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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

日向「ハングオーバー!」狛枝「消えた苗木クンと」松田「最悪の二日酔い」

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  1. 1 : : 2015/12/06(日) 13:53:04

    ※元ネタあり

    ※ダンガンロンパシリーズのネタバレあり

    ※設定のねつ造あり

    ※キャラ崩壊注意

    ※その他もろもろ注意

    でお願いします。
  2. 2 : : 2015/12/06(日) 13:54:13

    ―18:00―


    こまる「とうとうお兄ちゃんも結婚か……」


    狛枝「希望どうしが結婚!!……なんてすばらしいんだ!!更なる希望の誕生を願っているよ!!」


    日向「おまえは相変わらずブレないなぁ」


    狛枝「日向クンこそね。そろそろ身を固めたほうがいいんじゃない?まぁ、君からは希望は生まれないと思うけどね」


    日向「大きなお世話だ!!おまえだって独身だろーが!!」


    苗木「霧切さんと結婚することになるなんて夢にも思わなかったけどね」


    日向「けっ、苗木は幸せでいいよな……。俺も結婚したいもんだぜ」


    こまる「そのうちいい人見つかりますよ~」


    日向「そ、そうかな……?」


    こまる「ふふふ、そうですよ」


    狛枝(日向クンは実は結構モテてるけど黙っておこう……おもしろいし)


    舞園「うぅ、苗木君が結婚するなんて…」


    苗木「舞園さん…」


    松田「今のうちに過去を清算しておいたほうがいいんじゃないか?苗木?」


    舞園「かまいませんよ。ずっと前に決着はついたんですから」


    苗木「舞園さん……」


    日向「ま、ここからは男の時間だ!!独身最後の日を楽しもうぜ!!苗木!!」


    こまる「いいなぁ……わたしも参加したいのに」


    松田「悪いが、女性は禁止だ。男だけで騒ぐことに意味があるんだよ!!」


    狛枝「……ったくなんで松田クンともあろう人が、江ノ島なんかと結婚しているんだか、今すぐ離婚をお勧めしたいよ」


    松田「今のあいつは家庭に縛られているのが絶望的らしいからな。飽きるまでは一緒にいてやるさ」


    日向「ノロケかよ!!ちくしょおおおおおおおおおお!!くたばれ!!」


    舞園「ちくしょーです!!」


    狛枝「まぁ、いいさ。独身最後の夜を楽しもう、苗木クン!!」


    苗木「そうだね!それじゃあ、こまるも舞園さんも明日!!」


    舞園「ハメを外しすぎないで下さいよ!!」


    こまる「お兄ちゃん、お酒には気を付けてね!!」


    苗木「わかってるって!!」


    松田「さぁ、4人で飲みまくるとするか!!」



    日向「ひゃっはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


    狛枝「もはや、やけくそだね……。日向クン……」

  3. 3 : : 2015/12/06(日) 13:56:35


    ―4:00―


    日向「ん……頭いてぇ……」


    日向「うぅ……トイレ、トイレ」






    モノクマ「」(「・ω・)「ガオー

    日向「!?」バタン!!







    日向「トイレにクマがいるぞ!!?」ガビーン!!


    狛枝「なんだよ、うるさいな、日向クン……」


    日向「トイレにクマがいるんだよ!!……っていうか、なんでおまえパンツかぶってんだ!?」ガビーン!!







    狛枝「はっ?…何言ってるんだよ…、パンツなんて…」ゴソゴソ







    狛枝「あったーーーーーーーーーーー!?」ガビーン!!





    日向「しかも、男性ものじゃねえか!?」ガビーン!!



    狛枝「昨日、何があったんだろう…まったく覚えてないよ」


    日向「確か、4人で飲みまくったはずだが?……っていうかここはどこだ?」


    狛枝「誰かの家だとは思うんだけど。そういえば、松田クンと苗木クンは!?」


    日向「そういや、あいつらの姿がないな。一緒に店で飲んでたはずなのに……」


    狛枝「ボク、最初の1杯の後からまったく記憶ないよ…」


    日向「俺もだ。この状況異常だぞ……」


    狛枝「……っていうか今日って結婚式当日でいいんだよね?ボクらだけ何日も爆睡してたなんてオチじゃないよね?」


    日向「携帯電話どこだ?それで日付を確認しよう」







    松田「おまえら!!トイレにクマがいるぞ!!」ガビーン!!


    日向「松田!?」ガビーン!!


    狛枝「よかった、無事だったんだね!!」


    松田「いったい何がどうなってるんだ?…というかここはどこだ!?」


    日向「いや、俺たちもわからん」


    狛枝「ボクの携帯電話あったよ、ただ、通信機能は残念なことに壊れてるみたいだ。どうやら結婚式当日の朝みたいだね。大丈夫、全然間に合うよ」


    日向「俺たちのは見つからないな……。でも、おまえの携帯壊れてたなんてな。」



    狛枝「何があったかわからないけど、後で修理に出すしかないね。頭がガンガンするから、少し休んでから行こう」





    松田「オイ、ところで苗木はどこだ?」


    日向「へ?」


    狛枝「松田クンも知らないの!?」


    松田「俺は知らないぞ!?あいつ途中で帰ったのか…?昨日の記憶が全然ないんだが……」


    日向「まずいぞ!!結婚式に新郎がいないとか洒落にならんぞ!!?」


    狛枝「急いで苗木クンを探そう!!」


    松田「だが、探すといっても昨日の記憶はないし、手がかりがなにもないぞ?」


    日向「そもそもここがどこだかわからないんだよな」


    狛枝「まぁまぁ、ともかく近くを探索してみよう。何かわかるかもしれないよ?」





    狛枝「ト、トイレにクマがいる!!?」ガビーン!!


    日向・松田「「それはさっき俺らがやっただろうがッ!!?」」ガビーン!!





    狛枝「びっくりしたけど、まるで動かなかったね。生きてるのかな……?」


    日向「この家の住人が飼ってるのか?しかし、金持ちの家には見えないな。一般家庭って感じだ」


    狛枝「そうだ、外に出て表札を見れば、この家の住人が誰かわかるよ」


    日向「そうだな。それに、この家の外の様子も把握しておきたいし、外に出てみるか」

  4. 4 : : 2015/12/06(日) 13:58:36




    【狛枝凪斗】←表札




    日向「おまえんちじゃねーか!!?」ガビーン!!


    狛枝「ボクんちじゃねーか!!?」ガビーン!!


    松田「オイオイ、おまえの家はここじゃないだろ?いつのまに引っ越したんだよ……」


    狛枝「え、待って、本当にわかんない……。なにこれ?」


    日向「まさか、酔ってる勢いで家を買ったんじゃないか……?」


    松田「狛枝は金持ちだからな。一括でも買えるんじゃないのか?」


    狛枝「えぇ!?ちょっと、あとで口座確認しないと!?」


    日向「だが、この表札がフェイクという可能性もあるな」


    松田「そういえば、そうだな。それにしてもきれいな字だな」


    狛枝「先にそっちの可能性に気付こうよ!?」ガビーン!!


    日向「結局、この家がなんなのかは、はっきりとはわかんないな」


    狛枝「ところで、ここどこなんだろう?昨日、行った店の近くじゃないと思うんだけど……」


    日向「とにかく、交番でも探して現在地を確認しないとな……。俺たちすら結婚式に出席できないぞ」







    西園寺「待ちやがれ!!」


    小泉「ここにいたわ!!」





    日向「西園寺……!?小泉……!?」


    狛枝「よかった、知人に会えるなんて……、やっぱりついてるね!!」


    松田「いや、なんだか穏やかな雰囲気には程遠いみたいなんだが……」




    小泉「おとなしく観念しなさい、日向!!」


    西園寺「ネタはあがってるんだよ!!」





    松田「どうやら日向目当てらしいな」


    狛枝「よし、日向クンを差し出そう(提案)」


    日向「やめてくれよ!!?あの怒りよう、何されるかわかったもんじゃないぞ!?」ガビーン!!



    松田「どうやら、昨日おまえが彼女たちに何かしたのかもしれないな」


    狛枝「じゃあ、日向クンが悪いね。潔く、つかまってね?」


    日向「バーロー!!俺は逃げるぞ俺は!!」ダダッ!!


    松田「ちょ、待てよ!!」


    狛枝「しかたない、ここでさらに日向クンとはぐれるのもまずいし、ボクらも逃げることにしようか」



    西園寺「待てコラ!!」


    小泉「他のみんなにも連絡するわよ!!全員で日向を包囲して問い詰めるのよ!!」


    西園寺「了解!!」


  5. 5 : : 2015/12/06(日) 14:00:26



    日向「ひぃ、俺が何したってんだよ~!!」ゼェゼェ…


    狛枝「さぁ、記憶がないからなんともねぇ……」




    罪木「こっちにいました!!」


    澪田「逃がさないっすよ!!」





    日向「ファッ!!?」ガビーン!!


    狛枝「あらあら、懐かしい顔ぶれだね。今日は苗木クンの結婚式だし、普段忙しいみんなもオフなのはわかるけどさ……」


    松田「こんな日も昇り切っていないときから、穏やかじゃないな」


    日向「落ち着いてる場合じゃない!!逃げるぞ!!」




    罪木「逃がしません!!」


    澪田「真相を確かめるまでは、地獄の果てまで追いかけるっすよ!!」





    日向「くそっ、いったいなんなんだよ!?」ダダッ!!


    松田「廃ビルの中に逃げ込んだはいいが、見つかるのも時間の問題だな……」


    日向「屋上まで来たはいいけど……、この先どうしようかな……?苗木を探すどころじゃなくなってきたぞ……」


    狛枝「この感じじゃ、あと七海さん・終里さん・ソニアさんあたりも来るかもしれないねぇ」


    日向「ほぼ勢ぞろいじゃないか!?どうして、俺が追われなくちゃならないんだよ!?」


    松田「知りたかったらためしにつかまってみたらどうだ?」


    日向「嫌だよ!?」ガビーン!!


    狛枝「さぁねぇ、断定はできないけど……、推測はできるかもね」


    日向「え、なんだよ?」


    狛枝「さぁてねぇ」


    日向「狛枝、ふざけてる場合じゃないんだよ!!」





    ソニア「その通りです!!」


    七海「日向くん止まって!!」


    終里「オレらから逃げられると思ってんのか?」




    日向「くっ、ほんとうにみんな出てくるとは!!特に、終里から逃げられる自信なんてないぞ!!」


    狛枝「まぁまぁ、とにかく落ち着いて……。3人とも何があったか教えてくれないかな?」





    七海「教えてほしいのはこっちのほうなんだけどな……」


    ソニア「そうですよ!!結婚ってどういうことなんですか!?」


    日向「え!?苗木が霧切と結婚するのなんて、みんな知ってるだろ!?俺たちみんな式に招待されてるじゃないか!?」




    終里「違うって、そっちじゃねぇよ……。おまえが誰と結婚したのか聞いてんだよ!!」


    日向「は……!?」ガビーン!!


    松田「おまえ実は結婚してたのか!?」


    狛枝「ああ、やっぱり……」


    日向「ちょっと待ってくれ、俺は独身だって昨日もいっただろ!!?」ガビーン!!





    七海「私たち元クラスメイトの中の誰かと思ったんだけど、みんな違うって言うんだよね……」


    ソニア「そうです!!わたくしたちは抜け駆けはしないという条例をしっかり守っていたはずなんですから!!」


  6. 6 : : 2015/12/06(日) 14:01:53



    日向「抜け駆け……!?じょ、条例……!?」


    狛枝(まったく、モテすぎなんだよ……。キミってやつは……)


    松田「おまえたちの話、情報元はどこだ?」




    ソニア「え!?わたくしは七海さんに聞いたんですが……」


    七海「えっと、私は罪木さんから聞いたんだけど……」


    終里「オレはソニアから聞いたんだが……」





    松田「見事に情報元がバラバラだな……。本当に信じられる情報なのか?」


    ソニア「そ、そう言われると……、自信がなくなってきましたね……」


    七海「た、確かに……」


    松田「まったく、気持ちがわからないでもないが……、周りが見えてなさすぎだろ……」


    狛枝「今の情報を聞く限りじゃ、罪木さんに聞いたほうがいいみたいだね。まぁ、罪木さんも誰かから聞いたって言いそうだけど……」


    日向「よかった、これで解決しそうだな……」


    ソニア「よくないです!!火のないところに煙は立ちません!!何かはあったはずなんです!!」


    七海「この際だから、言うけど……、日向くんって誰のことが好きなの?」





    日向「ファッ!!?」ガビーン!!


    終里「男ならはっきりしろッ!!」


    日向「え、なに……なんなの!?この流れ!!?」



    狛枝「どうやら、本当に日向クンを差し出したほうがいいのかもね……」


    松田「だな……」


    日向「ちょっと、待ってくれよ……!!」




    終里「日向……」ズイッ…


    七海「日向くん?」ズイッ…


    ソニア「日向さん?」ズイッ…





    日向「誰か助けてくれぇえええええええええ!!!!」







    バタバタバタバタバタバタバタバタ……!!





    左右田「乗りな!!ソウルフレンド!!」


    ソニア「ヘリコプター!!?」ガビーン!!


    豚神「早くしろ!!助かりたいならな!!」



    日向「恩にきるぜ!!」


    狛枝「ボクらも乗るしかないのかな?」


    松田「しかたないな……」






    七海「くっ!!」


    終里「待ちやがれ!!」



  7. 7 : : 2015/12/06(日) 14:03:43

    ―6:00―


    左右田「なんとか助けられたな……」


    日向「左右田、十神……、本当に感謝する!!」


    左右田「まぁ、オレもヘリを操縦できて楽しいから、いいってことよ!」


    日向「乗り物酔いが治ってよかったな」





    狛枝「ねぇ、このヘリどうしたの……?」


    豚神「十神白夜のふりをして、十神家に用意させた!!」ズギャーン!!


    松田「あとで、十神に怒られないか?それ……」


    狛枝「……っていうか、十神家ちょろすぎるでしょ……」



    日向「でも、どうして俺たちのこと助けてくれたんだ……?それに、よく位置がわかったな?」


    左右田「よくわからないが、松田、おまえには発信機がついているらしいぞ」


    松田「発信機だとッ!!?」ガビーン!!


    豚神「ああ、江ノ島のやつから渡されたのさ。松田と共に、日向・狛枝もいるはずだとな……」



    松田「盾子のやつ!!発信機なんていつのまに!!?」





    豚神「それと……、松田、おまえ浮気はよくないぞ……」


    松田「は……!!?」



    左右田「そうだぞ!!江ノ島のやつ表面上は、浮気されるなんて絶望的ィとか笑ってたが、本当は悲しかったんだとおもうぞ!!」


    松田「ちょっと待て!!?浮気ってなんのことだ!!?」ビクッ!!


    豚神「よりによって、あいつに浮気するとはな……。あいつもおまえも一体何を考えてるんだよ……」


    松田「ちょ、あいつって誰のことだ……」




    グラッ……!!



    狛枝「ちょ、なんか機体が揺れてない!!?」


    豚神「……左右田ァ!!?前だ!!」






    大神「……」ドンッ!!








    左右田「大神が、ヘリにはりついてやがる!!!!?」ガビーン!!


    豚神「どういうことだ、説明しろ!!狛枝!!」ビクッ!!


    狛枝「いや、ボクも知らないよ……!!」



    大神「……」パクパクパク…


    左右田「大神の奴、何かいってんぞ!?」


    大神「……」パクパクパク…


    豚神「ま・つ・だ・ゆ・る・さ・ん……と言っているようだな」


    松田「今度は俺かよッ!!?」






    日向「じゃあ、松田を差し出すか」


    狛枝「そうだね」


    松田「やめろ!!特に、日向は調子にのってんじゃないぞ!!」ガビーン!!




    左右田「とにかく、大神のせいで操縦が上手くいかない!!このままじゃやばいから、どこかに着陸するぞ!!」



  8. 8 : : 2015/12/06(日) 14:06:13

    ―6:30―


    日向「無事着陸でできたな……」


    狛枝「畑とかいっぱいあるね。どこの田舎なのかな……」


    松田「……」ブルブルブルブル…



    日向「と、とにかく……、まずは大神に話を聞いて見るか」


    左右田「そうだな」





    大神「松田ァアアアアアア!!!!!!貴様、妻子を持ちながら浮気とは許せんぞ!!!!!!」ドンッ!!


    松田「ちょっと待て、子どもはいないぞ!?」ガビーン!!


    大神「ほう、浮気は認めるのだな?」


    松田「そういうことじゃない!!俺は浮気なんてしてない、盾子ひとすじだ!!」ドンッ!!




    狛枝「ヒューヒュー!!」


    日向「あっちっち!!」


    松田「今はちゃかしてる場合じゃないぞ!!」ガビーン!!


    大神「言い訳は無駄だぞ!!おまえとあやつが浮気している証拠の写真があるのだぞ!!」


    松田「だから誰のことを言ってるんだよ!!?」


    大神「まだとぼける気か!!我はおまえを江ノ島のところに連れていって謝らせないといけないのだ!!」


    大神「まったく、せっかくの苗木と霧切のめでたい日に、おまえと来たら何をやってるんだ!!」





    狛枝「……あっ、そういやボクら苗木クンを探してたんだった(小声)」


    日向「ここまで怒涛の展開すぎて忘れてた……(小声)」




    左右田「大神のやり方はともかく、松田テメェー、浮気はよくねぇぞ!!」


    豚神「おまえは大神とともにいって江ノ島に謝ってこい!!」



    松田「ちょっと待ってくれ!!俺は本当に心当たりがないんだよ!!」



    日向「どうする、狛枝?俺のこともあるが、このままじゃ苗木のこと探せないぞ……(小声)」


    狛枝「このまま時間をとられていたらまずいね……(小声)」





    罪木「見つけました!!」


    澪田「見つけたっすよ!!」





    日向「マジかよ!!?早すぎるだろ!!?」ガビーン!!


    狛枝「絶望的だね……」




  9. 9 : : 2015/12/06(日) 14:07:15





    田中「インフィニティ・アンリミテッド・フレイム!!!!!!!」ズギャーン!!!







    モワモワモワモワ……





    狛枝「煙幕!!?」ビクッ!!


    田中「今の隙に行くぞ!!貴様ら!!」




    大神「待て!!」


    田中「しまった、煙幕の中でも気配を察知してこっちに向かってくるだとッ!!?」ガビーン!!






    弐大「ワシがくいとめる!!」ドンッ!!


    田中「頼むぞ!!弐大!!」



    大神「くっ、弐大!!貴様ぁあああ!!!!!」


    弐大「ぐぅ!!?さすがに堪えるわい……!!」




    左右田「田中に弐大だとッ!!?おまえら何やってんだよ!!?」


    田中「それはこっちのセリフだ!!だが、今は言い争っている場合じゃない!!」


    日向「よくわからんが、田中についていくぞ!!おまえら!!」




    狛枝「うん!!」


    松田「ああ!!」




    大神「ぐぅ!!!!!!待てぇえええええええ!!!!」

  10. 10 : : 2015/12/06(日) 14:09:14


    ―7:30―


    田中「ここまでくれば、なんとかなるだろう……」


    田中「俺はいったん当たりの様子を確認してくる……。ここから動くなよ?」






    日向「さっきから逃げてばっかりだな……」ゼェゼェ…


    狛枝「さすがにそろそろボクらの置かれている状況を誰かに説明してほしいね」


    松田「結局、左右田と豚神が俺たちを助けてくれた理由はわからなかったな。それに、俺が浮気しているというデマについてと、その浮気相手とやらが誰かもわからなかった……」




    日向「一応、確認しておくけど……、マジで浮気してないんだよな?」



    松田「当たり前だ……!!」


    狛枝「けどさ……。昨日ならわからないんじゃない?」




    松田「何!?」


    狛枝「ボクらは全員、昨日の記憶がない……。酒に酔った勢いでの一晩の過ちという可能性も……」


    松田「そんな……、そんなはずは……!!」


    狛枝「大神さんの言っていた【写真】っていうのが、どういうものなのか気になるね……」







    田中「どうやら、周りには誰もいないようだな……。まぁ、今のところはだが……」


    日向「で、助かったは助かったんだが、田中も弐大もなぜ俺たちを助けてくれたんだ?」


    田中「おまえたちに聞きたいことがあるからだ……。それを聞くには助けるのが手っ取り早いと思ってな」


    日向「聞きたいこと……?」





    田中「苗木誠の居場所はどこだ……?」


    日向「え……!!?」ビクッ!!





    田中「新婦である霧切響子が、新郎である苗木誠といっこうに連絡が取れなくて困っているそうだ……」


    田中「昨日、一緒にいたのはおまえたちだったと聞く。あいつは今どこにいるんだ?今は一緒にいないみたいだが……」


  11. 11 : : 2015/12/06(日) 14:12:29


    日向「それはその……」


    狛枝「いやぁ、さっきもいろんな人に追いかけられちゃってさ。そんなふうにドタバタしているうちにはぐれちゃったんだよね」ニコッ…


    日向「おい、こまえ……」




    狛枝「実を言うと、ボクらも苗木クンを探してるんだよ」ニコッ…


    日向(よく平然と嘘をつけるもんだ……。まぁ、探してるのは本当だが……)




    田中「そうであったか……、霧切のやつは片っ端から知人に連絡をしたらしいが、つながったのが俺と弐大だけだったのだ……。おまえたちも追われていて気づかなかったようだな……」


    田中「しかし、なぜ追われているのだ?とっさに助けてしまったが……、大神が理由もなくおまえたちに牙をむくとは思えん……」


    狛枝「さぁ?ボクらもそれがわからなくて困っているんだよねぇ……」


    松田(どうやら田中は、日向の結婚や俺の浮気騒動については知らないようだな……)


    田中「まったく式当日だというのに、慌ただしいやつらだ。聞けば、苗木こまると舞園さやかの行方も誰も知らないらしいな。苗木の家族も舞園の家族も、昨日から家に帰っていないと言ってらしいしな」



    松田「なんだとッ!!?」ビクッ!!




    田中「そういえば、苗木こまると舞園さやかに最後にあったのも、おまえららしいな。何か知らないか?」




    日向「あいつらも行方不明だとッ!!?」



    田中「その様子なら、どうやら知らないようだな……。だが、参ったな……。式は今日の15時ちょうどに始まる……。後、7時間と少ししかないぞ……!!」








    辺古山「見つけたぞ!!!!狛枝ァアアアアアアア!!!!!!!」ズギャーン!!


    狛枝「辺古山さん!!?」ガビーン!!


    田中「そんなに声を荒げて、どうしたと言うのだ?」


    辺古山「狛枝、貴様……、坊ちゃんをどこへやった!!!」


    狛枝「え、九頭龍クン!!?」


    田中「なんだと!!?九頭龍も行方不明なのか!!?」ガビーン!!


    辺古山「貴様らが、坊ちゃんを、坊ちゃんの車ごと奪って逃走したのは知っているのだぞ!!さぁ、白状しろ!!さもないと、斬るッ!!」


    狛枝「ちょ、車で逃走!!!?えっ、ちょ、え!!?」ガビーン!!


    辺古山「運転していた貴様が知らないとは言わせんぞ!!」


    狛枝「えええええええええええええええ!!!?」



    日向「こ、今度は狛枝を差し出せばいいのか?」


    松田「おっ、そうだな」


    狛枝「ちょっと、やめてよぉおおおお!!?」ガビーン!!




    田中「貴様ら、そんなことをしていたのか!!?なんの目的だ!!?」


    狛枝「いや、マジでどうなってんの!!?これぇええええええ!!?」ガビーン!!


    辺古山「まさか、あの車に九頭龍組の大切な金があったのを知ってのことじゃないだろうなッ!!?坊ちゃんとあの金と車をどうしたんだ!!?さぁ、さっさと白状しろ!!!!!」




    日向「もう、わっけわかんないぞ、これ……」


    松田「まさか、俺たち全員に追いかけられる理由があるとはな……」



  12. 12 : : 2015/12/06(日) 14:15:33



    ブロロロロロ……!!





    大和田「辺古山センパイ、ここにいたのか!!」


    不二咲「聞いてた場所と違うから探しちゃったよ……!!」


    石丸「ようやく見つかったな……、車で探してよかったな」




    辺古山「何だ、おまえたち!!後にしてくれ!!」


    大和田「いや、重要なことなんだ!!九頭龍センパイの持ってた金だが、葉隠のやつがもっていやがった!!」




    辺古山「なんだとッ!!?」


    大和田「葉隠の馬鹿が大金を一度に使おうとして、額が額だから、怪しまれて警察につかまったんだ。それで調べたら、金を入れるのにあいつ九頭龍組のケースを使ってやがったんだ!!」




    辺古山「なぜ、葉隠のところに……。ちょっと待て!!坊ちゃんは無事なのか!!?」


    大和田「それが、九頭龍センパイと車の場所はまだ、わからねぇんだよ……」


    辺古山「狛枝!!貴様ァ!!金はともかく、坊ちゃんと車をどうした!!」




    狛枝「あ、九頭龍クン!!?無事だったんだね?」


    辺古山「何!!?」ビクッ!!


    田中「え!?」ビクッ!!


    大和田「誰もいねぇじゃねぇか……って、ああああああああ!!!?」




    狛枝「ごめんね!!」


    日向「車は後で返す!!」


    松田「じゃあな!!」




    ブロロロロロロ……!!



    大和田「あの野郎ども!!オレらの車を盗みやがった!!?」ガビーン!!



    不二咲「急いでいたとはいえ、カギさしっぱなしだったよぉ!!?」ガビーン!!



    石丸「おのれぇ!!罪に罪を重ねるのかッ!!ゆるさん!!」






    辺古山「逃がさんぞ!!!」シュバ!!





    大和田「車を生身で追いかける気かよ!!?」ガビーン!!


    不二咲「いや、辺古山先輩なら……追いつけるかも!!」


    石丸「仕方ない。彼らは辺古山先輩に任せて、僕たちは、葉隠君のもとに向かうとしよう……。彼の自業自得とはいえ、心配だ……」



    大和田「ああ!!」


    不二咲「うん!!」







    田中「え、何だこれ……、え、何が起こってるの?」パチクリ…











    辺古山「待てぇえええええええええええええ!!!!!!」ダダダダダダダダッ!!!!!






    日向「追いかけてきたぞ!!?」ガビーン!!


    松田「狛枝、もっとスピード出ないのか!!?」


    狛枝「これが最高速度だよ!!交通ルールも完全に無視してるよ!!辺古山さんが速すぎるんだよ!!」



    日向「なんなんだよ、この状況は!!昨日の俺たちはいったい何をしでかしたんだよ!!?」


    松田「よくわからんが、悪いのは完全に俺たちな気がする……。もう、自分が潔白だって自信はなくなってきた……」ドヨーン…


    狛枝「希望を失っちゃダメだよ!!とにかく逃げのびて、真実を見つけるんだ!!」




    日向「そうだな……。わけわかんないが、苗木たちも探さないといけないからな!!」



    松田「ん、なんかポケットに違和感が……」


    日向「どうしたんだ、松田?」


    松田「ポケットにくしゃくしゃになったチラシが入ってたんだよ……」


    日向「なんのチラシなんだ?」


    松田「どうやらどこかの教会のようだな……」


    狛枝「なんでそんなものが、松田クンのポケットの中に……?」




    辺古山「待てぇええええええええええええええ!!!!!」ダダダダダダダダッ!!!!!





    狛枝「うわぁ!!?さっきよりも距離を縮められてる!!?」ガビーン!!


    日向「さすが元・超高校級……、常人の脚力じゃないぞ!!」


    松田「感心してる場合じゃないぞ!!とにかく、他に手がかりもない!ここに行ってみたらどうだ?」


    狛枝「わかった!!場所をカーナビに表示させてくれ!!」


    日向「ああ!!」


  13. 13 : : 2015/12/06(日) 14:20:34

    ―9:00―


    日向「どうやら着いたみたいだな……、辺古山もギリギリまで諦めなくて大変だった……」


    松田「小さな教会だな……」


    狛枝「あっ、見て!!あれって、九頭龍組の車なんじゃない!!?」


    松田「辺古山の話なら、俺たちはあの車を奪ったんだよな……」


    日向「じゃあ、やっぱり俺たちはここに昨日来たのか!?」


    狛枝「とにかく、中をさぐってみよう!!」







    狛枝「中には何もないね……。九頭龍クンもいないし、お金とやらも見当たらない」


    日向「金は葉隠が持ってたらしいんだろ?どういう経緯で葉隠に金が渡ったんだよ……」


    松田「俺たちから奪ったか……、あるいは俺たちが渡したかだな……」






    狛枝「あとはトランクを開けてなかったね……」


    松田「そういえば、そうだな……、開けてみるか……」









    ガチャ…




    十神「」(全裸)






    日向「……」


    松田「……」


    狛枝「……」






    バタンッ…






    日向「俺たちは何も見なかった!!いいな!!」


    狛枝「それに賛成だ!!」



    松田「いや、なんで全裸で気絶した十神がトランクの中にいるんだよ!!?」ガビーン!!





    狛枝「それよりも教会の中に入ってみよう!!」


    日向「そうだな!!寝てるところを起こしたら可哀そうだよなぁ!!」


    松田「おいおい、どうなっても知らないぞ……!!」



  14. 14 : : 2015/12/06(日) 14:23:49

    ―9:10―


    狛枝「ステンドグラスが綺麗だね……」


    日向「こんなところで結婚式ができたら幸せなんだろうな……」


    狛枝「霧切さんのためにも、なんとしても苗木クンを探さないとね……」


    松田「ああ、あいつが行方不明にしてしまったのは、一緒にいた俺たちの責任だ。あいつらの幸せを崩してはいけない」


    狛枝「そのまえに、ボクら警察に捕まりそうだけどね……」


    日向「記憶はないが車を盗んだうえに飲酒運転、九頭龍の誘拐、さらに今現在、大和田たちの車を盗んでいる最中だしな……」


    狛枝「どうやら運転していたのは、そのときもボクだったらしいね……」




    松田「俺は知らないうちに、浮気したことになってるし……、相手わからないし……」


    日向「俺、結婚したとか言われてるし……、相手わからないし……」


    狛枝「それらを含めて、ボクらの昨日の足取りをさぐっていけば、苗木クンにたどり着けるはずだよ!!」


    日向「式まであと6時間を切った……。本格的にやばいぞ!!」


    狛枝「出席者の多くが、ボクらを追いかけてるみたいだし……、少しは開始時間遅れるかもしれないけどね」


    日向「ほんと、どうしてこうなったんだ……」






    桑田「うわぁああああああああん!!!!!!舞園ちゃーーーーん!!!!」


    山田「もう、いつまでメソメソしてるんですか……」





    日向「桑田!!?それに山田も……!!?なんで、ここに……!!?」


    桑田「日向センパイたち!!?今までどこいってたんすか!!?」


    山田「昨日は探しまわったんですぞ!!」



    狛枝「昨日のボクたちと会っているのかい?」


    桑田「会ってるも何も、急にオレら呼びだしたの先輩たちじゃないっすか……」


    松田「なんだと!!?」ガビーン!!


    桑田「そういや、舞園ちゃんと苗木のヤローはどこですか!!」


    狛枝「ちょっと待って!!?ここに来た時点では、苗木クンはいたの!!?それに舞園さんもいたの!!?」ガビーン!!


    桑田「当たり前じゃないっすか!!驚きましたよ……、霧切との結婚式だって聞いてたのに、まさか舞園ちゃんと苗木が結婚するなんてな」


    日向「ファッ!!?」ガビーン!!


    山田「式は今日のはずだったのに、まさか昨日とはね……。本当にびっくりしましたぞ!!」


    桑田「まぁ、オレらも飲んでるときに急に呼ばれたから、ほとんど覚えてねぇんだけどなぁ」


    山田「それにしても、せっかくの苗木誠殿と舞園さやか殿の結婚式なのに……、出席者が拙者たちだけとは、何か複雑な事情を感じますなぁ……」


    桑田「結局、霧切と苗木の結婚って話はなんだったんだ?あっちのほうが招待状とかもしっかりしてたよなぁ……」


    山田「……っていうか、常識的に考えて、そっちのほうが本当の結婚式なのでは……」


    桑田「え、じゃあ……、昨日のはなんなんだよ!!?」ガビーン!!


    日向「ちょっと待ってくれ!!苗木と舞園のやつどこにいったんだよ!!!?」ガビーン!!


    桑田「だから知らないんですって!!オレらおいて、センパイたち6人でどっかにいっちゃったじゃないっすか!!」


    山田「神父さんも困ってましたぞ!!桑田怜恩殿と二人で探したのですが、探すのに疲れ果てて、今さっきこの教会で起きたのです……」


    桑田「かなり酔ってたのもあって、寝つきはよかったよな……」


    松田「どういうことなんだ!?」

  15. 15 : : 2015/12/06(日) 14:25:49



    狛枝「ちょっと待って、6人ってさ……。ボク・日向クン・松田クン・苗木クン・舞園さん……あと一人は誰?」




    桑田「誰って、ええっと……誰だっけ?」


    山田「しっかりしてくださいよ!!それはズバリあの方ですよ!!」


    桑田「で、誰なんだ?」


    山田「いやぁ、実はよく覚えていなくって……」


    桑田「ああ、どっかで見たことあんだけどなぁ……。なんかもやもやしてんだよな。苗木と舞園ちゃんの結婚とか聞いて、もう昨日は正気じゃなかったしなぁ……」


    松田「くそっ!!また肝心なところがわからないのか!!」


    狛枝「だけど、もしかしたら、苗木クンと舞園さんはその誰かさんと一緒にいるのかもしれないよ。だんだんとだけど……つながってきたね」


    桑田「なぁ、センパイたちさっきから何を言ってるんだ?」


    山田「拙者たちにもわかるように説明をしてください!!」



    日向「ええっと……その……」






    腐川「ここにいたのね……」




    松田「腐川!!?」


    狛枝「まさか、このパターンって……」



    腐川「あんたたち、白夜様をどこに隠したのよ!!!!!」


    狛枝「やっぱりね!!」


    日向「ああ、もう次から次へとッ!!」


    松田「いや、ここは素直に案内したほうがいいんじゃないか?」


    狛枝「そうだね……。これ以上、ボクらを追ってくる人間が増えるのは困るしね」




    山田「え、どういう状況なんですか、これ……」


    桑田「オレら完全に部外者だな……」


  16. 16 : : 2015/12/06(日) 14:28:18

    ―9:30―


    日向「なんだとッ!!?九頭龍組の車がなくなってる!!?」ガビーン!!


    狛枝「そ、そんな……、あの中に十神クンがいたのに!!」


    腐川「なんですって……!!?」ガビーン!!


    桑田「は?十神の奴が九頭龍組の車の中に……?」





    山田「もしや、昨日……先輩方が置いていった車って……」ブルブルブルブル…


    桑田「あれ、九頭龍組の車かよぉおおおおおおお!!?」ガビーン!!



    山田「なんかヤバそうなやつだなぁとは思っていたんですが……」


    桑田「ああ、センパイたちを探すのでそれどころじゃなかったしな」




    腐川「とにかく、白夜様はここにはいないってことなのね……」


    日向「いったい誰が、九頭龍組の車を持って行ったんだ!!?」


    狛枝「ボクらがさっき乗ってきた車はそのままだ……。九頭龍組の車を狙っていた。あるいはその中の十神クンを狙っていたのかも……」


    腐川「こ、こうしちゃいられないわ!!早く白夜様を助けに行かないと!!」


    腐川「あああ、もうアタシったら……、舞園やこまるとお酒なんて飲んでる場合じゃなかったわよ……!!」




    松田「ちょっと待ってくれ!!今なんて言った!!?」ビクッ!!


    腐川「だから、白夜様を早く助けないとって!!」


    松田「そこじゃない!!舞園と苗木こまると一緒にいたのか!?」ガビーン!!





    腐川「だってあんたらが男だけで飲むって言うから、舞園とこまるに一緒に飲まないかって誘われたのよ……。ちょうど暇してたし、少しぐらいならいいかと思って……」



    腐川「そういえば、あたしが来た時には、セレスや戦刃のやつもいたわね……。あたしは先に帰ったけど、セレスと戦刃のやつはまだ飲んでたみたいだし……、あいつらあの後どうしたのかしら……?」



    松田「でかした!!腐川!!」


    腐川「え!!?」ビクッ!!



    松田「セレスか戦刃か苗木こまるにあえば、何かわかるかもしれない……!!一緒にいた6人の最後のうちの一人は3人のうちの誰かだ!!」


    腐川「え!?どういうこと!!?」


    狛枝「ここに来る前に、ボクらはどこかで舞園さんたちと合流しているはずだ……。舞園さんたちが飲み会をしていたところにいけば何かわかるかもしれない!!」


    日向「腐川……、どこで飲み会をやってたんだ?」


    腐川「え、戦刃むくろの自宅だけど……?」


    狛枝「よし!!すぐに行こう!!」


    日向「ああ!!」





    桑田「何が何やら……」


    山田「そういえば、腐川冬子殿はどうしてここに来たんですかな?」


    腐川「えっと、だって……、それは……」




  17. 17 : : 2015/12/06(日) 14:30:58




    大神「見つけたぞ!!」


    松田「そ、そうだ!!盾子の発信機……!?」ビクッ!!


    日向「わ、忘れてたぁああああああ!!?」ガビーン!!


    狛枝「ボクら、マヌケだね……」






    左右田「なんで逃げるんだよ!!おまえら!!」


    豚神「松田!!逃がさんぞ!!」


    弐大「松田め!!まさか浮気していたとはな!!」





    松田「弐大も敵にまわったぞ!!?」ガビーン!!



    狛枝「やっぱり松田君を差し出したほうがいいね」


    日向「だな」


    松田「おまえら、何度そのネタやるんだよ!!?」ガビーン!!





    西園寺「見つけた!!」


    小泉「観念なさい!!」




    日向「うわぁ!!こっちも来た!!」


    狛枝「もたもたしてると置いてくよ!!」


    日向「車に乗り込むぞ!!」


    松田「ああ!!」





    大神・弐大「「させるかぁああああああ!!!!」」


    松田「ダメだ!!つかまる!!」









    桑田「逃げな……」ドンッ!!





    松田「な、桑田!!?」


    大神「桑田よ……。なぜ、その男たちに味方する!?」


    桑田「事情はわかんねーけど、浮気は男の甲斐性だ!!!オレは松田センパイに味方するぜ!!」


    松田「いや、オレは別に浮気してないんだが……」


    桑田「つべこべ言わずにいってくださいよ!!相手は大神と弐大センパイだ……。10秒ももたせらんねーぞ!!」


    山田「あのぅ、これ拙者も手伝う流れですかな……?」


    桑田「ったりめぇだろ!!テメェーもシーズンごとに嫁が変わってるそうだな!!」


    山田「あの!!拙者のはアニメの話ですから!!スキャンダラスな桑田怜恩殿とは違いますから!!野球のシーズンじゃなくて、アニメのシーズンですから!!」ガビーン!!



    大神「浅はかな者たちめ……。乙女の敵がここにもいたとはな!!まずは貴様らを駆逐してやろう!!」


    山田「ひぃいいいいいいいいいいい!!!!完全にとばっちりですぞ~!!」ガビーン!!



    日向「なんか知らんがありがとう!!桑田!!山田!!」


    狛枝「出すよ!!」





    ブロロロロロロロロ…!!







    左右田「やべぇ!!逃げるぞ!!」


    豚神「俺たちも車で追いかけるぞ!!」


    左右田「ああ!!」


    腐川「ああ、アタシもつれていきなさい!!あいつら捕まえて、白夜様の居所を吐かせるのよ!!」


    豚神「十神白夜ならここにいるが……?」キョトン…


    腐川「あんたは真似してるだけでしょーが!!」ガビーン!!



    左右田「何が起こってるのかわかんねぇーが、松田はともかく、狛枝と日向のやつは助けてやらないとな!!」



    小泉「日寄子ちゃん!!アタシたちもみんなと合流してから追うわよ!!」


    西園寺「うん!!」




    大神「ぬぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


    弐大「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」



    桑田「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」


    山田「うわぁああああああああああああああああああんんんん!!!(泣)」





  18. 18 : : 2015/12/06(日) 14:36:16

    ―10:40―


    狛枝「幸運にも彼らを全員まくことができたね!!」


    日向「このあと、不運が襲ってこないだろうな?」


    狛枝「もうこの状況自体がどん底だし、あとは上がるだけじゃないかな?」


    松田「本当にそのタフなところは尊敬するぞ……」





    狛枝「さて、松田君の発信機も見つかったしよかったね……」


    日向「俺にも発信機ついてたんだが……、それで小泉や罪木や七海たちは俺の居場所がわかったのか……。いったいいつの間にこんなのつけたんだよ!?」


    松田「発信機の動きがとまっていると怪しまれるから、その辺の猫にくっつけたが大丈夫か……?」


    狛枝「あの江ノ島にとっては時間しのぎにもならないかもしれないね。日向クンのほうの発信機はどうかわからないけれどね。ただ、なんとなくだけど……、江ノ島盾子は今のボクらの状況をどこかで楽しんでいると思うんだよね」



    日向「ああ、あいつはそういうところあるよな……」



    松田「【写真】とやらがある以上は、まるっきり嘘とも言えないんだがな、残念なことに……。大神・左右田・豚神・腐川には盾子から情報がいっていたみたいだったな……」



    日向「辺古山を除く、77期生の元クラスメイトの女子7人の目的は俺みたいだ……。あいつらは横でつながってるんだろうな……」



    狛枝「田中クンと弐大クンは、霧切さんが依頼したみたいだったね。そして、辺古山さんは大和田クン・石丸クン・不二咲クンと協力関係にあったみたいだ。ボクが九頭龍クンと彼の持つお金と車ごと奪ってしまったみたいだからね……」



    日向「そんで、車は教会にあって、十神がその車のトランクの中にいた。だが、九頭龍はいなかったし、金はどういう経緯か葉隠の手元にあり、葉隠は警察につかまってると……」



    狛枝「教会ではなぜか、苗木クンと舞園さんが結婚式をしていたらしい。桑田クンと山田クンをボクたちが呼んだみたいだった……。で、苗木クンと舞園さんと誰かの3人とボクたち3人をあわせた6人は式の途中で九頭竜組の車を使わずに失踪した……と」



    松田「舞園と苗木こまるは前日に、腐川・セレス・戦刃と戦刃の家で飲んでいた……。今から向かう先に何か答えがあればいいのだが……」



    狛枝「もうすぐ午後になってしまう……。急がないとね……」



    松田「だが、戦刃とセレスは、盾子とつながっている可能性もある。用心しないとな」


  19. 19 : : 2015/12/06(日) 14:39:52




    ピンポーン…





    セレス「あれ、あなたがた……?」ガチャ…


    日向「よかった、いたみたいだ……」




    セレス「はぁ……?まったくわたくしと戦刃さんを置いて、どこかに行ってしまうとは……、昨日は戦刃さんとわたくしの二人だけになってしまって、最後の方は微妙な空気だったんですのよ?腐川さんも途中で帰ってしまうし……」




    セレス「まぁ、わたくしたちは今の今まで寝落ちしていたんですがね……」




    日向「よかった……、戦刃はまだ寝ているのか?」


    セレス「えぇ、そろそろ起こさないといけませんわね。苗木君と霧切さんの結婚式に遅刻してしまいますしね」


    松田「そうか……、それで聞きたいんだが……」








    江ノ島「ん?質問なら3行以内なら答えるけど……?」






    松田「ファッ!!?」ガビーン!!


    セレス「あら、江ノ島さん……」



    江ノ島「……ったく、朝帰りとはだらしねぇ亭主だなぁ。しかも帰る家を間違えてるしよぉ~!!」



    松田「な、なんでおまえがここに!!?」ガビーン!!



    江ノ島「あっ、ところでさ……。松田君……、アタシに何か、隠しごとしてない?」ニコッ…




    松田「そ、それは……」ビクビク…



    日向「江ノ島のやつ、目が笑ってないぞ……」




    狛枝「キミこそ……、あんなに元・超高校級のみんなをボクらにけしかけてきて何がしたいのさ?」ズイッ…


    日向「さすが狛枝だな……。この空気に入っていけるとは……」



    江ノ島「だって……、自分で亭主の浮気を問い詰めるのってすっごい勇気がいるじゃないですか……」ドヨーン…


    松田「俺は浮気してない!!信じてくれ!!」







    江ノ島「なら……、なんでここに来たんだよ?」


    松田「は!?」


    江ノ島「犯人は現場に戻りたがるっていうけど、本当にそうなんだな……。何かこの家に忘れ物でもしたのかよ?」



    松田「言っている意味がわからないぞ!!」







    戦刃「セレスさん……?誰か来てるの……って盾子ちゃん!!?松田君に、日向君と狛枝君も!!?」


    松田「戦刃……!!?」





    江ノ島「本妻を無視して見つめ合ってんじゃねーぞ!!この、愛人がぁあああああああ!!!!!」



    戦刃「どぇえええええええええええええええええええええええええ!!!?」ガビーン!!





    松田「いや、え……え!!!?」ガビーン!!





  20. 20 : : 2015/12/06(日) 14:41:21



    狛枝「なるほど、戦刃さんだったのか……」


    日向「大神のよりにもよってっていう言葉の意味がわかったな……」


    松田「じっくりと考察してる場合じゃないぞ!!」ガビーン!!



    戦刃「盾子ちゃん!!?何いってるの!!?」



    江ノ島「まさか実の姉に、旦那を横取りされるとは思いませんでした。人生、何事も経験。長生きはしてみるものですね」メガネ、クイッ!!



    戦刃「ど、どういうことなの……?」


    江ノ島「悪いが、証拠の写真もあるのだぜ!!もう間違いねーよなぁ!!!これはよぉ!!!!」ズギャーン!!


    日向「そうだ、気になってたんだが……、いったい誰がその写真をとったんだよ!?……っていうか、どんな写真なんだ!!?」




    セレス「ああ、撮影したのはわたくしですわ」


    日向「おまえかよッ!!?」ガビーン!!



    セレス「うふふ、なんだかおもしろそうなので……。そのまま江ノ島さんに送って差し上げましたわ」


    日向「やめて差し上げろ!!」ガビーン!!




    松田「忘れていた……。盾子の影に隠れてはいるが、こいつも大概愉快犯だったのをな……」



    江ノ島「もう、許さないぞ~!!プンプン!!」


    戦刃「と、とにかく……なにがなんだかわからないから、落ち着いて話そうよ!!」


    江ノ島「これが落ち着いていられるかってんだ!!この写真を見ろよ!!」ズギャーン!!






    日向「いったい……どんな写真なんだ?」ゴクリッ…


    狛枝「こ、これは……!!?」ビクッ!!



  21. 21 : : 2015/12/06(日) 14:41:36











    【松田と戦刃が二人羽織してる写真】ズギャーーーーーン!!!!!!!


















  22. 22 : : 2015/12/06(日) 14:42:51


    日向「えぇ……(困惑)」


    狛枝「確かに密着してはいるけど……(困惑)」


    狛枝(ん?あれ、この写真に映ってる、あれ。どこかで見たことあるな?)





    江ノ島「うわぁああああああああああああん!!!!!残ねぇちゃんに松田君との初・二人羽織奪われちゃったよぉおおおおお!!!!」ビエーン!!


    日向「初・二人羽織って何だよ!!?初キッスみたいに言うなよ!!」ガビーン!!


    戦刃「ご、ごめん……。盾子ちゃん。酔ってた勢いでつい……」


    狛枝「キミは酔ってると二人羽織するのかい!!?」ガビーン!!




    松田「え、写真ってこれだけか?」


    セレス「はい。大神さんに見せたら、妻子を持っている男が他の女性と密着しているなど許せんって言っていましたね」


    松田「いや、だから子どもはいないって言ってるのに……」









    江ノ島「いるよ?」


    松田「え?」


    江ノ島「アタシのお腹の中にいる」




    松田「マジで?」


    江ノ島「マジ」







    松田「……」





    江ノ島「……」









    松田「いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおううううううううううううううううううううううう!!!!!!!」









    日向「えぇ……(困惑)」


    狛枝「えぇ……(困惑)」






  23. 23 : : 2015/12/06(日) 14:44:39



    松田「でかしたぞ!!盾子!!な、何ヶ月なんだ!!?」


    江ノ島「まだ、1ヶ月くらい……」







    松田「マジか!!マジでか!!俺が父親になるのか!!いやっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」






    セレス「あの、近所迷惑なのでやめてくれますか?」


    松田「す、すまん……、いや、でも嬉しいな」



    江ノ島「よ、喜んでくれるの……?」ドキッ…


    松田「ったりまえだろ!!喜びすぎて身体のいたるところから変な液が出てきたぞ!!」


    戦刃「それ普通になんかの病気なんじゃ……」







    江ノ島「よ、よかった……」ヘナヘナ…



    松田「盾子……?」




    江ノ島「少し不安だったの……。松田君って、子どもとか興味なさそうだったし、そういう話をちゃんとしたことなかったからさ……」



    江ノ島「だから、よかった……」ジワァ…



    松田「盾子……、本当にすまん。そんなときに、不安にさせてすまなかったな」



    江ノ島「いいの、アタシも意地悪してごめんね……」












    セレス「ふっ、雨降って地固まるですわね……」フフッ…








    日向・狛枝・戦刃(((なぜかセレス(さん)がしめたーーーーーーーー!!!?)))ガビーン!!



    日向「っていうか、少しは悪びれろよ!!オイ!!」ガビーン!!


    セレス「はて、なんのことでしょうか……」メソラシ…


    狛枝「はぁ、とにかく……、松田クン関連の話はこれで解決か……」



    戦刃「私はまだ何が何やらわからないんだけど……」


    セレス「あとで説明して差し上げますわ……」




  24. 24 : : 2015/12/06(日) 14:50:13

    ―12:00―

    松田「ああ、名前どうしよっかな……」ホクホク…


    日向「松田のやつ、さっきからずっとこの調子だな」


    狛枝「無理もないね。人生の一大イベントの1つだったわけだし……」


    日向「まぁ、江ノ島のやつがこのことをみんなに説明してくれるとは言っていたけど……」



    狛枝「これでボクらを追いかけるのを何人かはやめてくれるといいね……」




    日向「まだ、俺関連と、おまえ関連が残ってるからな」


    狛枝「ボクの件はみんなグルだと思うんだけどね……」







    日向「戦刃とセレスから聞いた話によると、苗木を含めた俺たち4人は最初の店で飲んだ後、舞園たちに呼ばれて戦刃の家に2次会に行ったらしいな」


    狛枝「そこで、あの二人羽織がおこったんだね……」



    日向「それで、戦刃とセレスを残して、俺・狛枝・松田・苗木・舞園……そして、こま……、いや、苗木こまるの6人はどこかへ向かったそうだ……」


    狛枝「そのどこかってのが、教会だったんだろうね……。なんで向かったのかはわからないんだけどね」




    日向「苗木・舞園・苗木こまるとはぐれたのは、やっぱり教会から俺たちが失踪した後ってことなるな……」



    狛枝「今のところ、その時点から、ボクらがなぜかあの家で目覚めるまでの時間に何が起こったのか不明だね……」



    日向「いや、ちょっと待ってくれ……、教会には九頭龍の車で来てたんだ……。俺たちはいつ九頭龍の車を奪ったんだ?」



    狛枝「そういえばそうだね。それに今現在、九頭龍クンの車を奪ったのは誰なんだろう?」


    日向「十神のやつが目覚めて、自力で運転したとか……?」


    狛枝「トランクにカギはかかっていなかった。あり得るかもね……」



    日向「ところで、狛枝……、今どこに向かっているんだ?」


    狛枝「実はさっきの二人羽織の写真を見て、他に気になることがあったんだ」


    日向「あったって……、何が?」




    狛枝「クマの着ぐるみさ」


    日向「着ぐるみだとッ!!?」




    狛枝「半分もうつってなかったけど、どこかで見たことあるなって思ってたんだ。ここまで言えば、ボクの向かってる先がわかるよね?」


    日向「最初に、俺たちが目覚めた家か!!」


    狛枝「江ノ島が松田クンに発信機をつけてくれていたおかげで、あの家の位置ははっきりしている。皮肉なことにね……」


    日向「あれ、着ぐるみだったのか……。全然わからなかったぞ……」


    狛枝「気が動転していたとはいえ、3人とも本物と見間違えるなんて、おかしな話だよね」


    日向「ちょっと待ってくれ!!なら、俺らが家であったクマの中には……!!」


    狛枝「誰か人が入ってたんじゃないかな……?さて、誰なんだろうね。なんとなく候補を絞ることはできるけど……」


    日向「でも、なんで戦刃の家に着ぐるみが?」


    狛枝「江ノ島の私物らしいよ。いろいろ戦刃さんの家に私物を置いてるみたいだね」


    日向「そうだったのか……」


    狛枝「まぁ、酔ってたボクらが勝手に拝借したんだろうね。きっとそのまま、あの家まで持っていたんだ……」


    日向「でも、教会からは車を捨てていったんだよな?どうやって持って言ったんだろうな?」


    狛枝「単純に誰かが着ていたとも考えられるんじゃない?まぁ、推測の域を出ないけどさ……」







    日向「……ってオイ!!後ろ見てみろ!!」



    狛枝「え!!?九頭龍組の車がボクらを追いかけてきてる!!?」ガビーン!!





    九頭龍「待ちやがれぇえええええ!!!!!!」


    辺古山「大人しくすれば危害は加えない!!止まってくれ!!」





    日向「九頭龍と辺古山が乗ってるみたいだぞ!!?」ガビーン!!


    狛枝「よかった、九頭龍クン無事だったんだね!!」





    日向「……って、喜んでる場合じゃねぇ!!」


    狛枝「に、逃げないとッ!!」



    日向「ダメだ……、あっちは高級車だ。元々のスピードが違う……!!」


    狛枝「万事休すか……」




    松田「万事か……、いい名前かもしれんな……」


    日向「おまえはいいかげん、現実に戻ってこい!!」ガビーン!!





  25. 25 : : 2015/12/06(日) 14:53:33

    ―12:10―




    日向「……」


    狛枝「……」


    松田「……」





    辺古山「……さて」


    九頭龍「……」







    日向・九頭龍「「すまなかった!!!」」






    日向「え?」


    九頭龍「え?」




    日向「いや、どうしておまえが謝るんだよ?」


    九頭龍「おまえこそ、なんで謝ってんだ?」





    九頭龍「いや、オレは辺古山のやつが早とちりしやがったから、謝ってんだよ」


    辺古山「申し訳ない……。おまえたちが坊ちゃんをさらったと勘違いしていたとはな……」



    狛枝「ど、どういうこと?」




    九頭龍「いや、車はオレが貸してやっただけなんだよ。おまえたちが急いでたみたいだったからな」



    日向「え?」


    狛枝「え?」



    九頭龍「……っても、狛枝のやつがいつもよりテンションが高すぎて、酔ってるってのに運転するって聞かなくてよ……」



    狛枝「飲酒運転は確定なのか……」ドヨーン…


    九頭龍「幸運にも事故は起こさなかったが、本当なら捕まってるところだったぞ!!」


    辺古山「知ってるのは私たちだけだからな。本来ならよくないが、私たちが黙っていればバレはしないだろう」


    九頭龍「んで、オレごと車で向かったのが、どっかの教会だったんだが……、車内でおまえたちの持っていた酒を飲まされてオレは情けないことに一発でつぶれたんだよ」


    辺古山「坊ちゃんはお酒に弱いですからね。ちなみに坊ちゃんは教会の裏で爆睡されていたらしい」


    九頭龍「起きて車を見つけて、とりあえず家に帰ろうと思って車に乗ったんだが、途中で辺古山から連絡が来てんのに気づいてな」



    辺古山「車で引き返してきた坊ちゃんと、私が合流して今に至るというわけだ」


    狛枝「そうか……、戦刃さんの家を出てから、九頭龍クンと九頭龍クンの車に乗ったのか……」


    松田「最初の飲み屋→戦刃の家→九頭龍の車で移動→教会→????→狛枝の(?)家という流れだったわけか……」


    狛枝「ボクらが九頭龍クンと会ったときに一緒にいたのは、苗木クンと舞園さんとこまるさんの3人だったんだよね?」



    九頭龍「ああ、おまえら全員明らかに酔っ払ってたからな……。っていうか、あれって苗木の妹だったのか、着ぐるみ着てたからわからなかったぞ。最初はガチのクマかとビビったもんだ。おまえたちの周りもあきらかに人が避けてたしな」


    狛枝「もしかして、桑田クンたちが、こまるさんのことを覚えていなかったのって、着ぐるみのせいもあるのかな……?」


    日向「かもしれないな……」





    松田「ちょっと待て!!そういえば、十神は無事なのか!?」

  26. 26 : : 2015/12/06(日) 14:56:59


    辺古山「十神だと?どうしたのだ?」


    九頭龍「それって、オレらの学年じゃない方の十神だよな?」


    日向「ああ、あいつがなぜかおまえの車のトランクに入っていたんだ!!」


    辺古山「何だと!!?すぐに調べよう!!」ダダッ!!


    松田「待て!!辺古山だけは開けない方がいい!!」


    辺古山「なぜだ……?」


    松田「と、とりあえず……、俺が開けてから説明する……」



    狛枝(ああ、そういえば……、十神クン裸だったんだよね)







    松田「あれ!!?いないぞ!!」


    日向「なんだって!!?」ガビーン!!


    狛枝「そんな、いったいいつ抜け出したんだろう?」


    松田「九頭龍、おまえは目覚めてから車に乗ったときにトランクには触らなかったのか?」


    九頭龍「おまえらに言われるまで、なんにもしてないぞ?」





    日向「……ってことは、俺たちが教会の中に入って、九頭龍が教会の裏で目覚めてから車に乗る前の間に、十神は脱出したってことか……」


    辺古山「それよりも、なぜ十神のことを知りながら放っておいたのだ?」



    日向「これ以上、面倒事に巻き込まれるのはごめんだと思って……」


    狛枝「めんどくさくって……」


    松田「おまえらは鬼か!!?」ガビーン!!



    九頭龍「そういう松田も強くは止めなかったんじゃねぇのか?」


    松田「うっ……」ドキッ!!


    辺古山「まぁ、起こってしまったことはともかく、そもそも十神はなぜトランクの中にいたのだ?」


    狛枝「九頭龍クンがボクらに会う前に、何かあったとか?」


    九頭龍「それはないな……。おまえらに会う前まではちゃんとカギをかけておいた……。おまえらと会ってからはどうかは知らないがな……」


    狛枝「なら、結婚式とやらを教会でやっていたときに……、十神クンは教会の前に止めてあったトランクの中に詰め込まれたのかな?」



    松田「そういや、腐川があそこに現れたわけを俺たちは聞いていなかったな……」


    日向「もしかしたら、十神が最後に向かったのって、あの教会だったんじゃないのか?」


    辺古山「なるほど、教会に向かったはいいが……、おまえたちと会わずになぜかトランクの中に閉じ込められたと……」




    狛枝「い、いや……、考えたくないけど……」


    日向「呼んでおいて閉じ込めたの俺らかもな……」


    松田「十神の性格を考えるとしたら、呼んだのは苗木かもしれないがな……」



    九頭龍「ど、どういうことだよ!!?」




    日向「昨日の俺たち、酔ってて何やったか覚えてないんだよ……」



    九頭龍「マジかよ。人のことは言えないが、弱すぎじゃねぇのか?」


    日向「飲んだ量が量だったからな……」


    狛枝「いや、待って……、もしかしたら、その点にも何かあるのかも……」


  27. 27 : : 2015/12/06(日) 15:05:42


    日向「どういうことだ?」



    狛枝「さすがにお酒を飲んだだけで、記憶を全て失うってのはおかしいと思ってね。きっと最初の飲み屋で何かあったんだと思う」


    松田「そ、それはともかく……そういえば葉隠と金の件はどうなったんだ!?」




    辺古山「実はそのことなんだが、あれも私の早とちりだった」


    九頭龍「ああ、あの金は元々狛枝のだぞ?」


    狛枝「へ!!?」ガビーン!!


    九頭龍「理由はわからないが、狛枝が引き出せるだけATMから引き出してきたって言ってたな」


    日向「それで、なんで辺古山は勘違いしたんだ?」


    辺古山「実は……、舞園からそんなようなメールが来てな。今、九頭龍先輩とそのお金と車はいただきました!!……ってな」


    狛枝「ま、舞園さん!!?」ガビーン!!



    辺古山「それで、私はそれを信じてしまって……」



    九頭龍「誘拐とか、九頭龍組の金とか……、たぶんノリで言ってただけだな。昨日のおまえらおかしかったし。まぁ、金をバラにしとくわけにもいかないから、オレの車の中にあった空のケースの中に金を入れたんだろう」



    辺古山「どこかでそのケースごと、おまえたちが葉隠に渡したのだろう……。それで葉隠は警察につかまったのだろうな……。まぁ、ケースがケースだったからな……」



    日向「昨日の俺らェ……」



    辺古山「まぁ、完全におまえらが悪くないわけじゃないが、とにかくすまなかった……」


    日向「いや、俺たちもごめんな……」






    大和田「あ、九頭龍センパイ、無事でよかったっす!!」


    九頭龍「悪いな、辺古山のやつが早とちりしておまえらを手伝わせちまって……」


    石丸「いや、勘違いならよかった。今日は苗木君たちの晴れ舞台だ。先輩たちが捕まるようなことはあってはならない!!」


    不二咲「葉隠君は捕まったんだけどね……」




    狛枝「そ、そうだ!!葉隠クン!!」


    大和田「ああ、そうだ。葉隠のやつ、狛枝センパイに来てもらいたいらしいぜ?」



    狛枝「うっ……、本当にさっきは車を強奪してごめんね」


    大和田「まぁ、オレらが勘違いしてビビらせちまったから、オレの車を奪ったのはチャラにしてやんよ。そのかわりと言っちゃなんだが、葉隠のところに言ってやってくれ」


    狛枝「さすがは大和田クン!!なんて器が大きいんだ!!ありがとう!!」



    石丸「葉隠君がお金を持っていたのは確かだが、本人は不当に手に入れたものでないと主張している。それについて狛枝先輩から警察に事情を説明してもらいたいらしい」


    狛枝「それは構わないけど、もうお昼をすぎてしまった……。苗木クンたちを探さないと……」


    不二咲「どういうことなんですか!?」

  28. 28 : : 2015/12/06(日) 15:10:48


    不二咲「そ、そんな苗木くんたちが行方不明!!?」


    大和田「式までもうそんなに時間ねぇぞ!!?」


    石丸「なんということだ!!」



    日向「ああ、だが、俺たちには昨日の記憶がないんだ。それで、あちこち行って手がかりを探しているんだ」



    不二咲「でも、そういうことなら、なおさら葉隠くんと会った方がいいよ。彼は苗木クンと狛枝先輩と日向先輩と松田先輩の4人に会ったって証言していたもの」


    松田「そうだったのか!!」



    狛枝「舞園さんとこまるさんの名前がないね……。葉隠くんと会う前にはぐれたのかな……?」


    大和田「まさか、その二人まで行方不明とはな……」








    罪木「見つけました!!」


    小泉「今度こそ観念なさい!!」


    澪田「創ちゃん!!」


    西園寺「おにぃ!!」





    日向「なんでだ!!?俺の服についてた発信機はとったのに!!」


    小泉「あんたの頭のアンテナを触ってみなさい?」


    日向「うわぁあああ!!?本当だ!!俺の頭のアンテナに発信機ついてる!!?」ガビーン!!


    松田「気づけよ!!!」ガビーン!!


    小泉「まさか、あいつが日向に発信機をつけていたなんてね……。そのおかげで最初よりもスムーズに日向を見つけることができたのだけれど……」



    狛枝「あいつって誰のことなのかな?」






    小泉「協会での結婚式を取り仕切っていた神父がいたでしょ?あれ、花村よ?」





    日向「あの教会の神父、実は花村だったのかよ~!!!?」ガビーン!!


    松田「77期生最後の名前がここで出てくるのか……」


    狛枝「桑田クンも山田クンも気づかなかったのかな?」


    松田「正直あいつらも酔ってたし、あいつらの情報はあてにならんぞ」


    日向「っていうか、花村め!!人の頭と服に発信機つけやがって!!」


    狛枝「発信機多すぎでしょ……」


    松田「日向の件の黒幕は、どうやら花村輝々らしいな!!」


    日向「今まで名前すら出て来なかったと思ったら、あいつめ!!」




    辺古山「悪いが、日向たちは大事な用事がある……。今はおまえたちに構っていられないんだが?」


    澪田「唯吹たちだって大事な用事があるんすよ!!」


    西園寺「花村のやつ、あとで日向おにぃとあの女がどういちゃいちゃするか確かめるために発信機つけたらしいよ。気持ち悪いよね~!!」


    罪木「ただ、そのおかげで私たちは日向さんの位置を知ることができました」


    小泉「花村の奴、やっと口を割ったわ。まさか、あんたが選んだのが、あの娘だったなんてね……」


    狛枝「誰のことかな?」


    澪田「なんで出席してた凪斗ちゃんが知らないんすか!!?」ガビーン!!



    狛枝「まぁ、そのことはいいじゃない?あんまし、代名詞ばっかり使ってるといいかげんくどいしさ?」


  29. 29 : : 2015/12/06(日) 15:13:28





    西園寺「じゃあ、言ってやるよ!!まさか、朝日奈おねぇと結婚したなんてね!!」






    日向「ファッ!!?」ガビーン!!


    松田「ここで、78期生の最後の名前が出てくるのか……」


    日向「ちょっと待てよ!!あの教会で式をあげたのは苗木と舞園だろ!!?」


    小泉「は?何言ってんのよ。苗木は響子ちゃんと結婚するんでしょうが!!」


    日向「い、いや……、それはそうなんだけども!!」





    松田「日向……、苗木と舞園が結婚したとか言ってたのは、あくまで桑田と山田だけだ。そこは無視していい情報かもしれない」


    日向「じゃあ、本当にあそこで結婚したのは、俺と……朝日奈!!?」



    狛枝(ここでいきなり朝日奈さんか……。でも、朝日奈さんも本当にあの場にいたのかな?)





    大和田「おいおいなんなんだよ!!?この展開は!!?」


    石丸「日向先輩!!朝日奈君と結婚していたのか!!僕らの友である彼女を幸せにしてやってください!!」



    不二咲「石丸くんのその反応は正しいようで、間違ってるよ!!」ガビーン!!





    罪木「とにかくここであったが百年目です!!」


    大和田「センパイたち……、ここはオレらが食い止める、葉隠のやつのところにいってやってくれ!!」


    石丸「このままじゃ葉隠君も、苗木君と霧切君の結婚式に参加できなくなってしまうからな!!」


    不二咲「苗木くんのことはボクたちも探すから、葉隠くんのところに行ってあげて!!」



    日向「わかった!!狛枝、車を出してくれ!!」


    狛枝「ああ!!」



    唯吹「逃げようたってそうはいかないっす!!」


    西園寺「ちゃんと説明してもらうからね!!」


    日向「悪いけど、今はかまってる暇はないんだよ!!」









    田中「どうやらそのようだな!!」


    日向「田中!!?」



    左右田「オレもいるぜ!!」


    豚神「まったくとんだピエロだな……。江ノ島と松田の痴話げんかに巻き込まれただけではないか……」


    弐大「本当にのぅ」


    大神「江ノ島からだいたいの事情は聞いておる……。すまなかったな……。お主たちは早く苗木を見つけるのだ!!」




    松田「おまえら……」


    田中「この俺様に嘘をついていたのは不問にしておいてやる。行け!!!」





    狛枝「ありがとう!!」





    ブロロロロロロロ……





    小泉「くっ……」


    辺古山「おまえたちもいい加減、冷静になったらどうだ?」


    西園寺「わたしたちは確かめたいだけだよ……。日向おにぃの気持ちをね」


    罪木「でないと、諦めきれないんですよぉ!!」




    大和田「ちっ、こんなにも女をたぶらかしやがって……」


    豚神「そこは俺も同感だが、今は苗木と霧切の結婚式を成功させることが目的だ!!」


    左右田「……ったく、損な役回りだぜ」





  30. 30 : : 2015/12/06(日) 15:16:06

    ―12:50―



    狛枝「大和田くんたちの言っていた通り、葉隠クンの捕まっている警察署についたね」


    松田「さっそく、葉隠のところに行くか」






    葉隠「ふぇえええええええん!!!!!やっときてくれたべ!!早く俺をここから出してくれぇええええ!!!!」


    日向「お、おう……」


    狛枝「うん、わかったから詳しく説明してくれないかな?葉隠クンは九頭龍組のケースの中にお金を入れていたんだよね?それはボクたちが渡したのかい?」


    葉隠「いっとくけど、もう返さないからな!!あれはもう俺のお金だべ!!」


    狛枝「うん、それはいいんだけど……、どういう経緯でボクらは葉隠クンにお金を渡したの?」


    葉隠「実は、俺騙されて家を買わされたんだべ。本当は特に欲しくなかったんだけど……。あれよあれよという間にな」


    葉隠「そんでその家の中でぼーっとしてたら、外に狛枝っちたちが現れたんだべ。んで、ダメもとで、この家買うかって言ったら、即OKしてくれたんだべ」


    日向「その家ってもしかして……」


    葉隠「金はそのとき、ちゃんとした契約でいただいたものだべ!!表札にもちゃんと狛枝っちの名前を書いてやったべ!!」




    松田「あれは葉隠の字だったのか……」


    日向「そういや、葉隠の書く字って、かなりうまいんだったんだよな」



    葉隠「まさか、あれは九頭龍組のケースだとは思ってなかったんだべ!!大金だったから、ケースごと渡されたんだべ!!つまり、狛枝っちたちのせいだべ!!」ビシッ!!



    狛枝「ああ、まぁ、そこは否定できないね……」


    日向「あの家はやっぱり狛枝が買ったんだな……」


    葉隠「俺がいらなかっただけで、本当にいい家だと思うべ!!もちろん欠陥住宅じゃないし、2階建てで庭付きだし、奥さんと一緒にすむといいぞ!!地下室もあるしな!!」




    狛枝「ボクは独身だよ!!」ズギャーン!!


    日向「こ、狛枝……」


    狛枝「いいよね。日向クンは結婚できてさ……」


    日向「いや、だからその真相はわからないんだってば!!?」ガビーン!!


    狛枝「いや、たぶんだけど……キミは朝日奈さんとは結婚してないと思うよ」


    日向「え!?何を根拠に……」





    狛枝「でも、別の覚悟はしておいたほうがいいかもしれないね……?」



    日向「な、何いってるんだよ!?」


    狛枝「とにかく行こう、さすがにもう時間がない……。不二咲くんたちもまだ苗木くんを見つけてないらしい」


    松田「え、携帯壊れてるんじゃなかったのか?」


    狛枝「さっき、別れ際に壊れてない携帯電話を不二咲くんに貸してもらったのさ」


    日向「こいつ、いつの間に……」


    狛枝「さて、あの場所にいこうか……。本当に灯台もと暗しとはこのことかもしれないね……」


  31. 31 : : 2015/12/06(日) 15:18:52

    ―13:20―


    狛枝「葉隠クンは、ボクらの説明でなんとか釈放されたね」


    松田「九頭龍組からの証言もあったしな。九頭龍組もいい迷惑だったんだろうな……。警察に隙を見せるきっかけになってしまったんじゃないか、これ?」


    日向「そのへんは九頭龍組のことだから、なんとかするんだろうな……。法律違反スレスレのところを見極めてるんだろう」


    狛枝「ただ、家を買ったときに……、やはりそこに舞園さんとこまるさんの姿はなかったらしい。教会での結婚式の後、葉隠クンの家を買う間に、何があったんだろう……」




    狛枝「さて、戻ってきたね……。ボクらの始まりの場所に……」


    松田「ここを出たのが今日の4時すぎだっていうのが信じられないな……」


    日向「なんか、もう3日くらいたってるんじゃないかって思うよ」


    狛枝「そういうのはあとにしよう。ボクらはこの家を調べきっていなかった……」


    松田「ああ、葉隠からもらった。家の見取り図……。まさか地下にも部屋があるとはな」




    狛枝「……のまえにトイレにいたクマはどうなったんだろうね」


    日向「もういない可能性もあるが、一応調べるか」








    モノクマ(着ぐるみ)「……」


    松田「中には誰もいないよな……?」





    モノクマ(着ぐるみ)「……」ガバッ!!


    松田「うぉ!!?」ビクッ!!



    狛枝「松田クン!!?」




    日向「誰だ!!?おまえは!!?」



    モノクマ(着ぐるみ)「……」ダダッ!!




    松田「逃げたぞ!!」


    日向「追いかけよう!!」





    狛枝「まって!!罠かもしれな……」



    ???「待ってください」




    狛枝「キ、キミは……!!?」ビクッ!!



  32. 32 : : 2015/12/06(日) 15:22:38

    ―13:30― 松田・日向


    モノクマ(着ぐるみ)「……」


    日向「待て!!」


    松田「ここが地下室か……」






    花村「まんまと罠にかかったね……」


    日向「おまえは!!?花村!!?」




    花村「おもしろいものだね。まさか、ぼくの親戚が管理している教会に、君たちがやってくるなんてね……」



    日向「花村……、あのときの神父とやらはおまえだったのか!!」


    花村「あのときは教会にぼくしかいなかったから、いろいろと自由に事を運ぶことができたよ」


    花村「それに、ぼく以外みんな酔ってたからね。桑田くんも山田くんも会話になってなかったし、勝手に舞園さんが苗木くんと結婚したと思って泣いていたよ」



    松田「やっぱ、あれはあいつらの勝手な思い違いだったのか……」


    花村「あのときのキミたちはおもしろかったからね。面白半分に発信機を日向くんにつけてよかったよ!」



    松田「発信機普及しすぎだろ……」



    花村「そして、おもしろいことを聞いた……。松田くん、ぼくにもあの薬をちょうだいよ」





    日向「薬……だと……!!?」


    松田「な、なんのことかなぁ……」アセアセ…






    花村「とぼけなくていいよ。江ノ島さんから話は聞いているんだ。最初の飲み屋からみんなが記憶を失ったのは、松田くんが実験中の新薬をノリで飲んだからってね!!!!!!」ズギャーン!!






    日向「おまえのしわざかーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」ガビーン!!


    松田「い、いや……、おまえらもノリノリで飲んだじゃん……」


    日向「そんなものを飲み会に持ってくるなぁ!!!」ガビーン!!





    花村「そして、その薬を戦刃さんの家で舞園さんとこまるさんも飲んでしまったんだ」


    花村「それで、あんなハイテンションな6人が出来上がったと言う訳さ!!!!!」



    日向「だいたい松田のせいじゃねーか!!!!」


    松田「すまん……」




    日向(そういや、こいつ。狛枝が俺らの記憶を失った原因が酒だけじゃないって気づきかけたときに、唐突に話題を変えようとしてたな……。あの時点で自覚はあったのか……)




  33. 33 : : 2015/12/06(日) 15:27:29




    花村「ぼくにもその薬プリーズ!!!!そうしたら、ぼくもあんなことやこんなことを……!!!」







    モノクマ(着ぐるみ)「いいかげんにしろ!!!!!!」ドカッ!!





    花村「ぐへぇええええええええ!!?」ドゴォ…






    モノクマ(着ぐるみ)「さっきから聞いていれば……、本当に勝手なことばかり言っちゃってさ……」




    日向「そ、その声は……!!」


    モノクマ(着ぐるみ)「ああ、これじゃあ、わからないよね。まって今取るから……」










    朝日奈「よっ、久しぶりだね、先輩?」



    日向「やっぱり、朝日奈だったのか……」










    ―13:30― 狛枝


    狛枝「舞園さん……」


    舞園「あの、昨日ぶりというか……なんというか……」


    狛枝「どうしてキミがここに……?もしかして、こまるさんもここにいるのかい?」



    舞園「実は……その、昨日のことなんですが……」













    狛枝「なるほど……、これですべての謎が解けたわけか……」


    舞園「その、ご心配をおかけしました……」


    狛枝「いや、ボクらも共犯者みたいなものだしね……」


    舞園「私も辺古山さんに変なメール送っちゃったし……、本当にもう……!!」


    狛枝「まぁ、あとでまた一緒に謝ろうか……」


    舞園「そうですね……」


    狛枝「さて、ボクらももう少ししたら行くことにしようか……?」


    舞園「上手くいくでしょうか?」


    狛枝「大丈夫さ。彼はやるときはやる男だからね?」


    舞園「信頼しているんですね?」


    狛枝「でないと、一緒にはいないさ」


    舞園「ふふふ、羨ましいです。そういうの……」




  34. 34 : : 2015/12/06(日) 15:29:32

    ―13:40―




    朝日奈「……」


    日向「……」





    松田(何だこの空気は……)







    朝日奈「あのさ、日向先輩って今好きなひといるの?」


    日向「うぇ!!?」ビクッ!!


    朝日奈「その反応はいるんだね……、やっぱし」


    日向「その、朝日奈……。俺はさ、そのおまえと昨日……」





    花村「隙あり!!」


    松田「何!!?」ビクッ!!



    花村「ふっふっふ、この薬を苗木くんにまた飲ませて、ぼくが苗木くんをものにしてやる!!!!」


    日向「なんだとッ!!?おまえ苗木の居場所を知ってるのか!!?」



    花村「ああ、苗木誠くんと苗木こまるさん、どっちもぼくがあずかっているよ」



    松田「おまえが全ての黒幕だったのか!!」


    花村「あっ、でも今のは正確じゃなかったな……」


    日向「何!!?」








    花村「もう、苗木こまるって名前の人間はこの世にいないからね……」



    日向「……」ブチィ!!








    花村「あれ、怒ったのかい?」


    日向「あいつに何をしたぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!」


    松田「日向!!やめろ!!落ち着け!!」






    花村「まさかそんなに怒るなんてね。もしかして、彼女のことが好きだったのかい?」




    日向「ああ、そうさ。俺はあいつのことが……好きだったんだよ!!!」



    日向「いつかちゃんと告白するつもりだったのに……!!」




    日向「この野郎がぁあああああ!!!!!!」




  35. 35 : : 2015/12/06(日) 15:30:40










    花村「その言葉が聞きたかった」(キリッ


    日向「え?」










    七海「いやぁ、よかったよかった!!」ゾロゾロ


    ソニア「これで解決ですね」ゾロゾロ


    終里「ったく手間かけさせやがって……」ゾロゾロ






    日向「えぇ!!!?」






    小泉「やっと本音だしたわね」


    澪田「このヘタレ!!」


    西園寺「まったくだよね~」プークスクス


    罪木「日向さん、そ、その……おめでとうございます!!」






    日向「ほぁ!!?」ガビーン!!






    松田「どういうことだ、これは……」









    こまる「あ……あの……」



    日向「」






    松田「生きてるじゃないか!!?」ガビーン!!



    花村「死んだなんて言ってないよ、ただ嘘も言ってないさ」



    花村「だって、もう彼女は“日向こまる”だからね……」ニコッ






  36. 36 : : 2015/12/06(日) 15:35:53

    ―14:00―


    松田「つまり、朝日奈と花村の考えた作戦だったと……」


    朝日奈「日向先輩とこまるちゃんは酔った勢いで結婚しちゃったんだけど……。ちゃんと気持ちを確かめたほうがいいと思ってさ」


    朝日奈「舞園ちゃんとこまるちゃんは、日向先輩たちよりは薬を大量には飲まなかったの。だから聞き目が切れるのが若干早かったみたい」


    花村「で、ぼくが唯一、あの結婚式場で本当は何があったかを覚えている。舞園さんとこまるさんもあの式場でもらった引き出物なんかを持っていたから、まっさきにぼくへ連絡がきたんだ」



    花村「いや、ほんと……、きみたちが強要するから、特別にあんな夜に結婚式をやったんだからね!!ぼくもあのときは気が気じゃなかったよ……。ほんとに!!」





    朝日奈「それで急いでこの作戦を立てたわけ……。でも、まさか結婚式以外にもいろいろやらかしてたとは思わなかったけどね」


    小泉「さやかちゃんがまだ酔っていた頃に、アタシはメールを受け取ったのよ。日向が結婚したってね」



    松田「また、舞園のメールか……」



    西園寺「でも、大事な相手の名前は書いてなかった……。おねぇは慌てて心当たりのあるメンバーに連絡したんだ」



    終里「朝っぱらから何事かと思ったぜ」


    ソニア「それでこの7人が集まって、事実を確認しようと思ったわけですね」



    花村「最初は事情を聞いたあとに、発信機を利用して朝日奈さんに日向くんを連れてきてもらう予定だったんだけど、小泉さんたちが先に日向くんを見つけちゃってね」



    ソニア「ノヴォセリックの情報網は世界一ィイイイイイイイ!!!!」


    松田「ああ、最初に見つかったのは発信機とか関係なかったのか……」


    澪田「まぁ、あんだけ各所で目立つ行動してれば、おのずと情報も集まるっすよねぇ」


    松田「ぐぅの音も出ないな……。じゃあ、あれか花村の発信機がどうとか小泉が言っていたときは……」



    小泉「あのときはもう真実を知っていたの。でも、日向がこまるちゃんと結婚したって教えるまえに、なんとかして日向の本音が聞きたかったのよ」



    日向「そうだったのか……、まったく寿命が縮まるかと思ったよ」






    七海「それで、日向くん。どう責任取るの?」


    日向「え゛!?」



    罪木「お互い酔っていた中での結婚でしたからね……。お二人の合意があれば取りやめることもできますが……」




    日向「そ……それは……」チラッ…


    こまる「……」




    日向「そうだな……。やっぱり酔っていた中での結婚を正式なものにするのはよくないな……」


    こまる「それって……さっき言っていたことも……嘘だったってことですか?」




    日向「それは違うぞ!!!」


    こまる「え?」



    日向「俺は……その、本当に君のことが好きだ!!でも、結婚ってのは重要なことなんだ。だから、まずはちゃんと付き合ってから、答えを出したいんだ」


    こまる「日向さん……」




    日向「だから、結婚は無効にする。でも、俺と付き合ってくれ!!そして、もう一度君にプロポーズする!!」


    こまる「あ……」




  37. 37 : : 2015/12/06(日) 15:36:45




    西園寺「日向おにぃは答えをだした。次はあんたの番なんじゃん?」



    こまる「は…はい……」







    こまる「あ、あの……日向さん……」


    日向「あ、ああ……」








    こまる「ふつつかものですが……よ、よろしくお願いします……!!」







    日向「……」




    こまる「……」










    日向「いやほっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおう!!!!!!」










    終里「おめでとさん」


    ソニア「おめでとうございます」


    七海「おめでとう」


    小泉「おめでとう」


    西園寺「……おめでと」


    罪木「ふぇぇ……お、おめでとうござます!!」



    澪田「めでてぇwwwwwwwwwwww」





  38. 38 : : 2015/12/06(日) 15:40:35




    苗木「希望は前に進むんだ!!」パンチッ!!


    日向「ぐぼぉおおおおおおおお!!?」ドゴォ!!





    こまる「お、お兄ちゃん!!?」ガビーン!!


    松田「苗木……、おまえ、今までどこに!!?」





    日向「苗木、なんで殴るんだよ!!?」


    苗木「これは、酔った勢いなんかで、大事な妹と結婚しやがったことへの罰だ!!」


    日向「そ、それは……!!」







    苗木「そして、これが……!!」


    日向「……」ビクッ!!




    苗木「妹の幸せを祝う。兄の手だ……」


    日向「苗木……」





    苗木「殴ってごめんね。立てるかい?」スッ…


    日向「ああ、ありがとう」





    こまる「お兄ちゃん……」


    苗木「よかったね。こまる、いやぁ、実際はいつくっつくか、くっつかないか、やきもきしてたぐらいなんだよねぇ~」


    こまる「そうだったの!!?」ガビーン!!




    松田「知らぬは本人たちだけだったようだな。おまえたちが好きあってるのはバレバレだったぞ」


    日向・こまる「「どぇえええええええええええ!!?」」ガビーン!!


    松田(……というか、苗木のやつもあの教会の結婚式の場にいたのに、いい話をよそおって、強引にうやむやにしたな……。やっぱり、侮れない男だ)







    狛枝「どうやら大団円みたいだね……」



    舞園「上手くいったようですね」





    日向「狛枝、舞園!?」


    狛枝「話は全て聞いたよ……。苗木クンも、いろいろボクらのせいで巻き込んですまなかったね」



    苗木「いや、結局はボクも共犯だったからね……。まさか、ボクだけ着ぐるみごとトイレに残されるとは思っていなかったけど」




    日向「最初に見た着ぐるみの中に苗木が入ってたのかよ!!?」ガビーン!!



    苗木「途中まではこまるが着てたんだけどね。教会で式を挙げるときにさすがに脱いだのさ」


    松田「じゃあ、葉隠から家を買った時も着ぐるみだったんだな……」


    苗木「それで、みんなと一緒にこの家で酔い潰れてたんだけど、ボクだけ起きるのが遅かったみたいだね」


    朝日奈「そのあと、私と花村先輩と舞園ちゃんとこまるちゃんの4人で発見したんだ!それで、こまるちゃんのためにもここにいてもらっていたわけ!」


    苗木「霧切さんには心配かけちゃったな……。ちゃんとお昼には起きて、携帯で事情を説明したんだ」


    苗木「そうしたら……、さっさと解決して、ちゃんと式の最中は私のことだけを考えるようにしなさいっていわれちゃってね……」





    舞園「あ゛~あ゛~、ノロケですか!!そうですか……!!」




    狛枝「まさか、本当に灯台もと暗しだったとはね」



    苗木「さて、あと1時間で式が始まる!!急ごうみんな!!!!!」






    全員「「「「「「それに賛成だ!!!!!!」」」」」」






  39. 39 : : 2015/12/06(日) 15:43:24

    ―14:40―


    日向「なんとか式場についたな……」


    舞園「無事に式をはじめられそうで、よかったです」


    日向「う~ん……」


    松田「どうした?」


    日向「いや、なんか……、忘れてるような気がして……」


    こまる「そういえば、なんで狛枝さん、葉隠さんから家を買ったんですか?」


    狛枝「ああ、あれか。たぶん、キミと日向クンが結婚したから、ノリでプレゼントしたんだろうね……。葉隠クンはボクが買ったから、ボクの家だと思っていたみたいだけど」


    松田「ノリで家が買えるのか……(困惑)」


    舞園「さすがに狛枝さんの財力にひきますね……(困惑)」


    狛枝「九頭龍クンと会う前にATMでお金をおろしたのも、教会での式の費用のためだったらしいね。ボクのせいであのATMのお金がすっからかんになったらしいね」


    松田「まぁ、家が買えるぐらいだからな……」


    日向「悪いな……、後でちゃんとお金返すよ」


    狛枝「そうだね。家はともかく、教会の分は返してもらおうかな?」


    こまる「でも、やっぱり……家なんてプ、プレゼントしていただくわけには……」アセアセ…




    狛枝「そうだね。キミたちがどうしても欲しかったらゆずるけど、いらないならボクがもらおうかな……。あの家もいい思い出になりそうだしね」


    狛枝「はぁ、4人の中でボクだけ独身になっちゃうなんて、ほんと絶望的だね」


    日向「いや、俺も正式にはまだなんだが……」


    狛枝「けど、ちゃんと相手が見つかったんだ。さっきは言い忘れたけど、おめでとう、日向クン、こまるさん……」


    こまる「あ、ありがとうございます!!」


    狛枝「まったく、今日の主役は苗木クンと霧切さんなのにね……」






    豚神「おっ、おまえたちも来たか……」


    舞園「あっ、豚神さんお疲れ様です!!」


    豚神「ふふっ、同期にはまだ十神と呼ばれているが、後輩には本物の十神がいるから、俺は豚神か……。おもしろいものだな」フフッ…






    日向・狛枝・松田「「「あああああああああああああああああああああああああ!!!!!?」」」


    豚神「え!?何だ!?」ビクッ!!







    日向「ほ、本物の十神……、どうなったんだ!!?」


    舞園「あ……」


    狛枝「これはやばいね」


    松田「ああ、やばい……」


    豚神「ああ、それなら……、教会からおまえたちが逃げた時に、左右田と俺と腐川で見つけたぞ?」


    豚神「俺と左右田は、大神や弐大や田中と合流しておまえを小泉たちから助けたが、腐川だけは十神のそばにつきそっていたんだ」









    日向・狛枝・松田「「「え?」」」






    十神「貴様らぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」



    日向・狛枝・松田「「「「ひぇえええええええええええええええええ!!!?」」」ダダダッ!!





    腐川「あっ!!白夜様、待ってください!!」




    十神「くたばれえええええええええええええええええええええ!!!!!」





    日向・狛枝・松田「「「本当にすみませんでしたぁあああああああ!!!!!!!」」」ドンッ!!





  40. 40 : : 2015/12/06(日) 15:46:17



    ―15:30―


    苗木「……」ドキドキ…


    霧切「……」






    日向「苗木のやつ緊張してるな」


    舞園「悔しいけど、霧切さん綺麗ですね……!!」グヌヌヌ…


    こまる「全然覚えてないんだけど、実はわたしも昨日ウェディングドレス着てたんですね……」


    日向「ああ、必ずもう一度着せて見せるさ!!」


    こまる「は……はい!!」



    舞園「あっ、そういうのよそでやっていただけませんか?」


    狛枝「そうだね、さすがにうっとうしくなってきたよ」






    十神「まったく、いい気なもんだな……」


    舞園「いや、ホントすいませんでした。十神君……」


    十神「苗木に呼びだされたから何事かと思ったら、まさか日向と苗木の妹が結婚しているとはな……。本当に恐怖だったぞ、花村以外正気じゃなかった……」


    十神「というか、花村に会う前におまえらに拘束されたんだがな……!!」



    舞園「まさか、十神くんの衣装が新郎の衣装っぽいからという理由で私が十神君の服を脱がせてしまっていたなんて……」


    こまる「ドレスはあったけど、そっちはなかったみたいなんだよね……」


    十神「ちっ……、本当におまえらじゃなかったら、一生塀の中に送ってやるところだったぞ!!」



    舞園「本当にすみませんでした!!!!」



    十神「貴様らにはトランクにつめられるしな!!!」



    日向・狛枝・松田「「「本当にすみませんでした!!!」」」



    十神「しかも、下着まではぎとりやがって!!」



    日向「狛枝が最初に被っていたパンツ、十神のだったのか……」


    十神「腐川のやつが俺を見つけて、服を用意してくれたからよかったものの……。十神財閥もあいつを俺本人と勘違いしていたせいで、俺がいなくなっていたとは思わなかったらしいな!!」



    豚神「いや、ほんと、ごめん十神クン……」



    十神「まぁ、うちのやつらがチョロすぎるせいもあるからな。これが終わったら説教だな……」


  41. 41 : : 2015/12/06(日) 15:48:29



    桑田「いやぁ、マジでそんなことになってたとはwwwwww先輩たちおもしろすぎwwwwwwwwwwww」


    舞園「あっ、勝手に私が結婚してたと思って泣いていた、桑田さん」


    桑田「本当に結婚してなくてよかったよ!!舞園ちゃん!!どう、オレと結婚しない?」


    舞園「そうですね……。今、あなたが付き合ってる人全員と別れたら、考えましょうか?」


    桑田「え……それは……(困惑)」


    舞園「軽々しく結婚とか言わないでくださいね」ニコッ


    桑田「はい……」




    山田「ほんと、とばっちりだった……」


    日向「山田もすまんかったな……」


    大神「いや、本当にすまなかった……」


    弐大「すまなかった……」




    左右田「いやぁ、ほんとに……、疲れたぜ」


    田中「まったく、おまえたちを見送った後、霧切からのメールで、苗木からちゃんと連絡があったときて安心したはしたが、おまえらはしゃぎすぎだぞ!!!」





    日向・狛枝・松田「「「本当にすみませんでした!!!!!」」」






    戦刃「いや、ホント盾子ちゃんには参ったよ……」


    セレス「壮大な痴話げんかに巻き込まれたみなさんご苦労さまでした!!」


    左右田「元はといえば、オメェーが変な写真撮ったかららしいな!?セレス!!!」



    セレス「うふふ、すみません」


    日向「おまえも少しは悪びれろ!!」ガビーン!!


    大神「だが、二人羽織でも、二人の距離が近すぎる!!江ノ島が許したから、我は何も言わなかったが、我だったら許さないだろうな……!!」


    朝日奈「そうだね、私も許さないかも」


    松田「もう、傷をえぐるのはやめてくれ……」


    江ノ島「まぁ、ダーリンに関して言えば、本当に自業自得だもんな。あんな薬もってくから悪いんだよ……」


    松田「いや、日向と狛枝と苗木に俺の研究成果を見せたくてな……」


    戦刃「自分たちの身体をはって、研究成果を示したんだね!!」




    江ノ島「俺自身が研究成果になることだッ……!!」



    松田「もう、やめてくれ~!!!!!」ガビーン!!
  42. 42 : : 2015/12/06(日) 15:50:09



    花村「あっ!!でも、あの薬は本当に有効活用できると思うんだ!!言い値で買うよ!!」





    ドカッ!!





    花村「」ピクピク…


    大神「貴様も自重しろ……」




    大和田「ったく、狛枝センパイも……これからは少し自重したほうがいいっすよ」


    石丸「その通りですよ!!先輩方も理由があったとはいえ、褒められたことではありません!!」


    狛枝「いやぁ、本当にすみませんでした……」


    不二咲「狛枝先輩といると退屈しなくていいよね!!」キラキラ…


    大和田「不二咲、オレはおまえにそういう方向に強くなっては欲しくなかったな……」








    葉隠「はぁ~、シャバの空気はうまいべ!!」


    九頭龍「悪いな、葉隠。間接的とはいえ、迷惑をかけたな」


    葉隠「まぁ、俺も家を買っちまった借金をなんとかできたうえに、安くないお釣りももらえたからよしとするべ」



    狛枝「あっ、やっぱり、ふっかけてたんだ」ニコッ



    葉隠「も、もう俺の金だから返さないからな!!!」ビクッ!!


    狛枝「うん、まぁ。なんだかんだで、いい家を手に入れられたからボクはよしとするよ」


  43. 43 : : 2015/12/06(日) 15:55:26


    腐川「その、こまる……いろいろとおめでとう、でいいのかしら?」


    こまる「冬子ちゃん……、ありがとう」


    腐川「家に帰って寝てたから、あんたのメールに気づかなかったけど、朝起きてあんたが結婚してたって聞いて、本当に驚いたわ……」



    こまる「ごめん、酔った勢いで……、メール送っちゃって……」



    腐川「それと同時にあたしがその場にいることができなくて辛かったわ……」



    こまる「冬子ちゃん……」



    腐川「だから、今度はちゃんと呼ぶこと……、いいわね?」


    こまる「うん!!」




    松田「腐川のやつ、教会に来た理由は十神のことだけじゃなかったんだな……」










    小泉「ほんと今回はいろいろと振り回されたわね……」


    七海「けど、これでよかったんだって私は思うよ」


    澪田「そうっすね。まっ、初めから創ちゃんに脈がないの心のどこかでわかってたっすからね……」


    ソニア(今のダジャレなんでしょうか……?)





    西園寺「うぅ……」


    罪木「うぅ……」


    終里「おまえたち、少しは我慢しとけ。苗木と霧切のめでたい日なんだしよ」


    罪木「西園寺さん!!今夜は飲みましょうね!!」


    西園寺「ゲロブタがゲロはくまで飲ませてやんよ!!」



    小泉「汚いこといわないでよ!!」ガビーン!!


    ソニア「そうですね!!辺古山さんも誘って!!女子会飲みです!!」


    澪田「おぉ!!すっげー楽しそうっす!!」



    七海(ふふっ、日向くん……、お幸せにね?)


  44. 44 : : 2015/12/06(日) 15:56:59


    霧切「今日は私たちが主役のはずなのに、みんなひどいわね」


    こまる「あっ、霧切さん」



    霧切「ふふっ、もう私は義理の姉だから、お義姉さんと呼びなさい」(キリギリッ!!






    こまる「は、はい!!お義姉ちゃん!!」


    霧切「思った以上にいいわね、これ……」キュン…







    苗木「まさか、日向クンがボクの親戚になるとは……」


    日向「まぁ、その将来的にはな……」


    苗木「あっ、ボクのことは義兄さんとかよばないでね!!」ビシッ!!


    日向「わかってるよ、そんなの!!」ガビーン!!








    舞園「ところで、セレスさんが戦刃さんの家で使っていたカメラを、そのあとは私がもっていたんですよね」


    松田「もしや、昨日の俺たちの奇行を撮っていたのかッ!!?」ガビーン!!



    舞園「どうします、これ……、封印します?」







    霧切「あら、さんざん新郎に心配かけられたのだもの……。私には見る権利はあるわよね?」


    舞園「き、霧切さん……」



    霧切「さて、どんな写真があるか……、みんなで見てみましょうか!!!」ニヤリッ…
  45. 45 : : 2015/12/06(日) 15:58:33










    元・超高校級のみんな「「「「「「それに賛成だ!!!!!!」」」」」」ズギャーン!!









    日向・狛枝・松田・苗木・舞園・こまる「「「「「「そ、それは違う(ぞ)(よ)(います)!!!?」」」」」」ガビーン!!














    全員「「「「「「う…うわぁ………」」」」」」














    【完】!!!!!!!


  46. 46 : : 2015/12/06(日) 16:04:43



    【蛇足】


    もともとはこれは没ネタで、書きかけでしたが、なぜか急に完成させなくちゃと思ってしまいました。他の未完成作品をほっといてすみません……。



    元ネタは言うまでもなく、映画ハングオーバー!シリーズを参考にしています。3部作でかなりオススメの映画です!!けっこう下品な部分が多いんですけどね……。


    いろいろと時間やら、キャラの行動やら矛盾点が多いかと思いますが、ご容赦ください。



    だって、酒飲みながら書いてましたからね!!



    お酒には気をつけましょうね。
    未成年のかたは飲まないでね!!


    それでは、お目汚し大変失礼いたしました。

  47. 47 : : 2015/12/11(金) 12:23:36
    笑いました。(^O^)そして,日向とこまるが結婚するのは新しい気がしました。後のメンバーは誰と結婚するのでしょうか ありがとうございました。
  48. 48 : : 2015/12/14(月) 19:39:02
    >>47

    コメントありがとうございます!

    今回はアンテナ持ち主人公+αを中心に話を展開させたいと思った結果、二人が結婚することになりました。

    後のメンバーはどうなるかわかりませんが、狛枝がちょっとだけ、とある人と今後フラグ立てそうだなぐらいに思って書いてました。

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tady310

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