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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレン「ここはどこだ?」ミカサ「森の中」サシャ「完璧に迷いましたね♪」※くえすともの?2

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  1. 1 : : 2014/09/06(土) 23:58:01
    2作目です。前作は…※くえすともの?で検索かけてください。(気になればです)でも前作を読んだ方が大体の設定が分かります。(一種の願望です)時間がないのでカメになる確率も高いです。

    えっと…カップリングは、

    エレミカ

    ジャンサシャ

    (要素)です。

    本編は(かければ)明日からです。ちゃんとまとめられるように頑張ります。
  2. 2 : : 2014/09/07(日) 01:27:23
    前作読みました〜!


    ドラクエが元ネタですね!


    僕も同じのを書いてますよー!


    後HPはヒットポイントですがオリジナルでハートポイントにしたのでしょうか?


    とりあえず期待!
  3. 3 : : 2014/09/07(日) 09:06:29
    期待するっス!
  4. 4 : : 2014/09/07(日) 09:38:25
    前作に引き続き期待だよ
  5. 5 : : 2014/09/07(日) 14:13:08
    このやろおおおおお!!





    面白ろそうぢゃん!!
  6. 6 : : 2014/09/07(日) 16:00:53
    うわああああ。

    有り難うございます‼今から書きます。よろしくお願いします。

    本編↓
  7. 7 : : 2014/09/07(日) 16:18:01
    ~神秘の森~

    私は目が覚めた。目の前には女神を思わせる外見の金髪少女が会心の笑みを浮かべていた。

    ????「起きた?ユミル」

    ユミル「クリスタか…」

    クリスタ「ユミル?大丈夫?ケガ…してない?」

    ユミル「大丈夫さ」

    体を起こす。ずっと膝枕をしてくれたらしい。相変わらず優しい奴だ。

    クリスタ「で、学園の方はどうだったの?」

    ユミル「へましてダメだったわ。スマン」

    クリスタ「そんな謝らなくていいよ‼ユミルが無事ならなんでもいいよ。ねえ…学園には、どんな人がいたの?」

    ユミル「まあ……変わったやつらがいたよ。今頃どうしているかな…」

    ~腐樹の森~

    エレン「ここどこだー!」
  8. 8 : : 2014/09/07(日) 16:30:11
    ・・・・・・数週間前

    ハンジ「じゃあ、コレ地図ね」

    エレン「どうも」

    ハンジ「うーん。ココからだと、腐樹の森が一番近道だね。まあ、頑張って」

    一同「行ってきます」

    ミカサ「ハンジさんもお気をつけて」

    ハンジ「うん、コニ―のカウンセリングも楽じゃなさそうだしね」

    ハンジ「ああ、ちなみにこの森迷いやすいから気を付けた方g…あれ?」

    一同≪すでに豆粒

    ハンジ「なんとかなるか」

    ・・・・・・で現在

    エレン「迷ったぁぁぁぁぁ」

    ミカサ「なんとかなる」

    アニ「なるわけない…もういい。」(やっぱりこうなった)

    ジャン「まあテキトーに進めば森を出るだろ」

    サシャ「さすがジャンです」

    アルミン「テキトーに進んでどうにかなる問題じゃないよ‼」

    ミカサ「このままじゃ、ローゼにつく前に全滅してしまう」

    アルミン「ミカサもサラッと縁起でもないよ」
  9. 9 : : 2014/09/07(日) 20:17:14
    サブキャラ「なんとかなる」→ならない
    主人公「なんとかなる」→なんとかなる
  10. 10 : : 2014/09/07(日) 22:14:01
    続きが、楽しみです!
  11. 11 : : 2014/09/08(月) 16:58:13
    >>9 言っちゃあかんやつやそれww 続きめっちゃ期待✩
  12. 12 : : 2014/09/08(月) 16:59:27
    期待どうも~♪き……きっと何とかなる…と思う…かもしれない…

    続きです☆↓
  13. 13 : : 2014/09/08(月) 17:22:45
    アニ「…別行動で行くしかないね」

    エレン「なんでだ?」

    アニ「現在地は森の真ん中、食料は誰かさんのおかげで底をつく、最悪だ。これだったらまとまって行動するより別の方がいいと思う」

    サシャ「すみません…」

    アルミン「サシャだけの責任ではないよ。それに別行動は全滅のリスクが非常に高い。分かれればそれこそアウトだよ」

    アニ「じゃあ、どうするんだい。ここで全滅は遠慮したいけど」

    ジャン「地図だとど真ん中の位置、腐樹の森なんて、観光目的で来るわけねえから、状況は深刻だな。…食糧不足を含めて」

    サシャ「ミカサ~みんなが私をいじめます」

    ミカサ「サシャ、私も弁護できない」

    サシャ「エレ~ン」

    エレン「自業自得だな」

    サシャ「こうなったら飛ぶしかないですよ」

    一同「は?」

    サシャ「ほら、特殊道具?のえっと…なんとかの翼」

    ジャン「『キメラの翼』か。考えたな」(…バカも進歩するんだな…)ウンウン

    アルミン「なんでジャンはしみじみ感動してるの?」

    アニ「色々あったんだね…。聞かないでおきな」

    ※一応説明ですが…キメラの翼とは瞬間移動できる道具です。(行ったことのあるところのみ限定ですが)ユミルも使ってましたね~。
  14. 14 : : 2014/09/08(月) 17:37:09
    アニ「でもこの中でローゼ王国に行ったことのある人間なんていないでしょ」

    アルミン「アニ、なにもローゼ王国じゃなくてもいいんだ。近くの田舎町とかでも人がいるだけましだよ」

    ミカサ「しかしサシャ。あなたはそれ、持ってるの?」

    サシャ「…アニ~」

    アニ「持ってるわけないでしょ」

    ジャン「ほい」

    アルミン「ナイスだよジャン‼」

    サシャ「さすがジャンです。偉いです」ピョコピョコ

    ジャン「…まあな」

    エレン「じゃあどこにする?」

    アルミン「ここから近い田舎町は…」

    アニ「シガンシナ…それでもかなり遠い場所だね」

    アルミン「うん。これじゃあ僕たちがつく前に1年すぎるね」

    エレン「大げさだな…じゃあいちばん近い『神秘の森』でいいじゃねえか、俺行ったことあるし」シュギョウデ

    サシャ「そこなら私も行ったことがあります。綺麗なところですよ~」

    アルミン「また森に行くのかい?本末転倒だよそもそも森から出るために…ってエレンは?」

    ミカサ「行ってしまった」

    サシャ「エレ~ン‼」

    ジャン「戻ってこーい」

    アニ「ムリだよ」ハァー

    アルミン「ああ…こんなとこでやっていけるのかな…」

    ミカサ「私たちは私達で進もう…」(エレン、無事でいてほしい)

    ・・・・・・その頃上空エレン

    エレン「よし決定‼って、みんなどこだー?まさか、俺一人!?」

    はぐれてしまった……。
  15. 15 : : 2014/09/08(月) 18:15:43
    ~アルミンside~

    アルミン「ああ、なんで先に行ったんだ…エレン」

    ミカサ「嘆いていても仕方ない。…アルミン、私達も先に進むべきだと思う」

    アニ「ミカサの言うとおりだね」

    ジャン「ずいぶんと冷たいな」

    アニ「あたしは生き残りたい…それだけだ」

    ミカサ「私はエレンを信じる」

    サシャ「…なんか私のせいでスミマセン」

    アルミン「…ミカサの言うとおり……僕たちは先に進むべきなのかもしれない…」

    ジャン「アルミン?」

    アルミン「エレン……」
  16. 16 : : 2014/09/08(月) 18:35:31
    ~エレンside~

    エレン「にしてもはぐれちまったもんは仕方ないな。神秘の森で人に会ったら聞けばいいし、で…これいつ落ちるんだ?」

    ヒュ―――ン

    エレン「落下!?」

    ドカーン

    エレン「痛っつつ…」

    普通、空から落ちて生きてるはずはない……でかい葉っぱがクッションになったんだろう…。

    『ガサガサッ』

    エレン「誰だっ」

    急いで構える。神秘の森にはインプ以外にもなんかいたはずだ…でも…俺はいつここに来たんだ?景色は覚えているはずなのに、始めてきたこの感覚…訳が分からなくなる。

    エレン「そんな事より…誰だ!いるのは分かってるんだぞ」

    『ガサガサガサ』

    出てきたのは…金髪の少女だった。白いワンピースと完璧に俺に怯えている態度……夢に出てきた女の子だ!でも夢で見た時より成長しているように見えた。

    少女は俺を見て怯えていたが

    ????「エレン?」

    と俺の名を呼んだ。てかなんで俺の名前を知ってるんだ?

    エレン「そうだが…」

    ????「エレン!」

    少女は俺に抱き着いてきた。

    エレン「は?」

    ????「クリスタだよ!久しぶりだね、エレン」

    エレン「え?はあその…」

    人違いだろ。

    クリスタ「え?君はエレン・イェーガーでしょ。私を、忘れてしまったの?まあ150年も会ってなかったら一瞬分からないか」テヘ
  17. 17 : : 2014/09/08(月) 18:58:22
    150年…だと…
  18. 18 : : 2014/09/08(月) 18:59:28
    エレン「150年?」

    クリスタ「うん。エレンはちゃんと約束を守ってくれたんだね~」

    エレン「?」

    そんな約束した覚えが全くない…。

    『ガサガサ』

    ???「おい、クリスタ何やって…エレン!?」

    エレン「あ?ってユミルか!」

    ユミル「チッ…めんどくさいのが来たな…」

    エレン「どうでもいいけど…クリスタ?ちょい離れろ」

    クリスタ「ああ、ごめんねエレン。ねえユミル!やっと来てくれたの。私との約束を覚えてくれたの」

    ユミル「クリスタ…何度も言ってるだろう。人は150年も生きられない…そいつは私が学校にいた時の同期だ。人違いだよ」

    エレン「?」

    ユミル「後で説明する」

    クリスタ「でも…そっくりだもん…」

    エレン「??」

    ユミル「早く来いよ!」イラッ

    クリスタ「ああ、ごめんユミル」タタタ

    エレン「なんかわけわかんないけど付いてくか」タタッ
  19. 19 : : 2014/09/08(月) 19:00:56
    塾に行きます…明日は多分無理なんで明後日までお待ちください!
  20. 20 : : 2014/09/08(月) 19:04:35
    >>19 かしこまり✩ 塾頑張れ!
  21. 21 : : 2014/09/08(月) 21:06:38
    もしかしてエレン(今)の御先祖さん!?
    ………まてまてそもそも150年前の約束って時点で……まさかクリスタは

    ババァ!!!!?
  22. 22 : : 2014/09/09(火) 16:41:09
    >>21 いやーーーーーーーー!!言うなーーー!!
  23. 23 : : 2014/09/10(水) 06:47:02
    ごめんなさい!

    もしかしたら前世の記憶があるだけとかかもしれないよね…?
  24. 24 : : 2014/09/10(水) 17:11:28
    >>23 そうだ…よ…ね? ババアじゃ…ないよね?
  25. 25 : : 2014/09/10(水) 19:07:04
    私はババアじゃないことを信じています♪

    続き↓

    ~クリスタ宅~

    クリスタ「エレン!いらっしゃい」

    ユミル「騒ぎすぎだよ。それに人違いだっての」

    エレン(150年…さっきはサラッと流したけど150年ってかなり年取ってねえか?)

    ユミル「お前今クリスタのこと年増って思ったな」

    エレン「いや…って、ユミル。てめぇ今までどこにいたんだよ」

    ユミル「ここにいた。ココのことは他言無用だ。よろしく」

    クリスタ「ユミル~。クッキー焼けたよ~」

    ユミル「今行く!……エレン、お前ここで待ってろよ。あと…」

    ユミルは振り返ってこう言った。

    ユミル「確かにクリスタは150年前に約束をしたそうだが…アイツは簡単に年をとらない」

    エレン「は?」

    ユミル「後で話すよ」
  26. 26 : : 2014/09/10(水) 19:22:20
    クリスタ「今回はうまく焼けたね」

    ユミル「ああ。上出来だ」

    エレン「うまい」

    クリスタ「えっへへ」

    エレン「じゃあ事情を話してくれよ。簡単に年をとらないってどうゆうことだユミル」

    クリスタ「?」

    ユミル「……私は古い文献を調べた結果だ。私とクリスタが出合ったのはまあずいぶんと前だ。それでもコイツはずっとこの姿のままだ」

    クリスタ「…ユミル、この人に言うのね」

    急にクリスタの顔が曇った。表情豊かだな…。ミカサも見習ったらいいのにな。

    ユミル「ああ。その方がお前とお前の言ってる『エレン』が誰なのかも説明がつくしな…エレン、その代り誰かに言ったら…殺す」

    エレン「分かった」

    ユミルの言葉、特に殺すの部分は殺意があった。俺は分かったとしか言えなかった。
  27. 27 : : 2014/09/10(水) 19:53:26
    クリスタ「私は…『森の人』エルフのママと人間のパパとの間に生まれた子」

    ユミル「森の人くらいお前も知ってるだろ」

    エレン「ああ、ハーフだったな」

    ユミル「ホントに分かってるんだか」

    クリスタ「…私が幼い時はママのママ…おばあちゃんにお世話になったんだけどね。105年前、ちょうど私の15歳の誕生日の時だった」

    クリスタ「……おばあちゃんは病気で死んじゃったんだ。それ以来私は年をとってないの。あ、ちなみにエレンと会ったときは12歳だったんだけど…」

    エレン「は?」

    意味が分からなかった。年を…とらなくなった…?
  28. 28 : : 2014/09/10(水) 20:05:40
    明日は更新無理です。(いろいろあって…)明後日です。中途半端でスミマセン。
  29. 29 : : 2014/09/10(水) 23:25:43
    大丈夫だ、問題ない。
  30. 30 : : 2014/09/12(金) 16:15:48
    有り難うです。

    続き↓

    エレン「年をとらなくなった…?」

    ユミル「森の人は一定年をとるとその年のまま生きながらえるんだ。それは長寿であるエルフの特性だな。クリスタの場合なにかが原因で成長が途切れた。」

    エレン「なるほど」

    クリスタ「でね、エレンと出会ったとき、花を摘んでた。ガサガサ音が聞こえて、エレンが現れたの。でも…エレンはボロボロになって倒れていたの。私はエレンの背中を見て驚いた。なぜだかわかる?」

    エレン≪ブンブン

    クリスタ「それはね…」

    ユミル「で、いろいろあってクリスタとエレンは別れなければならなくなった。そのときに約束したそうだ」

    いきなり話をさえぎられたが、なんでさえぎるんだよとは言えなかった。ユミルが恐ろしい形相でこっちを見ている。

    クリスタ「…ユミルってば…。そのときエレンと150年後にまた会うって約束したの。で、今日がその約束の日だったんだ」

    エレン「そうか…」

    偶然に偶然が重なったような話だった。まあ、信じるしかないんだと思う。

    クリスタ「エレンは私にこう言ったの。『いつか俺がここに来たとき、できれば空を一緒に飛ぼう』って」

    エレン「謎だな」

    ユミル「エレン、お前まさか150年以上生きてないだろ」

    エレン「そう見えるか?」

    ユミル「というわけでクリスタ、こいつは人違いだ。こんなむっつりスケベそうな顔の奴がお前の約束の相手のはずがない」

    エレン「むっつりって…失礼だな、ユミル。そういうお前はなんでここにいるんだよ」
  31. 31 : : 2014/09/12(金) 16:29:02
    ユミル「言えないな。そこまでいう義理がない」

    エレン「は?お前、ふざけてんのか?」

    ユミル「コニ―のことは悪かったと思ってる。だが私はそれ相応の償いはした。」

    エレン「なんだよそれ。お前、人を何だと思ってるんだよ!」

    思わずテーブルをたたく。クリスタは完璧に怯えきっていた。ユミルは人を小馬鹿にしたような表情を浮かべると、

    ユミル「最悪な生き物だと思うね」

    と言った。

    エレン「じゃあなんで学校に入った。」

    ユミル「クリスタを守るためだ。私はコイツの安全が保障されれば魔族だってモンスターだって…魔王だって契約をしてもかまわない」

    エレン「お前…」

    なんでキレてるのかは分からなかった。が、とにかくムシャクシャした。

    ユミル「そういうお前だってなんでここに飛んできた?ん?」

    エレン「それは…」

    依頼の内容は言えない。そんぐらい空気で察した。

    エレン「いろいろあるんだよこっちだって」

    ユミル「お前も私と同じじゃないか」

    ―――――――――――――――――また明日☆
  32. 32 : : 2014/09/13(土) 01:34:34
    ユミルを初めて見たとき、男(クリスタの彼氏)かと思ってた。
  33. 33 : : 2014/09/13(土) 09:02:17
    >>32 奇遇だな 俺もだ 
  34. 34 : : 2014/09/13(土) 19:14:40
    マジですか。

    続き↓

    ~その頃アルミン達~

    アルミン「地図ではどのくらいの位置?」

    アニ「大体出口に近づいてると思うよ」

    ミカサ「それにしてはモンスターの数が多い」

    ジャン「ああ。サシャ、大丈夫か?」

    サシャ「森育ち舐めないでください!余裕ですよこんなの♪」

    ジャン「……」

    アルミン「メラミ」ジュボッ

    アニ「フッ」ドガッ

    インプ「キイイイイイ」

    サシャ「おいしそうですね……」ジュルリ

    ジャン「やめろよサシャ…」

    アルミン「サシャ、君ホントに人間だよね…」

    ミカサ「私はあなたを削がなくちゃいけないの?」ジャキン

    サシャ「わっわわ…ちょっと冗談ですよ」アタフタ

    アニ「はあ…早く行くよ」

  35. 35 : : 2014/09/13(土) 19:29:05
    シ―――――――ン

    サシャ「にしても静かですね」

    ジャン「不気味なくらいな」

    『ドシャ』

    人が落ちてきた。ローゼ王国に行く途中だってみたいだったけどこれは…

    アルミン「……死んでる」

    ミカサ「…」

    アニ「ミカサ、弱い奴が死んだだけだ。…運がなかっただけだよ…」

    ミカサ「分かっている」

    サシャ「あ…ああああ」

    アルミン「サシャ…?」

    サシャ「あああああああああああ」ドサッ

    ジャン「サシャ!おいサシャ!」ユサユサ
  36. 36 : : 2014/09/13(土) 19:47:45
    ~エレンside~

    エレン「じゃあ俺はもう行くよ」

    ユミル「ああ。行ってらっしゃい。…二度と来ないでくれ」

    クリスタ「ユミル!…あの、泊まっていかない?エレン」

    エレン「は?だって迷惑だろ」

    ユミル「ああ迷惑dムググ」

    クリスタ「全然迷惑じゃないよ。旅の話とか…聞かせてくれないかな?」

    エレン「…そこまで言われたら…」

    ユミル「じゃあ私は野宿だな」

    クリスタ「もう!ユミルも女の子なんだからもっと体を大切にしなくちゃ」

    ユミル「……私だって好きで女やってないんだけどな…」

    ------------------また明日☆
  37. 37 : : 2014/09/13(土) 23:55:28
    乙カレー
  38. 38 : : 2014/09/14(日) 10:36:32
    どうも~♪

    続き↓

    ~アルミン達~

    アルミン「サシャはどう?」

    ミカサ「ぐっすり眠ってる」

    アニ「寝付かせるの大変だったけどね」

    現在私たちはアルミンの持ってきたテントにいる。サシャと私達女子のテント、男子たちのテントの二つ。私とアニは女子テントにサシャを寝かしつけて男子テントにいる。

    ジャン「はぁ…慣れたと思ったんだけどな…やっぱり死体はトラウマか」

    アルミン「過去に何かあったの?」

    ジャン「い…いや、ちょっとな…」

    アニ(何かわけありのようだね…まさかコイツも龍一族を?いや、考えすぎかな…)

    ミカサ「そう。言いたくないならいい。私も話したくないこと一つ二つはあるから」

    アルミン(…ミカサもあるのか…僕もあるよ。エレンにずっと話せなかったこと…)
  39. 39 : : 2014/09/14(日) 13:37:04
    ~エレンside~

    エレン「ヘックショイ」

    クリスタ「だ…大丈夫?」

    ユミル「汚な…。クリスタ着替えるか?おいエレン。表でろ」

    エレン「あ…ああ」

    クリスタ「あれ?ユミルは?」

    ユミル「私はいいよ。さっき着替えた」

    クリスタ「そう。じゃあちょっと待っててね」

    『バタン』

    エレン「なんでこうなったんだっけな……」

    ユミル「へぇー、ローゼに行くのか。今治安悪いってのにご苦労なこったね」

    エレン「まあちょっとな…ってなんで知ってんだよ」

    ユミル「ホレ」⦅交通許可証

    エレン「お前いつから」

    ユミル「昔の癖がついな」

    エレン「趣味悪ぃぞお前……」

    ユミル「スリでもしなけりゃ生きていけないとこ出身だからな。平和なとこに私だって生まれたかったよ…」

    エレン「…そうか」

    ユミル「なんてな」ニッ

    エレン「なんなんだよ…」

    ユミル「おいクリスタ~着替えすんだか~?」ドンドン

    エレン「おい…」

    クリスタ「うん終わったよ」ガチャ

    ユミル「うん。似合ってるよ」

    アイツら大丈夫かな…。
  40. 40 : : 2014/09/14(日) 14:02:56
    ~アルミンside~

    アルミン「でもさ。さっきの死体…」

    アニ「血みどろで吐き気がした以外何かあったかい?」

    アルミン「いや…モンスターだったらあんなに食い荒らすかな?そもそもモンスターの仕業なのかな…て」

    ジャン「そうだろ。じゃあアルミンは人がやったと」

    アルミン「一種の可能性だよ。人が…、人の気配がしないのはいくらなんでもおかしくないかな」

    ミカサ「森はそういうものじゃないの?」

    アルミン「いくらなんでも出口近くまで来てまったく人の気配がないのはおかしくないかな。人はこの世界で一番多い種族だよ」

    ジャン「誰も森にいないのはおかしいってか」

    アニ「確かに盗賊すら出ないのはおかしいね」

    シ――――――――ン

    ミカサ「人だけじゃない、何の気配もしない」

    アルミン「僕たちはエレンと別れた後ほとんどモンスターと遭遇していない。」

    ジャン「いいことじゃねえか」

    ミカサ「ここに長居すべきじゃないと思う」

    アニ「私はサシャを起こしてくるよ。…せっかく寝かしつけたのにね」

    『ガサガサガサ』

    ミカサ「誰!」

    盗賊団「残念だな~。せっかく楽に逝かせてやろうと思ったのにな」

    アニ「チッ。さっきのも…」

    盗賊A「ああそうだ。モンスターのせいにでもしときゃ油断するからな人は。さっきの傭兵どももそうだったな」

    盗賊団長「おしゃべりはここまでだ。女は縛っとけ、王都で売れるからな」

    盗賊A「オラッ‼」シュバッ

    アルミン「おわっ…メラミ!」ジュボッ

    盗賊A「ギャアアアア」

    盗賊達「こいつらヤベェぞ気ぃ付けてかかれ!」

    ミカサ「アニ…半分まかせた」

    アニ「はぁ!?」

    ミカサ「イオナズン」ピュン

    『ドカーーーーン』
  41. 41 : : 2014/09/14(日) 14:07:12
    ※補足です。

    メラミ…敵一体に大きな火の玉。中等呪文

    イオナズン…敵全体に想像を絶する大爆発。高等呪文
  42. 42 : : 2014/09/14(日) 15:17:27
    盗賊哀れ
  43. 43 : : 2014/09/14(日) 17:26:11
    ふかした芋をつぶしながらこれだけ更新

    続き↓

    盗賊団「ギャアアアアアア」

    ミカサ「もっとくらう?」

    アニ「…強いね」

    アルミン≪ポカーン

    ジャン「う…ウソだろ……」

    サシャ「ウ~ン…ジャン…」

    ミカサ「イオナ…」

    盗賊団長「まっまて…、何もしないから…にっ逃げろ―」

    盗賊達「わああああ」

    アルミン「……去ったね」

    ジャン「おいミカサ」

    ミカサ「私がなぜ高等呪文を発動できたか」

    ジャン「ああ。お前、いったい何者なんだ?」

    ミカサ(…しまった…。つい勢いでやってしまった…不覚)

    アニ「確かにアタシも気になるね」

    ミカサ「アニは大体のことは知ってるくせに」

    アニ「…なんのことやら」シレッ

    アルミン「なんだか…隠し事だらけだね…僕たちって」

    ジャン「……」

    アニ「……」

    ミカサ「……」

    サシャ「何の音ですかぁ~」トコトコ
  44. 44 : : 2014/09/15(月) 20:00:10
    サシャwww
  45. 45 : : 2014/09/16(火) 18:17:48
    「何の音ですかぁ~」て言ってるサシャ可愛い…

  46. 46 : : 2014/09/17(水) 19:30:27
    更新遅れましたすんません。サシャは可愛いですよね!

    続き↓

    アルミン「さっサシャ!起きてたのかい?」

    サシャ「いやあ…でっかい音が聞こえたんで命の危機を感じました」⦅キリッ

    アニ「おおげさな…」

    サシャ「で、何の話ですか?」

    ジャン「俺たちは秘密が多すぎるってハナシだ」

    サシャ「そっそそんなことないんじゃないでしょうか」アセアセ

    ミカサ「サシャもハンジさん並みに隠し事が下手」

    その頃ハンジ

    ハンジ「ハックショーン!…風邪ひいたかな?」

    戻ってミカサ達

    アニ「とにかくここから先隠し事一つでも信頼に関係する。あたしはそんなことどうでもいいけど、アンタたちはどうなの?」

    アルミン「僕は…正直怖いよ…エレンにさえ話していないんだ」

    ミカサ「エレンには話した。」

    ジャン「サシャ、どうすんだ」

    サシャ「私は嫌です。誰だって言いたくない過去話の一つや二つあって当然ですから」
  47. 47 : : 2014/09/17(水) 20:12:22
    ~エレンside~

    エレン「……で俺は床に寝ろと」

    ユミル「当たり前だろうが。二段ベッドでクリスタと添い寝なんて私が全力かけて阻止するよ」

    クリスタ「だから私が床で寝るってば」

    ユミル「お前はベッドで寝ろ」

    エレン「別にいいけどさ…」

    さすがにコレはないだろう…床には女物の服が散乱していて、足の踏み場もない状況だった。ユミルは平然と服を踏みつけていく。クリスタはもはや苦笑いで服を押しのけて進んでいる。

    なんというか…女子はみんなこうなのか?

    エレン「で、この服の上で寝ていいのか?」

    ユミル「死にたいのか?」

    エレン「だったら片づけろよ」

    ユミル「ハァー…じゃあこの山をこっちに」ボフ

    エレン「大して変わってないぞ」

    ユミル「いいんだよそんなこと。ほら、寝るぞ」

    クリスタ「わわわ待ってユミル」アタフタ

    エレン「はぁ…」ゴロッ

    火が消えて静かになる。旅の話を聞きたがっていたクリスタもぐっすりのようだ…。

    エレン「俺も寝るか」

    エレン「(-_-)zzz」
  48. 48 : : 2014/09/18(木) 18:21:53
    女子ってそうなのかな?彼女の部屋はきれいにしてあるけど…
  49. 49 : : 2014/09/18(木) 20:23:27
    う~ん…こう言っちゃ恥ずかしいんですが私の部屋は汚い(らしい)です。テヘペロ

    意外と部屋をきれいに保つのはなんというか…ツライですね個人的にw

    続き↓

    ~アルミンside~

    アニ「ミカサ、見張り交代」

    ミカサ「う~ん…分かった…」

    アルミン「(-_-)zzz」

    ジャン「(-_-)zzz」

    サシャ「(-_-)zzz」

    私達は結局同じテントで寝ることになった。反対者が若干一人いたけど…仕方ない。

    ミカサ「……」

    無言。見張りとは、結構むなしい仕事だったりするんだな、とかを思う。ハッいけない。見張り見張り。

    ミカサ「…エレン…」

    ハッ。いけないいけない…はぁ、なんだか最近エレンのことをよく考える。なんというか…エレンは不思議な人だ。
    人とは違うオーラが出ている気がする。それに私の素性を明かしても何事もないように接してくれる。

    学校の時も、エレンが他の女の子と話しているのを見ると心がズキッとした。何なんだろう……今までなかった感情。

    ミカサ「……エレン……」

    今、すごくエレンに会いたい。
  50. 50 : : 2014/09/18(木) 20:46:33
    ~エレンside~

    「レン……レン…エレン……エレンってば!」

    目が覚める。そこは泉の前だった。見たことがあるような…まあいいや。

    エレン「なんだよ」

    クリスタ「エレンってば眠りすぎだよ」

    は?眠りすぎって…今までのは…ミカサ達との出会いとか…全部

    エレン「夢だったのか?」

    夢だったんだな。そう考えると、ミカサと言う人物の顔がぼやけてくる。

    クリスタ「エレンは変わっているね。相変わらず」

    エレン「るっせぇ」ポカッ

    クリスタ「もー」プンスカ

    でも…夢にしちゃずいぶんと鮮明だ。そういや…

    エレン「ユミルはどうしたんだ?」

    クリスタ「ユミルって誰?フフッ。エレンってば、まだ寝ぼけているのね」

    いや違う。ユミルは確かにいたんだ。夢じゃない。あいつはだって、人を最悪って言ったんだ。ユミルを知らないこいつは…

    エレン「誰だ?」

    クリスタ「へ?エレン…エレ~ンお~い」

    ホントにクリスタか?なんだか怖い。

    クリスタ「怖くないよ」

    エレン「ヒッ」

    クリスタ「もう…エレンってばそんな表情してたよ。」

    エレン「お前…今いくつだ?」

    クリスタ「12だよ」

    は?視界がぼやける…イメージが消える……。意識が飛ぶ前にクリスタが…「龍って不思議だね」と笑いかけた気がする…

    ――――――――――――――

    ――――――――――――

    ――――――――――

    ―――――――

    クリスタ「エレン?エレン」

    エレン「はっ…」ハアハア

    ユミル「ずいぶんとうなされてたな。どうしたんだ?」

    あれが夢だったのか…じゃあ……

    エレン「クリスタ、今お前いくつだ?」

    クリスタ「15だよ。それがどうかしたの?」

    エレン「いや…。夢じゃないか…」ハァ
  51. 51 : : 2014/09/19(金) 16:24:22
    >>49 僕の部屋も週刊ベースボールと野球道具で汚いっす✩ 続き期待!

  52. 52 : : 2014/09/19(金) 20:27:51
    部屋が汚いくらいで気にしませんよね☆期待どうも♪

    続き↓

    クリスタ「それよりエレン。今日、ちょっと来てほしいところがあるんだ」

    エレン「?どこだ?」

    クリスタ「来てからのお楽しみ」

    ユミル「私はついてきてほしくないそうだ…」ハァ

    クリスタ「だってユミルが来るとみんな怖がっちゃうんだもんで、来てくれる?」

    エレン「ああ。けど俺も午後には出発しねえと落ち合えないからな」

    クリスタ「うん」

    ユミル「じゃあここにクリスタを送ってくれればいい。後は勝手にどこでも行くんだな」ギロッ

    エレン「ああそうするよ」ギロッ

    クリスタ(エレンとユミルってなんでこんなに仲が悪いんだろう?)
  53. 53 : : 2014/09/19(金) 20:43:39
    ~アルミン達~

    ミカサ「アルミン。アニ、サシャ……皆起きない」

    ジャン「サシャは朝が苦手なんだ。俺がサシャ起こすから他頼んだ」

    ミカサ「うん」

    ジャンと見張りを交代した後も眠れなかった。…エレンのことが頭から離れなくて…ああもう!

    ミカサ「アニ!」ペシッ

    アニ「痛ッ!あんた、もっとマシな起こし方はないの?」

    ミカサ「ああ、ごめんなさい」

    アニ「エレンのことが頭からはなれな~いって?」ヒソ

    ミカサ≪カアアア

    ミカサ「アニ!」バシッ

    アニ「いったいっての。ったく…冗談でこんなに反応するなんて…山育ちも案外恋する乙女だったりするんだね」

    ミカサ「アニ、声が…」

    アニ「大丈夫だよ。ほれアルミン、起きて」ベシベシ

    アルミン「アニ…痛いよぉ」ムクリ

    アニも起こし方の雑さは人のことを言えない。

    ジャン(聞こえてるっつーの)
  54. 54 : : 2014/09/22(月) 01:45:17
    サシャってマスコットみたいな感じだなwww
  55. 55 : : 2014/09/22(月) 17:15:18
    女神=サシャ 天使=リコ 嫁=ぺトラ

    最上級はサシャだ
  56. 56 : : 2014/09/22(月) 18:04:53
    掛け持ちしてたんですけどやっぱり無理だったww(期待してくれた人スンマセン)

    明日更新します。
  57. 57 : : 2014/09/22(月) 19:42:52
    >>56 OKOK✩ 明日まで待ってるよー
  58. 58 : : 2014/09/23(火) 10:17:25
    おはようございます!待っていた方どうもです!

    続き↓

    アニ「でも森をそろそろ抜けられそうだね」

    サシャ「おはようございます。…なんでですか?」

    ミカサ「アニの勘」

    アニ「ミカサ殴られたい?」

    ジャン「盗賊か?やっぱり」

    アニ「うん。奴らは多分私達を出口で待ち構えてたんじゃないの?」

    アルミン「確かにそう考えた方が自然だね」

    ミカサ「なるほど。だったら早く行こう。ここはジメジメしていて…昔を思い出す」

    ジャン「…ジメジメには俺もいい思い出がねえ。行くぞサシャ」

    サシャ「アニとアルミンもですよ」

    アルミン「今行くよ~」

    アニ「…アルミン」

    アルミン「ん?」ピタ

    アニ「隠し事だらけでも…案外いいんじゃないかな?」ニコッ

    アルミン≪ドキッ

    アニ「?」

    アルミン「はっ早く行こう!」スタスタ

    アニ「変なヤツ…」スタスタ
  59. 59 : : 2014/09/23(火) 10:39:49
    ~エレンside~

    クリスタと来たのは夢で出てきたあの泉だった。

    クリスタ「エレン」

    エレン「ん?」

    クリスタ「ここに来たこと、あるでしょ」

    エレン「ああ。夢で一回」

    意外と落ち着けたのはなぜか分からない。でもなんでクリスタは知ってるんだろう。今更いいか。150年も年をとらない森の人なんだ。人の夢ぐらい簡単に見れるか…。

    クリスタ「エレン。私はあなたに救われた。だから私は、エレンをできるだけ助けたいんだ♪」

    エレン「いつ助けたんだ?」

    クリスタ「ヒ・ミ・ツ」

    エレン「そうか」

    今更興味はない。

    クリスタ「エレン。今から絶対に会う人の顔を思い浮かべて」

    エレン「なんでだ?」

    クリスタ「いいから」

    俺がとっさに思い付いたのは―――

    クリスタ「バイバイ、エレン。いざってときは『ドラゴラム』に頼ってね」

    エレン「は?」

    その瞬間、視界のすべてが回った。
  60. 60 : : 2014/09/23(火) 10:49:44
    アルミン「レン…レン……エレン…エレンってば‼」

    エレン「ん…?アルミン?」

    目が覚める。アルミンがいる。ここは、『腐樹の森』か?

    アルミン「そうだよエレン!皆心配してたんだよ!」

    エレン「ミカサ…?サシャ?…アニ…。ジャン…。!あれ、俺泉にいたんじゃ」

    ミカサ「話は後。エレン、とにかく走って」

    エレン「なんでだ?」

    『バキバキバキ』

    すさまじい音とともに危険種のキラーパンサーの群れが現れた。
  61. 61 : : 2014/09/23(火) 10:59:41
    エレンってもしかして物語のキーパーソン?
  62. 62 : : 2014/09/23(火) 11:13:55
    かも知れませんね☆

    続き↓

    エレン「なんでこうなるんだよ!」ダダダダダ

    ミカサ「すべてサシャの責任」ダダダ

    サシャ「いや私はただ食べ物を拝借しようと…」ダダダ

    エレン「そりゃ怒るわ!」ダダダ

    アルミン「もう…疲れた…」ゼーハー

    アニ「アルミン止まるな!死んじゃうよ!」ダダダ

    アルミン「一か八かで…『ベギラマ』!」

    アルミンの手から炎が出てキラーパンサーに向かう。

    キラーパンサー「ギャオウゥゥ」

    ――――――――――――
    エレン「去ったか……」ゼーハーゼーハー

    ミカサ「疲れた」ゼーハー

    ジャン「サシャ次はないぞ」ゼーハー

    サシャ「ホントスミマセンでしたぁぁぁぁぁ!」ゼーハー

    アルミン「危機一髪」

    アニ「ナイス、アルミン」ゼーゼー

  63. 63 : : 2014/09/23(火) 11:52:26
    ~クリスタside~

    クリスタ「ユミル……」トントン

    『ガチャ』

    ユミル「クリスタ!なんで泣いてるんだよ!」

    クリスタ「?私…泣いてたんだ…」

    ユミル「エレンになんかひどいことされたのか?大丈夫か?」

    クリスタ「そんなんじゃないの…そんなんじゃ…」

    私は嘘をついた。エレンに、じゃなくて自分に。

    クリスタ「ユミル……やっぱり私、悪い子だね」グスッ

    ユミル「クリスタ…」ギュ
  64. 64 : : 2014/09/23(火) 15:17:07
    ~エレンside~

    エレン「つーわけだ」

    ミカサ「そのクリスタ、という娘の種族は?エレンをここに飛ばしたってことは人じゃないでしょ?」

    エレン「い…いや分からない。聞いてないからさ」

    アルミン「でもエレンと再会できてよかったよ。だってエレンに入国許可証預けっぱなしだったからね」

    エレン「そういやそうだったな…あれ?どこ行った?」ガサガサ

    ~クリスタside~

    ピラッ

    クリスタ「あれ?何この紙…」

    ユミル「ゲッ…アイツ入国許可証忘れて行きやがった……」

    ~戻ってエレンたち~

    一同「ええ―――――‼」

    エレン「これじゃあ」

    アルミン「入国できないよ!」
  65. 65 : : 2014/09/23(火) 15:27:25
    アニ「……前から思ってたけど…つくづくバカだね」

    サシャ「私以上です」

    ジャン「今回はサシャに同意見だな」

    アルミン「はぁ…君に預けた僕がバカだった…」

    エレン「そんな責めるなよ…」グスッ

    アニ「…ミカサ、なんか魔法知らない?」

    ミカサ「さすがに透明化の魔法は……」

    アルミン「どうしよう……」

    サシャ「あっ!」

    アルミン「サシャ?」

    サシャ「私、ひらめいちゃいました!」

    アニ「何を?」(絶対ロクな事じゃない‼)
  66. 66 : : 2014/09/24(水) 20:53:37
    ~国門~

    モブ傭兵「何名だ?目的は?」

    サシャ「えっと…商売です。薬草売ったり…これなんでしたっけ」

    アルミン「スミマセン‼こいつまだっし新入りで…アハハ」

    ミカサ「え、えっと…3週間滞在する予定です…」

    アニ(ああ。ミカサがいるからってパーティーに入ったアタシってホントバカだ)










    ・・・・・・三時間前

    サシャ「私、ひらめいちゃいました!」

    アニ「何を?」(絶対ロクな事じゃない‼)

    サシャ「フッフフ…みなさん、今から私たちは商人です」

    アニ「?」

    エレン「?…サシャ、ついに頭がおかしく……」

    サシャ「なってないです!エレンの方こそバカですよ!」

    ジャン「そうだぞエレン」

    ミカサ(ジャンがちょっと早口)

    アニ(めっちゃかばってる)

    サシャ「フゥ―。みなさん私を馬鹿にしすぎです。まったく…」

    アルミン「あの…サシャ、作戦を……」

    サシャ「ああ、すみません。えっと、まずこの近くにある村、『アルカパ』ですね。ここで薬草とマントを買って…」

    アルミン「分かった!商人になりすますんだね?商人なら通行許可証がなくても入国できる‼」

    エレン「おお!サシャ、やるなあ」

    サシャ「えっへへ」

    ジャン(サシャが…また成長した…)ジーン

    ミカサ「アニ…ジャンがなんか感動してる」

    アニ「ここは一歩下がって見てあげな」

    ・・・・・・でこうなる

    アニ(うまくいきっこないよ…ハァ……)

    モブ傭兵「おい、そこの女」

    アニ「わっ、私ですか?」ビクッ

    一同(ゲッ、バレた?)

    モブ傭兵「あの…今度暇ですか?」

    アニ「いや、四六時中忙しいです」
  67. 67 : : 2014/09/24(水) 21:09:06
    エレン「あの傭兵ふざけてんのかな?おかげでもうバレたかと…」バサッ

    アニ「焦ったのはこっちだよ!」バサッ

    サシャ「この薬草はもったいないのでとっときますね。雑草は捨てて」ポイ

    ミカサ「でもサシャの案でうまくいってよかった」

    ジャン「ああ」(そういやなんで誰もこれを思いつかなかったんだろう)

    アルミン「とにかく宿をとろう。僕、疲れた……」

    エレン「ああ、そうだな」

    ~宿~

    おっさん「6名様で36Gです」

    アルミン「ハイ」

    おっさん「にしてもお客さん、ずいぶん物好きですねぇ」

    エレン「?なんでですか?」

    おっさん「いやねぇ…ここも最近物騒になって…傭兵が増えたでしょ。国内、国外でも。いやねぇ、お城から街に帰ってきた国民は一人もいないんですよ。不思議でしょ」

    アニ「それって」

    おっさん「あの最強傭兵が入ってきた頃からですよ。健康な若者は男女関係なくお城に集められてねぇ…戦争でもおっぱじめようとしてるんですかねえ。おっと…あっしが言ったって言わないでくださいよ」

    アルミン「おじさん!その最強傭兵って、誰?」

    おっさん「確か…リヴァイっていいましたねえ」
  68. 68 : : 2014/09/25(木) 17:07:50
    リヴァイーーー!ここでリヴァイか…

    おおおー!燃えるぅ!
  69. 69 : : 2014/09/25(木) 18:35:01
    ジャンが彼氏と言うよりか保護者だなwww
  70. 70 : : 2014/09/25(木) 18:57:27
    やっぱそう思うよね っていうより僕の付き合いもこういう感じなんだよね
  71. 71 : : 2014/09/25(木) 21:10:31
    そうです!やっとですwwエレンがちと子供っぽいのでジャンは大人にしようかとw(いずれきっと納得します多分…)

    続き↓

    『ガチャ』

    モブ傭兵A「おいそこの旅人」

    エレン「俺たちですか」

    モブ傭兵B「そうだ。金、貸してくれねぇか?」ニヤニヤ

    ミカサ「嫌です」キッパリ

    アニ(うわバッサリ)

    モブ傭兵A「いいのか?そんな態度で、俺たちが一言いえばお前たち、そこの宿屋の主人も王に背く犯罪者として引っ立てることだってできるんだぞ」

    エレン「はぁ…」ジャリ

    モブ傭兵B「チッ、これっぽっちかよ…」

    アニ「失礼な」ムッ

    モブ傭兵A「おい、そこの女」

    アニ「私ですか?」イラッ

    モブ傭兵B「ああそうだ。…なかなかの上玉だな」ニヤッ

    アルミン「ちょっと!」サッ

    傭兵がアニに顔を近づけたとたんにアルミンにが割って入った。

    モブ傭兵B「……何だコイツ?まあいい。弱い奴は引っ込んでろ」ドガッ

    アルミン「わっ」ドサッ

    モブ傭兵A「ヘヘヘ」

    アニ「ちょっと…離しなさいよ!」

    エレン「アニから手ぇ離せ!」

    ジャン「容赦しないぞ!」

    ミカサ「削ぐ」ジャキン

    サシャ「打ち抜きます」ギリリッ

    モブ傭兵B「いいのか?逆らえばここにいる客全員を反逆者とみなすぞ」ニヤッ

    おっさん「それだけは…!あんたたち、そこの女の子はあきらめなさい」

    エレン「おっさん!」

    モブ傭兵A「ヘヘヘ」

    『ガチャ』

    ?「てめぇら、仕事サボって何やってんだよ」ザシュ
  72. 72 : : 2014/09/25(木) 21:25:57
    モブ傭兵B「は…?」ボタボタ

    モブ傭兵Aの腹から大量の血が出てきた。一瞬のことで私は冷静になれ驚いた。

    ?「おい、なんか言えよ」グリグリ

    傭兵はアルミンを吹っ飛ばした方の傭兵に短剣を突き刺すとグチャグチャと内臓の中身をかき混ぜるようにナイフを回した。

    モブ傭兵B「グハッ…リ…ヴァ…イ…き…さ…ま…」ドサッ

    モブ傭兵A「B!リヴァイ、てめぇ!」ダッ

    アニ「キャ!」ドサッ

    アニを担いでいた傭兵はアニを宿屋の壁に叩きつけて戦闘態勢をとった。

    モブ傭兵A「メラミ!」ボハッ

    リヴァイ「…マホカンタ」

    『ドガッ』

    すさまじい音と共に黒い煙が上がって目の前が見えなくなった。煙が上がると魔法をくらったはずのリヴァイと言われた傭兵の代わりに、

    モブ傭兵A「ギャアァァァ!」

    黒こげになった傭兵が現れた。…モジャモジャの毛が真っ黒に焦げていた。

    リヴァイ「俺相手に魔法で勝負するとぁ100年早ぇよ。…死ね……ザキ」

    モブ傭兵A「グ…グァァァァ…」ドサッ

    傭兵リヴァイの…圧勝だった。

    アニ「マホカンタって…」

    アルミン「受けた魔法を跳ね返す呪文さ。そこまで高度じゃないけどね」

    エレン(この人が…)

    リヴァイ「おいおっさん」

    おっさん「ハイ!」ビクビク

    リヴァイ「悪かったな」

    『バタン』
  73. 73 : : 2014/09/25(木) 22:24:15
    礼儀正しくて(店内で殺人したけど)何よりだ。
  74. 74 : : 2014/09/26(金) 17:23:18
    礼儀正しい?礼儀正しいっちゃ正しいな
  75. 75 : : 2014/09/26(金) 17:36:59
    正言っちゃ正しいですねw今日塾しかし宿題をためています←キャーので更新が遅いです。

    続き↓

    ミカサ「今の人が…」

    アルミン「ハンジさんの言ってた…」

    エレン「リヴァイ?さん?」

    アニ「痛たた…」ムクッ

    アルミン「あっ、アニ、大丈夫かい?」

    アニ「受け身をとって正解だった」

    エレン「俺ちょっと行ってくる」ダッ

    ミカサ「エレン!?」

    『バターン』

    おっさん「おったまげた…」(俺この仕事もうやめようかな)
  76. 76 : : 2014/09/26(金) 17:51:18
    エレン「待ってください」

    リヴァイ≪スタスタ

    エレン「リヴァイさんあんたですよ!」

    リヴァイ「なんで俺の名前を…ああ、さっき宿屋にいた奴か。なんだ」

    エレン「いや名前は前々から知ってたんですけど…まあいいや。…単刀直入に言います!」

    リヴァイ「ちょっと待て。なぜおれの名前を知っている」

    エレン「今聞いちゃうんだ……。ハンジさんからの依頼で来ました」

    リヴァイ「そうか。消えろ」

    エレン「まだ何も言ってませんよね!」

    リヴァイ「だからなんだ?俺はもう戻るいはないと伝えておけ」

    エレン「?いや、あの……」

    リヴァイ「フン」スタスタ
  77. 77 : : 2014/09/26(金) 18:09:19
    その日人類は思い出した…教育に囚われていた恐怖を…

    宿題に囚われていた屈辱を…
  78. 78 : : 2014/09/26(金) 18:22:40
    ミカサ「エレン!」

    エレン「ああ、ミカサ」

    アルミン「やっぱり断られたんだね」

    エレン「ああ。ジャン達は?」

    アルミン「サシャが気絶したからジャンが看病してる。アニは…」

    ミカサ「新しい防具が欲しいと言ってどこか行ってしまった」

    エレン「そうか…」

    エレン(戻る気はないって…どうゆうことだ?)

    アルミン「エレン。そろそろ戻ろう」

    エレン「ヘっ?あ、ああ」

    ミカサ「どうしたの?エレン最近どこか変」

    エレン「なんでもねえよ」ムッ

    ミカサ「そう…」
  79. 79 : : 2014/09/26(金) 18:23:13
    腹筋崩壊wwwwwwまだあと3ページ残ってます。
  80. 80 : : 2014/09/26(金) 18:44:20
    中二の問題って心折れる…(こんなんで来年大丈夫かな?)

    続き↓

    ~アニside~

    アニ「ここまでくればいいか」

    あたしは今ローゼの国門のすぐそばにある廃墟にいる。ミカサには悪いけど嘘をついた。仕方ない。

    アニ「ライナー?ベルトルト?」

    廃墟でもたくましく育っていた木に聞く。私達の故郷はエルフと近かった。故に植物を通して連絡を取ることが出来る。

    ライナー「アニか。そっちはどうだ?」

    アニ「森に迷うわ傭兵に絡まれるわで大変だよ。そっちは?」

    ライナー「こっちは文献が見つからなくて苦労しているよ。ベルトルトに代わるぞ」

    ベルトルト「アニ?」

    アニ「そうだよ。そっちも大変らしいね」

    ベルトルト「うん。アニも気を付けてね」

    アニ「私は死にたくないからね。そっちも気を付けて」

    ベルトルト「うん。じゃあ切るね」

    アニ「うん」

    疲れる。木にほぼ同化した状態で会話をするからだ。早く龍一族が見つかってくれないかな……。そう思うしかなかった。
    ユミルも多分龍一族を探している(ライナーが言ってた)。私達も急がないと先を越されてしまう。

    アニ「あの中の誰かが龍だったらいいんだけどね」ハハッ

    気分だったから自嘲気味に笑ってみた。
  81. 81 : : 2014/09/26(金) 20:05:50
    何故だろう…アニから死亡フラグを感じる
  82. 82 : : 2014/09/27(土) 08:32:02
    アニは死なない…はず… 
  83. 83 : : 2014/09/27(土) 09:57:29
    話の流れで変わりますね~。

    続き↓

    ~ジャンside~

    ジャン「フゥ……」

    サシャはぐっすり眠っている。死体に怖くなったのは多分俺のせいだ。

    ジャン「所詮元怪物は人の道から外れているのかもな」

    俺は昔人を喰らうモンスターだった。…こんなことエレンたちに行ったら軽蔑以上に殺されるな。それでも俺が人になれたのはサシャのおかげだ。

    古くからモンスター…怪物に村の娘をいけにえとしてささげる村はなにもサシャの故郷だけではなかっただろう。

    それでも俺がサシャを人として助けたはやっぱり特別な感情があったからだな。

    サシャ『元モンスターでも…今、人なんだからいいじゃないですか!』

    そう言った意味ではサシャには頭が上がらない。サシャは俺の為に故郷を捨てた。今でも良心が痛みながらエレンたちに俺のことを黙っている…。

    サシャ「ふぁあ」ムクッ

    ジャン「起きたか」

    サシャ「いやぁ、毎度毎度すいません」エヘヘ

    ジャン「やっぱり、俺のせいか?…故郷に帰れなくなったのも、人生狂っちまったのも……」

    サシャ「…違いますよ。…ジャンのせいじゃありません。ジャンは人です。今、人の道から外れてないのが何よりの証拠です。」

    ジャン「そうか…」
  84. 84 : : 2014/09/27(土) 10:04:35
    『ガチャ』

    アニ「ただいま」

    ジャン「アニか…。いい防具は買えたか?」

    アニ「ううん。どこも高くて話になんないね」

    『ガチャ』

    ミカサ「ただいま。アニ、防具は…」

    アニ「どこも高くて話になんなかった」

    アルミン「エレンもあっさり失敗しちゃったよ」

    エレン「あの人…戻る気はないって…どこにだ?」

    アルミン「普通に考えてハンジさんの所じゃない?」

    サシャ「ハンジさんとその傭兵さんって付き合ってたんですか!?」イガイデス

    ジャン「いや知らねえよ」

    ミカサ「さっきあのおじさんに聞いたらあのチビが街に来るのはめったにないって」

    アルミン「さっそくあだ名つけたね」チョットソレ…

    ミカサ「思っていたよりもずっと小柄で華奢だった。態度と同じくらいの身長が必要。」

    エレン「それ本人にぜってぇ言うなよ」シツレイダゾ

    ミカサ「エレンに何かあったら言う」アタリマエ

    エレン「なんでだよ!」
  85. 85 : : 2014/09/28(日) 21:13:38
    悪いなエレン!このミカサは俺が貰っ……タパァ!?
  86. 86 : : 2014/09/29(月) 17:25:12
    !?

    続き↓

    アニ「ねえ、話が脱線してるんだけど」

    エレミカ「すいません」

    アルミン「でもとりあえずこの国に来て僕たちがまだやっていない一般常識はなんでしょう」

    エレン「いきなりどうしたアルミン」

    アルミン「いや、クイズのつもりだったんだけど…」

    ミカサ「なにをしてない?一応宿はとったし…」

    アニ「防具も見てきたし…」

    サシャ「ハンジさんにお土産買ってないですね!」ソウイエバ

    ジャン「俺たちは観光目的で来てねぇぞ。サシャ」

    アルミン(僕たちホントに大丈夫なんだろうか……)
  87. 87 : : 2014/09/29(月) 17:48:00
    エレン「で、結局なんだ?」

    アルミン「……挨拶だよ。あ・い・さ・つ!」

    ミカサ「???謎が深まった」

    アルミン「旅人は王様に挨拶をするのが一般常識でしょ!」

    アニ「ああ、そういえばそうね」

    ジャン「俺たちはそうゆうのなかったから知らねえぞ」

    サシャ「それが常識なんですね」

    エレン「ああ~、なんか昔アルミンとそんな話をした記憶があったな~うん」

    アルミン「頼むよみんな~!」

    エレン「じゃあ今行くのか?」

    アニ「まあ忘れないうちに?」

    ミカサ「その時にあのチビのことを言おう」

    ジャン「ああ!そうすれば一気に終わるしな」

    アルミン「一石二鳥だね!」

    エレン「じゃあ風呂入ってから行くか」

    一同「あ……」泥だらけ
  88. 88 : : 2014/09/29(月) 18:02:21
    ・・・・・・一時間後

    エレン「お前ら遅くねえか?」ファァ

    ミカサ「エレンが早いだけ」

    アニ「女子の風呂を覗こうとした奴に言われたくないね」

    エレン「いやあれは誤解だって」アタフタ

    サシャ「エレンのムッツリ!」

    ミカサ「エレンも思春期の男の子だった」

    エレン「……もういいよ」ハァ

    ジャン(気の毒に)

    アルミン(自業自得でしょ)

    エレン「じゃあ王宮に行くか」

    おっさん「あんたら命が惜しかったら王宮に行くのはやめときな」

    ミカサ「?」

    おっさん「絶対に後悔するよ」

    アニ「残念だけどあたしたちは王宮に行かなくちゃいけないらしいからね」

    おっさん「そうか…だったら好きにしな。でも……後悔するよ」

    『バタン』

    アルミン「どうゆうことだろうね。後悔するって」

    エレン「さあな。ほら行くぞ」

    ジャン「サシャ、食糧庫にだけは行くなよ」

    サシャ「分かってますよ…」ギクッ
  89. 89 : : 2014/09/29(月) 18:19:45
    ~なんだかんだで王宮~

    国王「ほう。旅人か…通せ」

    兵士「はっ」

    私たちは王宮についた。意外にも旅人と言えば通った。中は金や銀の装飾でギラギラしていて眩しかった。

    エレン「うわぁ…すげぇ」

    ミカサ「うん。初めて見た」

    サシャ「装飾が眩しいですね」

    ジャン(悪趣味な人間だ)

    アルミン「エレンよそ見しないでよ」

    アニ(ベルトルト達の気配がない。ここにはいないのか)

    兵士「ここに王がいる。くれぐれも粗相のないようにな」

    重そうに金の扉が開いた。
  90. 90 : : 2014/09/29(月) 18:28:36
    王様「旅人か。我は初めて見るぞ」

    王様は20代前後でまだ王様になりたてな…貫録の足りないような感じがした。

    王様「して、そなたらの名はなんと言う」

    普通は俺からか。

    エレン「エレン・イェーガーです」

    ・・・・・・・・・・・・全員自己紹介終わりました

    王様「仲間がいるのはいいことだ。そしてここに挨拶に来たのもいい心がけだぞ。エレン」

    エレン「はい」

    王様「ああ、我は忙しい。一通り城の中を回ったら帰るといい」

    エレン「おっ…お心遣い感謝します…」

    敬語があってたかはあんまり気にしないでほしい。サシャが後ろで笑いをこらえている。皆も微妙な表情を浮かべていた。

    王様「ご苦労だった」

    エレン「失礼しました」

    『バタン』
  91. 91 : : 2014/09/29(月) 18:42:42
    ほう…悪くない

  92. 92 : : 2014/09/29(月) 23:17:45
    国王恐るべしッ!
  93. 93 : : 2014/09/30(火) 16:13:29
    ここからです(多分)

    続き↓

    エレン「ああー緊張した」

    ミカサ「エレン、敬語間違ってた」

    サシャ「なんか微妙でしたね~」

    ジャン「はぁ……どうなることかと」

    アルミン(なんだか罠の気がする……)

    ジャン「アルミンどうした?」

    アルミン「ううん」

    アニ「ねえ、普通兵もつけないで旅人を城内にフラフラさせるかい?」

    ミカサ「何が言いたいの?」

    アニ「なんか怪しい城だと思って」

    エレン「考えすぎだろ」

    サシャ「もうちょっと探検しましょうよ~!」

    ジャン「そんな警戒心むき出しにしなくてもいいんじゃねえか?」

    アニ「…そう……考えすぎだといいけどね」

    アニ(尾けられてる気がするのは気のせいか)

    壁|兵士「……」スッ
  94. 94 : : 2014/10/01(水) 19:14:40
    エレン「しっかし困ったな」

    ミカサ「どうかしたの?」

    エレン「アルミン。ここどこだ?」

    一同「……ええー」

    アルミン「エレン何も考えないで進んでたの?」

    エレン「いや、何も考えていないわけじゃないぞ。感だ」

    ジャン「ノープランじゃねえかよ!」

    アニ「いったい何度目だい?」

    エレン「まだ二回だよ!」

    サシャ「いや、二回目であること自体おかしいです」

    エレン「…」←何も言い返せない

    ミカサ「しかしエレンだけが悪いわけじゃない。エレンに任せた私達にも責任がある」

    アルミン「ミカサ今のエレンを弁護しているようでまったく弁護してないよ」

    一同≪ギャーギャーギャー

    ?「…あの…なんか困ってる?」

    ジャン「ああ。ちょっと迷っちまってなってアンタは?」

    ?「私?私はこのお城でメイドとして働いています!」

    ジャン「じゃなくて…名前」

    ?「ああ、ごめんなさい。ミーナって言います!ってもうタメでいいよね」

    アニ「それでミーナ。あたし達、なんか迷っちゃったみたいでさ」

    ミーナ「うん。このお城って(無駄に)広いから迷っちゃうよね~。私も今迷っててさ。このままじゃまたメイド長のリコさんにしかられちゃうよ~」テヘペロ☆

    ミカサ「ようするに…あなたも迷っているの?」

    ミーナ「そゆこと」

    サシャ「まさかの新人さんですか!」

    ミーナ「うん。ついこの間入ったばっかり」

    エレン「そうか。じゃあ一緒に出口探そうぜ!」

    ミーナ「いいの?ということでよろしく!」

    アルミン(人が増えた……)
  95. 95 : : 2014/10/01(水) 19:32:03
    ミーナ「ペラペラペラペラでさーペラペラ」

    ミーナ「それでついこの間私も徴収されちゃった。でも母国の頼みだもの、私でも力になれたらって思ってる。親元を離れるのには抵抗あったけどね~」

    エレン「俺んとこの故郷はつぶれちまったからな…」

    ミカサ(そういえば、私はエレンの過去を聞いたことがない…話そうともしないし…気になr…私は何を!)ブンブン

    アニ(ああ~。どうせ『エレンの過去ってどうなんだろう』とか思ってるんだろうな)

    ジャン「!」

    サシャ「…」

    アルミン「あのときは大変だったね。エレンは覚えていないんだけど…」

    ミーナ「ふーん。あっ着いた!ここだここ。ありがとうね。エレン、アルミン、皆!あっそうだ。この先何か困ったことがあったらできる限り助けてあげるね。じゃ」

    リコ「今までどこにいたの?ミーナ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

    ミーナ「ごめんなさぁぁぁい!」アタフタ
    ・・・・・・・

    アルミン「台風みたいな人だったね」ゲンナリ

    ジャン「故郷の話するまで一人でペラペラ話してたからな」

    サシャ「びっくりでした」

    アニ「あれは酷い…」

    ミカサ「明るい人だった」

    エレン「で、ここは…」

    アルミン「結局戻ってきちゃったね」

    サシャ「今までの時間なんだったんですかぁ!?」

    壁|王≪ニヤッ
  96. 96 : : 2014/10/01(水) 23:12:52
    壁|^ ^
    壁|`ω ´・) <ニヤッ
    壁|   |\
    壁|【(◎)】⊂| バシャッ バシャッ バシャッ
  97. 97 : : 2014/10/02(木) 19:13:34
    作者「!?」

    サシャ「はわわわわわ」

    続きです☆↓

    アルミン「冷静になればさ、すぐ帰るべきじゃかった?」

    サシャ「そんなことありませんよ!」

    王様「なんだ?そなたらまだここいにいたのか」

    一同≪ビクッ

    王様「フン。目障りな」

    アニ「ずいぶんわがままですこと」ボソッ

    アルミン「迷ってしまって……」

    王様「して、そなたらは今日、街で我の大切な傭兵を虐殺したそうだな」

    エレン「?」

    ジャン「宿屋のあれか…あれは俺たちが殺ったわけじゃないですよ!」

    王様「無礼者!」

    兵隊≪ササササササ

    一同「!」

    王様「そなたらにはしばらく牢生活を送ってもらう」

    エレン「は?」

    王様「ラリホーマ!」

    避ける間もなく、私たちは意識を失った。

    壁|ミーナ≪ガタガタガタ
  98. 98 : : 2014/10/02(木) 19:48:51
    サシャの反応  いいね 最高だね
  99. 99 : : 2014/10/02(木) 22:48:38
    おいwwリヴァイのせいでwwwとばっちりwww

    それとも罠か!?
  100. 100 : : 2014/10/03(金) 17:56:34
    作者「ですってよサシャ」

    サシャ「リアクション頑張ります‼」

    続き↓

    サシャ「とばっちりですよ~」バタバタ

    ミカサ「サシャ、暴れないで」

    アニ「疲れるからやめてよ」

    私達は目が覚めたら牢屋にいた。エレンたちの姿が見当たらないということはおそらく別の牢屋にいるのだろう。

    サシャ「こうなったら逃げましょう!」

    牢番≪ギロッ

    サシャ「はわわわわ」

    アニ≪ギロッ

    ミカサ「なんで張り合うの……」

  101. 101 : : 2014/10/03(金) 18:38:22
    男子牢

    エレン「あ~眠ぃ……」グデー

    ジャン「なんでそんなに楽観的なんだよお前!」

    アルミン「もういい……」ズーン

    エレン「とにかくこっから出ようぜ」

    牢番「そうさせないために俺がいるんだけど……」

    エレン「チェ…」

    ジャン「いや普通に考えろよ!」

    牢番「そういえばお前たちが殺した傭兵…」

    ジャン「だから殺ってねえって」

    牢番「結婚してなくて不真面目で最悪な奴だったんだよな…」

    ジャン「は?」

    牢番「しかも女好き‼あんたも彼女を…」

    ジャン「だから違っげーつの殺ってねえから俺たち」

    エレン「気づけばこれ完璧にとばっちりじゃねえかよ」

    アルミン「とにかくあの人に会わなきゃはじまらないよね……」ブツブツ
  102. 102 : : 2014/10/03(金) 18:46:23
    牢番「おっそろそろ飯の時間だ」

    エレン「腹減ったな」グゥー

    牢番「あげねえぞ!」

    ミーナ「……ごっご飯持ってきました…」ギィ

    エレン「ミーナ‼」

    ミーナ≪ビクッ

    エレン「俺たち早く助けてくれよ!とばっちりなんだって!」

    アルミン「冤罪なんだ!」

    ミーナ「しっ失礼しました!」バタン

    エレン「行っちまった…」

    アルミン「望みはやっぱりあの人しか…」ブツブツ

    ジャン(やっぱり人間だな…。口ではいいことをべらべら言って…期待するだけ無駄だろ…)フン
  103. 103 : : 2014/10/03(金) 20:44:03
    期待です!!!
    頑張ってください!!!
  104. 104 : : 2014/10/04(土) 09:09:03
    NFNさん書くのうまいな~ これはさすがに真似できない
  105. 105 : : 2014/10/04(土) 09:48:54
    ミカサアンパンマンさん照れます~////

    毎度毎度期待どうもです!

    補足:牢屋はディズニーの『アラジン』にでてくるあれをイメージしてください。とにかく広いです。

    続き↓

    ~ミーナ~

    ミーナ「……」スタスタ

    兵士「おいそこのお前!」

    ミーナ≪ビクッ

    メイド「ごめんなさい!ごめんなさい!」ペコペコ

    兵士「いいや許せねえなぁ。」

    兵士「俺様の服にこんなシミをつけやがって!」

    メイド「許してください!…いや……まだ死にたくない……」

    兵士「死ね!」ザシュッ

    メイドだったもの≪ドサッ

    ミーナ「!」

    見てしまった…。あの子はまだ…10歳になったばっかりなのに…。この国は…母国は……あの子は…。

    私は決めた。

    ~女子牢~

    ミカサ「鎖が邪魔…」

    牢番「でしょうね」

    アニ「あんた女なのにこんな小汚くなっていくあたし達を見てなんも思わないの?」

    牢番「…国は裏切れないわ。この国にウチは救われたからね。あとアンタらが殺したウチの仲間のことを考えるとなんも感じない」

    ミカサ「だからそれはとばっちりだって言ってるのに…」

    アニ「あのリヴァイって人一生恨むんだけど…」

    サシャ「おなかすきました~」グゥーギュルル

    牢番「もうすぐ飯の時間か」

    アニ「飯って…」

    『ガチャ』

    牢番「時間通りねごうk…」ザシュ

    牢番「!なん…であんた…が……」ドサッ
  106. 106 : : 2014/10/04(土) 09:52:23
    あれかー
  107. 107 : : 2014/10/04(土) 11:09:39
    牢番「グハッ」

    アニ「!」

    サシャ「うっぷ…」

    ミカサ「なんであなたが―――」

    ~男子牢~

    エレン「腹減ったな…」グーグーグー

    牢番「人殺しが偉そうに」

    『ガチャ』

    牢番「飯か?まだはやいd…」ガンッ

    牢番≪ドサッ

    ミーナ「はぁ…はぁ……」

    エレン「ミーナ!」

    ミーナ「さっきはごめんね。エレン!助けに来たよ!お願い。この国を…リコさんを……救って……」

    ジャン「?」

    ミーナ「国王様は…私達城にいる人たちを皆殺しにするつもりなの!どっかから盗んできた『女神の指輪』っていうのを使って!」

    アルミン「‼」

    エレン「おい!どうゆうことだよそれ」

    ミーナ「今鍵出すから待って……」ゲホゲホ
  108. 108 : : 2014/10/04(土) 11:21:52
    ~一時間ほど前にさかのぼります~

    兵士「このメイド…まだガキじゃねえかよ。」

    兵士「おい。そこのメイドが見てるぞ…」

    ミーナ≪ビクッ

    ミーナ「とっとにかく仕事仕事!」サッサ

    兵士「フン」

    ミーナ(どうする?このままじゃ殺されちゃう?ヤバいよ!だめだって。まだ…死にたくない…)ダッ

    兵士「逃げたな…」

    兵士「逃げ足速いな…」

    ミーナ「メイド長!」バターン

    リコ「!ミーナ……」

    そこにはお腹から血を流しているリコさんがいた。

    ミーナ「リコさん!」

    リコ「ミーナ…逃げて…この城は……危険すぎる…。王は…私達を殺す…気だ……ゲフッ」

    ミーナ「リコさん安静に!」

    リコ「王は『女神の指輪』を使って…魔力を増大させる気だ…。『女神の指輪』は危険だ…。もうお前しか…生き残っていない…早く……そこから…逃げ……て」ガクッ

    ミーナ「リコさん!」

    ミーナ「どうしよう…どうしよう!」ガタガタ

    エレン『ミーナ!』

    ミーナ「!エレンたちなら…」

    ミーナ「ワインの瓶でいいよね……」

    『ガチャ』

    牢番「飯か?まだはやいd」

    ミーナ「えい!」ヒュン

    牢番≪ドサッ

    ~で現在~

    ジャン「ようするに俺たちに母国を救えと…」

    ミーナ「都合がいいかもしれないけど…お願い!」

    エレン「…アルミン…」

    アルミン「もう…好きにしなよ。僕も行こう。ミーナには助けてもらったしね」

    ミーナ「いいの?」

    ジャン「サシャが心配だ……」

    ミーナ「ああ。ありがとう…」
  109. 109 : : 2014/10/04(土) 12:34:40
    ~女子たち~

    アニ「まったく…あの人は何なんだろうね…」タッタ

    ミカサ「…」タッタッタ

    ~時間を少しさかのぼる~

    ミカサ「あなたは……リヴァイさん!」

    リヴァイ「なんでここにてめぇらがいる…」

    アニ「あんたの殺人の罪を着せられたからだよ」ギロッ

    リヴァイ「そいつは災難だったな」ドカッ

    『ガキーン』

    ミカサ「ちょ…」

    リヴァイ「なんだ」ズカズカ

    『バキーン、キーン、ガコッ』

    サシャ「ありがとうございます…じゃなくてなんで私のは雑なんですか!酷いです!」

    リヴァイ「なんとでも言え」ゴソゴソ

    『ズッズズズズズ』

    ミカサ「!」

    アニ「それは?」

    リヴァイ「玉座への近道だ。今ここの王は俺のせいで狂っちまってるからな…。責任はとるべきだろ」

    ミカサ「私達も付いて行く」

    リヴァイ「好きにしろ」
  110. 110 : : 2014/10/04(土) 23:13:32
    ギャー!リヴァイ素敵ー!?…なのかな?
    まだ判断出来ないや
  111. 111 : : 2014/10/05(日) 13:40:54
    続き↓

    ~そんなこんなで現在~

    ミカサ「あの…もうちょっとゆっくり走ってください」タッタ

    リヴァイ「て前ぇらの都合に合わせてる暇ねぇよ」

    サシャ「とか何とか言ってるくせに合わせてくれるんですね」

    リヴァイ≪ギロッ

    サシャ「はわわ」

    アニ「サシャ、喋ってないで速く走って」

    ミカサ「…」ヒョイ

    サシャ「ふぁあ?」

    ミカサ「こうすればいい」

    アニ「サシャ、いいじゃん」

    サシャ「ミカサ!おろしてくださいよ!走りますから」

    リヴァイ「何やってんだよ……」
  112. 112 : : 2014/10/05(日) 13:57:19
    ~男子たちとミーナ~

    エレン「城の牢屋にこんな抜け道があったなんてな」

    アルミン「どうやって見つけたの?」

    ミーナ「牢番の人たちには悪いけど地図と鍵をとるときにちょっとね」

    ジャン「ここを走っていけば玉座か」

    ミーナ「うん。運が良ければミカサたちも向かってるはず」

    エレン「なんでわかるんだ?」

    ミーナ「まあ色々あるのよ!走って」

    ジャン(さっきと態度だいぶ変わったな)

    ミーナ「そろそろ玉座のはず」

    エレン「この壁蹴破るぞ!」

    アルミン「エレン!?ちょっt」

    エレン「オラァア」

    『ドゴォン』
  113. 113 : : 2014/10/05(日) 14:26:59
    ~女子&リヴァイ~

    アニ「壁だね。ここはあたしが蹴破るから下がってな」

    リヴァイ「バカ野郎!そんなことしたr」

    アニ「ハアアァ!」

    『ドッカーン』

    ミカサ「アニはもう少し人の話を聞くべきだと思う」

    サシャ「ミカサ!こっち嫌です!嫌な予感しかしないです!」

    ミカサ「つべこべ言わないで入るよ!」

    リヴァイ「チッ」
  114. 114 : : 2014/10/05(日) 18:03:48
    ミカサ…他の人に出来ないことを平然とやってのける

    そこにシビレル!憧れるうううううう!
  115. 115 : : 2014/10/05(日) 18:44:47
    ミィィィカァァァサァァァ!!

    君がッ!死ぬまで!応援をやめないッ!!
  116. 116 : : 2014/10/06(月) 09:39:44
    作者「ですってよミカサ」

    ミカサ「当然のことをしたまで…応援ありがとう」テレッ

    続き↓
    ~玉座アニ突入3分前~

    王様「ついに……この力が手に入るのか…」

    大臣「さあさあ、この指輪を」

    王様「うむ」

    王様の指から、まがまがしいオーラがあふれてきた。

    王様「あ…ああ…ギャアアアアアアアア!」

    大臣「国王様!?わあああ!」

    『ドガッ』

    大臣だったもの≪チーン

    王様だった魔物「グ…ギエ…ァ…ア」

    アニ『壁だね。ここはあたしが蹴破るから下がってな』

    リヴァイ『バカ野郎!そんなことしたr』

    アニ『ハアアアァ!』

    「ドッカーン」

    エレン『ここの壁蹴破るぞ!』

    アルミン『エレン!?ちょっt』

    エレン『オラァア』

    「ドゴォン」

    王様だった魔物「シ…ニュウ…シャ…。ジャマ…モノ…ハ…消ス…モウスグ…会エルゾ……ヒッチ…」

    ~現在~

    アニ「エレン!?」

    エレン「アニ!」

    リヴァイ「チッ…また面倒くせぇことに…」

    ミカサ「エレン!アルミン!」

    サシャ「ジャン!ミーナですか?」

    王様だった魔物「リ…ヴァイ…。コノ…裏切リ…者ガ…」

    リヴァイ「人としての原型を失ってるか…そこまで追い詰めていたとは!」

    ミカサ「城に魔物!」

    ミーナ「国王様!」

    王様だった魔物「キサ…マ…ラ全…イン…コ…ロシ…テヤル…」
  117. 117 : : 2014/10/06(月) 10:41:06
    王様だった魔物「メラゾーマ!」

    リヴァイ「チッ…マホカンタ」

    『ジュボッ』

    王様だった魔物「グギャアア」

    エレン「ハァ!」ジャキン

    王様だった魔物「ウウウ」パシッ

    エレン「は?」

    王様だった魔物「ウウウ」グググ

    ジャン「まずい!」

    サシャ「エレン!」パシュ

    王様だった魔物「アア…」矢がささってる

    王様だった魔物「フン」引き抜く

    王様だった魔物「ハア」

    サシャ「カ…ハ…」ボタッ

    ジャン「サシャ!畜生が!ベギラゴン」

    アルミン「メラミ!」

    王様だった魔物「マホカンタ」

    『ボアッ』

    ジャン「ギャア」

    アルミン「うわっ!」

    ミカサ「ジャン!サシャ!アルミン!」

    サシャ「ゲハ…ハァハァ」

    ミカサ「サシャ!おとなしくして……ベホマ」

    サシャ「ありがとうございます…」

    ミーナ「ジャン…ホイミ。アルミン…ホイミ」

    ジャン「ああ、ありがとな」

    アルミン「マホカンタを使われたら魔術師は勝てないよ…」

    リヴァイ「チッ」ジャキン

    エレン「オラァ!」

    王様だった魔物「グ…ガ…ア…」
  118. 118 : : 2014/10/06(月) 10:53:46
    アニ「魔物め!ハアアアア!」

    『アニがいてつく波動、魔物にかかっている全ての呪文が無効化された』

    アニ「今だよ!」

    ミカサ「イオナズン!」

    『キュイイインドッカーン』

    王様だった魔物「ガ……ガ…ハ…」

    ジャン「ベギラゴン!」

    『ジュボッ』

    王様だった魔物「ギャアアア」

    リヴァイ「とどめを刺すぞ!」

    エレン「ハイ!」

    サシャ「打ち抜きます!」ギリリ

    ジャン「アルミン。アニの合図が出たらメラミだ」

    アルミン「分かった」

    ミカサ「ミーナ…後ろへ」

    ミーナ「うん」

    アニ「アルミン!1・2・3!」

    アルミン「メラミ!」

    ジャン「ベギラゴン!」

    サシャ「エイッ!」シュパッ

    エレン「オラ!」

    リヴァイ「ハアッ」

    『ドガ―――ン!』
  119. 119 : : 2014/10/06(月) 15:22:07
    昼から書いてるってことは臨時休校だったのかな?
  120. 120 : : 2014/10/06(月) 19:44:16
    多分ね。
    俺も臨時休校だったけど学校から「何でこなかったの?」って電話が来たらどうしようかと思ったwww
  121. 121 : : 2014/10/07(火) 20:00:44
    はい。臨時休校でした。

    あと、英検の都合上11日まで執筆できません!ごめんなさい。11日以降に再開しますんで。よろしくお願いします。
  122. 122 : : 2014/10/08(水) 18:17:08
    いいおいいお 待ってるお
  123. 123 : : 2014/10/08(水) 18:24:24
    待ってるぜ
  124. 124 : : 2014/10/11(土) 22:46:05
    わわわ!有り難うございます!

    続き↓

    煙が立ち込める……。

    エレン「終わった…のか?」ゼーハー

    ミカサ「ハァ…ハァ…」

    サシャ「フニャア」ヘタッ

    ジャン「ハァー……」

    アルミン「終わったんだ……」

    ミーナ「でも…」

    アニ「ミーナ…どうしたの?」

    ミーナ「あ……あれ…」

    煙が晴れた…。そこにいたのは……
  125. 125 : : 2014/10/11(土) 22:59:45
    王様だった魔物「グ……ギャア…アア…」ムクッ

    アニ「!」

    リヴァイ「終わってなかった…のか…?」

    アルミン「ありえない!あの総攻撃で!」

    サシャ「私体力限界ですよ!」

    ミーナ「キャアアア!」

    王様だった魔物「ギャアアアア…」

    ジャン「クッ…魔力が!」

    アルミン「力が…抜け…る」ドサッ

    エレン「アルミン!」

    アニ「気を失ってるだけだよっ。ッミカサ!」

    王様だった魔物「ソコノ女…殺ス……!」ビュン

    ミカサ「えっ…」

    エレン「ミカサ!」

    もう…嫌だ…。また…人が死ぬ……。あの時みたいにまた…俺は……何一つ守れない!

    クリスタ『いざってときは――――』

    いたずらっぽく少女が笑いかける。

    エレン「ドラゴラム!」

    無意識に唱えた訳の分からない呪文。その瞬間、俺は意識を失った。
  126. 126 : : 2014/10/12(日) 11:19:27
    お帰り☆からの期待☆
  127. 127 : : 2014/10/12(日) 12:20:45
    ただいま☆からの有り難うです☆

    続き↓

    ~ミカサ視点~

    あの魔物は生きていた。……ショックだった。体が思うように、動いてくれなかった。

    ミカサ「クッ」

    アルミンが倒れてしまったのは魔力を吹き飛ばされたからだ(と思う)私もジャンも魔力のある人たちは力が入らない。

    アニ「ミカサ!」

    ミカサ「?」

    王様だった魔物「ソコノ女…殺ス……!」

    気づいたら、魔物が…いた。私の、目の前に。あんなに離れていたのに…。なんで?どうして?……私はここで…死ぬの?嫌だった。でも、体は相変わらず、動いてくれない。

    ミカサ「い…や…」

    私が死を覚悟したその時、エレンらしき青年が私と魔物の間に入って

    「ドラゴラム!」

    と唱えた。その瞬間、青年は……『龍』になった。

    龍「ガアアアアア」

    大きくて、血のように赤いうろこを持つ龍だった。翼があって、伝説のとおりだった。

    アニ「なんでエレンが」

    サシャ「ヒェー」バタッ

    ジャン「アイツが!」

    ミーナ「ブクブク」ドサッ

    リヴァイ「!」

    ミカサ「エレン!」

    我に返った。エレンは私の呼びかけに応答してくれない代わりに、魔物に激しい炎をふいた。

    王様だった魔物「アアアアアアア」

    龍「ガアアアアア」

    そして爪を振り下ろした。鉄のように堅そうな爪で魔物を切り裂いた。

    王様だった魔物「ァ…アアア……」シュウウウ

    魔物は蒸気をあげて倒れた。だんだん小さくなって、国王に戻った。そして、龍は、

    龍「アアアアアアアアアアアアア」ドサッ

    苦しそうにわめいて倒れた。そして龍の体から、爆風に包まれてエレンが出てきた。

    ミカサ「エレン!」

    呼びかけたけど反応しない。

    ジャン「気を失ってるだけだ。…おいサシャ!いいかげんに起きろ!」

    アニ「……まさか……エレンが…」

    リヴァイ「…龍のおかげで助かったか…」

    王様「リ…ヴァイ…」

    リヴァイ「なんだ」

    王様「恨むぞ…」ニッ

    リヴァイ「こっちもな」ゲシ

    王様「ガッ…無礼…者…」ガクッ
  128. 128 : : 2014/10/12(日) 12:41:48
    エレンスゲェ!?
  129. 129 : : 2014/10/12(日) 16:51:14
    ~エレン~

    アルミン「レン……エレン……エレンってば!」

    ああ、寝坊した時によくアルミンに起こしてもらたっけ…。

    エレン「ン…今何時だ…?」

    アニ「バカじゃないの?」ドスッ

    エレン「ギャッ」

    ミカサ「アニ!」

    サシャ「確かにエレンはバカですね」

    ジャン「それお前にだけは言われたくないだろ…」

    アルミン「よかった。目が覚めたんだね」

    エレン「ああ…。じゃなくて魔物は!?」

    我に返って思い出す。ミカサが無事だ。よかった…。でもミカサは怪訝な顔。

    ミカサ「エレン…。覚えてないの?」

    エレン「何をだ?」

    確か…『ドラゴラム』まで覚えてるような…。

    リヴァイ「覚えてねえんだったら後だ。」

    エレン「リヴァイさん!いつからそこに?」

    一同(最初からだよ!)
  130. 130 : : 2014/10/12(日) 17:09:59
    リヴァイ≪イラッ

    エレン≪ビクッ

    エレン「そ…そういやここ、どこだ?」

    気づけばずいぶんと豪華な部屋のベッドに寝かされていた。

    ミカサ「城にあるお客さん用のベッド」

    サシャ「とにかくエレンはすごいですよ!」

    ジャン「おい、サシャ…」

    サシャ「しかしどうして黙ってたんですか?」

    エレン「なにをだ?」

    サシャ「なにをだって…エレンが『龍』だったって!」

    エレン「はあ!?」ガバッ

    思わず飛び起きる。まさか…俺が龍?

    ジャン「ハァ…。サシャ、エレンの奴が混乱すんだろ」

    エレン「は?俺が龍になったって…ハッ?」

    ミカサ「文字通り」

    アニ「混乱してるね。エレンはミカサが大ピンチだった時に龍になってミカサを助けて王様だった魔物を倒したんだよ」

    エレン「でも俺まったく覚えてないぞ」

    ミカサ「そう…」

    アルミン「僕は気絶してたから何も知らないんだけど…」

    リヴァイ「おいガキ。なんでてめぇの顔色が悪いんだ?」

    アルミン「顔色悪いですか?アハハ。多分ボク寝不足なんですね。いやあエレンのことが心配だったからかな。アハハハ」

    サシャ「そんな事よりさっきから王様が呼んでますよ。」

    一同「早く言えよ!」

    ジャン「どこからだ?」

    サシャ「あっちの塔です。さっきから必死に手を振ってるのにだぁれも気づかないから…つい」

    エレン「じゃあ行こ…」ユラッ

    ミカサ「エレン?」

    エレン「いや、ちょっとめまいがしただけだ」
  131. 131 : : 2014/10/13(月) 14:51:46
    嫌な予感がするぜ~♪
  132. 132 : : 2014/10/14(火) 07:57:31
    エレン老化説ww
  133. 133 : : 2014/10/14(火) 20:12:21
    そんなことはありません!ww

    続き↓

    ~王室~

    王様「こっちは全然視界に入らなかったと」イライラ

    エレン「ハイ…」

    大臣「国王様、この者たちは恩人なのですぞ」

    王様「分かっておる」

    ミカサ「三日間お世話になりました」

    エレン(俺三日間寝てたのか…。そういや腹減ってたな)

    王様「なんだ。もう出るのか」

    アルミン「はい。事情がありまして」

    王様「そうか……。その……」

    サシャ「どうしました?」

    王様「今回の事は礼を言う。ありがとうな」

    ジャン(ただのワガママじゃなかったか)

    アニ(どうやってエレンを説得しよう。…いや、むしろ誘拐した方が早いのかな?)

    サシャ(アニはなんだか別のことで悩んでるような…)

    エレン「どういたしまして」

    一同≪唖然

    アルミン「わ―――!ごめんなさいごめんなさい!そっそれじゃあ失礼しました!」

    エレン「?どうしたんだっておい!ミカサ!自分で歩けるぞ!」

    ミカサ「エレンは本当に…」ハァ

    アニ(馬鹿だ)ダッダ

    ジャン(最悪だ)

    リヴァイ「…」

    『バタン』

    王様「クッククク」

    大臣「国王様?」

    王様「面白い旅人だったな。大臣」

    大臣「…はい」


  134. 134 : : 2014/10/14(火) 20:15:49
    ~腐樹の森~

    アルミン「こう行けば迷わなかったんですね」

    リヴァイ「どの道通ってきたんだよ」

    アニ「ぜ~んぶエレンのせいです」チラッ

    エレン「なんでだよ!」

    サシャ「エレンが悪いです」

    ジャン「食糧が底をついたのは誰かさんのせいだろ」

    サシャ「い…いやあ……誰でしょうねぇ」

    リヴァイ「お前らホントにそれで旅続けられるのか?」

    ミカサ「大丈夫」

    アルミン「多分…」

    アニ「そろそろ着きそうだね」
  135. 135 : : 2014/10/14(火) 20:20:39
    ~戦士学校到着~

    ハンジ「おかえり~!」

    リヴァイ≪シラー

    エレン「ただ今戻りました」

    ミカサ「戻りました」

    アルミン「師匠~!」

    リヴァイ「おい、アルミンとかいうそこのガキ…。コイツの弟子なのか…?」

    アルミン「元、弟子です!」

    アニ「アタシは疲れたから医務室で休ませてもらいますよ」

    ジャン「サシャ、腹減ってんだろ」

    サシャ「はい。食糧庫でなにかもらってきましょう」

    ハンジ「やっほーリヴァイ!久しぶりだね~。身長は相変わらずだけど…」

    リヴァイ「削ぐ」

    ハンジ「おお~怖い怖い」

    その夜、エレンたちは医務室に集まってローゼ王国で起こったことを一通りハンジさんに話した。エレンが龍と聞いてハンジさんも驚いていた。

    そして次の日……
  136. 136 : : 2014/10/14(火) 20:23:25
    ハンジ「もう出かけちゃうの?」

    エレン「はい。ハンジさんの言ってた港町に行こうかと」

    ミカサ「初めての海」ルンルン

    アニ「ポートセルミだっけ」

    ジャン「リヴァイさんはどうするんですか?」

    リヴァイ「しばらくはここでコイツの研究の手伝いをした後にまた旅に出るつもりだ」

    ハンジ「人手が足りなくてねぇ」

    アルミン「それじゃあ」

    一同「行ってきま~す」

    ・・・・・・・・・・・・・・くえすともの?3につづく
  137. 137 : : 2014/10/14(火) 20:25:21
    ~あとがき~

    中間テストも迫ってるんで結末は割と雑目になってしまいました。
    (ごめんなさい)

    くえすともの?3は22日以降に書きます。そちらの方もお付き合いいただえるとありがたいです。

    有り難うございました。
  138. 138 : : 2014/10/15(水) 21:41:09
    乙でした。
  139. 139 : : 2014/11/15(土) 11:32:49
  140. 140 : : 2023/08/15(火) 11:53:31
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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