ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

あんぱんまん「愛と勇気と…」

    • Good
    • 40

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/05/23(金) 20:48:47

    あんぱんまん「アンパーンチッ!!!」







    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!







    ばいきんまん「バイバイキーンッ!!!!」









    キランッ









    かばおくん「やったぁぁっ!!」


    しょくぱんまん「一件落着だね」

  2. 2 : : 2014/05/23(金) 20:51:52


    チャーラ♪チャラ♪チャーチャチャ♪デケデケデ♪(エンディングテーマのイントロ)
















    かれーぱんまん「ED映像が流れてる。今日はお仕舞だな」


    あんぱんまん「…さて」







    あんぱんまん「OAは終わったよ。そこにいるんだろう?」


    「…」







    ザッ…







    あんぱんまん「やはりね…」


    ばいきんまん「当然だ。あの程度で俺様がやられるとでも?」


  3. 3 : : 2014/05/23(金) 20:55:12


    あんぱんまん「思っちゃいないさ。大方、ダミーロボットを身代わりにしたんだろう?」


    ばいきんまん「さすが、鋭いな。それでこそ俺様のライバルというものだ」


    あんぱんまん「良い子が僕らを視る時間は終わった。本番と行こうか…」


    ばいきんまん「望むところだ…」


    しょくぱんまん「ついに始まるぞ…」


    かれーぱんまん「OA中の戦いなんて、お遊び中のお遊びだからな。反吐が出るぜ」








    あんぱんまん「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」ゴゴゴゴゴッ!!



    ばいきんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」ゴゴゴゴゴッ!!








    しょくぱんまん「二人ともすごいオーラだ!!」


  4. 4 : : 2014/05/23(金) 21:01:19


    あんぱん&ばいきん「喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!」








    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!








    あんぱんまん「く…!」グググ…


    ばいきんまん「また…腕を上げたか…?」グググ…


    あんぱんまん「じゃむおじさんにお願いして、餡の量を8%増しにしてもらったのさ…」


    ばいきんまん「ほう、増税にも負けずに敢えて増量とはな。恐れ入ったぞ…」




    あんぱんまん「無駄話をしている暇はないっ!!喰らえ!!『餡インチパンチ』!!」ビュッ!


    ばいきんまん「くっ…!」ヒョイッ


    ばいきんまん(1インチの間合いから放たれる強力な拳…!あれを喰らえばタダでは済まない!)


  5. 5 : : 2014/05/23(金) 21:07:07


    あんぱんまん「よくかわしたね。これをかわしたのは、君が3人目だ」


    ばいきんまん「おいおい、カウントは正確に頼むぜ。その前の2人も俺だっつーの」


    あんぱんまん「そうだったかな?ごめんよ、格下の顔は覚えられないんだ」


    ばいきんまん「そりゃそうだよな。いちいち顔を取り替えてたら、覚えられるモンも覚えられやしねぇよな」




    あんぱんまん「それは…僕に対する侮辱ととらえて差し支えないかい?」


    ばいきんまん「…それ以外の意味に聞こえたか?」











    あんぱんまん「…貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」ダッ!


    ばいきんまん「相変わらず、怒りのツボと沸点の低さが読めねぇ奴だ!!」


  6. 6 : : 2014/05/23(金) 21:14:40


    あんぱんまん「消し飛べっ!!『餡』…」


    ばいきんまん「隙アリ…」ビュッ!


    あんぱんまん「うっ…!?」






    バシャッ!






    しょくぱんまん「あぁっ!!」


    かれーぱんまん「あれはっ!!」






    あんぱんまん「しまった…」ビシャビシャ


    ばいきんまん「怒りで冷静さを欠いたな。俺が水を隠し持ってることくらい、普段のお前なら見抜けたはずだが」


    あんぱんまん「小癪な…」グラ…


    ばいきんまん「相変わらず致命的な弱点だな、それは。濡れてもダメ、欠けてもダメ、カビ
    が生えてもダメと来た」


  7. 7 : : 2014/05/23(金) 21:20:31


    ばいきんまん「そんな不便な顔を持っている以上、俺様にはどうあがいても勝てねぇのさ」


    あんぱんまん「く…そ…」


    ばいきんまん「ん…?」









    あんぱんまん「クッソォォォォォォォッッ!!!!」ゴオォォォォォォォォォォォォォォッ!!


    ばいきんまん「なっ!?」


    ばいきんまん(奴め、何というオーラだ!顔が濡れていることなど感じさせないほどに…!!)









    あんぱんまん「僕を舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」


    ばいきんまん「舐めやしねぇさ!!脳天から齧り付いてやるよ!!」







    あんぱん&ばいきん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」


























    「そこまでよ」


    あんぱん&ばいきん「!?」


  8. 8 : : 2014/05/23(金) 21:26:29


    かれーぱんまん「誰だ!?」


    どきんちゃん「私よ」


    めろんぱんなちゃん「この戦いが無意味なものであると、いい加減気付いてくれるかしら?」


    ばいきんまん「止めるなどきんちゃん!俺達は今、長きにわたる戦いに決着を…」


    どきんちゃん「だから、それが無意味だって言ってるのよ」


    しょくぱんまん「無意味って言うのは、どう言う事なんだい?」


    どきんちゃん「しょくぱんまん様、よくぞ聞いてくれました」




    どきんちゃん「簡単な話よ。真の敵は他にいる」


    どきんちゃん「あなた達は、そいつの掌の上で転がされているだけに過ぎないって事よ」


  9. 9 : : 2014/05/23(金) 21:32:15


    あんぱんまん「真の…敵?」


    ばいきんまん「俺達がそいつの思うツボになってるって?はっ、馬鹿馬鹿しいな」


    めろんぱんなちゃん「信じようが信じまいがあなたたちの勝手。だけど、私達が掴んだ情報は紛れもない真実」




    めろんぱんなちゃん「付いてらっしゃい。今からいいものを見せてあげる」


    かれーぱんまん「おいおい、いい予感はしねぇな、こいつは…」


    しょくぱんまん「同感だね…」






    どきんちゃん「これから明かされる真実に、あなた達は目を背けずに向き合えるかしら…?」


    あんぱんまん「…」


  10. 10 : : 2014/05/23(金) 21:38:16


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    どきんちゃん「ここよ」


    しょくぱんまん「ここは…!!」


    ばいきんまん「なんでぇ?ただのボロ倉庫じゃねぇか」





    かれーぱんまん「ただのボロ倉庫じゃねぇよ」


    あんぱんまん「じゃむおじさんの第3原料倉庫。この中に、パンの原料である小麦が保管されている…はず」


    ばいきんまん「『はず』?おいおい、まさかお前、中を見たことがねぇのか?」


    あんぱんまん「じゃむおじさんの倉庫は他にもあるんだけど、唯一ここだけは立ち入り禁止を言い渡されていてね」


    あんぱんまん「実はこの場所に来たのもすごく久しぶりなんだ。どうせ来ても入れないからね」


  11. 11 : : 2014/05/23(金) 21:44:16


    かれーぱんまん「臭うな。あのおっさん、この場所に何か隠してるのかもしれねぇ」


    しょくぱんまん「何かって、何を?僕らに見せられないような物?」


    かれーぱんまん「さぁな。そいつが何なのかは知らねぇが、とりあえず『何か』さ」




    どきんちゃん「入ってみれば分かる事よ。中にはおそらく…」


    めろんぱんなちゃん「合鍵も用意してあるわ。これを使って…」ガチャガチャ…






    ガチャンッ






    あんぱんまん「開いた…」


  12. 12 : : 2014/05/23(金) 21:50:14


    どきんちゃん「扉を開けるわよ」


    ばいきんまん「頼む」







    ゴゴゴゴゴ…







    あんぱんまん「…」ゴクリ…








    シーン…








    ばいきんまん「…なんでぇ、何も無いじゃねぇか」


    「誰だ!?」


    ばいきんまん「のわっ!?」


    かれーぱんまん「誰かいるのか!?」







    「この場所に誰かが立ち入るなんて、あってはならねぇ事だ…」


    「…始末するっ!!」


  13. 13 : : 2014/05/23(金) 21:56:33


    しょくぱんまん「どうやら…」


    ばいきんまん「穏便には済まねぇようだな…」


    どきんちゃん「やはり鉢合わせしてしまったようね」


    めろんぱんなちゃん「中に奴がいることは想定内。あなた達、戦闘は任せるわ」


    かれーぱんまん「勝手な女共だなぁ」





    かれーぱんまん「いいだろう。ここは俺に任せて奥へ行きな」


    しょくぱんまん「ちぇっ、君にかっこいい役を取られちゃったな」


    どきんちゃん「心配しないで。あなたはただいるだけで素晴らしいのだから…」


    しょくぱんまん「ありがとう。その言葉を素直に受け取っておくよ」





    かれーぱんまん「おうおう、何枚切りであろうと二枚目な男だねぇ、しょくぱんまんさんよぉ」


    ばいきんまん「誰がうまいこと言えと…」











    「おい!無視してんじゃねぇぞ!!」


  14. 14 : : 2014/05/23(金) 22:03:02


    かれーぱんまん「おっと忘れてた。生憎、雑魚に興味はねぇんでな。さっさと終わらせてやるよ」


    「いきがっていられるのも今の内だ。俺を敵に回したこと、後悔させてやる」


    かれーぱんまん「死ぬ前に聞かせろ。お前は何者だ?」


    きゃりーぱんまん「俺の名はきゃりーぱんまん。運搬屋のパン人間(ヒューパン)だ」




    ばいきんまん「ひゅーぱん?」


    あんぱんまん「僕らのような存在の呼び名さ。じゃむおじさんによって生み出された、特殊な存在」


    しょくぱんまん「もしや彼も、じゃむおじさんの手で…?」


    きゃりーぱんまん「じゃむの旦那が言ってたのは、お前らか。なるほどな、そいつはおもしれぇ…」


  15. 15 : : 2014/05/23(金) 22:12:05


    きゃりーぱんまん「だったら、こっちも本気で潰しにかかるまでだ。泣き面で力が入らなくして…」






    かれーぱんまん「オラァっ!!」ブンッ!!


    きゃりーぱんまん「へぶしっ!!」ドゴッ!!


    しょくぱんまん「うわぁ…」


    どきんちゃん「不意打ちとはね。正義の風上にも置けない奴ね」









    きゃりーぱんまん「てめぇぇぇぇっ!!いきなり殴るなんて卑怯だぞ!!」


    かれーぱんまん「戦いはとっくに始まってんだ。お前が勝手にウダウダ長話してるからだろう」


    きゃりーぱんまん「ぐぬぬ…」


  16. 18 : : 2014/05/24(土) 13:39:59


    かれーぱんまん「皆!さっさと行け!!このバカは30秒で調理してやるからよ!!」


    あんぱんまん「分かった!気を付けて!!」


    しょくぱんまん「生煮えには気を付けて…」






    ダダダダダッ!!






    きゃりーぱんまん「あ!待てコラっ!!」


    かれーぱんまん「お前の相手はこっちだろうが!!」ブンッ!!






    ドゴォッ!!






    きゃりーぱんまん「ぐえぇぇぇっ!!!」


    かれーぱんまん「この程度か?口は達者だが、腕はからっきしだな」


    きゃりーぱんまん「黙れ…このウ○コ野郎…」


    かれーぱんまん「んだとコラァ!?もういっぺん言ってみろ!!」







    きゃりーぱんまん「何度でも言ってやるよ…」ユラァ…


    かれーぱんまん「!!」


    かれーぱんまん(何だコイツ…?急に雰囲気が…)






    きゃりーぱんまん「お前じゃ俺には勝てん。決してな。だからさっさと消えろ…」
















    きゃりーぱんまん「…このウン○野郎っ!!!!!!」



  17. 19 : : 2014/05/24(土) 18:59:45


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!




    あんぱんまん「向こうですごい音がするね…」


    しょくぱんまん「さっきの彼、意外とやるのかもね。かれーぱんまんが無事だといいけど」


    どきんちゃん「彼らの心配もいいけど、こっちはこっちでちゃんと警戒してなさい」


  18. 20 : : 2014/05/24(土) 19:16:46


    めろんぱんなちゃん「確かこの辺だと…」ゴソゴソ…


    ばいきんまん「一体何を探してるんだ?」


    めろんぱんなちゃん「…あった!」


    ばいきんまん「?」






    ピッ…







    ゴゴゴゴゴ…


    一同「!?」


  19. 21 : : 2014/05/24(土) 19:27:04


    あんぱんまん「何の音だい?」


    しょくぱんまん「…見て!床が!!」







    床「」ゴゴゴゴゴ…







    あんぱんまん「これは…」


    ばいきんまん「何てこった…。地下への階段が現れやがった…」


    どきんちゃん「やはりあったわね、隠し通路が。これであの疑惑はクロへと変わりつつある」


    めろんぱんなちゃん「連中が出入りしている姿をキャッチできたのはラッキーだった。ここを突き止めることができたから」


    あんぱんまん「一体君たちは、じゃむおじさんの何を掴んだと言うんだ…?」


    どきんちゃん「言うよりも見るが易し。ここを降りて、己の目で事実を確かめなさい」





    ばいきんまん「そんじゃ行こうか。ウダウダ言ってても始まらないしな」


    しょくぱんまん「そうだね…」


    あんぱんまん「…」


  20. 22 : : 2014/05/24(土) 19:39:12


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    あんぱんまん「…これは?」




    小麦粉?「」ドーンッ




    ばいきんまん「小麦粉の袋が大量に積み重ねてあるようにしか見えんが?」


    しょくぱんまん「これが…じゃむおじさんが隠していた物?」


    どきんちゃん「これらが本当に小麦粉なら、隠す必要などなかったでしょうね」


    めろんぱんなちゃん「やはり…じゃむおじさんは持っていたのね…」











    めろんぱんなちゃん「…大量の覚醒剤を」


    一同「!?」


  21. 23 : : 2014/05/24(土) 19:51:09


    あんぱんまん「覚醒剤だって!?馬鹿な、これが全部そうだと言うのか!?」


    しょくぱんまん「じゃむおじさんがまさか!!何かの間違いだよ!!」


    ばいきんまん「いや」


    しょくぱんまん「ばいきんまん!?」





    ばいきんまん「この粉が何なのかは分からんが、小麦粉じゃないことは確かだ」


    ばいきんまん「長い間、小麦粉と戦ってきた俺なら分かる。こいつは小麦粉なんかじゃない」


    どきんちゃん「パン職人という地位を生かして、わざわざ小麦粉と偽って隠し持つ白い粉」


    どきんちゃん「これがどういう意味なのか、あなた達ならわかるでしょう?」


    めろんぱんなちゃん「…」


    あんぱんまん「そんな…」


    ばいきんまん「じゃむおじさんならぬ、シャブおじさんだったってワケかい」


  22. 24 : : 2014/05/24(土) 20:03:08


    あんぱんまん「じゃむおじさんは、どうしてこんなことに手を染めたんだ…」


    どきんちゃん「理由は分からない。けど、これが現実よ」




    どきんちゃん「じゃむおじさんは、今この世界の裏で暗躍している麻薬シンジケートのボスで間違いないわ」


    どきんちゃん「今、裏の世界では大量の麻薬取引が横行している」


    どきんちゃん「麻薬を求めて殺し合い、麻薬を使って廃人になる。もうボロボロなのよ」


    どきんちゃん「なぜ、廃人になると分かっていながら麻薬を求め続けるのか」



    どきんちゃん「理由は簡単よ。一瞬の快楽を得るため」



    どきんちゃん「そのためになら大金だって平気で積むし、殺しだって簡単にやってのける」


    どきんちゃん「そしてその流れを加速させているのが、他でもない麻薬シンジケート」


    どきんちゃん「その組織を牛耳っているのが、他でもないじゃむおじさん。これが真相よ」


  23. 25 : : 2014/05/24(土) 20:15:05

    あんぱんまん「なんで…」


    しょくぱんまん「どんな目的で、そんな事を…」







    「君たちが知る必要はないよ」


    一同「!?」







    めろんぱんなちゃん「誰!?」


    「君たちと会うのは初めてだね」


    あんぱんまん「君も…じゃむおじさんが?」


    「そうだよ。じゃむおじさんが密かに作り出したヒューパン…」







    うんぱんまん「僕、うんぱんまん。運搬屋さ」

  24. 27 : : 2014/05/24(土) 20:27:49


    しょくぱんまん「また運搬屋…」


    ばいきんまん「なるほど、そう言う事か」


    どきんちゃん「さっきのきゃりーぱんまんと言い、やはりあなた達が…」




    うんぱんまん「そう、麻薬は僕達が運んでいるのさ。空路の運搬は危険が少ないからね」


    うんぱんまん「マヌケな部下達が君たちに見つかったせいで、この場所を割り出されてしまったけど…」


    うんぱんまん「この場で君たちが消えてくれれば、情報が外に漏れる心配もなくなるよね…」


    ばいきんまん「野郎…俺達を消す気か…」


    しょくぱんまん「当然だね。こんな場所を見られて、生きて帰すわけがない」


  25. 28 : : 2014/05/24(土) 20:38:57


    めろんぱんなちゃん「やるしか…ないわね」


    どきんちゃん「戦う覚悟は決まった?あんぱんまん」


    あんぱんまん「僕は…」




    ばいきんまん「いい加減ハラ括れ。お前がいくら悲観したところで、事実は変わりゃしねぇ」


    ばいきんまん「今俺達に残された選択肢は一つ」


    ばいきんまん「…全力でこいつをブッ倒し、外に出ておっさんの真実を公表するんだ!!」


    しょくぱんまん「君がやらないなら、僕がやらせてもらうよ」スッ







    あんぱんまん「待って」


    しょくぱんまん「…」


  26. 29 : : 2014/05/24(土) 20:51:08


    あんぱんまん「まだ事実を受け入れられないし、じゃむおじさんと戦う覚悟もないけれど…」


    あんぱんまん「…君が皆を危険にさらすと言うのなら、僕は見過ごすわけにはいかないっ!!」


    うんぱんまん「その気になってくれたようだね。僕としても嬉しいよ、君と戦えて…」


    うんぱんまん「でも…」


    あんぱんまん「?」







    ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!


    一同「!?」







    しょくぱんまん「上ですごい音が!!」


    うんぱんまん「CurryとCarrieの戦いに終止符が打たれたようだね」


    ばいきんまん「かれーの奴、無事なんだろうな…」


    どきんちゃん「彼の心配は、この場を切り抜けてからにしましょう」






    うんぱんまん「僕らも始めようか…」






    あんぱんまん「…来い!うんぱんまんっ!!」


  27. 30 : : 2014/05/24(土) 21:03:03


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    きゃりーぱんまん「はあっ!!」ブンッ!!






    ドゴッ!!






    かれーぱんまん「ぐ…あぁっ!!」


    きゃりーぱんまん「口ほどにもねぇな。その程度か?」


    かれーぱんまん「ぐ…」


    かれーぱんまん(何だコイツ…いきなり強くなりやがって…?)


  28. 32 : : 2014/05/24(土) 21:14:51


    きゃりーぱんまん「仕事の邪魔だ。おとなしく立ち去る気はねぇんだろ?」


    かれーぱんまん「どう…だろうな…」


    きゃりーぱんまん「なら消してやるだけだ。中身が飛び出ねぇように、注意して潰さねぇとな」


    かれーぱんまん「くっ…」


    かれーぱんまん(こうなったら…)


  29. 33 : : 2014/05/24(土) 21:31:50


    きゃりーぱんまん「…気に入らねぇな、その目。まだ何か秘策でも持ってるのか?」


    かれーぱんまん「あぁそうさ。とっておきの秘策がまだあるぜっ!!」


    きゃりーぱんまん「ならその秘策とやらを見せてもらおうかっ!!」ダッ!


    かれーぱんまん「後悔…するなよっ!!」









    かれーぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」ゴゴゴゴゴッ!!!!


    きゃりーぱんまん「!!」


    きゃりーぱんまん(何だ…!?コイツ、いきなり物凄いオーラを!!)







    かれーぱんまん「この姿を晒す相手は…」













    かれーぱんまん「…お前が最初で最後だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」
















    ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!


  30. 34 : : 2014/05/24(土) 21:42:14


    きゃりーぱんまん「う…おぉぉぉぉっ!!!!!!!」







    シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…







    きゃりーぱんまん「…収まったか?」


    かれーぱんまん?「…」シュウゥゥ…


    きゃりーぱんまん「…何だいそりゃ?見た目は大して変わってねぇようだが?」


    かれーぱんまん?「お前の目は節穴か?」


    きゃりーぱんまん「んだとコラァ!!」


    かれーぱんまん?「今の俺がさっきまでの俺とは違うと言う事を、今から身を持って体験するだろう…」
















    はやしぱんまん「俺の名ははやしぱんまん。カレーではなく、ハヤシのヒューパンとなったのさ」



  31. 35 : : 2014/05/24(土) 21:54:39


    きゃりーぱんまん「ハヤシとパンを!?無謀だぞ!!」


    はやしぱんまん「無謀だと思われる組み合わせの中にこそ、真の強さが滲み出る物さ」


    はやしぱんまん「ゴタゴタ言わずにかかってきな。15秒で調理してやるよ」クイクイ


    きゃりーぱんまん「言わせておけば…」






    きゃりーぱんまん「調理パンは、レンジでチンがお似合いなんだよっ!!」ダッ!


    きゃりーぱんまん「オラぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」ブンッ!







    はやしぱんまん「…」ニヤッ…











    ガシッ!!


  32. 37 : : 2014/05/24(土) 22:06:39


    きゃりーぱんまん「なっ…!?」


    はやしぱんまん「…遅いな。何もかも。そんなんじゃ、チンする間にカップ麺ができちまう」


    はやしぱんまん「スピードは大事だぜ。調理パンひとつに、長時間待たされる身にもなってもらいたいぜ」


    きゃりーぱんまん「あ…あぁ…」




    はやしぱんまん「いつ食うか。いや、お前をいつ殺るか…」


    きゃりーぱんまん「や…」











    きゃりーぱんまん「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!」











    はやしぱんまん「…今でしょっ!!!!!!!」
















    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!


  33. 38 : : 2014/05/24(土) 22:22:00


    きゃりーぱんまん「ぐ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」







    ガッシャアァァァァァンッ!!!!!!







    はやしぱんまん「おっといけねぇ、力加減を誤ったかな?」


    きゃりーぱんまん「」


    はやしぱんまん「…まぁいいや。ミッション完了だな」









    シュウゥゥゥゥ…









    かれーぱんまん「…ふぅ、やはりハヤシとの組み合わせは疲れるぜ」


    かれーぱんまん(こっちは終わったぜ。お前らも無事でいてくれよ、あんぱんまん…)


  34. 42 : : 2014/05/27(火) 20:52:23



    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    しょくぱんまん「そんな…」


    ばいきんまん「俺は…夢でも見てるのか…」






    あんぱんまん「」






    うんぱんまん「兼ねてから手合せしたいと思っていたけど、この程度だったなんてね」


    めろんぱんなちゃん「あんぱんまんっ!!目を開けてっ!!」


    うんぱんまん「無駄だよ。彼の意識は、とっくに失われている」


  35. 44 : : 2014/05/27(火) 21:03:10


    うんぱんまん「それっ」ヒュッ




    あんぱんまん「」ドサッ…




    どきんちゃん「ひどい…」






    あんぱんまん「」ボタボタ…






    しょくぱんまん「ひどい出餡量だ!あのままでは…」


    めろんぱんなちゃん「失餡死してしまう!!早く手当を!!」


    ばいきんまん「しかし妙だな?いくら実力差があるとはいえ、あいつがこうも簡単にやられちまうはずが…」


    うんぱんまん「それは僕も疑問に思ったよ。いくら何でも、手ごたえが無さ過ぎた」





    うんぱんまん「彼の実力は、まるで顔が濡れて力が出ない状態のそれと酷似していたからね」


    ばいきんまん「!!」


  36. 45 : : 2014/05/27(火) 21:13:04

    しょくぱんまん「ばいきんまん!?」


    ばいきんまん「…何てこった!あれは俺のせいじゃねぇか!!」


    どきんちゃん「そうね…。ここへ来る前、あなたの攻撃であんぱんまんの顔は濡れていた」


    どきんちゃん「彼は平静を装ってここまで来たけど、戦えるだけの力は残ってなかったのよ」


    うんぱんまん「なるほどね、納得したよ。彼はすでに、満身創痍の状態だったというワケか」




    めろんぱんなちゃん「どうして…」


    めろんぱんなちゃん「せめてここへ来る前に、顔を交換する手もあったでしょ…」


    めろんぱんなちゃん「あんぱんまんの…馬鹿…!」


    うんぱんまん「望まぬ形とはいえ、一番の邪魔者は排除できた。後は君たちを…」


    しょくぱんまん「…っ!!」





















    あんぱんまん「待…て…」


    一同「!?」
  37. 46 : : 2014/05/27(火) 21:23:33

    あんぱんまん「皆には…手を出すな…」グググ…


    ばいきんまん「餡の字!お前っ!!」


    しょくぱんまん「その体で戦いを続けようって言うのか!?」


    めろんぱんなちゃん「無茶よっ!!」




    うんぱんまん「残念だけど、後はカビパンになる運命を待つだけの君に興味はない」


    うんぱんまん「それとも、今からじゃむおじさんの工場に行って、顔を取り替えてくるかい?」


    しょくぱんまん「…そうだ!それしかない!待ってろ、僕が取ってくる!!」





    あんぱんまん「いや…駄目だ…」





    しょくぱんまん「どうして!?君のプライドが、敵であるジャムおじさんの手を借りることを拒んでいるのか!?」





    あんぱんまん「そうじゃない…もう…遅いんだ…」

  38. 47 : : 2014/05/27(火) 21:33:31


    しょくぱんまん「遅い…!?」


    うんぱんまん「彼の言う通り。君達がじゃむおじさんへの反抗の意思を示した事はすでに筒抜けさ」


    うんぱんまん「今頃君たちを甚振る算段を整えているところじゃないかな」


    しょくぱんまん「構うもんか!!無理矢理にでも工場へ突撃して、顔の一つや二つ取ってくることくらい…」


    うんぱんまん「君では無理だ。せいぜい、カリカリに焼かれておいしいパン粉にされるのが関の山さ」


    しょくぱんまん「くっ…!!」


  39. 48 : : 2014/05/27(火) 21:43:10



    うんぱんまん「さて…無駄話もこの辺にしよう」


    うんぱんまん「僕が運搬するのは、荷物だけではないんだよ…」スッ…


    ばいきんまん「な…何しやがる気だ!?」




    うんぱんまん「君たちの命を運んであげるよ…」







    うんぱんまん「…あの世までね!!」ダッ!


    あんぱんまん「や…」


    しょくぱんまん「来たぞ!!」


    ばいきんまん「無理だ!奴は止められねぇっ!!」





















    あんぱんまん「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!」ガバッ!!


  40. 49 : : 2014/05/27(火) 21:53:35


    どきんちゃん「あんぱんまん!?」


    うんぱんまん「立ち上がった…!?馬鹿な!!」






    あんぱんまん「皆に手を出す奴は…許さないぞっ!!」


    うんぱんまん「濡れた顔とダメージで、立ち上がる力など残ってないはず…!!」


    うんぱんまん「一体、何が君をそこまで駆り立てるんだ…?」


    あんぱんまん「答えは簡単だよ…」


    あんぱんまん「仲間のため…正義のため…そして僕と皆の…」











    あんぱんまん「…愛と勇気のためだっ!!!!!!!!!」











    カッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!


  41. 50 : : 2014/05/27(火) 22:03:20


    うんぱんまん「うっ!?」


    ばいきんまん「がっ!?」


    どきんちゃん「あぁっ!!」


    しょくぱんまん「眩しいっ!!」


    めろんぱんなちゃん「この光は何!?」







    あんぱんまん「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…」







    あんぱんまん「あっ…」フラッ…











    ドサッ…











    しょくぱんまん「あんぱんまんっ!!」


    あんぱんまん「」


  42. 52 : : 2014/05/27(火) 22:13:30


    ばいきんまん「はぁ、はぁ、今のは一体何だったんだ…?」


    どきんちゃん「それより、あんぱんまんがっ!!」







    うんぱんまん「…」


    うんぱんまん(彼の決意と共に放たれた光、そして僕の心が…)


    うんぱんまん(彼はもしかして…)







    めろんぱんなちゃん「どきんちゃん!ばいきんまん!大丈夫!?」


    ばいきんまん「言ってる場合か!ヤツが来るぞ!!」


    うんぱんまん「いや」


    ばいきんまん「あ!?」











    うんぱんまん「戦いは終わりだ。もう君達と争う理由はない」


  43. 53 : : 2014/05/27(火) 22:23:34


    ばいきんまん「何言ってやがる!さっきまで俺達を殺す気だったろうが!!」


    うんぱんまん「気が変わったのさ。それに…」チラッ







    かれーぱんまん「おいお前ら!今の光は一体何だ!?」


    きゃりーぱんまん「お前っ!俺を引きずるんじゃねぇっ!!」ズリズリ


    かれーぱんまん「負け犬は黙って俺にキャリーされてろ!」ズリズリ


    しょくぱんまん「かれーぱんまん!無事だったんだね!!」


    ばいきんまん「おい!何でそいつも連れてきやがった!!」


    かれーぱんまん「不本意だが、いざという時のパン質にな。その必要も無くなったみたいだが?」


    うんぱんまん「きゃりーぱんまんに勝つとは、君もなかなかの実力者と見ていいね」


    かれーぱんまん「うおっ!?あんぱんまん!!しっかりしろっ!!」






    あんぱんまん「」



  44. 54 : : 2014/05/27(火) 22:33:18

    かれーぱんまん「てめぇがやったのか!?」


    うんぱんまん「途中までは僕だけど…まぁ、話すと長くなりそうだね」


    うんぱんまん「彼がこうなった以上、顔を取り替えるまで動けない」


    ばいきんまん「だから何だ?トドメを刺そうってのか?」







    うんぱんまん「…付いてきたまえ。この奥に、とっておきの物を隠してある」


    どきんちゃん「何なのよ…?殺しにかかったと思ったら、いきなり掌を反して…?」


    しょくぱんまん「罠に決まっている!きっと奥には恐ろしい罠が!!」


    ばいきんまん「仮に罠だとして、ここで奴に付いて行かねぇ選択肢はあるのか?」


    しょくぱんまん「あるさ!あんぱんまんを連れて、一刻も早くここから脱出を!!」


    ばいきんまん「連れ出してどうなる?どの道、餡の字はその状態のままだろう?」






    あんぱんまん「」






    しょくぱんまん「それは…」

  45. 55 : : 2014/05/27(火) 22:43:31


    ばいきんまん「俺達はどうせ、一度奴に殺されるはずだった身だ」


    ばいきんまん「奴らが何を企んでるか知らねぇが、事態が『死亡確定』から『一か八か』まで好転したんだ」


    ばいきんまん「だったらその生き永らえた命をベットに、一発バクチと行こうじゃねぇか」


    しょくぱんまん「…」


    かれーぱんまん「…よく分からんが、俺もばいきんまんに賛成だ」


    めろんぱんなちゃん「…私も。あいつは敵だと思ったけど、今はそんなに悪い感じはしない。何となくだけど」





    うんぱんまん「決まったようだね。さぁ、みんな…」


    きゃりーぱんまん「グズグズしてると置いてくぜ」









    スタスタ…


  46. 56 : : 2014/05/27(火) 23:03:01


    かれーぱんまん「俺達も…」


    ばいきんまん「…」




    ばいきんまん(それにしても、さっきの光は一体?俺が感じたのは一体何だったんだ…?)


    どきんちゃん(何かこう…うまく表現できないけど…)
















    ばいきん&どきん(心に何かが語り掛けてくるような…?)


  47. 57 : : 2014/05/30(金) 20:00:15



    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    うんぱんまん「…さあ、この部屋だ」


    しょくぱんまん「この部屋は…!?」






    あんぱんまんの顔「」ズラッ!






    めろんぱんなちゃん「棚一面に、あんぱんまんの顔が!?」


    うんぱんまん「この部屋は、じゃむおじさんが有事に備えて作っておいた、顔の貯蔵庫だ」


    うんぱんまん「情報が外部に漏れることを危惧して、本当に一部の者にしかここは知らされていない」


    かれーぱんまん「俺達を差し置いてお前らだけ教えられてたってか?気に入らねぇな」


    しょくぱんまん「無理もない。彼らは僕ら以上の側近だ」


  48. 58 : : 2014/05/30(金) 20:15:37


    きゃりーぱんまん「あんぱんまんが俺らの敵になった時、真っ先にここを潰せと旦那から仰せつかってるんだ」


    きゃりーぱんまん「だからこそ、この場所をお前らに教えた意味を考えてほしいね」




    ばいきんまん「つまり、お前らもじゃむおじさんに…?」


    うんぱんまん「不思議なものだね。さっきまではそんな気は微塵もなかったと言うのに」


    うんぱんまん「突如として使命感に駆られたんだ。正義のために最善を尽くしなさい、とね」


    きゃりーぱんまん「まぁ俺もそんなところだな。理由は全く分からんが」






    ばいきんまん(もしや…?)


  49. 59 : : 2014/05/30(金) 20:32:51


    かれーぱんまん「だけどよ、パンってのはお世辞にも日持ちするモノじゃねぇだろ」


    しょくぱんまん「その…長期間保管していて、食品衛生上の問題はないのかい?」


    うんぱんまん「安心してよ。ここのパンは全て、天然酵母生地で作られている」


    かれーぱんまん「天然酵母だと!?」




    うんぱんまん「保存用に作られたパンなんだ、当然の措置と言えるね」


    うんぱんまん「さらにじゃむおじさんの技術を駆使すれば、製造から2年は余裕でおいしさを保てるのさ」


    かれーぱんまん「今更だがあのおっさん、一体何者なんだ…?」


    しょくぱんまん「そうだね。そんなすごい技術を持っているなんて…」


    かれーぱんまん「技術もそうだが、俺が疑問に思っているのはもっと根本的なところだ」




    かれーぱんまん「お前ら、もしかしてそこんとこについても何か知ってるんじゃねぇのか?」


    うんぱんまん「そうだね…。君達に隠しておく理由もないし、今ここですべてを打ち明けよう」


  50. 60 : : 2014/05/30(金) 20:45:31


    きゃりーぱんまん「…と、その前にだ。一番話を聞かなきゃいけねぇ奴が、まだお寝んねしてるぜ」






    あんぱんまん「」






    うんぱんまん「そうだったね。それじゃ君、棚から顔を一つ取ってくれるかい」


    めろんぱんなちゃん「うん…」スッ




    あんぱんまん「」




    めろんぱんなちゃん「一度言ってみたかったのよね…」


    めろんぱんなちゃん「…あんぱんまん!新しい顔よっ!!」ビュッ!






    ポコーンッ!








    グルグルグルグッ!!!










    あんぱんまん「」カッ!!!


    一同「おぉっ!!」











    テテレッテテ~テ~テ~♪テテテテッテレレ♪テッテレテッテッテ~♪











    あんぱんまん「元気100倍!あんぱんまんっ!!!」バッ!!


  51. 61 : : 2014/05/30(金) 21:01:05


    ばいきんまん「ようやくお目覚めか。全く、世話の焼けるパンだぜ」


    あんぱんまん「僕は今まで一体何を…?」


    ばいきんまん「覚えてねぇのか?そいつにボコられてた事も、変な光を出したことも」


    あんぱんまん「うんぱんまんに負けたことは覚えてるけど、その先は…」


    ばいきんまん「呆れた奴だ。まぁ、そのおかげでこうして皆無事なんだがな」





    うんぱんまん「やぁ、さっきは酷いことをしてすまなかったね」


    あんぱんまん「君が僕を助けてくれたんだね?」







    あんぱんまん「…ありがとう」


    うんぱんまん「…っ!」


    あんぱんまん「どうしたの?」






    うんぱんまん(敵であった僕にですら、何の躊躇もなくお礼を言えるなんて…)


    うんぱんまん(やはり彼には、あの素質が眠っていると思って間違いないのか…?)


  52. 62 : : 2014/05/30(金) 21:15:16


    うんぱんまん「…」






    うんぱんまん(…いや、今更それは疑う余地もないね。現に僕がこうして、彼に手を貸しているのだから)






    かれーぱんまん「役者はそろったぜ。早いとこ、話しとやらを聞かせてもらおうか」


    うんぱんまん「そうだね。まずは、じゃむおじさんたちが何者なのかについて」


    うんぱんまん「君たちは、彼らについて疑問を持ったことはないかい?」


    しょくぱんまん「疑問?」


    うんぱんまん「彼らのようなヒューマンタイプは、この国を見渡しても他に誰一人としていない」


    うんぱんまん「それじゃ彼らは一体どこから来たのか?」


  53. 63 : : 2014/05/30(金) 21:30:14


    かれーぱんまん「…確かに。考えたこともなかったな」


    ばいきんまん「俺の記憶が正しければ、あいつらは5年ほど前にひょっこり現れたぜ」


    めろんぱんなちゃん「5年前…?」






    うんぱんまん「そう、5年前。どこからともなく彼らが現れ、この地に居を構え、僕らを生み出した」


    うんぱんまん「何でだと思う?」


    かれーぱんまん「それが分からねぇから聞いてるんだろうが」


    あんぱんまん「何か…成し遂げたい目的があったとか?」


    きゃりーぱんまん「ご名答。ここから先は、俺とうんぱんまんが得た情報…」







    きゃりーぱんまん「…『地球の巫女』計画について教えてやる」


  54. 64 : : 2014/05/30(金) 21:45:09


    あんぱんまん「『地球の巫女』!?」


    しょくぱんまん「何だい?その物々しい計画は?」




    うんぱんまん「この世界には、『地球の心臓』と呼ばれる地点が存在する」


    うんぱんまん「その地に選ばれた者が足を運ぶと、地球のデータベースを自分の中に取り込むことができると言われている」


    かれーぱんまん「言ってる意味が分からねぇぞ…?」






    うんぱんまん「簡単に言えば、この地球のすべての情報を頭の中に取り込めるのさ」


    うんぱんまん「この意味が、君達には分かるかい?」


    しょくぱんまん「つまりそれは…」







    あんぱんまん「極端に言い換えると、地球の支配者になれる。そう言う事だね?」


  55. 65 : : 2014/05/30(金) 22:00:15


    うんぱんまん「そうだ。そしてその選ばれた者と言うのが、他でもないばたこさんなんだ」


    めろんぱんなちゃん「ばたこさんが!?」


    どきんちゃん「なるほど。それで『地球の巫女』なのね」




    うんぱんまん「彼らはそのデータベースを得るため、地球の各所を巡ってこの地へ辿り着いた」


    うんぱんまん「そしてパン屋を営む傍ら、データベースへ直結するためのシステムを開発していたんだ」


    あんぱんまん「僕らに内緒で、そんなことを…」




    ばいきんまん「おいちょっと待て。それじゃ、麻薬取引は一体どう関係してくるんだ?」


    うんぱんまん「簡単さ。システム構築のための資金集め。後は、皆の注意を少しでも他へ逸らすためさ」


    うんぱんまん「麻薬流通の情報が流れていれば、わざわざ一介のパン屋にみんなの注目が集まるわけがないからね」


    かれーぱんまん「どこまでも用意周到なおっさんだな」


  56. 66 : : 2014/05/30(金) 22:20:26


    ばいきんまん「そんな物のために、わざわざ5年も正義ヅラしてたって言うのか?」


    うんぱんまん「彼らからすれば、『そんな物』で片付けられないほど重要な物なのさ」




    あんぱんまん「教えてくれ、うんぱんまん。僕らはこれからどうすればいい…」


    あんぱんまん「どうやってじゃむおじさんたちの目を覚まさせればいいんだ…?」


    うんぱんまん「君はあくまで、彼らのわずかな良心を信じると言うんだね?」


    あんぱんまん「今は確かにとんでもない事を考えているのかもしれない。けど!」


    あんぱんまん「いつも僕らに見せてくれていたあの笑顔は、嘘じゃないと信じたいんだ!」






    ばいきんまん「やれやれ、相変わらずの甘ちゃんだな。お前の中身よりも、ずっと甘ぇよ」


    あんぱんまん「甘ちゃんでも構わない。僕は、あの人たちとずっと一緒に暮らしていければ、それでいいんだよ」


    ばいきんまん「そんなモンはキレイ事だな。キレイってのは、俺が一番嫌いな言葉だ」


    あんぱんまん「キレイ事がいいじゃない、何事であっても」


    あんぱんまん「キレイ事ってのは、言い換えれば一番の理想論だよ。誰だって、理想通りが一番いいに決まってる」


  57. 67 : : 2014/05/30(金) 22:40:27


    うんぱんまん「君の理想、叶うか叶わないかは君次第だよ」


    うんぱんまん「尤も、君の持つ素質が本物なら、あるいは…」


    あんぱんまん「一体、君は僕の何を知っていると…」












    あんぱんまん「!?」


    しょくぱんまん「どうした!?」


    あんぱんまん「あの一番奥の棚の顔…」











    顔「」コォォ…











    あんぱんまん「何だろう…他の顔とは違う…何か大きな力を感じる…」


    かれーぱんまん「そうか?俺には他の顔と同じに見えるが?」


    うんぱんまん「そうだね。僕もそう思うけど、君には何か感じるのかい?」


    あんぱんまん「ハッキリとは分からないけど、僕とは似て否なる何か…」







    あんぱんまん「…ううん、気のせいかもしれない。変なこと言ってごめんね、皆」


  58. 68 : : 2014/05/30(金) 22:51:19


    うんぱんまん「とりあえず、持てるだけの顔を持ってここを早急に脱出しよう」


    きゃりーぱんまん「いつ旦那が仕掛けてくるか分からねぇからな。さっさとしろよ」


    かれーぱんまん「偉そうに言いやがって…」





















    ゴゴゴゴゴ…


    一同「!?」


  59. 69 : : 2014/05/30(金) 23:05:25



    ばいきんまん「おい!この揺れは何だ!?」


    うんぱんまん「しまった!遅かったか!!」


    きゃりーぱんまん「簡潔に言う!もうじきここは爆発する!!その前に脱出だ!!」


    あんぱんまん「何だって!?」


    どきんちゃん「まさか…」


    めろんぱんなちゃん「じゃむおじさんが!?」


    うんぱんまん「説明は後だ!!皆急げっ!!」


























    一同「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」





























    ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


  60. 71 : : 2014/05/31(土) 20:00:17

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







    パラパラ…







    あんぱんまん「はぁ、はぁ、間一髪だったね…」


    かれーぱんまん「おい、皆無事か?」


    しょくぱんまん「何とかね。トーストになる前に逃げきれたよ…」


    めろんぱんなちゃん「これ以上焼かれるのはゴメンだわ…」


    ばいきんまん「熱殺菌なんて笑えねぇからな」


    どきんちゃん「同じく…」





    うんぱんまん「まさか…ここまで早く手を打って来るとは…」


    きゃりーぱんまん「さすが旦那、向こうが何枚も上手だったようだ」


    かれーぱんまん「感心してる場合かよ…」


  61. 72 : : 2014/05/31(土) 20:12:14



    あんぱんまん「待って!爆発した建物の跡から、何かが…」






    謎の装置「」ズーン…






    ばいきんまん「あの爆発で無傷とは…」


    きゃりーぱんまん「あいつは…」


    うんぱんまん「間違いないね。初めて見たけど、きっとそうだろう」






    うんぱんまん「皆、聞いてくれ。今あそこにある謎の装置」


    うんぱんまん「あれこそが地球のデータベースへと直結するためのシステムだ」


    ばいきんまん「何だって!?」


    うんぱんまん「じゃむおじさんはあれを使って、ばたこさんに地球の記憶を流し込むつもりだろう」


    きゃりーぱんまん「まさかあの装置が、俺達が護衛してた倉庫の下にあったなんてな」


    あんぱんまん「一番信頼がおける君たちの傍に置いておくのは、理に適っているよ」


  62. 73 : : 2014/05/31(土) 20:24:10


    しょくぱんまん「しかし、傷一つないとは…」


    「当たり前だよ。私の技術を舐めてもらっては困るね」


    一同「!?」









    ばいきんまん「出やがったな…」


    かれーぱんまん「黒幕登場ってワケかい…」


    じゃむおじさん「どうだい、君達。私のすべてを知った感想は?」


    あんぱんまん「じゃむおじさんっ!嘘ですよね!?嘘って言ってくださいっ!!」


    じゃむおじさん「嘘だよ…」


    あんぱんまん「じゃむおじさん…」ホッ…


    じゃむおじさん「そう、すべて嘘だ…」











    じゃむおじさん「…今まで君達に優しくしていたじゃむおじさんは、すべて嘘なのさっ!!!」


    あんぱんまん「なっ…」フラッ…


    しょくぱんまん「あんぱんまんっ!!」


    めろんぱんなちゃん「気を確かに持って!!」


  63. 74 : : 2014/05/31(土) 20:36:04


    うんぱんまん「…」


    きゃりーぱんまん「…」






    じゃむおじさん「それにしても、ショックだったなぁ。まさか君たち二人までそちら側に付くなんてね」


    うんぱんまん「僕だって、そんなつもりは微塵もなかったです」


    きゃりーぱんまん「同じく。あんたから授かったこの命、地獄の底まで運命を共にする気でいたが…」


    きゃりーぱんまん「…何故だろうな。今はどうしてもアンタに手を貸すわけにはいかねぇんだ」


    じゃむおじさん「実に残念だ。君達を、私の最高傑作で葬らねばならないという事が…」


    じゃむおじさん「…おいで」







    スタスタ…


    一同「!?」


  64. 75 : : 2014/05/31(土) 20:48:14



    ばいきんまん「何だあいつは…!?」


    めろんぱんなちゃん「い…いやあぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


    しょくぱんまん「首から上が無いだと…!?」






    首なしぱんまん「…」スタスタ…






    じゃむおじさん「ふふふ…。もう君たちは、この子から逃れることはできないよ」


    ばいきんまん「おいおい、何が最高傑作だ!笑わせるんじゃねぇよ!!」


    ばいきんまん「お前らヒューパンは、顔がエネルギー源だったはずだ!!」


    ばいきんまん「その肝心な顔がねぇんじゃ、そいつはただの木偶の棒だろうが!!」


    じゃむおじさん「さすが、良く知ってるね。あんぱんまんと長きにわたる激闘を繰り広げて来ただけの事はある」


    じゃむおじさん「顔が無い?じゃあ、簡単なことだよ…」







    じゃむおじさん「…顔をあげればいいのさ。こんなふうにね」スッ


  65. 76 : : 2014/05/31(土) 21:00:30



    かれーぱんまん「何をする気だ!?」


    どきんちゃん「あれは…」


    うんぱんまん「そんな!?あの爆発で何故!?」


    あんぱんまん「奥の棚にあった、不思議な力を感じる顔…」






    顔「」フワフワ…






    じゃむおじさん「この顔は特注品でね。こうしてこの子に与えるために作っておいたんだ」


    じゃむおじさん「これから君たちは、地獄を体感することになるだろう」


    しょくぱんまん「それほどまでに恐ろしい顔だと言うのか…?」


    ばいきんまん「お前ら、ボケっとするな!!早くその顔を叩き落とせっ!!」ダッ!


    どきんちゃん「ばいきんまんっ!!」


    かれーぱんまん「迂闊だったぜ!まさか奴に先を越されるとはっ!!」ダッ!


  66. 77 : : 2014/05/31(土) 21:13:19



    じゃむおじさん「…させないよ」


    ばたこさん「はあっ!!」バッ!


    しょくぱんまん「ばたこさんっ!?茂みに潜んでいたのか!!」


    あんぱんまん「危ないっ!!」





    ドゴッ!!





    ばいきんまん「ぐふっ…」


    かれーぱんまん「があっ!」


    ばたこさん「…ふぅ」スタッ




    きゃりーぱんまん「あの身のこなし…。さすが、あらゆる格闘術を会得してるだけの事はあるな」


    めろんぱんなちゃん「格闘術だなんて…私達そんなの聞いてないわよっ!!」


    ばたこさん「いずれ敵となるような連中に、わざわざ手の内を晒すようなマネ、すると思う?」


    ばたこさん「所詮パンごときの知能じゃ、私達の正体を見破るなんてこと出来やしないでしょうけど」


  67. 78 : : 2014/05/31(土) 21:24:06


    かれーぱんまん「おのれ…このクソアマ…」


    ばたこさん「お黙りっ!!」ゲシッ!!


    かれーぱんまん「ぐあっ!!」






    ばたこさん「不愉快だわ。じゃむおじさん、さっさとこいつらを始末して頂戴」


    じゃむおじさん「分かった。それじゃばたこは、早くあの装置へ入って」


    ばたこさん「楽しみだわ。いよいよ私が地球の巫女になれるのね」


    じゃむおじさん「そうさ。唯一無二の絶対的存在、そう…」







    じゃむおじさん「…『ばたこ・エクストリーム』へと進化を遂げるのさ」


  68. 79 : : 2014/05/31(土) 21:36:26


    ばたこさん「それじゃ…はあっ!!」ダッ!


    あんぱんまん「あぁっ!!」


    しょくぱんまん「すごいジャンプ力だ!!」


    ばたこさん「ふっ」ストッ






    ウィィィィン…






    ガシャンッ






    どきんちゃん「装置が閉まった!早くばたこを取り出さないと!!」







    ゴゴゴゴゴ…







    ばたこさん「う…来たぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」







    ゴゴゴゴゴ…







    きゃりーぱんまん「このままでは、地球の記憶がばたこの体内に!!」


  69. 80 : : 2014/05/31(土) 21:48:18


    あんぱんまん「よし、この装置を壊すんだ!!」


    ばいきんまん「俺様も加勢するぜ!!」






    あんぱんまん「…『餡・拳(アンパンチ)』!!」ビュッ!


    ばいきんまん「…『バイ・キン・グー』!!!」ビュッ!







    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!







    しょくぱんまん「二人の拳、すごい威力だ!これなら…」


    きゃりーぱんまん「いや…」






    装置「」キュピーン






    ばいきんまん「無傷…だと!?」


    かれーぱんまん「中身はどうなった!?」






    ばたこ「う…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」


    ばたこさん「キテます!キテますよぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!」






    うんぱんまん「このままではマズいね…」


  70. 81 : : 2014/05/31(土) 21:59:40


    じゃむおじさん「よそ見している間に、こちらの準備が…」






    顔「」フワフワ






    カポッ…






    元首なしぱんまん「…ふぅ、やっとこの姿になれたか」


    じゃむおじさん「…整ってしまったよ」


    うんぱんまん「しまった!!」




    元首なしぱんまん「全く、オレをあんな狭ぇ所に閉じ込めるなんて、あんたも人が悪ぃな」


    じゃむおじさん「すまなかったね。君のその顔に適合する肉体を作るのに時間がかかってしまってね」


    じゃむおじさん「でも…その肉体はもう完璧だ。思う存分暴れるがいいよ…」














    じゃむおじさん「…『こしあんぱんまん』」


    一同「!?」


  71. 82 : : 2014/05/31(土) 22:05:11


    ばいきんまん「こしあんぱんまんだと…?」


    あんぱんまん「僕とは違うのか…?」




    じゃむおじさん「あんぱんまんの中身が粒あんというのは、周知の事実だ」


    じゃむおじさん「だがその粒が、強さや非情さを向上させるための弊害となっていた」


    じゃむおじさん「だから私は考えた。粒を無くし、一切の無駄を削ぎ落とした究極の戦士は作れないかと」


    じゃむおじさん「そして完成した。文字通り無駄を『漉した』純粋悪の存在、それがこしあんぱんまんさ!」


    あんぱんまん「恐ろしい相手だ…」


  72. 83 : : 2014/05/31(土) 22:15:26



    こしあんぱんまん「さて…オレの相手はどいつだ?」


    あんぱんまん「よし、ここは僕が…」


    きゃりーぱんまん「待てよ」


    あんぱんまん「きゃりーぱんまん…」




    うんぱんまん「あいつの足止めは僕らにやらせてくれ。君には、どうにかしてあの装置を止め欲しい」


    あんぱんまん「でも、相手の強さは未知数だ!君達だけで勝てるかどうか…」


    うんぱんまん「勝つよ。何があろうと。あんな奴に負けたりはしない」


    きゃりーぱんまん「仮に勝てなくても、あんたらが装置を壊すまでの時間稼ぎくらいはできるさ」


    うんぱんまん「あんぱんまん…僕達を…信じて…」


    あんぱんまん「うんぱんまん…」


  73. 84 : : 2014/05/31(土) 22:20:37


    ばいきんまん「ボケっとするな!さっさと決めろ、時間がねぇんだ!!」


    あんぱんまん「…分かった。あいつの相手は君たちにお願いするよ」






    あんぱんまん「ばいきんまん!しょくぱんまん!かれーぱんまん!」


    ばいきんまん「やれやれ…」


    しょくぱんまん「協力するよ、あんぱんまんっ!!」


    かれーぱんまん「ヘマすんなよ、お前らっ!!」


    きゃりーぱんまん「てめぇに言われるまでもねぇよ、バーカ!!」


  74. 85 : : 2014/05/31(土) 22:28:27


    うんぱんまん「さて…」


    こしあんぱんまん「お?二人がかりか?構わねぇぜ、来いよ…」


    こしあんぱんまん「…漉してやる。一人残らず!」ゴオォッ!!


    じゃむおじさん「“死”合…開始っ!!」


    きゃりーぱんまん「先手必勝!!喰らえ、「つけまつける」!!」バッ!






    カッ!!






    こしあんぱんまん「何だ?」






    ゴゴゴゴゴ…






    つけまつ毛「」ゴゴゴゴゴ…






    こしあんぱんまん「空から大量のつけまつ毛?何をする気だ?」


  75. 86 : : 2014/05/31(土) 22:36:27



    きゃりーぱんまん「こうするのさっ!!」ビュッ!






    つけまつ毛「」ドドドドッ!!






    こしあんぱんまん「うおっ!?」


    じゃむおじさん「むっ?」


    こしあんぱんまん「こいつは…」ビッシリ…




    きゃりーぱんまん「大量に降り注いだつけまつ毛が敵の体に張り付き、その動きを封じる!!」


    きゃりーぱんまん「これが俺の技、『つけまつける』だ!!もう逃れられねぇぜ!!」


    こしあんぱんまん「へぇ…ただの雑魚ではないようだな…」ビッシリ


  76. 87 : : 2014/05/31(土) 22:44:37



    きゃりーぱんまん「負け惜しみを言う暇も与えねぇ!!続けていくぜ、『ファッションモンスター』!!」バッ!






    ゴゴゴゴゴ…






    じゃむおじさん「今度は何だ?」


    謎の怪物達「ケケケケケッ!!」


    こしあんぱんまん「今度は奇抜なファッションをしたバケモノだと?」


    きゃりーぱんまん「俺のしもべ、『ファッションモンスター』だ!!こいつらの袋叩きを味わいな!!」




    怪物「ケケッ!!」ビュッ!


    こしあんぱんまん「…」ドゴッ!




    怪物「キャキャキャ!!」ブンッ!


    こしあんぱんまん「…」バキッ!




    きゃりーぱんまん「…何だよ、大して堪えてねぇみてぇだな」


    こしあんぱんまん「そんなことないぜ。あぁ痛い、痛すぎて死にそうだ」ニヤニヤ


    きゃりーぱんまん「野郎…舐めやがって…」


  77. 88 : : 2014/05/31(土) 22:52:28


    きゃりーぱんまん「それじゃ、こいつを喰らってもそうやってニヤついてられるか!?」バッ!






    ゴゴゴゴゴ…






    怪物達「ウケケケケケケッ!!!!」


    じゃむおじさん「すごい数だね」


    こしあんぱんまん「ほう、さらに怪物が増えるか」


    きゃりーぱんまん「俺が操れる限りのしもべを一斉に呼び出す技…」




    きゃりーぱんまん「これぞ奥義!『ファッションモンスター・百鬼夜行』!!!!」




    怪物達「アァァァァァァッ!!」ウジャウジャ…



  78. 89 : : 2014/05/31(土) 23:10:56


    あんぱんまん「すごい…怪物たちをあんなに従えてるなんて…」


    かれーぱんまん「奴め、俺と戦った時は本気じゃなかったのか…」


    ばいきんまん「余所見するな、俺達はこっちの仕事に集中するんだ」


    あんぱんまん「分かったよ。ごめんね…」


    ばいきんまん「…」


    ばいきんまん(俺の見立て通りなら、あの勝負、おそらく…)
















    怪物達「アギャギャギャギャッ!!!」ゲシゲシッ!!




    こしあんぱんまん「チッ…鬱陶しいな…」


    きゃりーぱんまん「あいつめ、あれでもまだ平然としてやがるのか…」


  79. 90 : : 2014/05/31(土) 23:24:04


    うんぱんまん「そろそろ僕の出番かな…」スッ…


    怪物「ゲギャ?」






    怪物「キャキャッ!!」スイーッ






    じゃむおじさん「何だ?攻撃を終えた怪物が、再び集まってきた?」


    うんぱんまん「僕は運搬を生業とするヒューパン。それは怪物とて例外じゃない」


    うんぱんまん「僕の能力で、遠くの怪物達を次々と君の下へと運搬するのさっ!!」


    怪物達「ウキャキャキャッ!!!」スイーッ!




    ドゴッ!




    バキッ!




    ゲシゲシッ!




    こしあんぱんまん「…」


  80. 91 : : 2014/05/31(土) 23:33:07


    きゃりーぱんまん「こうなった以上、お前が死ぬまで攻撃は終わらないぜ!!」


    うんぱんまん「これぞ僕らの合体技…」









    うんぱん&きゃりー「『ファッションモンスター・百鬼夜行EXPRESS』!!!!!!」









    怪物達「ゲギャギャギャギャ…」



    怪物達「」フッ…


    きゃりーぱんまん「なっ!?」


    うんぱんまん「怪物達が…消えた!?」


    こしあんぱんまん「うぜぇんだよ、雑魚がチョロチョロと。消えろ…」



    こしあんぱんまん「『漉し暗黒』…」スッ…







    ズズズ…



  81. 92 : : 2014/05/31(土) 23:40:53



    きゃりーぱんまん「何だありゃ!?」


    うんぱんまん「こしあんぱんまんの頭部から、黒い物体が…?」


    じゃむおじさん「あれはこしあんぱんまんの餡さ。尤も、純粋なる悪の気に満ちているけどね」


    じゃむおじさん「もしあの悪の気に触れてしまえば、君達はタダでは済まない」


    こしあんぱんまん「さっきの雑魚どもは、こいつに触れて消えてもらった。お前らも同じように…」


    こしあんぱんまん「…はあっ!!」






    餡「」ズズズズズ…






    きゃりーぱんまん「マズいな、じわじわ迫ってきやがる…」


    うんぱんまん「だけど、僕らがあれをかわすと…」






    じゃむおじさん「後ろの連中に、餡が襲い掛かることになるね」


  82. 93 : : 2014/05/31(土) 23:46:15


    きゃりーぱんまん「なら、やることは決まってるよな!」


    うんぱんまん「あんぱんまんには、指一本触れさせない!ここは僕らが死守するっ!!」


    こしあんぱんまん「やってみな…」






    餡「」ズズズズ…






    うんぱん&きゃりー「う…」
















    うんぱん&きゃりー「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」
















    ジュッ…






    うんぱん&きゃりー「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」ジュゥゥゥゥゥッ!!


  83. 94 : : 2014/05/31(土) 23:53:19


    こしあんぱんまん「ははははっ!!馬鹿な奴らだ!!本当に触れるとはなっ!!」


    うんぱんまん「ここは…通さないっ!!!」


    きゃりーぱんまん「この命…尽き果てるまで!!」





    うんぱん&きゃりー「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」











    ジュウゥゥゥゥゥ…











    餡「」フッ…











    うんぱん&きゃりー「ぐはっ…」バタッ…


    こしあんぱんまん「驚いた、本当に守りきるとはな。だが、もうそのザマじゃ戦えねぇだろうな」
















    うんぱん&きゃりー「」


  84. 95 : : 2014/06/01(日) 11:51:11


    じゃむおじさん「よくやった、こしあんぱんまん。次はあっちだよ」


    こしあんぱんまん「へいへい」






    かれーぱんまん「おい…あいつらがやられちまったぞ!!」


    しょくぱんまん「何てことだ…。彼らも相当な実力者だったはずなのに!」


    あんぱんまん「こうなったら、僕が…」


    ばいきんまん「駄目だ。お前はここで装置の破壊に専念しろ」


    かれーぱんまん「お前とあんぱんまんは残れ。俺としょくぱんまんで時間稼ぎをする」


    あんぱんまん「だけど!奴は彼らをいとも簡単に倒してしまったんだよ!!君達だって…」


    かれーぱんまん「馬鹿野郎、もう少し俺達を信用しろ。長年一緒に戦った仲間だろうが」


    しょくぱんまん「僕らがやると言って、できなかったことが過去にあったかい?」


    あんぱんまん「それは…」


  85. 96 : : 2014/06/01(日) 12:11:12


    かれーぱんまん「…その代わり、お前も必ず装置を壊せ。できないとは言わせねぇ」


    しょくぱんまん「君の拳に世界の命運がかかっている。頼んだよ」







    かれー&しょくぱん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」ダッ!







    あんぱんまん「二人ともっ!!」


    ばいきんまん「ほら、こっちに集中しろ!もう一発やるぞ!!」


    あんぱんまん「…分かった」


  86. 97 : : 2014/06/01(日) 12:32:08


    こしあんぱんまん「今度はお前らか?」


    かれーぱんまん「しょくぱんまん!時間を少しくれ!」


    しょくぱんまん「分かった!アレをやる気だね?」


    かれーぱんまん「一日に二度やるのは少々キツくてな。時間が欲しい」


    しょくぱんまん「任せてくれ!」バッ!







    こしあんぱんまん「さぁ…何を見せてくれるんだ?」


    しょくぱんまん「『手刀・六枚斬り』!!!」ビュッ!









    ガッ!!


  87. 98 : : 2014/06/01(日) 12:51:12

    こしあんぱんまん「おっと…この程度じゃ俺は斬り裂けねぇぜ?」グググ…


    しょくぱんまん「六連打の手刀をよく止めたね。けど、右手は囮さ…」


    しょくぱんまん「本命はこっちだ!!『脚刀・八枚斬り』!!!!!」ビュッ!


    こしあんぱんまん「脚だと…!?」






    ズバッ!!






    しょくぱんまん「一発だけだけど手ごたえ…あり!!」







    ボトボトッ…







    こしあんぱんまん「オレの顔に傷を…」ボトボトッ


    じゃむおじさん「こしあんぱんまんっ!!」


    しょくぱんまん「漏れ出た餡から、ものすごい邪気を感じる。何て奴なんだ、君は…」

  88. 99 : : 2014/06/01(日) 13:11:14

    こしあんぱんまん「オレの…顔に…」







    こしあんぱんまん「貴様…よくもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!」ゴオォォッ!!!


    しょくぱんまん「なっ…!?」


    しょくぱんまん(こいつのオーラがいっそう強くなった!?これはマズい…)






    ゴォッ!!






    しょくぱんまん「…えっ?」


    どきんちゃん「しょくぱんまん様っ!!」


    めろんぱんなちゃん「い…いやあぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


    かれーぱんまん「あいつ…顔の半分が抉れてやがる!!!」







    しょくぱんまん「そん…な…」











    しょくぱんまん「」バタッ…

  89. 101 : : 2014/06/01(日) 13:31:15

    どきんちゃん「しょくぱんまん様!しっかりしてっ!!」






    しょくぱんまん「」






    こしあんぱんまん「ふぅ、オレとしたことが頭に血が上り過ぎちまったか。楽しみを一瞬で終わらせちまった」


    こしあんぱんまん「お前はもう少し楽しませてくれんだろうな?」






    ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!






    はやしぱんまん「…あぁ、望み通り楽しもうぜ。ただし、お前の敗北を持ってしてな」

  90. 102 : : 2014/06/01(日) 16:00:04


    はやしぱんまん「お前をいつ殺るか。今で…」


    こしあんぱんまん「遅い」フッ…


    はやしぱんまん「なっ…」






    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!






    はやしぱんまん「ぐふっ…」


    かれーぱんまん「」バタッ…











    こしあんぱんまん「『今』じゃねぇ、お前の敗北はすでに過去の産物さ」


  91. 103 : : 2014/06/01(日) 16:17:15


    めろんぱんなちゃん「そんな…かれーぱんまんまで一瞬で…」


    どきんちゃん「万事休すか…」


    こしあんぱんまん「さぁ…残るはお前らだぜ?」


    あんぱんまん「くっ…!」


    ばいきんまん「ここは…やるしかねぇのか!?」


    こしあんぱんまん「今からお前らのは、とっておきのプレゼントを与えてやる…」
















    こしあんぱんまん「…さぁ、地獄を楽しみな!!」


  92. 104 : : 2014/06/01(日) 19:53:39


    あんぱんまん「ばいきんまん」


    ばいきんまん「何だ?」


    あんぱんまん「ここをお願いしてもいいかな?」


    ばいきんまん「何言ってやがる!!まさか、一人であいつと戦う気なのか!?」


    あんぱんまん「最初からそうするべきだった。そうすれば、皆がこんな目に遭う事もなかったはずだ」




    うんぱんまん「」


    きゃりーぱんまん「」


    かれーぱんまん「」


    しょくぱんまん「」


  93. 105 : : 2014/06/01(日) 20:04:05

    ばいきんまん「無茶だ!いくらお前とはいえ、あんなバケモノの相手を一人で何て…」


    あんぱんまん「たとえ無茶でもっ!!」


    ばいきんまん「…っ!?」







    あんぱんまん「…僕がやらなくちゃいけないんだよ。それが、僕の使命なのだから」


    ばいきんまん「餡の字…」


    あんぱんまん「…」







    こしあんぱんまん「話はついたか?大本命さんよ」


    あんぱんまん「あぁ、いつでもいいよ。君は僕が必ず倒す…」


    あんぱんまん「…この世界の、愛と勇気を守るためにっ!!」


    こしあんぱんまん「面白れぇ!!だったらオレを止めてみろっ!!」









    あんぱん&こしあん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」










    ガッ!!

  94. 106 : : 2014/06/01(日) 20:13:10


    あんぱんまん「くっ…」グググ…


    こしあんぱんまん「ほう、いい力してるじゃねぇか…」グググ…


    じゃむおじさん「こしあんぱんまん。遊ぶのもいいけど、ほどほどにね」


    こしあんぱんまん「へいへい、それじゃ…」ヒョイッ


    あんぱんまん「なっ!?」フワッ


    どきんちゃん「あんぱんまんをいとも簡単に持ち上げた!?」


    めろんぱんなちゃん「そんな!あんぱんまんでも、力では敵わないと言うの!?」







    あんぱんまん「くっ…離せ…」バタバタ


    こしあんぱんまん「それなら望み通り話してやるよ。そらよっ!!」ブンッ!!


    あんぱんまん「うわっ…」
















    ゴシャッ!!!


  95. 107 : : 2014/06/01(日) 20:23:41


    あんぱんまん「ぐあぁぁぁっ!!!」


    めろんぱんなちゃん「あんぱんまんっ!!」


    どきんちゃん「ひどい…!岩に叩き付けるなんて!!」






    あんぱんまん「う…うぅ…」フラッ…


    こしあんぱんまん「おいおい、たった一撃でもうそのザマか?まだオレは全然楽しめてねぇんだが?」


    あんぱんまん「まだ…まだ…」グッ







    あんぱんまん「僕は…絶対に負けられないっ!!」ゴオォォッ!!


    こしあんぱんまん「その意気だ…来いよっ!!!」


    あんぱんまん「喰らえっ!!『ツイン餡・拳』!!!」ビュッ!


    こしあんぱんまん「なっ!?速…」
















    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!


  96. 108 : : 2014/06/01(日) 20:33:11


    どきんちゃん「決まった!!」


    めろんぱんなちゃん「あれなら、さすがにあいつも無傷とはいかないでしょっ!!」




    ばいきんまん「…嘘だろ」


    どきんちゃん「えっ…?」


    あんぱんまん「…何故だ」


    こしあんぱんまん「あぁ?何かしたか?」


    あんぱんまん「馬鹿な…。僕の拳は、完璧に君の顔面を捉えたはずなのに…」







    あんぱんまん「…ぐふっ!!」ガクッ!


    めろんぱんなちゃん「あんぱんまんっ!!」


    こしあんぱんまん「捉えたさ、間違いなくな。オレの顔面に張られた、強固な防護壁をな」


    あんぱんまん「防護壁だと…?」


  97. 109 : : 2014/06/01(日) 20:40:13

    こしあんぱんまん「お前の攻撃を喰らう寸前、オレは顔に強固なグルテンを形成」


    こしあんぱんまん「強靭に絡み合ったグルテンによって、オレの顔は何物にも負けない硬さを誇る物となった」


    こしあんぱんまん「これぞ『餡タッチャブル・シールド』。何者も、オレに触れることはできない」




    じゃむおじさん「まさに今のこしあんぱんまんは、アンタッチャブルな存在となったのさ」


    あんぱんまん「くっ…僕の拳が通用しないなんて、一体どれほどの強度を誇るんだ…?」


    こしあんぱんまん「試してみるか?」


    あんぱんまん「…うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」






    ドゴッ!!






    バキッ!!






    ゴオッ!!






    あんぱんまん「…どうだ!?」


    こしあんぱんまん「…効かねぇな、そんなヘナチョコパンチ。それで終わりか?」

  98. 110 : : 2014/06/01(日) 20:48:08


    あんぱんまん「ならば…今度はこれを…」


    こしあんぱんまん「もういい」


    あんぱんまん「えっ…」ドゴッ!!






    あんぱんまん「ぐあっ…!!」


    ばいきんまん「餡の字っ!!」






    あんぱんまん「う…ぐ…」


    こしあんぱんまん「結局お前も期待外れか。オレを楽しませてくれる奴は、どうやらこの世に居ねぇみてぇだな」


    こしあんぱんまん「おいおっさん、もうこいつらを消して構わねぇか?」


    じゃむおじさん「あぁ、構わないさ。君が満足したのなら、いつでもいいよ」


    こしあんぱんまん「別に満足したわけじゃねぇが、このまま続けても意味がなさそうだ」


  99. 111 : : 2014/06/01(日) 20:56:09


    こしあんぱんまん「地獄へ送ってやるよ。まずは…」





    こしあんぱんまん「…良い声で鳴きそうな、そっちの女からだ!!!」ダッ!!


    めろんぱんなちゃん「い…いやあぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


    どきんちゃん「くっ!!この距離では逃げ切れないっ!!」


    ばいきんまん「手出しさせるかよっ!!」


    こしあんぱんまん「はははっ!!お前じゃ俺を止められねぇよっ!!」







    あんぱんまん「…」







    あんぱんまん(このままでは、向こうのみんなもやられてしまう。そんなのはダメだ…)


    あんぱんまん(だけど、僕の体はもう動いてくれない。頭では分かっているのに、身体が付いてこない…)


    あんぱんまん(こんな大事な時に、どうして僕は…)


  100. 112 : : 2014/06/01(日) 21:04:11


    あんぱんまん「…」






    あんぱんまん(僕が守りたかったものは何だ?)


    あんぱんまん(そう、愛と勇気と、大切な皆の命。しかしこのままでは…)






    ばいきんまん「ぐっ…」ドゴッ!


    こしあんぱんまん「はははははっ!!いつまで持つかな!?」バキッ!






    あんぱんまん(僕は…何のために…)

  101. 113 : : 2014/06/01(日) 21:12:11


    あんぱんまん「…」






    あんぱんまん(今やらずに、一体いつやると言うんだ!!)


    あんぱんまん(この身が朽ち果てても構わないっ!!今やらなければいけないんだっ!!!)









    あんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」









    ばいきんまん「餡の字!?」


    こしあんぱんまん「ほう…立ち上がるか」


    あんぱんまん「僕は…僕は…」









    あんぱんまん「愛と勇気を守る戦士だっ!!!」









    あんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」
















    カッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


  102. 115 : : 2014/06/01(日) 21:20:18


    ばいきんまん「うっ!?」


    こしあんぱんまん「何だ!?この光はっ!!」


    めろんぱんなちゃん「これは…倉庫の地下で発した光と同じ!!」






    あんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」


    こしあんぱんまん「眩しい…!!ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」


    じゃむおじさん「何だこの光は!?心に何かが入り込んでくるようだ!!!」






    あんぱんまん「身体に…力がみなぎってくる…」


  103. 116 : : 2014/06/01(日) 21:28:21


    うんぱんまん「やはり君は…素質を備えていたようだね…」


    あんぱんまん「うんぱんまん!」




    うんぱんまん「君の中に眠っていた素質が、仲間の危機と君の強い思いによって覚醒した」


    うんぱんまん「君の中にある餡を見てごらん」


    あんぱんまん「餡を…?」モギッ




    あんぱんまん「…これはっ!!」


    どきんちゃん「あれはっ!!」


    めろんぱんなちゃん「白餡…だと!?」


    あんぱんまん「餡が白い…。僕の体は、一体どうなってしまったんだ…?」


    うんぱんまん「案ずることはない。その白餡こそが、君の秘めたる素質の証。そう…」









    うんぱんまん「…黒を白に変える戦士、『白あんぱんまん』さ」


  104. 117 : : 2014/06/01(日) 21:35:30


    白あんぱんまん「白あんぱんまん…?それが僕の新しい力…?」


    うんぱんまん「白あんぱんまんは、文字通り黒から白へと変貌を遂げた戦士だ」


    うんぱんまん「その聖なる力は、闇を払い、悪の心を善の心に変える事が出来る」


    うんぱんまん「倉庫の地下でその光を浴びた僕達が、君達に手を貸したのもそう言う理由からだろうね」


    きゃりーぱんまん「つまり…俺達はお前の聖なる光に当てられ、悪の心を浄化してもらったってことさ」


    ばいきんまん「なるほど…。あの時心に感じた違和感は、そう言う理由からだったのか」


    どきんちゃん「そうね。普段の私達なら、ここまであんぱんまんに手を貸すなんて事しなかったでしょうから」






    こしあんぱんまん「うぐ…おぉぉぉぉっ!!!!!!!」






    うんぱんまん「純粋悪の心を持つ彼になら、今の技は相当堪えるはずだ」


  105. 118 : : 2014/06/01(日) 21:42:20


    うんぱんまん「そして…」チラッ…






    じゃむおじさん「う…うぅ…」


    白あんぱんまん「じゃむおじさんっ!!」


    じゃむおじさん「私は…今までなんてことをしていたんだ…」


    じゃむおじさん「私利私欲のためだけに周りのみんなを振り回し、あんなバケモノまで作り上げてしまった…」


    じゃむおじさん「私は…私は…!!!」


    白あんぱんまん「じゃむおじさん。あなたの罪は確かに消えることはありません」


    白あんぱんまん「でも…」


    じゃむおじさん「あんぱんまん…」






    白あんぱんまん「…やり直すことならできますよ。僕が一緒に、付いて行きますから」


    じゃむおじさん「ありがとう…ありがとうあんぱんまんっ!!」


  106. 120 : : 2014/06/01(日) 21:49:46


    白あんぱんまん「さて、と…」






    こしあんぱんまん「ぐ…おのれ…!!」


    白あんぱんまん「この無益な争いに、終止符を打つとしようか」


    こしあんぱんまん「黙れっ!!お前ごときに、このオレが負けるはずが…」


    白あんぱんまん「もう…終わりにしよう、こしあんぱんまん…」スッ…


    こしあんぱんまん「黙れぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!オレはこんなところで…」


    白あんぱんまん「君の穢れた心に愛を。僕の拳に皆の勇気を」







    白あんぱんまん「…『白・餡・拳(しろアンパンチ)』!!!!!!」


    こしあんぱんまん「や…」











    こしあんぱんまん「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!」
















    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!


  107. 121 : : 2014/06/01(日) 21:55:12
    こしあんぱんまん「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!」







    ジュウゥゥゥゥゥ…







    こしあんぱんまん「あぁぁぁぁっ!!!浄化されるっ!!オレの邪心がぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」


    こしあんぱんまん「やめてくれっ!!苦しいっ!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」


    白あんぱんまん「地獄を楽しめ、何てことは言わないさ。せめて…」







    白あんぱんまん「…地獄で悔い改めろ。楽しむのはそれからでも遅くない」


    こしあんぱんまん「あぁぁぁっ…」











    こしあんぱんまん「」バタッ…
  108. 122 : : 2014/06/01(日) 22:00:39


    ばいきんまん「やった…のか?」


    めろんぱんなちゃん「勝ったのよ!!あんぱんまんが勝ったのよっ!!!」


    どきんちゃん「やれやれ…冷や冷やさせてくれるわね」


    じゃむおじさん「あんぱんまん、やはり君は最高の戦士だよ」




    かれーぱんまん「いてて…終わったのか?」


    しょくぱんまん「そのようだね…」


    どきんちゃん「しょくぱんまん様っ!大丈夫なの!?」


    しょくぱんまん「力が入らないけど、僕らは顔が欠けた程度じゃ死にはしないよ」


    どきんちゃん「よかった…本当に…」


  109. 123 : : 2014/06/01(日) 22:05:33


    しょくぱんまん「安心しなよ。僕は君を残して死んだりなんて…」ビュッ


    どきんちゃん「えっ…?」







    しょくぱんまん「」バタッ…







    どきんちゃん「しょくぱんまん様っ!!!!」


    かれーぱんまん「なっ…しょくぱんまんの顔が…消えちまった…」


    ばいきんまん「首から上が吹っ飛ばされた!?いったい何が起きた!?」









    ガッシャアァァァァァァァァンッ!!!!!!!









    ばいきんまん「今度は何だ!?」


    めろんぱんなちゃん「あ…あぁ…」ガタガタ…


    白あんぱんまん「馬鹿な…」
















    こしあんぱんまん「…」


  110. 124 : : 2014/06/01(日) 22:10:08


    ばたこさん「う…離せっ!!」バタバタッ!


    じゃむおじさん「ばたこさんっ!!」


    かれーぱんまん「あの野郎、まだ生きてやがったのか!!おまけに装置までぶっ壊しやがった!!」


    きゃりーぱんまん「奴はあんぱんまんの技でも浄化しきれないのか!?」





    こしあんぱんまん「はぁ、はぁ、危うく死ぬところだったぜ…」


    こしあんぱんまん「だが、どう言うワケかこうしてオレは舞い戻って来た。なんでだろうな?」


    白あんぱんまん「…」





    こしあんぱんまん「そう、てめぇが最後の技を出した瞬間、意図的に力を抜いたんだ」


    こしあんぱんまん「いくらオレが悪とはいえ、殺生を嫌うあまり無意識のうちにお前の体がそうさせたんだろうな」


    ばいきんまん「餡の字…!お前、この期に及んでまだそんな甘い事をっ!!」


  111. 125 : : 2014/06/01(日) 22:15:20


    白あんぱんまん「悪の心さえ浄化できれば、君とも分かり合えると思ったのだけれども…」


    ばいきんまん「あのバケモノには、そんなのは通用しねぇ!!殺れるときに殺らねぇと、こっちが殺られるぞ!!」


    白あんぱんまん「やむを得ないのか…」


    じゃむおじさん「あんぱんまん」


    白あんぱんまん「…」





    じゃむおじさん「私からもお願いする。君の力で、あのバケモノを葬り去ってくれ」


    白あんぱんまん「じゃむおじさん…」


    じゃむおじさん「作り出した私がこんな事を言うのはおかしいかも知れない。けど…」


    じゃむおじさん「…これ以上、負の歴史を刻んではいけない。何としても、ここで食い止めるんだ!!」


    白あんぱんまん「…分かりました。僕も覚悟を決めます」


    こしあんぱんまん「覚悟?何のだ!?」











    白あんぱんまん「全身全霊をかけて、君をこの世から葬り去る覚悟だ!!」


  112. 126 : : 2014/06/01(日) 22:20:36

    こしあんぱんまん「お前にはもう無理だ。オレを生かしちまった時点で、お前らの死は確定した」


    こしあんぱんまん「真の地獄を見せてやるよ…」カパァ…


    かれーぱんまん「奴め、何をする気だ!?」




    ばたこさん「離せ…嫌だっ!!」


    めろんぱんなちゃん「まさか…ばたこさんを食べる気!?」


    じゃむおじさん「マズい!わずかとはいえ、地球の記憶を取り込んだばたこさんを食べたりしたら…」


    ばいきんまん「まさか…奴にも記憶が受け継がれるのか…?」




    こしあんぱんまん「そうさ!俺はこいつを取り込み、究極の『こしあん・エクストリーム』へと進化する!!」


    こしあんぱんまん「哀れなヒューパン諸君!!本当の地獄を楽しみなっ!!」


    ばたこさん「嫌だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」








    白あんぱんまん「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!」





















    バクンッ…

  113. 127 : : 2014/06/01(日) 22:26:12


    白あんぱんまん「あっ…」


    じゃむおじさん「そんな…」


    こしあんぱんまん「…」モグモグ…






    こしあんぱんまん「…!!」






    きゃりーぱんまん「おい!奴の様子が!!」


    こしあんぱんまん「キタ…キタあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」







    こしあんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」







    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!







    ばいきんまん「すげぇ邪気だ!!さっきまでの物とは比べ物にならねぇぞ!!」


    こしあんぱんまん「あははははははっ!!!!!!こいつはスゲェ!!力が漲るぜっ!!」







    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!


  114. 128 : : 2014/06/01(日) 22:31:57


    うんぱんまん「もう…終わりだ…」


    じゃむおじさん「私は…なんてことをしてしまったんだ…」


    かれーぱんまん「…収まって来たぜ」







    ゴゴゴゴ…







    シュウゥゥゥゥ…







    こしあんぱんまん「…ふぅ、待たせたな諸君」


    白あんぱんまん「先ほどまでとは比べ物にならないパワーを感じる…」


    こしあんぱんまん「生まれ変わったオレの力で、今度こそ貴様らに地獄を見せてくれる」


    こしあんぱんまん「…『混沌(カオス)』」







    ゴゴゴゴ…


  115. 129 : : 2014/06/01(日) 22:38:51


    かれーぱんまん「何だ、あの奇妙な球は…」


    こしあんぱんまん「オレの持つ悪の心と、そいつから浴びた善の力」


    こしあんぱんまん「本来なら交わることが無かったそれらの二つの力が、オレの中で混じわったのさ」


    うんぱんまん「馬鹿な!君の中に、善の力も眠っていると言うのか!?」




    こしあんぱんまん「本来なら、オレはその力で消滅していたはずだろう」


    こしあんぱんまん「だが、そのバカが中途半端に手を抜いたおかげで、善の力はオレを浄化できずに体内に留まった」


    こしあんぱんまん「その間抜けな結果がコレさ」


    じゃむおじさん「悪と善を兼ね備えた混沌の力、そして地球の記憶の一部、奴はもう誰にも止められない…」


  116. 130 : : 2014/06/01(日) 22:43:09


    こしあんぱんまん「挨拶代わりに、こいつを喰らいな」スッ…






    球「」ゴオッ!!






    白あんぱんまん「来たっ!!」


    じゃむおじさん「あ…あぁ…」


    かれーぱんまん「早く逃げろっ!!死にてぇのか!!」


    白あんぱんまん(この距離では、じゃむおじさんを連れて逃げるのは難しいか!?)




    こしあんぱんまん「はははっ!!!死に腐れっ!!」






    球「」ゴオッ!!






    きゃりーぱんまん「やれやれ…最期まで世話の焼ける奴らだぜ」


    白あんぱんまん「!?」
















    ドッゴォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!



  117. 131 : : 2014/06/01(日) 22:48:14



    シュウゥゥゥゥ…






    かれーぱんまん「そんな…お前ら、何で…」


    うんぱんまん「…」シュウゥゥゥゥ…


    きゃりーぱんまん「…」シュウゥゥゥゥ…




    白あんぱんまん「まさか…僕らを庇ったのか…」


    うんぱん&きゃりー「がはっ!!」フラッ…


    白あんぱんまん「二人とも!!なんでそんな無茶を!?」


    きゃりーぱんまん「勘違い…すんなよ…別に…お前らのためじゃ…ねぇからよ…」


    うんぱんまん「これは…僕たちなりのケジメさ…」


    白あんぱんまん「喋っちゃだめだ!!そんなボロボロの体じゃ…」


    じゃむおじさん「あんぱんまん」


    白あんぱんまん「…っ!!」


  118. 132 : : 2014/06/01(日) 22:53:13


    うんぱんまん「最期に…僕らが君らの役に立ててよかったよ…」


    きゃりーぱんまん「少々庇った程度で…役に立ったと言えるかどうかは分からんがな…」


    うんぱんまん「君なら…必ずあいつを倒せる…」


    きゃりーぱんまん「あいつに伝えとけ…一足先に地獄で待ってる、ってな…」




    白あんぱんまん「うんぱんまんっ!きゃりーぱんまんっ!駄目だっ!!」




    うんぱんまん「信じてるよ…あんぱんまん…」











    うんぱん&きゃりー「汝に、愛と勇気の加護があらんことを…」
















    ガクッ…


  119. 133 : : 2014/06/01(日) 22:58:22


    白あんぱんまん「そんな…」


    めろんぱんなちゃん「…」


    ばいきんまん「なんだかんだで、いい奴らだったな」


    どきんちゃん「…」ポロポロ…





    じゃむおじさん「あんぱんまん、悲しいだろうけど今は…」


    白あんぱんまん「分かっています。今は、大事なこの顔を涙で濡らす暇などないことくらい」


    白あんぱんまん「この戦いが終わったら、きっと幾度となく顔を濡らしてしまうでしょうけど…」




    白あんぱんまん「その時は、また僕にたくさん顔を作ってもらえますか、じゃむおじさん」


    じゃむおじさん「…もちろんだ。いくらでも、いくらでも作ってあげるよ」


    白あんぱんまん「ありがとうございます。これで、心置きなく奴と戦える…」


  120. 134 : : 2014/06/01(日) 23:02:41


    白あんぱんまん「…来い、こしあんぱんまん!決着を付けようっ!!」


    こしあんぱんまん「ここに来て、ようやく戦士の顔になったな。そうでなくては面白味がない」




    ばいきんまん「いよいよ始まるな。ヤツと餡の字の、最終決戦が!」


    めろんぱんなちゃん「あんぱんまん…」


    かれーぱんまん「もし負けたら、かれーあんぱんにしてやるからな」


    どきんちゃん「大丈夫、あなたならきっと勝てる」




    白あんぱんまん「行くぞっ!!」


    こしあんぱんまん「来い…」





















    白あん&こしあん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」


  121. 143 : : 2014/06/05(木) 19:02:55


    白あんぱんまん「喰らえっ!!『白・餡・拳(パイ・アン・パンチ)』!!!」ビュッ!


    こしあんぱんまん「無駄だ!!『餡タッチャブル・シールド』!!」







    バッキィィィィッ!!!







    白あんぱんまん「…っ!」メキッ…


    こしあんぱんまん「いかなる攻撃も、このシールドの前では無力…」ピシピシ…


    こしあんぱんまん「!?」







    シールド「」バリーンッ!!







    こしあんぱんまん「馬鹿な!?」


    白あんぱんまん「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」







    ドゴッ!!!







    こしあんぱんまん「ぐ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」














    ドサッ!!


  122. 144 : : 2014/06/05(木) 19:15:24



    こしあんぱんまん「ぐ…野郎、まさかシールドを破るとは…」


    こしあんぱんまん「…だがっ!!」







    白あんぱんまん「はぁ、はぁ…」


    こしあんぱんまん「今の一撃で、お前の拳もイっちまったんじゃねぇのか?」


    白あんぱんまん「構うもんか…。こうしてようやく、君に一撃を叩きこむことができたんだからね…」


    こしあんぱんまん「それなら…こいつはどうだ?」








    キュイィィィィンッ…!








    白あんぱんまん「なっ…!」


    じゃむおじさん「あれは…何てことだ!!」


    こしあんぱんまん「『餡タッチャブル・シールド・極(エクストリーム)』…」



  123. 145 : : 2014/06/05(木) 19:30:16


    白あんぱんまん「見た目は特に変わった様子はないけど、確かに感じる…」


    白あんぱんまん「先ほどまでにシールドとは、比べ物にならないという事を!!」


    こしあんぱんまん「ばたこの力とお前の力、この二つをオレの中で練り上げ、さらに強固なシールドを作ることに成功した」


    こしあんぱんまん「もう、どんな攻撃もオレには届かない。即ち、お前に勝利の二文字は無い!!」


    かれーぱんまん「諦めるなっ!!そんなもんタダのハッタリに決まってる!!」


    どきんちゃん「あなたの力なら、きっとシールドを打ち破れるわっ!!」


    白あんぱんまん「信じるよ。みんなの言葉を。そして、僕自身の力をっ!!」





    白あんぱんまん「『ツイン白・餡・拳』!!!!!」ビュビュッ!!


    こしあんぱんまん「…来いよ」
















    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!


  124. 146 : : 2014/06/05(木) 19:45:10


    白あんぱんまん「…」


    こしあんぱんまん「…ふはっ」








    こしあんぱんまん「ふははははははははははははははははっ!!!!!!!」


    白あんぱんまん「…ぐっ!!」ガクッ…


    ばいきんまん「餡の字っ!!」


    めろんぱんなちゃん「そんな…白あんぱんまんの力を以てしても、あいつを打ち破る事が出来ないの!?」


    こしあんぱんまん「こんな結果など、最初から見えていただろうに。哀れなパンだぜ、お前は」


    こしあんぱんまん「今の一撃で、両の拳が完全にイカれただろう。まだ続けるか?」


    白あんぱんまん「ぐ…あぁ…」ガクガク


    じゃむおじさん「これ以上は…無理だ…」


  125. 147 : : 2014/06/05(木) 20:00:08



    じゃむおじさん「あんぱんまん!今すぐそこから逃げろ!君ではそいつには敵わないっ!!」


    白あんぱんまん「何を馬鹿なことを…。みんなを置いて逃げろって言うんですか!!」


    じゃむおじさん「皆は私が何とかする!せめて最後の希望である君だけでも逃げてくれっ!!」


    白あんぱんまん「あり得ませんよ、そんなの。自分だけ逃げるなんて選択肢、僕には存在しません!!」


    白あんぱんまん「僕は何度でも立ち上がる!あいつを倒すためにっ!!」




    こしあんぱんまん「両手が潰れても尚その気迫、気に入った」


    こしあんぱんまん「お前には最大限の敬意を表して、オレの最強技で消し去ってやろう」


    こしあんぱんまん「『エターナルカオス』…」













    ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!


  126. 148 : : 2014/06/05(木) 20:15:05


    かれーぱんまん「あの球は…」


    ばいきんまん「さっき、うんぱんまん達を葬った技と同じ。だが、さっきよりも遥かにデカい!!」


    めろんぱんなちゃん「あんなものを受けてしまったら、ひとたまりもないっ!!」


    どきんちゃん「逃げてっ!!!」




    こしあんぱんまん「逃げてもいいぜ、あんぱんまん。ただしお前が逃げたときは、コイツを向こうに飛ばすけどな」


    じゃむおじさん「卑怯な…!!」




    白あんぱんまん「来なよ。そんなもの、僕が受け止めてやる…」


    ばいきんまん「何を言ってやがる!!無茶に決まってるだろうが!!」


    かれーぱんまん「俺らの事はいい!!この場はお前だけでも逃げ延びるんだっ!!」


    こしあんぱんまん「だ、そうだが?」







    白あんぱんまん「…却下だ。来い、こしあんぱんまん!!!」


  127. 149 : : 2014/06/05(木) 20:35:29


    こしあんぱんまん「なら、遠慮なく…」


    こしあんぱんまん「…はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」







    球「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!








    どきんちゃん「あぁっ!!!!」


    かれーぱんまん「馬鹿野郎っ!!!」


    白あんぱんまん「僕に…愛と勇気の加護を…」











    白あんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!」






















    バチッ…


    めろんぱんなちゃん「あっ…」


  128. 150 : : 2014/06/05(木) 20:56:03


    バチバチバチバチバチバチバチッ!!!!!!!!!!!








    白あんぱんまん「ぐ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」


    じゃむおじさん「あんぱんまんっ!!」


    こしあんぱんまん「はははははっ!!!!本当に喰らいやがった!!!!傑作だ!!!!」









    白あんぱんまん「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」







    白あんぱんまん「うあぁぁぁっ!!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」







    白あんぱんまん「うぐ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」









    じゃむおじさん「あんぱんまん!あんぱんまんっ!!クソぉぉぉっ!!!!!」


    めろんぱんなちゃん「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


  129. 151 : : 2014/06/05(木) 21:15:24


    こしあんぱんまん「お前の肉体を破壊し尽くすまで終わらない地獄…」


    こしあんぱんまん「…『ネバーエンディング・ヘル』!!」









    バチバチバチバチバチバチバチッ!!!!!!!!









    白あんぱんまん「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!」









    バチバチバチバチバチバチバチッ!!!!!!!!
















    ドォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
















    こしあんぱんまん「…チェックメイトだ」















    白あんぱんまん「」ヒュゥゥゥ…



























    白あんぱんまん「」ドサッ…


  130. 152 : : 2014/06/05(木) 21:35:44


    じゃむおじさん「あんぱんまん…」


    ばいきんまん「餡の字っ!!」


    めろんぱんなちゃん「」フラッ…


    かれーぱんまん「おい!しっかりしろっ!!!」


    どきんちゃん「無理もないわ…。あんぱんまんがあの状態では…」
















    白あんぱんまん「」


  131. 153 : : 2014/06/05(木) 21:55:51


    こしあんぱんまん「それだけ顔が潰れちまえば、もう立ち上がることはできねぇだろ?」


    こしあんぱんまん「十分地獄を堪能してもらったところで、お前は退場だ。お疲れさん」


    かれーぱんまん「野郎…!!」


    こしあんぱんまん「おっと、やる気か?」


    かれーぱんまん「…っ!!」




    ばいきんまん「やめとけ。餡の字で勝てねぇ奴に、俺達が敵うはずがねぇ」


    どきんちゃん「もう…世界は終わりよ…」


    じゃむおじさん「混沌の力を持った純粋悪の戦士によって、世界は滅びの道を辿る…」


  132. 155 : : 2014/06/05(木) 22:15:22


    こしあんぱんまん「さてと。手初めに、ここら一帯のチンケな国々を潰してやるとするか」


    こしあんぱんまん「ふっ…」フワッ…


    かれーぱんまん「飛び上がった?何をする気だ?」








    ヒュウゥゥゥ…








    こしあんぱんまん「…ふぅ、良い眺めだ。これから数分後、この壮大な景色は一瞬で地獄と化す」


    こしあんぱんまん「終わらない恐怖と絶望を抱きながら、地獄を楽しむがいい…」


    こしあんぱんまん「『エターナルカオス』…」













    ゴゴゴゴ…

  133. 156 : : 2014/06/05(木) 22:35:42


    球「」ゴゴゴゴゴゴゴ…







    ばいきんまん「何てデカさだ!!さっきのとは比べ物にならねぇぞ!!」


    かれーぱんまん「冗談抜きであのサイズはやべぇ…。ここら一帯を容易く飲み込んじまうぞ!」


    どきんちゃん「周囲の住民達の目にも、あの巨大な球は目に留まるはず。今にも大混乱が起きるわっ!!」


    ばいきんまん「目を覚ませ餡の字!そんなところで寝てる場合じゃねぇぞっ!!」





    白あんぱんまん「」





    ばいきんまん「馬鹿…野郎っ!!」


    こしあんぱんまん「貴様らの希望は全て潰えた。ここからは、オレの独壇場となる…」
















    「白餡の戦士。こんなところでやられてしまうような器じゃないでしょ?」


    一同「!?」

  134. 157 : : 2014/06/05(木) 23:01:13


    こしあんぱんまん「誰だ!?」


    じゃむおじさん「この声は…?」


    どきんちゃん「初めて聞く声じゃないけど…誰なのっ!?」









    「黒を白に変える戦士。それはすなわち、悪を善へと変えることのできる戦士」


    「だけどその絶対なる力は、それだけに非ず」


    ばいきんまん「どういうことだよ…」









    「黒を白に。どんな絶望的な状況で、敗色濃厚だとしても、それを白星へと変える可能性を秘めた戦士…」


    「立つのよ白餡の戦士!あなたは今この状況を白星へと…」







    「…皆の勝利へと導く義務がある!!さぁ、立ち上がりなさいっ!!」

  135. 158 : : 2014/06/06(金) 19:13:35





















    何が君の幸せ?



















  136. 159 : : 2014/06/06(金) 19:21:23


    こしあんぱんまん「無駄だ!あれだけ顔の潰れた野郎が、立ち上がるどころか指一本動かすことなんざ…」











    こしあんぱんまん「…馬鹿な!!」


    ばいきんまん「これは…夢か…?」


    かれーぱんまん「頬パンをつねっても覚めねぇ…。これは夢じゃねぇっ!!」


    どきんちゃん「よくぞ…」
















    白あんぱんまん「…」ザッ!


  137. 160 : : 2014/06/06(金) 19:21:42





















    何をして喜ぶ?



















  138. 161 : : 2014/06/06(金) 19:31:07


    こしあんぱんまん「何故だ!?何故その状態で立ち上がれる!?」


    白あんぱんまん「白星を…勝利を掴むために。僕は何度でも立ち上がれるっ!!」











    白あんぱんまん「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」バッ!











    ばいきんまん「餡の字も飛び上がった!!」


    じゃむおじさん「あんぱんまん…君ならできるっ!!」

  139. 162 : : 2014/06/06(金) 19:31:24





















    解らないまま終わる



















  140. 163 : : 2014/06/06(金) 19:39:09



    白あんぱんまん「本当の本当に…最後の決着を付けよう」


    こしあんぱんまん「決着なんざ、とうについてんだよ!!お前が馬鹿みてぇに起き上がりさえしなけりゃな!!」


    白あんぱんまん「それは決着とは言わない。この戦いは、君の敗北によってでしか決着をつけることはできないのだから」


    こしあんぱんまん「ほざけっ!!この球で、お前ごとこの世界を消し去ってやるっ!!」


    白あんぱんまん「…」


  141. 164 : : 2014/06/06(金) 19:39:26





















    そんなのは嫌だ…




















  142. 165 : : 2014/06/06(金) 19:47:27


    白あんぱんまん(感じる…。この世界のみんなの声を…)
















    「ママっ!!怖いよっ!!」


    「大丈夫!!あなたは私達が守るわっ!!」


    「愛する子供のためなら、俺は命だって投げ打って見せる!!」
















    白あんぱんまん「愛…」

  143. 166 : : 2014/06/06(金) 19:47:43





















    忘れないで 夢を




















  144. 167 : : 2014/06/06(金) 19:55:07


    「みんな逃げろっ!!」


    「しかし、君達はどうする!?」


    「へっ、あんなのなんざちっとも怖くねぇ!!ここは俺達に任せてくれっ!!」


    「どっからでもかかってきやがれ!!俺達は、決してここから逃げねぇっ!!」
















    白あんぱんまん「勇気…」

  145. 168 : : 2014/06/06(金) 19:55:23





















    零さないで 涙



















  146. 169 : : 2014/06/06(金) 20:03:13


    白あんぱんまん(そうだ。これが僕の、僕らの生きる世界…)






    白あんぱんまん「愛と勇気に満ち溢れたこの素晴らしき世界を、お前なんかには消させはしないっ!!」


    こしあんぱんまん「そこまで言うなら止めて見なっ!!ここまで肥大化したコイツを止められるモンならなっ!!」








    球「」ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!








    かれーぱんまん「来た!!」


    ばいきんまん「あいつで止められなければ、本当にお仕舞だぜ…」


    白あんぱんまん「止めるさ。例えこの身が朽ち果ててもっ!!!」

  147. 170 : : 2014/06/06(金) 20:03:32




















    だから 君は 飛ぶんだ どこまでも…



















  148. 171 : : 2014/06/06(金) 20:11:20


    白あんぱんまん「世界中のみんな…。みんなの愛と勇気を、僕の力に…」


    白あんぱんまん「…うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」








    カッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!








    どきんちゃん「あぁっ!!すごい光っ!!」


    ばいきんまん「光殺菌されそうなほどの凄まじい輝きだっ!!」


    かれーぱんまん「あいつ…何をする気だ!?」







    白あんぱんまん「右手に『愛』!!左手に『勇気』!!」


    白あんぱんまん「皆の力を両の拳に乗せ、この一撃に全てを掛けるっ!!!!!」









    白あんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」


  149. 172 : : 2014/06/06(金) 20:19:07


    こしあんぱんまん「無駄だっ!!消え失せろぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」







    球「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!







    白あんぱんまん「元気100倍…100倍…1000倍…いや、もっと!!」


    白あんぱんまん「元気…100万倍!!!!!!」









    球「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!









    白あんぱんまん「…『餡・拳・爆・発』!!!!!!!!!!!!!!」













    カッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!













    球「」フッ…











    こしあんぱんまん「なっ…!?球が光で消滅しただと!?」


    白あんぱんまん「まだだっ!!!」


    こしあんぱんまん「!?」


    白あんぱんまん「喰らえぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!」









    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!









    こしあんぱんまん「うぐっ…」メキメキッ…


    白あんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」


  150. 173 : : 2014/06/06(金) 20:19:30





















    そうだ 恐れないで みんなのために



















  151. 174 : : 2014/06/06(金) 20:27:06


    かれーぱんまん「両拳が、奴の顔面を捉えたっ!!」


    ばいきんまん「だが…!!」







    こしあんぱんまん「ぐ…なかなか重い一撃だ…だが!!」


    こしあんぱんまん「オレのシールドは、いかなる攻撃も通さないっ!!それがまだ分からねぇか!?」

  152. 175 : : 2014/06/06(金) 20:27:24





















    愛と 勇気だけが 友達さ



















  153. 176 : : 2014/06/06(金) 20:35:15


    白あんぱんまん「僕は分かったんだ…」


    こしあんぱんまん「何が分かったって!?オレには決して敵わねぇ事をか!?」


    白あんぱんまん「皆の愛と勇気を受け取って感じた。僕の守るべきもの、それは愛と勇気と…」











    白あんぱんまん「そう、愛と勇気と……」

  154. 177 : : 2014/06/06(金) 20:35:31





















    嗚呼 あんぱんまん 優しい君は



















  155. 178 : : 2014/06/06(金) 20:35:48


    かれーぱんまん「あんぱんまん…」






    どきんちゃん「あんぱんまんっ!!」






    ばいきんまん「餡の字っ!!」






    じゃむおじさん「…あんぱんまんっ!!!」


  156. 179 : : 2014/06/06(金) 20:36:03





















    行け みんなの夢 守るため…



















  157. 180 : : 2014/06/06(金) 20:43:23


    白あんぱんまん「…みんなの夢だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」ゴオォッ!!!






    ピシ…ピシッ…






    こしあんぱんまん「!?」


    こしあんぱんまん(馬鹿な!?このシールドにヒビが!?ありえねぇっ!!)







    ピシピシッ…!







    白あんぱんまん「もう一息…」


    白あんぱんまん「…貫けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!!!!!!!」









    ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!









    こしあんぱんまん「う…おぉぉ…!!!」


    こしあんぱんまん(限…界…かぁっ!?)













    バリィィィィィンッ!!!!!


  158. 181 : : 2014/06/06(金) 20:52:45


    ばいきんまん「あいつ、ついにシールドを破りやがった!!」









    ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!









    こしあんぱんまん「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」


    白あんぱんまん「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」









    こしあんぱんまん「ふ…ふははははははははははははははははっ!!!!!!!」


    白あんぱんまん「何が…可笑しいっ!?」


    こしあんぱんまん「まさか…オレがお前みたいな奴に…破れるとはなっ…!!」


    こしあんぱんまん「恐れ入ったよ…!認めてやる…」







    こしあんぱんまん「ふははははっ…!不思議だな、今はとても爽快な気分だ…」


    こしあんぱんまん「何故だか分かるか…?」


    白あんぱんまん「…さぁね」











    こしあんぱんまん「お前みたいな奴には理解できねぇだろうな…。この境地を…」











    こしあんぱんまん「先に…地獄で待ってるぜ…楽しい地獄でな…」


























    こしあんぱんまん「あぁ…死ぬのが楽しみだ…」


  159. 182 : : 2014/06/06(金) 21:00:45


    白あんぱんまん「もういいかい?この拳が今、君の肉体を貫き、この戦いに終止符が打たれる…」






    白あんぱんまん「…消えろぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!」











    ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!











    こしあんぱんまん「ぐ…おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!」






    こしあんぱんまん「ぐ…ふ…」


























    こしあんぱんまん「ふははははははははははははははははっ!!!!!!!」


























    ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


  160. 183 : : 2014/06/06(金) 21:08:39


    かれーぱんまん「ぐおぉぉぉっ!!すげぇ爆風だ!!!」


    じゃむおじさん「あんぱんまんっ!!」


    ばいきんまん「餡の字!?どうなった!?」







    あんぱんまん「あぁっ…」フッ…







    どきんちゃん「あんぱんまんっ!!」


    じゃむおじさん「全ての力を使い切ったんだ…」


    かれーぱんまん「おい!あのままじゃ落ちちまうぞ!!」







    あんぱんまん「」ヒュウゥゥゥ…







    ばいきんまん「受け止めようにもこの距離じゃ…」































    ドサッ…

  161. 184 : : 2014/06/06(金) 21:16:15


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    ここはどこだ…?











    オレは死んだのか…?











    分からない…











    全身が酷く重いな…











    ここが地獄なら、オレは…
















    ……


























    こしあんぱんまん「…はっ!!」ガバッ!!

  162. 185 : : 2014/06/06(金) 21:24:04


    こしあんぱんまん「…」キョロキョロ…







    こしあんぱんまん「…生きてる?」











    こしあんぱんまん「…ふはっ!」











    こしあんぱんまん「ふははははっ!!ヤツめ、相変わらず詰めが甘いぜ!!」


    こしあんぱんまん「このオレをコケにしてくれやがって!!許さんぞ、あんぱんまんっ!!」


    こしあんぱんまん「今からでも遅くない!奴に復讐を…」ズバッ!!
















    こしあん/ぱんまん「…は?」

















    ドサッ…


  163. 187 : : 2014/06/06(金) 21:32:39


    こしあん/ぱんまん「」











    「…往生際が悪いわね。あなたは敗者。それ以上でも以下でもない存在」


    「あの戦いの勝者は白餡の戦士。絶望の中から白星を掴み取った、伝説の戦士なのよ」


    「それに、物語の主役は決してあなたではない。影の存在は、おとなしく影の中だけで生きていればいいの…」





















    ろーるぱんなちゃん「…そう、私のようにね」





















    スタスタ…

  164. 188 : : 2014/06/06(金) 21:40:32


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




    あんぱんまん…







    あんぱんまんっ!!











    めろんぱんなちゃん「あんぱんまんっ!!!」


    あんぱんまん「…ん?」パチッ


    めろんぱんなちゃん「あんぱんまんっ!!気が付いたのね!?」


    あんぱんまん「ここは…?こしあんぱんまんはどうなったの…?」


    じゃむおじさん「君は勝ったんだ!あの凶悪なこしあんぱんまんを倒したんだよ!!」


    あんぱんまん「そう…ですか…」

  165. 189 : : 2014/06/06(金) 21:48:35


    かれーぱんまん「随分と浮かない顔だな」


    あんぱんまん「彼と…こしあんぱんまんと分かり合える道は無かったのかな、って思ってさ…」


    ばいきんまん「無理だろ、あんな奴。根っからの悪パンだぜ、ありゃ」


    ばいきんまん「粗悪品ってのは、廃棄処分するしか道はねぇんだよ」


    あんぱんまん「僕は…そうは思わない。思いたくないよ…」





    あんぱんまん「彼には彼なりの良いところがあったはず。それを見つけ出せなかったのは、僕らの責任だ…」


    ばいきんまん「相変わらず中身以上に甘い奴だよ、お前は…」


    ばいきんまん「…まぁ、それでこそお前なんだろうがな、餡の字よ」


    あんぱんまん「ありがとう…ばいきんまん」







    ばいきんまん「…ケッ!」


    どきんちゃん「あなたも素直じゃないわね」

  166. 190 : : 2014/06/06(金) 21:54:54


    ばいきんまん「放っとけ!俺はもう行くぜ!」


    かれーぱんまん「なんでぇ、もっとゆっくりしていきゃいいのによ」


    ばいきんまん「馬鹿言うな、オープニングテーマは終わっちまってんだ。CM明けたらすぐ本編だぞ?」


    ばいきんまん「何も知らねぇガキ共に、俺達がこうして戯れてる様を画面越しに見せつける気か?」




    かれーぱんまん「そうだった!戦闘中にオープニングが流れてたな、そう言えば!」


    めろんぱんなちゃん「こうしちゃいられないわ!早く準備をしなくちゃ!!」


    あんぱんまん「だけど…僕は今は力が出ないや。悪いけど、間に合いそうにないね…」


    じゃむおじさん「新しい顔を焼くのには時間がかかる。しょくぱんまんの顔も用意しなければいけないしね」


    かれーぱんまん「仕方ねぇ、てんどんまんとあかちゃんまんに連絡だ!Aパートはあいつらに時間稼ぎをしてもらう!」


    ばいきんまん「やれやれ…。主役不在かよ、締まらねぇなぁ」


  167. 191 : : 2014/06/06(金) 22:03:04


    ばいきんまん「せめてCM明けのタイトルコールくらいは顔出しとけよ。それが主役の務めってもんだろ」


    あんぱんまん「そうだね、頑張るよ…」





    どきんちゃん「さぁみんな!もうCMが明けるわ、配置について!!」


    かれーぱんまん「よっしゃ!」


    めろんぱんなちゃん「それじゃ、私もっ!!」


    ばいきんまん「さて、今週はどんな作戦で餡の字を追いつめてやろうか…」


    どきんちゃん「しょくぱんまん様、早く戻って来てね…」









    じゃむおじさん「それじゃ、あんぱんまん…」


    あんぱんまん「…」


  168. 192 : : 2014/06/06(金) 22:03:34


    パッ…!




































    あんぱんまん「…やぁみんな!ぼく、あんぱんまんっ!!!」







































  169. 193 : : 2014/06/06(金) 22:05:43

    以上で本エピソードは完結です。


    小さい子供が見ても分かりやすいストーリー、セリフ、内容、いかがでしたでしょうか?




    原作のあんぱんまんに忠実にのっとった作品でしたが、
    最後までお付き合いくださった方々、ありがとうございました。

  170. 194 : : 2014/06/06(金) 22:13:11
    お疲れ様です!すごくおもしろかったです!
  171. 195 : : 2014/06/06(金) 22:20:10
    原作にすごく忠実で、小さな子供にも分かりやすい素晴らしい作品でした!乙です!
  172. 196 : : 2014/06/06(金) 22:49:48
    最高のssでした!お疲れ様でした!
  173. 197 : : 2014/06/07(土) 07:28:24
    お疲れ様でした!!
    めちゃくちゃ面白かったです!
  174. 198 : : 2014/06/17(火) 19:34:17
    普通にほっこり読めてとても楽しかったです!!
    次はレンジャーものとかどうでしょう(提案
  175. 199 : : 2014/07/24(木) 00:00:51
    最後感動したわ…。

    てかアニメのOPだったんかw

    最高のssをありがとう。GJ。
  176. 200 : : 2014/07/24(木) 14:01:13
    久しぶりに泣いた…GOOD!
    乙です
  177. 201 : : 2014/07/31(木) 01:50:08
    これは最高傑作...!
  178. 202 : : 2014/08/17(日) 17:36:17
    アレ?アンパンマンッテコンナストーリーダッケ?

    アンパンマンって、感動する話なの??

    おつかっれさまです!!
  179. 203 : : 2014/08/26(火) 00:04:30
    アンパンマンですよね?これ?
    技名とか決めてあって面白かったです。
    感動しました。久しぶりに泣きました。
    本当に、お疲れ様でした
  180. 204 : : 2014/09/01(月) 22:54:25
    こんなに感動するとは予想外でした……

    私の大好きなロールパンナが出てて嬉しかったです!!
  181. 205 : : 2014/09/06(土) 17:54:44
    仮面ライダーWに似てて良かったです!
  182. 206 : : 2014/12/05(金) 00:05:55
    アンパンマンww
    普通にバトルアニメとして成り立つww
  183. 207 : : 2015/02/17(火) 13:35:28
    めちゃくちゃ面白かったですww
    アンパンマン好きなんで嬉しいです(´-`)
    お疲れ様!
  184. 208 : : 2015/04/28(火) 05:15:46
    乙乙
  185. 209 : : 2015/05/27(水) 18:35:47
    アンパンマンは君さー♪

    というほのぼのなアニメはどこ行った
  186. 210 : : 2015/09/28(月) 19:12:16
  187. 211 : : 2016/01/09(土) 20:55:52
    まさかアンパンマンにこんな物語があるとは・・・
  188. 212 : : 2016/08/16(火) 13:18:41
    wwwwwwwwwwwwwあかんww普通のアンパンマンと全然違いすぎてーwwww
    わらいじに
  189. 223 : : 2017/01/26(木) 04:05:50
    >>213
    >>214
    >>215
    >>216
    >>217
    >>218
    >>219
    >>220
    >>221
    >>222

    死んどけ
  190. 224 : : 2017/01/26(木) 04:06:16
    宣伝目障りなんだよなぁ…
  191. 225 : : 2017/01/26(木) 04:07:59
    驚異の青さだな
    URL貼りすぎだろ
  192. 226 : : 2017/05/19(金) 21:54:56
    あんぱーんまーん
    もし自信をなくして・・・
  193. 227 : : 2017/07/18(火) 17:30:11
    悪どうこうというか、マイノリティの人達の悲しさよな

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
harumav2

神宮の燕³

@harumav2

この作品はシリーズ作品です

あんぱんまん シリーズ

「未分類」カテゴリの人気記事
「未分類」カテゴリの最新記事
「未分類」SSの交流広場
未分類 交流広場