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自衛官が異世界にやってきたようです~城壁都市防衛編~

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  1. 1 : : 2014/09/12(金) 02:01:55
    【WARNING】
    ・二次創作
    ・実際の団体、組織、地名等とは関係ありませんので注意
    ・ゲートのパロディ作品
    ・誤字などあるかも(見つけ次第修正する予定)
    ・駄文、亀更新

    1話『自衛官が異世界にやってきたようです~遭遇編~』
    http://www.ssnote.net/archives/22334

    宮坂大伍(36)
    陸上自衛隊 二等陸尉で、訓練中に謎の霧に包まれ異世界に飛ばされる。
    一見真面目っぽいがオタクでノリはいい。
    好物はコーヒーゼリー


    女騎士 イリス(19)
    今作のヒロイン
    金髪美少女
    帝国の女性騎士団に所属しており、エリート騎士(自称)らしい
    主力武器は騎士団支給のグレートソード
    剣術も得意で異世界では宮坂が最も頼れる存在
    精霊魔法も使用できる。


    クロウ(18)
    有名な情報やで色々な地域に情報を流しており、情報収集にかけてはエキスパート
    主力武器はコンパウンドボウや小刀。


    帝国側
    皇女 ケティ・ロ・アルメダ(20)
    「帝国」の第三皇女で赤い髪を持つ美女。
    趣味で同世代の貴族の子女を集め、自前の騎士団を結成している。
    シャンディとは姉妹縁の中


    シャンディ・ロ・アルメダ(19)
    ケティの騎士団に所属しているお嬢様然とした女性
    感情に流されやすいのが少し欠点だが、とても仲間思い。


    第三偵察部隊


    梅谷熊男(48)
    陸曹長
    任官歴が長く経験豊富で、宮坂不在時の実質的リーダー格
    メンバーから「クマさん」と呼ばれている
    趣味はカラオケ


    坂川彰(31)
    二等陸曹
    いったてまじめだが、大の特撮オタク
    佐々木のツッコミ役でもある
    好きな怪獣はレギオンとゴジラ


    佐々木海斗(23)
    一等陸曹
    第三偵察部隊での最年少
    宮坂とはオタク仲間
    趣味は写真撮影とアニメ・マンガ


    藤原悠木(29)
    一等陸曹
    趣味は料理作りでよく創作料理を作ったりしている
  2. 2 : : 2014/09/12(金) 02:11:08
    古龍を撃退した翌日

    宮坂とイリスはLAVのエンジン音で目を覚ます

    イリス「これってラヴの音だよね・・・・ウメタニ達が来たのかな。」

    宮坂「そうかもしれんな」フワァ~

    イリス「今日は本体に合流して、皇女に報告しないと!」

    宮坂「報告?」

    イリス「古龍のことよ・・・それと彼方たちジエイタイの事とかね。」

    宮坂「あ、そっか。イリス隊長放り出して逃げて来たもんな。」

    イリス「逃げてなんかないわよ!命令だったの!め・い・れ・い!」

    宮坂「はいはい。」
              ・
              ・
              ・
              ・
  3. 3 : : 2014/09/13(土) 01:34:59
    その頃、エムロ区アルテミスではオッデサの帝都を襲った古龍と正体不明の男たちの話でもちきりだった

    「コウホウノ・アンゼンカクニン」や「鋼鉄の荷馬車」という言葉が飛び交う

    当然、この事は皇居にも広がっていた

    その中でも皇女 ケティはその話題に関心を寄せていた1人である

    ケティ「あの・・・古龍を撃退させるとは・・・」

    その呟きにグレイは答える

    グレイ「はい。私も彼らの死闘を見ておりましたがとにかく凄いとしか言いようが合いませんでした。」

    ケティ「ほう・・・ならば、なぜ妾を呼ばなかったのだ?」

    グレイ「姫様はこの区を治める者であるゆえ、もしもの時があれば・・・・」

    ケティ「わかったわかった。この話はまた今度にしよう。」ハァ

    ケティ(しかし・・・緑の者たちを仲間にしたい。だが、どうすれば・・・・)

    ノーマ「ひ、姫様っ!」

    ケティ「なんだ?騒々しい。」

    ノーマ「実は・・・・・・」
  4. 4 : : 2014/09/14(日) 22:42:44
    エムロ区 帝都

    古龍が襲撃してきたのにもかかわらず帝都はいつも通り賑わっていた

    そんな中、第三偵察部隊を乗せたトラックが大通りを駆けていく

    佐々木「皆、俺たちに注目っスね。」

    宮坂「まあこの世界は中世ヨーロッパと同じぐらいだからな・・・車を見て驚かない人なんていないだろ。」

    第三偵察部隊のメンバーが帝都に赴く際、イリスがこの世界について教えてくれたのだ

    坂川「もう少しで着きますよ。」

    助手席に座る坂川が地図を見ながら言う

    彼らがここに来た理由は家探しである

    山で過ごせば何とかなるのだが、山から帝都までの距離が長いため燃料の問題が浮上したのと、宮坂がイリスの家で生活していては彼女にとって迷惑だと思ったからである

    佐々木「ところで隊長はイリスちゃんをどう思ってるんスか?」

    宮坂「イリスは俺の命の恩人だよ・・・・ただ。」

    坂川「ただ?」

    宮坂「ヘタレ・・・・かな。」

    藤原「ちょ・・・隊長それは彼女に対して失礼では?」

    佐々木「俺もイリスちゃんみたいな美人に会いて~。」

    梅谷「ここらで車を止めません?」

    宮坂「ああ。あまり人目につかないような場所にな。」

    佐々木「了解っス。」

    路地裏に車を止め、荷台から降りると彼らは大通りに向かった
  5. 6 : : 2014/09/15(月) 22:16:04
    宮坂「しかし、この人数が寝れる程の家ってあるのかな?」

    梅谷「さあ・・・頑張って見つけ出したいですね」

    すると後ろから聞き覚えのある声が宮坂の耳に届く

    アルド「ミヤザカさ~ん」

    宮坂「アルドさん!どうしたんです?」

    アルド「噂は聞いたよ、何でもあの古龍を撃退したんだってね。」

    宮坂「いえいえ、大したことないですよ。」

    アルド「で、今は何でここに?」

    宮坂「ちょっと、家さがしかな・・・いつまでもイリスの家に居るのはまずいし。」

    アルド「そんなことなら儂に任せてくれないかのう。」

    宮坂「いいんですか?」

    アルド「古龍を撃退した人からの頼みごとなんて断れるはずがないじゃろ。」

    宮坂「なんかありがとうございます。」

    アルド「いやいや。」

    そうしてアルドは人ごみの中へ消えていった

    坂川「さっきの老人は?」

    宮坂「アルドっていう爺さんだ。イリス経由で知り合ったんだけどな。」

    梅谷「彼に任せてもいいんですか?」

    宮坂「何も知らない俺たちが行くよりこの帝都をよく知っているアルドさんのほうがいいと思うけど・・・まあ老人に任せるっていうのは少し気が乗らなかったけど・・・」

    藤原「後でお礼しにいかないと。」

    宮坂「だな。」
  6. 7 : : 2014/09/16(火) 01:20:06
    現在公開可能な情報Ⅰ

    帝国オデッサについて

    宮坂がやってきた異世界の覇権国家知られている限りの国家、部族を従属させる唯一の「帝国」である。
    かつては共和制の小国だったが戦争で版図を広げ、その過程で一貫した政策を取れる帝政に移行した。
    中央集権制と封土制が併存し皇帝と元老院が統治している。
    軍事、風俗は中世ヨーロッパ似だが、歴史、政治制度はローマ帝国に似ている。

    中央区 オデッサ
    帝国の首都。
    人口100万の城砦都市。
    情報と物資の集積地。
    「悪所」と呼ばれるスラム街もあるとされている

    北区 ルルド
    資源が豊富なことで有名。

    南区 ボストム
    イリスが所属する騎士団の本部があり、フォルマル伯爵家の領地。
    先代の領主であるコルトが開明的な考えの持ち主で、亜人達の庇護を掲げ領内に幾つかの亜人達の避難民の集落が作られており、伯爵家には(この帝国内としては珍しい)亜人のメイドがいる。

    西区 エムロ
    中央区からも近いことから第二の帝都であるアルテミスという街がある。
    皇居もあり、そこの宮殿でケティは生活している。

    東区 カトー
    元皇帝が住んでいたとされる古城が存在する。
    一方、治安が悪い
  7. 8 : : 2014/09/20(土) 22:15:23
    北区 ルルド

    東区カトーで連合諸帝国軍とトュウマレン軍の戦争が勃発

    敵国の圧倒的な兵力の前に敗退した連合諸帝国軍の将デュランが大怪我を負ってルルドの修道院にいることを聞きケティらは足を運んだ

    ケティ「・・・・デュラン陛下。」

    デュラン「ケティ殿下か・・・なんじゃ?わざわざアルテミスから・・・敗軍の儂を笑いに来たのか・・・・?」

    ケティ「滅相もない!しかし・・・帝国軍の将たるあなたがたった一人で何故このような所に?」

    デュラン「儂の軍はほぼ全滅した・・・それに右腕は逃げる途中奴らに持って行かれたわい。」

    ケティ「いったい・・・カトーで何が・・・」

    デュラン「・・・・・・・・」

    ケティ「陛下!」

    デュラン「・・・すまないが殿下・・・・教えてやることはできん・・・」

    ケティ「そんな・・・陛下・・・帝都へ医者の手配を致します。どうか我らの下へ・・・」

    デュラン「殿下には悪いがこれ以上帝国の世話にはならぬ・・・」
  8. 9 : : 2014/09/21(日) 00:07:59
    ケティ「な!?」

    デュラン「それに、殿下・・・帝国軍は我らより先に敗れておったのだろう?それを承知で殿下のお父上である皇帝は連合諸帝国軍を招集したのだ。」

    ケティ「・・・・・・」

    デュラン「・・・いつ帝国に牙を向けるかも知れない儂らの始末を・・・敵に押し付けたのだ!!」
  9. 10 : : 2014/09/21(日) 00:24:39
    ケティ「帝国軍が敗れたのは存じておりました。ですが・・・・」

    デュラン「殿下・・・儂らはこの帝国を守るため死力を尽くして戦った・・・だが、儂らが信じた帝国こそが本当の敵だったのだ。」

    ケティ「陛下!せめて教えてください!!敵の情報や戦状についても!!」

    デュラン「知りたくば殿下自ら戦ってみるとよい・・・ゴホッゴホッ・・・・」

    ケティ「・・・・・・・」バサッ

    ケティ「グレイ ノーマ ハルミトン行くぞ!」

    ハルミトン「ハ!?・・・・ハッ」

    ノーマ「姫様、これよりどこへ?」

    ケティ「決まってるだろう。トュウマレン軍を倒しに行くのだ」

    グレイ「姫様・・・「妾に続け」とか言って駆け出さないでくださいよ。」

    ケティ「グレイ・・・・妾はそこまで馬鹿じゃないぞ。」

    ケティ(しかし・・・・この4人で1つの軍に勝つことができるのか?騎士団は古龍撃退で疲労が溜まってる上にまだ大半が戻ってきてない・・・)
  10. 11 : : 2014/09/21(日) 00:31:42
    ケティ「ともかくカトーへ行かねばな・・・ハルミトン、この先は?」

    ハルミトン「カトーとオッデサの境界線近くに古城があります。そこで待ち伏せしてみれば?」

    ケティ「古城か・・・いいかもしれんな。」

    ノーマ「あ~姫様?カトーまでこの人数で?危険では・・・・?」

    ケティ「はっきり言って危険だ。ノーマ ハルミトン グレイ妾を守ってくれよ。」

    こうして4人は修道院を後にした
  11. 12 : : 2014/09/21(日) 16:46:07
    その頃第三偵察部隊は帝都を後にし、トラックで調査と情報収集に出掛けた

    そんな中、運転席にいる佐々木が呟いた

    佐々木「あ~俺はファンタジーな光景想像してたのに、これまで会ってきたのは、人間ばっかだし中世ヨーロッパそっくりで何かガックリっス。」

    坂川「そんなこと昨日もぼやいてたな。」

    宮坂「あれ?イリスの話だとこの世界には獣人やエルフとかいるらしいぞ・・・昨日アルテミスで見かけたし。」

    佐々木「お!それは期待っスね!」

    メモ帳を見ながら梅谷は佐々木に話しかける

    梅谷「おい佐々木。この先右折して川沿いに進め。しばらく行ったら情報屋の言ってた森だ。」

    佐々木「了解クマさん。」

    藤原「隊長!森の手前で一旦野営しましょう。」

    宮坂「うん賛成。」

    佐々木「あれ?隊長一気に乗り込まないんスか?」

    宮坂「今森に入ったら夜になっちゃうでしょ?夜とか原生生物とかが狂暴化したりするかもしれんのよ?」

    藤原「それはピ○ミンネタです。」

    宮坂「村があるのならそこの人威圧してどーすんの・・・俺たち国民に愛される自衛隊だよ?」

    佐々木「ハァ・・・じゃあ森の手前までスピードアップで行くっスよ!!」ブロロロ
  12. 13 : : 2014/09/21(日) 23:47:44
    藤原「隊長!前方に煙!!」

    宮坂「やだなーこの道あそこに向かってない?」

    藤原「古城を確認!数名人影のようなものも確認しました。」

    坂川「あそこで、何かあるのでしょうか?」

    梅谷「わからんな・・・佐々木、慎重に進めよ。」

    佐々木「了解っス。」
  13. 14 : : 2014/09/22(月) 00:34:35
    アルグナ

    元フォルマル伯爵領

    カトーとオッデサの交点に発展した古城を中心とする交易都市である

    現当主リュカ11歳

    前当主の急死を受け他家に嫁いでいた長姉と次姉がリュカの後継人を巡って争っていたのだが、帝国の戦争に参加した両家の当主が戦死

    フォルマル家に構う余裕のなくなった両家は兵を引き揚げ結果、不正がはこびりだし治安が悪化

    そして___

    ケティ「ふん!」ビシュッ

    ノーマ「火薬弾だ。これでもくらえ!!」バスッ

    「「うわああぁぁぁ!」」

    「くそっ!退けー!退けー!」
         ・
         ・
         ・
         ・
         ・
    ケティ「ノーマ ハルミトン!無事か!?」

    ハルミトン「生きて・・・」

    「「まーす」」ゼーゼー

    グレイ「姫様。小官は心配してもらえんのですか?」

    ケティ「グレイ貴様が無事なのはわかりきってる。」

    ハルミトン「姫様ぁ・・・なんで私たちはこんなところで盗賊相手にしてるんですか?」

    ケティ「・・・・・仕方ないだろう」プルプル

    ケティ「トゥマレン軍がアルグナ侵略を企んでると思ったんだから!」

    ケティ「修道院の後、アルグナが襲われているって情報を聞いて駆けつけてみれば、まさか連合諸帝国軍の敗残兵崩れの盗賊団だったとは・・・」

    グレイ「お前たち!休むのは後だ!盗賊団はまたやってくるぞ!今夜持ちこたえば、姫様の騎士団が到着する!」

    ノーマ「死体を片づけ、柵を補強しろ!」

    「もうやってられんよな。」

    「ああ・・・何か生きた心地しねえぜ。」

    グレイ「だんだん士気も下がり始めたようですな。」

    ノーマ「ごく普通の農民に無理やり戦闘させたらこうなるのは当たり前だし・・・・困ったもんだなこりゃ。」

    ケティ「敵影はないか?」

    グレイ「はい、今のところ。」

    ケティ「わかった、妾は館で食事を摂ってくる。後は頼むぞ。」

    「「ハッ」」
  14. 15 : : 2014/09/24(水) 03:05:37
    食事を済ませたケティは応接間で一人悩んでいた

    ケティ「あ~もうどうしよう・・・・」

    そこに年老いたメイド長とリュカがやって来る

    メイド長「何か困られたことでも?」

    ケティ「盗賊団についてだ・・・・次襲われたら此処も墜ちるだろう。」

    メイド長「やはり・・・・?」

    ケティ「ああ・・・・だがもしそんな事になれば、全てを奪われる。・・・・男は殺され女は辱めを受けるになるに違いない・・・」

    メイド長「・・・・・」

    ケティ「妾も、500人とは正気を保つ自信がない・・・・・リュカ伯爵令嬢はどうかな?」

    リュカ「うっ・・・・」クラ

    メイド長「リュカ嬢はまだ11歳ですよ。」

    ケティ「ならば戦うしかないのだ。」

    リュカ「・・・緑の人たちに助けてもらうのはどうでしょうか?」

    ケティ「あの異国の者たちだろう?」

    リュカ「実際にあの古龍を撃退したと聞いております・・・その者達にかかれば盗賊団など手足にも及ばないのでは?」

    ケティ「・・・・そうしたいのだが緑の人が何処にいるのかもわからん・・・・もしそれが、帝国と敵対関係になることを考えると・・・・なあ・・・」

    その時、グレイと監視を行っていた兵士や農民がぞろぞろと応接間に押し寄せる

    ケティ「何事だっ!?敵か!?」

    グレイ「はたして敵か味方か・・・ともかく東門にてご自分の目でご覧ください。」

    ケティ「なに・・・・?」
  15. 16 : : 2014/09/24(水) 18:49:57
    グレイ「こちらからどうぞ。」

    ケティは城門の隙間から外を見る

    ケティ「なんだあれは?攻城用の木甲車か?・・・それに、中の連中は見たことのない斑の柄の鎧を着ている・・・持っているあれは武器・・・・・なのか?」

    グレイ「ノーマ殿!」

    ノーマ「他に敵は見えません!」

    そしてノーマは城に迫りくる鉄の塊に叫ぶ

    ノーマ「何者だ!!姿を見せろ!」
  16. 17 : : 2014/09/24(水) 18:58:36
    「何者だ!!」

    「姿を見せろ!」

    宮坂「・・・大歓迎だねぇ。」

    佐々木「どう見ても戦闘かなんかあった後っスよ?」

    藤原「・・・・お呼びでないみたいだから他の街にしません?取り込み中のようですし・・・・。」

    宮坂「うーん・・・・ここは俺が話をつけてこようかな。」

    梅谷「え?何故です?」

    宮坂「もしかすると、ここの人たちに俺たちが敵ではないことを伝えるチャンスかもしれんだろ?」

    坂川「チャンス・・・・ですか。」

    宮坂「てことで・・・クマさん後は頼んだよ。」

    梅谷「了解。」
  17. 18 : : 2014/09/28(日) 00:36:21
    引き続き期待!
  18. 19 : : 2014/09/28(日) 09:23:20
    >>18
    ありがとうございます!
  19. 20 : : 2014/09/28(日) 16:08:21
    「誰か出てきたぞーっ!」

    グレイ「あの斑の服装は・・・・」

    ケティ「あれが・・・・緑の人・・・・なのか?」

    ノーマ「・・・・姫様。」

    どうするケティ・・・決断しろ時間はないぞ!

    グレイ「姫様?」

    「ぐ・・・・・・」

    どうすればいい?街のすべてが妾の決断にかかってる・・・・・

    緑の人が盗賊に協力しているのか___否・・・それならばすでに街は堕ちているはずだ

    「すいませーん!!」コンコン

    「「!!」」

    妾にはもう士気を上げるすべがない・・・・・このままでは盗賊に負ける!

    彼が何用で来たかは知らぬがこうなったら入城を拒むか・・・・

    ケティ「・・・・」ガコッ

    ノーマ「何をしてるのですか!?」

    グレイ「姫!?」

    ケティ「よく来てくれた!!(強引に仲間にするまでだ!)」ガチャ
  20. 21 : : 2014/09/28(日) 16:20:59
    期待です

    ずっと見てます
  21. 22 : : 2014/09/28(日) 16:32:24
    >>21
    ありがとうございます!
    まだまだ続きますのでお楽しみに!
  22. 23 : : 2014/09/28(日) 16:46:53
    ___ドン!

    ケティ「・・・・あれ?いない・・・・?」

    グレイ「姫様下です。」

    ケティ「ん・・・・?」

    宮坂「・・・・」ピクピク

    ケティ「もしかして・・・・妾が?」

    グレイ「はい」コク

    ノーマ「はい」コク

    「大変だ!緑の人が!!」

    リュカ「あわわわ」アセアセ

    「大丈夫!気絶しただけだ。」

    ケティ「お、重い・・・この鎧どうやって脱がすんだ?」

    グレイ「小官にわかるとでも・・・・・?」

    ケティ「そんな・・・・妾達の最後の希望が・・・」ウワァァァァン
  23. 24 : : 2014/10/06(月) 03:44:48
    ウワァァァン

    宮坂「んん・・・。」

    ハルミトン「姫様!」

    ケティ「!!・・・・・妾の希望が!!」

    ノーマ「大丈夫ですか?」

    宮坂「ああ。」

    『ニ尉!応答してください突入しますか?』

    宮坂「ちょっと気を失ってた待機してくれ。状況を確認する。」

    『了解』

    宮坂「で誰が、今どうなってるか説明してくれるの?」チラ

    ケティ「妾・・・・・?」
  24. 25 : : 2014/10/22(水) 01:41:44
    アルグナ



    ケティ達と作戦を建てた宮坂達は高台から双眼鏡で辺りを見渡す


    すると何かを発見したのか宮坂が口を開く


    宮坂「・・・・・・来てるね。」


    坂川「斥候でしょうか・・・・・?」


    梅谷「そうじゃないのか・・・・後方に本体もいます。」


    藤原「数は・・・・・5~600ってところですか。」


    宮坂「狙いはこの南門かな?」


    佐々木「そうですかねぇ・・・・・。」
  25. 26 : : 2014/10/22(水) 02:01:04
    佐々木「ケティ姫の話だとこの街は人口5000人を超えるって聞きましたが、どう考えても包囲するには敵の兵力が少なさすぎます。」


    藤原「川に面した北門を除くとしても、西東南どこか一か所に戦力を集中させるはずです。」


    坂川「攻撃箇所を決められる敵が有利ですね・・・。」


    宮坂「ああ・・・・それにこの陣地は・・・・」


    ポケットから城の地図を広げる


    梅谷「城門が突破されることを前提にした陣地ですね。」


    坂川「城壁と柵の二段構えで敵に出血を強いて時間を稼ぐってことですか・・・・我々は火消し役として後方にいるほうが・・・・」


    宮坂「うーん・・・・けどねぇ、一応あの帝国のお姫様がここの指揮官でしょ?俺たちもドラゴンの件で一躍有名になっちゃったみたいだし、後ろにいちゃ士気に関わるよ。」


    坂川「しかしいかにも手薄です。しかも一度突破された南門に5人という少人数の我々を配置するということは・・・・」


    宮坂「ああ・・・・俺たちは囮だ。」


    藤原「手薄に見える南門に誘い込んで奥の二次防衛線を決戦場にする気じゃないんですかね・・・・」


    宮坂「でも敵がこの策に乗ってくれるかな?」
  26. 27 : : 2014/10/22(水) 02:04:03
    宮坂「ま、姫様の騎士団がこっちに向かってるそうだし・・・・クマさんは俺と一緒に暗視装置を取りに行こう・・・坂川と佐々木と藤原は土嚢作りついでに可燃物も片づけさせて。」




    「「「了解!」」」



  27. 28 : : 2014/10/22(水) 02:12:19
    佐々木「さっき騎士団がここに向かってくるって言ってましたけど・・・・・」


    坂川「それがどうした・・・・?」


    佐々木「イリスさんみたいに美少女ばっかりなんでスかね!!」


    坂川「うーん・・・・ケティ姫と同年代だから、そうじゃないのか?」


    藤原「だったらさ、この戦いでカッコいいところ見せて騎士団の美少女達を惚れさせてしまおうぜ!」


    佐々木「あ、いいっスね!」


    坂川「2人ともそろそろ取り掛かるぞ・・・・・美少女もいいが市民も大事だからな。」


    藤原「分かってますって。」
  28. 29 : : 2014/10/22(水) 02:13:56
    坂川(俺だって絶対に美少女達を惚れさせるからな・・・・・)ゴゴゴゴ

    こうして3人の孤独な闘いが始まるのであった・・・・
  29. 30 : : 2014/10/26(日) 17:45:10
    現在公開可能な情報Ⅱ

    個人武装及び兵器について


    89式5.56mm小銃(はちきゅうしき5.56ミリしょうじゅう)
    自衛隊が制式化した自動小銃で、1990年代以降、陸上自衛隊の主力小銃となっている。
    発射速度は毎分最大850発
    第三偵察部隊隊員全員が所持している

    9mm拳銃(9ミリけんじゅう)
    1982年に自衛隊が制式採用した拳銃
    第三偵察部隊隊員全員が所持している


    対人狙撃銃M24(たいじんそげきじゅうエム24)
    レミントン・アームズ社製のボルトアクション狙撃銃である。
    アメリカ陸軍をはじめ、世界中の軍や警察で採用されている。
    装弾数5発
    有効射程距離約800m
    佐々木が使用している


    ミニミ軽機関銃(みにみけいきかんじゅう)
    ベルギーの国営銃器メーカー、FN社が開発した、5.56x45mm NATO弾を使用する軽機関銃である。
    アメリカ陸軍や陸上自衛隊では三脚(トライポッド)を付けて使用することもある。
    ソマリアやイラクにおける各種作戦でも多用され、信頼度と射撃性能について優れた評価を受けている。


    パンツァーファウスト3(愛称 パンツァーファウスト、空飛ぶ日産マーチ、LAM(ラム))
    ドイツのダイナマイト·ノーベル社製の携帯対戦車兵器で、ロケットブースター付き弾頭使用の無反動砲の一種である。


    73式小型トラック(ななさんしきこがたトラック)
    1973年(昭和48年)に採用された自衛隊の汎用小型軍用車両(トラック)である。


    軽装甲機動車(愛称 ラヴ)
    陸上自衛隊と航空自衛隊に配備されている装輪装甲車である。
  30. 31 : : 2014/11/04(火) 16:45:50
    一方その頃


    梅谷「弾薬と装備は人数分用意しました。」


    宮坂「よし、運ぶぞ。」


    梅谷「了解です。」

           ・
           ・
           ・
           ・

    梅谷「ところで・・・・隊長。」


    宮坂「どうしました?」


    梅谷「俺たちは元の世界に帰れるんでしょうか・・・・?」
  31. 32 : : 2015/01/29(木) 19:20:36
    宮坂「よせよ・・・縁起でもない。」

    梅谷「そ、そうでした・・・すいません。」

    宮坂(だけど本当に帰れなくなってしまったら俺たちは・・・)

    坂川「隊長!準備が終わりました。」

    宮坂「わかった。今そっちに戻る。」

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teruking10

レギオン@受験合格

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自衛官が異世界にやってきたようです シリーズ

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