダ「相変わらず甘えん坊ね………」ナデナデ

    エレン「姉妹だからだろ。お前だってよく抱き着いてきた」

    フリーダ「ムー。美人2人に抱きつかれたのだから光栄に思いなさい!」

    エレン「自分で美人とか言うなよ」

    ヒストリア「2人だけで会話しないで!」

    エレフリ「ごめんなさい」

    ヒストリア「2人と会えなくなって寂しかった………」ポロポロ

    ヒストリア「いつの間にか2人の事も忘れちゃったし………大事な人なのに」ポロポロ

    フリーダ「私があなたの記憶を消したから。あなたは悪くないわ」

    ヒストリア「それでも!2人に会っても思い出せなかった自分が嫌だ!!」

    エレン「ヒストリア」ポンポン

    ヒストリア グスン

    フリーダ「いいの………私達があなたを守る為とはいえやったことだから」

    エレン「本当に悪かった」

    ヒストリア「………もういなくならない?」

    フリーダ「もちろん!」ニコ

    ヒストリア「なら許す!」ギュゥゥゥゥゥゥ

    エレン(俺はいつまで俺でいられるかな………)

    エレン(いずれ俺の人格は…………)

    フリーダ(エレン?)











  24. 24 : : 2016/02/22(月) 18:03:54
    期待です。
  25. 25 : : 2016/02/22(月) 18:33:17
    はよかいて
  26. 26 : : 2016/02/22(月) 19:28:46
    >>25都合考えましょう
    期待です
  27. 27 : : 2016/02/22(月) 19:35:33
    >>26そうっスね
    期待
  28. 28 : : 2016/02/23(火) 10:47:03

    次の日 朝食堂

    オイオイ メガミガ
    エレンハゼロ

    ヒストリア「♪」

    フリーダ「上機嫌ね」ナデナデ

    ライナー「フリーダさん………出てきて大丈夫何ですか?」

    フリーダ「表にいた方がヒストリアを守れるし………」

    ベルトルト「し?」

    フリーダ「エレンとイチャつける!」ダキッ

    アニ(絶対そっちの方が目的だ)

    ヒストリア「私も〜」ダキッ

    ライナー「!!エレンこの野郎!!!」

    エレン「飯食いづらいんだが………」

    スタスタ

    ミカサ「何故部外者がここにいる?」ギロッ

    フリーダ「教官。エルヴィン団長には報告済みです」ニコ


    クロガミビシンサイコ-!!ブシャァァァァァ!!バタ
    ジャァァァァァァァァァァン!!


    ミカサ「何故いるか聞いている」

    フリーダ「あなたに話す義理はありません」

    アルミン「ミカサ!」

    ミカサ「アルミンは黙ってて」

    エレン「お前に関係ないだろ」

    ミカサ「アルミンを洗脳する奴等は許さない」ギロッ

    エレン「………お前いつまでアルミンを雑魚扱いしている?」ギロッ!

    ミカサ「!」ゾクッ

    エレン「アルミンを守るだ?違うな。お前はアルミンを人形としか思ってない」

    ミカサ「そんな事ない!」

    エレン「小さい子が人形を大事に持ち遊ぶのと一緒だ。アルミンの意思なんて関係ない。お前はアルミンを自分の望むがままにしようとしている」

    ミカサ「言わせておけば!!」ブン!

    ガシッ!

    ミカサ「!?」

    アルミン「僕だって強くなってるんだよ?」グググ

    ミカサ(アルミンに止められた!?)

    エレン「アルミンを洗脳しようとしているのはお前だろ。いい加減お前目障りだ」

    ミカサ「ふざけるな!」ヒュゥゥゥゥゥウ!!

    ガブッ

    ミカサ「!?」

    ヒストリア「続けるならLostさせるよ」

    ミカサ「(クリスタの人形!?)こんな物!!」

    メイちゃん(クリスタの人形)チュゥゥゥゥゥゥゥゥ

    ミカサ「あ……あ…………(力が吸い取られる……)」

    ボン!

    ミカサ(犬) ギロッ

    ヒストリア「お兄ちゃんとお姉ちゃんに手を出す人は許さない」

    ライナー達(お姉ちゃんはフリーダさん…………お兄ちゃん?)

    ユミル(クリスタ……いやヒストリアか。逞しくなったな。これが素の姿か)

    ミカサ(犬) プイッ

    エレン「アルミン」

    アルミン「?なに?」

    エレン「ヒストリア。ミカサを元に戻せ」

    ヒストリア「え?でも………」

    エレン「アルミン。ミカサと戦え」

    ミカサ(犬)「!?」

    エレン「お前の実力………見せてやれ」

    アルミン「………分かった」

    エレン「ヒストリア。そういう訳だ」

    ユミル(今更だがヒストリア呼びでいいのか?)

    ヒストリア「分かった………メイちゃん」

    メイちゃん チュッ

    ボン!

    ミカサ「………」ギロッ

    エレン「アルミンはお前が何しようと揺るがない。強い奴だ」

    ミカサ「アルミンは弱い……私に守られたらいい」

    アルミン「!」

    ミカサ「アルミンは大事………だから死なすような真似をする貴方方を絶対に許さない」

    アルミン「エレン達は関係ない!これは僕の意思だ!」

    ミカサ「………」

    アルミン「僕が弱いって言ったよね?ならこうしよう。僕がミカサに負けたらミカサに従う。でも僕が勝ったらエレン達に謝れ!!」

    ミカサ「構わない。私は負けないから」

    エレン「………聞いてますね。キース教官」

    ガチャ

    キース「フリーダさんの件で来たんだがな………話は聞いた。イェーガーに一任する」

    エレン「分かりました」

    キース「他のものは通常通り訓練だ!」

    ゾロゾロ

    キース「これで邪魔はいない。好きなだけ暴れろ」

    ミカサ「………。」ゴゴゴゴゴ

    アルミン(負けない!)ゴゴゴゴゴゴゴ

    フリーダ ニコニコ

    エレン「ヒストリアの方いかないのか?」

    フリーダ「私立体機動出来ないからこっち見る」

    エレン「そうか………」








  29. 29 : : 2016/02/23(火) 10:48:18

    期待ありがとうございます

    仕事の休憩時間
    帰って余裕があれば投稿なので
    あまり更新は早くありません。

    すいませんm(_ _)m


  30. 30 : : 2016/02/23(火) 15:10:38

    アルミン「じゃあ始めるよ」

    ミカサ「えぇ。あなたを開放してあげる」

    アルミン「君のそういう自分勝手な物の考え方………昔から嫌いだよ」ボソッ

    ミカサ「風剣」ヒュゥゥゥゥ チャキ

    アルミン チラ

    エレン「………気を付けて使えよ。ミスったらミカサ死ぬぞ」

    アルミン「うん」カチャ

    ミカサ(二丁銃?)

    アルミン「いくよ」スッ バン!

    ヒュン!

    ミカサ「!」サッ

    アルミン「………よく避けたね」

    ミカサ(銃弾のスピードが………速すぎる………今のはたまたま………)

    アルミン「磁力にはこういう使い方もあるんだよ」バン!バン!

    ミカサ「(何故あんなスピードが!?)真空刃!!」ブン!

    ジャキン!ピッ ツゥ

    アルミン「弾を斬ったのは流石だけど………斬られた弾はスピードが落ちてない。斬っても二つに分かれる。当たらないようにね」

    ミカサ「何をしたか知らないけどこの程度………」スッ ググググ

    ミカサ(足が何かに!?)

    アルミン「さっき僕は弾を2発撃ったんだ。君は1発目を斬った。でも目的は2発目の弾なんだ」

    ミカサ(足が動かない!)グググググ

    アルミン「2発目の弾には火薬じゃなく金属を溶かした物が入ってる」

    ミカサ「!………磁力の力でそれを操り私の動きを止めたと」

    アルミン「正解」

    アルミン「ちなみにこの銃は磁力を帯びている。弾と銃に磁力の力を注ぎ、撃つ際に反発する磁力の関係が銃と弾に発生し、銃弾のスピードが上がっている」

    アルミン「僕は皆に比べ身体能力は低い。だからこそ異能と頭脳を上手く使い強くなる」

    ミカサ「………強くなったねアルミン」

    アルミン「!ミカサ「でも」

    ミカサ「私の方がまだ強い!!」ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

    アルミン(風で足元を吹き飛ばした!?)グッ

    ミカサ「どんな速い弾も当たらなければ意味がない!」ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

    アルミン「クソッ!」バン!

    ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

    アルミン(弾が風で!!)

    ミカサ「弾道を見切り操ればその銃は怖くない」チャキ

    アルミン(あの弾の弾道を見切った!?)

    ミカサ「弾は銃身から出る。なら銃の向き。引き金を引く指さえ見れば大体の弾道は掴める」

    アルミン「なっ!?」

    ミカサ「アルミンの異能の使い方には驚いた。でもそれは巨人には通用しない。人間相手だから通じる」

    ミカサ「やはりあなたは私と一緒にいるべき」

    アルミン「………」

    ミカサ「エレン・イェーガー。アルミンを強くした事は認めよう。だけどあなたの元にい続けたらアルミンはいずれ」

    エレン「まだ戦いの最中だろ。余所見すんな」

    ミカサ「アルミンにもう手は………」

    フリーダ「アルミンはある意味訓練を受けた中で一番成長したのよ?」

    ミカサ「!」

    アルミン「ミカサ………勝手に勝ち誇らないでくれるかな?」

    ミカサ「まだ諦めないのね」

    アルミン「………(体が壊れるかもしれないがあの技を使おう)僕は夢を叶えるまで諦めないよ」スッ




    フリーダ「いいの?エレン」

    エレン「何がだ?」

    フリーダ「あの技は2発まで………使えばアルミンの体は………」

    エレン「ミカサは強い。アルミンが手を隠して勝てる相手じゃない」

    フリーダ「止めないんだね」

    エレン「ここで止めてアルミンが納得すると思うか?」

    フリーダ「あの技を喰らえばミカサも危ないよ………」

    エレン「………アルミンはまだ奥の手がある。それを使わずあの技を使う………アルミンはあの技を使ってもミカサに勝てる自信がないんだろ」

    フリーダ「………あんな状態にまでなったのに……」

    エレン「………それだけアルミンには覚悟があるという事だ」








  31. 31 : : 2016/02/24(水) 06:35:21
    期待です!
  32. 32 : : 2016/02/24(水) 10:12:25

    ミカサ「何をする「ミカサも威力の高い攻撃を」

    アルミン「じゃなきゃ死ぬよ」

    ミカサ「………そう。ならアルミンも覚悟して」

    アルミン スッ

    アルミンは前後に手を出し
    手の先には磁力に釣られ
    金属が集まる

    ミカサ「風よ」ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ

    アルミン「いくよ」

    ミカサ「いつでも」

    アルミン「ハァ!」

    アルミンの後ろにあった鉄球が遠ざかる

    ミカサ(逆方向に!?)

    ピタッ ビュン

    遠ざかった鉄球がアルミンに向け
    もうスピードで接近する

    ドガッ ズキズキ!

    アルミン「ッ!ガウスキャノン!!!」ビュン!

    アルミンの前にあった鉄球が
    ミカサに向け放たれる

    ミカサ スッ

    ミカサ「居合………風絶」ブン!

    ジャキン!

    ミカサ「!!(切り裂けなかった!?)」

    ミカサ「貫風波!!」ヒュゥゥゥゥゥゥ ブン!

    ドカァァァァァァァァァン

    アルミン「ハァ……ハァ……」ポタポタ

    ミカサ(防ぎきれなかった………)ポタポタ

    アルミンは左腕が鉄球の衝撃を受けた為
    ボロボロになり

    ミカサは貫風波でガウスキャノンを
    破壊したが勢いは止められず
    破片を喰らった


    フリーダ「アルミンは何であんな危険な技を思いついたの?」

    エレン「ガウスの加速器って磁力を使った機械があんだよ」

    エレン「2個以上の磁力を浴びた鉄球を並べ、それが衝突した時にエネルギーが発生し衝突した鉄球はぶつかる前の鉄球以上のスピード発生する」

    フリーダ「?」キョトン

    エレン「アルミンの前後に鉄球を置き、アルミンを軸に後ろから鉄球を飛ばすと前に飛ぶ鉄球は磁力の力で後ろからきた鉄球以上の威力になる。分かったか?」

    フリーダ「ん〜………なんとなく」

    エレン「まぁ俺も詳しくは分からん。アルミンの説明難し過ぎるから」

    フリーダ「だけど………アルミンの腕は……」

    エレン「骨が悲鳴を上げてるな」



    ミカサ「そんな危険な技を!やはりエレンに「これは僕が考えた技だ」

    アルミン「エレンにも止められた」

    ミカサ「ならば何故!?」

    アルミン「君は体を酷使するのは良くて僕は駄目って言うのかい?」

    ミカサ「私は強い」

    アルミン「弱いから強くなろうとする事の何がいけないんだ!」

    ミカサ「強くなろうとするのは構わない。ただあなたの……エレンのやり方は駄目」

    アルミン「僕は覚悟を決めてやってる」

    ミカサ「死んだら覚悟も何もかも無駄になる」

    アルミン「死なない為に強くなってる!」

    ミカサ「寿命を犠牲に?」

    アルミン「!」

    ミカサ「だからあなたの誘いを断り続けた」

    アルミン「知ってたんだ………」

    ミカサ「……負けを認めてアルミン」

    アルミン「嫌だ」

    ミカサ「アルミン!」

    ビリビリ

    ミカサ「!」

    アルミン「僕は覚悟を決めたと言ったはずだ!」



    エレン「…………」

    フリーダ「アルミンのあの腕!!」


    ミカサ「腕に鉄を………!?」

    アルミン「僕の腕はボロボロだ。この技の代償でね。だから鉄を埋め込んで補強している」

    ミカサ「そこまでして………」

    アルミン「…………」スッ

    アルミンは再びガウスキャノンを打つ体制に

    ミカサ「!アルミン!!」

    アルミン「負けを認めるか、僕に立ち向かうか………どっち?」

    ミカサ「………クッ!」チャキ

    アルミン(体……持つかな)

    先程アルミンは前後に1つずつ
    鉄球を作った

    だが……

    ミカサ「!」

    アルミン「さっきの三倍でいくよ」

    今度は前後に三つずつ作った

    ミカサ「アルミン………」

    アルミン「僕は諦めない………絶対に!!」

    ミカサ「………風よ」ヒュゥゥゥゥゥゥゥ

    ミカサ「私も一番強い技を出そう」チャキ

    アルミン「いくよ!」

    ミカサ スッ

    アルミン「ガウスキャノン!!!」

    ミカサ「風死」



    ドカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!








  33. 33 : : 2016/02/25(木) 13:00:02
    期待です☆
  34. 34 : : 2016/02/26(金) 14:26:23

    フリーダ「どっちが勝ったの!?」


    ミカサ「ハァ……ハァ………」

    アルミン「…………」

    ミカサ「………私の負けね」バタッ


    フリーダ「アルミンの勝ち!?」

    エレン「いや、引き分けだな」スタスタ

    フリーダ「え?」


    アルミン「」


    エレン「アルミン……立ったまま気絶してやがる」

    フリーダ「………でもこれでミカサも認めてくれるかしら?」

    エレン「さぁな………だが」

    フリーダ「だが?」

    エレン「ミカサはあいつには及ばない」

    フリーダ「あいつ?」

    エレン「ケニー・アッカーマン。あいつならミカサの風も簡単に切り裂くだろう」

    ミカサ(ケニー………)ボ-

    フリーダ「ケニーと互角に渡り合える実力はリヴァイさんぐらいよ」

    エレン「同じ一族だ。それにこいつも負けず嫌いだからな………」

    ミカサ「(ケニー………私は………)負けない」ボソッ

    エレン「!」

    ミカサ ス-ス-

    フリーダ「聞かれたわね」

    エレン「ケニー………あいつの目的はなんなんだ?」

    フリーダ「分からない………ケニーとは話したこともないから」

    エレン「ロッドはケニーを何故引き入れた?」

    フリーダ「過去に殺そうとした。でも先代がケニーを生かした」

    エレン「ケニーがロッドを利用して何か企んでるのか?」

    フリーダ「お父様にとってケニーは記憶操作出来ない以外は利用価値あるわ」

    エレン「単純に強いからな……」

    フリーダ「多分璧内でも1位2位を争うほどの異能使いよ」

    エレン「全てを切裂き、押しつぶす『空』の異能………」

    フリーダ「気体物質のベクトル量と方向を操作し、空気中に風や真空を発生し操る異能」

    エレン「どうにか仲間に引き込めればな………」








  35. 35 : : 2016/02/27(土) 01:30:11
    期待!
  36. 36 : : 2016/02/27(土) 10:47:12

    その日の夜

    ライナー「アルミン大丈夫か?」

    アルミン「全身が痛いよ……」ズキズキ

    エレン「あの技使うからだ」

    アルミン「でもあれを使っても勝てる気しなかったし………」

    ミカサ「アルミンはまだ隠してる技が!?」

    アルミン「ガウスキャノンよりは弱いけど」

    エレン「威力が劣るだけであっちの方が強いだろ」

    ベルトルト「強いのか弱いのかどっち?」

    エレン「アルミンは磁力を操り電撃を出せるんだよ」

    アニ「いつの間にそんな事まで………」

    アルミン「……完全に操れないから威力が調整出来ないし消費が激しいから何発かでLostするんだよ」

    ミカサ「………」

    ユミル「だがアルミンがミカサに勝ったのは驚きだな」

    アルミン「引き分けだよ………あれは」

    ミカサ「いえ……アルミンの勝ち」

    アルミン「え?」

    ミカサ「あなたは確かに気絶をした。でも倒れなかった。私は倒れた」

    アルミン「ミカサ……」

    ミカサ「約束だ。エレン………ごめんなさい」ペコ

    エレン「別にいいよ。確かに気に食わなかったけどそれはアルミンが大事だからこそだし」

    ミカサ「私はあなた方の強く成り方を認めたくない」

    エレン「………」

    ミカサ「でも力になりたいとは思ってる。だからあなた方だけでコソコソしないで私の事も頼って欲しい」

    アルミン「!ミカサ………」

    ミカサ「私のやるべき事はアルミンを守る事。でもやる事は1つだけじゃなくてもいいでしょ?」

    エレン「フッ………これからよろしくな」

    ミカサ「えぇ」

    エレン「じゃあ早速だが明日調査兵団の所行くから全員準備しとけよ」

    一同「ハァァァァァァ!!?」

    エレン「思っていたより俺の異能はヤバい存在だと言う事が分かった」

    フリーダ「エレン……」

    エレン「ヒストリアが狙われる理由も聞いたからな。明日話す」

    ミカサ「ヒストリア?」

    エレン「(ミカサには言ってなかったな)クリスタの事。まぁ明日詳しく話すよ」

    ミカサ「?分かった」

    フリーダ「エレン………なんで影の中に私を入れないの?」

    ミカサ(この人は誰なの?)

    ライナー「確かに………。何でだ?」

    ベルトルト「表にいたら危険なんじゃ………?」

    エレン「…………」

    アニ「話さない気かい?」ギロッ

    フリーダ「もう私の事なんて………」

    エレン「俺の中にいる方が危険だからだ」スタスタ

    ヒストリア「………最近ちゃんと目を見て話してくれないよね」

    ユミル(………あいつ明日全てを話すのか?何か大事な事は隠して話しそうだな)

    ミカサ(状況が全く分からない)アセアセ

    アルミン「………ヤバい存在って影の異能は普通の異能と何が違うんだろ?」

    フリーダ「分からない………もう1つの人格と接触してからエレンは1人で考え事してる………」

    ライナー「とりあえず明日にならんと何も進展はないだろうな」

    ベルトルト「皆今日は休も?」

    フリーダ「うん………」

    ヒストリア「お姉ちゃんは今日私と一緒に寝よ?」

    フリーダ「……いいわよ」














  37. 37 : : 2016/02/27(土) 14:43:10



    闇エレン(いいのか?あんな素っ気ない態度で?)

    エレン「………」

    闇エレン(………そんな状態だと体乗っ取られるぞ?)

    エレン「………」

    闇エレン(………闇が大きくなっていく。お前………自ら闇を育てている状態だぞ?)

    エレン「そしたら強くなるんだろ?」

    闇エレン(仲間に手をかけるかもしれないぞ?)

    エレン「………その前に死ぬよ」

    闇エレン(その決断は間違っているぞ)

    エレン「仲間を守れるならいいさ」

    闇エレン(仲間を傷付けてもか?)

    エレン「この力は危ないからな」

    闇エレン(………新しく目覚めた異能か?)

    エレン「一緒にいたら皆を………」

    闇エレン(闇は光と相殺の関係。フリーダに頼めば………)

    エレン「それをしたらフリーダを失う可能性がある」

    闇エレン(失わないかもしれないだろ)

    エレン「フリーダを失うかもしれないなら自ら死ぬよ」

    闇エレン(………皆反対するぞ)

    エレン「だろうな」

    闇エレン(ジークを殺っても璧内はどうする?)

    エレン「皆がうまくやるさ」

    闇エレン(人任せか)

    エレン「俺はイェーガー家としてやるべき事をするだけさ」







    次の日




  38. 38 : : 2016/02/27(土) 15:10:14
    期待
  39. 39 : : 2016/02/27(土) 21:43:15
    きたい
  40. 40 : : 2016/02/28(日) 10:49:23
    期待
  41. 41 : : 2016/02/28(日) 10:51:03

    調査兵団本部

    エルヴィン「さて、エレン。何を話してくれるんだい?」

    エレン「まずは巨人が生まれた理由」

    一同「!?」

    アルミン「巨人が生まれた理由!?」

    エレン「巨人は影の異能を持つものが原因で生まれました」

    エレン「前皆さん俺の暴走を見てますね?」

    エルド「兵長と戦った時のあれか?」

    エレン「暴走の成れの果て……それが巨人です」

    エルヴィン「何故言いきれる?異能と巨人に繋がりは?」

    エレン「もう一つの人格………『ダークサイド』って言うんですが、ダークサイドの方が主人格より異能が強いです」

    エレン「ダークサイドが暴走し、異能が溢れ出し、人間は姿を留められなくなりました」

    エレン「その結果異能の量に合わせ大きさのバラバラな巨人伝います」

    ハンジ「巨人に様々な大きさがあるのは異能の量が関係してるんだ……」

    エルヴィン「だが巨人がたくさんいる理由と関係あるのか?」

    エレン「実験し、失敗したからです」

    ミカサ「実験?」

    エレン「影の異能者のダークサイド………これにより影の異能者は強くなる。ならそれを別の者に入れたらどうなるか?」

    エレン「その結果ほとんどが失敗し、異能も知世もないただ人を食らう巨人が生まれました」

    リヴァイ「迷惑でくだんねぇ実験だな」

    アルミン「ほとんど………って事は成功したのも?」

    エレン「その成功した奴らの子孫が超大型巨人達だ」

    ライベルアニ「!?」

    アルミン「!ならそれは……」

    エレン「超大型巨人達は人間で昔今で言う璧内の人間により璧外に捨てられた者達だ」

    ベルトルト(だから璧内の人間は悪魔の末裔だと?)

    アルミン「成功したのも璧外に?」

    エレン「全部失敗したと思われたからな」

    アルミン「!超大型巨人が人間なら今は璧内に!?」

    ミカサ「!!アルミンのお爺ちゃんの敵」ギリ

    エレン「………アルミン。ミカサ」

    アルミン「……もしかして正体を?」

    エレン「………あぁ」

    ミカサ「誰!?そいつを「僕だよ」

    アルミン「!ベルトルト………」

    ベルトルト「僕が超大型巨人の中身」

    ミカサ「!………あなたはこれを知ってアルミンと私を仲間に?」ギロッ

    エレン「こいつらを許せとは言わない。だがこいつらにはこいつらの事情があった」

    ミカサ「削ぐ」スッ

    アルミン「………ライナーが鎧の巨人かい?」

    ライナー「………あぁ」

    ヒストリア「ベルトルトにライナーも巨人なの!?」

    アニ「………私も」

    ペトラ「えっ!?」

    ユミル「………そいつらとは違うが私も巨人になれる」

    ヒストリア「ユミル!?」

    フリーダ「私とエレンも巨人になれるわ」

    オルオ「おいおい……」

    グンタ「団長!!」

    エルド「彼等は!!「黙って話を聞け」

    ペトラ「リヴァイ兵長!………ご存知だったんですか?」

    リヴァイ「あぁ………その上で受け入れた」

    ミカサ「アルミン。巨人を倒すのが目的ならここにたくさんいる」チャキ

    アルミン「エレン……」

    ミカサ「そいつも巨人だ」

    エレン「………俺を殺してどうする?」

    ミカサ「なに?」

    エレン「今のままじゃ世界に未来はないぞ」

    ミカサ「黙れ巨人」

    エレン「話を聞け。真実を知ってから殺したければ殺せ」

    ミカサ「巨人の話「ミカサ!」

    アルミン「………エレンは僕達が巨人を恨んでるのを知った上で話した。それに本当に敵なら僕達はとっくに殺されている」

    ミカサ「そいつらのせいでアルミンのお爺ちゃんが!」

    アルミン「……まず話を聞こう」

    ミカサ「………」ギロッ

    エレン「………話を続ける」








  42. 42 : : 2016/02/28(日) 11:40:45
    面白いです!
    頑張ってください。
  43. 43 : : 2016/02/28(日) 11:51:20
    カスミカサカスミカサカスミカサカスミカサカスミカサカスミカサカスミカサ
  44. 44 : : 2016/02/28(日) 13:16:36
    期待!
  45. 45 : : 2016/02/28(日) 15:54:12

    エレン「………でライナー達の親玉ジークだが」

    ライナー「座標以外に目的が?」

    エレン「ヒストリアの生命の異能だ」

    アニ「何で?」

    エレン「生命の異能は使用者の命を代償に不老不死に似た力を手に入れられる」

    ベルトルト「不老不死!?」

    エレン「まぁ完全な不老不死ではないがな」

    リヴァイ「どういう事だ?」

    エレン「生命の力は異能を吸い取れますよね?」

    ヒストリア「うん」

    エレン「異能は生命エネルギーで放つもの。生命の異能は寿命の受け渡しが出来る」

    ヒストリア「私の異能にそんな力が………」

    エレン「生命の異能はLostendするほど力を使った時、最後に力を注いだ相手に異能ごと寿命を捧げる」

    ベルトルト「それが戦士長の狙い………」

    アルミン「座標だとかジーク、戦士長の説明をしてくれないかい?」

    エレン「戦士長とジークは同一人物でライナー達に壁を壊す指示をしたやつだ」

    ミカサ「……」

    エレン「座標はジークとフリーダの持つ力。ジークは知性のない巨人を。フリーダは知性のない巨人。それにアッカーマン一族と巨人化出来る人間以外を操れる」

    ミカサ「なぜアッカーマン一族は出来ない?」

    エレン「昔巨人を作り出したのは影の異能を持つイェーガー。国の支配者レイス。アッカーマンは国を守る戦闘一族だ」

    ミカサ「座標が効かない理由と関係ない」

    エレン「成功体がいるのに全て巨人は璧外に出した後アッカーマンは璧内で初めて巨人化の実験に成功した一族だ」

    ミカサ「!?」

    リヴァイ「………続きは?」

    エレン「初めて成功したやつの異能は電撃。この異能は単純に強い。だがそれとは別に電撃を相手の神経にまで浴びせる事で人を操る事が出来る」

    エレン「そしてこの力は継承され様々な異能と合わさり座標という力と変わる」

    アルミン「話が大分飛んでないかい?」

    エレン「最初は人間、巨人。電撃を当てる事で全てを操れた」

    エレン「だが継承される事に力に変化が生まれた。今現在は力の根源アッカーマン一族とこの力に携わる巨人化出来る人間以外を直接脳に指示を送り操れる」

    アルミン「何故フリーダさんにジーク。二つに座標が?」

    エレン「生命の異能が原因だ」

    ユミル「生命の異能で座標の力を吸い上げたとかか?」

    エレン「あぁ。吸い上げられた座標の持ち主は死ぬ前に次の奴に座標を捧げた。フリーダの二つ前の当主だな」

    フリーダ「座標が璧外にいったのは最近!?」

    エレン「………アッカーマン一族が原因でな」

    ミカサ「………どうやらアッカーマン一族を悪者にしたいみたいね」

    エレン「璧外に座標を持っていったのはアッカーマンの人間。だから今アッカーマン一族は危険分子とされ討伐され生き残りがほぼいない」

    ミカサ「………なぜそんな事を?」

    エレン「アッカーマンは最初に巨人の力を得た存在。だが今はレイスが巨人に力を管理している。それを不満に思ったやつの仕業だ」











  46. 46 : : 2016/02/28(日) 17:59:54
    面白いです!
    頑張ってください。
  47. 47 : : 2016/02/29(月) 00:37:47
    期待!
  48. 48 : : 2016/02/29(月) 13:15:33
    期待
  49. 49 : : 2016/02/29(月) 14:38:06

    ミカサ「そのせいで私の一族は………」

    リヴァイ「………で?俺達は最終的に何をすればいいんだ?」

    エレン「1つはジークを倒すこと。ジークを倒すのは巨人化組とリヴァイさんで」

    ペトラ「私達じゃ役に立たないって事!?」

    リヴァイ「馬鹿か」

    オルオ「兵長?」

    リヴァイ「座標でお前らが操られたらどうする?ジークの相手は座標の効かないやつのみ。考えれば分かるだろ」

    グンタ「すみません………」

    エルド「エレン。次は?」

    エレン「王政にクーデターを起こします」

    「「「!?」」」

    エレン「ロッドの企みが分かりませんし、今の王政じゃいずれ朽ち果てる。俺達で変えます」

    アルミン「………だから前々から人間とも戦うって言ってたのかい?」

    エレン「あぁ」

    マルコ「………僕は」

    エレン「マルコ。今の王フリッツは偽物だ」

    マルコ「え?」

    エレン「本当の王の名はロッド・レイス。フリーダ、ヒストリアの父親だ」

    ミカサ「!!王族なのに巨人!?」

    エレン「王族に引き継がれた力が座標。座標を鍛えれば壁の中全ての人間を操れる」

    ライナー「璧内の座標はそこまで強いのか!?」

    エレン「座標の効く範囲に壁が作られてる。壁の外を恐れたやつらが実験を繰り返し、座標の届く範囲に壁を作った」

    ハンジ「壁はどうやって作られたんだい?」

    エレン「これも巨人だ」

    ベルトルト「え?」

    エレン「大型の巨人に鎧の巨人のような硬化の力を与え壁を作った」

    エレン「人類は巨人を憎むが人類は巨人化能力者に管理され、巨人により守られている」

    アルミン「憎んでいた巨人により僕達は生かされてる………?」

    ミカサ「………嘘だ」

    エレン「なら確かめるか?」

    アニ「どうやって?」

    エレン「壁に穴を開ける」

    ヒストリア「そんな事したらウォール教の人達が!!」

    エルヴィン「!!ウォール教はその事実を知っている!?」

    エレン「はい。巨人は光により活動する。壁の中に光はない。だから動かない」

    ハンジ「壁をちょされると彼等が激怒するのは………」

    エレン「光を浴びた巨人が暴れるのを危惧しているからです」

    リヴァイ「?おい」

    エレン「何ですか?」

    リヴァイ「影の異能により巨人は生まれたんだよな?」

    エレン「はい」

    リヴァイ「なら何故相殺の関係にある光により巨人は動く?」

    エレン「相殺の関係ですが影は光が無ければ出来ません」

    エルヴィン「光を浴びる事により影の力が動き始めると?」

    エレン「そういう事です」

    フリーダ「………それってもしかして」

    ヒストリア「どうしたの?」

    フリーダ「私はエレンに中にいた。もしかして私の光の異能がエレンの影の力を「違う」

    エレン「そんな事ない」

    フリーダ「私を影の中にいれないのは「関係ない」

    エレン「………俺の中にダークサイドとは別に力がある………フリーダが影に入ると危ない」

    フリーダ「別の力?」

    エレン「………破壊の異能」








  50. 50 : : 2016/02/29(月) 20:34:36
    期待!
  51. 51 : : 2016/03/01(火) 09:46:49
    期待
  52. 52 : : 2016/03/01(火) 10:06:45

    リヴァイ「更に異能があるのか?」

    エレン「父さんが自分自身に埋め込んだ異能です」

    フリーダ「………私があの時……」

    エレン「………父さんの遺伝子と共に俺の中に入ってきた異能………それが破壊の異能」

    エルヴィン「どんな異能だ?」

    エレン「その名の通り、触れたものを破壊します」

    リヴァイ「触れたものだけか」

    エレン「今は……ですが」

    アニ「今は?」

    エレン「この異能が目覚めたのは最近。いつどう成長するか分からない」

    エレン「全員にいいます。巨人。貴族。俺。常に注視して下さい。破壊の異能は異能すら破壊する」

    ユミル「異能すら?」

    エレン「触れば人をも壊す。壊すといっても殺すとは限らない」

    ヒストリア「どういう事?」

    エレン「殺す場合もある。だが異能、人格………人の内面に関するものも壊せる……と言う事だ」

    ベルトルト「エレンのお父さんはそんな異能を………」

    エレン(父さんは座標を奪う時様子がおかしかった。恐らく破壊の異能で自分の人格を壊されたんだろう………)

    エレン(そしていずれ俺も………)グッ

    エレン「これから俺がもし暴走したら止めようとはせず逃げてください」

    フリーダ「!?」

    エレン「破壊の異能により俺には抑えられない破壊衝動に駆られます。暴走したら今までのダークサイドの時の比じゃありません」

    フリーダ「それでも!「俺に!!」

    エレン「もう……仲間を傷付けるような事をさせないでくれ………」








  53. 53 : : 2016/03/01(火) 15:34:57

    エレン「…………話は大体終わりです」

    リヴァイ「王政と巨人。先にどっちから片付ける?」

    エレン「王政からやってて下さい」

    エルヴィン「エレンは巨人をやるつもりか?」

    エレン「王政…………その中にいるケニーは強い」

    リヴァイ「……そうだな」

    ライナー「ケニー?」

    リヴァイ「俺の育ての親だ」

    「「「!?」」」

    リヴァイ「人類最強なんて呼ばれているがケニーは俺と同等以上の実力だ」

    ヒストリア「ケニー………」

    ユミル「知ってんのか?」

    ヒストリア「私のお母さんを殺した………」

    エレン「ライナー達でヒストリアとフリーダを守ってくれ」

    フリーダ「私はエレンに付いてく!!」

    エレン「………父親だろ。ヒストリアとフリーダ。2人でケリをつけろ」

    リヴァイ「ケニーは俺がやる。悪いがケニーの相手をしたら他に手は回らない」

    アニ「誰か1人ぐらいあんたの手伝いは」

    エレン「要らない。俺には相棒がいる」ズズズ

    ベルトルト「ダークサイド……」

    エレン「それにジークを倒す準備が済んでないうちに遭遇したらお前らの裏切りがバレるぞ」

    アニ「!それは………」

    エレン「俺1人なら逃げることも可能だ」

    エルヴィン「分かった。だが無理はするな」

    エレン「はい!」

    フリーダ(最近理由をつけて私達から距離を取る…………何かを隠してる………)

    ユミル(人格をも壊す異能ねぇ………)










  54. 54 : : 2016/03/01(火) 21:01:01
    期待
  55. 55 : : 2016/03/01(火) 22:46:58
    期待!
    破壊の異能やばいですね笑
    人格をも壊すとか怖すぎる
  56. 56 : : 2016/03/02(水) 07:27:49
    期待です!
  57. 57 : : 2016/03/02(水) 10:31:54

    エルヴィン「ではエレン。君は準備に取り掛かってくれ」

    エレン「はい」スタスタ


    エルヴィン「………いなくなったな」

    リヴァイ「あいつ何か隠してる。分かるやついるか?」

    ユミル「恐らくだが」

    ベルトルト「ユミル分かるの!?」

    ユミル「フリーダさんはエレンの父親知ってるのか?」

    フリーダ「少し見ただけよ。すぐエレンに食べさせたから」

    ユミル「エレンの父親………様子がおかしくなかったか?」

    フリーダ「………」コク

    ユミル「やはりそうか……」

    ライナー「どういう事だ?」

    ユミル「破壊の異能は人格をも壊すって言ってたよな?」

    ヒストリア「だから近づくなって……」

    ユミル「恐らくそれは破壊の異能の持ち主も例外じゃない。だからエレンは単独行動をする」

    リヴァイ「なるほどな」

    アニ「破壊の異能………何か防ぐ手は………」

    エルヴィン「ないだろうな」

    ヒストリア「団長!?」

    リヴァイ「ないからエレンは単独行動をとる。最近お前らとも距離を取るのはいつ暴走するか分からないからだろう」

    ミカサ「………」スク

    アルミン「ミカサ?」

    ミカサ「私は参加しない」

    アルミン「!?」

    ミカサ「アルミンも帰ろう」

    アルミン「僕は」

    ミカサ「ここにいるやつらは普通じゃない」

    アルミン「そんな事!!」

    ミカサ「さっきの話が事実だろうが私には関係ない。私はアルミンを守る。それだけ」

    リヴァイ「アルミンが生きていればいいのか?」

    ミカサ「………死ぬよりはマシ」

    アニ「私達が普通じゃないのは認める。でもアルミンも普通じゃないと思うけど?」

    ミカサ「化物が何を……」ギロッ

    アニ「私達は化物。でもそいつは異端者。あんたは巨人の始祖の一族。普通のやつなんているのかい?」

    ベルトルト「アニ……」アタフタ

    ミカサ「削ぐ」チャキ

    アニ「あんたが人の化物と蔑むのは良くてそいつを蔑むのは駄目と?」

    ミカサ「うるさい」

    アニ「前々から思ってたけど自意識過剰だよね。あんたの思い通りに世界は回らないよ?」

    ミカサ「黙れ!!」

    アニ「言い返せないから実力で黙らせる。ガキの考え…………そんなのその場しのぎにしかないのに」

    ミカサ「ズタズタに削いで「ミカサ!!」

    アルミン「いい加減にしなよ」

    ミカサ「アルミンはこいつらの話を信じる?異端者と馬鹿にしたこいつを仲間だと思う?」

    アルミン「さっきの話なら信じる。根拠はないけどね。君だって僕の事弱い。私に守られたらいい………僕にしたら異端者扱いより屈辱だよ」

    ミカサ「それは!」

    アルミン「事実だったよ?君より弱かった。でもエレン達の言う事も事実でしょ?」

    アルミン「ベルトルト達のことを許した訳じゃない」

    ベルトルト「………」

    アルミン「でもお爺ちゃん達は敵討ち………友達を見捨てることは絶対に望まない。それだけは断言出来る」

    ミカサ「………」

    アルミン「一旦頭を冷やすべきだ。君は頭に血が上っている」

    ミカサ「私は」

    アルミン「君は体の支配が出来るだけで感情は操れない」

    アルミン「いきなりのエレンの話に皆頭がいっぱいだ。それぞれ考える時間がいる」

    エルヴィン「………その通りだな………夜。またここに集合だ。エレン以外で」

    エルヴィン「夜集まる時それぞれ自分の考えを聞かせてくれ。解散」
























  58. 58 : : 2016/03/02(水) 10:36:00
    面白いです!
    頑張ってください。
  59. 59 : : 2016/03/02(水) 22:31:29
    期待!
  60. 60 : : 2016/03/03(木) 19:26:11
    期待です
  61. 61 : : 2016/03/04(金) 10:53:19



    エルヴィン「じゃあ皆考えを聞かせてくれ」

    フリーダ「私はエレンを助ける術を探す」

    ヒストリア「お姉ちゃんに付いていく」

    ユミル「………国王………父親はどうする?」

    フリーダ「お父様を止めるのだってやるわ。でもお父様を説得するにせよ、殺さないといけないとしても………その役目は誰でもいい」

    ヒストリア「私達で出来ればやりたいけど………お父様よりエレンの方が大事だから」

    エルヴィン「分かった」

    ライナー「俺達はエレンに言われた通りフリーダさんたちを守ります」

    フリーダ「あなたがたは「嫌です」

    アニ「私達はあいつに守る様頼まれた。フリーダさん達が何をしても私達はまずフリーダさん達を守る事を優先する」

    ベルトルト「エレンの事を諦めた訳じゃありません。エレンが助かるにせよ、助からないにせよ、僕達はフリーダさん達を守る」

    フリーダ「あなた達……」

    ライナー「エレンは璧外……俺達の家族の為にも今動いてる。だからエレンの大切な存在は俺達で守る」

    アニ「団長命令が出ようが変えるつもりはありません」

    ベルトルト「僕達は人類よりもエレンに心臓を捧げてます」

    エルヴィン「分かった………」

    リヴァイ「俺はケニーとケリを着ける。ケニーは俺の育ての親………他の奴に任せたくない」

    ペトラ「私達はリヴァイ兵長に付いていきます」

    エルド「ケニーに部下がいたらそいつらは俺達が相手する」

    エルヴィン「後はユミル。アルミン。ミカサ」

    ユミル「私はまぁ臨機応変に。ヒストリアを守る事を優先するが」

    アルミン「僕は……璧内の問題の解決する方に参加したいです」

    エルヴィン「何故だ?」

    アルミン「僕の異能は璧内の方が力を発揮します。それに………」

    リヴァイ「なんだ?」

    アルミン「エレンの話は真実だと思います。ですが僕は璧内の中枢へ行き、それを確認したい」

    エルヴィン「ほぉ。私と同意見か」

    アルミン「団長も!?」

    エルヴィン「私も世界の真実を知りたいと思っている。璧内……璧外に関わらずだ」

    リヴァイ「最後……お前は?」

    ミカサ「……私はアルミンに付いていく。ですがその前にリヴァイ兵長と行動を取ります」

    リヴァイ「俺と?」

    ミカサ「ケニー……生き残りのアッカーマン一族………1度……」

    リヴァイ「そうか」

    ミカサ「私はエレンの話はどうでもいい。アルミンを守る。アルミンは夢を諦めない。だからそれを手伝う」

    アルミン「ミカサ………」

    ミカサ「でもアッカーマン一族としてケニーとも1度会う必要がある。そんな気がする」

    リヴァイ「そうか………」









  62. 62 : : 2016/03/04(金) 18:43:09
    期待!
  63. 63 : : 2016/03/04(金) 20:22:40
    期待
  64. 64 : : 2016/03/05(土) 20:32:05
    ( ̄曲 ̄) きたいーー
  65. 65 : : 2016/03/05(土) 22:20:40

    エルヴィン「皆の気持ちは分かった………ではフリーダ、ヒストリア」

    フリーダ「?」

    ヒストリア「何ですか?」

    エルヴィン「エレンを助ける方法を探すと言ったな?」

    フリーダ「えぇ」

    エルヴィン「ならまず私達と璧内の問題を片付ける」

    フリーダ「早く助ける方法を「どうやってだ?」

    エルヴィン「どうやって探す?」

    フリーダ「それは……」

    エルヴィン「君の気持ちは分かる。だが破壊と闇の異能はエレンの父親によって出来た異能。探しても恐らく見つからない」

    ヒストリア「それでも!」

    エルヴィン「だが1つやって見たい事がある」

    フリーダ「それは………?」

    エルヴィン「エレンの闇の異能は母親の模倣の異能を元に作ったと言ってたな?」

    ヒストリア「はい」

    エルヴィン「それは母親からエレンに異能を移した………母親から異能を取った……という事だと私は考えている」

    フリーダ「!」

    エルヴィン「エレンの父親もエレンの細胞から自分にもう1つ人格を作った。人格の実験が失敗した時の対象法があるかもしれない」

    ヒストリア「エレンの父親は璧外の人間……なら璧外を調べるべきじゃ……?」

    エルヴィン「異能は元は国の中心……璧内にある力。なら王宮に詳しいデータがあると私は考えている」

    フリーダ「エレンのお父さんの研究データは?」

    エルヴィン「分からない……処分した可能性がある」

    フリーダ「そんな!」

    エルヴィン「知性のある巨人を作った方法が分かればエレンが自我を失っても取り戻せるかもしれない」

    エルヴィン「エレンの父親は医者としても才能があり、内地にまで出向くほどだ。彼は内地に来た時色々調べたのかもしれない」

    フリーダ「……分かりました」

    エルヴィン「ヒストリアは人形でエレンを監視してくれ」

    ヒストリア「エレン相手だと………」

    エルヴィン「それは私が説得する。1人で行動だとエレンの身に何かあっても対象が出来ないからね」






  66. 66 : : 2016/03/06(日) 11:10:47
    期待!
  67. 67 : : 2016/03/06(日) 11:33:29

    リヴァイ「なら全員璧内をとっとと片付け、エレンを助ける。これでいいな?」

    一同「はい!」

    リヴァイ(エルヴィンのやつ………エレンを説得が意味がないと分かって………)

    エルヴィン(リヴァイにはバレてるか…………説得してもエレンはヒストリアの人形を壊し行方をくらますだろうな……)

    ライナー「でも先ずは何をするんですか?」

    エルヴィン「ケニーの行方を探す」

    リヴァイ「いきなりケニーなのか?」

    エルヴィン「ケニーを見つければロッドも見つけるだろ。それにケニーが一番の障害になる」

    フリーダ「ですが恐らくケニーは内地のどこか………私達では」

    エルヴィン「ペトラがいれば大丈夫だ」

    アルミン「ペトラさん?」

    エルヴィン「彼女は空間移動の異能の能力者。内地に入り込むのは容易い」

    ペトラ「容易いなんて無茶言わないで下さい!!」

    ベルトルト「?そんな凄い異能なら……」

    ペトラ「行ったことある場所にしか使えないの。知らない場所。異能の戦いが起こっている場所には移動出来ないわ」

    アニ「異能の戦いの場所も?」

    ペトラ「戦いが起こってる場所は別の異能の力に当てられて空間が安定しないのよ。」

    ペトラ「便利な異能だけど使い勝手は悪いのよ」

    ヒストリア「なら内地に1度行けば……」

    ペトラ「どうやって?内地になんて調査兵団の1兵である私が簡単に行ける場所じゃないわ」

    エルヴィン「内地じゃなくとも壁の上なら行けるだろ?」

    ペトラ「それぐらいなら………ですが憲兵に……」

    エルヴィン「リヴァイの力があれば何とかなる」

    リヴァイ「俺?」





  68. 68 : : 2016/03/06(日) 15:53:09

    エルヴィン「問題はケニーの目的だ」

    アニ「リヴァイさんの育ての親なんですよね?心当たりないんですか?」

    リヴァイ「夢とかを語る様なやつじゃなかったからな」

    エルヴィン「ロッドの目的も定かではない。知るべき事はたくさんある」

    フリーダ「お父様は座標の力でどうにかなります。ケニーが………」

    リヴァイ「お前ら」

    ヒストリア「?」

    リヴァイ「ケニーを見つけたらすぐに逃げろ。やつは大衆の面前でも容赦ない」

    ユミル「あんた並みに強いんだろ?私達が逃げ切れるか?」

    リヴァイ「あいつは異能使わなくてもお前らじゃ負ける」

    ベルトルト「異能無しでも!?」

    リヴァイ「あいつに生半可な攻撃は通じな い」


  69. 69 : : 2016/03/06(日) 16:00:45
    期待!
  70. 70 : : 2016/03/07(月) 11:32:03

    リヴァイ「特にフリーダ。お前がケニーと戦えば危ない」

    フリーダ「私?」

    リヴァイ「空と光の異能は相殺とは反対、相乗の関係。衝突したらお互い力が上昇し抑えられなくなるだろう」

    フリーダ「……分かりました」

    リヴァイ「やつの技無空は周囲の気体ベクトルを無くし攻撃を無効化する。直接攻撃以外はまともに与えれない」

    リヴァイ「直接攻撃も俺と同等の運動能力………空は全てを切り裂く。近付けばお前らは一瞬でバラバラだ」

    ライナー「そんな凄いんですか?」

    リヴァイ「やつは防御に無空、攻撃は神風、神嵐しか技はない。それだけで充分だからだ」

    リヴァイ「神風は自在に風の斬撃を操る技。神嵐は自分の周囲に嵐の斬撃を繰り出す。威力は俺の死爆水以上だ」

    アニ「死爆水ってエレンに使った巨人さえ粉々にするって………」

    リヴァイ「あれ以上だ。分かったか?お前らじゃ手に負えないと」

    ライナー「いくら俺の鎧……アニの結晶でも……」

    リヴァイ「簡単に切り裂かれるな」

    エルヴィン「堕落したとはいえ成績優秀者の憲兵を殺しまくった男だ」

    リヴァイ「俺やエレンより強いかもしれない」

    ヒストリア「そんな人に勝てるんですか!?」

    リヴァイ「勝てるかどうかじゃない。勝つ」

    フリーダ「エレンはケニーを仲間に引き込めたらと言ってたわ」

    リヴァイ「出来たらな」

    エルヴィン「では私達は色々調べとくから訓練兵達は卒団式の日まで訓練を頑張ってくれ」

    フリーダ「私も立体機動装置覚えないと」

    ライナー「ケニーの攻撃を防げるぐらいになりてぇな」グッ

    ベルトルト(クリスタはヒストリアに、フリーダさんは表に出た……)

    アニ(ウォール教がフリーダさんとヒストリアを狙うかも………気を引き締めないと)

    アルミン(僕は真実を知り……そして夢を叶えてみせる!)

    ミカサ(ケニー………一族について何か知ってるだろうか?)










  71. 71 : : 2016/03/07(月) 15:40:43
    期待
  72. 72 : : 2016/03/07(月) 21:27:10

    ある場所

    「やぁケニー」

    ケニー「これはこれは王様。何の用で?」

    ロッド「娘を行方が分かった。連れて来い」

    ケニー「それはどちらの娘を?」

    ロッド「両方だ。訓練兵団にいる」

    ケニー「調査兵団と訓練兵は手を組んでると聞いてるが?」

    ロッド「だから何だ?」

    ケニー「こりゃお手厳しい……」

    ロッド「私の役に立て」クル スタスタ

    シ-ン

    ケニー「ケッ!(テメェに興味は無い)」

    シュタ

    「ケニーさん」

    ケニー「おっ!どうだった?」

    「………世界を変えると」

    ケニー「やはりエレン・イェーガーは面白い事を考える」ニヤリ

    「エレン・イェーガーは行方をくらましました」

    ケニー「あ!?」

    「彼らを見張っていたウォール教の者を殺し……」

    ケニー「あぁ、王女様の妹監視してたやつか?」

    「王女はエレン・イェーガーの異能の中にいたみたいです」

    ケニー「見つけられねぇ訳だ」

    「では、兵長に怪しまれるんで」

    ケニー「ほんとリヴァイの為になら動くな」

    「兵長と戦うんですか?」

    ケニー「あぁ。俺の夢を叶えるには王様じゃなくエレン・イェーガーにつく方が面白そうだがな」

    「仲間になるなら受け入れるみたいですが?」

    ケニー「まずは戦う。弱かったら話しにならん」

    「………分かりました」

    ケニー「ごくろうさん」

    「………ほんとに兵長の育ての親だったんですね」

    ケニー「信じてなかったのか?情報渡しに来たくせに」

    「…………兵長の助けになる事なら」

    ケニー「俺の言葉が嘘だったら裏切りだがな」

    「エレン・イェーガーよりは信じれた」

    ケニー「嫉妬か?」

    「」シュン

    ケニー「言い返せず消えるか………まぁいいや」





    ケニー「さてと!リヴァイのやつに近々会いに行くとするかな!!」









  73. 73 : : 2016/03/08(火) 20:35:55
    きたいー
  74. 74 : : 2016/03/09(水) 20:56:46
    期待
  75. 75 : : 2016/03/09(水) 21:10:58
    ペトラだな
  76. 76 : : 2016/03/10(木) 09:14:11
    >>75
    それはどうかな?
  77. 77 : : 2016/03/10(木) 09:29:04

    しばらく経った訓練所

    食堂

    ライナー「エレンはまだ帰らないか……」

    ヒストリア「私の人形で監視させる前に消えちゃった………」

    アニ「しても同じさ。あいつなら人形の監視なんて簡単に振り切るさ……」

    フリーダ「エレン………」

    アルミン「エレンは今何を………」

    ミカサ スク スタスタ

    アルミン「ミカサ?」

    ミカサ「自主練してくる」スタスタ

    ベルトルト「ミカサはぶれないね」

    アルミン「今はケニー………一族の事を考えているらしい」

    フリーダ「私もケニーが強いって事しか………一族についてはまともに知らないから」

    アニ(最近ヒストリアを監視していたやつらが見当たらない…………エレンが?)

    コニー「トロスト区にいるなら俺が見つけれるんだけどな」

    アルミン「どうやって?」

    コニー「俺は音の異能だぞ?音を出すだけじゃなく聞き取る事も出来る!」

    ライナー「………ならコニーを連れて璧外行けば」

    ユミル「無理があるだろ」

    コニー「巨人の出す音の方がデカイからな……人間1人探すのは……」

    ライナー「………そうか」

    ベルトルト「エレンは戦士長と接触したのかな?」

    アニ「お父さん達………無事かな………」

    アルミン(このままじゃ………)







  78. 78 : : 2016/03/10(木) 22:38:51
    期待!
  79. 79 : : 2016/03/11(金) 15:43:18

    その頃の調査兵団旧本部

    リヴァイ「ケニー……お前が何故ここにいる?」

    ケニー「久々の再会だってのにツレねぇなぁ」

    ペトラ(この人が………)

    リヴァイ「何の用だ?」

    ケニー「俺の夢を叶えられるか確認しにきた」

    リヴァイ「お前の夢?」

    ケニー「あぁ」

    リヴァイ「お前にも夢ってのがあったんだな」

    ケニー「エレン・イェーガーのやろうとしていることに興味があってな」ニヤ

    リヴァイ「あ?」

    ケニー「変革………世界を変えよぅしてんだろ?」

    リヴァイ「!」

    ケニー「お前の部下から聞いたぜ」

    リヴァイ「俺の部下からだと?」

    ケニー「そこの老け顔」

    グンタ「オルオ!?」

    オルオ「…………」

    ケニー「俺は王様の下につき、いずれ王様から力を奪い世界を変えようと考えていたんだよ」



  80. 80 : : 2016/03/11(金) 16:14:18

    ケニー「リヴァイ……お前は巨人を根絶やしにするつもりだったな?」

    リヴァイ「………あぁ」

    ケニー「確かにそれもありだ。だがそれは壁の外が安全になるだけで世界は変わらねぇ」

    リヴァイ「………」

    ケニー「勘違いすんなよ?別に人類の支配とかに興味はねぇよ」

    リヴァイ「なら何だ?」

    ケニー「今はそうだな………エレン・イェーガーによって変わった世界を見たいって所だな」

    リヴァイ「何故エレンを……」

    ケニー「アッカーマン一族は昔から主を守護する一族」

    ケニー「ロッドよりエレンの方が面白そうだってだけだ」

    リヴァイ「お前自身でやろうとは思わなかったのか?」

    ケニー「失敗した」

    リヴァイ「………」

    ケニー「その老け顔に俺の事を話し、情報提供させていた」

    エルド「オルオ………」

    ケニー「たまたま街で暴れた時殺したと思ってたら生きてて調査兵だったからお前の事を聞いた」

    リヴァイ「オルオ………ケニーと戦ったのか?」

    オルオ「………昔………ケニーの事を知らない時に」

    オルオ「全部を信じた訳でありませんが………
  81. 81 : : 2016/03/11(金) 17:59:33
    期待です
  82. 82 : : 2016/03/11(金) 19:01:21
    ペトラじゃ、ない、だと
  83. 83 : : 2016/03/12(土) 16:01:07
    きたい
  84. 84 : : 2016/03/12(土) 16:14:37

    ケニー「まぁ殺したつもりだったんだけどな」

    リヴァイ「あ?」

    ケニー「そいつは俺の神風を喰らい生き延びた。しかもお前の直属の部下。だから生かした」

    リヴァイ「………オルオの異能は」

    ケニー「再生。神風を喰らった瞬間から傷の再生を行い生き延びた」

    ケニー「大抵のやつは神風で充分殺せるから驚いたぜ。流石はリヴァイ班の1員だな」

    ケニー「まぁ止めを刺さない代わりに情報を貰ったんだよ。お前はもちろん、エレン・イェーガーの事を聞きたかったからな」

    リヴァイ「何故俺まで?」

    ケニー「お前を育てたのは俺だぜ?気になるのは別に変じゃないだろ?」

    リヴァイ「お前から離れていったのにか?」

    ケニー「俺はお前の父親になれる人間じゃねぇよ」

    リヴァイ「!」

    ケニー「かといって見捨てる程落ちたつもりもない。それだけだ」

    オルオ「その人のその言葉を信じれたので……」

    リヴァイ「………そうか」

    ケニー「とりあえずよ………今のお前の実力を見せろよ」ゴゴゴゴゴ

    リヴァイ「!」

    ケニー「お前らに付いていくのと今のままロッドに従うか………お前で図らせてもらう」

    リヴァイ「………いいだろう」









  85. 85 : : 2016/03/13(日) 05:38:42
    期待
  86. 86 : : 2016/03/13(日) 14:34:01

    エルド「俺達も「来るな!!」

    リヴァイ「俺1人でやる」

    オルオ「俺達じゃ一撃で皆殺しにされる…………俺達じゃ手も足も出ない……」ガクガク

    グンタ(オルオが怯えてる!?)

    ペトラ(強がりも兵長のマネもしないで怯えるなんて………)


    ケニー「邪魔しなきゃお前らには何にもしねぇよ」

    リヴァイ「何があっても来るな。下がっていろ」









    戦いが始まりしばらくが経ち……



    リヴァイ「ハァ……ハァ………」ゼェゼェ

    ケニー「なんだ?終わりか?」

    リヴァイはケニーに異能を放つも
    ケニーは全ての攻撃を難なく防いだ



    ペトラ「兵長が………」

    グンタ「………押されてる?」




    リヴァイ「クソが!」ビュゥゥゥゥゥゥゥ!!

    ケニー「寒いな……」

    リヴァイ「氷界!!」

    リヴァイから吹雪が発生し
    リヴァイの周囲は吹雪に包まれる

    ケニー「懐かしい技だ………吹雪で相手を凍らし動きを封じる………だが俺には効かねぇ」



    エルド「あれを喰らって平然としてる!?」

    オルオ「俺らじゃ凍えて動けなくなるのに……」



    キラキラ

    ケニー「!!(本命はこれか!!)」

    ケニーの周囲に
    たくさんの氷の粒が……

    リヴァイ「喰らえ!!死爆水!!」



    ドカァァァァァァァァァァァァァァン!!!!










  87. 87 : : 2016/03/13(日) 16:45:25
    期待
  88. 88 : : 2016/03/14(月) 15:36:01

    ペトラ「モロに喰らった!!」

    グンタ「流石のケニーといえどあれをモロに喰らえば………」

    オルオ「喰らってたらな」

    エルド「オルオ?」




    リヴァイ「……………」

    「昔に比べ大分威力が上がったな」




    ペトラ「え!?」




    リヴァイ「あれを喰らって平然としているのか………」

    ケニー「寝言は寝て言えバーカ」

    リヴァイ「あ?」

    ケニー「俺の周囲の氷は無空で爆発すらしてねぇ。爆発したのは少し距離のある氷の粒。んなの簡単に防げんだよ」

    リヴァイ(前にエレンにも………この技もそろそろ駄目かもしれんな)

    ケニー「………この程度か?お前の実力」

    リヴァイ「………」

    ケニー「つまんねぇ…………お前にも期待してたんだがな」

    ケニー「俺はレイス家の先代に惹かれ従った。エレン・イェーガーとお前…………何かそれ以上のものを見せてくれると思ったんだがな」

    ケニー「俺にダメージ1つ与えれないとは………」

    ケニー「せめてもの情けだ………苦しまないよう殺してやるよ」

    リヴァイ「!(くる!)」

    ケニー ダッ!!

    リヴァイ「氷界!!」ビュゥゥゥゥゥゥゥ

    ケニー「………無駄だ………神嵐」ビュン!ビュン!ビュン!

    リヴァイ「ッ!!」ブシャァァァァァァァァァァァァァァァア



    ペトラ「兵長!!」



    リヴァイ ギロッ ポタポタ

    ケニー「!マトモに喰らった死なないとは流石…………」

    ケニー「わりぃな。苦しまないよう殺す事出来なくて」

    ケニー「だがお前の強さは中途半端なんだよ。大抵のやつなら死んでる。でも俺に及ぶ実力もない。弱くないから死なない。強くないから勝てない………残念だったな」

    リヴァイ「…………フッ」ポタポタ

    ケニー「あん?何笑ってる?」

    リヴァイ「まだ終わってないだろ……」ポタポタ

    ケニー「まだやる気かよ………お前は俺の期待に答えれなかった。だがお前は俺が育てた………これを最後に見逃してやろうとしたのによ」

    リヴァイ「どうせ見逃して貰ったって俺達の目的は変わらん。寿命が少し伸びるか伸びないかだ」

    ケニー「………それもそうだな」

    ケニー「寂しくならないようすぐに部下達も送ってやるよ」

    リヴァイ「……出来たらな」ニヤ

    ケニー「ハッ!じゃあな!リヴァイ!!あの世で元気でな!!神嵐!!!!」



    ブシャァァァァァァァァァァァァァァァア!!!!








  89. 89 : : 2016/03/15(火) 04:02:43
    期待
  90. 90 : : 2016/03/16(水) 20:21:21
    ケニー強いなー! きたいー
  91. 91 : : 2016/03/19(土) 11:42:12

    ケニー「なっ!?」ガハッ ポタポタ

    リヴァイ「どうした?随分苦しそうだな?」


    ケニーから突如赤い結晶が出てきて
    ケニーは苦しんでいる


    ケニー「テメェ……何しやがった!?」ギロッ!!

    リヴァイ「これが俺の奥の手。三水」

    ケニー「あ!?」

    リヴァイ「俺の血液を気化させ、相手の体内に侵入させ、それを凝固させる」

    リヴァイ「どんな異能者といえど体内にある血液はどうする事も出来ない」

    ケニー「なら(ピキピキ!!)…グハッ!」

    リヴァイ「降参しろ。体内からの攻撃はいくらお前とはいえどうしようも出来ない」

    ケニー「この為に俺の攻撃を喰らったのか!!」

    リヴァイ「お前が強いなんて分かりきっている。いずれお前と戦う時の為に考えた技だ」

    ケニー「………負けたよ」スッ

    リヴァイ「…………」フラ

    ペトラ「兵長!!」タタタタタ

    ダキッ

    リヴァイ「……悪いペトラ」

    ケニー「勝ったくせに倒れてんじゃねぇよ」

    リヴァイ「あんたの攻撃をモロに喰らったんだ。それに血が足らん……」

    ケニー「………実力でいえばまだ俺の方が強い」

    リヴァイ「あ?」

    ケニー「だが俺の負けだ。俺はお前らに付いていく」

    リヴァイ「!!」

    ケニー「………俺に後悔させるなよ」

    リヴァイ「………それはエレンに言え」

    ケニー「…………強くなったなリヴァイ」

    リヴァイ「……あんたのお陰でな」ガク

    ペトラ「兵長!?」

    リヴァイ ス-ス-

    ケニー「寝てるだけだ。心配すんな」

    ペトラ「………」

    ケニー「………悪いが俺も寝る」バタッ

    ケニー ス-ス-



    グンタ「………俺らは弱いな」

    エルド「………リヴァイ班……調査兵団の精鋭が聞いて呆れる」

    ペトラ「………もっと強くならないと」

    オルオ「………兵長の足でまといにならないように!」









  92. 92 : : 2016/03/19(土) 13:48:35
    期待
  93. 93 : : 2016/03/19(土) 14:54:21
    リヴァイ、その技つよww
  94. 94 : : 2016/03/19(土) 21:12:20

    その頃

    エレン スタスタ

    エレンは森の奥に建つ
    家へ向かっていた

    エレン(父さんが死んだ日以来か……)ガチャ

    「!!」

    エレン「久しぶり………母さん」

    カルラ「エレン………」





  95. 95 : : 2016/03/20(日) 17:35:12
    頑張って
  96. 96 : : 2016/03/21(月) 00:49:39
    期待
  97. 97 : : 2016/03/21(月) 16:40:44

    カルラ「………今更何で帰ってきたの?」

    エレン「………」

    カルラ「………確認するわ。あなたはあの日グリシャの死だけを伝え、姿を消したから」

    カルラ「………エレン。あなたがグリシャを殺したのね?」

    エレン「……………」コクリ

    カルラ「………私からエレン。あなたに話があるあるわ」

    エレン「………話?」

    カルラ「………でもその前に」

    エレン「?」

    カルラ「死ぬ覚悟なんて捨てなさい」

    エレン「!?」

    カルラ「何で分かったって顔ね。分かるわよ。これでもあなたの親なんだから」

    カルラ「死ぬ前に挨拶に来たって所かしら?」

    エレン「………なんで分かるんだよ」

    カルラ「……エレンの中にあるもう1つの人格を知ってるから。グリシャにあった力があるのでしょ?」

    エレン「…………うん」

    カルラ「グリシャが死んだのはあなたのせいじゃないわ。グリシャは既におかしかった」

    カルラ「グリシャは最後狂っていた。自分はそうなる前に死のうと考えていたのでしょ?」

    エレン「………」

    カルラ「私と修行しなさい」

    エレン「母さんと修行!?」

    カルラ「親より先に死ぬなんて許しません」

    エレン「でも……いずれ人格も破壊の異能で……」

    カルラ「知ってるわ。エレンに力が目覚めた時の為に対策はある」

    エレン「え?」

    カルラ「グリシャのようにはさせない……必ず!!」

    エレン「母さんの話って……」

    カルラ「ずっと1人で暮らしていたからグリシャの研究データは多分全部見たわ」

    エレン「………」

    カルラ「あなたがこれからなにをしようとしてるかは分からない。でも親より早く死ぬ事。あの日あなたと一緒にいた女の子を泣かすような事はさせない」

    エレン「でも」

    カルラ「対策があると言ったでしょ?」

    エレン「………」

    カルラ「まぁ終わるまで逃がさないけど」パチン







  98. 98 : : 2016/03/21(月) 19:39:05
    期待
  99. 99 : : 2016/03/22(火) 16:02:46

    エレン「何を!?」

    カルラ「あなたは私が許可するか私を倒さない限りこの森から出られなくしたのよ」

    エレン「!?」

    カルラ「私が作り出した異能。隔離空間」

    エレン「そんな異能が………ん?作り出した!?」

    カルラ「私がただの人真似異能者だと思ったけどかしら?」

    カルラ「………まぁ知らないのも無理ないわね。グリシャには隠していたから」

    エレン「作り出したってどういう事だよ!?」

    カルラ「コピーした異能………それを複合し新たな異能を作る」

    カルラ「あなたは見た異能しかコピー出来ないわね?」

    エレン「その言い方………母さんは違うのかよ?」

    カルラ「違うわよ。私は聞いただけでも使える」

    エレン「え?」

    カルラ「まぁ資料で見るのと実物には違いがあるからコピーしきれてないかもしれないけど」

    カルラ「グリシャは様々な異能を調べた。私は全てコピーしたわ。百は簡単に超えたわね」

    エレン「………」

    カルラ「そこから更に異能を組み合わせ異能を作る。私の使える異能は無限大だわ」

    エレン「!!」

    カルラ「まぁ私の実力はエレンが思ってるより強いのを伝えたいだけよ」

    エレン「………修行って何をするんだよ?」

    カルラ「2つ」

    エレン「2つ?」

    カルラ「1つ目………破壊の異能を使い、もう一つの人格ごと異能を消す」

    エレン「!!」

    カルラ「そうすればエレンの人格が無くなる事はないわ」

    エレン「んな事したら!!」

    カルラ「2つ目………異能を無くしたエレンに私が異能を捧げます」

    エレン「異能を捧げる?」

    カルラ「グリシャが異能を使えたのは私のコピーした異能をあげたから。同じ事をエレンにするわ」

    エレン「…………何の異能を?」

    カルラ「さぁ?」

    エレン「はぁ!?」

    カルラ「グリシャと遺伝子を取り組みもう一つの人格が生まれた」

    カルラ「……でもエレンは違う。異能を取り戻せばまた人格も蘇る」

    エレン「なら異能を消す意味なんて!」

    カルラ「………エレン。人格が2つある………それは力が分断されている事を意味する」

    エレン「知ってるよ。だから和解し力を「それが間違ってるのよ」………え?」

    カルラ「あなたがしないといけないのは2つの人格を1つにする事。そうする事でエレンは本来の力を使える様になる」

    エレン「!!」

    カルラ「………始めるわよ」

    エレン「どうやって異能を消すんだよ!?」

    カルラ「………それはいずれ必要があれば知る事になるわ」スッ

    カルラは何かを取り出し

    カルラ ダッ

    エレン「!!」ドクン ボン! バタッ

    取り出したものをエレンに埋め
    エレンLostし倒れた

    カルラ「………」スッ

    エレンに埋め込んだものを
    カルラは引き抜く

    カルラ「…………」グググ

    パリン!!

    カルラは引き抜いたものを壊した

    カルラ「これでエレン………あなたの異能は無くなったわ」スッ

    エレンの胸に手を置く

    カルラ「………エレン。起きたらあなたに内緒にしていた事を話すわ…………」














    精神の世界










  100. 100 : : 2016/03/23(水) 15:35:48

    闇エレン「よぉ」

    エレン「何で来たか分かってんだろ?」

    闇エレン「残念ながらそんな簡単にはいかねぇよ?」

    エレン「お前………今までと何か違うな」

    闇エレン「今のお前の状況を教えてやるよ」

    エレン「あ?」

    闇エレン「お前が俺を取り込むか俺がお前を乗っ取るからだ」

    エレン「!?」

    闇エレン「母さんから送られた異能はお前の双子の兄弟の影の異能だ」

    エレン「俺の兄弟!?」

    闇エレン「お前は胎児の時から既にグリシャの実験台。影の異能ダークサイドを受け継ぐ定めだったんだよ!」

    闇エレン「今まで聞いた話が真実だと思うなよ?」

    闇エレン「今までのお前のダークサイドはグリシャの意思をも取り組んでいた。グリシャの野望とお前の望み………両方を叶えられないと分かりながら両方を叶える為」

    闇エレン「だが母さんにより全てがリセットされた事によりお前本来の影が目を覚ました!!」

    エレン「俺の本来の影?」

    闇エレン「ダークサイドは+と-の感情で強くなる影と話したのは覚えているか?」

    エレン「俺は元々は+だが父さんを喰らう「はい。それが嘘」

    闇エレン「お前は元から憎悪により強くなる-のダークサイドだ」

    エレン「なっ!?」





  101. 101 : : 2016/03/23(水) 18:10:46
    ダニィ!?
  102. 102 : : 2016/03/23(水) 20:52:31

    闇エレン「お前はな………フリーダに感謝すると同時に恨みもあんだよ」

    エレン「フリーダを恨んでなんか!!」

    闇エレン「俺を相手にそんな嘘通じないから。俺はお前の本性だぞ」

    闇エレン「お前は父親に違和感を感じ、嫌悪感を抱いていた。だが父親の事は大事に思ってもいた」

    闇エレン「フリーダはお前を助けた。その結果グリシャは死んだ。フリーダに助けられた事に感謝し、グリシャはフリーダのせいで死んだと恨みもしてんだよ」

    エレン「そんな事!!」

    闇エレン「だ・か・ら。俺はお前の本性だって。まぁ認めたくないだろうけど」

    エレン「………」

    闇エレン「お前はグリシャの意思に取り込まれたダークサイドの話を聞き、フリーダと距離を取った。これはフリーダを守る為じゃない」

    エレン「うるせぇ!!」

    闇エレン「お前は父親同様周りのやつが自分が原因で死ぬのを恐れたから璧外は自分1人でやろうと決断した」

    闇エレン「ケニーさえどうにかすればいずれフリーダの座標で璧内はなんとでもなるからな」

    エレン「フリーダはそんな事しねぇ!!」

    闇エレン「だからさ……お前の考えた事を俺が代弁してるだけなのに何で文句言われなきゃいけねぇの?」

    闇エレン「お前……破壊の異能の話を聞いて安心したんだよ。死ねる理由が出来たから」

    エレン「うるさい……」

    闇エレン「フリーダを守ると決断したのも本心だ。だがお前は自分を不幸を産む存在だと思っている」

    エレン「黙れ……」

    闇エレン「-のダークサイド………グリシャを殺した事により覚醒し、グリシャの遺伝子を喰らった事により強くなった」

    闇エレン「フリーダの光の力がなきゃお前はとっくの昔にダークサイドに負けてたな」

    闇エレン「お前はフリーダがいなきゃ何も出来ない。今もそうだ。フリーダを守る為戦う。フリーダを傷付けない為自分は死のうとする」

    エレン「黙れ!!!!!」

    闇エレン「だがもうそれは敵わない。お前は今のままじゃ俺に乗っ取られるからな」ニヤリ









  103. 103 : : 2016/03/24(木) 00:34:23
    期待
  104. 104 : : 2016/03/24(木) 18:02:48

    エレン「俺は!!!」ズズズズズ

    エレンは影の鎌を構える

    闇エレン「無駄」パチン

    シュン

    エレン「なっ!?」

    闇エレン「ここは俺の世界。それに現実のお前はLost中だ。異能は使えねぇよ」

    エレン「それでも!!」ダッ

    闇エレン「そう。お前には格闘術しかない」

    エレン ブン!

    闇エレン「だが」ブン!

    ドガッ!!

    エレン「ッ!」

    闇エレン「俺とお前は一心同体。格闘のレベルは同じ。異能は俺が上だがな」

    エレン「!!(俺は………勝てないのか?こいつに人格を奪われてしまう?)」











  105. 105 : : 2016/03/25(金) 19:23:17
    期待です
  106. 106 : : 2016/03/26(土) 21:40:41
    面白いな
  107. 107 : : 2016/03/27(日) 00:31:56
    がんばれーーーーーーーーーー
  108. 108 : : 2016/03/27(日) 10:39:26

    闇エレン「どうした?」

    エレン「お前は俺を乗っ取って何がしたい!?」ギロ

    闇エレン「素直に生きるだけさ」

    エレン「素直に?」

    闇エレン「まぁお前の一番の望みはフリーダ。それは俺が乗っ取っても変わらない。俺はお前なんだからな」

    エレン「………」

    闇エレン「まぁあとはあれだ。大抵の人間は欲を我慢する。どんな事だろうが俺は我慢しない」

    エレン「どういう意味だ?」

    闇エレン「人間はいき過ぎた行動をしない為罪というものを作り出した」

    闇エレン「まぁそれでもやるやつはやるがな。だが大抵のやつは罪人になりたくない為欲を抑える」

    エレン「ようするに罪を犯そうが何でも自分のやりたい事をすると?」

    闇エレン「そういう事だ。まぁ今のお前に大した欲はない。正直やりたい事なんてないがな」

    エレン(なら俺はこいつに人格を渡した方が「だが」

    闇エレン「今のお前の望み
    フリーダ及び璧内の問題
    アニ達の家族にジーク
    これが解決したらどうなるかな?」

    エレン「あ?」

    闇エレン「人間は醜い。お前がその後何を望むと思う?」

    エレン「俺の望み……?」

    闇エレン「そうだな………例えばフリーダが王になりフリーダに反対するやつが現れたとしよう」

    闇エレン「その時お前は説得すると判断するだろう」

    エレン「当たり前だろ」

    闇エレン「だがその時こいつさえ消えればフリーダに逆らうやつはいない……と思ってしまったら?」ニヤ

    エレン「まさか!」

    闇エレン「俺は迷わずにそいつを消すな………いや、俺が邪魔だと思った存在全てを!!」

    闇エレン「いずれフリーダさえいればいいと思えばどうなるかな?」

    闇エレン「フリーダを誰にも知られない場所に監禁し愛でる?フリーダ以外皆殺しに2人だけの世界を作る?」

    闇エレン「それとも?グリシャみたくフリーダを喰らい、フリーダと一心同体になる事を望むかもな」

    闇エレン「そうすれば座標で全てが望むがままに出来、そしてフリーダとずっと一緒だからな」ニヤァ











  109. 109 : : 2016/03/27(日) 18:45:00
    期待だ
  110. 110 : : 2016/03/28(月) 17:26:53

    エレン「そんな事させるか!!」ダッ ブン!

    ガシッ

    闇エレン「するかしないかはお前次第だろ?」

    エレン「クソ!!」グググ

    闇エレン「ムキになるのはそう考えてしまうと思っているからか?」

    エレン「!!」

    闇エレン「なぁ……全てを俺に委ねろ………楽になるぞ?」パッ

    エレン「俺は!!」

    闇エレン「俺もお前だって」

    エレン(どうすれば!?)

    闇エレン「ほんと何でお前も選ばれたんだか………」

    エレン「………俺の双子の兄弟について説得しろ」

    闇エレン「聞くか?見捨てられた弟を」

    闇エレン「いいだろう。グリシャはお前らが胎児の際既に影の遺伝子の実験を初めていた」

    闇エレン「母さんは最初は何にも知らない。グリシャを恩人だと病気から助けてくれた恩人と思い、病気の後遺症の治療と言われ手伝っていたからな」

    闇エレン「母さんは自分を助けたグリシャに恋をした。グリシャは母さんを受け入れた。だがそれは母さんが好きだったからではない。利用する為」

    エレン「………」

    闇エレン「母さん自身に影の遺伝子を捧げ、その遺伝子はいずれ母さんの中で生物となった」

    闇エレン「それがお前だ。お前は母さんの子。だがグリシャと直接血は繋がっていない」

    エレン「だから名前で呼んでたのか……」

    闇エレン「まぁ影の遺伝子はイェーガー一族の力だからな。血の繋がりが全くない訳じゃないがな」

    闇エレン「影の遺伝子は+と-がある。-がお前。+が弟だ」

    エレン「………」

    闇エレン「グリシャが欲した力は-。+は要らない。グリシャは-の力を暴走させ、世界を消し去るのが目的だったからな」

    エレン「何故+では駄目なんだ?同じダークサイドだろ?」

    闇エレン「+は強く清い心で強くなる。そんなやつがグリシャの目的の手助けになるか?」

    エレン「………」

    闇エレン「グリシャは座標………フリーダを喰わせようとした理由はな」

    闇エレン「お前がフリーダと仲が良いのはバレていた。だからフリーダをお前に喰らわせ、お前を精神的に追い詰めようてしたんだ」

    エレン「!?」

    闇エレン「そして最後お前の目の前で母さんを殺す。そうすればお前は絶望し、暴走すると」

    闇エレン「破壊の力と暴走する影の力……合わされば世界は必ず崩壊する」

    闇エレン「まぁ基本的に強いのは+の遺伝子だ。過去に+と-の遺伝子を持つ者の戦いは何度かあるが+が最終的に勝つ」

    闇エレン「だが-の遺伝子の方が楽に操れ、力を増幅させれる。だから-のお前がグリシャに選ばれた」








  111. 111 : : 2016/03/29(火) 11:04:48

    エレン「………」

    闇エレン「まぁもうお前には無縁の話だがな」

    エレン「お前は何で親切に全てを話す?なぜ乗っ取ろうとしない?」

    闇エレン「まだ気付かないか?お前は既に乗っ取られている」

    エレン「どういう意味だ?」

    闇エレン「双子の弟は今お前の中だ」

    エレン「!!」

    闇エレン「お前にある異能は弟の+の遺伝子の影の異能。母さんはダークサイドと一体化と言ったが弟と一つになりお前の影の力は覚醒された」

    エレン「ならお前は一体………」

    闇エレン「俺か?俺は「話すのを止めろ」

    エレン「!?」

    闇エレン「来たか」

    エレン「お前は………?」

    「初めまして。お兄ちゃん」







  112. 112 : : 2016/03/29(火) 13:58:04
    期待
  113. 113 : : 2016/03/29(火) 15:54:48

    エレン「!!お前が俺の弟?」

    「そうだよ」

    闇エレン「やれやれ。もう少しだったのに」

    エレン「どういう事だ!?」

    「こいつは堕天使の1人。人間が触れた禁忌の始まりだよ。お兄ちゃんは父さんの人体実験でこいつを埋め込まれた」

    エレン「堕天使!?」

    「ダークサイドよりタチが悪い………場所を変えるよ」パチン シュン

    エレン「おい!(シュン)


    闇エレン「チッ………まぁいい。いずれ禁忌を犯した罪人は消し去る。それにエレン。お前は俺の力を求める事になるさ……絶対にな!!!」











  114. 114 : : 2016/03/29(火) 19:38:52
    期待!
  115. 115 : : 2016/03/29(火) 23:09:04
    期待
  116. 116 : : 2016/03/30(水) 11:01:56

    シュタ

    「ここなら邪魔が入らないよ」

    エレン「お前は……」

    「僕はアレン。君の弟であり、今は君のダークサイドでもある」

    エレン「アレン………」

    アレン「何から話すべきかな………」

    エレン「………あの堕天使?の話は真実か?」

    アレン「?………あぁ。前のダークサイドの話。さっきの堕天使の話。何が真実か解らなくなったか」

    エレン「あぁ」

    アレン「うん。今お兄ちゃんの体は僕のもの」

    エレン「!!」

    アレン「お兄ちゃんがダラダラしてるからね。まぁ悪いのはあいつだけど」

    アレン「あ、勘違いしないでね?ちゃんと返すし、あのままじゃ堕天使にやられてたよ?」

    エレン「は?」

    アレン「僕がお兄ちゃんの体を乗っ取った。だから力を貸してやるから取り戻そう。そしたらお兄ちゃん力を借りようとしたでしょ?あいつは真実を話したから信用出来るって」

    エレン「それは……」

    アレン「あいつは人間を消すのが目的。お兄ちゃんはあいつに選ばれた存在なんだ」

    エレン「話がよく分かんねぇ………」

    アレン「じゃあまず異能が何故誕生したか………分かる?」

    エレン「異能が?」

    アレン「最初人間は異能といった力を持たない普通の人間だけだったんだよ」

    エレン「え?」

    アレン「昔はね………世界は広かったんだ。友達にいるでしょ?外の世界に憧れてる子が」

    エレン「アルミン……」

    アレン「何故壁の外が書かれている本があるか。それは昔は壁などがなく陸や海で様々な暮らしがあったからだよ」

    エレン「様々な暮らし?」

    アレン「ん〜……今の璧内でいうと駐屯兵団と調査兵団を無くして行商がメインって感じかな?昔はもっと凄かったけど」

    エレン「憲兵団だけって……」

    アレン「今と一緒にしないでね?真面目に働く人が大半だから」

    アレン「色々な物を作ったり、山は海で食料を採取しに行ってそれを食べたり売ったり………他にもあるけどそんな暮らしだったんだ」

    エレン「………何か平和だな」

    アレン「うん。昔は平和だったよ。ある学者が疑問を感じるまで」

    エレン「?学者が疑問?」

    アレン「何故世界は存在するのか、何故生物は誕生したのか………これを疑問に感じた奴のせいで世界は変わった」









  117. 117 : : 2016/03/30(水) 12:18:48
    期待
  118. 118 : : 2016/03/30(水) 16:25:50

    エレン「それは別に思っても変な事ではないだろ?何故世界が変わる?」

    アレン「世界の誕生………いくら原因を考えても分からない………それは今もそうだろ?」

    エレン「あぁ。だから神様が「そう。神様」………は?」

    アレン「神様が作った。学者は研究者なら出す事のない答えだ」

    エレン「まぁ神様なんて宗教とかじゃないとな」

    アレン「ある学者は考えたんだよ。信じられない現象を起こすのが神。それなら神がいる事を証明しようと」

    エレン「んな馬鹿みたいな「そしてその学者は死ぬ前に見つけてしまった」……え?」

    アレン「ある2つの細胞をね。一つがお兄ちゃんの中にある。さっきの堕天使だよ」

    エレン「あいつが神?」

    アレン「堕天使。神の力を持つ者。天使や悪魔の存在みたいなものだよ」

    エレン「堕がつくのは何故だ?」

    アレン「まぁ悪魔でもいんだけどね。2つの細胞。一つがお兄ちゃんの破壊王」

    エレン「破壊王………」

    アレン「もう一つの細胞が創造主と呼ばれる堕天使だ」

    エレン「創造主………」

    アレン「異能や巨人を作り出したのは創造主だよ。そして巨人に知性がないのは破壊王の仕業。まぁ神様や天使の存在なんて普通信じないから世界には間違った事を真実とされてるけど」

    エレン「……」

    アレン「まず何故堕天使と呼ばれるか。神と違いこの世界では人間の体が無ければ何も出来ないから。だから細胞として発見された」

    アレン「神の存在は謎だけどね。堕天使は発見されたけど神の存在を証明するものは発見されてないし」

    エレン「堕天使なら知ってるんじゃ?」

    アレン「知らないよ。堕天使は自分達が神だと思ってるから」

    エレン「………」

    アレン「話を戻そう。堕天使の細胞を見つけた学者が細胞を研究した。これによりその学者の妻と子供は犠牲になった」

    エレン「何でだ?」

    アレン「細胞を調べる為、妻と子供に細胞を注入したからさ。ネズミとかじゃ成果がなかったから」

    アレン「それにその学者も子供も神なんて調べるから周りに避難されていた。協力者なんていなかったんだよ」

    アレン「人間の体に堕天使の細胞が注入された事により堕天使は目を覚ましていった」

    アレン「学者は色々調べたが何にも成果は出せず時間ばかりが過ぎて行った」

    アレン「ある日、学者はいつも通り細胞を注入した妻と子供を調べた。その時堕天使は目覚めた」

    アレン「妻に注入されたのは創造主。子供に注入されたのは破壊王。その名の力が目覚め世界が変わる事になった」

    アレン「自分達が神と思う堕天使は神に創られた人間如きが神の領域にいく為自分達の力を奪おうとしていると思った」

    アレン「破壊王は人間を消し去ろうと、創造主は人間を自分の力の一部にしようと考えた」

    アレン「創造主は人間に力を与え、力を与えられた人間は巨人になれるようになった。これが巨人化人間の誕生」

    アレン「だが破壊王はそれが気に食わなかった。だから創造主の作り出した巨人を倒していった」

    アレン「だが破壊王は巨人に押され始めた。打開策で巨人を殺せなくても創造主の思い通りにさせないよう中の人間の魂を壊した」

    アレン「これが無知性巨人の誕生。知性のない巨人……いや、魂のない人間は魂を求め人間を喰らい始めた」

    アレン「この時巨人は何も力がない。ただ大きく強い筋力があるだけ」

    アレン「創造主は負けない為人間に力を与える際更に力を注いだ。これが異能」

    アレン「力を得た事により無知性巨人を押し始めた」

    アレン「創造主は破壊王に負けない為与えた力に更に強化した。自分の力だけではなく人間の力も使い異能を強くした」

    アレン「力を持つ巨人と持たない巨人。破壊王は押され始めた」

    アレン「負ける事を危惧した破壊王を捨て身で創造主に挑んだ」

    アレン「結果は成功。だが破壊王と創造主が衝突した際世界が激変したんだ」

















  119. 119 : : 2016/03/30(水) 20:42:32
    期待
  120. 120 : : 2016/04/01(金) 22:26:45

    エレン「何が起きたんだよ?」

    アレン「衝突したと同時に2人の力は世界へ飛び散った」

    アレン「創造主の力が飛び散り大抵の人間は異能を使えるようになり、一部の人間は巨人化も出来る」

    アレン「異能を持たず巨人となった人間は破壊王の力により全てが無知世の巨人になったんだ」

    アレン「巨人とならなかった人間も破壊王の力で記憶をなくした」

    アレン「2人は衝突し、世界に力を飛び散ったせいで力を失いかけていた」

    アレン「創造主は力を蓄える為人間の記憶を操作し、身を守るように仕組んだ」

    エレン「その力は!」

    アレン「創造主の細胞は今、フリーダの中だ」

    エレン「!!」

    アレン「璧内は創造主が破壊王の進行を防ぐ為に創られた」

    アレン「フリーダの中の創造主はまだ目覚めてないけどね」

    アレン「破壊王は自分の身を巨人に喰わせた」

    エレン「え?」

    アレン「自分を喰らわせる事で逆に巨人の力を……いや、創造主の力を喰らい手に入れた」

    アレン「巨人化の力、そして巨人を操る力を」

    エレン「ジーク……」

    アレン「元々は創造主の力。だからジークの座標は弱い。無知世巨人にしか使えない」










  121. 121 : : 2016/04/01(金) 22:33:12
    なるほど
    期待
  122. 122 : : 2016/04/01(金) 22:33:25
    いや全然わからん
  123. 123 : : 2016/04/02(土) 06:41:49
    期待です
  124. 124 : : 2016/04/02(土) 10:13:30

    正直自分でも
    よく分からなくなってきました

    寝ぼけながら書くもんじゃないッスね……

    これ消して新しいの書くのと
    頑張って続けるのどっちがいいですかね?


  125. 125 : : 2016/04/02(土) 20:51:47
    消して書くってのは、この設定のままですか?


    出来れば続けて欲しいです。
    続きが気になる`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)


    期待でーす!!!!
  126. 126 : : 2016/04/03(日) 12:55:17
    新しいSSはこれと同じ設定?ですか??
    それとも違うんですか??
    私もこれは続けて欲しいと思ってます!
    期待!
  127. 127 : : 2016/04/03(日) 16:05:47

    新しい設定で
    書こうかと思ったんですがね……

    内容が正直私自身
    よくわかんなくなってきたんですよね……

    まぁ続けて欲しいみたいなんで
    何とか頑張ってみます



  128. 128 : : 2016/04/03(日) 16:29:11

    エレン「要するに今のこの世界は創造主と破壊王の都合のいい様に創られたって事か?」

    アレン「まぁざっくり言えばね」

    エレン「どうすれば世界を変えられる?」

    アレン「今のままじゃ無理かな。僕の知る変え方じゃお兄ちゃんが拒否するし」

    エレン「どういう方法だよ?」

    アレン「フリーダ・レイスを創造主ごと消し去る。嫌でしょ?」

    エレン「たりめぇだ!」

    アレン「変える方法はフリーダ・レイスを創造主ごと消し、お兄ちゃんも破壊王の力で破壊王ごと自分を消す。後は生き残った人間次第」

    エレン「他にはないのかよ!?」

    アレン「存在すら分からない神様を呼ぶとか?」

    エレン「ふざけてんのか?」

    アレン「なら聞かないでよ」

    エレン「…………ごめん」

    アレン「まぁとりあえずはもう1人の破壊王をどうにかしようか」

    エレン「もう1人の破壊王?」

    アレン「お兄ちゃんの中にいる破壊王で本体じゃないよ。お兄ちゃん座標使えないでしょ?」

    エレン「………破壊王本体はジークか」

    アレン「そう。ジークとグリシャの父親が破壊王の力を持つ者でね。破壊王の力はジークとグリシャに分断されたんだ」

    アレン「ジークに会うとき気を付けてね。ジーク・イェーガーは乗っ取られて破壊王そのものになってるかもしれない。そして破壊王であればお兄ちゃんかフリーダしか勝てない」

    アレン「でも戦うのにも注意が必要なんだ」

    エレン「まだあんのかよ?」

    アレン「まずお兄ちゃんに対しての注意。破壊王は力を分断されているとさっき言ったね?」

    エレン「ジークと父さんにだろ?」

    アレン「だからジークの中の破壊王、お兄ちゃんの中の破壊王、出逢えばお互いが本来の力を取り戻そうとする」

    アレン「下手すればジークに吸い込まれるよ」

    エレン「逆に吸い込んでやるさ」

    アレン「無理だよ」

    エレン「なんでだよ!?」

    アレン「向こうが本体だって。引き寄せる力は向こうの破壊王の方が強い」

    アレン「フリーダへの注意は言わなくても分かるだろ?」

    エレン「破壊王は創造主を倒そうとするから」

    アレン「フリーダの中の創造主はまだ目覚めてない。だからお兄ちゃんもまだ平気」

    エレン「目覚めたら……」

    アレン「お互い暴走するだろうね。向こうは力が分断されてない分創造主の方が強いよ」

  129. 129 : : 2016/04/04(月) 11:12:35

    エレン「…………」グッ

    アレン「だからといってジークに1人で挑んだら取り込まれ、逆にフリーダを危険に晒すよ」

    エレン「ならどうしろと!?」

    アレン「お兄ちゃんは人間を止める勇気はある?」

    エレン「え?」

    アレン「今のお兄ちゃんはもう普通の人間じゃない」

    アレン「僕が入った事で常人の倍以上の異能が使える。そして破壊王の細胞」

    アレン「だけど」

    アレン「普通じゃないだけで人間だ。お兄ちゃんは人間である事を捨てれるかい?」

    エレン「どういう意味だよ?」

    アレン「お兄ちゃんの中にある堕天使の細胞。それを破壊王としてじゃなく新たな力として目覚めさせる」

    エレン「!」

    アレン「お兄ちゃんが第3の堕天使となり世界を導く」

    エレン「さっき世界を変える手段はないって……」

    アレン「存在すら分からない神様を呼ぶって言っただろ?」

    エレン「それに俺がなれと?」

    アレン「それはお兄ちゃんが決める事でしょ?」

    エレン「随分と回りくどい言い方をするな……お前」

    アレン「人間を捨てる選択肢をいきなり言えと?」

    エレン「それもそうだな」

    アレン「でもこれは出来るか分からない」

    エレン「出来なきゃ結果は変わらねぇよ」

    アレン「出来たとしてどうなるかも分からない」

    エレン「俺がどうなろうとフリーダ達が無事ならいいさ」

    アレン「フリーダ達はそれを望まない」

    エレン「でも他に選択肢はない」

    アレン「変わらないね………言ってる事は正しいよ。でも今のままじゃ失敗する」

    エレン「自分だけを犠牲に皆を助けようとするからか?」

    アレン「自覚あるんだ」

    エレン「犠牲になるつもりはないし、犠牲になるのは俺だけじゃない」

    アレン「僕も……とか言わないでね?僕は既に死んだ身だから」

    エレン「俺の中で生きてるだろ」

    アレン「取り憑いてるだけだ」

    エレン「でもこうして話せてる」

    アレン「これは夢の中だからだ」

    エレン「俺とお前は一心同体だ」

    エレン「俺は化物だろうが悪魔になろうがあいつらを助けられたらいいよ」

    アレン「………」

    エレン「で?どうすればいい?」

    アレン「知らないよ」

    エレン「はぁ!?」

    アレン「僕が色々知っていたのは僕が人間じゃない。今は細胞の一部だからだ」

    アレン「お兄ちゃんには堕天使の細胞がある。お兄ちゃんの中へ入った時に細胞の中に眠る記憶を見た」

    アレン「驚いたよ。人間じゃない存在の記憶なんてものがあるんだから」

    エレン「なら色々話したけど……」

    アレン「知ったのはついさっき」

    エレン「その割に偉そうだな!」

    アレン「まぁ続きは今度にしよう。お兄ちゃんの体が持たない」

    エレン「いや、余裕だから」

    アレン「今は夢の中だから。現実はお兄ちゃんが夢の中きてから3日経ってるよ」

    エレン「マジで!?まだ数時間ぐらいだと……」

    アレン「お母さんが心配してる」

    エレン「………少しの間体貸そうか?」

    アレン「………いいから戻れよ」パチン

    エレン「おい!(シュン)

    アレン「…………必要ないよ。今まで母さんの中で生きていたんだから」











    現実








  130. 130 : : 2016/04/04(月) 11:26:01
    期待
  131. 131 : : 2016/04/04(月) 15:25:14
    期待です
  132. 132 : : 2016/04/04(月) 20:41:56
    期待です
  133. 133 : : 2016/04/05(火) 16:01:56

    ガバッ!

    エレン「ここは………」

    カルラ「目が覚めたのね」

    エレン「母さん……」

    カルラ「弟………アレンには会えた?」

    エレン「うん……」

    カルラ「ご飯を用意するわ」スク スタスタ

    エレン「…………」


    しばらくして


    ドド-ン!!


    カルラ「3日分あるから食べれるだけ食べなさい」

    エレン「おぉ!」

    ガツガツ!!モグモグ!!

    エレン「母さんはさ」モグモグ

    カルラ「話は食べ終わってからにしなさい」

    エレン「へーい」

    カルラ「……」


    更にしばらくして


    エレン「ご馳走様」

    カルラ「お粗末様。全部食べるとは思わなかったわ……」

    エレン「へへ」

    カルラ「何を話せばいいかしら?」

    エレン「アレンは母さんの中にいたの?」

    カルラ「……えぇ。アレンはグリシャのせいで産まれることすら出来なかったから」

    エレン「なのに何で意思はあるんだ?」

    カルラ「グリシャの持つ破壊の異能。これで胎児のアレンを私の体内で殺したのよ」

    エレン(破壊の異能………破壊王の力か………)

    カルラ「でも影のダークサイドまでは死ななかった。肉体がない為私の中にずっと細胞としていたのよ」

    エレン「肉体なら俺のがあったじゃん?」

    カルラ「エレンの中へ入ればエレンごと消されかねないわ」

    カルラ「アレンはずっと私の中で育ち知恵を身につけた。そして1人になった私の話し相手よ」

    エレン「………ごめん」

    カルラ「いいのよ………帰ってきてくれたから」

    エレン「………母さんはさ。天使とか神様だとか信じる?」

    カルラ「何で?」

    エレン「俺の中には堕天使の力があるんだって………そいつが原因で」

    カルラ「グリシャは弱いなら負けた」

    エレン「!?」

    カルラ「エレン……相手が神様だろうとあなたは正しいと思う事をしなさい」

    カルラ「そして勝ちなさい」

    エレン「母さん?」

    カルラ「あなたが何を知り、何をやろうとするかは分からない」

    カルラ「いくら正しいと思う事をしても負ければそれは否定される。なら勝つしかないでしょ?」

    エレン「意外と横暴だね……」

    カルラ「相手が神様でもグリシャを壊し、エレン……あなたまで辛い思いをさせようとするなら許さない。それだけよ」





  134. 134 : : 2016/04/05(火) 16:30:37
    期待
  135. 135 : : 2016/04/06(水) 08:41:13
    期待
  136. 136 : : 2016/04/06(水) 10:30:45

    エレン「母さん………」

    カルラ「私には話さなくていいわよ。もう力になれないから」

    エレン「え?」

    カルラ スゥ-

    エレン「母さん!?」

    カルラの体は透けていった

    カルラ「Lostend………私はもう………」

    エレン「そんな!!」

    カルラ「こっちに来なさい」

    エレン「………」スタスタ

    ダキッ

    カルラ「ごめんね……母親らしい事あまり出来なくて」

    エレン ポロポロ

    カルラ「あなたにはまだ色々言いたい事がある。でもそれはアレンに任せるわ」

    エレン「母さん……」

    カルラ「最後に……」

    コツン

    カルラ「私がコピーした異能………全てあげるわ」

    カルラ「生きなさいエレン。そしてフリーダちゃんと幸せにね」ニコ シュン

    カルラの姿は完全に消え去った

    エレン「…………母さん」ポロポロ グッ

    アレン(………お兄ちゃん)

    エレン「アレン。まず何をする?」

    アレン(フリーダ達に真実話さないの?)

    エレン「話さない。真実と思って話した事は真実じゃ無かった」

    アレン(フリーダ達と行動を共にしないの?)

    エレン「会いにはいくさ。人間である内にもう一度」

    アレン(会ってどうするの?)

    エレン「………決別する」

    アレン(!!君は馬鹿かい!?誰もそんな事望んでいないだろ!!!)

    エレン「…………」

    アレン(何を考えているんだ!?)

    エレン「………世界をあるべき姿にするのさ」

    アレン(……母さんに言われた事は?フリーダと幸せに………それを守るつもりがないなら力は貸せない)

    エレン「………守るさ」

    アレン(信じていいの?)

    エレン「あぁ」

    アレン(………わかった)








  137. 137 : : 2016/04/06(水) 16:36:06

    フリーダ達に戻る

    フリーダ ズ-ン

    アルミン「エレンに会えなくなって一ヶ月が経ったね………」

    ライナー「リヴァイさんはケニーと決着がつきこれからだって時なのによ……」

    ベルトルト「どうしたんだろう………」

    ユミル「生きてるかも不安だな」

    ヒストリア「生きてるもん……」

    ユミル「ヒストリア……だけど」

    ヒストリア「お兄ちゃんは絶対生きてる!」

    ミカサ「………」

    ガラガラ

    「「「!!」」」

    アニ「エレン………」

    フリーダ「え?」バッ

    エレン「なんだ?暗い雰囲気だな………」

    フリーダ「エレン!!」ダッ

    ダキッ

    フリーダ「今までどこにいたのよ!?」ギュゥゥゥゥゥゥ

    エレン「………母さんの所」

    アルミン「お母さん?」

    エレン「父さんを殺した日から会ってなくてさ………」

    フリーダ「元気にしていた?」

    エレン「………あぁ」

    ヒストリア「今度は皆で挨拶に行こうよ!」

    エレン「それは出来ない」

    ライナー「なんでだ?」

    エレン「俺に力を与え………Lostendで死んだ」

    「「「!!」」」

    エレン「破壊の力で自分を失う心配も無くなったよ」

    フリーダ「そぅ………「でも」

    エレン「俺はお前達ともう行動出来ない」

    フリーダ「それって……」

    エレン「俺は………お前達に別れを告げに来た」

    アニ「それはどういう意味だい?」ギロッ

    エレン「言葉の通りだ」

    ベルトルト「理由は?」

    エレン「………」

    チャキ ダッ!

    エレン「遅い」

    ビュン!ビュン!

    ピタッ

    ミカサ「クッ!!」

    影がミカサを刺すように現れ
    ミカサに当たる寸前で止まった

    アルミン「ミカサ!エレン!」

    ミカサ「散々人を振り回して何がしたい!」ギロッ

    エレン「………俺は人間じゃなくなる」

    ユミル「だからなんだ?私達は巨人だぞ?」

    エレン「次元が違うんだよ………」

    ヒストリア「お兄ちゃん……?」

    エレン ズズズズズ

    エレンの体に紋章が浮かび上がる

    エレン「フリーダ………次会うとき……この世界は終焉を迎える」

    フリーダ「え?」

    エレン「………じゃあな」シュン

    フリーダ「エレン!!」



    ライナー「エレンのやつ………一体何が?」

    アニ「帰ってきたと思ったらもう会わないって………」

    ベルトルト「でも次会うときは世界は終焉を迎えるって………」

    アルミン「終焉………エレン………君は一体何をするつもりなんだい?」




















  138. 138 : : 2016/04/06(水) 19:37:18
    期待!
  139. 139 : : 2016/04/07(木) 10:31:37
    期待
  140. 140 : : 2016/04/08(金) 15:27:55

    シュタ

    エレン「………ここなら邪魔が入らないな」

    アレン(何故あんなことを?)

    エレン「フリーダを幸せにする。だがそれはこの世界じゃ無理だ」

    アレン(約束が違うじゃないか!!)

    エレン「約束は守る」

    アレン(だから言ってる事とやってる事…………!!この世界じゃって………お兄ちゃん………まさか!)

    エレン「破壊王の力でこの世界を破壊し、創造主の力で新たな世界を作る。皆をその世界へ運ぶ」

    アレン(………そこで幸せになると?)

    エレン「幸せになれるようにする………が正しいかな。新たな世界を作り、昔みたいな世界を作る。今みたいな家族が巨人に殺されたとかがない………家族皆が生きている世界を」

    アレン(お兄ちゃん………)

    エレン「破壊王や創造主は自分を神だと思ってるんだろ?」

    エレン「なら俺は神に威を唱えるもの………俺の堕天使の名は『神威』だ」

    アレン(神威………)

    エレン「俺の中の堕天使の力を俺の力にする。手伝えアレン」

    アレン(……了解)

    エレン スッ









    精神の世界










  141. 141 : : 2016/04/08(金) 19:15:16
    エレンカッコ良い
    期待です
  142. 142 : : 2016/04/09(土) 16:39:39

    エレン「よぉ、堕天使」

    堕天使「まさか俺の存在がバレるとはな……細胞から記憶を読むとは」

    アレン「破壊王の片割れ……」

    堕天使「だがお前が俺を我がものにしようとするように俺もお前の体が欲しい。貴様には従わんぞ」

    エレン「従わせる。アレン」

    アレン「了解」ズズズズズズ

    堕天使「何を………?」

    アレンは姿の原型を無くし
    影の鎧となりエレンを纏った

    エレン「今までの俺の影の異能は完全では無かった」

    エレン「俺自身。表の人格で扱える力」

    エレン「裏の人格の表の人格を超える異能力を無理矢理引き出した力」

    エレン「無理矢理引き出した力は力を最大限にまで使えない」

    エレン「だが今は違う。表と裏………両方が力を合わせる………それは俺に更なる力を与える!」

    エレン「今俺の中には母さんとアレンの力がある………全ての力を開放し、俺はお前を超える存在となる!」

    堕天使「俺を越える?人間風情が……」

    エレン「その人間に殺られる惨めさをしりな」

    堕天使「破壊の咆哮!!」

    エレン「アレン」

    アレン(任せて)ズズズズズ

    ドカァァァァァァァァァン

    堕天使「人間風情が図に乗るな!!」

    エレン「この程度か?」

    堕天使「!?不傷だと!?」

    アレンが影の力で
    堕天使の攻撃を防いだ

    エレン「新たに開花した異能の力。試させてもらうぞ?」

    堕天使「面白ぇ……お前の体に力があれば俺の本体も創造主も越えれそうだ」ニヤ

    エレン「越えるさ……お前を俺の1部に変えて」スッ

    堕天使「お前が俺の1部になんだよ!!」








  143. 143 : : 2016/04/09(土) 18:46:37
    期待!
  144. 145 : : 2016/04/10(日) 16:59:24

    堕天使「破壊の鉄槌!!」

    エレンの頭上に
    大きな力の塊が出来る

    堕天使「喰らいな!」ブン!

    ズドォォォォォォォン!!!

    エレンのいた場所周囲が何もかも無くなる

    堕天使「ククク。人間風情が図に乗る「舐めるな」ブン!

    ドサァァァァァァァァア

    堕天使「テメェ!」ギロリ!

    エレン「あんな攻撃喰らわねぇよ」シュン

    堕天使「!消えt「後ろだ」ブン!

    堕天使「壊波!」ドドドドドド

    エレン「やべ!」シュン!

    堕天使の周りが
    堕天使の足元から壊れていく

    ザッ

    エレン「危ねぇ……」

    堕天使「………空間移動の力か」

    エレン「流石は自称神様。もう気付いたのか」

    堕天使「………他にも色々力があるみたいだな」

    エレン「もちろん。母さんは凄いたくさんの力があるよ」パチン

    ドガァァァァァァァアン!!

    堕天使「………」

    エレン「これぐらいの攻撃は効かないか……」

    堕天使「空間を移動する力ではなく支配する力のようだな」

    エレン「そこまで気付くか………今の攻撃で」

    堕天使「空間の移動………そして大気を操り爆破攻撃………他にも色々あるが空間支配の力は創造主のお気に入りの異能だ」

    エレン「ふぅん…………」

    堕天使「創造主に劣る攻撃など俺には効かん!」

    エレン「そぅ………なら空間支配+重力」スッ

    ズドドドドドドド!!!

    堕天使「!?」グググググググググ

    エレン「お前の周囲の重力を空間支配の力で10倍にし、更に重力の異能で更に重力を増した」

    堕天使(う、動けん………)ググググググ

    アレン(お兄ちゃん飛ばしすぎ!Lostするよ!)

    エレン(分かってる。すぐにケリを…………

    ズズズズズズズズズ

    エレンのいる精神の世界が
    黒に染まっていく

    エレン「何が!?」

    堕天使「やっと来たか………」ニヤリ

    アレン(お兄ちゃん!意識を現実に戻して!!)

    エレン「!?わかった!!」






    現実

    スゥ

    エレン「!お前は!!」

    「ほぉ………お前がグリシャの………あんま似てねぇな」

    エレン「ジーク!!」

    ジーク「ジークおじさん………だろ?」スッ



    ズドォォォォォォォォォォォン!!!!











  145. 146 : : 2016/04/10(日) 20:06:54
    ジークが出たか(・ω・)ノ
    期待
  146. 147 : : 2016/04/12(火) 10:00:02

    アルミン達

    ズドォォォォォォォォォン!!

    ライナー達「!!」

    ミカサ「何の音!?」

    ライナー「ベルトルト………アニ………これはまさか………」

    ベルトルト「何であいつがここに………」

    アルミン「ライナー?ベルトルト?」

    ユミル「おい……今のはまさか………」

    アニ「戦士長……ジーク………電撃の異能………爆雷」

    ミカサ「!!璧内に来たと言うの!?」

    フリーダ「違う………」

    アニ「え?」

    フリーダ「ジークとエレンが壁の上に!!」ピカ-ン!!シュン

    アルミン「光速移動か!」

    アニ「戦士長とエレンが戦ってるって事………


    ライナー「俺達も急ぐぞ!!」

    ヒストリア「お姉ちゃんは何で!?」

    アニ「座標の力で察知したんだと思う………エレンも戦士長も巨人だから」

    ライナー「何故戦士長が!!」

    ベルトルト「来るのは僕達が卒団する日じゃ!?」

    ユミル「裏切りがバレてると見た方が良さそうだな………」

    アルミン「早く行こう!今の音で色んな人が反応するはず!巨人の長を倒すチャンスだ!」

    ユミル「そう上手くいくかね………逆に危ないと私は思う………」

    ベルトルト「早く加勢しに「私達……それにエレンも巨人だ」

    ユミル「大勢にバレれば私達も討伐の対象………それに向こうは巨人体で喋れる。ベルトルさん達は正体をバラされる可能性が高い」

    ライナー「ならどうしろと!?」

    ユミル「私達はフリーダさんを捕まえ戦場を抜ける」

    アニ「!!エレンは!?」

    ユミル「あいつ1人なら生き残れるだろ」

    ヒストリア「お兄ちゃんを見捨てる気!?」

    ユミル「フリーダさんをジークに奪われたら終わりだぞ!!」

    ユミル以外「!!」ビクッ

    ユミル「最優先はフリーダさんだ。エレンは今何を考えているか分からない。目的もな」

    ヒストリア「それって……」

    ユミル「あいつ人間じゃなくなると言った。巨人と格が違うともな」

    アニ「………」

    ユミル「人間じゃなくなる。それは無知性巨人になるという意味だと思ったが格が違う………これどういう意味か分かるか?」

    アルミン「………ユミルは分かるの?」

    ユミル「流石に分からねぇ……だが人間じゃない巨人以上の存在………神様とかしかいないと思わないか?」

    ミカサ「神様?」

    ライナー「そんな「確かにふざけた答えだな」

    ユミル「だが他にどう説明する?あいつは世界の終焉だとか言い出したんだぞ?」

    ベルトルト「それは………」

    ユミル「これからどうなるか分からない。だがどうなるにしてもフリーダさんが鍵になるのだけは確かだ」

    アルミン「……分かった」

    ヒストリア「アルミン!?」

    アルミン「フリーダさんを最優先。でもエレンも助けれれば助ける。これならいいでしょ?」

    ユミル「あぁ。助けれればな」

    アルミン「早く行こう!話すのに時間をかけ過ぎた!」

    タタタタタタタタタタタ











    エレンとジークのいる場所








  147. 148 : : 2016/04/12(火) 10:36:57
    期待
  148. 149 : : 2016/04/12(火) 19:34:26
    期待です
  149. 150 : : 2016/04/14(木) 21:04:56

    エレン「ガハッ!」ベチャベチャ

    ジーク「爆雷喰らっても余裕があるか。随分と強くなったみたいだな」

    エレン「テメェ!」ギロッ

    ジーク「睨むな睨むな………同族よ」ズズズ

    エレン「!!」

    ジーク「破壊王の力………俺に返せ!!」

    エレン「お前……堕天使を!?」

    ジーク「ククク。俺は体を奴に捧げた後自分を堕天使を操ったのさ!」

    エレン「!?」

    ジーク「電撃の異能の力でな!」

    エレン「どういう事だ!?」

    ジーク「電撃の異能………この異能は相手の脳神経に電撃を送り相手を操れる」

    エレン「んな事知ってんだよ!」

    ジーク「それを自分自身に与えたのさ!」

    エレン「………!体を与えた後に時間差で自分に電撃を当てるようあらかじめ用意し、堕天使の力を開放した後に体を返させた………と言うことか!?」

    ジーク「そう。堕天使は強力な存在だ。だがな………体は俺の……人間の体だ。操る事は出来るんだよ」ニタァァァァ

    ジーク「体を与えた際に堕天使の記憶を見た………まさか璧内の座標………狙っていたやつが予想以上の力を持ち合わせているとはな」

    エレン「フリーダは渡さねぇ!」ギロッ

    ジーク「お前の許可なんて要らねぇよ……俺は堕天使を超えた存在だ………これからの未来は全て俺次第」

    エレン「俺が止めてやる!」

    ジーク「ハァ………餓鬼が………お前は俺の力の一部となるんだよ!!」

    エレン「お断りだ!」

    ジーク「俺の決定が全てだ!」ビリビリ

    エレン「させるかよ!」ズズズズズ

    エレンが影を纏う

    エレン(堕天使の力をまだ得てない……勝てるか!?)








  150. 151 : : 2016/04/15(金) 16:09:22

    ジーク「電網籠」バチバチ

    電撃の網がエレンを囲むように現れ
    段々と囲んでいた電撃の網の
    面積が狭くなっていく

    エレン「影翼!」バサッ!!

    エレンは上に逃げる……だが

    ジーク「堕ちな………雷帝の鉄槌」バチバチ!!

    エレン「アレン!!」

    アレン(遮影!!)ズズズズズ

    ジークの攻撃を遮るように
    エレンから影が現れ
    電撃の攻撃を防ぐ

    ジーク「電撃刃」ビリビリ チャキ

    ジークは電撃で出来た刀を持つ

    ジーク バチバチ!!シュン!

    エレン「消え「雷鳴斬!!」ブン!

    エレン「グァァァァァァァァァァァァァァァァァア!!!!」ビリビリビリビリ!!!

    ジーク「更に……破壊の力を加え………」スッ

    ジーク「電壊………一閃突き!!」クルクル ビュン!

    電撃の色が黒くなり
    それを纏った刀から
    強烈な一撃が放たれる

    エレン「チィ!」パチン! シュン

    ドカァァァァァァァァァァァァァァァン

    シュタ

    ジーク「避けた………いや、消えた………どこ行きやがった…………?」

    シュン

    ジーク「後ろ!!」ブン!

    ガキン!

    エレン(読まれた!?)

    ジーク「空間移動か………残念だが不意打ちは俺に効かねぇぞ?」

    エレン(クソが!!)

    ジーク「電磁波を周りに放ち、常に周囲すべてを把握している」

    エレン「炎斬影!」ブン!

    ズサァァァァァ ボォォォォオ!

    ジーク(斬られた場所が燃えた!?)

    エレン「斬られるのと焼かれるのを同時に喰らうのはどうだ?」

    ジーク「笑わせるな!!」バチバチ!!バン!

    エレン「電撃で炎を弾いた!?」

    ジーク ダッ

    アレン(影縛り!!)ズズズズズ

    ガチ!

    エレン「アレン!よく動きを止めた!」スッ ダッ!

    ジーク グググググ

    アレン(なっ!?影縛りで抑えているのに………)グググググ

    ジーク「この程度で俺が止まるか!!」ダッ

    エレン「!?」

    アレン(影縛りを力で無理矢理抜けた!?)

    ジーク ズズズ

    ジークの腕が黒く染まる

    ジーク「破壊の拳…………ビックバン!!」ブン!

    エレン「当たったらやば(ボン!!)……な!?」

    アレン(このタイミングでLost!?)

    ジーク「残念………お前は天から見放されたようだな」ニヤァァァァ

    ドカァァァァァァ!

    エレン(やべ……まともに喰らっちまった………)クラ

    ジーク「破壊の咆哮!!」ドドドドド

    ドガァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!



    シュタ


    フリーダ「エr………え?」

    ジーク「ほぉ……わざわざお前から来てくれたか」

    フリーダ「エ、エレン……なの?」フルフル


    フリーダの視界には
    血だらけとなり
    息をしているかも分からない
    無残な姿に変わり果てた
    女性の姿が映っていた












  151. 152 : : 2016/04/15(金) 21:35:23
    女性…….?
  152. 153 : : 2016/04/16(土) 03:02:08
    Lostの効果じゃない
  153. 154 : : 2016/04/16(土) 10:54:15

    ジーク「そうだ。そいつがエレンだ」

    フリーダ「嘘………」

    ジーク「Lostしたら女になるみたいだな。怪我とか無ければ美人だったろうに」

    フリーダ「お前が………」ギロッ!!

    ジーク「……まだ創造主は目覚めてないか………好都合だ」ニヤリ

    フリーダ「黙れ!!」ピカン!!シュン

    ジーク「!光速移動………」

    フリーダ「光鞭!!」ブン!

    ジーク「電光石火」バチバチ シュン

    バチン!

    フリーダ「外れた!?」

    ジーク「スピードに自信があるのが自分だけと思うなよ?」バチバチ

    フリーダ(私の後ろを取った!?)

    ジーク「お前に死なれた困るから加減はしてやるよ」バチバチ

    フリーダ(避けきれない!!)

    ジーク「雷吼炮」

    ダッ ドン!

    ドカァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!


    ジーク「………まだ動けたのか。だがもう………」

    フリーダ「………あれ?無事?」

    ジーク「エレンが庇ってくれたぞ」

    フリーダ「!?」

    ジーク「もう心臓すら動いてないがな」

    フリーダ「え?」

    エレン

    ジーク「お前を庇い死んだ。格好いい最後じゃないか」

    フリーダ「私のせい……で?」


    シュタシュタ


    ジーク「ぞろぞろ来やがって………」


    ヒストリア「お姉ちゃん!!」

    アルミン「!?そこで倒れてる人は………」

    フリーダ「………エレンよ」

    ヒストリア「え?」

    ユミル「おい!こいつ女だぞ!?エレンじゃねぇだろ!」

    フリーダ「エレンがLostしてやられ……そして私を庇って………」

    ユミル(予想以上にヤバイじゃねぇか!)

    ジーク「!隠れてないで出て来たらどうだ?ライナー、ベルトルト、アニ」

    ミカサ(ライナー達に気付いた!?どうして!?)

    タッ

    ライナー「戦士長………」ギリ

    ジーク「………裏切ったと見ていいんだな?」バチバチ

    ベルトルト「………」ジリ

    アニ(この状況………一体どうしたら………)

    ジーク「そうか………残念だ」バチバチ スッ

    キラキラ

    ジーク「あ?氷の粒?」

    アルミン「!!皆伏せて!!」

    「死爆水!!」

    ドカァァァァァァァァァァァァァァァァアン

    リヴァイ「全員ペトラの元へ!!逃げるぞ!!」

    シュン バチバチ

    ジーク「いきなりやるじゃないか」

    リヴァイ(死爆水を避けた!?)

    「神風!!」ビュン

    ジーク「おっと!」

    ケニー「こいつが璧外の親玉か?………ん?」チラ

    リヴァイ「あれは………」

    アルミン「兵長!!あそこに倒れてる女性はエレンです!Lostしたみたいです!」

    リヴァイ「!!」

    ケニー「おいおい………こいつどんだけ強いんだよ?」

    リヴァイ「ケニー。俺達で時間を稼ぐ」

    ケニー「今の状況でこいつに勝つのは無理だな」

    ジーク「お前らが俺に勝つこと自体無理な話だ」

    ヒストリア「お姉ちゃん!」

    フリーダ「私のせいでエレンが………」ポロポロ

    トン

    フリーダ ガク

    ヒストリア「ミカサ!?何を!?」

    ミカサ「ここは逃げた方がいい。フリーダ様は動こうとしない。こうした方が早い」ガシッ

    ユミル「リヴァイさん達が戦ってる間に逃げるぞ!」

    ライナー「エレンも運ばねぇと!」

    ベルトルト ダッ

    ドカァァァァァァァァァァァァァァァァァン

    ベルトルト「!!」ピタッ

    ザッ

    リヴァイ「お前ら何してる!?早く逃げろ!!」

    アニ「エレンが!!」

    ケニー「自分の身を守る事だけ考えやがれ!」

    ジーク「お喋りとは余裕だな?」バチバチ

    ミカサ「黒い………電撃?」

    ケニー「神嵐!!」

    リヴァイ「死爆水!!」


    ドカァァァァァァァァァァァァァアン!!!!!


    リヴァイ「今のうちに行くぞ!!」ダッ

    ライナー「クソ!!」ダッ

    ベルトルト(エレン……ごめん)ダッ

    ユミル「ヒストリア!アニ!」

    ヒストリア「お兄ちゃんを!」

    アニ「あいつを見捨てる訳には!」

    トン トン ガシッ

    ケニー「早く行くぞ」ダッ

    ミカサ(こいつがケニー………)ダッ

    ユミル ダッ








    ジーク「………逃げたか」チラ

    エレン

    ジーク「チッ!こいつの持つ破壊王の力取り損ねた!」

    ジーク「………まぁいい。創造主の力を奪い、世界を俺の物にしてやる」ニヤリ シュン









  154. 155 : : 2016/04/16(土) 16:19:21


    パチ

    エレン「あれ?俺は………」

    アレン「……」

    エレン「アレン?」

    アレン「無理をし過ぎたね」

    エレン「あ?」

    アレン「死んだよ……お兄ちゃん」

    エレン「!!」

    アレン「最後フリーダを庇ってね」

    エレン「フリーダは無事なのか!?」

    アレン「無事だよ」

    エレン「良かっ「今はね」

    アレン「リヴァイ、ケニーが共闘してもジークには勝てない。今のままじゃ次の戦いで皆終わりだ」

    エレン「チィ!」ガバッ

    アレン「無駄だよ。お兄ちゃんの体は心臓すら動いてない」

    エレン「………ここは地獄かなんかなのか?」

    アレン「………さぁ?地獄へは行けなかったみたいだけど」

    ス-

    エレン「!!破壊王………」ギロ

    堕天使「………」

    アレン シュン

    エレン「!アレン!!」

    堕天使「お前の体……貰うぞ」

    エレン「誰がお前……に………!!」

    堕天使「残念だな………お前にはもう………抗う力がない」スッ

    グサッ!

    エレン「ッ!」

    堕天使「俺に全て委ねろ………そして眠れ」

    エレン(意識が……)

    堕天使「おやすみ………エレン・イェーガー」













    現実

    パチ

    「………どこ行きやがった?」

    「………チッ!」バサッ(翼が生える)

    「まずはジークとかいう人間を殺さないとな………」バサッバサッ(羽ばたく)






  155. 156 : : 2016/04/16(土) 20:38:18
    期待
  156. 157 : : 2016/04/16(土) 22:40:44
    期待!
  157. 158 : : 2016/04/18(月) 15:41:32

    調査兵団本部

    リヴァイ「何故エレンがあそこに倒れてた!?」

    アルミン「僕達が着いた頃にはもう………」

    リヴァイ「………あいつがお前らの親玉か?」

    アニ「はい……ですが……」

    リヴァイ「なんだ?」

    ベルトルト「黒い電撃………あんなの見たことがありません」

    ライナー「戦士長と言われるぐらいです。ある程度実力を見させてもらった事はありますが………」

    アニ「正直エレンとリヴァイ兵長がいれば勝てると思ってました………」

    ベルトルト「今の戦士長は僕達の知る戦士長じゃないみたいです………」

    ケニー「あの黒い力は一体何なんだ?」

    「あれは堕天使の力だ」

    「「「「!?」」」」

    「あれは人間の持つ力じゃない」

    リヴァイ「誰だ?」

    ケニー「何故ここにいる!?」

    フリーダ「お父……様」

    エルヴィン「!!……本物の国王………」

    ロッド「やれやれ、フリーダ。お前があの子供と逃げたせいでこんな事態を招いたんだぞ」

    フリーダ「私……せい………」

    ケニー「おいおい。事情を話してもらおうか?」

    ロッド「全てはフリーダの中に眠る堕天使ともう一体の堕天使から始まる」

    ヒストリア「お姉ちゃんの中に?」

    ロッド「黒い電撃と言ったな?あれは破壊王と呼ばれる者が持つ破壊の力」

    リヴァイ「破壊の力?」

    アルミン「それってエレンに目覚めた異能?」

    ロッド「やはりあの子供にも堕天使の力が………」

    フリーダ「お父様!説明して下さい!」

    ロッド「………お前とエレンと言ったな?2人には人間じゃない堕天使と呼ばれる者の力がある」

    エルヴィン「堕天使とは?」

    ロッド「詳細は分からない。異能を………いや、今の世界を作り出した存在と聞いた」

    リヴァイ「誰にだ?」

    ロッド「フリーダの前に力を持った者にだ」

    ケニー「………」

    ライナー「ちょっと待って下さい!黒い力は戦士長が使ったんです!エレンと関係はないはずです!」

    ロッド「破壊王の力を2人が………?」

    ベルトルト「だからエレンは!」

    ロッド「いや、あの子にもある。破壊の異能とかさっき言ったね」

    リヴァイ「見てはないけどな」

    ロッド「フリーダの中にいる堕天使は物を創り出す創造の力。そしてエレンって子供には」

    エルヴィン「創造とは逆の力………破壊の力………これは異能ではなく堕天使の力と?」

    ロッド「あぁ」

    リヴァイ「お前は何を企んでる?」

    ロッド「破壊王を消す。じゃなければ何を企んでもやつに消されるからな」

    アニ「じゃあ破壊王の目的………は?」

    ロッド「名の通り全てを破壊する。やつは創造主を殺し、この世界を破壊するのが目的だ」

    フリーダ「私のせいでこの事態になったっていうのは……」

    ロッド「まだお前は創造主を目覚めさせてない。故に破壊王に遅れをとる」

    フリーダ「なら私がその堕天使を目覚めさせれば」

    ロッド「やつに対抗出来るだろうな」










  158. 159 : : 2016/04/19(火) 02:30:48
    期待!
  159. 160 : : 2016/04/19(火) 12:06:17

    フリーダ「どうしたらいいの?」

    リヴァイ「おい!少し待て」

    フリーダ「なに!?」ギロ

    リヴァイ「その選択は人間を止める……そういう事だぞ?」

    フリーダ「私は巨人。もう既にただの人間じゃない!」

    ユミル「!!エレンの話はこういう事か………」

    アルミン「ユミル?」

    ユミル「エレンは人間を捨て堕天使になる覚悟を決めた。だからあのとき……」

    アルミン「世界に終焉………エレンは世界を壊して終わらせるつもり?」

    フリーダ「!!」

    リヴァイ「あいつがそんな事考えるやつか?」

    アルミン「もう破壊王に人格を奪われたなら………」

    フリーダ「それはないわ」

    ユミル「認めたくないのは分かるけど」

    フリーダ「私はジークと戦った」

    リヴァイ「……」

    フリーダ「相手にならなかったけど………」

    ケニー「俺とリヴァイの技食らっても無事なやつだからな」

    フリーダ「最後殺られそうになった時エレンは私を庇って………」

    ミカサ(だからボロボロだったのか……)

    フリーダ「エレンには何か考えがあるはず……それを聞かないと」

    バン!

    エルヴィン「なんだ!?」

    調査兵「団長!!天使が現れました!!」

    エルヴィン「はぁ!?」

    調査兵「複数の目撃情報があります!白い羽を生やした美しい女性が空を飛び何かを探しているようだったと………」

    リヴァイ「………おいまさか」

    フリーダ「エレン……なの?」

    アルミン「でもエレンはあの時心臓が止まって………」

    ロッド「相手は人間じゃない。それに彼は巨人の力もある。堕天使と巨人の修復の力なら………」

    アニ「Lostしてるからエレンは今力がない……だから体を取られた?」

    アルミン「ジークかフリーダ様を探している?」

    リヴァイ「とりあえず行くぞ!!」

    ダッ!










  160. 161 : : 2016/04/19(火) 17:12:02
    期待
  161. 162 : : 2016/04/20(水) 06:47:39

    バサッバサッ

    「いねぇな…………ん?」チラ

    リヴァイ「見つけたぞ!」

    ベルトルト「本当に天使みたい………」

    「あぁ。エレンの仲間か………残念だがお前らに………」

    フリーダ「エレン……」

    「!!創造主を持つ者か」

    フリーダ「エレンを返して!」

    「………無駄だな。エレンの意識は奥深くに眠っている」

    アルミン「お前は何が目的だ!?」

    「俺は元々破壊王の片割れ………本体同様世界を破壊するつもりでいた」

    ロッド「やはり………」

    「だがつまらん」

    ライナー「はぁ!?」

    「お前らはエレンのやろうとした事を知らないな。教えてやろうか?」

    アニ「エレンの………」

    「こいつ破壊王の力はこの腐った世界を壊し、創造主の力で新たな世界を作ろうとしたんだぜ?」

    フリーダ「!!だからこの世界は終焉に………」

    「新たな世界で戦いのない………皆が笑って暮らせる世界を………だとさ」

    リヴァイ「……で?お前さんは?」

    「人間なんて知るかよ。だがこいつは例外。こいつのお陰で別の目的が出来た」

    フリーダ「別の目的?」

    「こいつは自分が堕天使になった時の名を考えた。神に威をとなえる者、神威と」

    アルミン「神威………」

    「俺は堕天使。まぁ昔は自分が神と思ってたがな」

    「もうこの世界に興味はない。力を取り戻し、俺は本物の神様というものを探す」

    ケニー「………嬢ちゃん。逃げな」

    フリーダ「え?」

    「心配するな。先に破壊王………ジークを始末する」

    ケニー「ケッ。創造主の力も貰うつもりだろ?」

    「もちろん。だが人間風情に俺の力が使われるのは屈辱だ。ジークは最優先に始末する」

    「だが………」スッ

    ロッド「!!」ガハッ

    ヒストリア「お父さん!?」

    「やはり人間は醜い。身を弁えず俺達に手を出すとは………」

    フリーダ「お父様に何を!?」

    「………お前こいつに殺されそうになってたんだぞ?馬鹿か?」

    フリーダ「え?」

    「こいつ………創造主の宿主の肉を喰らい、体を馴染ませてやがる」

    ケニー「!!」

    「エレンの女から力を奪い、ジークというやつと同じ事企んでやがるな」

    フリーダ「そんな………」

    「さて、まぁいい。取引をしよう。まぁ拒否すればこの世界を破壊するだけだが」

    リヴァイ「取引?」

    「俺はエレンに感謝している。こいつのお陰で俺は本来以上の力に目覚めた」

    「だからエレンの望み………叶えてやる」

    フリーダ「エレンの望みを……?」

    「あぁ。創造主の力で新たな世界を創り、そこに君達を送ろう。君達以外はこの世界の記憶がないけれど」

    ライナー「なんだ………わりといい話じゃ?」

    リヴァイ「その後お前はどうする?」

    「さぁな。だが新たな世界で干渉しない事を約束しよう」

    ベルトルト「この世界は?」

    「破壊する。要らないからな」

    アニ「お父さん達は………」

    「言っただろ?新たな世界を創ると。そこにはこの世界では死んだやつも記憶はないが存在する。親や友達………皆いる」










  162. 163 : : 2016/04/20(水) 19:50:41
    …え?めっちゃいい奴やん..!涙
  163. 164 : : 2016/04/22(金) 06:23:08
    期待
  164. 165 : : 2016/04/22(金) 09:56:47

    アルミンフリーダ「…………」

    ミカサ「アルミン?」

    ヒストリア「お姉ちゃん?」

    リヴァイ「取引と言ったな………その代わりエレンを諦めろ………か?」

    「「「「!!」」」」

    「あぁ」

    リヴァイ「新たな世界とやらにエレンは何故運べない?」

    「俺とこいつら一心同体だからだ」

    リヴァイ(どうしようもない……のか?)

    フリーダ「私もエレン同様堕天使の宿主!なのに私は運べると!?」

    「フリーダと言ったな」

    フリーダ「………なに?」

    「巨人の力の継承の際脊髄を喰らう事になってるな?」

    フリーダ「………えぇ」

    「その一瞬……脊髄を喰われた瞬間創造主の力を失う前に自分の体を創り直す。創り直された体には創造主も巨人の力もない普通の人間だ」

    フリーダ「その方法ならエレンも!」

    「断る」

    フリーダ「何で!?」

    「俺とエレンの体は相性が良く、更にエレンには強い異能、巨人の力がある。創造主を取り込めば更なる力に目覚めるだろう」

    リヴァイ「エルヴィン………お前は喋るなよ」

    エルヴィン「何故迷う?」

    ライナー「団長?」

    エルヴィン「エレンが大事な存在なのは分かる。だが「黙れ」

    リヴァイ「それを承知で黙れと言ったんだよ」ギロッ

    ベルトルト「……エレンを見捨てる気ですか?」

    エルヴィン「戦えばそれ以上の被害が出るかもしれない。何をするにしても犠牲は出る」

    アニ「だからってエレンを!?」

    エルヴィン「エレンを差し出せば被害は最小に済む」

    アルミン(……団長の言う事は最もだ………何かを変えるには何かを犠牲にしないといけない………)

    ミカサ「!!皆避けて!!」

    「来たな」

    ジーク「雷壊の鉄槌!!」バチバチバチ!!



    ドカァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!








  165. 166 : : 2016/04/22(金) 22:59:11
    エルヴィン…・ω・)ノ
  166. 167 : : 2016/04/23(土) 15:47:42

    リヴァイ「ゲホッゲホッ」

    ケニー「来やがったぜ………」

    「よう。本体」

    ジーク「よう。俺の元に帰って来い」

    「断る」

    ジーク「拒否権なんてねぇよ!電光石火!」バチバチ シュン



    ヒストリア「消えた!?」

    フリーダ「違う……雷と同じスピードで動いているのよ………」


    「重空間」ズドドドドドドド

    ジーク「!?」ググググググググ

    「馬鹿か?接近戦でくると分かれば対処なんて簡単だ」



    ライナー「体が………」ガク

    ベルトルト「重力が………」ググググ



    「どうした?さっきの威勢は?」

    ジーク「黙れ!」ギロッ

    「いくら速く動けるとしても動きを封じれば意味がないな」

    ジーク「ただじっとしているだけとおもうなぁ!!」バチバチバチ!!

    「ほぅ。重力を破壊の力を込めた電撃で弾いたか」

    ジーク「俺様が……!?」ブシャァァァァァァァ




    ミカサ「今度は何を!?」

    アルミン「いきなり血が!?しかもまだあいつだけ身動きが取れてない!?」



    ジーク「何をしたがった!?」グググググ

    「これ」スッ(床を指指す)



    フリーダ「!!あれはエレンの影の異能………」





    「影縛り、影斬」

    ジーク「何故!?お前は俺の1部なのに!!何故だぁ!?「うるせぇよ」ブン!

    ジーク「グハッ!」ドサァァァァァァァァァ





    リヴァイ「あのジジィを圧倒してやがる………」

    ケニー「化物すぎんだろ………」




    ジーク「ハァハァ………まだだ!」

    「いい加減諦めればいいのに。お前如きが何をしても無駄」

    ジーク「うるせぇ!!」

    「空間切断」パチン

    ジーク「っ!!」ブシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

    ジークの全身が切り裂かれ血が吹き出る

    「空間をお前ごと切り裂いた」





    ユミル「おいおい………あれ同じ堕天使なのかよ!?エレンの方が圧倒的じゃねぇか!」

    ヒストリア「お兄ちゃん………」




    ジーク「俺はまだ負けてねぇんだよ!!」ピカァァァァァァァァァァァァアン

    「巨人化か。ここだと迷惑だ」パチン

    獣の巨人 ドシィィィィィィ(シュン)




    ミカサ「エレンとジークが消えた!?」

    ィィィィィィィィィン!!

    アルミン「璧外から音が!?」

    ライナー「一瞬で壁の外まで!?」

    リヴァイ「チッ!追うぞ!!」ダッ









  167. 168 : : 2016/04/23(土) 20:40:39
    期待
  168. 169 : : 2016/04/25(月) 10:33:28

    璧外

    獣の巨人「!?璧外!?」

    「ほぉ。巨人体でも普通に喋れるのか。流石は本体」

    獣の巨人「図に乗るなよチビが!!」バチバチ!!

    「!!」

    獣の巨人「巨人体になれば異能も強くなる!!今の俺様の一撃を喰らえばお前といえど!! 」

    「」シュン

    獣の巨人「!?消えた!?電磁波でも見つけられないだと!?」

    「今のお前の一撃。確かに喰らえばヤバい。だが喰らわないから問題ない」バサッ

    獣の巨人「貴様!!」

    エレン(堕天使)は獣の巨人の頭に乗っかっていた

    「巨人体は異能の力は強くなるが他は疎かになる。力だけの存在などに遅れなど取るか」フッ

    獣の巨人「ならば!ここら一体!!全てを消し去ってやるまで!!」バチバチバチバチ!!

    ドカァァァァァァァァァァァァン!!!!!!

    獣の巨人「ハァ……ハァ……」ボロボロ

    獣の巨人は自分事雷以上の威力の
    ある電撃を周囲に放った

    近くにある壁や建物すら壊すほどの威力

    だが

    獣の巨人「!?」

    「………自分ごと全てを消し去ってやるつもりだったのか。馬鹿だな」

    獣の巨人「何故だ!?」

    獣の巨人以外
    全てが無傷であった

    「残念だったな」

    獣の巨人「何をした!?」ギロッ

    「時の異能。時間の操作」

    獣の巨人「時間の操作だと!?」

    「時を止める、早める。そんな力だ。お前以外の時を止めた」

    獣の巨人「!?」

    「時が動かないものは何をしても変化しない。壊れもしないし、朽ちもしない。ただ存在するだけ」

    ガバッ

    ジーク「糞が!!」ゼェゼェ

    「巨人化で消耗したな。まぁどっちにせよ俺の相手にはならなかったがな」

    ジーク「俺は………俺はァ!!!!」

    「さぁ。俺の1部と「させない!」

    「!!創造主の宿主……」

    フリーダ ガリッ ピカァァァァァァアン

    女神の巨人 ダッ

    ジーク「!?何故俺の元へ!?」

    「!!まさか!?」

    ガブリ!!

    ジーク ブシャァァァァァァァァァァ

    女神の巨人 ゴクン

    「創造主が破壊王の力を………」




    ザザザッ

    ヒストリア「お姉ちゃん!!」

    アニ「本当にやった………」

    アルミン「破壊王の本体を圧倒するエレンの堕天使。勝つにはあれしか………」

    リヴァイ「………問題は王女様がこれでどうなるか………だ」








  169. 170 : : 2016/04/28(木) 16:15:20
    期待でーす
  170. 171 : : 2016/04/30(土) 17:53:49

    女神の巨人「…………」

    「貴様らに対して俺は優しくしていたつもりなんだがな」ギロッ

    リヴァイ「エレンを見捨てるつもりはない」

    「ハッ!それが原因で全てを無くすこととなる!」

    ヒストリア「お兄ちゃんも助けて私達は生きてみせる」スッ

    アルミン「相手が何者でも関係ない!」スッ

    「美しい友情だねぇ。だが」スッ

    アニ「!?(引っ張られる!?)」ググググ

    ライナー「アニ!?」

    アニ(踏ん張り……切れない!)

    ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ グサッ!!

    「こうすれば醜い憎しみとなる」

    ベルトルト「アニ!!」

    アニ「ガッ!」ポタポタ

    「流石に即死……とはならんか」ブン(刀からアニを投げ捨てる)

    アニ「っ!」ドサッ

    ベルトルト「アニ!!」タタタタタタタ

    アルミン「!駄目だベルトルト!!」

    「ここは戦場だぞ?」ヒュン!

    ズサァァァァァァ

    ベルトルト「ゴフッ」ベチャベチャ

    ライナー「アニ!ベルトルト!」

    ミカサ「あの2人は巨人の力がある。死なない。ライナーは落ち着いて」

    「巨人化能力者だろうが俺には関係ない」

    ライナー「!?」

    アニ ヒュ-ヒュ-

    ベルトルト ググググ(這いつくばってアニの元に行こうとしてる)

    ヒストリア「傷が修復しない!?」

    「攻撃した際巨人の力を破壊した。そいつらはもうただの人間だ」

    ライナー「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」ダッ

    アルミン「ライナー!!」

    ケニー「チッ!神嵐!!」ビュゥゥゥゥゥゥ!!

    リヴァイ ダッ

    「ジークに通じなかった攻撃が俺に通じると?」スッ

    シュゥゥゥゥゥ(片手で神嵐を防ぐ)

    「!今の技は視界を潰すのが目的か」

    アルミン「リヴァイ兵長!」

    リヴァイ「こいつら連れて逃げろ」スッ

    ミカサ「アニ……ベルトルト」

    ヒストリア「ライナーも気絶してる……」

    リヴァイ「邪魔だからな。気絶させた」

    ケニー「わりぃが時間も大して稼げねぇから早く逃げな」

    アルミン「!!アニとベルトルトの傷………」

    アニ ベルトルト ピキピキ

    リヴァイ「止血に傷は塞いだ。だがやばい状態なのに変わりはない。早く行け」

    アルミン「………ミカサ、ヒストリア」

    ミカサ「………了解」

    ヒストリア「お姉ちゃん………」チラ

    女神の巨人「…………」

    アルミン「行くよ」タタタタ

    ミカサ タタタタタ

    ヒストリア「うん……」タタタタタ

    ケニー「………随分と親切だな。逃げるまで全くくれるとは」

    「何処に逃げるのだ?世界が滅べば皆死すのに」

    リヴァイ「………」

    ケニー「さて………お前と死ぬなんてごめんだからな」

    リヴァイ「………こっちの台詞だ」

    ケニー「じゃあ死なねぇよう頑張らねぇよな」

    リヴァイ「1人で勝手に死ね」スッ

    ケニー「つれないねぇ」スッ

    (創造主が破壊王を取り込みどう力が目覚めるか…………それを見る為の暇つぶしぐらいにはなるか)スッ

    ダッ ドカァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!










  171. 172 : : 2016/05/06(金) 00:22:47
    きたーい
  172. 173 : : 2016/05/17(火) 10:27:37

    ??

    スゥ

    フリーダ「ここは………?」

    「初めまして。フリーダ・レイス」

    フリーダ「あなたは?」

    「君達が創造主と呼ぶ者」

    フリーダ「!」

    創造主「ここは君の精神の世界。現実では仲間は既に君の彼氏の手により巨人化能力者は瀕死の状態。まぁ1人はリヴァイってやつに気絶させられただけだけど」

    フリーダ「ヒストリア達は!?」

    「俺も話に混ぜな」シュタ

    フリーダ「破壊王……」

    破壊王「感謝するぜ、あの猿から開放してくれたこと」

    フリーダ「………」

    破壊王「まぁだがお前に従うつもりは(ガシャン!!)

    創造主「お前がいるとややこしくなる。黙ってろ」

    破壊王は檻に閉じ込められた

    破壊王「テメェ!」

    創造主「さて、人間」

    フリーダ「………」

    創造主「お前は二つの堕天使を手に入れた。私より高みの存在。お前は既に私がどうにか出来る存在ではない」

    フリーダ「なら「だが今のお前は堕天使の力を使えない」………何故?」

    創造主「簡単さ。私とこいつ。力が相殺し合うからさ」

    破壊王「ケッ!」

    フリーダ「そんな………」










  173. 174 : : 2016/05/17(火) 13:06:28
    期待
  174. 175 : : 2016/05/17(火) 14:55:48

    創造主「だがしかし私も今の状況は好ましくないのも事実」

    フリーダ「え?」

    破壊王「あのエレンってやつ………俺の力を自分の力と合わせ昇華してやがる」

    フリーダ「あいつは……自分を神威と………」

    創造主「ハッキリと言う。今のお前じゃ私達の力を使っても負ける」

    フリーダ「そんな………それじゃあ……」

    破壊王「……あいつの力は俺より強い。だがあいつの中にあった堕天使の力は俺の1部だ」

    フリーダ「え?」

    破壊王「だがお前には本体の俺、こいつがいる」クイッ

    創造主 プイッ

    破壊王「勝つ手段は一つ。お前もエレン同様人間を辞め、新たな存在と生まれ変わる」

    フリーダ「………」

    創造主「その手段はあなたが自分でどうにかしないといけない。私の力でも無理」

    フリーダ「何故……」

    破壊王「あ?」

    フリーダ「禁忌に触れた人間を消そうとしたのに何故助言を……?」

    破壊王「このままじゃ俺達も死ぬ」

    創造主「私達じゃどうしようもないのも事実。だから最後の賭け」

    破壊王「成功すれば人間の罪も忘れよう」

    フリーダ「………人間は罪をおかし続ける生き物よ」

    創造主「それはあなたがたが決めた決まりの中で………でしょ?」

    破壊王「人間のくせして俺達の領域にこなきゃそれでいい」

    フリーダ「それでもいずれ人間はまた」

    創造主「大丈夫。あなたとあなたの子孫を信じる」

    フリーダ「?」

    破壊王「俺達はこれからお前らの守護神として生きる」

    フリーダ「!?」

    創造主「この世界がどうなるか………あとはあなた次第よ」パチン

    フリーダ「ちょっ(シュン)



    破壊王「………これも因果………か」

    創造主「……昔の私とあなたを見てるようね」

    破壊王「………」

    創造主「随分とあっさり手を貸す選択をしたわね」

    破壊王「………あいつらを俺達と同じにする訳にはいかないだろ」

    創造主「ある世界を壊し私の作った世界で共に生きる事を望み…………失敗」

    破壊王「………俺はそれにより自我を失い、お前と戦い続けた」

    創造主「そして力尽き、眠りについた」

    破壊王「だが人間により再び目覚めた」

    創造主「あなた記憶を忘れた状態で己の使命のみ覚えていた」

    破壊王「………俺はフリーダに喰われた時記憶が戻った。お前は?」

    創造主「………さぁ?」

    破壊王「………」

    創造主「冗談よ。私は記憶消えてないから」

    破壊王「あ?」

    創造主「あなたの思い出した記憶は私が創ったものよ」

    破壊王「!……なら嘘「事実よ」

    創造主「これ以上戦いたくなかったから」

    破壊王「……だからフリーダは力が目覚めなかったのか……」

    創造主「そうよ」

    破壊王「………」

    創造主「エレンを取り戻す鍵になるのは……」

    破壊王「なんだよ?」

    創造主「………余計な事は言わないでおくわ」

    破壊王「ケッ!」

    創造主「エレンとフリーダ………どんな結末を見せてくれるかしら?」









  175. 176 : : 2016/05/17(火) 21:04:41
    期待
  176. 177 : : 2016/05/24(火) 16:31:22

    「こんなものか?」

    リヴァイ ゼェゼェ

    ケニー「糞が……」ポタポタ

    2人共満身創痍で
    ケニーに至っては
    片腕が無くなっていた

    「まぁ人間にしてはよくやった。先に死に仲間が来るのを………!!」バッ!!

    女神の巨人 ボロボロ

    リヴァイ「巨人体が蒸発せず……崩れていく?」

    ケニー「堕天使の力を手に入れたか?」

    バサッ!!!

    「!」

    リヴァイ「………美しい………」

    崩れた巨人体から
    フリーダが白い翼を生やし現れた

    その姿はとても美しい姿であった

    「………なんだ?その力は?」

    フリーダ「………」シュン

    「消えた?」

    ポン ポン

    リヴァイ「!?(体が!?)」

    ケニー「腕が治った!?」

    「!!」

    フリーダ「後は私に任せて下さい」

    リヴァイ「………分かった」タッ

    ケニー「女……しかも子供に任せて退散とは情ねぇ」タッ

    「なんだお前の力は?破壊王……創造主………どちらでもない」

    フリーダ「私もエレンと同じ選択をした……それだけよ」

    「………ならば私も完全に力を開放するとしよう」ズズズズズ

    フリーダ「………エレンの体を……」

    「もう私の体だ」

    エレンの体は翼も瞳も黒く
    今まで以上に気迫を発していた

    フリーダ「それが………エレンが目覚めさした堕天使の力………神威………」

    神威「そうだ」

    フリーダ「あなたを倒し………エレンを助ける!」

    神威「出来るものなら………な」ニヤリ

    フリーダ「今の私を甘く見るな!!」












  177. 178 : : 2016/05/29(日) 15:38:36
    期待
  178. 179 : : 2016/05/30(月) 15:26:14

    神威「圧殺重力」スッ

    フリーダ「ハァ!」バサッ

    神威が放った重力を
    フリーダは翼で吹き飛ばした

    神威「ほぉ。見せかけじゃないようだ」

    フリーダ(あいつに接近すれば!)スッ

    神威「!」

    フリーダの周りに光の矢が大量に出来ていく

    フリーダ「裁きの雨」ババババババババ

    大量の光の矢が神威に放たれる

    神威「黒渦!!」ズズズズズ

    神威の目の前に
    黒いモヤが現れる

    ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!

    黒いモヤがフリーダの放った矢を
    全て吸収した

    フリーダ「………ブラックホール……」

    神威「それだけじゃない」シュン

    フリーダ「!後ろ!!」ブン!

    神威「おっと」シュン

    フリーダ「チッ!」

    神威「出てくる場所が分かるか………なら」ズズズズ

    神威が複数現れる

    フリーダ「………分身……?」

    神威「さぁ………どうだろうな」ダッ

    神威の分身? ダッ







  179. 180 : : 2016/05/30(月) 16:01:29
    期待
  180. 181 : : 2016/05/31(火) 16:08:14
    期待
  181. 182 : : 2016/05/31(火) 16:50:21

    神威 ブン!

    フリーダ「光鞭!」ブン!

    神威 サァァァァァァ

    フリーダ「霧になった!?」

    神威「後ろがお留守だよ」

    フリーダ「!輝放!!」ピカ-ン

    フリーダから全体攻撃の光が発生する

    神威「クッ!」サァァァァァ

    フリーダ「また霧に………!!幻覚か………」

    神威「正解」

    フリーダ(実体の無いやつに攻撃をしても無駄ね………でもどれが本体か分からない………)

    神威 シュン ダッ

    フリーダの横に霧が集まり
    そこから神威が現れフリーダを襲う。

    フリーダ「幻覚を相手にするつもりは無い!」

    神威 ニヤ ブン!

    ブシャァァァァァァァァァア

    フリーダ「っ!」

    神威「ただの幻覚だと思うなよ?」

    フリーダ(本体だったか!)

    神威「さっきのも幻覚だ」

    フリーダ「!?」

    神威「ただの幻覚、実体を持った幻覚。俺は二種類の幻覚を作れる」

    フリーダ(幻覚に実体!?幻覚の域を超えている!!)

    神威「さぁ………対処出来るか?」





  182. 183 : : 2016/06/01(水) 23:16:18
    期待
  183. 184 : : 2016/06/04(土) 14:07:31

    少しして

    フリーダ「ハァ……ハァ……」ポタポタ

    神威「ククク」

    フリーダは神威の実体の持つ幻覚に
    惑わされ苦戦していた

    フリーダ(全方位に光を放っても影の力で相殺される………いや、私の異能じゃエレンの異能の力で全て相殺されるわね………)

    神威「どうした?エレンを取り戻すんじゃなかったのか?」

    フリーダ(エレンは母親の模倣の異能がある………何をしても対処されてしまう………)

    神威「考え事をするのはいいが……」シュン

    フリーダ「!」

    ザッ

    神威「そんなんじゃ死ぬぞ?」キュゥゥゥゥゥゥゥ

    神威が手に力を溜め放とうとしている

    フリーダ「ヤバ「黒砲」※BLEACHの虚閃みたいなもの

    ドガァァァァァァァァァン!!!!!!





  184. 185 : : 2016/06/11(土) 09:28:09
    期待
  185. 186 : : 2016/06/15(水) 10:20:42

    神威「……まだ形が残っていたか」

    フリーダ「ハァ……ハァ………」ポタポタ

    神威「だが満身創痍。勝ち目はないぞ」

    フリーダ「うる……さい……」

    神威「人間で理解出来ない行動の一つだ」

    フリーダ「?」

    神威「何故自分を犠牲にしてまで助けようとする?」

    フリーダ「……エレンといたいから」

    神威「今の状況をこいつが喜ぶとでも?」

    フリーダ「思わない」

    神威「ならば「これは私が望んだから」

    フリーダ「絶対にエレンを取り返す!」ギロッ

    ゾクッ

    神威「!?(なんだ?今私はこいつに恐怖を感じたのか?)」

    神威(そんな筈ない!こいつは死にかけ!恐れる理由など!(それはどうかな?)

    神威(誰だ!?)











    精神の世界









  186. 187 : : 2016/07/13(水) 00:41:16
    更新まだですか(´・ω・`)?
  187. 188 : : 2016/08/28(日) 20:44:44
    1ヶ月たった
  188. 189 : : 2016/09/12(月) 23:15:17
    放置\(^o^)/
  189. 190 : : 2016/09/17(土) 11:27:56
    放置?
  190. 191 : : 2016/11/28(月) 20:58:58
    やめないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ
  191. 192 : : 2016/12/23(金) 15:36:41
    この話は、実に面白い!
    作者さん、辞めないで!期待しています!
  192. 193 : : 2017/04/22(土) 01:28:21
    諦めんなよ!
  193. 194 : : 2017/08/03(木) 22:42:51
    ハァハァハァ はやく見たい.....
  194. 195 : : 2017/08/20(日) 12:56:06
    続きを待っています!頑張って下さいm-_-m
  195. 196 : : 2017/09/02(土) 21:11:13
    がんばってください(泣)
  196. 197 : : 2017/09/04(月) 19:04:26
    辞めるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
  197. 198 : : 2017/09/05(火) 15:59:50
    お願いします戻ってきてくださあああああああい!
  198. 199 : : 2017/09/13(水) 14:24:02
    辞めないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
  199. 200 : : 2017/09/13(水) 14:25:14
    >>194興奮してね?
  200. 201 : : 2017/09/14(木) 16:47:33
    お願ーい作者さーーーーーーーん
    戻って来てーーー\(^[]^)/
  201. 202 : : 2017/10/10(火) 21:07:46
    俺が書くぜ~
  202. 203 : : 2017/10/11(水) 17:12:50
    放置プレイ?(*´Д`)(*´Д`)ハァ♡ハァ♡
    SSNOTEを使って書ける人、お願いです。エレエナ、エレフリ を書いてほしいです。

    Entrust your future.....
  203. 204 : : 2017/10/12(木) 17:16:55
    気になるよぉ
  204. 205 : : 2017/10/21(土) 16:17:16
    期待します
  205. 206 : : 2017/11/23(木) 00:46:59
    期待!
  206. 207 : : 2018/01/08(月) 00:51:39
    続きが見たいです…………………………………
  207. 208 : : 2018/01/09(火) 01:16:44
    きたいですぅ
  208. 209 : : 2018/09/03(月) 19:08:13
    お、おい。まさか、放置じゃないだろうな…?なあ、答えてくれよ…。なあ!!!!!
  209. 210 : : 2018/12/13(木) 21:26:42
    え、放置……
  210. 211 : : 2019/02/23(土) 02:48:25
    作者さん!信じてるぞ!また書いてくれるって!
  211. 212 : : 2019/03/28(木) 16:42:30
    放置か...?ふざっけんなよ テメェ‼
  212. 213 : : 2019/06/09(日) 03:15:25
    まさかの放置!!??めっちゃ良いとこなんに?何故!?放置しないでよ~~
  213. 214 : : 2019/06/21(金) 19:11:02
    止まるんじゃねーぞ(手遅れ)
  214. 215 : : 2019/06/21(金) 19:22:30
    今、最近の活動を見てきたら、約二週間前に、某カ〇キ・イェー〇ーさんのヤンデレ姉妹達の作品にお気に入り登録してやがった

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