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進撃の巨人√●

    • Good
    • 11

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  1. 1 : : 2021/02/10(水) 19:53:41
    新しいストーリーを考えたので書いてみることにしました!今書いている作品も進んでないのに新作なんてすいませんm(__)m



    できればこちらもどうぞ!

    未来予告が見せる異世界物語
    http://www.ssnote.net/archives/56990

    ツンデレな姉とヤンデレな妹
    http://www.ssnote.net/archives/41303

    『人間と妖怪の学園物語』 1
    http://www.ssnote.net/archives/54800

    エレン「俺がそっちに戻ることはない」
    http://www.ssnote.net/archives/42475

    隻眼の喰種兵士
    http://www.ssnote.net/archives/43954

    エレン「ハッハ!!いいなその表情!!」
    http://www.ssnote.net/archives/27906

    エレン「あんな退屈な世界にいるよりはいいな!」
    http://www.ssnote.net/archives/30127

    エレン「俺の脳内選択肢が学園ラブコメを全力で邪魔している!」
    http://www.ssnote.net/archives/38943

    七色の魔法世界
    http://www.ssnote.net/archives/40486

    エレン「俺は・・・・化け物だ」
    http://www.ssnote.net/archives/24833
  2. 2 : : 2021/02/11(木) 02:36:44
    期待です!
  3. 3 : : 2021/02/11(木) 11:34:39
    期待
  4. 4 : : 2021/02/11(木) 13:05:13
    何故か下の最新記事欄で脱糞と並んでる謎
  5. 5 : : 2021/02/11(木) 19:57:04
    え?これ新作ですか?期待です!!
  6. 6 : : 2021/02/11(木) 21:09:05
    いや~楽しみだな~!
  7. 7 : : 2021/02/13(土) 11:30:07
    期待です
    頑張って下さい
  8. 8 : : 2021/02/13(土) 11:41:53
    期待っ
  9. 9 : : 2021/02/15(月) 01:09:19



    ザザザ・・・












    ●●●「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」











    ザザザ・・・












    住民「そいつを殺せ!!」


    住民「そうだ!!早く殺せ!!


    住民「そいつもあいつ等と同じ巨人だ!!」












    ザザザ・・・












    ●●●「俺はアイツ等もアンタのことも嫌いだ」ギロ


    ●●●●「・・・」












    ザザザ・・・












    ●●●「」スースー(寝)


    ●●●●「ホント・・・ホントごめんな、ごめんな」ポロポロ












    ザザザ・・・












    ●●●●「」ドクドク・・・(血)


    ●●●「『父ちゃん』・・・」ギュッ ポロポロ






    ーーーー












    ーーー












    ーー
















    ーシガンシナ区:草原ー




    ?「」スースー(寝)
    ※エレン





    ?「エレン、エレン起きて」
    ※ミカサ





    エレン「んあ・・・?」パチ





    ミカサ「起きて」





    エレン「んっ!ふぁ~~・・・・あれ?ここどこ?」キョロキョロ





    ミカサ「寝ぼけてるの?薪拾いに来たの」





    エレン「薪・・・ああ、そうだったな」





    ミカサ「もう集め終わった、帰ろう」ガコ(薪)





    エレン「ああ、そうだな」ムク





    ミカサ「・・・!エレン」ピク





    エレン「あ?なんだ?」ツー






    ポチャン・・・






    ミカサ「どうして泣いてるの?」





    エレン「え・・・?」ポロポロ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ーシガンシナ区:街ー




    エレン「おい、誰にも言うなよ。俺が泣いてたとか」ゴシゴシ





    ミカサ「言わない・・・・でも理由もなく涙が出るなんてなにかの病気かもしれない、一度おじさんに診てもらったら?」





    エレン「バカ言え!!親父に言えるかよ!!」





    「よ~!エレン///!」ガバッ!
    ※ハンネス





    エレン「!!は、ハンネスさん!って!酒臭っ!!」ムグッ!
  10. 10 : : 2021/02/15(月) 01:31:47
    ハンネス「あ///?お前泣いてんのか?どうした///?またいじめっ子たちと喧嘩して負けたか?」ヘラ





    エレン「!お、俺があいつ等に負けるかよ!てか酒臭いんだよ!また飲んでるのかよ!」





    駐屯兵1「おーい!///ハンネスー!」


    駐屯兵2「早く続きするぞ~///」ペラペラ(トランプ)





    エレン「・・・仕事は?」





    ハンネス「おう!今日も門の門番だ!ずーとここにいるわけだからやがて腹が減り喉が渇く。飲み物の中に酒が混じっていたのは些細な問題にすぎねぇ」





    エレン「そ、そんなんでいざってとき戦えるのかよ!!」





    ハンネス・駐屯兵達「・・・?」





    エレン「!いざって時巨人と戦えるのかって言ってんだよ!」





    ハンネス「おいエレン!急に大声出すなよ、頭に響くだろ」ジンジン





    駐屯兵1「ははは!元気がいいな!医者のせがれ!」


    駐屯兵2「安心しろガキ、巨人共が50mの壁を越えることなんて無理だよ。全然届いてねぇからな!」ヘラヘラ





    エレン「そうやって安心している時が危ないって父さんが言ってたんだ!」





    ハンネス「まあ確かにそうかもしれんな、街の恩人のイェーガーさんには頭が上がらねぇけど・・・大丈夫だって、あいつ等(巨人)がこの壁の中に入ることはねぇよ!」





    エレン「!っ・・・」





    ハンネス「だからお前も一緒に飲もうぜ!」





    エレン「やだよ!」





    ハンネス「あ~らら。振られちゃったぞ」





    駐屯兵1「ハンネス!もうそんなガキほっとけよ!」


    駐屯兵2「続きやるぞ」





    ハンネス「おう」クル スタスタ





    エレン「・・・酔っ払いが」





    ハンネス「」スタスタ





    エレン「」






    ザザザザ

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    「●●●・・・●●●●●●●、●●●」ポロポロ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー






    エレン「      」スッ





    ガシッ





    ハンネス「ん?」ギチ クル





    エレン「あれ・・・?」





    ハンネス「どうした?エレン」





    エレン「!な、なんでもねぇよ!」バッ クル





    ミカサ「!エレン待って!」タタタ





    ハンネス「なんだ・・・?」





    ーーー











    ーー

















    エレン「・・・」スタスタ





    ミカサ「エレン、どうしたの?なんか変」





    エレン「・・・なんでもねぇよ」プイ









    カンカンカーン!!(鐘)






    ミカサ・エレン「!」






    カンカンカーン!!






    エレン「!この鐘の音・・・調査兵団が壁外調査から帰還したんだ!!」タタタ





    ミカサ「待ってエレン」タタタ






    ー門付近ー



    住民達「」ゾロゾロ





    エレン「くっ!くそ!全然見えねェ!」グググ





    ミカサ「エレン、アレ」ビシ





    エレン「」チラ





    ハシゴ





    エレン「でかしたミカサ!」タタタ カツカツ(登)


    ミカサ「」カツカツ





    エレン「」クル





    キース(団長)・調査兵達「」ゾロゾロ ボロボロ
  11. 11 : : 2021/02/15(月) 01:54:15
    エレン「!・・・・え」





    調査兵達「」ボロボロ 





    住民「また減ったな」



    住民「出て行った時の半分もいないぞ」





    エレン・ミカサ「・・・」ゴクリ





    住民(女)「だ、団長さん!!うちの息子!ブラウンが見当たりませんがどこにいるんですか!?」





    キース「!・・・ブラウンは・・・巨人に食い殺されました」





    住民達「!!!」





    キース「今回も・・・今回も我々はなんの成果も得ることができませんでした」





    エレン・ミカサ「」


    住民達「」





    キース「私が無能なばかりに兵士達を死なせてしまった・・・本当に申し訳ありませんでした!!」





    住民「ひでぇな・・・」



    住民「これじゃあ俺達の税金がただ兵士を太らせてドブに捨てる無駄金になってるじゃねェか」



    住民「調査兵団は役立たずだな」





    エレン「!」シュンッ!!





    住民「がっ!」ガンッ!!





    エレン「調査兵団が役立たずだと・・・」ギリ





    人「いきなり何すんだこのガキ!!」





    ミカサ「」シュン!!





    エレン「!!」ガシッ!





    ミカサ「」グイ!(引)





    エレン「お、おい!!ミカサ!!放せよ!!」ズルズル








    ズルズルズル!!





    エレン「いつまで引っ張ってんだよ!!放せよ!!」ズルズル





    ミカサ「」ブオオオンッ!!





    エレン「うがっ!!」ガアアアアアアアンッ!!(壁)





    ミカサ「」





    エレン「っ!イテェ、なにすんだよ!!ミカサ!!」ガバッ





    ミカサ「エレン、どうしてあのおじさんを殴ったの?」





    エレン「あ?調査兵団をバカにしたからだよ!!人類のために戦ってる調査兵団を!!」





    ミカサ「・・・エレンは調査兵団に入りたいの?」





    エレン「・・・悪いかよ」





    ミカサ「あれを見ても?」





    エレン「」





    ミカサ「」





    エレン「・・・帰るぞ」クル スタスタ







    ・・・数十分後




    ーエレンの家ー




    エレン「ただいま」ガチャ





    グリシャ「おかえり」





    カルラ「おかえり、遅かったわね二人共」





    エレン「いや・・・まあ・・・色々あって」





    ミカサ「おばさん、薪いつもの場所に置いておくから」ガコガコ





    カルラ「ええ、ありがとう」





    エレン「あれ?父さん出かけるの?」





    グリシャ「ああ、2つ上の街に診療にな」
  12. 12 : : 2021/02/15(月) 09:47:43
    お、久々に原作舞台の新作ですね?
  13. 13 : : 2021/02/15(月) 09:48:39
    ブラウンは苗字だからアニメでモーゼスに修正されてませんでした?
  14. 14 : : 2021/02/24(水) 20:15:13
    エレン「へえ・・・たまには俺も付いて行っていい!?」





    グリシャ「遊びに行くんじゃないんだ」





    カルラ「そうよエレン、邪魔になるからダメよ





    エレン「!チェッ・・・」





    ミカサ「・・・おばさん、おじさん」





    グリシャ「ん?」


    カルラ「なに?ミカサ」





    ミカサ「エレンが調査兵団に入りたいって」





    カルラ・グリシャ「!!」





    エレン「!!み、ミカサ!!言うなよ!!」





    カルラ「エレン!!何考えてるの!!壁の外でどれだけの人が死んだかわかってるの!?」





    エレン「わかってるよ!!」





    グリシャ「・・・エレン、どうして調査兵団なんだ?」





    エレン「!・・・外の世界がどうなってるのか見てみたい。何も知らず一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!!」





    グリシャ「外は危険だぞ」





    エレン「そ、そんなのわかってる・・・・だけどその危険と闘ってるのが調査兵団なんだ、危険だからって逃げ続けてたら今まで死んだ人達の命が無駄になる」





    グリシャ「」





    エレン「」





    グリシャ「・・・そうか。」





    カルラ「!ちょっとあなた!エレンを説得して!」





    グリシャ「カルラ、人間の探究心は誰かに言われて抑えられるものではないよ」





    カルラ「だからって・・・」





    グリシャ「そろそろ船の時間だ、行ってくる・・・・・・・エレン」





    エレン「!な、なに?}





    グリシャ「帰ったらずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」カチャ(鍵)





    エレン「!ほ、本当に!?」





    グリシャ「ああ。それじゃあな」





    エレン「いってらっしゃーい!!」フリフリ





    グリシャ「(探究心・・・か)」スタスタ





    カルラ「・・・・エレン」





    エレン「・・・なに?」





    カルラ「ダメだからね、調査兵団なんてバカなマネ」





    エレン「はあ!?バカだって!?母さんまで調査兵団をバカにすんのかよ!」





    カルラ「命を大切にしないって言ってるのよ!!」





    エレン「ふんっ!!母さんになんと言われようと俺は調査兵団に入る!」ダッ





    カルラ「エレン!」





    ミカサ「・・・」





    カルラ「ミカサ!」ガシッ





    ミカサ「!」





    カルラ「あの子危なかっしいから、困ったときは二人で助け合うんだよ」





    ミカサ「うん」タタタ





    ・・・











    ・・















    ーシガンシナ区:裏路地ー



    ガンッ!!




    「うぐっ!!」
    ※アルミン





    悪ガキ「どうした!殴り返してみろよ!」



    悪ガキ「弱虫が!」





    アルミン「い、いやだ!!」





    悪ガキ「あ?ビビってんのかよ!」





    アルミン「お前らを殴ったらお前らと同レベルだ!僕はホントのことを言ったんだ!僕の言っていることが正しいと認めているから言い返さなくて殴ることしかできないんだろ?」





    悪ガキ「なっ!」





    アルミン「それは僕に降参したってことじゃないのか!?」





    悪ガキ「う、うるせぇ!!屁理屈野郎が!!」グッ






    「やめろ!!」





    悪ガキ達「!」クル





    エレン「お前らなにやってんだ!!」タタタ





    悪ガキ「エレンだ!あの野郎!今日こそぶちのめすぞ!」


    悪ガキ「ん!?」





    エレン「」タタタ
    ミカサ「」タタタ





    悪ガキ「!!み、ミカサがいるぞ!!」


    悪ガキ「なっ!!?に、逃げるぞ!!」クル タタタ





    エレン「!おぉ、あいつら俺を見て逃げやがった!」





    アルミン「い、いや、ミカサを見て逃げたんだと思う・・・」





    エレン「アルミン大丈夫か?」スッ





    アルミン「!・・・・・ひ、一人で立てるよ」ググ





    エレン「ん?そうか・・・?」





    アルミン「っ!イタタ・・・」ズキッ!





    エレン「なんでまた殴られてたんだよ」





    アルミン「・・・外の世界のことを話したら、異端者だって」





    エレン「!あいつ等・・・」ギリ
  15. 15 : : 2021/03/02(火) 19:13:35
    アルミン「それにあいつ等、調査兵団をバカにしたんだ。危険な外に行くなんて自殺志願者の集まりとか死に急ぎ共って」ギュッ





    エレン「!!」ギリギリ





    アルミン「確かに外の世界には巨人がいて危険なんだと思う、壁の中にいたほうが安全だよ・・・だけどいつまでもこの平和が続くとは限らない」





    エレン・ミカサ「」





    アルミン「今日壊されない保証なんてどこにもないのに・・・」























    ドッシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッ!!!!!





    エレン・アルミン・ミカサ「!!!?」グラグラ





    エレン「な、なんだ!?」





    アルミン「じ、地震?」






    ドゴオオオンッ!!!






    ミカサ「な、なんの音?」





    エレン「あっちから聞こえるぞ!!」タタタ





    ミカサ・アルミン「」タタタ





    エレン「」タタタ・・・ザッ  クル





    壁 シュウウウウウウウウ→煙





    エレン「!!」





    ミカサ「な、なに・・・あの煙」





     
    壁  ゴゴゴゴ・・・・ドシイイインッ!!!(手)





    アルミン「手・・・?」


    住民「なんだよアレ!!」


    住民「あの壁の高さは50メートルあるんだぞ!!」





    壁  ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ズズッ!!





    エレン「・・・・奴だ」





    超大型巨人「」シュウウウウウウウ!!!





    エレン「巨人だ」





    アルミン「あ、ありえない!!巨人は最大でも15メートルって調査兵団の人達が言ってた・・50メートルの壁から顔を出すなんて・・・」ジリ





    超大型巨人「」グググ





    エレン「!!動くぞ!!!」





    超大型巨人「」ブオオオオオオオオンッ!!!!
















    ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!





    みんな「!!!」





    ドドドドドドド ドドドド ドドドド→瓦礫・岩





    アルミン「あ・・・あああぁ・・・か、壁に・・・」





    壁の門  ボロボロ(穴)





    アルミン「穴を空けられた・・・?」





    住民「に、逃げろおおおおおおお!!」タタタ


    住民「いそげェ!!!」タタタ


    住民「巨人が入ってくるぞ!!!」タタタ





    エレン「っ!」クル!! タタタ





    ミカサ「!エレン!どこに行くの!!?」





    エレン「壁の破片が飛んでった先に家が!!母さんが!!」タタタ





    ミカサ「!!」ダッ!!





    アルミン「!エレン!ミカサ!!(ダメだ・・・この街はもうすぐに巨人に占領される!!)」ガタガタ





    ーーーーーーーーーーーー



    タタタタ




    エレン「ハァハァハァ!っ!!!母さん!」タタタ









    大丈夫だ!!










    当たってるはずない!!










    もうとっくに逃げてるに決まってる!!








    エレン「(あの角を曲がればいつもの!いつもの家が!!)」タタタ  カク!!





    エレンの家  グチャグチャ(岩)





    エレン・ミカサ「      」





    エレンの家   ガラ…





    エレン・ミカサ「!!」




    カルラ「ううっ・・・」グググ ガラ…
    ※家(下敷き)





    エレン「母さん!!!」タタタ





    カルラ「うぐっ・・・!え、エレンかい?」グググ





    エレン「み、ミカサ!!そっち持て!!この柱どかすぞ!!!」ガシッ!!





    ミカサ「う、うん!」ガシッ!





    エレン「せーのっ!!」ググググ!!





    ミカサ「くっ!!」グググ






    ドシン!!






    エレン・ミカサ・カルラ「!!」






    ドシン!! ドシン!!






    カルラ「こ、この地響きはなに・・・?」





    エレン「巨人だ・・・巨人が来る」
  16. 16 : : 2021/03/02(火) 23:14:43
    カルラ「!!?巨人!?巨人が入ってきたの!?」





    エレン「急げミカサ!!もっと力入れろ!!」グググ





    ミカサ「わかってる!」グググ





    カルラ「ダ・・ダメ・・・ダメよ。エレン!!!今すぐミカサを連れて逃げなさい!!」





    エレン「!!?」グググ





    カルラ「早く!!!」





    エレン「な、なに言ってんだよ!!母さんも一緒に逃げるんだよ!!」グググ





    カルラ「母さんの足は瓦礫に潰されて動かないわ、ここから出ても走らない・・・わかるでしょ?」





    エレン「俺が担いで走るよ!!」グググ





    カルラ「     っ!!どうしていつもお母さんの言うこと聞かないの!!?最期くらい言うこと聞きなさい!!」





    エレン「イヤだ!!!!」グググ





    カルラ「!っ、ミカサ!!!」





    ミカサ「ヤダ・・・ヤダ・・・」ツー  グググ





    カルラ「!!」






    ドシン!!






    エレン・ミカサ・カルラ「!!」






    巨人「」ドシン ドシン






    エレン「っ!ミカサ急げ!!」グググ





    ミカサ「ふっっ!!」グググ





    カルラ「ダメ!!二人共逃げなさい!!」






    巨人「」ドシン ドシン






    カルラ「(ダメ、このままじゃ三人とも・・・)」






    パシュッ!!






    ハンネス「」シュタ





    エレン・ミカサ・カルラ「!!」





    ハンネス「!!カルラさん!!大丈夫か!?」





    カルラ「ハンネスさん・・・」





    ハンネス「」ジロ





    巨人「」ドシン ドシン





    ハンネス「!この野郎!!こっちに来るんじゃねぇ!!」カチャ!





    カルラ「!待ってハンネスさん!!戦ってはダメ!!」





    ハンネス「!?」





    カルラ「二人を!!二人を連れて逃げて!!」





    ハンネス「!・・・・み、見くびってもらっちゃ困るぜカルラ!!俺があの巨人ぶっ殺して三人とも助けてやる!!」ダッ!!





    カルラ「!待って!!」
  17. 17 : : 2021/03/07(日) 21:42:41
    ハンネス「」タタタ








    今エレンとミカサを連れて逃げれば二人は助かる









    だがカルラは・・・









    ハンネス「(恩人の家族を見捨てることなんてできるか!そうだ!俺が巨人をぶっ殺せば三人とも助けることごできるんだ!!)」タタタ









    俺が!!









    ハンネス「(巨人を!!)」ガバッ!!




    巨人「」ニヤニヤ





    ハンネス「      」





    巨人「」ニヤニヤ





    ハンネス「・・・・っ!」クル タタタ





    エレン「くっ!!このっ!!」グググ





    ハンネス「」タタタ スゥ





    エレン・ミカサ「!!」ガシッ





    ハンネス「・・・すまない」タタタタ





    カルラ「ありがとう・・・」





    エレン「お、おい!!!何やってんだよ!!!母さんが!!」ジタバタ





    ハンネス「」タタタ





    巨人「」ドシン ドシン





    カルラ「エレン!ミカサ!必ず・・・必ず生き残るのよ!」





    ザザ…





    カルラ「!!」





    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーーー


    エレン「母さん!!!」ニカ



    ミカサ「おばさん」ニコ


    ーーーーーーーーーーーーー





    カルラ「・・・ううっ・・・・いかないで」ポロポロ ボソ





    巨人「」ガサガサ・・・・ガシッ





    エレン「!!!」





    巨人「」ギュッ

    カルラ「」ボキッ!!!





    エレン「あぁ・・・」ツー





    巨人「」スゥ(口)





    エレン「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ポロポロ





    巨人「」ガブッ!!!!





    エレン「      」


    ミカサ「」ガタガタ





    ハンネス「くっ・・・すまない」タタタ







    ・・・数分後




    ハンネス「」タタタ





    エレン「      !っ!!!」シュンッ!!





    ハンネス「がっ!!」ガンッ!!





    エレン「何してんだよ!!!母さんが!!母さんが!!!あと少しで助けれたのに!!!」シュンシュンシュンッ!!!





    ハンネス「っ!くっ!!」ガンガンッ!!





    エレン「余計なことしてんじゃねェよ!!!」シュンッ!!





    ハンネス「」ブンッ!!





    エレン「ぐっ!!っ!」ドテッ! ガバッ!!





    ハンネス「」ポロポロ





    エレン「!」ピタ





    ハンネス「すまない・・・本当にすまない」ポロポロ





    エレン「      ううっ」ポロポロ





    ハンネス「行くぞ、早く避難するんだ」ギュッ タタタ





    エレン「ううっ・・・くそ・・・・くそ」ポロポロ ギュッ


    ミカサ「」ギュッ タタタ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ーウォール・マリア:門ー
  18. 18 : : 2021/03/08(月) 07:18:59
    アイコンの画像無断転載ですよ〜
  19. 19 : : 2021/03/11(木) 11:25:00
    質問です。
    カネキ・イェーガーってどっちが苗字ですか?
  20. 20 : : 2021/03/15(月) 00:03:57
    イェーガーの方で(笑)
  21. 21 : : 2021/03/15(月) 04:10:31
    Wao! スルー!
  22. 22 : : 2021/03/15(月) 04:10:47
    アイコンの画像無断転載やで
  23. 23 : : 2021/03/15(月) 22:18:31
    無断転載無断転載ってうるさい!
  24. 24 : : 2021/03/20(土) 15:19:08
    期待です
    とてもおもしろいと思います
    頑張ってください
  25. 25 : : 2021/04/05(月) 17:24:30
    兵士「早く閉門するべきだ!!」





    兵士「何言ってんだ!!まだ大勢の人が残ってるんだぞ!!」





    兵士「この門を破られたら街一つが巨人に占領されるどころの話じゃない!!次の壁まで人類の活動領域が後退するんだぞ!!」





    兵士「しかし!!」







    パカラパカラッ!!





    兵士達「!!」クル





    ?「」パカラパカラ・・・ザザザザザ
    ※馬





    兵士「!あ、あんたは!イェーガーさん!」





    グリシャ「!!」





    巨人共「」ドシン ドシン
    ※シガンシナ区





    グリシャ「な、なにがあったんですか!?」





    兵士「きょ、巨人だよ・・・巨人が壁を壊したんだよ!!」





    グリシャ「!!?壁を壊した・・・(まさか・・・)」ギュッ





    兵士「もうだめだ!!閉門する!!」





    グリシャ「!!ま、待ってくれ!!妻・・カルラとエレンとミカサ!三人は避難しているんですか!?」





    兵士「知るかそんなこと!!これ以上門を開けておくわけにはいかん!!」





    グリシャ「!くっ・・・」






    ーーーーーーーー

    「「「」」」タタタタ

    ーーーーーーーーー






    グリシャ「!」クル





    ハンネス「ハァハァ!急げ!!お前ら!」タタタ


    エレン・ミカサ「ハァハァハァ!」タタタ





    グリシャ「!(エレン!ミカサも!)」





    兵士「閉門!!!」バッ





    グリシャ「!!待ってくれ!!あそこにまだ息子達が!」





    兵士「」クル





    エレン・ミカサ・ハンネス「」タタタ





    兵士「っ・・・急げ!!!もう閉めるぞ!」





    グリシャ「エレン!!急げ!!!!!」バッ





    エレン「!と、父さん・・・?」タタタ





    ハンネス「もう少しだ!がんばれお前ら!!」タタタ





    エレン「ハァハァハァ!」タタタ





    ミカサ「ハァハァ!」タタタ







    ガツッ!!





    ミカサ「!うっ!」ドシャッ!!





    エレン・ハンネス「!」





    ミカサ「ううっ・・・」グググ





    エレン「ミカサ!!!」クル タタタ





    ハンネス「!お、おい!!」クル タタタ





    エレン「大丈夫か!?」ササッ





    ミカサ「だ、大丈夫・・・・うっ!」グググ ズキッ!!(足)





    ハンネス「お前ら急げ!早くしないと巨人gドッシイイイイインッ!!





    エレン・ミカサ・ハンネス「!!!?」






    ドシン!! ドシンッ!!






    エレン・ミカサ・ハンネス「」クル






    ドシンッ!!  ドシンッ!!!  ドッシイイイインッ!!!  スッ・・・





    みんな「!!!!!」





    鎧の巨人「」ゴゴゴゴゴ
  26. 26 : : 2021/04/05(月) 18:03:15
    エレン「な、なんだあの巨人、ほかの巨人と違う・・・・」





    グリシャ「アレは・・・(鎧の巨人・・・)」





    鎧の巨人「」グッ





    ハンネス「!!!っ!行くぞお前ら!!」ガシッガシッ!(エレン・ミカサ) ダッ!!





    エレン「!ちょ!ハンネスさん!」





    ハンネス「(なんだあのやばそうな巨人!!)」タタタタ





    鎧の巨人「」グググ・・・・・ダンッ!!





    兵士「!きょ、巨人がこっちに突っ込んできます!」





    兵士「う、うろたえるな!!大砲用意!!奴に標準を合わせろ!」





    兵士達「はい!!」ガラガラ!(大砲)





    鎧の巨人「」ドドドドドド!!!





    兵士「撃てええええええええええええ!!!」





    大砲(多) ドオオオオンッドオオオオンッドオオオオンッ!!!!





    弾 ヒュウウウウウウウウウウウッ!!!!





    鎧の巨人「」ガアアアアンッ!!!!ガアアアアアアアアンッ!! ドドドドド!!





    兵士「なんだアイツ!!大砲が効いてないぞ!!」


    兵士「勢いが止まらない!」





    ハンネス「ハァハァハァハァハァ!!!!」ギュッ!! タタタ!!


    エレン「(このままじゃ・・・)」


    ミカサ「(追いつかれる)」ギュッ





    グリシャ「     」ダッ!










    やめてくれ










    もうこれ以上・・・











    グリシャ「(私から家族を奪わないでくれ!!)」タタタタ ガリッ!!(嚙)






    ゴロゴロゴロ!!!  ピッカアアアアアアアアンッ!!!





    みんな「!!!!?」


    ハンネス「なっ!?}ザザザザ


    エレン・ミカサ「」





    ●●の巨人「」ドッシイイイイイイイイインッッ!!!!
    ※グリシャ(巨人)





    鎧の巨人「」ドドドドドド!





    ●●の巨人「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」ダッ!! ブオオオオオオオオンッ!!!





    鎧の巨人「」ガアアアアアアアアアアアアアンッ!!!! 





    ●●の巨人「オオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」グンッ!!





    鎧の巨人「」ドッカアアアアアアアアアアアンン!!! ザザザザザ





    ●●の巨人「」グチュグチャ→拳(壊)





    エレン「きょ、巨人が巨人を・・・」





    ●●の巨人「」プシュウウウウウウウウウウッ!!→うなじ(煙)





    エレン・ミカサ・ハンネス「!!」





    ハンネス「ぷはっ!!!」ガバッ!!





    エレン「!!!?と、父さん!?」





    ハンネス「なにをしている!!!早く行くんだ!!」





    エレン「え・・・でも父さん・・・」





    ハンネス「行け!!!!!!!」





    ハンネス「・・・い、行くぞ二人共」





    エレン「う、うん・・・」タタタ





    ハンネス「ミカサ、乗れ」





    ミカサ「!は、はい」トン





    ハンネス「」タタタ





    グリシャ「(よし)」






    ガランッ!!





    グリシャ「」ピク





    鎧の巨人「」ムクッ!





    グリシャ「・・・やはりあれじゃ倒せないか」ベリベリ





    鎧の巨人「」ジロ





    ●●の巨人「」ジロ
  27. 27 : : 2021/04/10(土) 18:15:42
    鎧の巨人「」ブオオオオオオオオオオオオオンッ!!




    ●●の巨人「」ブオオオオオオオオオオオオオンッ!!!





    グチャッ!!!




    ●●の巨人「」メキメキッ!!! ガアアアアアンッ!!!




    鎧の巨人「」




    ●●の巨人「(くっ!!なんて硬い鎧だ・・・・)」シュウウウウウウ!!(再生中) グググ




    鎧の巨人「」ブオオオオオオオンッ!!!




    ●●の巨人「!」ダッ(後)




    鎧の巨人「」ダッ!




    ●●の巨人「!!」




    鎧の巨人「」ドドドドドドド!!!(タックル)




    ●●の巨人「(ぐおっ!!)」ガアアアアアアアアンッ!!






    つ、強い!





    私じゃコイツには勝てない!!





    ●●の巨人「」シュンッシュンッ!!




    鎧の巨人「!!」ガシッガシッ!!!




    ●●の巨人「(勝てなくていい!エレン達が逃げれるだけの時間さえ稼げればそれでいい!!)」ギュウウウウウウウッ!!!!




    鎧の巨人「」ギチギチ!!





    兵士達「」


    兵士「きょ、巨人と巨人が闘ってる・・・」


    兵士「なんだあの二体の巨人は・・」


    兵士「ていうかあの髭をはやした巨人・・・」




    エレン「父さん・・・」ボソ




    ハンネス「なにやってんだエレン!!」




    エレン「」クル




    ハンネス「早く避難船まで行くぞ!!」




    エレン「で、でも!父さんが!!」




    ハンネス「!・・・」チラ




    鎧の巨人・●●の巨人「」ガガガガガガガ!!!




    ハンネス「(イェーガーさん・・・)いいから行くぞ!!」ガシッ!!




    エレン「!待ってくれよ!せめて父さんが戻るまで!」グググ




    ハンネス「ダメだ!ここにいたら危険だ!早く避難するんだ!」グイグイ!!




    エレン「っ!だったらハンネスさん達だけ避難してろよ!俺は父さんが戻るまでここで待つ!」グググ




    ハンネス「なに馬鹿なこと言ってんだ!!いいから早くこい!!」グイグイ!!




    エレン「放せよ!!」グググ






    ドドドドド!!




    エレン・ハンネス・ミカサ「!!」クル




    鎧の巨人「」ドドドドドドド!!!




    ●●の巨人「(ぐっ!!くそ!!勢いが止まらない!!)」ガガガガガガガ!!!




    兵士「こ、こっちに来るぞ!!」


    兵士「た、大砲の用意をしろ!!」


    兵士「!しかしあの巨人には大砲は!」




    鎧の巨人「」ドドドドドドド!!!




    ●●の巨人「(だ、ダメだ!!)」ガガガガガガガ!!!








    ガッアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!




    エレン・ミカサ・ハンネス・兵士達・避難民達「    」




    ウォール・マリア:門  ボロボロ…




    兵士「うぉ、ウォール・マリアまでも突破された・・・」


    兵士「もう人類はおしまいだ」




    ●●の巨人「(くそ!!やられた・・・)」ギリ




    鎧の巨人「」バッ! ブオオオオオオオオオオオオオンッ!!!




    ●●の巨人「!!」ガアアアアアアアアンッドシャアアアッ!!!!(倒)




    エレン「!!っ!!」ダッ!




    ハンネス・ミカサ「!!エレン!!」




    ●●の巨人「」プシュウウウウウウ……ボト




    グリシャ「ぐっ・・・」グググ




    鎧の巨人「」ゴゴゴゴゴ!!




    グリシャ「( (も、もう一度・・・)」スゥ




    「」ザッ!!




    グリシャ「!!」




    エレン「く、来んじゃねぇよ!!」




    グリシャ「え、エレン!?」




    エレン「巨人が!!俺が相手だ!!」グッ




    グリシャ「な、なにやってるんだエレン!逃げろ!」




    エレン「」ガタガタ




    鎧の巨人「」ゴゴゴゴゴ!!




    エレン「っ!」ガタガタ グッ!!




    鎧の巨人「」クル




    エレン・グリシャ「!!」




    鎧の巨人「」ドシン! ドシン!
  28. 28 : : 2021/04/11(日) 18:57:22
    エレン「え?え・・・あれ?」




    兵士「か、帰って行くぞあの巨人・・・」


    兵士「なんでだ?」


    兵士「!!いや待て!それよりも!!」




    巨人共「」ドシン!! ドシン!!
    ※シガンシナ区




    兵士「巨人が(壊れた)門に近付いてるぞ!!」


    兵士「守備を固めろ!!巨人を中にいれるな!!」バッ!


    兵士「は、はい!!」




    エレン「父さん!大丈夫!?」ササッ!!




    グリシャ「っ、ああ、大丈夫だ・・・それよりもなんで逃げてなかったんだ」ジロ




    エレン「!ご、ごめん・・・」




    ハンネス「イェーガーさん!」ザッ




    グリシャ「!ハンネス・・・」




    ハンネス「掴まってください!急いで避難船に!」ガシッ!!




    グリシャ「あ、ああ」グン




    ハンネス「エレンも行くぞ!!急げ!」タタタ




    エレン「う、うん」タタタ










    この日










    人類はウォール・マリアを巨人によって









    奪われた




    ・・・・・









    ・・・・









    ・・・









    ・・













    ・・・次の日



    ーウォール・ローゼ:避難区間ー



    ゾロゾロ



    兵士「これより食料の配給を行う!全員並べ!!」




    住人(避難民達)「」ゾロゾロ




    グリシャ「      え」




    エレン・ミカサ「」




    グリシャ「え、えれん・・・なんて・・・?」




    エレン「・・・母さんは・・・巨人に食い殺された」




    グリシャ「」ガク





    私は『また』・・・





    グリシャ「」ギュッ
  29. 29 : : 2021/04/11(日) 18:58:44
    エレン「父さん・・・」




    グリシャ「!・・・」スゥ




    エレン・ミカサ「」ダキッ!




    グリシャ「カルラのことは残念だ・・・だか、お前達が無事でよかった」ギュッ




    エレン・ミカサ「父さん(おじさん)・・・」ギュッ





    アルミン「(カルラ)おばさんが・・・巨人に・・・・」
    ※離れた場所




    ハンネス「ああ・・・」




    アルミン「エレン、ミカサ・・・」




    ハンネス「しばらくはそっとしておいたほうがいい」




    アルミン「・・・はい」コクン





    エレン「!そうだ。父さん、聞きたいことがあるんだけど」




    グリシャ「なんだ?」




    エレン「父さん巨jゾロゾロ!!




    兵士達「」ガチャ!!(銃)




    エレン・ミカサ・グリシャ「!!?」




    兵士「見つけたぞ」ジロ




    グリシャ「な、なんですか?」ムク




    兵士「動くな!!!!」




    グリシャ「!」ビクッ!




    兵士「動くな、少しでも変な動きを見せた瞬間撃つぞ」スゥ





    みんな(避難民)「」ザワザワ

    住人「な、なんだ?」

    住人「なんの騒ぎ?」




    グリシャ「お、落ち着いてください。どうして銃を・・・?」




    兵士「どうしてだと・・・・シラを切る気か!!化け物が!!」




    グリシャ「」




    兵士「貴様が巨人だからだ!!!!」




    みんな「」




    兵士「貴様が巨人になったとこを!!そして巨人の体内から姿を現した瞬間を大勢の兵士達!そして避難民達が目撃している!!」




    グリシャ「(やはり見られていたか・・・)」




    みんな「」ザワザワ


    アルミン「え?お、おじさんが巨人?」


    住人「お、俺も見てたぞ!アイツが巨人の中から出てくるところを!」


    住人「お、俺もだ!」


    住人「ヒィィィ!!も、もう巨人はいや!!いやああああああっ!!」ガタガタ




    兵士「貴様のような得たいの知れない化け物がこの壁内にいることは人類にとって害でしかない!!」バッ!




    兵士達「」ガチャガチャガチャガチャッ!!!(銃)




    グリシャ「ま、待ってください!まずは私の話を聞いtダンッ!!




    グリシャ「があっ!!」ブシュ!!(肩)




    エレン「!!父さん!!」




    兵士「うううう、動くな化け物!」ガタガタ




    グリシャ「くっ!」ポタポタ(血)




    兵士「全員構えろ!!奴が人間の姿をしているうちに一斉射撃で確実に殺すんだ!!」




    兵士達「はい!!」ガチャン!!! グッ!




    グリシャ「!!(まずい!!このままじゃエレンとミカサが!)」




    「待て!!」




    みんな「!!!」




    ハンネス「待つんだお前ら!!」




    グリシャ「は、ハンネス・・・」
  30. 30 : : 2021/04/12(月) 00:31:19
    ハンネス「撃つのはやめろ!!!」




    兵士「!!?は、ハンネス!!正気か!?アイツは巨人だぞ!!」




    ハンネス「だがイェーガーさんだ!!イェーガーさんは俺達の恩人だぞ!!数年前シガンシナ区ではやりの伝染病に罹って大勢の人が死んだ!その伝染病から救ってくれたのはイェーガーさんだぞ!忘れたのか!?」




    兵士「う、うるさい!!恩人だろうがなんだろうがアイツが巨人であることには変わらない!!」




    ハンネス「!・・・た、確かにイェーガーさんが巨人になり巨人の中から出てくるところを俺も見た!!だがウォール・マリアの門を壊したあの巨人と闘う姿も俺は見た!!そしてお前らもそれを見ただろ!?」




    兵士達「!!」




    ハンネス「あの時まだ避難船に乗っていなかった者はたくさんいた!!イェーガーさんがあの巨人を足止めしてくれなかった被害はもっとでていたかもしれない!!」




    兵士達「」ザワザワ




    グリシャ「へ、兵士の皆さん、聞いてくれ」




    兵士達「!」バッ カチャ




    グリシャ「き、危害を加える気はない、拘束してもらってもかまわない。だから話だけでも聞いてくれないだろうか?」




    兵士達「」




    グリシャ「(頼む、頼むから応じてくれ)」




    兵士「・・・だ、騙さねぇぞ」プルプル




    グリシャ「!!」




    兵士「お前は巨人だ!!人を食らう化け物だ!」




    グリシャ「」




    兵士「昨日のような悲劇をまた起こさないためにもお前は殺す!!!!!!!!!」




    ハンネス「お、おい!!なにを言っt「そうだ!」




    ハンネス「!!?」




    住人「そいつを殺せ!!」

    住人「そうだ!!早く殺せ!!」

    住人「そいつもあいつ等と同じ巨人だ!!」




    グリシャ「」キョロキョロ




    住人「は、早く!早くそいつを殺してくれ!」

    住人「嫌だ!!もう巨人はイヤだ!」ガタガタ

    住人「早く殺せよ!!」




    グリシャ「」




    住人達・兵士達「殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」




    アルミン「ああぁ・・・」ガタガタ

    ハンネス「くっ!」




    グリシャ「(話し合いは・・・)」ダッ!




    みんな「!!」




    グリシャ「(無理だ!!ここは一旦身を隠してkダンッ!!




    グリシャ「ぐっ!!」ブシュ!!(足) ドテッ!




    兵士「逃がすな!!撃て撃て!!」バッ




    兵士達「」ダンッダンッダンッダンッダンッ!!




    グリシャ「」ブチュブチュベチャベチャ!!




    エレン「父さん!!!」




    兵士「撃ち方やめ!!!」




    兵士達「」ダンッダンッダンッダンッ……




    グリシャ「」ベチャベチャベチャグチャグチャ! ドクドク…




    兵士「し、死んだか?」




    グリシャ「」ベチャベチャベチャ  シュウウウウウウ…




    みんな「!!!」




    グリシャ「ううっ・・・がはっ!」ベチャ シュウウウウウウ!!(再生)




    兵士「ひぃっ!!」

    兵士「い、生きてるぞ!あんなに撃たれたのに!」

    兵士「ば、化け物!」

    兵士「おいどうするんだよ!アイツ死なないぞ!!」

    兵士「くっ!」ギリ
  31. 31 : : 2021/04/12(月) 19:47:39
    アイコンの画像無断転載ですよ?
  32. 32 : : 2021/04/12(月) 19:47:54
    いい大人が悪びれもせずに恥ずかしく無いんですか?
  33. 33 : : 2021/04/12(月) 19:48:05
    カネキさんのファンだから余計に残念です…
  34. 34 : : 2021/04/15(木) 00:34:27
    アイコンの無断転載無断転載うるさい
    なら他のss書いてる奴にも同じこと言えよカネキさんばっかり狙って嫌がらせやるなよ
  35. 35 : : 2021/04/15(木) 07:38:48
    続き期待です頑張ってください
  36. 36 : : 2021/04/16(金) 21:48:13
    金儲けしなければ無断転載しても問題はないんですよ
  37. 37 : : 2021/04/16(金) 21:49:22
    >>31
    >>32
    >>34
    そうか、分かったぞ皆やってるのにカネキさんにだけしつこく付き纏ってるんだな

    無断転載なんて皆やってるのに何故カネキさんだけに言うのですか
  38. 38 : : 2021/04/25(日) 16:00:05
    グリシャ「くっ・・・(まずい!本気で私を殺しにきている!ここは巨人化して逃げる・・・いやダメだ!!ここで巨人になって移動すれば大勢踏み潰してしまう!)」ギリ シュウウウウウウ…




    兵士達「」タタタ ガバッ!!




    グリシャ「!!」ガシッガシッガシッギチギチ!!!




    兵士「押さえろ!」

    兵士「早く縛るもの持ってこい!」

    兵士「死なないなら拘束して牢にぶちこむしかねぇ!!」シュルルルル!!(縄)




    グリシャ「くっ!!」グルグル(縛)




    ミカサ「ど、どうしよう、おじさんが・・・」




    エレン「」ダッ!




    ミカサ「!エレン!!」




    兵士「早くしろ!!巨人になるかもしれないぞ!」グググ

    兵士「わかってる!」

    兵士「おら!巨人が!おとなしくしr「やめろ!!」シュンッ!!




    兵士「イデッ!!」ゴンッ!!




    兵士達「!!」クル




    エレン「父さんから放れろよ!!」ガシッ! グググ




    アルミン「!え、エレン!」




    エレン「どけよ!!このっ!!」グイ! シュンッ!!




    住人「あ、アイツ・・アイツの子供なのか?」

    兵士「巨人の子・・・」

    兵士「っ!!そいつも拘束しろ!!」




    グリシャ・ミカサ・アルミン・ハンネス「!!?」




    兵士達「おおおおおおお!!」タタタ ガバッ!!




    エレン「!っ!放せ!このやろう!!」ガシッガシッガシッギチギチ!!! グググ




    グリシャ「や、やめろ!!!!」グググ




    兵士「うるせぇ!黙ってろ!!」シュル!




    グリシャ「むごっ!!」モゴモゴ!!→口(塞)




    エレン「くそ!!放せよ!!」グググ ガブッ!!




    兵士「つがっ!!」ミチッ!

    兵士「ひぃっ!!こ、コイツ噛んできたぞ!」

    兵士「お、俺たちを食おうとしてるんだ!」

    兵士「やっぱりコイツも巨人なんだ!!」

    兵士「このやろうが!!」シュンッ!!




    エレン「ぶっ!!!」メキッ!!




    ミカサ「!!」ダッ!!




    兵士達「」ドドドドドド!!(蹴・殴)




    エレン「がっ!ぐっ!ぶふっ!!」ガンガンガガン!!




    兵士達「」ドドドドドド!!




    エレン「うぐっ!!がっ!!っぐ!!」ガンガンガガン!!






    「もうやめて!!」




    兵士達「!」ピタ ジロ




    ミカサ「これ以上エレンを傷つけないで!」




    兵士「な、なんだこのガキ!」

    兵士「ガキは引っ込んでろ!」

    兵士「!いや待て!アイツ知ってるぞ!コイツ等と一緒に暮らしてるガキだ!」

    兵士「じゃ、じゃあアイツも巨人なんじゃ・・・」




    エレン「!」ピク




    ミカサ「え・・・」




    兵士「コイツも拘束して牢に・・・」スタ

    兵士達「」ゾロゾロ




    ミカサ「っ!」ジリ




    兵士「う、動くなよ巨jダッ!




    エレン「おらあああっ!!」ガバッ!!




    ミカサ「うっ!!」ドテッ!!(倒)




    みんな「!!!?」




    ミカサ「ううっ・・・」




    エレン「」ギュッ




    ミカサ「え、エレン・・・?」




    エレン「」シュンッ!!





    ガブッ!!





    みんな「!!!?」




    ミカサ「ううっ!!」ミチッ!(肩)




    エレン「ん"ん"っ!!」ガリッ!!




    ミカサ「うあ"ああぁっ!!」 ミチミチ!! ブチッ!!




    ハンネス「お、おい!!なにやってんだエレン!!」タタタ シュンッ!




    エレン「!!」ガシッ!!
  39. 39 : : 2021/04/25(日) 17:02:03
    いいゾ〜
  40. 40 : : 2021/04/26(月) 15:35:15
    ミカサ「ううっ・・・」ポタポタ→肩(血)




    ハンネス「ミカサだぞ!!なにやってんだ!!」ギチギチ!!




    エレン「うるせぇ!!ぶっ殺してやる!!!」グググ




    ミカサ「え、エレン・・・?」




    エレン「お前なんか家族じゃねぇ!!!」




    ミカサ「        」




    みんな「」ザワザワ

    兵士「な、なんだ?どういうことだ?」

    住人「あのガキ(エレン)、あの子(ミカサ)の肉を噛みちぎったぞ」

    兵士「巨人(グリシャ)の子じゃないのか!?」




    アルミン「ち、違います!!」ササッ!




    みんな「!!」




    アルミン「ミカサは数年前に両親を殺されて身寄りがなかったから仕方なくイェーガーさんに引き取られただけです!!ミカサは巨人なんかじゃありません!!」




    みんな「」ザワザワ




    ミカサ「あ、るみん・・・?」




    アルミン「今はおとなしくしてて」ボソボソ




    兵士「・・・おい!!ハンネス!!そのガキを拘束しろ!!」




    ハンネス「!!はあ!?な、なんでだよ!」




    兵士「そいつはアイツの子供だからだよ!!」ガシッ!! グイ!




    ハンネス「!おい!!!」




    エレン「くそ!!放せよ!!」ジタバタ




    兵士「」シュンッ!!(銃)




    エレン「かっ・・・」ゴオオオオオンッ!!!(頭)




    兵士「コイツ等を牢にぶちこむぞ!!」




    兵士達「おおおっ!!」ガシガシッ!!




    グリシャ・エレン「」ズルズル(引)




    アルミン「エレン、おじさん・・・」




    ミカサ「」




    ハンネス「・・・」ギュッ




    ・・・









    ・・











    ・・・数時間後(夜)


    ーウォール・ローゼ:駐屯兵団支部ー



    兵士「グリシャ・イェーガーという巨人になる男?」
    ※上司




    兵士「はい!」

    兵士「我々はこの目で確かに見ました!奴が巨人になるところを!」




    兵士達「」ザワザワ

    兵士「うむ、にわかに信じ難い・・・」




    兵士「本当です!!信じてください!!」




    兵士「・・・それでそいつは始末したのか?」




    兵士「!・・・い、いえ」




    兵士「!!なぜだ!?巨人であれば人を食う恐れがある危険な存在だ!なぜ生かしている!?」ドンッ!!




    兵士「も、申し訳ありません!しかし奴は死ななくて」

    兵士「銃で何発も撃ったのですが巨人のようにすぐに傷が治ってしまうんです」




    兵士「!なんと・・・」




    兵士「現在グリシャ・イェーガーとその息子であるエレン・イェーガーは牢に閉じこめています」




    兵士「なに?息子・・・そいつも巨人なのか?」




    兵士「おそらく」




    兵士「う~~ん・・・」




    兵士「一刻も早く奴らを殺すべきです!またあの惨劇を起こされる前に!」




    兵士「でもどうやって殺すんだよ・・・」




    兵士「それは・・・」




    兵士「・・・ではこの壁の中から出してしまえばいい」




    兵士達「!!!」




    兵士「そいつ等を壁上から突き落とせ!!抵抗しないように四肢を切り落としてから落とせ!!!」




    兵士「な、なるほど!」

    兵士「50メートルの壁の上から落とせばいくら巨人でも死ぬはずだ!」

    兵士「よし!奴等が巨人になる前にさっさと準備してやるぞ!!」




    兵士達「おおお!」タタタ







    ?「・・・」ササッ…




    ーーーーーーーーーーーーーーー


    ー牢屋ー


    グリシャ「」
    ※目隠し、口(塞)、全身(縛)







    あれからどれくらい経った?







    エレンも私と同じように牢に入れられてるのか?







    このままじゃ殺されるだけ・・・なら





    グリシャ「(巨人化するか・・・)」







    いやダメだ







    ここが地下だったら私が圧死してしまう可能性もある






    グリシャ「(くそ!!どうすれば!)」





    カツカツ





    グリシャ「!(足音・・・誰か来る)」





    「」カツカツ…ザッ





    グリシャ「・・・(私を殺しにきたのか)」




    「」カチャ(ナイフ)




    グリシャ「(くっ!一か八か巨人化してここを脱出するしかnザクッ!




    グリシャ「!?」ザクザグ!!→縄(切)




    「」シュルシュル…バッ




    グリシャ「」パチッ ムク




    ハンネス「イェーガーさん」




    グリシャ「!は、ハンネス!」
  41. 41 : : 2021/04/26(月) 21:09:32
    カ、カネキちゃん…///今、何色のパンティ履いてるの?ハアハア´д` ;
  42. 42 : : 2021/04/27(火) 22:19:04
    全盛期に比べるとスターの数も減ったね

    まあ単にnoteにいる登録ユーザーが減っただけなんだろうけどさ

    こうなるとカネキさんもモチベーションあがんねえだろうな
  43. 43 : : 2021/04/28(水) 06:52:11
    最近カネキさんあんまアップしないのもnote民減ったからってのはあるだろうね。単純に忙しいのもあるだろうけど。

    誰だって自分が世に出した物にリアクション無しじゃ面白く無いだろうし
  44. 44 : : 2021/04/29(木) 14:19:46
    ハンネス「!しっ!静に」シーー




    グリシャ「!!」




    ハンネス「気付かれる前にここを出ますよ」




    グリシャ「!あ、ああ・・・!いや待ってくれ!エレンが!エレンも牢に入れられてるはずだ!」




    ハンネス「わかってます、エレンはおそらく別の牢に入れられてるはずです。急いで探してここを出ましょう」ダッ




    グリシャ「ああ!(エレン・・・)」ダッ




    ハンネス「(どこだ!?どこの牢だ!?)」タタタ




    グリシャ「(エレン!頼む!無事でいてくれ!)」タタタ




    ハンネス「!!イェーガーさん!いました!」ピタ




    グリシャ「!!」ピタ




    エレン「」
    ※牢屋




    グリシャ「エレン!ハンネス!早く(鍵を)開けてくれ!」




    ハンネス「はい!」ガチャガチャ




    牢屋(扉) カチ!!




    グリシャ「エレン!」ガチャン!! ササッ




    エレン「」
    ※目隠し、口(塞)、全身(縛)




    グリシャ「ハンネス!縄を切ってくれ!!」




    ハンネス「はい!」ササッ! シュンッ!!




    エレン「」ザクザグ→縄(切)




    グリシャ「」シュルシュル…バッ!!




    エレン「」ポタ…




    グリシャ・ハンネス「!!!」




    エレン「」ボロボロ
    ※瀕死状態(骨折、全身打撲等)




    ハンネス「ひ、ひでぇ・・・」




    グリシャ「エレン・・・」ギュッ





    私のせいで・・・





    グリシャ「エレン」




    エレン「」




    グリシャ「大丈夫だからな、お前は死なせない」ギュッ




    ハンネス「い、イェーガーさん!早くここを出ましょう!多分もう(兵士達)来ます!」




    グリシャ「ああ」ダキッ(エレン)





    ~~~~~~時間経過~~~~~~~




    みんな(兵士・住人)「」ザワザワ ガヤガヤ

    兵士「グリシャ・イェーガーとその息子が牢から逃げたぞ!!」

    兵士「探せ探せ!!!」

    住人「あの化け物が逃げた!?」

    住人「おい!俺たちも探すぞ!!」

    住人「ああ!!」





    ハンネス「街が騒がしいな」ザッ
    ※街付近の森




    グリシャ「おそらく私達が逃げたのがバレて探しているんだろう」




    ハンネス「ここにもいずれ来るだろうな・・・イェーガーさん、もう少し先に行きましょう」クル スタスタ




    グリシャ「」




    ハンネス「ん?どうしたんですか?」




    グリシャ「ハンネス、どうして私達を助けてくれるんだ?」




    ハンネス「」




    グリシャ「彼らのいう通り私は巨人になれる・・・危険視されて当然だ、あの惨劇を味わったもの達ならなおさら」




    ハンネス「」




    グリシャ「お前だって巨人の恐ろしさは知っているだろ?なのにどうして・・・?」




    ハンネス「・・・もちろん巨人の恐ろしさは知ってますよ、目の前で何人も食い殺されるところを見た」




    グリシャ「」




    ハンネス「イェーガーさんは巨人になる・・・俺にとってはそんなことどうでもいいんですよ」




    グリシャ「!」




    ハンネス「イェーガーさんは俺の家内を伝染病から救ってくれた。巨人に殺されそうなところを助けてくれた」




    グリシャ「」




    ハンネス「巨人とかそれ以前にイェーガーさんは俺の恩人なんだ。恩人を死なせたくなかった、だから助けた」




    グリシャ「ハンネス・・・」




    ハンネス「それにエレンも」チラ




    エレン「」




    ハンネス「あの時、俺はエレンを・・・」




    エレン「」




    ハンネス「・・・」




    グリシャ「?ハンネス?」




    ハンネス「・・・なんでもありません、さあ行きましょう」クル タタタ




    グリシャ「ああ」タタタ




    ハンネス「」タタタ




    グリシャ「」タタタ ジーー




    ハンネス「」




    グリシャ「」





    ハンネスになら・・・





    グリシャ「(任せても大丈夫だな・・・)」




    ーーーー










    ーーー










    ーー













    ートロスト区:避難区間ー



    ザワザワ  ガヤガヤ


    住人達「」ザワザワ




    兵士「いいかよく聞け!!皆も知っていると思うが現在もグリシャ・イェーガー!そしてその息子であるエレン・イェーガーが逃亡中だ!」バンッ!




    手配書(エレン・グリシャ)




    兵士「こいつ等は巨人に姿を変えることがでかなる化け物だ!!この顔(人相書)と似た人物を発見次第我々兵士に知らせるように!!」
  45. 45 : : 2021/04/30(金) 03:27:05
    あーなんとなくこの先の展開読めたわ
    これまたエレンとミカサが仲間割れするパターンでしょ
    嫌な予感が当たらなきゃ良いが…
  46. 46 : : 2021/04/30(金) 12:07:34
    全盛期に比べると、ね…
  47. 47 : : 2021/05/03(月) 17:43:16
    住人達「」ザワザワ

    住人「あの化け物達がいなくなってからもう3日は経つぞ」

    住人「たく、なにやってんだよ兵士達は」

    住人「巨人が壁内にいると思うとゾッとして夜も眠れないわ」ゾク




    アルミン「(エレン、おじさん・・・)」




    「違う」




    アルミン「!」




    ミカサ「エレンもおじさんも化け物なんかじゃない」ギュッ




    アルミン「ミカサ・・・」




    ミカサ「」ムク




    アルミン「!ミカサ、どこ行くの?」




    ミカサ「エレンを探しに行く」




    アルミン「!だ、ダメだよミカサ!」ガシッ!!




    ミカサ「放して」




    アルミン「気持ちはわかるけど落ち着いて。今度エレンの仲間だと思われたら言い訳できないよ」




    ミカサ「それでも・・・私はエレンを」




    アルミン「・・・今はとにかくおとなしくしていなよ、まだ疑われてるかもしれないんだしさ」




    ミカサ「・・・(エレン)」





    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー?ー



    エレン「!」パチッ(目)




    天井




    エレン「・・・ここは?」ムク




    「目ェ覚めたか?」




    エレン「!」クル




    ハンネス「よう」




    エレン「ハンネス・・・さん?」




    ハンネス「体の調子はどうだ?」




    エレン「体?・・・あれ?俺アイツ等にすげぇ殴られたりしたのに痛くねぇ」




    ハンネス「そうか。まあとりあえずこれでも食え」スッ(パン)




    エレン「あ、ああ、ありがとう」ギュッ




    ハンネス「三日も寝てたんだ、それだけじゃ足りないだろ?こっちのも食え」スッ(芋・トマト)




    エレン「!!?み、三日!?俺そんなに寝てたのか!?」




    ハンネス「ああ、全然目覚まさないから心配したぞ」




    エレン「三日・・・」チラ チラ




    室内  ボロボロ




    エレン「ここどこ・・・?」




    ハンネス「ここは地下街の収納庫だ、これ(収納庫)の持ち主に借りてんだよ」




    エレン「地下街・・・?なんで地下街に?」




    ハンネス「・・・現在お前はお尋ね者だからだ」




    エレン「・・・え?」




    ハンネス「エレン、今から話すことをしっかり聞け」




    エレン「」ゴクリ




    ハンネス「まずお前はどこまで覚えてる?」




    エレン「!どこまでって・・・兵士達にめちゃくちゃ殴られたところまでは」




    ハンネス「まあそうだよな。お前とイェーガーさん・・・いや、グリシャさんは牢屋にぶちこまれた。兵士達はお前達を危険と判断して壁上から突き落として殺すつもりでいた」




    エレン「」




    ハンネス「そうなる前に俺がお前達を牢から出して逃がした」




    エレン「!ハンネスさんが?」




    ハンネス「ああ」




    エレン「そっか・・・・ありがとう、ハンネスさん」




    ハンネス「おう。それで話の続きだが現在お前とグリシャさんはこの通り」ペラ(手配書)




    エレン「!な、なんだよこれ!」ガシッ!!




    ハンネス「手配書だ、グリシャさんもお前も中々うまく書いてやがる」




    エレン「・・・」




    ーーーー手配書ーーーー

    グリシャ・イェーガー
    エレン・イェーガー

    ・巨人に姿を変える
    危険な化け物、発見
    次第兵士に報告する
    ように。
    ※また匿った者は共
    犯とみなし重罪とす
    る。

    ーーーーーーーーーーー




    エレン「・・・父さんが巨人・・・化け物」




    ハンネス「」




    エレン「・・・どうして父さんは巨人になれるんだよ」




    ハンネス「」ピク




    エレン「!そ、そうだ!父さんは!?」




    ハンネス「!」




    エレン「父さんも逃がしたんだろ!?どこにいるんだよ!」




    ハンネス「・・・」




    エレン「な、なんど黙ってるんだよハンネスさん・・・父さんは、父さんはどこだよ」




    ハンネス「・・・グリシャさんは」




    エレン「」




    ハンネス「死んだ」




    エレン「       」





    は?





    エレン「し、死んだってなんだよ・・・なんで死ぬんだよ。ハンネスさんが逃がしてくれたんだろ?」




    ハンネス「ああ」




    エレン「じゃあなんで死んでるんだよ!!おかしいだろ!!」




    ハンネス「・・・」




    エレン「なんで!?なんでなんでなんでなんでなんで!?なんで父さんが・・・・・・!」




    ハンネス「?エレン?」




    エレン「もしかして殺されたのか?」




    ハンネス「!」
  48. 48 : : 2021/05/04(火) 23:54:02
    期待です(小声)
  49. 49 : : 2021/05/08(土) 18:38:03
    エレン「父さんは誰かに殺されたのか?」




    ハンネス「・・・」




    エレン「・・・なんだ答えてくれないんだよ」




    ハンネス「」




    エレン「答えてくれよ!ハンネスさん!」




    ハンネス「」プイ…




    エレン「!!・・・っ、もういい!」ムク




    ハンネス「!おい、どこ行く気だ」




    エレン「父さん死の真相を探す、殺した奴はぶっ殺してやる!」ギリ




    ハンネス「!バカ!!お前今お尋ね者なんだぞ!見つかって捕まったら死刑確実だぞ!」ガシッ!




    エレン「うるせぇよ!放せよ!!」グイ!




    ハンネス「うおっ!お、おい!」グンッ!! ガチッ!!




    エレン「放せって!!!」グググ




    ハンネス「やめろエレン!!落ち着け!!」




    エレン「落ち着いてられるかよ!!父さんまで死んだんだぞ!!」




    ハンネス「!!」




    エレン「父さんは誰も傷つけてなんかいないのになんで殺されないといけないんだよ!!」




    ハンネス「」




    エレン「父さんがなんで巨人になれるのかはわからない!!だけど父さんはアイツ等(巨人共)とは違う!!」バッ




    ハンネス「」




    エレン「父さんは俺やミカサやアンタを守ってくれた!!誰も襲ってなんかいない!!誰も食い殺してなんかいない!誰も傷つけてなんかいない!!」




    ハンネス「」




    エレン「なのになんで・・・?なんで殺されるんだよ」ギュッ




    ハンネス「エレン・・・」




    エレン「みんなして父さんを殺せ殺せって・・・」 ギリ




    ハンネス「」




    エレン「クソ・・・クソ・・・」ギュッ 




    ハンネス「・・・エレン、気持ちはわかるが今は外に出るな、見つかって殺されたら敵討ちもできないだろ?」




    エレン「」ジロ




    ハンネス「グリシャさんが誰に殺されたのかは俺が調べてやる、だからお前はここにいろ」スッ




    エレン「」ポン(頭)




    ハンネス「いいな?」




    エレン「」シュン!






    ペシッ!!




    ハンネス「!」ヒリ(手)




    エレン「」クル スタスタ




    ハンネス「」




    エレン「」スチャ(座)
    ※収納庫の端




    ハンネス「・・・じゃあ、俺は仕事に行くからな」ガチャ(ドア)




    エレン「」




    ハンネス「エレン、絶対にここを出るなよ」ガチャン




    エレン「」







    ポチャン




    エレン「ううっ・・・」





    母さん 父さん





    エレン「なんで・・・父さんまで死ぬんだよ」ポロポロ




    ・・・









    ・・












    ・・・一ヶ月後


    ー開拓地ー



    ザクッザクッ!! ガシャガシャ!!



    兵士「休むな!!どんどん(木を)伐採し!!そして土を耕せ!!」


    兵士「そこ!!しっかりやれ!働かないものにはこの土地を使わせないぞ!」




    住人「チッ、兵士共が偉そうに」

    住人「口出すだけならテメェ等もやれってんだ」




    アルミン「ハァハァ!ふっ!」ガシュ!!→畑(耕)




    ミカサ「」ズーーーン




    アルミン「・・・ミカサ、手動かさないとまた怒られるよ」




    ミカサ「」ズーーーン




    アルミン「ミカサ」ユサユサ




    「おい!!そこ!」スタスタ




    アルミン「!!」




    兵士(憲兵)「なにをサボっている!」ザッ




    アルミン「す、すいません!!」

    ミカサ「」




    兵士「!またお前らか!毎回毎回!」




    アルミン「すいません!ミカサはまだ怪我が完治してなくて・・・」




    兵士「黙れ!!言い訳するな!」バッ




    アルミン「!」




    兵士「」シュンッ!!




    ミカサ「」






    ガシッ!!




    アルミン「!!」




    兵士「なっ!」 ギチギチ




    ハンネス「ガキ相手になにやってんだよ」ギュウウウッ!




    兵士「っ!は、放せ!」ミチ! バッ!




    ハンネス「」




    兵士「邪魔すんじゃねぇよ!俺たち人類は巨人に領土を奪われて備蓄が足りてないんだよ!その問題解決のためにも一刻も早くこの場を耕地にし食料を確保しないといけないんだよ!子供だろうとサボることは許さん!」




    ハンネス「だからってガキを殴っていい理由になるかよ」ズン!!




    兵士「!!」




    ハンネス「失せろ」




    兵士「っ!ふんっ!」クル タタタ
  50. 50 : : 2021/05/08(土) 22:01:08
    この作品とは関係ないですが、ヤンデレとツンデレのほうも更新お願いします!
  51. 51 : : 2021/05/12(水) 16:04:27
    ハンネス「・・・大丈夫か?」




    アルミン「ハンネスさん、ありがとうございます!」ペコ




    ハンネス「いいって気にすんな」




    「ハンネスさん」ユラ




    ハンネス「ん?」




    ミカサ「エレンは・・・エレンは見つからないんですか?」




    ハンネス「・・・まだ兵団で見つかったって報告はあがってないな」




    ミカサ「・・・そう・・・ですか」




    アルミン「でも見つかったらエレンとおじさんは・・・」




    ハンネス「ああ、だから見つからない方がいい」




    ミカサ「・・・例えそうだとしても私は」ギュッ(マフラー)





    エレンに会いたい・・・





    ミカサ「エレン・・・」





    ザザザザザ

    ーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ・・・数年前



    ー山奥:小屋ー



    ミカサ「」ギチ(縛)




    人攫い1「くそ!母親の方は殺すなって言っただろうが!」

    人攫い2「仕方ないだろ!!抵抗されたんだから」

    人攫い3「それよりコイツ売れるのか?」ゲシッ




    ミカサ「」グイ




    人攫い1「それなら問題ない。そいつは東洋人っていう種族でマニアに売ればめちゃくちゃ高く売れるぜ。」




    人攫い3「けっ!ちょっと外行ってくる!」スタスタ ガチャ(ドア)




    ミカサ「」






    お母さんもお父さんも殺された・・・






    もう生きてても意味がない






    もういっそのこと・・・






    ミカサ「・・・死にたい」ボソ





    ガチャ(ドア)




    人攫い1・2「!」クル




    エレン「あ、あの・・・すいません」




    人攫い1「て、テメェ!!どうしてここがわかった!?」




    エレン「え?ぼ、僕、森で迷って小屋が見えたから・・・」




    人攫い1「!な、なんだそうだったのか。もう大丈夫だぞ、おじさん達と一緒にドンッ!




    人攫い1「あ?」




    エレン「もう大丈夫だから・・・」シュンッ!!




    人攫い1「」ザクッ!!(首)




    エレン「死んじゃえよ」




    人攫い1「かはっ!!」ベチャ!! ドテッ




    人攫い2「なっ!テメェ!」ダッ!




    エレン「」シュンッ!!→ナイフ(投)




    人攫い2「ぎゃっ!!」ズブッ!!




    エレン「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」タタタ シュンッ!!




    人攫い2「ぐふっっ・・・」ベチャ(喉)




    エレン「死ね!死ね死ね死ね!!!」シュンシュンシュン!!!




    人攫い2「ごおおが・・・・」ズブズブッ!!




    エレン「ハァハァ・・・」




    ミカサ「・・・・誰?」




    エレン「ハァハァ・・・もう大丈夫だ、安心しろ」スタスタ カチャ




    ミカサ「」ズサッ→縄(切)
  52. 52 : : 2021/05/12(水) 17:13:54
    エレン「お前ミカサだろ?俺はエレン、前に会ったことあるだろ?お前の家に父さんと行ったらお前の親が殺されててお前だけがいなかったからもしかしたらとおもってよ」




    ミカサ「・・・」




    エレン「?どうした?」





    ミカサ「三人いたはず」





    ガチャン




    エレン・ミカサ「!」




    人攫い3「!」




    人攫い1・2「」ベチャベチャ




    エレン「っ!!」ダッ




    人攫い3「このっ!!」シュンッ!!




    エレン「ぐっ!」メキッ!!




    人攫い3「このガキ!!お前がやったのか!!!」ガシッ!!




    エレン「ぐがっ!ぐっ・・・」ギチギチ(首)




    人攫い3「殺してやる!!!」ギュッ




    エレン「あが・・・ぐっ!!」ギチギチ




    ミカサ「あ・・ああ・・・」オロオロ




    エレン「くっ!・・た・・・・た・・・」ギチギチ




    ミカサ「え・・・?」




    エレン「たたか・・・・え・・・・・闘え!!!」ギチギチ




    ミカサ「え・・・・で・・・・でも・・・・」




    エレン「闘わなければ勝てない!!!ぐっ!!」ギチギチ




    人攫い3「何言ってやがる!!!」




    ミカサ「」ガタガタ  ギュッ(ナイフ)




    エレン「闘えええええええええええ!!!!!」ギチギチ




    ミカサ「     」











    ドクン!!




    ミカサ「・・・あ・・・あ”あ”ああああああああああああああ!!!!」ダッ




    ~~~~~~~時間経過~~~~~~~~


    ー外ー


    グリシャ「エレン!お前はなんてことをした!!」




    エレン「有害な獣を駆除した!それがたまたま人の格好をしていただけだ!!」




    グリシャ「そんなことを言ってるんじゃない!なぜ勝手に助けに行った!今回はお前が無事だからよかったのものの!」




    エレン「!だ、だって・・・・早く助けてやりたかった・・・」




    グリシャ「!・・・無事でよかった」ダキッ




    ミカサ「」




    グリシャ「・・・ミカサだね」クル




    ミカサ「先生・・・私どうすればいいですか・・・」




    グリシャ「!」




    ミカサ「お父さんもお母さんも殺されました、私にはもう、なにもありません・・・」




    グリシャ・エレン「」




    ミカサ「私は・・・」




    エレン「・・・」スゥ




    シュル!




    ミカサ「!」シュル(マフラー)




    エレン「これやるよ、暖かいだろ」クルクル→マフラー




    ミカサ「」




    エレン「帰る場所がないならウチに来いよ」




    ミカサ「え・・・」




    グリシャ「そうだミカサ、うちに来なさい。今日から私達が君の家族だ」




    ミカサ「家族・・・」




    エレン「ほら帰ろうぜ、俺たちの家に」スッ←手




    ミカサ「・・・うん、帰る」ツー(涙)




    ーーーーーーーーーーーーーーー




    ミカサ「(エレン、おじさん・・・)」




    ハンネス「・・・とりあえずお前達は今は与えられた仕事をちゃんとしていろ。そしてあまりエレン達の話はするな、仲間と思われたらなにされるかわからないからな」




    ミカサ「・・・はい」




    ハンネス「それじゃあ俺は仕事に戻る、お前らも頑張れよ」




    アルミン「はい、ありがとうございます」ペコ

    ミカサ「」ペコ




    ハンネス「」スタスタ チラ




    アルミン「さあミカサ、続きやろう」ガシッ(鍬)




    ミカサ「ええ」ガシッ




    ハンネス「・・・」スタスタ




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー地下街ー
  53. 53 : : 2021/06/12(土) 23:51:07
    更新待ってまーす
  54. 54 : : 2021/06/13(日) 18:02:04
    ガチャ


    ハンネス「ただいまー帰ったぞー」





    シーーーーーーーン





    ハンネス「・・・」チラ




    エレン「」ポツーーン
    ※部屋の端




    ハンネス「エレン、おかえりくらい言ってくれよ」




    エレン「」プイ




    ハンネス「・・・腹減ってるだろ?ほら」スッ→紙袋(飯)




    エレン「」ガシッ!!  ガツガツモグモグ!!




    ハンネス「おいおい、そんなに慌てて食わなくても誰も盗らねぇぞ」




    エレン「」ガツガツモグ゙モグ!!




    ハンネス「(まあ仕方ねぇか、育ち盛りなうえに一日一食でこの量じゃ・・・)ほらエレン」




    エレン「」ジロ モグモグ




    ハンネス「それだけじゃ足りないだろ?これも食えよ」スッ(パン)




    エレン「」モグモグ…




    ハンネス「あー・・・俺は向こう(仕事場)で食ってきたから腹いっぱいなんだよ!だからほら!」




    エレン「」ガシッ モグモグ




    ハンネス「・・・フッ」




    エレン「」モグモグ ガツガツ




    ハンネス「悪いなエレン、ずっと同じものばっかりで」




    エレン「・・・別に。食えるならなんでもいい」




    ハンネス「!そ、そうか・・・でももう少ししたらもうちょっとまともなものが食えるぞ!今開拓地では耕地を作って作物を育てるからな!」




    エレン「そう・・・」




    ハンネス「・・・っ、そうだ!そろそろ給与が支給される!なにかほしいものあるか?」




    エレン「ない」




    ハンネス「じゃ、じゃあ食べ物は?なにか食べたいものはあるか?」




    エレン「」ギリ




    ハンネス「料理だって俺はできるぞ!こう見えても訓練兵時代では同期の中でも一番「いらない!」




    ハンネス「!!?」




    エレン「食い物なんてどうでもいい」




    ハンネス「え、エレン・・・」




    エレン「ハンネスさん、もう一ヶ月は経った。まだ父さんを殺した奴は見つからないの?」




    ハンネス「・・・ああ」




    エレン「チッ!!」ギリ




    ハンネス「」




    エレン「くそ!くそ!!」ガンガン!!




    ハンネス「・・・エレン」




    エレン「なんだよ」ジロ




    ハンネス「仇討ちなんてやめろ」




    エレン「!!?はあ!?」




    ハンネス「グリシャさんを殺した奴はおそらく見つからない、見つかったとしてそいつを殺してもグリシャさんは帰ってこないぞ」




    エレン「そんなのわかってる!!!それでも・・・それでも許せねぇんだよ!」バッ!




    ハンネス「エレン、グリシャさんが巨人になってまでお前を助けたのはお前が大事だからだ」




    エレン「!」




    ハンネス「お前に死んでほしくないからは巨人に立ち向かったんだ」




    エレン「・・・」ギュッ




    ハンネス「今外に出ていって見つかれば指名手配中のお前は殺される。ここにいれば安全なんだ、自分から命を脅かすようなことはするな」




    エレン「」




    ハンネス「これから俺はお前とグリシャさんが死んだっていうデマの情報を流す、その噂が広まればお前の捜索の手は減る。そして時間が経てばこんな手配書のことなんて人々は忘れるさ」ポイ




    エレン「」




    ハンネス「だからエレン・・・な?」




    エレン「・・・ハンネスさんの言ってることはわかる」




    ハンネス「!エレン・・・」




    エレン「でも・・・それでも俺は・・・」ギュッ




    ハンネス「(・・・まあいきなり諦めろってのは無理があるか)」




    エレン「」




    ハンネス「」





    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーーーーー

    グリシャ「エレンのことを頼む」

    ーーーーーーーーーーーーーーー





    ハンネス「・・・なあ、エレン」




    エレン「ん」




    ハンネス「グリシャさんを・・・父親がいなくなって辛くて寂しいだろ」




    エレン「・・・なんだよ急に」




    ハンネス「いやだから・・・これからはよ!俺のことを父親だと思って接してくれいいぞ!」




    エレン「・・・・・・は?」




    ハンネス「『父ちゃん』って呼んでいいぞ!」ニッ




    エレン「だ、誰が呼ぶかよ!」




    ハンネス「恥ずかしがるなよ」ニヤニヤ




    エレン「恥ずかしがってなんかいねぇ!!アンタが父親なんて冗談じゃねぇ!」




    ハンネス「!・・・は、ははは、そっか・・そうだよな~」ヘラヘラ




    エレン「」ムス




    ハンネス「悪い悪い、冗談だ」ニッ




    エレン「ふんっ!笑えねぇ冗談だ」プイ
  55. 55 : : 2021/06/13(日) 23:25:55
    ハンネス「さて、じゃあ俺は明日も早いし寝るとするか」ゴロ





    エレン「(俺も寝よ)」ゴロ





    ハンネス「おやすみ、エレン」





    エレン「」シーーーン





    ハンネス「・・・おーーい、エレン」





    エレン「うるさい、さっさと寝ろよ」





    ハンネス「おー怖い怖い」





    エレン「(・・・何が父親だ)」





    ハンネス「」







    ・・・・本気だったんだけどな







    ハンネス「」ギュッ





    ・・・・












    ・・・












    ・・















    ・・・2ヶ月後



    ー兵団本部ー



    ガンッ!!



    兵士(憲兵)「まだ見つからないのか!!」





    兵士達(憲兵・駐屯兵)「」ザワザワ


    兵士「申し訳ありません!」


    兵士「現在も捜索は続けているのですが未だに目撃情報すらなく」


    兵士「おそらく隠れているのではないかと・・・」


    兵士「一部ではグリシャ・イェーガー、エレン・イェーガー共に死亡しているという噂も・・・」





    兵士「なんだそのデマ情報は!!くそ!!一体どこに隠れている」ガン!!! ギリ





    兵士「もしかすると誰かが匿っているのかもしれないな」





    兵士「は?巨人になる化物だぞ!誰が好き好んで匿うんだよ!」





    兵士「いいからさっさと見つけ出せ!!手配書に懸賞金を付け加えろ!!そして捜索の範囲をもっと広げろ!」





    兵士「はい、現在周辺の村々を捜索、あと地下街の方も調べています」






    ガチャッ!!





    兵士達「!!?」





    中央憲兵「失礼しますよ」スタスタ

    中央憲兵達「」スタスタ





    兵士「な、なんだ貴様は!今は会議中だぞ!」





    中央憲兵「・・・辺境の街の憲兵ごときが我ら中央憲兵にたいした度胸だな」





    兵士「!!?ちゅ、中央憲兵!?」


    兵士「もっとも王の近くで使えるあの憲兵・・・」


    兵士「し、失礼しました!!」ビシッ





    中央憲兵「・・・まあいい、それよりもまだ見つかってないみたいだな。例の巨人になる化物親子は」





    兵士「はい・・・捜索はしているのですが」





    中央憲兵「ハァ、まったく・・・さっさと探し出せ」ジロ





    兵士達「はっ!!!」





    中央憲兵「それとグリシャ・イェーガーとエレン・イェーガーを発見しても殺すな」





    兵士達「!!?」





    中央憲兵「生け捕りだ」





    兵士「ど、どうして生け捕りなど・・・」


    兵士「奴らは巨人でいつ我々人類を襲うかわからない存在です!生かしておくのは危険かと!」





    中央憲兵「王の命令だ」





    兵士達「!!」





    中央憲兵「奴らは壁の中を脅かす危険な存在ではあるが有益情報を持っていると判断した・・・よって生け捕りにし情報を聞き出すために生け捕りにする」





    兵士「な、なるほど・・・」


    兵士「しかし情報を聞き出すために生け捕りなど・・・」





    中央憲兵「ほお、王の命に従わないと・・・」ギロ





    兵士「!!い、いえ!決してそのようなことは!」ビシッ





    中央憲兵「ではさっさと見つけろ」クル スタスタ





    兵士達「はっ!!」





    ハンネス「・・・」






    ~~~~~時間経過(3日後)~~~~~~



    ー地下街ー
  56. 56 : : 2021/06/14(月) 02:52:59
    地下住民「あ?知るかよそんなガキ!」

    地下住民「そんなことより金くれよ、兵士さんよ~

    地下住民「ぶっ殺すぞ!!」カチャ





    兵士1「くそ!ろくな奴がいねぇ!」





    兵士2「まあ地下街だからな」





    兵士1「なあ帰ろうぜ、こんなところにいねぇって!」





    兵士2「そう言うな、あと少しだけ探すぞ」





    兵士1「けっ!!」





    兵士2「ほら、あそこのじいさんに聞き込みだ」タタタ





    地下住民「」スタスタ





    兵士2「おい!そこのじいさん!」





    地下住民「ん?・・・ワシか?」





    兵士2「ああ、こいつ等を探している」ペラ(手配書)





    地下住民「ん?グリシャ・・・イェーガーとエレン・イェーガー?ああ、ずっと前から噂になっとる巨人になる親子のことか」





    兵士1「この人相書と似たやつを見たことはあるか?」





    地下住民「さあ~見たことないの」





    兵士2「そうか」





    地下住民「ん?いや待て、こっちのグリシャ・イェーガーというやつは見たことないがこっちの子供の方は・・・ん~~」





    兵士2「なんだ?見たことあるのか?」





    地下住民「いや、だいぶ前にチラッと見たことあるだけじゃからの・・・」





    兵士1「なんだ!気になることがあるならさっさと言え!」





    地下住民「・・・ワシの家で二人組の親子に収納庫を貸してるんじゃが子供の方はこの絵に似てたような気がするんじゃよ」





    兵士1「!!?なに!?それは本当か!?」

    兵士2「親子と言っていたな!コイツ(グリシャ)じゃないのか!?」ペラペラ!!(手配書)





    地下住民「いや、父親の方はたまに見るがこんな顔じゃないぞ」





    兵士1「おい貴様!!早くそいつ等に貸している収納庫に案内しろ!」





    地下住民「なんじゃなんじゃ、まったく年寄りはもっと労わらんかい」クル スタスタ





    兵士達「」スタスタ







    ・・・数十分後



    ー収納庫ー



    地下住民「ココじゃ」





    兵士1「おい」クイ





    兵士2「ああ」ササッ





    収納庫





    兵士1「」スッ・・・・ガチャ!!





    兵士2「動くな!!!」カチャ(銃)





    収納庫(内)  シーーーーン





    兵士1「!!」





    兵士2「おい!誰もいないぞ!!」





    兵士1「どういうことだ!」





    地下住民「知らんわい、出掛けとるんじゃろ」クル スタスタ





    兵士1「!おい待て!どこに行く!」





    地下住民「ワシは忙しいんじゃ、貴様等にこれ以上かまってられるか。その辺にあるもん壊すなよ」スタスタ





    兵士1「くっ!くそ!」





    兵士2「おい見ろ!」





    兵士1「あ?なんだよ!」





    兵士2「見ろ!生活した跡があるぞ」





    兵士1「!」





    収納庫(内)  ゴチャ・・・





    兵士1「つまりここにグリシャ・イェーガー達が住んでいたってことか?」





    兵士2「あの親子かどうかはわからないが人が住んでいたのは確かだ。少し待つぞ、あのじいさんが言っていた通り出掛けているなら帰ってくるはずだ」





    兵士1「おう!もしも化物親子だったらぶん殴って取っ捕まえてやる」パシン








    「」ササッ
    ※物陰





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ー地下街:ボロ小屋ー



    ガチャ



    ハンネス「ふぅ・・・ただいま、エレン」





    エレン「」ツーーーン
  57. 57 : : 2021/06/14(月) 02:55:07
    ハンネス「・・・やっぱり移動して正解だった、あっちの方に兵士が来ていた」





    エレン「」





    ハンネス「安心しろエレン!ここら辺はもう捜索してお前はいないって報告している!もうここら辺は捜索しないだろう!」





    エレン「」ギュッ





    ハンネス「前住んでたところより少し・・・いや、結構汚いが掃除すればなんとかなるだろ!!」





    エレン「・・・」





    ハンネス「よし!それじゃあ早速掃除するか!」ガシッ(箒)





    エレン「・・・・いつまでこんな生活続けんだよ」





    ハンネス「!!」





    エレン「こんな汚ェところで人目につかないように閉じこもって・・・見つかりそうになったら逃げて、また逃げてを繰り返す」





    ハンネス「」





    エレン「ずっとこんなこと続けるくらいならいっそ・・・」





    ハンネス「!おい!なに考えてんだ!ダメに決まってんだろ!」





    エレン「」





    ハンネス「大丈夫だ!!時間が経てばお前のことなんて探す奴はいなくなる!大丈夫だ!」





    エレン「・・・・・・ハンネスさんももういいよ」





    ハンネス「!?」





    エレン「今まで匿ってくれたことは感謝している・・・でももう俺を匿うのも限界だろ。いずれ見つかる。そして俺を匿っているハンネスさんは重罪だぞ、手配書に書いてあっただろ」





    ハンネス「エレン・・・」





    エレン「もういい・・・今まで本当にありがとう。ハンネスさんも家族がいんだから俺なんか匿ってないで自分の家族を大切にしなよ」





    ハンネス「」





    エレン「」





    ハンネス「・・・・家内は死んだよ」





    エレン「       え」





    ハンネス「超大型巨人が壊した瓦礫に下半身が潰されて・・・」





    エレン「」





    ハンネス「・・・ちょっと外出てくるな」クル





    エレン「!あ・・・」





    ハンネス「ついでに飯買ってくるからな」ニッ ガチャン(ドア)







    シーーーーーーーン







    エレン「・・・・ハンネスさん」





    ・・・










    ・・













    ・・・1時間後


    ー地下街:ボロ小屋ー
  58. 58 : : 2021/06/14(月) 21:22:16
    ガチャ



    ハンネス「ただいまー帰ったぞー」






    シーーーーーーーン






    ハンネス「・・・「おかえり」はどうした?エレン」クル





    エレン「」スースー(寝)





    ハンネス「!おっと寝てたのか・・・」





    エレン「」スースー





    ハンネス「・・・」スタスタ





    エレン「」スースー





    ハンネス「」スー








    ポン





    ハンネス「たく、いつも生意気な奴が寝てる時だけ可愛い顔しやがって」クス ナデナデ





    エレン「」ナデナデ





    ハンネス「こんな汚い場所で寝かせちまって悪いな、エレン」





    エレン「」





    ハンネス「あと俺のこと心配してくれてありがとな・・・・でも大丈夫だ」





    エレン「」





    ハンネス「俺は絶対にお前を見捨てない、絶対だ」





    エレン「」





    ハンネス「」





    エレン「」





    ハンネス「」ギュッ





    エレン「」





    ハンネス「・・・エレン、あの時はホントにごめんな」ギュッ





    エレン「」





    ハンネス「俺があの時、巨人に立ち向かう勇気があれば・・・」





    エレン「」





    ハンネス「俺に巨人を倒せる力があったら、カルラさんは・・・」





    エレン「」





    ハンネス「あの時誰よりもカルラさんを助けたかったはずのお前を・・・俺は・・・俺は・・・」





    エレン「」





    ハンネス「お前とミカサを助けるためって理由つけて・・・俺は逃げた、巨人が怖くて・・・逃げた」





    エレン「」





    ハンネス「自分の命可愛さに俺は逃げて・・・・お前の母ちゃんを・・・」





    エレン「」





    ハンネス「エレン」ツー












    ポチャン





    ハンネス「ホント・・・ホントごめんな、ごめんな」ポロポロ





    エレン「」ポタポタ





    ハンネス「お、俺はグリシャさんからお前のことを頼まれた・・・その時決めたんだ」ギュッ





    エレン「」





    ハンネス「お前を絶対守る・・・そして」スー





    エレン「」ポン





    ハンネス「お前の父親のような存在であろう、自分の息子のように愛そうって決めたんだ」





    エレン「」





    ハンネス「・・・・まあお前からしたらバカな話だよな。お前の父親はグリシャさんただ一人」ムク(立)





    エレン「」





    ハンネス「こんなみっともない酒好きジジイが父親だなんて嫌に決まってるよな」スタスタ ガチャ








    ガチャン・・・・





    エレン「」






    ポタポタ・・・






    エレン「ううっ・・・」ポロポロ  ギュッ





    ーーー












    ーー















    ・・・次の日(朝)



    ー地下街:ボロ小屋ー



    ハンネス「」スースー(寝)





    「おい、起きろよ」





    ハンネス「ん・・・あぁ・・・?」パチ





    エレン「やっと起きたか」





    ハンネス「エレン・・・・!!?エレン!?」ムク





    エレン「!な、なんだよ」ジリ





    ハンネス「お、起こしてくれた・・・?お前が?」





    エレン「なんだよ、俺が起こしちゃ悪いのかよ」





    ハンネス「い、いや、お前が今まで起こしてくれたことなんて一度もなかったから・・・」ポリポリ





    ボロ小屋(内)  ピカピカ!





    ハンネス「!!!?」キョロキョロ





    ボロ小屋(内) ピカピカ!





    ハンネス「(き、きれいになって。どうしてだ?俺は昨日掃除しないで寝て・・・!!)え、エレン!お前が掃除してくれたのか?」





    エレン「そんなことどうでもいいだろうが、それよりもさっさと仕事行けよ」





    ハンネス「え・・・あ、ああ」タタタ





    エレン「」





    ハンネス「じゃ、じゃあ、行ってくるな」ガチャ





    エレン「・・・・いってらっしゃい」ボソ





    ハンネス「       」クル





    エレン「あ?なんだよ」





    ハンネス「いや、今・・・」





    エレン「さっさと行け!」





    ハンネス「!お、おう」ガチャン





    エレン「たく・・・」





    ーーーー












    ーーー












    ーー
















    ・・・3ヶ月後



    ー?ー
  59. 59 : : 2021/06/26(土) 10:18:29
    期待です頑張って下さい!
  60. 61 : : 2021/06/30(水) 23:41:20
    憲兵達「」ザッ




    ?「まだグリシャ・イェーガーとエレン・イェーガーは見つからないのみたいだな」




    憲兵「はい、申し訳ありません」

    憲兵「捜索の範囲を広げているのですが隠れるのが上手いようで」




    ?「言い訳はいい、さっさと見つけだせ」ジロ




    憲兵達「はっ!!」ザッ




    ?「下がれ」




    憲兵達「」ゾロゾロ  ガチャン




    ?「・・・ハァ」ダラ







    「お父さん」ザッ




    ?「・・・ああ『フリーダ』か」クル
    ※ロッド




    フリーダ「まだイェーガー親子のこと探してるの?」




    ロッド「ああ、野放しにしておくのは危険だ」




    フリーダ「」




    ロッド「この我々の楽園(壁内)を守るために危険な芽は摘んでおかなくてはならない。わかるだろフリーダ」




    フリーダ「・・・うん」




    ロッド「奴らの持つ巨人を誰に継がせるか決めておかなくてはな」




    フリーダ「」




    ロッド「抵抗する場合は・・・フリーダ、頼むぞ」




    フリーダ「・・・うん、わかった。それじゃあ私はもう疲れたから寝るね」




    ロッド「ああ、おやすみ」




    フリーダ「おやすみなさい」クル スタスタ




    ロッド「(さて誰に継がせるか・・・中央憲兵に、いやウーリに懐いていたあの番犬に)」




    フリーダ「・・・」スタスタ ギュッ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー地下街:ボロ小屋ー



    ハンネス「ただいまー」ガチャ




    ポタポタ……




    ハンネス「」




    エレン「ハァハァハァ・・あ、おかえり」ポタポタ(汗)




    ハンネス「おーおー今日も頑張るなー」




    エレン「見つかった時逃げるために体力は必要だろ」




    ハンネス「まあそうだがあまり無理すんなよ」




    エレン「わかってる。それよりも早く飯食おうぜ、腹減った」




    ハンネス「おう、今日の飯はなんだ?」




    エレン「はい」トン




    芋 ポツーーン




    ハンネス「えーー!これだけかよ!」




    エレン「仕方ねぇだろ!もう食材がねぇんだから!大体何日も前から俺言ってたよな!?もう食材ねぇから買ってきてくれって!」




    ハンネス「あれ?そうだったっけ?夢じゃないか?」




    エレン「!(この野郎・・・)」プルプル(拳)




    ハンネス「ははは!そう怒んな!明日ちゃんと買ってくるからよ!」バンバン!




    エレン「期待しないで待っててやるよ」




    ハンネス「ははは!あ!それよりいい知らせがあるぞ!」




    エレン「いい知らせ?」




    ハンネス「ふふふ、なんと部隊長へと昇格したのだ!!」




    エレン「!部隊長・・・ハンネスさんが隊長?」




    ハンネス「おう!」




    エレン「ハンネスさんが隊長・・・」




    ハンネス「?エレン?」




    エレン「ハァ・・・世も末だな」ヘラ




    ハンネス「!!」




    エレン「人手が足りてないから仕方なくハンネスさんを・・・」




    ハンネス「なんだと!!実力だ実力!!」




    エレン「」




    ハンネス「」




    エレン「・・・はっ」ヘラ




    ハンネス「!コイツ!!」ムカ!! ガシッグリグリ!!




    エレン「イデデデデデッ!!!なにすんだよ!」シュンッ!




    ハンネス「イデッ!!やったな!!」ガシッ(髪)





    ボカッボカッ!!  ギャーギャー!




    エレン・ハンネス「」ワーワー! ギャーギャー!





    ・・・










    ・・













    ・・・数週間後


    ー駐屯兵団本部ー
  61. 62 : : 2021/07/06(火) 23:08:59
    ハンネス「それじゃあこの資料まとめておいてくれ」




    駐屯兵「はい」




    ハンネス「よし!お前ら!見回り行くぞ!」タタタ




    駐屯兵達(部下)「はい!」タタタ




    駐屯兵A「・・・ハンネスのやつなんか真面目になったな」




    駐屯兵B「ああ、部隊長まで昇格してるしな」




    駐屯兵A「でも最近付き合いわりぃよな」




    駐屯兵B「今日あたり誘ってみようぜ」




    駐屯兵A「だな」




    ~~~~~~時間経過~~~~~~~




    ハンネス「それじゃああとは頼むぞ」




    駐屯兵「はい!お疲れさまでした!」ペコ




    ハンネス「(帰りに食材買わないとな)」クル スタスタ




    「おーい!ハンネス!」




    ハンネス「ん?」クル




    駐屯兵A・B「」ザッ




    ハンネス「なんだお前らか」




    駐屯兵A「あ?なんだとはなんだ!」




    駐屯兵B「ハンネス、これから一緒に飯でもどうだ?」




    ハンネス「!」




    駐屯兵A「昇格して結構(金)もらってんだろ?奢ってくれよ」ニヤニヤ




    ハンネス「・・・あー悪い、用事あるから無理だ」




    駐屯兵A「用事ってなんだよ」




    ハンネス「別にたいした用じゃねぇさ」




    駐屯兵A「たいした用じゃないなら別にいいじゃねぇか、付き合い悪いな」




    ハンネス「なら大事な用だ、じゃあな」タタタ




    駐屯兵A「!おい!」




    駐屯兵B「・・・行っちまったな」




    駐屯兵A「チッ、ホントに付き合い悪いな」




    駐屯兵B「用事なら仕方ねぇよ。俺達だけで行こうぜ」スタスタ




    駐屯兵A「ああ」スタスタ





    ・・・一時間後


    ー飯屋ー


    ガヤガヤ  ワイワイ



    駐屯兵A「くはぁ~~~///!!」プハッ!!




    駐屯兵B「あんまり飲みすぎんなよ」ゴクゴク




    駐屯兵A「うぃ~~///いいじゃねぇか、もう数ヵ月は飲んでなかったんだからよ///」




    駐屯兵B「まあそうだな」




    駐屯兵A「たく、安い給与じゃやってられねぇよ!もっと上げろっての!」




    駐屯兵B「この状況じゃ無理だろ」




    駐屯兵A「くそ!あーー金ほしいー!」




    駐屯兵B「同感だ」





    「」タタタ




    駐屯兵B「ん?」チラ




    ハンネス「」タタタ ギュッ→紙袋(食材)




    駐屯兵B「おい、あれハンネスじゃねぇか?」




    駐屯兵A「あ?」チラ




    ハンネス「」タタタ




    駐屯兵A「ホントだ。アイツ用事あるとか言ってなかったか?」




    駐屯兵B「言ってたな。なんか食材いっぱい持ってるがあれが用事だったんじゃないのか?」




    駐屯兵A「か~!さすが部隊長様はお金持ってやがるな~!」




    駐屯兵B「まあ俺達よりは(給与)もらってるだろうな」




    ハンネス「」タタタ




    駐屯兵A「・・・おい、行くぞ」ガタ




    駐屯兵B「は?どこに?」




    駐屯兵A「アイツの家だよ」




    駐屯兵B「!?」




    駐屯兵A「同期の俺達さしおいてアイツだけあんなに食いもん腹いっぱい食えるなんて不公平だろ!部下である俺達に少し恵んでもらおうぜ、ついでに酒なんかもよ」ニヤ




    駐屯兵B「!・・・確かにそうだな」ニッ




    ーーーーーーーーーーーーーーーーー



    駐屯兵A・B「」




    地下街  ジメジメ  ゴチャグチャ…




    駐屯兵A「お、おい、ここって治安が悪いって評判の地下街だよな・・・」




    駐屯兵B「あ、ああ」




    駐屯兵A「なんでハンネスのやつなんでこんなところに・・・」




    駐屯兵B「知るかよ、それより見失うぞ」タタタ




    駐屯兵A「!ま、待てよ!」タタタ




    ハンネス「」タタタ




    駐屯兵A「ハァハァ!くそ!どこまで行くんだよ!」タタタ フラフラ




    駐屯兵B「知るか!もっと速く走れ!」タタタ




    ハンネス「」タタタ……ピタ




    駐屯兵B「!おい、止まれ!」バッ




    駐屯兵A「!ハァハァハァ!な、なんだよ」




    駐屯兵B「あれ見ろよ」クイ




    駐屯兵A「あ?」ジロ




    ハンネス「」ガチャ(ボロ小屋)
  62. 63 : : 2021/07/07(水) 23:20:36
    駐屯兵A「!!はあ!?あ、アイツあんなボロ小屋に住んでんのかよ!」




    駐屯兵B「そう・・・みたいだな」




    駐屯兵A「なんでこんなところに住んでんだよ、わけわかんねぇ」




    駐屯兵B「」スタスタ ササッ




    ボロ小屋(窓)




    駐屯兵B「」チラ




    ボロ小屋  ワイワイ!




    駐屯兵B「!!」




    駐屯兵A「おい、どうした?」スタスタ




    駐屯兵B「しっ!静かにしろ」




    駐屯兵A「あ?」




    駐屯兵B「見てみろよ」クイ




    駐屯兵A「なんだよ」チラ




    ボロ小屋 エレン・ハンネス「」ワイワイ




    駐屯兵A「!!」




    ボロ小屋  エレン「」ニッ




    駐屯兵A「な、なあ、あれって・・・」




    駐屯兵B「こっち来い」ガシッ グイ




    駐屯兵A「!お、おい!」トトッ




    駐屯兵B「」スタスタ




    駐屯兵A「おい!放せって!自分で歩ける!」スタスタ バッ




    駐屯兵B「」クル




    駐屯兵A「・・・なあ、ハンネスと暮らしてたガキ。どう見てもアイツだよな?」




    駐屯兵B「ああアイツだ。父親の方は見えなかったがおそらく出掛けてんだろ」




    駐屯兵A「くそ!どおりで見つからないわけだ!」パシン




    駐屯兵B「兵士が匿えば嘘の報告で捜索を躱すことは可能だ」




    駐屯兵A「そういえばハンネスはあの親子のことをやけに庇ってたな、伝染病の時の恩人とかなんとかって」




    駐屯兵B「この際そんなことどうでもいい、捕まえるぞ」




    駐屯兵A「・・・いや待て」




    駐屯兵B「!」




    駐屯兵A「今捕まえに突撃しても逃げられるかもしれねぇだろ」




    駐屯兵B「た、確かにそうだな」




    駐屯兵A「中央憲兵の奴らに報告し協力してあの親子と匿ったハンネスを捕まえるんだ。発見したのは俺達だ!かなりの報奨金がもらえるはずだ!そして一気に出世間違いなしだ!」




    駐屯兵B「・・・ああ」ニッ




    ・・・









    ・・











    ・・・次の日(夜)


    ー駐屯兵団本部ー



    ハンネス「よし、それじゃあな」




    駐屯兵達「お疲れさまでした!」ペコ




    ハンネス「(あ、そうだ。服を買って帰るか、結構ボロボロの服使い回してるからな。それと他にも・・・)」 スタスタ




    「おーい!ハンネス!」




    ハンネス「ん?」クル




    駐屯兵A「今日こそ飯食いにいこうぜ」ニッ




    ハンネス「またお前か。悪い今日も用事がある」




    駐屯兵A「用事ね・・・それは俺達よりも大切な用事か?」




    ハンネス「は?」




    駐屯兵A「同期の俺達とより親睦を深めることよりも大切な用事かって聞いてんだよ」




    ハンネス「・・・ああ、大切だな」




    駐屯兵A「」ピキ




    ハンネス「じゃあな」クル タタタ




    駐屯兵A「・・・ああそうかよ」ギリ




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー地下街:ボロ小屋ー



    ハンネス「どうだ?サイズあってるか?」




    エレン「あー少しでかい」ブカブカ(服)




    ハンネス「あ~やっぱりでかいか。まあそのうち体もでかくなって合うだろ」ポリポリ ニッ




    エレン「・・・フッ、それもそうだな」





    そんなにずっと一緒にいてくれるのかよ





    エレン「(たく・・・)」クス









    ドドド……




    エレン「」ピク




    ハンネス「さて、そろそろ飯を食おうぜ」




    エレン「」




    ハンネス「?エレン?」




    エレン「・・・」ムク スタスタ




    ハンネス「?」




    エレン「」チラ(窓)





    ?「」ゾロゾロ
    ※外





    エレン「!!!?」




    ハンネス「?どうした?」スタスタ  チラ




    中央憲兵達「」ゾロゾロ




    ハンネス「!!?なっ!?」
  63. 64 : : 2021/07/07(水) 23:55:57
    エレン「あれって兵士だよな・・・」




    ハンネス「あ、ああ(あの紋章憲兵団)」ジーー




    中央憲兵達「」ゾロゾロ ザッ




    ハンネス「(この小屋を見ている・・・てことはエレンがここにいるってわかってるのか!)」







    くそ!







    なんで!?







    どうしてここにいるってわかったんだ!







    いやそんなことより!







    ハンネス「」チラ




    エレン「(あの兵士達こっちを見てる・・・)」ゴクリ




    ハンネス「・・・スーーーー・・・ふぅー(落ち着け、俺のやることは最初から決まっている)」ギュッ




    エレン「(どうしよう、どうしたらいいんだ?このままじゃ俺だけじゃない!俺を匿ってくれたハンネスさんまで!どうしたらいいんだ!?)」




    スゥ…




    エレン「!」ポンッ(頭)




    ハンネス「なに難しい顔してんだ」ニッ




    エレン「ハンネスさん・・・」




    ハンネス「わかっているとは思うがどうやら見つかったみたいだ、おそらく警戒しつつ突入の機会をうかがってるんだろうな」




    エレン「・・・」




    ハンネス「フッ、心配すんなエレン。大丈夫だからよ」ポンポン




    エレン「なにが大丈夫なんだよ」ジロ




    ハンネス「!」




    エレン「ここから見えただけでも10人以上いた!おそらく外にはもっといる!どうやっても逃げれっこない!もう無理だ!終わりだ!」




    ハンネス「」




    エレン「終わりだ・・・終わりなんだよ」ガク




    ハンネス「」




    エレン「・・・俺捕まったら殺されるんだよな?」




    ハンネス「ああ、間違いなく」




    エレン「俺を匿ったハンネスさんも無事じゃすまないだろ?」




    ハンネス「・・・まあそうだな」




    エレン「そっか・・・そうだよな」




    ハンネス「」




    エレン「ごめん、ハンネスさん。俺なんかを匿ったばっかりに」




    ハンネス「」




    エレン「ごめん、ごめん、ごめnグイ




    エレン「!!」ダキッ




    ハンネス「謝るなエレン」 ギュッ




    エレン「ハンネス・・・さん」




    ハンネス「ありがとな、エレン。俺の心配してくれて」




    エレン「」




    ハンネス「エレン、時間がない。今から言うことをよく聞け」




    エレン「!う、うん」




    ハンネス「今から俺がここを出て奴ら引き付ける!その隙にバレないように最低限の荷物もってここを出ろ!そしてできるだけ遠くに逃げるんだ!」




    エレン「!!!?」




    ハンネス「じゃあはじめるぞ」




    エレン「ちょ、ちょっと待てよ!なに言ってんだよ・・・引き付けるって、その隙に逃げろってなんだよ」




    ハンネス「言葉通りだ、逃げろ」




    エレン「!っ・・・」ギリ




    ハンネス「もういいか?やるぞ」クル





    ギュッ





    ハンネス「!」グイ




    エレン「・・・なんで?」




    ハンネス「ん?」




    エレン「なんで・・・なんでそこまでしてくれるだよ」ギュッ




    ハンネス「」




    エレン「俺は・・・俺はただの・・・ただの父さん(恩人)の息子ってだけだ」




    ハンネス「」




    エレン「なのになんで俺なんかのためにそこまで・・・」




    ハンネス「・・・フッ、そんなの決まってるだろ」スゥ




    エレン「」ポンッ




    ハンネス「俺がお前の『父ちゃん』だからだよ」ニカ




    エレン「        」




    ハンネス「息子を守らねぇ父親がどこにいんだよ」




    エレン「      」




    ハンネス「生きろよ、エレン」




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー地下街:ボロ小屋周辺ー
  64. 65 : : 2021/07/09(金) 16:28:20
    マジ期待
  65. 66 : : 2021/07/09(金) 21:42:14
    ハンネスパパさんマジイケメンw
    期待!
  66. 67 : : 2021/07/10(土) 09:18:33
    ハンネスーおまえ死んじまうのかよ~

    期待です頑張ってください
  67. 68 : : 2021/07/14(水) 16:28:56
    ゾロゾロ


    中央憲兵達「」ゾロゾロ

    憲兵「いつでも突入できます!逃げる前に早く突入しましょう!」

    憲兵「そう慌てるな、奴らは巨人に変身する化け物だ。慎重にいくぞ」

    憲兵「は、はい!」

    憲兵「それと殺さないよう気をつけろと念押ししておけ、からなず生け捕りにするんだ」

    憲兵「はい!」







    ガチャン!!!




    兵士達「!!!?」




    ハンネス「」ザッ  ギュッ(?)
    ※フード被る




    憲兵「出てきたぞ!!」

    憲兵「フードで顔を隠している!!グリシャ・イェーガーかもしれん!」

    憲兵「いや!駐屯兵団の兵士かもしれないぞ!」

    憲兵「なにか抱えているぞ!!」




    ハンネス「」ダッ!




    中央憲兵達「!!?」

    憲兵「突っ込んで来るぞ!」




    ハンネス「」タタタ




    憲兵「っ!!」カチャ(銃)

    憲兵「!!バカ!!撃つな!生け捕りだぞ!」

    憲兵「!!」




    ハンネス「しっかり掴まってろエレン!」タタタ




    中央憲兵達「!!」




    ハンネス「どけえええええええええっ!!!」タタタ ブオオンッ!!




    憲兵「ぐがっ!!!」バキッ!!




    ハンネス「」ダッ!!!




    憲兵「!!ぬ、抜けられた!!」

    憲兵「なにをやっている!!追え!!」

    中央憲兵達「」タタタ




    ハンネス「」タタタ  チラ




    中央憲兵達「」タタタ




    ハンネス「(よし!!)」タタタ





    ボロ小屋




    エレン「」スー  キョロキョロ





    シーーーーーーーン





    エレン「(誰もいない・・・)」







    早く逃げないと








    ハンネスさんが俺を逃がすために








    命懸けで作ったこの状況を








    エレン「(無駄にしないためnダンッダンッ!!




    エレン「!!」クル





    ソッチニイッタゾ!!  サキマワリシロ!!  ダンッ!!





    エレン「     っ!」ギリ






    ハンネス・・・






    エレン「くっ!!」ダッ!




    ーーーーーーーーーーーーーーー


    ー地下街ー


    タタタ  ポタポタ



    ハンネス「ハァハァハァ!!くっ!」タタタ ポタポタ→肩(血)




    憲兵「!いたぞ!!」ザッ




    ハンネス「!くそ!!」クル タタタ




    憲兵「逃がすな!!」

    憲兵「撃て!!足を狙え!!」ダンッ!!




    ハンネス「ハァハァハァハァ!!」タタタ  カク!!




    憲兵「そっち行ったぞ!!」タタタ

    憲兵「捕まえろ!」タタタ
  68. 69 : : 2021/07/14(水) 19:41:47
    ハンネス「ハァハァハァ!!」タタタ





    憲兵「」バッ





    ハンネス「!!」タタタ 





    憲兵「おらっ!!!」シュンッ!!!





    ハンネス「がっ!!!」バキッ!!! ドテッ!!





    憲兵「ハァ・・ハァ・・手間取らせやがって」





    ハンネス「くっ!」グググ





    憲兵「おい!!こっちに来い!」ガシッ!!





    ハンネス「!!触るな!!!」シュンッ!!!





    憲兵「ぶふっ!!!」メゴッ!!!





    ハンネス「ハァハァハァ!」





    憲兵×3「どうした!!」タタタタ





    ハンネス「!くっ・・・お、俺の息子には指一本触れさせねぇぞ!!」ダッ!!





    憲兵「おい!大丈夫か!?」ササッ

    憲兵「大丈夫だ、それより奴を追え!」グググ

    憲兵×3「おう(ああ)」ダッ





    ハンネス「ハァハァハァ!(くそ!ヤバい!だんだん追い詰められてきている!捕まるのも時間の問題か・・・)タタタ






    いや!今はそんなこと考えるな!






    ハンネス「(今は一秒でも長く逃げることだけを考えろ!!)」ギュッ タタタ








    パシュッ!!





    ハンネス「!」タタタ





    ?「たく、兵士共はなにやってんだか」パシュッ シュンッ!!





    ハンネス「うぐっ!!!」メキメキッ!!





    ?「おら!」グンッ!!





    ハンネス「がっ!!!」ザザザザザ ドンッ!!





    ?「ほれ」ダンッ!!(銃)





    ハンネス「!!があああっ!!」ブチュッ!!(足)





    ?「もうこれで追いかけっこは終わりだ」





    ハンネス「ぐっ!!くっ・・・」グググ






    ゾロゾロ!!!






    ハンネス「!!」





    中央憲兵達「」ゾロゾロ  ザッ





    ハンネス「・・・くそ」ギリ





    ?「たく、遅ェんだよお前ら」





    憲兵「すまない、中々すばしっこくてな」





    ?「あ~はいはい、言い訳お疲れさん」ジロ





    ハンネス「っ・・・」





    ?「で?アレがグリシャ・イェーガーか?顔見えないからわかんねぇな~」ジーーー





    憲兵「おそらくグリシャ・イェーガーだ、そして奴が逃亡する際に発していた言葉から察するにあのかかえている大きな布袋の中身は息子のエレン・イェーガーだろうな」





    ?「そうか?そうには見えないんだけどな~」





    憲兵「間違いない。おい!貴様!!」





    ハンネス「」ジロ





    憲兵「無駄な抵抗はするな、貴様はもう包囲されている」





    ハンネス「」チラ  チラ





    中央憲兵達「」ゾロゾロ(囲)





    憲兵「おとなしく投降しろ」





    ハンネス「・・・・はっ」ヘラ





    中央憲兵達「!」





    ハンネス「断る」





    憲兵「なんだと」ギロ





    ハンネス「(奴らは俺を生け捕りにしないといけない!殺さないためにも銃は撃ってこないはず!)」グググ ザッ





    中央憲兵達「!!」





    ハンネス「(最初同様正面突破だ)」ポタポタ→足(血)  ダッ!!





    中央憲兵達「!!」

    憲兵「突っ込んできます!!」

    憲兵「守備を固めろ!」





    ハンネス「どけっっっ!!!!!」タタタ  ブンッッ!!!





    パシンッ!!





    ハンネス「!!」グググ





    ?「足撃たれたのによくそんなに走れるな」シュンッ!!





    ハンネス「」バッ→フード(外)





    中央憲兵達「!!!?」

    憲兵「なんだと!」

    憲兵「グリシャ・イェーガーじゃ・・・ない」

    憲兵「匿っていた兵士の方だと!!」





    ?「ふ~~ん、なるほどなっ!!!」ガシッ!  シュンッ!!





    ハンネス「がっ!!!!」メゴッ!!! ザザザザ





    ?「そして~この布袋の中身は~~」ゴソゴソ





    布袋(泥・皿・服・・・)  ゴチャゴチャ





    ?「あ~~やっぱりダミーだったか」ポイ





    憲兵「!!な、なんだこのガラクタは!!」ゴソゴソ
  69. 70 : : 2021/07/16(金) 16:30:30
    とても面白いです
    期待です
  70. 71 : : 2021/07/18(日) 14:01:58
    ?「やってくれたな~おっさん」




    ハンネス「くっ・・・(肋がイテェ)」グググ ズキッ!




    憲兵「おい!!貴様!!イェーガー親子はどこだ!!」




    ハンネス「あ?イェーガー親子?誰だそれ」




    憲兵「とぼけるな!貴様が奴らを匿っていることは知っている!」ギロ




    ハンネス「なんのことを言っているかわからねぇな」




    「おいおいハンネス」ザッ




    ハンネス「!」




    駐屯兵A「とぼけるなよ」

    駐屯兵B「お前があのボロ小屋でガキと暮らしていたのをこの目で確認した」




    ハンネス「お、お前ら・・・」




    駐屯兵A「ハンネス、恩人であるグリシャ・イェーガーとその息子を助けたい気持ちはわからないでもないけどよ~」




    駐屯兵B「奴らは巨人だ、化け物だ。この壁の中の人類のためにも奴らは処分するべきなんだよ」




    ハンネス「うるせぇよ」 ギロ




    駐屯兵A・B「!!」




    ハンネス「」ゴゴゴゴゴ




    ?「おーおー怖いなー」ヘラヘラ




    ハンネス「見られたならとぼけ続けるのは無駄みたいだな」ジロ




    ?・中央憲兵達・駐屯兵A・B「」




    ハンネス「そうだよ、俺はイェーガー親子のことを匿っていた」




    兵士達「」ギロ




    ?「はっはー!いいねーその調子でどんどん正直に答えてもらおうか!」パチパチ




    ハンネス「」ジロ




    ?「じゃあそのイェーガー親子はどこに身を隠してる?」




    ハンネス「・・・さあな」




    ?「正直に答えた方が身のためだぞ」




    ハンネス「知らねぇもんは知らねぇよ」




    ?「知らねぇってことはねぇだろ」




    ハンネス「知らねぇよもんは知らねぇんだよ!それにたとえ知っていたとしてもお前らに教えるかよ」




    ?「ふ~~~ん・・・そうか。おいそこの二人」




    駐屯兵A・B「!」




    ?「アイツ立たせて抑えとけ」




    駐屯兵A・B「え?」




    ?「早くしろ」ジロ




    駐屯兵A・B「!は、はい!」タタタ




    ハンネス「!」




    駐屯兵A「おら!立て!!」ガシッ!! グイ

    駐屯兵B「悪く思うなよ」グイ




    ハンネス「ぐっ!!」ギチギチ!!!




    ?「さ~て」スタスタ カチャ(ナイフ)




    ハンネス「!」




    ?「最後のチャンスだ、イェーガー親子はどこにいる?知っている情報全部吐け」




    ハンネス「・・・なにも知らねぇよ」




    ?「・・・そう」シュンッ!!





    スパアアアアンッ!!!





    ハンネス「があああああああああっっ!!!」バラバラ→足指(切)




    兵士達「!!」




    ?「お~さすが俺、見事に靴ごと指を切断成功~」ニッ




    ハンネス「くっ!あが・・・」ドクドク(血)




    ?「ほら、喋る気になったか?」




    ハンネス「ぐっ!!」ギロ




    駐屯兵A「おいハンネス!喋れよ!」




    ハンネス「だ・・・」




    ?「ん?」




    ハンネス「誰が喋るかよ」ベー(舌)




    ?「・・・じゃあ次逆の足な」シュンッ!!




    ハンネス「      」スパアアアアンッ!!!










    ア"ア"ア"ア"アアアアアアアアッ!!!




    ーーーーーーーーーーーーーーーー



    タタタ



    エレン「ハァハァハァ!!」タタタ







    くそ!!







    あっちこっちに兵士がいる!







    この地下街にいたらいつか確実に捕まる







    地上に行かないと!!








    エレン「ていうかどこから地上に出るんだよ!(まったくわからねぇ!!)」タタタ








    ……ア"アアッ!!!





    エレン「!!」ピタ





    ア"ア"ア"アアアッ!!!





    エレン「な、なんだ・・・?(この声・・・)」クル タタタ




    ーーー









    ーー












    ササッ



    エレン「」ササッ  チラ
    ※物陰




    兵士達「」ゾロゾロ




    エレン「!!(やべぇ!!すげぇ数だ、見つかったら逃げきるのは無理だな。見つかる前に離れないと)」クル




    「がっあ"あ"あ"ああああああっっ!!!」




    エレン「!」クル




    「あがぁ・・・・」ポタポタ




    エレン「       」




    ハンネス「」ポタポタ
    ※両足指なし、左指なし、刺し傷複数等




    エレン「ハンネス・・・さん・・・?」
  71. 72 : : 2021/07/20(火) 18:16:45
    ハンネス「ハァハァハァ、っあが・・・」ポタポタ




    駐屯兵A「ハンネス!さっさとあの親子の情報吐けよ!」ギチギチ

    駐屯兵B「同期であるお前を抑えつけなきゃならないこっちの身にもなれよ」ギチギチ




    ハンネス「ハァハァ・・う、うるせぇ・・・誰が喋るかよ」ポタポタ




    駐屯兵A・B「!」




    ハンネス「絶対、ぜ、絶対に喋らねぇ」




    駐屯兵A「こ、コノヤロウ・・・」ギリ




    ?「はっは~強情だな~じゃあ次は目玉くりぬくぞ~」カチャ




    ハンネス「ハァハァ・・・」ジロ




    ?「ほら早く喋れよ」




    ハンネス「・・・はっ」




    ?「あ?」




    ハンネス「やれよ」




    兵士達「!!」




    ハンネス「俺は絶対に吐かねぇよ」





    ーーーーーー

    エレン「ハンネスさん・・・」

    ーーーーーー





    ?「強情な奴だな、でも結局は最後に皆吐くんだよ」カチャ




    ハンネス「」




    ?「遅いか早いかの話だけだ」スーー




    ハンネス「」




    ?「」スーー







    「おい」ザッ




    兵士達「」クル




    ロッド「」ザッ

    ロッド妻・フリーダ・ウルクリン・ディルク・エーベル・フロリアン「」ザッ




    ?「おーおーこれはこれは~こんな薄汚い地下街に貴族の方々が、しかもご家族揃ってお越しいただくとはね~」




    ハンネス「(貴族・・・?)」チラ




    ロッド「」




    ハンネス「!!」




    ケニー「なぜここに?」




    ロッド「一人捕まえたと言う報告があってから連れてくるのに随分と時間がかかっているようだから見に来たんだ」




    ケニー「それはそれは」




    ロッド「で?なにをやっているんだ、『ケニー』」




    ケニー「なにって尋問だよ、尋問」クイ




    ロッド「尋問?」ジロ

    フリーダ達「」ジロ




    ハンネス「」ボロボロ




    ロッド達「!!」

    フロリアン「ヒィッ!!」

    ウルクリン「なっ・・・」




    ロッド「・・・なんだコイツは」




    ケニー「ほらアレだよ、イェーガー親子を匿ってた駐屯兵の」




    ロッド「ああそういえばいたな・・・そうか一人捕まえたというのはコイツのことか」




    ケニー「ああそうだよ」




    ロッド「それでイェーガー親子はどこだ?」




    ケニー「いや~実はコイツら(兵士達)があまりにも役立たずでよ~まだ見つかってないんだよな」




    ロッド「なんだと」




    ケニー「ああ大丈夫大丈夫!すぐコイツから情報吐かせて見つけ出すから」




    ロッド「・・・」スタスタ




    憲兵「!レイス卿、近付くのは危険です」ササッ




    ロッド「大丈夫だ」ザッ ジロ




    ハンネス「」




    ロッド「こんばんわ、駐屯兵のハンネス・・だったかな?私はロッd「ロッド・レイス」




    ロッド「!!」




    ハンネス「この壁の王にして最高権力を持つロッド・レイス。壁の住人達に公表している王家は偽者でアンタ達レイス家が真の王家でなんだろ」




    ロッド「      」




    憲兵「き、貴様!!なぜそれを!!」




    ハンネス「知っている・・・知っているさ。全部教えてもらったからな」




    ロッド「」




    ハンネス「ユミルの民、エルディア人、パラディ島、記憶の改竄、壁の秘密、九つの巨人、まだまだ知ってることいっぱいあるぜ。王様」ジロ




    ロッド「・・・」




    駐屯兵A「え?え?お、王様?ユミルの民?な、なんのことだ?」




    駐屯兵B「そんなこと知らnシュンッ!!




    駐屯兵B「ぷごっ!!」ズブッ!!(首)




    ケニー「」グリッ!!!(回)




    駐屯兵B「かっ    」グチュ……ガク




    駐屯兵A「!!なっ、なにをするんdシュンッ!!




    駐屯兵A「だばっ!!」ズブッ!!!! 




    ハンネス「!うおっ!!」フラ ドテッ!!




    駐屯兵A「ああ"ぁ・・・がっ・・・」ズブズブ




    ケニー「ふっ」グリッ!!!




    駐屯兵A「」グチュ……ガク




    ハンネス「!お、おい!」




    駐屯兵A・B(死体)
  72. 73 : : 2021/07/20(火) 18:20:05
    ハンネス「!!っ・・・」ギロ




    ケニー「ん?どうした?」




    ハンネス「なんで殺した」




    ケニー「は?お前のせいだろ、知らなくてもいいことをペラペラと喋るからだろ」




    ハンネス「なんだと」




    ケニー「しかしお前のようなおやじがどうしてそのことに知っているんだ?教えてもらったとか言ったな、誰に教えてもらった?答えろ」カチャ




    ハンネス「」




    ケニー「・・・ハァ~本当に強情な奴だ」シュンッ!!




    ロッド「待ってケニー」




    ケニー「」ピタ




    ロッド「待つんだ」




    ケニー「なんでだよ」




    ロッド「吐かせなくても大体の予想はつく、おそらく情報源はグリシャ・イェーガーだろう」




    ケニー「あ?なんでわかるんだよ」




    ロッド「グリシャ・イェーガーのことについて調べていた時昔の調査兵団の報告書にあることが書かれていた」




    ケニー「あること?」




    ロッド「グリシャ・イェーガーは壁外で発見され保護されたとな」




    ケニー達・フリーダ達「!!」





    ーーーーー

    エレン「!」

    ーーーーー





    ロッド「つまり『そういうこと』だ」




    フリーダ「(壁外から来た人・・・)」




    ロッド「ハンネス、それ以上秘密を喋ることは許さん。喋ればすぐにでも殺す」




    ハンネス「はっ!許されなくて結構だ!どうせ殺されるんだ!」




    ロッド「」ギロ




    ハンネス「っ・・・くっ。な、なあ壁の王様、アンタにどうしても聞きたかったことがあるんだよ」




    ロッド「あ?」




    ハンネス「どうしてあの日、助けなかった」




    ロッド「!」

    フリーダ「     」




    ハンネス「アンタが持っているその『始祖の巨人』の力があれば助けれた!全ては無理でも助けることができた命はたくさんあったはずだ!」




    ケニー・兵士達「」




    ハンネス「壁が破壊されたことはわかっていたはずだ!それなのに・・・なぜ」ギリ




    フリーダ「」ギュッ




    ハンネス「なぜ助けなかったんだよ!!!」




    フリーダ「」













    トクン




    フリーダ『』スゥ




    ロッド「くっ・・・う、うるさい・・・黙れ!」




    ハンネス「黙らねぇよ」




    『罪から逃れてはなりません』





    ロッド・ロッド妻・フリーダ・ウルクリン・ディルク・エーベル・フロリアン・兵士達「!」クル

    ケニー「」クル


    ーーーーーーー
    エレン「」ジロ
    ーーーーーーー




    ハンネス「」




    フリーダ『あの日起きたことは我々ユミルの民が巨人の力を使い多くの人類の命を奪ってきた罰、我々が裁かれる日が来ただけのこと』




    ハンネス「・・・は?」チラ




    ロッド「」




    ハンネス「・・・君は」




    フリーダ「ユミルの民ハンネス」




    ハンネス「!」




    フリーダ「巨大な力に対して人はあまりにも弱い、私は巨人大戦で悲劇を悟りました。誰が人の手から巨人の力を守らなければならないと」




    ハンネス「」




    フリーダ「再び始祖の巨人の力が弱き者の手に落ちるなら再び世界は地獄と化す。世界を守るためにはユミルの民である我々が罪を受け入れ滅びゆく他ないのです」




    ハンネス「罪を受け入て滅びろだと・・・罪ってなんだよ、巨人に食い殺された人達がどんな罪を犯したんだよ」




    フリーダ『先程も言ったはずです、我々が巨人の力を使い多くの人類の命を奪ってきた罪です』




    ハンネス「俺達(壁の住人)はそんなことしてねぇ!!」




    フリーダ『』      ピク




    ハンネス「先祖のやったことなんて俺達は知らない!始祖の巨人の力で記憶を改竄されたんだ!知るわけもない!」




    フリーダ『』




    ハンネス「先祖が犯した罪をどうして子孫である俺達が背負わなければならないんだ!」




    ロッド達・ケニー・兵士達「」




    ハンネス「生まれた時から罪人なんて人生・・・そんなふざけた話あってたまるか!」




    フリーダ『・・・いいえ、先祖も私達も同じく罪人です』




    ハンネス「!」




    フリーダ『ユミルの民は壁の外の人類の命を奪いすぎた、我々が壁の外の人類を奪わない方法はただ一つ』




    ハンネス「」




    フリーダ『我々がなにも知らず世界の怒りを受け入れればいい、そうすれば死ぬのは我々エルディア人だけで済むのです』




    ハンネス「」





    ーーーーーー

    エレン「      」     ピキ

    ーーーーーー





    フリーダ『そう、我々だけが滅びれ"ぇ!』ビキ!!




    ハンネス「!!」
  73. 74 : : 2021/07/20(火) 19:24:21
    追いついたぁー期待です!!
  74. 75 : : 2021/07/22(木) 16:10:11
    フリーダ『ち、ちが違う!わわわ私は・・私はそんなこと・・・」グググ




    ロッド「フリーダ!」ササッ

    ウルクリン「大丈夫!?」ササッ

    エーベル「姉さん!」ササッ




    フリーダ「え、ええ、大丈夫よ」フラ…




    ロッド「」ジロ




    ハンネス「」




    ロッド「ハンネス、これ以上君に時間を使うのは不愉快だ。早くイェーガー親子の情報を吐いてもらおう」




    ハンネス「しつけぇな、なにも喋らねぇよ」




    ロッド「これ以上あの親子のことを庇うと後悔して死ぬぞ」




    ハンネス「後悔なんてしねぇよ」




    ロッド「・・・ケニー、情報を吐かせろ」




    ケニー「あ~もういいんじゃねぇ?」




    ロッド「!なんだと!」




    ケニー「そりゃあそのおっさんから情報聞き出せばすぐ見つけることできるかもしれねぇけどよ、そのおっさん多分なにされても吐かねぇよ」




    ロッド「それを吐かせるのがお前の仕事だ」




    ケニー「・・・そいつを尋問するよりもいい方法があるんだよ」




    ロッド「いい方法?」




    ケニー「おそらくガキの方はまだこの地下街にいる」




    ハンネス「!!」





    ーーーーー

    エレン「!!」

    ーーーーー





    ロッド「なぜわかる」




    ケニー「そいつはガキを持ち抱えて逃げているように装っていた。つまりガキはこの地下街にいてお前はガキを逃がすために時間を稼いでいた」




    ハンネス「」タラ(汗)




    ケニー「なあ、地下街の出入り口は塞いでんだよな?」




    憲兵「!は、はい!」




    ケニー「誰も通さないように言っておけ」




    憲兵「はい!」タタタ




    ケニー「・・・見つかるのも時間の問題だろ、ガキ捕まえて父親を誘き出せばいいじゃねぇか」




    ロッド「!・・・なるほど」




    ケニー「それじゃあ兵士共、この地下街の隅々まで探せ。ガキ探すぞ~」




    兵士達「はっ!!」




    ケニー「アンタ達は地上で待ってろよ、そのうちアンタの前に連れてきてやっからよ」




    ロッド「ああ、頼んだぞ」クル




    ケニー「はいはい」クル スタスタ




    ロッド「地上(上)に戻るぞ」




    フリーダ「え・・・」チラ




    ハンネス「」ボロボロ




    フリーダ「あの人は・・・?助けた方が・・・」




    ロッド「奴は犯罪者だ、処刑され殺される。助けたところで無駄になるだけだ」




    フリーダ「でも・・・」




    ロッド「いいから行くぞ」グイ スタスタ




    フリーダ「!」グン トトト

    ロッド妻・ウルクリン・ディルク・エーベル・フロリアン「」スタスタ




    ハンネス「・・・」




    ケニー・兵士達・ロッド達「」スタスタ




    ハンネス「・・・ま、待って!!!」




    兵士達・ロッド達「」ピタ

    ケニー「あ?」クル




    ハンネス「くっ・・・」グググ ザッ




    ロッド「なんだね」




    ハンネス「ハァハァ・・・も、もう・・・あの二人を追いつめるのはやめろ」




    ロッド「なに?」
  75. 76 : : 2021/07/22(木) 19:59:32
    ハンネス「グリシャさんは壁の外から来たエルディア人だが超大型巨人や鎧の巨人の仲間じゃない。決して巨人の力で人々に危害を加えるような人じゃない」




    ロッド「・・・証拠は?」




    ハンネス「!」




    ロッド「グリシャ・イェーガーが奴ら(超大型巨人達)の仲間ではないという証拠はあるのか?これから先野放しにして人々に危害を加えないという証明できるか?」




    ハンネス「それは・・・」




    ロッド「証明できないのであればお前の言うことなど信用できないのは当然のことだ。奴らが危険な存在であり、この壁の中を守るためにも危険な芽は摘んでおかなくてはならない」




    ハンネス「巨人の力を持っているのはグリシャさんだ、エレンはなんの力も持っていないただの子供だ」




    ロッド「また同じことを聞こう、それを証明できるものはあるのか?」




    ハンネス「!!な・・・ない。そんなものない・・・だけど本当だ!!本当にエレンは巨人の力なんて持っていない!」




    ロッド「貴様の言葉なんか信用できるか」




    ハンネス「!」




    ロッド「この壁の中で奴らに自由など与えん、必ず見つけ出し殺す」




    ハンネス「」ピキ




    ロッド「お前は口を閉じて黙って死ね」




    ハンネス「・・・セネェ」ボソ




    ロッド「あ?」




    ハンネス「させねぇ」グググ スタ




    兵士達・ロッド達「!!」




    ハンネス「エレンは俺が守る・・・俺が、俺がお前らを」ドクドク(血) スタス




    ケニー「」





    ーーーーー

    エレン「」トクン

    ーーーーー





    ハンネス「ぶっ殺してやる」ギロ




    ロッド「・・・ケニー」




    ケニー「へいへい」スタスタ カチャ(ナイフ)




    ハンネス「ハァ・・ハァ・・」フラ…  ポタポタ




    ケニー「はいはい、アンタはよく頑張ったよ」スッ




    ハンネス「」シュンッ!!





    ブシュッ!!!





    ロッド達・兵士達「!!」


    ーーーーー
    エレン「!!」
    ーーーーー





    ケニー「あ?」




    ハンネス「ハァハァ・・・っ」ズブズブッ!!(手) ガチッ!!




    ケニー「(ナイフごと俺の手を掴んでやがる)アンタ、イカれてんな」ギチギチ ヘラ




    ハンネス「うるせぇ、お前から殺す」ギュッッ!!! シュンッ!!




    ケニー「おっと!」パシン!!




    ハンネス「!くっ!」グググ




    ケニー「おらよっ!!」シュンッ!!(蹴)




    ハンネス「ごがっ!!!」メゴッ!!!! ザザザザザ




    ケニー「お?」




    ハンネス「かはっ!ぐっ・・・」ベチャ  ギュッ(ナイフ)




    ケニー「ほお」




    ハンネス「ぐっ・・・あ"あ"あぁっ!!」グググ ザッ!




    ロッド「・・・なんなんだアイツは」タラ(汗)

    フリーダ「」ギュッ




    ハンネス「ハァハァハァ!かはっ・・・くっ!」ベチャ カチャ




    ケニー「ははは!!すげぇすげぇ!すげぇよハンネス!ちょっとお前に興味でてきたぜ」パチパチ




    ハンネス「」ギロ




    ケニー「なあ一つ聞いてもいいか?なんでお前はあの親子・・・・・いや、特にガキの方だな。なんでそこまでして守ろうとするんだ?」




    ハンネス「」ピク




    ケニー「恩人だかなんだか知らねぇが結局のとこ他人だろ?」




    ハンネス「」




    ケニー「なぜ命を賭けてまで守ろうとするんだ?」




    ハンネス「」




    ケニー「なあーなあー答えてくれよー」




    ロッド「ケニー!くだらない質問してないでさっさと殺せ!!」




    ハンネス「えーーちょっとくらいいいじゃねぇか~」




    ロッド「ダメだ」




    ケニー「・・・ハァ~へいへい」





    「くだらねぇよ」




    ケニー「・・・あ?」




    ハンネス「王様の言う通りくだらねぇ質問だ」




    ケニー「」




    ハンネス「俺はアイツのことを本当の息子のように想っている」




    兵士達「」




    ハンネス「恩人の息子?他人?そんなのどうでもいい」




    ロッド・ロッド妻・ウルクリン・ディルク・エーベル・フロリアン「」




    ハンネス「エレン(息子)を守るのに理由なんていらねぇんだよ」





    ーーーーー

    エレン「        」

    ーーーーー
  76. 77 : : 2021/07/22(木) 20:11:07
    次回に期待
  77. 78 : : 2021/07/23(金) 17:09:23
    ケニー「・・・ああそうかい、そりゃあくだらねぇ質問したな」




    ハンネス「」




    ケニー「ハァ、なんか殺す気失せた」クル スタスタ




    ロッド「!おい!ケニー!」




    ケニー「」スタスタ




    ロッド「・・・まったく。おい」




    憲兵「!」




    ロッド「貸せ」クイ




    兵士達「は、はい!」スッ(銃)




    ロッド「」ガシッ   ジロ




    ハンネス「ハァ・・ハァ・・」ボロボロ  カチャ




    ロッド「本当にお前は最期の最期までしつこい奴だ、ハンネス」カチャ




    ハンネス「ハァハァ・・・ごはっ!」ベチャ





    ーーーーー

    エレン「(ハンネスさん・・・)」ギュッ

    ーーーーー





    ハンネス「うっ・・・」スタ  ポタポタ(血)




    兵士達「!」

    ケニー「(まだ動くか、ホントにすげぇ奴)」




    ハンネス「え、エレンは短気で・・そんなに喧嘩強くないくせに喧嘩っ早くて、相手何人だろう突っ込んでいくようなバカで」スタ




    兵士達「!」




    ハンネス「ちょっとバカにしただけで殴りかかってきて・・うぐっ!ほ、本当に生意気な奴だ」スタ  ポタポタ




    憲兵「レイス卿にそれ以上近寄るな!!」ダンッ!!




    ハンネス「」ブシュッ!!!(肩)




    憲兵「ハァハァハァ!」




    ハンネス「だ・・・だが・・・」ドクドク(血)スタ




    憲兵「!!」




    ハンネス「誰よりも優しくて、自分じゃない誰かを想いやることのできる強い心を持つ男。それが」スタ




    ケニー「」




    ハンネス「俺の大切な自慢の『息子』、エレン・イェーガーだ」





    ーーーーーーー

    エレン「」トクン

    ーーーーーーー





    ハンネス「お前らの勝手な都合でアイツの自由を奪おうとしてんじゃねぇよ」




    ロッド達「」




    ハンネス「アイツは自由だ」




    兵士達・ケニー「」




    ハンネス「お前らにアイツの自由を奪わせねぇぞ!!!!!!」





    ーーーーーーーーー

    エレン「」ツー(涙)

    ーーーーーーーーー





    ロッド「もう一生その口を閉じてろ」カチャ








    ダッ





    ロッド「」グッ




    ハンネス「」




    エレン「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」タタタ




    ロッド「」ダンッ!!




    ハンネス「」ブシュッ!!!(胸)




    エレン「        」タタタ




    兵士達・ロッド達「!!」

    ケニー「ん?なんだ?」




    エレン「ハンネスさん!!おい!!ハンネスさん!!」ササッ  ユサユサ




    ハンネス「」ドクドク




    エレン「!!止まれ!!止まれよ血!!」ガシッグググ




    フリーダ「(あの子、もしかして・・・)」

    ケニー「ははは!探す手間省けたな!」

    ロッド「みたいだな」




    ハンネス「」ドクドク




    エレン「死ぬなよ!死ぬな!!」




    ハンネス「」ドクドク




    エレン「(血が止まらない・・・)なあ、おい・・・」スゥ




    ハンネス「」ピト




    エレン「!!」





    冷たい・・・





    エレン「な、なあ、ウソだろ・・・?」




    ハンネス「」




    エレン「冗談だよな・・・?」




    ハンネス「」




    エレン「起きろよ」ユサユサ




    ハンネス「」




    エレン「なあ、起きろよ・・・起きてくれよ」




    ハンネス「」




    エレン「起きてくれよ、頼むから・・・死なないでくれ」




    ハンネス「」




    エレン「あの時みたいに酒飲んでてくれよ」




    ハンネス「」




    エレン「あの時みたいに俺をからかってくれよ」




    ハンネス「」




    エレン「あの時みたいに笑ってくれよ」ツー







    ポチャン




    エレン「『父ちゃん』」ポロポロ




    ハンネス「」
  78. 79 : : 2021/07/23(金) 17:16:31
    ロッド「・・・おい」




    憲兵1「!」




    ロッド「エレン・イェーガーを捕らえろ」




    憲兵1「は、はい!行くぞ!」ダッ!!

    憲兵2「お、おう!」ダッ!!




    エレン「なあ、起きてくれ。起きてくrガシッガシッ!!




    エレン「!!」ギチギチ




    憲兵2「捕まえたぞ!化物が!」ギュッ




    エレン「は、放せよ!!」ジタバタ




    憲兵1「おとなしくしろ!!」ギチギチ!!!




    エレン「んがああああっ!!はぐっ!!」ジタバタ ガブッ!!




    憲兵1「イデェ!!!」ミチ!!(指)




    憲兵2「このガキ!!」ブンッ!!!




    エレン「はぐんんんんっっ!!!」ガンッ!! ガブガブ!!!




    憲兵2「!!このっ!!」ブンッブンッ!!!




    エレン「んんんんっ!!!」ガブガブ!!!




    憲兵1「がああああああっ!!は、放せ!!放せよ!!」ミチミチ!!!





    ブチッ!!!





    憲兵1「ぎゃああああああああああっ!!」ポタポタ→指(切)




    ロッド達・兵士達「!!」




    エレン「ぺっ!!」ペッ




    憲兵1「っがっ!!このくそガキが!!!」ポタポタ ブオオオオオンッ!!!




    エレン「うっ!!」メキッ!!(顔)




    憲兵1「このっ!!このっ!!このっ!!死ねよ化物が!!」シュンッシュンッシュンッ!!




    エレン「がっ!うぐっ!!!がっっ!!!」ガンガンガンガンッ!!!




    ロッド「・・・なにをしている!さっさと連れてこい!!」




    憲兵2「!お、おい!その辺にしとけよ」ガシッ




    憲兵1「ハァハァハァハァ!」




    エレン「あが・・・ううっ・・・」ボロボロ
  79. 80 : : 2021/07/23(金) 18:26:26
    憲兵2「さっさと連れていくぞ」




    憲兵1「ハァハァ・・・」




    憲兵2「ほらそっち持てよ」スゥ




    憲兵1「ああわかったyガシッ!!




    憲兵1・2「!!?」クル(↓)





    「ルナ……サ…ワルナ」ズルズル




    エレン「ううっ、と・・・うちゃん・・・?」グググ




    ハンネス「ざ、わるな・・・」ズルズル




    憲兵1「なっ!!」




    ハンネス「俺の・・むず、ごに・・・さわる"なぁ」ジロ




    憲兵1「ひぃっ!!は、放せ!!」バッ! 

    憲兵2「なんだよコイツ!!」ジリ




    ケニー「・・・」スタスタ




    エレン「っ、おい!父ちゃん!」ササッ




    ハンネス「ダイ・・だいじょう、ぶだ・・・だいじょうぶだから。おでが・・・まも、守るから・・・守るから」ブツブツ




    エレン「(生きてる!まだ生きてる!)待ってろ!今すぐ医者に診せにいkダンッ!!




    ハンネス「」ブチュッ!!!(頭)




    エレン「」ビチャ→血(顔)




    フリーダ「!!」




    ハンネス「」ドテッ(倒)




    ケニー「死に損ない相手になにやってんだよ」ダンッダンッダンッダンッ!!




    ハンネス「」ブシュッブチュッブシュッブチュッ!!!




    エレン「       」




    ケニー「ふぅ、こんだけやりゃ巨人でもない限り生きてねぇだろ」




    ハンネス「」




    エレン「」




    ハンネス「」





    エレン「」





    ーーーーーーーーーーー

    ハンネス「ははは!!エレン、またミカサに怒られたのか?」ケラケラ

    ーーーーーーーーーーー





    ハンネス「」




    エレン「」





    ーーーーーーーーーーーーー

    ハンネス「「『父ちゃん』って呼んでいいぞ!」ニッ

    ーーーーーーーーーーーーー





    ハンネス「」



    エレン「」





    ーーーーーーーーーーーーー

    ハンネス「ホント・・・ホントごめんな、ごめんな」ポロポロ

    ーーーーーーーーーーーーー





    ハンネス「」


    エレン「」





    ーーーーーーーーーーーーー

    ハンネス「ほらエレン、風邪ひくぞ」バサッ(毛布)

    ーーーーーーーーーーーーー





    ハンネス「」

    エレン「」





    ーーーーーーーーーーーーー

    ハンネス「エレン」ニカ

    ーーーーーーーーーーーーー





    ハンネス「」
    エレン「」







    ドクン




    エレン「」ドロ(血涙)
  80. 81 : : 2021/07/23(金) 18:26:35
    ケニー「おい、さっさとガキ連れていけ」




    憲兵2「!は、はい!」





    バチッ…





    憲兵1・2「?・・・」チラ

    ケニー「あ?」クル




    エレン「」バチ……バチバチ




    フリーダ「!!!みんな離れて!!」




    ケニー・兵士達・ロッド達「」




    エレン「」バチバチ!!!







    ゴロゴロ!!!   ピカアアアアアアアアアアアアアンッ!!!




    ーーーーー









    ーーーー









    ーーー









    ーー













    ザザザザザ



    グリシャ「行くぞ!フェイ!」ガシッ ダッ!
    ※幼少期




    フェイ「え?どこに?」タタタ
    ※グリシャの妹




    グリシャ「飛行船を見にだよ!」タタタ




    フェイ「でも!収容区から出たらいけないんさじゃないの?」




    グリシャ「少しくらい大丈夫だよ!」




    ------------------------




    グリシャ父「我々(エルディア人)の先祖『ユミル・フリッツ』は『大地の悪魔』と契約し巨人の力を手に入れた」




    グリシャ「」




    グリシャ父「ユミルは死んだあとも巨人の力を九つの巨人に魂を分けエルディア人はマーレやその他の民族を弾圧しさまざまな罪を犯してきたんだ」




    ------------------------




    グライス(エルディア人)「あなたの妹はマーレ当局の男に殺された、決して事故などではない」




    グリシャ「    」




    グライス「我々はエルディア復権派の人間、共に戦おうグリシャ・イェーガー」




    グリシャ「」トクン




    ------------------------




    エルディア人「マーレ政府に潜伏している『フクロウ』が人を遣わしたぞ!」




    「皆さん、はじめまして。私は『ダイナ・フリッツ』、王家の血を引くものです」




    ------------------------




    ダイナ「あなた、この子の名前は?」




    グリシャ「そうだな・・・」ギュッ




    ?「」スースー




    グリシャ「『ジーク』」




    ジーク「」スースー





    ーーーーー










    ーーーー










    ーーー










    ーー














    エレン「」パチッ!!
  81. 82 : : 2021/07/23(金) 22:45:14
    √ ってことは原作とは違う物語なんですね!

    めちゃくちゃ感動しました!ハンネスかっこいい!!
  82. 83 : : 2021/07/24(土) 18:37:22
    エレン「・・・っ、なんだったんだ?今の」ムク(起)





    …ガラッ





    エレン「ん?」チラ




    地下街  グチャグチャ




    エレン「!え?」キョロキョロ




    地下街  グチャグチャボロボロ




    エレン「な、なんだよこれ・・・(なんでこんなに街が壊れてんだ?)」キョロキョロ





    一体なにが・・・





    エレン「!あ、アイツ等は!?」キョロキョロ





    シーーーーーン





    エレン「だ、誰もいねぇ・・・(なんだ?もしかしてあれは全部夢?だとしたrピチャ




    エレン「!」クル




    憲兵1・2(死体)「」グチャベコッ!!




    エレン「!!?」




    憲兵1・2「」ピチャ…ピチャ




    エレン「!コイツら・・・(あの時の兵士・・・)」キョロキョロ




    地下街(死体)   グチャグチャ ベチャゴロ…




    エレン「(よく見たら血まみれの兵士がいっぱいいる・・・)」ジリ




    ドンッ!




    エレン「!」クル(↓)




    ハンネス(死体)「」




    エレン「!あ・・・は、は・・・」




    ハンネス「」




    エレン「ハンネスさん・・・?」ガク




    ハンネス「」




    エレン「・・・お、おい、ハンネスさん」スゥ




    ハンネス「」ピト




    エレン「・・・冷たい」スゥ




    ハンネス「」トン(胸)





    シーーーーーン





    エレン「・・・なにも・・・聞こえない」




    ハンネス「」ボロボロ(傷・穴だらけ)
  83. 84 : : 2021/07/24(土) 18:39:18
    エレン「・・・うぅ」ギュッ








    やっぱりあれは








    夢じゃなかったんだ








    エレン「ハンネスさん・・・」ギュッ




    ハンネス「」




    エレン「うぅ・・・うぐぅ・・・」ポロポロ







    ーーーーーーー

    「」タタタ ゾロゾロ

    ーーーーーーー





    エレン「!」ピク




    兵士達「」タタタ ゾロゾロ

    憲兵「ここか巨人が現れたという場所は!!」

    憲兵「!これは酷いな」

    憲兵「この辺全てくまなく調べろ!巨人ということはおそらく逃亡中のグリシャ・イェーガー!もしくはその息子のエレン・イェーガーかもしれん!」

    憲兵「見つけ次第射殺しろ!」




    エレン「(ここにいたら見つかる!逃げないと!)」チラ




    ハンネス「」




    エレン「」スゥ




    ハンネス「」ガシッ!




    エレン「(置いていくわけには)」ギュッ





    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーー

    ハンネス「生きろよ、エレン」

    ーーーーーーーーーー





    エレン「」




    ハンネス「」




    エレン「くっ!!」パッ




    ハンネス「」




    エレン「ごめん・・・」クル ダッ




    ハンネス「」




    エレン「ごめん、ごめん・・・ホントにごめん」タタタ ポロポロ





    まただ・・・





    エレン「うぅ・・うぐっ・・・」タタタ ポロポロ





    俺はまた大切な人を・・・





    エレン「うう"っ・・・あ"あ"あぁっ・・・」ポロポロ  ビリッ!!








    ザザザザサ
    ーーーーーーーーーーーー

    グリシャ「あんたは・・・」


    「俺がフクロウだ」

    ーーーーーーーーーーーー








    エレン「あ"あ"ああぁ・・・うぐっ、ううっ・・・」ポロポロ








    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーー

    フクロウ「俺の名は『エレン・クルーガー』だ」

    ーーーーーーーーーーーー








    エレン「ア"ア"アああああアアあああああああ」ポロポロ








    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーー

    エレン(クルーガー)「グリシャ・・・お前に最後の任務を託す」

    ーーーーーーーーーーーー








    エレン「うわあ"ああああああああ"あ"あ"あああああああああああああ」ポロポロ








    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーーー

    エレン(クルーガー)「立て、そして進み続けろ」


    グリシャ「・・・」ギュッ

    ーーーーーーーーーーーー








    エレン「あ"あ"あああああああ"ああ"あ"あ"
    あああああああああああ」ポロポロ








    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーー

    エレン(クルーガー)「九つの巨人にはそれぞれ名前がある。これからお前に継承する巨人にもだ」

    ーーーーーーーーーーーー








    エレン「うぐぁ!ううっ・・わあ"あ"あ"
    ああああああああああああああああああああああああ」ポロポロ








    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーー

    エレン(クルーガー)「その巨人はいついかなる時代においても自由を求めて進み続けた、そして・・・」



    グリシャ「」



    エレン(クルーガー)「自由のために戦った」



    グリシャ「自由・・・」



    エレン(クルーガー)「名は・・・

    ーーーーーーーーーーーー









    エレン「ううっぐぅっ!あ"あ"あ"あ"あ"あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」ポロポロ





    ・・・・・









    ・・・・









    ・・・









    ・・












    ・・・一年と半年後


    ー?ー
  84. 85 : : 2021/07/25(日) 21:42:24
    この作品と関係ないですが、エレンたちの学園物語(エレンがやたらモテモテな)のほうを進めてもらえると嬉しいです!お願いします
  85. 86 : : 2021/07/30(金) 18:23:54
    ?「それでは彼のことをよろしくお願いします」




    ?2「ああ・・・それで●●●はどこにいるんだ?」




    ?「今準備をしているところです」




    ?2「そうか」






    コンコン




    ?「入れ」




    ●●●「失礼します、お待たせしました」ガチャ
      ザッ



    ?2「!!!!?」




    ●●●「」ピチャ…
    ※血まみれ




    ?「・・・●●●、準備はできたんだな」




    ●●●「はい」




    ?「そうか・・・では頼みます」




    ?2「あ、ああ・・・」




    ●●●「よろしくお願いします」ペコ




    ・・・









    ・・












    ・・・数週間後


    ー訓練兵団:訓練所ー



    訓練兵達「」ザッ




    キース「貴様は何者だ!」




    アルミン「はっ!!シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!」




    キース「そうか!馬鹿みたいな名前だな!!親がつけたのか?」




    アルミン「祖父がつけてくれました!!」




    眼鏡教官「おーおー今年もやっているな」




    教官「ええ・・・しかし、あの恫喝には何の意味が?」




    眼鏡教官「通過儀礼だ。それまでの自分を否定して、真っさらな状態から兵士に適した人材を育てるためには必要な過程だ」




    キース「貴様は何者だ!」




    ジャン「トロスト区出身!ジャン・キルシュタインです!」




    キース「何のためにここに来た!」




    ジャン「・・・憲兵団に入って内地で暮らすためです」




    キース「そうか、精々訓練に励め」




    ジャン「!はい!」




    キース「」シュンッ!!




    ジャン「イテッ!」ゴンッ!!! ドテッ




    キース「誰が倒れていいと言った!」




    ジャン「っ!すいません!!」バッ




    キース「」スタスタ




    「」ザッ




    キース「・・・おい、貴様」




    「はっ!」




    キース「貴様は何者だ」ジロ




    「・・・ウォール・ローゼ地下街出身・・・・『エレン』」




    訓練兵達「!!」




    エレン「『エレン・クルーガー』です」ザッ
    ※包帯(顔)




    キース「貴様はなんのためにここに来た!!」




    エレン「」




    キース「」




    エレン「・・・強くなるためです」




    キース「」




    エレン「」




    キース「・・・・そうか、そんなに強くなりたいのであれば外周を死ぬ寸前まで走ってこい」




    訓練兵達「!!?」




    エレン「はっ!」ダッ




    コニー「(死ぬ寸前までって・・・)」

    ユミル「(下手なこと言わねぇほうがいいな)」

    マルコ「(エレンって、まさかあのエレンなのかな?)」




    キース「よし」クル




    サシャ「」モグモグ




    キース「・・・貴様」スタスタ




    サシャ「?」モグモグ




    キース「貴様だ!!貴様は誰だ!!?」スタスタ




    サシャ「うぐっ!!ウォール・ローゼ南区ダウパー村出身!サシャ・ブラウスです!!」ゴクリ




    キース「貴様・・・何を食ってる」




    サシャ「蒸した芋です」




    キース「なぜ今食べているんだ」




    サシャ「冷めてしまっては勿体ないと思い食べました」




    キース「・・・・サシャ・ブラウス」




    サシャ「はい!」




    キース「貴様は死ぬまで走ってこい!!」




    サシャ「」ガーーン




    ~~~~~~時間経過~~~~~~~




    サシャ「ハァハァハァハァ」タタタ

    エレン「ハァ・・ハァ・・ハァ・・」タタタ




    コニー「おーすげぇな。まだ走ってるぞ」




    マルコ「仕方ないよ、通過儀礼の時に芋なんか食べるから」




    ジャン「男の方は同情するけどな」




    コニー「だな~強くなるためって言っただけであんな目にあうなんて可哀想だよな」




    アルミン「」




    エレン「」タタタ




    アルミン「(エレン・・・なのかな?でもエレン・クルーガーって名乗ってたし)」




    「アルミン」




    アルミン「」クル
  86. 87 : : 2021/07/30(金) 21:24:26
    ミカサ「食事の用意ができたみたい、食べよう」




    アルミン「うん、そうだね」スタスタ




    コニー「!なあ!なあ!」




    アルミン「ん?」クル




    コニー「アルミンだっけ?お前シガンシナ区出身なんだろ!?」




    アルミン「そうだけど・・・」




    コニー「じゃああの日のこと!超大型巨人みたのか!?」




    マルコ「ちょっとコニー!!」




    アルミン「・・・見たよ」




    コニー「マジか!!ちょ!飯食いながらでいいから詳しく教えてくれよ!」スタスタ




    アルミン「う、うん、いいけど・・・」スタスタ




    マルコ「ハァ・・・まったく、聞かれたくないことってわからないのかな」スタスタ




    ジャン「バカだな」スタスタ





    サラ……




    ジャン「ん?」チラ




    ミカサ「」サラサラ(髪)




    ジャン「!!な、なあ!あんた!」




    ミカサ「?私?」




    ジャン「そ、その!なんだ///綺麗な黒髪だな///」




    ミカサ「・・・どうも」




    ジャン「///」クル タタタ




    ミカサ「」クル




    エレン「」タタタ




    ミカサ「・・・エレン」ギュッ ボソ





    ー食堂ー


    ワイワイ  ガヤガヤ


    アルミン「うん、だから見たことあるよ」




    みんな「おおおおおお!!」

    コニー「どんなだった!?超大型巨人」




    アルミン「壁から顔を出すくらいで人間の皮膚をなくしたような感じの巨人だった。」




    訓練兵「マジで!?俺は壁をまたいだって聞いたぞ!」




    アルミン「そこまではでかくなかったよ」




    訓練兵「じゃあマリアの門を壊した鎧の巨人は!」




    アルミン「僕は遠くから見ただけでよくわからないかな・・・普通の巨人と変わらないように見えたよ」




    コニー「じゃ、じゃあ!普通の巨人は!」




    アルミン「      」




    みんな「」




    マルコ「・・・やめよう!聞かれたくないことだってるよ!」




    コニー「!そ、そうだな、悪い」




    アルミン「ううん、大丈夫だよ」ガタ スタスタ




    コニー「ん?どこ行くんだ?」




    アルミン「トイレだよ、あと気分転換に外に散歩にね」




    マルコ「外もう暗いから気をつけて、あと消灯時間に遅れないようにね」




    アルミン「うん」スタスタ




    ーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー外ー


    スタスタ



    アルミン「ふぅ」スタスタ





    ……ズル





    アルミン「ん?」チラ(↓)




    サシャ「」ズルズル




    アルミン「うわっ!!」ビクッ!




    サシャ「あぁ・・・た、たすけ・・て」ズルズル グググ




    アルミン「だ、大丈夫?」




    サシャ「た、食べ物を・・・くだざい・・・」グググ




    アルミン「食べ物?えっと・・・ごめん、持ってないよ」




    サシャ「ください・・・」グググ




    アルミン「だから持ってないってば」





    「あの・・・」





    アルミン「!」ビクッ クル




    クリスタ「大丈夫?」ギュッ(パン)




    サシャ「!!パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!」クンクン  ダッガブッ!!




    クリスタ「きゃっ!!」ドテッ!!




    サシャ「はぐっはぐっ・・・!!こ、これは!パァンッ!!!!」モグモグ




    クリスタ「それしか持ってこれなかったの」




    サシャ「!!」クル




    クリスタ「ずっと走ってたから水も飲まないと・・・」キラキラ




    サシャ「あ、あなたは神ですか!!?」




    クリスタ「か、かみ?え?」




    サシャ「ありがとうございます!!神ィイイイイイ!!!」ガツガツ!! ゴクゴク!!




    クリスタ「そ、そんなに急いで食べたら喉詰まらせちゃうよ!」




    アルミン「・・・(女神と犬)」




    サシャ「はぅ・・・最高です・・・」クラ…ドテッ!




    クリスタ「!大丈夫!?」ユサユサ




    サシャ「」スースー




    アルミン「・・・疲れて寝てるだけだと思うよ」




    クリスタ「!そっか」ホッ




    「おい」




    クリスタ・アルミン「!」クル




    ユミル「なにやってんだ」
  87. 88 : : 2021/07/30(金) 21:29:37
    クリスタ「え・・・?わ、私?」




    ユミル「ああ、晩飯のパン隠してるから気になって見に来てみればその芋女のために自分の飯やって『いいこと』して達成感と優越感を味わってんのか?」




    クリスタ「え、い、いや、そんなつもりは・・・私はただこの子が疲れてお腹すかせてるんじゃないかと思ったから」




    ユミル「・・・ああそうかよ」チラ




    アルミン「!」




    ユミル「テメェはなんだよ」




    アルミン「ぼ、僕はたまたまこの場に居合わせただけだよ」




    ユミル「あっそ。おい、とりあえずコイツ運ぶぞ」




    クリスタ「!」




    ユミル「お前一人じゃコイツ運ぶの無理だろ」




    クリスタ「あ、あなたはなんでいいことしようとするの?」




    ユミル「コイツに貸し作って恩を着せるためだ、コイツのバカさには期待できる」




    クリスタ「!だ、ダメだよそんなこと!」




    ユミル「うるせぇな、行くぞ」ガシッ!!(サシャ)




    クリスタ「あ、えっと・・・」




    ユミル「あ?なんだよ」




    クリスタ「ごめん、その子のことなんだけどあとはお願いできるかな?私もう一つ用事が・・・」




    ユミル「は?」




    クリスタ「ごめん!」タタタ




    ユミル「!おい!」




    クリスタ「」タタタ




    ユミル「・・・ハァ、だる」




    アルミン「・・・僕でよければ運ぶの手伝おうか?」




    ユミル「お前一人で運べよ」




    アルミン「そ、それはちょっと・・・」




    ユミル「・・・非力が」




    アルミン「ううっ・・・」




    ユミル「おら、そっち持て」




    アルミン「う、うん」ガシッ





    ー外(グラウンド)ー



    エレン「ハァハァハァハァ!」ポタポタ(汗) タタタ



     
    キース「」
    ※グラウンドの端





    タタタ




    キース「ん?」ピク  クル




    クリスタ「ハァハァハァ!」タタタ  ザッ




    キース「・・・誰だ?」




    クリスタ「!!(教官!!?)く、クリスタ・レンズです!!」バッ!!




    キース「こんな時間になにやってる、もうすぐ消灯時間だぞ」




    クリスタ「!え、えっと・・・彼に水を」スッ(水筒)




    キース「いらん」




    クリスタ「!し、しかし教官!水分も取らずに走り続ければ脱水症状になり死ぬ恐れがあると思います!」




    キース「聞こえなかったのかレンズ訓練兵」




    クリスタ「!」




    キース「私はいらん言ったはずだ」ジロ




    クリスタ「・・・は、はい」クル タタタ




    キース「・・・」




    エレン「ハァハァハァ!」タタタ




    キース「クルーガー!死ぬと思ったら止めて宿舎に帰れ!いいな!」




    エレン「ハァハァ!は、はい!!」タタタ




    キース「」クル  スタスタ




    エレン「ハァハァハァ!」タタタ




    ・・・









    ・・












    ・・・次の日


    ー訓練所ー



    ユミル「ふぁ~~」スタスタ




    サシャ「イタタタ!身体中筋肉痛です」ズキズキ




    クリスタ「大丈夫?無理しないでね」




    サシャ「はぃ~やっぱりクリスタは優しい神様です!」




    クリスタ「神様だなんて大袈裟だよ」




    ユミル「いいならさっさと朝食食いに行こうぜ」





    ガヤガヤ




    ユミル「ん?」ジロ




    訓練兵達「」ガヤガヤ ザワザワ
    ※食堂付近




    クリスタ「?なんだろうあの人だかり・・・」




    サシャ「おはようございます!」




    マルコ「!あ、ああ、おはよう」




    ユミル「なんだよこんなに集まって」




    マルコ「いや、その・・・なんと言うか」




    ジャン「アレだアレ」クイ




    クリスタ・ユミル・サシャ「」クル




    エレン「ハァハァハァ・・」タタタ フラ…フラ…
    ※グラウンド




    クリスタ・ユミル・サシャ「!!?」




    エレン「」フラ… タタタ




    ジャン「めちゃくちゃふらふらだな」




    クリスタ「もしかして昨日からずっと走ってるんじゃ・・・」




    ユミル「いやそりゃねぇだろ、一度止めてから早起きしてまた走ってんじゃねぇの」




    ライナー「たぶんそんなことしてないと思うぞ」




    ユミル「あ?なんでそう言えんだよ」




    ライナー「俺はアイツと同部屋で昨日から一回も帰ってないからだよ、なあベルトルト」




    ベルトルト「うん、夜中に誰かが部屋に入ったような音もしていなかった」




    ユミル「マジかよ」




    ミカサ「エレン・・・」ギュッ
  88. 89 : : 2021/08/02(月) 13:03:20
    頑張ってください
  89. 90 : : 2021/08/09(月) 05:10:34
    エレン「ハァ・・ハァ・・・」フラ…フラ… タタ





    カツン!





    エレン「うっ・・・」ドテッ!!




    訓練兵達「!!」

    コニー「倒れたぞ!」

    ライナー「まああんだけふらふら走ってたらいつかは転ぶよな」




    エレン「ハァハァ・・・」グググ ダッ




    訓練兵達「」




    エレン「ハァハァハァ!」タタタ フラ…フラ




    ユミル「また走り出やがった」




    クリスタ「もう見てられないよ」スッ





    「貴様らなにをしている!!」スタスタ




    訓練兵達「!!」




    キース「今日は立体起動装置の適正判断訓練だぞ!さっさと朝食をすませてグラウンドに集まらんか!!」




    クリスタ「きょ、教官・・・あ、あの!」




    キース「なんだ」




    クリスタ「彼はまだ走っていますがよろしいのでしょうか?」




    キース「ん?」チラ




    エレン「ハァ・・ハァハァ・・・」タタタ ヨロ…




    キース「・・・まだやっていたのか」




    クリスタ「止めた方がよいのでは?」




    キース「そうだな。誰でもいい、止めさせて訓練に参加するように言ってこい」クル スタスタ




    ジャン「誰でもいいだってよ」




    ユミル「なんで私に言うんだよ、テメェ行けよ」




    ジャン「めんどうだからやだ」




    クリスタ「わ、私言ってくるよ!」




    ミカサ「」ダッ




    クリスタ「!」




    アルミン「(ミカサ・・・)」




    エレン「ハァハァハァ!」タタタ ヨロ…フラ…




    ミカサ「」ザッ




    エレン「あ?」ピタ ジロ




    ミカサ「」




    エレン「ハァ・・ハァ・・なんだお前」ポタポタ(汗)




    ミカサ「・・・エレン」




    エレン「」ピキ




    ミカサ「教官がもうやめて訓練に参加しろって」




    エレン「ハァハァハァ・・・ふぅーそうか、わざわざ伝えに来てくれてありがとな」




    ミカサ「」ジーー




    エレン「・・・なんだよ」




    ミカサ「・・・私ミカサ。ミカサ・アッカーマン」




    エレン「・・・エレン・クルーガーだ」




    ミカサ「イェーガーじゃないの?」




    エレン「」ピク




    ミカサ「貴方エレンでしょ!そうでしょ!?」




    エレン「」




    ミカサ「私はミカサ!貴方の家族!」




    エレン「・・・おい、アッカーマン」




    ミカサ「!」




    エレン「俺をあの巨人野郎と同じにするな」ギロ




    ミカサ「え・・・」




    エレン「あと二度と俺を名で呼ぶな」クル スタスタフラ…




    ミカサ「」






    ・・・数十分後


    ーグラウンドー



    キース「これより立体起動装置の適正判断訓練を行う!!」




    訓練兵達「はっ!!」




    キース「各自準備に取り掛かり出来たものから始めろ!」




    訓練兵達「はっ!!」




    教官「始まりましたね」




    眼鏡教官「ああ。これは初歩の初歩だが立体起動の素質が見てとれる。これが出来ないようじゃダメだ」




    アルミン「(い、いけるぞ!)」ピク プルプル

    ライナー「(楽勝だな)」ピク

    ジャン「よし!」ニッ ピク




    眼鏡教官「ほお、今期は優秀な者が多いな・・・!」




    ミカサ「」ピタ!!




    眼鏡教官「おお、すごいな。まったくブレのない姿勢に安定感だ」




    クリスタ「(が、頑張らないと!)」プルプル

    ユミル「ふぁ~~」ピク

    サシャ「(今日のご飯はなんでしょう)」ピク




    キース「よし!!次!クルーガー!!」




    エレン「はい」ザッ
  90. 91 : : 2021/08/10(火) 05:30:02
    ジャン「おっ、次は包帯野郎の出番か」

    ベルトルト「なんで顔に包帯巻いてるんだろう?」

    コニー「怪我してんじゃねぇの?」

    ミカサ・アルミン「」




    エレン「・・・準備できました」カチャカチャ




    キース「よし、上げろ!」




    訓練兵「はい!」グイ




    エレン「」ピタ




    キース「」




    エレン「」     ピク




    キース「うむ、中々いいぞ」




    エレン「ありがとうございます」




    キース「よし!次だ!!~~~~!」




    ~~~~~~時間経過~~~~~~




    訓練兵達「」ザッ




    キース「本日の立体起動適正判断訓練、素晴らしきことにここにいる全員見事合格だ」




    訓練兵達「」




    キース「本日の訓練は以上とする!明日より本格的に訓練を始める!!解散!!」




    訓練兵達「はっ!!」




    ーーーーーーーーーーーーーーー


    タタタ




    エレン「ハァ・・ハァ・・・」タタタ
    ※グラウンド




    ー食堂ー


    ワイワイ  ガヤガヤ



    ジャン「アイツまた走ってたな」




    コニー「なんでまた走ってるんだ?」




    サシャ「なにか悪いことしたんでしょうか?」モグモグ




    ベルトルト「たぶんしてないと思うけど・・・」




    マルコ「自主的にやってるんじゃないのかな?」




    ジャン「なんのためにだよ」




    マルコ「ほら、通過儀礼の時に彼言ってたじゃん。「強くなるため」って」




    ジャン「はっ!随分と意識高いな!」




    ユミル「ただの点数稼ぎだろ」




    ジャン「だろうな、大方少しでも教官達の評価上げて成績上位10番以内に入るためにやってんだろ」




    コニー「?成績が10番以内に入るとなにがあるんだ?」




    ジャン「は?そんなこともわかんねぇのかよ、訓練兵卒業するまでに成績が10番以内に入ると憲兵団に入れる資格が与えられるんだよ」




    コニー「え!?マジかよ!成績10番以内に入らないと憲兵団に入れないのか!?」




    ユミル「(バカ・・・)」




    クリスタ「そんな決めつけはよくないよ、本当に強くなるために頑張ってるかもしれないんだよ!」




    ライナー「あー確かにそうだな」




    ユミル「クリスタは優しいことで」




    ジャン「つーか、アイツ確かエレンって名前だよな?」




    ライナー「ああ、エレン・クルーガーだったな」




    ジャン「・・・アイツ怪しくないか?」




    コニー「は?なにがだよ」




    ジャン「名前といい、あの顔全体を隠した包帯といい・・・・アイツあのエレンじゃないのか?」




    マルコ「ああそれ僕も思ったよ」




    ライナー「あれだろ?指名手配中の巨人に変身するグリシャ・イェーガーとその息子エレン・イェーガー親子のことだろ?」




    ジャン「ああそれそれ」




    コニー「それなら俺も知ってるぞ!村に兵士が何度も探しに来てたからな!」




    サシャ「私の村にも探しに来てましたよ」




    マルコ「確かまだ捕まってないんだよね」
  91. 92 : : 2021/08/16(月) 07:43:18
    昔から見てますので頑張ってください
  92. 93 : : 2021/08/19(木) 19:26:34
    ベルトルト「親子で捕まってないはずだよ、捕まればすぐ公表するはずだよ」




    ジャン「どうするよ、アイツがあのエレン・イェーガーだっら」




    マルコ「それは・・・まあ怖いし一緒にいるのはちょっと・・・」




    ライナー「名前が一緒ってだけかもしれないぞ」




    コニー「あー確かにな」




    ライナー「大体指名手配されてる奴がわさわざこんな人の多いところにいるのは見つけてくださいって言ってるようなもんだろ」




    ミカサ「」




    訓練兵達「」ザワザワ  ガヤガヤ




    ミカサ「・・・」




    アルミン「ミカサ、大丈夫?」




    ミカサ「ええ、大丈夫」




    アルミン「・・・みんなあのエレンの話ばかりしてるね」




    ミカサ「・・・うん」




    アルミン「実際どうなのかな、彼はエレンなのかな?」




    ミカサ「・・・今日少しだけ彼と話した」




    アルミン「あ、もしかしてグラウンドで?」




    ミカサ「うん。彼にエレン・イェーガーではないかと質問した」




    アルミン「それで、彼はなんて?」




    ミカサ「怒った、俺をあの巨人野郎と一緒にするなって・・・怒られた」




    アルミン「!そう、なんだ・・・」




    ミカサ「でも彼はエレンなの!私にはわかる!あの声や瞳、エレンそのものだった」




    アルミン「ミカサ・・・」





    ガチャ!!




    訓練兵達「」クル




    エレン「」ビチャ  スタスタ 
    ※水浴び後




    訓練兵達「」ヒソヒソ

    訓練兵「出たぞ、エレンだ」

    訓練兵「本当にあの巨人に変身するエレンなのか?」

    訓練兵「わかんねぇけど顔包帯で隠してて怪しいだろ」




    エレン「」ギュッ(飯) キョロキョロ




    訓練兵達「」ゾロゾロ




    エレン「!あった」スタスタ




    クリスタ「あーんっ」パクッ




    エレン「なあ」




    クリスタ「ん?」モグモグ チラ




    エレン「ここいいか?」




    クリスタ「!(エレンだ)」




    エレン「ダメか?」




    クリスタ「い、いいよ!どうぞ座って!」ササッ




    エレン「ありがとう」スチャ




    ユミル「おいクリスタ!」




    クリスタ「なに?」




    ユミル「なにじゃねぇよ!ちょっとは警戒しろ!」




    エレン「あ?警戒?」




    マルコ「!あ!いや!別になんでもないよ!気にしないで!!」




    エレン「・・・もしかして俺が指名手配中のエレン・イェーガーじゃないかって疑ってんのか?」




    訓練兵達「!!」




    マルコ「あ、え、えええっとその・・・」オロオロ




    エレン「別に気使わなくていいって、ここに来ればエレン・イェーガーって疑われると思ってた。それに疑われるのはもう慣れてる」




    ベルトルト「慣れてるの?」




    エレン「ああ、名前が同じだしな。それに少しだけ容姿が似てたから今までいろんな奴から疑われたよ」




    コニー「そうなのか」




    ジャン「はっ!疑われたくないならその顔の包帯取れよ!」




    エレン「」




    ジャン「そんな顔隠してるから疑われるんだよ」




    マルコ「ちょっとジャン!!」




    ジャン「本当のことだろ」




    マルコ「それでも失礼だよ!」




    ユミル「じゃあここでその包帯取れよ、そしてここにいる全員に自分がエレン・イェーガーじゃないって証明しろよ」




    エレン「・・・」




    ユミル「あ?どうした?さっさとしろよ」




    エレン「・・・これは取りたくない」ギュッ
  93. 94 : : 2021/08/20(金) 16:31:07
    ユミル「はあ?」




    ジャン「なんでだよ」




    エレン「」プイ




    ジャン「!おい!」イラ




    エレン「」




    ジャン「あのな!ここにいる全員お前が巨人に変身して俺達を襲うんじゃないかって不安なんだよ!!お前が指名手配中のエレン・イェーガーじゃないってんならそれ(包帯)取って証明しろよ!!」




    クリスタ「ちょっと、そんな言い方しなくても・・・」




    訓練兵「そうだ!」




    クリスタ「!」




    訓練兵「ジャンの言う通りだ!」

    訓練兵「さっさとその包帯取れよ!」

    訓練兵「巨人に変身する化け物なんかと一緒の寝床で寝れるか!」




    クリスタ「み、みんな・・・」オロオロ




    ミカサ「」ギリ




    エレン「・・・・ハァ、わかった」




    訓練兵達「!!」




    エレン「確かにお前らの言う通りだな、ここで俺が訓練兵としてやっていくにはエレン・イェーガーじゃないってことを証明しないといけないな」ムク(立)




    訓練兵達「」ジロ




    エレン「じゃあ取るぞ、よく見てろよ」シュル




    ライナー・ベルトルト・マルコ・コニー・ジャン「」ジーーー




    エレン「」シュルシュル




    ユミル・サシャ・クリスタ・その他「」ジーーー




    エレン「」シュルシュル




    ミカサ・アルミン「」ジーー




    エレン「」シュルル……




    訓練兵達「!!!!?」




    エレン「」グチャデロボロ…
    ※顔面(火傷・刺傷・切傷・肉抉れ……)




    ミカサ・アルミン「       」

    ジャン「なっ!」

    コニー「ひ、ひでぇ顔・・・」ゴクリ

    訓練兵「うっ!おえぇっ!!」ゲロゲロ

    クリスタ「あ、えっとあの、え、エレン・・・」




    エレン「名前で呼ばないでくれ」




    クリスタ「え・・・」




    エレン「俺はエレン・イェーガーと人違いされてこんな風になった」




    訓練兵達「」




    エレン「何度も捕まった、縄や鎖で縛られた、殴られた、蹴られた、石を投げられた、岩で殴られた、ナイフで斬られた、松明を顔に押し付けられた、他にもたくさん・・・」




    ジャン「」




    エレン「お前らはこんな目に遭った俺のことをまだエレン・イェーガーと疑うのか?」トン




    訓練兵達「」シュン……






    ガチャ!!




    訓練兵達「!」
  94. 95 : : 2021/08/20(金) 16:39:23
    キース「先ほどやけに騒がしかったようだがなにを騒いでいる・・・ん?」 ジロ




    エレン「教官・・・」




    キース「・・・クルーガー、なぜ包帯を取っているんだ?」




    エレン「エレン・イェーガーと疑われたので疑いを晴らすために素顔をさらけ出しました」




    キース「・・・そうか。全員私の話を聞け」




    訓練兵達「」ジロ




    キース「私はこのエレン・クルーガーを幼い頃から知っている、私の友人の息子で決してエレン・イェーガーなどではない」




    訓練兵達「!!」




    キース「これでコイツがエレン・イェーガーではないというがわかったな?ではこれ以上騒ぐな」クル  ガチャ




    訓練兵達「」ザワザワ




    エレン「」シュルシュルシュル→包帯(巻)  クルスタスタ




    クリスタ「!エレ、じゃなくてクルーガー君!」




    エレン「」ガチャン!!!




    クリスタ「あ・・・」




    サシャ「ん?あの人これ食べないのでしょうか?」




    ユミル「そうなんじゃねぇの」




    サシャ「じゃあ私が食べてもいいですか!?」




    ユミル「好きにしろよ」




    サシャ「はい!!」ガツガツ!!




    ジャン「お前よくあれ見た後で飯食えるな」




    サシャ「美味しいです~」モグモグ




    ライナー「ひどい傷だったな」




    ベルトルト「う、うん」




    ユミル「確かにあの顔じゃ包帯取りたくないのもうなずけるな・・・」




    マルコ「もうジャンがあんなこと言うから!」




    ジャン「俺だけのせいにするなよ・・・」




    クリスタ「彼、可哀想だよ。人違いであんな目にあって・・・」




    ジャン達「」




    アルミン「彼はエレンじゃないみたいだね」




    ミカサ「」ガタッ タタタ




    アルミン「!ミカサ!」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー外ー


    エレン「」スタスタ





    「待って!」




    エレン「ん?」クル




    ミカサ「待って・・・」タタタ ザッ
  95. 96 : : 2021/08/20(金) 16:39:34
    エレン「なんだよ」




    ミカサ「え、エレン」




    エレン「」ピク




    ミカサ「お願いがあるの、もう一度だけその包帯の下の顔を見せて」




    エレン「・・・は?」




    ミカサ「お願い、もう一度ちゃんと見て確かめたいの」




    エレン「イヤだ」




    ミカサ「!す、少しでいいの!」




    エレン「イヤだって言ってんだろうが、大体なにを確かめるんだよ」




    ミカサ「・・・食堂での貴方の話を聞いてもまだ私は貴方がエレン・・・エレン・イェーガーだと思ってる」




    エレン「あ?」




    ミカサ「貴方の声、瞳、肌色、指の形、髪の色、どれも私の知ってるエレンと同じなの」




    エレン「」   スタ




    ミカサ「貴方はエレン!私の家zシュンッ!!




    ミカサ「!!」ガシッ!!(胸ぐら)




    エレン「おいいい加減にしろよ」ギロ




    ミカサ「え、エレン?」




    エレン「名前で呼ぶな!!!」




    ミカサ「!!」ビクッ!




    エレン「これ以上俺をエレン・イェーガーよばわりするなら殺すぞ」グイ




    ミカサ「で、でも・・・」




    「ミカサ」




    ミカサ・エレン「」クル




    アルミン「もうやめなよ」




    ミカサ「アルミン・・・」




    アルミン「彼の顔見ただろ?彼はエレンのせいで酷い目にあってきたんだよ」




    ミカサ「!・・・」




    アルミン「それに教官も言ってただろ、彼のことを幼い頃から知っているって。教官だって兵士なんだ、彼が指名手配中のエレンなら捕まえてないのはおかしいだろ?」




    ミカサ「・・・」チラ




    エレン「」




    ミカサ「・・・ご、ごめんなさい」




    エレン「・・・ふん」パッ




    アルミン「ごめんね、友達が君に不快な思いさせちゃって」




    エレン「別に、もう気にしてねぇよ」




    ミカサ「」




    エレン「・・・おい、お前」




    ミカサ「!私?」




    エレン「そうだ、確かアッカーマンだったな」




    ミカサ「」コクン




    エレン「お前、あのエレン・イェーガーの家族なのか?」




    ミカサ「!・・・ええ、家族」




    エレン「そうか、ならそれは隠し通せ」




    ミカサ「!」




    エレン「あのイェーガー親子の家族とバレたらなにされるかわからねぇ、身のためにもその事は黙っておけ」




    アルミン「その事なら心配いらないよ、僕からミカサに言ってあるよ」




    エレン「・・・そうか」




    ミカサ「」




    エレン「じゃあ最後に二つ、二度と俺の前でエレン・イェーガーの話をするな」




    ミカサ「う、うん」




    エレン「あと名前で呼ぶな、クルーガーって呼べ」




    ミカサ「わかった・・・」




    エレン「」クル スタスタ




    ミカサ「・・・エレン・クルーガー」




    アルミン「ミカサ、彼はエレンじゃないよ」




    ミカサ「・・・うん」シュン……




    アルミン「・・・大丈夫だよ!エレンなら絶対!どこかに隠れて生きてるよ!」




    ミカサ「・・・うん」




    エレン「」スタスタ




    ・・・









    ・・












    ・・・次の日


    ー食堂ー
  96. 97 : : 2021/08/29(日) 18:33:44
    ワイワイ  ガヤガヤ


    エレン「」スチャ  パクパク




    「な、なあ」




    エレン「ん」モグモグ  ジロ




    ジャン「ここいいか?」

    ライナー「俺達もいいか?」

    クリスタ達「」




    エレン「・・・別にこの机も椅子も俺のものじゃない、好きにしていいと思うぞ」




    ジャン「お、おう」スチャ




    クリスタ達「」スチャ




    エレン「」モグモグ




    ジャン「・・・」モジモジ




    マルコ「ほらジャン」トントン




    ジャン「!っ・・・な、なあクルーガー」




    エレン「ん」モグモグ




    ジャン「昨日は悪かった」ペコ




    クリスタ「ほらユミルも!」




    ユミル「」プイ!!




    クリスタ「謝りなさい!」




    ユミル「くっ・・・わ、悪い」ペコ




    エレン「・・・別に。疑われるのは慣れてる、気にしてない」モグモグ




    ジャン「そ、そうか(慣れる程今まで・・・)」




    エレン「俺はエレン・イェーガーじゃない、そこだけわかってもらえればそれでいい」




    ジャン「・・・わかった」




    ライナー「人違いでそんな目にあうなんてとんだ災難だったな」




    エレン「ああ、ホントに最悪だ。俺が見つけたらぶっ殺してやりたいくらいだ」ギリ




    ユミル「まあそう思って当然だな」




    コニー「しかし実際いるのか?巨人に変身する人間なんてよ」




    ベルトルト「う~~ん、どうだろうね」




    マルコ「でもいなきゃ手配書なんて出さないと思うけど」




    クリスタ「本当にいたら怖いね」




    ユミル「安心しろ~私が守ってやるからよ!」ダキッ!!




    クリスタ「ありがとう、でも苦しいから放れて」グイ




    エレン「」ジーーー




    クリスタ「!」ピク クル




    エレン「」ジーーー




    クリスタ「な、なにかな?」




    エレン「!あ、悪い」




    クリスタ「べ、別に謝らなくてもいいよ。え?もしかして私の顔なにか付いてる?」




    エレン「目と鼻と口が付いてる」




    クリスタ「!これは普通に付いてるよ!そうじゃなくてゴミとかそういうのが付いてるかって聞いてるの!」




    エレン「いやそんなのは付いてない、ただ見たことある顔だと思って見てただけだ」




    クリスタ「え、ごめん、会ったことあったかな?」




    エレン「いやない。たぶん気のせいだ、忘れてくれ」




    クリスタ「う、うん・・・」




    エレン「(どっかで見たことあるような気がするんだよな・・・・まあいいか)」




    ~~~~~時間経過(訓練)~~~~~


    ーグラウンドー



    訓練兵達「ハァハァハァ!」ポタポタ(汗)




    キース「本日の訓練はここまで!!解散!!」




    訓練兵達「はっ!!」




    ジャン「あーー!終わった終わった」




    マルコ「疲れた」




    サシャ「早くご飯食べたいです!」




    ユミル「キツッ・・・」




    クリスタ「も、もう無理」フラフラ




    アルミン「ハァハァハァ!」ポタポタ




    ミカサ「アルミン大丈夫?」




    アルミン「う、うん、なんとかね。ミカサは全然疲れてなさそうだね」




    ミカサ「これくらいなら全然問題ない」




    アルミン「あはは、さすがだね」




    ライナー「腹減ったな、さっさと風呂はいって飯食いに行こうぜ」




    ベルトルト「うん」




    エレン「」クル スタスタ




    クリスタ「?エレ・・クルーガー君!」




    エレン「・・・クルーガーでいい、なんだ?」クル




    クリスタ「あ、うん。どこ行くの?」




    エレン「走ってくる」




    訓練兵達「!」




    エレン「じゃあ」クル タタタ




    ライナー「訓練終わったあとにトレーニングか、すげぇな」




    ベルトルト「うん、そうだね」




    ユミル「お前はやんないのか?」ヘラ




    ジャン「そんな余裕ねぇよ!あったとしてもやるかよ!」




    エレン「ハァ・・ハァ・・」タタタ




    ミカサ「」




    エレン「」タタタ




    ミカサ「・・・」




    アルミン「ミカサ、行くよ」




    ミカサ「・・・ええ」クル スタスタ




    エレン「ハァ・・ハァ・・」 タタタ





    ・・・









    ・・













    ・・・それから月日は流れ





    あっという間に一年が過ぎた




    ー訓練所:森ー



    パシュッ!  パシュッパシュッ! パシュッ! パシュッパシュッ!
  97. 98 : : 2021/08/29(日) 20:32:00
    ジャン「よっと!!」トン

    サシャ「到着でーす!」トン

    エレン「」トン




    ライナー「おっ、帰ってきたぞ」




    マルコ「三人ともおつかれ」




    サシャ「はいです!」




    ジャン「くそ、もう少し時間がほしかったな」
    ※制限時間内に巨人パネルを削ぐ訓練




    ミーナ「何体くらい巨人パネル削いできたの?」




    サシャ「えっとですね~15体くらいでしょうか」




    コニー「そんなにかよ!俺達の組なんて7体しか見つけられなかったぞ!」




    エレン「サシャのおかげだ、サシャは勘がいいからたくさんパネルを見つけてくれた」




    クリスタ「そうなんだ!サシャすごい!」ナデナデ




    サシャ「エヘヘヘヘ~照れちゃいます」テレテレ




    ジャン「もうちょい時間があればまだまだ削げたな」ニッ




    エレン「ああ。あ、ところでジャン」




    ジャン「ん?」




    エレン「ちょっと教えてほしいところがあるんだがいいか?」




    ジャン「あ?またかよ」




    エレン「ああ、立体起動の時の方向転換の身体の重心の動きと巨人パネルを削ぐときのガスを出すタイミングを教えてくれないか?」




    ジャン「たく、しゃーねーな」ポリポリ




    エレン「ありがとな」




    ジャン「てか!たまには他の奴にも聞けよ!」




    エレン「みんなにもいろんなこと聞いてるさ。でもお前の立体起動はうまくて一番手本になるからよ」




    ジャン「!お、おう」プイ




    エレン「?どうした?」




    ジャン「なんでもねぇよ!」




    ライナー「ジャンの奴照れてるな」ヘラヘラ

    マルコ「うん、素直に褒められて嬉しいんだろうね」クス




    ジャン「ほらこっち来い!他の組が全員帰ってくる前にその辺で教えてやる!」パシュッ!!




    エレン「おう」パシュッ!!




    クリスタ「・・・本当にクルーガーはすごいね」




    コニー「ん?なにがすごいんだ?」




    クリスタ「努力を惜しまないところだよ!」




    ライナー「確かにクリスタの言う通りだな」ウンウン




    ベルトルト「訓練が終わったあとのトレーニングも毎日欠かさずやってるし訓練が休みの日も一人黙々とトレーニングしてるよね」




    マルコ「わからないことやできなかったことはさっきみたいに誰かに教えてもらえるように頼んだり」




    サシャ「あ!私もクルーガーに立体起動や弓矢の使い方教えたことありますよ!」




    コニー「俺も俺も!」




    ライナー「俺は筋肉トレーニングを教えたな」




    クリスタ「私は馬術教えたことあるよ」




    マルコ「クルーガーはきっといい兵士になるよ」




    クリスタ「うん、私も見習わないと」
  98. 99 : : 2021/08/30(月) 10:21:50
    たまたま見てたら投稿されたwwwこんなこともう無いかもしれない
  99. 100 : : 2021/08/30(月) 12:24:14
    応援してます
    好きなんで頑張ってください
  100. 101 : : 2021/08/30(月) 20:21:04

    ・・・一時間後



    ーグラウンドー



    キース「次は対人格闘訓練だ!!はじめ!!」





    訓練兵達「はっ!!」タタタ





    ジャン「あーだる」

    マルコ「そんなこと言わないでやるよ」





    サシャ「やりましょう!クリスタ!」

    クリスタ「うん」





    コニー「さあ来い!」シュバッ!

    ユミル「なんだその構え」





    ライナー「クルーガー、俺とやろうぜ」





    エレン「おう」





    ライナー「お前が(ならず者役の)短刀持つか?」スゥ→短刀(木)





    エレン「ああ」ガシッ





    ライナー「よし、いつでも来い」スッ





    エレン「」スッ グググ





    ライナー「(重心を下げた、下から攻めていく気だな)」





    エレン「」ダッ!!





    ライナー「(来た!!)ふっ!!」シュンッ!!





    エレン「」スゥ シュンッ!!!(蹴)





    ライナー「うおっ!!」ガンッ!!





    エレン「」シュッ!!(短刀)





    ライナー「くらうか!!」ダッ(後)





    エレン「!」スカッ





    ライナー「もらった!!」ダッ! シュンッ!!





    エレン「」






    ダンッ!





    ライナー「!!」ジロ(↑)





    エレン「ふっ!!!」シュンッ!!!





    ライナー「うごっ!!」メキッ!! ザザザザ





    エレン「」ダッ  シュンッ!!





    ライナー「!!」トン(胸)





    エレン「・・・俺の勝ちだな」





    ライナー「ああ、参ったよ」





    エレン「悪いな、結構思いっきり蹴っちまった」





    ライナー「別に平気だ、それにしてもまさか跳ぶとは思わなかったぞ」





    エレン「結構前にお前とやったときさっきみたいな状況あっただろ?それであの時俺後ろに下がってそのままお前にタックルされてやられちまったからな」





    ライナー「なるほど、ちゃんと対策済みってことか」





    エレン「ああ、もっといろんな奴とやって経験積んで強くならねぇとな」ギュッ





    ライナー「経験か」





    エレン「できるだけ俺より強い奴とやりたいな」





    ライナー「お前より強いかー・・・となるとミカサ」





    エレン「」





    ライナー「あとはそうだな・・・・あ、アイツとかどうだ?」ビシ





    エレン「ん?」チラ





    「」ササッ
    ※アニ





    エレン「アイツは確か・・・アニだっけ?」





    ライナー「ああ」





    エレン「アイツ強いのか?いつもこの訓練サボってところしか見たことないんだが・・・」





    ライナー「まあいいからやってみろよ」





    エレン「あ、ああ」スタスタ





    アニ「」ササッ スタスタ





    「おい、アニ」ザッ





    アニ「」ジロ





    ライナー「訓練をサボるとはいただけないな、アニ」

    エレン「えっと・・・サボるのはよくないぞアニ」





    アニ「」ギロ





    エレン「!(怖っ・・・)」





    ライナー「教官に報告したら頭突き確定だな」





    アニ「」





    ライナー「それが嫌なら真面目にやるんだな」クイ





    アニ「」ジロ





    エレン「!」





    ライナー「よしクルーガー!始めるぞ!」





    エレン「!お、おう」スゥ





    アニ「・・・ハァ」スゥ





    エレン「?アニ、これは刃物の対処を形式的に覚える訓練だぞ?そんな構えで短刀取り上げられるのか?」





    アニ「いいからさっさと来な」ゴキ





    エレン「!・・・わかった」グッ





    アニ「」
  101. 102 : : 2021/08/30(月) 20:24:07
    エレン「行くぞ」ダッ





    アニ「」グッ・・・・ブオオオオオオオオンッ!!!





    エレン「!!」タタタ    ダッ







    ガアアアアアアアアアンッ!!!





    エレン「いっ!!?」ドサッ ザザザザ





    アニ「・・・」





    エレン「くっ!イテェ・・・」グググ





    アニ「・・・」ダッ





    エレン「!!!}バッ





    アニ「」シュンッシュンッ!!





    エレン「もがっ!!?」ガシッグイッ!!





    アニ「」シュンッッ!!!





    エレン「うっっ!!」ガアアアグルッ!!  ドシャッ!!





    アニ「・・・」ジロ





    エレン「っ!イタタタ、なんだよさっきの」ギュッ(短刀)





    アニ「・・・(一発目の蹴りは瞬時に放つ方向に跳んで直撃を避けた、そしてさっきの技で短刀を奪うつもりだったけど奪えなかった・・・)」





    エレン「くそ・・・さあアニ、続きだ」ザッ





    アニ「・・・ねえ」





    エレン「ん?なんだ?」





    アニ「上」





    エレン「?上?」クイ(↑)





    アニ「」シュンッ!!!





    エレン「ぶごっ!!!!」メゴッ!!!(腹)





    ライナー「!!」





    エレン「かっ・・・」グググ





    アニ「・・・はい、取り上げた。終わり」スタスタ ガシッ(短刀)





    ライナー「お、おいアニ、さっきのは反則だろ」





    アニ「あ?知らないね、敵のいうこと間に受けて油断するのがいけないんだよ」





    ライナー「いやでもよ・・・」





    エレン「いや、アニが正しい・・・」グググ





    ライナー「!クルーガー・・・」





    エレン「油断した俺が悪い」スタスタ





    アニ「・・・なに?」





    エレン「すげぇ技術だな、誰かから教わったんだろ?」





    アニ「・・・お父さんが」





    エレン「親父さんがこの技術の体現者なのか?だとしたらすげぇな」





    アニ「そりゃどうも」クル





    エレン「!ああ待ってくれ!」





    アニ「なに?まだなにか用かい?」





    エレン「その技術俺に教えてくれないか?」

    アニ「やだ」





    エレン「!(即答・・・)」





    アニ「面倒だからヤダ」





    エレン「そ、そこをなんとか・・・」





    アニ「やだ」





    ライナー「アニ、教えてやれよ」





    アニ「アンタは黙ってな」ジロ





    ライナー「」





    エレン「頼む」





    アニ「・・・なんだ教わりたいの?対人格闘術訓練はたいした点数にならないよ、内地目指してんならこの訓練より立体起動で点数稼ぐ方がいいんじゃないの」





    エレン「え・・・?いや、別に内地は目指してないじ」





    アニ「は?じゃあなんで?」





    エレン「えっと、強くなりたいから」





    アニ「なんで強くなりたいの?」
  102. 103 : : 2021/08/31(火) 17:14:20
    エレン「それは・・・その・・・」




    アニ「」クル




    エレン「!わ、わかった!言う!言うから!」




    アニ「・・・」クル




    エレン「えっとまあエレン・イェーガーと間違えられて襲われたときのためだな」




    ライナー「あー確かにな」ポン




    エレン「あと・・・守りたい人がいるから」




    アニ「」




    エレン「こんな世の中だから絶対に危険な目にあわないとは言いきれない、だから俺が強くなってそいつを守りたいんだ」ギュッ




    アニ「・・・そう」




    エレン「頼むアニ、お前のその技術を俺に教えてくれ」




    アニ「」




    エレン「」




    アニ「・・・ハァ、仕方ないね」




    エレン「!」




    アニ「ただし教える代わりに見返りはもらうよ」




    エレン「え?み、見返り?」




    アニ「当然でしょ。私はめんどくさいのを我慢して仕方なく教えてあげるんだい、私だけ与えるだけ与えてなにも得ないなんて不公平だからね」




    エレン「うっ、た、確かにそうだな・・・」




    ライナー「(ケチ臭)」




    アニ「」ギロ




    ライナー「!!」ビクッ!!




    エレン「見返りってなにやればいいんだ?飯とかか?」




    アニ「その辺はまあ追々考えとくよ」クル スタスタ




    エレン「」




    ライナー「だ、大丈夫か?クルーガー」




    エレン「ああ、まだ少し痛いけど大丈夫だ」




    ライナー「そうか」




    エレン「しかしアニって話してみると意外といい奴だな」




    ライナー「顔は怖いけどな」
  103. 104 : : 2021/08/31(火) 18:01:18
    エレン「まあ確かに怖い顔してるよな、笑えば可愛いと思うんだけどな」





    ライナー「可愛い?」





    エレン「可愛くないか?」





    ライナー「いや可愛いと言ったらクリスタみたいな女の子のことを言うんだよ」





    エレン「あークリスタか」





    ライナー「クリスタとアニを比べるなんてクリスタに失礼だろ~」ヘラヘラ





    「」ザッ





    エレン「ん?」クル





    ライナー「クリスタとアニ、うさぎとオオカミ、天使と悪魔だろ~」





    エレン「」ササッ





    ライナー「?どうしたエレン」





    「ねえ」





    ライナー「」ピク





    「随分人のこと色々言ってくれるね」





    ライナー「」タラタラ(汗) クル・・・





    アニ「」





    ライナー「あ、アニさん・・・」ジリ





    アニ「構えな」スゥ





    ライナー「     」





    ~~~~~時間経過(訓練終了)~~~~~~



    ー食堂ー



    ワイワイ  ガヤガヤ



    ライナー「」ボロボロ





    コニー「ライナーどうした?」





    サシャ「ボロボロですよ」モグモグ





    ライナー「ちょ、ちょっとな・・・」グググ
  104. 116 : : 2021/09/02(木) 19:48:25
    やめないですよ
  105. 117 : : 2021/09/02(木) 20:26:03
    クリスタ「大丈夫?医務室行く?」





    ライナー「    (天使)こ、これくらい大丈夫だ!!」





    クリスタ「そお?無理はしないでね」





    ライナー「おう!(結婚したい)」







    ガチャ





    エレン「ふぅ」スタスタ
    ※風呂後





    ジャン「おっ、きたきた」





    クリスタ「エレーン!こっちにもう用意してるよー!」フリフリ





    エレン「おう」スタスタ  スチャ





    クリスタ「はいどうぞ」スッ(飯)





    エレン「ありがとな」





    クリスタ「どういうたしまして」





    ユミル「ホント毎日毎日よくやるな」





    コニー「あんまり無理しすぎんなよクルーガー」モグモグ





    エレン「おう、心配ありがとな」





    ライナー「あ、そういえばクルーガー。お前今日内地志望じゃないって言ってたがどこの兵団志望してるんだ?」





    エレン「駐屯兵団だ」





    ジャン「駐屯兵団?」





    エレン「ああ」





    マルコ「えーそれは勿体なないよ、クルーガーなら必ず上位10番以内で訓練兵を卒団できるはずだよ」





    ジャン「憲兵団にしろよ、駐屯兵団と憲兵団じゃ給付金も待遇も全然違ってくるぜ」
  106. 118 : : 2021/09/14(火) 21:45:07
    エレン「まあ確かにそうだが・・・その・・・憲兵は正直嫌いなんだ」




    マルコ「え?どうして?」




    エレン「俺を捕まえたほとんどが憲兵だから」




    マルコ「!」




    コニー「それってあれか?エレン・イェーガーと間違えてか?」




    エレン「ああ」




    ジャン「・・・そうか、なら仕方ねぇな」




    マルコ「ごめんね、嫌なこと思い出させちゃったよね?」




    エレン「大丈夫だ」




    ライナー「調査兵団は考えてないのか?」




    エレン「調査兵団はちょっとな・・・昔調査兵団が壁外調査から帰還したときの姿を見たけど酷い有り様だった。壁外で巨人と戦う勇気は俺にはない」




    ジャン「同感だな、わざわざ調査兵団に入るような奴は勇敢気取りか死に急ぎだけだな」




    アルミン「・・・」ムス




    ジャン「あ?」ジロ




    アルミン「」ムス




    ジャン「なんだよアルミン、その顔は」




    アルミン「別に」




    ジャン「別にって顔じゃねぇだろ」




    アルミン「・・・調査兵団は巨人に奪われた領土を取り戻すために巨人のいる危険な場所に出て巨人と戦っているんだ。バカにしないでよ」




    ジャン「もしかしてお前調査兵団志望か?」




    アルミン「そうだよ」




    ジャン「そりゃあ悪かったな、つい本音が出ちまってよ」




    アルミン「」




    ジャン「しかしお前が調査兵団ね~」ヘラヘラ




    アルミン「なにがおかしいの・・・?」




    ジャン「だってお前座学意外全然ダメダメじゃんかよ」




    アルミン「!」




    ジャン「立体起動も下手だしよ、そんなで巨人と戦えんのか?」




    アルミン「くっ・・・」




    ミカサ「」ギロ




    ジャン「!」ビクッ




    ミカサ「」ゴゴゴゴ




    ジャン「っ・・・」




    マルコ「やめなよジャン」




    ジャン「お、おう・・・悪かったなアルミン、言いすぎた」




    アルミン「・・・別にいいよ、本当のことだし」シュン…




    ユミル「あーあー落ち込んでるな」




    クリスタ「ジャンがあんなこと言うからだよ!」




    ジャン「ううっ・・・」




    エレン「」ジーーー




    ミカサ「アルミン大丈夫?」




    アルミン「うん、大丈夫だよ・・・」




    エレン「・・・なあ」




    アルミン・ミカサ「!」




    エレン「ミカサ、お前はどこの兵団志望してるんだ?」




    ミカサ「え?わ、私?」




    エレン「ああ」




    ライナー「確かに気になるな」




    ベルトルト「ミカサは今期主席確実とまで言われてるからね」




    サシャ「教官達ミカサのこと「逸材」や「天才」など言ってますからね」




    マルコ「どこの兵団行ってもきっと優遇されるはずだよ!」




    ミカサ「私は・・・」




    エレン「」




    ミカサ「・・・私は調査兵団に行く」




    みんな「!!!?」




    ジャン「はあ!?マジで言ってんのか!?」




    ミカサ「ええ」




    コニー「ミカサが調査兵団・・・」




    ジャン「なんで調査兵団なんだよ!」




    ミカサ「それは・・・」





    ザザザザザ
    ーーーーーーーーーーーーーーー

    エレン「調査兵団に入って外の世界を見てみたい!!」

    ーーーーーーーーーーーーーーー





    ミカサ「」ギュッ




    ジャン「?み、ミカサ?」




    ミカサ「!・・・そんなことよりなんでそんなこと聞くの?」




    エレン「・・・なんとなく気になっただけだな、お前ほどの実力の持ち主がどこの兵団いくのか」




    ミカサ「・・・そう」




    エレン「まあ二人共頑張れ」 ガタ スタスタ




    アルミン「・・・初めてだね、クルーガーの方から話しかけて来るなんて」




    ミカサ「ええ」




    エレン「」スタスタ




    ・・・









    ・・












    ・・・数週間後


    ーグラウンド(対人格闘術訓練中)ー
  107. 119 : : 2021/09/15(水) 22:18:30
    ガンガンッ!!  ガシッ!!  シュンッ!!




    エレン「ふっ!!」シュンシュンッ!!





    アニ「」スゥ パシン





    エレン「」ガシッ!!





    アニ「!」ギチ





    エレン「ふっ!!」グイッ!!(投)





    アニ「くっ!!チッ!」ザザザザザ





    エレン「」ダッ  シュンッ!!!(短刀)





    アニ「!」








    ピタ





    アニ「」
    ※寸止め





    エレン「」ニッ





    アニ「・・・参ったよ」





    エレン「よし!やっと5回やってやっと勝ったぜ」





    アニ「いい動きだったよ」





    エレン「ありがとな、アニ」





    アニ「どういたしまして、今日はマッサージでいいよ」





    エレン「やっぱり見返りはやんないとダメなんだな」





    アニ「当然だよ、イヤならもう教えないよ」





    エレン「それはヤダ」





    アニ「だったら文句言わずに全力で奉仕しな」





    エレン「わかったよ」





    アニ「じゃあ今日はここまでだよ、あとはいつも通り適当な相手とやりな」クル スタスタ





    エレン「ああ、今日もありがとな」





    アニ「・・・ハァ、疲れた」スタスタ





    エレン「(さて、ライナーあたりと組もう)」スタスタ





    「」ザッ





    エレン「ん?」ジロ





    ミカサ「」





    エレン「・・・」クル





    ミカサ「なんで避けるの?」





    エレン「・・・避けてない」





    ミカサ「避けてる」





    エレン「避けてない」





    ミカサ「避けてる」





    エレン「避けてないって言ってんだろ!」





    ミカサ「」





    エレン「で?なんだよ」





    ミカサ「・・・クルーガー、私と組もう」





    エレン「他の奴と組めよ」





    ミカサ「私と貴方まだ一度も組んだことない」





    エレン「」





    ミカサ「いろんな相手と組んだ方が訓練になるはず、だから私と組もう」





    エレン「」





    ミカサ「」





    エレン「・・・ハァ、わかった」スッ





    ミカサ「ならず者役は貴方がやって」スッ





    エレン「ああ」ギュッ(短刀)





    みんな「!」ザワザワ


    コニー「おっ!!クルーガーとミカサがやりあうみたいだぞ!」


    サシャ「おお!!クルーガーとミカサですか!」


    マルコ「どっちが強いんだろう・・・」


    ベルトルト「初めて見る組み合わせだね」





    ミカサ・エレン「」





    ライナー「客観的に見ればミカサの方が上だがクルーガーもどんどん強くなってるからな、この勝負わからないぞ」





    アニ「・・・」





    エレン「」グッ





    ミカサ「」





    エレン「」ダッ!!!





    ミカサ「」バッ





    エレン「」シュンッ!!





    ミカサ「」ガンッ!!





    エレン「」シュンシュンッ!! ブンッ!!





    ミカサ「」スゥ ガンッ! パシン!
  108. 120 : : 2021/09/16(木) 23:56:25
    エレン「ふっ!!」シュンッ!!!




    ミカサ「」スゥ




    エレン「!っ!」ダッ(後)




    ミカサ「」ジロ




    エレン「(くそ、あれ躱すのかよ。すげぇ動体視力だな)」




    ミカサ「」ダッ




    エレン「!!」




    ミカサ「」ブオオオオンッ!!!




    エレン「!!?」バッ!!  ガアアアアアアンッ!!!




    ミカサ「」グンッ!!




    エレン「ぐっ!!」ザザザザザ




    ミカサ「」クル ブオオオオンッ!!!




    エレン「     」スッ!!





    チリッ!!




    エレン「(あぶねぇ)」ツー→頬(血)




    ミカサ「」シュンッ!!!




    エレン「!」ガシッ!!(腕)




    ミカサ「」シュンシュン!!




    エレン「くっ!!このっ!!」ギチ!! シュンッ!!!




    ミカサ「」パシン!!




    エレン「!」グググ




    ミカサ「」ギチギチ!! スゥ




    エレン「!」ダッ ザザザザ




    ミカサ「・・・さすがクルーガー、強い」




    エレン「そりゃどうも(強い、さすが天才だの逸材だの言われるだけの実力だ)」




    みんな「」ザワザワ





    サシャ「ミカサすごいです!」




    コニー「ああ!でもクルーガーも負けてねぇぞ!」




    ジャン「バカ!!どう見てもミカサの方が圧倒的に優勢だろ!俺はミカサに今日の晩飯全部賭けるぜ!」




    サシャ「はいはーい!私もミカサに賭けます!」




    コニー「あ!ずりぃぞ!俺もミカサだ!」




    ユミル「おもしれぇ!私も混ぜてもらうぜ!」




    ジャン「どっちに賭けるんだよ」




    ユミル「そりゃあミカサだろ」




    ジャン「おいおい、誰もクルーガーに賭けないなら賭けとして成立しねぇぞ」




    訓練兵「ミカサが勝つだろ」

    訓練兵「だな」

    訓練兵「クルーガーの奴も強いがミカサ相手だとな・・・」




    エレン「ひでぇな、俺達で賭けしやがって」




    クリスタ「みんな賭け事なんてよくないよ」




    ユミル「いいじゃねぇかちょっとくらい、賭けんのは金じゃねぇしよ!」




    クリスタ「でも・・・」




    ユミル「クリスタはどっちに賭ける?」




    クリスタ「!」




    ユミル「やっぱりミカサか?」




    クリスタ「え、えっと私は・・・」チラ




    エレン「」




    クリスタ「く、クルーガーに賭けようかな~なんて・・・」




    エレン「!」




    ユミル「マジかよ」




    クリスタ「う、うん」




    ユミル「おーおークリスタ様はお優しいことで」パチパチ




    ジャン「クルーガーに賭けんのクリスタだけかよ。山分けしたらちょっとしか食えねぇじゃねぇか」




    サシャ「誰かクルーガーに賭けてください!そして私達へご飯を!」ジュル




    みんな「」シーーーーン




    サシャ「・・・ハァ、いませんか」ガクシ…




    「」スゥ




    サシャ「ん?」クル




    アニ「クルーガーに賭ける」




    みんな「!!」




    エレン「アニ・・・」




    ジャン「あ、アニ!お、お前もやるのか!?」




    アニ「悪いかい」ジロ




    ジャン「い、いや別に・・・」




    アニ「・・・というわけてあんたに賭けてやるから負けんじゃないよ」




    クリスタ「!えっとその・・・頑張ってね!クルーガー!」




    エレン「アニ、クリスタ・・・おう、頑張ってみる」
  109. 121 : : 2021/09/17(金) 23:32:44
    アニ「あと負けたらあんたの飯をもらうから」




    エレン「えーーアニが勝手に賭けたんだろ」




    アニ「」ギロ




    エレン「・・・はい」クル




    ミカサ「」




    エレン「じゃあ続き始めるけどいいよな?」




    ミカサ「待ってクルーガー」




    エレン「ん?」




    ミカサ「どうせなら私達もなにか賭けよう」




    みんな「!!?」




    エレン「俺達も?まあ別にいいけどよ、なにを賭けるんだ?飯か?」




    ミカサ「・・・負けた方は勝った方の言うことを一つだけなんでも聞くっていうのはどう?」




    エレン「なんでも?」




    ミカサ「なんでも」




    エレン「ふ~ん、じゃあ俺が勝って俺がお前に兵士やめろって言ったらやめるのか?」




    みんな「!!」

    ジャン「あ、あいつなに言ってんだ?」

    アルミン「・・・」





    ミカサ「やめる」




    エレン「・・・そうか。いいぜ、やろうか」




    ミカサ「ええ」




    エレン「準備はいいか?」




    ミカサ「いつでも」




    エレン「よし(さて、体格は同じでスピードもパワーもあっちが上・・・まともにやりあっても勝てる気しねぇな)」




    ミカサ「」
  110. 123 : : 2021/10/23(土) 23:52:23
    エレン「スーーーー・・・ハァ・・・・・」ギュッ(短刀)





    ミカサ「(来る)」





    エレン「」ダッ!!!





    ミカサ「(正面かrシュンッ!!





    ミカサ「!!」






    短刀 ヒュンッッ!!!!!






    ミカサ「っ!(短刀を投げてきた!?)」シュンッガシッ!!





    バサッ!!





    ミカサ「!!」






    ジャケット  ヒラヒラッッ!!






    ミカサ「」ブンッッ!!!  ガシッ!!






    シーーーーーン






    ミカサ「!!(彼はどこに?)」





    「」タタタ





    ミカサ「!」ジロ





    エレン「ふっ!!!」シュンッ!!!





    ミカサ「」スゥ ガシッ!!!





    エレン「!!!」ギチ





    ミカサ「なるほど、さっき投げた短刀とジャケットは目くらましね」ギュウウウッ!





    エレン「くっ!」グググ





    ミカサ「少し焦った、反応があと少し遅かったらやばかった」スゥ





    エレン「!」





    ミカサ「終わり」グッ





    エレン「・・・フッ、まだだよ」シュンッ!!





    ミカサ「!!うぐっ!!」バシャッ!!→砂(目)





    みんな「!!」

    ジャン「なっ!!あの野郎!」

    コニー「砂!?」

    アニ「・・・(なるほど、さっき投げた二つは自分の身を隠すためじゃなく地面から砂を掴む行為を隠すため)」





    ミカサ「ううっ!目が・・・」グググ





    エレン「」シュンシュンッ!!





    ミカサ「!」ガチッ!!(首)





    エレン「このまま首を捻じり折ることができる」ギュッ





    ミカサ「・・・」





    エレン「俺の勝ちでいいよな?」





    ミカサ「・・・いいえ、私は負けてない」





    エレン「は?なに言ってんだよ、誰がどう見ても「負けてない」





    ミカサ「お腹」





    エレン「?腹」チラ





    エレンの腹部   トン(短刀)





    エレン「!!!!」





    ライナー「アレってクルーガーが最初に投げた短刀・・・」

    ユミル「アイツすげぇ」





    エレン「(くそ、やられた。まさか短刀を掴んでたとは)」パッ(放)





    ミカサ「」クル





    エレン「俺の負けだ」





    ミカサ「いや、貴方は負けてない」





    エレン「!」





    ミカサ「さっきの状況、貴方も私を殺せる、私も貴方を殺せる状態だった・・・勝負は引き分けにしよう」





    エレン「あーー・・・お前がそれでいいなら」





    ミカサ「」スゥ





    エレン「ん?」





    ミカサ「いい勝負だった、またやろう」





    エレン「・・・フッ、あそこまでやって引き分けだ。次はハンデくらいもらわねぇといい勝負にならねぇよ」スゥ







    ギュッ





    エレン・ミカサ「」





    ~~~~~~時間経過~~~~~~



    ー食堂ー



    ワイワイ  ガヤガヤ




    コニー「いや~今日のミカサとクルーガーの勝負すごかったな!」





    サシャ「ですね!」





    ジャン「勝負は引き分けなんだよな?ミカサ」





    ミカサ「ええ」





    ユミル「引き分けで助かったぜ、おかげで飯を守れた」ニッ





    サシャ「私もです!」モグモグ





    ライナー「まさかクルーガーがあんな戦法を使うとはな」





    ベルトルト「正直びっくりしたよ」





    アルミン「でも実際の犯罪者を相手にするときは凶器を投げてくる可能性もあるし今日のミカサとクルーガーの勝負はすごく実戦向きで勉強になったよ」





    マルコ「確かにそうだね」





    コニー「ところでクルーガーはまだ帰ってこないのか?」





    サシャ「そろそろいつも通りトレーニング終わらせてここに来るんですがね」モグモグ





    ライナー「クルーガーならあっちいるぞ」クイ





    みんな「」クル





    エレン「」モミモミ(揉) グッグッ





    アニ「そこもっと強くしな」モミモミ





    エレン「はいはい」モミモミッ! グイグイ!
  111. 124 : : 2021/10/24(日) 15:21:11
    ジャン「相変わらずやってんな」




    ユミル「まるで召し使いだな」




    ライナー「アイツだけだぞ、クルーガーに見返り求めてんの」




    ミカサ「・・・」




    ミーナ「いいな~アニばっかりいつも」




    アニ「あんたもやってもらえば?」モミモミ




    ミーナ「え!?いいの!?」




    エレン「おいアニ」モミモミ グッグッ




    アニ「別にいいじゃん、一人も二人も変わらないでしょ」モミモミ




    エレン「えーー・・・」




    ミーナ「じゃあクルーガー!お願いしまーす」




    エレン「ああもうやるの確定なのか」




    アニ「ん、今日はこれくらいでいいよ。ミーナの方やってやりな」




    エレン「・・・へいへい」パッ




    ミーナ「はい、どうぞ」




    エレン「」スッ グッ




    ミーナ「んっ///あ~いいね~」グッグッ モミモミ




    エレン「痛いときは言えよ」モミモミ グッグッ




    ミーナ「は~い」モミモミ




    アニ「気持ちいいかい?」




    ミーナ「うん。気持ちいい~~さいこ~~」モミモミ




    アニ「そう」




    エレン「」モミモミ グッグッ




    ミーナ「あ~~いいよ~気持ちいい~///」モミモミ




    エレン「・・・アニより凝ってるな」モミモミ




    ミーナ「ん?そうなの?」モミモミ




    エレン「ああ、肩回り中心がな」




    ミーナ「あ~確かに最近肩が凝るってなんだか疲れがとれないっていうか重いんだよね」




    アニ「」ジーーー




    ミーナ「」ポヨン♪




    アニ「・・・」ストン…




    ミーナ「ああぁ///そこそこ!そこ気持ちいいよ~」モミモミ ポヨン♪




    アニ「」ムカ




    エレン「ん?どうしたアニ」




    アニ「別に」




    エレン「?怒ってんのか?」




    アニ「別に」ギロ




    エレン「!そ、そうか・・・(なんで怒ってるんだ?)」
  112. 125 : : 2021/10/24(日) 19:43:30
    ミーナ「ああ~///んんっ///」モミモミ




    エレン「あんまり変な声出すなよ」モミモミ




    ミーナ「だって~~気持ちいいんだも~ん///んんっ///」モミモミ




    ライナー「(エロい)」

    ベルトルト「(エロい・・・)」

    ジャン「(エロ)」




    クリスタ「気持ち良さそうだね」




    ユミル「クリスタもやってきてもらったらどうだ?」




    クリスタ「え!?」




    ユミル「お人好しのアイツなら頼めばやってくれんだろ」




    クリスタ「そ、そんな、クルーガーに悪いよ!」




    ユミル「いいじゃねぇか。おーい!クルーガー!」




    エレン「ん?」クル




    ユミル「クリスタもやってほしいってよ!」




    クリスタ「!!」




    エレン「クリスタが?」




    ユミル「やってやれよ」




    エレン「えーー・・・あーー・・・いいぞ」




    クリスタ「!」




    エレン「じゃあミーナ、ここで終了だ」パッ




    ミーナ「うん、どうもありがとう」




    エレン「おう。それじゃあクリスタ、どこをやってほしいんだ?」クル スタスタ




    クリスタ「え、えっと、く、クルーガー?別に無理してやらなくてもいいんだよ。ユミルが勝手に言っただけだから」アセアセ




    エレン「無理なんてしてないぞ」
  113. 126 : : 2021/10/29(金) 20:58:38
    クリスタ「えぇ・・・でも・・・」





    エレン「いいから、ほら」スッ





    クリスタ「!」ギュッ(肩)





    エレン「」モミモミ グッグッ





    クリスタ「んっ、ああぁ~~」モミモミ グッ





    ユミル「どうだ?」





    クリスタ「うん~~すごく気持ちいいよ~~」ホワホワ モミモミ





    エレン「それはよかった、痛いところがあったら言ってくれ」モミモミ





    クリスタ「うん」モミモミ





    エレン「それと今日はありがとな」モミモミ





    クリスタ「え?なにが?」モミモミ





    エレン「ミカサと俺の勝負で俺に賭けてくれて」モミ グッグッ





    クリスタ「!」グッグッ





    エレン「嬉しかった、ありがとう」モミモミ





    クリスタ「う、うん。でも勝手にミカサとクルーガーで賭け事してごめんね」モミモミ





    エレン「別にいいさ、気にしてない」モミモミ グッグッ





    クリスタ「(クルーガーは優しいな)」グッグッ モミモミ





    エレン「よし、少し強く押すぞ」グイッ





    クリスタ「あぁっ///!」グイッ





    みんな「!!」





    クリスタ「!!?///」





    ライナー「おい今の聞いたか?」





    ベルトルト「う、うん・・・」





    ユミル「なにエロい声出してんだよ~クリスタ~」ニヤニヤ





    クリスタ「/////」カーーー!





    エレン「」グイッグッグッ!!





    クリスタ「ううっ!///あ///んっ///」グイッグッ!! ビクッ・・・





    アルミン「(カワエロい)

    ライナー「(ナイスだクルーガー!!)」





    クリスタ「く、クルーガー///も、もう大丈夫だよ//」





    エレン「ん?そうか?」パッ





    クリスタ「あ、ありがとう//すごく気持ちよかったよ///」





    エレン「おう、どういたしまして」





    クリスタ「ふぅ///(想像以上に気持ちよかった)」





    エレン「ふぁ~~(そろそろ寝るか)」





    ミカサ「」





    エレン「」





    ミカサ「」ギュッ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ー教官室ー



    教官「班編成はこれでいいですね」





    キース「ああ」





    教官「A班の班長はブラウンとしてB班はどうしましょうか?」





    キース「うむ・・・」





    教官「アルレルトかボットのどちらかでしょうか?二人とも知識高く冷静に対処できると思いますよ」





    キース「・・・いや、B班の班長は違うものにする」





    教官「え?誰にするんですか?」





    キース「B班の班長はクルーガーにする」





    教官「ああクルーガーですか、確かに彼もありですね」





    キース「では『長距離移動訓練』の班はこれで決定だ」





    (続)
  114. 127 : : 2021/10/29(金) 23:30:34
    進撃の巨人√● 2
    http://www.ssnote.net/archives/90230#top
    続きです!!

    宜しくお願いします!
  115. 128 : : 2022/09/18(日) 06:28:41
    いい歳をしてこんなの書いて恥ずかしくないのか(^ω^)


    http://www.ssnote.net/archives/93063

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  116. 129 : : 2022/09/18(日) 06:28:44
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ryky0107

カネキ・イェーガー

@ryky0107

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