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守りたい気持ち…そしてあなたと飲んだミルクティー

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  1. 1 : : 2014/04/17(木) 01:34:23
    http://www.ssnote.net/archives/14709

    ジャンアニです!
    良かったらこちらからどうぞ☆

    今回はエレンです!

    カップリングは教えません(*´∀`)

    分かった人が居たとしても
    言わないようにお願いします(;o;)

    ゆっくり書いてきます(*´∀`)
  2. 2 : : 2014/04/17(木) 05:34:43
    期待!!(≧∇≦)
  3. 3 : : 2014/04/17(木) 18:32:08
    ジャンアニの方もよかったです!!
    期待!!
  4. 4 : : 2014/04/17(木) 21:18:56
    >>斬りシュタインさん
    コメントありがとうございます♪
    頑張らせて頂きます♪

    >>我が名はホモゴリラ・ホモナレフ!!さん
    コメントありがとうございます♪
    そう言ってもらえると嬉しいです(´∇`)
  5. 5 : : 2014/04/17(木) 21:23:23




    巨人を駆逐したくて…

    オレは…訓練兵になった


    訓練兵になってから2年が経った

    オレはこの2年間必死に頑張ってきたと思う




    そんななか3年目の今年…


    オレの中には


    ある新しい気持ちが芽生えようとしていた

  6. 6 : : 2014/04/17(木) 21:32:07


    アルミン「エレン…起きてよ…」ユサユサ


    エレン「うぅーん…?」


    アルミンに起こされて

    オレは…毎日目を覚ます


    朝は弱いんだよな…


    アルミンには悪いと思うけど…


    こうして起こされるのが日課になっている


    エレン「おはよう」


    アルミン「おはよう…って!エレン!もう朝食の時間だよ!」


    もうそんな時間なのか…


    大分寝てたな…


    そう思いながら

    着替えをしていく
  7. 7 : : 2014/04/17(木) 21:35:26
    誰だろう!!凄く期待です!!
  8. 8 : : 2014/04/17(木) 21:37:14
    ミ、ミカサか?だと期待支援!
  9. 9 : : 2014/04/17(木) 21:41:30
    >>7EreAniさん
    コメントありがとうございます♪
    かなり難しいと思いますよ(;´∀`)

    >>エロいエレミカ好きさん
    それは…ノーコメントです( ;∀;)
  10. 10 : : 2014/04/17(木) 21:41:35


    エレン「準備できたぞ」


    アルミン「それじゃ…行こっか」


    オレのせいで遅くなってしまったのに


    文句一つも言わない…


    ほんと…アルミンはいいやつなんだよな


    オレの親友だ


    しみじみと親友の有り難さを感じながら


    部屋から出ていく
  11. 11 : : 2014/04/17(木) 21:46:59


    エレン「今日も賑やかだな」


    アルミン「いつもだよね」


    賑やかな食堂を見てほんとに賑やかだと思う


    まあ、普段からそうだから気にしないで朝食を取りにいこうとする


    すると


    ミカサ「エレン…アルミン…2人の分は取っておいた」


    アルミン「ありがとね!ミカサ」


    エレン「悪いな」


    ミカサがオレたちの分も準備してくれていた


    ミカサも…いいやつで

    オレの親友だ


    たまにおせっかいすぎるとこがあるけどな

  12. 12 : : 2014/04/17(木) 21:57:00


    「いただきまーす」


    3人声を揃えて挨拶をする


    合わせようとしてなくても


    合わさってしまう…


    さすが幼馴染みって感じだよな


    エレン「おっ…今日のパンはいつもより柔らかいな」


    アルミン「そう言えば…そうだね」


    ミカサ「いつもは固い…」


    配給されるパンはいつも固い…

    柔らかいのは珍しいな


    そう思いながら

    パンにかじりつく
  13. 13 : : 2014/04/17(木) 22:02:15


    エレン「次の訓練は何だっけ?」


    アルミン「立体機動だよ」


    エレン「今日も頑張るか」


    そう言ってひとつ背伸びをする


    ミカサ「エレン…今日は負けない」


    エレン「たまたま前に勝っただけだよ」


    ミカサはずば抜けて身体能力が高い


    首席に一番近いと思う


    まあ…オレだって…負けないぜ…

  14. 14 : : 2014/04/17(木) 22:09:54


    ――――立体機動


    キース「今日の訓練は…森のなかにある巨人の模型を削ぐことだ!数は100ある!誰よりも多く模型を削ぐのだ!」


    今日は模型を削ぐ…か


    100…


    一番になってやる


    そう思いながら…


    立体機動の装置を確認する


    トリガーは正常に動くか

    ガスは切れていないか

    装置をしっかりと着けれているか


    基礎的なことだけど…


    こういう確認こそ一番大切だと思う
  15. 15 : : 2014/04/17(木) 22:13:57
    あぁ…分かっちゃった?かな?
    あと、大期待です‼︎
  16. 16 : : 2014/04/17(木) 22:17:12
    >>進撃の芋男(演劇部に入部‼勉強の嵐)さん
    コメントありがとうございます♪
    分かったら…凄いですよ!多分(^^)
  17. 17 : : 2014/04/17(木) 22:22:45


    キース「では…始めっ!」


    「おおお!」


    教官の一言で

    皆が一斉に飛んでいく


    エレン「・・・・」バシュッ


    オレも立体機動に移る


    エレン「右に…」バシュッ


    エレン「らぁっ!」ザシュッ


    まずは…1体


    エレン「・・・・」バシュッ


    エレン「・・・・」ザシュッ


    その後も順調に削いでいく
  18. 18 : : 2014/04/17(木) 22:24:32
    誰だろう? すごく気になります!

    期待です!!
  19. 19 : : 2014/04/17(木) 22:26:35


    キース「結果を発表する!」


    キース「上位3名を発表する!」


    キース「一位は…イェーガー!」


    エレン「はっ!」


    よしっ!…


    やったぞ!


    キース「二位は…アッカーマン!」


    ミカサ「また負けた…」


    エレン「偶然だって」


    キース「三位は…キルシュタイン!」


    ジャン「はっ!」


    ジャン「くそっ…次は二人とも追い越してやるからな!」


    ミカサ「出来るものならね…」


    エレン「オレも負けないぜ!」


    余裕ぶることなんて出来ない


    気を抜けば…すぐに追い越されてしまうからな


    ジャンも立体機動の技術は凄いからな
  20. 20 : : 2014/04/17(木) 22:27:30
    >>葉月@ミカサさん
    コメントありがとうございます(*´∀`)
    気になってください(’-’*)♪
  21. 21 : : 2014/04/17(木) 22:33:00


    ――――
    ――


    エレン「ふう…」


    1日の訓練も終わり

    布団へと潜り込む


    アルミン「今日も疲れたね」


    アルミンが…ため息混じりにそう言う


    エレン「そうだな」


    「やっぱ!あの笑顔が!」


    「いいーや違うね」


    何やら話し声が聞こえる

    オレの部屋は…アルミン…ジャン…ライナー…ベルトルトと一緒だ


    まあ…何について話してるかは分かるけどな

  22. 22 : : 2014/04/17(木) 22:38:00


    ライナー「やっぱ…クリスタだよな」


    ジャン「はあ!?ミカサに決まってんだろ!」


    ほらな…

    やっぱ…恋愛についてだ


    アルミン「いやいや!クリスタでしょ!」


    おいおい…

    いつの間にアルミンも混ざってんだよ


    ベルトルト「エレンはどうなの?」


    不意にオレの方へと質問が飛んでくる


    エレン「きょーみねーよ」


    ジャン「だよな」


    ライナー「クリスタしかないだろ!」


    ジャン「クリスタクリスタうっせーな!」


    そう…

    恋愛なんて…興味なかった…


    まったくなかった



    はずなのにな…
  23. 23 : : 2014/04/17(木) 22:56:50


    ――――

    エレン「ふぁ~あ…」


    朝…目が覚めた

    体をまず伸ばす


    アルミンはどうしたのかって?


    今日は休日だからな


    休日は起こすなって言ってるんだ…


    時間を確認してみる


    エレン「もうすぐ…お昼か…」


    起こしてくれる人が居ないと…


    とことん寝るタイプなんだよな…オレは…


    起きたばかりで…まだ重い体を動かして

    窓を開ける


    サアアアァっと

    心地いい風がオレの体をすり抜けていく
  24. 24 : : 2014/04/17(木) 23:19:02


    エレン「あっ…」


    ふと…自分の服に目が映る


    エレン「破けちまってる…」


    来ていたシャツが破けていることに気付いた…


    エレン「休日だし…買いにいくか」


    目的が出来て…

    出掛ける準備を始める
  25. 25 : : 2014/04/17(木) 23:21:48


    とりあえず

    持っている私服に着替える


    まぁ…そんなにオシャレではないけどな


    エレン「よしっ」


    しっかりと着替えて

    寝癖がないかどうか確認する

    まあ…確認しても…直さないんだけどな

    どうせシャツを買いに行くだけだからな


    そんなことを思いながら

    オレは…寮から出ていく
  26. 26 : : 2014/04/17(木) 23:26:58


    エレン「久しぶりだな」


    街に来てみてそう思う

    あんまりこっちには来ないからな


    エレン「さてと…」


    街に来たのはシャツを買うためだ


    だから…目的の服屋へと足を進める

    それ以外に用はないからな
  27. 27 : : 2014/04/17(木) 23:31:34


    ――――服屋

    「いらっしゃいませー」


    エレン「さてと…どれにしようかな」


    まあ…シャツなんて…

    どれにしようが同じだと思うけどな…


    エレン「これと…」


    年のためにもう一着くらい余分に買っとくか…


    そう考えて…もう一着を取る


    エレン「これください」


    「ありがとうございましたー」


    目的を達成して…

    後は帰るだけとなった
  28. 28 : : 2014/04/17(木) 23:31:54


    エレン「ふう…」


    ため息を少しこぼしながら


    寮への道を歩いていく


    歩きながら…周りの様子を見てみる


    エレン「色々な店があるんだな」


    そう思うけど

    入るつもりなんてない…




    特に興味があるわけでもなく

    店を見ながら歩く

    その時



    ひとつの店が目にとまった
  29. 29 : : 2014/04/17(木) 23:32:10


    エレン「あれは…?」


    オレの目にとまったのは

    一軒のカフェ


    何故かって…


    エレン「あの人は…」


    カフェの中に…


    遠目ではあったけれど…確かに綺麗な女性の姿が見えた


    オレの目にとまったのは


    カフェではなく…その女性だったのだろう


    初めてだった


    女性に興味をもったのは…



    けれど…


    話しかけてみたいとは…思ったけど…


    そんな勇気なんてない

    女性なんて…
    ミカサくらいとしかまともに話したことがなかったからな…


    その日は…その人のことを遠目に見ただけで

    寮へと戻った
  30. 30 : : 2014/04/17(木) 23:53:00


    ――――

    寮へと戻ってきて…部屋に戻る


    アルミン「あっ!エレン…何処に行ってたの?」


    入ると…アルミンがオレにそう聞いてくる


    エレン「シャツを買いに行ってきたんだよ」


    アルミン「そうなんだ」


    エレン「ああ」


    エレン「風呂に行ってくるわ」


    アルミン「ぼくも行くよ!」


    そう言って

    オレとアルミンは

    風呂へ行く準備をする
  31. 31 : : 2014/04/17(木) 23:53:19


    エレン「・・・・」シャアアア


    アルミン「エレン?」


    エレン「・・・・・」シャアアア


    アルミン「エレンっ!?」


    エレン「えっ?」


    アルミン「えっ?じゃないよ?どうしたの?」


    エレン「どうかしたのか?」


    アルミン「エレンがボーッとしてたから…」


    エレン「大丈夫だ」


    アルミン「そう?ならいいけど…」


    シャワーを浴びながら…ボーッとしてたのか…オレは…


    どうしたんだろうな…ほんと…
  32. 32 : : 2014/04/18(金) 06:41:18


    エレン「・・・・・」


    布団に入って…


    後は寝るだけなのに…


    ふと…思い出すのは…


    あのカフェで見た女性のこと…


    休日は…1週間に2回…


    また行ってみるか…


    そんなことを考えながら…


    オレは…眠りについていった…
  33. 33 : : 2014/04/18(金) 23:05:15


    エレン「・・・・」


    次の日も休日だったから


    オレは…また街に出向いていた


    そして…昨日と同じ時間帯に…あのカフェの前を通る


    すると…


    昨日見た女性は

    同じ席にいた



    今度は話しかけてみたいと思う…


    でも…足が動かない…
  34. 34 : : 2014/04/18(金) 23:19:28


    エレン「・・・・・」


    勇気を出して…


    歩くのに重くなった足を無理に動かして


    カフェへのドアを開ける


    ドアの上にはベルがあり


    オレが開けたことにより

    カランカランと音が鳴り響く
  35. 35 : : 2014/04/18(金) 23:23:07


    店主「いらっしゃいませ」


    落ち着いた雰囲気の店主が出迎えてくれる


    エレン「えっ…と…」


    おどおどしながら…


    その女性の横へと座る


    大して飲みたい訳でもないのに…入ってしまったから…どうすればいいのか分からない…


    でも…入ってきたのに…頼まないのは…失礼だからな…とりあえず…おすすめのメニューのとこにあるのを頼んでみる


    エレン「ミルクティー…ひとつお願いします」


    店主「かしこまりました」


    そう言うと


    店主は茶葉の入った瓶を開けて…準備を始める
  36. 36 : : 2014/04/18(金) 23:30:49


    エレン「・・・・」ソワソワ


    落ち着かない…


    隣には…あの女性が座っている…


    それに…初めて入ったこの場所…


    無意識の内にそわそわしてしまう…


    でも…


    作ってるのを見てると…

    何だか飲むのが楽しみになってきたな


    「あの…ミルクティー…好きなんですか?」


    色々考えていたら…

    隣の女性が不意に話し掛けてくる

  37. 37 : : 2014/04/18(金) 23:34:58


    突然すぎて…びっくりして…


    エレン「はいぃ!そうです!」


    声が裏返って…

    あげくの果てには…はいと答えてしまった…

    飲んだことなんてないのにな…


    「そうなんですか…ミルクティーいいですよね」


    会話が続く


    その女性の声は…とても透き通っていて…綺麗な声だ


    少し聞き入ってしまうくらいだ


    エレン「そ、そうですね」


    気になってる女性と話をしてる…


    オレは…今までにないくらいに

    慌てているだろうな…
  38. 38 : : 2014/04/18(金) 23:45:18


    少し沈黙が続く


    女性の服装は…

    マントを羽織っているが…

    見た感じ…調査兵団のものに見える


    オレは…

    勇気を振り絞って…聞いてみる


    エレン「あの…あなたのお名前は…?」


    「・・・・・」


    女性は少し驚いた表情を浮かべた後に…


    優しく微笑んで…答えた


    「ニファ…です」


    ニファ…


    ニファさん…って言うのか
  39. 39 : : 2014/04/19(土) 09:22:45


    エレン「お、オレは…エレン・イェーガーです!」


    慌てながらも…自分の名前を言う


    ニファ「エレン君ね…訓練兵ですよね?」


    エレン「はい!あと…エレンでいいですよ」


    ニファ「そうですか…分かりました」


    エレン「に、ニファさんは…?」


    調査兵団だとは思うけど…一応確認の為な…


    名前呼ぶのに…少し抵抗がありながらも…そう聞いてみる


    ニファ「私は…調査兵団に所属しています」


    エレン「そうなんですか!」


    やっぱりな…

    オレがいずれ入る…調査兵団…
  40. 40 : : 2014/04/19(土) 09:33:10
    期待だぁ!頑張ってください!
  41. 41 : : 2014/04/19(土) 09:35:01
    >>蘭々さん
    コメントありがとうございます♪
    頑張らせて頂きますね(*´-`)
  42. 42 : : 2014/04/19(土) 09:39:52

    ニファ「ハンジ分隊長の下で…活動しています」


    エレン「そうですか…」


    ニファさんが丁寧な言葉遣いで答える…

    ほんとに丁寧だ…

    普段からこういうしゃべり方何だろうな…


    店主「どうぞ」スッ


    エレン「あっ…ありがとうございます」


    話している内に…ミルクティーが出来た


    エレン「・・・・・」ズズッ


    エレン「・・・・!」


    初めて口にしたこのミルクティー…


    絶妙な茶葉とミルクのバランス…


    何て言えばいいか分かんないけど…


    一言で言うと…

    美味しい…ほんとにそう思った
  43. 43 : : 2014/04/19(土) 09:54:56


    エレン「美味しいっ…!」


    思わず口に出してしまうほどに美味しかった


    ニファ「ですよね!」


    ニファさんの声に勢いがつく


    ニファさん…相当ここのミルクティーが好きなんだな…


    オレも…好きになりましたよ
  44. 44 : : 2014/04/19(土) 09:56:46
    黒髪のあの人ですね!ピコーン
  45. 45 : : 2014/04/19(土) 10:02:31
    >>アカサさん
    はい(*´-`)
    ハンジ班にいるあの人です(о´∀`о)
  46. 46 : : 2014/04/19(土) 10:52:04
    期待っす
  47. 47 : : 2014/04/19(土) 12:13:58
    >>進撃の和人さん
    コメントありがとうございます♪
  48. 48 : : 2014/04/19(土) 12:14:17


    エレン「ここにはよく来るんですか?」


    ニファ「そうですね…壁外調査の前や…休日には来てますね」


    ニファ「ここのミルクティーを飲むと…落ち着くんですよね…その結果もう常連ですよ」


    ニファさんが…軽く笑みをこぼしながらそう言う


    エレン「確かに…落ち着きますね」


    このミルクティーは…何処となく
    優しい感じがする…

    落ち着く気持ちも分かる気がする
  49. 49 : : 2014/04/19(土) 13:51:15


    エレン「壁外調査…怖くはないんですか?」


    調査兵団に入ると…やらなければいけない…壁外調査…


    ニファさんはどうなのか聞いてみる


    ニファ「それは…怖いですよ…いつ死ぬかも分からないので…」


    エレン「そうですよね…」


    やっぱそうだよな…

    誰だって…壁外に出るのは…怖いはずだもんな…


    ニファ「でも…民衆の為にも…ここにまた来る為にも…死ぬわけにはいきませんから」


    ニファさんの言葉に力が入る

    すごい人だな…

    民衆の為にも…

    オレなら…きっと自分の為に動くだろうな…
  50. 50 : : 2014/04/19(土) 15:09:21


    ここにまた来るため…


    それなら…オレは……


    エレン「あの…店主さん…」


    店主「どうなされました?」


    エレン「こ、ここで…このミルクティーの作り方…教えてもらえませんか?!」


    そう…

    ミルクティーを作りたいと思ったんだ


    ニファ「・・・・・!」


    ニファさんが驚いた表情をしている

    店主もそうだ


    店主「で、出来ますけど…」


    エレン「ならお願いします!」


    店主「初めてですね…ミルクティーの作り方教えてくれ…なんて言う方は…」フフッ


    店主が少し嬉しそうに言う
  51. 51 : : 2014/04/19(土) 15:37:22


    店主「いいですよ」


    エレン「ありがとうございます!」


    店主「でも…どうしてですか…?」


    店主が聞いてくる

    ニファさんも気になるのか…こちらをじっと見つめている。

    ちょっと恥ずかしいな…


    エレン「ニファさんに…飲んでもらいたくて…」


    照れながらもほんとのことを言う


    店主「そうですか…」


    店主が少しにやにやしながら言う


    ニファ「・・・・・!」


    ニファさんが…驚いた表情をした後に…

    少し頬を赤くしながら…


    ニファ「ほ、ほんとですか?」


    と聞いてくる
  52. 52 : : 2014/04/19(土) 16:15:26


    エレン「はい!」


    ニファ「ど、どうして…?」


    ニファさんが聞いてくる


    エレン「壁外調査から…帰ってきた…ニファさんを…出迎えたい…からですかね?」


    自分でも…何を言ってるのか分からなくなってくる…


    何で作りたいかって?

    それは…

    ニファさんの支えになりたかったのかな…

    ニファさんの大好きな…ミルクティーを作って…元気付けようとしたかったのかな…


    オレも大好きになったこのミルクティー…を
  53. 53 : : 2014/04/19(土) 16:24:53
    期待です‼
  54. 54 : : 2014/04/19(土) 16:29:44
    >>TKGさん
    コメントありがとうございます♪
    頑張らせて頂きますね(*´-`)
  55. 55 : : 2014/04/19(土) 16:29:55


    ニファ「そうですか…」


    ニファ「嬉しいですね…」


    ニファさんがうつむきながらそう言った


    店主「いつからにしますか?」


    店主が聞いてくる


    エレン「平日は訓練なので…夜からになるんですけど…大丈夫ですか?」


    店主「大丈夫ですよ」


    店主が優しく微笑みながらそう言う


    エレン「ありがとうございます!」


    エレン「ニファさん…次の…壁外調査はいつですか?」


    ニファ「一週間後です」


    エレン「分かりました…楽しみにしててくださいね」
  56. 56 : : 2014/04/19(土) 16:37:55


    ニファ「ふふ…楽しみにしてますよ」


    ニファさんが笑顔でそう言ってくれる


    可愛い…いや…綺麗と言った方がいいのかな…


    ニファ「そろそろ戻りますね」


    ニファ「またね…エレン」


    ニファさんが…帰っていく

    その姿をオレは…じっと見つめていた


    店主「エレン君…これ」スッ


    店主が何か渡してくる


    エレン「これは…」


    店主「ミルクティーの作り方が乗ってる本です」


    店主「夜はここで教えますけど…それ以外はその本を読むといいですよ」


    エレン「あ、ありがとうございます!」


    ここの店主はほんとに優しい…


    ニファさんが落ち着くって言ってたのも…

    ミルクティーだけでなく…

    この店主の優しく迎えてくれる感じもあってこそ…なのかもしれないな…


    そう思ったりしてみる
  57. 57 : : 2014/04/19(土) 16:44:02


    エレン「オレも…そろそろ戻りますね」


    エレン「ミルクティー美味しかったです!」


    店主「ありがとうございます」


    店主が嬉しそうに答える


    エレン「じゃあ、明日からお願いしますね!」


    店主「かしこまりました」


    そう言って…


    オレはカフェから出る…


    その時の足取りは…


    入る前と比べて…

    かなり軽いものだった
  58. 58 : : 2014/04/19(土) 16:53:01


    ――――寮


    エレン「・・・・」ペラッ


    寮に帰ってから早速…オレは店主から借りた本を読んでいた


    エレン「・・・・」ペラッ


    茶葉にもたくさんの種類があるんだな…

    これは…明日店主に聞こう…


    ミルクの割合も意外に大切なんだな…


    全然知らなかったな…


    エレン「・・・・」ペラッ


    ひたすら読んでいく…

    もちろん…ニファさんの為に…
  59. 59 : : 2014/04/19(土) 17:02:17


    エレン「・・・・」ペラッ


    アルミン「あれ?珍しいね」


    本を読んでいると…

    アルミンが話し掛けてくる


    エレン「そうか?」


    アルミン「うん…エレンが本だなんてね…何かあったの?」


    さすがアルミンだな…

    勘が鋭いというか…頭の回転が速いというか…


    エレン「オレだって…たまには本だって読んでみたいんだよ」


    適当なことを言っておく

    悪いなアルミン


    アルミン「そっか」
  60. 60 : : 2014/04/19(土) 17:11:28


    アルミン「でも…本を読むのもほどほどにしてね」


    アルミンがオレを気遣ってくれている


    エレン「おう」


    アルミン「先に寝るね…おやすみ」


    エレン「おやすみー」


    もう寝る時間なのに…

    まだ…オレは…本を読んでいる


    ほんと…珍しいよな…


    一人の女性の為に…

    ここまで熱中するなんてな…


    ほんと初めてだよ

    そんなことを考えながら…

    本を読んでいた…


    エレン「ふぁ…ぁ…」


    でも…そろそろ眠気がやって来る…


    エレン「オレも…寝るか…」


    そう言って…

    オレは…目を閉じた
  61. 61 : : 2014/04/19(土) 17:23:51


    ――――座学

    教官「ここは~~」


    エレン「・・・・」ペラッ


    座学の時間には…教官の話を聞くふりをしながら…あの本を読む


    教官「ここの問題を…イェーガー!」


    エレン「・・・・」ペラッ


    アルミン「エレン!」ボソッ


    エレン「えっ?」


    教官「イェーガー!解けないのか!?」


    エレン「~~です!!」


    教官「正解だ!」


    アルミン「もう…しっかりしてよね」


    アルミンが呆れ気味にそう言う


    エレン「悪い悪い…ボーッとしてたわ…」
  62. 62 : : 2014/04/19(土) 17:27:44


    ―――――カフェ


    エレン「こんばんは~」


    店主「来ましたね」


    訓練が終わって…

    ここを訪れた

    確かに疲れはするけどな…

    頑張るぞ…!


    エレン「じゃあ…早速!」


    店主「まず…この…茶葉を…」


    エレン「はいっ!」
  63. 63 : : 2014/04/19(土) 17:41:37


    それから1週間…

    頑張って勉強した…


    店主から…教わって…

    帰ってからも…勉強…


    かなり疲れたけど…

    そんなことどうだっていい…


    ついに…この時が…
  64. 64 : : 2014/04/19(土) 18:02:31


    エレン「・・・・」ソワソワ


    店主「そんなソワソワしなくても…壁外調査の前には必ず来ますよ」


    店主が優しく微笑みながらそう言ってくれる


    そこまでソワソワしてたんだな…オレは…


    エレン「そうですか…」ソワソワ


    言葉で分かっていても…

    それでも…多分…

    ソワソワしているだろうな…オレは…
  65. 65 : : 2014/04/19(土) 19:14:39


    カランカラン

    エレン「!」

    ドアが開く音がした…

    そして現れたのは…


    ニファ「こんばんは」


    ニファさんだった


    嬉しくて…ガッツポーズを取りそうになるのを抑える


    店主「いらっしゃいませ」


    エレン「い、いらっしゃいませっ!」


    店主が言った言葉に合わせて…オレも…挨拶をする
  66. 66 : : 2014/04/19(土) 20:27:41


    ニファ「ミルクティーお願いします」


    店主「・・・・」ドンッ


    店主が…


    オレの背中を押してくれるように…軽く叩いてくる


    エレン「か、かしこまりました!」


    ニファ「ふふっ・・・」


    馴れないことを言ったから…違和感があったのかな…


    ニファさんが…クスッと笑う


    エレン「・・・・」スッ


    今までに教わった通りに…まず茶葉の用意からする


    まだ慣れてない手付きで…作業を進めていく…


    ニファ「・・・・」ジー


    ニファさんが…オレの方をじっと見つめてくる…


    緊張するなぁ…

  67. 67 : : 2014/04/19(土) 20:31:58


    エレン「出来ました!」


    そう言って…

    ニファさんにミルクティーを渡す


    ニファ「ありがとう」


    ニファ「・・・・」ズズッ


    エレン「・・・・」


    ドキドキしながら…

    ニファさんの次の言葉を待つ


    ニファ「まだ…店主の方が美味しいですね」


    と、笑顔で言ってくる


    エレン「つ、次頑張ります!」


    店主「その意気ですよ」
  68. 68 : : 2014/04/19(土) 20:43:02


    ニファ「明日…か」


    ニファさんが…不安そうな声で言う


    エレン「明日…頑張ってください」


    気休めになるか分からないけど…
    オレは…ニファさんなそう言った


    ニファ「はい」


    エレン「それに…死んでしまったら…オレのミルクティーを飲むことが出来なくなりますよ」


    続けて…そう言う


    ニファ「!」


    不安そうな顔だったニファさんの顔が…明るい顔に戻って行くのが分かる


    ニファ「それもそうですね…」


    そう言って笑みをこぼしてくれた


    エレン「今度は店主のミルクティーより美味しいのを作りますよ!」


    店主「それはまだ早いかもですね」


    ニファ「ふふっ」
  69. 69 : : 2014/04/19(土) 20:58:15


    ――――対人格闘


    アニ「はっ!」


    エレン「!」ドサッ


    アニ「あんた…どうしたんだい?」


    アニの蹴りが…オレに直撃した


    エレン「いてて…どうしたって?」


    アニ「動きにキレがないよ」


    エレン「・・・・」


    動きにキレがない…か

    確かに…今日は集中しきれてないな…


    だって…今日は



    ニファさんの壁外調査の日だからな…


    エレン「疲れてんだよ」


    アニ「なら…いいけど…」


    エレン「ほら!次やるぞ!」


    アニ「分かったよ」

  70. 70 : : 2014/04/19(土) 21:08:59


    ――――食堂


    エレン「・・・・」ボーッ


    アルミン「・・・・」もぐもぐ


    ミカサ「・・・・」もぐもぐ


    エレン「・・・・」もぐもぐ


    アルミン「エレン…?」


    エレン「ん?」


    アルミン「食べないの?」


    エレン「ん…あぁ…」


    もし…


    もしも…


    ニファさんが…


    いや、こんなことは考えるな…


    でも…少し考えてしまう…


    そう考えると…ご飯も…喉を通ってくれない…
  71. 71 : : 2014/04/19(土) 21:31:02


    ――――カフェ


    エレン「・・・・」ズーン


    店主「大丈夫ですよ…今回もしっかり生きて帰ってきますよ」


    落ち込んでいる…オレのことを思ってか…

    店主が話し掛けてくれる


    エレン「そう…ですよね」


    店主「ほらほら…私のを越えるんですよね…しっかりやらないと」


    店主「ニファさんを…喜ばせたいんですよね?」


    エレン「!」


    店主にそう言われて…

    やる気が出た


    エレン「はいっ!」
  72. 72 : : 2014/04/19(土) 21:37:45


    次に会うのは…きっと…休日だ


    それまで…しっかりと…やらないとな


    今度は店主を越えてやる…


    そう決心しながら…


    毎日毎日…練習をする

  73. 73 : : 2014/04/19(土) 21:43:31


    ニファ「こんばんは」


    そう言って…いつも通りに…ニファさんは入ってきた


    エレン「いらっしゃいませ!」


    店主よりも早く挨拶をした


    それぐらいに…ニファさんが来ることを…楽しみにしてたんだよな


    ニファ「今回も…しっかり帰ってきましたよ」


    可愛らしい笑顔を見せながら…ニファさんはそう言ってくれた


    エレン「は、はい」


    ドキッとしてしまって…

    言葉がつまる


    ニファ「じゃ…いつものお願いします」


    エレン「かしこまりました!」
  74. 74 : : 2014/04/19(土) 21:55:56

    エレン「・・・・」


    前よりは手際よく進めていく


    茶葉とミルクのバランスも考えながら…慎重にやっていく

    エレン「出来ました」


    ニファ「ありがとう」


    ニファ「・・・・」ズズッ


    ニファ「美味しいですね…!」


    エレン「ど、どっちがですか!」


    気になって…少し大きな声で聞く


    ニファ「ちょっとだけ…エレンの方かな」


    そう笑顔で答えるニファさん


    エレン「よっしゃぁぁ!!」


    店主「頑張りましたもんね…毎日毎日」


    ニファ「ま、毎日…?」


    店主「ええ…ニファさんを喜ばせる為にって…」


    ニファ「そうなんですか…」


    ニファ「エレン」


    エレン「はいっ?」


    ニファ「ありがとね」


    エレン「!」


    ニファさんから…突然…お礼を言われた…それも…今までに見たことのないくらいの…最高の笑顔で…


    胸の高鳴りを感じる…


    これは…


    きっと…オレは…
  75. 75 : : 2014/04/19(土) 21:59:32


    ――――寮

    エレン「・・・・」


    『ありがとね』


    やばい…帰ってきたというのに…

    まだ胸の高鳴りが収まらない…


    ニファさんの笑顔が…忘れられない…


    アルミン「エレン?何にやついてるの?」


    エレン「えっ?」


    アルミン「何かいいことでもあったの?」


    エレン「まあ…な」


    にやついてたのか…

    確かに…そうかもしれないな…

    ずっとニファさんのことを考えてたからな…

    でも…無意識ってのは怖いな…
  76. 76 : : 2014/04/19(土) 22:01:11
    期待!
  77. 77 : : 2014/04/19(土) 22:02:33
    >>忍者さん
    コメントありがとうございます♪
    もうすぐ終わります♪
  78. 78 : : 2014/04/19(土) 22:03:13


    ――――カフェ

    また1週間が経った


    壁外調査からニファさんが帰ってくる日だ


    エレン「・・・・」ソワソワ


    店主「この時間帯になるとソワソワし始めますね」


    エレン「やっぱソワソワしちゃいます…不安で不安で…」


    店主「きっと大丈夫ですよ」


    カランカラン


    エレン「!」


    ニファ「こんばんは…」


    エレン「いらっしゃいませ!」


    ニファさんの挨拶の声が…いつもよりも…小さい…気がする…


    いや…小さいというか…暗い…って感じだ…
  79. 79 : : 2014/04/19(土) 22:07:50


    ニファ「・・・・」


    エレン「どうかしましたか?」


    明らかにいつもとは違うニファさん…


    ニファ「今日…巨人に…食べられそうになりました…」


    エレン「えっ…」


    ニファ「怖かったです…」


    ニファさんが…震えながら…弱々しい声でそう言う


    エレン「・・・・」


    今のオレにしてあげられることは…


    エレン「ニファさん…どうぞ…」スッ


    ミルクティーを作ってあげることだ


    ニファ「ありがとう…」ズズッ


    ニファ「温かい…」


    エレン「大丈夫ですか?」ポンッ


    ニファ「!」


    オレは…ミルクティーを飲んで…

    少し落ち着きを取り戻したニファさんの頭を…そっと撫でた…

    エレン「落ち着きましたか?」ナデナデ


    ニファ「はい…何か…撫でられたら…落ち着きました」


    エレン「それなら良かった」


    ニファさんが
    顔を赤くしながら言う

    何だかんだで…ニファさんのことを撫でてしまった…


    きっとオレの顔も赤くなっているだろうな…
  80. 80 : : 2014/04/19(土) 22:10:42


    エレン「あの…今度の休日も来ますよね?」


    ニファ「はい」


    ニファさんが不思議そうにオレの方を見てくる


    エレン「また、来るの楽しみにしてますよ」


    オレは…そう言って…照れながらも…笑顔で言った


    ニファ「来ますよ」


    ニファさんも笑顔で返してくれた


    ニファ「それじゃ…帰りますね」


    エレン「おやすみなさい…ニファさん」


    ニファ「おやすみ…エレン」


    バタンッ


    ドアが閉まる
  81. 81 : : 2014/04/19(土) 22:12:55


    エレン「店主…」


    店主「どうしました?」


    エレン「ここで…一番…美味しい茶葉はどれですか?」


    店主「えっと…これですけど…」


    エレン「これは…」


    店主「私のとこでブレンドした『自由の翼』です」


    エレン「自由の翼…」


    店主「はい…調査兵団の象徴ですね…ここには…調査兵団の方が多く来られるので…そういった名前にしました」


    店主「まだ…ニファさんには出してないですよ」


    エレン「どうしてですか…?」


    店主「これが出来たのは…ちょうど、エレン君が来た頃でね…君を見てたら…ニファさんに出すのは…君の方がいいの思って…あえて出さなかったんですよ」


    エレン「店主…!」


    店主「ここからは…あなたの実力次第ですよ…その茶葉を…美味しいミルクティーにしてニファさんに出すことが出来るか…」


    エレン「もちろんです!」


    店主から…受け取った

    この『自由の翼』


    オレは…次の休日に…
  82. 82 : : 2014/04/19(土) 22:16:10


    ――――寮


    エレン「・・・・・」スッ

    水筒に入れた…お湯

    そして…茶葉…ミルク…

    今までに貯めた金を…
    ある程度使って揃えたやつだ

    今度の休日に…ニファさんに…


    でも…その前にな…


    アルミン「~♪」


    楽しそうに本を読むアルミン


    オレの親友に…味を確かめてもらいたくてな
  83. 83 : : 2014/04/19(土) 22:18:37
    エレン、いいやつだな~♪ホンノリ
    期待!
  84. 84 : : 2014/04/19(土) 22:20:47
    >>忍者さん
    コメントありがとうございます♪
    エレン今回やつてす(о´∀`о)
  85. 85 : : 2014/04/19(土) 22:23:37


    エレン「アルミン…ちょっといいか?」


    アルミン「どうしたの?」


    アルミンが
    少し眠そうな目で見てくる


    眠気と戦いながら…本を読んでたんだな


    エレン「これ…飲んでくれないか?」


    アルミン「これは…ミルクティー?」


    エレン「ああ」


    アルミン「エレンが作ったの!?」


    エレン「そうだ」


    アルミンが驚いた顔でこっちを見てくる
  86. 86 : : 2014/04/19(土) 22:26:01


    アルミン「じゃあ…頂くよ」ズズッ


    アルミン「!」


    エレン「どうだ?」


    アルミン「お、美味しいよっ!凄いよエレン!」


    エレン「それは良かった!」


    アルミンが誉めてくる


    嬉しいな…

    きっと…これなら…


    アルミン「でも…どうして…ミルクティーを?」


    もう…言ってもいいよな…


    エレン「アルミン…オレには…好きな人が出来たんだ…」
  87. 87 : : 2014/04/19(土) 22:26:21


    アルミン「えっ?」


    アルミンが驚いた顔で見てくる


    アルミン「誰?」


    エレン「ニファさんって言ってな…カフェて会ったんだ」


    アルミン「そうなんだ…その人に作ってあげるために?」


    エレン「ああ、そうだ」


    さすがアルミン…

    すぐに分かるな


    アルミン「これなら…きっと…ニファさんも喜んでくれるさ…自信をもって」


    エレン「おう…ありがとな」


    ありがとう…親友

    勇気が沸いてきたぜ
  88. 88 : : 2014/04/19(土) 22:26:42


    ――――

    迎えた休日


    オレは…カフェで準備をしていた


    エレン「店主…あそこの席を使ってもいいですか?」


    店主「構いませんよ」


    エレン「ありがとうございます!」


    カランカラン


    ニファ「こんばんは」


    ニファさんが
    いつも通り入ってくる


    よし…行くぞ

  89. 89 : : 2014/04/19(土) 22:27:24


    ニファ「いつものお願いします」


    エレン「今日は…オレが茶葉を選んでいいですか?」


    ニファ「いいですよ…?」


    ニファさんが
    どうして?というような顔をしている


    エレン「後、外の席に行きましょう…」


    ニファ「わ、分かりました」


    戸惑いながらも
    しっかりと席に向かってくれるニファさん


    その姿を見ながら

    準備を進める
  90. 90 : : 2014/04/19(土) 22:27:47

    店主「出来ましたか?」


    エレン「はい」


    エレン「店主もどうぞ」スッ


    出来上がったミルクティーを
    店主にも渡す


    店主「ありがとうございます」


    店主「・・・・」ズズッ


    店主「美味しいですね…」


    エレン「店主にそう言ってもらえると…嬉しいですね」


    店主「さっ…行ってきなさい」


    エレン「はい!ありがとうございました!」


    店主にお礼を行って
    外のニファさんの所に向かう
  91. 91 : : 2014/04/19(土) 22:28:09


    ニファ「・・・・」


    エレン「すみません…外に呼んで」


    ニファ「大丈夫ですよ」


    そう言って…
    オレも…外の席に座る


    エレン「どうぞ」


    ニファ「ありがとう」


    そう言って
    出来たミルクティーを渡す


    エレン「頂きます」


    ニファ「頂きます」


    そう言って
    二人のミルクティーのカップを…カチンと合わせる
  92. 92 : : 2014/04/19(土) 22:28:28


    ニファ「・・・」ズズッ


    エレン「・・・」ズズッ


    ニファ「美味しいです!」


    ニファさんが
    元気にそう言ってくれる


    ニファ「何だか…心が温かくなるというか…安心する味ですね…優しい感じです」


    エレン「ありがとうございます」


    エレン「ニファさん」


    ニファ「はい」


    オレの緊張した雰囲気に気づいたのか

    ニファさんの顔にも緊張の色が出る
  93. 93 : : 2014/04/19(土) 22:31:34


    エレン「オレは…あなたと一緒にミルクティーを飲む時間が…好きでした」


    エレン「そして、この前壁外調査からきたあなたを見て思った…」


    勇気を振り絞って言う

    オレの…正直な気持ちを


    エレン「オレは…あなたを守りたい」


    エレン「あなたと一緒に…前に進みたい」


    エレン「あなたのことが…大好きです」


    ニファ「!」


    ニファさんの顔が真っ赤に染まっていく


    勿論オレの顔もだ


    ニファ「私も…スキ…ですよ」


    ニファさんが…
    小声でそう言った…


    エレン「えっ?」


    聞き返した時に…


    目の前には…


    ニファ「・・・・」


    ニファさんが迫ってきていて…



    オレとニファさんは
    無言で…口づけを交わした
  94. 94 : : 2014/04/19(土) 22:31:54


    ―ニファさん


    ―オレは…あなたを守ります


    ―どんな時でもあなたを守ります


    ―あなたに困難なことにぶつかったとしても


    ―オレがあなたを支えます


    ―二人でなら…何でも乗り越えられる気がします


    ―オレも…調査兵団に入ります


    ―そしたら…また一緒に


    ―ミルクティーを飲みましょう


    ―この世界の誰よりも


    ―ニファさんのことを


    ―愛しています













    end
  95. 95 : : 2014/04/19(土) 22:33:29

    ということで修了となります(*´-`)

    駄作になったような気がしますが…
    見てくれたかたありがとうございました(о´∀`о)
  96. 96 : : 2014/04/19(土) 22:38:54
    あれ?おかしいな…あなたが神に見える…
  97. 97 : : 2014/04/19(土) 22:42:45
    >>rewriteさん
    コメントありがとうございます♪
    か、神だなんてとんでもないΣ(゜Д゜)
    でも…嬉しいです♪ありがとうございます(゜▽゜*)
  98. 98 : : 2014/04/19(土) 22:47:21
    めちゃくちゃよかった!
    これ大好きだ!
  99. 99 : : 2014/04/19(土) 22:50:35
    紅茶は苦手だけど、ミルクティー飲みたくなる。
  100. 100 : : 2014/04/19(土) 22:54:50
    >>忍者さん
    コメントありがとうございます♪
    そう言ってもらえると嬉しいです(゜▽゜*)
    次も頑張れます(о´∀`о)


    >>rewriteさん
    私はミルクティー大好きです♪
    ので、今回ミルクティーにしてみました(о´∀`о)(笑)
  101. 101 : : 2014/04/19(土) 22:59:48
    アニ☆☆さんそうなんですか(^^)
    私は紅茶は飲めなくて…(^-^;
  102. 102 : : 2014/04/19(土) 23:02:46
    >>rewriteさん
    そうなんですか(..)
    好みに寄りますからね(T_T)
  103. 103 : : 2014/04/19(土) 23:04:22
    ミルクティーなら、少しは飲めますけど(-ω-;)
  104. 104 : : 2014/04/19(土) 23:04:58
    >>rewriteさん
    そうなんですか(о´∀`о)
  105. 105 : : 2014/04/19(土) 23:06:30
    ちなみに中2です。   
      まあ、大人になるころには、飲めてると良いですが(ΘvΘノ)
  106. 106 : : 2014/04/20(日) 14:27:39
    神ssだぁ!凄すぎる。
  107. 107 : : 2014/04/20(日) 14:59:08
    >>てんちむ((( o(*°▽°*)o ))) さん
    コメントありがとうございます♪
    か、神SSだなんて…
    恐れ多いですが嬉しいです♪
    ありがとうございます(゜▽゜*)
  108. 108 : : 2014/04/20(日) 22:19:24
    神作です乙です(泣)
    今度ミルクティー飲もう(*^o^*)
  109. 109 : : 2014/04/20(日) 22:23:33
    >>ハルト分隊長さん
    コメントありがとうございます(゜▽゜*)
    誉め言葉ありがとうございます♪
    是非是非飲んでください!
  110. 110 : : 2014/04/20(日) 22:38:24
    新しいですね!!
    凄い神ですよ!!!
    面白かったです!!
  111. 111 : : 2014/04/20(日) 22:40:41
    >>EreAniさん
    いつもありがとうございます♪
    ほんと励みになってます(*´-`)
    あまり見たことのない組み合わせで
    このシリーズは進めていきたいと思います(..)
  112. 112 : : 2014/04/21(月) 21:01:59
    エレニファはまったかもですw

    アニ☆☆さん次回作にも期待しております!
  113. 113 : : 2019/07/27(土) 19:18:45
    エレンうらやましい!
  114. 114 : : 2019/07/27(土) 19:20:15
    ニファは黒髪じゃなくて、赤髪立ったんですね!
  115. 115 : : 2019/07/27(土) 19:22:07
    間違えました!
    ニファは黒髪じゃなくて赤髪だったんですね!でした。
  116. 116 : : 2020/10/06(火) 15:15:45
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=51

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aniel1234

なぎさ(元アニ☆☆)

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