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1. 1 : 暇四季高校生 : 2015/05/14(木) 20:26:43

   だるま「だ～る～ま～さ～ん～が…転んだっ!!」
   
   
   ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾄﾞﾊﾟｧｧｱﾄﾞｺﾞｯ
   
   『んだょ！アイツはよぉっ!!』
   
   『キャァァアアぅっぷぅおぇ』ﾄﾞﾊﾟﾝ
   
   
   あったか～い鬼「コゲぽよ～～♪」
   
   
   ｼﾞｭｳｳｳｳｳｳ
   
   『豆っ！豆持って来い!!…てかあったか～い来てんぞぉあああああぢぃいいい』ﾌﾟｼｭｩｩ
   
   『冷た…………』ﾊﾟｷﾊﾟｷ
   
   
   
   
   マナ「つまんなーい…」

2. 2 : 暇四季高校生 : 2015/05/14(木) 20:51:17

   『き………お…て………………おきて！…起きてー！』
   
   
   「おうぁっ!!……………ほぁぇ？」
   
   女「ふふっ…」ｸｽｸｽ
   
   男「気付いたか…お前で最後だぞ」
   
   「は？最後？……つかアンタら誰？」
   
   男「俺は[ruby]虎太（トラタ）[/ruby]って言うらしい」
   
   女「私は[ruby]咲（サキ）[/ruby]って言うしいです…」
   
   「は？意味わかんねぇよ…何で｢らしい｣なんだ？つーかそもそも…ここどこだ？」
   
   トラタ｢わかんねぇよ俺にも…」
   
   
   パァァァァァアアアアン
   
   
   「何だこの光…眩しい………………!!」
   
   
   
   
   
   
   
   マナ『壱組も全員集合したねー！』
   
   マナ『それでは！マナプレゼンツ!!ゲームの始まり!!』
   
   
   
   
   だるま「だ～る～ま～さ～ん～が……転んだっ!!｣

3. 3 : 暇四季高校生 : 2015/05/19(火) 17:36:11

   「ってー…」
   
   ミサカド「立てるか？」
   
   「ん？あ…あぁありがと」
   
   ミサカド「俺はミサカドって言うらしい」
   
   「（また『らしい』かよ…）」
   
   ミサカド「えーと…お前はタツヤでいいのか？」
   
   「は？何がだ？」
   
   ミサカド「名前だよ名前…そのゼッケンに書いてあるだろ」
   
   「は？（いつの間にゼッケンなんて着てたんだ？…つか何も思い出せねぇ）」
   
   
   『俺の名前は榊原 達也って言うらしい』
   
   
   タツヤ「何でこんなの着てるんだ？」
   
   ミサカド「俺も初め3人の小部屋で起きて…気付いたらここにいた」
   
   ミサカド「ゼッケンは小部屋の時からきていたけどな」
   
   タツヤ「（俺が気づかなかっただけか…）」
   
   タツヤ「じゃあここはどこだ？…どこかの教室に見えなくもないけど…」
   
   タツヤ「人も多いし…何人位いるんだ？」
   
   ミサカド「わかっているのは…ここはどこかの教室で完全に密室…ドアも窓も開かない」
   
   ミサカド「それとタツヤを合わせて計40人がこの教室にいるって事だ」
   
   タツヤ「つか…さっき俺と一緒にいた2人が見えないんだけど」
   
   
   ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
   
   
   センセイ「はい！授業始めるぞー」

4. 4 : 暇四季高校生 : 2015/05/19(火) 17:52:26

   『え？ドア開くじゃん！』
   
   『つか大人いるじゃん』
   
   『ここどこっすかー？』
   
   
   センセイ「煩いぞー居るべきところいけー」
   
   センセイ「じゃあ生き残る為の授業を始めるぞー」
   
   タツヤ「（生き残る為の授業…？）」
   
   センセイ「今から俺が黒板に書くことをよく読めよー」
   
   センセイ「まずは！電車➖◎煮下がって待て！」
   
   センセイ「ここにチョークで線を引いとくな！後ろの方だ！」
   
   
   『意味わかんねぇ』
   
   『頭大丈夫かよ…このオッサン』
   
   
   センセイ「そして次は！だるむァァアアアア」ﾄﾞﾊﾟﾝ
   
   
   『キャアアアアアア！！』
   
   『うぉぉおおっ！！』
   
   
   だるま「言わせへんで！それ以上はネタバレや！」
   
   
   タツヤ「（は？意味わかんねぇ…急にオッサンが出てきて意味わかんねぇ事喋って…その後どうなった？）」
   
   ミサカド「オッサンの頭から…だるま!?」ｳｪ
   
   タツヤ「（やっぱり…俺の見間違いでもない…現実だ！）」ｵｪ
   
   
   だるま「さっさと席座らんかい！始められへんがな！こちとらケツカッチンなんやぞ！ー」

5. 5 : 暇四季高校生 : 2015/05/19(火) 18:07:29

   だるま「30秒前〜！」
   
   
   タツヤ「（やっぱあの謎を解くしかないな…）」
   
   
   だるま「25秒前〜！！」
   
   
   『おい！やべぇって！何かカウントダウン始まってんぞ！」
   
   『どうすんだよ席…適当でいいのか？」
   
   『つーか間違ったら俺らもオッサンみたいに…』
   
   『嫌よぉ！ここから出してぇー！』
   
   
   だるま「15秒前〜！！！」
   
   
   タツヤ「（考えろ…電車引く◎煮下がって………）」
   
   タツヤ「（電車は普通に電車だ…➖は｢引く｣か｢棒｣なんて意味もあるか…）」
   
   
   だるま「10秒前〜！！！！」
   
   
   タツヤ「（◎……はわかんねぇ！後回しだ…煮下がって待ては＝……………！！）」
   
   
   だるま「5〜4〜3〜タツヤ「白線の内側に下がってお待ち下さいぃぃいいいい！！！」2〜」
   
   
   『は…白線の内側！さっき床に書いてた白い線！』
   
   『飛び込めぇえええ！』
   
   『おっおい！席に座れだろーが！どこ行くんだ！』
   
   『そうだよ！席に座らないと死んじゃうよ！』
   
   だるま「時間いっぱいや！そこまで！！」

6. 6 : 暇四季高校生 : 2015/05/19(火) 18:15:02

   だるま「信用できるのどっちやった？信用できるのどっちやった？」
   
   
   『は？』
   
   
   だるま「だるまは嘘つかないだるまは嘘つかない」
   
   
   『おおおっしゃぁあーー！！！」
   
   『席組生き残るー！』
   
   
   だるま「とでも言うと思ったんか！ハズレや！」
   
   
   『え？』
   
   
   だるま「ほなさいなら！」
   
   
   『おぇ？」ﾄﾞﾊﾟﾝ
   
   『じにぃぇ？』ﾄﾞﾊﾟﾝ
   
   ﾄﾞﾊﾟﾝﾄﾞﾊﾟﾝﾄﾞﾊﾟﾝ
   
   
   だるま「だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が…転んだっ!!」

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