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【メカアク】 コノハ「ボクが選んだ方」

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  1. 1 : : 2014/06/30(月) 00:23:12

    【メカアク】 コノハ「ボクが選んだ方」

    ※注意
    ・TVアニメ『メカクシティアクターズ』のネタバレが含まれます。

    ・最近メカアクを知り、アニメのみを観た俄《にわか》ですので、細かい事を知らないのは、悪しからず。

  2. 9 : : 2014/10/06(月) 21:13:19

    ヒビヤとヒヨリを交互に見る

    二人がココで目を覚ます様子は見られない。

    ずっと目を閉じたまま捕われている



    『まっ、私はどちらでも構わないんだけどね。君がココを訪れた事へのきまぐれさ』



    どちらでもいい……?

    そっか。このヒトは、ただ試して遊んでいるだけなんだ

    ボクがどちらを選んでも、きっと楽しむだろう



    『未来《さき》の見込みがある方を選んだらどうだい?』



    サキ?先?将来?

    見込みがある……可能性がある方……



    再び、二人を交互に見る

    次は、自身の目を閉じた



    ボクは二人の事は、よく知らない

    記憶にもないのに、愛着もないのに

    どうしても助けなければならない、と思った

    ……でも、どちらを?

    ボクは……一体、どちらを助けたかったんだろう……?

    名前は……たしか『ヒビヤ』と……『ヒヨリ』……?



    ヘビとコノハの間に、長い沈黙の時間が流れる

    ヘビはコノハを注視し、時折、檻の中の二人に目をやる程度しか動かない

    一方のコノハは、じっと……ただ黙りこくっていた……ずっと考えていた



    ボクは二人の世界に入ったことがある

    そこでずっと見ていた……『終わらない世界』を

    永遠に何度でも繰り返される一日

    彼らはそこに生き、そこに縛られていた

    死に誘われるヒヨリと、それを払いのけようとし続けるヒビヤ

    ただその一日の繰り返し。若干の変化や立場の逆転があっても、基本は『避けられぬ死』



    もう、あんな悲しい顔は見たくない

    今、ボクが選ぶことができるんだ

    生きる意志を持っているのは

    逆境に立ち向かい戦う意志を持っているのは



    ヘビさん、決めたよ


    『ん?そうか……それで、君の答えはどちらだい?』


    ボクが選んだ方は――――


    『そうか。じゃあ…帰るといい――――』






    意識がはっきりとし始める……帰ってきたんだ

    今、僕の腕の中には、一つの命が生きている

    もう片方は……選ばなかった方の命は、そこになかった



    けれど、彼は両方を大事に抱き締めるつもりで腕に力を込めた

    頬に涙が伝う

    その雫は、腕の中の少年へ……



    少年の目がピクリと動いた

    その瞬間を勿論、彼は見逃さなかった

    自分の中に込み上げてくる温かさを彼は感じた



    ボクは君を選んだよ……ヒビヤ

    もう、辛い思いだけをしなくてもいい

    君だけが背負わないでいい

    ボクも一緒に背負ってあげるから

    消えてしまった彼女を……共に探そう

    次は……ボクが君を救う番だから――――



    Fin.


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