この作品は執筆を終了しています。
君と会うその日まで。
- 
                  - 1 : : 2014/08/31(日) 15:25:13
- 
 ※注意※
 キャラ設定には注意していますが、崩壊していないとも限りません。
 細かいところで原作と違うところもあると思います。
 そこら辺把握よろしくお願いします<(_ _)>
 
 
 
 
- 
                  - 2 : : 2014/08/31(日) 15:30:05
 ジャン「お前…マルコ…か?」
 マルコ「…ジャ…ン?」ハッ
 キョロキョロ
 トーマス「マル…コ?」
 マルコ「…トーマス?」
 ミーナ「嘘でしょ…マルコも…?」
 マルコ「ミーナ…?」
 シーン
 マルコ「ここは…。僕は……ジャンの声…僕…あれ…?」
 ハッ
 マルコ「立体機動装置が……」
 トーマス「マルコ」
 ミーナ「何も覚えて…ないの?」
 マルコ「…えっ?」
 トーマス「お前は…」
 マルコ「…僕は?…ここは?」
 ミーナ「マルコ、恐らくあなたは、死んだ」
 マルコ「死ん…だ……?」
 トーマス「ここは…」
 
- 
                  - 3 : : 2014/08/31(日) 15:33:35
 -地上-
 ジャン「…嘘だろ…なぁ…嘘だって言ってくれよ…?」
 駐屯兵団「…名は?」
 ジャン「104期訓練兵団、19班班長、マルコ・ボット、です」
 駐屯兵団「名前がわかっただけ良いだろう」
 ジャン「はい」
 ジャン「マルコ…?どうして…どうしてだ…?」
 
- 
                  - 4 : : 2014/08/31(日) 15:37:20
 -空の上-
 トーマス「…ここはな、マルコ」
 マルコ「ジャン…ジャン?」ガタガタ
 トーマス「おい、マルコ!」ガシッ
 マルコ ハッ
 「っトーマス?」
 ミーナ「マルコ…」
 マルコ「僕は…死んだ…のか?」
 トーマス「あぁ、恐らくな」
 マルコ「…そう…か…」
 ミーナ「マルコ…どうして?」
 マルコ「僕が…聞きたい…なぜ…だろう…」
 ミーナ「…ごめんね」
 マルコ「いや…」
 ウィーン
 トーマス「あっ」
 
- 
                  - 5 : : 2014/08/31(日) 15:44:08
 マルコ「え?」
 「はぁ~い!調子はどうだい?元気にしてる?」
 マルコ「…あなた…は?」
 ハンジ「私は調査兵団分隊長、ハンジ・ゾエだよ」ニカッ
 マルコ「ハンジ…さん…」
 ハンジ「それより君たち、調子はどうだい?」
 ミーナ「調子も何も…死んでますからね、私たち」クスッ
 トーマス「いつもわかってるのに聞かないで下さいよ」ニヤッ
 マルコ「いつも…?あなたは…?」キョトン
 ハンジ「あぁ、私は死んではいないよ」ニカッ
 「まぁ定期的にね、ここに来るわけだよ」
 マルコ「どうして…そんなことが?」
 ハンジ「まぁ…ノリとssの力と色々だよ」ニコッ
 マルコ「えすえ…?」
 ハンジ「細かいことは気にするな少年よ!」
 マルコ「はぁ…あの…では、なぜここに…?それよりここは…?」
 ハンジ「あぁ…ここは…って…」チッ
 マルコ ビクッ
 ハンジ「悪いけど、また今度ね!アディオス!」
 ウィーン
 シーン
 
- 
                  - 6 : : 2014/08/31(日) 15:52:43
 マルコ「…」
 トーマス「あの人はいつもあんなんなんだよな」ハァ
 ミーナ「代わりに私たちが代わりに説明することとしよっか」クスッ
 マルコ「あぁ…ありがとう…」
 トーマス「ここは、どうやら、天国の一歩手前、っていう表現が正しいかな」
 ミーナ「やり残したことがあるまま死んでしまった人たち…が、集うところ、みたいな…わかる?」
 マルコ「なんとなく…」
 トーマス「生と死の狭間、ってかっこよく言っておくよ」ニヤッ
 ミーナ「いったわねトーマス!」ニコッ
 トーマス(フラグか?またフラグなのか?)ビクッ
 マルコ「じゃあ、僕たちは…?」
 コホン
 トーマス「さっき来た人…ハンジさんの力で、そのやり残したことを成し遂げるために存在しているようなもんだ」ドヤッ
 ミーナ「成し遂げるための場所が、ここよ。フランツもこないだ、ハンナに挨拶に行ってたわ」
 マルコ「フランツまで…」
 トーマス「ただ…」
 「それを成し遂げると僕たちは完全に消える」
 マルコ「消え…」
 ミーナ「だからちょっとここで立ち往生ってわけ」
 トーマス「ちなみに俺は、エレンのところに行く予定だ」
 ミーナ「わたしも、エレンや他の女子のところに」
 マルコ「そうか…」
 トーマス「マルコのやり残したことは何だい?」
 マルコ「やり残した…こと…」
 マルコ(ジャン…ジャンに…会いたい…)
 
- 
                  - 7 : : 2014/08/31(日) 16:03:38
 -地上-
 「ジャン……」
 ジャン ハッ
 アルミン「ジャン?どうしたの?」
 ジャン「いや…なんだか…マルコに呼ばれたような、そんな気がしてな…」
 アルミン「!!」
 ミカサ「…マルコは…立派だった…に、違いない……よって、戦ったことも後悔はしていない…と、思う…」
 ジャン「ミカサ……ありがとよ…」
 ミカサ「別に……マルコを称えているだけで…あなたに感謝される覚えは…ない…と思う」
 ジャン(ミカサ…)
 エレン「おーーーい、ジャン!」
 ジャン ハッ
 「んだよ、死に急ぎ野郎?」
 エレン「飯一緒に食おうぜ!」
 ジャン「あぁ?なんでてめぇとなんて食わなきゃいけねぇんだよ!」
 エレン「お前の性格じゃ一緒に食ってくれるやつなんて俺くらいだろ?」ハンッ
 ジャン「この、死に急ぎ…」ハッ
 (もしかして…こいつ…こいつなりの…)
 エレン「どうしたジャン?」シンパイガオ
 ジャン「…いや、食おう」
 エレン「おお!」ニカッ
 ジャン(こんなやつにも心配されてるんだな…俺…)
 (立ち直らなきゃ…いけねぇんだろうけどな…)
 
- 
                  - 8 : : 2014/08/31(日) 16:09:00
 -夜-
 ベルトルト「おやすみライナァ」ニコッ
 ライナー「おやすみベル」(けっこn)
 コニー「おやすみっ」アチョー
 エレン「おやすみ~」ウルセッ
 アルミン「おやすみ…って、ジャン?どこ行くの?」
 ジャン「あぁ…ちょっと…な」
 コニー「どうせ抜きに行くんだろ?」ニヤッ
 ジャン「あぁそんなところだ」ニヤッ
 エレン「迷子になるんじゃねぇぞ」ニヤニヤ
 ジャン「るせぇよ死に急ぎ」
 アルミン「迷子になるかは別として…気を付けてね。夜だから巨人の心配はないと思うけど…」
 ジャン「おぅ」
 スタスタ
 ペタン
 ジャン「はぁ…」
 「マルコ…」
 
- 
                  - 9 : : 2014/08/31(日) 16:09:56
 とりあえず今回はここまでです!
 見てくださっている方いたら、ありがとうございます!
 良かったらコメントとかお願いします( ..)φ
 
- 
                  - 10 : : 2014/09/01(月) 23:15:21
- 書いてきます!
 
- 
                  - 11 : : 2014/09/01(月) 23:22:15
 ---回想---
 マルコ シュー
 ジャン シュー
 マルコ「ジャン…」
 ジャン「どうしたマルコ?」
 マルコ「怒らずに聞いて欲しいんだけど……」
 マルコ「ジャンは………強い人ではないから……………」
 マルコ「弱い人の気持ちがよく理解できる。それでいて、現状を正しく認識することに長けているから…今、何をすべきかが明確にわかるだろう?」
 ジャン「マルコ…」
 マルコ「まぁ………僕もそうだし、大半の人間は弱いと言えるけどね…………」
 マルコ「それと同じ目線から放たれた指示なら、どんなに困難であっても、切実に届くと思うんだ」
 ジャン「マルコ………」
 マルコ ニコッ
 ---回想終了---
 ジャン「…………………………」
 ジャン「なんで…………なんで先に逝っちまうんだよ………………バカマルコ……」
 
- 
                  - 12 : : 2014/09/01(月) 23:30:35
 -空の上-
 マルコ「ジャン…………」
 トーマス「あれは……相当だな、ジャンの奴」
 ミーナ「相当なのはマルコも一緒じゃない?」チラッ
 マルコ「ジャン、ジャン…………………」グスグス
 トーマス「あまり、良い状況とは言い難いが………………」チラッ
 ミーナ「話さなきゃいけない」キリッ
 トーマス「だよな」
 ミーナ「このままじゃマルコより先にジャンが壊れる」
 トーマス「あぁ………………」
 スタスタ
 マルコ「ジャン…………………」グズッ
 トーマス「マルコ」
 マルコ「…トーマス、ミーナ」
 ミーナ「マルコは……やっぱり、ジャンに会いに?」
 マルコ「……………」
 ミーナ「マルコ…?」
 マルコ「わから、ないんだ」
 トーマス「わからない?」
 マルコ「あぁ。ジャンには会いたい。きちんと挨拶したい。」
 ミーナ「じゃあ………」
 マルコ「でも、そしたら、二度とジャンに会えなくなる」
 トーマスミーナ「………………」
 マルコ「そんなのは……………………」
 シーン
 トーマス「やるしかねぇかな」ボソッ
 ミーナ「トーマス……」
 トーマス「俺が先に行く」
 ミーナ「……………うん」
 ウィーーーーン
 
- 
                  - 13 : : 2014/09/01(月) 23:35:11
 期待です♪
 
- 
                  - 14 : : 2014/09/01(月) 23:40:04
 ハンジ「はぁいみんな!君達、元気にしてるかい?」ニカッ
 ミーナ「死んでるにはしては上々ですかね」サラッ
 トーマス「血の巡りも悪かないですよ」ドヤッ
 ハンジ「君たちうまくなったねぇ…………で、彼は?」ジッ
 マルコ「……………………」ジャンジーッ
 ハンジ「……………」フゥ
 トーマス「ずっとあんなんです」
 ミーナ「………」チラッ
 ハンジ「マルコ!集合!」
 マルコ「ハッ!」
 トーマス(やることはやるんだよなー…)
 ミーナ(さすがTOP10……)
 ハンジ「…………で、君たち、今日は誰か行くかい?」キョロキョロ
 シーン
 トーマス「行きます」キリッ
 マルコ「っトーマス?」アタフタ
 トーマス「いつかは………行かなきゃいけないんだ」キリッ
 マルコ「だからって…………」
 トーマス「マルコ」キリッ
 マルコ「………え?」
 トーマス「……俺だって、できることならここにいたい。でもな…………俺は、けじめをつけたいんだ!エレン達に礼を言いたい。気持ちを伝えたい。それができれば、後悔はない」キリッ
 マルコ「トーマス……………」
 ミーナ(言ったねトーマス♪いちいちキリッ、って、いらないけど………)
 マルコ「けじめ、か……………………………」
 トーマス「行ってくるよ。マルコ、ミーナ」キリッ
 ミーナ「いってらっしゃい」
 マルコ「………………いってらっしゃい、トーマス」
 ハンジ「よしっ!それじゃ行くか!準備はいいか?トーマス・ワグナー君」
 トーマス「………………はい」キリッ
 ウィーーーーン
 
- 
                  - 15 : : 2014/09/01(月) 23:40:35
- >>13さんありがとうございます(;_;)泣
 
- 
                  - 16 : : 2014/09/01(月) 23:48:12
 -地上-
 エレン「なぁ…………………」
 アルミン「どうしたのエレン?」
 エレン「青い空!白い雲!爽やかな風!程よい気温!ここに紅茶とかスコーンがあれば完璧なアフタヌーンティーを楽しめる!!!そうだよな、そうだよなお前ら!!」グスッ
 シーン
 アルミン「っ、うんっ、そ、そうだね!」
 (アフタヌーンティー……………………?何言ってんだエレン……………)
 ジャン「おうよ………………………」
 (マルコ………………………………………)
 エレン「加えて今日は休日!久しぶりの休日!!そうだよなお前ら!!!」
 シーン
 アルミン「あぁ……そうだね!」
 ジャン「おう」
 (マルコのいねぇ休日…か)
 エレン「なのになんでこんなに気分が晴れねぇんだよ!!!」
 「なんでテンション浮いてんだよ俺!!!」
 アルミン「………………」
 ジャン「……死に急ぎめっ」ボソッ
 シーン
 
- 
                  - 17 : : 2014/09/01(月) 23:59:57
 シーン
 …………………
 トーマス「……………………よぅ」
 アルミン「!」
 ジャン「?」
 エレン「とととととトーマス!?」ガタガタッ
 トーマス「動揺しすぎだよエレン」クスッ
 エレン「ななななななんでだよトーマス?」ガタガタッ
 アルミン「トーマス…」グスッ
 ジャン「………っ」
 トーマス「まぁ……最期の挨拶ってやつ?」
 「ちっとだけ、な!」ニカッ
 エレン「………………」
 ジャン「トーマス…」
 アルミン「トーマス……あの………」
 ガッ
 エレン「トーマス!!!悪かった!!!!!」
 トーマス「エレン…?」
 エレン「悪かった……俺が……俺のせいだ……俺が……本当に………すまない………生き残っちまった…俺だけ…のうのうと生きてる…」
 アルミン(エレン…)
 ジャン(死に急ぎのやつ………)
 エレン「俺が、俺達が、お前らの分まで闘う。巨人は絶滅させる!一匹残らず駆逐してやる!だから…だから、そっちで待っててくれ。いつか、報告に行くから…………!」
 トーマス「…エレン」
 エレン グズッ
 トーマス「俺はよ、エレンと共に闘えて良かったぜ。後悔なんてしてねぇ。感謝してるんだ。エレン…ありがとう。報告待ってるからな。……照れくせぇから他の奴らにもよろしく」
 エレン グズッ コクコク
 トーマス「アルミン、エレンのこと、よろしく頼むぜ」ニヤッ
 アルミン「…………おう」ニヤッ
 トーマス「ジャン。せめてお前は、生きろ。戦え。あいつはお前を待ってる。大丈夫だ」
 ジャン「…………おう」ウルッ
 トーマス「ってことで、俺は退場だ。達者で暮らせよ!」
 エレン「おう!またな!トーマス!」
 ウィーーーーン
 
- 
                  - 18 : : 2014/09/02(火) 00:03:25
 エレン「トーマス……………の………やつ…………」ニヘッ
 アルミン「………エレン」
 エレン「…………っしゃぁぁあ!休日エンジョイすっぞ!!!!」
 アルミン クスッ
 ジャン(死に急ぎ野郎も………色々…抱えてたんだな…………あいつ……………)
 アルミン チラッ
 ジャン(良かった…………のかな………でも……………マルコのこと思い出しちまったじゃねぇかよ)ムスッ
 アルミン(完全復活にはまだまだ時間がかかりそうだな)
 
- 
                  - 19 : : 2014/09/02(火) 00:04:05
 今回はここまでです!
 読んでくださってる方いたら
 ありがとうございます(._.)泣
 
- 
                  - 20 : : 2014/09/07(日) 21:17:06
- 久しぶりに書いていきます!
 
- 
                  - 21 : : 2014/09/07(日) 21:20:59
 -空の上-
 トーマス「あー…………すっきりしたなぁ」
 ハンジ「それは良かった♪」
 「きっと来世は幸せになれる」ボソッ
 ミーナ「トーマス…………」
 マルコ「………………」
 トーマス「…………………」
 ハンジ「そろそろ行こうか?」
 ミーナ「トーマス………元気でね」グズッ
 マルコ「………………」
 トーマス「お前らも…………ちゃんと伝えろよ!」ニカッ
 マルコ「うん」
 ミーナ「もちろんよ!」
 トーマス「じゃあな」
 スーッ
 ミーナ「ふぅ……………」
 ハンジ「君たちはどうする?」
 マルコ「……………」
 
 ミーナ「そう………ですね」
 
 
- 
                  - 22 : : 2014/09/07(日) 21:25:11
 -地上-
 エレン「おーい、ジャン!」
 ジャン「お?どうした?」
 エレン「お前いなかったから伝えとく」
 「ミーナが、元気でな、だって」
 ジャン「!!!」
 「ミーナが………………」
 アルミン「あぁ。さっき………女子といるときに、現れて………」
 ジャン「そうか…………サンキューな」ニカッ
 エレン「…………おう」ニヤッ
 ……………………
 ジャン「………………」ハァ
 「マルコは………来ねぇよな。あいつ、やり残したことなんて………ねぇだろうし」フッ
 「何やってんだろーな、俺」
 
- 
                  - 23 : : 2014/09/09(火) 22:45:54
 -空の上-
 ハンジ「はぁいマルコくん!腹はくくった?」ニコニコ
 マルコ「……………っ」フルフル
 ハンジ「ほら、同期みーんな行っちゃったよ?君だけだよ?」
 マルコ「……………でも」
 ハンジ「ん?」
 マルコ「もし僕が、ここから動かなければ、ずっと、ジャンのこと、見守ってられますよね。」
 ハンジ「……………………」
 マルコ「万が一死んだって、ここで会えるかもしれませんよね?」
 ハンジ「………………………」
 
- 
                  - 24 : : 2014/09/09(火) 22:49:25
 ハンジ「君は………彼に死んでほしいのか?」
 マルコ「えっ」ドキッ
 ハンジ「どうなんだ」
 マルコ「それは………長生きして欲しいです」
 ハンジ「キルシュタイン兵。調査兵団に入団。だが、その後、何かが引っかかっているらしく、思い切った行動ができず。」
 マルコ「……………?」
 ハンジ「あわよくば、君の願い通り、初の壁外遠征にて命を落とすことはほぼ確実だ」
 マルコ「!」
 マルコ「……………………」
 ハンジ「それで良いのか?マルコ」
 マルコ「……………………」
 マルコ「あの…………物って、渡せますか」
 ハンジ ニコッ
 
- 
                  - 25 : : 2014/09/09(火) 22:54:39
 -地上-
 ジャン「……綺麗な星空だ」
 (明日は壁外遠征……正直、生き残れる気がしない)
 ジャン「はぁ…………………」
 マルコ(ジャンだ…………………)
 ---マルコの回想---
 マルコ「ハンジさん……………?」
 ハンジ「まぁそういうことは、本当はだめだとは思うけどね…………特例よ」ニヤッ
 マルコ「えっ、良いんですか!」
 ハンジ「と、く、れ、い!」
 マルコ「ありがとうございます!」
 ハンジ「だから、ちゃんと彼のこと頼むよ!」
 マルコ「えっ…………」
 ハンジ「こっちだって、新兵みすみす失いたくないんだから」
 マルコ「…はい!」
 ---回想終了---
 マルコ(ふぅ……………行くか!)
 ザッ
 
- 
                  - 26 : : 2014/09/09(火) 22:58:23
 ジャン「あーあ…………………」ハァ
 マルコ「………ジャン」
 ジャン「………んあ?………………まっ、マルコ…………?マルコ…なのか…?」
 マルコ「ジャン、動揺しすぎ」クスッ
 ジャン「…………なんで?」
 マルコ「ちょっくら話したいことがあってさ。………隣、いいかい?」
 ジャン「………んな許可いる仲だっけ?」クスッ
 (あ……………笑ったの久しぶりだ…………)
 「…………………」
 マルコ「ジャ」
 ジャン「マル」
 「…………………」
 ブッ
 アハハハハハハッ
 アハッ………………
 マルコ「ジャン………泣いてる」
 ジャン「…………おう」
 
- 
                  - 27 : : 2014/09/16(火) 13:10:09
- お久しぶりです!
 書きます!
 
- 
                  - 28 : : 2014/09/16(火) 13:13:58
 マルコ「…………ジャン。
 僕の親友でいてくれて、
 本当にありがとう。
 僕は幸せだったよ。
 ジャン………君に出会えたから。
 良い人生だったよ。
 先に死んでごめん。
 僕の分まで、戦ってくれ。
 そして、幸せになってくれ。
 本当に、今までありがとう」ニコッ
 ジャン「………………俺は………………。
 お前と親友だった覚えはないぜ?」
 マルコ「えっ」
 
- 
                  - 29 : : 2014/09/16(火) 13:17:50
 ジャン「だった、じゃねぇだろ?
 今も、これからも、だろ?」ニヤッ
 マルコ「ジャン……………」ウルッ
 ジャン「俺もマルコと出会えて幸せだ。
 嬉しい。
 一生分の幸せ使い切ったかもな。
 だからこれ以上幸せになれるか
 わかんねーや。
 でも俺は、わりぃけど、
 当分死ぬつもりはねぇ。
 だからよ………。
 マルコ、待ってろ。
 待っててくれよ、100年くらい。
 勝手に先に逝っちまうんだからよ。
 罰ゲームだ。」ニカッ
 マルコ「………………クスッ」
 「あぁ、そうさせてもらうよ」ニコッ
 アハハハハハハッ
 
- 
                  - 30 : : 2014/09/16(火) 13:22:25
 シーン
 マルコ「ずーっとこうしてたいな」
 ジャン「あぁ……………」
 マルコ「そうだ、ジャン!」
 ジャン「んだよ?」
 マルコ「これを…………」スッ
 ジャン「…………?お守り………か?」
 マルコ「あぁ。
 ジャンに当分会わないようにね。」
 ニヤッ
 「僕の骨らしきものでも入れといて」
 ジャン「おう…………。
 当分暇してろ」ニヤッ
 マルコ「それでこそ僕の親友だ」ニヤッ
 シーン
 ジャン「そろそろか?」
 マルコ「うん」
 ジャン「…ありがとな、マルコ」
 マルコ「ありがとね、ジャン。またいつか」
 ジャン「おう」
 スーッ
 
- 
                  - 31 : : 2014/09/16(火) 13:24:27
 ジャン(不思議と、気持ちが、落ち着いた)
 グッ
 「俺は……………負けねぇ!」
 -空の上-
 ハンジ「すっきりしたかい?」
 マルコ「えぇ」
 ハンジ「………もう良いかな?」
 マルコ「はい。親友ですから、また会えます」
 ハンジ「そう…………そうだね」ニコッ
 マルコ「はい」ニコッ
 
- 
                  - 32 : : 2014/09/16(火) 13:25:17
 -地上-
 ジャン「今夜は………星が綺麗だ」
 キラッ
 ジャン「あ」
 
- 
                  - 33 : : 2014/09/16(火) 13:26:03
 ジャン「流れ星…………………」
 「マルコだな………………そうだ………」
 「待ってろよ」
 (それが、俺の願い)
 
- 
                  - 34 : : 2014/09/16(火) 13:28:44
 -数年後-
 新兵「ジャン分隊長!お疲れ様です!」ビシッ
 ジャン「おう」
 エレン「あのジャンが分隊長だと……」ヘラッ
 アルミン「一時はどうなることかと思ったよ」
 ジャン「るせぇよ」ニヤッ
 エレン「なんか突然だったよなー」
 アルミン「何かあったのかい?」
 ジャン「まぁなっ」ニヤッ
 エレン「はぁ!?なんだよ!」
 ギャイギャイ
 
- 
                  - 35 : : 2014/09/16(火) 13:33:46
 -月日は流れ-
 エレン「なーんか、最近暇じゃね?」
 ジャン「わかってねぇなぁ………
 暇な方が良いだろ?」
 エレン「まぁそうだけどよぉ」
 ミカサ「エレン」グイッ
 エレン「うぉっ」ドサッ
 アルミン「あぁー…………」
 ジャン「おいおい………………
 俺はちょっくらブラブラするわー」
 アルミン「うん……」エレンダイジョウブカイ
 ジャン「ふぅー……………」
 ドンッ
 ジャン「いてっ」
 「痛っ」
 ジャン「わりぃわりぃ……………って………」
 「お前……………マルコ………か?」
 
- 
                  - 36 : : 2014/09/16(火) 13:36:03
 「えー?僕はマルオだよぉ?」
 ジャン「わっ、わりぃわりぃ、ごめんな」
 (どう見たってガキじゃねぇか…)
 マルオ「お兄ちゃん、これ見てー」
 ジャン「なんだ?」
 マルオ「書いたの!お馬さんだよぉー!」
 ジャン「」
 マルオ「これ、お兄ちゃんにあげゆ!」
 ジャン「………ありがとな」ニコッ
 ジャン(………………ったく)ウルッ
 
- 
                  - 37 : : 2014/09/16(火) 13:40:19
 その後、巨人を根絶やしにすることに成功した人類は、再び平和な世界を築いた。
 ジャン「俺もそろそろかなぁ……………」
 フゥ
 ジャン「エレンとミカサは相変わらずだし」
 「アルミンとアニには驚きだった」
 「クリスタは王都で頑張っていたし」
 「ユミルはそれにべったりだったな」
 「ライナーは……結局…ホモだった…」
 「ベルトルトとラブラブだったなぁ」
 「コニーとサシャはバカップルだし」
 フゥ
 ジャン「結局なんだかんだで幸せかな」
 キラッ
 ジャン「………?流れ、星……………!」ハッ
 「マルコ……………」
 
- 
                  - 38 : : 2014/09/16(火) 13:42:58
 マルコ「ジャン」ニコッ
 ジャン「来て、くれたのか………」
 マルコ「当たり前だろ?親友、だぞ」ニヤッ
 ジャン「忘れてっかと思ったぜ」
 マルコ「さすがに100年は
 待ってられなかったよ」クスッ
 ジャン「さすが、俺の親友。
 タイミングバッチリだ」ニヤッ
 マルコ「それは良かった…」ニコッ
 ジャン「行こうか」
 マルコ「あぁ!」
 スゥッ
 ジャン(あぁ………俺………………幸せだなぁ…)
 
- 
                  - 39 : : 2014/09/16(火) 13:44:41
 ミカサ「エレン…………」
 エレン「ジャン………ジャン………」
 アルミン「きっと、マルコが来てくれたよ。
 幸せそうだもん、ジャン」
 エレン「あぁ……………」
 ミカサ「ジャンは、幸せだった」
 アルミン「うん」
 
- 
                  - 40 : : 2014/09/16(火) 13:45:20
 ジャン「なぁ…マルコ」
 「もう、おいてくなよ?」
 マルコ「あぁ、もちろんだ」
 完
 
- 
                  - 41 : : 2014/09/16(火) 13:45:45
- 終わりです!
 読んで下さっている方いたら
 ありがとうございました\(^o^)/
 
- 
                  - 42 : : 2014/09/24(水) 02:16:21
- 読みやすかったです。
 執筆お疲れ様です!
 良かったらリヴァイ班バージョンも読みたいです!
 これからも頑張って下さい!
 
- 
                  - 43 : : 2014/09/24(水) 06:27:16
- >>42
 ありがとうございます!
 考えてみます\(^o^)/
 
- 
                  - 44 : : 2014/12/12(金) 19:44:01
- お疲れ様でした!
 最後がとても感動しましたね…(。´Д⊂)
 これからも頑張って下さい!
 
- 
                  - 45 : : 2014/12/14(日) 00:02:07
- >>44
 ありがとうございます!
 そう言っていただけて嬉しい限りです…
 
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