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舞園「ええと…次のお仕事は…え!?ピンクの悪魔ですか!?」

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  1. 1 : : 2014/11/20(木) 03:36:14

    スーパーファミコンソフト
    『星のカービィスーパーデラックス』にて、
    舞園がカービィになる話…

    ※見切り発車、気ままにやる予定

    ※正直3スレほぼ同時公開はやりすぎたと思っています。
    でも、頑張ります。

    ※ネタバレ、キャラ崩壊など注意

    ※その他もろもろ注意

    でお願いします。



    【ニンテンロンパシリーズ】(ほぼ同時進行)のリスト
    ※どんどん増える可能性アリ

    ドンキーロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/27505

    マリオロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/27510

    カービィロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/27511←今ココ

    ゼルダロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/28447

    メトロイドロンパ
    http://www.ssnote.net/archives/28448
  2. 2 : : 2014/11/20(木) 03:37:00

    舞園「えっ、これはアイドルの仕事なんですか…?」

    モノクマ「いいえ、ぶっちゃけ中の人つながりネタですよね…あと、ここはすでにゲームの中です…」

    舞園「なんか、だんだんと雑になってきてませんか?」

    モノクマ「ん?だんだんとって何かな?」

    舞園「いえ、なんでもありません…それで、私はカービィというわけですか…」

    モノクマ「まあ、見た目はまんまですけどね…まあ本家カービィに舞園さんヘアーで脳内再現するのもアリですかな…」

    舞園「で、ここは星のカービィスーパーデラックスの世界と…」

    モノクマ「はい、そうです!!舞園さんには6つ+αのゲームモードに挑戦していただきますよ!!もちろん全部クリアできれば、願い事を叶えるというご褒美もございます!!」

    舞園「え!?願い事って、なんでもいいんですか!?」

    モノクマ「はーい、なんでもいいですよ!!まあボクにできる範囲内ですが…」

    舞園「ん~、どうしましょう~悩みますね~」

    モノクマ「まぁ、あとからでもいいですよ…みんなともっと仲良くなるとか世界平和とかじゃなければ…」

    舞園「それって誰かが願ったんですか?」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷ…内緒だよ」

    舞園「ところで、私一人でクリアしなくてはならないんですか?」

    モノクマ「いいえ、このゲームはヘルパーという2プレイヤー目を出現させることができますよ!!どのコピーで誰が出現するかはお楽しみ!!」

    舞園「あっ、やっぱり誰か他にも巻き込まれてる人がいるんですね…」
  3. 3 : : 2014/11/20(木) 03:40:16

    モノクマ「まあね…やっぱり、みんなに楽しんでもらいたいじゃない…ダンガンロンパシリーズもキャラクターが増えてきたわけだしさ…」

    舞園「まあ、どうせ拒否権はないんでしょうし…始めていきましょうか…ところで、世界平和を願ったのは苗木君ではないですか?」

    モノクマ「ファッ!?どうしてそれを!?」

    舞園「エスパーですから!!」バーン!!

    モノクマ「アイドル怖えな…ついつい返事しちゃったよ…(まぁ正確には苗木クンの最初の願いは違いますが…)」ブルブル

    舞園「最初のヘルパーは苗木君がいいなあ…」


    モノクマ「うーん、それは都合上難しいかもしれませんねぇ…」

    舞園「え!?どういうことですか?」


    モノクマ「まぁ、なんとなく察してちょうだいな!!それじゃあ、まずは【はるかぜとともに】から始めてくださーーい!!!」

    舞園「まぁ、頑張りましょうか…!!」
  4. 4 : : 2014/11/20(木) 03:54:02
    【はるかぜとともに】

    モノクマ「今回のおはなしはデデデ大王とその手下たちが、プププランドの食べ物を全部ひとりじめしてしまったところから始まります!!」

    舞園「カービィたる私はそれを取り返しにいくというわけですね!!」

    モノクマ「はい、その通りです!!ちなみにカービィはもともとプププランドの住人ではなく、もとは旅人だったのです。ププププランドを救ったことから、人々に感謝されると同時にここで暮らすように勧められたというわけですね!!」

    舞園「説明ありがとうございます!!それでは、さっそくスタートしていきましょうか!!」


    【STAGE1 グリーングリーンズ】

    舞園「まずはおなじみグリーングリーンズですね!!」


    舞園「そして、前方にはワドルドゥ!!誰もがこのゲームで最初にコピーするのはビームではないでしょうか!!」


    舞園「あれ!?ところで、どうやって吸い込めばいいんでしょうか…?」

    モノクマ「いやあ、そこは思いっきり吸い込んでやってください!!あんまり、長引くと彼もつらいと思うんで…」

    舞園「え!?アイドルがそんなことできませんよ!!」

    モノクマ「まあ、これはゲームですし、食中毒とかもおこしませんので、大丈夫ですよ!!」

    舞園「そういう問題じゃないんですが…」

    モノクマ「それとも、コピー能力なしの縛りプレイがお好みですか!?いやぁ…舞園さんは通ですなぁ!!」

    舞園「わかりましたよ!!す…すぅ~」

    モノクマ「うわぁ…かわい子ぶっちゃって…もっと本気だしなよ…」

    舞園「え…えぇ!?まさかゲーム序盤にこんな罠が待っているなんて…」

    モノクマ「頑張れ!!頑張れ!!絶対できる!!やれる気持ちの問題だ!!」

    舞園「えーい!!アイドルの肺活量なめないでください!!」



    ズオォォォォォォォ!!!



    モノクマ「はい、できましたね!!」

    舞園「ビームをコピーしました!!」テロテロリン♪

    モノクマ「さぁて、お待ちかねのヘルパーは?」


    舞園「よーし、ヘルパー召喚!!!」

  5. 5 : : 2014/11/20(木) 04:01:09




    七海「ねみぃ…」ウトウト



    舞園「あ…あれ、これスリープのヘルパーですか?」

    モノクマ「いいえ、スリープにはヘルパーいませんしね…ビームは七海さんです!!」



    ビーム(ヘルパー):七海千秋


    七海「うん…ねみぃけど…仕方ないね…コンゴトモヨロシク」

    舞園「あれっ、違うゲームになってませんか?これ?」


    モノクマ「まぁまぁ、先へ進みましょう!!あっ一旦ボクはいなくなるんで、お二人で冒険どうぞ!!また来ますんで!!」


    七海「うん…目が覚めたよ!!大丈夫、このゲームなら目をつぶってもできるぐらいやってるからね!!」ビシッ!!

    舞園(あれっ、もしかして、ゲーマーの七海さんがいればこの先楽勝なんじゃ…)


    七海「あっ、でもヘルパーは一定時間しかいられないから、すぐに交替になるからね…?」

    舞園「やっぱり、そううまくはいきませんか…」

    七海「やっぱり、いろんな人がヘルパーとして活躍するのがいいと思うよ!!」ビシッ!!


    舞園「そうですね…じゃあ、短い間かもしれませんがよろしくお願いします!!」


    七海「オレサマオマエマルカジリ」


    舞園「えっ!?」

    七海「ううん…なんでもないよ…行こうか…?」

    舞園(なんだか…マイペースな人ですねぇ…)
  6. 8 : : 2014/11/20(木) 21:11:40

    七海「おっと、ここで中ボス戦のようだね!!」

    ボンバーモノクマ「オマエラオシオキだよ!!」

    舞園「カービィのキャラクターじゃないこともあるんですね…」

    モノクマ「まあ、ぶっちゃけ雰囲気が伝わればいいかなって…」

    七海「あれ?お早いお帰りだね?」

    モノクマ「いやぁ、またすぐ行かなくちゃいけないんだけどもね…ほらボクって忙しいから!!」

    舞園「私も本当はアイドルとして忙しいんですけど…」

    モノクマ「まあまあ、言いっこなしですよ…それより中ボスきちゃうよ?」

    舞園「あっ、はい!!っていっても私はすっぴんなんですが…」


    ※すっぴん…コピー能力を何ももっていない状態のこと


    七海「すっぴんでもそのかわいさ!!さすがはアイドルだね!!ねぇ今度、プロデュースさせてよ!!巷では七海Pとして有名なんですよ!!」ビシッ

    舞園「それ、また別のゲームの話ですよね…」

    七海「アイドルたちはワシが育てた…」ドヤァ…

    ボンバーモノクマ「あのぅ、帰っていいすか?」

    舞園「あっ、なんかすみません…」

    七海「ああ、でもここの中ボスってほっておいても…」

    ボンバーモノクマ「ぎゃあああああああああああ」ドカーン

    舞園「え」

    七海「自分で出した爆弾で自滅したりするんだよね…」

    舞園「ええぇ…」

    七海「せっかくだからクラッシュをコピーすれば?」

    舞園「…そ、そうですね…それではいただきます…」


    モノクマ「ホント、七海さんいるとヌルゲーになるからな…やんなっちゃうよ…」

    舞園「まぁ、まだ序盤ですし…ヌルゲーもなにもないんですけどね…」
  7. 9 : : 2014/11/20(木) 21:13:16

    七海「さあて、ボスだね!!」

    舞園「まあ、さすがに早いですね…」

    山田「私は木です」

    舞園「うわぁ!?びっくりしました…!!」



    ウィスピーウッズ:山田一ニ三



    山田「両手に木をもっての登場です…学芸会の木の役レベルですな…まあ、じゃんけんで負けてしまった拙者が悪いんですけどね…」

    七海「なんかテンション低いね…」

    山田「りんご落として、息を吐くしかできない上に、移動不可ですからなぁ…負けの未来しか見えませんぞ…本当にどうもありがとうございました…」

    七海「う~ん、新作になるにつれてウィスピーウッズも動けるようになったりと強化されていくんだけどね…」

    山田「さぁ、拙者の屍を超えていけでござる!!」






    舞園「じゃあ、遠慮なくクラッシュ!!!!!」

    山田「え、それなんてオーバーキル…」ドカーン!!!!


    ※クラッシュ…一度しかつかえないが画面全体の敵を一掃できる、中ボスもほぼ一撃で倒せる


    山田「ぐ…やはり3次元のアイドルなど…怖いだけなんだ…」
    がくっ

    七海「2次元のアイドルもなかなか手ごわいよ…13人もプロデュースするのはさすがに骨が折れたよ」

    舞園「まあ、そのへんは2次元3次元ちゃんと住み分けしていただくということで…お願いします!!」

    モノクマ「うわぁ…容赦ねえなぁ…」

    舞園「あっ、また出ましたね」
  8. 10 : : 2014/11/20(木) 21:15:22

    モノクマ「オマエラ、ほんとえげつないよね…山田クンかわいそうだよ…まあ、ボスなんだから仕方ないんだけどもね…さあ、その星をとってくださいな!!」


    舞園「あっ、これはもしかして!!」


    モノクマ「はい!!勝利のダンスタイムです!!」





    チャララ チャララ チャーララ♪

    チャララ チャララ チャ♪

    チャララ チャララ チャーララ♪

    チャララ ラララ チャン♪






    舞園「あれ、今私…3人になってませんでした!?」

    舞園?1「大丈夫、これは残像です!!」

    舞園?2「たぶん私は3人目ですから!!」

    モノクマ「あっ、お疲れ様です!!また、よろしくね」

    舞園?「「はーい」」シュバババ!!

    七海「ボスをたおすときの踊りではカービィが3人になるんだよね…」

    舞園「普通に怖かったんですが…隙がなさすぎるんですが…あの2人…」


    モノクマ「まぁ、彼女たちはプロですから…気にしないでくださいな…」

    舞園「えぇ…ますます何なんですか…あの人たちは…」


    七海「あれ…そろそろ、交替の時間かな?私、ビームの能力まったくつかわなかったなぁ…」

    舞園「あっ、七海さんありがとうございました!!」

    七海「いいえ、こちらこそ…また機会があれば呼んでいただければ…オマエ 楽シカッタゾ ソレジャァナ」バイバイ


    舞園「え」


    モノクマ「最後まで、別のゲームネタでしたね…」ハァ

    舞園「ま、まぁ、次に行きましょう!!」
  9. 13 : : 2014/11/23(日) 08:39:54
    【STAGE2 フロートアイランズ】

    舞園「おおっ、開幕…海ですね…!!」

    舞園「そして、前方にはナックルジョー…さっそくコピーしていきましょう!!」

    ズオオオオオオオオオオオ!!



    モノクマ「バーロー!!」

    舞園「ちょ…いきなり、なんですか…!?」

    モノクマ「いえいえ、ちょっと別の世界で忙しい彼のかわり言っておこうかと!!」




    山田「バーロー…」(小声)


    ササッ


    舞園「え!?今の誰ですか!?」

    モノクマ「細かいことは気にしちゃいけないなぁ…ところで、ファイターをコピーしましたね!!ヘルパーは誰なのかな?」

    舞園「ヘルパー召喚です!!!」







    大神「ぬ…我の出番か…」

    舞園・モノクマ(序盤から最強キターーーーーーーーーーーーーー!!!!)


    ファイター(ヘルパー):大神さくら



    大神「舞園よ!!まかせておけ、おまえには傷ひとつ負わせんぞ…」

    舞園「頼りにしてます!!」

    モノクマ「あわわ…大神さんとかチートすぎるよ…」

    大神「モノクマよ…このような世界に突然巻き込まれ驚いてはいるが、我の力を発揮するいい機会だ…存分に力を揮わせてもらおう…」
  10. 14 : : 2014/11/23(日) 08:41:14

    モノクマ「はいはい…いいですよ…まぁ、あくまでファイターってヘルパーなんだからほどほどにね…」

    大神「心得た!!」

    モノクマ(絶対心得てねぇよ…めちゃくちゃテンション高いもん…)


    舞園「ところで、この先海なんですが…私、水に入っても平気なんですか?」

    モノクマ「ああ、カービィは水中じゃ一部のコピー能力しか使用できないからね…ちなみにシュノーケル(息つぎできるゴーグル)つけてますね…」


    舞園「いえ、それもなんですが…服が濡れちゃったりしないのかなって…」

    モノクマ「濡れる舞園さんとか…ハァハァ…ファン大歓喜ですなぁ…」ハァハァ


    大神「質問に答えよ…モノクマ…さもなくば…」ゴゴゴゴゴゴ


    モノクマ「ちょっと!!さながらラスボスの雰囲気出さないでよ!!ちょっとしたジョークなんだから…大丈夫服のままでも泳げるからね…それとも水中では水着になる仕様がよかった?」


    舞園「いいえ、このままで結構です!!」

    大神「もともと我は気にしていないが、水中ではどのみちヘルパーも見た目は変わらないようだ…気にせず行くとしよう…」

    舞園「はい!!」
  11. 15 : : 2014/11/23(日) 08:42:43

    舞園「あっ、あれ無敵キャンディーですね!!」

    大神「うむ、舞園が取ってよいぞ…我には必要ないからな…」

    モノクマ「いいえ、そういうときは口移しを使えばいいんですよ!!片方が食べて口で分け合えばいいんですよ!!」



    舞園「口移し!?」

    大神「つまり、接吻ではないか!?」

    舞園「ちょっと、同性だとしてもそんな簡単にキスなんてできませんよ!!」




    モノクマ「じゃあ、相手が苗木クンだったら…?」

    舞園「え、それは、その・・・・・・・・・って、今それは関係ないですよね!?」

    モノクマ「ちょっと想像しちゃったんだね…うぷぷ!!」


    舞園「キィイイ!!…っていうか異性だったら、もっとまずいですよ!!」

    モノクマ「まぁ、別に口移ししなくてもクリアできますよ…ただ、体力の足りないときヘルパーを見殺しにしてもいいっていうんならね…うぷぷぷぷ」

    舞園「カービィがやられなければ、先には進めますが…気分的にそれはイヤですね…」


    モノクマ「誰かを救いたいなら、恥ずかしさなんて関係ないですよね!!」

    舞園「まぁ、それは最後の手段にしますよ…今は余裕がありますしね…」


    大神「舞園…だが、無理をする必要はないぞ…我らヘルパーはそなたの剣であり、そして盾だ…案ずるな…それが我々の役割なのだからな…」

    舞園「すべてのヘルパーが大神さんみたいならいいんですが…、そんなわけにもいかないでしょうね…」

    モノクマ「まぁ、あんまりひどいやつがいたらボクもさすがに止めるよ!!ボクって清純派だしね!!」


    大神「その言葉、今は信じよう」

    舞園「じゃあ、無敵になって敵をけちらしますか!!」

    大神「うむ」

    モノクマ「うわぁ…アイドルの言葉じゃねぇよ…それ」




    舞園「さぁ、飛ばしていきますよ!!!!」(無敵)

    大神「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」(常に無敵)

    雑魚敵「」死屍累々

    モノクマ「こ れ は ひ ど い」
  12. 16 : : 2014/11/23(日) 09:09:49
    舞園「さて、私は途中でソードをコピーしました!!」

    大神「中ボスは撃破した…いよいよここのボスのようだな…!!」


    モノクマ「どうも~モノクマーズでっす!!」

    モノミ「うう…なんであちしブロック運んでるんでちゅか…」
    ヨヨヨ


    ロロロ&ラララ:モノクマ&モノミ


    舞園「えぇ!?お二人がボスなんですか!?」

    モノクマ「まあね…!!いざ、尋常に勝負!!」

    モノミ「うう…あちしもあっちの世界で忙しいのに…」

    モノクマ「まあ、いいじゃない…あの兄妹との冒険ばかりじゃ疲れるでしょ?」

    舞園「あの兄妹?」

    モノクマ「ん…まぁ、こっちのお話ですよ…それじゃあ、行くよ!!」

    舞園「仕方ありません!!大神さん、私はモノミさんを狙います!!」

    大神「承知した!!我はモノクマをねらおう!!バルカンジャブ!!」

    舞園「ソードひゃくれつぎり!!」

    モノミ「ぶげらぁあああ!!」

    舞園「あわわ…なんか、ごめんなさい…」

    モノクマ「げぶ!!大神さん!!手加減してよ!!」

    大神「案ずるな…下手に抵抗するほうが苦しむことになるぞ…」

    モノクマ「くそっ、やっぱり別のやつにまかせればよかったよ!!ほら、絶対絶望少女のクロいやつとシロいやつとかさ!!」

    モノミ「ま、まあ、あの子たちも忙しいんじゃないでちゅか?」
  13. 17 : : 2014/11/23(日) 09:10:53

    大神「とらえたぞ!!」

    モノクマ「しまった!!」

    モノミ「ああ、モノクマ!!」



    大神「ライジングブレイク!!!」↑+Y

    モノクマ「じぇろにもーーーーー!!」ドカーン!!



    舞園「すみません!!くしざしソード!!」ダッシュY

    モノミ「あっちょんぷりけーーーー!!」ドカーン!!



    舞園「なんかかわいそうでしたが…立ちはだかる以上仕方ないですよね…」

    大神「うむ、全力で相手をすることが礼儀だ……ん?そろそろ、別れの時か…」

    舞園「大神さん…助かりました!!」

    大神「うむ、また必要とあらばかけつけよう…では、しばしの別れだ!!」シュン!!




    モノクマ「いやぁ…強すぎだよ…」チミドロ

    モノミ「うう…あちし、もう帰っていいでちゅか?」フィーバー

    モノクマ「うん、苗木兄妹によろしくね~」


    舞園「苗木兄妹!?それは…どういうことですか!?」


    モノクマ「苗木クンたちにも舞園さんと同じような体験をしてもらってるんだよ!!モノミはそれのサポートをしているのさ!!別のゲームでね!!」


    舞園「うう…苗木クンとは別行動確定ってことですか…」

    モノクマ「まぁ…気を落とさないでね…ほら、彼女たちがスタンバってるよ!!早く!!」



    舞園?1「」ジトリ

    舞園?2「」ジロリ



    舞園「まだ、星とってないのにいるんですか!?」

    モノクマ「プロだからね!!」
  14. 22 : : 2014/11/25(火) 23:53:24
    【STAGE3 バブリークラウズ】

    舞園「今度は雲の上のステージですか…すでにソードをコピーしていますが、また前方にブレイドナイトがいますね…」

    舞園「ソードのヘルパーを召喚して、さらに自分もソードをコピーするとしますか…!!」

    舞園「ヘルパー召喚です!!」



    辺古山「ん…どうやら私の出番というわけだな…」

    舞園「やっぱり、ソードは辺古山さんですよね…」



    ソード(ヘルパー):辺古山ペコ



    辺古山「む…前方に敵か…!!斬る!!!」ザシュ!!

    舞園「え」

    辺古山「また、つまらぬものを切ってしまったな…安心しろ…私にまかせておけば…」

    舞園「ちょっとぉ!!私、ソードをコピーしたかったんですよ!!」

    辺古山「む…そうだったのか!?すまない…」

    舞園「まぁ…いいですけど…悪気があってやったわけじゃないでしょうし…」

    辺古山「すまん…敵を排除するのが私の役目だときいていたものでな…」

    舞園「大丈夫です…!!気にしていませんよ!!」

    辺古山「そうか…すまんな…これからは舞園の指示に従うとしよう…」

    モノクマ「いやぁ…2Pが先導して、カービィがコピーするのを邪魔するのってよくありますよね~」

    辺古山「貴様!!モノクマ…ぼ…いや、他のものたちは無事なんだろうな…!!」
  15. 23 : : 2014/11/25(火) 23:54:17

    モノクマ「大丈夫ですよ!!みんなはいろいろと世界を行き来したり、待機していたりしているだけですからね…主役級の役割を与えられた舞園さんたちは、まぁ例外になってしまいますがね…」


    舞園「モノミさんも世界を行き来していたようですが…なるほど、他のみなさんもいろいろと役割を兼任しているというわけですね…」

    モノクマ「まぁ…さすがに人数が足りなくなっちゃうからね…それに、そのほうがおもしろいんじゃない?」

    辺古山「そうか…わかった…ヘルパーとして呼ばれていささか驚いたが…まぁ、いいだろう…今、私の仕えるべき主君は舞園というわけだな…よろしく頼むぞ…」

    舞園「そんな堅苦しくなくてもいいんですよ…?一緒に頑張りましょうね?」ニコリ


    辺古山「ぐ…これが、本物のアイドルの笑顔というやつか…まぶしい…まぶしすぎる…」

    舞園「そ…そんなたいそうなものじゃないんですけど…」

    辺古山「いや、感情をそのように表現できるということは私にとって羨ましいことだ…私の笑い方は怖いと評判でな…」

    舞園「えっ、試しに笑ってみていただけませんか?」


    辺古山「うむ…」ニゴォ…

    モノクマ「うわぁ!!なんか企んでそうな笑みだよぉ!!」

    辺古山「やはり、そうなのか…私には自然に笑うことはかなわないのだろうか…」

    舞園「そんなことはありませんよ!!」

    辺古山「舞園…!!」

    舞園「誰だって、笑うことはできます!!あなたは少し、無理をして笑おうとしているだけです!!」

    辺古山「私が…無理を…?」

    舞園「大丈夫です!!自然に笑うことはできますよ!!ほんの少しだけ、肩の力を抜いてください…きっと、あなただって、ちゃんと笑えたことがあるはずなんですよ…」

    辺古山「舞園…すまん、おまえの言うとおりだな…私は少々力みすぎていたようだ…」

    舞園「ええ、焦らなくても…あなたならきっと笑えるはずです…」


    辺古山「ああ、ありがとう、感謝するぞ…」ニゴォ…

    舞園「……ま、まぁ少しずつ頑張っていきましょうか」
  16. 24 : : 2014/11/25(火) 23:55:24

    辺古山「舞園もソードをコピーしていたようだが…私から言わせてもらえば、使いこなせてはいないな…」

    舞園「う…やっぱりですか…」

    辺古山「コピーすれば、能力は真似できるかもしれないが…それだけで全てをマスターしたというわけではないと言うことだ…短い期間だが少し戦い方を教えよう…」

    舞園「はい、お願いします!!」

    モノクマ「っていうか…ソードのコピーって緑の帽子かぶってるし、体力満タンだと剣からビームだせるよね…これってどう考えてもゼル…」


    辺古山「見切ったぞ!!」斬!!


    モノクマ「ぐぎゃああああああ!!解説ぐらい、いいじゃんよ!!」ザシュ!!

    辺古山「…と、こういうふうにやるのだ…」

    舞園「勉強になります!!」


    モノクマ「畜生…!!言わせてくれたっていいじゃんかよ…」
    ショボン


    舞園「このステージは景色がキレイですね…」

    辺古山「あまり、この飛行能力に慣れないな…」

    モノクマ「カービィは風船のように体を膨らませて空を飛ぶことができますが、ヘルパーも同じように空を飛ぶことができます!!基本的な動作はカービィと同じですね…」


    舞園「空を飛べるだなんてなんだかロマンチックですね…」


    モノクマ「ちなみに、スーパーデラックスだとカービィはずっと飛んでいることができるんだけども、他の作品では、一定時間飛んでいると強制的にしぼんで飛べなくなってしまうんだ…カービィも歳なのかねぇ…」
  17. 25 : : 2014/11/25(火) 23:58:25

    舞園「ちょっと…そういうこと言わないでくださいよ!!」

    モノクマ「まぁ、ずっと飛んでいられると強すぎるから調整したんだろうね」

    辺古山「ん?あいつはまさか…!!」

    澪田「ふっふっふ、待っていたっすよぉ!!」

    舞園「澪田さん!?まさか…」

    澪田「そう、唯吹は立ちはだかるエネミー!!たっはー!!一度こういうのやってみたかったんすよねぇ!!」



    クラッコJr.:澪田唯吹



    澪田「さぁて…!!いっちょやったりましょうかねぇ!!」

    辺古山「くっ、思った以上に動きが速いぞ!!」

    舞園「ですが、攻撃方法は突進しかありません!!間合いをとりながら戦えば大丈夫なはずです!!」

    澪田「だって、まだ唯吹は子どもっすからねぇ~!!子どもでいた~い、大好きなおもちゃに囲まれて~♪」

    澪田「ボクらは… モノクマ「モノクマァ!!」…キッズ!!」




    モノクマ「ふぅ…危なかったなぁ…」

    澪田「あぁ~!!隠されてしまったす!!」

    辺古山「隠したことで逆にまずい単語にもなったが…」

    舞園「澪田さん、すきありですよ!!」ザシュ!!



    澪田「ぎゃあああああ!!や~ら~れ~た~!!一時退却っすよ~」シュン!!

    辺古山「待て!!」

    舞園「ワープスターで追いましょう!!」



    モノクマ「きて!!ワープスター!!」

    モノクマ「ワープスタァー!!!」ゲロォ…



    辺古山「自分で呼んで、自分で口から出すのか…」(困惑)

    モノクマ「今年の宴会芸はこれで決まりだね!!」

    舞園「なんか、口から出てきたって考えると乗りづらいんですが…」

    モノクマ「失礼な!!ボクはちゃんと歯は毎日みがいてるよ!!歯があるのは左側だけだけどね!!」

    舞園「仕方ありません!!これでいきましょう!!」

    モノクマ「40秒で支度しな!!」

    辺古山「よし、乗ったぞ!!」

    舞園「いっけええええええ!!!!ワープスター!!」

    辺古山「すごい勢いだ!!」


    グオオオオオオオオオオォーーーーーーーーーーーーー!!
  18. 26 : : 2014/11/25(火) 23:59:28
    辺古山「いつのまにか、夜になったようだな…」

    舞園「空に月が浮かんでいますね…そういえば、確かあの月は…」

    モノクマ「そう…実はあれって隠し扉があるんだよね…」

    辺古山「よし、澪田との戦いの前にいってみるか!!」

    舞園「行きましょう…って、うわっ!?クマがふってきました!!」

    モノクマ(雑魚)「」(落下中)

    辺古山「舞園、危ない!!斬る…!!」


    モノクマ(雑魚)「さようなら~」

    舞園「す、すみません…そういえば、月に向かおうとするとクマが落ちてくるんでした…」

    モノクマ「あらら…ひっかからなかったか…」

    辺古山「本来は気づかない場所ではあるが…こういったトラップもあるのだな…」

    舞園「さて、隠し扉の先にいってみましょう…」


    辺古山「なにぃ!?地面がないぞ…!?」

    舞園「食べ物が空中に浮かびまくってますね…」

    弐大「がっはっはっは!!待っておったわい!!」

    辺古山「おまえは…弐大!?」

    弐大「澪田との戦いの前に、ワシの相手をしてくれんかのぅ」



    ボンカース:弐大猫丸




    舞園「うぅ…中ボスが待ち構えていましたか…」

    辺古山「だが、普通に扉は開いているな…」

    舞園「じゃあ…スルーしていきますか…別にハンマーの能力もいりませんし…」

    弐大「こらああああ!!おまえさんたちぃ!!逃げるでないわぁ!!!」

    舞園「すみません、また今度でお願いします!!」

    辺古山「すまぬな…」





    弐大「ワシの扱い…くそじゃあああああああああああああ!!」

    モノクマ「ま…まぁ気を落とさないでよ…弐大クン…まだまだ君の出番はあるからね…今は顔合わせ程度で…」

    弐大「モノクマ…!!すまんのぅ…」

    モノクマ「いえいえ…」
  19. 27 : : 2014/11/26(水) 00:00:25

    舞園「さぁ…ボスの部屋に来ましたよ!!」

    辺古山「澪田…やはり、いたか…」

    澪田「ふっふっふ…さっきはチャイルドな唯吹もアダルティな雰囲気になりましたっすよ!!」



    クラッコ:澪田唯吹



    澪田「それそれ、くらえぇ!!雷攻撃っすよ!!」

    辺古山「危ない!!舞園!!」

    舞園「きゃあ!?」

    澪田「…ぐっふっふ…、さっきとは比べ物にならない力っすよね…でも、2対1って卑怯じゃないっすかぁ…唯吹も応援呼んじゃおうかな…?」

    辺古山「何!?ここのボスはおまえ一人のはずだが…!?」

    澪田「さぁ…カモーン!!千秋ちゃん!!」



    七海「味方の裏切りがあるのはゲームの醍醐味ですな…」

    舞園「え!?七海さん…なんで!?」

    七海「ごめんね…私ビームだから…今ワドルドゥのバイトやってて…」

    舞園「バイトなんですか!?」



    ワドルドゥ:七海千秋



    澪田「クラッコはワドルドゥを生み出してくるっすからね…本来、能力のないカービィが吸い込んでクラッコにぶつけるための救済措置っすが…これで2対2…互角の勝負ができそうっすね!!」

    七海「敵が味方になることもあるし、味方が敵になることもある…そもそもヘルパーってカービィが敵を味方にしているシステムだからね…」

    辺古山「敵は増えようが…やることは変わらない…舞園、行くぞ!!」

    舞園「はい!!こっちはダブルソードです!!」
  20. 28 : : 2014/11/26(水) 00:01:50

    澪田「それっ、雷攻撃っすーーーー!!」ビガビガ!!

    七海「はどうビーム」ためY


    辺古山「その程度…見切れるぞ!!」

    舞園「スピニングソード!!」ダッシュジャンプY


    澪田「くっ、さすがにやるっすねぇ…!!」

    辺古山「舞園には私がすこし戦い方を教えておいた…簡単に勝てると思うな!!」

    七海「う~ん、難易度高いなぁ…」



    辺古山「七海、おまえから始末してやる!!ソードひゃくれつぎり!!」Y連打

    七海「ぐわぁ…!!やられたぁ~!!」ドカン!!


    辺古山「やはり、ワドルドゥは雑魚敵…たわいもないな…」

    澪田「でも、量産可能っすよ!!」

    七海「復活!!」


    辺古山「やはり、本体をたたくしかないか…舞園!!いっきに攻めるぞ!!」

    舞園「はい!!」ジャンプ!!



    澪田「上下で唯吹をはさみうちっすか!?」

    舞園「したづき!!」下+Y

    辺古山「ソードひゃくれつぎり!!」Y連打

    澪田「ぎゃあああああっす!!サンドイッチかよぉ~!!」ドカーン!!

    七海「やっぱりカービィには勝てなかったよ…じゃあね」ドカーン!!





    舞園「ふぅ…なんとかなりましたね…」

    辺古山「そのようだな…おっと、私の出番はひとまず終了のようだ…」

    舞園「辺古山さん…ありがとうございました!!」

    辺古山「ああ…こちらも楽しかったぞ…また、おまえに会えるときを楽しみにしている…」シュン!!

    舞園「はい!!」

    モノクマ「さぁて、はるかぜとともにもラストだね!!残すところはデデデ大王一人となったわけか…」

    舞園「みなさんのおかげでここまで来ることができました!!なんとしても勝ちます!!」



    モノクマ「ちなみに、はるかぜとともにはゲームボーイの“星のカービィ”が元になっているんだよね。初代のほうではボスやステージがもう少し多いんだけど、スーパーデラックスではこれは初心者用のモードだからちょうどいい長さだね!!」

    舞園「まだまだ、先は長いですが、ひとまずひとつめの戦いを終わらせるとしましょう!!」

    モノクマ「それじゃあ、デデデ城に乗り込もうか!!あっ…そのまえに…」


    舞園?1「」ジトリ

    舞園?2「」ジロリ


    舞園「やっぱり、スタンバイしてる…!?」ガビーン!!
  21. 31 : : 2014/11/28(金) 23:38:01
    【STAGE4 デデデ山】

    舞園「いよいよデデデ大王との対決ですね!!」

    モノクマ「今回はステージらしいステージもなく、すぐにデデデ大王との対決だよ!!ゲームボーイ“星のカービィ”だと、今までのボスと対決したりもするんだけどね」

    舞園「さて、コピー能力はどうしましょうか…?」

    モノクマ「ビーム、パラソル、ボム、ストーンのコピー能力を持ってる雑魚敵がいますね…」

    舞園「そういえば…コピー能力を持っている敵を2体同時に吸い込めばルーレットになって、まったく違うコピーになったりするんですよね…?」

    モノクマ「う~ん、それはあんまりおすすめしないかな…」

    舞園「ビームは七海さんでしたが、パラソル、ボム、ストーンはまだ誰かわかりませんね…」

    モノクマ「ヘルパーはどれにするのかな?」

    舞園「決めました!!じゃあ、パラソルにします!!」

    ズオオオオオオオオオオオ!!

    舞園「パラソルコピー!!そして、ヘルパー召喚です!!」





    セレス「あら、もうわたくしの出番ですの?」

    舞園「セレスさん!?」

    セレス「思ったより、早かったですね…しかも、どうやらボス戦ですか…大変そうですわね…」



    パラソル(ヘルパー):セレスティア・ルーデンベルク




    セレス「まあ、ボス1人ならたやすいですか…それでは、いきましょうか?舞園さん?」

    舞園「あっ、まってください!!私はボムをコピーしていきます!!」

    セレス「あら、わたくしに接近戦をおしつけ、自分は安全に後方からの攻撃ですの…?」

    舞園「じゃ…じゃあ、ストーンで…」

    セレス「あら、一度攻撃したあと、ずっと石になったままやりすごすおつもりですか?」

    舞園「じゃあ、なんならいいんですか…!?」ムカッ

    モノクマ「まあまあ、おちついて…」アセアセ

    舞園「モノクマさん…すっぴんビームあてていいですか?」

    モノクマ「まさかのヘルパー解除!?早すぎるよぉ!?」
  22. 32 : : 2014/11/28(金) 23:41:19

    セレス「ちょっとまってくださいまし…わたくしにも事情がありますの…サポートはしっかりいたしますわ」ニコリ

    舞園「ええ…お願いしますよ」プンスカ

    モノクマ「えぇ~、これ大丈夫かなぁ…」


    セレス「結局ボムにしましたのね…」

    舞園「勝てればいいんです!!」

    ?「ずいぶんと仲が悪いな…これは期待はずれといったところか…?」

    舞園「あ…あなたがデデデ大王?」







    豚神「そのとおり、俺がデデデだ…」ドーン!!




    デデデ大王:豚神白夜 (※便宜上、名前欄のみ豚神)




    舞園「あなたは、確か…十神さんのふりをしている人ですね!!」



    豚神「ふりじゃない…十神だ!!そして、デデデだ!!」

    モノクマ「それってヅラなんですか?」

    豚神「ヅラじゃない…か…と、十神だ!!」

    モノクマ「あらら、おしい」



    セレス「あら、その帽子とハンマー…似合っていましてよ…」

    豚神「序盤とはいえ、ボスを相手にして仲間割れとはな…」

    舞園「だって…セレスさんがしつこいから…」

    セレス「あら、舞園さんも根にもつんですのね…ちょっとした冗談ですのに…」


    舞園「だって、セレスさんが~」

    セレス「あら、舞園さんこそ~」


    豚神「オイ、モノクマ…はじめていいのか?向こうの世界でいつ呼ばれるかもわからん…早めに終わらせておきたいのだが…」

    モノクマ「はい、いいっすよ!!」

    豚神「では、くらえ!!大ジャンプからの…」ピョーン!!

    舞園「くっ、きましたか!!」

    豚神「踏みつけだ!!」ドコーン!!

    セレス「パラソルシールド!!」Yおしっぱなし



    豚神「ほう、これを防ぐか…!!」

    舞園「セレスさん…私を守ってくれたんですか…!?」

    セレス「ええ…まあ、だってカービィのあなたがやられることは、ヘルパーの敗北も意味しますから…」

    舞園「すみません…少し、意地をはりすぎました…」

    セレス「いえ、お気になさらず…わたくしも少し言い過ぎましたね…」

    豚神「ほう…仲直りか…まぁ、いいこれで本気で戦えるというもの!!」

    舞園「ハンマーを振り上げてきました!!」

    セレス「間合いをとって、ボムをお投げなさい!!」



    モノクマ「ハンマー…弐大クン…うっ…頭が…」


  23. 33 : : 2014/11/28(金) 23:53:29

    豚神「悪いが、つぶれてもらうぞ!!」


    舞園「しかけバクダン!!」↓+Y


    豚神「トラップか…ぐぅ!!」

    セレス「いいですわね…ダメージでのけぞってくれるうえに、無敵時間がほとんどない…連続でたたみかけますわよ!!」

    舞園「OKです!!」


    セレス「パラソルダイブ」空中↓+Y

    舞園「まっすぐ投げ」ダッシュY



    豚神「ぐ…追い詰められたか!!」

    舞園「さぁ…観念してください!!」




    豚神「うかつだな…近づきすぎだ!!」



    ズオオオオオオオオオオオオオオオ!!



    舞園「これは…吸い込み!?きゃあああああああ!?」

    セレス「舞園さん!?」




    豚神「はきだしだ!!」

    舞園「ぐ…痛ッ…」ドガッ!!



    セレス「大丈夫ですの?」

    舞園「まっ、まだ…なんとか…」


    豚神「まだ終わらんぞ…!!」

    セレス「体型のわりに機敏ですのね…山田君にも見習ってほしいですわね…」


    舞園「セレスさん!!上からとんできますよ!!」

    セレス「わかってます!!」ひょい!!

    豚神「何!?俺の出した星を傘でもちあげただと!?」


    セレス「実は、みかけよりこれって攻撃力が高いんですよ…!!」

    豚神「ぐ…!!」


    セレス「だいどうげいなげ!!」近くで→+Y


    豚神「だが、あたらんぞ!!」

    セレス「ちっ、もうすこしでしたのに…」


    モノクマ「ああ…パラソルっていうファンシーなイメージゼロだね…セレスさん…」
  24. 34 : : 2014/11/29(土) 00:07:04

    舞園「さっきの吸い込みのダメージが大きい…でも、むこうも弱りきってる…!!」

    セレス「無理せず、さがっていてください!!あなたが狙われてはまずいですわ!!」



    豚神「そのとおりだ!!」スライディング!!

    セレス「くっ、とめきれない!!…きゃああ!?」ドカッ!!



    舞園「セレスさん!?…よくも!!くらいなさい!!」

    豚神「何ぃ!?」

    舞園「バクダンのみだれなげです!!」
    YさらにYさらにYさらに…


    ドカドゴドカドゴドカドコ!!
       ドカドゴドカドゴ!!
         ドッカーーーーン!!


    豚神「くっ、いくらヘルパーには攻撃があたらないといっても…無差別すぎ…ぐ…ぐあああああああああ!!!」ヒューーー




    ドッカアアアアアアアアーーーーン!!!!!!!!!





    セレス「あっ、天井つきやぶってどこかにいってしまわれましたね…」

    舞園「やったーーーー!!私たちの勝利です!!」

    セレス「おめでとうございます…よかったですわね」

    舞園「いえ…セレスさんも助かりました!!ありがとうございます!!」

    セレス「ま…頻繁では困りますが、気が向いたらまた呼んでください…それではごきげんよう」シュン!!



    舞園「はい!!また…!!」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷ…おめでとう!!【はるかぜとともに】クリアだね!!」

    舞園「やりました!!みなさんのおかげです!!七海さん、大神さん、辺古山さん、セレスさんありがとうございます!!」

    モノクマ「さて、デデデ大王のうばっていった食料をデデデ城ごと、みんなに運んで終わりですね!!」

    舞園「え…今から城を運ぶんですか…!?」

    モノクマ「大丈夫、見た目よりは軽いから…!!」

    舞園「いや、エンディングはもういいでしょう!?少し休ませてくださいよ~!!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ…そこはしっかりやってくださいな…」

    舞園「勘弁してくださいよ~!!」

    舞園?1「まぁ、私たちも手伝いますよ」

    舞園?2「はい!!」



    舞園「だから、誰なんですかぁ~あなたたちはぁ~!!」



    【はるかぜとともに】クリア!!





    豚神「くっ…俺は負けんぞ!!次はグルメレースで勝負だ!!舞園!!」ビシッ!!
  25. 35 : : 2014/12/01(月) 01:07:00
    舞園3「わ、私も手伝いますよ!」
  26. 36 : : 2014/12/01(月) 08:59:45
    >>35

    舞園?1「じゃあ、私が…」

    舞園?2「いえいえ、私が…」

    舞園「え…じゃあ…やっぱり、私が」



    舞園1・2・3「どうぞどうぞ」

    舞園「こら~!!」


    モノクマ「これが、鏡の大迷宮なら舞園3も出てたかもね」

    ※鏡の大迷宮…ゲームボーイアドバンスソフト。4人のカービィで冒険できる。


    次回【グルメレース編】に続く!!
  27. 37 : : 2014/12/03(水) 20:49:50
    【激突!グルメレース】

    モノクマ「さぁ、やってまいりました!!激突!グルメレースのお時間です!!司会はわたくしモノクマでお送りしていきたいと思います!!」

    ウサミ「解説のウサミと申しまちゅ…よろしくお願いしまちゅ!!」

    モノクマ「ウサミとモノミとクソミは基本的に同一人物ですが、まぁここでは気にしないでください!!」

    ウサミ「ちょっとぉ!!さりげなくクソミをまぜないでくだちゃいよ!!」



    舞園「ええっと…いきなり、何が始まったんですか?」

    豚神「わからないのか?」

    舞園「無事だったんですか?豚神さん!?」

    豚神「まあな…これは俺とおまえの1体1の勝負、グルメレースだ!!」

    舞園「グルメレース!?」


    モノクマ「はい、大果樹園グルメットに来たカービィはデデデ大王と争って、早食い&レース対決をすることになったのです!!」

    舞園「ちょ!?そんな食べながら走るだなんてお行儀の悪い…!!」

    豚神「ほう、では何もせず俺が食べて走るのを見守っているか?」

    舞園「なんですって!?」



    モノクマ「おおっと!!試合前から両者火花を散らしていますね!!」

    ウサミ「確かに舞園さんの言う通りでちゅが、これはゲームなので胃もたれとかしないでちゅ!!安心してくだちゃい!!」

    舞園「くっ、こんなのイロモノのアイドルの仕事じゃないですか…!!」

    豚神「だからトップアイドルのおまえには向かないと…最初から勝負を投げだすとはそれでも貴様はトップアイドルなのか!!どんな仕事でもこなすのがプロというものだろう!!」ビシッ!!

    舞園「だから、これアイドルの仕事じゃないですって、そもそも!!」
  28. 38 : : 2014/12/03(水) 20:50:54

    モノクマ「らちが明かないので最初のコース説明をしましょう!!」

    ウサミ「コース1はかぼちゃグランド!!障害物や段差の少ない一直線のコースでちゅ!!初心者向けのコースでちゅね!!」


    モノクマ「言い忘れましたが、これは大食いレース!!たくさん食べた方の勝ちです!!ですが、レースでの勝敗も最終的な勝負の判定にもちろん影響します!!最終的に食べた食べ物の数で負けていても、レースの勝敗によっては、最後に勝てるかもしれないということですね!!」


    ウサミ「今からおふたりには3つのコースで競っていただきまちゅ!!モノクマの説明したとおり、たくさん食べ、かつ速くゴールできた選手が勝つというわけでちゅ!!」


    舞園「どうやらやるしかないようですね!!ここまで来て負けたくはありません!!」

    豚神「俺もおまえへリベンジがしたかったところだ…今度は負けん!!何よりこれは大食い勝負だからな!!」

    モノクマ「ちなみにコースに配置される料理は【超高校級の料理人】こと花村輝々さんの料理でございます!!」


    花村「二人とも頑張ってね!!」



    コックカワサキ:花村輝々



    ウサミ「終里さんが“ちくしょー、オレが出たかった”と言っておりまちた!!」

    舞園「終里さん…!?」ガビーン!!

    豚神「終里には悪いが、この勝負だけは譲らん!!」ビシッ!!

    ウサミ「では、各自スタートについてください!!」

    罪木「あ…あのぅ…私がスタートの合図をします…よろしくお願いします…」



    ワドルディ:罪木蜜柑



    花村「いやぁ~レースクィーン姿なんて、眼福!!眼福!!」パシャ!!パシャ!!

    罪木「ひぃ!?」ビクッ!!
  29. 39 : : 2014/12/03(水) 20:52:39

    ウサミ「こらぁ~!!カメラ撮影は厳禁でちゅよ!!」

    花村「ええ~堅いこといわないでよぉ~ってわわ!?」ゴンッ!!




    小泉「ちょっと、花村!!あたしのカメラ返しなさいよ!!」

    花村「ひぃ!?小泉さ~ん!?」


    モノクマ「あらあら、小泉さんのカメラだったの…」

    小泉「それにまだあんたはあっちでやることあんでしょーが!!ほら、行くわよ!!」

    花村「ごめんねぇ~!!罪木さんもまたねぇ~!!」

    罪木「私もこれが終わったら、そっちにいきますねぇ~!!」


    舞園「なんだったんですか…あれ」

    豚神(俺もまだ出番があるのかな…?)


    モノクマ「まぁ…別の世界のことはさておき、さっそくレースを始めましょう!!」
  30. 40 : : 2014/12/03(水) 20:53:26
    【COURSE1 かぼちゃグランド】

    罪木「位置について…」

    豚神「…」ジリッ…

    舞園「…」ジリッ…




    罪木「よ~い…ドン!!」ドコーン!!

    豚神「よっし!!スタートダッシュはいただいた!!」

    舞園「くっ!!速い!!」



    モノクマ「さぁ、最初にトップに躍り出たのはデデデ大王こと豚神白夜選手!!その巨体からは想像もつかないスピードです!!」

    ウサミ「このコースは一直線なので難易度は低いでちゅが、食べ物の配置も一直線!!先に食べられてしまっては後続の選手は何も食べることができまちぇん!!」

    モノクマ「さぁ、舞園選手!!いきなりピンチか!?」



    舞園「くっ、このぉ!!」ダッシュ!!

    モノクマ「おおおおっと!!ここで、舞園選手もスピードをあげた!!カービィこと舞園選手は基本的にスピードは相手に勝っています!!大きなミスさえなければ、この差は縮まっていくでしょう!!」

    豚神「だが、何も食べさせはしない!!ここの料理は俺のものだ!!」ヒョイ、パクッ!!

    舞園「好きにはさせませんよ!!私も本気でいきます!!」ヒョイ、パクッ!!
  31. 41 : : 2014/12/03(水) 20:54:26

    モノクマ「さぁ、丼ものからアイスまで食べものの種類はたくさんあります!!胃もたれはしないと言ったものの、あきらかに走りながら食べるものではないですね!!」

    ウサミ「そもそも、走りながら食べ物を食べるなんてことがないでちゅからねぇ…」

    舞園「くっ、前方にブロックが…!?」



    モノクマ「さぁ、この面の数少ない障害物のひとつブロックの壁です!!」

    豚神「こんなもの、俺のハンマーで壊してやる!!」

    モノクマ「さぁ、豚神選手!!上手いことハンマーでブロックを破壊していく!!」



    舞園「お先に失礼します!!」ダッシュ!!

    豚神「何ィ!?しまった!!」



    モノクマ「あああああっと!!豚神選手がブロックを壊してできた道を、舞園選手が先に駆け抜けて行くぅ!!」

    ウサミ「体格の差がでまちたね…舞園さんならあれぐらいの隙間でも通れまちゅが…豚神クンでは難しいでしょうね…」

    モノクマ「ハンマーで自分が開いた道を逆に利用されてしまった豚神選手!!少し遅れて舞園選手にそれでも食らいつきます!!」



    豚神「くそぉ!!負けんぞ!!」

    舞園「今のうちにコース上の食べ物を食べてしまいます!!」ヒョイ、パクッ!!

    モノクマ「さぁ…ようやくゴールが見えてきました!!」
  32. 42 : : 2014/12/03(水) 20:55:18

    舞園「このまま、ゴールです…って、きゃああああ!!」


    モノクマ「おおおっと!!ここで、舞園選手!!段差につまづいてしまった!!これは手痛いミスだ!?はたしてリカバリーできるのか!?」


    豚神「この機会逃さない!!」

    ウサミ「ここぞとばかりに豚神クン追い上げる!!」

    モノクマ「舞園選手を追い越したぁ!!!」

    舞園「くっ…負けません!!」

    豚神「もう、遅い!!」



    モノクマ「なんと!!豚神選手!!!後半で巻き返してゴールです!!!!!!」

    ウサミ「あとは直線コースのみでちたからね…舞園選手も惜しかったでちゅ…」


    舞園「くっ、ですが、後半の食べ物はすべて私が食べました!!まだ勝機はあります!!」

    豚神「ふん!!このままストレート勝ちさせてもらおう!!」



    モノクマ「両者にらみあっています!!これは次のコースも期待できそうだぁ!!」

    ウサミ「次のコースはもろこしホール、一変して起伏の激しいコースとなっておりまちゅ!!はたして勝つのはどっちなのでちょうか!!」ドン!!
  33. 43 : : 2014/12/05(金) 18:26:31

    【COURSE2 もろこしホール】

    モノクマ「はい!!このコースはもろこしホールということで、ゲストの大和田紋土さんに来ていただきました!!」

    大和田「ぶっ殺すぞ!!」

    モノクマ「まあまあ、落ち着いて落ち着いて…」

    大和田「人のリーゼントをとうもろこしみたいにいいやがって…」

    ウサミ「ところで大和田クンはこのコースをどうみまちゅか?」

    大和田「ああん!?…まぁ、起伏の激しい地形っていうのが一番のポイントだな…食いもんの配置もちょっと工夫しないととれなくなってきている…前回と比べてゴールまでに道が多少分岐するから、すべての食いもんを回収するのは無理だろうな…」

    ウサミ「はい、完璧な解説ありがとうございまちた!!」

    モノクマ「はい!!じゃあ、大和田クンは真の出番までもう少しおまちください!!」

    大和田「おまえ…人を一発ネタのためだけに…くそっ、覚えてろよ!!」





    舞園「不憫ですね…大和田君」

    豚神「ああ…だが、今は目の前のレースに集中しろ」

    舞園「ええ…今度は私が先にゴールします!!」

    豚神「言っていろ…このままストレートに勝つ!!」



    罪木「では、位置についてくださ~い」

    舞園(ここで負けたら本格的に勝ちは厳しい…なんとしても勝たないと)

    豚神(このまま俺が勝つ!!)

    罪木「よ~い…ドン!!」ドカーン!!
  34. 44 : : 2014/12/05(金) 18:27:51

    モノクマ「さぁ…両者いっせいにスタート致しました!!」

    ウサミ「大和田クンのいっていたとおり、このコースは前回よりも起伏が激しいコースとなっておりまちゅ…ただ走るだけでなく、的確にジャンプして段差を越えていくことが大切なポイントでちゅ!!」



    舞園「さっきのようにつまづいたりしません!!」ジャンプ!!

    モノクマ「現在トップなのは舞園選手!!スピードでは単純に勝っていますからね!!これは豚神選手今回は厳しいか!?」


    豚神「ふっ、ありえんな!!」ジャンプ!!

    舞園「なんですって!?」


    モノクマ「豚神選手、今度はその体格をいかして段差をひとっとびだぁ!!」

    ウサミ「舞園さんでは一回のジャンプで飛び越せずとも、豚神クンならそれが可能というわけでちゅね!!」


    豚神「さぁ!!このままゴールしてやるぞ!!」

    舞園「いいえ、そうはいきませんよ!!」ダッシュ!!

    モノクマ「今度は舞園選手が追い上げる!!」

    ウサミ「豚神選手の取りこぼした食べ物を的確に拾っていきます!!」

    豚神「やるではないか!!」ヒョイ、パク!!

    舞園「コツはつかみました…!!」ヒョイ、パク!!



    モノクマ「さぁ…!!コースも中盤に差し掛かってきました!!」

    ウサミ「中盤はこのコース一番の難関!!段差と急ターンの多い、いろは坂です!!」

    モノクマ「走っては跳び、反対に走っては跳び…また走る!!この難関を攻略できるのか!?」



    舞園「くっ、ここの食べ物は捨て置きます!!コース攻略が優先です!!」

    モノクマ「舞園選手!!小回りを利かせて、壁にぶつからず上手くジャンプしています!!」

    豚神「おのれ!!」
  35. 45 : : 2014/12/05(金) 18:30:08

    ウサミ「対する豚神クンは、ジャンプするためにスピードを犠牲にしなくてはならないようでちゅ!!これは、ここで差が出まちたか!?」

    舞園「はしごが見えてきました!!」ダッシュ!!

    モノクマ「コースも終盤!!舞園選手は今回は食べ物の回収よりもコースクリアを目指して、上のコースを選びました!!」


    豚神「負けんぞ!!」ダッシュ!!

    ウサミ「対する豚神クンは食べ物は取りつつも、遅れ気味でちゅ!!はしごは諦め、下のルートを突っ走っていきます!!」

    舞園「ジャンプ!!そして着地!!」スタッ!!



    ウサミ「舞園さん!!華麗な動きです!!ほとんどスピードを殺さずにこのコースを攻略していきまちゅ!!」

    モノクマ「舞園さんはダンスやってるからな!!」

    ウサミ「ダンス万能説!!」



    豚神「ぐっ、間にあえ!!」ダッシュ!!

    舞園「これで、ゴールです!!」ダッシュ!!


    モノクマ「ここで、舞園選手がゴール!!舞園選手の冷静な判断と無駄のない動きが勝利を導いたぁ!!」

    ウサミ「これでレース結果は両者1勝1敗!!勝敗は最終レースによって決まることになりまちた!!」



    豚神「あと一歩及ばずか…」


    舞園「ナイスファイトでした!!」

    豚神「おまえもな…!!」


    モノクマ「両者の間に友情ともよべるものが芽生え始めてきましたね!!」

    ウサミ「いいことでちゅ…!!ら~ぶら~ぶ!!」




    モノクマ「さて、次で泣いても笑っても最後のレースです!!コースはたまねぎガーデン!!」

    ウサミ「コースも最長!!障害物も最多!!コーナーもとても多い!!最後にふさわしい難易度の高いコースとなっておりまちゅ!!」

    モノクマ「さて、最後に勝つのは舞園選手か!?はたまた、豚神選手かぁ!!」ドン!!
  36. 55 : : 2014/12/08(月) 14:09:25
    【COURSE3 たまねぎガーデン】

    モノクマ「さぁ…たまねぎガーデンということでたまねぎっぽい頭の人をおよびしました!!一番最初にやられた学芸会の木の役の山田クンです!!」

    山田「あのぉ…せめてウィスピーウッズといってくれませんかねぇ…」

    モノクマ「さて、山田クン…グルメレース最終コースでちゅが…この勝負どうみまちゅか?」

    山田「そうですねぇ…このステージは本当に複雑ですからねぇ…ブロックで塞がれている箇所もあれば、途中水中をすすまなくてはいけないところもあります…ただ、舞園さやか殿はこのコースではコピー能力を得ることができる点に注目したいですな」

    ウサミ「はい…このコースにも敵はいませんが、触れるとコピー能力を得ることができるコピーのもとが配置されておりまちゅ!!ジェット・ウィング・ニンジャ・パラソル・ホイール…と移動に長けたものが多いでちゅね!!」

    山田「対する…豚神白夜殿は狭いコースでは厳しいかもしれせんね…ですが、体格は大きいため…カービィより移動距離は少なくて済みますし…どれだけ無駄なく進めるかにもかかってくるでしょう」

    ウサミ「はい…ありがとうございまちゅ!!」

    モノクマ「では、山田クンは…別の世界でのお仕事がんばってくださいな!!」

    山田「いやぁ…舞園さやか殿も豚神白夜殿も…陰ながら見守っておりますぞ!!」


    舞園「さあ…始めましょうか…」

    豚神「全力でかかってこい!!」

    罪木「それでは…位置についてください!!」
  37. 56 : : 2014/12/08(月) 14:10:41


    舞園(負けはしません…!!)

    豚神(悪いが…勝利するのは俺だ!!)





    罪木「位置について…!!」

    舞園「…」ジリッ

    豚神「…」ジリッ




    罪木「よ~い…ドン!!」ドカーン!!





    舞園「行きます!!」ダッシュ!!

    豚神「行くぞ!!」ダッシュ!!




    モノクマ「さぁ…始まりました…最終レース!!このレースの勝敗が、実質最終的な勝敗になります!!」

    ウサミ「さぁ…さっそくコピー能力ゾーンです!!豚神クンには不要なのでスルーでちゅが…はたして、舞園さんは何を選ぶのか!!」



    舞園「ウィングをコピーします!!」テロテロリン!!

    ウサミ「舞園さん!!ウィングをコピーしまちた!!通常のカービィの空を飛ぶホバリングに比べ、ウィングは素早く空中を移動することが可能です!!」

    モノクマ「ですが、コピーしている間に豚神クンはブロックエリアをハンマーで壊していく!!舞園さん…そのウィングの能力で巻き返すことができるのか!?」

    豚神「ふん…俺にはこのハンマーのみ…貴様には追い抜かせんぞ!!」

    舞園「コンドルずつき!!」ダッシュY

    モノクマ「さあ、舞園さん!!ウィングのダッシュを駆使して、豚神クンに追いつこうとします!!」

    豚神「だが、俺は止まってなぞやらん…!!」ダッシュ!!

    舞園「はばたき!!」
  38. 57 : : 2014/12/08(月) 14:14:08

    ウサミ「舞園さん…いいウィングさばきでちゅ!!」

    モノクマ「いえ、ウィングはそこまでラグはありませんが、動きが軽すぎるせいか…舞園さん…無駄な動きがありますね…!!」



    舞園「くっ…勝手が違う…!!速いぶん、ブレーキが利かない!?」

    豚神「おのれの能力に惑わされるとは…笑止!!これは、俺の勝ちも見えてきたな!!」


    舞園「いえ!!それでも、コース的には私が有利なことには変わりありません!!ばくげきずつき!!」空中↓+Y

    モノクマ「舞園さん!!、上空よりずつきで強引に下へと落ちて行きます!!」

    豚神「ほう…やるではないか!!」


    モノクマ「ブロックゾーンをすでに抜けた豚神クンは、乗ると壊れる足場を壊し、道を確保していきます!!しかし、ここは狭い場所…豚神クン…足場を壊すのに時間がかかっております!!」


    ウサミ「そうこうしているうちに舞園さんが追いついてきたようでちゅ!!」

    舞園「豚神さん!!お先に失礼します!!」ビュン!!

    豚神「くっ、壊れた足場の半分の隙間をくぐり抜けただと…!?」


    ウサミ「前回のコース同様…体格差は良くも悪くも様々な面で出てきまちゅね…」

    モノクマ「ええ…!!ですが、まだわかりません!!舞園さんはウィングには慣れてはいない様子…このあとのコースの進み方次第では豚神クンにも勝機はあるはずです!!」




    舞園「広いところに出ましたね!!私はブロックの少ない上ルートを行きます!!」ビュン!!

    豚神「少し出遅れたが…問題ない!!下のルートをブロックを破壊しながら進むぞ!!」ダッシュ!!

    モノクマ「さぁ…コースも中盤にさしかかってきました!!」

    ウサミ「両者…一歩も譲りまちぇんね!!すごい戦いでちゅ!!」
  39. 58 : : 2014/12/08(月) 14:23:25

    モノクマ「さぁ…先に水中ゾーンに来たのは舞園さん!!しかし、水中ではウィングのはばたきは使えません!!」

    ウサミ「水中ゾーンにはところどころ、水中ではない開いているスペースがありまちゅ!!動作が遅くなってしまう水中よりも、なるべくはそこを通っていきたいところでちゅね!!」


    舞園「くっ…やはり水中だと…いきなり減速しましたね…!!」

    豚神「逃しはせんぞ!!」

    舞園「もう追いついてきたんですか!?」


    モノクマ「なんと豚神クン…追い上げてきました!!」

    豚神「水中でも俺は同じようにホバリングが可能だ!!先にいかせてもらうぞ!!」フワァ…

    舞園「くっ…そんな!?」


    モノクマ「舞園さん有利と思われましたが、ここに来てレースの展開がまた変わってしまいました!!」

    ウサミ「さぁ…次は難関、いろは坂でちゅ!!急ブレーキとターンが必要なゾーンでちゅね!!」

    豚神「むぐむぐ…うまいな」ヒョイ、パク!!

    モノクマ「豚神選手!!急ぎながらも食べものはちゃんと食べて行きますね!!」

    ウサミ「さすがでちゅね!!」

    モノクマ「さぁ…豚神クンはいろは坂に入り、舞園さんも水中を抜け、遅れながらもいろは坂へと向かいます!!」



    舞園(ここで…負けるわけにはいかない…私は…勝負に出ます!!)

    モノクマ「な…なんとぉ…!?ここで舞園さんウィングの能力を捨てました~!!!」

    ウサミ「これは、どういうことなのでちょうか!?」
  40. 59 : : 2014/12/08(月) 14:31:56

    豚神「勝負を捨てたのか…舞園!?」

    舞園「違います!!確かにウィングは速いですが、ここではあなたに勝つことが目的…!!ならば、慣れている動きのほうがいいわけです!!」ダッシュ!!



    モノクマ「舞園さん!!速度をあげたぁ~!!!!!!!!」




    舞園「見なさい!!」シュバババ!!

    豚神「なんだと…!?」


    ウサミ「舞園さん…!!前回のコースでも見せた華麗なターンでちゅ!!スピードもまったく落ちていまちぇん!!」

    モノクマ「コースの位置取りがすばらしいですね…常に最短距離をつめていっております!!」


    豚神「くっ…まさか、ここでコピーを捨ててくるとはな…」

    舞園「使うもよし!!使わぬもよしです!!」

    モノクマ「さぁ…いろは坂を越えれば…あとはゴールまで登って行くだけです!!」

    ウサミ「舞園さんが、豚神クンを追い抜き…食べ物も回収していきまちゅ!!」



    舞園「このまま…このまま…行きます!!」ヒョイ、パク!!



    豚神「最後まで…あきらめんぞぉおおおおおおおお!!」




    モノクマ「なんと、豚神クンのホバリングによる上昇スピードが舞園さんを上回っています!!」

    ウサミ「最後の意地の見せどころでちゅね!!」



    豚神(舞園…さすがだ…だが)

    舞園(豚神さん…すごい執念です…でも、)

  41. 60 : : 2014/12/08(月) 14:45:33


    舞園・豚神(負けはしない!!必ず…勝つ!!)








    モノクマ「さあ…あとはゴールまで一直線だぁ!!」


    豚神「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダッシュ!!


    舞園「てりゃああああああああああああああああああああ!!」ダッシュ!!







    ドン!!








    モノクマ「さぁ…両者!!ほぼ同時にゴール致しましたぁ~!!結果はどうなったのか~!!!!!!!!!!」


    ウサミ「ただいま、結果を集計しております!!少々おまちくだちゃい!!」




    舞園「ハァ…ハァ…いい…勝負…でした…」ハァハァ

    豚神「ハァ…ハァ…さすがだな…ハァ…この俺に本気を…出させるとはな…」


    モノクマ「ふたりともさすがに息があがっていますね…お疲れ様です!!」










    罪木「結果をお伝えします!!」


    豚神「…」ドキドキ

    舞園「…」ドキドキ



    罪木「第1レース…勝者、豚神さん…!!」


    罪木「第2レース…勝者、舞園さん…!!」


    罪木「食べた総数…豚神さん…90…舞園さん…83」



    豚神「…」ドキドキ

    舞園「…」ドキドキ




    罪木「最終レース…勝者…」








  42. 61 : : 2014/12/08(月) 15:03:54






    ドルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル←ドラムロールの音




    罪木「勝者…舞園さやかさんです!!」



    舞園「や…やりました~!!」ガッツポーズ!!

    豚神「くっ…あと一歩及ばずか…」クッ



    ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!



    モノクマ「観客席も大変興奮していますね!!舞園選手、豚神選手!!感動をありがとう!!」

    舞園「観客いたんですか!?」ガビーン!!




    モノクマ「それでは、観客のみなさんに少しインタビューしていきましょう!!今回のレース…どうでしたか?」


    葉隠「いやあ…感動したべ…俺も明日から頑張ろうと思ったべ!!」

    モノクマ「ありがとうございます!!それでは、お隣の方もどうぞ!!」

    灰慈「久しぶりに心が熱くなったな…本当にいいレースだった!!」


    モノクマ「ありがとうございます!!それでは最後にそこのお二人にも感想をお願いしたいと思います!!」


    舞園?1「とてもいいレースでした!!まるで自分のことのように嬉しいです!!」

    舞園?2「豚神クンにはこれからも舞園さんのライバルとして君臨し続けていただきたいですね!!」
     


    モノクマ「はい、ありがとうございました!!」



    舞園「なんですか!!その観客席の人のチョイスはぁ~!!しかも、またあの2人いるし!!」ガビーン!!
  43. 62 : : 2014/12/08(月) 15:10:28

    豚神「舞園よ…おめでとう」

    舞園「ありがとうございます…とてもいいレースでした!!」

    豚神「ああ…楽しかったぞ!!ではな…」

    舞園「豚神さん…!?どちらへ…!?」


    豚神「敗者はただ去るのみだ…だが、舞園…今度会うときは敵ではなく…必ずおまえに味方すると約束しよう」

    舞園「豚神さん…ありがとうございました!!」


    ウサミ「さあ、興奮冷めやらぬまま…今回のグルメレースはこれにて終了となりまちゅ!!みなさま、お二人に盛大な拍手をお願い致しまちゅ!!」


    パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!


    【激闘!グルメレース】クリア!!
  44. 65 : : 2014/12/16(火) 20:28:40

    【白き翼 ダイナブレイド】


    舞園「次の冒険はダイナブレイドとの戦いですね!!」

    モノクマ「プププランドの作物を荒らしている怪鳥ダイナブレイド…そいつをやっつけるのが今回の目的ですね!!」

    舞園「さて、さっそく進んで行きましょうか!!」

    【STAGE1 ピーナッツ平原】

    モノクマ「今回はダイナブレイドを含めると、5つのステージがありますね!!コピー能力のおためし部屋も2つばかりあります!!」

    舞園「隠し部屋はスイッチを押すことで行けるんでしたね!!」

    モノクマ「さて、前方にはサーキブルがいますね!!」

    舞園「カッターはまだコピーしていませんでしたね!!さっそくコピーしてヘルパーを召喚しましょう!!」

    ズォオオオオオオオオオオオオ!!

    舞園「さて、ヘルパー召喚です!!」

    ジェノ「ジャジャジャジャーン!!笑顔が素敵な殺人鬼でーーーーーす♪」

    舞園・モノクマ(すごい人きちゃったーーーーーーーーーー!?)



    カッター(ヘルパー):ジェノサイダー翔



    ジェノ「おう!!アタシの出番か!!でもアタシのマイハサミをカッターの一言よばわりってどういうことなのぉ~?え~わかんな~い♪」

    舞園「あ…あの、よろしくお願いします…」

    ジェノ「あっ、よろしくお願いしま~す!!適当に目にうつったやつを切り刻む簡単なお仕事って聞いたんだけど…つ~か白夜様はどこなの!?」

    舞園「そ…それは、わかんないです」
  45. 66 : : 2014/12/16(火) 20:29:07

    ジェノ「オイオイ、そんなに委縮してんじゃねぇよ…確かにアタシとあんたって絡んだことなかったと思うけどよ~楽しくやろーぜぇ!!」

    舞園「そうですね!!頼りにしてます!!」

    ジェノ「んで、モノクマちゃん、白夜様どこ?」

    モノクマ「そうですね…十神クンはここではない世界にいますね…」

    ジェノ「ありゃりゃ…白夜様ってば隠しキャラ的な存在なのかしら~ん!!アタシより隠れてるなんてね~!!」

    舞園「ジェノサイダーさんはもはや隠しキャラじゃないですよね…」

    ジェノ「ま~ねん♪さぁ~て、進撃、進撃っと!!」

    舞園「これは、このステージは楽勝な匂いがしてきましたね…」

    モノクマ「ヘルパーの女子率がやばい…まぁ、あとで男子ばっかになるおそれもありますが…」


    ジェノ「なになに、楽勝じゃな~い?ほっとんど傘もっているやつばっかだったけど…」

    舞園「ジェノさんが強すぎて、私が能力をコピーできない件について…」

    ジェノ「ん~?そりゃ、すまなんだ…雑魚敵はとりあえず倒しちまってるからな!!アタシとおんなじカッターをコピーしとくか?」

    舞園「そうですね…そうしておきますか」


    ズオォオオオオオオオオオオオ!!


    舞園「カッターをコピーしました」テロテロリン!!

    ジェノ「…にしても、おまえもおもしろそうなことやってんよな!!アタシも主人公ってやつやってみたいぜ!!」

    モノクマ「ジェノサイダーさんが主人公だと…敵にとって無理ゲーになっちゃいますからねぇ…」

    ジェノ「アタシってばおてんばすぎたのかしら~!!」

    モノクマ「おてんばの一言じゃすまないよ!!もう!!」
  46. 67 : : 2014/12/16(火) 20:29:37

    花村「やぁ~、お嬢さん方!!このボクがお相手するよ!!」

    ジェノ「あん!?なんだ…こいつ…?」

    花村「グルメレースでもちらっとだけ出たけど、コックカワサキの花村輝々だよ~!!」

    舞園「そういえば…小泉さんに連れられて、どっかにいっちゃったままでしたね…」

    花村「うん?いっちゃった…?舞園さん、もう一度いってくれるかな?」てる~ん!!

    ジェノ「カッターめったぎりぃ!!」敵の近くでY連打

    花村「ぎゃあああああああああああああ!?」

    ジェノ「ちっ…萌えないやつを切り刻みたくはねぇんだけどよぉ~」

    舞園「ジェノさん…すみません」

    ジェノ「こういうセクハラ野郎には問答無用だ!!テメェもしっかりついてこいよ!!舞園ォ!!」

    舞園「はい!!」

    花村「くっ…文字通り君たちを料理してあげるよ!!ボクのこのフライパンでね!!」

    ジェノ「…んだよ、コロッケでも作るつもりか?」

    モノクマ「キャベツは~どうした~♪」

    花村「ふっふっふ…このフライパンにつかまれたら一定時間君たちはダメージをうけることになる…そのときは何もすることができないんだよ!!」



    ジェノ「…んじゃ…そのフライパンにつかまらなきゃいいって話だな!!ダッシュカッターぎりぃ!!」ダッシュY

    花村「ちょっとぉ!?」

    舞園「かぶとわり」ジャンプ+下Y

    花村「うわあああああああ」ドカーン!!

    ジェノ「こういう輩はさっさと倒しちまうのが一番なんだよ!!」
  47. 68 : : 2014/12/16(火) 20:30:23

    舞園「そういえば…コックカワサキからはコックをコピーすることができますね…」

    花村「…」てる~ん

    ジェノ「やめとけよ…こいつ今ちょっと笑ったぜ…」

    花村「」ビクッ!?

    舞園「そうですね…別にいらないですし…」

    ジェノ「さぁ~てと…アタシももうちょい活躍したいところだが、時間みたいだな…」

    舞園「ジェノさん、ありがとうございました!!」

    ジェノ「ああ…次はもっと萌える男子を切り刻みたいわね♪」シュン!!

    舞園「さて、ゴールしましょうか!!」







    舞園?1「お待ちして」

    舞園?2「おりました!!」

    舞園「な…なにぃ!?なぜ…あなたたちが…!?」

    モノクマ「ダイナブレイドではゴールするとボーナスゲームがあります!!そこではカービィが大砲の中に入って発射されます!!遠くにとべばとぶほど、いいものがもらえるようになっているんだね!!」

    舞園?1「私たちは大砲を支える係です!!」

    舞園?2「です!!」

    モノクマ「そう…ここで大砲を支えているのも実はカービィなんですね…」

    舞園?1「さぁ…準備はいいですか?」

    舞園?2「さぁ…さぁ!!大砲に入ってください!!」

    舞園「ちょっと~!!押さないで!!押さないでぇ~!!」



    舞園「…」ゼェゼェ…

    モノクマ「大丈夫…?一応、2の地点まで行ったから1upだよ…」


    ※ボーナスゲームは7が最低地点で、1が最高地点。1までとぶことができれば、3upできる。


    舞園「これ…あと三回あるんですよね…?」

    モノクマ「うん…まぁ…慣れちゃえば大丈夫だよ…」

    舞園「そうですね…すぐ終わりますものね…大砲でとばされるだけの簡単なお仕事です…」

    モノクマ「う…うん、次に行こうか…」
  48. 69 : : 2014/12/16(火) 20:31:09

    【STAGE2 マシュマロ城】

    舞園「今度はお城の中に入っていくんですか…」

    モノクマ「デデデ大王の城じゃないけど…一体誰の城なんでしょうねぇ?」

    舞園「わざわざダイナブレイドの巣に行くのに…ここを通っていかなきゃいけないんですね…」


    舞園「えっと…確かここにはおためし部屋への隠しスイッチがあるんでしたね…」

    モノクマ「そうですね…コピー能力を使わないとスイッチのある部屋にはいけないようになっていますが…」

    舞園「それは、攻撃範囲の広いミラーですね!!よし、せっかくですからコピーしてヘルパーも召喚しましょう!!」

    ズオォオオオオオオオ!!

    舞園「よ~し!!ヘルパーの召喚です!!」


    腐川「あ…あれ!?あたしの出番なの!?」

    舞園「ええっとさっきぶり…でいいんでしょうか?」



    ミラー(ヘルパー):腐川冬子



    腐川「ああ…あいつがさっきまでヘルパーだったわけね…」

    舞園「はい、ジェノさんはカッターでしたね…」

    腐川「…にしても、こっちでも似たような役割なのね…悪かったわね…魔女っ娘があたしみたいな可愛くない女で…」

    舞園「誰もそんなこと言ってないですよ…ってこっちでも似たような役割というのは?」

    腐川「まぁ…この世界では関係ないことだわ…いずれどっかの世界でわかることでしょうし…」

    舞園「そういわれると余計気になるんですが…」

    腐川「うるさいわね…!!あたしのミラーぎりで隠し部屋への入り口を開くから、さっさと行くわよ!!」

    舞園「う~ん、どこかの世界でも魔女か何かってことなんでしょうか…?」

    腐川「いいから!!行くわよ!!」

    舞園「はい!!」
  49. 70 : : 2014/12/16(火) 20:32:12

    腐川「これでスイッチは押せたわね…」

    舞園「無駄に大きかったですねスイッチ…」

    腐川「次は強制スクロール面よ…あんたもミラーをコピーしておけば?ミラーなら攻撃範囲が広いから幾分か楽なはずよ…」

    舞園「わかりました!!」


    ズォオオオオオオオオオ!!


    舞園「ミラーをコピーしました!!」テロテロリン!!

    腐川「くっ…衣装はおんなじはずなのに…こんなのさらし上げもいいところよ!!」

    舞園「腐川さんだって可愛いですよ!!」

    腐川「あんたに言われるとむかつくのよぉ!!」

    モノクマ「はいはい、喧嘩しないの!!」





    腐川「さぁ、強制スクロール面ね…」

    舞園「上からココナッツも落ちてきます!!」

    腐川「カッターで攻撃してくるサーキブルも厄介ね…さっさと倒すに越したことはないわ!!」

    舞園「ミラー分身!!」ダッシュ+Y

    腐川「ミラー分身!!」ダッシュ+Y

    モノクマ「一瞬だけ出る分身は2つとも攻撃判定をもっているんだよね!!これで周囲の敵を倒せるね!!」




    舞園「あれ!?腐川さんの分身…」

    腐川「え!?」

    ジェノ「え!?何?」

    舞園・モノクマ(腐川さんの分身、ジェノさんだぁ~!?)ガビーン!!



    腐川「ちょ!?え!?なんで、あんたが出てくるのよ!?」

    ジェノ「え~いいじゃん、いいじゃん!!アタシだってもう少し活躍したいし!!」

    舞園「強制スクロール面でふざけてる場合じゃないですよ!!」

    ジェノ「ダッシュカッターぎり」ダッシュ+Y


    ザシュ!!


    ジェノ「ほい、道は切り開いたぜ!!」

    腐川「あたしの見せ場が…っていうか分身攻撃はすぐもとに戻るはずなんじゃないの!?」

    ジェノ「うん、すぐ戻れるよ!!」シュン!!

    腐川「やっと…戻ったわね…」
  50. 71 : : 2014/12/16(火) 20:32:45

    ジェノ「すぐ、出てくるけどね!!」

    腐川「自由すぎよ!!おとなしくしてなさいよ!!」ガビーン!!

    モノクマ「も…もう、この際…このステージは3人で行けば?」

    ジェノ「賛成の反対の反対なのだ!!」

    腐川「つまり賛成ってことね…仕方ないわね…行くわよ!!」

    舞園「頼もしいやら…やかましいやら…」




    腐川「ウィリー地点もこいつの爆走で楽勝だったわね…」

    モノクマ「ここはウィリーっていうタイヤの敵が襲ってくるはずでした…」

    ジェノ「しゃーねぇじゃん、アタシたちに向かって走ってくるんだからさぁ~!!」

    舞園「そろそろ、ここも終わりが近づいてきましたね…」





    弐大「今度こそワシと戦ってもらうぞ!!」ドーン!!

    舞園「【はるかぜとともに】でスルーした弐大さん!?」

    モノクマ「ボンカースの弐大クンお久しぶりです!!」

    ジェノ「あん?アタシたちとやろうっての?」

    弐大「…ってなんで腐川が2人いるんじゃあああああああああ!?」ガビーン!!

    舞園「私もよくわかりませんとしか…」




    舞園?1「どうして、腐川さんが2人いるんですか!?」

    舞園?2「不思議ですね…」

    弐大「舞園も3人おるぞぉおおおおおおおおおお!?」ガビーン!!

    舞園「なんで今出てきたんですか!?」ガビーン!!
  51. 72 : : 2014/12/16(火) 20:33:19

    舞園?1「ゴール近いからいいかなって…」

    舞園?2「はい」

    モノクマ「はいじゃないが」

    ジェノ「まぁ…中ボス程度アタシ一人で十分だけどな…」

    弐大「ぐ…相手が何人であれ負けんぞ!!」



    舞園「ミラーぎり」Y

    腐川「ミラーぎり」Y

    ジェノ「カッターブーメラン」Y





    弐大「…ってやっぱし多勢に無勢じゃったわ!!」ドカーン!!

    舞園「じゃあ…ハンマーをコピーさせてもらいますか…」

    ズォオオオオオオオオ!!

    舞園「ハンマーをコピーしました!!」テロテロリン!!

    モノクマ「これで杭を打つことができるね!!」

    舞園「では、城の外の杭を打つことにしましょうか…!!」
  52. 73 : : 2014/12/16(火) 20:33:56

    腐川「あれが杭ね…」

    ジェノ「ひと思いにドカーンっとやってやりな!!」

    舞園「はい!!ハンマーたたき!!」Y


    ドッカーン!!


    腐川「え」

    ジェノ「え」

    舞園「え」

    モノクマ「うわぁ!?城が全壊したぁ~!?」ガビーン!!



    ジェノ「あの杭だけで全壊するって…」

    腐川「危険すぎるわよ…この城!!」

    舞園「と…とりあえず、今ので開いた扉から…1upを取りにいきましょうか…」



    腐川「あっ…そろそろお別れのようね…」

    ジェノ「さすがに今度こそ帰るとするか…」

    舞園「腐川さん!!ジェノさん!!ありがとうございました!!」


    腐川「じゃあね…この先も頑張んなさい」シュン!!

    ジェノ「ほ~い!!頑張ってね~ん!!」シュン!!




    舞園「よし、ステージ2もクリアのようですね!!」

    舞園?1「ようこそ」

    舞園?2「ボーナスステージへ!!」


    舞園「あなたたちいつもフライングしすぎです!!」ガビーン!!
  53. 76 : : 2014/12/22(月) 20:33:10

    舞園「さて、次のステージに行きましょうか!!」

    終里「待ちな!!」

    舞園「お、終里さん!?ここはまだ、ステージセレクト画面ですよ!!」

    終里「だからだよ…オレとバトルしようぜ!!」



    アイアンマム:終里赤音



    モノクマ「ダイナブレイドでは、ステージ上に中ボスのアイアンマムが出てくるんだよね。ファイターの能力を持っているよ」

    舞園「ここで中ボスとは…それでは、こちらはヘルパーを召喚させてもらいましょうか」

    モノクマ「今、舞園さんがコピーしているのはハンマー…つまり…」


    弐大「再び…ワシの出番というわけじゃあああああああああああああああ!!」



    ハンマー(ヘルパー):弐大猫丸



    終里「おっさんが相手か…だけど…舞園さえ倒せばオレの勝ちなんだろ?」

    弐大「そんなことワシがさせんわい…終里…勝負じゃ!!」

    舞園「私は何もしなくても大丈夫そうですね」

    モノクマ「舞園さん…もしかして、自分が楽しようと弐大クンを召喚したんじゃ…」

    舞園「さっきも大砲で飛ばされてきたんで…精神的に疲れてるんですよ…」

    モノクマ「ご、ごめんなさい…ゲームの仕様なので…」

    弐大「どの道ワシ一人で大丈夫じゃ…任せておけ!!」

    終里「弐大のおっさんが相手とはな…いいぜ!!オレの力見せてやるよ!!」
  54. 77 : : 2014/12/22(月) 20:33:35
    弐大「ワシのハンマーさばき…食らうがいい!!」

    モノクマ「ハンマーはかなり強いコピー能力です…地上での敵に対してはかなり有効です!!単純に攻撃力が高いですからね!!ただ…隙も多いので注意が必要です!!」

    舞園「完全なパワータイプといったところですね」

    弐大「ジャイアントスイング!!」ダッシュ+Y

    終里「あぶねぇ!!」ササッ!!

    弐大「ほう…避けることを覚えたか…向かってくるだけのおまえさんがたいしたもんじゃわい!!」

    終里「オレだって常に強くなってるんだぜ!!食らいやがれ!!バルカンジャブ!!」

    弐大「やりおるな…じゃが、まだまだ詰めが甘い!!」

    終里「オレのパンチが…まったく当たらない!?」

    弐大「悪いが…一撃で終わらせる…ハァアアアアアアアアアアアア!!!!!!鬼殺しぃ、火炎ハンマー!!」↑+Y

    終里「ぐ…ぐあああああああああああああああ!!」ドカーン!!

    舞園「す…すごい!!本当に一撃で…!!」

    モノクマ「おにごろし火炎ハンマー…タメの時間が少し長いけれど…当てられれば中ボスのほとんどは一撃で葬り去ることができるんだよ…すごいよね!!」

    終里「くっ…やっぱりおっさんには勝てねぇか…」

    弐大「まあ…ワシも武器持ってたしのぅ…またトレーニングしてやるわい!!」

    終里「おう!!」

    弐大「ん?ワシの出番…もう終わりなのか…?」

    舞園「弐大さん、助かりました!!」

    弐大「うむ、健闘を祈っているぞ…舞園!!終里、さっそくトレーニングじゃ!!」シュン!!

    終里「おう!!次は負けねぇからな!!」シュン!!




    舞園「これでやっと次のステージに行くことができますね…」

    モノクマ「ダイナブレイドを除けば、あと2ステージですね!!気張っていきましょう!!」
  55. 78 : : 2014/12/22(月) 20:34:28

    【STAGE3 ココア洞窟】

    舞園「ここは洞窟ですか…」

    モノクマ「このステージは風が吹いてきたり、極寒のエリアと極暑のエリアがあったりするステージだよ!!」

    舞園「…ということはアイスかファイアの能力を得ることができそうですね…」

    モノクマ「他にもいろんなコピーがあるよ、確かこの面にはヨーヨーを持ってる雑魚敵もいたし…」

    舞園「まだまだ出会っていないヘルパーの方々も多いですからね…」

    モノクマ「せっかくだから一度まとめてみようか…」




    アイス:?
    プラズマ:?
    ヨーヨー:?
    ボム:?
    ソード:辺古山
    ファイア:?
    ウィング:?
    カッター:ジェノ
    ミラー:腐川
    ビーム:七海
    ファイター:大神
    パラソル:セレス
    ストーン:?
    ホイール:?
    ジェット:?
    スープレックス:?
    ハンマー:弐大
    ニンジャ?
    コピー:?




    モノクマ「今のところのヘルパーの女子率の高さ…」

    舞園「こうして見てみると…まだまだ誰かわからないヘルパーが多いですね…」

    モノクマ「ちなみにヘルパーのいないカービィの能力はクラッシュ、コック、ペイント、マイク、スリープだよ!!スリープはコピーするとカービィが寝てしまって一定時間動けなくなるんだ!!その他は全部ほぼ一撃技だから、使うと能力自体自然になくなってしまうんだ、だから、ヘルパーは出て来ないんだね!!」

    舞園「クラッシュはそういえば山田君に使いましたね…」


    モノクマ「マイクはカービィが歌の下手さで攻撃してるんじゃないかな…うぷぷ、舞園さんが使うときが楽しみだなぁ…」

    舞園「ちょ…ちょっと!!ただの大声かもしれないじゃないですか!!」ガビーン!!

    モノクマ「マイクは実は3回まで使えます!!他の一撃技とはその点が違うね」

    舞園「もう…さっさとステージを進みますよ!!」
  56. 79 : : 2014/12/22(月) 20:35:45

    舞園「ここはさっき言っていた…極寒のエリアですか…雪だるまのチリーがたくさんいますね」

    モノクマ「実は極暑のエリアにファイアの能力もっている雑魚はいなかったみたいだね…ヨーヨーはいたよ」

    舞園「では、コピーして、アイスのヘルパーを呼ぶことにしますか!!」



    朝日奈「やっほー!!舞園ちゃん!!」



    アイス:朝日奈葵



    舞園「アイスは朝日奈さんでしたか、よろしくお願いします!!」

    朝日奈「うん、よろしくね!!この能力があればいつでも氷が作れるね!!ドーナツが作れたらもっと最高だけど!!」

    舞園「ドーナツを作るならむしろファイアのほうがいいですよね…」

    朝日奈「うんうん、でも私がアイスってなんでかな?私ってクールっぽい?」

    舞園「いえ、クールではないと思いますよ…」

    モノクマ「まぁ…実際、アイスの配役は結構悩んだんですがね…あっ、これ裏話なんで、忘れてもらってけっこうですよ!!」

    朝日奈「私以外にも候補がいたんだね」

    モノクマ「Wiiのカービィなら、ウォーターっていうコピーあるし、朝日奈さんにぴったりなんだけどもね…まぁ、そもそもスーパーデラックス以外にヘルパー制度ありませんが…」

    舞園「Wiiではカービィ、メタナイト、デデデ大王、ワドルディの4人で冒険ができるんですよね!!」

    モノクマ「ヘルパー制度もう一度出て来ないかなぁ…」






    朝日奈「うわぁ…歩いてるだけなのに、スケートみたいに走れるよ!!アイスってすごい!!」スィー!!

    舞園「コピー能力によって細部のアクションまで違うのがカービィの魅力ですよね!!単純に攻撃技以外にも特徴があるんですね!!」

    朝日奈「うわ…寒くないのに、吐く息が白い!!」

    舞園「アイスですからね…」

    朝日奈「これじゃあ、ホットココアは飲めそうにないね…アイスコーヒーならいつでも作れるかも!!」

    モノクマ「さっきから発想が食べ物や飲み物ばっかりですね…さすが朝日奈さん…」




    終里「オウ!!そりゃあ、食いもんより大事なものはないからな!!」

    舞園「お、終里さん!?…さっきも出てきたのに…!?」

    終里「ああ、オレはトレーニングしてきてさらに強くなったぜ!!」

    舞園「早すぎですよ!?」ガビーン!!

    終里「…にしてもオレもグルメレース出たかったぜ…今からでもやらねぇのか?レースなしの食べ放題だけでもいいからさ!!」

    モノクマ「それはただの食べ放題だってば…もうグルメレースは終わったの!!」

    終里「ちぇ…まぁいいや、今度こそ舞園とオレのバトルだぜ!!」

    朝日奈「私も忘れないでよ!!」

    終里「今度の味方は朝日奈か…いいぜ、かかってきな!!」
  57. 80 : : 2014/12/22(月) 20:36:57

    舞園「終里さんの構え方がさっきと全然違う…これは一体…!?」

    終里「オレとしちゃあ、殴る蹴るのほうが単純でいいんだが…こっちもなかなかのもんだぜ…!!」ガシッ!!

    朝日奈「うわぁ!?つかまれた!?」

    舞園「朝日奈さん!?」

    終里「くらいなぁ!!ジャーマンスープレックス!!」ドカーン!!

    朝日奈「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!?」


    舞園「あ…あれは、スープレックスの能力!?」

    終里「今度のオレは投げ技でいかせてもらうぜ!!」



    バグジー:終里赤音



    朝日奈「くっ…やったなぁ!!私の番だね!!こちこちブリザード!!」ダッシュ+Y

    終里「うひぃ!?冷てぇ!?」ブルッ…

    舞園「今回は近づきすぎるとすぐに投げられてしまいますね…適度に距離をとって攻撃していきましょう!!」

    朝日奈「うん、わかったよ!!」

    舞園「私もアイスです!!こちこちスプリンクラー!!」空中+Y

    終里「空中で大回転してきやがった!!」

    朝日奈「あ…あれは、トリプルアクセル!?私もイナバウアーで対抗するよ!!」

    モノクマ「いやいや、スケートじゃないんだからさ…」

    終里「投げ技だけじゃねぇ…虫攻撃だ!!」

    朝日奈「いやぁ!?虫が飛んできたよ!?」
  58. 81 : : 2014/12/22(月) 20:37:26

    モノクマ「中ボスでコピーがないカービィが吸いこんで攻撃するための救済措置技ですね!!」

    舞園「そうだ…あれを凍らせて!!」

    朝日奈「そっか、こちこちといき!!」Y

    終里「虫たちを凍らせてブロックにした!?…何をする気だ!?」

    舞園「行きます!!」

    朝日奈「行くよ!!」



    舞園・朝日奈「こおりキック!!」



    終里「ぐわぁああああああ!?」ドカーン!!

    モノクマ「氷ブロックに触れると、前方へと飛ばすことができるんだね!!当たればもちろん攻撃になりますよ!!アイス特有の技だね!!」

    終里「ちぇ…オレもまだまだか…またトレーニングしてくるぜ…じゃあな!!」シュン!!

    舞園「よし、このステージもクリアですね!!」

    朝日奈「じゃあ、私もここまでか…じゃあね、舞園ちゃん!!これからも頑張ってね!!」シュン!!

    舞園「はい、ありがとうございました!!」

    モノクマ「さぁ、次のステージへ行こうか!!」







    舞園?1「そのまえにゴールゲーム!!」

    舞園?2「ドンドンパフパフ!!」

    舞園?3「フゥー!!」

    舞園「ふ、増えてる!!」ガビーン!!

    モノクマ「そういや、大砲支えてるカービィ3人だったわ…」クマーン!!
  59. 85 : : 2014/12/28(日) 01:51:21

    【STAGE4 キャンディ山】

    舞園「ダイナブレイドまであと一息といったところですね…」

    モノクマ「そうだね…最後のステージは実質ダイナブレイド戦のみだから、ステージとしてはここが最後になるのかな」

    舞園「さて、今回はウィングをコピーしたいと思います!!」

    モノクマ「ウィングはグルメレースで少しだけ舞園さんがコピーしていたよね…さて、ヘルパーはいかに?」

    ズオォオオオオオオオオオオオオオ!!

    舞園「ウィングをコピー!!そして召喚です!!」



    霧切「あら…まさかこんな形で別の世界に来ることになるなんてね…」

    舞園「霧切さん!!」

    霧切「舞園さん…あの世界で会って以来ね」



    ウィング(ヘルパー):霧切響子



    舞園「まさか…あなたにここで会うとは…」

    霧切「なるほど…ここが舞園さんが冒険している世界というわけね…」


    モノクマ「ええっと…今の会話がわからない人のために…舞園さんと霧切さんはここじゃない世界で一度会っています!!…それがどの世界かは、たぶん言わなくてもいいと思いますが…」

    霧切「私が攻略させられている世界よ…でも、やっぱりここにも苗木クンはいないのね…こうして主役である舞園さんや私すら世界を行き来して別の役をもらっているのだから、苗木クンも別の世界に来たっていいじゃない!!そう、私のいる世界にね!!」

    舞園「ですよね!!…本当に苗木クンに全然会えてなくて…私さみしいです…」

  60. 86 : : 2014/12/28(日) 01:51:41


    モノクマ「う~ん…まぁ、いずれ苗木クンも別の世界に行くことにはなるかもしれませんが…どんな形かはわからないですね…」

    霧切「私と苗木クンの仲を引き裂いて一体何がしたいのかしら!!」

    舞園「そうですよ!!私の苗木クンに早く会わせてください!!」

    霧切「私の…?」ピクッ…

    舞園「何か文句がおありですか?」ニコリ…


    モノクマ「ちょっとー!!女の戦いを始めないで、さっさとこのコースを攻略しなよ!!」

    霧切「いいわ…舞園さん!!あなたとはいずれ決着をつける…今はあなたを手助けしましょう!!」ガシッ!!

    舞園「はい!!…いずれあなたとは決着をつけますが、今は共に戦いましょう!!」グッグ!!



    モノクマ「やべぇ…やべぇよ…苗木クンをなんとかして連れて来ないと…ボクの命が…っていうか二人とも本当は結構仲いいよね…」ブルブル…






    霧切「コンドルずつき!!」ダッシュ+Y

    舞園「バーニングアタック!!」ダッシュ+Y



    ドッカーン!!



    霧切「雑魚敵はあらかた片付いたかしら…でも、いろんな能力が使えて羨ましいわね…今のはファイアの能力ね」

    舞園「霧切さんもウィングを使いこなしていますね…すごいです!!」

    霧切「慣れてしまえば、わりと簡単よ…さて、ここにも隠し部屋のスイッチがあるのだったわね…」

    舞園「ええ…あのタックがたくさんいる地帯にありますね…」
  61. 87 : : 2014/12/28(日) 01:52:00

    モノクマ「タックは、カービィのコピーやヘルパーを奪っていく厄介な敵です!!奪われてから逃げられてしまうと、もうそのコピーやヘルパーは戻ってきません…くっ…悲しいですね…」


    舞園「ええ…何度、罪もないヘルパーを目の前で失うことになったか…」

    霧切「なぜか知らないけど、タックはジェット噴射で逃げていくものね…」

    モノクマ「ちなみにタックからは、コピー能力“コピー”を得ることができるよ!!」

    霧切「紛らわしいコピー能力よね…」

    モノクマ「本来カービィの吸い込みではゲットできない能力なんかをゲットできます!!例えば、普通は吸いこめないスカーフィに攻撃を当てるとクラッシュがコピーできるよね!!」

    霧切「コピーのヘルパーはある意味最強なんじゃないかしら…カービィはコピーを使って敵をスキャンするとその能力になってしまうから実際使い切りなんだけど、ヘルパーなら自由に能力を付け替えることができるわ…!!ヘルパーが自分からコピー能力を換えることのできる唯一の方法かしら…」

    モノクマ「ちなみにカービィがスカ(能力なし)にコピーを使うと、普通に攻撃できます!!」

    霧切「では、先にスイッチを押してから、そのタック地帯を抜けることにしましょうか…」

    舞園「霧切さん!!気をつけてくださいね…今言った通り…タックにつかまって逃げ切られたら…あなたは戻ってこれない…」

    霧切「ええ…十分に注意するわ…」


    舞園「いよいよタック地帯を抜けるときが来ましたね…普通の雑魚敵なのですぐに倒せますが…逃げ足が速いので見つけたら即倒して安全を確保したいですね!!」

    霧切「どうやら…おでましのようね…」













    苗木「ええっと…ここで待機していればいいんだよね…う~ん、初めて別の世界に来たから…少し緊張するな…こまるたちは大丈夫だろうか…」



    舞園「ファッ!!!!!!?」ガビーン!!

    霧切「ファッ!!!!!!?」ガビーン!!
  62. 88 : : 2014/12/28(日) 01:52:32


    苗木「あっ…霧切さん、舞園さん!!元気だった…?」



    タック:苗木誠






    霧切「苗木君!!さぁ、私は無抵抗よ!!私をさらいなさい!!」ドーン!!

    舞園「ちょ!!ずるいですよ!!…苗木君!!私の能力を奪ってください!!…っていうか、私を奪って!!」バーン!!





    苗木「えええええええええええ!?」ガビーン!!

    モノクマ「すまんな…苗木クン…ボクも命が惜しいんだ…君を巻き込んで本当にすまないと思っている…」

    苗木「なんなの…!?この状況は…!!」ガビーン!!


    霧切「ハァハァ…苗木君…いい子だからこっちに来て、私をさらうのよ!!」

    舞園「やらせませんよ…霧切さん!!苗木君…こっちに来なさい!!」


    苗木「ひぇぇええええええ!?」

    モノクマ「思った以上に暴走していやがる!?…くっ…苗木君!!逃げてくれ!!ボクの考えが浅はかだった…!!君を連れてくれば、二人は落ち着くと思っていたが、どうやら、それは間違いだったようだ!!」

    苗木「モノクマ!?…でも…」

    モノクマ「心配しないで…!!、ボクには生徒を守る義務があるからね…!!」

    苗木「くっ…モノクマ!!…すまない!!」シュン!!

    モノクマ「さぁ…君のいる世界へと帰るんだ!!」ワープ!!

  63. 89 : : 2014/12/28(日) 01:52:44



    霧切「なんてことしてくれたの!!モノクマ!!」

    舞園「もう一度、苗木君に会わせて!!」


    モノクマ「し、しまった…!!ボクも一緒に逃げればよかった!!」クマーン!!

    霧切「覚悟はできているようね…モノクマ?」

    モノクマ「ら…」





    らめぇぇええええええええええええええええええ~!!

    その日、キャンディ山にはモノクマの悲鳴が響き渡った…。





    モノクマ「うぅ…ひどいよ…ボクが何をしたっていうんだ…」ボロボロ…

    舞園「思わぬ形でタック地帯を攻略してしまいましたね…」

    霧切「攻略とは言えないけど…まぁいいわね…」

    舞園「でも、苗木君が元気そうでよかったです!!」

    霧切「ええ…そうね…早く私たちも自分たちのゲームをクリアして苗木君にまた会いましょう!!」

    舞園「はい!!」


    モノクマ「うぅ…火に油を注いだだけだった…これからは気をつけないと…」ガクッ…




  64. 90 : : 2014/12/28(日) 01:53:35

    霧切「それじゃあ、次は中ボス集団ね…舞園さんのマイクで倒しましょう!!」

    舞園「え!?…別に普通に倒せばいいんじゃないですか!?」

    霧切「せっかくマイクの能力を得られるんですもの…使ったらいいんじゃない?」

    舞園「うぅ…コピーしなくちゃいけないですか…」

    ズォオオオオオオオオオオオオ!!





    ドッカーン!!
         

    だりゃああああああああああああああああああああ!!!


    ちぇすとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!



    中ボス集団「」死屍累々


    舞園「くっ…アイドルとして歌で攻撃するなんて…」ドヨーン…

    霧切「すごい肺活量ね…味方の私も危うかったわ…」ジンジン…

    舞園「まぁ…勝ててよかったです…」

    霧切「それでは、このステージもクリアね…舞園さん…いつか決着をつけましょう…!!」

    舞園「はい!!…戦いましょう…本気で!!」

    霧切「いい答えだわ…」シュン!!

    舞園「霧切さん…ありがとうございました!!」

  65. 91 : : 2014/12/28(日) 01:54:29



    舞園「さて、残すところ…あとダイナブレイドのみですか…」

    モノクマ「でもその前に、せっかく能力おためし部屋があることだし、まだ出会っていないヘルパーを召喚するためにも寄ってみたら?」

    舞園「それもそうですね…さて、ゴールゲームも最後…ここからが本当の地獄です…!!」














    舞園?3「ちょっと、待ってください!!私だってもっと出番が欲しいですよ!!」

    舞園?1「口を慎みなさい!!…ここからは【洞窟大作戦】と【メタナイトの逆襲】…カービィダンサーズである私たちの出番も減るんですよ!!」

    舞園?2「それに、カービィダンサーズのバックダンサーは二人と決まっているんです!!あなたは補欠にすぎないんですよ!!」

    舞園?3「そ…そんな…ただでさえ…登場したばかりなのに…もう出番がないなんて…!!」がくっ…

    舞園?1「先輩の顔は立てるものですよ…ダンスも十分に踊れないあなたにバックダンサーは無理です!!」

    舞園?3(くっ…いつか見返してやるわ!!私だって出来るところを見せてあげます!!)バーン!!






    舞園「ええっと…なんですか?…この茶番は…」

    モノクマ「もしかしたら、しばらく彼女たちの出番ないかもしれないからね…ちょっとしたいざこざがね…」

    舞園「…っていうか…上下関係みたいなのあったんですね…」

    モノクマ「舞園?さんたちも厳しい世界で生きているということです…彼女たちはプロですからね…!!」

    舞園「いいかげん…彼女たちはなんなんですかぁ!!」ガビーン!!
  66. 92 : : 2014/12/30(火) 01:16:08
    舞園?4「ううう・・・三号さんって私には強くあたるんですよぅ」
  67. 93 : : 2014/12/31(水) 11:35:38
    >>92

    このSSが終わるころには舞園?はいったいどれくらい増えてるのだろうか…(震え声)
  68. 94 : : 2014/12/31(水) 11:35:50

    【STAGE5 ダイナブレイドの巣】

    舞園「いよいよ…ダイナブレイド戦ですか…」

    モノクマ「はい、ここはステージ攻略というよりはダイナブレイドとの戦いのみです!!…いやぁ、これでようやく半分といったところですね!!」

    舞園「ただ、この後はだんだんとゲームレベルも上がっていきますからね…こんなところでは負けていられませんよ!!」

    モノクマ「さて、舞園さんはコピーおためし部屋で何をコピーしてきたのかな?」

    舞園「ええ…せっかくなので…序盤ではあまり見かけないニンジャを選んでみました!!」

    モノクマ「確かにあんまし序盤のシナリオだと見かけないよね…さて、ヘルパーは誰なのか…?」

    舞園「ヘルパー…召喚です!!」


    戦刃「あ…あれ?…ここはどこ?」

    舞園「い…戦刃さん!?」



    ニンジャ(ヘルパー):戦刃むくろ



    モノクマ「いやあ…残姉来ちゃったか…これはボスも可哀そうだな…」

    戦刃「あれ、おかしいな…ここってどこなの?」

    モノクマ「ちょっと…状況の把握が遅いよ…ここはさっき君がいた世界とは別の世界!!ここでは君は一時的に舞園さんのパートナーに選ばれたんだよ!!」

    舞園「よろしくお願いします!!」

    戦刃「あっ…うん、よろしくね…で、何をすればいいの?」

    舞園「怪鳥ダイナブレイドを倒すことが今回の目的です!!」

    戦刃「ボスのせん滅だね…わかった!!腕がなるよ!!」ジャキ…
  69. 95 : : 2014/12/31(水) 11:36:13

    舞園「戦闘能力の高い、戦刃さんがいれば百人力ですね!!」

    モノクマ「戦闘にかけては一流だからね…他は全然ダメですが」

    戦刃「ひ…ひどいよ!!私だって…戦闘以外にもできることあるもん!!」

    モノクマ「例えば…?」

    戦刃「え…?ええっと…例えば…?…ちょ、ちょっと待って…」

    モノクマ「さて残姉ちゃんは放っておいて行きましょう!!」

    戦刃「えぇ!?…今思い出すから待ってよ!!」ガビーン!!

    モノクマ(可愛い…)

    舞園(可愛い…)







    舞園「さて、ダイナブレイド戦の前に、ここでファイアをコピーしておきますか…」

    モノクマ「ダイナブレイド戦の前には4つの能力が用意してあるんだよね…能力を選んだら、ワープスターに乗ってダイナブレイドのところまで行こう!!」

    舞園「はい!!」

    戦刃「え…え…これ、どうやって乗るの…?」アタフタ

    舞園「え…?しっかりつかまっていれば大丈夫ですよ…」

    戦刃「う…途中で落ちたりしないかなぁ…」

    モノクマ「あらあら…先が思いやられますねぇ…ワープスターに乗るだけで一苦労とは…」

    戦刃「大丈夫…戦闘になったら役に立つよ!!」

    モノクマ「うぷぷ…まぁ、頑張ってね!!」


  70. 96 : : 2014/12/31(水) 11:36:40

    舞園「さて、いよいよダイナブレイド編もクライマックス…一体誰がダイナブレイドなんでしょうか…?」

    戦刃「!?…向こうから高速で何かやってくる!?…舞園さん!!伏せて!!」

    舞園「え!?…きゃああああああああああ!?」



    ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!




    戦刃「なんてスピード!!こんなスピードを出せる生き物がいるなんて…」





    霧切「あら…ファーストアタックは失敗したようね…」

    舞園「霧切さん!?」

    霧切「言ったでしょう?…決着をつけましょうって…!!」




    ダイナブレイド:霧切響子




    戦刃「虹色のように輝く翼…あなたがダイナブレイド…」

    霧切「ゲームタイトルは【白き翼ダイナブレイド】なのに、白い部分少ないわよね…」

    舞園「あなたがウィングのヘルパーだったのは実は伏線だったんですね…!!」

    霧切「あのときはもちろん全力で味方をしたわ…でも、今回は別よ!!あなたとは本気で戦いたいと思っていた…!!どちらが苗木君にふさわしいか…勝負よ!!」

    舞園「霧切さん…わかりました…!!決着をつけましょう!!」

    戦刃「ちょっと待って!!…苗木君にだって選ぶ権利はあると思うんだけど…」

    霧切「…どういう意味かしら…?」ピキッ

    戦刃「いや…だって、ここには苗木君いないし…勝手にこんなことしても…」

    舞園「戦刃さん…前々から言おうと思っていましたが…あなたも苗木君を狙っていますね!!」
  71. 97 : : 2014/12/31(水) 11:37:10

    戦刃「え…えええええええええええええええ!?」ドキーン!!

    霧切「隠しても無駄よ…!!白状なさい…!!」ビシッ!!

    戦刃「う…うぅ…確かに…私もな、苗木君のことは好きだけども…その…」モジモジ…

    霧切「何を恥ずかしがっているの!!堂々となさい!!」

    戦刃「ええぇ…!?」

    舞園「どうやら…これは…ただのボス戦では済みそうにないですね…!!」

    霧切「本気で来なさい!!」


    戦刃「うぅ…なんかおかしな流れになっちゃったよ…」

    モノクマ「…この3人…めんどくせぇなぁ…」ボソッ…





    霧切「行くわよ!!」ビュン!!

    舞園「速い!?」

    戦刃「ダイナブレイドはほとんど空中にいる…空中戦を強いられることになるね!!」

    舞園「また、足につかまれたら大ダメージを受けてしまいます!!…攻撃だけでなく回避しつつ、弱点の顔部分を狙いましょう!!」

    霧切「あら、アイドルともあろうあなたが…人の顔は攻撃してもいいのかしら?」

    舞園「…そういうゆさぶりは感心しませんね…」バチバチ!!

    霧切「あら…精神攻撃は基本だと思うのだけど…」バチバチ!!

    戦刃「う…うぅ…モノクマぁ…」

    モノクマ「さわらぬ神にたたりなし…これだよな…」

    霧切「くらいなさい!!急降下!!」ドカーン!!
  72. 98 : : 2014/12/31(水) 11:37:41

    舞園「左右の地点に回避です!!」ササッ!!

    戦刃「ある程度なら動きは予測できる!!…目でしっかり動きをとらえて回避しよう!!」

    舞園「了解!!」

    霧切「ふっ…やるじゃない…けど、まだ全然攻撃できてないのだけれど…?」

    舞園「それはお互い様です!!くらいなさい!!火ふきこうげき!!」Y

    霧切「届かないわよ!!」ササッ!!

    舞園「いいえ、この攻撃はある程度であれば射程距離を伸ばすことができるんです!!」

    霧切「そうね…でも、その間…あなたは無防備よ!!」

    舞園「くっ!!」



    戦刃「させない!!」ジャキン!!

    霧切「ちっ…防がれたわね!!」

    戦刃「私はニンジャ…影となり…主を守る!!」

    舞園「ありがとうございます!!戦刃さん!!」

    霧切「ようやくエンジンがかかってきたのかしら…?戦刃さん…?」

    戦刃「くないしゅりけん!!」Y

    霧切「ちぃ!?」ササッ!!

    戦刃「ニンジャキック!!」ダッシュ+Y

    霧切「きゃああああああ!?」ドカッ!!

    舞園「くないで注意をそらして、キックを確実に当てにいったんですね!!すごい!!」


    戦刃「にんにん…」
  73. 99 : : 2014/12/31(水) 11:37:56

    モノクマ「あのぉ…残姉ちゃん…忍者はにんにんって言わないよ…」

    戦刃「え!?…違うの!?」ガビーン!!

    モノクマ「一瞬、かっこよかったのに…」

    霧切「まだ負けじゃないわよ!!」ビュン!!

    舞園「こっちだって!!バーニングアタック」ダッシュ+Y

    モノクマ「あれは攻撃判定中は無敵のバーニングアタック!!…タイミングさえ間違えなければ強い技だよ!!」

    霧切「厄介ね…焼き鳥にされたらかなわないわ…」

    舞園「動きが速すぎる…避けることはできても…このままじゃ…」

    霧切「さて…一気にとどめを刺しましょうか…」ヒュン!!

    舞園「き…消えた!?」

    戦刃「違う!?…遠くに飛んだだけ!!…すぐに接近してくるよ!!」

    霧切「もう…遅いわ!!」

    ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

    戦刃「危ない!!」ドンッ!!

    舞園「戦刃さん!?」



    戦刃「ぐっ…足が…」

    霧切「あら…舞園さんには届かなかったようね…」

    舞園「そ…そんな私のせいで…」

    戦刃「気にしないで…戦場では負傷がつきもの…ケガが怖くて戦ってなんかいられないよ…!!」

    舞園「戦刃さん…」
  74. 100 : : 2014/12/31(水) 11:38:17

    戦刃「ぐっ…」ズキッ…

    霧切「でも、今のダメージで満足には動けないはずよ…ご自慢のキックもできないようね…!!」

    舞園「戦刃さん…ありがとう!!…あとは私がやります!!」

    霧切「かかってきなさい!!…これで終わらせてあげるわ!!」ヒュン!!

    戦刃「くっ…また遠くから突進してくるつもりだよ!!」

    舞園「…」

    舞園(落ち着くのよ…風の音を…よく聞くのよ!!)







    ヒュ!!


    舞園「そこです!!バーニングアタッッッック!!!!!」ダッシュ+Y

    霧切「なんですって!!」

    戦刃「舞園さんの攻撃が完全に霧切さんをとらえたよ!!」

    霧切「きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!」ドカーン!!


    舞園「や…やりました…」ガクッ…







  75. 101 : : 2014/12/31(水) 11:39:05

    霧切「…悔しいわね…負けてしまうなんて…」

    舞園「霧切さん…ありがとうございました…」

    霧切「ええ…完敗よ…」

    舞園「でも…この勝負で苗木君を取り合うってやっぱり違うなって思うんです…ちゃんと苗木君に振り向いてもらわなければ…意味がないですしね…」

    霧切「…そうね…実を言うと、あなたと本気で戦いたかっただけよ…あなたは私にとっても大切な友達だから…」

    舞園「はい!!」



    戦刃(わ…私が巻き込まれた…意味は…!?…っていうか最初に私が苗木君はこの戦いには関係ないって言ったのに…!!)ガビーン!!

    霧切「戦刃さん…あなたも強かったわ…さすがね…今日からあなたもライバルよ!!」

    戦刃「え!!私がライバル!?」

    舞園「そう…私たちはライバルです!!」

    戦刃「う…うん!!」




    ピヨピヨ!!ピヨピヨ!!


    舞園「ん?…なんでしょうか…これは?」

    霧切「ダイナブレイドの雛たちね…ダイナブレイドは自分の子どもたちのためにプププランドに来たのよ…」

    モノクマ「でも、ぶっちゃけ…プププランドの作物を荒らす必要はなかったよね…」

    霧切「そぉい!!」ザシュッ!!

    モノクマ「ちょ…この世界でも霧切さんは…ボクに厳しいのかよ!!」ドカーン!!

    舞園「さて…エンディングですね…」


  76. 102 : : 2014/12/31(水) 11:39:35




    舞園?1「ピヨピヨ!!」

    舞園?2「ピヨピヨ!!」

    舞園?3「ピヨピヨ!!」





    舞園「ファッ!!!!!!?」ガビーン!!





    舞園?1「お腹すきました~」ピヨピヨ!!

    舞園?2「飛び方教えてくださ~い」ピヨピヨ!!

    舞園?3「お母さ~ん!!」ピヨピヨ!!





    舞園「ええええええええええぇ…!!」

    霧切「あら…私の子ではなくてあなたの子だったようね…子育て頑張ってねママ…」

    戦刃「ま…舞園さんがたくさんいる!?」ガビーン!!


    モノクマ「じゃあ、舞園さんはエンディング通り、ウィスピーウッズのリンゴを食べさせてあげた後に、飛び方を教えてくださいな!!」




    霧切「私はもう行くわ…自分の世界もなんとかしなくちゃいけないからね…行きましょう、戦刃さん!!」シュン!!

    戦刃「そうだね…まだまだ私たちの世界は攻略しなくちゃいけないところが多いからね!!」シュン!!





    舞園?たち「ピヨピヨ!!」

    舞園「え!?ちょっとぉ~!!押しつけていかないでくださいよぉおおおおおおおおおおお!!」ガビーン!!

    モノクマ「舞園?オチ多すぎて、ごめんちゃい☆」




    【白き翼 ダイナブレイド】クリア!!
  77. 103 : : 2014/12/31(水) 17:25:38
    >>93
    舞園?5「さあ?十人でしょうか」  4ナニヲシテルノゴバンサン!
  78. 104 : : 2015/01/01(木) 01:27:07
    こうして舞園さんが増えていくのか…
  79. 105 : : 2015/01/01(木) 11:13:10
    >>103
    >>104

    増える舞園さんが見られるのは【ニンテンロンパシリーズ】だけ!!(震え声)
  80. 106 : : 2015/01/02(金) 19:56:29
    いいやつなモノクマが見れるのも【ニンテンロンパシリーズ】だけ!!(爆)
  81. 108 : : 2015/01/07(水) 19:34:29

    【洞窟大作戦】

    舞園「いきなり洞窟からスタートですか…」

    モノクマ「ここは伝説の洞窟マジルテ、伝説の宝が多数眠っていると言われています…ピクニック中のカービィは大きな穴からここに落ちてしまったんだね…」

    舞園「正直、全てのモードの中で一番難易度が高いんじゃないでしょうか?」

    モノクマ「そうだね…脱出だけなら簡単なんだけども、60個すべての宝を集めるとなるとね…」

    舞園「この洞窟は複雑に道が分かれていますからね…うっかり宝箱取りわすれなんてのも多いでしょうね…そうなると戻るのが面倒ですしね」

    モノクマ「マジルテは大きく分けて4つのエリアに分かれています…そこには全60のお宝が眠っています!!…知恵をふりしぼって、1つずつお宝を取っていくのが【洞窟大作戦】の主な目的ですね!!」

    舞園「う~ん、大変そうですね…」

    モノクマ「そういうと思って、今回は素敵な仲間たちを用意したんだよ!!」

    舞園「素敵な仲間ですか…?」

    モノクマ「はい、それに伴って今回は特別ルールを設けました!!…今回はヘルパーを自分では選ぶことはできませんが…この3人のヘルパーと【洞窟大作戦】終了まで一緒にいることができるようにします!!」

    舞園「4人で冒険ができるってことですね!!」

    モノクマ「…というか、こっちで選定しないと…残りのヘルパーを上手くだすことができないんだよね…」

    舞園「ああ…最初のエリアもほとんど今まで出てきたヘルパーのコピーしかないですからね…」

    モノクマ「それじゃあ、3人のヘルパーを1人ずつ紹介しようか!!…まずはこの方です!!」






    石丸「やあ…舞園君…元気でなによりだ!!」

    舞園「石丸君!!…っていうことは…」

    石丸「まぁ…僕が何のヘルパーかはすぐわかるのではないかな?」
  82. 109 : : 2015/01/07(水) 19:36:05



    舞園「ストーンでしょうね!!」


    石丸「やはり、即答だな!!名字から来ているのだろうな!!」



    ストーン(ヘルパー):石丸清多夏




    石丸「よろしく頼むぞ!!」

    舞園「よろしくお願いします!!」

    石丸「そして、2人目は彼だ!!」






    大和田「ちーっす…ようやくオレの出番らしいな…なんかしらねーが、洞窟大作戦でヘルパーをやらせてもらうことになったんで夜露死苦ゥ!!」

    石丸「さて、兄弟は何のヘルパーか、わかるかな?」

    舞園「ホイールですね!!」

    大和田「なんだ、バレバレじゃねぇか…」



    ホイール(ヘルパー):大和田紋土



    大和田「まぁ…バイクっていったらオレだろうしな…」

    舞園「…っていうか、3人目も誰かわかりました…」

    不二咲「やっぱ、わかるよね…」

    舞園「こんにちは、不二咲君」

    不二咲「えへへ、こんにちは…ボクの能力はわかるかな?」

    舞園「う~ん、プラズマあたりでしょうか…?」

    不二咲「残念、はずれだよ!!」

  83. 110 : : 2015/01/07(水) 19:37:06

    舞園「う~ん…ならジェットですかね…」


    不二咲「うん、あたりだよ!!」



    ジェット(ヘルパー):不二咲千尋



    モノクマ「…というわけで大和田バターの3人が今回の仲間です!!」

    大和田「アァ!?…テメェふざけんなよ!!」

    不二咲「それを言うなら、大和田サンドだよね…まぁ、これも確か公式の呼び名じゃないんだけども…」

    石丸「実は僕と不二咲君はそこまで絡みはないのだ…どちらも兄弟に縁はあるがな!!」

    大和田「だが、オレたちは全員ダチなことには変わりねぇってことだ!!」



    舞園「一気に…男子のヘルパーが集まりましたね」

    モノクマ「これで残すところ、判明していないヘルパーは、プラズマ・ヨーヨー・ボム・ファイア・スープレックス・コピーの6人になりましたね!!」

    大和田「意外と残っていやがんな…」
  84. 111 : : 2015/01/07(水) 19:38:46

    不二咲「だんだんとゲームも佳境に入ってきたね…でも、まだまだたくさんの人たちが控えているみたいだね」

    石丸「うむ…まだまだ仲間がたくさんいるというのは心強いことだな!!」



    モノクマ「さてと…それじゃあ早速、洞窟探検に行きましょうか!!」

    大和田「お宝か…なんかワクワクすんぜ!!」

    石丸「兄弟!!いけないぞ!!…ちゃんと見つけたら持ち主に返さなくては!!」

    不二咲「たぶん、持ち主がいても、もう死んでると思うよ…」

    石丸「では、墓前に供えるのだ!!」ビシッ!!

    大和田「オイオイ…目的がずれてんぞ…」



    舞園「なんだか一気ににぎやかになりましたね」

    モノクマ「うぷぷ…これって逆ハーレムだけども、これじゃあ舞園さんの影が薄くなっちゃうかな?」

    舞園「そんなことありませんよ!!主役は私ですからね!!」ビシッ!!

    モノクマ「うぷぷ…さぁ、【洞窟大作戦】スタートです!!」
  85. 116 : : 2015/01/14(水) 17:08:05

    【AREA1 地底の木々】

    舞園「なんだか、この時点でホイール、ストーン、ジェットが揃っているのは違和感がありますね…」

    大和田「まぁ、そういうなって…最初はほとんど俺らの能力はいらないけどな」

    石丸「確か、最初の方はカッター系の能力が必要なのではないか?」

    不二咲「そこは舞園さんに頼るしかないね…」

    モノクマ「洞窟大作戦にはいろんな仕掛けがあります、杭はハンマーやストーンで打つと道が開け、大砲の導火線はジェット、ファイアで火をつけられます…導火線の火が消える前に大砲に入れば、カービィが発射され別のマップに行けます!!」

    舞園「カッター、ソード、ニンジャはひもを切ることができますね!…穴をふさいでいる足場をひもを切ることで落し通行が可能になります!!」

    大和田「ホイールはまあ…出番は1回ほどなんだよな…」

    石丸「そんなことはないぞ兄弟!!…仕掛けをとくだけがヘルパーの役目ではない!!」

    大和田「オウ…サンキューな」

    舞園「では、さっそく宝箱をとっていきましょうか!!」

    不二咲「最初の宝箱は普通に置いてあるんだね!!」

    石丸「宝箱はカービィもヘルパーも取ることができる!…ここは舞園君に譲るとしよう!!」

    舞園「では、遠慮なく…」



    【きんメダル 10000G】



    舞園「おお…金メダルですか!!」

    石丸「10000Gか…1Gは一体いくらなのか…Gに対して円の価値はどれほどのものなのだろうか…」

    大和田「兄弟…さっきは持ち主に返すとか言っておいて、換金するつもりかよ…」

    モノクマ「…っていうか、換金所なんてないんだけど…」

    石丸「ゲームとはいえ、知りたいではないか…いったいGはどれくらいの価値か!!」ビシッ!!

    モノクマ「まぁ…なんとなくその答えがわかる宝がありますよ…」

    石丸「本当か!!…いやぁ…楽しみだ!!」ハッハッハ

    モノクマ「めんどくさいなぁ~もぅ…」

    不二咲「探究心があることはいいことだと思うんだけどね…」

    モノクマ「ちなみに宝には元ネタがある場合もありますよ、この金メダルは“カービィボール”が元ネタなんだ!!」

    舞園「高スコア時にもらえるクリアマークだそうですね!!」


  86. 117 : : 2015/01/14(水) 17:09:09

    大和田「順調だな…結構さくさく手に入るんだな」



    【こばん 1000G】

    【インディウィップ 6800G】



    石丸「小判のほうが金メダルより価値が低いのか!!?」ガビーン!!

    不二咲「単純な貴金属としての価値だけじゃないんじゃないかなぁ?」

    石丸「金メダルは100%純金というわけではないはずだが、いつのオリンピックのものかも重要だな…」

    大和田「いや、だからこれはゲームだろーが…」ガビーン!!

    舞園「インディウィップはその名の通り、インディ・ジョーンズシリーズが元ネタでしょうね」



    モノクマ「大和田クンがバクダンブロックを全部壊そうとするから…インディウィップはやりなおしが必要でしたね…」

    大和田「う、うるせぇ!!…最初はみんなひっかかるだろ!!」

    石丸「バクダンブロックを3つ全て壊してしまうと、1つだけ溶岩が出て取れなくなってしまうからな…まぁ、扉を入りなおせば戻っているから問題はないがな」

    不二咲「うん、そうすればやり直しがすぐにできるのはいいよね!!」

    モノクマ「世の中にはリセットが必須のゲームもありますからなぁ~炎の紋章とかね」

    舞園「最初のエリアにある宝は13個…この調子で取っていきましょう!!」

    モノクマ「まぁ、さすがに全部は解説しないけど、おもしろそうなものは見ていこうかな?」

  87. 118 : : 2015/01/14(水) 17:12:37



    【クリスタルオーブ 200000G】

    大和田「落とすなよ!!絶対落とすなよ!!」アセアセ

    不二咲「これが本物の水晶玉かぁ~」

    石丸「葉隠君のもっているものと比べてみたいものだな!!」

    モノクマ「やめたげてよぉ~!?」ガビーン!!

    舞園「やっぱし葉隠君のはガラス玉ですよね…」

    モノクマ「葉隠クンは別の世界でガラス玉を割られた上に踏み台にされたんだからね!!もっと優しくしてあげてよね!!」

    石丸「そうだったのか…葉隠君…すまない…」

    大和田「葉隠に一体何が…」




    【スクリューボール 80000G】

    モノクマ「これはメトロイドのサムスが持っているやつですね!!…空中で攻撃判定のある回転ジャンプができるんだよね!!…スマブラの上必殺技としてもおなじみかな?」

    不二咲「メトロイドかぁ~、もしかして、いろんなニンテンドーネタがあるのかな?」

    モノクマ「うん、全部が全部じゃないけどね!!…ちなみに葉隠クンがガラス玉を割られた上に踏み台にされたのは“メトロイド”の世界でのお話です!!詳しくは【ニンテンロンパシリーズ】のソニアさんの話を見てね!!」

    大和田「また露骨だな…」

    不二咲「これを使えば、ボクらもスクリューアタックができるかな!?」

    モノクマ「サムスのパワードスーツ来てないから無理かな…スマブラならアイテムとしてみんな使えるんだけどね…」

    不二咲「そっかぁ…残念…」





    【えちごやのおかし 8000G】

    不二咲「舞園さん…どうかお納めください」

    舞園「あなたも悪ですねぇ…」

    不二咲「舞園さんほどじゃないよ」ニコリ

    大和田「そんな…不二咲が悪徳商人だと!?」

    不二咲「越後屋は…時代劇から悪徳商人のイメージが強いよね」

    石丸「江戸時代では商人といえば三井越後屋というぐらい越後屋は有名だったようだ…大商人という圧倒的強者であったことから目の仇にされることも多く、悪役にされたのではないかと考えられているそうだ」

    舞園「ところで、私が悪代官なのにはつっこんでくれないんですか…?」ショボン…

    不二咲「越後屋のお菓子は本当のお菓子じゃなくて、実際は賄賂が入っているんだよね…黄金色のもなかなんていわれてるけども…」

    石丸「そのようだな!!」

    モナカ「ちくわ大明神」

    舞園「誰です!?…今の!?」ガビーン!!
  88. 119 : : 2015/01/31(土) 12:01:14


    舞園「ふぅ…休憩所は落ち着きますね」

    モノクマ「今回は各所にセーブポイントがあるんだよね…やられちゃったらここから再開になるよ」

    大和田「基本的にオートでセーブしてくれるのは助かるわな」

    モノクマ「…とはいえ、カービィといえば 0% 0% 0%が定番ネタなんですよね」

    不二咲「データ消えやすいんだよね…このゲーム」

    石丸「ゲームとは言え、努力した結果が帳消しになるのは辛いものだな」

    モノクマ「まぁ、VC(バーチャルコンソール)とかは大丈夫だから安心してね!!昔はカセットの調子が悪かったわけです」

    不二咲「ところでモノクマみたいなマスクみつけたよ!!」

    【しろくろマスク 278000G】

    モノクマ「ちょうど、白い部分と黒い部分の位置も一致していますね」

    大和田「序盤だとこれは一番取るのめんどかったぜ」

    石丸「先に通路を塞いでいるブロックをなんとかしなくてはいけないからな」

    舞園「ですが、この後さらにめんどくさい仕掛けがありますからね…洞窟大作戦は結構知恵を絞らないといけないですよ」

    大和田「そういうのはお前らに任せるぜ」

    石丸「ふむ…知恵比べか、楽しみだな!!」
  89. 120 : : 2015/01/31(土) 12:02:42


    弐大「待っていたわい!!」ドン!!

    舞園「今度はまた敵というわけですか…」

    弐大「すまんが、このハンマーで倒させてもらうぞ!!」

    石丸「ん…弐大君の乗っている床壊れそうだな…危ないじゃないか」


    ドカッ!!


    石丸「ん?」

    弐大「ん?」

    不二咲「あ…壊れちゃった」




    弐大「く…くそじゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!」ヒュー!!

    舞園「弐大さん!!?」ガビーン!!

    モノクマ「あらま…ここのボンカースは床を自分のハンマーで壊しちゃうからね…ちなみに出現前にあらかじめ床を壊しておくとそのまま落下していくよ!!」

    大和田「哀れだな…」

    石丸「だ…大丈夫なのか!!?」ガビーン!!

    モノクマ「大丈夫です、ちゃんと安全な場所に戻れるようになっているので」

    舞園「毎回、不憫ですね…弐大さんも」

    モノクマ「…っていうかこのゲームのボンカースの扱いはなんかひどい気がしますね」

  90. 121 : : 2015/02/11(水) 15:15:05

    舞園「ふんふんふ~ん♪」ウキウキ

    不二咲「なんだかご機嫌だね…舞園さん」

    舞園「えぇ…ここからはタック地帯ですから♪」

    石丸「タックとはヘルパーをさらう泥棒だろう!?…なんでそんな厄介な敵のいるところで機嫌がいいのだ!?」ガビーン!!

    舞園「何を隠そう…タックは苗木君なんですよ!!」ビシッ!!

    大和田「だからかよ…わかりやすい女だな…」

    舞園「ふふふ♪」



    不二咲「ボクらはさらわれないように注意しないとね」

    大和田「ああ…どこかのピーチ姫みたくさらわれても助けることはできないからな」

    石丸「ピーチ姫といえば、苗木君はピーチ姫を助けにいっているんだったな」

    大和田「へぇ、そうなのか…オレはそっちじゃ出番ないからな」

    モノクマ「ピーチ姫が誰なのかは、【ニンテンロンパシリーズ】の苗木クンのお話で確かめてね♪」




    舞園「さぁて、苗木クンはどこですか~?」


    【苗木クン多忙のため、タックはこの地点で出ません】←立て札byモノクマ



    舞園「ファ!!?」ガビーン!!

    不二咲「だよね…むこうでは主役だもんね」

    石丸「だからといって、これはいいのか?…そうすると敵のいないこのエリアは楽勝だぞ!?」ガビーン!!


    舞園「モノクマァ!!出てきなさい!!」クワッ!!

    大和田「逃げやがったな…あいつ」

  91. 122 : : 2015/02/11(水) 15:16:12

    舞園「はあ…私のカッターの能力でリフトのひもを切りました…宝箱をとってください」ドヨーン…

    大和田「元気出せよ…また、どこかで苗木には会えんだろ?」

    舞園「うぅ…でも、今会えると思っていたのに…」ドヨーン…

    石丸「まぁ…気をとりなおして宝箱を取ろうではないか」


    【はるのおもいで 250000G】


    不二咲「まさか、思い出が宝箱に入っているなんて…!?」

    モノクマ「そういえば、おもいで系の宝物は季節ごとにあるけど、DSのリメイク版だと“しきのおもい”として1つにまとめられてるんだよね…そのかわりに任天堂ネタの宝物が増えているんだよ!!」

    舞園「フンッ!!」

    モノクマ「ひゃあ…あぶない!!」シュン!!

    舞園「逃しましたか…」チッ…

    不二咲「舞園さん…怖いよ!!」ガビーン!!

    石丸「ところでこれはだれかの思い出なんだろうか?」

    大和田「春の思い出ねぇ…ん?」


    ホワンホワンホワン…


    不二咲「何!?…なんか頭に浮かんでくるよ!?」

    舞園「なんなんですか、これは!?」ガビーン!!





    【はるのおもいで】

    主演:大神さくら





    舞園「いったい何が始まるんです!?」ガビーン!!
  92. 123 : : 2015/02/11(水) 15:16:57



    我の名前は大神さくら…今年も桜の季節がやってきた


    大神「うむ…今年も桜が満開だな」

    朝日奈「さくらちゃん!!お待たせ!!」

    大神「朝日奈か…待っておったぞ」

    朝日奈「今年もさくらちゃんの季節がやってきたね!!」

    大神「そう言われると…なんだか恥ずかしいものだな///////」

    朝日奈「あっ…さくらちゃん照れてるね!」

    大神「あまり、からかうものではない」





    ――――今年もおまえの季節が来たな…さくら!!――



    大神(そういえば…あやつにも同じようなことを言われ、からかわれたものだな)フッ…

    朝日奈「どうしたの…さくらちゃん?」

    大神「いや、なんでもないぞ」

    朝日奈「あっ…今、誰かのことを考えてたでしょ?誰のことかな?」

    大神「だから、あまりからかうものではない/////////」

    朝日奈「ふふふ…」


    桜の季節が来るたびに…お主が我の名前を呼んでくれたことを思い出す
    春の風は…季節と共に思い出を運んできてくれる



    【はるのおもいで 終】

  93. 124 : : 2015/02/11(水) 15:18:22



    舞園「・・・・・・・・」

    石丸「・・・・・・・・」

    大和田「・・・・・・・」

    不二咲「・・・・・・・・」




    不二咲「なんか心が温まったね…」

    大和田「ああ…だが、見てもよかったのかこれ?」

    石丸「う…うぅ」

    大和田「兄弟?」

    石丸「僕は今猛烈に感動しているぅーーーーーーー!!」ドッパーン!!

    大和田「お、落ち着け兄弟!!」ガビーン!!

    石丸「これが青春というものだ!!うぉおおおおおおおおおお!!」ドッパーン!!

    舞園「い、石丸君…感動しすぎですよ!?」ガビーン!!






    大神「や…やめよぉおおおおおおおお!!//////////////」カオマッカ

    舞園「大神さん!!?」ガビーン!!

    大神「くっ…モノクマのやつめ…勝手に我の思い出を…!!//////////」

    モノクマ「ごめんごめん…でもいい話だったでしょ?」

    舞園「やっぱし、無許可だったんですか!?」ガビーン!!

    大神「待てぇえええええええ!!モノクマ!!」

    モノクマ「ひぃ…ごめんちゃい!!」シュン!!



    舞園「いっちゃいましたね…」

    不二咲「大神さんには申し訳ないけど、素敵な思い出だったね」

    大和田「あいつらしいちゃ…あいつらしかったな…っていうかこれ、もしかしておもいで系ごとに全部こんな感じでやってくのか…?」




    石丸「うおぉーーーーーーーーーーーーーーーん!!」ドッパーン!!

    大和田「まだ泣いてたのか兄弟!?」ガビーン!!

    不二咲「石丸くんは感受性が強いね…とてもいいことだよ」

    舞園「次はこのエリアのボスと対決ですし、少し休憩してから行くことにしましょうか」
  94. 127 : : 2015/04/11(土) 16:59:56

    朝日奈「待っていたよ!!」

    舞園「あなたは朝日奈さん!?」



    ファッティホエール:朝日奈葵



    大和田「やっぱりおまえがくるのか」

    朝日奈「アイスのヘルパーだけど、今回の私はボスだよ!!」

    石丸「ところでなぜセーラー服なのだ?」

    朝日奈「ファッティホエールはセーラー服を着ているからね…元はセーラー服は水兵の服みたいだし、たぶん水兵の方だと思うよ!!」

    モノクマ「パイプも吹いてるし…ホウレンソウを食べるとパワーアップしそうですねぇ」

    不二咲「それなんてポ●イ…」


    大神「モノクマァ!!ここにいたか!!」ダダッ!!

    モノクマ「ひぃ…ごめんちゃい!!」シュン!!


    朝日奈「さくらちゃん!!?」ガビーン!!

    大神「朝日奈!!セーラー服似合ってるぞ!!」キラン!!

    朝日奈「うん!!おそろいだよ!!」


    大和田「すげぇ…モノクマを追いかけながら、朝日奈を褒めてやがる…」

    石丸「モノクマはともかく、僕たちはボス戦なんじゃないか?」

  95. 128 : : 2015/04/11(土) 17:00:21

    朝日奈「うん!!行くよ!!」ボチャン!!

    不二咲「水中にもぐったよ!!」

    大和田「出てきたところを攻撃だ!!」

    舞園「4対1ってなんか卑怯な気もしますね…」


    朝日奈「それでも負けないよ!!くらえ!!」



    ガラガラガラガラ!!



    舞園「天井から岩石が!!」

    石丸「この洞窟簡単に崩れるんじゃないか!!?」ガビーン!!

    不二咲「生き埋めはいやだよ!!?」

    大和田「いや…ゲームだから大丈夫だろ…」


    朝日奈「水しぶきをくらえ!!」

    不二咲「つめたい!?」ビクッ!!

    大和田「ヤロー…すぐに水にもぐりやがるから攻撃できねぇ…」

    石丸「この狭さだと4人で戦うのは逆に難易度が高いな」

    舞園「石丸くんはストーンですし、石になって無敵時間になりつつやりすごせますよ!!」


    石丸「そうだったな…石になっている間は自分も動けないが、完全に無敵だ…それにみんなの攻撃の邪魔にもならない…いくぞ!!石ころ変身!!」Y


    不二咲「石丸くんの能力発揮だね!!」

  96. 129 : : 2015/04/11(土) 17:00:57

    ムキムキ大和田像「くらえ朝日奈くん!!」

    舞園・不二咲「何ィ!!?」ガビーン!!

    朝日奈「いやぁああああああああ、ムキムキな大和田の像につぶされるのはいやぁあああああああ!!!!」ガビーン!!


    舞園「ストーンの変身はいろいろなバリエーションがありますが…8分の1で出るマッチョ像を引き当てるとは…」

    大和田「いや…なんでオレの姿なんだよ!!?」ガビーン!!


    ムキムキ大和田像「僕にとって兄弟は最強の男…それを表現してみた!!」

    不二咲「よく見るとかっこいいなぁ…いいなぁ」

    舞園「ちょっと、不二咲くん!!?」ガビーン!!

    大和田「恥ずかしいから早く戻れ兄弟ィ!!」ガビーン!!


    朝日奈「くっ…精神的に追い詰めてくるとは…卑怯だよ!?」

    モノクマ「精神攻撃は基本です」


    大和田「速さなら負けねぇ!!」


    ギューン!!


    朝日奈「うわ!?」ドカッ!!


    不二咲「ジェットダッシュ!!」最大ためY放出!!


    朝日奈「くぅ!!」ドカッ!!


  97. 130 : : 2015/04/11(土) 17:01:35

    舞園「とどめです!!ソードひゃくれつぎり!!!!!」Y連打


    朝日奈「うわああああああああああああ!!?」ドッカーン!!



    舞園「勝利です!!」

    不二咲「やったね!!」

    大和田「おう!!いい調子だぜ!!」

    ムキムキ大和田像「チームワークの勝利だ!!」


    大和田「おまえ、まだその姿だったのかよ!!?」ガビーン!!




    朝日奈「ちぇ…負けちゃったか~」

    舞園「これで最初のエリアはクリアですね」

    朝日奈「それじゃあ私はさくらちゃんをさがそっかな?バイバ~イ!!」シュン!!

    舞園「はい、また会いましょう!」




    大和田「んじゃ…次のエリアに行くか!!」

    石丸「エリアは大きく分けて4つ…あと3つというわけか」

    不二咲「宝は現在13個…残り47個だね!!」

    舞園「さぁ…次のエリアに行きましょう!!」


    【AREA1 地底の木々】クリア!!
  98. 131 : : 2015/04/26(日) 10:59:57



    舞園「トロッコがありますね!」

    石丸「次のエリアまでラクラクいけそうだな」

    不二咲「うん!!」

    大和田「しかし、4人で乗れるのか?」




    舞園?1「大丈夫です!!本来のゲームでは2人乗りですが、なんと!!」

    舞園?2「こちらのトロッコは4人乗り!!」

    舞園?3「4人乗っても!!大丈夫!!」



    舞園「あなたたち、洞窟大作戦出ないんじゃなかったんですか!!?」ガビーン!!



    石丸「舞園君が、3人いる!?」

    不二咲「どういうことなの!?」

    大和田「おいおい、なんだこいつらは!?」



    モノクマ「舞園さんが2人!!舞園さんが3人!!舞園さんが4人、ファイナル分身!!」



    石丸「なんだ、忍者のコピー能力による分身か」

    不二咲「それなら納得」

    大和田「するわけねぇだろ!!?」ガビーン!!




    舞園?1「我ら舞園さんのバックダンサーズです!!」

    舞園?2「今回も至るところでみなさんを手助けしますよ!!」

    舞園?3「hai!!」


    舞園「やっと、増える舞園から解放されたと思ったのに……」ヘナヘナ…




    モノクマ「がんば!!」

    舞園「がんばじゃないですよ!!」ガビーン!!

    大神「モノクマ!!!ここにいたのか!!」

    モノクマ「ひぃ!!ごめんちゃい!!」シュン!!

    大神「待てぃ!!」



    大和田「まだ追われてたのかよ!!?」ガビーン!!
  99. 132 : : 2015/04/26(日) 11:34:19

    【AREA2 水晶の畑】


    石丸「すごい……幻想的な景色だな」

    不二咲「水晶が輝いていてきれいだね!!」

    舞園「ここからは水中での移動が多くなりそうですね」

    大和田「さっそく、水中にお宝発見だぜ!!」



    【じゅうえんだま 10G】



    石丸「……」

    大和田「……」

    不二咲「……」

    舞園「……」




    モノクマ「というわけで、石丸クンの疑問は解決されたね!!1Gは1円の価値があるということでした!!」


    石丸「そうか、日本円と価値が同じだったのか……いや、だが今の10円の価値と一緒に考えていいものだろうか?」


    モノクマ「もう、細かいことは気にしなくていいの!!」



    大和田「おっ!!ギザ十じゃねぇか!!珍しいな!!」


    不二咲「周りがギザギザの十円だね!!場合によっては10円以上の価値あるかも!!」





    モノクマ「ね、あれくらい適当に考えたほうが楽しいよ?」

    石丸「それもそうかもしれないな……」フッ…



    舞園「あっ、まだ下にお宝があるみたいですよ?」

  100. 133 : : 2015/05/06(水) 22:50:24


    【ガラスのくつ 120000G】


    舞園「これはすごいです!!!!」

    不二咲「シンデレラのガラスのくつだね!!」

    モノクマ「これでかぼちゃの馬車があったらいいのにね」

    舞園「王子様だって必要ですよ!!!」

    モノクマ「舞園さんも童話とかに憧れた経験があるの?」

    舞園「もちろんですよ!!女の子は誰でもプリンセスです!!」



    大和田「だがよぉ、魔法使いもケチケチせずに12時に魔法が解けるとかじゃなくて、もう少し時間をのばしてやりゃあいいのによぉ」


    石丸「それよりもガラスのくつも魔法でできているのに、12時になっても消えないのはなぜなのだ?子どものころから疑問に思っていたのだが……」


    大和田「それな」


    舞園「もぅ!!!そういうことは言っちゃいけないんですよ!!!」








    大和田「セーブの部屋の他に3つ部屋があるな」


    石丸「全ての宝箱を取るにはまず左の扉からいったほうがいいようだな」


    不二咲「見逃しやすい宝もあるから、注意しないとね!!」


    舞園「それじゃあ、さっそくお宝を探しにいきましょうか!!」


  101. 134 : : 2015/05/06(水) 22:51:38

    【ゴブレット 800G】

    石丸「これは足つきのグラスか」

    不二咲「かなり古めかしい陶器だね」

    大和田「ゴブレットっていうと、どこかの魔法使いの話に出てきそうだな」

    石丸「ああ、炎の……」

    モノクマ「やめろぉ!!!露骨な発言は禁止だ!!!減点するぞ!!」


    石丸「しまった!!僕のせいで減点されてしまった、すまない!!」



    舞園「減点されると何かあるんですか?」

    モノクマ「とくにないよ?」

    舞園「ないんですか!!?」ガビーン!!

    大和田「つーか、これ800円かよ……」








    【こはくのバラ 22100G】

    【さかなのかせき 8250G】

    【けもののかせき 24220G】


    石丸「すごいぞ!!これは歴史的発見なんじゃないのか!!?」


    大和田「いや、なんで化石が宝箱の中にあるんだよ!!?」


    不二咲「こはくのバラは別のところにあったやつだよね?かせき2つは並べて置いてあったけど、どうして3つならべたの?」


    舞園「ん~、なにかを思い出しますね」



    モノクマ「こ、これはボクが先に見つけた化石だ!!!!オマエラにはやらないからな!!!!」

    石丸「なぜだ!!?今のモノクマがものすごく理系に見えるぞ!!」ガビーン!!

    大和田「ポケモンの化石ネタかよ……あっちは【かい】と【こうら】だろうが」


    モノクマ「ひみつの研究所で化石を復元しようぜ!!!!」


    不二咲「こはくのバラはやっぱり関係ないんじゃない?」


    モノクマ「ひみつのこはくってのがあるでしょ?」


    不二咲「なるほど」

  102. 135 : : 2015/05/27(水) 07:27:39

    【バケツ 200G】

    石丸「2つ目の部屋で最初に手に入れたものが、これなのだが……」

    不二咲「ただのバケツ?」


    モノクマ「実はただのバケツかと見せかけて、これは【マリオとワリオ】のバケツらしいんですよ!!」


    大和田「マリオたちがワリオにバケツをかぶらされながらも、妖精ワンダに助けてもらって、弟のルイージを探しにいくゲームのことか」


    モノクマ「説明ありがとう、その通りです……ちなみにワリオって名前は仮決定していたものがそのまま使われたパターンらしいよ!!」


    舞園「そうだったんですね」




    石丸「前が見えない!!」


    大和田「なんで急にバケツ被ってんだ!!?兄弟!!?」ガビーン!!


    石丸「すまない……ちょっと興味本位でな」


    不二咲「こうしてると、あのときのことを思い出すねぇ……」

    石丸「ああ、あのときのことか……」



    舞園「あのときとは?」

    大和田「3人で夏に遊びにいったときの話だな……あんときは」

    モノクマ「うぷぷ……そういうと思って用意しておきました!!!!」

    不二咲「え?」




    【なつのおもいで】

    主演:石丸清多夏




    舞園「また、このパターン!!?」ガビーン!!
  103. 136 : : 2015/05/27(水) 07:30:26


    僕の名前は石丸清多夏、今日は友達と一緒に海にやってきた


    石丸「さすがに夏休みだけあって人が多いな」

    大和田「だな、ちょっとナンパでもしてくるか」

    不二咲「えぇ!!?」ガビーン!!

    石丸「兄弟!!破廉恥だぞ!!」

    大和田「冗談だって……さすがにおまえらをおいてそんなことはしねーよ」


    夏の太陽はまぶしい、照りつける太陽の暑さからも夏を感じられる

    だが、僕の心がいつもより熱を持っている気がするのは、夏だからなだけではないのだろう

    友達といることのできる時間が何よりも僕は楽しいのだ



    大和田「んじゃ、せっかくだしスイカ割りでもやろうぜ!!!」


    石丸「用意がいいな!!それで、誰が割るんだい?」


    大和田「ん、そうだな……それじゃあ……」




    石丸「前が見えない!!」ガビーン!!


    大和田「兄弟頑張れ!!右だ!!」

    不二咲「違うよ!!左だよ!!」


    石丸「ちょっと待ってくれ!!?どっちなんだ!!!?」ガビーン!!



    大和田「オレが正しい!!」


    不二咲「違うよ!!ボクだよ!!」


    石丸「ぬぬぉおおおおおおおおおおおおおお!!!?」パタリ…


    大和田「兄弟が倒れた!!!?」ガビーン!!

    不二咲「石丸くん!!?」ガビーン!!




    石丸「う~ん……」


    大和田「目覚めたか、兄弟……からかってすまなかったな」


    不二咲「ボクもごめんねぇ」



    石丸「大丈夫さ……二人とも、僕は楽しかったぞ!!それに、こういうのも思い出なのだろう?」



    大和田「兄弟」ジーン…


    不二咲「石丸くん」ジーン…


    石丸「ただ、二人の意見に板挟みになって、少し辛かったかな?」


    こんなふうにふざけあえる仲間に出会えた、初めての夏

    これからも多くの夏を過ごしていくことになると思う

    けれど、僕はこの最初の夏を忘れることはないだろう





    【なつのおもいで 250000G 終】



    舞園「最後の値打ちで台無しですよ!?」ガビーン!!
  104. 137 : : 2015/08/11(火) 12:46:31

    【ファルコンメット 41000G】


    モノクマ「ファルコンパァァァァァァァァァァンチ!!!!!」ズギャーン!!


    大和田「いきなりどうしたんだよ!!?」ガビーン!!


    不二咲「ファルコンキィィィィィィィィィィィッック!!!!」ズギャーン!!


    舞園「不二咲くんまで!!?」ガビーン!!


    モノクマ「このメットは、スマブラでおなじみのキャプテン・ファルコンのものなんだよ」



    不二咲「キャプテン・ファルコンのゲームである《F-ZERO》はレースゲームなんだけど、スマブラでの知名度の方が上かもね?……キャプテン・ファルコンを格ゲーキャラと間違えてる人ももしかしたらいるんじゃないかな?」



    モノクマ「有名な【ファルコンパンチ】もスマブラが初出で元々原作にはないんだ、後でアニメで逆輸入したんだけどね!!」



    不二咲「アニメだとファルコンは主役じゃなくて、重要人物って位置づけなんだけどね」


    モノクマ「さすがCF(キャプテン・ファルコン)」


    不二咲「しょみやむーす!!!!!!」(Show me your moves!!)





    石丸「く、詳しいな」



    モノクマ「F-ZEROが初めて出たのは、実は【スーパーファミコン】なんだ、あの《マリオワールド》と同じく【スーパーファミコン】の発売日に一緒に出たソフトなんだよ!!」


    不二咲「ちなみに、こういうゲーム機と一緒に発売されるソフトのことを【ローンチタイトル】っていうんだ!!ローンチ(launch)は、発売するとかいう意味があるよ!!」


    モノクマ「ニンテンドー64なら、《スーパーマリオ64》……ゲームキューブなら《ルイージマンション》とかで……」クドクド…




    大和田「オイオイ、《F―ZERO》の話はどこにいったんだよ……」


  105. 138 : : 2015/08/11(火) 12:47:57

    舞園「さて、このエリアのボスのところにたどりつきましたね」


    石丸「いったいどんなボスなのだろうな?」





    大和田「ん?誰もいないぜ?」

    不二咲「いや、モニターがあるみたいだよ?」






    ???「くっくっく……ここではロールプレイング風の戦いを楽しんでもらおう!!」






    石丸「何者だ!!?」




    ???「我々は今モニターの中にいる、この戦いはRPGのようにターン制だ、そちらが攻撃しているときはこっちは攻撃できないが、我々の攻撃のターン時にはキミたちの攻撃は我々には当たらない」


    不二咲「つまり、ボクたちとキミたちとで攻撃のターンが交互にやってくるというわけだね」




    舞園?1「その通りだ……理解が早くて助かる……」


    舞園?2「存分に戦おうではないか!!!!」






    舞園「自然な流れで混ざってきた!!!?」ガビーン!!



    ???「え、舞園さやか殿が2人!!?」ガビーン!!







    舞園?3「私もいるぞ!!」



    舞園?4「おっとあなただけにいいカッコはさせませんよ」



    舞園?5「舞園はあなた1人じゃないんですよ?」



    ???「これが友情パワーか……」ゴクリ…





    舞園「いや、私は1人だけですってば!!!?」ガビーン!!


    不二咲「さりげなく、5人目まで出てきた……」


    大和田「舞園はまだまだ増え続ける運命なのか……」

  106. 139 : : 2015/08/11(火) 12:49:13



    舞園?1「さやかが1人!!」


    舞園?2「さやかが2人!!」





    舞園?ズ「ファイナル分身!!!!!!!!」ズギャーン!!!






    舞園「あなたたちは家にでも帰ってください!!!!!」ガビーン!!




    山田「えぇ……拙者のせっかくの見せ場が舞園さやか殿(?)にとられるなんて、ぶっちゃけありえなーーーい!!!!!」ガビーン!!



    不二咲「山田くんだったのか……」






    システムウィンドウズ(スライム):山田一二三





    山田「なんか拙者、雑魚ボスポジが多すぎる不具合がありますぞ」


    舞園「ウィスピーウッズに引き続きお疲れさまです!」


    山田「ぷるぷるぼくはわるいスライムじゃないよ」プルプル






    大和田「でも、倒す!!!」

    山田「ですよね~」

  107. 140 : : 2015/10/12(月) 14:56:58






    舞園たちのこうげき!!






    舞園「くらいなさい!!」


    不二咲「ジェットダッシュ!!」


    大和田「くらいやがれ!!」


    石丸「ストーン変化!!」




    ボカスカ!!




    山田「ぎぇえええええ!!?ターン制でも4人は卑怯ですぞ!!?」ガビーン!!




    スライムにたくさんのダメージをあたえた!


    スライムの攻撃!



    山田「こうなったら仲間を呼びますぞ!!」



    スライムはなかまをよんだ!!

    しかしなにもおこらなかった。




    山田「そ……そんな……」



    モノクマ「こういった無意味な行動をしてくるのも、バトルウィンドウズの持ち味ですね」


    不二咲「他にも逃げ出したり、ねむったり、こけたりするけど、結局なんにもおきないよ!!」



    舞園たちのこうげき!!


    大和田「んじゃ、さっさと終わらせてやるか!!」


    山田「ギェピー!!!!!!」ドッカーン!!





    スライムをやっつけた!



  108. 141 : : 2015/10/12(月) 14:58:54



    おどりにんぎょうが、あらわれた!



    シロクマ「あっ、どうもです」




    おどりにんぎょう:シロクマ




    大和田「今度は白いやつか」


    シロクマ「このゲームでは初めての出演のシロクマです~。痛くしないでね☆」


    大和田「おぅよ、ひとおもいに倒してやるよ!!」


    シロクマ「ですよね~!!?」ガビーン!!




    シロクマのせんせいこうげき!



    シロクマ「ふっふっふ……ボクのちからをみせてあげるよ!!」




    シロクマはのろいをかけた!



    石丸「なんだと!!?何が起きるというんだ!!?」ビクッ!!



    しかし、なにもおこらなかった。





    シロクマ「うん、まぁ……そうですね」


    大和田「先制攻撃しといて、無駄な行動かよ……」




    モノクマ「このおどりにんぎょうもスライム以上に、意味不明な行動が多いからねぇ」


    不二咲「ねむったり、おどったり、こけたり、なきべそをかいたり、いろいろあるね」




    舞園たちのこうげき!




    舞園「ソードひゃくれつぎり!!」Y連打!!

    シロクマ「おたっしゃでぇ~!!!!!」ドッカーン!!



    おどりにんぎょうをたおした!


  109. 142 : : 2015/10/12(月) 15:01:01



    まほうつかいがあらわれた!




    モナカ「ふっふっふ、真打ちの登場なのじゃ!!」





    まほうつかい:モナカ





    不二咲「バトルウィンドウズ最後の刺客、まほうつかいだね!!スライムやおどりにんぎょうと違って、毎回ちゃんとしたこうげきをしてくるから注意が必要だよ!!」


    モナカ「暇だからこっちの世界に遊びに来たよ!!」


    舞園「そういえば、モナカちゃんは希望の戦士の中で“魔法使い”でしたね」




    モナカ「うん、さっそくモナカの魔法を見せてあげるよ」ねるねるねるねる


    モノクマ「美味い!!」テーレッテレー!!


    モナカ「色が変わる魔法だよ!!」


    大和田「それ、ただのねるねるねるねだろ!!!?」ガビーン!!





    舞園たちのこうげき!




    石丸「少し攻撃しにくいが、これも試合のようなもの。全力でいかせてもらおう!!」


    不二咲「攻撃できるうちに一気にたたみかけるよ!!」





    モナカ「うぅ……!!結構容赦ないなぁ……」






    モナカはたくさんのダメージをうけた!






    舞園はぼ~っとしていた。





    舞園「いや、大和田くんも今回攻撃してなかったですよ!!?なんで私だけ!!?」ガビーン!!



    モノクマ「カービィが攻撃チャンス時になにもしていないとこのメッセージが現れるんだよねぇ」




  110. 143 : : 2015/10/12(月) 15:07:24




    モナカのこうげき!




    モナカ「モナカのほのおのこうげきをくらうのじゃ!!!」




    ゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!



    大和田「くそっ!!みんなガードしろ!!」


    石丸「ほのおのこうげきならガードで完全に防げるな!!」


    舞園「このゲーム、ガードが万能ですよね」


    不二咲「中にはガードの上から削られる攻撃もあるんだけど、基本的にガードしてれば無敵だからね」




    モナカ「もぅ、みんなせこいなぁ」



    舞園たちのこうげき!



    舞園「悪いけど、これでおしまいです!!ソード、ひゃくれつぎり!!!!」連打Y



    モナカ「あらら負けちゃったか~。まぁ、次のバトルウィンドウズ戦で会おうね!!」ドッカーン!!





    舞園たちは、てきをぜんめつした!




    舞園「やりました!!」





    舞園たちは300のけいけんちをかくとく!(意味がない)



    大和田「まぁ、このゲームはレベルとかないからな……経験値は意味ないな」




    あしのにおいが、4ポイントあがった!




    モノクマ「つまり、匂うようになったと……」


    舞園「やめてください……」(絶望)




    プププが3ポイントあがった!




    石丸「なんだね!?このパラメーターは!!?」ガビーン!!

    不二咲「考えたら負けだよ!」




    はだのうるおいが4ポイントあがった!


    モノクマ「足が臭くなった替わりに、お肌がうるおってよかったね!!」

    舞園「臭くないです!!臭くないですよ!!」ガビーン!!





    ゆうじょうが4ポイントあがった!


    大和田「お、まともなのもあんだな」



    モノクマ「ちなみに、ゆうじょうはヘルパーが一緒のときのみのメッセージで、カービィ1人だとあいじょうになるらしいね。敵を全滅させたときに出るメッセージはいろいろなパターンがあるけど、ランダムで表示されるみたいだよ」


    不二咲「この他にも、かけあし、こんじょう、おなかのぐあい、ほっぺのおにくなんかのパラメータがあがるよ!!」



    モノクマ「まぁ、上がったところで、ゲームにはなんの影響もないんですがね」



    舞園「うぅ……足は臭くなってないですよね……」


    大和田「そんな心配しなくても大丈夫だろ……」


    石丸「ボスを倒したから、道が開けたぞ!!次のエリアにいこう!!」


    不二咲「次はエリアの中でも一番広くて難易度の高い、塔のエリアだね……」







    舞園?1「その前にトロッコへどうぞ!!」


    舞園?2「超特急であの世に送ってやります!!」




    舞園「ちゃんと次のエリアに連れてってくださいよ!!?」ガビーン!!



  111. 144 : : 2015/11/03(火) 09:08:32

    【AREA3 古代の塔】


    大和田「でけぇ塔だなぁ……」


    石丸「塔には入口が2つあるみたいだな」


    不二咲「1階の入り口から入るのをおすすめするよ。順番に宝を取っていけるしね」


    舞園「塔は内部が広いから、2つ目の入り口はルートの途中につながってるんですよね」


    モノクマ「実はクリアだけなら、塔に入らなくても次のエリアに行けるんですよね」


    不二咲「洞窟大作戦は宝を取るのがめんどくさいんだけど、宝さえスル―すれば、すぐにゴールに着けるんだよね」


    モノクマ「まぁ、もちろん宝コンプリート目指して頑張ってくださいな!」


    不二咲「でも、ここで宝をひとつだけ取り忘れたりすると絶望的だよね……」


    大和田「取りに戻るのめんどいからな」


    舞園「ここまで全部取っているなら、宝は29個集めているはずですね」


    大和田「宝は全部で60個、ここから後半戦だな!」


    舞園「それじゃあ、塔の中に入りましょう!」







    石丸「中はかなり入り組んでいるようだな……」


    不二咲「敵も多いし、宝を全部取るにはいろんなところに行かないといけないからね」


    舞園「ここからはコピー能力を駆使しないと宝が取れないことが多くなってきますね」


    大和田「ああ、オレらの能力がここで活きてくるってわけだな」


    モノクマ「あっ、ホイールはここでは使わないですね」


    大和田「アア!!?オレだけ役立たずかよ!!?」ガビーン!!


    石丸「兄弟が役立たずだとッ!!?訂正したまえ!!」


    モノクマ「いや、ボクは役立たずなんていってないでしょ!!?」ガビーン!!


    不二咲「大丈夫だよ!!仕掛けだけじゃなくて、大和田くんがいれば敵なんかへっちゃらだもん!!」


    大和田「不二咲……」ジーン…



    舞園(天使!!)


    モノクマ(後光がまぶしい!!)


    石丸(不二咲君の背中に翼が見えるぞ!!?)

  112. 145 : : 2015/11/03(火) 09:15:58


    石丸「この部屋には杭があるな」


    大和田「なんだよ、なんか懺悔したいことでもあるのか?」


    石丸「それは悔いが残るの方の悔いだろう?僕がいっているのは、ハンマーでたたく方の杭だ」


    石丸「僕の能力ストーンか、ハンマーがあれば杭を打つことによって道を開くことができるだろう」





    モノクマ「うぅ、実は冒頭でボンバーモノクマ(ポピーブロスシニア)を舞園さんがコピーするんですけど、あいつのコピーはクラッシュじゃなくてボムなんです!!」


    モノクマ「ポピーブロスシニアを吸い込んでクラッシュがコピーできるのは《星のカービィ夢の泉の物語》でした!!今まで黙っててすみませんでした!!」




    大和田「なんか急に懺悔し始めたんだが……」


    不二咲「大丈夫だよ!みんなそんなこと気づいてなかったと思うよ!」


    モノクマ「うぅ、とにかく、ごめんよ!!」


    舞園「みんなって誰のことなんでしょう?」


    大和田「ちょいちょい、モノクマと不二咲は次元の壁を超えてる気がするよな」








    大和田「中ボスを倒したら、宝が降ってきたぞ!」


    【かめのこうら 800G】


    モノクマ「かめのこうらですね。おそらくはマリオシリーズでおなじみのノコノコのものかと」


    大和田「マリオカートなんかでも対戦相手にぶつけたりでおなじみの甲羅だな」


    モノクマ「大和田クンはリアルにマリオカートやってそうですよね」


    大和田「現実でも暴走族だしな。まぁ、ゲームだと不二咲には敵わないんだがな」


    不二咲「えへへ」


    大和田(ぶっちぎりで毎回1位を取りやがるから、ほんとに自信なくすんだよなぁ……)





    【ファルシオン 325000G】


    【せんしのたて 5000G】



    舞園「立派な剣と盾ですね」


    不二咲「剣は、水中で導火線に火をつけて大砲に入らないといけないから大変だったよね。水中ではカービィはファイアやジェットのコピーを使えないから、ヘルパー出ないとダメなんだよね」


    石丸「盾も激流の中でタイミング良く手に入れないといけなかったから苦労したな」


    モノクマ「ところで、このファルシオンは【ファイアーエムブレム】初代主人公マルスの剣なんだよ!」


    不二咲「マルスの専用武器だね。クロムも使ってるけど、消耗しないからいいよね」


    モノクマ「ファイアーエムブレムでは、武器や魔導書は使用回数に制限がありますからなぁ」


    舞園「この盾もファイアーエムブレムのものなんですか?」


    モノクマ「それっぽいけど、マルスの持っている封印の盾とはデザインが違うね。でも、関連性があるから近くにあったんだろうね」



    不二咲「ファイアーエムブレムと言えば、難易度が高いことでも有名だよね。死んだ仲間は基本的に生き返らないからね。リセットゲーとも言われてるんだ」



    モノクマ「神成長したのに、仲間が死んでしまってどれだけリセットを繰り返したことか……」



    石丸「なんだかわからないが苦労したのだな……」






  113. 146 : : 2015/12/20(日) 15:13:04







    弐大「……ふっふっふ、待っていたぞ!!おまえさんたち!!」



    舞園「ボンカースの弐大さん!!」


    弐大「今度は谷底には落とされてやらんぞ!!」







    大和田「なぁ、弐大センパイの乗ってる床……」


    不二咲「また、破壊できそうだね……」



    石丸「先輩には悪いが、無駄に体力を消耗したくない。床を壊すぞ!!」ダダッ!!


    舞園「あっ、待ってください!!」ダダッ!!






    弐大「ぬっ、石丸か……」


    石丸「先輩、すみませんが今回も床を破壊します!!」


    弐大「なにぃ!!?あっ、また壊れやすい床じゃとッ!!?」ガビーン!!


    石丸「僕のストーンをくらえ!!」





    不二咲「待って、石丸くん!!ここでストーンを使ったら……!!」


    大和田「ちっ……!!」ダダッ!!


    不二咲「あっ、大和田くん!!?」







    石丸「ストーン変化!!」Y





    弐大「また、このパターンなのかぁあああああああああああああああ!!!!!?」




    ヒューーーーーーーーー!!








    舞園「きゃ!!?」グラッ!!


    舞園「まずい、落ちる……!!?」





    石丸「ま、舞園君!!?」ビクッ!!



    石丸(しまった……、空中では急にストーン状態から戻れない!!舞園君が落ちてしまったら終わりだ……!!)







    大和田「くそったれぇええええ!!」ヒョイ!!


    舞園「え!!?」





    不二咲「大和田くんが舞園さんを上に投げた!!?」









    舞園「お、大和田君!!?」






    石丸「きょ、兄弟が……、兄弟が舞園君の替わりに奈落の底へ……!!?」



    石丸「僕のせいだ!!僕がよく考えずに行動したから!!」ウゥ…





    不二咲「あっ、大和田くんが、これも投げてくれていたみたい……」



    石丸「こ、これは……」



  114. 147 : : 2015/12/20(日) 15:15:24





    【あきのおもいで 250000G】






    大和田「兄弟……、まだ落ちこんでるのか……?」


    石丸「僕のせいで、僕が余計な行動をしたせいでみんなに迷惑をかけてしまった……」


    石丸「僕は……情けないな……」


    大和田「ちっ、確かに情けねぇな。男のくせにみっともねぇ!!」

    石丸「うぅ……」

    大和田「あいつらは別にそんなの気にしちゃいねーよ。それにオレも気にしちゃいねぇ!」


    大和田「確かにテメェーの行動でクラスに多少迷惑がいったのは事実だ。だが、だったら、なおさらここでこんなことしてる場合じゃねぇだろ!?兄弟のやるべきことは、このあとどうすっかだろ!!?」


    石丸「兄弟……!!」


    大和田「顔あげろ!!さぁ、みんなんとこに戻るぞ!」


    石丸「ああ、ありがとう!!」














    舞園「これは私たちが同じクラスになって初めての文化祭での出来事でしたね」



    不二咲「当時、石丸くんは文化祭に向けていまいちまとまらないクラスを、リーダーとしてまとめあげようと頑張っていた。けど、頑張りすぎて疲れをためていた石丸くんは、クラスで製作していた作品を壊してしまったんだ」



    舞園「作り直すのにそれほど時間はかからないものでしたが、石丸君は責任を感じて、かなり落ちこんでいたんですよね」



    不二咲「それをなんとかしたのが……、大和田くんだったんだよね」





  115. 148 : : 2015/12/20(日) 15:17:42






    石丸「兄弟……、また僕のミスのせいで君に迷惑をかけた……!!本当にすまない!!」







    石丸?「だが、オレは思い出した。あのときも助けてもらったことを!!兄弟の魂をなぁああああああああああああ!!!!」







    舞園「まさか、これは!!?」


    不二咲「これは、あのときも起こった!!石丸くんの……」











    舞園・不二咲「「石田化!!!」」ドン!!











    石田「兄弟を失った罪をオレは背負って生きていく!!この炎の力で、舞園と不二咲を守ると誓おう!!」







    ファイア(ヘルパー):石田清多夏







    舞園「石丸君がもうひとつのヘルパーとしての力を持っていたなんてッ!!」



    不二咲「大和田くんの喪失により、覚醒したんだね!!」






    石田「兄弟!!見守っていてくれ!!オレは必ず二人を守りきって見せる!!」ドン!!
















    大和田「いや、おまえら……、勝手に人を殺すなよ……」



    舞園「あっ、やっぱり」


    不二咲「だよね、カービィの舞園さんならともかく、ヘルパーのボクらが奈落に落ちたところで、強制的にカービィのところに戻るだけだもんね」


    モノクマ「そもそも、これゲームですし、おすし」






    石田「きょ、兄弟!!?生きていたのか!!?」



    大和田「テメェーはあいかわらず、集中すると周りが見えてねぇな……」



    石田「す、すまねぇ……!!」



    大和田「だが、テメェーが周りが見えねぇときは、オレが見といてやるよ。今までだってそうしてきたんだ。だから、そんな顔すんじゃねぇよ……!!」




    石田「恩に切るぜ!!兄弟ぃいいいいいい!!!!!」ガバッ!!


    大和田「ちょ!!今のテメェーはファイアのせいで本当に熱いんだよ!!離れろ!!」





    不二咲「目のメラメラ、本当の炎なのか……」


    舞園「とにかく、宝も手に入ったし、みんな無事だったし、よかったですね!!」









    弐大「ときどきでいいので、ワシのことも思い出してください……」グスッ…



    舞園「本当にボンカースの扱いと配置がひどいですよね……」


    不二咲「スル―されたり、床を壊されて落とされたり、ボンカースェ……」





  116. 149 : : 2016/05/04(水) 13:30:48

    舞園「そうこうしているうちに、世間ではカービィの新作が出ましたね!!」


    大和田「今回はロボに乗って戦うんだってな!!」


    石丸「ロボに乗った状態でもコピー能力は使えるようだ。もちろん、コピー能力はロボット用になっている」


    不二咲「新しいコピー能力、ポイズン・エスパー・ドクターにも注目したいところだね」


    モノクマ「ポイズンはともかく……、エスパーはネスだし、ドクターは、ドクターマリオだよね……」


    舞園「ま、まぁ……、このスパデラのソードはリンクですし、ヨーヨーがネスですし……」


    モノクマ「しかし、ロボに乗るなんて……、これなんてロック●ンXのラ●ドアー●ー……?」


    不二咲「それ以上いけない」





    舞園「まぁ、新作の話ばかりしてると、これ以上はネタバレになりかねないのでさくさく洞窟探検をすすめていきましょう!!」


    大和田「そうだな、おっ、さっそく見つけたぞ!!」


    石丸「うむ、さっそくの発見。テンションが高まるな」






    【かけたお茶碗 50G】


    不二咲「テンションさがったね」


    大和田「なんでこんなのが宝箱に入ってんだよ……」



    石丸「い、いや……、欠けているから価値が下がっているだけで、ゆ、有名な職人が作った茶碗にち、違いない!!」


    大和田「兄弟。無理しなくていいぞ……」










    舞園「この部屋、風が強いですね!!」



    大和田「ここいら一帯にちりばめられているありゃなんだ?」


    モノクマ「あれはスリープのコピーですね」


    不二咲「あれに触ると、一定時間動けなくなるよ」


    石丸「眠ってしまっているうちに風に流されて、元の場所に戻されてしまうというわけか」


    大和田「だが、ヘルパーの俺たちならスリープは関係ないだろ?」


    モノクマ「そうですね。とはいえ、舞園さんから離れすぎると戻されてしまうので、ある程度舞園さんの近くにいないと取れませんが」


    石丸「ヘルパーが触れれば、一定時間スリープの罠は消えた状態になる。僕たちが先導しよう」


    舞園「お願いします」







    舞園「無事、宝箱の前につきましたね」


    大和田「さっそく開けてみるか」



    【どせいさんのぞう 120000G】



    大和田「なんか気の抜けた顔してんな……」


    モノクマ「これはどせいさんだよ。マザーファンならわかるよね?」


    不二咲「どせいさんとは、マザー2に出てくるサターンバレーという場所にすむ住人のことだね。独特な喋り方が印象にのこるよね?」






    石丸「◆ぽえーん」


    大和田「兄弟!!?」ガビーン!!



  117. 150 : : 2016/05/04(水) 13:32:12






    石丸「◆なんだか きもちよくなってきたです」


    大和田「しっかりしろぉ!!兄弟ィイイイ!!」ガビーン!!








    舞園「まさか、これが石丸君の第3の人格……」


    不二咲「どせ丸くんなのか……!!!?」ガビーン!!



    モノクマ「石丸、石田に続いて……、まさかな」




    大和田「テメェーら、絶対今、思いついただけだろ!!?」ガビーン!!




    どせ丸「◆ぼくは だいじょうぶ です けど こんにちは」



    大和田「名前欄がすでに大丈夫じゃねぇぞ!!?」ガビーン!!


    大和田「眼を覚ませぇええええええええええ!!!」


    ドカッ!!



    石丸「はっ、僕は何を……」


    大和田「も、戻ったか……」ホッ…





    舞園「石丸君が影響を受けやすくて、心配ですね」


    モノクマ「ええ、おもし……心配ですね」



    大和田「兄弟で遊ぶな、ゴラァ!!!!」


    モノクマ「ひぃ、ごめんちゃい!!」ビクッ!!




  118. 151 : : 2016/12/21(水) 18:48:31
    これの続きも見たいけど、日向ピット、七海パルテナ様、舞園ナチュレ、苗木ブラックピットによる光神話パルテナの鏡が見たいです!
  119. 152 : : 2017/05/05(金) 15:14:23
    これの続きだけど、メタナイトだよね?
    メタナイトは苗木君かな?
  120. 153 : : 2017/05/20(土) 10:22:32
    v3に適任がいる任天堂のゲームが何個かあった。マザー(ネスのゲーム)、ロックマン、パックマンだよ。
  121. 154 : : 2017/06/19(月) 23:01:08
    メタナイトにピッタンコなの九頭龍だよ
  122. 155 : : 2018/03/05(月) 19:49:48
    ポケモンで書いて欲しいです。
    セレナ(赤松)カルム(最原)でカロス地方を旅させてみたいな。

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tady310

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