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ライクリ 夏の夜空

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  1. 1 : : 2014/06/25(水) 23:49:18
    俺の名前はライナー・ブラウン
    何処にでもいる普通の高校生だ。そして、少しだけ困った状況に…




    ライナー「…」




    ただいま夏休みと言うことで…
    たくさん、た~くさん金を使ってる

    海に行った時のジュース代や
    ベルトルトに奢ったジュース代や
    ユミルに仕方なく奢ってやった昼飯代
    夏祭りでは金魚を手に入れる為に大金を…





    ライナー「クリスタとデート…」




    そうなんだ、俺は今度クリスタと2人でデートを…




    ライナー「仕方ねぇな…」





    ライナー「バイトしよ!」










    http://www.ssnote.net/archives/17657
    エレアニ 皆で夏祭り
    こちらの続きとなっております



    ライナーとクリスタのデート編

    更新する時間帯はバラバラです
    ですが、必ず最後まで書くので気長に見て貰えると嬉しいです。
  2. 2 : : 2014/06/25(水) 23:49:40
    クリスタ家


    クリスタ「…」ゴロゴロ


    クリスタ「…」ゴロン


    クリスタ「(ライナーからお誘いが来ない…)」




    2人だけで遊びに行きたいんだ




    クリスタ「ふぁぁぁ///」



    ブーブーブー



    クリスタ「ふぁ!?ライナーかな!?」カチ!



    From ユミル
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    本文
    クリスタ!今から紅蓮公園に集合な
    何か知らねぇけどよ?美味しいって評判の焼き鳥屋に行こうぜ?




    クリスタ「う~ん、行こうかな」


    クリスタ「準備して行きます…送信!」ピッ
  3. 3 : : 2014/06/25(水) 23:50:17
    ガチャ



    クリスタ「ん~なに着て行こうかな」


    クリスタ「(今日の気分は…)」


    クリスタ「白のワンピースだね!」スッ


    トントン!


    クリスタ「は~い?」



    ガチャ



    クリスタ母「あれ?遊びに行くの?」


    クリスタ「ユミルと焼き鳥屋に行ってくるの!」


    クリスタ母「焼き鳥…ね…意外な場所に行ってるのね」


    クリスタ「ユミルが食べたいんだと思う」クス


    クリスタ母「ユミルちゃんね~まぁ、楽しんできてね」


    クリスタ「うん、よっ…」


    クリスタ母「(我が娘ながら…似合うわね)」


    クリスタ「よし!着替えも完了!行ってきま~す」ドタバタ


    クリスタ母「行ってらっしゃ~い」フリフリ
  4. 4 : : 2014/06/25(水) 23:51:07

    ガチャ



    ミーーーン ミーーーン ミーーーン ミーンミーーーンミーーーン!!

    シャンシャンシャーーーーン!!シャンシャンシャーーーーン!!




    クリスタ「うわぁ…蝉がたくさん鳴いてる」


    ユミル「遅い」


    クリスタ「ユミル!?公園に集合じゃないの!?」


    ユミル「私の可愛いクリスタを1人で歩かせれるかよ」


    クリスタ「もう!可愛くないもん!」


    ユミル「可愛い…うん、クリスタの匂いだぁ」ギュウ


    クリスタ「ちょっ、あははっ!くすぐったいよ!!」


    ユミル「スベスベだな!あ~私のクリスタだよ!」ナデナデ


    クリスタ「ユミルのエッチ!」


    ユミル「クリスタに言われるなら構わない!」キリッ


    クリスタ「…」


    ユミル「黙るなよ!?」


    クリスタ「変態ユミル」


    ユミル「私は教えてあげてるんだよ」


    クリスタ「な、何を?」


    ユミル「世の中の男達がクリスタを変態的な目で見てるという事を…」


    クリスタ「?」


    ユミル「お前な…純粋すぎる」


    クリスタ「え?」


    ユミル「あぁぁ!私が責任もって守ってやるからなぁ!!」ギュウ


    クリスタ「うわぁ!抱き締めてくるのダメ!」


    ユミル「嫌だ~」ギュウ


    クリスタ「もう…ふふふっ」

    私はユミルが大好きなの
    確かに言うことが酷い時もあるけど、本当は優しい女の子なんだよ?


    ベルトルトの前だと照れてるし!
  5. 5 : : 2014/06/25(水) 23:51:30
    私とユミルは噂の焼き鳥屋に向かって歩いてます。


    ミーンミーーーンミーーーンミーンミーーーンミーーーンミーンミーーーン

    シャンシャンシャーーーーンシャンシャンシャーーーーンシャンシャンシン



    ユミル「暑い…」


    クリスタ「うん、夏だからね」


    ユミル「あ~こんな暑い中を歩いてんだからよ、焼き鳥不味かったら許さねぇ」


    クリスタ「美味しいと思うよ?」


    ユミル「その店で食った事ねぇだろ」


    クリスタ「で、でも!頑張って作ってくれてるんだもん!」


    ユミル「不味いものは不味い」


    クリスタ「もう!そんな風に言わないの!」


    ユミル「クリスタは優しすぎる……そう言えばよ?」


    クリスタ「え?うん?」


    ユミル「ライナーとタコ焼き買いに行った時に本当に何もないんだな?」


    クリスタ「本当に何もないよ!何でそんなに心配するの?」



    本当に何もなかった…って言うのは変かな?



    ユミル「あ~?お前が可愛いから心配するんだよ!」


    クリスタ「ライナーは優しいよ?」


    ユミル「そう言う問題か?」


    クリスタ「ベルトルトも優しいでしょ?」


    ユミル「ま、まぁな…///」


    クリスタ「ライナーも優しいの!」


    ユミル「優しいのは否定…しない…うん…」


    クリスタ「でしょ?本当にユミルは素直じゃないんだから!」


    ユミル「けっ」


    クリスタ「あれ?焼き鳥屋って…」


    ユミル「おぉ!見えてきたな!」


    クリスタ「美味しそうな匂いだね」


    ユミル「うっし!クリスタ、行くぞ!」


    クリスタ「うん!」
  6. 6 : : 2014/06/25(水) 23:52:15
    ガラガラ…


    「らっしゃい!!」


    ユミル「2人!」


    「2名様ご案内!」


    クリスタ「うわぁ…元気だね」


    ユミル「焼き鳥屋って言うのはこんな感じだよ」


    クリスタ「そうだね、暑いのに大変だよね」


    お客さんが座る所はクーラが利いてて涼しいけど…



    クリスタ「…」ジーー



    料理してる人達はとても暑そうだね…
    目の前で火を使ってるんだもんね、普通に考えたら絶対に暑くて死んじゃいそう



    空いてる奥の席に案内してもらえたんだ




    「ご注文決まりましたら呼んでください!」


    ユミル「あいよ~!」


    クリスタ「ありがとうございます」


    ユミル「さてさて!何食う?」


    クリスタ「ん~このセットにしようかな?」


    ユミル「ついでに釜飯もな」


    ユミル「飲み物は…クリスタは何が良い?コーラか?」


    クリスタ「コーラで良いよ!」


    ユミル「んじゃ、私もコーラにするか…」


    クリスタ「もう呼んでもいい?」


    ユミル「あぁ、もう良いぞ?」


    クリスタ「決まりました~お願いしま~す!!」フリフリ


    ユミル「(天使)」


    ???「お待たせしました!…クリスタ!?」
  7. 7 : : 2014/06/25(水) 23:52:36
    ユミル「はぁ!?」


    クリスタ「ライナー!?」


    ライナー「あははっ……どうも…」


    ユミル「ぶっははは!おまっ!似合わねぇ!!」ケラケラ


    ライナー「う、うるせぇな」


    ユミル「なぁ?クリスタ!お前もそう思うだろ?」


    クリスタ「え?」


    ライナー「無理しなくて良いぞ?笑われるのは覚悟してる…」


    クリスタ「え?似合ってるよ?」


    ライナー「え…え?」


    クリスタ「ライナー似合ってるよ?自信もってよ!」


    ライナー「お…おぉ!ありがとな!」


    ユミル「おいおい、ライナーさんよぉ!」


    ライナー「な、何だよ?」


    ユミル「ご注文を言っても宜しいですか?」ケラケラ


    ライナー「お、おう!」


    ユミル「おいおい…お客様に向かって何だ?その言葉は?」ニヤニヤ


    ライナー「うぐっ……ご注文は何でしょうか?」


    ユミル「ぶっははは!も、もう!腹が痛い!!」


    クリスタ「もう!ライナー、このセットの奴とね…釜飯と…コーラ2つお願いします!」


    ライナー「焼き鳥セットに釜飯に…コーラ2つ、ですね!」


    クリスタ「うん!お願いします!」


    ライナー「ありがとうございます!!」


    ユミル「さっさと持ってこい!ライナーさんよ!」


    ライナー「(ベルトルトに調教して貰え…)」


    クリスタ「頑張ってね?」ボソ


    ライナー「おう、サンキューな」ボソ
  8. 8 : : 2014/06/25(水) 23:55:17
    奥の料理を作る場所で…



    ライナー「(何でクリスタとユミルがこんな場所に来てるんだよぉ!?)」


    ライナー「ユミルならイメージは無くもないけどよ…」


    ライナー「(クリスタは違うだろぉぉぉ!!絶対にユミルに連れてこられたな…)」


    ライナー「……はぁ」

    クリスタに会えたのは凄く嬉しいが、ユミルにバイトしてる事を知られたのは…



    ライナー「迂闊だった」

    学校の先生にバレるよりもユミルという女にバレる方がリスクが大きい…



    ライナー「ちくしょう」ブツブツ


    バイト君「ブツブツうるさいぞ」


    ライナー「すいません」ジュージュー


    バイト君「お前の友達か?あの女の子達は…」


    ライナー「うっす」ジュージュー


    バイト君「紹介してくれよ~」


    ライナー「彼氏にぶっ殺されますよ?」


    バイト君「何だ……彼氏持ちかよぉぉぉ…」


    ライナー「(ユミルはベルトルトだしな、クリスタは俺が…///)」


    ライナー「(クリスタと付き合いてぇなぁ~)」



    どんな場所に来ても輝く女神、その名はクリスタ・レンズ…




    ライナー「…」





    結婚したい
  9. 9 : : 2014/06/25(水) 23:55:45


    ユミル「まさかライナーがバイトしてるとはな」ケラケラ


    クリスタ「何でだろうね?お金使いすぎちゃったのかな?」


    ユミル「だろうなぁ、夏祭りの時にお前に良い格好しようとして…」


    クリスタ「え…私?」


    ユミル「忘れたのか?ライナーが金魚とるために金めちゃくちゃ使ってたろ?」


    クリスタ「それじゃあ、私が悪いのかな!?」アセアセ


    ユミル「違う、違う~男って生き物は女の前で格好つけるもんなんだよ」


    クリスタ「え、え?私がワガママ言ったのが悪いんだよね!?」


    ユミル「違う、それは絶対に違うから安心しろよ」


    クリスタ「…」


    ドン!!


    クリユミ「!」


    ライナー「お待たせしました!!」


    ユミル「本当だぜ…お前が作ったのか?」


    ライナー「おう!凄いだろ?」


    ユミル「毒とか入れてないだろうな?」


    ライナー「お前が食べる方に入れておけば良かったかもな」


    ユミル「へぇへぇ…お!中々だな」ムシャ


    ライナー「当たり前だ!俺が焼いてるんだからな」


    クリスタ「あ、あの…ライナー?」


    ライナー「お?クリスタどうした?不味いか?」シュン


    クリスタ「え!?お、美味しいよ!!」


    ユミル「まだ、食べてないだろ?」


    クリスタ「あわわわ!今から食べるもん!」


    クリスタ「あ…これは…」ムシャ


    ライナー「?」


    クリスタ「凄く美味しい…何だろ…美味しい!!」


    ライナー「そりゃあ、良かったわ!」


    バイト君「ライナー!手伝ってくれよ!」


    ライナー「あいよ~!それじゃあ、ゆっくりしてけよ!」ドタバタ


    クリスタ「あ…ライナー行っちゃったよ」


    ユミル「釜飯も美味しそうだな」




    オイ,クリスタ!コレウマイゾ?
    タベテモイイノ?
    クエクエ!ソシテモットオオキクナレ!!
    ウルサイナ!!
  10. 10 : : 2014/06/25(水) 23:56:44
    ユミル「あ~食った、食った!」


    クリスタ「うぅ…お腹いっぱいだよ」


    ユミル「コーラ飲んだら帰るか?」


    クリスタ「う…ん…」ズコーー


    ユミル「これは、これは」カシャ


    クリスタ「?」ズコーー


    ユミル「(コーラを飲む女神クリスタ…癒しだな)」




    残りのコーラも飲み終わって、ユミルと帰ろうとしてたら…



    ライナー「いらっしゃいませ!」

    汗だくになりながら働いてるライナーが目に留まったんだよね…


    クリスタ「…」

    私はね、そんな姿のライナーを見詰めてたんだ

    私達は帰るよ?帰っちゃうよ?気付いてほしいなぁ


    ユミル「何だ?ライナーが気になるのかよ?」ケラケラ


    クリスタ「え、えぇ!?///」


    ユミル「さぁ~て、冗談はこの辺で終わりとして…帰るか?どっかで遊ぶか?」


    クリスタ「じょ…冗談!う、うん!今日は帰ろうか!」アセアセ


    ユミル「ん?んじゃ、送ってくよ」


    クリスタ「いいよ!家真逆だしね」


    ユミル「はいはい、知りませ~ん」ギュウ


    クリスタ「もう!子供扱いしないでよね!」ムスーー


    ユミル「見た目は子供だからなぁ」ナデナデ


    クリスタ「むぅ~」プクー


    ユミル「(あぁ…これは女神だ)」
  11. 15 : : 2014/06/26(木) 16:26:43
    ユミルは本当に私の事が心配みたいでね…


    ユミル「~♪」


    私の手を握って家まで連れていってくれたりするんだよね


    クリスタ「…」カチカチ


    ユミル「誰にメールしてんだ?」


    クリスタ「内緒だよ」


    ユミル「最近、私に隠し事が多いぞ!!」ワシャワシャ


    クリスタ「もう!髪の毛がグチャグチャになる!」


    ユミル「お前は可愛いから大丈夫だ!」


    クリスタ「も~う!やめろぉ!」ジタバタ


    毎日ユミルとはこういう会話をしてる気がするなぁ

    ユミルと馬鹿みたいな話をしながら歩いてたら…




    ユミル「クリスタの家が見えてきた…………ん?」


    クリスタ「ふふふっ」


    ユミル「何で!?あ…クリスタ!」


    クリスタ「大正解で~す!」


    ベルトルト「クリスタからメールもらってね?ユミルが1人で帰るから家まで…ね?」


    ユミル「うぐっ…///」


    クリスタ「ベルトルト、お願いね!」


    ベルトルト「うん、メールありがとう!ユミル?帰るよ?」


    ユミル「お、おう…///」


    クリスタ「(照れてる)」クス



    ユミルとベルトルトが仲良く歩いていく姿を見届けてから…
  12. 16 : : 2014/06/26(木) 16:27:21
    私は自分のベットの上でゴロゴロしてます



    ゴロン



    クリスタ「あ~お腹いっぱい…まだ苦しい」


    クリスタ「ユミル…顔が真っ赤になって可愛かったなぁ」



    ガバッ!!



    クリスタ「忘れてた!!ライナーに謝らないと!!」ドタバタ


    クリスタ「ど、どうしよう!さっきのワンピースで良いかな?あぁ…どうしよう!どうしよう!」アタフタ


    クリスタ「も、もう!ジャージでいいや!!」



    ドタバタ…ドタバタ!!



    クリスタ母「今度は何!?」


    クリスタ「ちょっとお出掛けしてくる!!」


    クリスタ母「ユミルちゃん?」


    クリスタ「1人で!!行ってきます!」


    バタン!



    クリスタ母「あんなに慌てて…何なの?」
  13. 17 : : 2014/06/26(木) 16:28:12
    クリスタ「ほっ…ほっ!」


    ランニングするぐらいのスピードで走ってるんだ!私はミカサやアニと違って体力はないからね…


    クリスタ「暑いなぁ」


    ミーーンミーーンミーーーーーンミーーンミーーーーーンミーーン

    シャンシャンシャーーンシャンシャンシャーーンシャンシャンシャーーン



    クリスタ「蝉はまだまだ鳴くんだね」


    ミャッ!!


    クリスタ「うわぁ!嫌だ!」


    クリスタ「な、何で飛んでくるかなぁ?」ハァハァ


    クリスタ「…あ…はぁ…ダメだ…」


    クリスタ「はぁ…はぁ…つ、疲れちゃったね…」


    ライナー「何してるんだ?」


    クリスタ「うわぁぁぁ!!!」


    ライナー「おわぁ!?な、何だ!大丈夫か!?」


    クリスタ「ライナー…ライナーだ…」


    ライナー「お…おう?ライナーだけど?」オロオロ


    クリスタ「怖い人かと思ったよぉ」


    ライナー「お、おう…クリスタ?大丈夫だぞ?ライナーだからな」オロオロ


    クリスタ「ビックリしたよぉ」ジワァ


    ライナー「(こ、こんな時に…涙目クリスタ…)」


    ライナー「(結婚しよ)」
  14. 18 : : 2014/06/26(木) 16:28:43
    クリスタ「本当にビックリした…わぁ…ドキドキしてるよ」


    ライナー「いや…そんなに怖かったか?」シュン


    クリスタ「怖かった…と言うよりね?急に話しかけられてビックリしたの…」


    ライナー「(俺が怖いからって訳じゃないな……うん)」


    ライナー「そんなことより1人で何してたんだ?」


    クリスタ「え…え~と…あれ?」


    ライナー「?」


    クリスタ「ライナーに用事が…」


    ライナー「俺に用事?(何かあったか?)」


    クリスタ「わぁぁ!ライナーが急に話しかけてきたら忘れちゃったよ!」ポカポカ


    ライナー「(い、痛くない…可愛い…可愛い…///)」


    クリスタ「むぅ…」プクー


    ライナー「(頬っぺた、プクーしてる///)」


    クリスタ「………あ!思い出した!」


    ライナー「ん?」


    クリスタ「ライナーがバイトしてるのって、私の我が儘で……」ジワァ


    ライナー「は…?」


    ライナー「お、落ち着け?あ~説明してくるか?」



    泣きそうな顔をしてるクリスタの頭を撫でながら、落ち着かせて、ゆっくりと話を聞いていたんだ…

    聞いてる内にクリスタの優しい気持ちが…




    ライナー「…」


    クリスタ「ご、ごめんね…本当にごめんね!!」



    いやいや…クリスタさん…





    ライナー「(可愛いすぎる……結婚しよ)」
  15. 19 : : 2014/06/26(木) 16:29:51
    ライナー「俺がバイトしてる理由は…な?」


    クリスタ「う、うん」


    ライナー「ぶっふ…ふふっ」フルフル


    クリスタ「え…な、何!え!?」


    ライナー「く、クリスタ…さん…」フルフル


    クリスタ「何で!何で笑ってるの!?」


    ライナー「うははははっ!!」


    クリスタ「ライナーが壊れちゃったよぉ!!」


    ナデナデ


    クリスタ「ふえ?」


    ライナー「俺がバイトしてる理由は小遣い稼ぎだぞ?クリスタは悪くないから安心しろよ」


    クリスタ「で、でも…金魚さん…」


    ライナー「そうそう、金魚は元気にしてるか?」


    クリスタ「え?うん!元気に泳いでるよ!」


    ライナー「おお、なら良いじゃねぇか!今度、写メって送ってくれよ」


    クリスタ「え?見たいなら家に来れば良いんじゃないのかな?」


    ライナー「……………ん?」


    クリスタ「え?」


    ライナー「え?」


    クリスタ「写メも欲しいなら送るよ!」


    ライナー「お、俺が…クリスタの家に行っても良いのか?」


    クリスタ「え?ダメなの?」


    ライナー「行っても良いなら絶対に行きます!」キリッ


    クリスタ「なら今から来なよ!ほら!」グイッ


    ライナー「今から!?俺、バイト終わりで臭いぞ!?」


    クリスタ「ん…」クンクン


    ライナー「(ぬわぁ…あ…クリスタ…さん///)」


    クリスタ「焼き鳥の美味しそうな匂いがするよ」クス


    ライナー「うぐっあ///」


    クリスタ「サシャに食べられちゃうかもよ」クスクス


    ライナー「それは勘弁してくれ」


    クリスタ「ふふふ!ほら!行くよ?」


    ライナー「は、はははい!!」
  16. 20 : : 2014/06/26(木) 16:31:17

    ライナー「…」ドキドキ

    え~と、クリスタの家に向かってる最中なんだけど…


    ライナー「(これは…デート…なのか?)」ドキドキ


    クリスタ「ね、ねぇ?ライナー?」


    ライナー「おお!何だ?」


    クリスタ「本当に私の…」


    ライナー「バイトか?本当に小遣い稼ぎだぞ?」

    まぁ、クリスタとデートする時に使うお金を貯めてるんだけどな!



    クリスタ「本当に、本当?」


    ライナー「どうしたら信じてくれる?」


    クリスタ「え、え~と…」


    ライナー「嘘は言ってないぞ?………ん?クリスタ?」


    クリスタ「え?」


    ライナー「ジャージ姿も可愛いな」ボソ


    クリスタ「ジャージ姿…も?///」


    ライナー「白いワンピースも似合ってたぞ!」グッ


    クリスタ「本当に?あれね、お気に入りなの!」


    ライナー「おぉ、それでか!…………クリスタは服とか1人で選ぶのか?」


    クリスタ「ユミルと買いに行くことも多いけど……」


    ライナー「けど?」


    クリスタ「ユミルは何でも似合うからって、適当に選ぶの…」


    ライナー「(否定はしない)」


    ライナー「ユミルらしいな…」


    クリスタ「まぁ、そこがユミルの良いところだけどね!」


    ライナー「それもそうだな」ハハハ


    ライナー「(ん…クリスタとデートの時って…何処に連れていけば…)」


    クリスタ「(本当に私の我が儘は関係ないのかな…)」
  17. 33 : : 2014/06/27(金) 18:22:06
    それから2人で色々と話してたんだ


    クリスタ「バイトしてる時のライナー、凄く暑そうだったね?」


    ライナー「暑いぞ?かなり暑い…火使ってるしな…」


    クリスタ「でも、格好いいよ!」


    ライナー「格好いいのか!?」


    クリスタ「頑張ってる人は格好いいの!!」


    ライナー「(バイトありがとう!初めてバイトに感謝したぞ!)」


    クリスタ「あ!私の家か見えてきたよ!」


    ライナー「おお?」


    クリスタ「あの赤い屋根ね!」


    ライナー「………おお」


    クリスタ「どうしたの?」


    ライナー「大きいな」


    クリスタ「ん~皆そう言うよ?」


    ライナー「(アニの家も大きいけどよ?)」


    クリスタ「?」


    ライナー「(ここまで大きいのか……)」
  18. 34 : : 2014/06/27(金) 18:22:32

    ガチャッ


    クリスタ「ただいま!お母さん、友達連れてきたよ~!」


    ライナー「…」ドキドキ


    ドタバタ!!

    奥から急ぎ足で、こっちに向かってくる音が聞こえる…


    クリスタ母「はいはい、お帰りなさい!」

    これは…クリスタ似の美人&可愛い人だ

    ライナー「お、お邪魔します!!」


    クリスタ母「男の子!?え、凄いじゃない!!」


    ライナー「ん?く、クリスタ?(凄いの意味がわからん)」


    クリスタ「え~と…何が凄いの?」


    クリスタ母「だって、家に遊びに来た男の子ってアルミン君だけだったのに!!」


    ライナー「(あの野郎…いつのまに…)」


    クリスタ「ライナーもアルミンと同じで仲良しなの!!」


    クリスタ母「ライナー君ね!よろしくね?」


    ライナー「よ、よろしくお願いします!!」


    クリスタ母「………」


    ライナー「?」


    クリスタ母「ふ~ん」ニヤ


    ライナー「!?」ゾク


    クリスタ「どうしたの?」


    ライナー「いやいや!何もないぞ!」


    クリスタ「部屋に案内するね~!」


    ライナー「あぁ、本当にお邪魔します!」


    クリスタ母「(モテるね~私の娘は!)」
  19. 35 : : 2014/06/27(金) 18:22:57
    クリスタのお母さんの笑顔…天使と似ていて…女神だと思う…けどよ?



    ライナー「(恐怖を…感じた…)」


    クリスタ「どうかした?」


    ライナー「いやいや!ちょっと緊張してきてな!」ドキドキ


    クリスタ「なにそれ、変なの」クスクス


    いやいや!考えてみろよ?
    学校の男子が付き合いたい女の子で、常に上位を走ってる女神の家に…



    ライナー「(俺は今いるんだ///)」


    クリスタ「(何で赤くなってるのかなぁ?)」


    クリスタ「ん…?」


    ライナー「(金魚を見に来ただけ、見に来ただけ…)」


    クリスタ「ここが私の部屋だよ!」


    ライナー「おふっ」


    クリスタ「どうしたの?」


    ライナー「いやいや!楽しみだからな!」


    クリスタ「変なライナーだね」クスクス


    ライナー「そ、そんな事もないだろ」ハハハ


    クリスタ「ふふふっ!私の部屋にど~ぞ!」


    ライナー「(夢にまで見ていたクリスタの部屋のドアがぁぁぁぁぁぁ)」
  20. 36 : : 2014/06/27(金) 18:23:59
    ガチャッ



    クリスタ「入って良いよ~!」


    ライナー「し、しし!失礼します!!」


    クリスタ「あははっ!ライナー可愛いよ!」


    ライナー「おぉ…これは…」


    クリスタ「ど、どうかな?」


    ライナー「(想像以上だ…部屋までも可愛い…)」


    クリスタ「?」


    ライナー「………い」ボソ


    クリスタ「え?」


    ライナー「かわ……いい……」ボソ


    クリスタ「ライナー?」


    ライナー「部屋も可愛い」


    クリスタ「部屋も……?」


    ライナー「(ぬいぐるみ…ぬいぐるみが沢山ある!)」


    クリスタ「良くわからないけど…金魚さん見る?クワガタさんも元気にしてるよ!!」


    ライナー「おお!しっかり見ないとな!」


    クリスタ「ほらほら!ライナーお父さんが来ましたよ~」


    ライナー「はははっ!俺は金魚のお父さんなのか!」


    クリスタ「えへへ!ライナーがお父さんで、私がお母さんかな?」


    ライナー「そりゃあ良いな………ん?」


    クリスタ「ん?私…変なこと言ったかな?」


    ライナー「いやいや!何も言ってないぞ!」


    クリスタ「でしょ?ほらほら、クワガタさんもライナーお父さんが来ましたよ~出てきなさい」


    ライナー「(ふ、夫婦…夫婦…女神と結婚…結婚…///)」
  21. 37 : : 2014/06/27(金) 18:24:55
    トントン


    クリスタ母「……?」


    クリスタ「返事がない…」


    ライナーオモシロスギルヨ!!
    ソ,ソンナコトモナイダロ?ドコガオモシロイ?
    ゼンブ!!



    クリスタ母「楽しそうにしてるわね」



    ガチャッ



    クリスタ母「は~い!ジュースとお菓子もってきたよ~!」


    クリスタ「あ!お母さん、ありがとう!!」


    ライナー「ありがとうございます!」


    クリスタ母「ライナー君、晩ごはん食べてく?」


    ライナー「え?いえいえ!悪いので帰りますよ」


    クリスタ「え?悪くなんかないよね!?」


    クリスタ母「うん、1人増えたぐらい余裕だけど?」


    クリスタ「ライナー食べてってよ!お母さんの料理は美味しいよ!」


    ライナー「迷惑じゃありません?」


    クリスタ母「うん、迷惑じゃないよ?」


    ライナー「じゃあ…お言葉に甘えて…」


    クリスタ「(やった!)」


    クリスタ母「(ふ~ん)」ニヤ
  22. 38 : : 2014/06/27(金) 18:25:26
    クリスタ母「それじゃあ…仲良くしてるんだよ」


    クリスタ「知ってるよ!あ、手伝おうか?」


    クリスタ母「ライナー君と遊んでて良いよ」


    クリスタ「大丈夫?」


    クリスタ母「大丈夫に決まってるでしょ?」


    クリスタ「う~ん」


    クリスタ母「調子に乗ってると椅子に縛り付けるよ?」


    ライナー「(クロスタ母…迫力が半端ねぇな)」


    クリスタ「もう!わかったよ、手伝ってあげないもん!」


    クリスタ母「はいは~い、お楽しみにしてなさいな」


    バタン



    クリスタ「ふん!あんな言い方しなくても良いのにね!」


    ライナー「クリスタのお母さんって怖いのか?」


    クリスタ「怒ると怖いかも…厳しいのかな?」


    ライナー「お、お父さんは?」


    クリスタ「ん~怖いかな?」


    ライナー「へ、へぇ…」


    クリスタ「何でそんなこと聞くの?」


    ライナー「あははっ…何もないです」


    クリスタ「?」


    ライナー「(クロスタ母にクロスタ父か……)」
  23. 43 : : 2014/06/28(土) 19:54:47
    クリスタの両親が厳しい人で、怖い人であることが判明した。


    ライナー「…」


    俺は思うんだ…
    クリスタの両親は結婚相手に土下座をさせるタイプの人間なのではないかと…


    だか…今は…!!!




    クリスタ「あぁ!ライナー!食べられちゃうよ!」


    ライナー「だ、大丈夫…だと思う…」カチカチ


    クリスタ「前からも来てるよ!!」


    ライナー「ぬわぁぁぁ!!!」



    クリスタが小学生の時に買ったゲームで遊んでるんだ…


    何だと思う?




    クリスタ「赤ピンクミが食べられたよ!?」




    そう…




    ピンクミだ






    ライナー「大丈夫だ!後で増やす!」


    クリスタ「絶対だよ!可哀想だもん!」




    クリスタが、このゲームをやらなくなった理由は…




    クリスタ「ピンクミが食べられちゃう!あ、逃げて!宝はいいから逃げて!」




    ピンクミが食べられるのが可哀想だから…クリア出来ないはずだ…
  24. 44 : : 2014/06/28(土) 19:55:08
    ゲームをやること数十分…


    ライナー「おっしゃあ!」


    クリスタ「難しい場所にあった、お宝だよね!?」


    ライナー「おう!何とかなったな!」


    クリスタ「凄い…宇宙船がパワーアップした!!」


    ライナー「初めて見たか?次のエリアでまた、宝を集めたらパワーアップするぞ!」


    クリスタ「見たことない!ライナーなら出来るよね!?」


    ライナー「任せなさい!」キリッ


    クリスタ「やったぁ!!」



    バタン!!




    ライクリ「!」ビックン


    クリスタ母「さっきからご飯って呼んでるでしょ!!聞こえなかったの!?」


    クリスタ「き、聞こえてなかったね」


    ライナー「夢中になってたからな」


    クリスタ母「え…ピンクミ?宇宙船が変わってない?え、え?見たことないんだけど…」


    クリスタ「ライナーがパワーアップしてくれたの!」


    クリスタ母「へぇ…こんな宇宙船になるんだ…」


    ライナー「クリスタのお母さんも可愛いの好きなんですか?」


    クリスタ母「大好きに決まってるでしょ?」クスクス


    ライナー「(あ…大人の女神がここに…)」


    クリスタ「お母さん、私の枕とか勝手に使うのやめてよね?」


    クリスタ母「可愛い枕を買ってきたクリスタが悪い」


    ライナー「(子供女神と大人女神…///)」
  25. 45 : : 2014/06/28(土) 19:55:28
    クリスタ母「あぁ、忘れてた…晩ごはん出来たから下に降りてきなさい」


    クリスタ「は~い!ライナー行こうよ!」


    ライナー「おぉ、セーブするから待っててくれよ」


    クリスタ「じゃあ、私もセーブ終わるまで待ってるね!」


    ライナー「(冷静に考えると…俺の隣にクリスタが座ってる///)」


    クリスタ母「早くしなさいよ?冷めるからね?」


    クリスタ「もう!お母さんは先に行っててよ!」


    クリスタ母「ごめんなさいね?デート邪魔しちゃったわね」


    クリスタ「で、デートじゃないもん!!///」


    ライナー「(デート///)」


    クリスタ母「はいはい…それじゃあ早くしてね」



    バタン



    クリスタ「デート…じゃあ…ないもんね?」


    ライナー「まぁ、デート…なのか?」


    クリスタ「え?家に遊びに来るのってデートなの?」


    ライナー「何かエレンとアニを見てきたからか…よく、わからねぇな…」


    クリスタ「あ…」


    ライナー「ん?どうかしたか?」


    クリスタ「何もないです///」


    ライナー「ん…あ…///」


    クリスタ「(何を普通に…デートって…///)」


    ライナー「(普通にデートって言ってたな…俺もクリスタも…///)」


    クリスタ「ら、ライナー?セーブ終わってるよ!」アセアセ


    ライナー「お、おぉ!」



    ピッ



    クリスタ「じゃあ…晩ごはんだね!」


    ライナー「そ、そうだな!」


    ライナー「(女神と晩ごはん…///)」
  26. 46 : : 2014/06/28(土) 19:55:58
    クリスタの部屋を出ると…


    ライナー「(すげ~美味そうな臭いがする)」


    1階からクリスタのお母さんが作ってくれた料理の臭いがするんだ

    凄く美味しそうな臭いがする……



    ライナー「腹へったな」


    クリスタ「ふふふっ!いっぱい食べて行ってね!」



    クリスタは満面の笑顔を見せてくれる
    本当にクリスタのことが大好きで仕方ない…けど…



    ライナー「(告白する勇気がねぇ)」



    告白してフラれてしまったら、きっと話すことも減るだろうし…もしかしたら…話せなくなるかもしれない




    それだけは嫌なんだ




    クリスタ「お母さんの料理は本当に美味しいよ!」


    ライナー「そりゃあ、楽しみだな!」


    クリスタ「うん!私も頑張ろ!」


    ライナー「クリスタの得意料理は何なんだ?」


    クリスタ「え~と…しょうが焼きはアニに負けない!つもりでいます!」クス


    ライナー「しょうが焼きかぁ!食ってみたい…」


    クリスタ「じゃあ、今度作ってあげないこともないよ!」


    ライナー「ん…今のは…何か聞き間違えたか?」


    クリスタ「この話はご飯を食べ終わったらね!」


    ライナー「?」
  27. 47 : : 2014/06/28(土) 19:56:28
    クリスタが言った言葉の意味は理解できなかったけど…



    ガチャッ



    ライナー「おぉ…すげぇ…」


    クリスタ母「朝飯前です」


    クリスタ「(気合い入ってる…今日の晩ごはん…)」


    クリスタ母「ライナー君は見た目通りの肉食系男子でしょ?」


    ライナー「そ、そうですかね?」


    クリスタ母「うん100%肉食系男子ですね」


    クリスタ「?」


    ライナー「まぁ、はい…いやいや!本当に食べても良いんですかね?」


    クリスタ母「肉食系男子は黙って肉食べなさい」


    ライナー「(いやいや…晩飯にステーキって…今日はクリスマスか何かか?)」


    クリスタ「ライナー食べようよ!」


    ライナー「おぉ…え~と…」


    クリスタ「はい!」ガタッ


    ライナー「わ、悪いな!ありがとう!」


    クリスタ母「(自分の隣に座らせるんだ…積極的になってる?)」


    クリスタ「(あ…無意識に隣に……///)」


    ライナー「い、いただきます!」


    ライナー「…」カチャッカチャッ


    クリスタ「ふふふっ!」


    ライナー「ん?」


    クリスタ「ライナーがナイフとフォーク使ってると大きい子供みたいで可愛い」クスクス


    クリスタ母「言われてみたら…ふふふっ!」


    ライナー「か、可愛いですか///」


    ライナー「(何だろう…この状況を楽しんでしまってる)」
  28. 48 : : 2014/06/28(土) 20:06:47


    ライナー「…」パク


    ライナー「ん…あ…!」ムシャムシャ


    クリスタ母「ど~お?」


    ライナー「めちゃくちゃ美味しいです!!」


    ライナー「(こんなに柔らかい肉ってこの世に存在してたんだな……)」


    クリスタ母「ふふふっ…良かったわ」


    クリスタ「ライナーはご飯は大盛り?」


    ライナー「おう!いつも…」


    クリスタ「え?」


    ライナー「(いつも大盛りだけどよ…良いのかな……)」


    クリスタ母「大盛りにしてあげなさい?」


    クリスタ「は~い!」


    ライナー「ありがとうございます///」


    クリスタ「ライナーなら…」ポンポン


    ライナー「…」


    クリスタ「これぐらい食べれるよね!」



    ドーン!!



    ライナー「よ、余裕…でぇ~す」


    クリスタ「流石は皆のライナー!!」


    ライナー「任せな!」キリッ


    クリスタ母「(これは見てて楽しいわ)」
  29. 49 : : 2014/06/28(土) 20:07:17
    ライナー「…」



    俺の目の前には…大盛りの白いご飯があるんだ…


    クリスタが俺のために大盛りに…



    ライナー「美味い!」ガツガツ


    クリスタ「うわぁ…ライナーがサシャみたいだよ」クス


    ライナー「だって…んぐっ…うん…」ムシャムシャ


    クリスタ「?」


    ライナー「美味しいからな」ヘヘヘ


    クリスタ「ふふふっ!」


    ライナー「(おぉ…女神が笑ってる)」


    楽しく晩ご飯を食べてたら…急にクリスタがな…


    クリスタ「あれ…お父さんは…」


    クリスタ母「今日も………だね」


    ライナー「?」


    クリスタ「はぁ」


    ライナー「(何か聞いて良いのか…悪いのか…)」


    クリスタ「あ!ライナー、おかわり?」


    ライナー「え?あぁ、お腹は…いっぱいかも…知れない?」


    クリスタ「あははっ!何か日本語が変だよ?」クスクス


    ライナー「何か今日は笑われてばかりだな」ハハハ


    クリスタ「だって、ライナーが面白いもん!!」


    ライナー「そう言って貰えると嬉しいぜ!!」


    クリスタ母「…」


    ライナー「(何か……寂しそうだな)」
  30. 50 : : 2014/06/28(土) 20:07:48
    その後は…うん…


    クリスタ「ライナー!おかわり?おかわりでしょ?」


    目をキラキラ輝かしてる俺の…いやいや…男達の女神の願いを叶えようと



    ライナー「おかわり!今日は食えなくなるまで食うぞ!」


    クリスタ「流石だね!大盛りね!」スッ


    ライナー「ありがとな!(流石に軽めに…)」


    クリスタ「これぐらいかな」ポンポン


    ライナー「(うん…さっきと同じぐらいだな)」



    正直に言うとな…?
    こんなに食べれるはずがないんだよ





    けどな?






    ライナー「(男には引けない状況がある…今がそれだ!!)」


    ――――
    ―――
    ――





    ライナー「あぁ~食べすぎた………腹がいっぱいで幸せです」


    クリスタ「ふふふっ!」


    ライナー「お…もうこんな時間か…遅くまで、ごめんなさい!晩ご飯まで頂いてしまって…」


    クリスタ「帰るの?」


    ライナー「そろそろ帰らないと、母ちゃんに怒られちまうよ」ハハハ


    クリスタ母「美味しそうに食べて貰えて嬉しかったよ?また、食べに来てね」


    ライナー「はい!必ず!本当に美味しかったです!ごちそうさまでした!」スッ


    クリスタ母「ふふふ…気を付けて帰ってね」


    クリスタ「変な人に声かけられたら逃げてね!」


    ライナー「はははっ!!おう!無視して帰るぜ!」
  31. 54 : : 2014/06/29(日) 19:33:25
    ガチャッ



    ライナー「今日は本当に、ありがとな?」


    クリスタ「私こそ!遊びに来てくれて、ありがとね!」


    ライナー「へへ!」


    クリスタ「ふふふっ!」


    ライナー「じゃあ、また……あ!クリスタ!!」


    クリスタ「?」


    ライナー「バイトが休みの日、連絡するからよ!ふ、2人で…///」


    クリスタ「う、うん!あのね?」


    ライナー「あぁ?何だ?」


    クリスタ「凄く……楽しみにしてるからね?///」


    ライナー「お、おう!楽しんで貰えるような場所に…うん!楽しみにしててくれよ!!」


    クリスタ「うん!後ね?」


    ライナー「ん?」


    クリスタ「今度は私の手作り料理食べに来てね!」


    ライナー「お、おおお!おう!絶対に行かせていただきます!」


    クリスタ「えへへ!お休みなさい!」


    ライナー「お、おう!お休み!お母さんに、ありがとうございますって伝えておいくれよ!」フリフリ


    クリスタ「りょうかーーい!またね~」フリフリ
  32. 55 : : 2014/06/29(日) 19:33:56
    帰り道…



    ライナー「…」

    夢じゃないよな………?


    ライナー「俺はクリスタの家に…」


    ライナー「……」


    ライナー「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」


    ベルトルト「近所迷惑」


    ライナー「うおぉぉぉぉ!?」


    ベルトルト「何してるの?」


    ライナー「な、何してるって…まぁ…へへ」ニヤニヤ


    ベルトルト「(ニヤニヤしてるよ…うわぁ)」


    ライナー「お前こそ何かしてたのか?」


    ベルトルト「ユミルと遊んでただけだよ?」


    ライナー「ほぉ~なるほどなぁ」


    ベルトルト「…」


    ライナー「何をしてたんだ?親友!」ガシッ


    ベルトルト「ごめん…僕は男に抱き締められる趣味はないんだ」ペシ


    ライナー「俺もねぇよ」


    ベルトルト「で?ライナーは何があったの?」


    ライナー「な、何もねぇし…あるわけねぇし…」


    ベルトルト「今のライナーの顔は喜んでる時とか嬉しい時とかに見せる顔だよ?」


    ライナー「どんな顔だよ!?」


    ベルトルト「写メる?ライナーに見したら消すけどさ…」


    ライナー「お、お前な……ユミルに似てきたぞ?」


    ベルトルト「あははっ!冗談だよ!ユミルの真似してただけ!で?本当に何があったの?」


    ライナー「(あぁ、言わないと逃げれんな…)」


    ―――
    ――


    ベルトルト「君は学校中のクリスタファンを敵にまわしたね」


    ライナー「戦う覚悟はできてる」キリッ


    ベルトルト「でも…」


    ライナー「あ?」


    ベルトルト「良かったよ」


    ライナー「あぁ?」


    ベルトルト「だってさ!ライナーいつも僕達の事ばかりでさ!」


    ライナー「お、おぉ?」


    ベルトルト「少しは自分の事も考えなよ…はぁ」


    ライナー「う、うるせぇ!」


    ベルトルト「アニがね?」


    ライナー「今度は何だよ?」


    ベルトルト「ライナーとクリスタがデートする時の為にって、色々とデートスポット考えてくれてるみたいだよ」


    ライナー「マジ?」


    ベルトルト「マジだよ」


    ライナー「…」


    ベルトルト「ちゃんとお礼しなよ?それじゃ…僕こっちだから…って知ってるよね」


    ライナー「お、おう…またな?」


    ベルトルト「お休み!」


    ライナー「…」





    アニちゃん…ありがとう………
  33. 56 : : 2014/06/29(日) 19:34:31
    ライナー「…」


    自分の家に向かって歩いてる最中なんだけどよ…


    ライナー「…」カチカチ


    兄貴思いの妹にメールを送ってるんだよ…


    ライナー「あ~デートとか夢でしかしたことねぇな」


    女の子って何処に行くと喜んでくれるんだ?


    あ…そういや………



    ライナー「(クリスタとクリスタの母さん…何で寂しそうにしてたんだ?)」


    ライナー「そういや、親父さん…帰って来てなかったな」


    仕事が忙しいって言ってたな…



    ブーブーブー



    ライナー「お!」ピッ



    From アニ
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    本文
    明日のお昼に私の家に来なよ?
    その時間には起きてると思うからさ
    お休みo(__*)Zzz




    ライナー「エレンとデートしてたのか?寝るの早いな……」


    ライナー「あ~昼か…ギリギリ大丈夫だな」




    バイトを始めて思ったが……時間がゴミのように奪われていく……………
  34. 57 : : 2014/06/29(日) 19:34:52
    ライナー「ふぁ~」

    大あくびをしてる姿をアニに見られたら蹴られそうだな…



    そんな事を考えてたら……





    ガチャッ



    ライナー「ただいま」


    ライナー母「遅かったね」


    ライナー「ベルトルトに捕まってな……」


    ライナー母「男の子ばっかりね…女の子とご飯ぐらい食べに行けるようになってよね?」


    ライナー「……」


    女神様と晩ご飯を一緒に食べた何って言ったら気絶しそうな気がするから黙っておこう…


    ライナー「あ~風呂入ってもいいか?」


    ライナー母「良いけどさ…最後だから洗っておいよ?私は寝るからさ」


    ライナー「へい」


    そう、俺の家のルールで風呂は最後に入った人が洗うってルールがあるんだ


    ――――
    ―――
    ――


    風呂に入ったら俺はすぐに頭を洗うんだ…何で?気分だな……




    バシャン


    ライナー「あ~気持ち良いな」

    バイトで疲れた体にお風呂は最高だ!何て言ったら皆に親父くさいって言われるな…

    ライナー「…」


    ライナー「クリスタとデートか」


    ライナー「(ぬわぁぁぁぁ///)」


    ライナー「デートと言えば…手を繋いで…一緒に飯食ったり…あ!飯は今日一緒に………///」



    風呂場でデートの事を考えてたら…


    ライナー「ダメだ…のぼせる」ザハァ


    ライナー「あ~面倒だよな…」



    いやいや…冷静に考えてみたらさ?
    将来結婚した時に風呂掃除が上手かったら……


    ライナー「…」ゴシゴシ


    ライナー「(格好いい…?)」ゴシゴシ


    そんな馬鹿な事を考えながら風呂掃除を終わらせたんだ
  35. 65 : : 2014/06/30(月) 19:34:14
    風呂にも入って、やるべき事を全て終わらした俺は…



    ライナー「疲れた」


    ベットの上でゴロゴロしてる最中だ…明日もバイトがあるんだよな


    ライナー「アニの家に行って、その帰りにバイトか…」


    ライナー「………疲れるな」


    ライナー「…」


    ライナー「クリスタ可愛かったなぁ」


    そんな事を考えていたら……





    ライナー「zzz」




    いつの間にか寝ていた

    …………
    ………
    ……








    ライナー「クリスタは…」キョロキョロ


    ライナー「いたいた!クリスタ!こっちだ!」


    クリスタ「…」


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「ライナー!大好きなの!付き合ってほしい!」


    ライナー「へ!?あぁ!!俺も大好きだ!!」


    クリスタ「本当に?本当に私が好きなの!?」


    ライナー「お、おう!大好きだ!!」


    ジャン「ありがとう!!」


    ライナー「うまぁぁぁぁ!?」






    ガバッ!!




    ライナー「はぁ…はぁはぁ…はぁ」


    ライナー「ゆ、夢か……」


    ライナー「…」


    ライナー「天国から地獄に落とされた気分だな」
  36. 66 : : 2014/06/30(月) 19:34:35
    ライナー「あ~最悪な夢だったな」


    ライナー「最初は完璧なのに、何で最後が馬になるんだ?」


    ライナー「ちくしょう」ブツブツ


    ライナー父「お前は何を1人でブツブツ言ってるんだ?」


    ライナー「あ~?」シャカシャカ


    ライナー父「歯磨き中ですかい」


    ライナー「?」シャカシャカ


    ライナー父「まぁ…どうでもいいけどさ…」アキレ


    ライナー「ぺっ」


    ライナー「ガラガラ」


    ライナー父「きたねぇな…嫁さん貰えねぇぞ?顔も顔だしな」


    ライナー「ぶっふ!!」


    ライナー父「うわ!」


    ライナー「親父に似てるんだよ!!」


    ライナー父「馬鹿な事を言うなよ?俺はジャニーズ顔だ!」キリッ


    ライナー「ねぇよ」


    ライナー父「眼科に行く金なら出してやるよ」


    ライナー「行かねぇけど、金くれよ」


    ライナー父「馬鹿なこと言ってねぇで、さっさと飯食ってこい!」


    ライナー「そうだな…(これ以上は面倒だ)」
  37. 67 : : 2014/06/30(月) 19:34:53
    母さんが作ってくれた飯を食って


    ライナー「よし!」


    ライナー母「バイト?早くない?」


    ライナー「ちょっとアニに用事があってな」


    ライナー母「え!?アニちゃんと付き合ってるの!?」


    ライナー「はぁ?」


    ライナー母「ねぇ!付き合ってるの!?」


    ライナー「残念だな…アニの彼氏はエレン・イェーガーだ」


    ライナー母「はぁ…………まぁ…あんな美人と付き合えるわけないよね」


    ライナー「(いったい俺って…どう思われてるんだ?)」


    ライナー「あぁ、もう行くわ」


    バタン!


    ライナー母「拗ねちゃったかな?」


    ライナー母「昼前まで寝てたあの子が悪いか…」
  38. 68 : : 2014/06/30(月) 19:35:12
    ミーーーンミーーンミーーーーーンミーーーンミーーンミーーーーーン


    ライナー「うるせぇな」


    ミーーンミーーーーーンミーーーンミーーンミーーーーーンミーーーン

    シャンシャンシャーーーーーーンシャンシャンシャーーーーーーン


    ライナー「だぁぁぁ!!!うるせぇ!」


    子供「お母さん…あの、お兄さん蝉に怒ってるの?」


    お母さん「見ちゃいけません」


    ライナー「ん?」


    オカサン!
    ミチャダメダッテイッテルデショ?
  39. 69 : : 2014/06/30(月) 19:35:28
    暑い中を歩いて、子供に笑われて、その親に変な目で見られながらも…




    ピンポーン



    ライナー「…」



    ガチャッ




    アニ「…」


    ライナー「うっす!」



    バタン!



    ライナー「おい!?」


    ガチャッ



    アニ「冗談だよ…」


    ライナー「お、おう!お邪魔します!」


    こういう可愛いイタズラをするのは、昔から変わってないな…


    アニ「はぁ」


    ライナー「どうした?」


    アニ「お礼を言ってほしいね」


    ライナー「あ?」


    アニ「本当はエレンと行く予定だったんだからね?」


    ライナー「?」


    アニ「取り合えずさ、私の部屋に来なよ」


    ライナー「あぁ…わかったよ?」


    アニ「ふん」


    ライナー「?」
  40. 70 : : 2014/06/30(月) 19:35:46
    アニ部屋



    ライナー「おぉ!何か懐かしいな!」


    アニ「はいはい…前に勝手に入って来たでしょ」ストン


    ライナー「まぁ、確かにな…俺も座っていいか?」


    アニ「ダメ」


    ライナー「…」


    アニ「嘘だよ…適当に座りなよ?」


    ライナー「流石はアニちゃん!!」


    アニ「ライナーうるさいよ!」


    ライナー「良いじゃねぇかよ!俺も嬉しい事があってよ!」ニヤニヤ


    アニ「へぇ…教えてよ?」


    ライナー「聞きたいか?ん?」


    アニ「いいや…詰まんなそうだしね」


    ライナー「聞いてくれよ…アニ…お前な…お兄ちゃん悲しいぞ」


    アニ「ほら」スッ


    ライナー「無視!?………え?」


    アニ「水族館のチケットだよ」


    ライナー「お前……これ新しく出来た…」


    アニ「エレンも良いってさ、ついでに言うけどさ?」


    ライナー「お、おう?」


    アニ「その水族館の外に海があるんだよね…」


    ライナー「だから?」


    アニ「あんたねぇ」アキレ


    ライナー「え?は?」


    アニ「水族館の帰りに海でも散歩してくれば?」


    ライナー「なるほどな!そう言うことか!!」


    アニ「ちゃんとタオルは持っていきなよ?クリスタなら裸足で海に入りそうだからさ」


    ライナー「裸足で…クリスタが……///」


    アニ「…」


    ライナー「アニ…」


    アニ「?」


    ライナー「ありがとな?」


    アニ「できの悪いお兄ちゃんを、もった妹だからね」クス


    ライナー「俺は可愛い妹と弟をもった兄貴だな!」


    アニ「勝手に言ってな」クス


    ライナー「はははっ!あ?そういやエレンは?」


    アニ「家で寝てるみたいだね」


    ライナー「寝坊助だな…あ…お前ら2人とも遅くまで遊んでるもんな」ニヤニヤ


    アニ「は?」


    ライナー「2人で仲良く1つのベットで寝てる時があるもんな!」ニヤニヤ


    アニ「帰れ!今すぐに!///」


    ライナー「照れるな!照れるな!」


    アニ「う、うるさいな!///」


    ライナー「可愛い奴だな!」ナデナデ


    アニ「ちょっと!バカ!」


    ライナー「バカで結構だ!ありがとな?本当によ!感謝してるぜ!」


    アニ「当たり前だよ…頑張んな」


    ライナー「へへ!また連絡するぜ!んじゃ俺はちょっと用事があるからよ!」


    アニ「うん、また遊びに来な」


    ライナー「おう!またな!」フリフリ


    バタン!


    アニ「さて、エレンが起きてくるまで…2度寝だね」ゴロン
  41. 71 : : 2014/06/30(月) 19:37:46
    ミーーンミーーーーーンミーーーンミーーンミーーーーーン


    ライナー「…」


    アニの家からバイト先まで歩いてる最中なんだけどよ…

    ライナー「アニにお礼しないとな…エレンにも…」

    アニから貰った水族館のチケットは2枚…きっとエレンがアニと行こうとしてたけど、それをアニが説得してくれたんだろうな…


    ライナー「あいつら本当に良い奴すぎるだろ」


    ライナー「バイト代が残ったら何か買ってやらないとな」


    短期バイトだから、ぶっちゃけ言うともう殆どないと言っても良いしな

    クリスタとデートして
    金が残ってたら、残った金で何か奢ってやろう…



    そんな事を考えてたら…バイト先が見えてきた…






    ライナー「いらっしゃいませ!」


    「5名な!」


    ライナー「わかりました!こちらになります!」




    働くって辛い………って夏休みに体験する事が出来たよ。
  42. 72 : : 2014/06/30(月) 19:38:16
    注文された肉を焼いてる最中…


    ライナー「(あ~あと少し…あと少しで帰れる)」ジューー


    ライナー「(曇ってるな…雨でも降ってくるか?)」ジューー


    バイト君「肉焼きながら外見てると火傷するぞ」


    ライナー「うっす」ジューージューー


    バイト君「おっし!お疲れさん!」


    ライナー「お疲れっす」


    ライナー「(静かになって良いわ)」


    クリスタ「…」ジーーー


    ライナー「(何か視線を感じる)」チラッ


    クリスタ「…」


    ライナー「…」


    クリスタ「えへへ」ニコ


    ライナー「………え?」


    ガラス越しに女神が降臨していた…
    しかも笑ってる…何でだ?


    ―――――
    ――――
    ―――
    ――




    クリスタ「お疲れ様!」


    ライナー「あぁ!ありがとな!」


    買い物の帰りに、たまたま通ったらしい


    ライナー「新しい服か?」


    クリスタ「うん!」


    ライナー「(見たい)」


    クリスタ「ライナーはバイトの休みは決まった?」


    ライナー「あぁ!決まったぞ!明日1日バイトしたら、三連休だ!」


    クリスタ「じゃあ、その三連休中に…///」


    ライナー「そ、そのつもりだった!クリスタは用事とか大丈夫なのか?」


    クリスタ「暇すぎて困ってるよ」クス


    ライナー「じゃあ!明後日に!!」


    クリスタ「了解であります!」ビシッ


    ライナー「(可愛いな///)」
  43. 81 : : 2014/07/01(火) 22:51:29
    クリスタ「何処に集合にするの!?」


    ライナー「あ~クリスタの家の近くで…」


    クリスタ「私の家の近く?ん~何にもない気がするな…」


    ライナー「(なるべくクリスタの家の近くにしないと……)」


    クリスタ「駅に集合にしようよ!」


    ライナー「いやいや!!それはダメだな!!」


    クリスタ「え?何で?ユミルもダメって言うんだよね」


    ライナー「絡まれる!絶対にナンパされちまう!!」キリッ


    クリスタ「な、ナンパ?私が?ないない!!」


    ライナー「いやいや!クリスタはナンパされちまうから絶対にメッ!」


    クリスタ「む~~!!」


    ライナー「(頬っぺたプクーしとる///)」


    クリスタ「待ち合わせとかしてみたいもん」ボソ


    ライナー「え?」


    クリスタ「デートって待ち合わせ…するもん…アニとミカサもそう言ってたもん!」


    ライナー「うっ」


    クリスタ「ライナーなら良いって言ってくれると思ってたのにな…」シュン


    ポツポツ…ポツポツポツポツ…ポツポツポツポツ


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「…」


    ライナー「9時に駅前に集合な!!」ニッ


    クリスタ「!」


    クリスタ「うん!」
  44. 82 : : 2014/07/01(火) 22:52:20
    ザァーーーザァーーーザァーーーザァーーー


    ライナー「降ってきたな」


    クリスタ「ふふふっ!」ガサガサ


    ライナー「?」


    クリスタ「じゃーーん!!」


    ライナー「折り畳み傘か!」


    クリスタ「新品なんだよ!」


    バサッ!


    クリスタ「これで帰れるよ!」


    ライナー「…」


    クリスタ「ライナーの家まで私と一緒だけど…良いかな?」


    ライナー「俺の家!?」


    クリスタ「え?だって私の傘だしね!」


    ライナー「まてまて!それなら、クリスタが1人で帰ることになっちまう!!」


    クリスタ「大丈夫です!!」キリッ


    ライナー「(凄く心配なんだけど)」


    クリスタ「ほらほら!出発するよ!!」


    ライナー「お、おう!」



    ニモツモツヨ!!
    ホントウニ!?アリガトウ!!
  45. 83 : : 2014/07/01(火) 22:52:47
    雨の中をクリスタと歩いてる最中なんだけどよ……



    ライナー「(相合い傘ジャン!)」


    クリスタ「ライナー濡れてないの?」


    ライナー「全く濡れてないぞ!(左肩が冷たいのは気のせいだ)」


    クリスタ「本当に?風邪引かないでよ?」


    ライナー「クリスタとデートだしな!熱なんか吹っ飛んでくわ!」


    クリスタ「ライナーは子供みたいに楽しみにしてるんだね」クス


    ライナー「へへ!」


    クリスタ「何処に連れていってくれるの?」


    ライナー「新しく出来た水族館に行こうかと!」


    クリスタ「え?本当に!?」


    ライナー「嫌かな?」


    クリスタ「凄く行ってみたかった!!絶対に行く!!」


    ライナー「(アニとエレン…絶対に何か奢ってやるからな)」

    ―――
    ――




    何だろうな?



    クリスタ「カタツムリだ!」


    ライナー「沢山いるな(うわぁ…)」


    2人だけで話したりすること事態が少ないからな


    夏祭りの時も思ってたことだけどさ



    俺は





    本当にクリスタが大好きなんだな…
  46. 84 : : 2014/07/01(火) 22:53:11
    ライナー「…」チラッ


    クリスタ「あめあめ ふれふれ かあさんが~」


    ライナー「(女神の歌声///)」


    クリスタ「じゃのめで おむかい うれしいな~」


    ライナー「(歌ってる!可愛いな///)」


    クリスタ「ピッチピッチ チャップチャップ
    ランランラン♪」


    ライナー「(俺がクリスタを好きになったのは…)」



    高校の入学式だったな…
    本当に一目惚れってやつだな

    見た瞬間に惚れちまったんだよ


    それから廊下とかで通りすぎる時とかさ、目で追ってる自分がいるんだよな


    ベルトルトにはアニの事を見すぎだって言った事があったけどよ……

    俺も同じだな



    クリスタ「カエルさんだ!」


    ライナー「雨が降ると元気になるよな」ハハハ


    クリスタ「何でだろうね?」クスクス




    今はこの時間を大切にしていきたい
  47. 85 : : 2014/07/01(火) 22:53:35
    雨の中を歩いてたんだよ
    俺の家が見えてきた時に思い付いてな…


    ライナー「あ…」


    クリスタ「?」


    ライナー「ちょっと待っててくれよ!」ダッ


    バタン!


    クリスタ「うん?」


    クリスタ「どうしたんだろ?」



    ガチャッ!!


    ライナー「お待たせ!」


    クリスタ「待ってないよ?急にどうしたの?」クスクス


    ライナー「傘持ってきたんだよ!」


    クリスタ「え?何で?」


    ライナー「クリスタの家までボディーガードします!」


    クリスタ「いいよ、ライナーも心配しすぎだよ?」


    ライナー「ダメです!」キリッ


    クリスタ「む~!」


    ライナー「(いやいや、本当に心配なんだよな…何て言ったら……)」


    ライナー「俺がクリスタともう少し一緒にいたい!これじゃダメか?」


    クリスタ「えぇ?」


    ライナー「クリスタと話すの好きなんだよ!だからさ、クリスタの家までお供させてください!」


    クリスタ「そ、そういうことなら…いいよ///」


    ライナー「(嘘じゃない、そして1人で帰らしたら俺は心配で今日1日寝れない!)」
  48. 86 : : 2014/07/01(火) 22:53:58
    クリスタの家に向かってる最中です。
    俺の隣で可愛い女神が歩いています…


    クリスタ「ライナーって筋トレしてるの?」


    ライナー「それなりに鍛えてるぞ?」


    クリスタ「へぇ」ペシペシ


    ライナー「…///」


    クリスタ「海に行った時も思ってたけど、腹筋凄いね!」


    ライナー「そ、そうか?」


    クリスタ「割れてるよね?」サワサワ


    ライナー「(こしょぐったい)」フルフル


    クリスタ「(枕に…)」サワサワ


    ライナー「…ふっ…ふふっ」


    クリスタ「?」


    ライナー「あひ…も、ダメ…」フルフル


    ライナー「ぶはははっ!く、クリスタ!だ、ダメだ!こしょぐったい!!」


    クリスタ「わぁぁ!!ごめんなさい!!」


    ライナー「い、いやいや…ふはっ…大丈夫だ!」キリッ


    クリスタ「ぷっ」


    ライナー「ど、どうかしたか?」


    クリスタ「あははははっ!ライナー大丈夫じゃなさそうな顔してるもん!」


    ライナー「大丈夫だ!」キリッ


    クリスタ「ぜ、絶対に大丈夫じゃ…ふふっ…ないよね」クスクス


    ライナー「ぶっ…あはは!そうかもな!」


    クリスタ「ふふふっ!絶対にそうだよ!」



    何だろうな…………?
    人生で1番幸せな時間を過ごしてる気がする
  49. 87 : : 2014/07/02(水) 21:36:34
    クリスタの家の近くになると……


    クリスタ「…」


    ライナー「?」

    急に元気がなくなるからよ

    ライナー「どうした?」


    クリスタ「…何にもないよ」ニコ

    クリスタ?すぐにわかったぞ?
    作り笑いってな……可愛いけどな?
    いつも、アニや皆といる時の笑顔じゃないからな………


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「?」


    ライナー「何かあったら連絡しろよ?メールでもLINEでも良いからよ!」


    クリスタ「え?」


    ライナー「寂しい時とか…詰まんない時とかよ!ユミルが寝ちゃって話し相手がいない時とか…まぁ、いつでも連絡くれよな!」


    クリスタ「……」


    ライナー「(うっ…無反応)」


    クリスタ「えへへ…私って夜遅くまで起きてる時とか多いからね?」


    ライナー「!」


    クリスタ「お願いします!!ライナー!!」


    ライナー「おう!いつでもOKだ!!」


    何を悩んでるのか凄く気になったけどな、今は聞かない方が良いような気がしたんだよな………
  50. 88 : : 2014/07/02(水) 21:36:55
    クリスタが家の中に入っていくのを見届けてから……



    ザァーーーザァーーーザァーーーザァーーーザァーーー!!


    ライナー「いや~クリスタと雨の中を歩いてたのか」


    ライナー「…」


    ライナー「いかん…顔がニヤける」


    それにしても……本当に何で元気がないんだろうな?

    クリスタはどんな時でも可愛いけどよ…どうせなら自然体?ありのままのクリスタを見ていたい……



    ライナー「ん~」


    取り合えず、デートの時に楽しんでもらえるように頑張るかな…





    そして次の日はな?
    バイト先に予約をしていた団体客が来てよ…そりゃあ辛かったな…


    絡まれるし、煙草臭いし、酒臭いし…
    それでも頑張れた理由?




    決まってんだろ?

    ―――――
    ――――
    ―――
    ――




    ライナー「うっし!!」


    朝ちゃんとシャワー浴びたし、歯磨きも3回したし、新品の服に着替えたし、髪の毛も少しイジったし……


    ライナー「……………完璧だ」
  51. 89 : : 2014/07/02(水) 21:37:50
    外に出ると、夏の暑さが襲ってきた…


    ライナー「…」ドキドキ

    そんな事よりもドキドキの方が大きい…アニ以外の女の子と2人で遊びに行った事なんか……


    ライナー「すぅ~はぁ~」

    深呼吸は大事だ…人生初のデートだ
    しかも大好きで仕方ない女の子とデートなんだ……


    ライナー「よし!」


    1人でブツブツ言ってるから回りから変な目で見られるかもしれないけどよ…


    緊張してるんだよな…うん……



    ミーーンミーーンミーーーンミーーーーンミーーンミーーーーンミーーン

    シャンシャンシャーーンシャンシャンシャーーンシャンシャンシャーーン


    蝉の鳴く声もそろそろ終わるだろうなって思うと少しだけ…寂しくなるな




    ライナー「…よし、集合時間の40分前だ」


    ライナー「(本当はもう少し遅く来てもいい気がしたんだけどな……)」


    ライナー「…」ドキドキ


    ライナー「…」チラッ


    ライナー「時計が動くのが遅く感じるな」ドキドキ


    30分後…


    クリスタ「ライナー!?」


    ライナー「おぉ!クリスタ!」


    クリスタ「お、遅れちゃった!ゴメンね!?」


    ライナー「俺も今さっき来たところだぞ?それより……」


    クリスタ「え?」


    ライナー「噂の新しい服か?凄く似合ってるぞ!!めちゃくちゃ可愛い!!」


    クリスタ「あ、ありがとう…ノースリーブだけど柄が可愛いから買ったの///」


    ライナー「本当に可愛いぞ!(これはヤバいだろ///)」


    ライナー「お!今日は髪の毛縛ってるんだな!」


    クリスタ「似合わないかな?」


    ライナー「いやいや!似合ってるぞ!何か大人らしさで可愛い感じがする」マジマジ


    クリスタ「うわぁぁ!恥ずかしいからジロジロ見るの禁止!!///」


    ライナー「す、すまん!すまん!可愛いからさ!」


    クリスタ「可愛いって言い過ぎたよ!!///」


    ライナー「(真実しか言ってないぞ!?何か今日の俺はテンションが高いな)」


    クリスタ「(嬉しいけど、恥ずかしいよ///)」
  52. 90 : : 2014/07/02(水) 21:38:50
    クリスタ「で、電車の時間は大丈夫なの!?」


    ライナー「あ~余裕だな!飲み物でも買いに行くか?」


    クリスタ「じゃあ買いに行こ!」


    ライナー「確かすぐそこにコンビニが、あった気がするな」


    クリスタ「よ~し!!しゅっぱーつ!」


    ライナー「(可愛い///)」



    男の子と2人だけで遊んだりするのは少ないからかな?

    アルミンと初めて遊んだ時も緊張したけど…やっぱり異性と遊ぶのって、凄くドキドキするよね


    クリスタ「…」ドキドキ


    ライナー「あれ?ミーナじゃねぇか?」


    クリスタ「あ…本当だ…」


    ミーナ「あ!ライナーにクリスタだ!!」


    ライナー「よぉ!」


    クリスタ「…」

    何でだろう?今日は会いたくなかったって思っちゃったんだ…


    ミーナ「…遊んでるの?」


    ライナー「今からな!」


    ミーナ「……そうなんだ」


    ライナー「?」


    ミーナ「く、クリスタ?ちょっと2人でさ…」


    クリスタ「ライナー!ちょっと2人で…ごめんね?」


    ライナー「おう?先にコンビニで買っとくよ」


    クリスタ「うん!ありがとう!」


    ミーナ「じゃあ…向こうで…」


    クリスタ「う、うん」

    何だろうな?女の勘ってやつかな?
    ミーナが何を思ってるか…何となく…わかるんだよね




    ミーナ「ご、ごめんね?邪魔しちゃったよね…」


    クリスタ「大丈夫だよ!それで…え~と…」


    ミーナ「時間がないと思うからさ!単刀直入に言うね?」


    クリスタ「う、うん!わかった!」


    ミーナ「私はライナーが好きなの!」



    やっぱりね…
    きっと、そうだろうと思ってたんだ


    クリスタ「…」


    ライナーと遊ぶのダメって言われちゃうのかな?


    ミーナ「私は文化祭の時に勝負するね!!」


    クリスタ「え?」


    ミーナ「あ~緊張した!でも言えて良かった!」


    クリスタ「ん…あ…え?」


    ミーナ「お互いフェアに頑張って行こうね!」


    クリスタ「み、ミーナ?」


    ミーナ「私は負けないからね!!」

    ここまでハッキリ言われると…何を言えば良いのか…でも…


    クリスタ「なら!私も文化祭にライナーに告白するからね!」


    ミーナ「ライバルって事だね!それじゃあ………またね?」フリフリ


    クリスタ「うん!」フリフリ

    まだ頭の中は真っ白だけどね?
    ちょっとだけ…何か吹っ切れた感じがするだよね
  53. 103 : : 2014/07/05(土) 20:04:23

    「ありがとうございました!」



    ウィーーーン



    ライナー「クリスタが遅い…な、何かあったのか!?」アセアセ


    クリスタ「ライナー!!」


    ライナー「クリスタ!大丈夫か!?」


    クリスタ「うん!もう大丈夫だよ!」


    ライナー「もう?」


    クリスタ「ん~~!!」ノビーー


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「あ!私も飲み物、買ってくるね!」


    ライナー「おぉ!ちゃんと買ってあるぞ!」ガサガサ


    クリスタ「ライナー」


    ライナー「ほら!期間限定のはちみつレモンだ!」


    クリスタ「良いの?せっかくバイトして稼いだお金なのに……」


    ライナー「こういうのは男が奢るもんって決まってるんだぞ?」


    クリスタ「う~ん、じゃあ向こうで何か奢るね!!」


    ライナー「いやいや!向こうでも俺が奢りたい」


    クリスタ「いえいえ!向こうで私が奢るの!」


    ライナー「ぬぅ~」


    クリスタ「むぅ~」


    ライクリ「あ!」


    ライナー「クリスタ!電車が出る!少し急ぐぞ!」


    クリスタ「大丈夫であります!!」


    ライナー「うっし!ホームまで小走りで行こうか!」


    クリスタ「うん!」
  54. 104 : : 2014/07/05(土) 20:04:45
    時間は何とか大丈夫だったけど…


    クリスタ「うわぁ…電車の中は涼しいね」


    ライナー「空いてるしな…だからクーラが涼しいんだろうな」


    クリスタ「あ!はちみつレモン飲みたい!」


    ライナー「おぉ!ちょっと待ってくれよ」ガサガサ


    クリスタ「(回りからはカップルに見えてるのかな?)」


    ライナー「ほいよ」スッ


    クリスタ「ありがとね!」


    電車の中だからね、なるべく小さな声で話してるんだ


    クリスタ「楽しみだね~!」


    ライナー「色んな種類の魚がいるらしいぞ?」


    クリスタ「水族館だもん」クスクス

    ちょっとした会話で盛り上がってしまうのは、きっと気のせいだよね

    皆と遊ぶのも面白いけどね?
    2人だけで遊びに行くのはドキドキするね

    ミーナにライバル宣言もされたし……私もしたけど……



    【文化祭の時に告白する】



    クリスタ「…」


    そう言い切ったけど…


    クリスタ「(………アルミン)」


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「…」



    高校に入って1番すぐに仲良くなった男の子、きっと恋してたと思う


    ライナー「お~い?クリスタ~?」


    クリスタ「え?」


    ライナー「ん?大丈夫か?考え事か?」


    クリスタ「ご、ごめんね!?ちょっと…こう…なんと言うか…」アセアセ


    ライナー「いやいや、謝らなくて良いぞ?大丈夫なら良いんだ」


    デートなのに他の人の事を考えるのはダメだよね!うん!今日は楽しく過ごさないとね!
  55. 105 : : 2014/07/05(土) 20:05:12
    新しく出来た水族館はそんなに遠くじゃなかったから…


    プシューーー


    クリスタ「覚悟は良いかな?」


    ライナー「はっ!水族館に心臓を捧げました!」


    クリスタ「突撃!!」


    ライナー「(はしゃいでる…結婚したい///)」



    電車を降りると……



    クリスタ「海だよ!ライナー!海!海が見えるよ!」


    ライナー「おぉ…本当に海の近くなんだな!」


    目の前には噂通り海があった、前に来た海とは別の海だからか?クリスタが凄いはしゃいでる…可愛い…



    クリスタ「水族館はどっちに行けば良いのかな?」


    ライナー「あ~え…と…」ピッ


    クリスタ「?」


    ライナー「ちゃんと調べてきたから安心してくれ!」


    クリスタ「流石だね!それで…どっちに歩いていけば良いのかな?」クス


    ライナー「右であります!」ビシッ


    クリスタ「了解であります!」ビシッ


    ライナー「(何か子供に戻った気分だな)」


    クリスタ「(これ、楽しいね)」
  56. 106 : : 2014/07/05(土) 20:05:35
    クリスタ「楽しみだね!ライナーは何が好きなの?」


    ライナー「魚か?」


    クリスタ「うん!魚!」


    ライナー「(ここは…クリスタが好きそうな魚を…え~と…)」


    ライナー「ペンギンとか好きだな!」


    クリスタ「ペンギンなんだ!何か意外だね」


    ライナー「(え?クリスタは好きじゃないの!?)」


    ライナー「クリスタは何が好きなんだ?」


    クリスタ「ジョーズ!」


    ライナー「…………鮫か」


    クリスタ「私とミカサは鮫が好きだよ!格好いいもん!」


    ライナー「(鮫が馬を食ってるシーンを想像しちまった…って言ったらジャンに殴られるな………)」


    クリスタ「ライナーがペンギン好きって可愛いね」クスクス


    ライナー「クリスタが鮫を好きっていうのも意外だけどな?」ハハハ


    クリスタ「そうかな?でも海で遊んでて会いたくはないよね!」


    ライナー「会って喜ぶ奴はちょっと危ない人だな!」


    クリスタ「映画だと絶対に食べられちゃうもんね!」


    ライナー「ジョーズか!」


    クリスタ「お父さんと見た時に泣いちゃったってお母さんに教えてもらったんだ」


    ライナー「クリスタは優しいからな、そういや…お父さんとなか良いんだな?」


    クリスタ「………お父さんか」


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「ライナー!早く行こうよ!」グイッ


    ライナー「おぉ?おう!」


    ライナー「…?」



    なんだ?クリスタが元気ないのって…親父さんが関係あるのか?
  57. 107 : : 2014/07/05(土) 20:06:02
    クリスタ「あ!あそこだよ!」


    ライナー「見えてきたな!」


    クリスタ「混んでるね~人でいっぱい!」


    ライナー「人気らしいからな…暑いけど大丈夫か?」


    クリスタ「大丈夫かな?ライナーこそ大丈夫なの?」


    ライナー「大丈夫であります!隊長!」


    クリスタ「うむ!ならば良い!」


    ライナー「ふっ」


    クリスタ「さっきから私達…」


    ライナー「こればっかりだな」ハハハ


    クリスタ「何かお父さんと遊んでるみたい」クスクス


    ライナー「クリスタの親父さんか…俺じゃ役不足だろ」


    クリスタ「ライナーがお父さんだったら…きっと楽しいと思うけどな?」


    ライナー「そうかな?(この歳で親父か……複雑な気分だな)」


    クリスタ「…」


    ライナー「…」


    クリスタ「あ…進みだしたよ!」


    ライナー「お!本当だな!俺達も行こうぜ!」


    クリスタ「入場料って何円かな?」


    ライナー「俺達には魔法のチケットがある」ニヤ


    クリスタ「な、なるほど!無料で入れるんだね!」


    ライナー「そういう事になるな!(アニとエレンに何か奢る…絶対に奢る)」


    クリスタ「何かワクワクするよね!」


    ライナー「俺もだ!!」


    クリスタ「ふふふっ!ペンギンさん見たいんだよね!」


    ライナー「出来ることなら持ち帰りたいな!」


    クリスタ「どこで飼うの?」クス


    ライナー「れ、冷蔵庫……かな?」


    クリスタ「ふふふっ!ライナーって面白いよね!」


    ライナー「そうか?発想がおっさん臭いって言われるけどな?」ハハハ


    クリスタ「そう言うこと言われても怒らないもんね」クス


    ライナー「(いかん…クリスタを笑わせてる……俺が///)」
  58. 108 : : 2014/07/05(土) 20:06:44
    クリスタは俺の話を聞いて笑ってくれるんだよ。
    本音を言うとな?凄く嬉しいんだ!


    「チケットをお持ちですか?」


    ライナー「お願いします」スッ


    「はい、確かに!ありがとうございます!すみませんが手を出してください」


    ライナー「ん?」スッ


    クリスタ「何だろうね?」スッ


    ポン


    ライナー「これは?」


    クリスタ「イルカのマーク?版行?」


    「カップルさん限定なんですよ?そちらの版行を係員に見せると何度でも水族館の中に出入り出来ますから!ゆっくり楽しんで来てください!」


    ライナー「あ…え~と」チラ


    クリスタ「ありがとうございます!ライナー!楽しむよ!!」


    ライナー「へへ…おう!!」


    クリスタ「えへへ///」


    ライナー「よ、よし!中に行くか!///」


    クリスタ「もちろん!!」



    他人から見たら俺達ってカップルなんだな…何か付き合ってはないのに…付き合ってる気分だな
  59. 115 : : 2014/07/06(日) 21:49:11
    水族館の中は沢山の人で溢れてた…


    クリスタ「ライナー!!あれ、あれ!見て!」


    ライナー「お~イルカだな!」


    クリスタ「泳いでるよ!近くに行こうよ!!」グイッ


    ライナー「そ、そうだな!(腕を!俺の腕を引っ張ってる///)」


    クリスタに引っ張られて、イルカの近くまで来たんだよ


    クリスタ「前にもイルカ見たけど…やっぱり気持ち良さそうに泳ぐよね!」


    ライナー「本当だな……涼しそうだな」


    泳いでるイルカを見てるクリスタは本当に楽しそうだ

    少し離れた水槽に綺麗な魚が泳いでるのが見えたからか?


    クリスタ「ライナー!あっちに行こうよ!!」


    小さな子供のように、はしゃいでるクリスタを見てると…心が和むんだよ



    クリスタ「小さい魚も可愛い!」


    ライナー「奥に綺麗な奴が泳いでるぞ!」


    クリスタ「うわぁ!本当に綺麗だね!写メろ!」カシャ


    ライナー「…クリスタ?」


    クリスタ「ん?」


    カシャ


    ライナー「へへ!クリスタと綺麗な魚のツーショットだな!」


    クリスタ「あ~!もう!」


    ライナー「(待ち受け決定です)」


    クリスタ「私もライナーを撮るもん!」


    ライナー「え?」


    クリスタ「えい!」カシャカシャカシャカシャカシャ


    ライナー「連写!?」


    クリスタ「連写だよ!!ライナーの写真がいっぱいだよ」


    ライナー「消しなさい」


    クリスタ「え~どうしようかな?」


    ライナー「ぬ~」


    クリスタ「ふふふっ!消すのやめた~」ニヤニヤ


    ライナー「俺の写真が、そんなにあって面白いのか?」


    クリスタ「面白いよ?ほら!」スッ


    ライナー「んぁ?」


    クリスタ「全部ビミョーに写ってる顔が違うもん」クスクス


    ライナー「魚は!?」


    クリスタ「あ!写ってないや!!」


    ライナー「俺だけ…!?」


    クリスタ「アップで撮ってました!」ビシッ


    ライナー「(本当に楽しそうだな)」
  60. 116 : : 2014/07/06(日) 21:49:31
    それから、水族館の中をグルグルしてたら…


    クリスタ「うわぁ」


    ライナー「…これは凄いな」



    水族館の中を歩いていたら、目に留まった大きな鮫……



    クリスタ「ジンベエザメだよね?」


    ライナー「いるのは聞いてたけどな…見ると本当に凄いな」


    クリスタ「……わぁ」



    鮫が好きって言ってたクリスタにとったら、凄い光景なのかもしれない…
    実際に見たのは俺も初めてだしな…



    クリスタ「ふふふっ」


    ライナー「?」


    クリスタ「コバンザメ?だったけ?」


    ライナー「あぁ!あの小さい奴な!」


    クリスタ「ライナーと私みたいだね」


    ライナー「(それって…もっと近づいても……///)」


    クリスタ「あ…お父さんと子供にも見えるかもね」


    ライナー「…」


    何となく…何となくだけど…
    クリスタの元気がない理由がわかったかもしれないな……
  61. 117 : : 2014/07/06(日) 21:49:50
    今日はデート……だけど……まぁ…こういうデートも良いかもしれないな



    ライナー「クリスタ!」


    クリスタ「?」


    ライナー「お父さんとペンギンを見に行こうぜ!」


    クリスタ「お父さん?」


    ライナー「うむ!今から家族ごっこするぞ?」


    クリスタ「え?何それ?」キョトン


    ライナー「俺がクリスタの親父役で!クリスタは俺の子供役だ!」


    クリスタ「え?ライナー?」


    ライナー「お父さんとお呼び!!」


    クリスタ「ふぁ?ほ、本当に良いの?」


    ライナー「(やっぱりな)」


    ライナー「おう!良いのだ!!」


    クリスタ「え~と…お、お父さん!」


    ライナー「おう!何だ!クリスタちゃん!」


    クリスタ「ちゃん!?///」


    ライナー「ほら、クリスタちゃん!お父さんとペンギンを見に行きましょうね!」


    クリスタ「何か調子狂っちゃうよ!?」


    そんな事を言ってるけど…喜んでるって何となく感じたぞ?
  62. 118 : : 2014/07/06(日) 21:50:15
    クリスタ「ライナー?」


    ライナー「お父さん!」キリッ


    クリスタ「あ!お父さん!」


    ライナー「うむ、何だね?」


    クリスタ「ふふふっ…ゆっくり歩こうよ!」


    ライナー「わ、悪い!(いかん!恥ずかしくて歩くペースが……)」


    クリスタ「…」ギュウ


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「お父さんと仲の良い娘は手を繋いで歩くの!///」


    ライナー「お、お!おう!!///」


    クリスタ「それからね?」


    ライナー「?」


    クリスタ「クリスタちゃん、は辞めようよ///」


    ライナー「ん~何て呼んでほしい?」


    クリスタ「………ん~とね」


    ライナー「…」


    クリスタ「く、クーちゃん?」


    ライナー「クーちゃん?」


    クリスタ「忘れて///」


    ライナー「クーちゃん!行くぞ!!」


    クリスタ「わぁぁぁ!!!忘れて!本当に忘れて!///」


    ライナー「(あ…むりむり……可愛いもん)」



    その後は…



    ライナー「クーちゃん、ペンギンをバックに写真撮りまーす!」


    クリスタ「ほっ!」ピース



    俺はクリスタの親父としてクリスタとデートしてる。
    何だか複雑な気分ではあるんだが…


    クリスタ「えへへ」


    こんな笑顔を見せられたらな?男って生き物は何でもできる!
  63. 119 : : 2014/07/06(日) 21:51:17
    クリスタの元気がない理由は、俺の想像なんだけどよ…
    親父さんの仕事が忙しくて中々会えてないんじゃないかって思うんだよ



    ライナー「クーちゃん!お父さんは腹が減りました!」ビシッ


    クリスタ「仕方ないな!じゃあ昼ごはん食べに行くよ!」


    クリスタは皆に優しいからな…
    きっとユミルにも言えなかったんだろうな



    ライナー「…」


    ライナー「(あいつなら…気付きそうだな)」ブルッ


    クリスタ「お父さん!早く食べに行くよ!」


    ライナー「お、おぉ!」


    クリスタ「中にあるレストラン入りたいな…良いかな?」


    ライナー「良いに決まってるだろ?」


    クリスタ「やった!!」


    ライナー「(なに食おうかな……)」


    俺は忘れていたんだ……
    クリスタの凄いところを……


    ウィーーーン


    「いらっしゃいませ!」


    ライナー「2名です」


    「はい!こちらにどうぞ!!」


    クリスタ「楽しみだなぁ」


    ライナー「ん?もう何を食べるか決まってるのか?」


    クリスタ「実はそうなんだ~!」


    ライナー「何なんだ?」


    クリスタ「それは見てからのお楽しみだよ!」


    ライナー「?」


    クリスタ「お父さんも私と同じの食べる?」


    ライナー「あ~」


    良いお父さんってこういう時は……


    ライナー「そうだな!クーちゃんと同じものを食べるわ!」



    こう言わなければ…たぶん……もう少しだけ楽が出来たかもしれない
  64. 120 : : 2014/07/06(日) 21:51:39
    クリスタがお店の人に小声で注文するんだ…きっと俺を驚かそうとしてるんだよな?

    あのな?本当に驚いたよ………



    「お待たせしました!」


    ゴトッ



    ライナー「え?」


    クリスタ「美味しそうだね!」


    ライナー「昼飯……だよな?」


    クリスタ「チョコレートパフェだよ!」


    ライナー「かなり……大きいな………」


    クリスタ「大丈夫だよ!お父さんなら食べれるもん!」


    ライナー「よ、余裕…だな」


    俺は甘いものを……こんなに食べることが出来るのか?
  65. 121 : : 2014/07/06(日) 21:52:03
    クリスタ「甘くて美味しい!」


    ライナー「うっぷ」


    俺が半分を食い終えた頃に、クリスタはほとんど食べ終わっていた……


    クリスタ「ライナーは味わって食べてるんだね!」


    ライナー「クーちゃん……もだよな?」


    クリスタ「え?もちろんだよ?」


    ライナー「そ、そうだよな!」


    クリスタ「ん~」ペラ


    ライナー「?」


    クリスタ「コーヒーゼリー食べようかな」


    ライナー「………良いんじゃなか?好きな物を食べなさい」



    女の子の胃袋は男の子とは違うのだろうか?きっと違うんだろうな……
  66. 122 : : 2014/07/06(日) 21:52:29
    俺がチョコレートパフェを食べ終わった時に、クリスタはコーヒーゼリーを食べ終わった


    クリスタ「あ~お腹いっぱい!」


    ライナー「俺も…もう食えない」


    口の中が甘い感じがする………気のせいだと思うけどな

    クリスタは本当に……いやいや!女の子は本当に凄いなって思ったよ


    クリスタ「今度は何が見れるかな?」


    ライナー「イルカショーとか見れるだろ?」


    クリスタ「行く!絶対に行くよ!」


    ライナー「よしよし!じゃあ、行くぞ」


    ライナー「(親父臭いな…いやいや、もうクリスタの親父になったな)」



    俺とクリスタの分のお金を払おうとしたら……



    クリスタ「はい!」スッ


    ライナー「おいおい!クリスタ?」


    クリスタ「私の奢り!これでお願いします!!」


    ライナー「いやいや!俺が!」


    クリスタ「私の奢りなの!」


    俺が奢ろうとしたのに、クリスタは自分と俺の分のお金まで払うんだよ
  67. 123 : : 2014/07/06(日) 21:54:54
    ライナー「クリスタ…普通はな?」


    クリスタ「今は男女平等の時代なんだよ?」


    ライナー「……確かにな」


    クリスタ「それから、今日はクリスタじゃないよね?」


    ライナー「クーちゃんはイジワルだ」


    クリスタ「何かクーちゃんが普通に思えてきたよ」クス


    ライナー「俺も楽しんでるよ」


    クリスタ「今日はずっとお父さんなの?」


    ライナー「今日はお父さんだ!安心して甘えなさい!」キリッ


    クリスタ「えへへ!じゃあさ!」


    ライナー「おう!何だ?」


    ギュウ


    ライナー「へ!?」


    クリスタ「迷子になったら…困るもん///」


    ライナー「お、おお!それもそうだな!///」


    ライナー「(さっきも思ったけど…手小さくて可愛い///)」


    クリスタ「(うわぁ……手繋いじゃったよ…手大きすぎる///)」
  68. 124 : : 2014/07/06(日) 21:55:18
    夢にまで見た…クリスタと手を繋いでる……おいおい?俺はこんなに幸せで良いのか?って考えちまうよ



    ライナー「ここだな!」


    クリスタ「わぁ…座れるかな?」


    ライナー「前の方はがら空きだな?何でだ?」


    クリスタ「本当だね?ん~1番前で見ようよ!」


    ライナー「そうだな、せっかくなら1番前で見るか」





    俺達は深く考えずに1番前の席に向かったんだよ…





    ライナー「何で皆は後ろの方に座るんだろうな?」


    クリスタ「ん~?何でだろ?」


    ライナー「目立つからか?さっきら後ろからの目線が…」


    クリスタ「注目されてるね?本当に何でだろう?」


    そんな話をしてたら……




    「今日は来てくれてありがとー!!1番前のカップルさんは気を付けてくださいね!!」


    ライナー「は?」


    クリスタ「気を付ける?」


    何に気を付けるのか、正直に言うとな?全然わからなかったんだ

    それでも……



    クリスタ「凄い!ライナー!凄いね!」


    ライナー「あぁ!本当だな!」


    こんだけ喜んでくれたら何でも良いよな




    「最後に今までで1番高くジャンプします!前の席のカップルさん?気を付けてくださいね!!」


    ライナー「………」


    高くジャンプ?気を付けてくださいね?



    ライナー「あ!クリスタ!」グイッ


    クリスタ「わぁ!ライナー!?」



    ザバァン!!!



    「彼氏さん!!ナイスプレイです!!」


    クリスタ「ライナー!!だ、大丈夫!?」


    ライナー「…」ビショヌレ


    なるほどな…気を付けるっていうのは…こう言う事ですか
  69. 125 : : 2014/07/06(日) 21:55:39
    イルカショーを見た場所から少し離れた場所で……



    クリスタ「ごめんね?本当にごめんね?」


    ライナー「謝るなよ?暑かったから涼しくて気持ち良いぞ?」


    クリスタ「嘘だよね?ごめんね?」


    ライナー「…」ムニー


    クリスタ「らいにゃー?」


    ライナー「お父さんが良いと言ったら良いのです!(頬っぺた…頬っぺた!!///)」


    クリスタ「む~」


    ライナー「ほら!最後まで見ようぜ?」ムニー


    クリスタ「はなひてよ~」ジタバタ


    ライナー「おぁ!悪かった!!痛かったか?」オロオロ


    クリスタ「痛かったよ…」


    ライナー「いや…その…本当にごめんなさい!!」


    クリスタ「………」


    ライナー「(どうしよう…どうしよう…)」


    クリスタ「ふふふっ!」


    ライナー「クーちゃん?」


    クリスタ「痛くないよ~だ!」クス


    ライナー「ぬぁ?」


    クリスタ「ほら!隅々まで見るよ!!」グイッ


    ライナー「お、お供します!!!」



    その後は……


    ライナー「…」ギュウ


    さりげなくな?手を繋いでみたんだよ


    クリスタ「えへへ///」


    少しだけ照れてるって事は俺も男って見てもらえてるんだよな?
    少しは期待しても良いってことか?





    そんな事を思いながら…

    俺はな?

    大好きな女の子と時を過ごしているんだ
  70. 126 : : 2014/07/06(日) 21:56:04
    クリスタと2人だけで、何度も何度も水族館を出たり入ったりしてるんだ


    クリスタ「暗くなってきたね」


    ライナー「あぁ……そうだな」


    クリスタ「お土産屋も見たいな!」


    ライナー「おう!行くに決まってるぜ!」

    お土産屋に行って、すぐに目に留まった物をな?こっそり買っておいたんだ

    クリスタ「これ可愛い」ギュウ


    ライナー「…」

    クリスタ「(買おうかな?でもな…お金たくさん使ったからな)」


    ライナー「クリスタ!それは俺に奢らしてくれよ!」ヒョイ


    クリスタ「ダメだよ!ライナー!」


    クリスタは、俺が買うのを止めようとしてくるけどな?

    男としてデートで好きな女の子が欲しがってる物を買うのはな?



    ライナー「(男の楽しみでもあるんだよ!)」

    買ってあげたジンベエザメのぬいぐるみを渡してあげたら…

    クリスタ「ありがとう」ギュウ

    その一言が男にとったら凄く嬉しいんだよ?

    俺は…俺はだけどな?俺は凄く嬉しいんだよ





    ライナー「本当に暗くなってきたな」


    終わりか…凄く楽しかったな
    本当は言いたくない言葉を言わないとな




    ライナー「遅いしな、そろそろ……」


    クリスタ「?」


    ライナー「…」



    寄り道してもいいよな?



    ライナー「クリスタ?ちょっと遠回りして帰ろうぜ?」


    どうせならな?最後まで楽しんで貰いたいんだよ
  71. 127 : : 2014/07/06(日) 21:56:28
    アニにも言われていたげと…
    行く時に海を見てはしゃいでる姿を見たからな




    ザァーーーンザァーーーンザァーーーーーンザァーーーン


    ライナー「夜の海って何か雰囲気変わるな」


    クリスタ「何か格好いいよね」


    ライナー「そうだな(ちょっと良い雰囲気か?)」


    クリスタ「ライナーが買ったお土産…何だろ?大きいね?」


    ライナー「それは後々のお楽しみってやつだな」


    クリスタ「え~!教えてよ!」


    ライナー「今はダメですね!」キリッ


    こんな小さな話をしてるだけなのに…
    さっきからドキドキしてる自分がいるんだよ

    デート中もドキドキしてたんだ



    ライナー「…」


    クリスタ「…」


    ライナー「(……話のネタを使いきったな)」


    クリスタ「よし!」


    ライナー「どうした?」


    クリスタ「海に入る!よっ!」ヌギ


    ライナー「(アニ…お前の予想は的中したぞ)」



    サンダルを俺の隣に置いて、クリスタは夜の海で遊び出したんだ

    普段クリスタはワンピースとかを着てるイメージだったけど…

    今日はノースリーブで本当に大人らしく見えて…いつも通りの可愛さ

    何て言えば良いかわからないが



    ライナー「(結婚したい)」


    本気でそう思うんだ


    クリスタ「冷たいよ!ライナーは入らないの?」


    ライナー「あ~どうしようかな」


    クリスタ「一緒に遊ぼうよ!」


    ノースリーブで肩を露出してる女神に呼ばれたらな…



    ライナー「今から行く!!」
  72. 128 : : 2014/07/06(日) 21:56:55


    ライナー「クリスタ!転ぶなよ?」オロオロ


    クリスタ「もうびしょ濡れだよ!」


    ライナー「あ~あ…ほら、戻るぞ?」


    クリスタ「え~!!」


    ライナー「風邪引くから!ほら!」


    クリスタ「は~い…お父さんはイジワルだね」


    ライナー「あ…そういやお父さん役だったな」


    クリスタ「クリスタって呼んでたね」クス


    ライナー「め、面目ない」


    クリスタ「ありがとね?」


    ライナー「何がだ?」


    クリスタ「何でも!」


    ライナー「……へへ!」


    お礼を言われるのは早い気がするな
    実はまだ隠してる【物】があるんだよな



    上手くいけば良いんだけどな
  73. 129 : : 2014/07/06(日) 21:57:25
    俺は海から上がってすぐに……


    ライナー「ほら!ちゃんと拭けよ?風邪引くからな?」


    クリスタ「心配しすぎだよ?」


    ライナー「ちゃんと拭きなさい!」


    クリスタ「む~ちゃんと拭いたもん!」


    ライナー「どれ」ナデナデ


    クリスタ「(頭撫でられてるの久し振り…)」


    ライナー「濡れてるぞ?ちゃんと拭かないと風邪引くって!」フキフキ


    クリスタ「何か…ライナーって本当にお父さんだよね」クス


    ライナー「(嬉しいのか…悲しいのか…本当に複雑な気分だな)」


    ライナー「クリスタも親父さんに甘えて良いと思うぞ?」フキフキ


    クリスタ「え?」


    ライナー「ほら、子供は親に甘えるのが普通って言うだろ?あ~俺が言っても説得力はねぇか!ははっ!」


    クリスタ「仕事が忙しいって言われると甘えれなくないかな?」


    ライナー「俺が親父だったら子供と遊んだりするのが息抜きになると思うけどな」フキフキ


    クリスタ「…」


    ライナー「よし!これなら大丈夫だな!」ナデナデ


    クリスタ「ライナーの手は大きいよね!」


    ライナー「俺の親父はもっと大きいけどな…」


    クリスタ「え…そうなの?」


    ライナー「生まれて1度も腕相撲は勝てた事がねぇ」


    クリスタ「ライナーが負けちゃうの!?」


    ライナー「俺の親父はな?うるさくて、お酒が大好きな馬鹿親父だ!」


    クリスタ「ふふふっ!」


    ライナー「でも……優しい所も少しはあるんじゃないかって思う、クリスタの親父さんと同じでな!」ナデナデ


    クリスタ「……甘えてみようかな」


    ライナー「おう!甘えてしまえ!」




    その後は、クリスタは海で遊びすぎて服が濡れてたから…


    ライナー「バスで帰るか?少し遅くなるけどよ」


    クリスタ「そうだね!流石に濡れた服で電車は恥ずかしいかも!」


    バスで帰ることになって…
    お土産が入った袋を手にとって歩き出したんだ

    夏の夜は少しだけ涼しい気がするって言うけどさ?

    あれは人間の思い込みだと思うんだ
    俺はさっきから胸の鼓動が凄いんだ…
    涼しいとは思えないんだよ

    隣に好きな女の子がいるだけ
    恋愛経験の豊富な奴が見たら笑うかもな…

    それでも本当に今日が楽しくて
    終わらないで欲しいって、本気で思ってしまうんだ
  74. 130 : : 2014/07/06(日) 21:58:09
    バス停でバスが来るのを待っていた時は起きてたんだけど…

    バスに乗ってすぐに…



    クリスタ「ん…zzz」


    ライナー「はははっ!疲れたよな」


    地元につくまで起きてるって言ってたけど、やっぱり寝ちゃったな


    ライナー「可愛いな」


    隣には可愛い寝顔を見せてる女神の姿が…


    クリスタ「えへへ…zzz」


    ライナー「何の夢見てんだろうな」


    そんな事を考えてたら、時間はあっという間に過ぎていった…

    ―――
    ――



    ライナー「ありがとうございました」


    「おう!彼女さんは爆睡だな」


    ライナー「ははは!軽いから大丈夫っす!」


    クリスタは帰って来てからも眠ってしまっていたから…

    クリスタの家まで、おんぶして行くことにしたんだ
  75. 131 : : 2014/07/06(日) 21:58:33
    ライナー「…」


    今日は本当に楽しかったな
    好きな女の子と2人だけで遊びに行く
    初めてだったからか?本当に楽しかったんだ


    クリスタ「………ライナーzzz」


    ライナー「夢の中に俺がいるのか?」


    何だか嬉しいな



    でも



    夢の中の俺はクリスタの…
    【デート相手】なのか【お父さん】


    どっちで夢の中に出てきてるんだ?


    クリスタ「zzz」


    ライナー「クリスタ…今度またさ…デートに誘うからよ…その時は男としてデートさせてくれな」



    眠ってしまってるから
    絶対に届いていないだろうな

    それでも次は伝えさせてほしいんだ
    自分の心の声を叫ばせてほしいんだ



    だから…今日はな?



    心の声の




    【欠片】




    だけ…夏の夜空に聞いてもらったんだ
  76. 132 : : 2014/07/06(日) 21:58:59
    ―――
    ――



    クリスタ「んぁ」


    クリスタ母「あ、おはよう」


    クリスタ「あれ?ライナーは?」


    クリスタ母「眠ってるお姫様を届けて帰ってたよ」


    クリスタ「………もしかして…」


    クリスタ母「あなたの想像通りだと思うね」


    クリスタ「うわぁぁ!!謝らないと!」


    クリスタ母「汗だくだったよ」


    クリスタ「あわぁ!!私のスマホ!スマホ!」


    クリスタ母「ねぇ?」


    クリスタ「私のスマホあった!?」


    クリスタ母「それは知らないけど…お土産、大きいけどさ…なに買ってきたの?」


    クリスタ「え?ぬいぐるみ……それはライナーのだよ?」


    クリスタ母「クリスタのお土産ですって言ってたよ?」


    クリスタ「でも…ライナーが買ってたんだよ?」


    クリスタ母「空けてみますか」ガサガサ


    クリスタ「ダメだよ!ライナーが勘違いしてるんだよ!」


    クリスタ母「わぁ…面白そうなの買ってきたんだね」


    クリスタ「人生ゲーム?」


    クリスタ母「…」クス


    クリスタ「お母さん?」


    クリスタ母「家族ゲームだってさ」クスクス


    クリスタ「え?」


    クリスタ母「止まった所に書いてあることをやらないとダメなんだってさ」


    クリスタ「王様ゲーム?」


    クリスタ母「頭を撫でてあげる、お父さんは子供を5分間抱き締める…ふふふっ!何これ?」クスクス


    クリスタ「…」


    クリスタ母「お父さんは帰ってくるかな?」


    クリスタ「今日は帰ってくるって言ってたんだよね?」


    クリスタ母「さぁね」



    ガチャッ



    クリスタ父「ただいま」


    クリスタ「お父さん!」


    クリスタ母「お帰りなさい」


    クリスタ父「あぁ…疲れた」


    クリスタ母「…」


    クリスタ「ね、ねぇ?お父さん…一緒にゲームしない?」


    クリスタ父「ゲーム?」


    クリスタ「お父さんと…久し振りに遊びたいな…みたいな……」


    クリスタ母「たまには…家族サービスしても罰は当たらないよ」


    クリスタ「お父さん…」


    クリスタ父「それか?新しいゲームは?」


    クリスタ「うん」


    クリスタ父「久し振りだな……お前らと遊ぶのは」


    クリスタ「お父さん!!」


    クリスタ母「ふふふっ」
  77. 133 : : 2014/07/06(日) 21:59:29
    中学生の時にね?
    私も親に反抗しゃった時があったんだよね

    私の気持ちはわかってくれないって思った事もあるんだ…


    クリスタ「お父さんがお母さんの頭を撫でる!」


    クリスタ父「何年前だ…こんなことするの?」ナデナデ


    クリスタ母「結婚して……え~と…」


    お父さんが仕事を頑張るのは、私とお母さんを困らせない為だもんね

    でもね?

    お母さんは寂しそうにしてるんだ




    クリスタ「え…これは何?私の命令を絶対に聞くって事かな?」


    クリスタ父「…」


    クリスタ母「…」


    クリスタ「ふふふっ!ど~しよ~かな~」



    お母さんはお父さんの事が大好きなんだ
    お父さんもお母さんが大好きでしょ?



    クリスタ「お父さんがお母さんにキスをする!!」


    クリスタ父「ぶっふ!」


    クリスタ母「クリスタ!」


    クリスタ父「大人をからかうな!///」


    クリスタ「私の命令は絶対です!ほら、隣の部屋で良いからさ!」


    お母さんが顔を真っ赤にしてるよ?
    お父さんも気付いてるでしょ?

    お母さんは若い時に私を出産してるから…本当はまだ、お父さんに甘えたいんだよ?

    ―――――
    ――――
    ―――
    ――



    クリスタ「zzz」


    クリスタ父「寝たか」ナデナデ


    クリスタ母「とんでもない命令がきたね」


    クリスタ父「…来週の土曜日の仕事は休んでも良いって言われてるんだ」


    クリスタ母「…」


    クリスタ父「ドライブでも行かないか?」


    クリスタ母「クリスタが喜ぶよ…甘えたいって顔してたからね」


    クリスタ父「本当に悪かった……ごめん」


    クリスタ母「はいはい…じゃあクリスタをベットに運んであげてよ」


    クリスタ父「その後は…お前をベットに運ぶからな?寝ないでくれよ」


    クリスタ母「……はい///」




    忘れたことは1度もないんだ
    仕事を辞めたいって思うことなんか毎日だよ

    それでも辞めない理由は……


    お前達を困らせたくないんだ
    父親として、自分の嫁と娘を幸せにしたいって思う気持ちがあるから…




    頑張れるんだよ





    クリスタ父「大きくなったな」


    クリスタ「ライナー……ありがとう……zzz」


    クリスタ父「ライナー君か…今度会わしてくれよ?」


    クリスタ「zzz」


    クリスタ父「楽しみだな…娘の花嫁姿が……」



    まだ先の事だろうな
    花嫁姿を見たいけれど…

    まだな?もう少しだけ……
    俺の近くにいてほしい




    そんな事を考えてしまった…




    真夏の夜だった
  78. 134 : : 2014/07/06(日) 21:59:52
    ピリリリリリリリ


    ライナー「うるせぇ」ポン


    ライナー「朝か……何時だよ…」チラ


    ライナー「朝の…………6時?」


    ライナー「二度寝するか」ゴロン


    ライナー「…」



    昨日はクリスタとデートしてたんだよな



    ライナー「寝れねぇな」ムクッ





    トイレに行って、顔を洗って、ジャージに着替えて……





    ライナー「おっし!走るか!」


    俺は勢いよく家を出ていったんだ
  79. 135 : : 2014/07/06(日) 22:00:09
    外へ走り出す、外は暑い日差しでジリジリと肌を焦がしてくる

    ライナー「今日も暑いな」


    クリスタ「ライナーも走るの?」


    ライナー「クリスタ!?」
    目の前に想いを寄せてる女の子が…








    クリスタ「昨日ね?食べ過ぎてさ…体重がね……」





    ライナー「わはははっ!」
    朝からクリスタに会えるなんてな

    クリスタ「もう!笑わないでよ!」


    ライナー「一緒に走るか?」


    クリスタ「うん!負けないからね!」
    一緒に走れるかな?って思って待ってたんだ








    ライナー「…」チラ

    クリスタ「ふぅ…ふぅ…」


    クリスタ「どうかした?」

    ライナー「な、何でもない!」

    クリスタ「?」
    ライナーが走りながら私を見た?
    その視線の理由が気になるんだよね…




    ライナー「(クリスタ…可愛いな)」

    クリスタ「(ライナーと走ってる)」クス

    いつかは恋人同士になれるのか?


    ライナー「(………告白は……近いうちに…)」
    でも…フラレたらな

    クリスタ「(文化祭までは…友達…かな?フラれても…友達…だよね?)」
    好きだって伝えたら…今のこの関係が崩れそうで…怖いんだよね



    クリスタ「ライナー?今度ね?」


    ライナー「おう?」


    クリスタ「お父さんとお母さんと私の3人で遊びに行くんだ!」


    ライナー「へへ!良かったな!」


    クリスタ「うん!ありがとね?」


    ライナー「さて?何のことだ?」


    クリスタ「知ってるくせに!」クス

    ライナーにお礼が言いたかったんだ




    好きな気持ちに理由なんていらない
    それは自然に生まれてきた気持ちだから


    クリスタ「はぁ…はぁ…ライナー?」

    ライナー「?」

    そしてね?勇気を出して言うことがあるんだ

    クリスタ「はぁ…文化祭さ…私とミーナと…はぁ…」

    ライナー「ちょっとストップ!」



    ライナー「大丈夫か?」


    クリスタ「う、うん」


    私の話を聞くために止まってくれる優しさを持った男の子だから
    誰にでも優しくて、暖かい強さを持った男の子だから


    私は好きになったんだ


    ライナー「それで?文化祭がどうした?」


    クリスタ「……」


    ライナー「クリスタ?」


    クリスタ「文化祭…私とミーナとも一緒に回ろうね?」


    ライナー「ははは!おう!もちろんだ!!」


    クリスタ「約束だからね!」


    ライナー「約束は絶対に守るから安心しなさい!!」


    クリスタ「ふふふっ!良かった!」














    夏の夜空

    ――Fin――






    ライナーとクリスタのデート編は終了です。

    最後まで読んでくれた皆様、本当にありがとうございます。


    文化祭編では
    クリスタとミーナとライナーがどうなるか……楽しんで貰えるように頑張っていきますね!

    それでは本当にありがとうございました。
  80. 136 : : 2014/07/06(日) 22:29:50
    めっちゃくちゃ面白かったです❗️❗️❗️❗️❗️
    やっぱりライクリもいいですねー〜ー
    EreAniさんのssは、ほんっとーーーーーーーに面白いです!!!
    神級ですよ!もう世界一です!
    これからも頑張ってくださいね!
  81. 137 : : 2014/07/06(日) 23:59:14
    エレアニさん
    いつも本当にありがとうございます!
    ライクリも良いと思って貰えて嬉しいです!
    面白いって言って貰えて本当に嬉しいです!!
    神級なんかじゃありませんよ!
    これからも楽しんで貰えるように力をつけていきますね!本当に暖かいコメントありがとうございました!!
  82. 138 : : 2014/07/07(月) 00:32:24
    EreAniさんのライクリすっげーー面白かったです!
    今まで自分が見てきたライクリで一番面白いです!!
    文化祭編も楽しみに待ってます!!!!
    でもやっぱりエレアニが一番ですよね(笑)

    これからも期待しています!!
  83. 139 : : 2014/07/07(月) 00:46:32
    アニ大好き野郎さん
    ありがとうございます!!
    そう言って貰えると本当に嬉しいです!!
    文化祭編も楽しんで貰えるように頑張っていきますね!読んでくれて本当にありがとうございます!!

    エレアニは自分も1番大好きです!ワラ
    期待に応えれるように頑張っていきます!
    暖かいコメントありがとうございました!!
  84. 140 : : 2014/07/07(月) 01:14:11
    最高でした!
    早く文化祭編がみたいです!
  85. 141 : : 2014/07/07(月) 18:09:48
    次は文化祭編ですか?
  86. 142 : : 2014/07/07(月) 18:23:34
    ハァー。和みますね~!
    チョー最高でした!
  87. 143 : : 2014/07/07(月) 18:30:14
    ええ、話や〜
  88. 144 : : 2014/07/07(月) 21:20:55
    宇宙食さん
    ありがとうございます!!
    文化祭編は時間が多くとれる時に頑張りますね!

    名無しさん
    まだわかりません!時間があるときに書くつもりです!

    Hanaさん
    和んで貰えて本当に嬉しいです!!
    ありがとうございます!!

    江蓮•家牙さん
    ありがとうございます!!嬉しいです!

    皆さんコメントありがとうございました!!
  89. 145 : : 2014/07/07(月) 23:04:46
    今回もおもしろかったです!
  90. 146 : : 2014/07/07(月) 23:42:38
    面白かったよー((o(^∇^)o))
  91. 147 : : 2014/07/07(月) 23:51:07
    進撃中の巨人さん
    ありがとうございます!!
    凄く嬉しいです!

    亮輝さん
    ありがとうございます!!
  92. 148 : : 2014/07/08(火) 02:40:15
    最高です!

    これ以降が、みんながどうなっていくのか楽しみです!

    きたいしてます!
    頑張ってください!
    応援してます
  93. 149 : : 2014/07/08(火) 17:00:30
    禊さん
    ありがとうございます!!
    これからのお話で皆がどうなっていくかお楽しみしててください!!
    いつも暖かいコメントありがとうございます!!
    期待に応えれるように頑張っていきますね!







    コメントをくれた皆様にお伝えすることがあります。

    SSnoteからのお願いで、読者の皆様に気持ちよく読んでもらうために!
    コメントを非表示にして、少しでも読みやすくしてほしいとお願いがありました。

    コメントをくれる人以外でも作品を読んでくれてる人もいます。その人達にとったら作品の中でのコメントのやりとりで【作品が見にくい】など思うかもしれません。

    ですので私としては
    完結するまでに貰ったコメントを非表示にしようと考えました。

    ですが、コメントを貰えるのは本当に嬉しいです!コメントが嫌いで非表示にしたのではありません。

    少しでも私の作品が読者の皆様に読みやすくできるよう、努力させて頂きます!

    長文失礼しました。
  94. 150 : : 2014/07/08(火) 20:45:54
    次作のURL張って頂けませんか?
  95. 151 : : 2014/07/08(火) 22:00:52
    名無しさん
    まだ書き始めていませんので、書き出したら貼ります。書き始めるのは時間がある時ですので正確な日付はわかりません!気長にお待ちください
  96. 152 : : 2014/07/09(水) 01:04:31
    TA☆NO★SI☆MI★
    KI★TA☆I★
    です。頑張ってください!!
  97. 153 : : 2014/07/09(水) 16:50:30
    ザ・ワールドさん
    ありがとうございます!!
    楽しみにしてもらえて光栄です!!
    期待に応えれるように頑張っていきますね!
  98. 154 : : 2014/07/09(水) 22:49:49
    素晴らしかった…
    ライナーは男、いや漢だ‼︎
    お疲れ様でした、続きも頑張って下さい応援してます‼︎
  99. 155 : : 2014/07/10(木) 10:55:32
    可愛い物好きさん
    ありがとうございます!!
    ライナーは漢です!
    本当にありがとうございます!!時間があるときに続きも頑張っていきますね!
  100. 156 : : 2014/07/13(日) 21:42:14
    http://www.ssnote.net/archives/19796
    リヴァペトの番外編です!
    文化祭編はもう少し内容と時間が多く使える時に書きます!宜しければリヴァペトもご覧ください!
  101. 157 : : 2014/07/28(月) 10:19:51
    めっちゃ面白いです!
    エレアニの続きも見たいです!
  102. 158 : : 2014/07/28(月) 21:49:21
    エレアニ最高さん
    いつもコメントありがとうございます!!
    期待に応えれるよう頑張っていきますね!!
  103. 159 : : 2014/07/30(水) 14:15:46
    http://www.ssnote.net/archives/20744
    続きです!!
  104. 160 : : 2014/08/01(金) 16:11:59
    めっちゃおもしろかったです!
    続きがでて本当に良かったです!
    これからも書いてください!
    このシリーズ大好きです!
    頑張ってください!
    ありがとうございます!
  105. 161 : : 2014/08/01(金) 20:56:12
    あさん
    ありがとうございます!!
    書いてる自分にとってそう言って貰えると本当に嬉しいです!!
    期待に応えれるよう頑張っていきます!!
    コメントありがとうございます!!

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ani45

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