このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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アルミン「夏休みだよ!」 エレミカ「旅行だよ!!!」 *転生パロ
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                  - 1 : : 2015/02/10(火) 11:49:39
- 前々作「アルミン「近寄らないでよ!」 エレン「何でだよ!!!」 *転生パロ」
 
 http://www.ssnote.net/archives/31150
 
 
 
 前作「アルミン「分かってよ!」 エレン「何をだよ!!!」 *転生パロ」
 
 http://www.ssnote.net/archives/31328
 
 
 
 
 夏休み旅行編です。
 
 
 
 
 よろしくお願いします。
 
 
 
 
 *いまさらですが、エロ注意です。
 
 
 
 
 
 
 ~前回までのあらすじ~
 
 
 
 鈍感だったエレンがようやくアルミンを恋人扱いし始めました。
 
 
 
 ミカサも前世の記憶を取り戻しました。
 
 
 
 そして、いよいよ8月1日。計画していた旅行に出ます!!!
 
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                  - 2 : : 2015/02/10(火) 11:54:11
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 ・・・・・・ミカ・・・・・サ・・・・?
 
 
 
 
 
 だめ、しっかりして、アルミン!!!
 
 
 
 
 
 僕・・・・・もう僕が誰だか・・・・・分からないや・・・・
 
 
 
 
 
 アルミン・・・・・。
 
 
 
 
 
 もし・・・・生まれ変わる・・・・ことが・・・・あったら・・・・
 
 
 
 
 
 今度は・・・・・・不正にも・・・・・・殺しにも・・・・・手を染めずに生きたいなぁ・・・・・・・
 
 
 
 
 
 エレン・・・・・・・もう一度・・・・・・・君に・・・・・・会いたい・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 しっかりして、アルミン!!! アルミン!!!!!
 
 
 
 
 
 
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 ーー
 
 
 
 
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 ー
 
 
 
 
 
 
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                  - 3 : : 2015/02/10(火) 12:27:58
 ミカサ「」パチリッ
 また、この夢を見た。
 私の記憶の中に残る、前世のアルミンが死ぬ場面・・・・。
 ・・・・・今のアルミンには、あんなことはもうしないで欲しい。
 エレンにはもう、自分の人生を諦めるようなことをしないでほしい。
 ・・・・・もう考えるのはよそう。今日は私たち三人で旅行をする日。
 せっかく二人と、またこうして出会えた。その喜びを、噛みしめたい。
 
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                  - 4 : : 2015/02/10(火) 17:08:27
- 期待してます!
 
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                  - 5 : : 2015/02/10(火) 17:18:36
- 期待
 
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                  - 6 : : 2015/02/10(火) 18:23:47
- 期待
 
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                  - 7 : : 2015/02/10(火) 22:50:00
- 超絶期待‼
 
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                  - 8 : : 2015/02/10(火) 23:53:21
- 期待ありがとうございます!!!
 始めます!!!
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 期待に胸を膨らませ、3人はそれぞれの家を飛び出した。
 夏の暑い日差しが、この日に限っては微笑んでいるようにさえ感じられる。
 エレン「よし!!!」
 アルミン「行こうかな。」
 ミカサ「行ってきます。」
 前世から3人が、心の底から望んでいたこと・・・・・・
 壁の外へ・・・・・
 
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                  - 9 : : 2015/02/11(水) 00:19:14
 アルミン「おまたせ、エレン!!! ミカサ!!!」
 向こうからアルミンが走ってくる・・・・
 水色のワンピースに、白のサンダルを履いている。
 エレン「」ドキンッ!
 何だよアルミン・・・・どうしてそんなに可愛いんだよ!!??
 ミカサ「アルミン・・・・可愛い。」
 アルミン「照れるなぁ・・・・二人とも//////」テレテレ
 エレン「//////」
 ミカサは白い半そでのYシャツに、黒のスカート、そして茶色のサンダルを履いている。
 アルミン「ミカサも・・・・きれいだよ?」ニコッ
 エレン(おいおい・・・・この旅行中、俺は正気でいられるのか!?)ドキドキッ
 
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                  - 10 : : 2015/02/11(水) 00:41:21
 アルミン「さて、出発だよ!!!」
 エレン「で、どこ行くんだよ?」マカセテッテイッタカラナ
 ミカサ「気になる、どこに行くの?」
 アルミン「ふふ・・・・まずは海かな?」
 エレン「海?」
 アルミン「そして、熱帯雨林かな?」
 ミカサ「熱帯雨林?」
 アルミン「そう、この世界の天国・・・・・・
 オーストラリア、グレートバリアリーフだよ!!!」
 エレミカ「「ちょっと待て~い!!!」」
 
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                  - 11 : : 2015/02/11(水) 00:52:16
- エレン「いきなり海外旅行かよ!?」
 
 
 
 
 アルミン「何か問題があるの?」
 
 
 
 
 エレン「パスポートどうすんだよ!?」
 
 
 
 
 アルミン「あるよ?」ホラ
 
 
 
 
 エレン「俺たちのも!?」イツノマニ・・・
 
 
 
 
 ミカサ「飛行機は?」
 
 
 
 
 アルミン「予約したよ?」ハイチケット
 
 
 
 
 エレン「俺英語しゃべれねえよ!!!」スコシシカ
 
 
 
 
 アルミン「私しゃべれるよ?」
 
 
 
 
 エレミカ「「アルミン!?」」
 
 
 
 
 アルミン「大丈夫だよ、心配しなくても。ホテルも乗り物も全て押さえたからさ。」ニコッ
 
 
 
 
 エレン「ハイスペックすぎるだろ!?」
 
 
 
 
 ミカサ「・・・・アルミン、すごい。」
 
 
 
 
 アルミン「じゃあ空港に行くよ!!!」ダッ
 
 
 
 
 エレン「おい! 待てよ!!!」ダッ
 
 
 
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                  - 12 : : 2015/02/11(水) 01:02:42
 ~ベルリン・テーゲル空港~
 アルミン「さて、この時点で既に壁外に来たわけだけれど。」
 エレン「元壁外だな。」
 ミカサ「それで、私たちはどの飛行機に乗ればいい?」
 アルミン「ケアンズ国際空港行きかな。私、もうワクワクしてきちゃった!!!」ダキッ
 エレン「!? い、いきなり腕に抱き着くんじゃねえよ!!!//////」カァァァァッ
 アルミン「もう、エレンはうぶだなぁ。」エヘヘ
 ミカサ「アルミンが楽しそうで何より。」ダキッ
 エレン「!? ミカサ!? お前まで腕に手を回すのかよ!?//////」
 アルミカ「「出発!!!」」
 エレン「えっ、ちょ、待てお前ら・・・・・・俺は飛行機に乗るのも初めてなんだぞ!?」
 アルミン「立体機動より衝撃は少ないよ。」
 ミカサ「安心して、私たちがついてる。」
 エレン「はぁ、空港にいる時点でもうこんなに振り回されるなんて。」
 アルミン「ふふふ♪」
 エレン(しかし楽しそうなアルミンがめっちゃ可愛い・・・・畜生、今日の俺はどうかしてる・・・。)
 
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                  - 13 : : 2015/02/11(水) 01:16:43
- こうして、なんとも陽気な気分で俺たち3人は飛行機に乗り込み、飛行機はケアンズに向けて離陸した!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン「おお~~~~~すっげ~~~~~!!!!」キラキラ
 
 
 
 
 アルミン「エレン!? 飛行機の中でさわいじゃだめだよ!?」
 
 
 
 
 エレン「見ろよお前ら!? 俺たちこんな空の上にいるんだぜ!? 立体機動じゃ考えらんねえくらいのよぉ!!!」キラキラ
 
 
 
 
 アルミン「ふふ・・・エレンも気に入ってくれたんだね?」
 
 
 
 
 ミカサ「こんなに高いところから・・・・・・世界を見下ろすなんて・・・・・不思議。」
 
 
 
 
 エレン「そうだな・・・・こんなに広かったんだな、世界って。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 俺たちの視界のはるか下には、見渡す限りの広い大地が広がっていた・・・・。
 
 
 
 
 あの狭い壁の中で、ずっと戦っていたことがまるで嘘のようだ。
 
 
 
 
 アルミン「どうして私たちはあの壁の中で戦っていたんだろうね?」
 
 
 
 
 エレン「え!?」
 
 
 
 
 アルミン「私と同じことを考えてたでしょ?」
 
 
 
 
 エレン「・・・・・そうだな。」
 
 
 
 
 ミカサ「世界は残酷だった・・・・・・でも今は、とても美しく見える。」
 
 
 
 
 エレン「俺、やっぱりこの世界でまたお前らに会えてよかったよ。」
 
 
 
 
 アルミン「エレェン? 本番はこれからなのに、ここで終了みたいな空気を出さないでくれる?」
 
 
 
 
 エレン「い、いいじゃねえかよ!? 俺はお前といれて幸せだって言ってんだからよ!!!」
 
 
 
 
 アルミン「えっ!?//////」
 
 
 
 
 エレン「あ、いや、忘れてくれよ///////」
 
 
 
 
 アルミン「・・・・・忘れられないな。」ニコッ
 
 
 
 
 エレン「//////」
 
 
 
 
 
 
 アルミン、ミカサ・・・・・この旅行は、俺にとって忘れられないものになりそうだ。
 
 
 
 
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                  - 14 : : 2015/02/11(水) 01:36:00
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 ー
 
 
 
 ーー
 
 ーーー
 
 ー
 
 
 
 
 ー
 
 
 
 ーー
 
 
 
 
 
 分かっているのかい、ジャン? 今の調査兵団の危機的状況を?
 
 
 
 
 分かってる。俺も伊達に団長を務めてねえよ!
 
 
 
 
 ヒストリアが女王となったとはいえ、その政権基盤はまだ弱体・・・・・それに、保守派の貴族の影響力は依然大きいんだ。
 
 
 
 
 また財務の話か!? アルレルト分隊長?
 
 
 
 
 からかうんじゃない!!! 笑い事じゃないんだよ!?
 
 
 
 
 ・・・・そうだな。この予算じゃ壁外の調査もできねえ・・・・・せっかく巨人が駆逐されたってのによお。
 
 
 
 
 革命の前と状況が何も変わっていないんだ・・・・ここは耐え忍ぶしかないよ・・・・。
 
 
 
 
 分かってるよ・・・・苦労ばっか掛けて済まねえな、アルミン。
 
 
 
 
 
 
 ーー
 
 
 
 ー
 
 
 
 
 ーーー
 
 
 ー
 
 
 
 
 ー
 
 
 
 
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                  - 15 : : 2015/02/11(水) 01:40:40
- アルミン「はっ!」ガバッ
 ・・・・・・・また・・・・あのころの夢。
 どうやら私は、座席の上で深く寝入っていたようだ。
 エレンとミカサはぐっすり眠っている。
 ケアンズまではまだ時間がある。
 ・・・・・・・・・・・・寒いな。
 
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                  - 16 : : 2015/02/11(水) 02:24:28
- やがて飛行機はケアンズ国際空港に到着し、俺たちはその後、バスから船へと乗り換えた。
 
 
 
 
 長い移動時間の末、ようやく目的の島が見えてきた!!!
 
 
 
 
 アルミン「見てエレン!!! ミカサ!!! あれが最初の目的地、緑の宝石、グリーン島だよ!!!」
 
 
 
 
 エメラルドグリーンが眩しい海の上に、グレートバリアリーフの緑の宝石とたたえられる小さな島、グリーン島が見えてきた!
 
 
 
 
 見渡す限りの美しい海、透き通るような、輝くような、海の上に浮かぶ一粒の宝石のように美しい島!
 
 
 
 
 それに、俺にはもう一つ楽しみがある!!!
 
 
 
 
 賢明なる男子諸君にはもう分かるはずだ!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン「やっと着いたな!!!」
 
 
 
 
 アルミン「じゃあ、私とミカサは水着に着替えてくるから、ちょっと待ってね♪」
 
 
 
 
 ミカサ「♪」
 
 
 
 
 
 
 
 彼女の水着を見ること!!! それは男にとって永遠のロマンのはずだよな!!!???
 
 
 
 
 
 
 エレン(あ、やべ・・・・・もう鼻血が・・・・。)タラリ
 
 
 
 
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                  - 17 : : 2015/02/11(水) 02:36:48
- アルミン「エレェェン! お待たせ!!!///////」
 
 
 
 
 エレン「!!!!!」ブーッ!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 透き通るような白い肌に・・・・・・・意外と大きい胸を支える白いビキニ・・・・・
 
 
 
 
 やべぇよ・・・・・・俺もう、ここで死んでも後悔しねぇ!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ミカサ「エレン、待たせた。」
 
 
 
 
 エレン「!!!!!!」ブーッ!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ちっぱいを覆うように、控えめに身にまとっている黒のビキニ・・・・・・あぁ、俺、こんな美人たちに囲まれて毎日を過ごしてたんだな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン「////////」ドサッ!
 
 
 
 
 アルミン「エレン!!!???」ドウシタノ!?
 
 
 
 
 ミカサ「重症患者、一名。」バカ
 
 
 
 
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                  - 18 : : 2015/02/11(水) 06:04:35
 アルミン「さてと、気を取り直して。」モウ、エレンハ
 エレン「////////」ドキドキッ
 アルミン「今からシュノーケリングを始めるよ?」(まぁ私も前世は男の子だったから気持ちはよく分かるんだけどね。)
 ミカサ「シュノーケリング?」
 アルミン「これを付けて海に潜るんだ。」つシュノーケル
 エレン「変わった形してんな。」
 アルミン「まあね。これを付ければ水中でも息ができる・・・・・でも、筒の中に海水が入らないよう注意してね・・・・・いきなり海水が入るとしょっぱくてびっくりするからさ。」
 エレン「お前、やったことあんのか?」
 アルミン「まあね、記憶を取り戻す前も、私、海が好きだったから。」
 エレン「そうか、お前らしいな。」
 アルミン「ありがとう。後、足にフィンを付ければ準備完了かな。」
 ミカサ「ド○ルドダックを思い出した。」
 エレン「ウ゛ァウ゛ァウ゛ァウ゛ァウ゛ァウ゛ァwww」
 アルミン「ぷっ、何それwwwド○ルドのまねwww」
 ミカサ「不意打ちすぎるwww」
 エレン(よし、一本取った!)グッ!
 
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                  - 19 : : 2015/02/11(水) 06:30:40
- エレン「じゃあ先行くぜ!!!」ダッ!!!
 アルミン「あっ、待ってよ!!!」ダッ!!!
 ミカサ「エレン!!! もう!!!」ダッ!!!
 熱帯の強い日差しの照り付ける中を、俺たち3人は思いっきり泳ぎ回った。
 色とりどりの魚たちや、美しいサンゴが、色彩も鮮やかに俺たちを出迎えてくれる。
 エレン「おい!!! 見ろよ!!! カクレクマノミだ!!! ホントにサンゴに隠れているぜ!?」ファインディング○モノアレダヨナ?
 アルミン「可愛い。」ソウダネ
 ミカサ「!!! ウミガメを見つけた!!!」
 エレアル「「マジで!!??」」
 アルミン「中々ウミガメって出会えないんだよ!?」ラッキーダネ
 エレン「よし、さわりに行ってやらあ!!!」
 思いっきり足で水を蹴り、勢い良く潜っていく!!!
 ウミガメもこっちに気づいたのか、少し泳ぐ速度を速めたようだ!
 エレン「うおおおお!!!」バタバタ・・・
 タッチ!
 エレン「よしっ! 触れたぞ!!!」ヤッタゼ
 アルミン「ふふ、エレンッたら。」アンナニハシャイデ
 エレン「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
 
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                  - 20 : : 2015/02/11(水) 06:43:02
- アルミカ「「!!! エレン!!??」」
 
 
 
 
 何だこれ・・・・上半身が針に刺されたように鋭く痛む!!!
 
 
 
 
 エレン「ううう・・・・・何だよ、これ・・・・。」ズキズキ
 
 
 
 
 ふと気が付くと目の前に蒼い球体が見えた。その長い触手を俺の体にまわしている。
 
 
 
 
 アルミン「これは・・・・・クラゲだ! 痛むかい?」
 
 
 
 
 エレン「・・・・すっげえ、痛む。」
 
 
 
 
 ミカサ「アルミン!」
 
 
 
 
 アルミン「大丈夫! このまま岸に上がろう。そこで手当をするからさ。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 アルミン「よし、お酢を吹きかけるよ!」
 
 
 
 
 アルミンは現地の人と話して、スプレーに入れられたお酢を俺の体に吹きかけてくれた。
 
 
 
 
 何でもお酢でクラゲの毒を中和するらしい。
 
 
 
 
 エレン「」ブルブルッ
 
 
 
 
 だけど、痛みまでは退かなかった・・・・刺された後は赤い点のようになっており、焼けるように痛い。
 
 
 
 
 ミカサ「安静にして、エレン。」
 
 
 
 
 アルミン「でも・・・・痛いほうで運が良かったよ、エレン。」
 
 
 
 
 エレン「えっ!?」ブルブルッ
 
 
 
 
 アルミン「痛くないクラゲは、気が付くともうあの世ってことが多いからさ。」ホッ
 
 
 
 
 エレン「」ブルブルッ
 
 
 
 
 痛みに耐えかねて体が小刻みに震えていたが、そのクラゲの話を聞いてさらにぞっとした。
 
 
 
 
 ・・・・・・海ってこわいんだな。
 
 
 
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                  - 21 : : 2015/02/11(水) 06:57:23
- アルミン「大丈夫? 痛みはだんだん引いてきた?」
 エレン「あぁ、だんだん痛痒くなってきた。」
 ミカサ「良かった。」ホッ
 アルミンとミカサは俺に付きっきりで様子を見てくれた。せっかくだからもう少し泳いで来いよって言っても聞かなかった。
 アルミン「彼氏をほっといて遊びに行く彼女がどこにいるのさ!?」
 エレン「///////」カァァァァッ
 またしても顔が赤くなるのを感じた・・・・・こんなに可愛く心配されたら返す言葉も見つからねえよ。
 ミカサ「また顔が、赤くなってるw」クスッ
 エレン「う、うるせえな!!!//////」
 ミカサ「アルミンのこと、ホントに好き、そうでしょ?」
 アルミン「ちょっと、ミカサ!?///////」
 今度はアルミンが赤くなる番だ。
 ミカサ「二人には、幸せになって欲しいと思う。・・・ので、二人の恋も、応援することに決めている。」
 言葉の間にある間を、私は聞き逃さなかった。
 そうだよね・・・・今まで私が相談するとよく聞いてくれたから、気にしないよう努めてきたけれど、ミカサもエレンのことが好きなんだよね。
 ・・・・・・前世の記憶を私が先に取り戻したから、こうなったのかな。
 もし、ミカサが私より早く前世の記憶を取り戻していたら、エレンはミカサと恋に落ちたのかもしれない・・・・。
 私は・・・・・・卑怯だ。
 
- 
                  - 22 : : 2015/02/11(水) 07:06:35
- ミカサ「どうしたの、アルミン?」
 アルミン「えっ、いや、何でもないよ?」
 エレン「さて、痛痒いのは仕方ねえけどよ、ビーチバレーでもしねえか!?」
 ミカサ「わたし・・・・・負けない!!!」
 エレン「よし、あそこでビーチバレーやっている人がいるみたいだから、混ざってこようぜ!!!」
 アルミン「私、見てるね?」ウンドウオンチダシサ
 エレン「え!? お前もやるんだよ!」
 アルミン「大丈夫だよ、しっかり見てるからさ!」
 エレン「お、おう・・・・分かった。」
 
- 
                  - 23 : : 2015/02/11(水) 08:26:53
- 期待!!
 
- 
                  - 24 : : 2015/02/11(水) 09:52:21
- エレンハーレムかよ、畜生リア充め‼
 期待
 女アルミン良いね
 
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                  - 25 : : 2015/02/11(水) 10:26:30
- 期待!
 アルミンが女ってめっちゃいいじゃん
 
- 
                  - 26 : : 2015/02/11(水) 11:10:33
- まれに前世の記憶が入ってくるのが良いですね‼期待
 
- 
                  - 27 : : 2015/02/11(水) 11:11:53
- 投稿早くて一気に読めていい‼期待
 
- 
                  - 28 : : 2015/02/11(水) 11:12:24
- 期待&支援
 
- 
                  - 29 : : 2015/02/11(水) 22:42:06
- すごい数の支援と期待が・・・・
 皆さん本当にありがとうございます!!!!
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 ピーッ!!!
 エレン「うっし、行くぜ~!!!」
 ミカサ「」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
 「「Oh!? That's crazy!!!」」
 ミカサ「はああああああ!!!!」ドオオオン!!!!!
 アルミン「ミカサの殺人サーブ!!!」
 「hu!!!」
 アルミン「拾った!?」
 エレン「おおおおお!!!!」ドゴオオン!!!
 アルミン「必殺トルネードスパイク!!!!」
 ドオオオン!!!!
 エレミカ「「よし!!!」」ハイタッチ
 wow!!!! パチパチパチパチ!!!!
 アルミン(二人とも、息がぴったりだなぁ・・・・。)
 ーー
 ー
 ーーー
 ー
 ー
 
- 
                  - 30 : : 2015/02/11(水) 22:56:51
- 「I was so tired......」ゼェゼェハァハァ
 「You are too strong!!!」ゼェゼェハァハァ
 エレン「よっしゃ!!! 勝ったぜ!!!! 見てたか!!?? アルミン!!!!」
 アルミン「うん・・・。」
 ミカサ「ありがとう、エレン!」ツヨカッタ
 エレン「おう!!!」ミカサコソ
 アルミン「・・・じゃあそろそろ日も沈むし、ホテルにチェックインしなくちゃね。」
 エレン「おっ、分かった。いくか、アルミン!?」ウデヲサシダス
 アルミン「! う、うん!//////」ダキッ
 エレン(うう・・・・・・やっぱりこっぱずかしいな///////)
 ミカサ(よかった。アルミンが少し、元気になった。)
 こうして俺たちは、グリーン島を後にした。
 
- 
                  - 31 : : 2015/02/11(水) 23:09:56
- 私たちが宿泊するホテルはオーシャンビューになっていて、部屋からは、グレートバリアリーフの美しい海が一望できた。
 
 
 
 
 私たちはここでバイキングを堪能し、早くも眠る時間になった。
 
 
 
 
 アルミン「やっぱりここを取れて正解だったね!」
 
 
 
 
 エレン「ああ、カンガルー肉うまかったな。」マタタベタイナ
 
 
 
 
 ミカサ「それにしても、この部屋は広い。」スゴク
 
 
 
 
 エレン「良く予約とれたな!?」スゲエヨ
 
 
 
 
 アルミン「エヘヘ~//////」
 
 
 
 
 ミカサ「寝室は3人別々?」
 
 
 
 
 アルミン「一応中学生だからね?」セイシンネンレイハウエダケド
 
 
 
 
 エレン「そうだな・・・・・明日も早えし、もう寝るとするか!?」
 
 
 
 
 ミカサ「早く、寝よう・・・・・。」
 
 
 
 
 アルミン「うん・・・・・じゃあ2人とも、お休み。」
 
 
 
 
 エレミカ「「お休み~・・・・・」」
 
 
 
 
- 
                  - 32 : : 2015/02/11(水) 23:16:03
- 
 
 
 ーー
 
 
 
 ー
 
 ーーー
 ーー
 
 
 
 
 
 ーー
 
 
 
 
 やっぱり来たね? ジャン。
 
 
 
 
 普段とあまり変わらねえな?
 
 
 
 
 ・・・・やるべきことは、分かっているよね?
 
 
 
 
 分かってる。
 
 
 
 
 手加減は、いらないよ・・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 アルミン・アルレルト分隊長、殺人と横領の容疑で拘束する!!!
 
 
 
 
 
 
 ー
 
 
 ーーー
 
 
 
 
 ー
 
 
 
 ーー
 
 ー
 
 
 
 ー
 
 
 
- 
                  - 33 : : 2015/02/11(水) 23:22:28
- 
 
 アルミン「はっ!!!」ガバッ!!!
 
 
 
 
 またしても・・・・・あの夢・・・・・
 
 
 
 
 私の罪は・・・・終わらない
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 アルミン「」ガタガタ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ・・・・・・寒い!!!
 
 
 
 
 たまらなく寒いんだ!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ガチャッ
 
 
 
 
 アルミン「!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン「大丈夫か・・・・アルミン・・・・お前、うなされてたぞ?」
 
 
 
 
 
- 
                  - 34 : : 2015/02/12(木) 02:52:26
- アルミン「エ・・・・・レン・・・・・私・・・・・・寒いの・・・。」ガタガタ
 エレン「何言ってんだよ!? 今は熱帯夜だぞ!?」
 アルミン「・・・・・寒いの・・・・とても・・・・」ガタガタ
 エレン「・・・・しょうがねえなぁ。」
 エレンの胸が、私の顔を受け止めた。
 エレンの体は大きくて、凍えていた私を包み込んでくれる・・・・・・
 エレン「・・・・・大丈夫だからよ。」
 アルミン「えっ?」
 エレン「例えお前がどんな悪夢を見ても、こうして暖めてやるからな?」
 アルミン「・・・・暖かい。」ジワッ
 エレン「!!! な、泣くなよ!?」アタフタ
 アルミン「・・・・・・エレン。」ポロポロ
 エレン「な、何だよ?」
 アルミン「・・・・聞いてほしい話があるの。エレンが死んでからの、私のすべてを・・・・・
 
- 
                  - 35 : : 2015/02/12(木) 03:08:00
- ここからアルミンの回想が始まりますが、その視点をアルミンだけではなく、ジャンからの視点でも語りたいと思います。
 
 
 
 
 ですので、アルミンが知らない部分もこの話には出てきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ~1999年前~
 
 
 
 
 
 
 
 
 ハンジ団長が引退し、この俺、ジャン・キルシュタインが団長の職を引き継ぐことになった。
 
 
 
 
 既に1年前にミカサとの交際を始め、公私ともに充実し始めていた。
 
 
 
 
 その頃の俺といえば、何とか生計を立てるために仕事に打ち込んでいたし、細かいチェックを欠かさないことから、周りからはまめな人間だと思われるようになった。
 
 
 
 
 その為、同期の奴らは俺をからかうとき、「馬は豆でも食ってろ!」って言うのが定番になっちまった。チクショウが!
 
 
 
 
 こうして引き継いだ団長職、だが問題も多かった。
 
 
 
 
 アルミン「分かっているのかい、ジャン? 今の調査兵団の危機的状況を?」
 
 
 
 
 口うるさく財務状況や政治状況を報告してくるのは、俺の副官であり、分隊長であるアルミンだ。
 
 
 
 
 アルミンは巨人が駆逐された後、徹底して調査兵団の政治的な部分を担い続けた。
 
 
 
 
 団長である俺は、アルミンのように保守派貴族と遣り合うことは難しかった。
 
 
 
 
 ジャン「分かってる。俺も伊達に団長を務めてねえよ!」
 
 
 
 
 アルミン「ヒストリアが女王となったとはいえ、その政権基盤はまだ弱体・・・・・それに、保守派の貴族の影響力は依然大きいんだ。」
 
 
 
 
 その通りだった。アルトベロ卿やバルジーニ卿などの保守派貴族を筆頭に、議会は調査兵団の壁外調査を妨害した。
 
 
 
 
 
 彼らに言わせれば、既に巨人の脅威は去り、人類は壁の外に行く意味を失ったとのことだ。
 
 
 
 
 勿論でたらめな理屈だ。奴らは自分の財産や権限を守るため、自由に飛び出そうとする調査兵団が疎ましいだけ。
 
 
 
 
 その為に調査兵団の予算は減らされ、今や存亡の危機に立たされていたのだ。
 
 
 
 
 ジャン「また財務の話か!? アルレルト分隊長?」
 
 
 
 
 アルミン「からかうんじゃない!!! 笑い事じゃないんだよ!?」
 
 
 
 
 ジャン「・・・・そうだな。この予算じゃ壁外の調査もできねえ・・・・・せっかく巨人が駆逐されたってのによお。」
 
 
 
 
 アルミン「革命の前と状況が何も変わっていないんだ・・・・ここは耐え忍ぶしかないよ・・・・。」
 
 
 
 
 ジャン「分かってるよ・・・・苦労ばっか掛けて済まねえな、アルミン。」
 
 
 
- 
                  - 36 : : 2015/02/12(木) 03:16:38
 俺が団長に就任してから数か月が過ぎると、王都ミットラスの治安悪化が目立ち始めた。
 以前からすりなどの被害はあったが、ここんところ貴族の館の襲撃や、アルトベロ卿の自殺などの怪事件が続いていたのだ。
 その為、憲兵団からの要請を受けて、俺たち調査兵団も、この調査に加わることになったのである。
 ジャン「はぁ、何で貴族の事件を俺たちが調査しなきゃならねえんだかなぁ・・・。」
 ミカサ「贅沢言わない。その為に予算を振り分けられた。調査兵団の首の皮が繋がっただけいいと思うべき。」
 ジャン「にしても貴族が自殺したから調査兵団が存続しましたってか、皮肉なもんだなぁ。」
 ミカサ「不謹慎なことを言わない。」
 ジャン「お前だって不謹慎なこと言っただろうが?」
 軽口をたたきつつも、俺は調査自体はまじめに行った。
 だが、決定的な証拠は見つからず、アルトベロ卿は服毒自殺として処理された。
 
- 
                  - 37 : : 2015/02/12(木) 03:22:25
 その日は雪の降り積もる一日だった。
 俺は机に向かい、アルミンの仕上げた財務状況の書類をまじめにチェックしていた。
 俺はそこに、奇妙な点を発見した。
 資金の一部が、何処から来たのかが分からなかったのだ。
 あたかも調査兵団に最初から備蓄されていたかのように、その資金は記載されていた。
 俺は最悪の事態を想定した。
 この金は不正な資金の可能性がある。
 だとすると、これは罠の可能性が高い!
 もしこのことが露見すれば、財務や政務を統括していたアルミンがピンチになってしまう!!!
 マズい状況になったことを察し、俺はアルミンを窮地から救うため、資金源をたどり始めた。
 
- 
                  - 38 : : 2015/02/12(木) 03:27:44
- この事件の裏には、保守派の貴族がいるに違いない。
 そう思った俺は、このお金が資金洗浄 されたうえでもたらされたものだと推理した。
 果たしてそれは正しかった。ことが露見しないよう、ひとりで調査をした結果、それは確かに貴族の懐からきていることが分かったのである。
 この貴族は相当な手練れに違いない。もしその貴族がこのことを暴露すれば、調査兵団は終わってしまう!!!
 ところが、事件は思わね方向に動き出す。
 調査兵団に密かにお金を振り込んでいた貴族は・・・・・
 ・・・・・先日自殺したはずのアルトベロ卿だったのだ!!!
 
- 
                  - 39 : : 2015/02/12(木) 03:33:42
 この時俺は全てを悟った。
 ジャン「アルミンの野郎!!! アルトベロ卿を毒殺した上で、その遺産を横領しやがったのか!!!!」
 俺が軽口のつもりで行ったことは本当だった!
 貴族の動きをアルミンはいち早く察したに違いない。そしてアルミンはそれを利用し、体よく殺害することで、その莫大な遺産を調査兵団の資金としていたのだ!
 くそ、なんで俺は気がつけなかったんだ!!!
 確かに、アルミンの行動のおかげで、調査兵団の危機は去った。
 だが、こんな不正をこれ以上見逃すことは、出来なかった。
 ジャンは、アルミンの逮捕を、決断した。
 
- 
                  - 40 : : 2015/02/12(木) 03:38:43
 アルミン「やっぱり来たね? ジャン。」
 ジャン「普段とあまり変わらねえな?」
 アルミン「・・・・やるべきことは、分かっているよね? 」
 ジャン「分かってる。」
 アルミン「手加減は、いらないよ・・・・・。」
 ジャン「アルミン・アルレルト分隊長、殺人と横領の容疑で拘束する!!!」
 こうして俺は、ことが露見しないよう、単身でアルミンの部屋を訪れ、彼を逮捕した。
 アルミンはその日のうちに、北のユトピア区の監獄に移された。
 
- 
                  - 41 : : 2015/02/12(木) 03:42:47
 雪はまだ降り続いている・・・・。
 監獄の窓から、雪がちらついている。
 僕は今、自分の犯した罪によって、監獄に繋がれていた。
 ギィィィ、ガシャアン!
 アルミン「!!!」
 僕の目の前に、面会の人が訪れた。
 アルミン「やぁ、元気そうで何よりだよ。ミカサ。」
 ミカサ「・・・・アルミン。」
 ジャンに出来る、精一杯の心遣いだった。
 
- 
                  - 42 : : 2015/02/12(木) 03:49:34
- ミカサ「どうして、こんなことをしたの?」
 アルミン「・・・・僕がいつも言っていたことさ、何かを捨てることが出来なければ、何も変えることは出来ない。僕は、調査兵団を存続させるため、人間であることを捨てたんだよ。」
 ミカサ「」
 アルミン「・・・・・ごめんね、ミカサ。汚れた翼は、もう飛ぶことが出来ないんだ。それに、資金洗浄 の隠蔽工作はまだ完璧じゃない。」
 ミカサ「!? どういうこと?」
 アルミン「・・・・資金洗浄 の当事者の口を・・・・封じることだ!!!」
 そして僕は・・・・・口の中に仕込んだ毒薬のカプセルをかみ砕いた!!!
 アルミン「がはっ!!!!」ビチャチャチャ!!!
 ミカサ「!!! アルミン!!!」
 
- 
                  - 43 : : 2015/02/12(木) 03:53:14
 アルミン「・・・・・・ミカ・・・・・サ・・・・?」
 ミカサ「だめ、しっかりして、アルミン!!!」
 アルミン「僕・・・・・もう僕が誰だか・・・・・分からないや・・・・」
 ミカサ「アルミン・・・・・。」
 アルミン「もし・・・・生まれ変わる・・・・ことが・・・・あったら・・・・
 今度は・・・・・・不正にも・・・・・・殺しにも・・・・・手を染めずに生きたいなぁ・・・・・・・
 エレン・・・・・・・もう一度・・・・・・・君に・・・・・・会いたい・・・・・・」
 ミカサ「しっかりして、アルミン!!! アルミン!!!!!」
 雪に閉ざされた監獄の中
 アルミン・アルレルトは
 自ら命を絶った・・・。
 
- 
                  - 44 : : 2015/02/12(木) 04:13:32
- 
 
 
 
 ジャン「クソォ!!! 俺を不正に巻き込みやがって!!!!」バン!!!
 
 
 
 
 ジャンは机を拳で叩いた!!!
 
 
 
 
 ミカサからアルミンの死を聞いた俺は、2人の心境を慮った。
 
 
 
 
 ・・・・やるべきことは、分かっているよね?
 
 
 
 
 あぁ、俺には分かる。やらなければならないことが。
 
 
 
 
 ジャン「お前の不正に手を貸すのは・・・・・これが最初で・・・・・最後だ・・・・アルミン。」ジワッ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 その後、ジャンはアルミンに関して徹底した緘口令を出した。
 
 
 
 
 丁度エレンがヒストリアに食われた後、その存在をなかったことにされたのと同じように、アルミンも最初からいなかったことにされた・・・・。
 
 
 
 
 アルミンの死によって隠蔽工作は完成し、莫大な資金を得た調査兵団は、遂に壁の外へと羽ばたくことが出来た。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 汚れた翼が、地に落ちたことによって・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
- 
                  - 45 : : 2015/02/12(木) 04:25:49
 ー
 ーー
 ー
 ーー
 ー
 アルミン「・・・・・これが、私のすべてなの、エレン。」ポロポロ
 エレン「・・・・・何でだよ。」
 アルミン「」ポロポロ
 エレン「なん・・・・で・・・・・そんな重大なこと、ジャンやミカサに・・・・黙ってたんだよ・・・・。」ジワッ
 アルミン「私は・・・・・怖かった・・・・・殺人を犯さなければ、調査兵団は守れない・・・・どうして相談できるの!?」ポロポロ
 エレン「アルミン・・・・。」
 アルミン「だから、私は・・・・・あの時、自分を消した。いなかったことになれば、隠蔽工作も完璧だったから・・・。」
 エレン「」
 アルミン「ごめんなさい・・・・私、ミカサにも引け目を感じていた・・・・・いっそ私は居なくなるべきなんじゃないかって・・・・・・・
 ダキッ
 アルミン「えっ?」
 エレン「・・・・・俺もだよ。」
 アルミン「エレン?」
 エレン「俺もだよ・・・アルミン。俺はヒストリアに食われた時、俺さえいなければって思ったんだよ・・・・。」ポロポロ
 アルミン「エレン・・・・。」
 エレン「俺がいたせいで多くの人間が死んで、俺は罪を受け入れきれなかった・・・・・だから、ヒストリアに食わせて命を絶ったんだよ・・・・。」ポロポロ
 
- 
                  - 46 : : 2015/02/12(木) 04:29:55
- 
 
 
 
 
 この時俺は、アルミンに心惹かれた本当の理由が理解できた。・・・・俺たちは、世の中に拒絶され、これ以上生きることを許されなかった人間同士だったのだ。
 
 
 
 
 そう考えた途端、俺はアルミンのことを、たまらなく愛しいと思った。
 
 
 
 
 エレン「俺もお前も、いなかったことにされた人間だったんだな・・・・。」
 
 
 
 
 アルミン「案外、いや、やっぱり私たちは似た者同士だったんだね。」
 
 
 
 
 エレン「だけど、俺達は今こうして再び生を享けた。」
 
 
 
 
 アルミン「うん。」
 
 
 
 
 エレン「俺はこの世で、俺がいた証を残したいんだ・・・・・・・・・アルミン?」
 
 
 
 
 アルミン「・・・なぁに、エレン?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン「お前を・・・・・抱いていいか?」
 
 
 
 
- 
                  - 47 : : 2015/02/12(木) 04:42:45
- アルミン「え、エレン!!??//////」
 
 
 
 
 エレン「俺は今、たまらなくお前が愛おしいんだ、アルミン。罪人のお前を、俺は受け入れたいんだよ!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレンのキスを、私は素直に受け止めた。
 
 
 
 
 初めてとは思えないほどの舌使いで、私の口の中に熱い快楽を運んでくる。
 
 
 
 
 アルミン「え、エレン・・・。」ハァ ハァ
 
 
 
 
 私はエレンの手を掴み、自分の胸へと導いた。
 
 
 
 
 エレンはさらに興奮したのか、私の胸を服の上からまさぐり始める。
 
 
 
 
 アルミン「何だか・・・・暑いや・・・。」
 
 
 
 
 服を脱ぎ、下着も取る。エレンの目の前に、私は自分のすべてを晒した。
 
 
 
 
 エレン「・・・・・すっげえ大きんだな。アルミンの胸って・・・・。」
 
 
 
 
 アルミン「嫌だった?」
 
 
 
 
 エレン「全然・・・・・・でかいほうが俺の好みだ。」
 
 
 
 
 そういうとエレンは私の乳首をいじり始める。
 
 
 
 
 始めはおずおずと、緩急をつけながら、エレンは私をキモチよくしてくれる。
 
 
 
 
 アルミン「あああ・・・・・・エレン! エレン!!!」ハァ ハァ
 
 
 
 
- 
                  - 48 : : 2015/02/12(木) 05:59:45
- エレン「ふぅ・・・・。」スッ
 
 
 
 エレンはもう我慢が効かないといった様子で自分のズボンを下げた。
 
 
 
 エレンのソレがあらわになる。
 
 
 
 アルミン「もうはちきれそうになってるね。」ハァ ハァ
 
 
 
 エレン「あぁ・・・・何とかしてくれよ。アルミン。」ハァ ハァ
 
 
 
 アルミン「・・・・・私にどうしてほしいの?」ハァ ハァ
 
 
 
 エレン「・・・・・舐めてほしいんだ。」ハァ ハァ
 
 
 
 私はそっと、エレンのソレを掴んだ。
 
 
 
 掴んだ瞬間、ソレがビクンッ!と動く。
 
 
 
 口を開けて、私はソレを包み込んだ。
 
 
 
 エレン「あ・・・・あう・・・・・キモチいいよ・・・・アルミン・・・・。」ハァ ハァ
 
 
 
 口の中で暴れまわるのを、舌の先で転がすようにいじりまわす。
 
 
 
 急にエレンのソレが硬さを増す!
 
 
 
 エレン「あ、アルミン!!! 俺、もう・・・うあああああ!!!!」ビュルルル!!!!
 
 
 
 
 私の口の中に、エレンの熱い精液が注ぎ込まれる!
 
 
 
 
 私はそれを大切に受け止めて、飲み込んだ。
 
 
 
 
- 
                  - 49 : : 2015/02/12(木) 06:12:28
- エレン「わ、悪かった・・・・・アルミン、抑えきれなくて・・・・。」ハァ ハァ
 
 
 
 
 アルミン「そんなことないよ・・・・・受け止めることが出来て、うれしかった。」ハァ ハァ
 
 
 
 
 エレンにそっと体を寄せる。
 
 
 
 
 「私ももう限界・・・・・・来て、エレン。」
 
 
 
 
 「い、いれるぞ・・・・アルミン。」
 
 
 
 
 女の子に転生してから、初めての経験は、噂どうり痛かった。
 
 
 
 
 でも、その痛さの中に、エレンへの愛おしさを感じる。
 
 
 
 
 「い、痛くないか?」
 
 
 
 
 「いた・・い・・・でも、キモチいいの・・・・。
 
 
 
 
 アルミン・・・・。
 
 
 
 
 あなたが愛おしい。
 
 
 
 
 お前が好きだ。
 
 
 
 
 もうお前を一人にしない。
 
 
 
 
 私はあなたのそばにいる。
 
 
 
 
 ふふ、似た者同士なんだよね、私たち。
 
 
 
 
 あぁ、俺はアルミンで。
 
 
 
 
 私はエレン。
 
 
 
 
 ・・・・・もっと一つになりたい。
 
 
 
 
 そうすれば・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エレン (アルミン )の罪も、受け止めきれるのに!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 あ・・・・あ・・・・エレン・・・私・・・・もう・・・・・
 イっちゃ・・・・う・・・・
 
 
 
 
 一緒に・・・・イってくれ・・・・くあっ
 
 
 
 
 あ・・・あうあ・・・あああああああああああ・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 孤独な二つの魂は
 
 
 
 
 重なり合い
 
 
 
 
 響き合った
 
 
 
 
 ーー
 
 
 
 
 ー
 
 
 
 
 ーーー
 
 
 ーー
 
 
 
 
 ー
 
 
- 
                  - 50 : : 2015/02/12(木) 06:27:58
- 
 
 
 朝、目が覚めてから部屋を出ると、既にミカサが起きていた。
 
 
 
 
 ミカサ「おはよう、アルミン。」
 
 
 
 
 アルミン「エレンは?」
 
 
 
 
 ミカサ「まだ寝てる。」
 
 
 
 
 アルミン「そう。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 気まずい・・・・・。
 
 
 
 
 昨日、あんなことをしたせいか、目が合わせられないよ!!!
 
 
 
 
 ミカサ「・・・・アルミン。」
 
 
 
 
 アルミン「な、何?」
 
 
 
 
 ミカサ「昨日、私もアルミンと同じ夢を見ていたと思う。」
 
 
 
 
 アルミン「同じ夢?」
 
 
 
 
 ミカサ「あなたが・・・・・私の目の前で死ぬ夢。」
 
 
 
 
 アルミン「・・・・・そう。」
 
 
 
 
 ミカサ「私は・・・・・エレンにも、あなたにも、幸せになって欲しいと思っている。ので・・・・・」
 
 
 
 
 アルミン「!!!!」(まさか!?)
 
 
 
 
 ミカサ「あんなことをしてもかまわない。」
 
 
 
 
 アルミン「わ~~~~~~~~////////」カァァァァッ
 
 
 
 
 ばっちり声を聴かれてました・・・・・。
 
 
 
 
 ミカサ「私のエレンに対する想いは前世と変わらない。でも、今のエレンは、あなたが好き。」
 
 
 
 
 アルミン「ミカサ?」
 
 
 
 
 ミカサ「引け目を感じないで、アルミン。確かに、私はあなたより記憶を取り戻すのが遅かった。でも、それとは話が別。」
 
 
 
 
 アルミン「」ポロポロ
 
 
 
 
 ミカサ「今のエレンを、大切にしてあげて。」
 
 
 
 
 アルミン「・・・・・ミカサァ!!!」ボロボロ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 私は、間違っていた。
 
 
 
 
 今はエレンのことがとっても愛おしい。
 
 
 
 
 あなたの気持ちと私の気持ち、大切にするね。
 
 
 
 
 
 ーー
 
 
 
 ー
 
 
 
 
 ーーー
 
 
 ー
 
 
 
 
 
 ー
 
 
 
 
- 
                  - 51 : : 2015/02/12(木) 06:43:48
 ~二日目~
 エレン「で、今日はまずこれに乗るのか!?」
 アルミン「うん、これはスカイレールって言ってね、世界最古の熱帯雨林の真上を通るゴンドラリフトなんだ。」
 エレン「すっげえな!?」
 ミカサ「どれくらい古い森なの?」
 アルミン「確か一億三千年前の森だって聞いたよ。何でも恐竜が食べていただろうっていう植物もあるくらいなんだ。」
 エレン「恐竜が!?」ビックリ
 アルミン「うん、じゃあ早速乗ろうよ!!!」
 アルミンにせかされるように、俺たち3人はゴンドラリフトに乗り込んだ。
 空の上からの、世界最古の森の眺めは、確かに圧巻だった。
 アルミン「わああ・・・すごぉい!!!」キラキラ
 エレン「巨大樹の森よりも古いのか・・・・信じらんねえなぁ!」キラキラ
 ミカサ「世界は、広い。」
 アルミン「あ、見て!!!」ユビサシ
 エレミカ「「!?」」
 エレン「何もねえぞ? どうしたよ?」
 アルミン「え、あ、いや、何でもない。」(う~ん、さっき蝶が見えた気がするのは気のせいかなぁ・・・。)
 
- 
                  - 52 : : 2015/02/12(木) 09:16:51
- ゴンドラリフトから降り、僕たちは次の乗り物に乗り込んだ。
 エレン「今度乗るのは何て言う乗り物だよ?」
 アルミン「アーミーダックだよ。」
 ミカサ「ド○ルドダック?」
 アルミン「そのネタ引っ張りすぎでしょ!?・・・いいかい、アーミーダックって言うのは水陸両用車なんだよ。」
 エレン「水陸両用!?」キラキラ
 アルミン「うん、この最古の熱帯雨林の中を、アーミーダックで走るんだ!!!」
 ミカサ「楽しそう。」
 「お待たせいたしました!!! 間もなく出発します!!!」
 エレン「インディ・ジョー○ズみたいだな。」
 アルミン「あの名曲が蘇るね!」
 アーミーダック、発進!!!
 
- 
                  - 53 : : 2015/02/12(木) 09:32:57
- エレン「タ~タッラタ~ タ~タラ~♪」
 
 
 
 
 アルミン「タ~タラッタ~ タ~タラ~タッタ~♪」
 
 
 
 
 ミカサ「タ~タラッタ~ タ~タラ~♪」
 
 
 
 
 エレミカアル「「「タッタッタ~ラ タラ~ラ タラ~ララララ~♪」」」(インディ・ジョー○ズのテーマを歌ってるつもりですwww)
 
 
 
 
 アルミン「!!! 見て!!!」
 
 
 
 
 エレン「ん!? あの木か!?」
 
 
 
 
 アルミン「あれはシダ植物だよ!」
 
 
 
 
 エレン「シダ植物!? でかすぎるだろ!? 5m以上あるぞ!?」
 
 
 
 
 ミカサ「でかい。」
 
 
 
 
 アルミン「きゃっ!!!」ダキッ
 
 
 
 
 エレン「!!! おい、どうしたんだよ!?///////」(いきなり抱きつかれてドキドキするじゃねえか!?)ドキドキッ
 
 
 
 
 アルミン「あ、あそこに・・・でっかいカエルが・・・」グスッ
 
 
 
 
 エレン「はぁ、昔はなんともなかったろ!?」
 
 
 
 
 アルミン「女の子になってからはダメなの!!!」ウルウル
 
 
 
 
 エレン(可愛いな///////」
 
 
 
 
 ミカサ「エレン、声に出てる。」
 
 
 
 
 エレアル「「////////」」
 
 
 
 
 アルミン「!!! あれ見て!!!」
 
 
 
 
 エレミカ「「!!!」」
 
 
 
 
 アルミン「あっ、またいなくなっちゃった・・・・。」ザンネン
 
 
 
 
 エレミカ((アルミンはさっきっから何を見ているんだろう?))
 
 
 
 
- 
                  - 54 : : 2015/02/12(木) 09:42:14
- バシャアアアア!!!!
 エレン「アーミーダック、水面に入りました、分隊長!!!」チョウサヘイダンゴッコチュウ
 アルミン「周囲を警戒するんだ!!! 新しい動物が見られるかもしれないよ!!!」シキカン
 ミカサ「!!! 分隊長!!!」ヘイシチョウニシュッセシタミカサ
 アルミン「どうしたの!? ミカサ兵長!?」
 ミカサ「カモノハシです!!!」
 エレアル「「マジで!?」」ミヲノリダス
 そこには、泳いでこっちから遠ざかるカモノハシの姿が見えた。
 アルミン「珍しい動物が見れたね!」キラキラ
 エレン「哺乳類と爬虫類の中間っていう珍しい動物なんだよな!」キラキラ
 その後も、珍しい動物や植物を見学し、大満足のアーミーダックだった!!!
 
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                  - 55 : : 2015/02/12(木) 09:59:37
- その後も私たちはワイルドライフパークという動物園でコアラの記念撮影をしたり
 エレンがカンガルーに蹴っ飛ばされたり
 ウォンバットに餌付けをしたりと、キュランダを存分に堪能した。
 オーストラリアの原住民によるアボリジニのショーも、私たちを満足させてくれた!
 そしていよいよ今回の旅行最後の乗り物、キュランダ鉄道へと乗ることになった。
 アルミン「さて、この機関車で移動した後、いよいよ帰国の途につくよ。」
 エレン「ホント、いろいろあったな。」
 ミカサ「私も、忘れられない。」
 アルミン「・・・・エレン、ミカサ。」
 エレン「どうした?」
 ミカサ「どうかしたの?」
 アルミン「・・・・私、幸せになってもいいのかなって思ったんだ。」
 ミカサ「・・・・アルミン。」
 エレン「お前・・・・。」
 アルミン「私は前世で大きな罪を犯した・・・・幸せになる資格なんてないかもしれない・・・・・。」
 エレン「それは・・・・・違うと思うぞ、アルミン。」
 アルミン「えっ?」
 その時、さっき見かけた蝶が、再び姿を現した。
 
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                  - 56 : : 2015/02/12(木) 10:10:34
- アルミン「あっ、さっき見た蝶だ!!!」
 エレン「あれは・・・・モルフォ蝶だな!!!」
 アルミン「モルフォ蝶かぁ・・・。」
 ミカサ「綺麗・・・。」
 エレン「知ってるか、アルミン?」
 アルミン「なあに?」
 エレン「モルフォ蝶を3回見た人は、一生幸せになれるらしいぜ。」
 アルミン「」ポロポロ
 エレン「アルミン!?」
 アルミン「私・・・・幸せになっていいの?」ポロポロ
 エレン「当たり前だろ!? せっかくこの世にまた生まれたんだぜ!!! 幸せにならなきゃだめだろうが!!!」
 アルミン「・・・・・うん!!!」ニコッ
 ミカサ「良かった・・・。エレン、アルミン。」
 アルミン「ねぇ、2人とも・・・・・。」
 エレン「ん?」
 ミカサ「何?」
 アルミン「昔みたいにさ・・・・・一緒に手をつないで帰ろうよ!!!」ニコッ
 エレン「・・・おう!!!」
 ミカサ「喜んで!!!」
 こうして私たちは、キュランダ鉄道に乗り込んだ!
 窓から見える美しい渓谷や、バロン滝やストーニー・クリーク滝の雄大な景色を堪能した!!!
 
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                  - 57 : : 2015/02/12(木) 10:16:16
- 
 
 
 
 
 
 
 
 
 それから俺たちはいよいよ帰国するため、ケアンズ国際空港に向かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 俺にとっても今回の旅は忘れられないものになった。
 
 
 
 
 生きている以上は幸せにならなくちゃいけない。
 
 
 
 
 この旅は俺たちに、そんなことを教えてくれた気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 前世では、俺もアルミンも自分の人生を捨ててしまった。
 
 
 
 
 だからこそ、俺たち二人は惹かれあったのだと思う。
 
 
 
 
 今度の人生は、アルミンと一緒に思いっきり楽しみたい!
 
 
 
 
 俺に与えられた命が、尽きるまで・・・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 おしまい
 
 
 
 
 
 
 
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                  - 58 : : 2015/02/12(木) 10:21:26
- 以上で終了になります。
 途中でシリアスになったり、エロが入ったりと、いろいろ入れたくて収拾がつかなくなったかな、という感じがしましたが、最後までかけました。
 途中で多くのコメントを頂き、本当に励みになりました!!!
 ありがとうございました!!!
 
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                  - 59 : : 2015/02/12(木) 22:36:46
- 乙
 とても良いSSでした
 
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                  - 60 : : 2015/02/12(木) 23:10:14
- ありがとうございます!
 アルミンのことを罪深い人間にしてしまったので、受け入れてもらえるか不安だったのですが、本当に良かったです。
 本編にいれようとして、結局断念したセリフがあります。
 「人を殺せば殺人で、巨人を殺せば英雄だ。何のことはない。どちらも人殺しだが、巨人を駆逐した俺たちは英雄で、アルミンは罪人だ。俺にはこの差がわからない・・・・・。」
 この作品の裏テーマですが、政治は化け物であるということでした。
 アルミンは、いわば自分の計画によって命を奪われた、哀れな犠牲者だったのだと思います。
 残念ながらうまく取り込めなかったのですが、アルミンの悲しみの根源には、やむおえず自分を犠牲にするしかなかった哀しみを表現することに苦心しました。
 少しでも伝われば幸いです。
 
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                  - 61 : : 2015/02/12(木) 23:14:53
- お疲れ様です
 
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                  - 62 : : 2015/02/13(金) 00:52:23
- ありがとうございます!
 ピックアップにも乗ってうれしい限りです。(露骨なエロなので乗らないと思ってましたwww)
 今は進撃の巨人でスターウォーズの転生パロを中心に作成しています。
 もし、またこのような作品を書く機会がありましたら、その時はよろしくお願いします。
 
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                  - 63 : : 2015/02/15(日) 18:15:25
- 感動したわー
 
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                  - 64 : : 2015/11/15(日) 22:37:48
- なんか…ミカサが可哀想…
 
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                  - 65 : : 2018/01/08(月) 12:40:38
- これの逆があれば良いのに誰か書いてくれないかな~チラッチラッ
 
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                  - 66 : : 2020/10/15(木) 23:40:58
- よく分からん。
 結局ミカサの気持ちはどこに向かっていたの?
 エレンに未練があるようなセリフが多々あったけど、、
 結果的にジャンと付き合ってたんでしょ?
 だとしたらミカサはエレンへの行為は持ったままジャンと付き合ったって事なのかい?
 
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