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彩加「八幡、良かったら僕の家に遊びに来ない?」八幡「え?」

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  1. 1 : : 2014/03/08(土) 02:44:18

    http://www.ssnote.net/archives/8691

    前作のその後の物語です





    八幡「遊びにって……俺が戸塚の家に行ってもいいっていうのか!?」


    彩加「うん!」


    八幡「(戸塚からのお誘いだと……?
    これはやっとフラグがたったか!)」


    八幡「ああ、是非とも行かせてもらお……いや待て」



    彩加「八幡?」



    八幡「……その日、家に舞花もいるのか?」


    彩加「え?
    うん。いるけど……」



    八幡「じゃあ遠慮させてもらうわ」



    彩加「えぇ!?
    ど、どうして!?」


    八幡「どうしてって……そりゃあ、な……」




    彩加「八幡……舞花のこと嫌いなの……?」


    八幡「へ?」


    彩加「舞花がいるから来たくないって、そういう事でしょ……?
    何か舞花が気に障るような事でもしたのかな……?」


    八幡「いや、そういう事じゃなくてだな……」



  2. 2 : : 2014/03/08(土) 02:45:32


    彩加「それなら僕からも謝るから!
    だから……お願いだからそんな事言わないで?」


    八幡「ち、違うって言ってるだろ。
    舞花の事が嫌なんじゃなくて、舞花が俺の事を嫌がるって話をしてんだよ」


    彩加「え?」


    八幡「自分の家に男が来るとか、年頃の女はそういうの気にするだろ」


    彩加「あ、そういう意味だったんだ……。じゃあ八幡は舞花に気を遣って断ったの?」


    八幡「ん、まぁ……」


    彩加「やっぱり八幡は優しいね」


    八幡「いや普通だろ」


    彩加「でもそのことなら心配しないで!」

    八幡「?」


    彩加「八幡を家に誘いたいって言い出したのは舞花の方なんだよ」


    八幡「……え?」


    八幡「えぇ!?」
  3. 3 : : 2014/03/08(土) 02:50:44

    彩加「僕も最初は驚いたよ。舞花は小さい頃から男の人が苦手な子だったからね」


    八幡「……そんな舞花がどうして俺を家に?」


    彩加「分からないけど、あの日八幡と別れてから舞花に八幡の事を聞かれてね。そしたら一度八幡と話がしてみたいって」


    八幡「俺の事をなんて話したんだよ?」


    彩加「頼りになる格好いい人だって」

    八幡「おいそれ誰だよ。
    俺じゃない誰かの話だろ」

    彩加「そんなことないよ!」


    八幡「にしても、そんなにハードル上げられたら尚更会いにくいじゃねぇか。期待裏切るだけだぞ……」


    彩加「舞花が男の人と話したがるのなんて初めてなんだよ。だからお願い!
    今度の休日、会ってあげてくれないかな?」


    八幡「……別に構わんが……失望させても知らないからな?」


    彩加「大丈夫だよ!
    そんな事ないって僕は分かってるから。本当にありがとう八幡!」


    八幡「お、おう」


    彩加「それじゃまた連絡するね!」

    八幡「分かった」

    彩加「じゃあまたね」




    八幡「(事故とはいえ俺は舞花の胸を触ってしまったわけだし、てっきりもう関わりたく無いとか思われていると思ってたんだが……)」


    八幡「(まぁでも話したいと言ってくれているという事は、嫌われてはいないと考えて良いのか……?)」

  4. 4 : : 2014/03/08(土) 02:57:19



    戸塚宅



    彩加「ただいまー」


    舞花「あ、お兄ちゃんおかえりなさい。それで……えっと、どうだった?」


    彩加「八幡のこと?」


    舞花「うん」


    彩加「ちゃんと約束できたよ。今度の休日うちに来てくれるって」

    舞花「ほんと!?」


    彩加「うん!」

    舞花「嬉しい!
    ありがとうお兄ちゃん!」


    彩加「僕も八幡と遊べるのは楽しみだから全然いいよ」


    舞花「わぁ……休日が今から楽しみだなぁ♪」ニコニコッ


    彩加「(ほんと、舞花が男の人と会うのをこんなに楽しみにしてる姿なんて見たことないや)」


    舞花「お兄ちゃん?」

    彩加「なんでもないよ」ニコッ


    舞花「そう?
    じゃあご飯作るね!」

    彩加「うん、ありがとう舞花」





    八幡宅



    八幡「(休日を天使の家で過ごすのか……今から緊張するな……)」



    小町「お兄ちゃん、どうしたの?」


    八幡「……なぁ小町、いきなりだが……もし事故で俺の友達がお前の胸を触ってしまったとしたら、簡単に許せるか?」


    小町「とりあえずお兄ちゃんには友達がいないからそんな状況はあり得ないと思うんだけど?」

    八幡「いや論点はそこじゃないんですよ小町さん」


    小町「まぁ小町の場合は、お兄ちゃんの友達であろうとなかろうと、胸を触られたりなんかしたら多分もう絶対許せないかも」


    八幡「で、ですよねー……」


    うん、正論


    小町「急にどうしたの?」

    八幡「いや、なんでもない」



    ならば舞花は何を思って俺と話したいなんて思ったのだろう

    女心はサッパリ分からんな


  5. 5 : : 2014/03/08(土) 03:09:35
    新作期待だねこれは
  6. 6 : : 2014/03/08(土) 08:22:51
    なんだか懐かしい作品の続編ですね。

    もう、続きは書かないのだと思ってました。
  7. 7 : : 2014/03/08(土) 11:33:23
    続編ですね。
    面白いです!続きが気になります!
  8. 8 : : 2014/03/08(土) 13:08:30
    >>5>>7ありがとうございます!
  9. 9 : : 2014/03/08(土) 16:05:52
    新作きたー!!
    応援しています! 頑張ってください!!
  10. 10 : : 2014/03/08(土) 17:31:29
    六さんのはいつもおもしろいですね
    がんばってください
  11. 11 : : 2014/03/08(土) 20:12:06
    毎回読ませてもらってます‼︎
    頑張ってください!
  12. 12 : : 2014/03/08(土) 21:05:12
    皆さんありがとうございます!
    明日には続き書けるよう頑張ります(^^)
  13. 13 : : 2014/03/08(土) 21:08:36
    戸塚と結婚したい
  14. 14 : : 2014/03/09(日) 00:01:36
    戸塚だと!?
    このままではマズイ!(海老名さんが)
    誰かティッシュを~!
    とてもおもしろいです。頑張って下さい

  15. 15 : : 2014/03/09(日) 00:47:04



    土曜日



    彩加「いらっしゃい八幡!」


    八幡「ど、どうも。おじゃまします」

    彩加「さ、あがってあがって!」


    八幡「(ここが戸塚の家か……)」


    彩加「舞花ー。八幡来たよー」



    彩加「舞花?」


    舞花「……あ、うん」/////




    八幡「久しぶりだな」


    舞花「比企谷さん、こ、こんにちは!」/////


    八幡「ああ。……てかなんか顔赤くないか?
    風邪か?」

    舞花「え?」


    八幡「しんどいようなら俺は帰るが……」


    舞花「だ、だめ!
    帰っちゃだめです!
    私なら全然大丈夫ですから!」


    八幡「そ、そうか?」

    舞花「はい!」


    彩加「あはは、とりあえず八幡も適当に座ってよ」

    八幡「ん、そうだな。サンキュ戸塚」



    彩加「……ねぇ八幡、僕の事も……名前で呼んでくれないかな?」

    八幡「え?
    あー……でも確かにちょっとややこしいもんな。んじゃ……彩加?」


    彩加「う、うん……ありがと八幡」/////


    八幡「お、おう」/////


    舞花「お兄ちゃんのバカ……」ボソッ


    彩加「舞花?」

    舞花「ううん。なんでもないよ」


    彩加「それじゃ三人で色々お話しよっか」


    八幡「そうだな」

  16. 16 : : 2014/03/09(日) 07:13:43
    前作からの、続編期待してます!
    頑張って下さい
  17. 17 : : 2014/03/09(日) 17:38:48
    >>16
    ありがとうございます!
  18. 18 : : 2014/03/09(日) 17:41:21



    八幡「そういや舞花はどこの学校行ってるんだ?」


    舞花「私は鶫門学園ですよ」

    八幡「鶫門学園……確か女子校だっけか?」

    舞花「はい」


    八幡「なにか部活とかしてんの?」


    舞花「部活はしてませんけど、友達とバンドを組んでいます」

    八幡「バンド組んでんのか。凄いな。ボーカル?」


    舞花「はい」


    八幡「へぇ……じゃあ歌上手いんだな」


    舞花「そ、そんな事ないですよ。私なんてまだまだです」


    彩加「でもね、こんな事言ってるけど舞花はとても歌上手いんだよ。舞花のバンド凄く人気だし」


    舞花「お、お兄ちゃん!」/////


    八幡「そうなのか?
    なら是非一度聞いてみたいな」


    舞花「え……えぇと……」/////


    舞花「……」/////


    八幡「舞花?」
  19. 19 : : 2014/03/09(日) 17:42:37


    舞花「……えっと……来週私の学校で文化祭があるんです」


    彩加「あ、そういえばもう来週だね。舞花の学校の文化祭」



    舞花「それで、有志バンドのライブに私たちのグループも出るんですけど……比企谷さんも見に来ませんか……?」


    八幡「え?」


    舞花「も、もし興味があればで良いんですけど……」


    八幡「来週か。あ、でも女子校に1人で行くのはちと厳しいな……」

    彩加「あ、僕もその文化祭行くから、それなら一緒に行こうよ」

    八幡「とつ……彩加も行くのか?」

    彩加「うん!」


    八幡「1人じゃないなら多分大丈夫……かな。じゃあ是非行かせてもらうわ」

    舞花「ほんとですか!?」

    八幡「せっかく誘ってもらったし、聞きたいって言い出したのも俺だしな」


    舞花「(が、頑張ってもっと練習しよう!
    格好悪いところ見せたくないし……)」


    舞花「じゃ、じゃあ来週楽しみにしてて下さいね!」

    八幡「ああ」


    舞花「(恥ずかしいけど、それ以上に嬉しいなぁ……)」


    舞花「と、ところで比企谷さんお腹空いてませんか?」

    八幡「そういえば少しだけ……」


    舞花「じゃあ私なにか作ってきますね!」

    八幡「んじゃ俺も手伝うよ」

    舞花「い、いいですよ!
    比企谷さんはそこで休んでて下さい!」


    八幡「え、でも……」

    舞花「本当に大丈夫ですから!」


    八幡「そうか?」

    舞花「はい!」

    八幡「それじゃお言葉に甘えて……」


    舞花「では作ってきます!」

  20. 20 : : 2014/03/09(日) 17:45:44



    彩加「ふふ、舞花楽しそう」

    八幡「そうなのか?」


    彩加「うん。やっぱり八幡が来てくれたから嬉しいんだよ」

    八幡「嬉しい?
    てっきり俺は嫌われてると思ってたんだがな……」


    彩加「嫌う?
    舞花が八幡を?」

    八幡「ああ」


    彩加「それは絶対ないと思うよ?
    だってむしろ……」


    八幡「?」

    彩加「いや、なんでもない!
    気にしないで!」


    八幡「いや、でも……」



    ガッシャァァァンッ



    八幡・彩加「!?」


    八幡「舞花!」ダッ




    八幡「どうした舞花!?」

    彩加「大丈夫!?」


    舞花「す、すみません……。お湯をひっくり返しちゃって……」


    八幡「怪我とかしてないか!?」


    舞花「え、えっと……その、大丈夫……です……」



    八幡「……。ちょっと指見せてみろ」

    舞花「あ……っ」



    八幡「バカ、やっぱ赤くなってんじゃねぇかよ」


    舞花「これくらいなら……」


    八幡「ダメだ。痕になったらどうすんだよ。ちゃんと手当てしねぇと」

    舞花「で、でも……」


    八幡「いいからジッとしてろ。すぐ手当てすっから」


    舞花「あ、ありがとう……ございます……」/////

  21. 21 : : 2014/03/09(日) 17:49:18





    八幡「これでよし」

    舞花「本当にありがとうございました……」


    彩加「大怪我にならなくて良かったよ……」

    舞花「心配かけてごめんねお兄ちゃん……」




    八幡「やっぱり、俺も料理手伝うわ」

    舞花「え……」


    八幡「軽いとはいえ火傷してんだ。1人じゃキツイだろ。それにまたこんな事になったらいけないしな」

    舞花「でも比企谷さんにそんな迷惑は……」


    八幡「何言ってんだよ。迷惑なわけないだろ」


    舞花「……え?」


    八幡「俺の迷惑とかそんな事は気にしなくていいから、もうちょっと自分の心配をしろ」


    舞花「比企谷さん……」


    八幡「分かったなら一緒にやるぞ」

    舞花「……はい」



    それから俺たちは三人で料理を始めた





    彩加「わぁ、美味しそうにできたね!」


    舞花「比企谷さん料理得意なんですね」


    八幡「まぁ、これでも専業主夫目指してる身だからな」


    彩加「ふふ、そういえば八幡そんな事言ってたね」

    舞花「比企谷さん、専業主夫が夢なんですか?」


    八幡「まぁな」
  22. 22 : : 2014/03/09(日) 17:50:31


    舞花「(じゃあ結婚したら私が生活費を稼ぐ事になるんだ……。ならもっと勉強頑張ろうかな……)」


    舞花「(って、何考えてるの私!?)」/////


    彩加「舞花、顔赤いけど大丈夫?」

    舞花「ひゃ、ひゃい!」/////


    八幡「(おお、天使が2人いる)」


    舞花「あ、そ……そういえば比企谷さん」

    八幡「ん?」


    舞花「比企谷さんは彼女とかは……いるんですか?」


    八幡「……」

    八幡「(夢が専業主夫なのに結婚する相手にアテがないとか、よく考えたら凄く恥ずかしいな……)」



    八幡「い、『今』はいないな」


    舞花「そう、ですか……。前の彼女さんはどんな人だったんですか?」

    彩加「え、八幡彼女いたことあるの!?」



    八幡「……(@⌒ー⌒@;)」

    八幡「(そっちで受け取っちゃったかぁ……。うん、これは詰んだ。素直に白状するか)」


    八幡「えと、言い方が悪かった。俺は今まで誰とも付き合った事ないぞ。だから前の彼女とかはおらん」


    舞花「え?!
    そ、そうなんですか!?」


    八幡「ああ」


    舞花「(今まで付き合った事が無いなんて少し意外だっだけど、良かったぁ……)」


    八幡「そういう舞花は?」


    舞花「私も付き合った事はないですよ」

    彩加「でも舞花昔からたくさんの人に告白はされてるよね」


    舞花「お、お兄ちゃん!
    恥ずかしいからそんな事言わないで!」


    八幡「ほう、やっぱモテるんだな」

    舞花「そ、そんな事……っ」


    八幡「いや、そんだけ可愛いんだし別に謙遜する事ないだろ」


    舞花「か、かわ……っ」/////


    彩加「(は、八幡!
    それ以上は口にしちゃダメだよ!?)」コソコソ


    八幡「(す、すまん!
    つい口が滑っちまった)」コソコソ


    舞花「〜〜〜っ」/////
  23. 23 : : 2014/03/09(日) 18:59:16
    舞花可愛いな、いいなあ彩加と舞花と一緒にいる八幡が羨ましいな
  24. 24 : : 2014/03/09(日) 19:07:27
    いいですねぇ、期待!
  25. 25 : : 2014/03/09(日) 22:08:52
    >>23
    続きも可愛く書けるよう頑張ります(^^)
    >>24
    ありがとうございます(*^^*)
  26. 26 : : 2014/03/10(月) 16:18:34



    数時間後




    八幡「おっと、もうこんな時間か……」


    彩加「6時回っちゃってるね」

    舞花「もう帰っちゃうんですか……?」

    八幡「あんまり遅くなると妹が心配すっからな」


    彩加「舞花、八幡を困らせちゃダメだよ」

    舞花「わ、分かってる……」



    彩加「今日は本当にありがとうね八幡」

    八幡「いや、俺の方こそ楽しかったよ」


    舞花「また来てくれますか?」

    八幡「あぁ」


    舞花「えへへ、そうですか……」


    八幡「それじゃ帰るわ」


    彩加「ちゃんと外まで見送りするね」

    八幡「悪いな」

  27. 27 : : 2014/03/10(月) 16:20:05




    八幡「んじゃ……」


    ガチャッ


    ザアァァアァァアァアアアァッ

    ゴオオオオッ


    ガチャッ


    八幡「……」ビッショリ


    彩加・舞花「……」



    八幡「……悪い。傘を借りれるか?」


    彩加「う、うん」スッ


    八幡「すまんな。それじゃ」


    ガチャッ


    ザアァァアァァアァアアアァッ


    八幡「……っ」

    バサッ

    バキバキッ ベキッ バキキッ

    ゴオオオオオオォオッ


    ガチャッ


    八幡「……」ビッショリ……


    彩加・舞花「……」



    彩加「……舞花、これは仕方ない……よね?」

    舞花「……うん」


    彩加「八幡、今日は僕らの家に泊まっていってよ。この大雨じゃ帰るに帰れないでしょ?」


    八幡「……いや、頑張ればなんとか……」

    舞花「き、危険ですよ!
    私なら大丈夫ですからどうぞ泊まっていって下さい!」

    八幡「しかし……」


    彩加「舞花本人がこう言ってるんだし……ね?」

    八幡「本当にいいのか?」

    舞花「はい!」


    八幡「……そ、それじゃお世話になります……」



    こうして俺は天使の家で一夜を過ごす事になった

  28. 28 : : 2014/03/10(月) 17:47:37



    彩加「それにしても災難だったね」


    八幡「まさかあんな豪雨に襲われるとはな」


    舞花「もうすぐお風呂が沸きますからね」

    八幡「おう、ありがとな」


    彩加「家には連絡したの?」


    八幡「あ、そうだったな。小町にメール送るか」



    ピピピピッ


    舞花「お風呂沸いたみたいですね。比企谷さん、どうぞ先に入って下さい」


    八幡「すまんな。じゃあそうさせてもらうわ」


    彩加「あ、八幡。1人じゃ勝手とか分からないでしょ?
    良かったら僕も一緒に入ろうか?」


    八幡「え?」


    八幡・舞花「ええぇ?!」


    八幡「(天使と一緒に風呂だと!?
    つ、つまり彩加の裸を……?)」/////


    舞花「お、お兄ちゃんそれは絶対ダメだからね!?」

    八幡「そ、そうだぞ彩加!
    それは流石に……っ!」


    彩加「え、どうして?
    僕も八幡も男だよ?」



    八幡「……それもそうか」


    舞花「いや、納得しちゃダメですよ!?」

    八幡「って、そうだったな。納得してる場合じゃねぇわ」


    彩加「少し恥ずかしいけど、僕は八幡となら……平気だよ?」/////


    八幡「ぐはぁぁあっ!」ガクッ


    彩加「八幡!?」


    八幡「(なんだこの破壊力は……っ!?
    せ、生物兵器……か……?)」


    舞花「も、もうお兄ちゃんったら!」

    彩加「僕何もしてないよ!?」


    舞花「してるからぁ!」

    彩加「えぇっ?」


    八幡「だ、大丈夫だ彩加……。1人で風呂くらい入れるから心配するな」


    彩加「そう?」


    八幡「おう。それじゃ、風呂借りるわ」


    舞花「あ、はい」


    八幡「(ったく、彩加と風呂とか俺が平気じゃねぇっての……)」


    俺は舞花に案内され風呂場へ向かった
  29. 29 : : 2014/03/10(月) 18:00:31
    傘が壊れたよ!一瞬で!

    期待
  30. 30 : : 2014/03/10(月) 18:05:19
    恋のライバルがお兄ちゃんて・・・・・・どうよ??
  31. 31 : : 2014/03/10(月) 18:39:08
    全然アリだろ
    面白い!
    期待してます
  32. 32 : : 2014/03/10(月) 18:45:35
    >>29>>31
    ありがとうございます( ^ω^ )
  33. 33 : : 2014/03/10(月) 18:48:13




    彩加「良かったね舞花。八幡とまだ一緒にいられるようになって」ニコッ

    舞花「う、うん。でもやっぱりちょっと緊張するかも……」


    彩加「それにしても八幡を文化祭に誘うって言い出した時は驚いたよ。お父さんですら恥ずかしいって理由で誘った事無いのに」


    舞花「自分でも少し驚いてる……」


    彩加「八幡と今日一日話してみてどうだった?」

    舞花「凄く楽しかったよ。それに、私が怪我した時もすぐ駆けつけてくれて、とても頼りになる人だなって……」


    彩加「ほらね?
    八幡は凄く格好良いでしょ?」


    舞花「うん」/////


    舞花「……って、そうだお兄ちゃん!」


    彩加「な、なにかな?」


    舞花「お兄ちゃん比企谷さんの事、無意識なのか知らないけど誘惑し過ぎだからね!?」


    彩加「ゆ、誘惑って?」


    舞花「名前で呼んでとか、お風呂一緒に入ろうとか!」

    彩加「え、でも僕ら男同士だし普通じゃ……」

    舞花「お兄ちゃんは例外だから!
    とにかくあんまり比企谷さんを誘惑するような事は言っちゃやだよ!?」


    彩加「う、うん。気を付けるよ」


    舞花「(はぁ……。そりゃお兄ちゃんの方が付き合い長いのは分かるけど、比企谷さんももう少し私の事意識してくれてもいいのになぁ……)」


    舞花「あ、お兄ちゃん。相談というかお願いがあるんだけど……」

    彩加「?」







    八幡「風呂ありがとな。温まったよ」


    舞花「あ、八……比企谷さん出たんだね。じゃあ次ぼ……私が入りますね」


    八幡「あぁ」

  34. 34 : : 2014/03/10(月) 18:55:45



    八幡「ほんと悪いな。急に泊まる事になっちまって」


    彩加「い、いや。そんなの全然気にしなくてもいい……よ。わた……僕も八幡とまだお話したかったから……」


    八幡「そう言ってくれると助かる」

    彩加「そ、そういえば、は……八幡はさ、今日話してみて舞花の事どう思った?」

    八幡「え?」


    彩加「その、別に深い意味とかは無いん……だけどね」




    八幡「どう思った、か。
    まぁ、普通に優しくて良い奴だと思ったよ。細かいところでちゃんと気遣いもできるしな」


    彩加「そ、そう?」


    八幡「ああ。俺が泊まる事になっても嫌な顔ひとつ見せなかったし、むしろ俺に色々気を遣ってくれてたからな。あんな気遣いできる奴はなかなかいねぇと思うぞ」


    彩加「……」/////


    八幡「彩加?」


    彩加「な、なんでもないでs……ないよ!」

    八幡「でも顔真っ赤だぞ?」


    彩加「ほんと大丈夫!」バッ

    八幡「ちょっ、そんな勢いよく立ち上がったら……っ」


    彩加「あ……っ!?」グラッ


    八幡「彩加!」ガシッ


    彩加「……」/////


    八幡「ったく、言わんこっちゃねぇ。今までずっと座ってたんだからいきなり立ったら危ないだろ」


    彩加「比企……八幡ありがとう……」/////


    八幡「気をつけろよな」

    彩加「う、うん……ほんとごめん……」うるっ


    八幡「あ……い、いや……俺もちょっと言い過ぎたすまん」/////

    彩加「気にしないで。僕が悪いんだから……」/////
  35. 35 : : 2014/03/10(月) 18:59:31


    バンッ



    舞花「ちょっと2人とも何してるの……んですか!?」

    八幡「ま、舞花!?
    ち、違うんだこれにはワケがあってだな」


    舞花「八……比企谷さんなんてもう知らない!」


    八幡「(うっ、やっと少しはマシな関係になれたと思ったんだが……これでまた台無しかぁ……)」ガックリ



    彩加「ちょっとおに……舞花言い過ぎだよ!
    八幡は何も悪くないんだからぁ!」


    八幡「いや、良いんだ彩加」

    彩加「良くないよ!
    特にわた……僕が!」


    舞花「……じゃあ2人は何してたの?」


    彩加「僕が倒れそうになったのを八幡が助けてくれただけで、別に変な事はしてないよ!」


    舞花「そ、そうなの?」


    八幡「ん、まぁ……そうだ」


    舞花「そう、だったんだ……。ごめん比企谷さん」シュン



    八幡「いや、あの状況だけ見たらそう勘違いしても仕方ねぇって」


    舞花「八……比企谷さんはやっぱり優しいですね」


    八幡「そんな事ないと思うが……」



    彩加「とにかく、勘違いは解けたみたいだし、僕もお風呂入ってくるね」


    舞花「あ、うん。いってらっしゃい舞……お兄ちゃん!」

    彩加「う、うん!
    分かったよ舞花!」

    八幡「?」

  36. 36 : : 2014/03/10(月) 21:03:40
    戸塚わいい×2

    おもしろいです がんばってください
  37. 37 : : 2014/03/10(月) 23:19:05
    >>36
    ありがとうございます
    続き頑張りますね(^^)
  38. 38 : : 2014/03/10(月) 23:48:21
    明らかに彩加は八幡に対して友達以上のなにかがあるんだが?w

    たまげたなぁ、ここが天国だったんだ。戸塚シスターズとか、もう最高。
    六さんがんばれ!(`・ω・)
  39. 39 : : 2014/03/11(火) 04:58:33
    すいません、見るの遅れました。受験がめんどくさくなったので、六さんのSSを見たいので受験から逃げてきました
  40. 40 : : 2014/03/11(火) 09:52:54
    >>39
    あなたの受験なんてどうでもいいです。
  41. 41 : : 2014/03/11(火) 12:19:11
    入れ替わりで様子見か…
    これはどう転ぶかわからんなw
    期待!
  42. 42 : : 2014/03/11(火) 13:20:20
    >>38
    >>41
    ありがとうございます!
    でもまだどっちに転ぶのか自分でも決めてないです。わら
  43. 43 : : 2014/03/11(火) 14:00:38
    >>40
    そうかい、でもなお前には言ってないんだよ。返事返さんくていいですよ、変な気を使わせるのは嫌なんで、これで感想文送らなきゃいい話だなんて言われても無駄だからな
  44. 44 : : 2014/03/11(火) 14:46:43



    舞花「(あ、危なかったぁ……。少しでも気を抜くとボロがでちゃう……。入れ替わってるのがバレないようにしないと)」


    八幡「舞花?」

    舞花「な、なんでもないですよ。それよりさっきはすいませんでした。勘違いとはいえ酷い事言ってしまって」


    八幡「別にいいってそんなの。もう気にすんな」

    舞花「ありがとう……ございます」


    舞花「それで、お兄ちゃんとはどんな話をしてたんですか?」


    八幡「別にそんな大した事は話してないぞ」


    舞花「(やっぱり八幡は舞花に直接じゃ何も言わないよね。これは入れ替わりを言い出した舞花の判断は正解かな)」


    舞花「そうですか」


    舞花「(あ、そうだ。良い機会だし僕も少し質問してみようかな)」


    舞花「比企谷さん、お兄ちゃんの事どう思ってますか?」

    八幡「え?」


    舞花「簡単にで構いませんので」

    八幡「そうだな……」


    八幡「(簡単にか……。まぁ簡単にいえば……)」


    八幡「天使……?」ボソッ


    舞花「えっ?」


    八幡「あ、いや、そうじゃなくて!
    天使のように優しくて可愛いって言いたかったんだ」


    八幡「(あれ、言い換えた意味なくね?)」

    舞花「(て、天使みたいに優しくて可愛いだなんて……嬉しいけど、困る……)」/////



    彩加「おにぃ……舞花……少し僕とお話しよう」

    舞花「ま、お兄ちゃん……!?
    いつからそこに!?」


    彩加「うん、ついさっきだよ。
    とりあえず、こっちに来て」ニコッ


    八幡「さ、彩加?」


    彩加「なぁに八幡?」

    八幡「い、いや」


    彩加「八幡少し待っててね」

    八幡「……お、おう」


    彩加「さ、舞花おいで」

    舞花「う、うん……」

  45. 45 : : 2014/03/11(火) 14:54:27



    ※ここで入れ替わり終了


    舞花「ねぇお兄ちゃん!
    私さっきも言ったよね!?
    誘惑するような事しないでって!」


    彩加「ご、ごめんね舞花!
    で、でも別にそういうつもりで質問したんじゃないんだよ」


    舞花「とか言って顔赤くしてたじゃない!」

    彩加「そ、それは八幡が変な事言うから……」


    舞花「うう……」

    舞花「(もう!
    お兄ちゃんが1番の要注意人物だよぉ……)」

    舞花「本当に気をつけてね?」

    彩加「う、うん。それより早く戻らない?
    八幡も心配するしさ……」


    舞花「……うん」





    彩加「お待たせ八幡」

    八幡「いや、そんなに待ってねぇよ」

    八幡「(でもさっき一瞬感じた恐怖は何だったんだろうか……)」


    舞花「では晩御飯にしましょうか」

    八幡「それじゃあ俺も手伝うよ」


    舞花「……はい。お願い、します」ニコッ


    八幡「おう」

    八幡「(昼間よりは距離、縮まったみたいだな……一安心だ)」






    彩加「ごちそうさまでした」

    舞花「美味しかったですね」


    八幡「だな」


    舞花「では今日はそろそろ寝ましょう」

    八幡「そうだな……って俺どこで寝たらいいんだ?」


    舞花「あ、えっと……」


    彩加「今日はお父さんもお母さんもいないし、好きな方の部屋を使ってよ」


    八幡「いいのか?」

    彩加「うん!」

    舞花「(良かったぁ。これでお兄ちゃんが一緒に寝ようなんて言い出したらどうしようかと思ってたけど……)」


    舞花「それじゃ、部屋に案内しますね」



    そして俺は彩加の父親の部屋で寝る事になった
  46. 46 : : 2014/03/11(火) 15:02:46


    八幡「(なかなか充実した一日だったな……。にしてもこの雨、一向に弱まる気配がねぇな)」


    あれから何時間も経っているのにまだ窓を叩く雨音は強い
    風も同じで、木の揺れる激しい音が聞こえる


    八幡「!」


    八幡「今、光った……?」


    気のせいかと思ったその時



    ゴロゴロゴロゴロッ!!


    耳をつんざく轟音が鳴り響いた



    八幡「(……っ!?
    近くに落ちたんじゃねぇかっ?
    尋常じゃなかったぞ今の……)」




    ドタドタッ

    ガチャッ


    八幡「ん?」


    舞花「ひ、ひっく……比企……谷……さぁん……」ぽろぽろ


    八幡「ま、舞花?」

    タタッ


    舞花「……っ」だきっ


    八幡「ちょっ、え!?」

    舞花「うぇえん……雷やだぁ……うぁぁあ……っ」ぽろぽろ



    八幡「え、えぇ!?
    も、もしかしてお前……雷怖いのか?」


    舞花「……」コクッ




    彩加「舞花大丈夫?!」


    八幡「あ、彩加」


    彩加「舞花は小さい頃から雷が大の苦手なんだよ……。心配して部屋に行ったらどこにもいなかったから、ここかなって」


    八幡「そうだったのか……」


    ゴロゴロッ


    舞花「ひぅ……っ」


    八幡「舞花、大丈夫だから落ち着け。な?」なでなで


    舞花「ひ、比企谷さん……」




    彩加「ねぇ八幡、今日は……舞花と一緒に寝てあげてくれないかな?」


    八幡「えっ!?」


    彩加「舞花はこうなると一人じゃ寝られないんだよね」


    八幡「し、しかしだな……」チラッ


    舞花「……」ぎゅううっ



    彩加「ね、お願い!」



    八幡「……分かったよ」


    彩加「ありがとう八幡!
    じゃあ舞花をよろしくね」


    八幡「あぁ」


    八幡「(にしても……なんか、舞花って彩加とはまた微妙に違った魅力があるよな……って何考えてんだ俺!)」



    八幡「立てるか?」

    舞花「……」コクッ


    八幡「それじゃ、とりあえず布団入れよ」

    舞花「……失礼……します……」

  47. 47 : : 2014/03/11(火) 15:04:12



    舞花「……比企谷さん……ごめんなさい。こんな迷惑かけちゃって……」


    八幡「べ、別に気にすんな。迷惑とかじゃねぇし」


    舞花「雷だけは本当にダメで……」

    八幡「人間どうしてもダメなもんはある。それが普通だよ」

    舞花「……ありがとうございます」/////


    八幡「(マジで落ち着かねぇ!
    隣で天使が寝てるのに平常心保つとか人の為せる業じゃねぇ)」


    ゴロゴロッ


    舞花「……っ」だきっ


    八幡「!?」


    八幡「(ちょおおおおおっ!?
    心臓飛び出るかと思ったぞ)」


    八幡「ま、舞花……少し離れて……」

    舞花「……離れちゃ……やだ……」


    八幡「(くっ、そんな目で首振られて無理に引き剥がす事なんて出来るかよ……俺には無理だ)」


    舞花「もう少し、落ち着くまでで構いませんので……こうさせていて下さい……」ぎゅうう


    八幡「〜〜っ」/////

    八幡「(背中に伝わる柔らかい感触が……っ!
    まじで早く朝になってくれぇぇ)」



    結局、雷が収まったのはそれから二時間後で
    それまでの間ずっと舞花は俺の背中に抱きついたままだった

  48. 48 : : 2014/03/11(火) 17:44:45
    この中に入りたい
    それ以上でもそれ以下でもない
    ただ入りたい
  49. 49 : : 2014/03/11(火) 18:10:00
    舞花可愛すぎる!
    続きが気になります!
  50. 50 : : 2014/03/11(火) 19:12:18
    >>48
    願望がストレートすぎて(笑)

    >>49
    ありがとうございます!
    続きも頑張りますね( ^ω^ )
  51. 51 : : 2014/03/11(火) 20:58:41
    舞花が可愛すぎる。
    これからの投下期待してます!
  52. 52 : : 2014/03/11(火) 23:33:22
    舞花も彩加も可愛いなぁ。
    続き待ってます!
  53. 53 : : 2014/03/12(水) 00:31:46
    >>51>>52
    ありがとうございます(*^^*)
    明日には続き書けるように頑張ります!
  54. 54 : : 2014/03/12(水) 12:37:47



    翌朝



    八幡「……」スーッ


    舞花「……」/////


    舞花「(う、うぅ……恥ずかしいよぉ……。雷のせいとはいえ取り乱して一緒に寝るどころか抱きついちゃうなんて……)」/////


    八幡「……」スーッ


    舞花「(でも……比企谷さんの背中、温かくて……とても気持ち良かったなぁ……)」



    ぎゅっ


    舞花「……」/////


    舞花「(もう少し、こうしていようかな……)」



    舞花「あったかい……」



    八幡「ん……んぁ……」


    舞花「!」バッ


    八幡「……舞花……?」


    舞花「お、おはようございます比企谷さん!」/////

    八幡「ん、おはよう。
    にしてもまだ眠いな……ふあ〜ぁ……」


    舞花「あの、今日は何時頃まで家にいますか?」


    八幡「そうだな……あんまり長居するわけにもいかないし、昼までには帰るわ」


    舞花「そうですか……」



    八幡「……えと、来週楽しみにしとくわ」

    舞花「え?」


    八幡「ほら、来週文化祭って言ってたろ?
    ライブ楽しみにしてるぜ」


    舞花「あ……はい!」


    舞花「(そ、そうだ!
    来週もまた会えるんだった!)」


    舞花「楽しみにしてて下さいね!
    私練習頑張りますから!」

    八幡「あぁ」


    舞花「(よーし!
    比企谷さんが帰ったらしっかり練習しよう!)」


    舞花「それじゃお兄ちゃんも起こして、朝ご飯にしましょう」

    八幡「おう」
  55. 55 : : 2014/03/12(水) 12:39:55




    八幡「ふぅ、ごちそうさま」

    舞花「美味しかったですか?」


    八幡「あぁ、普通に美味かったよ」

    舞花「良かったです」ニコッ




    八幡「さて、んじゃ朝飯も食べたしそろそろ俺は帰るとするわ」

    彩加「八幡、もう帰っちゃうの?」

    八幡「ん、あぁ。長居しちゃ悪いしな」


    彩加「そっか……じゃあまた明日学校でね!」

    八幡「おう」


    八幡「舞花はまた来週だな」

    舞花「はい!」



    八幡「それじゃ」



    彩加「ばいばい八幡」


    舞花「比企谷さん、さようなら」



    こうして長かった天使の家での生活は終わった
  56. 56 : : 2014/03/12(水) 12:40:17
    次から文化祭入ります(^^)
  57. 57 : : 2014/03/12(水) 15:29:22
    楽しみにしてます。
    頑張ってください!
  58. 58 : : 2014/03/12(水) 19:52:51
    文化祭にいろはすが!?
    前にもした気がするが
    しつこくて、すいません
  59. 59 : : 2014/03/12(水) 20:35:36
    >>57
    頑張ります!
    ありがとうございます(*^^*)
    >>58
    さすがに今回はいろはす出せないですー(>人<;)
    また今度いろはすメインの話書きますね
  60. 60 : : 2014/03/12(水) 22:50:27
    ありがとう。
    本当にありがとう。
    では、頑張って下さい!
  61. 61 : : 2014/03/13(木) 21:44:03
    >>60
    ありがとうございます
    頑張ります!
  62. 62 : : 2014/03/13(木) 21:44:08


    文化祭当日





    彩加「おはよう八幡!」


    八幡「おう、おはよう彩加」


    彩加「待たせちゃったかな?」

    八幡「いや、大丈夫だ。俺も来たばっかりだしな」


    まぁ30分前に着いてたけどね


    彩加「舞花はバンドの準備があるから先に色々回っといてほしいってさ」

    八幡「んじゃ、あとから合流ってことか?」

    彩加「うん!」


    八幡「了解。じゃあ行くか」





    八幡「といっても舞花が来るまでに回りすぎてもあれだよな……。屋台とかは回らず、適当にブラブラしとくか?」

    彩加「僕は八幡といられるならそれでいいよ!」ニコッ


    八幡「(あ、もう俺死んでもいいわ)」






    舞花「〜♪」

    女子A「どうしたの舞花、最近やけに上機嫌じゃん」

    舞花「うん、色々あってね」

    女子B「練習も張り切ってたし、もしかして演奏聞かせたい人でもいるの?」


    舞花「ま、まぁ……そんな感じかな」


    女子B「お兄さん?」

    舞花「ううん。お兄ちゃんじゃないよ」

    女子B「じゃあ誰?」

    舞花「お兄ちゃんの友達」


    女子A「それ、男の人?」


    舞花「う、うん」////

    女子A「え!?
    嘘、舞花が男の人にっ?」

    女子B「まさか、その人の事好きなの!?」

    舞花「ち、違うよ!?
    まだ好きとかそんなんじゃないよ!」

    女子A「まだってことはその内好きになるってことじゃん!」

    舞花「あっ、それも違うから!
    言葉の綾だから!」

    女子B「ついに舞花にもそんな人ができたか……」

    舞花「や、やめてよぉ……」/////

    女子A「舞花に惚れられるなんて羨ましいねその人」

    女子B「どんな人かな。私見てみたいかも!」

    舞花「絶対ダメだからね!?」






    八幡「なんか一瞬寒気がしたんだが……」

    彩加「大丈夫?」

    八幡「あぁ、多分……」


    彩加「あ、舞花からメールだ。そろそろ終わるから広場に来てだってさ」

    八幡「んじゃ広場に向かうとするか」

  63. 63 : : 2014/03/14(金) 00:38:59



    舞花「あ、比企谷さん!
    こんにちは!」


    八幡「おう……って舞花、その後ろにいる人達は?」

    舞花「あ、えっと……」


    女子A「舞花のバンドメンバーの藤田雪歩です」

    女子B「同じくバンドメンバーの滝村なつきです!」


    舞花「ごめんなさい。どうしても比企谷さんを一目見たいって言い出して聞かなくて……」


    八幡「そ、そうなのか……」

    八幡「(あの悪寒の正体はこれか)」


    彩加「僕は舞花の兄の戸塚彩加です。よろしくね」

    八幡「彩加のクラスメイトの比企谷八幡だ」


    なつき「よろしくお願いします」

    彩加「うん!」

    舞花「じゃあ、バンドの時間まで皆で回りましょう」




    雪歩「(ねぇ、比企谷さん普通に格好良いよね)」


    なつき「(うん。目が残念な気も少しするけど)」

    雪歩「(でも舞花があんなに惚れてるってことは何かあるんだよ)」

    なつき「(舞花はこの人のどこに惚れたのかな)」

    雪歩「(それはまだ分かんないけど……)」


    舞花「2人ともどうしたの?」


    雪歩「な、なんでもないよ!」



    八幡「それで、どこから回るんだ?」


    雪歩「どこでもいいですよ!」

    舞花「私も比企谷さんが行きたいところで大丈夫です」


    八幡「つっても何があるのか俺知らないんだよな……。良かったら舞花が色々案内してくれないか?」


    舞花「私がですか?」


    八幡「あぁ、頼めるか?」


    舞花「は、はい!」

    八幡「さんきゅ、頼りにしてるぞ」

    舞花「任せてください!」/////


    雪歩・なつき「(こんな照れてる舞花初めて見た……)」


    舞花「では、最初はあの屋台から回りましょう」


    彩加「楽しみだね八幡!」

    八幡「おう」




    それから俺たちは舞花に案内され様々な屋台やクラスの出し物を回った
  64. 64 : : 2014/03/14(金) 00:43:11



    彩加「八幡!
    あれ楽しそうじゃない!?」

    八幡「どれだ?」

    彩加「あれだよあれ!」


    八幡「あれは……バスケのリング?」

    彩加「スリーポイントシュートを決めた回数で貰える景品の数が変わるんだって!」


    八幡「えっと、5回投げて決めた数だけ好きな景品が貰える……か」


    舞花「確かに面白そうですね!」


    雪歩「一回の挑戦で200円か……私やってみる!」


    なつき「私は運動苦手だから応援だけにしとくね」

    八幡「んじゃ俺も」

    彩加「え、八幡やらないの?」

    八幡「あ、あぁ。バスケは見てるほうが好きなんだよ俺」


    断った本当の理由は某バスケ漫画の影響で1人で延々とゴミ箱にむけてゴミをシュートしていたという悲しい思い出が蘇ってきたからなのだが


    八幡「(今思えば凄く虚しかったな……)」



    雪歩「それじゃいきますね!
    えい!」

    ガンッ


    雪歩「い、意外と難しいのね……」

    舞花「雪歩頑張って!」


    雪歩「うん!」





    雪歩「うぅ……結局一回も入らなかったぁ……」

    舞花「雪歩元気出しなよ」


    雪歩「(あの熊のストラップ欲しかったのになぁ……)」


    彩加「じゃあ次は僕と舞花の番だね。最初の2球が僕で、残りの3球が舞花でもいい?」

    舞花「うん。頑張ってお兄ちゃん!」



    彩加「よし、えい!」シュッ


    ガッ


    彩加「やっぱり難しいね……」


    八幡「彩加、もうちょっと力を抜いて軽く放る感じでいいと思うぞ」

    彩加「そうなの?」

    八幡「力を入れ過ぎるとコントロールが乱れるからな。腕も曲げないようにな」


    彩加「うん、わかった!」



    彩加「(力まず放る感じ……)」


    彩加「……」シュッ


    パスッ


    舞花「やった!
    入った!」

    なつき「凄いですよお兄さん!」


    八幡「おめでとう彩加」

    彩加「えへへ、八幡のおかげだよ!
    ありがとう八幡」ニコッ

    八幡「お、おう」////


    彩加「じゃあ僕は景品貰ってくるね」

    八幡「あぁ」
  65. 65 : : 2014/03/14(金) 00:45:36


    舞花「じゃあ次は私ですね」

    雪歩「舞花ファイト!」



    舞花「えいっ」シュッ


    ガコッ


    舞花「うう、こんなの入らないよぉ……」


    八幡「舞花、お前も投げる時に腕が曲がってるんだよ。だからまっすぐ飛ばないんだ」

    舞花「え?」


    八幡「投げる時のフォームはな……」

    舞花「っ!?」/////


    舞花「(比企谷さんがこ、こんな近くに……っ!
    どうしよう、凄くドキドキする!)」

    八幡「舞花聞いてる?」


    舞花「は、はい!」////

    八幡「それじゃ、投げてみろ」


    舞花「えっと……えい!」


    ガガッ


    八幡「惜しいな。でもさっきよりは良いぞ」

    舞花「本当ですか!?」


    八幡「あぁ」


    舞花「(次が最後だし……決めれるように頑張らないと)」


    舞花「……」シュッ


    ガコッ


    舞花「あぅ……」


    なつき「どんまい舞花、でも良い線いってたじゃん!
    雪歩なんて……」


    雪歩「う、うるさいなぁ!」

    舞花「ははは……」






    八幡「……悪い。俺もこのゲーム、ちょっとやってみてもいいか?」


    彩加「え?
    八幡もやるの?」


    八幡「あぁ」

    彩加「なら応援するね!」ニコッ


    八幡「さんきゅ」


    舞花「(比企谷さん急にどうしたんだろ……?)」

  66. 66 : : 2014/03/14(金) 00:47:47



    ダムッ ダムッ


    八幡「……ふぅ……」


    八幡「……」キッ


    シュッ


    パスッ


    彩加「す、凄いよ八幡!
    一発目で決めちゃった!」

    舞花「うそ……凄い……」


    なつき「比企谷さんバスケ上手いんだ……」


    八幡「ふっ……」シュッ


    パスッ



    雪歩「二本目も決めた!」

    舞花「凄いですよ比企谷さん!」



    八幡「(あと一回……)」

    シュッ


    ガコッ


    八幡「(くそ、ミスったか……)」


    彩加「頑張って八幡!」


    八幡「(分かってる。次で決める)」スッ


    パスッ


    なつき「また決めた!
    四回中三回も入ってるよ!」


    舞花「次で最後ですね!」


    八幡「いや、今ので終わりだ」

    舞花「え?」

    八幡「今ので俺の目的は達成できたからな。もう終わりでいい。それに、ちょっと集中し過ぎて疲れたしな」


    舞花「目的……?」



    俺は三回決めたので
    熊とうさぎと犬のストラップを景品として受け取った

    そして
  67. 67 : : 2014/03/14(金) 00:49:43


    八幡「ほらよ」スッ


    舞花「え?」

    八幡「彩加がウサギ好きだからお前も好きだと思ったんだが……違ったか?」

    舞花「い、いえ!
    私も大好きですよ!」

    八幡「なら、はいこれ」

    舞花「あ、ありがとう……ございます……」/////


    舞花「(比企谷さんにプレゼント貰っちゃった!
    嬉しいなぁ……っ)」


    八幡「あとは……これ、2人にも」スッ


    雪歩・なつき「え……?」


    八幡「どうせなら皆持ってた方がお揃いって感じで気分良いだろ?」


    雪歩「どうして私がほしいのが熊だって……?」

    八幡「えっと、投げ終わった後に欲しそうにしてただろ?
    だからかな」


    八幡「んで、滝村さんは何が欲しいのか分からなかったから無難に犬にしたんだが……良かったか?」


    なつき「は、はい!
    私犬大好きですので!」

    八幡「そっか、良かったよ」


    舞花「(比企谷さんは皆のために……やっぱり比企谷さんは優しい人だなぁ……)」/////



    雪歩「(比企谷さん……凄く良い人だね……。これじゃ舞花が惚れちゃうのも仕方ないよね)」

    なつき「(そうだね。舞花の好きな人じゃなければ、私もどうなってた分かんないや……)」



    なつき「って、そろそろライブ始まるよ!
    私達も会場に向わないと!」


    舞花「そ、そうだね!」

    雪歩「じゃあ私達は先に行きますね」

    八幡「あぁ」


    舞花「私達の演奏、楽しみにしててくださいね!」

    八幡「おう」


    舞花「ではいってきます!」


    そう言って舞花達は駆け足で会場へ向かった
  68. 68 : : 2014/03/14(金) 01:11:46
    おい、なんだこのイケメンは…
    ニヤニヤさせていただきましたw
    2つ同時進行は大変かもしれませんが続きお待ちしてます。
  69. 69 : : 2014/03/14(金) 18:07:33
    >>68
    ありがとうございます!
    今から投下しますね
  70. 70 : : 2014/03/14(金) 18:07:39



    会場




    八幡「うわ、人多過ぎだろ」

    彩加「ほんとだね……」


    八幡「俺だったらこんな人前で歌うとかマジで無理だぞ」

    彩加「舞花もあんな性格だから、最初は全然ダメだったよ。でも舞花は歌うのが本当に好きだったからね。それで頑張って乗り越えたんだ」


    八幡「あいつ根性あるんだな。素直に尊敬するぜ」


    彩加「舞花もそれを聞いたら喜ぶよ。今日は朝から家で張り切ってたからね」

    八幡「張り切ってた?」


    彩加「うん。八幡が聞きに来てくれる事になったからじゃないかな?」

    八幡「え?」


    彩加「舞花はあの日からずっと八幡の事ばかり話してたよ。文化祭では絶対に格好良いところを見せたいとも言ってたしね」

    八幡「そうだったのか……」


    彩加「だから、ちゃんと舞花の事見ていてあげてね」

    八幡「あぁ」



    わーーーーっ!

    おぉ!!

    きゃーーー!!



    彩加「あ、舞花達の入場だよ!」


    八幡「いよいよだな」
  71. 71 : : 2014/03/14(金) 18:11:07



    雪歩「今日は皆集まってくれてありがとーー!」


    わぁぁあぁぁぁぁ!!



    八幡「す、凄い人気だな」

    彩加「去年以上かも……」



    舞花「それでは早速ですが、一曲目いきますね!」

    なつき「聞いてくださーい!」



    きゃーーーーっ!!





    八幡「あいつってこんなに歌上手かったのかよ……っ」


    彩加「びっくりした?」

    八幡「あぁ、正直予想以上だった」


    彩加「(ふふ、良かったね舞花)」






    それからも舞花達の演奏は続いた

    そして……




    舞花「次で最後の曲になります」


    雪歩「皆最後まで聞いてくださいねー!」

    なつき「それじゃ、いきます!」



    きゃーーーー!!

    わーーーーーー!



    ライブはここに来てさらに盛り上がりを見せた





    八幡「すげぇな……」



    最後の曲を歌っている舞花の姿は今までのどんな姿よりも輝いているように思えた




    舞花「皆さん、今日は最後まで聞いていただきまして本当にありがとうございました!」


    雪歩・なつき「ありがとうございましたー!」


    きゃーーーーーー!!!



    こうして舞花たちのライブは最高の形で幕を下ろした
  72. 72 : : 2014/03/14(金) 18:31:59
    すごいな…
  73. 73 : : 2014/03/14(金) 23:51:29
    >>68
    2つってどうゆうことだ!?
    と思ったらISのがあったのか。
    しんどいと思いますが
    頑張って下さい。
  74. 74 : : 2014/03/15(土) 00:41:39
    >>73
    ありがとうでした( ^ω^ )
    IS書き終わったら、ISハーレムの前にいろはすのSS書きますね
  75. 75 : : 2014/03/15(土) 06:29:57
    応援してます!期待っす(`・ω・´)キリッ
  76. 76 : : 2014/03/15(土) 10:41:05
    >>74
    ほ、本当ですか!?
    つ、ついに、いろはすが
    本当にありがとうございます。
  77. 77 : : 2014/03/15(土) 11:51:22
    ぱりパロはいろはすばっか言っててウザいから消えた方がいい
  78. 78 : : 2014/03/15(土) 15:33:59
    俺から言わせてもらうと
    シュバルツシルトもウザいぞ
    人にケンカ売るなら他でやれ
  79. 79 : : 2014/03/15(土) 22:55:35
    >>75応援ありがとうございます(*^^*)

    >>76待っててくださいね( ^ω^ )
  80. 80 : : 2014/03/15(土) 22:59:14




    彩加「ほんと凄かったね、舞花たち」

    八幡「だな」


    彩加「八幡はこの後どうするの?」


    八幡「そうだな。舞花たちは片付けとかあるだろうし、俺はもう帰るわ」

    彩加「そっか、じゃあ僕も帰ろうかな」


    八幡「舞花を待たなくていいのか?」

    彩加「舞花もバンドの友達と話したい事もあると思うし」


    八幡「そっか。なら帰るか」



    「比企谷さーーーーん!!」



    八幡「え?」

    彩加「ま、舞花?」


    舞花「良かった……間に合った……っ」

    彩加「どうして舞花がここに?」

    舞花「比企谷さんに言いたい事があって……それで……」

    八幡「俺に?」


    舞花「はい」


    彩加「(そっか……ついに言うんだね舞花……)」


    彩加「あ、僕ちょっと用事を思い出したから先帰るね!
    またね八幡!」


    八幡「え、おう……」


    八幡「(どうしたんだ彩加のやつ急に……)」


    舞花「あの、比企谷さん」


    八幡「ん、あぁ……そういや話があるんだったな。どうした?」


    舞花「えと、いきなりで驚かせてしまうとは思いますが……ちゃんと、聞いてくれますか?」

    八幡「ああ」


    舞花「では……言いますね」





  81. 81 : : 2014/03/15(土) 23:09:13




    舞花「私は比企谷さん、あなたの事が……その、大好きです!
    良ければ私と付き合って下さい!
    お願いします!」


    八幡「……え?」



    俺は今……舞花から告白された……のか?



    八幡「えっと、本気……なのか?」

    舞花「はい!
    私は本当に比企谷さんの事が好きなんです!」


    ……愚問だったな
    舞花が嘘でこんな事を言う奴じゃないことくらい初めから分かっていたはずだ


    それに舞花の目を見ればどれだけ本気なのかも伝わってくる

    ならば、俺もちゃんと自分の気持ちを伝えるべき……なんだろう



    八幡「……そうか。なら、俺も返事をするよ」


    舞花「……はい」




    八幡「俺は、お前とは付き合えない」


    舞花「……」




    八幡「って、ついさっきまでそう思ってた」


    舞花「……え?」
  82. 82 : : 2014/03/15(土) 23:13:53


    八幡「お前を見てると、その……どうしても彩加と重なってさ……」


    八幡「ハッキリ言って俺は彩加が女だったら良かったのにって、そう何度も思ってしまうくらい彩加に惹かれていたんだ」


    八幡「だから、俺はお前に惹かれてるようで、もしかしたらただ彩加への気持ちをお前に重ね合わせて満足してるだけなんじゃないかって」


    八幡「彩加に届かない想いをお前に移し替えてるだけで、本当に俺が惹かれてるのは彩加なんじゃないかって、そう思ってしまってたんだ……」


    舞花「比企谷さん……」



    八幡「だからそんな中途半端な状態でお前に気持ちを伝えるのも、お前からの気持ちを受け入れるのも失礼な気がしてた」


    八幡「でも、今日お前の歌ってる姿を見て凄く格好良いって、そう思った」


    八幡「普段からは想像できない、好きな事に一生懸命になってるお前の姿に惹かれた。それは間違いなく戸塚舞花で、彩加じゃない、本当のお前の魅力だった」


    八幡「俺は、彩加じゃなくお前に惹かれてるんだって……さっきようやく気づいた」




    八幡「俺もお前が好きだ。こんな俺で良ければ付き合ってほしい。お願いします」



    舞花「比企谷さん……っ……」ぽろぽろ
  83. 83 : : 2014/03/15(土) 23:48:07



    舞花「比企谷さん……っ!」だきっ


    八幡「え、ちょっ……」


    舞花「嬉しい……私いま、凄く幸せです……」

    舞花「比企谷さんとこうして関係を結べたことが……まるで夢みたいで……」



    八幡「舞花……」


    舞花「想いを伝える事で比企谷さんとの関係が壊れちゃったらどうしようって怖かった……。だけど、どうしても気持ちを伝えたくて……」


    舞花「今日は比企谷さんとの関係が壊れる事も覚悟していました。
    だからこそ、今こうしていられるのが凄く幸せで……」


    八幡「俺なんかのためにそこまで考えてくれてたのか……ありがとな」


    舞花「比企谷さんこそ、私の事をあんなにも考えてくれていたなんて本当に嬉しかったです。ありがとうございます」


    八幡「今日からよろしくな舞花」

    舞花「はい!
    比企谷さん……じゃなくて、付き合うなら八幡、ですね。
    よろしくお願いしますね八幡!」ニコッ


    八幡「あ、あぁ」/////


    舞花「では、帰りましょう」


    八幡「そうだな」




    舞花「あ、良かったら手……繋ぎませんか?」

    八幡「お、おう」


    ギュッ


    舞花「八幡の手あたたかいですね」

    八幡「そうか?」

    舞花「はい、凄く安心します」






    舞花「これからも、ずっと一緒にいてくださいね」

    八幡「あぁ」

    舞花「ふふ、約束ですよ?」

    八幡「分かってるさ。約束だ」



    俺は舞花の手をもう一度強く握りしめた


    八幡「もう絶対離さねぇよ」

    舞花「は、はい」/////



    俺たちは手を繋ぎながら夜の帰り道を歩き出した



    fin
  84. 84 : : 2014/03/16(日) 00:06:35
    お疲れ様でした!もしよければ後日談も書いて欲しいです!!
  85. 85 : : 2014/03/16(日) 00:22:31
    お疲れです。
    私もアフター見たい!笑
    余裕が出来たらよろしくお願いしますw
  86. 86 : : 2014/03/16(日) 00:33:02
    お疲れ様です。
    面白かったです!
    後日談も読んでみたいです。
  87. 87 : : 2014/03/16(日) 00:52:20
    後日談はおそらく書くとしても少し先になるかもです(^◇^;)
  88. 88 : : 2014/03/16(日) 18:22:29
    >>78
    はいはい
  89. 89 : : 2014/03/16(日) 18:27:16
    六さんは優しいですね、一色のSS書いてくれるなんてよかったですねぱりパロさん(^-^)
  90. 90 : : 2014/03/16(日) 18:29:51
    これからはいろはすいろはすって喚かないで下さいね。ぱりパロさん
  91. 91 : : 2014/03/16(日) 19:50:19
    いろはす書いてめぐりん書いて三浦書いてくれれば俺は何も言うことはないな

    とりあえず乙!
    新作も面白かった!
  92. 92 : : 2014/03/16(日) 19:53:13
    作者乙
    ただシュバルツシルト(笑)君が下手な煽り頑張っててワロタ
  93. 93 : : 2014/03/16(日) 20:47:47
    争うのはやめて!ここには戸塚がいるんです!
    六さんの次回作にご期待!
  94. 94 : : 2014/03/16(日) 21:20:09
    マジでここでケンカすんなよいい気分で見てるのに邪魔   六さん次回作期待してます。 
  95. 95 : : 2014/03/16(日) 22:26:34
    >>90
    了解!
    これで悔いはない
    六さん、次も期待!
  96. 96 : : 2014/03/16(日) 23:08:53
    シュバルツシルトうざいな
  97. 97 : : 2014/03/16(日) 23:32:14
    みんな!六さんのために争わないで
  98. 98 : : 2014/03/16(日) 23:49:22
    皆さん感想ありがとうございます
    それと喧嘩も止めようとしてくださって本当に感謝です!
    次回作も頑張りので良ければ読んで下さい(^O^)
  99. 99 : : 2014/03/16(日) 23:50:18
    あと、ぱりパロさんからのコメント楽しみにしてますので
    良ければまたお願いしますね( ^ω^ )
  100. 100 : : 2014/03/19(水) 19:23:43
    シュバルツシルトさんのコメントは全く楽しみじゃないということ笑
  101. 101 : : 2014/04/27(日) 03:51:13
    シュバルツさん、乙
  102. 102 : : 2014/05/08(木) 13:07:42
    この投稿は削除されました。
  103. 103 : : 2014/05/08(木) 21:45:37
    >>102
    性格変わりすぎ、偽物乙

    え?なんでかって?はっ!この俺こそがシュバルツ・シルトなんだからな(これマジで)
  104. 104 : : 2015/03/06(金) 05:16:33
    シュバルツシルト君一人相撲乙^ ^

    と去年の作品に書き込んでも仕方ないね

    六さん乙です ぱりパロさんはいろはす愛を、マナーやルール、常識を学び周りに不快感を与えない程度に抑えようね。
  105. 105 : : 2016/01/05(火) 12:40:42
    いいゾ~これ
  106. 106 : : 2016/01/24(日) 20:53:17
    六さんの作品はどれも安定したクオリティですね。
    八幡超イケメン!
  107. 107 : : 2016/09/27(火) 13:37:33
    舞加と八幡の続きがとても気になります。
    六様、続編よろしくお願いします。
  108. 108 : : 2023/08/15(火) 14:54:13
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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mui

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