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進撃の巨人Another 第1話 『4人目』 ――はじまり編 No.1――
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                  - 1 : : 2013/10/10(木) 10:41:39
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 ...人類最期の声はそこで途絶えた...
 
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 今回も、叶わなかったか…
 
 やはり“彼ら”3人だけでは、困難なようだ…
 
 
 
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                  - 2 : : 2013/10/10(木) 10:43:38
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 目醒めなさい
 …あなたは?
 私はこの世界を観護(みまも)るモノ
 オレに何の用なの?
 君に4人目として“彼ら”の手助けを
 してほしいんだ
 …彼ら?でも一体、何を、どうやって?
 あなたが目を覚ましたら、“彼女”が迎え
 に来るでしょう
 
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                  - 4 : : 2013/10/10(木) 10:44:38
 今、この世界は大きな岐路に立っています
 運命を変え得る、大きくて、でもちっぽけなチカラを持つ者は、ほんの一握り…
 あなたにそれを託します
 あなたが自分で運命を変えては?
 それだけは私自身には許されないことなんだ、だから君に託したい
 わかった、オレはそのチカラをどうすればいいの?
 
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                  - 5 : : 2013/10/10(木) 10:46:03
 簡単だよ、君はこれから世界を見てゆく
 その中で考えて、君が正しいと思ったことをすればいいんだよ
 チカラはその中で自然と発揮されてゆく
 うーん、いまいちヨウリョウが掴めないけど、まずガンバればいいんだよね?
 そう、そうすれば自ずと君の欲しい答えに辿りつくだろう
 でも、君の言う通り、このままじゃわからないだろうから、
 いくつかヒントをあげよう
 
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                  - 6 : : 2013/10/10(木) 10:47:06
 そうだな、キーワードは“エレン”と“ミカサ”、この2人
 あんまり多くのヒントは教えてあげられなくて、すまない
 わかったよ…そういえば、さっきからあなたはオレのことを
 “君”と呼んでたけど、“オレ”は誰だっけ?
 君は…いや…
 そうだな、君の名前は私の存在から授けよう
 君の名は『ユーク・トラス』
 そういえば、そうだった
 そろそろ君が目を覚ます頃だ
 目を覚ましたら、このことは覚えていないかもしれないが、頑張ってくれ
 
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                  - 7 : : 2013/10/10(木) 10:48:12
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 本来、4人目を投入すること自体、許されざることなのかもしれない
 しかし、ほかに方法が見つからない
 もしかしたら、私の存在も最早危ういかもしれない
 頼んだよ、ユーク
 君にはいくつかチカラを与えた、開花させるのは君だ、上手に使いなさい…
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                  - 8 : : 2013/10/10(木) 10:49:04
 進撃の巨人Another 第1話『4人目』
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 ――――
 ――
 ウォール・マリア南方より遥か彼方
 森林が生い茂る山中にひっそりと佇む、唯一ある家
 その中で少年は深い夢から覚める
 ユーク「」パチリ
 ユーク「ついに、この日が来たな」
 ユーク「とても大事な夢を見ていた気がするけど…よく覚えてないや」
 ユーク「…けど、自分で考えてガンバるってことだけは…何となくわかる」
 ユーク「…とりあえず、支度しよう」
 
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                  - 9 : : 2013/10/10(木) 10:49:29
 ――洗面台――
 ユーク「荷物は、昨日のうちに確認はしたけど、不備があっても嫌だから時間もあるし、
 もう一度だけ確認しておこう」バシャバシャ
 ユーク「…もう、この家にも戻らないかもしれないし…」フキフキ
 
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                  - 10 : : 2013/10/10(木) 10:50:10
 ――朝食後―――
 ユーク「…うん、荷物は問題ないな、むかえが来る前にこの家に、
 お別れだけでも言っておこうかな」ガサゴソ
 ユーク「ずっと一人で暮らしてきたんだよな、この家と共に」
 ユーク「昨日もフケっていたけど、改めて考えるとまたカンガイを感じるよ」
 ユーク「…さて、こんなこと考えているうちにもう、むかえが来る時間になっちゃった」
 ユーク「アニって子がくるって聞いてるけど、面識もないし、
 どんな子なのかよくわかんないな」
 ユーク「まぁ、とにかくオレも10歳になってようやく戦士として旅を認められたんだ、
 まだおとなの目的だとかよくわかんないけど、仲間とともに頑張ろう!!」
 コンコン
 ユーク「お?来たのかな?ちょうどいい」
 ユーク「はーい、今出まーす」ガチャ
 アニ「…迎えに来たよ」
 ユーク「はじめまして、『ユーク・トラス』10歳です」ペコリ
 アニ「こちらこそ、はじめまして、『アニ・レオンハート』11歳だよ」ペコリ
 アニ「じゃ、荷物の準備やおうちとのお別れも済んでるみたいだし、もう行こうか」
 ユーク「荷物はわかるけど、おうちとのお別れは何でわかったの?」クビカシゲ
 アニ「…......なんとなく、だよ」
 ユーク「ふーん…案外、オレがフケり終わるの待ってたとか?」ケラケラ
 アニ「」ギク
 ユーク「え?ほんとに?」
 アニ「…なんだっていいでしょ」フイ
 ユーク「(アニって、意外とおもしろい人なのかも)」
 アニ「ほら、茶番はこの辺にして、もう行くよ」スタスタ
 ユーク「あっ、待ってよ」タッタッタ
 クル
 ユーク「ばいばい、オレのおうち」
 
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                  - 11 : : 2013/10/10(木) 10:50:33
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 ユーク「これから、ほかの仲間と一緒に『壁』ってところに行くんだよね?」
 アニ「そうだよ、仲間はほかに2人居るから、まずあいつらと合流する」
 ユーク「わかった、オレこの山からあまり出たことないから道案内は任せるよ」
 アニ「うん、1時間くらい歩けば村に着くから」
 ユーク「それまでは話し相手になってほしいな」
 アニ「いいよ、お互い初対面だし、何か聞きたいこととかある?」
 ユーク「そうだなぁ――――」
 
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                  - 12 : : 2013/10/10(木) 10:51:04
 ―――――――――
 ユーク「でね、――――がさ」
 アニ「話もいいけど、村に着いたよ?」クス
 ユーク「ほんとだ、あっという間だったな」
 アニ「歩きながら、話したけど後の2人のライナーとベルトルトを呼んでくるよ、
 あんたはここで待ってて」
 ユーク「わかった、なるべく早く戻ってきてくれよ…心細いし」
 アニ「わかったよ、行ってくる」クス
 ユーク「小さめの村だけど山にばかりいたオレにとっては珍しいものばかりだなぁ」
 ユーク「あの建物はなんだろう、あっちは馬小屋で、こっちの水車が回ってるのは、
 何かの倉庫なのはわかるけど」
 ユーク「ライナーとベルトルトってどんな人だろう」
 ユーク「アニはアニでおもしろいところがあるってわかって仲良くできていると思うけど、
 彼らとは仲間としてちゃんとやっていけるだろうか、ちょっと不安だなぁ」
 ユーク「…おそいなぁ」
 オーイ
 ユーク「お?アニが2人連れて来てる、あれがライナーとベルトルトか?」
 アニ「お待たせ、紹介するね」
 アニ「こっちのガタイがいいのがライナー、こっちの背が高いのがベルトルトだよ」
 アニ「まっ、ライナーも背は十分大きいんだけどね」コソ
 ユーク「(確かに、オレやアニよりもずっと大きい、いいなぁ)」ミアゲル
 ライナー「お前がユークか、俺はライナー、『ライナー・ブラウン』だ、よろしくな!」スッ
 ユーク「はじめまして、ライナー、『ユーク・トラス』です」ガシ
 ベルトルト「次は僕の番だね、はじめましてユーク、僕は『ベルトルト・フーバー』、気軽に“ベルトルト”って呼んでいいからね」スッ
 ユーク「ベルトルト、はじめまして、こちらこそ気軽に“ユーク”でお願いするよ」ガシ
 アニ「じゃ、揃ったところで一度、おとな達に顔を見せに行こうか、作戦の確認も含めてさ」
 ライナー「ああ、そうだな。それがいい。お前たちもそう思うだろ?」
 ベルトルト「うん、了解」
 ユーク「俺も賛成だ!まだあまりあったことないし」
 
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                  - 13 : : 2013/10/10(木) 10:52:23
 ――――とある小屋の会議室――――
 おとな「――――まとめると、君たち4人にはこの村からずっと北にある
 『ウォール・マリア』という壁を壊してきてほしいんだ」
 おとな「道のりはとても困難を極めるかもしれないが、これは君たちにしかできないこと
 なんだ、4人の戦士たちよ、辛い思いをするのをわかってくれ」
 ライナー「はい、それで、壁を壊した後、周囲の巨人たちを壁の中へおびき寄せれば
 いいんですよね?」
 おとな「ああ、そうだ。私たちの最終目的は人類の滅亡だが、人を殺すことはほかの知性の
 ない巨人たちに任せておけばいい、彼らが本能のままに動いて、勝手に人口を減らしてくれるだろう」
 ユーク「…なんで人類を滅ぼさないといけないんですか?」
 おとな「人類を滅ぼすことが、私たちが生き残るための手段となるからだ」
 おとな「君たちは、人類がどれほど残酷な存在であるかは、これまで教育してきただろう」
 おとな「そして、人類に対抗するための様々な術も学んできたことだろう」
 おとな「君たちは何も考えずに、その力を最大限に使えばいいんだよ」
 ユーク「(…チカラ…?)」
 
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                  - 14 : : 2013/10/10(木) 10:52:36
 おとな「君たちは戦士と言えど、まだまだ子供だ、いきなり遥か遠くの人類の領域に
 向かわせることは非常に心が痛いが、君たちにとってもこの“故郷へ帰ってくる
 こと”が何より目標となるはずだ」
 おとな「今は作戦を遂行するまでこの故郷へ帰ることだけを胸に頑張ってくれ、
 作戦会議は以上だ」
 ライナー「すみません、もう1つだけよろしいでしょうか?」
 おとな「なんだね?」
 ライナー「俺たち故郷を救う手段には人類の滅亡以外にもう1つ、“座標を持ち帰ること”
 があったと思うんですが、一体、座標とは何なのですか?ほかのおとな達に聞いてもその正体はわからないままなのですが…」
 おとな「座標は存在している。この事実だけはわかっている」
 おとな「私たちも座標が見つかれば、人類を滅ぼさずに済むし、
 君たちのような子供に作戦を託すこともない」
 おとな「だが現状、座標がなんなのか、ものなのか、場所なのか、人なのかすら
 わかっていないのだ」
 おとな「だから、そのような得体のしれないものを探し出すよりも人類を滅ぼすという作戦のほうが現実的だし、実現可能なんだ」
 おとな「だから頼んだぞ、お前たち」
 ユーク「(結局、オレたちは人類を滅ぼしにいかなければならないのか)」
 アニ「(…めんどくさい…はぁ、お父さんと離れ離れか)」
 ベルトルト「(僕は、作戦を成功させて、立派な戦士になって見せる!)」
 ライナー「(人類…いったいどんな奴らなんだ…?)」
 
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                  - 15 : : 2013/10/10(木) 10:53:15
 ――――――――
 ライナー「じゃ、出発するか」
 アニ「村の人たちの見送りも大げさだね」
 ベルトルト「仕方ないよ、僕たちが村のみんなの希望なんだから」
 ユーク「(とりあえず、みんなと仲良くなることが最初の課題かな?)」
 
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                  - 16 : : 2013/10/10(木) 10:56:59
 ――――道中――――
 ユーク「オレ、まだみんなのことよく知らないから、
 たくさん話しながら行こう!」
 ライナー「そうだな、同じ志を持った仲間として親睦を
 深めることは大切だな!」
 ベルトルト「じゃあ、何から話し始めよっか?」
 アニ「……」
 ユーク「そういえば、ライナーとベルトルトって
 スゲーでかいけど何歳なんだ?」
 ライナー「俺は12歳だ、身長は165cm」
 ベルトルト「僕もライナーと同い年で12歳、
 身長は170cmだよ」
 ユーク「……オレは10歳です。身長はまだ140cmしか
 ありません」シュン
 ライナー「おいおい、何いきなり敬語になってるんだ?」ワハハ
 ベルトルト「これからの大切な仲間になったんだから、
 敬語なんて要らないよ?自己紹介したとき
 にも言ったけどライナー、ベルトルトって
 呼び捨てにしてくれて構わないからね」ニコニコ
 ユーク「...ありがとう。ライナー、ベルトルト」パァ
 
- 
                  - 17 : : 2013/10/10(木) 10:58:48
 ユーク「…そういえばさっきから黙ってるけど、
 アニはどうしたの?」
 ライナー「ああ、アニは昔からすこし無口なんだよ」
 アニ「別に…そういうわけじゃないけど…」ムス
 ベルトルト「じゃあ、どうして会話に混ざってこないで
 むくれてるの?」
 アニ「別に…年齢までいったのに初対面からタメ口だった
 ことなんて気にしてるんじゃないから」フイ
 ユーク「…アニ、いじけてるの?」
 アニ「むっ、別にそういうわけじゃないってば!!」ゲシ
 ユーク「っいったぁ!!」ズキズキ
 ライナー「あーあ、アニまたやったな」
 ベルトルト「知らなかったユークも災難だね」
 ユーク「ひどいなぁ、脛を狙うなんて」
 アニ「どうせ、私は小さくて同い年以下にしか見えませんよーだ」ボソ
 ユーク「…まぁ、身長のことはあまり否定しないけど」バッサリ
 アニ「……」スッ
 ユーク「あっ!待って構えないで!!」アタフタ
 ユーク「アニはむしろお姉さんっぽいっていうか、
 なんというか…そう、親近感が湧いたんだよ!」アセアセ
 アニ「ふーん、そういうことなら…まぁ許す」
 ユーク「」ホッ
 ライベル「(この2人、案外いいコンビになるかも)」
 
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                  - 18 : : 2013/10/10(木) 11:02:00
 ライナー「もしベリックが生きていたら、
 きっとユークの出番はなかったんだろうな」
 ベルトルト「…そうだね」
 ユーク「ライナー、ベリックって誰?
 それと“生きていたら”って…」
 ライナー「あぁ、本当はこの任務には俺とベルトルト、アニ、ベリック
 の4人が選ばれていたんだ」
 ライナー「ベリックは俺とベルトルトの幼馴染でな、
 小さいころからよく一緒に遊んだもんだ」
 ライナー「だが、巨人化の練習を行うために村の外に出ていた時に俺とベルトルトと
 ベリックの前に突然、ほかの野生の巨人が現れたんだ」
 ライナー「普通の知性のない野生の巨人に比べて、そいつの動きはとても素早くてな、
 俺たちが脚竦(あしすく)みしたときに、俺を庇って、ベリックのやつが
 その巨人に…うう」
 ユーク「…それは、…ごめん、余計なこと聞いちゃって」
 ベルトルト「いや、いいんだ。あれは仕方のない災難だったんだよ」
 アニ「ベリックはいなくなったけど、代わりにアンタが補充された。」
 アニ「私たちのほかに理性を保ったまま巨人化できる子供は
 ほかにもういないから最後の頼みの綱だったんだよ」
 ユーク「そうだったか……よしっ!決めた!
 オレはベリックの分まで任務をこなすよ!!」
 ユーク「そして、ベリックの分までライナーとベルトルト、
 そしてアニとも仲良くする!!」
 アニ「ふふ、わかったよ、よろしくね」
 ライナー「よろしくな、ユーク!」
 ベルトルト「こちらこそよろしく、ユーク」
 ユーク「あぁ、みんなでがんばろう!!」
 
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                  - 19 : : 2013/10/10(木) 11:02:53
 アニ「そういえば、私3人はお互いにどんな巨人化ができるのかやその能力は
 把握してるけど」
 アニ「アンタって一体どんな巨人化ができるんだい?」
 ユーク「実は、そこまで巨人化の制御ができるわけじゃないんだけどね」
 ユーク「それはお互いに、歩きながらゆっくり話していこうよ」
 ユーク「もう村から結構離れちゃったし、
 野生の巨人が襲ってこないとも限らない」
 ユーク「まぁ、そのときになったらのお楽しみかな」
 
- 
                  - 20 : : 2013/10/10(木) 11:03:32
 こんな感じで、長かった任務1日目は終わった。夜は安全な木の上に登って、夜を過ごした
 翌日からも同じように壁へ向かって歩き続けた
 時には、巨人に追いかけられながら、巨人化してひたすら壁へ向かって逃げたり
 時には実戦練習もかねて巨人たちと戦いながら、経験値を積んでいく日々が続いた
 そんな日々が3か月…
 肉体的にも精神的にも限界を感じ始めていた頃、
 目の前に見える壁がどんどんと高くなり、自分たちが壁のもう近くまで来ていることに感激する
 そして、ついに壁から20kmほどに輪生する巨大樹の森にたどり着いた
 この3か月の疲労を2週間かけて取り除いた
 食料もとうに底をついていたため、森での生活はそれだけで十分満ち足りていた
 そして、明日、壁への進撃を開始する
 
- 
                  - 21 : : 2013/10/10(木) 11:04:33
 ライナー「ついにここまで辿り着いたな、長かった…」
 ベルトルト「うん、長かった…ここまで来る間にも何度も辛い経験をしてきた」
 アニ「でも、ここでようやくスタートラインなんだよね?」
 ユーク「あぁ、ここからがオレ達の進撃だ」
 ライナー「これまで何度も作戦を練ってきたが、ここで最終確認をして、今夜は寝るぞ?」
 ベルトルト「うん」
 アニ「ああ」
 ユーク「いつもどおり頼む」
 ライナー「まず、一番最初に壁の開閉門に近付いて門を蹴るのは、
 超大型巨人となったベルトルトだ」
 ライナー「俺はベルトルトとともに行動し、ベルトルトが巨人化を解いたら、救出し、
 巨人の目を逃れながら、壁内へ侵入するタイミングを伺って待つ、ここまでは
 いいか?」
 ベルトルト「何も問題ないよ」
 ライナー「その間、俺達とは別にアニとユークはともに周囲の巨人をできるだけ
 多く引き付けてきて欲しいんだ」
 ライナー「勿論、上手くタイミングを計らないと、逆に巨人達に狙われてしまうから
 注意が必要だぞ?
 ライナー「そっちの作戦開始のタイミングはベルトルトが巨人化を解いて大きな蒸気を
 上げた時がいいだろう、それなら、万が一の時に中止することもできる」
 アニ「うん、ぬかりないね」
 ユーク「オレもそのタイミングがベストだと思う」
 ライナー「じゃあ、これで最終決定だな、さぁみんな、明日に備えて寝よう」
 ベルトルト「うん、おやすみ」
 アニ「おやすみ」
 ユーク「おやすみ」
 
- 
                  - 22 : : 2013/10/10(木) 11:05:14
 ――――翌日――――
 ライナー「…作戦開始だ、ベルトルト!行くぞ!!」
 ベルトルト「うん、じゃあ先に行くよ」
 アニ「あぁ」
 ユーク「頑張ってくれ!」
 その日、作戦は成功した
 ベルトルトが壁を破り、ライナーがベルトルトとともに壁内へ侵入
 オレとアニは周囲から巨人達を引き連れて、もろとも遅れて壁内へ侵入
 ライナーがそのままウォール・マリア内門をタックルで突破し、更に壁内へ侵入
 なんとも単純な作戦だが、作戦は成功したといってもいいだろう
 だが、まだ子供なオレはこの世界に存在する、とてもミクロな1つの世界に
 触れたに過ぎなかった…
 
- 
                  - 23 : : 2013/10/10(木) 11:05:44
 ――――――――
 ドコーーーーン!!
 大きな爆発音とともに、蒸気が噴出する轟音が20km離れている森まで轟いた
 「(ライナーとベルトルトは上手くいったみたいだ)」
 「(どうやらそのようだね、私たちも続こう)」
 「(人類っていうのは一体、どんな奴らなんだろう)」
 オレはこの後、人類を知る――――
 To be continued...
 
- 
                  - 24 : : 2013/10/10(木) 11:20:11
 お付き合い戴き、ありがとうございます。
 自己紹介が遅れましたが、初めまして、My.Loと申します。
 以後、お見知り置きを。
 皆様の作品は以前より拝見させていただきまして
 大変楽しませてもらっておりました。
 というわけで、私のSS処女作と言ってもよい進撃の巨人
 Another第一話を投稿させて戴きました。
 自己紹介でも言っているのですが、私もこれまで多くの
 進撃の巨人SSにはまっておりまして、いつかは自分の理想を
 書いてみたいなぁと思い、最近ようやく着手した次第です。
 一般的な進撃SSでは見られないオリキャラを追加して、
 巨人組視点から物語が進行していくのは、毛嫌いされる方も
 いらっしゃるかもしれませんが、これは私の気分転換です
 ので、ご勘弁ください。
 すでに8話まで一応書いてあるのですが、
 それぞれワード10ページ分くらいずつの割と短編です。
 しかし、1話作るだけでも結構労力がいるのだと初めて知りました。
 投稿を初めて数分でHIDEさんより応援をいただき、
 嬉しかったです。ありがとうございます。
 もう少し、しゃべらせていただくと、ワードからのコピペだけでは、
 フォントや字列がガタガタになってしまうことに当初、苦戦しました。
 始めの声だけの部分もすべて4字分右にずらしてあったんですけどね、気づいたら時にはすでに手遅れでした。
 そんなこんなで投稿するだけでもいろいろ試行錯誤する羽目になってしまいました。
 長くなりましたが、以後、よろしくお願いします。
 
- 
                  - 31 : : 2013/10/11(金) 19:29:11
- 【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】
 【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
 http://www.ssnote.net/archives/845
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
 http://www.ssnote.net/archives/805
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
 http://www.ssnote.net/archives/800
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
 http://www.ssnote.net/archives/796
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
 http://www.ssnote.net/archives/795
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
 http://www.ssnote.net/archives/793
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
 http://www.ssnote.net/archives/792
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
 http://www.ssnote.net/archives/791
 【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
 http://www.ssnote.net/archives/790
 
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                【進撃の巨人Another】 シリーズ 
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