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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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【僕とハンジと、時々、巨人】~結びゆく想い 編~

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  1. 1 : : 2014/04/02(水) 12:36:30
    こんにちは。執筆を始めさせていただきます。

    今回も、セレナが登場します。

    セレナって誰???…ですよね(^_^;)私のオリキャラです。

    セレナ.ラングレー。調査兵団所属の看護兵。19歳。栗色の髪をした美少女。

    地下街で売春行為(当時11歳)をしていたところを、エルヴィンに助けられ、

    自分に新たな名前を授けてもらう代わりに、調査兵団に志願することを約束します。

    入団後、セレナのエルヴィンへの想いは、次第に恋心へと変わっていきました…

    すでにご存知の方にとってはくどいかもしれませんが、今回この設定も重要になってくるので、改めて捕捉いたしました。

    何かご不明な点等あれば、コメントをお願いいたします。

    では…
  2. 3 : : 2014/04/02(水) 12:46:54
    <壁外にて>

    ー立体起動装置を駆使し、巨人を討伐していくハンジ班ー

    兵士 「ハンジ分隊長、撤退命令です!」

    ハンジ 「分かった!総員撤退!みんな、私に続け!」

    ハンジ班 「了解!」

    モブリット 「分隊長!危ない!!」

    ハンジ 「え…」

    ーハンジの目の前に、巨人の手が迫るー

    モブリット 「分隊長!!」

    ーモブリットの背中が、ハンジの視界に広がるー

    ハンジ 「モブ…リット…?」

    ーモブリットがハンジの目の前で、巨人に喰われていく…ー

    ハンジ 「モブリットー!!!」

    <ハンジの自室にて>

    ハンジ 「モブリット!!」ガバッ

    ハンジ 「」

    ハンジ (なんだ…夢…か…)ヨカッタ…

    ー再び布団に潜るハンジー

    ハンジ (でも…最近よくみるんだよな…こういう夢…)

    ハンジ 「」

    ハンジ (私…いつまでモブリットと一緒に居られるんだろ…)
  3. 5 : : 2014/04/02(水) 12:58:31
    コンコン…

    モブリット 「分隊長…入りますよ?」

    ハンジ (わ…モブリットだ。寝たふりしよ…)エヘ

    モブリット 「分隊長…朝ですよ?」

    ハンジ (Zzz…寝たふり、寝たふり…)エヘヘ

    ーモブリットは、ハンジの布団をはがそうと、近づく…ー

    ハンジ 「…ばぁっ!!」

    モブリット 「わぁっ!!」

    ー布団から飛び出し、モブリットを抱き締めるハンジー

    ハンジ 「モブリット~♪」スリスリ

    モブリット 「ぶっ…分隊長…苦しいです!」ムネガ…

    ーふと真顔になり、モブリットを見つめるハンジー

    ハンジ 「…ねぇ、モブリット…」

    モブリット 「…はい?」

    ハンジ 「…抱いてくれない?」

    モブリット 「は!?」///

    ハンジ 「なんてね…ウソウソ。さ、起きるとするか。着替えるから、さ、出て出て!」

    モブリット 「…はぁ…」

    ー部屋を出ていくモブリットー

    ハンジ 「…」

    ハンジ (今日も…モブリットと一緒にいられますように…)ナンテネ
  4. 6 : : 2014/04/02(水) 13:10:13
    <医務室にて>

    ー体調不良者の診察をするセレナー

    セレナ 「…熱がまだ少しありますので、もう少しの間、安静にしていてください。解熱剤は、まだありますか?」

    兵士 「…もう、全部飲みました…」

    セレナ 「では、また出しておきますね…」

    ー薬棚へと向かうセレナ。だが体がふらつき、倒れそうになるー

    モブリット 「おっと…」ガシッ

    ーセレナを支えるモブリットー

    セレナ 「あ…すみません。」

    モブリット 「大丈夫?顔色が悪いけど…」

    セレナ 「いえ。問題ありません。」

    ー再び歩き始めるセレナ。モブリットは心配そうに見つめるー
  5. 8 : : 2014/04/02(水) 13:31:22
    <食堂にて>

    モブリット 「分隊長…さっき医務室に寄ったのですが、セレナの様子がおかしくて…」

    ハンジ 「えっ、セレナが?」

    モブリット 「はい…なんか顔色も悪くて、倒れそうになってました。」

    ハンジ 「うん…看護兵も大変だからね。壁の中に戻ってきてからも、負傷兵の回診や、診察だってあるし、かといって、訓練を怠るわけにもいかないし…」

    モブリット 「そうですね…」

    ー机に、いまいましげにコップを叩きつけるハンジー

    ハンジ 「大っ体さ、エルヴィンもセレナに厳しすぎるんだよ。あの子エルヴィンの言うことには絶対逆らわないでしょ。全部聞いてたら、体壊すに決まってるじゃん。」

    モブリット 「…まあ、大体の兵士は団長に忠実ですけどね。」

    ハンジ 「エルヴィンはセレナにとくに厳しいこと言うからね。セレナもたまには逆らってやりゃいいんだよ。んなもん出来るか、ハゲ親父!とか、自分ですりゃいいだろ、ヅラ親父!とかさ。」

    モブリット 「そんなこと面と向かって言えるのって、分隊長ぐらいですよ。」

    ハンジ 「そうそう。ビシッと言ってやるよ、このハンジさんがね!」

    エルヴィン 「何をビシッと言うんだ?」

    ハンジ 「うわぁっ!」

    モブリット 「…だ…団長…」イツカラソコニ…

    ーハンジはエルヴィンをにらみつけるー

    ハンジ 「エルヴィン、君はちょっとセレナに厳しすぎるんじゃないの?モブリットから聞いたけど、セレナ今、体調崩してるみたいだよ!」

    ー顔から表情を消すエルヴィンー

    エルヴィン 「俺は兵士には平等に接しているつもりだ。そして体調管理も兵士にとって大切な役割のひとつだ。もし体調を崩して何かあれば、それは彼女自信の責任だ。」

    モブリット 「でも…団長…」

    エルヴィン 「なんだ。」

    モブリット 「団長は…僕が体調を崩した時、休暇をくださったじゃないですか。その時はセレナが頼んでくれましたけど…今度は僕からお願いします。セレナを休ませてあげてください。」

    ー深々と頭を下げるモブリットー

    エルヴィン ハァ…「…本人に確認してみないことには、何とも言えんな。それから判断させてもらう。」

    モブリット 「…はい…」

    ハンジ 「頼むよ、エルヴィン。」

    ーエルヴィンは返事をすることなく、医務室へと向かったー
  6. 11 : : 2014/04/02(水) 13:47:54
    <医務室にて>

    ー患者がいなくなった室内で、イスに座ったまま、机に突っ伏して眠るセレナー

    セレナ スー…スー…Zzz…

    エルヴィン 「」

    ーエルヴィンがセレナに触れようと手を伸ばすと、ふと目を開けるー

    エルヴィン 「起きたか。」

    セレナ 「…だ…団長…すみません。何かご用でしょうか。」

    エルヴィン 「いや。最近君の体調が悪そうだという報告があってな。実際のところはどうなのか、本人に確認しようと思ってな。」

    セレナ 「…いえ。とくに問題はありません。」

    エルヴィン 「なら良いのだが…」

    セレナ 「」

    エルヴィン 「」

    セレナ 「…あの…余計な心配をかけてしまい、申し訳ありません。」

    エルヴィン 「いや。構わん。」

    セレナ 「」

    エルヴィン 「」

    セレナ 「…あの…失礼します…」

    ー立ち去ろうとするセレナー

    エルヴィン 「…セレナ」

    セレナ 「…はい。」

    エルヴィン 「万全な状態でなければ、壁外に出たとき、命取りになる。くれぐれも注意しろ。」

    セレナ 「はい…心得ております。」

    エルヴィン 「うむ。ならいいんだ。」

    セレナ 「…失礼します。」

    ー2人は、1度も目を合わせることはなかった…ー
  7. 12 : : 2014/04/02(水) 13:57:08


    ※エルヴィン、ひっどいですよね(^_^;)
    …解説させていただきますと、エルヴィンもセレナの自分への想いには気づいているものの、いつ死を迎えるかも分からぬ世界。
    さらに、エルヴィンは、自分の采配により多くの兵士を死なせてきた、という負い目があり、セレナを受け入れ、自分が幸せになるべきではない、と、自分を戒めているのです。
    実際エルヴィンも、セレナのことを愛してます。今回はそんな想いにも焦点を当てていくつもりです。
    長々と解説、失礼しました。
    本編に戻ります。
  8. 15 : : 2014/04/02(水) 14:17:15
    <資料室にて>

    モブリット 「…あの…分隊長…」

    ハンジ 「なに?」

    モブリット 「…なにか、あったんですか?」

    ハンジ 「え、どうして?」

    モブリット 「なんか今日は…妙に積極的というか…」

    ハンジ 「そんなこと言うやつには…もう1回だ…」

    ーハンジはモブリットの首に手を回し、濃厚なキスをするー

    モブリット 「///ハンジさん…今は仕事中ですよ…」

    ハンジ 「仕事中にこっそり誰もいない資料室でキスか。なかなかスリリングだねぇ…」ハァ…

    モブリット 「仕事に戻りますよ。」

    ハンジ 「え~っ、もう少しこうしてようよ…」

    ーモブリットの胸に顔を埋めるハンジー

    モブリット  「ダメです。」

    ーハンジを静かに押し戻すモブリットー

    モブリット 「こんなところ、団長に見られでもしたら…僕たち、一緒に居られなくなりますよ。」

    ハンジ ハッ…「分かったよ…」

    モブリット 「じゃあ、資料を探して戻りますよ。」

    ハンジ 「えっ…と、何の資料だっけ?」

    モブリット 「もう…ほら、これですよ…」
  9. 16 : : 2014/04/02(水) 14:26:52
    <本部内、廊下にて>

    リヴァイ (…廊下にゴミはねぇみたいだな…)

    ー窓ガラスに目をやるリヴァイー

    リヴァイ (ガラスの曇りもなし、か…)

    ガタン!…ガシャン…!

    リヴァイ 「?」

    リヴァイ (何の音だ?医務室の方からだが…)

    ー医務室へと向かうリヴァイー

    リヴァイ 「…!?」

    ー見ると、床にセレナが倒れており、薬のビンがいくつか転がっているー

    リヴァイ (なんだ?ピクリとも動かねぇが…)

    ーセレナに近づくリヴァイ。セレナは完全に意識を失っているー

    リヴァイ (チッ…このまま転がしとくわけにもいかねぇな…)

    ーセレナを抱き抱え、手近なベットへ運ぶリヴァイー

    リヴァイ (軽いな…)

    ーベットに寝かせたものの、セレナは目覚める様子がないー

    リヴァイ ハァ…(あの野郎に報告でもしてやるか…)
  10. 17 : : 2014/04/02(水) 14:47:04
    <団長室にて>

    リヴァイ 「…おい、エルヴィン。」

    エルヴィン 「なんだ。ノックぐらいしたらどうだ。」

    リヴァイ 「転がってたぞ。」

    エルヴィン 「何がだ。」

    リヴァイ 「あの看護兵…医務室だ。」

    エルヴィン ハッ…

    ーすぐさま医務室へと向かうエルヴィン。リヴァイも呆れ顔で続くー

    ー医務室へと入り、セレナに駆け寄るエルヴィン…セレナは目覚めないー

    エルヴィン 「」

    ーセレナの髪をそっと撫でるエルヴィンー

    リヴァイ 「呼吸も脈もしっかりしている。大方、疲れがたまり貧血でも起こしてぶっ倒れたんだろう。」

    エルヴィン 「」

    リヴァイ 「まったく…この看護兵の管理くらい、しっかりしてやれ。」

    エルヴィン 「」

    リヴァイ 「お前に…1つ位守るものがあっても、俺はいいと思うがな。お前はそれほど弱くはねぇよ。」

    エルヴィン 「」

    リヴァイ 「俺にだって守ろうとしたものがあった。…今、目の前には見えない…当然だがな。俺はそれを今…」

    ー自分の背中に手を触れるリヴァイー

    リヴァイ 「…背中に背負ってるんだからな。」

    エルヴィン 「」

    リヴァイ 「大体…心に迷いのある奴についてゆくほど、俺は暇じゃない。いい加減はっきりさせろ。見ていて腹が立つ。」

    エルヴィン 「」

    リヴァイ 「…俺は出ていく。後はお前が何とかしろ。」

    ー医務室を出ていくリヴァイー

  11. 19 : : 2014/04/02(水) 15:26:47
    ーセレナの頬に触れるエルヴィンー

    エルヴィン 「…セレナ…」

    <エルヴィンの回想ー8年前…>

    エルヴィン 「君の名前は…そうだな…」

    エルヴィン 「セレナだ。セレナ.ラングレー。それが君の名だ。」

    <再び現在>

    セレナ 「ん…」

    ーセレナが目を開くー

    エルヴィン 「セレナ…」

    ーセレナは、目を開いたが、焦点が定まっておらず、意識がはっきりしていないー

    セレナ 「だ…ん…長…?」

    エルヴィン 「もう少し休め。君はここで倒れたんだ。リヴァイが介抱してくれた。」

    ーセレナは、頬に触れるエルヴィンの左手を握るー

    セレナ 「あった…かい…」

    エルヴィン 「そうか…あったかいか…」

    セレナ 「ごめ…んなさい…団長…ごめんなさい…」

    ーエルヴィンの左手が、涙で濡れはじめるー

    エルヴィン 「セレナ…」

    セレナ 「今度は…ちゃんとやります…から…そばに…」

    エルヴィン 「セレナ…君には見えないのか。俺の手は…死んでいった兵士たちの血で汚れてるんだ。俺は何人の兵士を巨人に喰わせた…死んだ兵士の家族から、何度人殺しと罵られたか…。お前はもう、俺にすがる必要はないんだ。俺は…君さえも…この手で…」
  12. 21 : : 2014/04/02(水) 15:37:13
    セレナ 「私は…あなたの手によって…生まれたのですよ…」

    エルヴィン 「な…ん…だって?」

    セレナ 「私はあの頃…痛みも悲しみすらも分からなくなっていた。男の人に…どんなに酷い事をされても、何も感じなくて…まるで命の無い人形のようだった。」

    エルヴィン 「」

    セレナ 「だけど…あなたが助けてくれて…自由を勝ち取った人物の名をそのまま与えてくれて…私はセレナ.ラングレーとして生まれることができた。私はあの時から、あなたを父として思うようになって…」

    ーセレナは赤面し、視線を反らすー

    セレナ 「…でも今は…少し…ちがいます…」

    ーセレナは再びエルヴィンの目を見ー

    セレナ 「団長…また約束しませんか。」

    エルヴィン 「…今度は君からの約束か。」

    セレナ 「はい。」
  13. 24 : : 2014/04/02(水) 16:56:46
    ーセレナはエルヴィンの手を、一層強く握りしめるー

    セレナ 「私は…セレナ.ラングレーを愛し、セレナとして生きていきます。だからあなたも…エルヴィン.スミスとして、自分自身を愛し、生きてください。これ以上、自分で自分を傷つけないで…私…何もできなかった…けど、見ていて辛かった。兵士たちが…死んでいったのは…あなたのせいではないのに…」

    ー嗚咽を漏らし、泣き続けるセレナー

    エルヴィン 「セレナ…ありがとう。」

    エルヴィン 「しかしな…俺には君の方が、より多くの悲しみを背負ってるように見えるぞ。…少し分けてもらおうか…」

    セレナ 「えっ…」

    ーセレナに顔を近づけるエルヴィンー

    セレナ 「そっ…あの…団長…私涙で顔が汚れ…」

    セレナ 「て……」

    ーセレナと唇を合わせるエルヴィンー

    エルヴィン 「…約束だ。生きよう。失った兵士たちの分まで。」

    セレナ 「…はい…」
  14. 30 : : 2014/04/03(木) 21:33:09
    <その日の深夜、ハンジの自室にて>

    モブリット 「…分隊長。」

    ハンジ 「…ん、なぁに、モブリット。」

    モブリット 「次の日も仕事だというのに、セクシーな下着で僕を誘惑するのは、やめてもらえますか。」

    ハンジ 「そう?どう、いい感じじゃない?」

    ーポーズを決めるハンジー

    モブリット 「…あの、僕にどうしろと…」

    ハンジ 「…きいても、いい?」

    ー上着をはおり、うつむくハンジー

    モブリット 「…はい…なんでしょう。」

    ハンジ 「モブリットは…いつまで私のそばにいてくれるの?」

    モブリット 「そりゃ…ずっとですよ。」

    ハンジ 「ずっとって、いつ?」

    モブリット 「ずっとは、ずっとです。」

    ハンジ 「ずっとって…ことは…モブリットが…」

    ー涙を流しはじめるハンジー

    モブリット 「えっ…ハンジさ…僕何かまずいことを?」

    ハンジ 「ごめん…最近夢を…みるの…モブリットが巨人に…私のそばから離れていっちゃう夢を…」

    ーモブリット、息をつき、ハンジの隣に腰かけるー

    モブリット 「…僕も、みますよ。」

    ハンジ 「えっ…」

    モブリット 「ハンジさんが…頭から巨人にかじられてしまう夢をね。」

    ハンジ 「」

    モブリット 「何度もみた…そして目が覚めて、ハンジさんを起こしに行って、元気なあなたをみて、何度ほっとしたことか…」

    ハンジ 「…そうなんだ…」ヘヘ

    ーモブリット、ハンジの顔を見るー

    モブリット 「僕は、あなたが大好きです。」

    ハンジ 「えっ…そんなあらたまって…」///

    モブリット 「だからこそ、僕は全力で戦える。生き延びようと思う。…これは自分1人の命ではないって思える…だからハンジさん、僕はずっとそばにいます。僕のこの誓いを、笑って受けとめてください。そうしてもらえると、僕はもっと強くなれる気がするんです。」

    ーハンジ、涙をぬぐうー

    ハンジ 「…モブリット…」

    モブリット 「…はい。」

    ーハンジは、とびきりの笑顔でー

    ハンジ 「私も、ずっとそばにいるよ!」

    モブリット 「…ありがとう…ハンジ…」

    ーハンジを抱きしめるモブリットー

    ハンジ 「あれ???“さん”、が聞こえないぞ…」

    モブリット 「…言った方が良かったですか?」

    ハンジ 「ううん。いい。」

    モブリット 「…あの…いいですか…」

    ハンジ 「だから、言わなくてもいいって。」

    モブリット 「いや…そうじゃなくて…」

    ーモブリット、ハンジをゆっくりとベットの上に押し倒すー

    モブリット 「…いいですか…」

    ハンジ 「…うん、いいよ…」

    モブリット 「では…失礼します…」

    ハンジ アハ「なにそれ。逆にエロいよその言い方…」

    モブリット 「…すみません…」

    ハンジ 「いいや…おいで…」

    ーモブリットはハンジの腕に包まれ、そのまま共に一夜を過ごしたー
  15. 31 : : 2014/04/03(木) 21:48:08
    以上で終了とさせていただきます。

    …少しここで、裏話をさせてください。

    エルヴィンとセレナのシーンについて、当初の下書きでは、セレナが

    「今度は…ちゃんとやります…から…そばに…」

    と言って泣いた後、エルヴィンは思わずセレナを抱きしめ、

    「俺の方こそすまなかった。もう離れるな。絶対にそばにいろ…セレナ.ラングレー。」

    …となる予定でした。

    数珠繋ぎ自身、

    (…あれだけ突き放しといて、速攻抱きしめんのかよ(^_^;))

    …と、ツッコミをいれたくなる、あまり納得のいかないシーンでした。

    しかし、私の描くエルヴィンの切なさに共感してくださった皆さんのコメントを読ませていただき、

    (もう少し、掘り下げて考えよう)

    という思いにかられ、今回の作品が完成しました。

    皆さんのおかげで、納得のいく作品ができ、エルヴィンとセレナの絆も、深めることが出来たと思います。

    本当にありがとうございます。

    ではあらためまして、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    次回は、リヴァイ兵士長に活躍してもらおうかな…

    では、失礼します。

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kaku

数珠繋ぎ@引っ越しました

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