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【メカアク】 カノ「お調子者のピエロ」 エネ「欺く仮面」

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  1. 1 : : 2014/06/30(月) 00:23:10

    【メカアク】 カノ「お調子者のピエロ」 エネ「欺く仮面」

    ※注意
    ・TVアニメ『メカクシティアクターズ』のネタバレが含まれます。

    ・最近メカアクを知り、アニメのみを観た俄《にわか》ですので、細かい事を知らないのは、悪しからず。

  2. 8 : : 2014/10/06(月) 21:07:11

    ――――その日も、二人は壮絶な戦いを繰り広げていた……?


    カノ「ボクはここで、魔法カード!『マリーの秘蔵ポエム2』を発動!!」

    マリー「えぇ~ッ?!」

    エネ「くっ、一体、どんな効果(笑)なんだ」

    カノ「今回のは、またすごいよぉ~?」

    マリー「や~め~てぇ~~!!///」

    キド「……」ペラッ


    エネ「くくっ、カノさん……彼女も嫌がっていることですし……くくっ、今回は」

    カノ「だね。じゃあ、今回はフリだけ!フリだけで!」

    マリー「うぅ~~、キドも本読んでないで止めさせてよ~」

    キド「オレは知らん」ペラッ

    カノ「さぁ、エネちゃん!これに対してどうする?」

    エネ「ふふっ、私もまだ“とっておき”が残っていますよ!」チラッ


    セト(あっ、シンタローさんの方見た)

    シンタロー「おい、まさか……」

    エネ「私は罠カード『引きこもりの道連れ』を発動!!」

    カノ「なっ、それは(笑)」

    エネ「ふふっ、私のデッキはご主人の尊厳と人権を生贄にしまくる事で力を発揮する」

    シンタロー「おいこら、エネ!や、やめろ!!」


    エネ「このカードは、自分の場の『ご主人トークン』一体を生贄に捧げ、効果を発動!」

    エネ「相手の魔法・罠カードの発動を無効にする!」

    カノ「なに?!じゃあ、さっきの『マリーの秘蔵ポエム2』は……」

    エネ「そう!無効です!はいはい、墓地へ送ってください♪」

    カノ「くっ、実はここで読みたかったなんて言えない」

    マリー「カノ~~!!」プンスカ


    エネ「そして……それだけではありませんよ?」キラン

    カノ「何?まさか…….他にも恐ろしい効果が?!」

    エネ「そうです!引きこもりの道連れを受けた相手は堕落する」

    カノ「つまり、どういう事だってばよ?」

    エネ「ご主人を見てください」

    カノ「ん?」チラッ


    シンタロー「ん?」ピクリ

    キド「……」チラ

    セト「……あぁ~」ピーン

    マリー「え?シンタローがどうかしたの?」

    エネ「引きこもりとなった人間は、精神的に弱くなり心理的ダメージを負いやすくなる」

    カノ「という事は」


    エネ「……相手に1000ポイントダメージのおまけ付きです」ニマッ

    カノ「くっ、引きこもりならしょうがない!(笑)」

    キド「あぁ、しょうがないな」

    セト「しょうがないッスねぇ~」

    マリー「う、うん。しょ、しょうがないんじゃないかな?」オドオド

    シンタロー「何がしょうがないんだ!それに、それは物理的ダメージだろうが!!」
  3. 9 : : 2014/10/06(月) 21:07:50

    エネ「くくっ、流石はご主人。中々にキレのいいツッコミですね」プクク

    セト「確かに、物理的ダメージな事には変わらないッスね~」

    マリー(正直、二人が何言ってるのか分からないけど、とりあえず怒っておこう)プンプン

    キド(まぁ、オレに害がないのなら放っておいても構わんだろう)ペラッ

    エネ「さぁさぁ、カノさん。ダメージを受けてもらいましょうか!」

    カノ「それはどうかな?」ポツリ


    エネ「え?!」

    カノ「だけど、ボクもそう簡単にダメージはもらわないよ?」

    エネ(…はっ、相手の場にも伏せカードが!)

    カノ「ボクは、ここでこれを発動するのさ!」

    エネ(やはり、効果ダメージに反応する罠カード?!)

    カノ「……」チラッ

    キド「ん?」


    カノ「ボクは罠カード『私の大失敗』を発動!これはキドの……」スッ

    キド「ふんっ!( ‘ ^‘c彡☆)」Д´) パーン 」

    カノ「ぐえっ」バターン

    キド「全く、一度こちらを見たから嫌な予感がしたと思ったら、やはりこうだ」ヤレヤレ

    カノ「うぐっ、ぐぉぉおお」

    キド「カノ、余計な事言うんじゃないぞ?オレは出掛けてくるからな」クルッ


    ガチャ バタン


    エネ「あーららー、見事にダメージもらっちゃいましたね(笑)」

    シンタロー「しかも、物理的のな」

    カノ「いやぁ、なんとなくこうなる事は分かってはいたんだけどねぇ~」

    シンタロー「……」

    エネ「……」

    カノ「ん?何?」


    エネ「ご主人……」チラッ

    シンタロー「……あぁ、分かった。俺も少し出てくるから」スクッ

    エネ「では、私はご主人の端末から一旦、移動させてもらいますね」

    シンタロー「好きにしろよ。何考えてるかまでは知らないけどな」

    エネ「ありがとうございます、ご主人。では」

    シンタロー「おう。じゃあな、二人とも」


    スタスタ バタン


    カノ「あらら、エネちゃんと二人になっちゃった」

    エネ「あの……カノさん」

    カノ「ん?」

    エネ「私達も外歩きませんか?」

    カノ「え、何?それってデートのお誘い?(笑)」

    エネ「まぁ、そういう事でも……いいですけど」ポツリ


    カノ「……うん、分かったよ。こっちの端末に入っておくかい?」

    エネ「はい。そうします。では、お邪魔して」スーーッ

    カノ「……」ジッ(自分のケータイを見る)

    エネ「はいッ。準備完了です!」

    カノ「はいはい~。それじゃあ、レッツゴー!」

    エネ「ゴ、ゴー?」


    ガチャ バタン


    マリー「Zzz……むにゃぁ」

  4. 10 : : 2014/10/06(月) 21:08:38

    ――――――――
    ―――― 
    ――


    『さーて、では問題です』

    『僕達の中にヘビを統率する力を持った子がいます。それは、誰でしょうか?』



    その言葉を聞いた時、もしやと思った。でも、口からその言葉は出てこなかった

    そして、制限時間内に答えられなかったその解は……正しかった

    でも、私が驚いたのは、その事だけではなかった……もっと大きな事実について



    『はぁーい、時間切れ!』

    『でも!“参加賞”として、カラダを与えましょう』



    薄暗い部屋に灯りがついた

    予想よりもずっと広いその部屋の中心によく映画で見かけるような培養ポットが一つ

    その中で一体のヒトが眠っていた



    驚愕した

    それは……失った私の身体だった

    私は忘れていた記憶を少し取り戻した


    ――
    ――――
    ――――――――


    それが、この間の出来事

    結局、元の姿にはまだ戻れないという事で、あの研究施設を見た後二人で帰った

    私の身体があんなところに保管されていた事にも、当然驚いた

    だけど、私の中ではまた別の思いが生まれた

    なんとなーく、普段から薄っすらと感じていたが、認識できなかったこの思い

    今のカノさんを見ていると、その事で心配になる……それは



    カノさんは、無理をしてピエロを演じているのではないか



    メカクシ団の中で、唯一カノさんだけがあの施設の事を知っている

    アヤノさんが解いたヘビや能力の秘密も、今やその事実を知っているのはカノさんと……

    この前、その解に誘導されて知った私だけ

    他の団員さん達は……何も知らない。キドさんもセトさんも……マリーさん本人だって



    ずっと一人で抱えてきたカノさん

    その能力の通り、人前では……いや、団員さん達の前でさえ、“演じている”のではないか

    それは、他人から見える自分の姿を欺く仮面の如く

    果たして、それは辛くないのだろうか……心苦しくはないのだろうか

    ずっと、真実を内に秘めたまま、皆を心配させまいとして、お調子者を演じているのだろう



    あの出来事以来、カノさんを目の前にする度に、こんな事をずっと考えてしまう

    ただ、純粋に彼の事が心配なのだ

    だけど、それを私の口から言う事は、なんとなく憚《はばか》られて……

    どうもできないまま、何となく彼の茶番に付き合う事で、彼を心配している私がいる

    心配?それは慰め?それとも、真実を知ってしまった自分を誤魔化そうとしている?

    私には、分からない

  5. 11 : : 2014/10/06(月) 21:09:33


    空間だけがだだっ広い端末の中で、そんなめまぐるしい思案をしていると声を掛けられる



    カノ「ん?どうしたの、エネちゃん?ずっと黙ったままだけど?」

    エネ「え?あ、いや……」

    カノ「……例の施設の事?」

    エネ「え?いや、そういう……訳では」

    カノ「じゃあ、何?」

    エネ「……カノさんの事ですよ」

    カノ「ボク?ボクがどうかしたの?」



    彼は、どうしてボクなのだろう?と、ぽかんとした表情を浮かべていた

    てっきり、私の身体が保管されている施設をまた訪れたいと言われると思ったのだろうか

    彼は続けてこう言う



    カノ「……もしかして、ボクの事を心配してくれてる?」

    カノ「あの施設の事も、ヘビの真実も……知っているのは、ボクだけだから?」

    エネ「……はい、そうなんです」

    カノ「あっはは、その事なら心配要らないよ~。なにせ、慣れてるからね!」

    エネ「慣れてる?」

    カノ「うん。だって、ずっとこの立ち回りしてきたんだもん、今更だよ」


    エネ「でも……一人で全て抱え込むのは……辛くないのですか?」

    カノ「そりゃあ……姉ちゃんが死んで真実を知る者がボクだけになったのは、心細かったさ」

    エネ「……」

    カノ「でも、キドやセト、マリーを心配させるわけにもいかなかったからね」

    カノ「知っているのは、ボクだけで十分だったのさ。特に……マリーには荷が重すぎる」

    エネ「それは……そうです……ね」


    カノ「それに無暗に広めると、あいつがどんな行動を起こすか」ポツリ

    エネ「え?あいつ……とは?」

    カノ「ううん!何でもないよ?」ニコッ

    エネ「はぁ……」

    カノ「とにかく!これが皆を守る最善の方法なんだよ!」

    エネ「皆を……守るため」


    カノ「それに、時が来れば全部話すさ」

    エネ「そうですか。でも、タイミングを逃す事がないように……」

    カノ「まっ、『時すでに遅し』、な事にはならないようにするさ」



    彼は相変わらずケラケラと笑っている

    私から見えているこの彼の表情も……欺かれているのだろうか?

    彼の本当の顔は、なかなか見えてこない

    どうしても、黙り込んでしまう



    エネ「……」

    カノ「まぁまぁ、エネちゃんっていう心強い味方も出来た事だし、ボクは嬉しいよ?」

    エネ「そ、そうですか。ありがとう……ございます……」

    カノ「こうやって、真実を話せる人っていうのもなかなか居なかったからね。ほんとだよ?」

    エネ「じゃあ、カノさんは…….これからも演じていくつもり……なんですね?」

    カノ「……うん。ボクはお調子者のピエロの役回りで十分さ。それで皆が幸せなら」


    エネ「そして、その時が訪れるまで……ずっと仮面を着けていくおつもりですか?」

    カノ「そう。ボクに与えられたこの『欺く能力』は、ボクが使うためにある」

    エネ「それは……『欺く仮面』……ですか?」

    カノ「今は、それでいい。でも……いつかは」

    エネ「いつかはその仮面すら外して、皆に本当の笑顔が見せられる時が来るといいですね!」

    カノ「うん!その時までは、ボクが皆の笑顔を守っていきたいんだ――――」



    Fin.


  6. 12 : : 2014/10/12(日) 00:16:53
    アニメの裏みたいな感じで面白いです!
  7. 13 : : 2014/12/29(月) 09:13:30
    微笑ましいエネちゃん=貴音
             ↓
    遥「貴音かわったなぁー」
  8. 14 : : 2016/04/25(月) 21:12:44
    凄く良かったです。
  9. 15 : : 2016/05/05(木) 10:21:15
    http://www.ssnote.net/archives/45676
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