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進撃の巨人√● 2

    • Good
    • 11

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  1. 1 : : 2021/10/29(金) 21:00:43
    進撃の巨人√●
    http://www.ssnote.net/archives/88048
    の続きです!!よろしくお願いします!!



    できればこちらもどうぞ!

    未来予告が見せる異世界物語
    http://www.ssnote.net/archives/56990

    ツンデレな姉とヤンデレな妹
    http://www.ssnote.net/archives/41303

    『人間と妖怪の学園物語』 1
    http://www.ssnote.net/archives/54800

    エレン「俺がそっちに戻ることはない」
    http://www.ssnote.net/archives/42475

    隻眼の喰種兵士
    http://www.ssnote.net/archives/43954

    エレン「ハッハ!!いいなその表情!!」
    http://www.ssnote.net/archives/27906

    エレン「あんな退屈な世界にいるよりはいいな!」
    http://www.ssnote.net/archives/30127

    エレン「俺の脳内選択肢が学園ラブコメを全力で邪魔している!」
    http://www.ssnote.net/archives/38943

    七色の魔法世界
    http://www.ssnote.net/archives/40486

    エレン「俺は・・・・化け物だ」
    http://www.ssnote.net/archives/24833
  2. 2 : : 2021/10/30(土) 00:03:33
    ー訓練所(グラウンド)ー




    キース「これより『長距離移動訓練』を始める!!!」






    (A班)


    ライナー「よろしくな」
    ※班長



    ミカサ「ええ」
    ※記録係


    ベルトルト・ユミル・アニ・その他「」






    (B班)



    エレン「俺が班長か・・・」
    ※班長



    アルミン「よろしく、クルーガー」
    ※記録係



    クリスタ「よろしくね」



    ジャン・マルコ・コニー・サシャ・ミーナ・その他「」





    キース「今回の訓練内容は至って簡単!片道40km!二班に分かれ目標地点に置かれた印を取りここへ戻ってくるだけだ」





    エレン達「」





    キース「道中森があり馬が通れなくなるはずだ!!そこからは自らの足で目標地点の印を取りに行け!!!いいな!!」





    エレン達「はっ!!」





    キース「それでは訓練始め!!!」





    エレン「よし、それじゃあ荷物の確認して出発するか」





    アルミン「そうだね」





    エレン「ジャン達は荷物あるか確認してくれ」





    ジャン・コニー・ミーナ・その他「おう」





    エレン「クリスタとサシャとマルコは馬を連れてきてくれ」





    クリスタ・サシャ・マルコ「うん(わかった)」





    エレン「アルミンは記録の準備を頼む」





    アルミン「わかったよ」





    エレン「あとは・・・」





    アルミン「クルーガー、地図でルートの確認しておいた方がいいと思うよ」





    エレン「!ああ確かにそうだな」





    ーーー












    ーー

















    ドドドドドド




    エレン「」ドドドドド(馬)





    アルミン・マルコ・ジャン・コニー・サシャ「」ドドドド





    クリスタ「クルーガー!あと少し走ったらペースを落とそう!馬を休ませないと!」ドドド





    エレン「わかった!」ドドド





    ~~~~~~時間経過~~~~~~~~




    ガラッ!




    ジャン「うおっ!くそ、ここ足場わりぃな」パカラパカラ





    コニー「片道40km、往復で80kmか~~」パカラパカラ





    サシャ「遠いですね~~」





    エレン「マルコ、ここの道をこう行くと最短ルートだと思うんだがどうだ?」バサッ(地図)





    マルコ「う~~ん、でもここはおそらくここよりも足場が悪いと思うよ。馬が通りにくいんじゃないかな」





    アルミン「多少時間がかかっても安全に通りやすいルートを行くのがいいと思うよ」





    クリスタ「馬が怪我したら大変だよ」





    エレン「う~~~ん、確かにそうだな。おーい、全員聞いてくれ!」





    ジャン達「」クル





    エレン「これからルートを変える!少し遠回りになるがちゃんと付いて来てくれ!」





    コニー「おー」


    サシャ「わかりましたー」





    ジャン「なんでもいいからのんびり行こうぜ」
  3. 3 : : 2021/11/03(水) 09:56:19
    めちゃ続きになる

    期待!!

    頑張って!
  4. 4 : : 2021/11/08(月) 02:23:37
    昔から見てます

    頑張ってください(^^)d
  5. 5 : : 2021/11/08(月) 18:58:38
    マルコ「ほらほらみんな!少しはやる気だして真面目にやろうよ!」パンパン




    コニー「えーーそうは言ってもなー」

    サシャ「お腹空いてやる気だせません」

    ジャン「教官が見てないこんな訓練なんの点数にもならねぇよ、やる気出せってのが無理だ」




    マルコ「アルミンの記録報告書次第で点数変わるよ」




    ジャン「けっ!おいアルミン!俺の点数が下がるようなこと書くんじゃねぇぞ!」




    アルミン「え・・・でも、記録は細かく書けって教官が」




    マルコ「ジャン、アルミンを困らせるようなこと言っちゃダメだよ!!」




    ジャン「けっ!」プイ




    マルコ「まったく」




    エレン「行くぞ」パカラパカラ




    アルミン達「」パカラパカラ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー森付近(裏側)ー



    ライナー「よし、こっちの道を通っていこうぜ」 バサッ(地図)




    ミカサ「でもこの先の斜度が高くなってる、馬じゃ行けないかもしれない」




    ライナー「その場合迂回して回ればいいんじゃないか?」




    ミカサ「じゃあ迂回路はこの道を」




    ライナー「よし、それで行こう。おーーし!全員休憩は終了だ!準備しろー」パンパン




    ユミル「はあ~?もうかよ、もうちょっと休ませろよ」




    ライナー「もう充分休んだだろ、文句言わずに行くぞ」




    ユミル「ハァ~~たく、めんどくせぇ。ただでさえめんどくせぇ訓練なのにクリスタと別の班とかやる気でねぇわ」




    ライナー「俺だってできるならクリスタと同じ班がよかった」ギュッ




    ユミル「あ~~マジ残念だわー。お前もクルーガーと一緒の班になれなくて残念だろ?」




    アニ「・・・は?」




    ユミル「あれ~?違ったか?」




    アニ「別に私はアイツと別々の班で残念なんて微塵も思ってないよ」




    ユミル「ああそうかい、こりゃ失礼した」




    ベルトルト「・・・」




    ミカサ「」




    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーー

    エレン(クルーガー)「」

    ーーーーーーーーーーーー





    ミカサ「・・・」ギュッ






    「あーーーー!!」




    ミカサ達「!!」クル




    トーマス「ない!!確かにここに置いていたはずなのに!!」




    ライナー「どうした!!」タタタ
  6. 6 : : 2021/11/08(月) 22:32:30
    期待です!!


    頑張ってください
  7. 7 : : 2021/11/10(水) 05:04:44
    トーマス「ないんだ!!ここに置いてた立体起動装置が!!」






    ライナー「なんだと!」






    ユミル「本当にここに置いてたのか?」






    トーマス「本当だって!」






    アニ「ねえ」






    ライナー「どうした?」






    アニ「ん」クイ






    地面(足跡・馬車の跡)






    ベルトルト「馬車の跡!」






    ユミル「足跡も結構あるな、かなりの人数だな」






    アニ「この辺に住民がいるって情報はない」






    ライナー「・・・窃盗団かもな」






    トーマス「!窃盗団!?」






    ライナー「ああ、兵器や物資を盗んで闇に流す連中がいるらしい。立体起動装置は高値で取引される」






    トーマス「狙われたってのか!!」






    ミカサ「姿を見られれば襲われていたかもしれない、命があるだけよかったと思った方がいい」






    ベルトルト「訓練を中止して報告に戻った方がいいんじゃ・・・」






    ライナー「いや、目標地点はもうすぐだ。クルーガー達と合流しこのことを伝えてから訓練所に戻った方がいい」






    ミカサ「ええ、そうしましょう」






    ーーー














    ーー


















    ー森の中(夜)ー



    パチパチ




    ジャン「兵団の支給品は味気ないな」






    コニー「薄いな」






    サシャ「そうですか?おいしいですよ」モグモグ






    マルコ「贅沢言っちゃだめだよ」






    クリスタ「よしよし、今日はお疲れ様」ナデナデ






    馬×3「」ナデナデ






    ジャン「今日はここで野宿だな」






    ミーナ「虫とか出そうでやだな」






    エレン「悪い、ミーナとクリスタとサシャは待機組(森入り口付近で残りの馬の管理)にするべきだったな」






    クリスタ「私は大丈夫だよ」


    サシャ「私も平気です!」


    ミーナ「わ、私も大丈夫だから!別にクルーガーが悪いってわけじゃないから!」






    エレン「そうか、ありがとう」











    ・・・・サ






    エレン「」ピク      クル






    アルミン「クルーガー?どうかした?」






    エレン「・・・いや、なんでもない」






    サシャ「おかわりです!!」






    マルコ「・・・もうないよ」






    サシャ「なっ!」ガーーン!!






    エレン「さあ、飯食ったら早めに休んで明日に備えよう」






    ジャン・マルコ・ミーナ・クリスタ・サシャ・コニー「おう(うん・ええ)」









    ・・・数時間後





    エレン・ジャン・マルコ・コニー・アルミン「」スースー(寝)



    クリスタ・ミーナ・サシャ「」スースー
  8. 8 : : 2021/11/10(水) 17:38:01
    エレン「」スースー









    ・・・ガサ






    エレン「」パチ(目)  チラ






    「」カチャ(銃)






    エレン「!」






    盗賊達「」ゾロゾロ カチャ






    マルコ・コニー・サシャ・ミーナ・ジャン・クリスタ「!!」






    盗賊(リーダー)「動くな」カチャ






    盗賊A「全員の立体起動装置を集めろ・・・・早くしろ」






    ジャン「なっ・・・」


    サシャ「え・・・?え?」


    マルコ「ど、どうして立体起動装置を・・・?」






    盗賊(リーダー)「欲しがる連中がいる、売って金にする。どうせ巨人になんて勝てっこないんだ、無駄な兵器を役立ててなにが悪い」






    エレン「・・・全員抵抗するな、立体起動を集めてこいつ等に渡せ」






    盗賊(リーダー)「利口な判断だ」








    ・・・数分後






    盗賊B「全部回収したぞ」






    盗賊(リーダー)「よし」ジロ






    エレン達「」






    盗賊(リーダー)「いいか、お前ら。間違っても追ってくるんじゃねぇぞ」






    エレン「殺されないなら抵抗する気も追う気もない」






    盗賊(リーダー)「そうか・・・・だが念のために」ジロ






    クリスタ「」






    盗賊(リーダー)「おい、そこの女をこっちに連れてこい」






    盗賊C「おう」タタタ シュン!






    クリスタ「!!え!い、いや!放して!」ガシッ ジタバタ






    盗賊C「おとなしくしろ!お前の仲間全員殺すぞ!」ギュッ






    クリスタ「!!・・・」スッ・・・・






    ジャン「!お、おい!!立体起動は渡しただろ!!」






    盗賊(リーダー)「人質だ。だが命までは取らない、いずれ解放する・・・お前らが追ってくるようならコイツは殺す」






    アルミン「そ、そんな・・・」






    エレン「待て」






    盗賊(リーダー)「あ?」






    エレン「人質ならそいつじゃなくてもいいはずだ、俺にしろ」






    クリスタ「!クルーガー・・・」






    盗賊(リーダー)「ダメだ。お前は男だ、女だからコイツを人質に選んだ」






    エレン「」ギリ






    盗賊(リーダー)「じゃあな、ガキ共」クル スタスタ






    エレン・ジャン・マルコ・コニー・サシャ・ミーナ「」






    盗賊(リーダー)「出せ」






    盗賊D「ああ」バシッ  ガラガラガラ(馬車)







    サシャ「・・・・ど、どうしましょう」






    ミーナ「クリスタが攫われちゃったよ」






    コニー「で、でも俺達が追ってこないければいずれ解放するって言ってたぜアイツ等」






    エレン「・・・どうだろうな」






    コニー「!」






    エレン「相手は盗賊だぞ、あんな口約束守るとは俺は思わねぇ・・・人質としての役割が終わったら殺す、もしくは娼婦館に売るかもな」






    サシャ「そ、そんな!ひどいです!!」






    マルコ「・・・訓練は中止しよう!このことを教官に報告するんだ!」






    エレン「・・・ああ、マルコ達は待機組と合流してこのことを報告してくれ」






    マルコ「うん・・・・え?」






    ジャン「おい待て、マルコ達はってなんだよ」






    エレン「・・・・俺はクリスタを助けに行く」






    ジャン達「!!」
  9. 9 : : 2021/11/10(水) 19:22:33
    エレン「このままじゃクリスタが危険だ、なんとしてでもクリスタだけでも助ける」スタスタ






    ジャン「おい!!バカやめろ!!」タタタ ガシッ






    エレン「放せ」グググ






    ジャン「相手は銃持ってんだぞ!人数だって相当いる!どうやってクリスタを助けるっていうんだよ!」






    エレン「隙を見てクリスタを助ける、あとはクリスタが逃げれるだけの時間を俺が稼ぐ」






    ジャン「!そ、そんな雑な作戦でどうにかなるわけねぇだろ!!」






    エレン「でもこのままじゃクリスタが!!早く助けてやらねぇと!!!早く・・・手遅れになる前に・・・」ギュッ






    アルミン「クルーガー・・・・」






    ジャン「・・・危険だぞ、殺されるかもしれねぇんだぞ」






    エレン「それでも俺は行く」






    ジャン「・・・っ、そんなにクリスタを助けないならよ。俺を頼れよ!!!」






    エレン「!!」






    ジャン「武器奪われた上に仲間まで攫われて俺だってムカついてんだよ」






    エレン「ジャン・・・」






    マルコ・コニー・サシャ・ミーナ・アルミン「」ゾロゾロ ザッ






    エレン「!お前ら・・・」






    マルコ「僕達も行くよ」


    コニー「俺も」


    サシャ「私も行きます!!」


    ミーナ「私も!!」


    アルミン「訓練所に戻ったあとに助けに行ってもクルーガーの言うとおり手遅れになるかもしれない」






    エレン「い、いや、でも・・・危険だから、その・・・」






    ジャン「その言葉そっくりそのままお前に返すぜ」






    エレン「!・・・」






    ジャン「より確実にクリスタを助けたいなら俺達を頼れ!!全員でクリスタを助けるぞ!!」






    エレン「・・・・ああ」ギュッ






    アルミン「」







    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーー

    エレン「やめろ!!お前らなにやってんだ!!」タタタ
    ※少年時代

    ーーーーーーーーーーー






    アルミン「(誰かのために真っ先に助けに行こうとする・・・・ミカサ、君がクルーガーをエレンという理由がよくわかるよ)」






    エレン「クリスタを助けるにしてもこのことは教官に報告した方がいい、ミーナ!待機組と合流してこのことを教官たちに!」






    ミーナ「わかった!!」クル タタタ






    コニー「でもどうやって探すんだ?」






    マルコ「馬も持って行かれちゃったからね」






    ジャン「手分けして探すのは時間の無駄だしな」






    サシャ「それなら大丈夫ですよ!」






    エレン達「!」






    サシャ「私は狩人ですよ、馬車の跡を探すなんて獣の足跡探すよりも簡単です!」






    コニー「おおお!さすがサシャ!」






    エレン「よし!サシャ!頼んだぞ!」






    サシャ「はい!」タタタ  キョロキョロ






    マルコ「クルーガー、あくまでクリスタの救出を最優先にして戦闘は避けよう」






    エレン「ああ、クリスタを助けたら全員で逃げる。立体起動装置は奴らにくれてやる」






    サシャ「ありました!!こっちです!」






    ジャン「早ェな!」ダッ


    コニー「さすが狩人!」ダッ


    マルコ・アルミン「」ダッ


    エレン「(クリスタ!待ってろ!)」ダッ






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ー森の中(中央)ー




    ゾロゾロ  ガヤガヤ





    盗賊(リーダー)「詰め込み終わったらすぐに出発だ!!急げ!」






    盗賊達「へい!!」






    クリスタ「」ギチ(縛)







    エレン「いた」
    ※岩陰






    ジャン「このまま襲うか?」






    マルコ「向こうは銃を持ってる、返り討ちにあうぞ」






    アルミン「・・・考えがある」






    ジャン「あ?なんだ」






    アルミン「奴らは盗品を売るはずだ、だとするとこの付近だとオーデルの町以外ない。先回りして待ち伏せするんだ」






    コニー「待ち伏せって!馬がねぇんだぞ!どうやって先回りするんだよ」






    サシャ「オーデルなら可能です!森を突き抜ければ!」






    エレン「森を突き抜ければ可能なんだな!」






    サシャ「はい!」






    エレン「行くぞ!」ダッ!






    ジャン達「」ダッ!
  10. 10 : : 2021/11/10(水) 19:30:16
    アルミン「森を抜けた後道は二つに分かれている、一つはオーデルの町にそのまま続いている道・・・そこを抜けられたら僕達に勝ち目はない」タタタタ






    エレン「ならその道塞ぐぞ!」タタタ






    コニー「塞ぐ?どうやって?」タタタ






    エレン「ジャン!持ってきた荷物に斧が二つあったよな!?」タタタ






    ジャン「ああ!」タタタ






    エレン「木を切り倒して道を塞ぐ、そして強制的にもう一つの道に誘うぞ」タタタ






    ジャン「はっ!なるほどな!」タタタ






    エレン「急げ!絶対に奴らより先に着いておくぞ!」タタタ






    ジャン・マルコ・コニー・アルミン・サシャ「おう(はい・うん)!」タタタ






    ーーー













    ーー

















    ー森(出口付近)ー




    ガラガラ




    盗賊達「」ガラガラ(馬車×2)






    ジャン「来たぞ」
    ※木の上



    エレン「ああ」






    盗賊A「ん?」ガラガラ






    盗賊(リーダー)「あ?どうした?」






    盗賊A「おいおい、木が倒れて道がふさがってるぞ」ガラガラ






    盗賊(リーダー)「なんだと!チッ、仕方ねぇ、遠回りになるがもう一つの道から行け」






    盗賊A「了解だ」ガラガラ  カク






    盗賊達「」ガラガラ  カク







    エレン「曲がった」ダッ


    ジャン「あとは!」ダッ






    盗賊E「」ガラガラ 








    ビリビリッ!!!→荷台(布)






    エレン・ジャン「」シュタ 






    盗賊C・D・E・F・G「!!」ガラガラ






    エレン「!クリスタがいねぇ!立体起動装置だけだ!」






    ジャン「くそ!!前の馬車だったか!!」






    エレン「チッ!!」ジロ






    盗賊D「な、なんだお前らは!!」






    ジャン「おらっ!!」ブンッ!!!






    盗賊D「がっ!!!」メキッ!!!






    盗賊E「この!!!」シュンッ!!

    盗賊F・G「」シュンッブンッ!!!!!






    エレン「」パシッ スゥ   シュンッシュンッシュンッ!!!!!






    盗賊E・F・G「ぐがっ!!!」ガアアアンガアアンガアアアアンッ!!!!






    ジャン「おらっ!!!」シュンッ!!






    盗賊C「ぐっ!!!な、なにすんだ!!!」ギチ!!(首)






    ジャン「アンタ等がいつもやってることだよ!!」ギュウウウッ!!!






    盗賊(リーダー)・盗賊B「ん?」チラ
    ※もう一つの馬車(荷台)






    エレン・ジャン・盗賊達「」ガンガン!! ワーワー!!!






    盗賊(リーダー)「!!なっ!!」


    クリスタ「!」クル


    盗賊B「あ、あのガキ!!」カチャ(銃)






    ジャン「!」






    盗賊B「」ダンッ!!






    荷台 ガキンッ!!!






    ジャン「はっ!どこ狙ってんだ下手くそ!!」






    盗賊B「くっ!次は外さん!」カチャカチャ  スッ






    クリスタ「やめて!!」ガバッ!!






    エレン・ジャン「!!」






    盗賊B「くっ!放せ!!」グググ






    クリスタ「くっ!!」グググ






    盗賊B「放せって言ってんだろ!!」グググ ダンッ!!






    馬車(車輪)  ガギンッッ!!  ガタンッ!!!






    エレン・ジャン「!!!」ガクッ!!!









    馬車 ガガガガガガガゴロゴロゴロゴロ・・・・ガッシャアアアアアアンンッ!!!!






    盗賊(リーダー)「チッ!!もっとスピード上げろ!」






    盗賊A「お、おう!!」バシンッ!!  ガラガラガラッ!!!
  11. 11 : : 2021/11/10(水) 21:28:20
    馬車(転倒)  グチャグチャ






    エレン「っ・・・」グググ






    ジャン「おい、大丈夫か?」






    エレン「ああ、なんとか・・・」ムク






    マルコ「大丈夫か!?二人とも!」ザッ






    エレン「ああ、それよりももう一台の馬車は!?」






    サシャ「行ってしまいました!しかも速度を上げてます!」






    コニー「逃げられちまうぞ!}






    エレン「くそ!!!追いかけるぞ!!」シュンッ!!!






    立体起動装置 ガシッ!!






    エレン「」カチャカチャ・・・・・パシュッ!!!






    ジャン・マルコ・コニー「」パシュッ!!






    アルミン「・・・サシャ、信煙弾ある?」






    サシャ「え?はい、ありますけど」






    アルミン「貸してくれるかな?」






    サシャ「どうぞ」スッ






    アルミン「」ガシッ スゥ








    パンッ!! シュウウウウウウウウウウウ・・・・






    盗賊A「くそ!!立体起動が!!金が!!」ガラガラ(馬車)






    盗賊B「くそ!!」シュンッ!!!






    クリスタ「うっ!!」ガンッ!! ドテッ!!






    盗賊B「このクソガキ!!」カチャ






    盗賊(リーダー)「待て!殺すな!!そいつは金になる!!」






    盗賊B「!・・・へへ、そうだな」ニッ






    クリスタ「!」






    盗賊B「アンタの仲間のせいで俺たちは大損害だ、あんたには責任を取ってもらうぜ」









    パシュッ!!!






    盗賊達「!!」






    エレン・ジャン・コニー・マルコ「」パシュッ!!






    盗賊B「なっ!!」






    エレン「ジャン!!」パシュッ






    ジャン「わかってる!!!」パシュッ!!






    馬車 ガラガラ!!






    エレン・ジャン「おらっ!!!」パシュッ!!!  シュンッ!!!






    盗賊A「!!(馬を繋ぐ)縄が!!!」ザクッ!!(縄)






    盗賊(リーダー)「バカ!!ブレーキかけろ!!」






    盗賊A「ぐっ!!!」ガシッ(ブレーキ)  ガガガガガガガガタンッ!!!











    ガガガガガガ・・・ガッシャアアアアアアアアアアン!!!






    エレン「クリスタ!!}パシュッ






    ジャン・マルコ・コニー・サシャ・アルミン「」パシュッ






    馬車(荷台) グチャグチャ・・・






    エレン・ジャン・マルコ・サシャ・コニー・アルミン「」シュタ






    盗賊(リーダー)「ハァハァハァ!」カチャ(ナイフ)

    クリスタ「うっ!」ギチ






    エレン・ジャン・マルコ・サシャ・コニー・アルミン「!!」






    盗賊B「動くな!!武器を捨てろ!!」カチャ(銃)






    エレン「くっ!!」


    ジャン「くそが!!」ギリ






    盗賊B「早く立体起動を外せ!!」






    エレン「・・・チッ」カチャカチャ→立体起動(外)


    ジャン・マルコ・サシャ・コニー・アルミン「」カチャカチャ






    盗賊(リーダー)「よし、それでいい。いいか!!変な動きを見せた瞬間この女の首をはnパシュッ!!






    ミカサ・アニ「」パシュッ  シュンッ!!!








    ガッキイイイイイイイインッ!!!!






    盗賊B「うおっ!!」


    盗賊(リーダー)「なにぃ!!?}






    ミカサ・アニ「」シュンッ!!






    盗賊(リーダー)・盗賊B「」トン(首)






    ミカサ「動いたら斬る」






    アニ「手を頭の後ろにやって座りな」






    盗賊B「くっ、くそ・・・」ガク


    盗賊(リーダー)「くっ・・・」ガク






    ジャン「ミカサ!!アニも!どうしてここに!?」






    アニ「信煙弾が見えたんでね、もしかしたらと思ってね」






    サシャ「ああ!このために!}クル






    アルミン「うん、ミカサ達も近くにいるんじゃないかと思って」






    ジャン「おい!あいつ等拘束するぞ!」シュル(縄)タタタ






    マルコ「うん!」タタタ
  12. 12 : : 2021/11/10(水) 22:04:01
    ミカサ「クリスタ、大丈夫?」






    クリスタ「うん、大丈夫だよ」ギチ→手(縛)






    ミカサ「今切ってあげる」カチャ シュン!!






    クリスタ「ありがとう、ミカサ」ザクッ






    エレン「ふぅ・・・(よかった、これdガラ






    エレン「」ピク






    馬車(荷台)  ガラガラ・・・・スッ






    エレン「!!」






    盗賊A「ハァハァ・・・っ!」カチャ(銃)






    アルミン達「!!!」






    盗賊A「このクソガキ共があああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」






    ミカサ・クリスタ「」






    盗賊A「」ダンッ!!!






    ミカサ・クリスタ「」














































    シュンッ!!!ドンッ!!






    ミカサ・クリスタ「うっ(きゃっ!)」ドテッ!!






    アルミン・ジャン・マルコ・アニ・サシャ・コニー・アルミン「!!!!」






    ミカサ「っ・・・」ムク

    クリスタ「ううっ・・・」ムク






    「」ポタポタ






    ミカサ・クリスタ「        」






    エレン「」ポタポタ(目)  ドテッ!!






    アルミン達「クルーガー!!!!!!」






    盗賊A「ハァハァ!全員ぶち殺してyガバッ!!






    盗賊A「ぶぐっ!!!」モゴッ(口)






    エレン「」ギュッ






    アルミン達「      」

    ミカサ・クリスタ「       」






    盗賊A「あが・・・ががっ・・・」ミチミチ!!(口)






    エレン「・・・・ロスゾ」ボソ






    盗賊A「がああっ・・・ぐげっ!!」ミチミチ!!!!!






    エレン「殺すぞ!!!!!!!テメェ!!!!!!」シュオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!






    盗賊A「」メッゴオオオオオオオオオンッ!!!!!! ガガガガガガガガガガガ!!!






    エレン「」






    盗賊A「」ガク・・・
    ※十数メートル飛ばされた






    エレン「・・・大丈夫か?」クル






    クリスタ「!え・・・あ、う、うん・・・」






    エレン「ミカサは?」






    ミカサ「!わ、私もだ・・・大丈夫・・・」






    エレン「そうか」






    ミカサ「く、クルーガー、貴方・・・」






    エレン「」フラ・・・ ドテッ!






    みんな「!!!」






    エレン「」ドクドク→目(血)






    みんな「クルーガー!!!」タタタ ササッ






    ジャン「おい!!しっかりしろ!!おい!!」






    マルコ「荷物から医療セットを持ってきて!!あと馬を用意して!!早く訓練所に運ばないと!!」






    エレン「」















    無事だったんだな














    よかった・・・






    ーーーー














    ーーー














    ーー





















    その後










    盗賊団は憲兵団によって摘発され









    盗賊団死者一名、訓練兵重傷者一名と








    事件は収束を迎えた









    ー訓練所:医務室ー





    エレン「」スースー
    ※左目(包帯)






    医務官「弾丸を目にね・・・よく失明だけで済んだな、貫通しなかったのは奇跡だな」






    アルミン「」






    医務官「あとのことは私に任せて君は戻りなさい」






    アルミン「はい・・・失礼します」クルスタスタ ガチャ






    エレン「」スースー






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ー訓練所:食堂ー
  13. 13 : : 2021/11/14(日) 09:49:10
    期待!!
    エレンがどうなるか気になる!!

    頑張ってください
  14. 15 : : 2021/11/17(水) 20:15:14
    ガチャ




    みんな「!!」クル






    アルミン「」スタスタ






    みんな「アルミン!!!!」ゾロゾロ






    アルミン「みんな・・・」






    クリスタ「クルーガーは!?クルーガーは無事なの!?」


    ジャン「生きてんのか!?なあ!!!」


    コニー「生きてるよな!?」






    アルミン「ちょ、ちょっとみんな落ち着いて」






    ミカサ「アルミン」






    アルミン「」クル






    ミカサ「エ・・・・クルーガーは無事なの?」






    アルミン「・・・・みんな安心して、クルーガーは無事だよ」






    クリスタ「!・・・よかった」ホッ


    サシャ「顔撃たれたんですよね?本当に大丈夫なんですか?」






    アルミン「本当に大丈夫だよ、撃たれたのは左目で貫通はしてなかったみたいだよ」






    サシャ「そうですか・・・でも左目は・・・」






    アルミン「うん」






    ライナー「命あるだけでもよかった方だ」






    アルミン「そうだね」






    クリスタ「クルーガー・・・」ギュッ






    ミカサ「」






    ・・・













    ・・

















    ・・・2日後




    ー訓練所:医務室ー





    エレン「」パチッ






    天井






    エレン「・・・」ムク








    生きてる・・・








    エレン「ここは・・・訓練所の医務室か」キョロキョロ






    医務官「ガ~~グ~~」スースー






    エレン「・・・」スッ スタスタ






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ー訓練所(外)ー




    エレン「イッ・・タタ(やっぱり左目は見えないか)」スタスタ
    ※夜中









    みんなは無事・・・だよな?











    あとで宿舎に見に行くか










    エレン「」スタスタ







    ゴソ・・・






    エレン「ん?」ピタ  チラ






    馬小屋






    エレン「」スタスタ  






    馬小屋  ゴソゴソ・・ 






    エレン「?」ガチャ






    「!」クル






    エレン「あれ?クリスタ?」






    クリスタ「え?ええ?く、クルーガー・・?えええ?」






    エレン「よう、なにしてんだ?」スタスタ






    クリスタ「え、えっと・・・お昼にこの子(馬)の調子が悪かったから」






    エレン「へえ、世話してたのか」






    クリスタ「うん。クルーガーはどうしてここに?」






    エレン「俺?ちょっと散歩・・・?かな。なんか馬小屋から音がしていたから見に来たんだよ」






    クリスタ「そうなんだ・・・でも安静にしていた方がいいんじゃ・・・」






    エレン「大丈夫だって」






    クリスタ「」






    エレン「それよりもなんか手伝おうか?」






    クリスタ「・・・クルーガー」






    エレン「ん」






    クリスタ「」ペコ






    エレン「!ど、どうした?」






    クリスタ「助けてくれてありがとう」






    エレン「え?」






    クリスタ「それとごめんなさい」






    エレン「え?え?なにが?」






    クリスタ「盗賊から助けてくれたこと、そして私のせいで・・・目を」






    エレン「」






    クリスタ「みんなから聞いたよ、クルーガーが連れ去られた私を助けようって率先してくれたこと」






    エレン「」






    クリスタ「本当にありがとう」






    エレン「・・・仲間を助けるのは当然だろ。それに目のことも気にするな」






    クリスタ「クルーガー・・・」






    エレン「左目一つでお前を助けることができた・・・・クリスタが無事でよかった、ありがとう」ニッ






    クリスタ「」











    トクン・・・






    クリスタ「クルーガーは強いね」ニコ






    エレン「」     ピク






    クリスタ「」ニコニコ






    エレン「」スゥ







    ムギュ!






    クリスタ「!ふぇ?」ムニムニ(頬)






    エレン「」ムギュムギュ






    クリスタ「ク、くふーふぁー?(く、クルーガー?)」ムニムニ!
  15. 16 : : 2021/11/17(水) 21:24:21
    エレン「あ、悪い」パッ






    クリスタ「ど、どうしたの?急に・・・私の顔なにか付いてる?」






    エレン「いや、なんか無理して笑ってるように見えたからよ」






    クリスタ「     え?」






    エレン「今に限ったことじゃねぇんだけどさ・・・クリスタってたまに無理して笑ってるように俺には見えるんだ」






    クリスタ「」






    エレン「まあ勘違いかもしれないけどな」






    クリスタ「・・・」






    エレン「あ、悪い。気分悪くなるようなこと言って」






    クリスタ「え・・・あ、ううん、大丈夫だよ。気にしてないから、あははは・・・」






    エレン「えっと、それでなんの話だっけ?」






    クリスタ「!く、クルーガーは強いねって」






    エレン「俺が強い?」






    クリスタ「うん」






    エレン「はは、俺は強くねぇよ。いつもアニにボッコボコにされてるぞ」ヘラヘラ






    クリスタ「ううん、強いよ。誰よりも強くあろうとするクルーガーは強いよ」フリフリ






    エレン「」






    クリスタ「」






    エレン「・・・俺は弱いよ」






    クリスタ「!」






    エレン「強くなるためにここに来たけどさ、まだまだ全然ダメだ」






    クリスタ「」






    エレン「俺にはさ、憧れてる人がいるんだ」






    クリスタ「憧れてる人?」






    エレン「俺を命懸けで助けてくれた、誰よりも俺を想ってくれた」






    クリスタ






    エレン「不器用で、強くて、意地悪で、優しいあの人のように・・・俺はなりたい」






    クリスタ「」







    本当に強い人・・・







    クリスタ「・・・なれるといいね」ニコ






    エレン「おう」ニッ
  16. 17 : : 2021/11/18(木) 14:44:18
    楽しみです
    期待!!
  17. 18 : : 2021/11/24(水) 17:28:05
    ~~~~~時間経過(朝)~~~~~~~



    ー訓練所:食堂ー



    みんな「」ゾロゾロ!!  ワーワー!!


    アルミン「クルーガー大丈夫なの!?」


    ライナー「痛むか!?無理しない方がいいんじゃないか!?」


    ミーナ「医務室で休んでた方がいいよ!」






    エレン「ちょ、ちょっとお前ら落ち着け」






    ミカサ「クルーガー!!」シュンッ!!






    エレン「!!」ガシッ!






    ミカサ「ごめんなさい、私のせいで・・・」ギュッ






    エレン「ミカサ・・・」






    ミカサ「助けに来たのに私が助けられてしまった、本当にごめんなさい」






    エレン「・・・気にするなミカサ、クリスタにも言ったが仲間を助けるのは当然だ。それにお前とアニのおかげでクリスタを無事助けることができた」






    ミカサ・アニ「!」






    エレン「ありがとな、お前ら」ニッ






    ミカサ「クルーガー・・・」


    アニ「・・・」プイ






    クリスタ「クルーガー、それは私のセリフのような気がするんだけど・・・」






    エレン「細かいこと気にするな!」ポンポン






    ジャン「なんかいつもより元気だな」






    マルコ「みんなに心配かけないように明るくふるまってるんじゃないかな?」






    ミカサ「クルーガー、私にできることがあればなんでも言って」






    クリスタ「わ、私も!私にできることならなんでもするよ」






    エレン「おう、よろしく頼む」






    コニー「ミカサ達だけじゃねぇぞ!俺のことも頼ってくれよ!」


    ベルトルト「怪我したばかりで無理するのはよくないからね」


    ライナー「遠慮せず頼ってくれ!」


    サシャ「です!」






    エレン「そうか~なら早速サシャに頼もうかな~」






    サシャ「はい!!どうぞ!」






    エレン「今日の夕食を俺に分けてくれよ~」ニヤニヤ






    サシャ「なっ!?」






    エレン「ダメか?」






    サシャ「え、えええっとその・・・ごごごご、ごはんをですか・・・」プルプル






    エレン「・・・フッ、ははは!冗談だ」クス






    サシャ「!じょ、冗談ですか、よかったです・・・」ホッ






    エレン「ああ、ライナーのをもらうから大丈夫だ」






    ライナー「おいおい!俺かよ!もちろん冗談だよな?」






    エレン「」






    ライナー「!お、おい!!」






    エレン「すまん、ライナー」シクシク チラ






    ライナー「噓泣きしてんじゃねぇ!」






    みんな「あはははは!!」






    ・・・













    ・・


















    ・・・一カ月後




    ー訓練所;グラウンドー




    シュン!!!  ガアアアンッ!!





    エレン「ぐへっ!!」ドテッ!!






    アニ「はい、また私の勝ち」






    エレン「くそ、やっぱりまだ距離感が中々つかめないな」ムク
    ※眼帯(左目)






    アニ「動きは悪くないよ、見えない左目をカバーするために体の向き変えた戦法にしたのはいい発想だよ」
  18. 43 : : 2021/12/02(木) 17:17:45
    エレン「へへへ、だろ!俺もこっちの方が闘いやすいと思ってよ」






    アニ「」






    ザザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーーーーー



    ・・・一ヶ月前(事件当日)




    憲兵「おい見ろよ」


    憲兵「うわっ!!なんだよこれ!」





    盗賊A「」ベッコン!→胸(凹)





    憲兵「穴?」


    憲兵「骨も内臓もつぶれてるなこりゃ。どんな力加えればこうなるんだよ」





    アニ「・・・」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






    アニ「・・・・ねえ」






    エレン「ん?」






    アニ「アンタさ、もしかして手抜いてる?」






    エレン「・・・は?」






    アニ「私との勝負で手抜いてるかどうか聞いてんだい」






    エレン「い、いや、手なんか抜いたことないぞ・・・いつも全力でやってる」






    アニ「・・・そう」






    エレン「なんでそんなこと聞くんだ?」






    アニ「別に」クル スタスタ






    エレン「??」
  19. 44 : : 2021/12/23(木) 19:17:57
    アニ「さあ続きするよ、さっさと立ちな」






    エレン「おう」ムク






    アニ「次は左中心に攻めていくからそのつもりで対処しな」






    エレン「わかった」バッ






    アニ「本気で来な」






    エレン「おう!!」ダッ!!









    ・・・数時間後



    ー訓練所:食堂ー




    ガチャ




    エレン「ふぅ」フキフキ(風呂上り)






    クリスタ「あ!クルーガー!おかえり。こっちこっち!」






    エレン「おう、ありがとう」スチャ






    ジャン「訓練復帰したばかりだろ、たまには訓練後のトレーニング休めよ」






    エレン「いや、怪我で訓練休んでたからな。なまった体を動かして早く本調子に戻さないといけないからよ」






    ジャン「・・・そうか、まああんまり無理すんなよ」






    エレン「おう」






    クリスタ「はい、クルーガー」スゥ(飯)






    エレン「おっ、いつもありがとな」






    ユミル「クリスタは優しいな~将来結婚してくれ!」ガシッ






    クリスタ「ちょ、ちょっと!」グググ






    ライナー「おいおい、女同士で結婚なんて無理だろ」






    アルミン「あと結婚は18からだよ」






    ユミル「だー!うるせぇな!そんなことわかってるっての!女同士でも愛さえあればなんとかなるんだよ!」






    ベルトルト「なんとかって・・・」






    クリスタ「もうなに変なこと言ってるの!ユミルと結婚なんてするわけないでしょ!」ドンッ






    ユミル「は~?でもでもこんな筋肉ムキムキキモ男と私だったら私の方がいいだろ!?」






    ライナー「だ、誰がキモ男だ!!」






    ユミル「どうなんだクリスタ!!」






    クリスタ「え、えっと・・・」チラ






    ライナー「!//」






    クリスタ「・・・」チラ






    ユミル「」キラキラ






    クリスタ「・・・み、みんなは将来どんな人と結婚したい?」クル






    ライナー・ユミル「!!(スルー!?)」






    サシャ「私はご飯をいっぱい食べさせてくれる人と結婚したいです!!」






    マルコ「それってつまりお金持ちの人ってこと?」






    サシャ「はい!」






    ジャン「お、俺は黒髪が綺麗で美人で強い女性がいいな//」チラ






    ミカサ「」






    ミーナ「随分具体的だね」






    コニー「ライナーはどんな女と結婚したいんだ?」






    ライナー「俺か?俺はな~小さくて可愛くて天使みたいな女と結婚したいな」チラ






    クリスタ「」






    ユミル「はっ!なにが小さくて可愛くて天使みたいな女だ!キモイこと言ってんじゃねぇよ!」






    ライナー「なっ!キモイってなだよ!!キモイって!」






    ユミル「テメェみたいな大男が天使とか可愛いとか発言してることがキモイって言ってんだよ!」






    ライナー「こ、コノ野郎・・・・」プルプル






    アルミン「ま、まあまあ!二人とも落ち着いて!」






    ライナー・ユミル「ふんっ!!」プイ






    クリスタ「ミーナ達はいないの?」






    ミーナ「う~~~ん、やっぱり私はカッコイイ人がいいな~」



    マルコ「僕は優しい人がいいかな」



    コニー「俺は母ちゃんみたいに料理がうまい人がいいな!!」



    アルミン「ん~~結婚なんて考えてなかったからすぐには思いつかないかな」






    クリスタ「そっか、ミカサは?」






    ミカサ「私?」






    ジャン「!」クル






    ミカサ「私は・・・」






    ジャン「(俺!俺俺俺俺オレーーー!!)」






    ミカサ「・・・」チラ






    エレン「」






    ミカサ「・・・今は特にはない」
  20. 45 : : 2022/01/04(火) 05:08:28
    ジャン「!くっ!(くそ!まだアピールが足りないか)」




    ミカサ「・・・クルーガーは?」




    エレン「ん?」モグモグ




    ミカサ「クルーガーは将来どんな人と結婚したい?」




    エレン「俺か?俺は結婚しねぇよ」




    みんな「!」




    エレン「しねぇと言うよりできねぇな」




    コニー「?なんでできないんだ?」




    エレン「だって、俺こんな顔だし」




    みんな「」




    エレン「こんな顔ぐちゃぐちゃの男と誰も結婚したいと思わねぇだろ」




    ユミル「・・・まあ確かに嫌だな」




    アルミン「!ちょっとユミル!」




    ユミル「コイツ自身が言ってんだから別にいいだろ」




    ライナー「だとしてももう少し気を遣うとかだな」




    エレン「別に気を遣わなくていいぞ」




    ライナー「!クルーガー、しかしだな・・・」




    エレン「大丈夫だって」




    ジャン「でもいくらお前の顔が酷くても諦めるのは早いだろ」




    マルコ「そうだよ!クルーガーは性格良くて優しいから結婚したいと思う女性はいるはずだよ!」




    エレン「褒めてくれてありがとよ。でもさすがにいないだろ、すっごく汚くてぐちゃぐちゃなんだぜ!」





    ミカサ「」



    エレン「巨人の顔の方がまだ整ってきれいだろ」ヘラヘラ






    「いるよ」




    ライナー達「!」クル

    エレン「」クル




    クリスタ「クルーガーと結婚したいと思う人いるよ」




    ユミル「は?誰だよ、コイツと結婚したいと思う変わりもんは」




    クリスタ「私」




    アルミン・コニー・ジャン・マルコ・ベルトルト「」

    サシャ・ミーナ・ミカサ「」

    ライナー・ユミル「       」




    エレン「      はい?」




    クリスタ「私、クリスタ・レンズはクルーガーと結婚したいと思ってるよ」




    ユミル「おおおお、おい!クリスタ!正気か!?」ガシッ!!!




    クリスタ「正気だよ」




    ユミル「コイツのこの包帯の下忘れたのか!?」




    クリスタ「覚えてるよ」




    ユミル「じゃあなんで!!」




    クリスタ「・・・ユミル。男の人は顔じゃないよ、中身だよ」




    ユミル「!!」




    コニー「なあ、中身ってどういうことだ?」




    マルコ「う~ん、まあ簡単には言うなら性格とかかな」




    コニー「性格か」ポン




    エレン「クリスタ、気持ちは嬉しいが別に無理しなくていいぞ」




    クリスタ「無理なんてしてないよ!」




    エレン「・・・俺なんかよりももっといい男探して結婚したらどうだ?」




    クリスタ「クルーガーもいい男だよ。優しくて、努力家で、強くて。そしてなによりかっこいい」




    エレン「かっこいい?いやいや、かっこよくなんてないぞ、俺の顔思い出してみろ」




    クリスタ「かっこいいって言葉は容姿だけに使う言葉じゃないよ」




    エレン「!」




    クリスタ「クルーガー」スゥ




    エレン「」ギュッ(手)




    クリスタ「こんな私でよければ四年後結婚しよ」




    エレン「え、あ、あの、その」オロオロ




    クリスタ「クルーガーは、私とじゃ嫌?」




    エレン「!い、いや、あ!違う違う!嫌じゃない!けどその、えっと・・・」




    クリスタ「」キラキラ★




    エレン「ううっ・・・」




    クリスタ「」キラキラ★




    エレン「っ・・・か」




    アルミン達「(か?)」




    エレン「考えさせてください」




    クリスタ「・・・うん!」ニコ
  21. 46 : : 2022/01/04(火) 17:44:39
    クリスタ「あ!そうだ!」




    エレン「」ビクッ!




    クリスタ「明日までに提出しないといけない物があったんだった」ガタッ




    エレン「」ホッ




    クリスタ「じゃあ私先に宿舎に戻るね、みんなおやすみ」タタタ




    エレン「・・・ふぅー」




    ジャン「なにビクビクしてんだよ」




    エレン「いや、なんかまたとんでもないこと言いそうで怖くてな、はは・・・」




    ジャン「・・・でもまあよかったな、これで結婚できるじゃねぇか」ポン




    エレン「ん~~・・・でもな」




    ジャン「なんだよ、クリスタじゃ不満か?」




    エレン「不満なんてねぇよ」




    ジャン「じゃあなんだよ」




    エレン「・・・幸せにできるか不安だ、俺はこんなんだから」
  22. 47 : : 2022/01/10(月) 23:24:45
    ジャン「なんだ?顔のこと言ってんのか?無理してないって言ってただろ」




    コニー「クルーガー!これはチャンスだぞ!クリスタ可愛いじゃねぇか!」




    マルコ「クルーガーと同じで性格もいいし優しい、いい奥さんになってくれるはずだよ」




    ユミル「おいテメェら!なにもう結婚前提に話してんだよ!」




    ライナー「そ、そうだ!まだ二人が結婚すると決まったわけじゃない!!」




    エレン「確かにクリスタはいい奴だ、俺には勿体ないくらいのな」




    ユミル「そうだ!お前には勿体ない!だから諦めろ!」




    ジャン「おいうるせぇぞブス」




    ユミル「ああ"!?」




    アルミン「はいはい、喧嘩しない喧嘩しない」パンパン




    エレン「・・・クリスタは美人で可愛くていい奴だ、そして俺は顔面ぐちゃぐちゃで気持ち悪い上にエレン・イェーガーと同じ名前を持つ男。俺といれば嫌な思いすることになる、それどころか危害を加えられるかもしれない」




    アルミン達「」




    エレン「俺はクリスタにそんな思いしてほしくねぇ」




    アルミン「クルーガー・・・」




    エレン「というわけで結婚の申し出は断る」




    ライナー・ユミル「(よし!)」グッ!




    エレン「はい、この話はこれで終わり。俺はもう寝る」ガタッ スタスタ




    ジャン「・・・勿体ねぇな」




    ミーナ「だね」




    マルコ「本当にクルーガーは優しいね、自分のことよりも相手の幸せを優先して考えてるんだから」




    ミーナ「でも可哀想だよ、好きであんな風になったわけじゃないのに」




    ミカサ「・・・」




    ・・・









    ・・











    ・・・次の日



    ー食堂ー


    ザワザワ  ガヤガヤ


    訓練兵「なあ聞いたか!?昨日クリスタがクルーガーに告白したみたいだぞ!」

    訓練兵「聞いた聞いた!」

    訓練兵「しかも結婚をの申し出をしたみたいだぞ!」

    訓練兵「くそおおおお!なんでクルーガーなんだよ!」




    アルミン「みんな昨日の話してるね」




    マルコ「みたいだね」




    クリスタ「」ソワソワ




    ユミル「なにソワソワしてんだよ」




    クリスタ「!・・・えへへ、クルーガーに昨日の返事聞こうと思って。なんだかドキドキして落ち着かなくて」




    ユミル達「」





    ガチャ!




    みんな「」クル




    エレン「」ザッ キョロキョロ




    クリスタ「」




    エレン「!いた。おーい、クリスタ」スタスタ




    クリスタ「なに?」




    エレン「話がある」




    みんな「!!?」




    エレン「ここ話しづらいから外でいいか?」




    クリスタ「うん、いいよ」




    みんな「」ザワザワ




    エレン・クリスタ「」スタスタ  ガチャン!




    ライナー「話ってあれだよな?」




    ベルトルト「それしかないよ」




    ミーナ「クリスタ、今から振られるんだね」




    ジャン「あーあー本当に勿体ねぇ」




    ミカサ「」




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー食堂(外)ー



    クリスタ「それで?話ってなに?」




    エレン「昨日のことについてだ」




    クリスタ「うん、だよね」




    エレン「・・・俺なりに考えた結果」




    クリスタ「」ドキドキ




    エレン「結婚しない」




    クリスタ「        」
  23. 49 : : 2022/01/18(火) 15:52:08
    エレン「悪い」




    クリスタ「ど、どうして?」




    エレン「・・・」





    さて、なんて言うか





    エレン「(できるだけ傷つけない断り方は・・・)クリスタ」




    クリスタ「」




    エレン「こんな俺と結婚してもいいと思ってくれるお前の気持ちは嬉しい。だが俺はこんな容姿だ、俺と結婚すれば嫌な思いをするはずだ」




    クリスタ「わ、私は気にしないよ!」




    エレン「俺が気にするんだよ。俺はクリスタにそんな思いしてほしくない」




    クリスタ「!」




    エレン「それに結婚したら・・こ、子供ができるだろ?自分の父親の顔がこんな化け物みたいにぐちゃぐちゃだなんて嫌だろ」




    クリスタ「」




    エレン「クリスタ、お前はまだ若いんだ。結婚したいなら俺なんかよりもっといい男探して結婚しろよ」




    クリスタ「」




    エレン「」




    クリスタ「・・・ふふ、クルーガーは優しいね」ニコ




    エレン「え?」




    クリスタ「つまりクルーガーは『今はまだ』誰とも結婚する気がないってことだよね?」 ボソ




    エレン「あ、ああ(ん?なんか小声で言ったような)」




    クリスタ「そっか・・・少し急ぎすぎたかな」




    エレン「?なにを?」




    クリスタ「結婚の申し出。クルーガーはいい人だから誰かにとられちゃう前に私を選んでもらおうと思って昨日告白したんだよ」




    エレン「・・・こんな包帯ぐるぐる顔面ぐちゃぐちゃ男誰もとりたがらねぇだろ、よほどの変わり者じゃなきゃな」




    クリスタ「じゃあ私はその変わり者だね」




    エレン「・・・わからないな」




    クリスタ「なにが?」




    エレン「どうして俺なんだ?優しくて強くてかっこいい奴なんて他にもいるだろ、ライナーなんかいい例だ」




    クリスタ「」




    エレン「どうして俺なんだ」




    クリスタ「・・・クルーガーが『本当の』私を見てるからかな」




    エレン「・・・は?本当のお前?」




    クリスタ「上面の私じゃなくてちゃんと私のことを見てるから」ニコ




    エレン「よくわかんねぇよ、お前はお前だろ」




    クリスタ「うん、私は私だよ」




    エレン「???????」




    クリスタ「じゃあ四年後また結婚申し込むからよろしくね」ニコ




    エレン「・・・・・・ん?」




    クリスタ「ん?なに?」




    エレン「え?四年後なんて?」




    クリスタ「結婚申し込む」




    エレン「はあ!?なんで!?俺結婚しねぇって言っただろ!」




    クリスタ「『今は』でしょ?」




    エレン「!?」




    クリスタ「さっき私聞いたよ、「今はまだ誰とも結婚する気がないってことだよね?」って。クルーガーは「ああ」って答えたよ」




    エレン「!!あっ!あの時か!なんか小声で言った思ってたらそんなことを!」




    クリスタ「クルーガー」スゥ




    エレン「!」ギュッ




    クリスタ「少しでも結婚したいって思ったら私がいるから」




    エレン「え、いや、その・・・」




    クリスタ「」ニコニコ キラキラ★




    エレン「・・・ハァ、何年経っても俺の気持ちは変わらないと思うぞ」




    クリスタ「わからないよ~もしかしたらクルーガーが結婚したいって思う日が来るかもしれないよ」




    エレン「そんな日はこないと思うぞ」




    クリスタ「ふふ」クスクス




    エレン「・・・じゃあ話は終わりでいいよな?」




    クリスタ「うん、戻ろっか」




    エレン「ああ」クル スタスタ




    クリスタ「四年後が楽しみだね~」スタスタ




    エレン「・・・(マジでよくわからねぇな。俺のどこがいいんだ?)」スタスタ ガチャ




    みんな「!」クル




    エレン「ハァ、ただいま」スチャ




    アルミン「おかえり、随分長かったね」




    エレン「まあいろいろあってな・・・」




    クリスタ「」ニマニマ




    ユミル「お、おいクリスタ、どうしたんだ?そんな嬉しそうな顔して」




    ライナー「!ま、まさか!」




    クリスタ「振られちゃった」




    ユミル「!そ、そうか」




    ミーナ「振られたのになんでそんなに嬉しそうな顔してるの?」




    クリスタ「う~~ん」チラ




    エレン「・・」ジーー




    クリスタ「・・・ふふ、内緒!」




    ミーナ「えー気になるよ」




    ライナー「ほ、本当に振ったんだよな?」




    エレン「振った、結婚する気はないとはっきり言った」




    ライナー「そ、そうか(とても振られたあととは思えないな・・・)」
  24. 51 : : 2022/02/03(木) 16:53:59
    エレン「それより早くしねぇと訓練に遅刻しちまう」ガツガツ




    ジャン「確かにそうだな!」ガツガツ




    コニー「ごちそうさま!先行ってるぜ!」タタタ




    マルコ「僕たちも急がないとね」モグモグ




    ~~~~~時間経過~~~~~~


    ーグラウンドー



    ガンガン!!  ドサッ!!  シュンッ!!



    エレン「ふっ!!」シュンシュンッ!!!




    アニ「くっ!」ガシッ!! ギチ!




    エレン「」グリッ!!




    アニ「っ!!」ギチギチ……ポロ←短刀(落)




    エレン「よし」パッ




    アニ「っ・・・たく、痛いんだけど」ジロ




    エレン「!わ、悪い。でもこれお前が教えた技だし」




    アニ「もう少し手加減しな、こっちはか弱い女の子だよ」




    エレン「お前のどこがか弱いんだよ」




    アニ「」ギロ




    エレン「・・・アニはーか弱いですねー」
    ※棒読み




    アニ「心にも思ってないこと言うんじゃないよ」シュン!




    エレン「イタッ!お前が自分でか弱いって言ったんだろ!」ボコッ!




    アニ「そんなことよりさ」




    エレン「そんなことって・・・」




    アニ「あんた、クリスタの求婚を断ったって本当かい?」




    エレン「!ああ、本当だ」




    アニ「それで聞けば断った理由が顔だっけ?」




    エレン「そうだよ」




    アニ「・・・クリスタは気にしないって言ってんでしょ?だったら気にする必要ないんじゃないかい」




    エレン「俺が気にするんだよ」




    アニ「」




    エレン「俺はクリスタと結婚する気はない!」




    アニ「・・・ねえ」




    エレン「なんだよ」




    アニ「他に好きな子がいるのかい?」




    エレン「・・・え?」




    アニ「あんた前に言ってたじゃん、守りたい人がいるって」




    エレン「」ピク




    アニ「その守りたい人のこと好きだからクリスタの求婚を断った・・・違う?」




    エレン「・・・全然違う」




    アニ「・・・ああそうかい」




    エレン「俺は誰とも結婚する気はない」クル スタスタ




    アニ「・・・あっそ」クル スタスタ




    エレン「おーい、ミカサ」




    ミカサ「」クル




    エレン「次俺とやろうぜ」




    ミカサ「・・・わかった」コクン




    ーーー









    ーー














    それから月日は流れ









    エレン達 104期訓練兵達は









    厳しい訓練に耐え









    訓練兵でいるのは残り二ヶ月となった






    ーグラウンドー



    シュンッ!  パシンッ!!  ガガガガガ!!




    エレン「ハァ・・ハァ・・」ポタポタ グググ




    ミカサ「くっ!わ、私の・・・負け」ギチギチ




    エレン「ハァハァ・・・ふぅ」パッ




    ライナー達「お~!」パチパチ

    サシャ「今回もすごかったですね!」パチパチ!!

    コニー「ああ!二人ともすげぇ!」

    ライナー「今回は3本中1本取ったな」

    アニ「あの化物相手にしては上出来だね」




    エレン「大丈夫か?」スゥ




    ミカサ「ええ、平気」ギュッ




    エレン「10回に1回は勝てるようになったが全部ギリギリの勝利だな」




    ミカサ「」




    エレン「やっぱりミカサはすげぇな」




    ミカサ「・・・ありがとう。でもクルーガーがもっと本気でやれば私ももっと苦戦するはず」




    エレン「いつも本気でやってる、それでこの結果だ」




    ミカサ「」




    エレン「じゃあまた次やる時よろしくな」




    ミカサ「・・・ええ」




    エレン「」スタスタ




    アルミン「ミカサ、お疲れ様」タタタ




    ミカサ「うん、少し疲れた」




    アルミン「今回は負けちゃったね」




    ミカサ「ええ」




    アルミン「・・・手抜いたの?」




    ミカサ「抜いてない」
  25. 52 : : 2022/02/03(木) 17:02:15
    アルミン「じゃあ今回も?」




    ミカサ「ええ、いつも通り手加減された」




    アルミン「僕にはあの攻防が速すぎてよくわからないけど本当に手加減してるの?」




    ミカサ「無意識だと思う、彼は時折攻撃の際の力を抜く傾向がある」




    アルミン「でも他の人と組んでる時はそんなことしてないんでしょ?(ミカサがこうも自信満々に言うから本当なんだろう・・・)」




    ミカサ「ええ、私が見る限りアニ達と組んでる時はやってない」




    アルミン「ミカサだけにか・・・」




    ミカサ「・・・」ギュッ




    エレン「あーイテェ」ゴキゴキ




    クリスタ「クルーガー!お疲れ様!すごっかったよ!」




    エレン「おう、なんとか1本取れた」




    ジャン「だいぶギリギリだったけどな~」ヘラヘラ




    エレン「ギリギリでも勝ちは勝ちだ。それよりアニ、やろうぜ」




    アニ「はいはい(あの化物とやりあったあとだってのに、この体力バカめ)」




    ライナー「頑張れよアニ、ここ最近負け越してるだろ」

    ベルトルト「確かにクルーガーが勝ってることが多いような・・・」




    アニ「」ギロ




    ライナー・ベルトルト「!!」ビクッ!!




    アニ「・・・あとで相手してあげるよ」ゴゴゴ




    ライナー・ベルトルト「       」






    ・・・数時間後


    ー森ー


    パシュッ!!   パシュッパシュッパシュッ!!!



    ジャン「おらっ!!」シュンッ!!

    サシャ「獲物発見です!!」パシュッ!! シュンッ!!

    コニー「あ!ずりぃ!俺が先に見つけたんだぞ!」パシュッ!!




    眼鏡教官「やはり今期は優秀な者が多いですね」




    キース「ああ」






    パシュッパシュッ!!!




    キース「!」




    眼鏡教官「おっ、来ましたね」




    ミカサ「」パシュッ!!!
    エレン「パシュッ!!!




    眼鏡教官「歴代で類を見ない逸材であり圧倒的なまでな実力を持つ天才、ミカサ・アッカーマン。そしてその天才に食らい付く、エレン・クルーガー」




    ライナー「おーおー速いな」パシュッ!!

    ベルトルト「ミカサもすごいけどクルーガーもすごいよ」パシュ

    アニ「・・・」パシュッ!!




    ミカサ「」シュンッ!!




    巨人パネル ザクッ!!!




    エレン「ふっ!!」シュンッ!!




    巨人パネル ザクッ!!




    エレン「くそ・・・(ミカサより浅い、まだ力み過ぎているのか)」パシュッ!!!




    キース「(飛び抜けた才能はなかった、だが他ならぬ努力を積み重ね誰よりも成長し強くなった)」




    エレン「次だ!」パシュッ!!!




    キース「・・・フッ、たいした男だ」




    ~~~~~~時間経過~~~~~~


    ー食堂ー


    ワイワイ



    エレン「あ~今日も疲れた」スタスタ スチャ




    クリスタ「お疲れ様、はいどうぞ」スゥ(食事)




    エレン「ありがとう」




    クリスタ「うん、結婚したくなった?」

    エレン「いや」




    クリスタ「えーーー」




    エレン「いくら気が利くことやっても俺の気持ちは変わらない。いい加減諦めろ」パクパク




    クリスタ「クルーガーこそ諦めたら」




    エレン「なんでだよ」




    ジャン「もう結婚しろよお前ら」

    マルコ「お似合いだよ」




    クリスタ「お似合いだって」




    ユミル「いいや!お似合いじゃないね!」ガン!

    ライナー「そうだ!結婚なんてダメだ!許さん!」

    アルミン「どの目線で言ってるの」




    エレン「だってよ、いい加減諦めろ」




    クリスタ「もう!どうしたら結婚する気になるの!!」




    エレン「逆にどうやったら諦めてくれるんだよ」




    クリスタ「むぅ!」プクー!




    エレン「ハァ、たく」ポリポリ
  26. 53 : : 2022/02/16(水) 17:25:58
    アルミン「(話変えた方がいいかな)そ、そういえば訓練兵でいるのも残り2ヶ月ぐらいになったね」





    コニー「あ~あとそれぐらいしかないのか」





    マルコ「結構時間たつの早いね」





    ジャン「早く憲兵団に行きたいぜ!」





    ミーナ「いいな~ここにいるほとんどは10番以内確定で憲兵団に入団する権利があるもんね」





    ジャン「いいだろ~憲兵団に行けばほかの団とは比べものにならない待遇が待ってるんだぜ」





    サシャ「確か必ず毎日一食はお肉が出るんですよね!」





    ミーナ「お肉が!?いいな~~!!」
  27. 54 : : 2022/04/01(金) 17:57:46
    エレン「お肉だってよ、憲兵団行けよクリスタ」





    クリスタ「クルーガーが行くなら行くよ」ニコ





    エレン「そうか、じゃあ憲兵団にしようかな」





    クリスタ「うん、駐屯兵団ね」





    エレン「・・・憲兵団だって」





    クリスタ「ふふ、そんなバレバレの嘘に騙されるわけないじゃん」クスクス





    エレン「っ・・・」





    クリスタ「いい加減諦めて私の求婚を受け入れてよ、顔のことなんて私全然全く気にしないし周りからどう言われても気にしないよ」





    エレン「・・・そういえば最近調査兵団すごい活躍してるみたいだな~」





    クリスタ「もう!無視しないでよ!」





    エレン「なんでも巨人数十体を一人で討伐したって」





    マルコ「ああその話なら知ってるよ、確かリヴァイ兵士長っていう兵士だったと思うけど」





    アルミン「人類最強の兵士リヴァイ兵士長、一人で一個旅団並みの戦力があるって噂だね」





    ライナー「一個旅団!?マジかよ」





    アルミン「あと団長がすごく優秀で頭が切れる人で調査兵全体の質も数年前とは比べものにならないほど高くなってるみたいだよ」





    ジャン「ふ~~ん、まあ憲兵団に行く俺には関係のない話だな」
  28. 55 : : 2022/04/02(土) 19:16:47
    アルミン「あと2ヶ月で調査兵団だ、少しでも強くならないと」ギュッ




    エレン「・・・ずっと前から思ってたんだがよ」




    アルミン「ん?」




    エレン「アルミンはどうしてそんなに調査兵団に拘るんだ?」




    アルミン「!それは・・・」




    コニー「確かに気になるな」

    ジャン「調査兵団にすすんで行く奴は自殺志願者か勇敢気取りか馬鹿のどれかだからな」

    マルコ「ちょっとジャン!」





    「知りたいんだ」




    ジャン達「!」




    アルミン「外の世界のことを」




    サシャ「外の世界?」




    アルミン「この狭い壁内の外がどうなってるのか知りたいんだ」




    ジャン達「」




    エレン「・・・なるほどな。アルミン」




    アルミン「」ムク




    エレン「頑張れよ」ニカ
  29. 56 : : 2022/04/05(火) 21:31:07
    アルミン「クルーガー・・・」





    エレン「さて、俺明日の早朝馬番だから今日は早めに休もうかな」ガタ





    ベルトルト「あ、僕も当番だ。僕も早めに休もうかな」ガタ





    エレン「じゃあな、おやすみ」





    クリスタ「おやすみー」





    ベルトルト「みんな、おやすみ」





    ジャン「おう」

    ライナー「首痛めるような寝方するなよ」





    ベルトルト「う、うん」





    コニー「はははは!ベルトルトの寝相の悪さは異常だからな!」

    ジャン「あの寝相の悪さから作られる体勢はもはや芸術だな」





    ベルトルト「きょ、今日は大丈夫だよ。がっちり固めて寝るから」





    ライナー「そ、そうか・・・(それはそれでまた変な体勢になるだけなんだがな)」





    ベルトルト「それじゃあね」クル スタスタ





    エレン「ベルトルト、明日俺が寝坊したら起こしてくれよ」スタスタ





    ベルトルト「それは僕も同じだよ」スタスタ





    エレン「だな」クス





    ・・・・












    ・・・












    ・・
















    ・・・二ヶ月後(卒団式)



    ー訓練所ー



    キース「これより上位10名を発表していく!」





    訓練兵達「はっ!!」





    キース「首席!ミカサ・アッカーマン!」





    ミカサ「」ザッ





    キース「2番!エレン・イェーガー!」





    エレン「」ザッ





    キース「3番!ライナー・ブラウン!」





    ライナー「」ザッ





    キース「4番!ベルトルト・フーバー!





    ベルトルト「」ザッ





    キース「5番!ア二・レオンハート!」





    ア二「」ザッ





    キース「6番!ジャン・キルシュタイン!」





    ジャン「」ザッ





    キース「7番!コニー・スプリンガー!」





    コニー「」ザッ





    キース「8番!マルコ・ボット!」





    マルコ「」ザッ





    キース「9番!サシャ・ブラウス!」





    サシャ「」ザッ





    キース「10番!クリスタ・レンズ!」





    クリスタ「」ザッ





    キース「上位10位以内の者には、憲兵団に入る選択肢を与える。皆それぞれ、明日の三つの兵団の入団式の時に決めるように!」





    みんな「はっ!」ザッ





    ~~~~~~卒団式終了~~~~~~



    ー食堂ー



    ワイワイ  ガヤガヤ



    ジャン「とうとう卒業だぜ!!」





    マルコ「うん!これで憲兵団に入れる!王のもとで働けるんだ」





    ジャン「ああ、こんな巨人がいつ攻めてくるかもわからないような場所からもおさらばだぜ」





    マルコ「!」





    みんな「」ジーーー





    マルコ「ちょ、ちょっとジャン!」





    ジャン「なんだよ、本当のことを言ってっただけだろ!いい子ちゃんぶるなよ!マルコ!」





    マルコ「ぼ、僕は別に・・・」





    ジャン「こんなところにいるよりも内地の方が断然安全だ!!全員わかってることだろ!!」





    みんな「」





    ジャン「みんな内地で暮らしたいはずだ、こんなところにいたらいつ巨人に襲われてしぬかもわからないようなところにいるよりな」





    みんな「」





    ジャン「人類は巨人に勝てない、だから安全な内地にいる方が断然いい」





    みんな「」





    エレン「ジャン」





    ジャン「あ?」





    エレン「その辺にしとけ」





    ジャン「」





    エレン「お前の言ってることは正しい、だがその正しさに抗い続ける奴だっている」





    アルミン・ミカサ「」





    エレン「『今は』安全な内地だがいつまた超大型巨人や鎧の巨人が壁を壊すかわからない。いつまでも安全であるとは限らねぇぞ」





    ジャン「!・・・」





    エレン「・・・なんて偉そうなこと言ったが俺自身巨人が怖くて調査兵団に入る勇気もないんだがな」ヘラヘラ





    アルミン「(クルーガー・・・)」





    エレン「それによ!せっかく最後にみんなでパッー!ってやろうってのに空気壊してどうすんだよ!」バンバン!





    ジャン「お、おう、そうだな」





    ライナー「クルーガー、言っちゃ悪いがお前のさっきの発言も結構空気沈ませてるからな」





    エレン「え?マジか」





    ライナー「マジだ」





    エレン「えーいや、ああ言えば空気壊すことなくこの場を明るくできるってクリスタに言われたんだがな~」





    クリスタ「!なっ!?」
  30. 57 : : 2022/04/11(月) 17:39:23
    エレン「クリスタ~どうしてくれんだよ」





    クリスタ「わ、私そんなこと言ってない!」





    エレン「え?言っただろ」





    クリスタ「言ってないよ!」





    エレン「・・・そろそろクリスタとの結婚を前向きに考えようかな~」





    クリスタ「!」





    エレン「」チラ





    クリスタ「そ、そういえばさっきクルーガーにそう言ったような気がする・・・うん、言ったね」





    みんな「・・・」


    ユミル「クリスタ、それでいいのか?」





    クリスタ「ね//ねえクルーガー//私との結婚を前向きに考えてくれるって本当///?」グイグイ





    エレン「ああもちろんだ」





    クリスタ「!///う//うれしい//じゃあm「そして」





    エレン「考えた結果、結婚しない方がいいと答えが出た」





    クリスタ「!!?」





    エレン「考えるって言っただけで結婚するなんて言ってないぞ」ヘラ





    クリスタ「むぅ~!もおおおおおお!!」プンスカ!!





    みんな「はははは!!」


    マルコ「相変わらずだね」


    ジャン「結婚すりゃいいのに」





    エレン「ほら、怒んなよ」ポンポン





    クリスタ「ふんっ!」プイ!





    エレン「フッ。ところでアニとベルトルトはどこの兵団いくんだ?」





    ベルトルト「ぼ、僕は憲兵団かな」





    アニ「私も」





    エレン「そうか、ライナーは?」





    ライナー「俺はまだ考え中だな」





    エレン「そうなのか?まあ駐屯兵団のときはよろしくな」ニッ





    ライナー「おう」





    エレン「アルミンはやっぱり調査兵団なんだよな?」





    アルミン「うん」





    ジャン「せいぜい死なないように頑張れよ」





    アルミン「うん、頑張る。たくさん巨人を討伐して(外の世界を・・・)」ギュッ





    エレン「・・・ミカサも調査兵団だったっけ?」





    ミカサ「ええ」





    エレン「憲兵団にしたらどうだ?首席だから相当いい待遇が約束されるはずだぞ」





    マルコ「クルーガーの言う通りだよ!憲兵団にしなよミカサ!」





    ミカサ「ううん、調査兵団に行く」





    エレン「・・・そうか」





    ライナー「まあミカサなら調査兵団でも相当活躍するだろうな」





    サシャ「確かにミカサなら簡単に巨人を倒せそうですもんね!」モグモグ





    エレン「まあどこの兵団行こうとミカサの自由だしな。ミカサも頑張れよ」





    ミカサ「ええ」





    ・・・












    ・・















    ・・・次の日



    ートロスト区ー




    ザワザワ



    アルミン「ミカサ!急いで!!」タタタ





    ミカサ「待ってアルミン」タタタ





    アルミン「早く!!もうすぐ調査兵団が壁外調査に行くんだ!!早く!!」





    パカラパカラパカラ・・・





    みんな「!!」





    調査兵団「」パカラパカラ(馬)





    住民「来たぞ!!調査兵団だ!!」

    住民「頑張れ調査兵団!!!」

    住民「死ぬんじゃないぞー!!」

    住民「巨人に奪われた領土を取り戻してくれ!」





    エルヴィン「」パカラパカラ





    アルミン「!あれがエルヴィン団長だ!!」





    ミカサ「アルミン、今日は入団式の準備やいろいろやらないといけないことがある」グイグイ





    アルミン「わかってるよ!でももう少しだけ!!」





    ミカサ「・・・」





    リヴァイ「」パカラパカラ





    住民達「!!」

    住民「リヴァイ兵長だ!!」

    住民「巨人を倒してくれよ!!」





    リヴァイ「チッ・・・うるせェな」





    「はははは!人気者だね~リヴァイ」
    ※ハンジ分隊長





    リヴァイ「黙ってろ奇行種」





    ハンジ「はーい」





    アルミン「アレが調査兵団兵士長、人類最強の男・・・」ゴクリ



    ミカサ「・・・(思ってたより小さい)」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ー壁の上ー




    コニー「ハァ~なんで入団式の日に大砲の清掃だよ・・・」





    ミーナ「仕方ないでしょ、ただでさえ人員が足りてないんだから」フキフキ(拭)





    エレン「文句言ってないでさっさと終わらせるぞ」フキフキ





    サシャ「あの~皆さん・・・」スタスタ





    みんな「ん?」クル 

    トーマス「サシャ!どこ行ってたんだよ!」

    ミーナ「サボっちゃだめだよ」
  31. 58 : : 2022/04/11(月) 17:57:01
    サシャ「実は教官の食糧庫からお肉盗ってきました」スゥ(お肉)





    みんな「!!」





    サシャ「パンに挟んで食べればそれはもう、えへへへ・・・」ジュル(涎)





    トーマス「な、なんてもん盗んでんだ!」

    エレン「今すぐ返してこい!」

    ミーナ「独房に入れられちゃうよ!」

    コニー「バカってすげぇな」
  32. 59 : : 2022/04/13(水) 17:19:39
    サシャ「皆さんも食べましょうよ、バレなければ問題ないですよ」




    コニー「!た、確かに!」




    ミーナ「納得しちゃダメ!」




    エレン「まあでもここにいる全員が黙ってればバレることはないな」




    ミーナ「!クルーガーまで!」




    サシャ「そうです!証拠は胃の中に消えてしまうのですから」ニヤリ




    エレン「そういうことなら俺も食おうかな」




    コニー「あ!クルーガーだけずりぃぞ!俺も俺も!」

    トーマス「じゃ、じゃあ俺も!」




    エレン「ミーナはどうする?」




    ミーナ「!!ッ~~!わ、私も食べるよ!」




    エレン「よし、じゃあここで起きることは墓まで持っていくぞ」




    サシャ達「はい(おう)!」




    サシャ「それでは私が切り分けを」




    トーマス「待て!お前だとちゃんの均等にするか怪しい!」




    サシャ「し、失礼な!ちゃんと均等にわけますよ!」




    トーマス「どうだか・・・」

    ミーナ「ごめんサシャ、私も信用できない」




    サシャ「なっ!?」




    エレン「じゃあ俺が切ろうか」




    コニー「おっ!クルーガーなら安心だな!」




    エレン「ほらサシャ」スッ




    サシャ「ううっ、お、お願いします」スッ




    エレン「そう落ち込むな、お前の分だけ少し大きく切ってやるよ」ポンポン




    サシャ「!クルーガー」パアアア!!




    エレン「それじゃあ少しだけ待っててくrゴロゴロゴロゴロピカッアアアアアアアアアアンッ!!!




    超大型巨人「」




    コニー・サシャ・トーマス・ミーナ「」




    エレン「」
  33. 60 : : 2022/04/13(水) 19:28:03
    超大型巨人「」プッシュウウウウウウウウウウウウ!!!→蒸気(熱風)





    エレン達「ぐおおおおっ!!!」ブワアアアアアッ!!





    コニー「熱っ!!!」ブワアアアアアアッ!!!





    エレン「っ!!全員立体起動にうつれ!!」ヒュウウウウ パシュッ!!





    サシャ「は、はい!!」パシュッ

    ミーナ・コニー・トーマス「」パシュッ!!





    エレン「全員無事か!?」クル





    サシャ「はい!なんとか!!」

    コニー「おい今のってまさか・・・」










    ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!





    エレン達「!!!」





    門 グシャグシャ(壊)





    サシャ「も、門が・・・」

    コニー「おいおいやべぇぞ!門壊されたら巨人が!」

    トーマス「また5年前みたいに・・・」ゴクリ





    エレン「コニー!サシャ!トーマス!ミーナ!!お前らは今すぐ周囲の住民達を避難させろ!!」





    コニー達「!!」





    エレン「急げ!!巨人が入ってくる前に!!」





    サシャ「は、はい!!」パシュッ!!

    ミーナ・トーマス「」パシュッ!!





    エレン「」クル





    コニー「!おいクルーガー!なにしてんだよ!」





    エレン「俺は超大型巨人を討伐してくる!」





    コニー「はあ!??」





    エレン「そっちは任せたぞ!!」パシュッ





    コニー「!ちょ!おい!!!」





    エレン「」パシュッパシュッ!!  シュタ





    超大型巨人「」プッシュウウウウウウウウウ・・・・ ジロ





    エレン「」ジロ





    超大型巨人「」グッ ブオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!





    エレン「!!」パシュッ!!





    砲台(多数) ガガガガガガガガガ!!!





    エレン「危ねぇな(威力はあるがスピードはないな)」パシュッ!
  34. 61 : : 2022/04/18(月) 23:42:21
    エレン「(一気にうなじを斬りとる!!)」パシュッ!! パシュッ!!! タタタ




    超大型巨人「」ゴゴゴゴゴゴ!!




    エレン「」パシュウウウウウウッ!!!




    超大型巨人「」ゴゴゴゴゴゴ!!




    エレン「(とった!!!!)」パシュウウウウウウッ!!! カチャ!!




    超大型巨人「」








    プッシュウウウウウウウウウウウウウ!!!(蒸気)




    エレン「!!っ!あつっ!!」ブワアアアアアアアッ!!




    超大型巨人「」プッシュウウウウウウウウウッ!!!




    エレン「(これは蒸気!?なんて風圧だ!!)」ヒュウウウウッ!! パシュッ!!





    シュウウウウウウウウウウウッ!!! モクモクモク!!(煙)





    エレン「くそ」シュタ!





    モクモクモクモクモク………




    エレン「!!」




    シーーーーーン……




    エレン「いない・・・」キョロキョロ




    駐屯兵「!なにをやってる訓練兵!」パシュッ!!




    エレン「!」クル




    駐屯兵「もう超大型巨人出現時の作戦は始まってるぞ!急いで持ち場にもどれ!」




    エレン「・・・はい」パシュッ!!




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー訓練所ー



    駐屯兵「昨日訓練兵団を卒団したばかりの君たちには悪いが今から君たちにはこの戦いの中衛部に入ってもらう」




    みんな「」




    駐屯兵「また敵前逃亡は死罪とみなす」




    みんな「」ゴクリッ




    駐屯兵「以上!解散!!」




    みんな「」ザワザワ

    ジャン「くそ!明日には内地に行けたのに!」

    ライナー「そんなこと言っても状況は変わらないぞ」
  35. 62 : : 2022/04/19(火) 23:40:05
    エレン「34班!ガスの補充!装備品の確認して行くぞ!」




    ミーナ・トーマス・サムエル「う、うん!(おう!)」




    エレン「?アルミン?」クル




    アルミン「」ガタガガタガタ




    エレン「おい、大丈夫か?」




    アルミン「!だ、大丈夫だよ!この日が来るのはわかってたことだよ!巨人がその気になれば人類なんて簡単には蹂躙することなんてできるんだから」ガタガガタ




    エレン「アルミン」スッ




    アルミン「!」ポン!




    エレン「落ち着け」




    アルミン「・・・うん、ごめん」ガタガタ…




    「アルミン!」タタタ




    アルミン「!ミカサ」




    ミカサ「戦闘が混乱したら私のところに来て」




    アルミン「え?なに言ってるんだよ、僕たち別々の班だろ?」




    ミカサ「混乱した状況下で筋書き通りにはいかない、貴方は私が守る」




    アルミン「ミカサ、さっきからなにをいってるんだよ!」






    「ミカサ訓練兵」




    ミカサ「!」




    イアン「お前は特別に後衛部隊だ、付いてこい」




    ミカサ「!?わ、私の実力では足手まといになります!」




    イアン「?お前の判断を聞いているのではない、避難が遅れている今住民を守るために多くの精鋭が必要なんだ」




    ミカサ「し、しかし・・・」




    アルミン「いいかげんにしなよ!ミカサ!今は人類滅亡の危機なんだよ!」




    ミカサ「アルミン・・・」




    アルミン「僕の心配をしてくれるのは嬉しいけど兵士として民を守るのが僕たちの務めだよ!」




    ミカサ「・・・ごめんなさい、冷静じゃなかった」




    エレン「・・・安心しろミカサ」




    ミカサ「!」クル




    エレン「アルミンが危険な目にあった俺が助ける」




    ミカサ「クルーガー・・・」




    エレン「ほら早く行け、怒られるぞ」




    ミカサ「・・・ええ」クル タタタ




    エレン「」




    ミカサ「・・・クルーガー」ピタ




    エレン「ん?なんだ?」




    ミカサ「私は貴方のことも心配してる」




    エレン「!」




    ミカサ「死なないで」




    エレン「・・・ああ」




    ~~~~~~移動中~~~~~~



    ートロスト区:中衛部ー



    エレン「」ジーー




    巨人共「」ドシン ドシン




    エレン「肉眼で確認できるだけでも十数体いるな」




    サムエル「い、いよいよだな」

    トーマス「あ、ああ」

    ミーナ「」ゴクリ




    エレン「・・・あーなんだ、みんな張りつめすぎだぞ」




    アルミン達「!」




    エレン「そんなガチガチじゃ瞬時に対応できないぞ」




    トーマス「わ、わかってる!わかってるけどよ
    ・・・」ギュッ




    エレン「・・・班長として三つ命令する」




    アルミン達「!」




    エレン「一つ、巨人を討伐しようとするな。二つ、距離を保ちつつ巨人の注意を引け」




    ミーナ「え・・・?」

    トーマス「なんだよその命令・・・」




    エレン「そして三つ・・・死ぬな」




    アルミン達「!!」




    エレン「生き残るこのを最優先に考えろ」




    アルミン「クルーガー・・・」




    エレン「周囲の警戒を怠るな!巨人を発見次第随時報告しろ!」




    アルミン達「」ギュッ




    エレン「行くぞ!!」パシュッ!




    アルミン達「うん!(おう!!)」パシュッ!
  36. 63 : : 2022/04/22(金) 18:29:58
    エレン「」パシュッ パシュッ





    アルミン「(すごいなクルーガー、こんな時でも冷静に指示出して)」ギュッ パシュッ







    ドシン ドシン





    エレン「」ピク





    巨人「」ドシン・・・ビョンッ!!(跳)





    エレン「奇行種だ!!避けろ!!」パシュッ





    アルミン達「くっ!!」パシュッ






    ドッカアアアアアアアアンッ!!!!





    ミーナ「あ、危なかった・・・」シュタ

    トーマス「助かった」

    アルミン「ハァハァ!(クルーガーの教えてくれなかったら危なかった・・・)」

    兵士「!お、おい!サムエルがいないぞ!」





    巨人「」ミチ(サムエル)





    みんな「      」





    サムエル「え・・・?あれ?」

    巨人「」ゴクン





    ミーナ「さ、サムエル・・・?」





    巨人「」クル ドシンドシン





    アルミン「ま、待て!!!!!」パシュッ

    ミーナ・トーマス・兵士達「」パシュッ!!





    エレン「!!おい待て!!」





    アルミン「嚙まれてない!!飲み込まれただけならまだ助かるよ!!」パシュッ!!





    トーマス「ああ!絶対助けるzシュンッ!!





    トーマス「」ブチュッ!!!





    アルミン達「!!?」





    巨人「」モグモグ(トーマス)





    兵士「こ、コイツどこから!?」

    兵士「下に隠れてやがった!気をつけろ!まだいるkドシン!





    兵士「!」クル





    巨人×2「」ニヤニヤ
  37. 64 : : 2022/04/22(金) 18:30:35
    ミーナ「あぁ・・・ああ・・・・」ガタガタ

    アルミン「     」





    巨人「」モグモグ シュンッ!!





    兵士「ぎゃああああああああああああ!!」ミチミチ!!!

    兵士「や、やだ!!やめてくれ!!」ブチュッ!!





    アルミン「」








    わかってた  わかってたのに・・・








    アルミン「(これが巨人だって)」





    「おい!!!」パシュッ





    アルミン・ミーナ「!!」





    エレン「しっかりしろ!!」シュタ





    アルミン「く、クルーガー!」





    エレン「二人ともよく聞け!ここをまっすぐ突っ切れ!」ビシッ





    アルミン「え??」





    エレン「早くしろ!!」





    アルミン・ミーナ「!!!っ!!」パシュッ





    エレン「」パシュッ!!





    アルミン・ミーナ「」パシュッ!!





    巨人「」ドシン! ジロ





    ミーナ「きょ、巨人が!!」パシュッ

    アルミン「!避けよう!!」パシュッ





    エレン「止まるな!!」





    ミーナ・アルミン「!!」





    エレン「そのまま突っ切れ!!」パシュッ!! カチャ





    巨人「」ブオオオンッ!!





    エレン「」パシュッパシュッ!!!  シュンッ!!!





    巨人「」ザクッ!!! ドテッ!!





    アルミン・ミーナ「!!」





    エレン「」パシュッ





    アルミン・ミーナ「」パシュッ!!





    エレン「・・・ここまで来ればいいか」パシュッ・・・・シュタ





    アルミン・ミーナ「!」パシュッ・・・ シュタ





    エレン「」





    アルミン「あ、ありがとうクルーガー、助かっtシュンッ!!





    アルミン「!」ガシッ(胸ぐら)





    エレン「おい、俺の言ったこともう忘れたのか?」ギュッ





    アルミン「え・・・?」





    エレン「ミーナ」ジロ





    ミーナ「!」





    エレン「俺は最初になんと言った?」





    ミーナ「え?え、えっと・・・巨人を討伐しようとするな、距離を保ちつつ巨人の注意を引け・・・あと、し、死ぬな」





    エレン「そうだ。よく覚えてんじゃねぇか」





    アルミン・ミーナ「」





    エレン「お前が怒りに身を任せて巨人に向かって行った結果仲間も鼓舞されお前につづいた」





    アルミン「」





    エレン「仲間が食い殺されて怒る気持ちはわかる・・・だが」シュン!!





    アルミン「あうっ!」パンッ!!(頬)





    エレン「巨人を嘗めるな」





    アルミン「」





    エレン「・・・二人共切り替えろ、俺たちの任務は終わってない」





    アルミン「う、うん・・・」





    エレン「行くぞ」





    アルミン「・・・あ、あの・・・ごめん、クルーガー」

    ミーナ「わ、私も・・・ごめんなさい」ペコ





    エレン「・・・34班、あとで反省会だ」パシュッ!





    アルミン「!・・・あとでか」

    ミーナ「あとで・・・うん、頑張って生き残らないとだね」
  38. 65 : : 2022/04/22(金) 21:33:30
    ー後衛部ー



    巨人「」ドドドドド





    イアン「くっ!!この奇行種速いぞ!!!!」パシュッ





    リコ「いいから早く倒すよ!!避難している住民に衝突する!!」パシュッ





    イアン「わかってる!だがあいつ奇行種だ!!速い!!」





    巨人「」ドドドド






    住民達「!!」

    住民「きゃあああああああ!!きょ、巨人が!!」

    住民「は、早くいけよ!!」





    イアン「くそ!!このままじゃパシュッ!!





    イアン達「!!!?」





    ミカサ「」パシュッパシュッ!! カチャ





    巨人「」ドドドド





    ミカサ「」シュンッ!!!





    巨人「」ザクッ!!!





    みんな「!!!」





    巨人「」シュウウウウウウ(消滅)





    ミカサ「」シュタ





    イアン「・・・・!!あ、アッカーマン!よくやった!」





    ミカサ「いえ、焦ったせいで刃を無駄にしてしましました。次からは気をつけます」ポイッ→ブレード(捨)





    イアン「!(コイツ一体どれだけの修羅場をくぐり抜けてきたんだ・・・とても同じ人間だとは思えん)」





    ミカサ「」パシュッ






    アルミン・・・・






    ミカサ「(無事でいて)」






    ザザザザザ
    ーーーーーーーー

    エレン「」

    ーーーーーーーー






    ミカサ「(・・・クルーガー)」ギュッ





    ・・・












    ・・















    ・・・数十分後




    カンカンカーン!!(鐘)




    イアン「!撤退の鐘だ!!帰還するぞ!!}





    リコ達「はい!!」





    ミカサ「中衛の方に伝えてきます!」パシュッ





    イアン「!お、おい!アッカーマン!」





    ミカサ「(無事でいてね)」パシュッ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ー中衛部ー



    ジャン「はぁ・・・最悪だ」
    ※屋根の上





    マルコ「ガスの補給所にあんなに巨人が・・・」





    補給所 ゾロゾロゾロ(巨人)





    エレン「おそらく中にも入っているだろうな」





    アルミン「中の兵士たちは?」





    エレン「戦闘喪失だな」





    ミーナ「ねえクルーガー、私達が巨人倒したようにあそこの巨人達もなんとかならないかな?」





    みんな「!!」





    マルコ「え?く、クルーガー達の班、巨人倒したの!?」





    アルミン「い、一応、僕とミーナが巨人の注意を引いてクルーガーが止めを刺す方法で3体ほど」





    ミーナ「クルーガー一人で倒した数も合わせれば5体だよ」





    クリスタ「ご、5体・・・すごい」





    アルミン「どうかな?クルーガー」





    エレン「・・・厳しいな、ていうかアルミンもわかってるだろ」





    アルミン「!・・・うん」





    ライナー「やっぱりか・・・数が多い上に周りに立体起動をいかせる建物が少ない」
  39. 66 : : 2022/04/26(火) 00:49:58
    エレン「それに数人でアイツらの気を引いても付いてくるのは数体だろうな。建物の中に立てこもってる兵士の方が多い、奴らは人間が多い方に狙う・・・・まあここにいる全員で奴らを引き付けるなら」チラ




    訓練兵達「!!」

    訓練兵「じょ、冗談じゃねぇ!」

    訓練兵「やだっ!絶対やだ!」

    訓練兵「私はあんな殺され方したくない!」ガタガガタ




    エレン「・・・」




    クリスタ「仕方ないよ、みんな目の前で巨人に仲間が食べられるところを見てるんだから」




    エレン「まあそうだよな」




    コニー「で、でも!それでもよ!やるしかねぇだろ!一か八か全員であそこの巨人達を殺ろうぜ!どうせこのままここにいてもいつか巨人に狙われるだけだ!」




    サシャ「コニーの言う通りです!ガスも残り少ないですし逃げ回ってもいつかは巨人に捕まってしまいます!」




    訓練兵達「」




    サシャ「わ、私が先陣を引き受けます!みんなで力を合わせてこのピンチを切り抜けましょう!」




    訓練兵達「」シーーーーーン




    ジャン「コニー、サシャ、誰がそんな決死作戦やりたいと思うんだよ。あそこに突っ込めば食い殺されるのは目に見えている、たとえ突破できたとしても中の巨人はどうする?巨人がいるんじゃ作業なんてできねぇんだよ」




    コニー「!くっ・・・や、やっぱり無理なのか?」




    サシャ「で、でも!その・・あの、えっと・・・」




    ジャン「ハァ・・・(こんなことなら言っておけばよかった)」




    エレン「・・・ライナー」




    ライナー「なんだ?」




    エレン「この場の指揮を頼む」




    ライナー「は?」




    エレン「ちょっと言ってくる」カチャ!




    みんな「!!?」




    エレン「サシャとコニーの言う通りいずれここにも巨人が集まる、逃げてガスがなくなり機動力を失えば終わりだ。なら残りのガスは闘うために使った方がいい」




    ユミル「お前あそこに突っ込む気かよ」




    エレン「ああ。サシャ、悪いが俺が先陣を引き受けるぞ」




    サシャ「え?そ、それはもちろんいいですが・・・」




    エレン「よし」ゴキ




    マルコ「む、無茶だよ!一人であの数どうにかなるわけないよ!」




    アルミン「一人じゃないよ」ザッ




    マルコ「!」





    アルミン「クルーガー!サポートするよ」カチャ!

    ミーナ「怖いけど、私も全力で頑張るよ!」

    クリスタ「わ、私も!」

    サシャ「私もお手伝いさせてください!」

    コニー「俺もやるぞ!クルーガー!」




    エレン「お前ら・・・ありがとな、でもあまり無茶はするなよ」




    アルミン達「うん(おう)!」






    パシュッ!!




    エレン「ん?」クル




    ミカサ「」 シュタ!




    みんな「!!」

    ジャン「み、ミカサ!」

    アニ「あんた後衛の方にいたんじゃなかったっけ?」




    ミカサ「撤退の鐘が鳴ってた、それを知らせに来た」




    ベルトルト「もちろん聞こえたよ、でも・・・」チラ




    ミカサ「」ジロ




    補給所 ゾロゾロゾロ(巨人)




    ミカサ「・・・なるほど、本部の補給所に巨人が群がってるせいでガスが補充できず壁を登れないと」




    ライナー「まあそんなところだな」




    ミカサ「ところでアルミンは?」キョロキョロ




    アルミン「ミカサ!」タタタ




    ミカサ「!アルミン、無事でよかった」




    アルミン「ミカサもね」




    ミカサ「・・・クルーガーは?」




    エレン「ん?俺がどうかしたか?」




    ミカサ「!クルーガーも無事でよかった」ホッ




    エレン「心配ありがとよ」




    サシャ「ミカサ!ミカサも協力してください!」




    エレン「」ピク




    ミカサ「協力?」




    コニー「俺達で今からあそこの巨人達を殺るんだよ!」

    ミーナ「ミカサがいれば100人力だよ!」




    ミカサ「」チラ




    アルミン「」




    ミカサ「」チラ




    エレン「」




    ミカサ「もちろん協力する」




    コニー「!よし!助かる!」




    ジャン「・・・っ!俺も行くぞ!」




    アルミン「!ジャン・・・」




    ジャン「くそ!やってやる!!」ギュッ




    エレン「じゃあ行くか。ライナー、(この場に残る奴らのこと)頼んだぞ」パシュッ!!




    アルミン・ミカサ・コニー・ミーナ・クリスタ・ジャン「」パシュッ!!!
  40. 67 : : 2022/05/08(日) 15:43:12
    ユミル「あーたく」スタスタ




    ライナー「ん?お前も行くのか?」




    ユミル「クリスタが心配だからな」パシュッ!




    アニ「」パシュッ!




    ライナー「!おい!アニ!」



    ベルトルト「な、なんかここにいるよりもアイツ等に付いていった方が生存率上がりそうって言ってたよ」




    ライナー「はああ?たく、相変わらずだな」





    ドシンッ!!




    ライナー達「!!」




    巨人共「」ドシンドシンッ!!




    ライナー「巨人が来た!全員巨人から距離をとれ!」パシュッ!




    訓練兵達「」パシュッ!




    ベルトルト「ライナー!全方位から少しずつ巨人が・・・」パシュッ!




    ライナー「ああ!わかってる!(くそ!このままじゃまずいな)」パシュッ!




    ーーーーーーーーー


    パシュッ! パシュッパシュッ!




    エレン「ふっ!!」シュンッ!!!

    ミカサ「」シュンッ!!!




    巨人共「」ザクザクッ!! ドテッ!!




    クリスタ「す、すごい」パシュッ

    ジャン「なんであんなに速く動けんだよ!」パシュッ!

    コニー「マジで頼もしいぜ!このまま一気に本部に突っ込もうぜ!」パシュッ!




    ユミル「かーーどっちも化け物だな」パシュッ!




    クリスタ「!ゆ、ユミル!付いてきたの!?」




    ユミル「お前が心配なんでな」




    アニ「」パシュッ!




    アルミン「!(アニも付いてきたんだ)」




    エレン「」パシュッ! チラ




    アルミン達「」パシュッ!




    エレン「(よし、このまま俺とミカサで巨人を倒して本部に突っ込めいける!)」パシュッ!









    ドシン…




    エレン「」ジロ(↓)




    巨人「」スッ グググ




    エレン「!!!っ!!」クルパシュッ!!!




    ミカサ「!クルーガー!?」




    巨人「」ダンッ!!!(跳)




    エレン「アルミン!!!」パシュッ!




    アルミン「!え、クルーgガシッ!!ブシュッ!!




    クリスタ・ジャン・コニー・サシャ・ミーナ・アニ・ユミル「!!!?」


    ミカサ「       」




    エレン・アルミン「」ガガガガガザザザザ……




    クリスタ「く、クルーガー!!」パシュッ!

    ミカサ「っ!」パシュッ!

    ジャン達「」パシュッ!




    アルミン「ううっ、っ・・・」グググ




    エレン「ハァハァ、あ、アルミン・・・」ポタポタ(血)




    アルミン「!!」




    エレン「大丈夫か?」ポタポタ




    アルミン「く、ルーガー・・・?」




    ミカサ達「」シュタ!

    クリスタ「クルーガー!!」ササッ

    ジャン「!お、お前・・・」




    エレン「」ドクドク→左足(失)
  41. 68 : : 2022/05/08(日) 15:45:18
    コニー「あ、足が・・・」




    ライナー「おい!!」パシュッ! シュタ!

    ベルトルト「クルーガー!だ、大丈夫!?」シュタ!




    アルミン「あ、あぁ・・ぼ、僕のせいで・・・僕がもっと警戒していたら」ガタガタ




    エレン「くっ・・・」ドクドク




    クリスタ「早く止血しないと!」

    ミーナ「血が止まらない!なにか縛るものをちょうだい!!」

    ユミル「おいおい、そんなことやってる場合じゃねぇかもしれねぇぞ」ジリ








    ドシン!! ドシン!!  ゾロゾロ




    ミカサ達「!!」




    巨人共「」ゾロゾロ




    ミカサ「っ!コニー!サシャ!貴方達でクルーガーを抱えて!」カチャ




    コニー・サシャ「!」




    ミカサ「私がこいつ等を倒す!!クルーガーを連れて今度こそ本部へ突っ込む!」




    巨人共「」ニヤニヤ




    ミカサ「(斬る!!)」グッ





    プシュウウ………スカ




    みんな「!!」




    ミカサ「なっ!?(ガスが!)」スカスカ




    巨人「」スゥ




    ミカサ「!」









    「」ダッ!! パシュッ!




    巨人「」ザクザクッ!!(手)




    アルミン達「!!?」




    エレン「らあ"あ"ああっ!!!」パシュッ! シュンッ!!!




    巨人「」ザクッ!! ドテッ!!




    エレン「」パシュッパシュッ!! シュンッシュンッ!!!!




    巨人×2「」ザクザクッ!! ドテッ!!




    巨人「」シュンッ!




    エレン「!!」ガシッ!!(足)




    コニー「!!まずいぞ!!捕まった!!」

    クリスタ「クルーガー!!!」




    エレン「チッ!!」シュンッ!!!





    ザクッ!!!




    ジャン・コニー・アルミン・ライナー・ベルトルト「    」

    ミカサ・クリスタ・アニ・ミーナ・ユミル「     」




    エレン「」ドクドク→右足(切)




    ジャン「あ、アイツ、自分の足を切り落としやがった・・・」

    ユミル「イカれてやがる」ゴクリ




    エレン「うおおおおおおっ!!!らあっ!!」パシュッ! シュンッ!!!




    巨人「」ザクッ!!! ドテッ!!




    エレン「ぐっ!!」グラッ!! ザザザザ!




    ミカサ達「!クルーガー!!」タタタ




    エレン「ぐっ!あがっ!!」ポタポタ ドクドク




    アルミン「クルーガー!!」

    ジャン「お前何やってんだよ!」

    クリスタ「もう動かないで!死んじゃうよ!」
  42. 69 : : 2022/05/08(日) 15:51:05
    エレン「ハァハァハァ・・・」グググ




    ミカサ「クルーガー、無茶しないで。死んでしまう」ササッ




    エレン「ま、まだだ・・・」グググ グチュ




    ミカサ「え・・・?」




    エレン「まだやれる」グググ ドクドク




    クリスタ「クルーガー・・・?」

    ユミル「(マジかよコイツ)」



     
    エレン「と、父ちゃんなら絶対、絶対に倒れねぇ・・・」ザッグチュ ジロ




    巨人共「」ドシンドシン




    エレン「ハァハァハァ・・・」クル




    ジャン・コニー・アルミン・ライナー・ベルトルト「」

    クリスタ・アニ・ミーナ・ユミル「」




    エレン「」




    ミカサ「」




    エレン「・・・お前らよく聞け」




    ミカサ達「!」




    エレン「今から俺がこの道にいる巨人も本部に群がる巨人も全部ぶっ殺す、お前らは俺の後ろを付いてこい」




    ミカサ達「!!?」

    ライナー「お、おい!クルーガー!正気か!?」

    ベルトルト「その怪我じゃ無理だよ!」

    ミーナ「そうだよ!!」

    コニー「クルーガーが無茶する必要ねぇって!」

    サシャ「わ、私達に任せてください!」




    エレン「」




    アルミン「クルーガー!頼りないかもしれないけど僕達を頼ってよ!」

    クリスタ「そうだよ!私頑張るから!」

    ジャン「一人でかっこつけてんじゃねぇ!」

    ユミル「お前もかなりの死に急ぎ野郎だな」

    アニ「」




    エレン「」




    ミカサ「クルーガー・・・」




    エレン「・・・・フッ。ありがとな、お前ら」ニッ




    ミカサ達「」




    エレン「あと・・・ごめんな」


















    シュウウウウウ…




    ミカサ達「!!」




    「まだ先のつもりだったんだけどな」シュウウウウウ!!(煙)




    ライナー・ベルトルト・アニ・ユミル「   」




    「いつか言おうと思ってた」シュウウウウウ!! ボコッ!!→両足




    クリスタ「え?えぇ?」

    コニー「く、クルーガー?」

    サシャ「なんですかその煙・・・」




    「でもこの状況じゃこうするしかねぇよな」シュウウウウウ!! シュル→包帯(顔)




    ミーナ「足が、はえ、生えた?」

    ジャン「なんだよ、まるで巨人みたいじゃねぇか」

    アルミン「クルーガー、君は一体・・・」




    「・・・俺は」シュルシュルシュル……




    ミカサ「」




    エレン「『エレン・イェーガー』だ」




    ミカサ「       」トクン




    エレン「」ダッ!! タタタ




    巨人共「」ドシンッ!! ドシンッ!!




    エレン「いくぜ」タタタ  バチッ!!





    ゴロゴロゴロピカアアアアアアアアアアアアアンッ!!!




    ●●の巨人「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」ドッシィイイイイインッ!!!!
  43. 70 : : 2022/05/14(土) 21:16:24
    クリスタ「く、くくくクルーガーが、巨人に・・・」

    コニー「しかもさっきエレン・イェーガーって言ってたぞ!」

    サシャ「ど、どうなってるんですか!?」




    ●●の巨人「」ダッ!! ドドドドドド




    巨人×2「」クル




    ●●の巨人「」シュオオオオオンッ!!ブオオオオオンッ!!!




    巨人×2「」メゴッグチュッ!!!!




    ●●の巨人「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」




    巨人共「」ジロ
    ※補給所




    ●●の巨人「」ギロ




    巨人共「」ゾロゾロ ドドドドドド!!




    ●●の巨人「」スッ




    アニ「(構えた)」




    巨人共「」ドドドドドド!!




    ●●の巨人「」グッ……ブオオオオオオオオオオオオンッ!!!




    巨人「」ガアアアアアアアアアアアアンッ!!! ブチブチ!!(頭)








    ヒュウウウウウウウウウ……ガッシャアアアアンッ!!!




    アルミン達「」ゴクリ

    ユミル「おいおい・・・」

    ジャン「何十メートルぶっ飛ばしてんだよ」




    ●●の巨人「」ブンッ!!!ブンッ!!!シュンッ!!!




    巨人共「」ガアアアンッ!!!ブチュッ!!!メキメキッ!!




    ●●の巨人「」シュンッ!!!




    巨人「」ガシッ!!構えた顔




    ●●の巨人「」ブオオオオオンッ!!!







    ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!(地面)




    巨人「」グチャグチャ




    ●●の巨人「」ジロ




    巨人共「」ゾロゾロ




    ●●の巨人「(・・・悪いな)」グッ




    巨人共「」




    ●●の巨人「(邪魔なんだよ)」ブオオオオオンッ!!!






    ・・・数分後



    ートロスト区:補給所ー



    巨人共「」シュウウウウウウウウウ……(消)




    クリスタ「す、すごいあれだけいた巨人を・・・」

    ミカサ「」パシュッ!

    アルミン「!ミカサ!」パシュッ!




    ●●の巨人「」プシュウウウウウウウウウウッ!!→うなじ(煙)




    エレン「ぷはっ!!ふぅーー」ガバッ! ジロ




    巨人共「」シュウウウウウウウウウ……




    エレン「・・・アイツはいなかったか、まあいいか」パシュッ……シュタ!





    パシュッ!パシュッ!パシュッ!




    エレン「ん?」クル




    ミカサ「」パシュッ! シュタ!

    アルミン達「」パシュッ! シュタ!




    エレン「おう、お前ら。片付いたぜ、早く中の巨人wシュッ!!




    エレン「!」ダキッ!!




    アルミン達「!!」




    ミカサ「」ギュッ!!




    エレン「み、ミカサ?」




    ミカサ「・・・エレン」ギュッ




    エレン「!」




    ミカサ「エレン、エレンエレンエレン、エレン・・・」ギュッ ポロポロ(涙)




    エレン「」




    ミカサ「やっぱり、やっぱりエレンだった」ポロポロ




    エレン「・・・悪かったな、ミカサ」スゥ




    ミカサ「ううっ・・・」ポンッ(頭) グス




    エレン「」ナデナデ
  44. 71 : : 2022/05/14(土) 21:16:52
    ライナー「おいクルーガー・・・」




    エレン「」ジロ




    ライナー「いや、イェーガーか。お前は味方でいいんだよな?」




    エレン「ああ、お前らに危害を加える気はない」




    ジャン「お、お前はなんで巨人になれるんだよ!」




    エレン「ジャン、そんなことより先にやることがあるだろ」




    ジャン「!」




    エレン「ここら辺に群がってる巨人は倒したがいつまた集まってくるかわからねぇ。コニー、サシャ、ミーナ、周囲の兵士達に本部に入るように伝えてきてくれ」




    コニー・サシャ・ミーナ「!お、おう!(はい・うん)」パシュッ!




    エレン「・・・あとでちゃんと説明する、聞きたいことにも答える。だから今は生き延びるために協力してくれ」




    ジャン達「・・・」




    エレン「・・・(やっぱり無理か)」





    「「もちろんだよ!」」




    エレン「!」




    クリスタ「クルーガー!じゃなくて、イ、イェーガーはずっと私達を守ってくれた!イェーガーが味方なのはわかってるよ!」

    アルミン「協力するなんて当たり前じゃないか!エレン!」




    エレン「クリスタ、アルミン・・・」




    ユミル「まあ確かに巨人のお仲間だとしたら今までの行動はおかしいよな」

    ライナー「中にも巨人がいるだろしな、ここで言い争うのは時間の無駄だな」

    ベルトルト「うん、そうだね」

    ジャン「っ!あとでちゃんと説明しろよな!」




    エレン「ああ」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー本部:補給所(地下)ー



    カツカツ



    ミカサ達・訓練兵達(数人)「」カツカツ(階段)




    エレン「・・・これだけか」カツカツ




    コニー「ほとんどが逃げ回ってる途中でガスがなくなってやられたらしい」




    エレン「そうか」




    ジャン「おいマルコはどうしたんだよ」




    ミーナ「ま、マルコは探したけど近くにいなかったよ」




    ジャン「!まさかアイツ・・・」




    エレン「マルコなら大丈夫だ。アイツは頭がいいからガスが切れたとしても@まく身を隠してるはずだ」





    ジャン「!お、おう、確かにそうかもしれねぇ」




    訓練兵「おい、アイツ誰だよ」ヒソヒソ

    訓練兵「サシャが言うにはクルーガーだってさ」ヒソヒソ

    訓練兵「!はあ!?アイツあんな顔じゃなかっただろ!もっとグチャグチャd「おい」




    ライナー「地下には巨人がいるんだ、静かにしろよ」




    訓練兵「!わ、悪い」




    クリスタ「」ジーーー




    エレン「・・・なんだよクリスタ」




    クリスタ「それがイェーガーの本当の顔なの?」




    エレン「ああ」




    ユミル「指名手配所の絵と少し似てるな、いや手配所より極悪人面だな」




    エレン「誰が極悪人面だ」




    クリスタ「ユミル!そんなこと言っちゃダメだよ!カッコイイ顔だよ!」
      



    ユミル「カッコイイ?」




    クリスタ「うん!鋭い目にシュッとした輪郭、髪もサラサラでカッコイイよ!」




    ユミル「そ、そうか」


     

    エレン「クリスタ、やめてくれ////恥ずかしい///」




    クリスタ「!ご、ごめん」




    エレン「(俺今どんな顔なんだ?鏡見てないからわからねぇ)」




    アニ「よかったね褒められて、カッコイイイェーガーさん」

    ライナー「あんなに褒められて羨ましいぞ、カッコイイイェーガー」




    エレン「!お前らな」





    ドシン…




    エレン「!お前ら静にしろ」スゥ




    ミカサ達「!」ピタッ




    エレン「」チラ




    巨人×7「」ドシン ドシン
    ※補給所




    エレン「3~4メートル級が7体いるな」




    ミーナ「!そんなに!?」

    コニー「どうすんだ?アイツ等いたんじゃ作業なんてできねぇぞ」




    エレン「・・・アルミン、なにかアイツ等を倒せるいい案はないか?」




    アルミン「え!?ぼ、僕?」




    エレン「?お前しかいないだろ」
  45. 72 : : 2022/06/01(水) 18:41:47
    アルミン「エレン・・・(エレンが僕を頼ってる。考えろ!!考えるんだ!!立体機動が使えない今あの巨人たちのうなじを斬れる高い場所を・・・)」チラ





    鉄橋





    アルミン「」チラ











    アルミン「・・・こんなのはどうかな?」





    エレン達「」








    ・・・数分後



    ー補給所ー



    巨人共「」ドシン ドシン





    エレン・ミカサ・ライナー・ベルトルト・ア二・ジャン・コニー「」グッ
    ※鉄橋





    アルミン・クリスタ・ユミル・ミーナ・サシャ・その他「」ゴクリ
    ※リフト





    巨人共「」ゾロゾロ





    アルミン「い、いくよ・・・」スゥ







    カアアアアアアン!!!





    巨人共「」クル





    アルミン「!(き、気づいた!来る!)」カチャ





    巨人共「」ドシン ドシン ドシン





    アルミン「」ゴクリ





    訓練兵「な、なあ、まだか?」





    アルミン「まだだよ、もっと引き付けないと」





    巨人共「」ドシン ドシン





    クリスタ・ミーナ「」カチャ(銃)





    巨人ども「」ドシン ドシン!!





    アルミン「!今だ!!!」カチャ


    クリスタ・ミーナ・ユミル・サシャ・その他「」ダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!





    巨人共「」グチャグチャ(顔) シュウウウウウウウウ!!





    エレン「今だ!!!」ダッ!!





    ミカサ・ライナー・ベルトルト・アニ・ジャン・コニー「」ダッ!!!





    巨人共「」シュウウウウウウウ・・・





    エレン・ミカサ・ライナー・ベルトルト・アニ・ジャン・コニー「」シュンッ!!!





    巨人共「」ザクッ!!





    エレン「(殺り損ねた奴は!?)」クル





    コニー「うっ!!」ドテッ!





    巨人「・・・」ジロ





    ジャン「!!コニーがミスったぞ!!援護急げ!!」ダッ!!





    コニー「くっ!」ジリ





    巨人「」ジーーー ガバッ!!





    コニー「(くそ!)」





    「」ダッ!!






    ブシュッ!!





    みんな「!!!」





    コニー「えぇ・・・」





    エレン「ぐっっ!!!」ミチミチブシュッ!!(腕)





    巨人「」ミチミチ(噛)
  46. 73 : : 2022/06/01(水) 18:41:57
    エレン「あ”あ”っ!!!アニ!!!」ガシッ!!





    アニ「ふっ!!!」ダンッ!! シュンッ!!!!





    巨人「」ザクッ!!! ドテッ!!





    エレン「ハァハァ、っ!」ポタポタ(血)





    ミカサ「エレン!!大丈夫!?」ササッ





    エレン「ああ、問題ない」シュウウウウウウ(再生)





    コニー「わ、悪いクルーガー、お、おお俺が・・俺がミスったせいで」ガタガタ





    エレン「大丈夫だ、気にすんなコニー。この程度じゃ俺は死なねぇからよ」ニッ





    コニー「クル、イェーガー・・・」





    エレン「それよりアニ、ナイスカバーだぜ」グッ!





    アニ「・・・あんたもよく抑えててくれたね、褒めてあげる」





    エレン「へいへい」ムク





    クリスタ「イェーガー!!」タタタ

    ミーナ「大丈夫なの!?噛まれたでしょ!?」ザッ





    エレン「大丈夫だ、それよりも早くガスを補充しろ!巨人がいつ入ってくるかわからねぇぞ!」





    みんな「おう(うん・はい)」タタタ





    エレン「ふぅ(よし、もう治ったな。あとはガスを補充して壁に帰還・・・あと)」チラ





    ミカサ・アルミン「」





    エレン「・・・ミカサ!アルミン!」





    ミカサ・アルミン「!」クル





    エレン「ちょっといいか」クイクイ





    ミカサ・アルミン「?」タタタ





    エレン「・・・壁に戻ったら俺とは距離を取れ」





    ミカサ・アルミン「!?」





    エレン「おそらく俺がエレン・イェーガーだってことは壁内でバレるはずだ。話しかけるな、見るな、誰かに俺のことに聞かれたら貶せ、無関係だと言い切れ」





    アルミン「え、で、でも・・・」

    ミカサ「いや!!」





    エレン「「いや!!」じゃねぇよ、やれって言ってんだ」ジロ





    ミカサ「嫌だ」





    エレン「!お前な・・・ただでさえお前は俺と一緒に暮らしていていろいろ危うい立場だろうが」イラ





    アルミン「(確かにミカサは昔何度も兵士達にエレンやおじさんのことについて聴取されていた。渋々エレン達とは無関係、住まわせてもらっていただけだと答えていた。だけどそれでもエレン達と同じ巨人に変身する化物じゃないかと疑われていた・・・)」





    ミカサ「それでも嫌だ」





    エレン「ミカサ、テメェいい加減にしろよ」ギロ





    ミカサ「・・・もう」ギュッ





    アルミン「!」





    ミカサ「もう離れたくない」





    エレン「!」





    ミカサ「」





    エレン「・・・・っ」スッ





    ミカサ「!」ガシッ(頭)





    エレン「ずっとってわけじゃねぇ、少しの間だけだ」スタスタ





    ミカサ「え?エレン、それってどういうこと?」クル





    エレン「」スタスタ





    ミカサ「エレン!」





    アルミン「ミカサ」





    ミカサ「!」





    アルミン「今はエレンの言うとおりにしよう」





    ミカサ「アルミン・・・でも」





    アルミン「大丈夫だよ」ポン





    ミカサ「・・・」ギュッ





    アルミン「(それにしても)」チラ





    エレン「全員ガスを補充したな!?俺が先に出て巨人がいないか確認する、合図を送ったら一斉に出ろ!」


    みんな「おう!(うん!・はい!)」





    アルミン「(すごく変わったな、昔のエレンからじゃ想像できない姿だ)」
  47. 74 : : 2022/06/01(水) 21:54:09
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー本部(外)ー



    エレン「よし!巨人はいねぇ!いいぞ!!」





    ミカサ達「」パシュッ

    訓練兵「やった!やったぞ!」パシュッ

    訓練兵「これで生きて帰れる!!」パシュッ





    エレン「(さて・・・)」チラ






    巨大な岩 ドーーーーンッ!!!






    エレン「」チラ  チラ






    巨人共「」ドシン  ドシン






    エレン「(まだ結構いるな、なんとかしねぇとな)」パシュッ






    ~~~~~~時間経過~~~~~~~



    ートロスト区:壁上ー



    パシュッ



    エレン「ふぅ」





    ライナー「あーーー!疲れた!」





    コニー「ハァハァ!だな!」





    ベルトルト「でもなんとか生き残れたね」





    クリスタ「イェーガーのおかげだよ!」





    エレン「・・・・お前ら離れろ」





    クリスタ「え?」






    「「「「「」」」」」ゾロゾロ! タタタ





    クリスタ達「!!!?」





    駐屯兵達「」ザッ  カチャ(銃)





    エレン「」ジロ





    キッツ「そ、そこを動くな!!!」





    クリスタ「え?え?」





    エレン「・・・それって自分のことですか?」





    キッツ「そうだ!!化け物め!!!」





    ライナー「化け物・・・」

    ジャン「まあある意味間違っちゃいねぇけどな」





    キッツ「大勢のものが見ていた!!貴様が巨人の体内から姿を現した瞬間を!!そして一部の者からは貴様が巨人に変身したところを見たと報告が上がっている」





    エレン「」





    イアン「キッツ上官、これを見てください。似てると思いませんか?」ペラ(手配書)

    リコ「やはり奴は・・・」

    キッツ「・・・率直に聞く」





    エレン「」





    キッツ「貴様は『エレン・イェーガー』だな?」





    エレン「・・・ああ、俺がエレン・イェーガーだ」





    キッツ達「      」





    エレン「あと別に攻撃するのは構いませんけど」スゥ(手) ポタポタ(血)





    キッツ達「!}





    エレン「攻撃した瞬間俺は貴方たちを敵とみなし巨人になり攻撃を開始する」ジロ





    キッツ「っ!!全員一斉射撃の用意をしろ!!私の合図と同時に撃て!!!」





    駐屯兵「!し、しかし!奴は攻撃すれば巨人になり我々を!」





    キッツ「黙れ!!!奴が人間の姿をしているうちに殺すんだ!!!」





    エレン「チッ、バカが」ギリ スゥ






    「待ってください!!」





    キッツ達「!!!」





    クリスタ「待ってください!エレンを撃たないでください!!」





    エレン「!(クリスタ!!)」





    ライナー「そうです!!コイツは巨人に変身することができますが俺たちを助けてくれたんです!」

    ベルトルト「そうです!!エレンがいなければ僕たちは巨人に食い殺されていたかもしれません!」





    エレン「(こいつ等!俺を擁護するようなこと言ってんじゃnザッ





    エレン「!!}





    ミカサ「」





    エレン「ミカサ!」





    アルミン「話し合いましょう!とにかく今は落ち着いて話しましょう!!エレンはそちらから攻撃しない限り攻撃しないと言っています!!」





    キッツ「う、うるさい!!!化け物なんかと話などするか!!!」





    アルミン「!か、彼のことを見ていたなら彼が巨人と闘っているところも見たはずです!!」





    キッツ達「!!」





    アルミン「巨人達が巨人になった彼に群がり捕食するしようとしていた!!つまり巨人はエレンのことを我々人類と同じ捕食対象として認識している!!」





    キッツ達「」





    アルミン「彼は味方です、どうか落ち着いて話し合いましょう」





    キッツ達「」ザワザワ





    エレン「(お前らな)」ジーーーー ゴゴゴゴ





    アルミン「」ビク チラ

    ミカサ「」チラ





    エレン「」ゴゴゴゴゴ





    アルミン「(やっぱり怒ってる・・・)」
  48. 75 : : 2022/07/14(木) 20:52:16
    キッツ「くっ!!!化物を擁護する貴様らは人類の反乱者だ!!!」





    アルミン達「!」





    キッツ「その化物もろとも撃ち殺す!!」





    エレン「チッ!!(くそったれ!!やっぱり殺す!!)」スゥ





    アルミン「か、彼を殺せばこの街を奪還することが不可能になりますよ」





    キッツ達「!!!?}

    リコ「街を・・・」

    イアン「奪還するだと・・・?」





    アルミン「現在超大型巨人によって破壊された壁の穴は網で塞ぎ巨人の侵入を防いでいますがそれも時間の問題!!エレン・イェーガーの巨人の力と残存する兵力を合わせればあの穴を塞ぐことが可能です!!」





    ミカサ「アルミン・・・」

    クリスタ「そんなことが可能なの?」

    エレン「さあな、でもアルミンは無策にあんなことは言わないだろ」





    キッツ達「(穴を塞ぐことが可能?街を奪還できる?いや、これは命乞いをしているだけだ!殺されないようにするために口からでまかせを言っているだけだ!)」スッ・・・





    エレン「!」ダッ!!





    キッツ「撃t「よさんか」ガシッ





    キッツ「!!」





    「相変わらず図体の割には小鹿のように繊細な男じゃの」





    キッツ「ぴ、ピクシス司令!?」





    みんな「!!!?」

    リコ「ドット・ピクシス・・・トロスト区を含む南側領土を束ねる最高責任者がなぜここに・・?」





    ピクシス「今着いたところだが状況は早馬で伝わっておる、そしてさっきの話もな。お前は増援の指揮に就け・・・ワシはあの者たちの話を聞く」





    アルミン・エレン・ミカサ・ライナー・ベルトルト・クリスタ「」





    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ートロスト区:壁上ー




    ピクシス「ふむ」ジーーー





    巨人共「」ゾロゾロ
    ※トロスト区内





    ピクシス「やはり見当たらんか。超絶美女の巨人になら食われてもいいんじゃが」





    エレン・アルミン「」





    ピクシス「しかし」クル





    エレン「」





    ピクシス「まさか指名手配中のエレン・イェーガーが訓練兵の中に紛れ込んでおったとはの・・・訓練兵全員で匿っておったのか?」





    アルミン「!い、いえ!自分もつい先ほどまで彼がエレンだとはまったく気付いていませんでした。おそらくほかのみんなも」





    エレン「・・・ピクシス司令」





    ピクシス「ん?」





    エレン「」カチャ ザクッ!!





    アルミン「!エレン!なにやってるの!?」





    エレン「」シュウウウウウウ!(再生)





    アルミン「!!?」





    ピクシス「ほお」





    エレン「この通り俺は傷ついた傷を自由に治すことができます。顔がわからなくなるくらいの傷をつければ誰も俺がエレン・イェーガーだなんてわからないですよ」





    ピクシス「なるほどの」





    エレン「ピクシス司令、一ついいですか?」





    ピクシス「なんじゃ?」





    エレン「調査兵団にはこの状況のことを知らせに出ていますか?」





    ピクシス「ああ、早馬を出している。その前に信号弾で気付いて戻ってきておるかもしれんがな」





    エレン「そうですか」





    ピクシス「さて、そろそろ本題に入るとするか」





    アルミン・エレン「」





    ピクシス「アルミン訓練兵よ」





    アルミン「は、はい!」





    ピクシス「先ほどお主が言っておった巨人の力を使えばこのトロスト区を奪還することが可能と申しておったな・・・あれは本当にそう思ったのか?それとも苦し紛れの命乞いか?」





    アルミン「・・・それは・・・両方です」





    ピクシス・エレン「」
  49. 76 : : 2022/07/14(木) 20:53:24
    アルミン「あの時僕が言おうとしていたことは巨人になったエレンが破壊された扉まで大岩を運んで穴を塞ぐということでした」





    ピクシス「大岩・・・それはあの岩のことか?」クイ





    トロスト区(大岩)  ドーーーンッ!!!





    アルミン「はい、ただあの岩から穴まで少し距離があります。巨人になったエレンが巨人に襲われれば運ぶのが困難になります・・・ですからエレンが岩を運んでる間はほかの兵士達に巨人を引き付けてもらうんです!!」





    ピクシス「・・・ほお、なるほどの」スタスタ





    エレン「」





    ピクシス「エレン訓練兵よ」





    エレン「はい」





    ピクシス「穴を塞ぐことはできるのか?」





    エレン「・・・できます」





    ピクシス「よう言った!お主は男じゃ!」





    エレン「ど、どうも」





    ピクシス「参謀を呼ぼう!作戦を立てるぞ!!」





    アルミン「え・・?そんないくらなんでもいきなり過ぎませんか?」





    ピクシス「ん?」





    アルミン「皮算用ですらないような思いつきですよ、いきなり実行するなんて無茶ですよ!」





    ピクシス「確かにそうかもしれんの、だが作戦を実行する以前の問題があるからの・・・」





    アルミン「!」





    ピクシス「敵は巨人だけじゃないからの」






    ~~~~~~時間経過~~~~~~



    ーウォール・ローゼ内ー



    ゾロゾロ  ザワザワ



    兵士「トロスト区奪還作戦だと!?」

    兵士「これから!?正気かよ!」

    兵士「扉の穴を塞ぐなんて技術ないだろ!?」

    兵士「上はなにを考えてんだよ!もうトロスト区に入ったって無駄死にだろ!」

    兵士「穴が塞げない以上ウォール・ローゼを死守した方がいいだろ!」

    兵士「チクショウ、そんなに手柄が欲しいのかよ」





    ダズ「また・・・あの地獄に?いやだ!!死にたくない!家族に会わせてくれ!!」





    ジャン「おい!声がでかいぞ!」





    兵士(上司)「おい!そこのお前!聞こえたぞ!任務を放棄する気か!?」





    ダズ「ええそうです!こんな無意味な集団自殺にはなんの価値も成果もありません!」





    「そ、そうだ!!」





    兵士(上司)「!!?」





    兵士「こんな作戦になんの意味もない!」

    兵士「無駄死にするくらいなら最後に娘に合わせてくれ!」

    兵士「俺たちはお前らの手柄を上げるための駒じゃない!!」





    兵士達「」ワーワー!!!






    ピクシス「ここからでも下の状況が手に取るようにわかるの」
    ※壁上





    エレン「このままだと殺し合いが始まりそうですね」





    ピクシス「そうじゃの・・・エレン訓練兵、声に自信はあるか?」





    エレン「声?まあ人並みには・・・」





    ピクシス「そうか・・・・では、スーーーーーー・・・」





    兵士達「」ワーワー!!!  ギャーギャー!!





    ピクシス「ちゅうもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおくっ!!!!!」ビリビリッ!!





    兵士達「!!!?」クル(↑)





    ピクシス「これよりトロスト区奪還作戦について説明する!!この作戦の成功目標は破壊された扉の穴を塞ぐ!!!ことである!」





    兵士達「」

    兵士「穴を塞ぐ・・・?」

    兵士「一体どうやって?」





    ピクシス「穴を塞ぐ手段じゃがまず彼から紹介しよう!!!訓練兵所属!!エレン・クルーガー・・・いや!!皆も知っておる指名手配中のエレン・イェーガーじゃ!」





    兵士達「!?」

    クリスタ「エレン!!」

    ミカサ「」ギュッ





    ピクシス「エレン訓練兵よ」スッ





    エレン「・・・スーーーー・・・俺はエレン・イェーガー!!ここにいる全員が知っているあの巨人に変身する化物だ!!」





    兵士達「」





    ピクシス「作戦は至ってシンプルだ!!!彼が巨人になり前門付近にある大岩を持ち上げ破壊された穴まで運び塞ぐ!!!その間諸君らは彼が岩を運ぶまで巨人を引き付け彼を守る!!!これが作戦だ!!」





    兵士達「」ザワザワ

    兵士「エレン・イェーガーだと・・あの指名手配中の」

    兵士「やっぱり巨人に変身する化物だったんだ!」

    兵士「でまかせだ!!人間が巨人になるわけねぇ!でたらめ言って無理矢理作戦に参加させようとしてるんだ!」

    兵士「そうだ!こんな作戦に参加したら死んじまう!!」

    兵士「今日ここで死んでたまるか!俺は降りる!

    兵士達「俺も!(私も)」

    キッツ「っ!貴様ら!!逃げれば反逆者とみなし!この場で叩き斬るぞ!」カチャ
  50. 77 : : 2022/07/14(木) 21:55:19
    エレン「みんな逃げていきますよ」





    ピクシス「みたいじゃの」





    エレン「別に俺は一人でもできますよ、岩持ち上げて巨人が来たら足で撃退しますよ」





    ピクシス「ほっほっほ、頼もしいの。しかしそれでは意味がない」





    エレン「え?」





    ピクシス「人類一丸となり巨人に立ち向かう強い意志がなければずっと変わらない」





    エレン「・・・」





    ピクシス「スーーーーー・・・ワシが命ずる!!!今この場から去る者の罪を免除する!!!」





    キッツ達「!な!?」





    ピクシス「一度巨人の恐怖に屈したものは二度と巨人に立ち向かえん!!!巨人の恐ろしさを知ったものはここから去るがいい!!!」





    兵士達「」





    ピクシス「その巨人の恐ろしさを自分の親や兄弟愛するものにも味わわせたい者も!!ここから去るがいい!!!」





    兵士達「     」

    兵士「・・・それだけはダメだ」

    兵士「家族にそんな思いさせたく・・・ない」





    ピクシス「さて、次はお主の番じゃな」





    エレン「準備できたら呼んでください、少しでも体力回復させておくので」クル スタスタ





    ピクシス「うむ、頼むぞ」





    ーーー












    ーー















    ートロスト区ー



    ゾロゾロ



    巨人共「」ゾロゾロ





    ジャン「おらっ!こっちだ!!」パシュッ

    コニー「ここまで来やがれ!!」パシュッ

    アニ「」パシュッ





    ライナー「岩のある場所の反対側に巨人集めると言っても」





    ベルトルト「何体かは向こうに言ってるね」





    クリスタ「エレン大丈夫かな・・・」





    ーーーーーーーーーーーーーーー


    ートロスト区;門前付近ー



    イアン「よし!ほかの兵士達が巨人を引き付けている!行くぞ!」





    リコ「準備はいいな?」





    アルミン「は、はい!」

    ミカサ「大丈夫です」

    エレン「」イライラ





    リコ「おい!エレン・イェーガー!返事はどうした!」





    エレン「」ギロ





    リコ「!」ビクッ! 





    ミカサ「エレン、なにをイライラしてるの?」





    エレン「・・・なんでお前がいるんだよ」ジロ





    イアン「俺が呼んだ、アッカーマンは優秀だ。お前の護衛に役立つと思ってな」





    エレン「・・・そうですか」イライラ





    ミカサ「エレン」





    エレン「」ジロ





    ミカサ「貴方は私が守r「黙れ話しかけるな」





    ミカサ「!」





    エレン「行きましょう」クル パシュッ





    ミカサ「あ・・・」





    イアン・リコ「」パシュッ!





    アルミン「ミカサ、その・・・あまりほかの人がいる前でエレンに話しかけるのはやめよう」





    ミカサ「・・・うん」パシュッ
  51. 78 : : 2022/08/09(火) 22:26:39
    エレン「」パシュッ パシュッ





    リコ「本当に大丈夫なのか?」パシュッ





    イアン「なにがだ?」パシュッ





    リコ「奴を信用して」





    イアン「・・・俺だって奴を信用していない、だが今のこの危機的状況を打開できるなら犯罪者の力だって借りるさ」





    エレン「聞こえてんぞ」ジロ





    イアン・リコ「!!」





    エレン「別に信用してくれなんて言ってねぇよ、俺はただ・・・」パシュッ!!





    巨大な岩





    エレン「俺の守りたいものだけを守るだけだ」カチャ シュンッ!!







    ザクッ!! ゴロゴロゴロ!!  ピッカアアアアアアアアアアンッ!!





    ●●の巨人「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」ドッシイイイイイイイインッ!!!





    イアン「!ほ、本当に巨人に・・・」

    リコ「・・・」カチャ

    ミカサ「エレン・・・」





    ●●の巨人「」ジロ スゥ





    巨大な岩  ガシッ!!





    ●●の巨人「」グオオオオンッ!!!(持)





    イアン「!マジで持ち上げた!」

    リコ「よ、よし!それを穴まで運べ!!」





    ●●の巨人「」ギロ





    リコ「!」ビクッ!





    アルミン「エレン!穴に運ぶまで僕達が君を守るよ!」





    ●●の巨人「・・・」クル ドシンドシン!





    イアン「よし!全員!周囲を警戒しつつエレン・イェーガーに巨人が接近させるな!」パシュッ!





    リコ・ミカサ・アルミン「ああ(はい!)!」パシュッ





    ●●の巨人「(重い)」ドシン ドシン ドシン





    ミカサ「(エレンに一匹たりとも巨人を近づけさせない)」パシュッ カチャ





    ●●の巨人「」ドシン ドシン ドシン





    巨人共「」ジロ





    ●●の巨人「」ドシン ドシン ドシン





    巨人共「」ドドドドドド!!





    リコ「!巨人がこっちに近づいてるぞ!」

    アルミン「エレンを見てる・・・エレンを狙ってます!」

    イアン「全員戦闘態勢をとれ!!」

    ミカサ「」カチャ





    ●●の巨人「(あ?)」ドシン ドシン  ジロ





    巨人共「」ドドドドド!!





    ●●の巨人「(・・・まあ黙って運ばせてくれないよな、仕方ねぇ。ぶっ殺してやrパシュッ!!





    ミカサ・アルミン・リコ・イアン「」パシュッ!





    ●●の巨人「!!」





    巨人共「」ドドドドドド!!





    イアン「リコとアルレルトは援護に回れ!俺とアッカーマンで止めをさす!」





    リコ・ミカサ・アルミン「了k「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」





    ミカサ達「!!」クル





    ●●の巨人「」ゴゴゴゴゴゴ!!





    ミカサ「え、れん・・・?」
  52. 79 : : 2022/08/09(火) 22:26:49
    ●●の巨人「」ギロ ダアアアアアンッ!!!!





    アルミン「!!?え、エレン!?」





    ●●の巨人「」ドドドドド!!!





    巨人共「」ドドドドド!!





    ●●の巨人「」ブオオオオオオオオオオオオオンッ!!!(蹴)





    巨人共「」メキメキメキッ!!! ドッカアアアアアアアアアアンッ!!!





    ●●の巨人「」クル シュオオオオオオオオオオオオンッ!!!(蹴)





    巨人共「」ガアアアアアアアアアアアアンッ!!!!





    イアン「嘘だろ・・・」

    リコ「化物・・・」ゴクリ





    ●●の巨人「」グッ プッシュウウウウウウウウウ!!(うなじ)





    ミカサ達「!!」





    ●●の巨人(エレン)「おい・・・余計なことすんじゃねぇよ」ギロ





    ミカサ「」





    ●●の巨人「」ベリベリ  ドシンドシン





    リコ「な、なんて奴だ!我々がせっかく護衛をしてやっているのに!」

    アルミン「(さっきミカサに向かって・・・)」チラ

    ミカサ「」





    ●●の巨人「(あーくそ!こんなことさっさと終わらせてやる!そうすれば・・・)」ドシン ドシン





    トロスト区:門(穴)





    ●●の巨人「(これで・・・)」グッ





    トロスト区:門(穴)





    ●●の巨人「(終わりだ!!!)」ブオオオオオオオンッ!!!!(岩)











    ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!





    みんな「!!!!」





    トロスト区:門(岩)  ガッチッッ!!!!





    リコ「穴が・・・塞がった」

    イアン「よしっ!!!」カチャ パアアンッ!!(信号弾)





    ピクシス「!」
    ※壁上





    兵士「黄色の煙弾。作戦が成功したようです!!」





    ピクシス「よし!!!直ちに残った兵士達を壁に上げろ!!そしてエレン・イェーガーの救出最優先とし増援を送れ!!」





    兵士「はい!!」タタタ
  53. 80 : : 2022/10/08(土) 19:36:32
    ●●の巨人「」プシュウウウウウウウウウウッ!!!




    エレン「ぷはっ!!」ベリベリ! ガバッ!!




    ミカサ・アルミン「エレン!!」パシュッ!! シュタ!

    イアン・リコ「」パシュッ!! シュタ!




    エレン「あ?お前らなにやってんだ!さっさと上に上がれよ!」




    ミカサ「エレンも一緒に!」

    アルミン「急いで!すぐそこまで巨人が来てる!!」






    ドシン!!




    ミカサ達「!!」クル




    巨人「」ドシン!!ドシン!! ジロ




    ミカサ「」カチャ!!

    イアン「早くエレン・イェーガーを上へ!!」カチャ!!

    リコ「くっ!」カチャ!!




    巨人「」スゥ




    エレン「チッ!!」カチャ!!










    パシュッ!! シュンッ!!!





    巨人「」ザクッ!!




    ミカサ達「!!」




    「」シュタ!




    エレン「!!」

    アルミン「じ、自由の翼・・・」




    リヴァイ「・・・なんで包帯取ってんだ?エレン」




    エレン「お久しぶりです、リヴァイさん」




    リヴァイ「ん」ジロ




    ミカサ「」




    リヴァイ「ああ、そいつが例の・・・」




    エレン「ふぅー・・・(とりあえずこれでもう大丈夫か)」






    そして








    トロスト区にかけつけた調査兵団によって








    壁内に侵入した巨人達は討伐された








    この日 人類は初めて








    巨人に勝ったのである




    ・・・








    ・・











    ・・・次の日


    ーウォール・ジーナ:?ー



    ?1「なんだと!!エレン・イェーガーが見つかっただと!!?」




    憲兵「はい、報告書によれば顔を隠しエレン・クルーガーという偽名を名乗り訓練兵に紛れていたようです」




    ?1「顔を、なるほど」




    憲兵「そしてエレン・イェーガーは巨人に姿を変え超大型巨人によって空けられた穴を塞いだと書いてあります」




    ?1「巨人に姿を変えた?エレン・イェーガーがか?」




    憲兵「はい」




    ?1「・・・グリシャ・イェーガーに関してなにか報告は上がっていないのか?」




    憲兵「今のところなにも、グリシャ・イェーガーの行方は未だ不明です」




    ?1「そうか。それでエレン・イェーガーは今どうしている?」




    憲兵「!・・・そ、それは、その・・・」オドオド




    ?1「・・・なんだ」ジロ




    憲兵「ほ、報告によりますとまだ捕まえていないとのことです」




    ?1「!なんだと!」




    憲兵「!あ、穴を塞いだあとにすぐ憲兵団の兵士達で拘束しようとしましたがエレン・イェーガーに反撃され二名負傷し、エレン・イェーガーは巨人になって殺すぞと脅迫しその場を立ち去り現在は所属していた訓練兵団の敷地内にいるとのことです」




    ?1「なにをやっているんだ・・・さっさと捕まえて地下牢にぶちこめ!!巨人に変身したところで所詮1体の巨人だ!!数で圧倒すれば倒せるだろう!」




    憲兵「は、はい!!直ちにエレン・イェーガーを捕まえて参ります!!」クル タタタ




    ?1「まったく」ギリ





    ザッ‥…




    ?1「ん?」クル




    ?2「」




    ?1「なんだ、いたのか」




    ?2「はい・・・あ、あの彼が見つかったと」




    ?1「ああ、どうやら訓練兵に紛れていたらしい」




    ?2「・・・」ギュッ




    ?1「(さて、奴の力を誰に継がせるべきか・・・)」




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ーウォール・ローゼ:訓練所(食堂)ー


    ザワザワ  ガヤガヤ


    エレン「」モグモグ




    訓練兵「おい、あれ誰だよ」

    訓練兵「クルーガーだってよ」

    訓練兵「はあ!?嘘だろ!クルーガーの顔ってもっとぐちゃぐちゃで傷だらけだっただろ!」

    訓練兵「なあ、あの顔どこかで見たことねぇか?」
  54. 81 : : 2022/10/08(土) 19:37:35
    エレン「・・・なあ」




    ミカサ「なに?」ギュッ




    エレン「放れろよ」
    ミカサ「いや」ギュッ




    エレン「あのな俺とお前h「いや」




    エレン「」




    ミカサ「なんと言われようといや、もう放れたくない」ギュッ




    エレン「・・・しかしだな」ムム…




    アルミン「まあまあエレン、ミカサの気持ちもくんであげなよ。ずっとエレンの心配してたんだから」




    エレン「アルミン・・・」チラ




    ミカサ「」




    エレン「・・・ハァ、わかった(どうせ今さら隠しても遅いか)」




    ミカサ「エレン」パアアアアア!!(喜)




    エレン「まあミカサはいいとして・・・」ジロ




    憲兵✕2「!」ビクッ!!




    エレン「昨日から付きまといやがって」ギロ




    憲兵1「わ、我々は貴様が逃亡しないように監視しているだけだ!」

    憲兵2「お前のような巨人に変身する化物の犯罪者をこれ以上野放しにしてたまるか!」




    エレン「あ?」




    憲兵2「!な、なんだ!」カチャ!!(銃)




    エレン「撃ちたければ撃てよ、俺は銃で撃たれた程度では死なない。撃った瞬間巨人になってお前らを食い殺す」ゴキッ!




    憲兵✕2「」ジリ




    エレン「目ざわりだ、失せろ」




    憲兵1「くっ!」




    エレン「・・・3」




    憲兵✕2「!!」




    エレン「2・・・1・・・」ムク(立)




    憲兵2「ヒィッ!」クル ダッ

    憲兵1「!ま、待ってくれ!」ダッ!!




    エレン「たく」スチャ(座)




    訓練兵達「」ザワザワ

    訓練兵「やっぱりアイツはエレン・イェーガーなんだ!」

    訓練兵「巨人になるっていってたぞ!」

    訓練兵「なんでここにいるんだよ!!早く捕まえろよ憲兵!!」

    訓練兵「怖い」ガタガタ




    エレン「」モグモグ




    「おはよう、イェーガー」




    エレン「ん?」チラ




    クリスタ「ここ座るね」スチャ

    ユミル「邪魔するぞ」スチャ

    ジャン達「」スチャ




    エレン「ようお前ら、おはよう。ちゃんと眠れたか?」




    ユミル「あんなことがあったあとで寝れるわけねぇだろ」

    コニー「だな、食欲もねぇ」




    エレン「まあそうだよな」チラ チラ




    ベルトルト「?どうかした?」




    エレン「・・・マルコは帰ってきてないのか」




    ジャン「・・・ああ、いろんな奴に聞いてはみたが誰も見てないみたいだ」




    エレン「そうか・・・無事だといいんだが」




    ライナー「マルコのことも心配だが、クルーガー」




    エレン「イェーガーだ」




    ライナー「おっと悪い」




    エレン「つーか、エレンでいい。もう隠す必要もねぇから」




    ライナー「そうか。エレン、話してくれ」




    エレン「あ?なにを?」




    ライナー「昨日言ってただろ。あとでちゃんと説明する、聞きたいことにも答えるって」




    エレン「ああそうだったな」




    アルミン・ミカサ「」

    クリスタ・ユミル・サシャ・ミーナ・アニ「」

    ジャン・ライナー・ベルトルト・コニー「」




    エレン「だが今は話してる時間はねぇよ」




    アルミン達「!」




    エレン「昨日の後処理が残ってる。早く飯食って行かねぇと教官に怒られるぞ」モグモグ




    クリスタ「後処理?」




    ~~~~~~時間経過~~~~~~


    ートロスト区ー


    グチャグチャ  ベチャ  ブーンブーン



    アルミン「うっ!」ムグッ!




    死体の山  ベチャベチャ




    ユミル「っ、まだ一日しか経ってねぇのにひでぇ臭いだな」ムグッ!(鼻)

    コニー「いったい何人いるんだよ」
  55. 82 : : 2022/10/10(月) 00:00:48
    駐屯兵「おい!訓練兵!口はいいから手を動かせ!」




    クリスタ「ううっ・・・」ムグッ!




    死体(上半身だけ)  ドクドク




    クリスタ「うぷっ!!」




    エレン「無理すんなクリスタ」ポン




    クリスタ「え、エレン」




    エレン「死体運び俺がやる、お前は遺品整理の方をしろ」ギュッ(死体) スタスタ




    クリスタ「う、うん、ごめんね」




    エレン「気にすんな(結構な数いるな、こりゃ一日で終わらせるのは無理だな)」スタスタ




    憲兵達・駐屯兵達「」ジロ




    エレン「・・・監視してねぇで手伝えっての」スタスタ






    ・・・数時間後




    アルミン「ううっ!おぇええ!」ゲロゲロ!!(吐)




    ミカサ「アルミン大丈夫?」




    アルミン「ご、ごめん、何度も何度も」




    ミカサ「仕方ない、あまり無理しないで」




    憲兵「おい!そこのお前!」スタスタ




    アルミン・ミカサ「!」




    憲兵「また吐いてんのか!!ただでさえ人手が足りてねぇんだ!!サボってんじゃねぇよ!」




    アルミン「す、すいません、急いで作業に戻ります」




    憲兵「たく」クル スタスタ




    エレン「・・・あのおっさんムカつくな」スタスタ ザッ




    アルミン「!エレン」




    エレン「自分は俺の監視しかしてねぇくせによ・・・殴り倒してやろうか」




    アルミン「やめなよ、そんなことしたら他の兵士達が黙ってないよ」




    エレン「」ムス




    アルミン「人手が足りてない中でもみんな頑張ってるのに僕だけ吐いてばかりで役に立ってないのも事実だよ。それに早く作業を済ませないと伝染病が蔓延する可能性がある、二次災害を起こすわけにはいかないよ」スタスタ




    エレン「・・・ミカサ、アルミンのサポートしてやってくれ」




    ミカサ「うん、わかった」タタタ




    エレン「さて(そろそろ日が暮れるし作業も中断されるだろうな)」クル




    ジャン「」




    エレン「?おいジャン」タタタ




    ジャン「」




    エレン「どうした?ボーとし・・て・・」チラ




    マルコ(死体) グチャ‥…




    エレン「    マルコ」




    ジャン「コイツに限ってありえねぇよ、なんで・・・どうしてこんなことに」




    エレン「」




    ジャン「誰か・・誰かコイツの最期を見た奴はいねぇのか」フラ スタ…




    エレン「ジャン」シュンッ!




    ジャン「!!」ガシッ!!




    エレン「落ち着け」




    ジャン「・・・落ち着けだと、落ち着いていられるかよ!」バッ!!




    エレン「」




    ジャン「マルコが食い殺されてるだぞ!!コイツは俺なんかより優秀ですげぇ奴なんだ!そんな奴がなんで・・なんで死んでんだよ」




    エレン「」




    ジャン「くそ、なんでこんなことに・・・」




    エレン「早く運ぶぞジャン」




    ジャン「!テメェ「お前は」




    エレン「大切な仲間をずっとこのままにしておくつもりか?」




    ジャン「!」




    エレン「それよりも早く弔ってやる方がいいんじゃないか?」




    ジャン「」




    エレン「ほら運ぶぞ」




    ジャン「いや、コイツは俺一人で運ぶ。お前はほかを手伝ってやれよ」




    エレン「・・・そうか」




    ジャン「当たって悪かったな」




    エレン「気にしてねぇよ」クル スタスタ




    ・・・








    ・・











    ・・・二日後


    ー広場ー


    ボオオオオオオオオ!!  パチパチ!!



    ミカサ・アルミン「」

    ジャン・コニー・ライナー・ベルトルト「」

    クリスタ・ミーナ・サシャ・ユミル・アニ「」



    エレン「」




    死体(火葬)  ボオオオオオオオオ!!




    クリスタ「燃えてるね」




    エレン「ああ」




    コニー「俺たちの三年間ってなんだったんだろうな」




    エレン達「」




    コニー「あんなに頑張ったのに、巨人に殺されないためにいっぱい訓練したのに・・・全部無駄だったんだ」ポロポロ
  56. 83 : : 2022/10/15(土) 23:57:32
    エレン「」




    「「」」スタスタ




    エレン「ん?」クル




    エルヴィン「やあ、エレン」

    リヴァイ「」




    エレン「!団長!リヴァイさんも」




    アルミン達「!!」

    アルミン「あれは調査兵団団長!」

    ライナー「なんでこんなところに・・・」




    エルヴィン「久しぶりだな、元気にしていたか?」




    エレン「はい」




    エルヴィン「そうか」チラ




    死体(火葬)  ボオオオオオオオオ!!




    エルヴィン「多くの者が死んだようだな」




    エレン「はい」




    エルヴィン「」




    エレン「それでなにか用ですか?」




    エルヴィン「ああ。急で悪いのだが明日兵団全体で行う裁判に出てほしい」




    ミカサ達「!!?」

    クリスタ「裁判・・・?」




    エレン「はあ・・・裁判ですか。それって当然俺のこの力のことですよね」




    エルヴィン「間違いなくそうだろうな、あと生死についてもだろう」




    エレン「別に裁判なんかする必要ないのでは?俺は周りがなんと言おうとやることは決めています」




    エルヴィン「そうだな、昔ならともかく今の君を力でねじ伏せることができるものなどリヴァイくらいだろう。だから他の兵団や住民達がなんと言おうと君を裁くことなどできやしない。はっきり言って無駄な裁判だ」




    エレン「だったらなぜ?」




    エルヴィン「・・・君という存在を壁の者全てに教えるためだ」




    エレン「!」




    エルヴィン「本来、君の正体を明かすのはまだまだ先の予定であったが状況が変わったからな」




    エレン「すいません」




    エルヴィン「別に謝ることではない、そうしなければならない状況だったのだろ?」




    エレン「・・・はい」




    エルヴィン「君という存在を、巨人に姿を変える指名手配中の犯罪者エレン・イェーガーは生きている。そしてどんな奴なのかということを見せてやれ」




    エレン「」




    エルヴィン「裁判では聞かれた質問に正直に答えるだけでいい、答えたくないことは答えなくてもいい」




    エレン「わかりました」




    エルヴィン「あとたぶん君を処分しろという声もでるだろう、もしかすると殺害を試みる者も出るかもしれん」




    エレン「大丈夫です。そのときは」ゴキッ




    エルヴィン「・・・できるだけその方法は使うな、君を危険視してしまうことは仕方ないことだ」




    エレン「・・・はい」




    リヴァイ「・・・おい、そこの黒髪と金髪」




    ミカサ・アルミン「!」




    リヴァイ「お前らも裁判の席に出ろ、エレンの同郷のものとしてな」




    アルミン「は、はい!」

    ミカサ「エレン・・・」




    エレン「心配すんなミカサ」ニッ




    ミカサ「・・・うん」コクン




    エルヴィン「それでは明日迎えに行く」クル スタスタ

    リヴァイ「今日はさっさと寝ろ」クル スタスタ




    エレン「はい」




    コニー「お、おい、エレン。大丈夫なのか?」




    エレン「あ?なにが?」




    コニー「裁判ってあれだろ?悪いことやった奴を裁くあれだろ?」




    エレン「ああ、そのあれだ。心配してくれてありがとなコニー、でも大丈夫だからよ」




    コニー「そ、そうか、ならいいんだが」




    エレン「さて、リヴァイさんにいわれた通り早く寝るか」クル スタスタ




    ミカサ達「」




    エレン「あ、そうだ・・・コニー」クル




    コニー「!な、なんだ?」




    エレン「お前さっき自分達のやってきたことは無駄だったんだって言ってたよな」




    コニー「!」




    エレン「勝手に無駄だったなんて決めるなよ」




    コニー「エレン・・・」




    エレン「全てが無駄になるときってのは闘うことをやめた時だ。俺たちはまだ生きているんだ、死んでいった奴らの分まで闘える」




    ミカサ・アルミン「」

    クリスタ・ユミル・サシャ・ミーナ・アニ「」

    ライナー・ベルトルト・ジャン・コニー「」

    訓練兵達「」




    エレン「俺達のやってきたことが無駄になるのかは・・・俺達次第だ」スタスタ



    (続)
  57. 84 : : 2022/10/16(日) 00:02:55
    長くなってしまい申し訳ありません!


    進撃の巨人√● 3
    http://www.ssnote.net/archives/93455
    続きです!!

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著者情報
ryky0107

カネキ・イェーガー

@ryky0107

この作品はシリーズ作品です

進撃の巨人√● シリーズ

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