ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第3話 『月が魅せる情緒』

    • Good
    • 7

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/02/04(火) 03:35:06

    進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第3話


    ――――前回までのあらすじ――――

    僅かに寒さを帯びた秋の風。覚醒を果たした「ユーク・トラス」は、ミカサの指導の下、そのチカラの制御の術を学び始めた

    ユークが伝えた“あの日”の真相に、仲間は温かく彼を受け止め、彼1人に重荷を追わせてしまった事に対し、己を咎める

    日程が遅れていた定期試験に向けて特訓を続ける彼は、成長を発揮できる機会に興奮を隠せずにいた。そして、試験本番では…

    ユークとの距離に孤独を感じるアニだったが、ミカサの協力により彼は彼女の存在を再認識し、2人の関係はより強いものに――――


    ―――――――― 
    ―――― 
    ―― 

  2. 2 : : 2014/02/04(火) 03:36:41

    ――Part 1-1――

    ――――ある日の早朝 訓練場―――― 


    タッタッタ ハッ…ハッ…


    ユーク「はっ…はっ…」タッタッタ

    ユーク(この前の試験で、俺がライナーに及ばなかった理由…)

    ユーク(ミカサのおかげでまた少し、自分を客観的に見られるようになって気付いた)

    ユーク(俺はまだ、基礎体力で遥かにライナーやミカサに劣っているという事だ!)

    ユーク(ミカサと同様のリズムで走っていたのに、追いつけなかった事がその証拠)

    ユーク(立体機動の成績は、遥かに向上したかもしれないが、今後の課題は基礎体力作りだ)
  3. 3 : : 2014/02/04(火) 03:37:17


    トコトコ トコトコ


    ミカサ「…ん?」ピタッ チラ


    タッタッタ タッタッタ


    ユーク「はっ…はっ…」タッタッタ


    ミカサ(あれは、ユーク)

    ミカサ(こんな早朝に、走り込みをしているとは)

    ミカサ(彼は早速、今の自分に足りない要素に気付けたという事だろうか?)

    ミカサ(流石ユーク、こんなにも早く気付くとは!)
  4. 4 : : 2014/02/04(火) 03:37:49

    ミカサ(でも、どうしてこの時間帯なのだろうか?)

    ミカサ(最近は、講義中にうたた寝をする彼が目撃されている)メッ!(←人の事言えない)

    ミカサ(それくらいに、私との特訓で疲労しているのに、更にトレーニングを行うとは!)

    ミカサ(彼はまた少し、無理をしているのではないだろうか?)ソワソワ

    ミカサ(…私1人で悩んでも仕方がない!)

    ミカサ(とりあえず、話し掛けて、直接、彼に話を聞いてみよう!)ビュンッ
  5. 5 : : 2014/02/04(火) 03:38:40


    トタタタ


    ミカサ「ユーク!」ヒョコッ タッタッタ

    ユーク「……!」チラ タッタッタ

    ミカサ「おはよう」ニコ

    ユーク「あぁ、ミカサ。おはよう!」

    ミカサ「少し冷え込んで来たのに、こんな早朝から走り込みとは感心、感心!」

    ユーク「うん。俺に足りないものが基礎体力だという事に気が付いてね」
  6. 6 : : 2014/02/04(火) 03:38:57

    ミカサ「それは、この間の試験の時に気が付いたという事?」

    ユーク「そうだよ。長距離走のときに君とライナーに追いつけなかった事がきっかけかな?」

    ミカサ「貴方のリズムは無駄が少なく、かなり良かった。ムラのあったライナーよりも」

    ユーク「あぁ。それでもライナーには勝てなかった」

    ミカサ「つまり…」

    ユーク「そう。俺が根本的にライナーよりも体力が無いという証拠さ」
  7. 7 : : 2014/02/04(火) 03:39:40

    ミカサ「ふふっ、それに私よりも」

    ユーク「ははっ、それもちゃんとわかっているさ!」

    ミカサ「それで、改めて基礎体力作りという事?」

    ユーク「そうだよ。それに…」

    ミカサ「…?」

    ユーク「最近、君との特訓に疲れて、すぐに寝ちゃうんだよ…講義中にも」
  8. 8 : : 2014/02/04(火) 03:40:09

    ミカサ「座学が得意な貴方も気にしていたのね」

    ユーク「…あまり褒められた事じゃないからね」

    ミカサ「そうね。ユークはいけない子」メッ!

    ユーク「…君が言うのかい?」ニヤリ

    ミカサ「あうっ…」ズキッ

    ユーク「君は基本的に、いつも寝ていたよね?」
  9. 9 : : 2014/02/04(火) 03:41:14

    ミカサ「あうぅ…」シュン

    ユーク「ぐぅぐぅと寝息を立てて、教官も呆れていたよ?」

    ミカサ「そ、そこは主席の特権を活かして…」オロオロ

    ユーク「…それにね」

    ミカサ「…?」

    ユーク「俺が寝ていた所為で、アニが当てられた時に答えられなくて、いじけていたんだ」

  10. 10 : : 2014/02/04(火) 03:41:50

    ミカサ「…そう」クスリ

    ユーク「俺がちゃんと助けてあげないといけなかったのに、不甲斐ないよ」

    ミカサ「ふふっ、そうね」クスス

    ユーク「何かおかしかった?」キョトン

    ミカサ「いいえ」クスス

    ユーク「…?」ポカン
  11. 11 : : 2014/02/04(火) 03:42:20

    ミカサ「貴方は、相変わらず彼女に対して甘すぎる」ニコニコ

    ユーク「…普通じゃない?」

    ミカサ「…そうね」ニコニコ

    ユーク「…君も俺に付き合って、着いて来る必要はないよ?」

    ミカサ「いいえ。私も散歩していただけだから」

    ユーク「こんな早朝に?」
  12. 12 : : 2014/02/04(火) 03:42:42

    ミカサ「ええ。風がいい感じだったから」

    ユーク「走るのは、想定外だったんじゃないのかい?」

    ミカサ「ええ、でも大丈夫」

    ユーク「汗かいちゃうよ?」

    ミカサ「平気」

    ユーク「本当に?」
  13. 13 : : 2014/02/04(火) 03:43:05

    ミカサ「この程度の速度では、私は疲れない」ニヤリ

    ユーク「むっ!言ったな?」

    ミカサ「さぁ、どうするの?」ニヤニヤ

    ユーク「速度を上げても大丈夫かい?」

    ミカサ「ふふん!私の方が貴方の上位」

    ミカサ「ので、お好きにどうぞ?」ニマニマ
  14. 14 : : 2014/02/04(火) 03:43:32

    ユーク「くっ!好き勝手言ってくれて…」

    ユーク「ちゃんと着いて来なよ?」

    ミカサ「望むところ」

    ユーク「それじゃあ、競争だ!」ダッ

    ミカサ「精々、頑張って」ダッ

    ユーク(強くなって見せる!!)ダダダッ
  15. 15 : : 2014/02/04(火) 03:44:04


    ダダダダッ

    ダダダダッ


    アニ(あれ?ユークとミカサだ)トコトコ

    アニ(ミカサが居なかったから、試しに外に出てみたけど…)

    アニ(あの2人、何で張り合っているんだろう?)

    アニ(まぁ、何だっていいや…でもあの2人)

    アニ(…楽しそうだなぁ)ジーーッ

    アニ(私もユークと一緒に鍛え直そうかな?)モヤモヤ


  16. 16 : : 2014/02/04(火) 03:45:22

    ――――朝食前 訓練場――――

    ユーク「…うえっ」バタン

    ミカサ「はぁっ…はぁっ…」

    ユーク「…ダメだ。まだ勝てる気がしない」グテーン

    ミカサ「ユークは、よく頑張った」ゼェゼェ

    ミカサ「私もここまで息を切らせた事は、今までにない」ハァハァ

    ミカサ「ので、これからも特訓を頑張ればいい」フーー
  17. 17 : : 2014/02/04(火) 03:45:46

    ユーク「…ありがとう」ハァハァ

    ミカサ「…大丈夫?」チラ

    ユーク「…もう少し、休む必要があるかも」ハァハァ

    ミカサ「私も待とう」

    ユーク「先に行ってもいいよ?」

    ユーク「エレンも待っているでしょ?」
  18. 18 : : 2014/02/04(火) 03:46:03

    ミカサ「いいえ。急ぐ必要はない」

    ミカサ「私とエレンの絆は強い。とても強い!」ドヤァ

    ミカサ「ので、焦る必要はない」フンス

    ユーク「…何か良い事でもあったのかい?」

    ミカサ「ええ。偏《ひとえ》に貴方達2人のおかげ」ニコ
    (『――番外編Ⅱ―― 第2話』参照)

    ユーク「それって、俺とアニかい?」
  19. 19 : : 2014/02/04(火) 03:47:51

    ミカサ「その通り!」ピース

    ユーク「…俺達、何かしてあげたっけ?」ポカーン

    ミカサ「…秘密」ニコ

    ユーク「…?」キョトン

    ミカサ「それよりも、もう大丈夫そうだろうか?」

    ユーク「そうだね。食堂へ行こうか…おっと」ヨロロ

  20. 20 : : 2014/02/04(火) 03:48:29


    ヒョコッ タタッ


    アニ「ユーク、大丈夫?」ガシッ

    ユーク「アニ!」チラ

    アニ「しっかりしなよ。情けないね」グッ

    ユーク「いつの間に、来ていたの?」

    アニ「…別に、偶々通りかかっただけさ」プイ

    ミカサ「にまにま~」ニヤニヤ
  21. 21 : : 2014/02/04(火) 03:49:48

    アニ(ミカサ!)キッ

    ミカサ(美味しい、美味しい!)ニマニマ

    アニ(くっ!///)カァァ

    ユーク「…ミカサは、気が付いていたんだね?」

    ミカサ「その通り」

    アニ(ミカサ、このっ!///)キッ
  22. 22 : : 2014/02/04(火) 03:50:40

    ミカサ(そんな怖くない顔、効かない)フフン

    ユーク「それで、いつから?」

    アニ「アンタ達が競争を始める直前さ」

    アニ「起きたら、ミカサが居なかったから外に出てみたんだよ」

    ミカサ「そう。心配を掛けてごめんなさい」ペコリ

    アニ「それは…別にいいさ」
  23. 23 : : 2014/02/04(火) 03:51:24

    ユーク「でも、助かったよ、アニ」ニコ

    アニ「う、うん…///」プイ

    ミカサ(アニも相変わらずの照れ屋さん)ニコニコ

    アニ「ほ、ほら!さっさと食堂へ行くよ?」グイグイ

    アニ「私が支えて行ってあげるからさ」

    ユーク「あぁ、頼むよ」
  24. 24 : : 2014/02/04(火) 03:51:41

    ミカサ「転びそうなときには、私も手助けしよう」

    アニ「ちょっと!それどういう意味さ!?」

    ミカサ「…さぁ?」ニコニコ

    アニ「どうせ、背が小さいって意味でしょ?ふんだっ!」プイ

    ユーク「拗ねないの、アニ」ナデナデ

    アニ「…うん///」スリスリ
  25. 25 : : 2014/02/04(火) 03:52:23

    ミカサ(いいなぁ、私もエレンに…)モアモア

    アニ「それよりもさ…」チラ

    ユーク「何だい?」チラ

    アニ「アンタ、今みたいなトレーニングって、いつしているのさ?」

    ユーク「走り込みとかの事?」

    アニ「そう」
  26. 26 : : 2014/02/04(火) 03:53:34

    ユーク「最近は、朝が主かな?」

    アニ「それ以外は?夕食後とか、休日とか」

    ユーク「いいや、基本的に朝以外にはやらないよ」

    アニ「なんで?」

    ユーク「それは…何だっていいじゃないか」ニコ

    アニ(あっ、なんか誤魔化された気がする)ムッ
  27. 27 : : 2014/02/04(火) 03:54:58

    ミカサ(はて、どうしてだろうか?)

    ユーク「…ほら、俺ももう大丈夫だからさ!」パッ

    ユーク「朝ご飯食べに行こう!!」タタタッ

    アニ「あっ!待ってよ」トタタッ

    ミカサ(…後で聞いてみよう)タタタッ

    ユーク(だって、朝以外にしか…時間がないからさ!――――)

  28. 28 : : 2014/02/04(火) 04:04:48

    今回から長いお話は細かく区分する事にしました

    以前まではパート5以降のナンバーがありましたが、
    今回からは起承転結を意識してパート4までの区分までしか設けません
    その代わりに各パートに対してパート1-1, パート1-2のような形式で割り振りました

    また昨日・一昨日と投稿するのを忘れていましたので、もしかしたら今日また投稿しに来るかもしれません。

    何かしらのSSを更新したら、Twitterでお知らせするようにしようと思います。
    更新の着信が必要な方は、フォローして戴ければ、リフォロー致します

    http://www.ssnote.net/users/MyLo0922

    ↑上記URLの自己紹介文章の下にTwitterのアイコンがありますので、そちらをクリックしていただき、Twitterページへとんでください

    長々となりましたが、それでは、また!


  29. 29 : : 2014/02/04(火) 22:57:27
    少し訂正入ります
    >>27
    ユーク(だって、『朝以外』にしか…時間がないからさ!――――)

    ユーク(だって、『朝』にしか…時間がないからさ!――――)

    ユークは早朝にしか走り込みをしていません

  30. 30 : : 2014/02/04(火) 22:58:24

    ――Part 1-2――

    ――――食堂 朝食――――

    ユーク「とうちゃーっく!」シュタッ

    アニ「アンタ、さっきまで疲弊していたのに、随分と元気だね」

    ミカサ「本当に…まるでさっきが芝居だったかのよう」ジトーーッ

    ユーク「いや、そんな事はないさ」

    ユーク「それより、エレンでも探そうか!」

    ミカサ「それには賛成!」キリッ
  31. 31 : : 2014/02/04(火) 22:59:17


    スタスタ トコトコ


    ミカサ「エレン!見つけた!!」ダキッ

    エレン「ん?」ドシン

    ミカサ「エレン~♪」ギューギュー

    エレン「朝から暑苦しいな、お前は」ハァ

    ミカサ「エレン、そんな冷たい事を言わないでほしい」ギューギュー

    エレン「はいはい、勝手にやってろよ」ヤレヤレ
  32. 32 : : 2014/02/04(火) 22:59:43

    ユーク「よぉ、エレン」

    エレン「おぉ、ユーク。おはよーさん」チラ

    ユーク「あぁ、おはよう」

    ユーク「俺達もここ座るぞ?」

    エレン「…『俺達』?」チラ

    アニ「私も居るからさ」ヒョコッ
  33. 33 : : 2014/02/04(火) 23:00:00

    エレン「あぁ、勿論、構わねぇぞ?」

    ユーク「座ろうか、アニ?」チラ スチャ

    アニ「そうだね」チラ チョコン

    エレン「いやぁ、アニがユークに隠れていて、一瞬だけ分からなかった」アハハ

    アニ「悪かったね、ちっさくて」ムス

    エレン「ははっ、すまん、すまん!」ヒラヒラ
  34. 34 : : 2014/02/04(火) 23:01:13

    ユーク「アニも一々、反応していたらキリがないよ?」チラ

    アニ「むぅぅ…」ムスーッ

    ユーク(機嫌を直してもらう為に、後で撫でてあげよう!)

    アニ(こんな時は、ユークに撫でてもらうに限る!)

    ユーク(次は、いつ行けるかな?)モアモア

    アニ(次は…いつかなぁ?)モアモア
  35. 35 : : 2014/02/04(火) 23:01:53

    ミカサ「2人とも、妄想中申し訳ないけれど」

    ミカサ「そろそろ配膳を取りに行きましょう」

    ミカサ「ではなければ、話が進まない」

    エレン「そうだな。さっさと取って来いよ」

    ユーク「…わかったよ。アニの分も取って来るから」チラ

    アニ「あっ、よろしく」チラ
  36. 36 : : 2014/02/04(火) 23:02:26

    ミカサ「それでは、ユーク。私と行きましょう」ガタッ

    ユーク「そうだね。行こうか」ガタッ

    アニ「…やっぱり、私も行くよ」ガタッ

    ユーク「…待っていてもいいんだよ?」

    アニ「いい。私も行く」

    ミカサ(アニ、可愛い)ニヤニヤ
  37. 37 : : 2014/02/04(火) 23:03:19


    スタスタ トコトコ


    エレン(なんだ、アニの奴?)

    エレン(一体、どうしたんだ、突然?)

    エレン(折角なんだから、ユークに任せとけばいいのに…)

    エレン(…そういえば、ユークの奴、少し汗かいていたな)

    エレン(ミカサも少し汗の匂いがしたし…)

    エレン(朝練でもしていたのか?後で聞いてみるか)モヤモヤ
  38. 38 : : 2014/02/04(火) 23:03:44


    スタスタ トコトコ


    ミカサ「エレン、お待たせ」スチャ

    ユーク「やっぱり、早く食堂に来るとスムーズでいいね」

    アニ「私は朝早く起きるのが、辛いんだけどね」

    エレン「おう、別に待ってねぇぞ?」

    エレン「さっ、腹減ったし、さっさと食おうぜ?」

    ミカサ「ええ。いただきましょう」
  39. 39 : : 2014/02/04(火) 23:04:28

    ユーク「俺も走り疲れて、おなか減ったよ」グゥゥ

    アニ「…少し、分けてあげようか?」

    ユーク「いいの?」

    アニ「うん。私、朝はあまり要らないからさ」

    ユーク「じゃあ、少しだけ貰おうかな!」ニコニコ

    アニ(良かった。喜んでくれているみたいだ!)ジーン
  40. 40 : : 2014/02/04(火) 23:04:42

    ミカサ「まぁ、その話は、合掌を済ませてからにしましょう」スッ

    エレン「そうだな。もうこれをやらねぇと食べたらいけねぇ気がする」スッ

    ミカサ「それは、良い傾向」ニコ

    エレン「お前達もそんな風に話してたら、いつまで経っても、食べられねぇぞ?」ハハハ

    ミカサ「そうね」クスス

    エレン「ほら、お前らもやるぞ?」
  41. 41 : : 2014/02/04(火) 23:05:01

    ユーク「あぁ、俺達もね、アニ?」チラ スッ

    アニ「うん」スッ

    ミカサ「それでは、いただきます」

    エレン「いただきまーす!」

    ユーク「いただきます!」

    アニ「…いただきます」
  42. 42 : : 2014/02/04(火) 23:05:29


    パクパク モグモグ


    エレン「そういや、お前ら」モッグモッグ

    ユーク「ん?」モグモグ

    ミカサ「……」チラ

    アニ「……」パクパク

    エレン「さっき、ユークとミカサが汗かいていた感じだったけど」

    エレン「ここに来る前に、朝練でもしていたのか?」
  43. 43 : : 2014/02/04(火) 23:06:09

    ユーク「あぁ、そうだぞ?」

    ユーク「最近は、朝に走り込みをやる事にしたんだ」

    ミカサ「私は、今日朝早く起きて、散歩をしていた時にユークに遭遇した」

    ミカサ「折角なので、私も朝練に付き合ったという事」

    エレン「へぇ、そうだったのか」モッグモッグ

    アニ(私も…できれば…)チラ
  44. 44 : : 2014/02/04(火) 23:06:59

    ユーク「でも、ミカサ」

    ミカサ「…?」

    ユーク「君の体力は凄いものだけど、いつトレーニングをしていたんだい?」

    エレン「そうだな。俺もあまりミカサがトレーニングしてる所は、昔から見てないな」

    ミカサ「…秘密」

    アニ「…?」
  45. 45 : : 2014/02/04(火) 23:07:30

    ユーク「え?」

    エレン「なんで、そこで秘密にする必要があるんだ?」ポカン

    ミカサ「とにかく、秘密」

    ユーク「…ま、まぁ、言いたくないなら、それでも構わないけどね?」オ、オウ…

    エレン「なら、俺も詳しくは追及しねぇわ」オ、オオウ…

    アニ(なんか2人とも挙動が…)ジーーッ
  46. 46 : : 2014/02/04(火) 23:08:04

    ミカサ(実は、私もここに来てから暫くは、朝に走り込みをして鍛えていた)

    ミカサ(エレンにその事を言ってしまうと、きっと無理をしてでも着いて来ていたはず)

    ミカサ(エレンに無理をさせない為に、心を鬼にして、私1人で特訓をした)ウンウン

    エレン「そっか。でも、ユーク、それなら俺も付き合うぞ?」

    ユーク「うん?」

    アニ(…え?)ドキリ
  47. 47 : : 2014/02/04(火) 23:08:24

    エレン「朝練だよ。俺も改めて鍛え直そうかなと思ってな」

    アニ(そ、そんなぁ!)ガーン

    ユーク「うーん、そうだなぁ。朝、起きられるか?」

    エレン「あぁ、その点は問題ねぇよ」

    エレン「俺が意外と早起きできるのは、お前も知っているだろ?」

    ユーク「ははっ、勿論知っているさ!」
  48. 48 : : 2014/02/04(火) 23:08:59

    アニ(ま、まずいよ…私がユークと一緒に走ろうと思っていたのに…)ソワソワ

    アニ(どうしよう…いつ言おうか迷っているうちに、どんどん話が進んじゃうよ…)

    ミカサ「……」ジーーッ

    ミカサ(仕方ない。今回も私が一肌脱いで…)

    エレン「なら、俺もいいか?」

    ユーク「そうだな。話し相手がいるのもいいかもしれないし、ここはエレンに協力を…」
  49. 49 : : 2014/02/04(火) 23:09:56

    ミカサ「待った!!」ビシィ

    エレン「うわ!なんだよ、ミカサ?」ビックリ

    ユーク「どうしたんだい?」キョトン

    ミカサ「エレンは、私と朝練をしましょう!」

    エレン「え?なんで、突然、お前が出てくるんだよ?」

    ユーク「ミカサ、エレンと一緒に居たいのは分かるけど、そこまで無理する必要もないよ?」
  50. 50 : : 2014/02/04(火) 23:10:20

    エレン「そうだな。今更の事だし」

    ミカサ「いいえ。それもあるけれど、決してそれだけの事に起因していない!」

    ユーク「本当にどうしたんだい?難しい事言って…」

    アニ(あ、ミカサ…もしかして…)ソワソワ チラチラ

    ミカサ(ええ、アニ。私が貴方達の渡し舟になってあげる!)チラ コクリ

    アニ(ありがとう、ミカサ!)パァァ
  51. 51 : : 2014/02/04(火) 23:11:26

    エレン「…じゃあ、仮に俺がミカサと特訓するとして…ユークはどうするんだ?」

    ユーク「…俺はこれまで通り、1人で走り込みすればいいのかい?」

    ユーク「その方が、体力作りにとって効率が良いとか、意味があるんだったら、まぁ…」

    ミカサ「いいえ。私はそんな事を言っている訳ではない」チッチッチ

    ユーク「…?」

    エレン「…?」
  52. 52 : : 2014/02/04(火) 23:11:52

    ミカサ(アニ、今言うべき!)チラ グッ

    アニ(う、うん。機会を作ってくれて、ありがとう!)コクリ

    ミカサ(頑張って、アニ!)

    アニ(はぁぁ、今更ながら、緊張するよ…)プルプル

    ミカサ(アニが積極的にならないと、これから先が思いやられる)ジーーッ

    アニ(よ、よし!行くよ!!)スーハー
  53. 53 : : 2014/02/04(火) 23:12:38

    アニ「ユ、ユーク!」

    ユーク「なんだい、アニ?」チラ

    アニ「あ、朝練は…わ、私と…」

    ユーク「…?」

    アニ「朝練は、私が付き合ってあげるからさ!」

    ユーク「うん」
  54. 54 : : 2014/02/04(火) 23:13:33

    アニ「私と一緒に、走ろうよ!」ジッ

    ユーク「…ありがとう、アニ」ニコ

    アニ「…!!」ドキンッ

    ユーク「そっか。俺はまた、視野が狭くなっていたね」

    アニ「……///」ドキドキ

    ユーク「こんな近くに、居てくれたんだもんね?」
  55. 55 : : 2014/02/04(火) 23:14:24

    アニ「う、うん…///」コクリ

    ユーク「それじゃあ、アニ。これから朝練は一緒に頑張ろうね?」

    アニ「…うん!」コクコク

    ユーク「そっかぁ。アニも鍛え直そうと思ったの?」(←まだ、ちょっと鈍感)

    アニ「うん。まぁね」ボソボソ

    ユーク「なら、エレンが言い出す前に言ってくれればよかったのに」
  56. 56 : : 2014/02/04(火) 23:15:09

    アニ「だ、だって…」オロオロ

    ユーク「ミカサが突然、遮《さえぎ》ったから何事かと思ったよ」

    ミカサ「その点に関しては、申し訳ない」

    ミカサ「アニが中々言い出そうとしなかったので、少々、お節介を焼いたまでの事」

    ミカサ「それに、私もやっぱりエレンと一緒に居たい」

    ミカサ「ので、そう言う事で納得してもらいたい」
  57. 57 : : 2014/02/04(火) 23:15:32

    ユーク「あぁ、納得したよ」

    エレン「そう言う事か。俺も納得だ」

    ユーク「おや?エレン」ジッ

    エレン「ん、なんだ?」

    ユーク「なんか最近、妙にミカサに対して素直じゃないか」ニヤリ

    エレン「…そんな事ねぇよ」フイ
  58. 58 : : 2014/02/04(火) 23:16:01

    ユーク(分かり易いねぇ)ニヤニヤ

    ユーク(対して、ミカサの方は?)チラ

    ミカサ「……///」テレテレ

    ユーク(なんだ、いつも通りか)

    ユーク(さて、この鈍感王子にも、どこか心境の変化でもあったのかねぇ)」

    ユーク(これまでに、結構、口煩《うるさ》く言ってきたのが効いたのかな?)
  59. 59 : : 2014/02/04(火) 23:16:43

    エレン「……」

    エレン(素直…か)

    エレン(確かに、この前もミカサにデートと言われて、あっさり認めちまったもんな)
    (『――番外編Ⅱ―― 第1話』参照)

    エレン(最近じゃあ、今まで気付けなかったミカサの仕草にも勘付くようになったしな)

    エレン(俺も少しは成長してるって事か?)

    エレン(だが、それもこれも…やっぱり『こいつ』が…)ジーーッ
  60. 60 : : 2014/02/04(火) 23:17:50
    訂正
    >>59
    参照は『2話』のPart4での話です
  61. 61 : : 2014/02/04(火) 23:19:19


    ガヤガヤ ワイワイ


    ユーク「…人が混んできたな」

    ミカサ「ええ、そうね。いつまでもここで話している訳にはいかないみたい」

    エレン「さっさと訓練場に行こうぜ!」

    ユーク「それじゃあ、皆、食べ終わったみたいだし、片づけて行こうか!」

    アニ「うん」

    ミカサ「行きましょう」
  62. 62 : : 2014/02/04(火) 23:20:22

    ミカサ「…と、その前に、食べ終わった後の合掌を」スッ

    ユーク「そうだったね」スッ

    エレン「はいよ」スッ

    アニ「……」スッ

    ミカサ「今日もご馳走様でした」


    「「「ご馳走様でした」」」

  63. 63 : : 2014/02/04(火) 23:21:21

    ミカサ「では、行きましょう」

    ユーク「丁寧だね、ミカサは」

    ミカサ「大切な事だから」


    スタスタ トコトコ


    ミカサ(あっ、そういえば、ユークに聞きたい事があったのだけれど、忘れていた!)

    ミカサ(でも、それも急ぎのようでもない)

    ミカサ(ので、この後の訓練か、また他の機会に聞く事にしよう――――)

  64. 64 : : 2014/02/04(火) 23:23:04

    とりあえず、今日の分終了です

    風が流行っていますが、皆さんもお気をつけて!

    Twitterも適宜更新中
  65. 65 : : 2014/02/04(火) 23:31:31
    おつかれさまです☻
    進撃の巨人Anotherシリーズ、いつも面白く拝見しています。
    ユーク、本当に出てきたらいいのにな…笑
    続きも楽しみにしておりますね!
  66. 66 : : 2014/02/04(火) 23:56:10
    >>65
    そうですね。私は最早、頭の中で『ユークが居る状態』に飲み込めれているので、これは末期ですね(笑

    頑張って原作通りの言葉遣いを心掛けていますが、番外編を書いていると、
    偶に「あれ、このアニ誰?」「べたなラブコメだなぁ(笑)」という風に、ハッと現実に戻る事も多々...
  67. 67 : : 2014/02/05(水) 17:57:04

    ――Part 2-1――

    ――――数日後 夜 食堂――――

    ミカサ「貴方達は、お月見というものを知っている?」

    ユーク「お月見?」

    アニ「…?」ポカン

    エレン「…まぁ、俺は知っている」

    ミカサ「折角、秋となった。ので、月を見て愁《うれ》いを感じましょう」

    ユーク「うん。最近、風が寒くなってきたもんね」
  68. 68 : : 2014/02/05(水) 17:57:34

    アニ「季節としては、晩秋?」

    エレン「俺は、その辺は全く知らねぇ」

    ミカサ「ええ。今は、月が綺麗にとても見える時期」

    ユーク「そうだね。月は、偶に窓から見掛けるよ」

    アニ「私も偶に…」

    エレン「で、今度はお月見がしたいと?」
  69. 69 : : 2014/02/05(水) 17:57:52

    ミカサ「その通り。4人でどうだろうか?」

    ユーク「それは、嬉しいお誘いだから構わないよ?」

    ユーク「ね、アニ?」チラ

    アニ「うん。私もいいと思うよ?」

    エレン「俺も賛成」

    ミカサ「では、決まり」
  70. 70 : : 2014/02/05(水) 17:58:10

    ユーク「…何か必要なものとかはあるの?」

    アニ「ただ月を見るだけなんて、暇じゃないかい?」

    エレン「どうなんだ、ミカサ?」

    ミカサ「例えば…簡単なお菓子なんかがあれば、良いかもしれない」

    ユーク「それは、口が寂しくなくていいかもね」

    アニ(…あれ?そういえば…)ピーン
  71. 71 : : 2014/02/05(水) 17:58:26

    エレン「でも、誰か今、お菓子持ってるか?」

    ミカサ「ちなみに、私は持っていない」フルフル

    ユーク「俺も今は持ち合わせていないね」

    エレン「俺もコニーに分けてもらったのは、食べちまったし」

    アニ(あれ?えーと、えーと…)モヤモヤ

    ミカサ「では、その辺の事は、今は置いておきましょう」
  72. 72 : : 2014/02/05(水) 17:59:30

    ミカサ「そろそろ寮へ戻った方がいい時間になってきた」

    ミカサ「ので、とりあえず、お月見へ行くという事だけ決まっていれば、今はそれでいい」

    ミカサ「また後日、ここや談話室などで話をしましょう」

    ユーク「了解!」

    エレン「おう!」

    アニ「うん、わかったよ」
  73. 73 : : 2014/02/05(水) 18:00:08

    アニ(何か…忘れているような…)モヤモヤ

    ミカサ「それでは、寮へ戻りましょう」

    ユーク「そうだね。お休み、2人とも!」フリフリ

    エレン「また、明日な!」フリフリ

    ミカサ「ええ、おやすみなさい」

    アニ「おやすみ」
  74. 74 : : 2014/02/05(水) 18:01:08


    スタスタ スタスタ


    ミカサ「私達も行きましょう」ガタッ

    アニ「うん…」ガタッ

    ミカサ「さっきから、何か考えているようだけれど、どうかしたの?」

    アニ「うん…ちょっとね…」モヤモヤ

    ミカサ「…?」

    アニ「とりあえず、寮へ戻ろうよ」
  75. 75 : : 2014/02/05(水) 18:02:11

    ミカサ「ええ、そうね」スタスタ

    アニ(うぅーん…)モヤモヤ トコトコ

    ミカサ(アニは、何を考えているんだろうか?)チラチラ

    アニ(思い出してきた…確か…あそこにまだ…)トコトコ

    ミカサ(また、楽しみが出来て良かった♪)ウキウキ

    アニ(とりあえず、探してみるか――――)

  76. 76 : : 2014/02/05(水) 18:02:42

    ――――女子寮――――

    アニ「……」ガサゴソ ガサゴソ

    ミカサ「アニ、帰って来た途端、何を探しているの?」

    アニ「確か、この辺にね…」ガサゴソ ガサゴソ

    ミカサ「…?」ポカーン

    アニ「…あった!」ジャジャーン

    ミカサ「…あっ、それは!」ピーン
  77. 77 : : 2014/02/05(水) 18:03:26

    アニ「うん。夏祭りの時、ユークと一緒に獲った『お菓子詰め合わせ』」ジーーッ
    (『――番外編―― 第16話』参照)

    ミカサ「…まだ食べていなかったの?」

    アニ「うん。だってあの時、ユークは『皆で食べようか』って言っていたんだもん」

    アニ「これを獲ったのは、やっぱりあいつのおかげだし」

    アニ「勝手に1人で食べるわけにも…いかなかったんだよ」

    ミカサ「でもそれ…まだ食べられるのだろうか?」
  78. 78 : : 2014/02/05(水) 18:04:13

    アニ「うん。それは、大丈夫みたいだよ」

    ミカサ「どうして?」

    アニ「このお菓子、保存料が入っているみたいだからさ」

    ミカサ「『保存料』とは?」

    アニ「食べ物が腐らないように、防腐作用があるんだよ」

    ミカサ「それは、知らなかった」
  79. 79 : : 2014/02/05(水) 18:04:38

    アニ「まぁ、それも中々値段がするからね」

    ミカサ「では、やはりいいお菓子だったという事?」

    アニ「そうみたいだね。だから、ずっと食べずに置いておいたんだけどさ」

    ミカサ「やはり、アニは優しい」

    アニ「何さ、突然?」チラ

    ミカサ「ちゃんとユークの事も考えて、ずっと我慢していた事が偉い!」
  80. 80 : : 2014/02/05(水) 18:04:54

    アニ「そ、それくらい…」

    ミカサ「アニがお菓子好きである事は、私も良く知っている」

    アニ「うっ…」ドキリ

    ミカサ「それをずっと我慢していたのだから」ニコ

    アニ「う、うん…なんか恥ずかしいな…///」テレテレ

    ミカサ「では、それをお月見に持って行くという事でいい?」
  81. 81 : : 2014/02/05(水) 18:05:13

    アニ「そうだね。あいつの言う通り、皆で食べた方が美味しいさ」

    ミカサ「ありがとう、アニ」ニコ

    アニ「どういたしまして」

    ミカサ「…あっ!」

    アニ「今度は、アンタがどうしたんだい?」

    ミカサ「私も忘れていた!」ピューーン
  82. 82 : : 2014/02/05(水) 18:05:36

    アニ「何をだい?」

    ミカサ「今、発掘するから!」ガサゴソ ガサゴソ

    アニ(発掘って…何を始めたんだろう?)ジーーッ

    ミカサ(確か、ここに~♪)ガサゴソ ガサゴソ

    アニ(…何だろうね?)ジーーッ

    ミカサ「…!!」バッ
  83. 83 : : 2014/02/05(水) 18:05:53

    アニ(見つけたのかな?)

    ミカサ「あった、あった!これこれ!!」ジャジャーン

    アニ(あれ?あれももしかして…?)

    ミカサ「アニ、これも覚えている?」

    アニ「あぁ、アンタがエレンと獲った『花火セット』だね」ナツカシイ
    (『――番外編―― 第16話』参照)

    ミカサ「ええ。貴方とユークの連携に魅せられて、私もエレンと頑張った!」フンス
  84. 84 : : 2014/02/05(水) 18:06:27

    アニ「あの時、エレンは暑がっていたね」

    ミカサ「夏だから仕方がない!」ドヤァ

    アニ(それもまた、違うと思うけど…)

    ミカサ「これもしよう!」

    アニ「へっ?」ポカーン

    ミカサ「何を唖然としているの?」
  85. 85 : : 2014/02/05(水) 18:07:07

    アニ「やるっていつ?」

    ミカサ「それは勿論、お月見で…」

    アニ「危なくないかい?」

    ミカサ「ユークが居る」

    ミカサ「ので、きっと大丈夫」

    アニ「なんだい、その根拠?」
  86. 86 : : 2014/02/05(水) 18:07:32

    ミカサ「まぁ、彼が居れば一件落着」フンス

    アニ「いや、まだ何も起こってないけど?」

    ミカサ「でも折角、こうして思い出して掘り起こした」

    ミカサ「ので、さっさと使ってしまいたい」

    アニ「それが本音だね?」

    ミカサ「ええ!」フンス
  87. 87 : : 2014/02/05(水) 18:08:19

    アニ「アンタもその花火の存在をすっかり忘れていたのかい?」

    ミカサ「その通り。当初はいつやろうかとそわそわしていたけれど、今となっては…」

    アニ「まぁ、私もそんな感じさ」

    アニ「あいつがいつ食べるのかを全然言ってこないから、仕舞ったままになっていたよ」

    ミカサ「アニ…これ、ダメだろうか?」ジーーッ

    アニ「…まあ、あいつが居れば大丈夫さ」

    ミカサ「ふふっ、貴方もユークに多大な信頼を置いているという事」
  88. 88 : : 2014/02/05(水) 18:08:41

    アニ「…人を惹きつける奴なのさ、あいつは」

    ミカサ「ええ。彼はとても面白い人だと直感した」

    ミカサ「ので、貴方達が私の標的となった」

    アニ「…はいはい、感謝しているよ」ヒラヒラ

    ミカサ「素直でよろしい」ウンウン

    アニ(ミカサが…これまで色々やってくれていたんだよね?)
  89. 89 : : 2014/02/05(水) 18:09:23

    ミカサ「では、お菓子の事と花火の事は、また明日にでも2人に話しましょう」

    アニ「そうだね。あいつもきっと納得してくれるさ」

    ミカサ「アニが上目遣いでお願いすれば、どんな要望でも、きっと彼は納得する」ニコニコ

    アニ「や、やらないから。そんな事!///」プイ

    ミカサ「むぅ、つまらない」ブーブー

    アニ「……///」プイ
  90. 90 : : 2014/02/05(水) 18:10:48

    ミカサ「…もう寝ましょう」

    アニ「そうだね。話はまた明日の朝食の時にでも…」

    ミカサ「ええ。おやすみなさい」モゾモゾ

    アニ「おやすみ」バサッ

    ミカサ(2つもお楽しみの要素が増えた。良い事、良い事♪)ウキウキ

    アニ(上目遣い…意識しながらするのは初めてだけど、やってみようかな?)ドキドキ

  91. 91 : : 2014/02/05(水) 18:12:10

    ――――翌朝 食堂――――

    ミカサ「おはよう、2人とも」

    アニ「おはよう」

    エレン「おう、おはよーさん」

    ユーク「おはよう。ここ座りなよ」スッ

    ミカサ「ええ。では、私はエレンの隣に」ニコ スチャ

    アニ「うん」チョコン
  92. 92 : : 2014/02/05(水) 18:12:33


    ワイワイ ペチャクチャ


    ミカサ「それで、昨日話した『お月見』の事なのだけれど」

    ユーク「あれから、そっちで何か進展があったのかい?」

    ミカサ「ええ、その通り」

    ミカサ「実は、アニはお菓子を、私は花火を発掘した」

    ユーク「…?」

    エレン「『発掘』って、どういう事だ?」
  93. 93 : : 2014/02/05(水) 18:12:54

    アニ「ミカサ、言い方が悪いよ?」

    ミカサ「失礼。正確に言うと、夏祭りの時に獲ったお菓子と花火を見つけた」

    ユーク「…あぁ、そういえば、そんな事もあったね」

    エレン「確かに、あれ以来、どうなったのか気になっていたんだよ」

    エレン「最近じゃあ、忘れちまってたけどな!」アハハ

    ユーク「俺もだよ!」アハハ
  94. 94 : : 2014/02/05(水) 18:13:35

    ミカサ「アニのお菓子は保存料のおかげで、まだ大丈夫な状態を保っている」

    ミカサ「私の花火も、まだ未開封のまま」

    ミカサ「ので、皆でお月見の時に、お菓子と花火も楽しみましょう、という事」

    ユーク「お菓子はいいけど、花火はねぇ」

    エレン「あぁ、そうだな。危なくないか」

    ユーク「場所によっては、申請も必要になるかもしれないし」
  95. 95 : : 2014/02/05(水) 18:14:28

    ミカサ「でも、でも…」

    エレン「こら、ミカサ…」ヤレヤレ

    ミカサ「えぇぇ」ブーブー

    ユーク「そう言われてもね?」

    ユーク「エレンの言う通り、危ない事には変わらない訳でさ」

    ミカサ「それなら、それなら!」
  96. 96 : : 2014/02/05(水) 18:14:41

    アニ(ほら、やっぱりダメなんじゃないの?)チラ

    ミカサ(大丈夫。貴方がユークの意見を変えるのだから)チラ

    ミカサ(ほら、アレをやって?)

    アニ(私が?アレをやるって言っても…でもさぉ…)モジモジ

    ミカサ(ほら、ほら!)ジーーッ

    アニ(あぅぅ…でも、仕方ないか…)ヨシ
  97. 97 : : 2014/02/05(水) 18:17:43

    ユーク「でもね、君が『それなら申請する』って言ってもさ」

    ユーク「どうせまた、俺に無理な申請をして来いって言うんでしょ?」

    ユーク「この前の『肝試し』の時みたいに」
    (『――番外編―― 第15話』参照)

    エレン「そうだぞ、ミカサ」

    エレン「あんまり、ユークにばかり負担を掛けさせるんじゃねぇよ」

    ミカサ「……」シュン
  98. 98 : : 2014/02/05(水) 18:18:08

    アニ(あっ、ミカサが陥落した)

    ユーク「やっぱり、この時期は風もあって、花火をするには少し危ないと思うんだけど…」

    アニ「あ、そのっ、ユーク!」

    ユーク「ん、何だい、アニ?」チラ

    アニ「あ、あの、そのね…」モジモジ

    ユーク「何?」
  99. 99 : : 2014/02/05(水) 18:18:35

    アニ「わ、私も…花火したいんだけどさ…ダメかな?」チラ ジーーッ

    ユーク「……!」ドキリッ

    アニ「ねぇ、ユーク?」ジーーッ

    アニ(上目遣い、上目遣い…///)ドキドキ

    ユーク「…ちょっと待ってね?」

    ミカサ(…おや?)
  100. 100 : : 2014/02/05(水) 18:19:14

    ユーク「……」ポクポク

    アニ「……///」ジーーッ

    ミカサ「……」ジーーッ

    エレン「……」ジーーッ

    ユーク「…うん」コクリ

    ユーク「…やろうか、花火」ケロッ
  101. 101 : : 2014/02/05(水) 18:20:53

    ミカサ(おっ、これは…!)パァァ

    アニ(あれ?いいの、ユーク?)アレレ?

    エレン(いきなり、意見変えてどうしたんだ、ユークの奴?)キョトン

    ミカサ(アニの上目遣いが、効果抜群だったのだろうか?)ムフフ

    アニ(あっさり意見変えちゃうなんて、ユークらしくないね)ポカン

    エレン(一体、このままどうなっちまうんだ?)ソワソワ
  102. 102 : : 2014/02/05(水) 18:21:19

    アニ「いいのかい?」

    ユーク「うん。何とかするさ」

    アニ「え、でもさっきは、風がどうとか…」

    ユーク「思い出したんだ」

    アニ「何を?」

    ユーク「あの時、ミカサが持っていた『花火セット』の中身さ」
  103. 103 : : 2014/02/05(水) 18:22:04

    ユーク「記憶だと、線香花火みたいな小さいものばかりで、危険度も小さいかなと思ってね」

    ミカサ「流石、ユーク。大した記憶力」

    エレン「あれ?そうだったっけ?」

    アニ(私もよく覚えていないよ)

    ミカサ「ええ、確かにそうだった!」

    ミカサ「では、花火も決定!!」ワーイ
  104. 104 : : 2014/02/05(水) 18:22:55

    エレン「おいおい、決定に辿り着くのは早くねぇか?」

    エレン「場所によっては、申請が必要だって事も言っていただろ?」

    ミカサ「ユークがそれを見落とすはずがない」チッチッチ

    ミカサ「当然、ユークはその点まで考慮して、答えを導き出しているはず」

    ミカサ「そうでしょう、ユーク?」チラ

    ユーク「…そうだね。ミカサがどこでお月見をするかによるかな?」
  105. 105 : : 2014/02/05(水) 18:23:33

    ミカサ「…あれ?」

    ユーク「だって、まだ場所を聞いていないし」シレッ

    ミカサ「そ、それは…」

    ユーク「どこでやるの?」

    ミカサ「あ、あぅぅ…」

    ユーク「もしかして、まだ考えていなかったとか?」
  106. 106 : : 2014/02/05(水) 18:23:56

    ミカサ「…はい」コクリ

    ユーク「じゃあ、まだ決定には遠いかな?」

    ミカサ「そ、そんなぁ」ガーン

    アニ(でも、それも仕方ない事だよね?)

    アニ(私…結構、恥ずかしい事をしていたんだよね?///)カァァ

    ミカサ(折角、アニが頑張ってくれたというのに、肝心の私が失態を…)ズキズキ
  107. 107 : : 2014/02/05(水) 18:24:45

    ユーク「それじゃあ、明日くらいにまで、決めておいてくれないかい?」

    ミカサ「わ、わかった。考えておこう…」

    エレン「全く、ミカサもせっかちだな」ハハハ

    アニ(私は頑張ったから、もうこれでいいよね?)

    ユーク(今度は、教官に何て言い訳しようかなぁ)モヤモヤ

    ミカサ「…では、また明日という事で…」イジイジ

  108. 108 : : 2014/02/05(水) 18:26:35

    続きは、また明日!

  109. 109 : : 2014/02/06(木) 20:47:15

    ――Part 2-2――

    ――――その日の夜 倉庫――――

    ユーク「…アニ」コソコソ

    アニ「来たね」ニコ スクッ

    ユーク「今日は、アニが先だったか」

    アニ「うん…待ちきれなくてさ…///」モジモジ

    アニ「10分くらい前には、もう来ちゃってた…///」チラ

    ユーク「そっか」
  110. 110 : : 2014/02/06(木) 20:47:29

    ユーク「それで、今日は?」

    アニ「うん…今日もさ…」モジモジ

    ユーク「ん?」

    アニ「はじめにさ…キス…してほしいんだ…///」チラ

    ユーク「…座ってからでいい?」ニコ

    アニ「あっ!う、うん…そうだね」
  111. 111 : : 2014/02/06(木) 20:48:06

    ユーク「それじゃあ、いつものように腰掛けようか」スチャ

    アニ「うん…」スチャ

    ユーク「……」ジーーッ

    アニ「……」ジーーッ

    ユーク「…いくよ?」スッ

    アニ「…うん、お願い」ギュ
  112. 112 : : 2014/02/06(木) 20:48:23

    ユーク(これ以上ないくらいに、目を瞑っているよ)クスス

    アニ「…ユーク、早く…して?」ギュ

    ユーク「ごめん。それじゃあ…いくから…」スッ

    アニ「……///」ジッ

    ユーク「アニ、愛しているよ」Chu…

    アニ「んっ…んちゅ…」チューーッ
  113. 113 : : 2014/02/06(木) 20:48:56

    ユーク(それにしても、またキスからだなんて…)

    アニ「んぅ…」ダキッ ギューーッ

    ユーク(アニは…少し変わったね…)ダキッ ギュッ

    アニ(気持ちいい…///)ギューーッ

    ユーク(俺も嬉しいけど…どこか気掛かりでもある…)ギュッ

    アニ(もっと…もっとぉ…)ギューーッ
  114. 114 : : 2014/02/06(木) 20:49:30

    ユーク(これは…俺が心配性なだけかな?)ギュッ

    アニ(ユーク…ユークぅ…)ギューーッ

    ユーク(そろそろ、息継ぎしよう)スッ

    アニ「んっ…ぷはぁ…あっ…///」

    ユーク「どうかしたの、アニ?」ジッ

    アニ「う、ううん…ありがと」チラ
  115. 115 : : 2014/02/06(木) 20:49:48

    ユーク「どういたしまして」ニコ

    アニ「じゃあ、ユーク…///」モジモジ

    ユーク「はい、おいで」スッ

    アニ「ふふっ」ゴロン

    ユーク「アニは随分と、甘えん坊になっちゃったね」ナデナデ

    アニ「アンタの所為さ」スリスリ
  116. 116 : : 2014/02/06(木) 20:50:09

    ユーク「俺の所為…か」ナデナデ

    アニ「うん…そうさ」スリスリ

    ユーク「それじゃあ、何かご希望は?」ナデナデ

    アニ「暫く、撫でていてほしい」スリスリ

    ユーク「わかりましたよ、お姫様」ナデナデ

    アニ「ところで、前から気になっていたんだけどさ…」スリスリ
  117. 117 : : 2014/02/06(木) 20:50:44

    ユーク「ん?」

    アニ「その『お姫様』っていうの…どうにかならないの?」

    ユーク「あぁ、これは…俺の意志の表れだからさ」

    アニ「…2人きりでも、恥ずかしいんだけど?///」

    ユーク「アニは、こういうのは嫌かい?」

    アニ「…そうとは言っていないさ」
  118. 118 : : 2014/02/06(木) 20:51:15

    ユーク「じゃあ恥ずかしくても、これからも言わせてくれ」

    アニ「…わかった」

    ユーク「じゃあ、俺からも1つ質問だ」

    アニ「…ん?」チラ

    ユーク「アニはさ…」ジーーッ

    アニ「うん」ジッ
  119. 119 : : 2014/02/06(木) 20:51:29

    ユーク「…キスが、好きなのかい?」

    アニ「え!?」ドキリ

    ユーク「……」ジーーッ

    アニ「あ、あの…その…///」プイ

    ユーク「少なくとも、俺はそう感じたんだけど?」

    アニ「…『そうだ』って…言ったら?」チラ
  120. 120 : : 2014/02/06(木) 20:51:59

    ユーク「……」

    アニ「アンタは…嫌…なのかい?」

    ユーク「…そんな事はない」

    アニ「…そう。ならいいじゃないか」

    ユーク「あぁ。俺もアニとキスするのは…好きだよ?」

    アニ「…ずるいよ…そんな言い方」
  121. 121 : : 2014/02/06(木) 20:52:25

    ユーク「何が?」

    アニ「まるで、私だけが子供みたいじゃないか」

    ユーク「そんな事はないさ」ナデナデ

    アニ「ほら!そうやって頭を撫でて、あやそうとする辺りがだよ」スリスリ

    ユーク「アニもそうやって頭を擦り寄せるのは…もはや脊椎反射だね」

    アニ「…ほっといて?」スリスリ
  122. 122 : : 2014/02/06(木) 20:53:00

    ユーク「俺は、嬉しいよ?」ナデナデ

    アニ「…ばかっ///」スリスリ

    ユーク「…あぁ。そうだな」ナデナデ

    アニ「アンタもさ…」

    ユーク「ん?」

    アニ「アンタも…私とキスするのが…好きなんだったらさ…」
  123. 123 : : 2014/02/06(木) 20:53:24

    ユーク(アニ…)

    アニ「もう一度…付き合ってよ…///」ジッ

    ユーク「…このまま?」ニコ

    アニ「…勿論、起きてさ」スクッ

    ユーク(今、迷っていたね)クスリ

    アニ「…アンタの言葉、証明してみせて?」ギュ ジッ
  124. 124 : : 2014/02/06(木) 20:53:51

    ユーク「分かりましたよ、お姫様」スッ

    アニ(ユーク、来て…)ドキドキ

    ユーク(アニ、そんな君が愛おしい)Chu…

    アニ「んぅ…///」チューーッ

    ユーク(アニ、いつもより強く吸い着いて来ているね)ギュッ

    アニ(ユーク、もっとぉ…)ギューーッ
  125. 125 : : 2014/02/06(木) 20:54:21

    ユーク(抱きしめる力も…強いな)ギュッ

    アニ(私…この時が、一番幸せかもしれない)ギューーッ

    ユーク(でも、アニが満足するまで…付き合うって決めたから)

    アニ(ユーク、もっと…ちょうだい…)ギューーッ

    ユーク(ずっと、傍に居るからね?)ギュッ

    アニ「……///」チューーッ

  126. 126 : : 2014/02/06(木) 20:54:56

    ―――――――― 

    ユーク「満足した?」ニコ

    アニ「…うん///」コクリ

    ユーク「それじゃあ、またおいで?」スッ

    アニ「うん」ゴロン

    ユーク「いつもどおり、耳掃除でいい?」

    アニ「あ…」
  127. 127 : : 2014/02/06(木) 20:55:33

    ユーク「ん?」

    アニ「ううん…何でもないんだ///」ギュ

    ユーク「…準備できたようだし、いくよ?」

    アニ「うん…よろしく」ジッ

    ユーク「さっ、今日も張り切りますかっ!」

    アニ「…楽しそうだね」クスリ
  128. 128 : : 2014/02/06(木) 20:55:49

    ユーク「そりゃあ、楽しいさ!」

    アニ「今まで、ずっとしてくれていたけどさ…飽きないの?」

    ユーク「ううん。飽きないね」ニコ

    アニ「…そんなに汚いのかい?」

    ユーク「それは語弊さ」

    アニ「じゃあ、どういう事?」
  129. 129 : : 2014/02/06(木) 20:56:19

    ユーク「綺麗の程度じゃなくてね」

    アニ「うん」

    ユーク「アニが毎回、喜んでくれている顔を見られるから、やり甲斐があるんだよ!」

    アニ「…そうだったんだね」

    ユーク「それ位のご褒美がないと、ずっと続けるなんて快諾するはずがないでしょ?」ニコ

    アニ「…嬉しい///」キュン
  130. 130 : : 2014/02/06(木) 20:57:29

    ユーク「だからアニは、これからも俺に耳の世話を任せてくれ」

    アニ「うん…私も…アンタだから信用して、任せられるんだ」

    アニ「だから…これからもよろしくお願い」

    ユーク「じゃあ、お互いの気持ちがわかったところで、始めるね?」

    アニ「うん…今日もお願い」ジッ

    ユーク(アニの想いが…段々と強くなっている気がする…いや、俺の方こそ――――)

  131. 131 : : 2014/02/06(木) 20:59:31

    今日のパート、これで終わりなんだ(笑)

    次はお月見パートに入るから、また明日からに期待して!

  132. 132 : : 2014/02/07(金) 23:34:45

    ――Part 3-1――

    ――――翌日 夜 談話室――――

    ミカサ「では、今日も4人集まった。ので、昨日の話の続きをしよう!」

    エレン「それで、お前はどこで花火をするか、大体考えてきたのか?」

    アニ「じゃないと、こうして集まる意味もあまりないしね」

    ユーク「俺はいつでも教官に申請しに行く準備は出来ているけど?」

    ミカサ「流石、ユーク。いつでも心強い」

    ユーク「うん。ありがとう」
  133. 133 : : 2014/02/07(金) 23:35:08

    エレン「ユークなら、いつも通りだろ」

    アニ「ミカサの話は?」

    ミカサ「ええ。お月見と花火の兼ね合いのできる場所は、目星がついている」

    ユーク「安全そうな場所なの?」

    ミカサ「ええ。実は、ここから少し歩いた民家の少ない所に川と原っぱが隣合う場所がある」

    ミカサ「ので、そこならば、花火の安全を確保しつつ、お月見も堪能できると思う」
  134. 134 : : 2014/02/07(金) 23:36:04

    ユーク「随分と、都合のいい所があったね」

    アニ「まるで用意されたかのような立地だね」

    ミカサ「偶然」

    エレン「へぇ、でもそこでいいじゃねぇか。誰も文句はねぇだろ?」チラチラ

    ユーク「あぁ。とてもいい場所だと思うよ?」

    アニ「ん」コクリ
  135. 135 : : 2014/02/07(金) 23:36:21

    ミカサ「では、事項はこのくらいでいいと思う」

    ミカサ「ので、ユークは教官の説得をお願い」

    ユーク「どうせなら、着いて来てみる?」

    ミカサ「どうして?」

    アニ「…?」

    エレン「何か、考えでもあるのか?」
  136. 136 : : 2014/02/07(金) 23:36:36

    ユーク「いや、単純に女の子が居た方が上手く行くと思うから」

    ミカサ「…教官は、そんな魂胆には掛からないと思う」

    アニ「流石に、甘く見過ぎじゃない?」

    エレン「俺もそう思うぞ?」

    ユーク「案外、そういう要素は場の雰囲気を良くするから効果はあるんだよ?」

    ミカサ「そういうものなのだろうか?」チラ
  137. 137 : : 2014/02/07(金) 23:37:26

    アニ「私に聞かれても分からないよ」フルフル

    ユーク「加えて、4人とも成績上位だから、その辺の譲歩もあるかもしれないし」

    ミカサ「そこまで言うのであれば、一緒に着いて行く」

    アニ「ユークが言うんだし、仕方ないね」

    エレン「なら、俺も賛成だ」

    ユーク「ありがとう。それじゃあ、明日の朝に皆で頼みに行こうか」
  138. 138 : : 2014/02/07(金) 23:37:41

    ユーク「もしダメだったら、花火だけ諦めればいいんだし」

    ユーク「本題は、お月見でしょ?」

    ミカサ「わかった。その時は、残念だけれど仕方がない」ムム

    アニ(私は、お菓子が食べられればそれでいいかな?)

    エレン(まぁ、教官がダメって言えば、従うしかねぇもんな)

    ユーク「それじゃあ、後は当日の準備だね」
  139. 139 : : 2014/02/07(金) 23:37:59

    ミカサ「持ち物は、主にお菓子、花火、バケツ、敷物…など」

    エレン「俺達は多分、敷物持ってないんじゃないか?」

    ユーク「確かに、以前のお花見の時も女の子に任せっきりだったしね」
    (『――番外編―― 第2話』参照)

    ミカサ「わかった。敷物は、私が調達しておく」

    アニ「クリスタが持っていそうだよね」

    ミカサ「ええ。早速、後で頼みに行きましょう」
  140. 140 : : 2014/02/07(金) 23:38:21

    エレン「バケツは、兵舎で使ってる奴を1つ借りるか」

    ユーク「あぁ、交渉に成功したら、その旨《むね》も伝えておこう」

    ミカサ「あと他に、希望は何かないだろうか?」

    アニ「何か、食べたい物とかあるかい?」

    エレン「弁当って意味か?」

    ミカサ「必要とあれば、作る」
  141. 141 : : 2014/02/07(金) 23:38:45

    ユーク「いや、夕食後に出かける予定だし、お菓子だけでいいよ」

    アニ「そう…」ショボン

    ユーク「ふふっ、落ち込まないで、アニ?」

    ユーク「また今度、お願いするからさ?」

    アニ「わかったよ。その時にだね」ニコ

    ユーク「あぁ」ニコ
  142. 142 : : 2014/02/07(金) 23:39:16

    ミカサ「そこ、隙あらばイチャつかない」メッ!

    エレン「……」

    アニ「べ、別にそういうつもりじゃ…///」アタフタ

    ユーク「ごめん、ごめん!」ヘラヘラ

    ミカサ「…私もエレンと!」バッ

    エレン「……」ササッ
  143. 143 : : 2014/02/07(金) 23:39:40

    ミカサ「あうっ」ゴチン

    ユーク「まんまと行動が読まれていたね」アハハ

    アニ「案外、ミカサも分かり易いもんね」

    ミカサ「うぅ…」ヒリヒリ

    エレン「こいつはいつも通りだから、放っておいてだ」

    ミカサ(ひどい…)シュン
  144. 144 : : 2014/02/07(金) 23:40:09

    エレン「もう特に何もないなら、さっさと寮へ戻ろうぜ」

    ユーク「本当だな。いつの間にか、時間が迫っていたみたいだ」

    ミカサ「では、2人ともおやすみなさい」

    アニ「ばいばい」

    エレン「あぁ、また明日な」

    ユーク「おやすみ!」
  145. 145 : : 2014/02/07(金) 23:40:41


    スタスタ トコトコ


    ユーク「俺達も早めに寝ようか」

    エレン「そうだな。明日もトレーニングする為に早く起きるんだろ?」

    ユーク「あぁ。アニを起こしていくよ」

    エレン「そういや、俺はいつミカサとトレーニングするか話合いしてないな」

    ユーク「明日の朝一番に、こっちへやって来るかもしれないから、覚悟しておいたら?」

    エレン「何言ってるんだよ。部屋は男子寮の中だぞ?」
  146. 146 : : 2014/02/07(金) 23:41:23

    ユーク「…まぁ、そうだな」

    エレン「変な事、言うなよ」アハハ

    ユーク(そうか。エレンはミカサが部屋に入って来ている事を知らないのか…)
    (『――番外編―― 第2, 5話』参照)(『――番外編Ⅱ―― 第1話』参照)

    エレン「ほら、俺達も戻ろうぜ」

    ユーク「そうだな。風呂にも入らなきゃ」

    エレン「おう。一緒に行こうぜ!」
  147. 147 : : 2014/02/07(金) 23:41:56

    ユーク「偶には、背中を流してやるよ」

    エレン「そうか!なら、頼む」

    ユーク「そういえば、昼間にライナーとコニーがまたやらかしたな!」

    エレン「皆、大爆笑だったな!」

    ユーク「そもそもの原因がサシャだったわけだけど…」

    エレン「あいつらが居ると、笑いが絶えないな!」


    アハハハ! ワハハハ!

    スタスタ スタスタ

  148. 148 : : 2014/02/07(金) 23:42:46

    ――――女子寮――――

    ミカサ「クリスタは居る?」

    クリスタ「居るよ!」ヒョコッ

    ミカサ「良かった。早速なのだけれど、敷物を貸してほしい」

    クリスタ「お花見とか川遊びの時に使ったアレ?」

    ミカサ「そう。今度、お月見に出かけるの」

    クリスタ「へぇ、そうなんだ」
  149. 149 : : 2014/02/07(金) 23:43:47

    アニ「……」コクリ

    クリスタ「アニも来たって事は、もしかして4人で?」

    ミカサ「ええ。おそらく、クリスタの考えている通り」

    クリスタ「うん。分かったよ。今、探すね!」タタタッ

    ミカサ「急かして申し訳ない」

    クリスタ「いいよ、いいよ!」ガサゴソ
  150. 150 : : 2014/02/07(金) 23:44:19
    続きに期待!!
  151. 151 : : 2014/02/07(金) 23:44:29


    タタタッ


    クリスタ「はい。この大きさのでいい?」スッ

    ミカサ「ありがとう。4人座れれば、それで構わない」

    アニ「こんな時間に、押しかけてすまないね」

    クリスタ「大丈夫!それよりさ…」

    アニ「…?」

    クリスタ「また、ダブルデート?」ニコ
  152. 152 : : 2014/02/07(金) 23:45:10
    おっと…

    >>150は俺です
  153. 153 : : 2014/02/07(金) 23:46:01

    アニ「…!!」ドキリ

    クリスタ「ねぇ、どうなの、どうなの?」グイグイ

    アニ「そ、それは…///」チラ

    ミカサ「ええ。その通り」ニコ

    アニ「ミ、ミカサまで、そんなはっきりと…///」アタフタ

    ミカサ「別に今更、隠す事ではない」
  154. 154 : : 2014/02/07(金) 23:46:01
    いかん…分かんないよな…

    イェーガー兵長です>>150>>152
  155. 155 : : 2014/02/07(金) 23:46:22

    クリスタ「へぇ、いいなぁ」キャッキャッ

    ミカサ「クリスタも何かの機会に“誰か”誘えばいい」

    クリスタ「え!?」ドキリッ

    アニ「……」ジーーッ

    クリスタ「え、えっとぉ」アセアセ

    ミカサ「ふふっ、からかってごめんなさい」
  156. 156 : : 2014/02/07(金) 23:47:03
    >>154
    Black?
  157. 157 : : 2014/02/07(金) 23:47:50

    クリスタ「ふぇっ?」パチリ

    ミカサ「でも、自信を持ってお願いに行けば、きっと大丈夫」ニコ

    アニ「そうさ。アンタの誘いを断る奴なんて、いないだろうからさ」

    クリスタ「そ、そんな事…ないよ」テレテレ

    ミカサ「…ありがとう。これは借りて行く」

    アニ「終わったら、返すからさ?」
  158. 158 : : 2014/02/07(金) 23:48:19

    クリスタ「う、うん。それは大丈夫だよ」

    ミカサ「では、クリスタも頑張って?」

    アニ「ばいばい」

    クリスタ「うん。おやすみ」

    ミカサ「おやすみなさい」

    アニ「おやすみ」
  159. 159 : : 2014/02/07(金) 23:48:48


    バタン スタスタ


    クリスタ(デート…かぁ)

    クリスタ(月を見に行くなんて、ロマンチックだね)

    クリスタ(私も…誘う勇気が欲しいんだけど…)モヤモヤ

    クリスタ(うーん…今度、頑張ってみようかな?)

    クリスタ(でも…私の居場所は…やっぱりここなのかな?)

    クリスタ(私の存在って…価値が…)
  160. 160 : : 2014/02/07(金) 23:49:32


    ガチャ バタン


    ユミル「お、誰か来ていたのか?」

    クリスタ「ユミル」

    ユミル「なんだぁ、辛気臭い顔しやがって」ニシシ

    クリスタ「う、ううん。何でもないの」

    ユミル「…そうか」

    クリスタ「ねぇ…ユミル」
  161. 161 : : 2014/02/07(金) 23:50:25

    ユミル「何だ?」

    クリスタ「私って…生きている意味があ…」

    ユミル「クリスタ!」

    クリスタ「…!!」ビクッ

    ユミル「それ以上は言うな」

    クリスタ「…だって」ジワァ
  162. 162 : : 2014/02/07(金) 23:50:57

    ユミル「まだ私もお前の真相(名前)は知らない」

    ユミル「お前が自分から話すまで聞かないと決めたからだ」

    ユミル「だが、私はずっとお前の味方だから…安心しろ」

    クリスタ「ユミル」ポロポロ

    ユミル「お前は、まだ『クリスタ』でいろ」

    ユミル「お前は、価値のない人間なんかじゃない」
  163. 163 : : 2014/02/07(金) 23:51:19

    ユミル「お前の事を愛してくれる奴は、ここにも大勢いる」

    ユミル「だからそんな風に、自信を無くすな」

    クリスタ「うん。わかった」グスン

    ユミル「ほら、今日は一緒に寝てやるから」

    クリスタ「うん。お願い」グシグシ

    ユミル「こっち来い」
  164. 164 : : 2014/02/07(金) 23:52:14


    モゾモゾ


    ユミル「…さっさと寝るぞ」バサッ

    クリスタ「おやすみ」

    ユミル「あぁ、おやすみ」

    クリスタ「…Zzz」スピーー

    ユミル(何がきっかけか知らねぇが、思い出したんだな)

    ユミル(普段は、あほの子みたいに振舞ってるくせに…やっぱり弱いもんだな)
  165. 165 : : 2014/02/07(金) 23:53:29

    クリスタ「Zzz…うぅん」ムニャムニャ

    ユミル(“その時”が来るまで、私が守ってやらねぇとな)

    クリスタ「うぅ~」

    ユミル(寝言が多いのも、ストレスが原因か?)

    クリスタ「じゃん…お馬さん…Zzz」

    ユミル(…やっぱ、あの馬面野郎!ぜってぇ許せねぇ!!――――)ガァァ

  166. 166 : : 2014/02/07(金) 23:54:11

    今日はこれでおわり。

    お月見行くの次からだった(笑)
  167. 167 : : 2014/02/08(土) 00:12:28
    ちと遅くなりました

    いろいろファイル消さなければログインできなかったから

    今は黒くないけど兵長です
  168. 168 : : 2014/02/08(土) 00:23:01
    >>167
    どんな状態だったんでしょうね(笑)

    綺麗な兵長?
  169. 169 : : 2014/02/09(日) 01:24:42

    ――Part 3-2――

    ――――お月見 当日の夜――――


    スタスタ トコトコ


    ミカサ「それにしても、花火が許可されて良かった」

    エレン「訓練兵だけなのに、許可が下るものなんだな」

    アニ「きっと、ユークの人望もあったからさ」

    ユーク「それだけじゃないよ?」

    ユーク「皆も真剣な眼でお願いしてくれたから、教官も折れてくれたんだよ」

    ユーク「だから、俺達も責任はしっかり全うしないとね!」
  170. 170 : : 2014/02/09(日) 01:25:27

    エレン「そうだな。火事でも起きたら、一大事だ」

    ミカサ「その対策として、こうしてユークがバケツで水を運んでくれているけれど」チラ

    ユーク「一応、訓練所の井戸から汲んでいくべきだと思ってね」

    アニ「ミカサは、近くに川もあるって言っていたけど?」

    ユーク「最悪、汲めなかった事も考えてね」

    アニ「…?」
  171. 171 : : 2014/02/09(日) 01:25:48

    ミカサ「どういう事だろうか?」

    エレン「まっ、ユークに考えがあっての事だから、あんまり追求すんなよ?」

    ミカサ「わかった」

    アニ「納得が早いね」

    ミカサ「エレンがそう言ったから」キリッ

    アニ「あー、はいはい」
  172. 172 : : 2014/02/09(日) 01:26:11

    ユーク「水の心配はいいけど、君達も荷物はちゃんと持って来たの?」

    ミカサ「心配ない!」キリッ

    アニ「出る前にもミカサと確認したし、お菓子と花火は大丈夫さ」

    エレン「俺も敷物をちゃんと持って来たぞ?」

    ユーク「うん。そのくらいしかないから心配は杞憂だったか」

    エレン「ミカサ、どれくらい歩くんだ?」
  173. 173 : : 2014/02/09(日) 01:26:32

    アニ「さっきから森に沿って歩いているよね?」

    ミカサ「そう。とりあえず、このまま歩いて行けば、民家から離れたところに出る」

    ミカサ「ので、そこが今回の目的地」

    ユーク「毎回のように、道案内を頼んでいるけど、ミカサはいつその場所を知ったの?」

    ミカサ「別に理由はなかったけれど、休日にぶらぶらと散歩をしていたら、見つけただけ」

    エレン「お前、偶に見ない時あったけど、そんな事していたんだな」
  174. 174 : : 2014/02/09(日) 01:26:49

    ミカサ「心配を掛けたのなら、ごめんないさい」

    エレン「いや、無事で帰ってくれば、それでいいけどよ」

    ミカサ「と、私にはそのような趣味もあって、いい場所を見つけられるという事」

    ユーク「ふーん、知らなかったよ」

    アニ「私も初耳だよ」

    ミカサ「2人居れば、話をしながらの散歩になるけれど、1人で自由気ままもまた良いもの」
  175. 175 : : 2014/02/09(日) 01:27:08

    ユーク「やんちゃなミカサらしくていいと思うよ」

    ミカサ「また私を『やんちゃ』と言う」ムスッ

    アニ(私もそんなのに憧れるよ)

    エレン(ミカサにも、そんな一面があったんだな)

    ユーク「…そろそろ森も終わるかな?」

    ミカサ「ええ。もうすぐそこまで来ている」
  176. 176 : : 2014/02/09(日) 01:27:29


    スタスタ トコトコ


    エレン「…おぉ!なんか広い所に出たな」

    アニ「ミカサの言う通り、川もあって、草原もあるね」

    ミカサ「ほら」ドヤァ

    ユーク「ふふ、ありがとう、ミカサ」

    エレン「で、どうすればいいんだ?」

    アニ「どこに座ればいいんだい?」
  177. 177 : : 2014/02/09(日) 01:27:52

    ミカサ「折角なので、月が綺麗に見えるところが好ましい」キョロキョロ

    ユーク「…あそこなんかがいいんじゃない?」スッ

    ユーク「少し傾斜があって、空を眺めやすそうだ」

    エレン「ほんとだな。寝転んでもいい感じなんじゃないか?」

    アニ(それも楽しそう)ウズウズ

    ミカサ「では、あそこにしましょう」スタスタ
  178. 178 : : 2014/02/09(日) 01:30:50


    バサッ


    エレン「敷物はこれでよし!」

    ミカサ「ありがとう、エレン」

    ユーク「まっ、仲良く並んで座ろうか」スチャ

    アニ(ユークの隣…)チョコン

    エレン(まぁ、ユークの隣でいいだろ)スチャ

    ミカサ(自然と、エレンの隣に座れる)スッ
  179. 179 : : 2014/02/09(日) 01:31:38

    ユーク「…うん。やっぱり、いい感じに傾いているな」ジーーッ

    アニ「そうだね。首が疲れなくて済みそうだよ」

    エレン「ほぉー!今日は、月がでかいな」

    ユーク「アニが言ったように、晩秋の名月って言うのかな?」

    ミカサ「ええ、とても綺麗」

    アニ(丸いなぁ)ジーーッ
  180. 180 : : 2014/02/09(日) 01:32:03

    ユーク「で、やっぱりこうして月を見ているだけ?」チラ

    エレン「結構、暇じゃないか?」

    ミカサ「そういう時の為に」チラ

    アニ「あ、お菓子ね。今出すよ」ゴソゴソ

    アニ「はい、これ」スッ

    ユーク「なんか、懐かしいな。この袋」シミジミ
  181. 181 : : 2014/02/09(日) 01:32:36

    エレン「そういや、あの時のユークの射撃、凄かったからな」

    ユーク「撃ったのは、アニだけどね?」

    ミカサ「でも、軌道を計算していたのは、ユーク、貴方なのでしょう?」

    ユーク「まぁ、その通りでもあるけど」ケロッ

    アニ(私なんて、全然、当たらなかったのに…ユークは凄いな)チラチラ

    ミカサ「アニもあの時は、顔を真っ赤にして、ぽーっとしていたはず」ニマニマ
  182. 182 : : 2014/02/09(日) 01:33:10

    アニ「え、そんな事は…///」モジモジ

    ユーク「あれ、そうだったの?」チラ

    アニ「し、知らない…///」プイ

    ミカサ(可愛い)

    ユーク(可愛いなぁ)

    エレン「まぁ、その話もその辺にしておいてさ」
  183. 183 : : 2014/02/09(日) 01:33:33

    エレン「それ、結局、何が入ってるんだ?」ワクワク

    ミカサ「エレンったら、まるで子供のように…」クスリ

    ユーク「エレンも案外、欲に忠実なんだな」ハハ

    エレン「い、いいだろ、別に…///」アセアセ

    ミカサ(あぁぁ、エレンが可愛い)ホンワカ

    ユーク(君も大概、表情に出ているからね、ミカサ?)チラ
  184. 184 : : 2014/02/09(日) 01:33:54

    アニ「一度、開けて見たけど、クッキーとか飴が沢山入っていたよ」ガサゴソ

    アニ「ほら、こんな感じで」ポトポト

    ミカサ「とても美味しそう」ジーーッ

    ユーク「良い色をしているね」ヒョイ マジマジ

    エレン(菓子なんて食べるの、久しぶりだな)

    アニ「じゃあ…好きに食べていいよ?」
  185. 185 : : 2014/02/09(日) 01:34:22

    ミカサ「ええ、いただきます」スッ

    ユーク「ありがとうね、アニ」スッ

    エレン「さんきゅー」スッ

    ミカサ「このクッキー、美味しそう」

    ユーク「うん。甘そうだ」

    アニ(私もクッキーから食べよう)スッ
  186. 186 : : 2014/02/09(日) 01:35:05


    サクサク ポリポリ


    ミカサ「とてもいい味」ホッコリ

    ユーク「とても2ヶ月も保管していたとは思えないね」サクサク

    エレン「確かに、全然、味が落ちている感じがしないな」

    アニ「保存料も良い物を使っているみたいだね」ポリポリ

    ミカサ「美味しいお菓子を食べながら、皆でこうして月を見られるなんて、とても幻想的」

    エレン「あぁ、そうだな」
  187. 187 : : 2014/02/09(日) 01:35:35

    ユーク「綺麗だね、アニ?」チラ

    アニ「うん。月が丸いね」

    ミカサ「それに、とても大きい」

    エレン「俺、こんな風にゆっくりと月を眺めた事なんて、今まで無かった気がする」

    ユーク「心にゆとりがないと、こういう風に時間を使う事なんて、そう考えないからね」

    アニ「アンタは今、心に余裕があるって事?」チラ
  188. 188 : : 2014/02/09(日) 01:35:58

    ユーク「あぁ。今の俺は…視《み》えているからね」

    アニ「…?」ポカン

    エレン「“見”えているって、どういう事だ?」

    ミカサ(エレン、それは少しだけ違う)クスリ

    ユーク「…これから、俺が進む道も…大切にしていくものも…はっきりとわかったからさ!」

    アニ「……!」ピクリ
  189. 189 : : 2014/02/09(日) 01:36:33

    エレン「……」

    ミカサ「ふふっ」ニコ

    ユーク「俺はこれからもっと強くなって…アニをずっと護《まも》り続けるよ」ギュッ

    アニ「あっ…ちょっと…///」ドキリ

    ミカサ(ユークったら、今日は積極的)クスリ

    エレン(ユークが人前で、アニを抱きしめるなんてな)ジーーッ
  190. 190 : : 2014/02/09(日) 01:37:14

    ユーク「アニ、君の事がとても大切だから」ニコ ナデナデ

    アニ「は、恥ずかしいからさ…今は抑えてよ…///」ドキドキ

    ミカサ「ユーク、その辺にしておいてあげて」

    ミカサ「アニもとても恥ずかしがっている」クスリ

    アニ「は、離して…///」ドキドキ

    ユーク「…はいっ」パッ
  191. 191 : : 2014/02/09(日) 01:40:06

    アニ「アンタは…もう…///」カァァ

    ユーク「ごめん。少し、月の雰囲気にとり憑《つ》かれてね」ニコ

    ミカサ「ユーク、その文句は臭い」

    エレン「まっ、いいじゃねぇか。こんな雰囲気だし」

    ミカサ「エレン?」チラ

    エレン「…なんだよ?」ジッ
  192. 192 : : 2014/02/09(日) 01:42:46

    ミカサ「いえ…何でもない」

    エレン「……」

    アニ(…へぇ)

    ユーク(エレンから、そんな言葉が出るなんてね)

    エレン「ほら、もういいだろ?」

    エレン「アニ、今度は飴貰ってもいいか?」チラ
  193. 193 : : 2014/02/09(日) 01:43:12

    アニ「あ、うん。はい」スッ

    エレン「ありがとな」パクッ コロコロ

    ミカサ「エレンが貰うというなら、私も!」ハイハイ

    アニ「ふふっ、いいよ。はい」スッ

    ミカサ「ありがとう」パクッ コロコロ

    アニ「アンタは?」チラ
  194. 194 : : 2014/02/09(日) 01:43:43

    ユーク「…じゃあ、俺も貰うよ」

    アニ「テキトーにこれ」スッ

    ユーク「…どんな味かな?」パクッ

    ユーク「…ハッカだ」ニガー

    ミカサ「くすっ、反応が面白い」

    アニ「私は、どれにしようかな?」
  195. 195 : : 2014/02/09(日) 01:44:17

    ―――――――― 

    エレン「菓子も食べ終わったな」

    ミカサ「美味しかった」

    ユーク「アニ、ありがとね」

    アニ「アンタのおかげさ」

    エレン「そうだな。さんきゅー、2人とも」

    ミカサ「ごちそうさまでした」ペコリ
  196. 196 : : 2014/02/09(日) 01:44:55

    アニ「いいって、そんな」

    ユーク「まぁ、どういたしまして」

    ミカサ「ではそろそろ、花火もしてはどうだろうか?」

    エレン「おっ、いいな。待ってたんだ」

    ユーク「ここで、バケツの出番だな」

    アニ「あくまで、火だから注意しないとね」
  197. 197 : : 2014/02/09(日) 01:45:37

    ミカサ「じゃじゃーん!」スッ

    エレン「おっ、確かに小さめの花火ばかりが詰まってるな」

    ユーク「どうやら、家族用だね」

    アニ「あんまり大きくても何だしね」

    ミカサ「では、そこの川辺に移動して、やりましょう」スクッ

    エレン「楽しみだ!」スクッ
  198. 198 : : 2014/02/09(日) 01:46:18

    ユーク「ほら、アニ」スッ

    アニ(また、こんなところで)ジッ

    ユーク「……」ジッ

    アニ(でも、ユークが私を好きでいてくれている証拠だよね?)ギュッ

    ユーク「少しだけ、寒いね」ギュッ

    アニ「アンタの手があったかいから…平気さ」
  199. 199 : : 2014/02/09(日) 01:46:53

    ユーク「あったかいのは、アニの手の方じゃなくて?」

    アニ「そう?」

    ユーク「あぁ、あったかいよ」

    アニ「ふふっ」ニコ

    ユーク(幸せだ)ホンワカ

    アニ(幸せだなぁ)ホンワカ
  200. 200 : : 2014/02/09(日) 01:47:53


    スタスタ トコトコ


    ミカサ「…点火!」スッ


    パチパチ パチパチ


    エレン「おぉ…と言うか、予想よりも小さいな」

    ユーク「線香花火だしね」

    アニ(でも、綺麗)マジマジ

    ミカサ「さぁ、3人も!」ピョンピョン

    エレン「まぁ、そう慌てるなよ」ハハ
  201. 201 : : 2014/02/09(日) 01:48:32

    ユーク「時間は、まだあるよ?」アハハ

    アニ(私も自分で花火やりたい!)ワクワク

    ミカサ「早く、早く!」ピョンピョン

    ユーク「じゃあ、俺達も線香花火をしよう!」

    アニ(いよいよ!)ワクワク

    ミカサ「火を渡す」スッ
  202. 202 : : 2014/02/09(日) 01:49:57


    パチパチ パチパチ


    ユーク「幻想的だ」

    アニ(綺麗)

    エレン「夏を思い出すな」

    ミカサ「どうせなら、浴衣を着て来ても良かったかもしれない」

    ユーク「確かに、花火に浴衣は映えるけど、寒いでしょ?」アハハ

    アニ(浴衣かぁ…また、着たいな)ジーーッ
  203. 203 : : 2014/02/09(日) 01:50:41

    ミカサ「エレンは、また私の浴衣姿を見てみたい?」

    ユーク「……」チラ

    エレン「…まぁな」プイ

    ユーク(エレンもまだ、素直じゃないなぁ)

    ミカサ「どっち?」ジーーッ

    アニ(今日は、ミカサも追及するね)チラ
  204. 204 : : 2014/02/09(日) 01:50:54

    エレン「…見たいよ」ポツリ

    ミカサ「え!?」

    エレン「だから!見たいって言ってるだろ」

    ミカサ「エレン!」パァァ

    エレン「恥ずかしいから、2度も言わせるな」プイ

    ユーク(周囲が暗いから、普通、判別できないけど)
  205. 205 : : 2014/02/09(日) 01:54:05

    ミカサ(私には分かる。エレンが赤くなっている)

    アニ(へぇ、エレンもこういう事を言うんだね)

    エレン「ほら、花火の続きしようぜ!」セカシセカシ

    ユーク「そうだな」

    ミカサ「ええ」ニコニコ

    アニ(やっぱり、花火って綺麗だなぁ――――)

  206. 206 : : 2014/02/09(日) 01:55:28

    今日はここまで
  207. 207 : : 2014/02/09(日) 23:10:43

    ――Part 4-1――

    ――――花火終了後――――


    パチパチ…ポツン


    ユーク「…終わったね」

    ミカサ「ええ。最後まで綺麗だった」

    エレン「終わっちまうと、少し寂しいな」ヘヘッ

    アニ(綺麗だったなぁ)

    ユーク「それじゃあ、ちゃんと火の後始末をしようか!」

    エレン「そうだな。そこら辺にごみは散らばってないか?」キョロキョロ
  208. 208 : : 2014/02/09(日) 23:12:09

    ミカサ「大丈夫。ちゃんとバケツに収まっている」

    ユーク「うん。お後はよろしいようで」

    アニ「とりあえず、さっきの所に戻るのかい?」

    ユーク「まだ、お月見を続ける?」

    ミカサ「ええ。折角なので、時間が許されるだけ楽しみましょう」

    エレン「それじゃ、行くとするか」
  209. 209 : : 2014/02/09(日) 23:12:42


    スタスタ トコトコ


    エレン「よっと」ドッコイセ

    ミカサ(エレンの隣、エレンの隣!)ソソクサ

    ユーク(誰も取りはしないよ、ミカサ?)クス

    アニ(ユークの隣、ユークの隣!)ソソクサ

    ミカサ「……」ホッコリ

    アニ「……」ホッコリ
  210. 210 : : 2014/02/09(日) 23:12:56

    エレン「もうしばらく、こうしているのか?」

    ミカサ「え、ええ。そうしたいのだけれど…」ソワソワ

    ミカサ(エレンの膝に寝転がりたい…///)チラチラ

    ミカサ(でも、また断られるのも、嫌だ)モンモン

    ミカサ(…どうしよう)ソワソワ

    エレン(ミカサの様子がなんか変だな)
  211. 211 : : 2014/02/09(日) 23:13:17

    エレン(俺の膝の方を見ているのか?)

    エレン(あっ、そういえば、『膝』って言えば…)ピーン

    エレン(なるほどな。ミカサはそう思ってるのか!)

    エレン(人前だけど、まぁこの2人だし、構わねぇよな?)

    エレン(ミカサがずっと見ているし、やってやるか!)

    ミカサ「……」ソワソワ
  212. 212 : : 2014/02/09(日) 23:13:58

    エレン「ミカサ」

    ミカサ「え!?な、何!?」ドキマギ

    エレン「膝、貸してやるよ」

    ミカサ「えっ!?」ドキリ

    エレン「だから!膝枕してやるって言ってるんだよ」

    ミカサ「ほ、本当に?」
  213. 213 : : 2014/02/09(日) 23:14:35

    エレン「前に断っちまったからな。これであいこだ」

    ミカサ「で、では…失礼する…///」ゴロン ポスン

    エレン「…で、どうなんだ?」

    ミカサ「ど、どう…とは?」ドキドキ

    エレン「これで、満足なのか?」

    ミカサ「え、ええ。今、とても嬉しい…///」ドッキンドッキン
  214. 214 : : 2014/02/09(日) 23:15:04

    エレン「…なら、良かったよ」

    ミカサ(ね、念願のエレンの膝枕!!)ドキドキ

    ミカサ(でも、どうして突然、してくれたのだろうか?)

    ミカサ(普段のエレンであれば、私の仕草を見ても気が付かないはずなのに)

    ミカサ(…あっ!もしかして!!)チラ

    ユーク(良かったね、ミカサ)ニコ
  215. 215 : : 2014/02/09(日) 23:15:26

    ミカサ(もしかして、ユーク、貴方がエレンに口添えを?)

    ユーク(そっ!約束だったからね)

    ミカサ(そんな約束をしただろうか?)

    ユーク(なんだ、覚えていないのかい?)

    ミカサ「…?」

    ユーク(エレンの誕生日の後にね)
    (『――番外編―― 第13話』参照)
  216. 216 : : 2014/02/09(日) 23:15:38

    ミカサ(思い出した!)

    ユーク(ちゃんと言っておいたんだよ?)

    ミカサ(そうだったの!ありがとう!!)キラキラ

    ユーク(エレンもいいタイミングで切り出してくれて、俺もホッとしているよ)

    ミカサ(貴方とエレンのおかげで、私は今、とても幸せ)ホンワカ

    ユーク(どういたしまして)ニカッ
  217. 217 : : 2014/02/09(日) 23:15:56

    ミカサ「……」ニコニコ

    ユーク「……」ニコ

    アニ(いいなぁ、ミカサ)チラチラ

    アニ(私もユークに頼もうかな?)

    アニ(でも、突然、寝転ぶってのもいいかもね)

    アニ(…どうしよう)ソワソワ
  218. 218 : : 2014/02/09(日) 23:16:21

    アニ(…うん。やっぱり、人前では恥ずかしいな)

    アニ(私から頼むのは…できないや)

    アニ(せめて、何かのきっかけでユークが誘ってくれればいいんだけど)チラチラ

    ユーク「…えいっ!」グイッ

    アニ(きゃっ…!)ゴロン ポスン

    ユーク「ふふっ」ニコニコ
  219. 219 : : 2014/02/09(日) 23:17:01

    アニ「と、突然、何さ?」ドキドキ

    ユーク「いいや?なんかアニが横目でこっちを見ているからさ?」

    ユーク「もしかしたら、って思ってね?」

    アニ「しょ、しょうがないから…アンタに付き合ってあげるよ…///」モジモジ

    ユーク「それでもいいよ。エレンとミカサを見ていると、俺もアニを膝枕したくなってね」

    アニ「そ、そうなんだ…///」ドキドキ
  220. 220 : : 2014/02/09(日) 23:17:43

    アニ(でも、嬉しい!)パァァ

    ユーク「……」ニコ ナデナデ

    エレン「ははっ、妙な光景だな、俺達」

    ミカサ「そうね。でも、こういうのもまたいい」ゴロゴロ

    ユーク「大切な一時さ」

    アニ(あれ?もう、眠たくなってきた…)ウトウト

  221. 221 : : 2014/02/09(日) 23:18:11

    ――――――――

    アニ「Zzz」スースー

    ミカサ「Zzz」スピーー

    ユーク「…寝ちゃったね、2人とも」ナデナデ

    エレン「…あぁ」

    ユーク「…折角の機会だから、エレンに聞きたい事があってな」チラ

    エレン「ん?」チラ
  222. 222 : : 2014/02/09(日) 23:18:55

    ユーク「…ミカサが寝ている…今だから聞ける事さ」

    エレン「…それに、他に誰もいないからか?」

    ユーク「ご明察」クス

    エレン「それで…何だ?」

    ユーク「…君は…ミカサの事は好きなのかい?」

    エレン「……」
  223. 223 : : 2014/02/09(日) 23:19:41

    ユーク「勿論、異性としてさ」

    エレン「…それは」

    ユーク「……」ジッ

    エレン「…分からねぇよ」ポツリ

    ユーク「…どういう風に分からないんだ?」

    エレン「…こいつの事は…ずっと…“家族”だとしか…思ってこなかったからな」
  224. 224 : : 2014/02/09(日) 23:20:15

    ユーク「……」

    エレン「だから…そんな風に、突然、異性として好きかどうかなんて…分からねぇよ」

    ユーク「…俺は」

    エレン「……」

    ユーク「“俺達”はな…」

    エレン「…おう」
  225. 225 : : 2014/02/09(日) 23:20:49

    ユーク「アニも俺も…お互いにずっと…家族のような存在に過ぎないと思っていた」

    ユーク「…今のエレンが考えているような事と同じようにな」

    エレン「…あぁ」

    ユーク「でも、今はこうして…異性として、お互いに愛しているんだ」

    ユーク「…彼女は、俺にとっての大切な恋人になったんだ」

    エレン「…男に向かって、よくそんな台詞言えるな」ハハ
  226. 226 : : 2014/02/09(日) 23:21:28

    ユーク「…本当さ」

    エレン「…あぁ、俺もこれ以上、茶化す気はねぇよ」

    エレン「俺も驚いたさ」

    エレン「ユークとアニが…本当に恋人になっちまうなんてな」

    ユーク「偏《ひとえ》に…ミカサのおかげだよ」

    エレン「俺はてっきり、ミカサがお節介を焼いて、2人を困らせてるだけだと思っていた」
  227. 227 : : 2014/02/09(日) 23:22:00

    ユーク「俺達も初めは、彼女の真意が分からずに、困惑はしたけどな」

    エレン「…やっぱりか」ハァ

    ユーク「でも、それは結果として…俺達にとって良い方向へ働いてくれたんだ」

    ユーク「…感謝しているんだ、彼女には」チラ

    エレン「こいつはただ…自分が楽しみたかっただけだ」

    ユーク「そっ!彼女もそう言っていたよ」
    (『――番外編―― 最終話』参照)
  228. 228 : : 2014/02/09(日) 23:22:57

    ユーク「あくまで、彼女の道楽の建前だったけどね」

    エレン「なら、別に感謝なんてしなくても…」

    ユーク「俺は…次は、“彼女”の番だと考えてね」チラ

    エレン「…“ミカサ”の番?」チラ

    ユーク「彼女が俺とアニを引き合わせてくれたように、俺も彼女にこの恩を返したい」

    ユーク「だから、こうして…エレン、君に問うているんだ」ジッ
  229. 229 : : 2014/02/09(日) 23:23:34

    エレン「ユーク…」ジッ

    ユーク「無理に意識しろなんて、言わない」フルフル

    ユーク「だが、常に君を思い続けている彼女に…少しでも応える事は出来ないだろうか?」

    エレン「……」

    ユーク「時間が掛かってもいい…必ずしも実が結ぶとも限らない」

    ユーク「だけど…このままだと、ミカサの想いは…君に届かない」
  230. 230 : : 2014/02/09(日) 23:24:02

    ユーク「今だからこそ…話す事が出来たんだよ」

    エレン「…あぁ」

    ユーク「それに…」

    エレン「…?」

    ユーク「ミカサ…美人じゃないか」ニカッ

    エレン「……!」
  231. 231 : : 2014/02/09(日) 23:24:50

    ユーク「こんな献身的で美人な子が、ずっと傍に居てくれるんだぞ?」

    ユーク「出逢いだって運命的だし、申し分ないじゃないか!」

    エレン「…そうか?」

    ユーク「だって、可愛い子をこんな風に可愛がる事が出来るのに」ナデナデ

    アニ「うぅーん…Zzz」スースー スリスリ

    エレン「……」
  232. 232 : : 2014/02/09(日) 23:25:06

    ユーク「だから、さっさと決めてしまえよ」ケラケラ

    エレン「なんだよ。結局、そこか?」

    ユーク「ん?」チラ ナデナデ

    エレン「さっきの真剣な会話は、どこに行っちまったんだよ?」

    ユーク「だって、難しい事ばかり言っても、エレンは覚えていないかもしれないし」シレッ

    エレン「むっ、失礼だな!」
  233. 233 : : 2014/02/09(日) 23:25:30

    ユーク「そう思うなら…さっさとミカサに応えてあげたら?」ニカッ

    エレン「それとこれとは、話が別だろ?」

    ユーク「ちっ、気付かれたか」ボソ

    エレン「お前…変わったな」

    ユーク「ん?」

    エレン「アニと恋人になってからだよ」
  234. 234 : : 2014/02/09(日) 23:25:48

    ユーク「そりゃあ…心境の変化もあるさ」

    エレン「でもよ…」

    ユーク「ん?」

    エレン「さっきの話は…全部、真剣なんだよな?」

    ユーク「…勿論だ」

    エレン「俺は…どういう結論を出すか、分からねぇぞ?」
  235. 235 : : 2014/02/09(日) 23:26:14

    ユーク「そこまでは、俺がどうこう言う事じゃない」

    ユーク「エレンが真剣に考えて出した答えなら、彼女は納得するさ」

    エレン「…わかった」コクリ

    ユーク「…それじゃあ、そろそろ2人を起こそうか」

    エレン「…もう、帰る時間か?」

    ユーク「正確な時間は分からないけど…もう帰った方がいい」
  236. 236 : : 2014/02/09(日) 23:26:47

    エレン「…そうだな。十分、楽しんだしな」

    ユーク「あぁ、とても有意義な時間だった」

    エレン「俺もだ。ユーク、お前のおかげだ」

    ユーク「…エレンが真剣に考えるきっかけになれば、俺の役割は果たしたと言っていい」

    エレン「いや、お月見も花火も含まれてるぞ?」

    ユーク「…分かっているさ」ニカッ
  237. 237 : : 2014/02/09(日) 23:27:19

    エレン「それじゃあ、起こそうぜ」

    エレン「長居して、足がしびれてきた」ビリビリ

    ユーク「あぁ…ほら、アニ、起きて」ユサユサ

    エレン「ミカサも起きろよ?」ユサユサ

    アニ「……!」パチリ

    ミカサ「…エレン!」バッ
  238. 238 : : 2014/02/09(日) 23:27:37

    エレン「うわっ!」パタン

    ミカサ「エレンの膝枕、心地よかった♪」スリスリ

    エレン「いきなり、のしかかってくるなよ、びっくりしたな」

    ミカサ「エレン~♪」スリスリ

    エレン「…ほら、起きろよ」ツンツン

    ミカサ「うん。わかった」ムクリ
  239. 239 : : 2014/02/09(日) 23:28:00

    ユーク「アニもぐっすりだったね」

    アニ「うん…少し、恥ずかしいけど…///」

    ユーク「ずっと、撫でていたよ?」

    アニ「ありがと。なんとなく夢の中で手の温かさを感じていたよ…///」

    ユーク「2人を起こしたのは、そろそろ帰ろうと思ってね」

    ミカサ「もう、そんな時間?」
  240. 240 : : 2014/02/09(日) 23:28:16

    エレン「正確な時間は、分からねぇけど、もう十分だろ?」

    ユーク「良い時間を過ごせたと思うよ」

    アニ「そうだね」

    ミカサ「ええ。とても良かった」ウットリ

    エレン「それじゃあ、荷物持って帰ろうぜ!」

    ユーク「ごみを忘れないようにしないとね」
  241. 241 : : 2014/02/09(日) 23:28:36

    ミカサ「バケツは、またお願い」

    ユーク「はいよ!」

    エレン「今度は、俺が持つよ」

    ユーク「じゃあ、任せようか」スッ

    エレン「ユークは、こっちな?」スッ

    ユーク「あぁ、中身もなくなってすっかり軽くなった荷物だな」
  242. 242 : : 2014/02/09(日) 23:29:11

    アニ「お菓子、美味しかったね」

    ユーク「アニ…さっきからお菓子の事ばっかりだな」ニマニマ

    アニ「あっ、いや…別にそんな…///」カァァ

    ユーク「…また今度、食べに行こうか?」ニコ

    アニ「……!」

    ユーク「喫茶店でいい?」
  243. 243 : : 2014/02/09(日) 23:29:28

    アニ「うん!」

    ミカサ「……」チラチラ

    エレン「…俺達も行くか?」

    ミカサ「…!!」ピクリ

    エレン「……」ジーーッ

    ミカサ「行くっ!」ニコ
  244. 244 : : 2014/02/09(日) 23:30:10

    エレン「じゃあ、また今度な?」

    ミカサ「嬉しい!」

    ユーク(エレン、ちゃんと気が付けるようになっていたか)

    アニ(次のデートも楽しみだな…///)ドキドキ

    ユーク「石が多いから、歩くのに注意してね、3人とも?」

    エレン「おう。バケツひっくり返さねぇように、気をつけねぇと」
  245. 245 : : 2014/02/09(日) 23:30:45

    ミカサ「エレン、一緒に持ちましょう」グイ

    エレン「いや、いいって…寧ろ、危ないしさ」

    ミカサ「そんな事、言わずに…エレン」グイグイ

    エレン「あっ、おい、揺らすなって…あぁっ!!」グラッ


    バッシャーッン!!


    ユーク「あーあ、案の定、やっちゃった」ハハハ

    アニ「後始末がまた増えたね」クス
  246. 246 : : 2014/02/09(日) 23:30:59

    エレン「ほら、ミカサ。言わんこっちゃない」ヤレヤレ

    ミカサ「エ、エレン…ごめんなさい」オロオロ

    エレン「ほら、さっさと拾うぞ?」サッサッ

    ミカサ「…うん」シュン サッサッ

    ユーク「ミカサも元気出して」サッサッ

    アニ「手伝ってあげるからさ」サッサッ
  247. 247 : : 2014/02/09(日) 23:31:37

    ミカサ「ぐすっ…ありがとう、2人とも」

    エレン(全く、ミカサは…)

    ユーク(エレン、そう言わずに)チラ

    エレン(…分かってるって)チラ

    ミカサ「……」シュン

    ユーク(この2人…いつまでもこんな調子なのかな?)
  248. 248 : : 2014/02/09(日) 23:32:22

    アニ「ほら、終わったんだし、帰ろうよ」

    エレン「水もなくなって、すっかり軽いな!」

    ミカサ「…ごめんなさい」シュン

    エレン「いつまでも気にするなよ」ニカッ

    ミカサ「…うん!」パァァ

    ユーク(それが君の長所だよ、エレン――――)

  249. 249 : : 2014/02/09(日) 23:32:36

    明日でこの話もおわりです

  250. 250 : : 2014/02/10(月) 20:38:29

    ――Part 4-2――

    ――――翌朝――――

    ユーク「……!」パチリ

    エレン「よぉ、起きたのか」ガッチャ ガッチャ

    ユーク「今、何時だ?」

    エレン「まだ、飯まで1時間以上ある」

    ユーク「そうか。俺も起きるかな」ムクリ

    エレン「そうしろよ。二度寝すると、起きられなくなるぞ」ガッチャ ガッチャ
  251. 251 : : 2014/02/10(月) 20:38:57

    ユーク「早起きだな、エレン」

    エレン「まぁ、こんなもんだよ」

    ユーク「それにしても…んんー!」ノビーー

    エレン「……」ガッチャ ガッチャ

    ユーク「…朝から筋トレとは、精が出るな」グググ

    エレン「あぁ、外がこの調子だからな」チラ
  252. 252 : : 2014/02/10(月) 20:39:16


    ザーーッ ザーーッ


    ユーク「あぁ、雨なのか」チラ

    エレン「だから、走るのは止めて、筋トレだ」ガッチャ ガッチャ

    ユーク「そうか。なら俺も今日の早朝ランニングは止めよう」

    エレン「飯までの間、どうする?」

    ユーク「ん~、俺も筋トレでもしようかな」

    エレン「ダンベル、まだそこにあるぞ?」チラ
  253. 253 : : 2014/02/10(月) 20:40:20

    ユーク「それよりも、ライナーのデカいのを借りようかな」

    エレン「大丈夫なのか?お前、まだ細いけど」

    ユーク「大丈夫。俺には、これがあるから…ふっ!」グググ

    エレン「……」ガッチャ ガッチャ

    ユーク「…これくらいでいいだろうな」ムキムキ

    エレン「ははっ、なんだよ、それ」
  254. 254 : : 2014/02/10(月) 20:40:46

    ユーク「あはは、俺の新技だ」

    エレン「いきなり筋肉出てきたな」

    ユーク「ミカサとの特訓のおかげで、少しずつだけど出来るようになってきたんだ」

    エレン「それ、筋トレする意味あるのか?」アハハ

    ユーク「あるさ。この筋肉を鍛えて行けば、もっと凄い事が出来るようになるからな!」

    エレン「まぁ、頑張れよ。俺も俺のペースでやる事にしたからさ」ガッチャ ガッチャ
  255. 255 : : 2014/02/10(月) 20:41:08

    ユーク「…そうか」

    エレン「だけどよ。俺もお前に負けるつもりはねぇからな?」

    ユーク「ん?」

    エレン「お前の背中でも何でもいい。追い縋《すが》ってやるからな!」

    ユーク「…望むところだ」

    エレン「俺達は、ずっとライバルだからな!」
  256. 256 : : 2014/02/10(月) 20:41:55

    ユーク「あぁ、よきライバルを持って、俺も嬉しいよ」

    エレン「俺もだ」

    ユーク「さて…よいしょっと!」ガッチャ ガッチャ

    エレン「すげぇな。そんな簡単に上がっちまうのか」

    ユーク「実は結構、無理しているんだ…」プルプル

    エレン「無理して、身体壊すなよ?」ハハハ
  257. 257 : : 2014/02/10(月) 20:43:21

    ユーク「よいしょ!よいしょ!」ガッチャ ガッチャ

    エレン「ふっ、ふっ!」ガッチャ ガッチャ

    アルミン(金属音がうるさくて、眠れないよ…)

    ライナー「Zzz」グガー

    ベルトルト「Zzz」クークー

    アルミン(どうして、寝ていられるんだろう?)
  258. 258 : : 2014/02/10(月) 20:44:19


    ガッチャ ガッチャ


    ユーク「…よし、このくらいにしておくか」ゴトッ

    エレン「朝からいい汗かいたぜ」

    ユーク「ちゃんと身体拭いておけよ?風邪の原因になるぞ?」

    エレン「分かってるって。その辺は抜かりねぇよ」フキフキ

    ユーク「正直、風呂に入りたいくらいが」アハハ

    エレン「まぁ、それは夜まで我慢だな」ハハハ
  259. 259 : : 2014/02/10(月) 20:44:52

    ユーク「それじゃあ、次はストレッチだな」

    エレン「俺が押してやるよ」

    ユーク「頼む。交代だな」

    エレン「あぁ、いくぞ」グググ

    ユーク「うぅ、効く…」グイーン

    エレン「お前、身体柔らかいな」グイグイ
  260. 260 : : 2014/02/10(月) 20:45:21

    ユーク「柔軟性も俺の特性の1つでね」

    エレン「だから、怪我しにくいんだな」

    ユーク「それと、ユミルに貰ったサポーターも効いているな」
    (『――番外編―― 最終話』参照)

    エレン「そうか。走る時もあれ着けてるんだな」

    ユーク「そっ!アレ結構、良質な代物だったんだよ」

    エレン「そっか。よかったな」グググ
  261. 261 : : 2014/02/10(月) 20:45:49

    ユーク「あうぅぅ…伸びるなぁ」グイーン

    エレン「そろそろ、いいか?」パッ

    ユーク「あぁ、ありがとう。交代だ」

    エレン「頼む」

    ユーク「よっと」グイ!

    エレン「いててて!」グググ
  262. 262 : : 2014/02/10(月) 20:46:06

    ユーク「あ、悪い。押しすぎたな」

    エレン「俺は身体硬い方なんだから、ゆっくりやってくれよ」

    ユーク「すまん、気を付ける」グイー

    エレン「そう、そんな感じだ」グイーン

    ユーク「――――」グイグイ

    エレン「――――」グイーン
  263. 263 : : 2014/02/10(月) 20:46:47

    ユーク「さて、この辺でいいか」

    エレン「おう、さんきゅー」

    ユーク「それじゃあ、時間も良い頃だし、食堂に行こうぜ」

    エレン「そうだな。こいつらは、まだ寝てるみたいだし、2人で行くか」

    アルミン(起きているよ。でも声を掛けにくい状況だったし…)

    ユーク「さて、“2人”もちゃんと起きているといいけどね――――」


    ガチャ パタン スタスタ

  264. 264 : : 2014/02/10(月) 20:47:25

    ――――食堂――――


    ガチャ スタスタ


    エレン「なんだ、あいつらまだ来てないのか」

    ユーク「案の定、寝坊かな?」クスス

    エレン「まぁ、あいつらが来るまで、“4人分の”場所でも取っておこうぜ」

    ユーク「……!」

    エレン「何だ?」チラ

    ユーク「いや、エレンが2人の分を気遣うのは、少し珍しかったからさ?」
  265. 265 : : 2014/02/10(月) 20:48:11

    エレン「…別に、これくらい普通だろ…家族なんだから」

    ユーク(その台詞…少し前までの俺みたいだ)

    エレン「で、どこにする?」キョロキョロ

    ユーク「まだ、人の入りも少ないし、2人が入って来て見える場所がいいだろうな」

    エレン「じゃあ、あそこら辺でいいか」スタスタ

    ユーク「あぁ」スタスタ
  266. 266 : : 2014/02/10(月) 20:48:45


    スチャ


    エレン「…俺さ」

    ユーク「ん?」チラ

    エレン「昨日、お前に言われた事を…考えてみたんだ」

    ユーク「…ミカサの事かい?」

    エレン「…あぁ」

    ユーク「もう、答えが見つかったのか?」
  267. 267 : : 2014/02/10(月) 20:49:14

    エレン「いいや。それ自体は、まだまだ分からない」

    ユーク「……」

    エレン「けど…」

    ユーク「うん」

    エレン「俺もこれからは…少しくらい素直になって考えてもいいかなって…思った」

    ユーク「……!」
  268. 268 : : 2014/02/10(月) 20:49:38

    エレン「…少しだけな?」

    ユーク「…ふふっ」

    エレン「なんだよ?」

    ユーク「もう少しくらい、素直になったらどうだ?」クスリ

    エレン「え?」

    ユーク「この言葉の真意は…その内、分かってくるさ」
  269. 269 : : 2014/02/10(月) 20:50:33

    エレン「…?」ポカン

    ユーク「ははは!」

    エレン「分かんねぇな」ケロッ

    ユーク「まっ、少しは変化が期待できそうで、何よりだよ」


    ガチャ トコトコ


    エレン「おっ、あいつら来たな」

    ユーク「エレン、手を振って呼んであげなよ」
  270. 270 : : 2014/02/10(月) 20:51:37

    エレン「…わかったよ」スッ

    エレン「おーい、こっちだ、こっち!」フリフリ

    ミカサ「エレン!」

    アニ「……!」

    ユーク(アニ!)フリフリ

    アニ(うん。行く!)コクリ
  271. 271 : : 2014/02/10(月) 20:52:05


    トコトコ スチャ


    エレン「少し、遅かったな」

    ユーク「昨日、歩き疲れのかい?」

    ミカサ「ええ、少しだけ」

    アニ「……」コクリ

    エレン「さっさと食べちまおうぜ!」

    ミカサ「ええ。お腹空いた」グゥゥ
  272. 272 : : 2014/02/10(月) 20:52:28

    ユーク「あっ、そういえば、ミカサ」

    ミカサ「なんだろうか?」

    ユーク「ミカサにとって朗報があってね。実は、エレンが…」

    エレン「あっ、おい、ユーク!本人に言うなよ!!」アセアセ

    ミカサ「…?」ポカン

    ユーク「えぇ、どうしようかなぁ」ニヤリ
  273. 273 : : 2014/02/10(月) 20:52:50

    エレン「お前!今は絶対に言うな!!」アセアセ

    アニ(一体、何の事だろう?)ポカン

    ユーク「はいはい、初めから言う気もないさ」ヘラヘラ

    エレン「全く…ほんとかよ」フーー

    ユーク「予想通り、エレンは寸の所で止めに入ったからな」ニヤリ

    エレン「お前っ!嵌《は》めやがったな!!」
  274. 274 : : 2014/02/10(月) 20:54:30

    ユーク「さぁねぇ」シレッ

    ミカサ「何の話だろうか?私にも教えてほしい」

    エレン「お、お前には、絶対に言えねぇよ!」アセアセ

    ミカサ「そんな事を言わずに!」

    エレン「だ、だめだ!」

    ミカサ「むぅぅ」イジイジ
  275. 275 : : 2014/02/10(月) 20:55:08

    ユーク「ふふっ」

    アニ「アンタがエレンを嗾《けしか》けたのかい?」

    ユーク「それは、まだ…この後のお楽しみかな?」

    アニ「何それ?私にも言えない事?」

    ユーク「エレンの尊厳もあるからね。今は、俺達の間の秘密さ」ニッ

    アニ「ふぅん。なら、いいや」ケロッ
  276. 276 : : 2014/02/10(月) 20:55:45

    ユーク「そうだ、アニ」チラ

    アニ「何?」チラ

    ユーク「また、いつか行こうね?」

    アニ「…うん。いつか」ニコ

    ミカサ「エレン、教えて、教えて!」グイグイ

    エレン「だから、今はまだ無理だって言ってるだろ!」ジタバタ
  277. 277 : : 2014/02/10(月) 20:57:29

    ミカサ「教えてくれないと離さない」ギューギュー

    エレン「だーめーだ!」ジタバタ

    ミカサ「いじわるぅ」グイグイ

    エレン「意地悪でも何でもいいから、離せ」

    ミカサ「えぇぇ」ブーブー

    ユーク(ミカサ、次は俺達が君達を見届ける番だからさ。覚悟しておいてね?――――)



    進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第3話

    『月が魅せる情緒』



    La Fin.


  278. 278 : : 2014/02/10(月) 20:58:49

    【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】

    ――本編――

    【執筆中 進撃の巨人Another 第38話 『制約』】
    http://www.ssnote.net/archives/8191

    【執筆中 進撃の巨人Another 第37話 『奪...』】
    http://www.ssnote.net/archives/8190

    【14/01/16 進撃の巨人Another 第36話 『罅《ひび》』】
    http://www.ssnote.net/archives/6412

    【14/01/14 進撃の巨人Another 第35話 『連携』】
    http://www.ssnote.net/archives/6411

    【14/01/12 進撃の巨人Another 第34話 『駒の数』】
    http://www.ssnote.net/archives/5377

    【13/12/31 進撃の巨人Another 第33話 『タイキ』】
    http://www.ssnote.net/archives/5376

    【13/12/24 進撃の巨人Another 第32話 『特質』】
    http://www.ssnote.net/archives/5206

    【13/12/20 進撃の巨人Another 第31話 『敵の敵』】
    http://www.ssnote.net/archives/5204

    【13/12/17 進撃の巨人Another 第30話 『隠す者』】
    http://www.ssnote.net/archives/4699

    【13/12/15 進撃の巨人Another 第29話 『ハツゲン』】
    http://www.ssnote.net/archives/4697

    【13/12/06 進撃の巨人Another 第28話 『キタイ』】
    http://www.ssnote.net/archives/4287

    【13/12/05 進撃の巨人Another 第27話 『夜明け』】
    http://www.ssnote.net/archives/4235

    【13/11/30 進撃の巨人Another 第26話 『蓄積』】
    http://www.ssnote.net/archives/3742

    【13/11/27 進撃の巨人Another 第25話 『帰る先』】
    http://www.ssnote.net/archives/3554

    【13/11/23 進撃の巨人Another 第24話 『隠れる』】
    http://www.ssnote.net/archives/3249

    【13/11/21 進撃の巨人Another 第23話 『行き互い』】
    http://www.ssnote.net/archives/3189

    【13/11/18 進撃の巨人Another 第22話 『次世代』】
    http://www.ssnote.net/archives/2988

    【13/11/15 進撃の巨人Another 第21話 『鍵《ヒント》』】
    http://www.ssnote.net/archives/2740
  279. 279 : : 2014/02/10(月) 20:58:59

    【13/11/10 進撃の巨人Another 第20話 『懐古、そして展望』】
    http://www.ssnote.net/archives/2440

    【13/11/08 進撃の巨人Another 第19話 『待つ者』】
    http://www.ssnote.net/archives/2307

    【13/11/06 進撃の巨人Another 第18話 『以心』】
    http://www.ssnote.net/archives/2219

    【13/11/05 進撃の巨人Another 第17話 『志と命』】
    http://www.ssnote.net/archives/2140

    【13/11/04 進撃の巨人Another 第16話 『選ぶ』】
    http://www.ssnote.net/archives/2041

    【13/11/03 進撃の巨人Another 第15話 『悪癖』】
    http://www.ssnote.net/archives/1992

    【13/11/02 進撃の巨人Another 第14話 『クチは...』】
    http://www.ssnote.net/archives/1943

    【13/11/01 進撃の巨人Another 第13話 『ドウキ』】
    http://www.ssnote.net/archives/1886

    【13/10/31 進撃の巨人Another 第12話 『人柄』】
    http://www.ssnote.net/archives/1841

    【13/10/30 進撃の巨人Another 第11話 『危機と嬉々』】
    http://www.ssnote.net/archives/1815

    【13/10/29 進撃の巨人Another 第10話 『見上げる先』】
    http://www.ssnote.net/archives/1748

    【13/10/28 進撃の巨人Another 第9話 『辛辣』】
    http://www.ssnote.net/archives/1702

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
    http://www.ssnote.net/archives/805

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
    http://www.ssnote.net/archives/800

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
    http://www.ssnote.net/archives/796

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
    http://www.ssnote.net/archives/795

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
    http://www.ssnote.net/archives/793

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
    http://www.ssnote.net/archives/792

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
    http://www.ssnote.net/archives/791

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
    http://www.ssnote.net/archives/790
  280. 280 : : 2014/02/10(月) 20:59:14

    ――番外編Ⅱ――

    【14/02/01 進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第2話】
    http://www.ssnote.net/archives/9101

    【14/01/21 進撃の巨人Another ――番外編Ⅱ―― 第1話】
    http://www.ssnote.net/archives/8195


    ――番外編――

    【14/01/10 進撃の巨人Another ――番外編―― 最終話】
    http://www.ssnote.net/archives/6413

    【13/12/29 進撃の巨人Another ――番外編―― 第17話】
    http://www.ssnote.net/archives/5860

    【13/12/25 進撃の巨人Another ――番外編―― 第16話】
    http://www.ssnote.net/archives/5229

    【13/12/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第15話】
    http://www.ssnote.net/archives/4702

    【13/12/10 進撃の巨人Another ――番外編―― 第14話】
    http://www.ssnote.net/archives/4373

    【13/12/04 進撃の巨人Another ――番外編―― 第13話】
    http://www.ssnote.net/archives/3949

    【13/11/30 進撃の巨人Another ――番外編―― 第12話】
    http://www.ssnote.net/archives/3487

    【13/11/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第11話】
    http://www.ssnote.net/archives/3066

    【13/11/17 進撃の巨人Another ――番外編―― 第10話】
    http://www.ssnote.net/archives/2668

    【13/11/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第9話】
    http://www.ssnote.net/archives/2257

    【13/10/27 進撃の巨人Another ――番外編―― 第8話】
    http://www.ssnote.net/archives/1550

    【13/10/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第7話】
    http://www.ssnote.net/archives/1374

    【13/10/15 進撃の巨人Another ――番外編―― 第6話】
    http://www.ssnote.net/archives/1078

    【13/10/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第5話】
    http://www.ssnote.net/archives/1040

    【13/10/13 進撃の巨人Another ――番外編―― 第4話】
    http://www.ssnote.net/archives/941

    【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第3話】
    http://www.ssnote.net/archives/923

    【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第2話】
    http://www.ssnote.net/archives/878

    【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
    http://www.ssnote.net/archives/845
  281. 281 : : 2014/02/10(月) 20:59:26

    ――その他――
    【14/02/07 進撃の巨人Another ――104期相談所編―― 第2話】
    http://www.ssnote.net/archives/5371

    【13/12/08 進撃の巨人Another ――104期相談所編―― 第1話 ユーク「勉強の方法が分からない?」】
    http://www.ssnote.net/archives/4493


    ――雑談――
    【随時更新中 My.Loと進撃の巨人Another】
    http://www.ssnote.net/groups/24


    ――その他情報媒体――

    【随時更新中 SS Pedia記事 『進撃の巨人Another』】
    http://dic.ssnote.net/articles/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BAAnother
  282. 282 : : 2014/02/10(月) 21:01:23

    第3話が終わりました

    これからは大体、これくらいの長さになります
    その分、会話濃度も大きくなって、説明が詳細になったかなと思います。

  283. 283 : : 2014/02/11(火) 08:34:40
    今回も最高でした!本編の再開はいつくらいになりそうですか?
  284. 284 : : 2014/02/11(火) 10:07:06
    >>283
    すまぬ。番外編書くのが楽しすぎて、本編に取り掛かれていない状況です

    無我夢中で作り続けていたので、番外編Ⅱは8話まで完成しました

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
MyLo0922

My.Lo

@MyLo0922

この作品はシリーズ作品です

【進撃の巨人Another】 シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場