ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

セト「マリーの部屋に侵入」

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2016/12/12(月) 22:51:07
    亀進行で。
    何も考えてないですがもし良ければ。
  2. 2 : : 2016/12/12(月) 23:01:51
    カノ「ねぇセト」

    セト「?」

    カノ「僕は今何を考えているでしょう?」


    ある日 昼
    カノ セト は留守番役となり、他の皆は買い物に行ったのであった。


    セト「……また悪巧みを……」

    カノ「マリーの部屋覗かない?」

    セト「遠慮するっす」

    カノ「なんでー? セトなら乗ってくれると思ったのになー…?」

    セト「後でマリーに怒られるっすよ」

    カノ「バレないって!! 行こうよぉ〜」


    いくら誘っても断り続けるセト。

    カノ「じゃあ僕一人で行っちゃうからね」


    そう言うとカノはその場を去った。
    結局心配になり、後を追うセト。
  3. 3 : : 2016/12/12(月) 23:14:32
    カノ「なーんだ、結局来るんじゃん」

    セト「カ、カノが勝手なことしないように見張るだけっすから」

    カノ「ふーん、そう」


    ニヤリと笑みを浮かべるカノ。
    嫌らしいやつだ。

    早速カノは丁寧に部屋を色々と見て回る。
    慣れたような手つきで。
    今までにもやったことがあるのだろう。


    カノ「あ、マリーのポエムだ」

    カノはマリー作のポエムの冊子を手に取る。

    セト「それ……この前、カノがみんなの前で読んでたやつっすよね」

    カノ「んーー……そんなことあったっけなぁーー……」


    カノは知らないようなふりをしてページをめくる。


    カノ「この前は読み上げてたらマリーに固まらせられちゃったしなぁ」

    セト「本当、懲りないっすよね」

    カノ「楽しいことに貪欲なだけだって」


    そんなことを言いながらペラペラとページをめくるカノ。
    ふと手が止まる。


    カノ「ぷっ……くく」

    セト「どうしたんすか…?」

    カノ「んーー? 気になる?」

    セト「……別にならないっす」

    カノ「強がらなくてもいいって〜 絶対バレないからさぁ セトも見てみなよ……ぷっ」


    そうも言われると本当に気になってきて、とうとう気を許してしまった。
  4. 5 : : 2016/12/12(月) 23:38:21
    そうして、マリーのポエムに夢中になってどれくらいの時間が経っただろうか。

    カノ「あっははは!! これ!! 一番!! 最高!!」

    セト「確かにこれは面白いっすね……」


    ガチャ

    カノ・セト 「あ」

    マリー「……」

    セト「あ、い、意外と早かったっすね……か、買い物」

    カノ「そ、そうだねー、あははー……」

    マリー「……」

    セト「マ、マリー……? こ、これはその……」

    カノ「な、なんていうんだろう ね? ノリ?」

    マリー「……酷い」


    あぁ最悪だ。
    多分かなり怒らせた。


    マリー「……」 キッ

    カノ「あ。」


    マリーの能力でカノが固まった。
    あぁ最悪だ。
    絶対かなり怒っている。


    マリーはこちらを見ると


    マリー「セトがいてくれるから大丈夫って思ってたのに……」


    ぽつんとそう呟くと部屋を出て行った。
    ドアの閉まる音がやたら大きく聞こえた。
  5. 6 : : 2016/12/13(火) 21:49:18
    その日の夜。


    カノ「マリーまだ怒ってるの?」


    セトは黙ってマリーの部屋のドアを指差す。

    カノとセトは立ち入り禁止

    と書かれた紙が貼ってある。


    カノ「あ〜ぁ、かなり怒っちゃってるね」

    セト「……マリーと話してくるっす」

    カノ「大丈夫? 僕も行こうか?」

    セト「それだけは遠慮するっす」



    こうなってしまったのも
    元はと言えば自分がカノを止めなかったからだと反省し、マリーに謝ろうとドアをノックする。
  6. 7 : : 2017/01/07(土) 00:57:30
    期待☆
  7. 8 : : 2017/01/07(土) 18:30:57
    期待
  8. 9 : : 2017/01/27(金) 21:30:58
    あ、見ててくれる人がいた…
    続き書こう。。
  9. 10 : : 2017/01/27(金) 22:44:57
    マリー「あなたは誰ですか」

    セト「……セトっす」

    マリー「入ってはいけません」

    セト「……」


    そのやりとりを見ていた、キドがドアを開ける。
    その隙にドアから部屋に入り込んだ。

    マリー「あっ」

    セト「あ、あはは……つい入っちゃったっすね」

    マリー「……」


    マリーは顔をこっちに向けたくないようだ。


    セト「マリー……」

    マリー「……謝って下さい」

    セト「ご、ごめんなさいっす」

    マリー「……」

    セト「……ごめんなさい」


    ちらっとこっちを見るマリー


    マリー「まだ怒ってるよ」

    セト「言われなくても分かってるっす」


    しばらくそのまま 二人とも
    何もしなかった。 ゆっくり時間が過ぎていった。

    セト「カノには後できつく言っておくっすから」

    マリー「うん」

    セト「マリー?」

    マリー「もうしないって約束する?」

    セト「もうしないっすよ」


    マリーは少し笑って

    マリー「じゃあ許します」


    と小さく呟いた。

    安心して、思わず笑みが漏れる。
    マリーもまた、こちらの笑顔を見て笑った。


    プッ

    物陰から いつの間に忍び込んだのか
    カノが笑いを堪えられずに出てきた。

    カノ「ぷぷ……仲直りラブラブ……」

    マリー「ひ、ひぇぇぇ」


    顔を真っ赤にするマリー。
    が、その表情はすぐに変わり


    マリー「カノやっぱり最低!!」

    セト「カ、カノ それぐらいにして謝ったほうが……」

    マリー「セトもやっぱり許しません!!」

    セト「えっ、えぇぇえ!?」

    カノ「あっははは!! ごめーーん セト! マリーの機嫌損ねちゃったね!! あっ」

    後から聞いた話
    その事件から一週間くらい
    カノはマリーナ無視し続けられたみたいだ。

    マリーの部屋には

    カノは許しません
    あと、セトも半分許しません


    という張り紙が貼ってあった。
    面白くて、ちょっと笑った。


  10. 11 : : 2017/01/27(金) 22:45:15
    終わりです。
    見て下さった方 ありがとうございました
  11. 12 : : 2017/06/20(火) 18:48:55
    よきかなよきかな
  12. 13 : : 2018/03/12(月) 22:50:55
    は、半分許しませんてwwwどゆことwwwつーか他の人空気www「www」が多いっすねこれ。スイヤセン

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

このSSは未登録ユーザーによる作品です。

「カゲロウプロジェクト」カテゴリの最新記事
「カゲロウプロジェクト」SSの交流広場
カゲロウプロジェクト 交流広場