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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

十神「俺が超高校級のフォーリンラブだと……?」

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  1. 1 : : 2021/12/07(火) 22:24:19
    十神「どういうことだ説明しろ不二咲。コンピュータールームに来るなり、訳のわからない事を……」

    不二咲「ええっとぉ……この間、合宿には行ったよね」

    左右田「オレたちがとっても苦労して準備した、あの! プログラム世界のな!」

     (※ハッピーダンガンロンパS)

    十神「それがどうかしたのか?」

    左右田「……最後に色々あっただろ? 一旦全部忘れちまったりとかよォ……」

    十神「確かにな。それで?」

    不二咲「……これを見て?」

    モニターを見ると、何やら心電図のようなものが映されていた。

    十神「『トガミ ビャクヤ』……これはなんだ?」

    左右田「何があっても安心だとは言ってもよォ、身体に異常があったらまずいだろ? だから色々記録はさせてもらってたんだ」

    不二咲「丁寧に創ったプログラムとはいえ、不具合がないとも言い切れないもんね」

    左右田「で、皆のバイタルとか、感情の起伏とか色々確認したんだよ。プログラムから出たあと不二咲と入間と一緒にな」

    十神「……それで? 何がフォーリンラブなんだ」

    不二咲「十神君……あのね、君は今、すっごく女の子に惚れやすいんだ」

    十神「この俺がか? バカバカしい……」

    左右田「マジなんだって! 異常なほどに! オレのソニアさん愛なんか比較にならないくらいにな!」

    不二咲「だから、その……気をつけてね」

    十神「話はそれだけか?」

    左右田「だけど気をつけろよ、興奮で襲いかかるとかそういうヤツじゃなさそうなんだけどよォ、なんつーか、ピュアっつーか……」

    不二咲「目を合わせてお話できない程かもしれないんだよ!」

    十神「ありえん、あれ(合宿)から1日経っているんだ……女にも会っているがなんともなかった」

    不二咲「コロナワクチンの副作用だってすぐには出ないよね?」

    左右田「その単語を出すなって! なんとも言えない気持ちになるから!」

    不二咲「だから、本当に大丈夫か試させてもらうよぉ」

    十神「好きにしろ」

    不二咲「入間さん! 入ってきて!」
  2. 2 : : 2021/12/07(火) 23:09:32
    入間「よぉ、エロ神!」

    十神「!」ドクン

    入間「媚薬入りのエロエロスープを飲まされたみたいな顔してんな!ひゃっひゃっひゃっ!」

    十神「は、バカな……こんなやつに……」

    人格は破綻しているが──

    発明にかける情熱は間違いなく本物で……

    ふとした瞬間に見える大人な表情もまたヨシ……!

    とんでもない淫語を会話の端々に絡めてくるような女だが……

    強気に出られた時の弱り具合は、小動物を思わせ、何故か加虐心を起こさせる……

    そして何より、美人でスタイル抜群!

    大きく開いた胸元に、嫌でも視線が行ってしまう!

    悔しいが、こいつは魔性の女だ……

    …………!?

    何を思っているんだ俺は……!?

    だがこの胸の高鳴りは……

    左右田「十神、脈取るぞ」

    不二咲「どう?」

    左右田「いやー……速すぎね?」

    入間「やっぱりこうなっちまったか! 許せよエロ神!」

    十神「なんだと……?」

    入間「ちょっとムカついたからオレ様が少しいじった! オレ様だけ少し早くに帰還できたからな!けけっ!」

    左右田「オメーかよ! オメーなのかよ!」

    入間「うるせーぞ童貞野郎!」

    左右田「だからそれはやめろって! プログラムの中でも言ったろ!」

    不二咲「い、いつ戻るのぉ……?」

    入間「オレ様が戻さないと治らないぜ!」

    十神「おい、いい加減に……!」



    腰に手を当ててふんぞり返ってるこの態度が……

    たまらなく愛おしい……!

    わけがないだろう! 落ち着け、俺は十神白夜だぞ……

    こんな愚民なんぞに……

    入間「ねぇ、もし望むなら……私が膝枕でもしてあげましょうか?」

    十神「!」ドクン!

    入間「ひゃっひゃっひゃっ! 鼻息荒すぎだろ!」

    十神「く、下らん……なぜ俺がこんな目に……」

    入間「水着のオレ様に見とれなかったバツだ!」

    十神「そんな理由で俺の感情がいじられたのか……」

    だが、こいつを許してしまいそうなほど惹かれているのがわかる……これはまずい……

    入間「これから毎日エロ神は女に会い、感想をまとめ、オレ様の部屋に直で報告に来い!」

    不二咲「なんのために……?」

    入間「面白そうだからに決まってんだろ!?」

    左右田(確かにな……)

    十神「ふざけるのも大概に……」

    入間「ん?」

    ……くっ、艷やかな唇に吸い込まれそうだ…………

    入間「とりあえず、ガキどもは帰ったし、親族2人もいねーから……オレ様を除いて……ひぃふぅみぃ……」

    ……?

    入間「ま、いいか! 頑張ってまとめろよ! エロ神白濁液!」

    左右田「おい、オメー勝手に帰るな! まだ話は……」

    バタン

    不二咲「……」←どうする?という目

    左右田「……」←オレもわかんねーよという目

    十神「ハァ……ハァ……くそっ、この俺が……こんなことに……」

    何が……フォーリンラブだ……

    左右田「そうだ! もしかしたら、特別入間が好きなだけの可能性もまだあるぞ!」

    不二咲(そうなの!?)

    十神「別に好きではない……!」

    はずだ。

    左右田「とりあえず、オレも一緒にいてやるから、誰か女子に会いに行こーぜ!」

    十神「…………まぁ、いいだろう」

    こうして俺は、突如として湧いた最終課題に挑む羽目になった……

    入間の胸元──

    いたずらな表情──

    十神「くっ、考えるな……!」

    こんな偽りの心など、克服してやる……

    十神の名にかけて……!!
  3. 3 : : 2021/12/08(水) 23:19:55
    左右田「とにかくまずはソニアさんみたいな優しい方から……」ガチャッ

    腐川「…………」

    左右田「ぎにゃあああああぁぁぁぁっ!!」

    腐川「な、なにようるさいわね……」

    左右田「扉を開けていきなり出てきたらビビるだろフツー!」

    腐川「うっさいわね……」

    十神「腐川か……」

    腐川「白夜様!!いきなりコイツラに呼び出されてから何をしていたのかもう心配で心配で……」

    十神「……待て、どうしてそのことを知っている」

    腐川「だって、いつでも白夜様の事は把握していますから……!」

    左右田(お? 十神のヤツ腐川のことは大丈夫みてーだな……?)

    腐川「それで、あの……白夜様? どうしてずっと目をつぶっているんですか?」

    左右田「見ろって! 逃げるな!」

    十神「見たらどうなるかわからん!」

    左右田(逆に見なければ平気なんだな……)

    腐川「ま、まさか照れてあたしの事が見れない……って事ですか!?」

    十神「そんなはずがないだろう!」カッ!

    開けてしまった。

    目を。

    十神「!」ドクン

    腐川……こんなに可憐だったか……?

    メガネが似合うのもさることながら……

    長めのスカートの清楚さが、このミニスカートだらけの希望ヶ峰学園において安心する……

    そしてこのどこか幸薄そうな未亡人感……

    少し臭うこともあるが……癖になる臭いで……

    何より……こんな見た目で足には“正”の字が刻まれている……

    おまけに俺に好意を抱いているだと!?たまら……

    何がたまらんだ!? しっかりしろ!

    俺は……十神家の次期当主だ……これしきのことで……

    腐川「……白夜様?」

    十神「うっ……」キラキラ

    腐川(白夜様がまるでチワワのような目であたしを見てる……!? なんで……!?)

    十神「おい左右田! 俺を引っ張って連れて行け!」

    左右田「なんでだよ! 我慢して目開けてついてこいよ! 置いてってもいいんだぞ!」

    十神「人の心がないのか!?」

    左右田「それ、いつものオメーにはいつも言いたいセリフだがな!」

    腐川(解釈違い……いや、むしろ、アリ……?)

    十神「腐川が上の空のうちに……」

    文学少女の脳内が、この俺の妄想で……

    十神「やめろ、考えるな!」

    左右田「何がだよ!」

    腐川(おまるみたいな事を言えば……これが……“尊い”……?)バタッ

    十神「!」

    左右田「気絶した! 逃げるチャンスだぜ!」

    十神「まずい、いまこいつが目覚めたらもっと厄介なことに……!」

    左右田「は?…………あぁ、そうか…………」
  4. 4 : : 2021/12/10(金) 22:27:37
    十神「……!」

    腐川「…………あー…………」

    左右田「おい十神! 逃げるぞ!」

    十神「十神家の次期当主としては惨めだが……仕方ない!」

    猛ダッシュで走る二人──

    左右田「とりあえずあの様子じゃ何もしてくれないかもだが……入間のヤツに直談判しに行こうぜ!」

    十神「多少強い口調で言えばなんとかなるかもしれんしな……」

    腐川「で? 何しに行くのかしらん?」

    左右田「そりゃ……」

    叫び。

    十神「な、なんだと!?」

    腐川「どもどもー、笑顔の素敵な殺人鬼です!」

    左右田(逃げられねーよなァ……)

    十神「……」

    腐川「なーんか白夜様に対して小動物的かわいさを感じてるのよねー……根暗とは感情も共有してるからだろうけど」

    十神「……」

    腐川「何故か白夜様は目を閉じてキス待ちだし? いいのかしらん?」

    左右田「…………実はよォ……」















    腐川「ふむふむ? つまりは白夜様がメスなら誰にでも欲情するようになってしまったと?」

    左右田「欲情はしてないはず……だよな?」

    十神「愚問だな」

    左右田(こんな状況でも偉そうなのはすげーよ)

    腐川「で、その眼を開けて根暗を見ただけでもときめいちまったと……なるほどなるほど……?」

    左右田「それで入間のヤツにこれかr

    腐川「根暗だけとかずるくね? アタシにもときめけっての」グイッ!

    無理やり瞼を親指で開く──

    十神「やめろ!」

    腐川「……涙ぐんでる白夜様とか解釈違いなんだわ」

    左右田「そういう涙じゃないと思うぞ……?(乾燥)」

    十神「やめ……」

    ジェノサイダー翔……

    腐川と違ってケラケラとうるさいが……

    その底抜けの騒がしさが一種の癒やし効果がある……

    長い物には巻かれろと言うが、あの長い舌も……

    腐川「…………」

    十神「…………」ドキドキ

    腐川「…………」

    十神「もう十分だろう?」

    腐川「かわいくて草」

    左右田(あまりの衝撃にネットスラング使い始めた!?)

    腐川「まー、たまには悪くないわよねん? で? 他の女に会ってぇ? 感想をまとめる……」

    十神「そうすればもとに戻してくれるはずだ」

    腐川「面白そうなのでついていきます!」

    十神「やめろ!」
  5. 5 : : 2021/12/11(土) 22:50:17
    左右田(っつーわけで、腐川……ジェノサイダー翔の介入によって入間に直談判に行く事はできず……)

    腐川「まずはオーガでいいんじゃね?」

    十神「俺があいつにときめくなど想像できないが……」

    腐川ごときにときめいてしまっている事を考えると恐ろしいな……














    武道場──

    茶柱「……」

    腐川「相変わらずその顔マジで無って感じするわ!」

    左右田「流石は桑田とレストランで揉めただけあるな……」

    茶柱「で、何しに来たんですか? 話くらいなら聞きますけど」

    ※東条に怒られたり色々あって、男死を無差別に拒絶しないくらいにはなりました

    左右田「っつーか大神に会うはずじゃねーのかよ!」

    腐川「いるかと思ったんだけどな。無駄足?」

    茶柱「いきなり押しかけておいて無駄足とはなんですか! それと痩せてる方の十神さん! どうして左右田さんの後ろに隠れているんですか!」

    十神「……おい左右田。茶柱には詳細を言うなよ」ヒソヒソ

    左右田「わかってるって……」ヒソヒソ

    十神「別に隠れてなどいない……」

    茶柱「どうして目を閉じたままなんですか!? そういうプレイなんですか!? 花村さんといい、これだから男死は……」

    十神「おい……! あいつと一緒にするな」カッ!

    腐川(お、やっと見た)

    十神「……!!」

    茶柱……正直あまり話をしたことはないが……

    幼女のようなカチューシャと、顔と同じくらいのサイズのリボンが女子としての魅力を引き立たせる……

    ネオ合気道のことはよくは知らないが、同士を増やさんとするその意気や見事としか言いようがない。まぁ本来の合気道と違い先手必勝らしいがな……

    そして何より希望ヶ峰学園特有のミニスカートからスラリと伸びる健康的な御御足がまたいい……

    そしてなにより鍛え上げられた、だがしかし決してただの鉄壁ではないその腹筋……

    女子限定でおさわり自由らしいが……藍染袴やトレーニングウェアを貢げばいけるか……?

    だが……それよりも……

    顔立ちが良すぎる……

    十神「……」ドキドキ

    茶柱「……なんですか、まるで転子に話しかけるべきか話しかけないべきか悩んでるときの夢野さんみたいな顔をして……」

    左右田「おい大丈夫か?」

    茶柱(え……なんですかこの真っ直ぐな視線は……ただの男死らしからぬ純粋さ……)

    十神「……もういいだろう?」ドキドキ

    腐川「顔真っ赤にしちゃって白夜様ったらかわいいんだからぁん! お腹くらい触らせてもらえば?」

    十神「黙れ……」ドキドキ

    左右田(ソニアさんに対するオレみたいな心情だってのに、やっぱ御曹司は我慢強さが違うな……)


















    十神「ハァッ、ハァッ…………」

    腐川「グロッキーな白夜様もかわっ……くしゅん!」

    左右田「おっ」

    腐川「……あら? ここどこ……」

    左右田「おい十神! ジェノサイダーじゃなくなったならもう入間んとこ行こうぜ!」

    十神「そうだな……こっちの腐川なら言いくるめられるしな」

    腐川「あの、話が見えないんですが……」

    腐川(白夜様が可愛かった気がしてから記憶がないし……アイツの時に一緒に行動してたのかしら……)

    十神「お前はここで待っていろ」

    腐川「へ?」

    十神「待て、だ……できるな?」

    腐川(いつになく吐息を漏らしてのお言葉……! その辺の……アニメ?ゲーム?とかの低俗なボイス?と違って白夜様のそれはもう……たまらないわ……)

    腐川「はいぃ、わかりましたぁ…………」

    十神「……よし、左右田。女子の誰も見ずに済むよう俺の手を引いていけ」

    左右田「わーったよ……」

    左右田(腐川からしたらオレが一番美味しいポジションなんだろうn……

    腐川「…………」ジロッ!

    左右田(ぎにゃあああっ! 睨まれてるぅ!)
  6. 6 : : 2021/12/16(木) 18:35:58
    日向 苗木「もうだめだぁ……おしまいだぁ……にげるんだぁ……勝てるわけがないYO!!」
  7. 7 : : 2021/12/20(月) 20:17:52
    左右田「…………」

    十神「おい、どうしたなぜ止まる?」

    左右田「いや……廊下を塞がれててな……」

    十神「誰にだ?」

    左右田「少なくともオメーが好きではないタイプの奴だ」

    西園寺「ねー、どうして男二人で手を繋いで歩いてるのー?」

    西園寺……!?

    まずいな、有る事無い事言いふらされてしまう可能性もある……

    左右田「それには深い訳があってだな……とりあえずどいてくれねーか?」

    西園寺「えー? どうしてそんなこと聞かなきゃいけないのー?」

    左右田「せっかく成長したのにガキみたいなこと言ってんじゃねーって!」

    西園寺「そっちこそガキみたいに手を繋いでるじゃん! ていうか教えてくれたっていいだろ!」

    左右田(確かにな! もう長い事過ごしてきたクラスメイトだし……けど、十神の事を思うとなァ……)

    左右田「そうは言ってもよォ……」

    西園寺「なに? わたしにはそんなに言いたくないことなの?」

    左右田「……」

    十神「もういい、言えばいいんだろう……」

    まぁ、西園寺……西園寺なら見た目も幼い。

    俺が心を奪われる事も……

    十神「実は俺は今……」

    西園寺「今?」

    !?

    さ、西園寺……

    こんなやつだったか……?

    こんなやつに決まっているだろう!

    あのサイコロ合宿のせいで麻痺していたが、本来のこいつは……なんだ……腐川が言っていた……

    ビッグバンだ。

    その言動はあの幼い見た目だからこそ許されている節があったが……

    逆にいい……!

    獄原もそうだ。あの見た目で紳士を目指していて、純粋無垢な少年だと……?

    獄原を嫌いなやつなんていないだろう。

    西園寺は最悪な性格だが……

    全国各地にファンができるほどの日本舞踊の腕前がある……

    ロリコン? 何の話だ。成長しても相変わらずチケットは完売らしいじゃないか。

    合宿の時のこいつの水着は……まぁ、見た目相応で良かったが……

    今の西園寺があれを着たとしたら……?

    十神「…………!?」ボタボタ

    西園寺「うわっ!? 鼻血出てる!?」

    左右田「オメー大丈夫か?」

    十神「ば、バカな……西園寺如きに……」

    西園寺「……え? わたしに興奮したの?」

    左右田「詳細は省くがそうだ! 十神は花村並の見境なさで女に惚れやすくなってんだよ!」

    西園寺「なにそれ……?」

    十神「くっ……」フキフキ

    西園寺(さすがにハンカチくらい持ち歩いてるよね……)
  8. 8 : : 2022/01/09(日) 23:02:22
    期待
  9. 9 : : 2022/08/30(火) 12:45:57
    十神「……そもそも、何故興奮状態になっただけで鼻血が出るんだ」

    西園寺「え? 興奮したら出るんじゃないの?」

    左右田「あー……、前に罪木が言ってたけどよォ、あれは空想の中の話だ。高血圧な中年男性とかなら可能性も“なくはない”程度なんだってな」

    西園寺「へぇー」

    十神「しかし……実際出たものは仕方がない。今後も警戒するとしよう」

    西園寺「それで? 警戒して今後どうなるの? 一生女性を目に入れないつもり?」

    十神「いや、それは不可能だ。だからなんとしてもあの入間に俺を治す……いや直してもらわなければならん」

    西園寺「げっ、あいつが関わってんの?」

    左右田「……ウチの女子全てに会って感想を毎日報告しろとさ。そうしたら……」

    左右田(──あれ? あいつそうしたら元に戻すなんて言ってたか?)

    十神「そうしたら、直してもらえるはずだ」

    左右田(まぁ、黙っておくか……)

    西園寺「そっか、それで今まで何人見たの?」

    左右田「まず入間だろ、腐川……そしてジェノサイダー翔だろ、茶柱に……西園寺。オメーだ」

    西園寺「まだまだいんじゃん! 大丈夫なの?」プークスクス

    十神「十神の名にかけて、やり遂げてみせる……」

    西園寺「じゃ、頑張ってねー」

    左右田「おう、応援ありがとな……?」

    西園寺(けどあの十神面白かったなー)

    西園寺(こっそり尾行してやろっと)
  10. 10 : : 2022/09/07(水) 01:18:04
    とりあえず今日のところは終わりにするか……と、ジェノサイダーも含めた5人分の報告をしに入間の部屋に向かった。

    左右田「不在か……」

    十神「無視して今日は帰るというのもありといえばありだが……」

    左右田「毎日報告しろと言われている以上、コエーよな」

    十神「書き置きでも残せば問題ないだろう」

    左右田「けどよォ、入間のヤツ“直で”報告に来いって言ってたんだよな……」

    十神「……面倒だがやむを得ん、待つとするか」

    十神と左右田は部屋の前で入間の到着を待ち──

    続けたが、そこから1時間。入間は未だ現れない。

    左右田「だーっ! あいつどこで油売ってるんだよ!」
  11. 11 : : 2022/09/07(水) 23:12:43
    ピンポンパンポーン

    死体が発見されました!

    左右田「!?」

    十神「なん、だと……?」

    左右田「つーかなんなんだよ……」

    十神「おいどういうことだ説明しろ左右田!」

    左右田「悪い冗談やめろよな……」

    うぷぷぷぷ……

    左右田「江ノ島」

    江ノ島「あれ、バレた?」

    左右田(……気のせいか? いつもより顔が……どちらかというと美人ってよりはかわいい寄りで、胸もデカい気がする……)

    ※ハピダンのストーリーにおいて、むくろエノジュンがメイン張ってたので、なんかこう、そういう時空です。

    十神「江ノ島だと……?(女性対策で目を瞑っている)」

    江ノ島「入間ちなら今日は帰ってこないってさ」

    左右田「どこで聞いたんだよ……」

    江ノ島「自然とね。キーボの新しいカスタムがどうだの言いながら走り回ってたし……」

    〜回想~

    入間「才能合宿のおかげでエロエロ思いついてさぁ……」

    キーボ「は、はぁ……」

    入間「…………いいよな!?」ハァハァ

    キーボ「駄目ですよ! こちらもこちらで卒業に向けて最終調整が……」

    入間「学園はオレ様が才能を培うためならなんでも許してくれると思うぜ!?」

    キーボ「だったらボクの意見だって尊重……」

    入間「世界一の美少女入間美兎様の意見こそが絶対に決まってんだろ! ひゃっひゃっひゃっ!」

    〜回想終わり~

    江ノ島「的な会話をしながら追いかけっこしてたし」

    十神「……俺にこんなこと(反応まとめ報告)させようとしておきながら自分はお遊びだと……!?」

    江ノ島「ところでなんで十神っちはずっと目閉じてんの?」
  12. 12 : : 2022/09/09(金) 23:26:24
    左右田「…………」

    十神「西園寺の件でわかった。黙っている必要はないだろう。左右田、説明しろ」

    左右田「いやそう思うなら自分で言えよ! 」

    江ノ島「なんなの?」

    十神「左右田」

    左右田「わーったよ……」















    江ノ島「へぇー……つまり十神は今発情期なわけだ」

    十神「そういうわけではない……!」

    江ノ島「まーまー落ち着きなって。ほらそこのベンチにでも座りな?」

    左右田(そこって言われても十神目閉じてるし…………オレが連れてけってことですかそうですか)

    十神「…………」

    江ノ島「じゃあ、 私のこと見たらどんなふうになるわけ?」

    十神「いいだろう、見てやる……」

    江ノ島とはあの合宿で水着で2人きりになったこともある……

    確か、俺のプライベートビーチで遊ばせろだのなんだの言ってきたんだったな。

    …………俺のスケジュールはいつ空くんだったか。

     (※むくろの方の話です)

    十神「江ノ島、俺が今お前をどう思……」

    江ノ島「えー。なになに?」

    十神「!?」

    左右田(十神の目の前に江ノ島の胸が……!? だからあいつベンチに座らせたのか!?)

    江ノ島「どしたん? 話聞こうか?」ニヤニヤ

    十神「……!?」

    俺の記憶の中の江ノ島の胸と違う!

    左右田(大丈夫か……? 健全な男子ならあんなの耐えられないぞ……ましてや今の十神は……)

    ……!

    十神「……」プイッ

    江ノ島(赤面しながら目を閉じてそっぽ向いた……?)
  13. 13 : : 2022/09/13(火) 20:09:29
    な、なんだこれは……!?

    江ノ島は確かに普段から見せブラなどと称して下着を晒すようなファッションをしていたが……

    こんなにもたわわと実っていたか!?

    いや、だが、しかし……

    マジマジと見たことはなかった……か……

    江ノ島「超高校級の完璧といわれるあなたでも、この江ノ島盾子ちゃんの美貌には勝てなかったようね?」

    左右田「美貌云々じゃなくてそれはもう不意打ちだろ! オレだって動揺するし今の十神には刺激が強すぎるだろ!」

    江ノ島「えー?」

    ……いや、十神家の御曹司としてこんな問題から逃げてどうする。

    十神「……」チラッ

    江ノ島「お、我慢できずにまた見た」

    かわいい……!!

    まるでチワワ100頭分とも言えるそのかわいい顔……

    そして肌……え、肌!?

    江ノ島といえば、確かに化粧できれいだった記憶があるが……?

    そう、例えるならほつれたり破れた衣服を周囲には全くわからないように直す……かのような、そんな印象だったが。

    今の江ノ島は……

    はぁっ!? 見るな! 冷静さを取り戻しつつあった気がするというのに……!!

    とにかく顔がいい、肌がいい、なんだそのくりくりの目は。まるで吸い込まれそうだ……

    江ノ島「息荒すぎじゃない?」

    左右田「ちょっとやばいか……? 十神、一旦離れようぜ。なんなら今日はオレの部屋にでも泊まっていくか?」

    十神「それは断る……!!」

    左右田「なんでだよ! そこで意地張んなよ!」

    江ノ島(モノクマとして長いこと接してみたけど……)

     (※どういう理屈で左右田や不二咲、入間等にバレずにプログラムに入ったかは……)
     (考えてはいけません)

    江ノ島(やっぱり、平凡で単純で予想通りに進んじゃうな……)

    十神「俺は江ノ島を克服してみせる……!」

    左右田「テンションがおかしい方向に行ってるだろ!? 無理するなよ!」

    江ノ島(やっぱりこんな世界……)

    左右田「もういい、力づくでも連れて行く!」ガシッ!

    十神「クッ、離せ!」

    思ったより力強いな……

    江ノ島(そして十神白夜は左右田和一と一夜を共にし、また明日も女の子の前でハァハァするのでしょう)

    左右田「オレの部屋が嫌なら腐川に頼んでもいいんだからな!?」

    十神「それはやめろ!」

    江ノ島(ほら、もう廊下の角を曲がって……)

    戦刃(見た目は江ノ島)「あれ? 左右田に十神? そんなに慌ててどしたの?」

    江ノ島(は?)

    左右田「……え?」

    戦刃「?」

    江ノ島(出歩くなって言ったでしょうが……! あの残姉……!!)
  14. 14 : : 2022/09/13(火) 22:12:18
     (便宜上、むくろ江ノ島は戦刃表記とします)

    十神「……どうした左右田?」

    左右田「どうしたもこうしたも……?」

    戦刃「ん? どしたの? もしかしてあたしに見とれちゃった?」

    十神「……江ノ島から離れたはずなのに江ノ島の声がするが?」

    左右田「……今目の前にいる江ノ島のほうがなんか安心感あるけどよォ、でもさっき……」

    戦刃「さっきって、何のはなし?」

    江ノ島(……ハァ、逃げても仕方ないし誤魔化しますか)

    左右田「さっきまで江ノ島といて、逃げて、その先でオメーがいて、オメーも江ノ島で……?」

    江ノ島「当たり前でしょ? わたしは本物の江ノ島盾子じゃないもん」

    左右田「!?」

    戦刃「盾子ちゃ……」

    戦刃(しまった、そういえば出歩くなって言われてたんだった……どうしよう、一旦あの計画やあの計画はお流れになったけど今バレるのはまずい……)

    十神「何、江ノ島が二人いるだと!? 本当か!?」

    左右田「いや、偽物を主張しているやつと、本物がいる」

    十神「?」

    左右田「目を閉じたままのほうが幸せだぜ……混乱するから……」

    戦刃(えっと……盾子ちゃんが偽物で、私が本物……)

    江ノ島「さて、わたしの正体は誰でしょう?」

    左右田「いや、誰って言われても……」

    江ノ島「絶望した! 気付いてくれない左右田に絶望した!」

    戦刃(絶望……?)

    左右田「絶望されても……」

    十神「待て、それは山田もたまに言っている……ネットスラングというやつだな?」

    戦刃(なるほど!)

    戦刃「なんだ、白銀があたしになってたんだ」

    江ノ島「あはは、地味にばれちゃったか」

    左右田「白銀!? ……いや、それはありえない」

    江ノ島「え?」

    左右田「白銀だってことは100%ない!」

    江ノ島「どうして?」

    左右田「それはだな……」

    十神(何を謎に熱くなっているんだ……?)

    左右田「オメーが白銀だって言うなら、今そんな姿でいられるのはおかしいって言ってるんだ!」

    戦刃(えぇ……?)

    反論ショーダウン 開始
     (♪反論 -CROSS SWORD-)

    十神「おいなんだこの軽快なBGMは!」
  15. 15 : : 2022/09/14(水) 00:15:35
    オメーが本当に白銀

             だってんなら……


           絶対に
           その姿は
           ありえない!



               なぜならばあいつは……


          【フィクションじゃない】人物に
         コスプレすると
       キモいぶつぶつが
      出るんだからな!

    江ノ島「その言葉、斬らせてもらうね」
    【フィクションです】













    左右田「は、ハァ? 江ノ島のコスプレってことは、実在の人物へのコスプレじゃねーか! 前に赤松にコスプレしたら大変なことになったって聞いたぜ!」

    江ノ島「いや、フィクションだよ?」

    戦刃「え、あたしフィクションなの?」

    江ノ島「だって、これは雑誌とかで見られる……所謂“盛ってる”状態の江ノ島盾子だから!」

    左右田「はっ!?」

    戦刃「ちょっと、それひどくない? いくらなんでもさ……」

    江ノ島「事実、わたしにキモいぶつぶつは出てないし、うまくいったみたい」

    十神「ということは、さっき俺が見たのは白銀だったというわけか……」

    江ノ島「そゆこと! とりあえず今回はそんな抜け道を使って化けてみたんだ! 意外と大丈夫だったね! 代替案としてレインコードの死に神ちゃんとかも候補としてあったんだけど……」

    十神「フン、とりあえず紛らわしいからコスプレをやめ」

    江ノ島「ここでわたしに脱げと!? 確かに、わたしはちょっと強引に言えば言う事聞きそうな感じだけど……」

    左右田「自分で言うなよ……」

    江ノ島「流石にそんなのは嫌だし、帰るね」

    戦刃「んじゃ、またねー白銀!」

    江ノ島(……あとでどうしてやろうか)

    十神「しかし、あれはすごい技術だな……見た目も声も全く白銀ではなかった」

    左右田(……なんかまだ引っかかるんだよァ)
  16. 16 : : 2022/09/26(月) 20:26:22
    戦刃「けどさー、白銀も江ノ島盾子ちゃんに化けるなんてわかってんじゃん?」

    左右田「オメーはそれでいいのかよ」

    戦刃「どんなあたしでもあたしはあたし。素材が良くなきゃ加工したって良くならないじゃん?」

    十神「確かに、雑草は美味いサラダにはならないしな」

    戦刃「十神雑草舐めてない? 今度食べれるやつ紹介しよっか?」

    十神「知っているから言っているんだ。あんなものわざわざ好んで食わん……」

    左右田(確か江ノ島ってホームレス経験があるんだっけか?)

    戦刃「そっか残念……」

    左右田「……そういえば十神、本物の江ノ島のことは見てないままじゃないか?」

    十神「……お前に手を引かれたと同時に条件反射で目を瞑ってしまっていたからな」

    戦刃「ん? 見る?」

    戦刃(そういえばずっと目閉じてるな……)

    十神「……」チラッ

    確かに、先程の白銀に比べると顔の感じが違うが……

    なんというか、丸というより角のある表情というか……

    加工なんていらん!

    それにあの胸元は何だ……

    ファッションだかなんだかしらんが下品……いや、エロティックなことに変わりはない……

    たしかにこれは年頃の男の視線が釘付けになるのも頷ける……

    この程度、ハニートラップを幾度もくぐり抜けた俺にとってはなんともないはずだが……

    入間め……

    そしてなにより江ノ島のこの目だ……

    時々見せる、冷酷なような、それでいて誰かに思いを馳せているかのような目……

    それもまたよし……

    戦刃「……ねぇ、人の胸元見ながらハァハァするのやめてくれない?」

    左右田「やっぱ刺激強すぎたんだな、行くぞ十神。江ノ島も悪いな」

    戦刃「行くって……? うん、まぁいいやまたね」

    クソっ……まだどれだけ女子が残っている……?

    戦刃(なんだったの……?)

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