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第一章 英雄を飾る日

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  1. 1 : : 2021/05/20(木) 15:37:52
    初投稿です。
    今日の夜に物語を投稿しようと思います

    この作品にはファンタジー要素を主に含み、おもに主の自己満でこの作品は成り立っております。


    そして複数の作品をオマージュ又はリスペクトしつつお借りさせていただいております。


    そして、モブにも名前をつけているのでこんがらがる方々はいらっしゃると思いますが御理解の方よろしくお願いします。


    魔法の言い回し等にも非常に気を使っているのでよければ考察してみてください。


    どのような文が見やすいか等お教え頂ければ幸いです。

    ちなみにですがストーリーはいつも散歩をしてアイデアを産んでいるので、更新遅いなと思ったら散歩してないと思ってください。


    荒らしや暴言等に着きましては全て削除、又はコメント自体を閉鎖させていただきます。


    補足なのですが、何故進撃の巨人単体のタグにしているかと申しますと、進撃の巨人とファンタジーでタグ付けすると何故か進撃の巨人ssで検索しても出てこないので進撃の巨人単体にしました。

    それでは夜に会いましょう。
  2. 2 : : 2021/05/20(木) 23:59:55
    第1話 管理者の戯れ



    ???「やぁ皆の衆、この作品を見に来てくれてありがとう。」


    ???「私の名前はこの作品の都合上まだ言えないという事を先に謝罪させていただく。」


    ???「それより皆の世界線ではcovid-19という病が流行っているらしいが皆は大丈夫かな?外出をする時には必ずマスクや手の消毒を忘れないようにね?」


    ???「さて本題に入ろうか、皆に見てもらう世界は剣と魔法の世界 ロザリオ」


    ???「この世界では3つの種族が100年余戦争をしていてね、今ではこの私が止めはしたがあまりいい状況とは言えない。」


    ???「っとと、そういえばこの世界について1ミリも説明をしていなかったね。」


    ???「まぁ先程も言った通り この世界の名はロザリオ、私が管理している世界の一つだ。剣と魔法で人や獣に立ち向かう非常に王道なファンタジー世界だな。」


    ???「ここの世界の子達は凄いよ、魔法を次々に生み出し、文化や魔術 そして神代の者達や神代の魔法の再現まで出来るようになった。」


    ???「だがね、あと7年後この世界に最悪な蜘蛛が目覚めてしまう。」


    ???「この蜘蛛が非常に厄介でね、12始祖や私 神代の魔術師等の協力の元やっと立ち向かえた相手なのだが、この時代の英雄では7年では経験が足りなさすぎる。」


    ???「そこでだ提案があるんだよ、1000番台からの管理者」


    謎の人物が視線を横にずらすと、木製の椅子の上にポツンと現代のスマートフォンがスポットライトに照らされて1人の人物と通話が繋がれていた。


    ?????「何じゃクソガキ」


    ???「嫌だなぁ、年齢的には貴方の方が子供でしょうに」


    ?????「黙っとれ、それよりもじゃ。急に話を変えると視聴者が困るじゃろうに」


    ???「彼等に説明をしている程あまり時間が無いのだよ」


    ?????「はっ、どうだかなぁ」


    ???「まぁ話を戻そう、今僕達は…と言うか僕の世界の1つが滅亡しようとしている。そこでだ」


    ???「君と僕の力で1人の人物を英雄へと昇華させる」


    ?????「貴様の権能であればいけるじゃろ」


    ???「それが中々に曲者でね、最初までは努力する子だったんだけど途中から慢心をしてしまう子になっちゃうんだ」


    ?????「それは大変じゃなどうするのじゃ?」


    ???「僕とあなたで試練を増やす、そして早急に強くなってもらう。勿論彼の周りの子達にも」


    ??????「ほぅ」


    ???「それに僕の転生体も今年に訓練校に入るらしいからそれにも期待するしかないね。」


    ?????「全く貴様は人使い荒いやつじゃのう」


    ???「さぁ?どうなのかなぁ。わかんないけど」


    ?????「はっ、それじゃあひと仕事しますかね」


    ???「やりますか!」





    第2話に続く
  3. 3 : : 2021/05/23(日) 17:35:25
    今日の夜更新しまーす!
  4. 4 : : 2021/05/23(日) 23:26:41
    第2話 英雄への第1歩




    ???「それじゃあ君達には英雄が英雄になる為の第1歩となる話を見てもらおうじゃないか」



    ???「ナレーションは僕が務めるよ」キャピ



    ?????「気持ち悪いのぅ…。」



    ???「あはは、いいじゃないか!ナレーションは大事だろう?」


    ?????「知るか」


    ???「それじゃ!視聴者の諸君!第2話 英雄への第1歩始まるよー!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    パンパン パッパラパー


    ????「んぅ…んぁ?」


    ある1人の少年が花火の音とラッパの愉快な音で目を覚ます。



    ドタドタドタドタ



    急ぎ足に階段を降りる音が聞こえる


    ガチャッ


    ????「おじいちゃん!今何時!!!!!」



    おじいちゃん「おぉ、アルミンか…まだ6時半じゃぞ?」



    アルミン「よかったぁぁぁ!!!今日は訓練所初登校なのに遅れるところだった!!!」


    おじいちゃん「はっはっは、そうなったら注目を浴びること間違いなしじゃな」


    アルミン「からかわないでよ~、ほんとに心臓が縮まった気がするよ…。」


    おじいちゃん「はっはっは、まぁ危なそうじゃったら起こしてたわい、それ朝ごはんをもう作っておるから食べると良い。」


    アルミン「はーい」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    彼はアルミン・アルレルト 今年で15歳の極普通の少年だ。
    性格は大人しく、だが時に熱くなれるいい子だ。
    友達の事には首を突っ込まずには居られず厄介な事に巻き込まれやすい。
    雷属性の魔法使いで身体能力は…まぁこれから伸びるだろう。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    おじいちゃん「持っていくものは準備しておるか?」


    アルミン「うん!もうしてあるよ!」


    おじいちゃん「よいこじゃ、それとじゃ」


    アルミン「どうしたのおじいちゃん?」


    おじいちゃんと呼ばれる人物は棚に飾ってあった剣をアルミンに渡す


    おじいちゃん「これは入学祝いじゃ、入学してから1年は訓練用の剣などを用いるが2年目からは簡単なクエストをこなさせられるからのぅ」


    アルミン「うわぁ!凄い立派な剣!」


    おじいちゃん「その剣は雷属性の魔法と相性が良くての、儂の曾祖父が使っていたのじゃが未だに錆ひとつもなく残っておったのでの」


    アルミン「そんな…僕が使ってもいいの?」


    おじいちゃん「あぁ!じゃが立派な冒険者になるんじゃぞ?」


    アルミン「うん!僕立派な冒険者になるよ!」


    おじいちゃん「そら、もうそろそろ7時じゃ支度して行くと良い多分そろそろミカサちゃんも待っておるじゃろう。」


    アルミン「はーい!」ドタドタ


    おじいちゃん「ふぅ…」


    おじいちゃん「あの子も大きくなったのぅ…。」ポロッ


    おじいちゃん「おっと…まだ出てすら居ないのに…儂も涙脆くなったもんじゃな…。」


    アルミン「おじいちゃーん!」


    おじいちゃん「おうなんじゃ?」


    アルミン「8年間面倒を見て下さってありがとうございました!長期休暇の時は顔を出すようにしますのでご体調に気をつけて!」


    おじいちゃん「あぁアルミン、お前も気をつけるのじゃぞ…」ナデナデ


    アルミン「うん!!」


    コンコン アルミンソロソロイクヨ


    アルミン「あっ、はーい!」


    アルミン「それじゃあ行ってきまーす!」

    おじいちゃん「あぁ行ってらっしゃい。」


    ガチャッ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    シーンと静まりかえる家の中


    辺りを見渡すも誰もいない


    孤独という衝動に駆られる老けた老けたクソジジ(


    おじいちゃん「なんじゃマセガキが」


    ???「おっと聞こえてた?」


    おじいちゃん「ワシを誰じゃと思っとるんじゃ」


    ???「誰って…700年近く生きてるクソジジイじゃないのか?」


    おじいちゃん「貴様が珍しくこの世界に干渉してきたと思ったら儂の孫にちょっかいか?」


    ???「ちょっとこの先のルートが詰んでるのでね、君の孫や他の子達にもちょっかいを少し出すつもりだよ」


    おじいちゃん「…お主がちょっかいを出すという事は相当なことじゃな…。」


    ???「ま、君の孫の事は僕に任せたまえ。」


    おじいちゃん「素直に任せられんのぉ…」


    ???「魔族の元英雄が俺の事を信じなくてどうするよ…。」


    おじいちゃん「はっそれは大昔の話じゃ…」


    ???「それじゃ、またどっかでアルゴノート」


    アルゴノート「はいはい、またどこかでのぅ。」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  5. 5 : : 2021/05/23(日) 23:52:06
    アルミン「ミカサごめん!遅れた!」


    ミカサ「いいよ、それより早く行かないと遅れちゃう!」


    アルミン「うん!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    彼女はミカサ・アッカーマン
    全属性の魔法使いで剣術も秀でている、が魔法は何かを媒介にしてしか発動する事が出来ず直接手から出すなどの事はほぼ不可能に近い。
    因みにスリーサイズは上から((ry

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ミカサ「…なにか寒気がした…。」


    アルミン「大丈夫かい?今日の気温は20度付近だから寒いってことは無いだろうけど…。」


    ミカサ「多分気のせい」


    アルミン「そっか!」


    アルミン「おっ!見えてきたよ!」


    ワイワイガヤガヤ


    メガネ教官「はいはーい!受付はこちらですよ!順番に並んでくださいねー!」


    アルミン「かなり並んでるねぇ」


    ミカサ「やはりもうちょっと早めに行くべきだった」


    アルミン「うぅ面目ない…」


    メガネ教官「こちらに手をかざして貰って入場が許可された人達は寮の部屋番号が表示されますので、そちらの方に荷物を置いてからグラウンドの方に来てくださーい!」


    アルミン「だって!じゃあここで一旦お別れだね」


    ミカサ「えぇ、でもすぐに会える」


    アルミン「?」


    ミカサ「そう予感している」キリッ


    アルミン「ミカサの感はよく当たるからなぁ、なら安心だね!」


    ミカサ「えぇなので安心して欲しい!」


    メガネ教官「そこの金髪と黒髪の君達ー!次は君たちだよ〜!」


    アルミン「あっ!はーい!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    寮内にて


    アルミン「はぁはぁ…寮の中はかなり広いな…」


    アルミン「でもそっか訓練兵は毎年300人から500人それを3年まで用意するんだからかなり大きくなるのか…。」


    アルミン「1ー6号室は…あった!」


    アルミン「辿り着くまでに8分近くもかかっちゃったな、それじゃ」


    アルミン「おじゃましまーす!」ガチャッ



    ????「おっ同室の子か?」


    ?????「おっみたいだね」


    ???「んぁ?ひ弱そうだな」


    ???「やめなよ!ごめんね?」


    アルミン「あはは、あっ!今日から一緒に訓練させていただきます!アルミン・アルレルトです!」


    ベルトルト「こんにちは!僕はベルトルト・フーバー!こんな身長してるけど君たちと同い年だよ」


    ライナー「俺はライナー・ブラウン 筋トレと天使の観察が趣味だ」


    アルミン「天使…?」


    ベルトルト「気にしないでくれ…ただの妄言だよ…」


    マルコ「僕はマルコ・ボット!さっき悪態を着いてたのが僕や幼馴染のジャン」


    ジャン「けっ」


    アルミン「みんなよろしく!…とあとひとつベッドがあるんだけど…?」


    ライナー「あいつなら挨拶もせずにグラウンドの方に向かったぞ」


    ベルトルト「けどそろそろ僕らも行かなきゃ」


    アルミン「なにをやるんだろうね」


    マルコ「首席によるスピーチと教官の紹介とじゃないかな?」


    アルミン「それじゃ早く行かないとね!」


    ジャン「マルコ先いっとくぞ」スッ


    マルコ「あっ待ってよジャン!!」


    ライナー「俺らも行くかぁ!」


    ベルトルト「そうだね」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  6. 6 : : 2021/05/24(月) 00:22:24
    グラウンド

    ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ


    ライナー「すんげぇ人だなぁ。」


    ベルトルト「今年はわりと多い方らしいからね」


    ライナー「はぁぁ」


    ???「諸君!!!!!!!!!!!」キーン


    皆「うわぉっ!!!!!!!」


    ???「おっほん、失礼した」


    ???「皆の者今日はこの暑い中来ていただき感謝する。」


    キース「私は基礎戦闘訓練とクエスト実習 山岳訓練などを担当しているキース・シャーディスだ。」


    ssランクノキース!? サジンノモウコトヨバレテタアノヒトカ! スゲェホンモノダ!


    キース「知っている人も居るかもしれないが元々は冒険者ギルドにてSSランクの冒険者をやっていたが、数年前に冒険者を引退し今では教官を務めている」


    キース「本日グラウンドの方に集まった理由は、寮内の設備の説明と首席者代表の発表 そして教官の紹介だ。」


    キース「ではまず、私の右手側にいる眼鏡をかけた教官」


    メガネ教官「あっ初めまして!ユエメル・ルクエルーラと申します!」


    メガネ教官「長ったらしいのでメガネさんとか眼鏡教官で構いません!基本的に魔術や魔法、基礎学を教えています!」


    キース「ではその奥の」


    ??「どうも皆様はじめまして、シフ・マギックと申します。」


    シフ「基本的に医療や魔法薬学を教えております」


    キース「以上3名が主に1年でお世話になる教官だ」


    キース「他にも色々な教官が補助でいらっしゃるがその方々の紹介は後日致そう、それでは次に首席者代表前へ」


    ミカサ「はい」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アルミン「ミカサ!?」


    ライナー「知ってるのか?」


    アルミン「う、うん、幼馴染だよ」


    ライナー「凄い幼馴染も居たもんだなぁ」


    ジャン「…」


    マルコ「ジャン?」


    ジャン「キレイダ」


    マルコ「?」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    キース「彼女が試験を首席で合格したミカサ・アッカーマンだ」


    キース「全属性の魔法を扱い、身体能力や学力共にトップクラスを誇っている」


    キース「そんなアッカーマンに何か皆に一言」


    ミカサ「…」


    キース「アッカーマン?」


    ミカサ「決めたわ」


    キース「?」


    ミカサ「ここにいる全員をボコボコにしてある人物を超えます」


    ナンダト!! ナメテンノカ!! フマレタイ… フザケンナ!!


    キース「ほぅいい心構えじゃないか」


    ミカサ「もちろん、貴方もですキース教官」


    キース「はっはっは!これは気をつけなくてはな!」

    キース「それでは次に寮の説明に移ろう」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    食堂


    アルミン「もうドキドキしたよ…」


    ミカサ「事実を言ったまで」


    ライナー「凄い自信があるんだな」


    ミカサ「まぁ」


    ベルトルト「僕達も試験に自信あったんだけどなぁ…」


    ???「お前らも例年よりかなりいい点数だったぞ」


    3人「キース教官!?」


    キース「やぁ、教官達もここの食堂で食べるのでな」


    ライナー「すげぇ本物だ!!!」


    ベルトルト「格好大丈夫かな…」


    アルミン「サインください!」


    キース「ははっ今度なら幾らでもくれてやるさ」


    キース「そうだ、ブラウンとフーバーだったがお互い実技は90点以上だ」


    2人「おぉ!」


    キース「だが雑学が50点 騎乗術等は60点だったからな」


    ライナー「俺の体型だと馬が怖がるんだよなぁ…」


    ベルトルト「僕も身長のせいでね…」


    キース「はっはっは!だがまだ始まったばかりさ、首席の座をいつでも狙うがいい」


    ライナー「因みにミカサは?」


    キース「ん?あぁ 実技 騎馬術 勉学どれもほぼ満点だ。唯一雑学で一問間違えていたくらいだな」


    ライナー「これが格の違いか…」


    キース「雑学でいえばアルレルトの方が点数は高かったぞ」


    ミカサ「さすがアルミン」


    アルミン「これだけは負けられないからね」


    ミカサ「次は負けない」


    キース「ではそろそろ戻ると((ガシャン


    5人「ん?」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  7. 7 : : 2021/05/24(月) 00:22:48
    今日は眠いので明日続きを上げます
  8. 8 : : 2021/05/24(月) 03:24:59
    楽しみ
  9. 9 : : 2021/05/24(月) 07:13:43
    物音と怒号が飛び交っているのでそちらの方を向いてみるとジャンが青年に対して暴言を吐いている


    ジャン「おいてめぇ」


    ???「なんだ馬面」


    ジャン「うまっ!?どこまでも俺をおちょくりやがって!!!」ガシッ


    マルコ「ちょっと!やめなよジャン!」


    ???「あんなひ弱そうなに全員倒すって宣言されて恥ずかしいと思わないのか?」


    ジャン「あぁ??可愛げがあっていいじゃねぇか!」


    ???「はっ!どうだか」


    アルミン「マルコくん!ジャンくん!どうしたんだい!?」


    マルコ「あっ!アルミン!聞いてくれよ!」


    マルコ「ジャンがあの人の隣を通った瞬間机を思いっきり叩き始めて…何かと思ったら、彼が首席の子を馬鹿にしたと言って話を聞かないんだ!」


    アルミン「ミカサの事をバカにしただって?」


    ミカサ「私?」


    マルコ「あぁ、あんなか弱い女の子に全員倒すって宣言されて恥ずかしくないのかって」


    アルミン「そんなっ」


    キース「だが彼がか弱いと言うのは仕方のない事だ」


    5人「!?」


    ジャン「そんな!?教官まで!!」


    アルミン「あのミカサをか弱いって…一体誰なんですか?」


    キース「彼の名前はエレン・イェーガー、彼は魔力が1も無い代わりに誰にも負けないフィジカルがある。事実実技はアッカーマンよりも圧倒的に評価されていた」


    ミカサ「確かに彼は私の前だったけどこの年であのフィジカルは中々にいない」


    アルミン「そんな人が僕らと同い年に居るだなんて…」


    ジャン「とにかくあの方に謝れよ!!!」


    エレン「はぁ?」


    キース「おい貴様ら」


    ジャン「あっ…えっ キース教官…。」


    キース「貴様ら初日から喧嘩などいい度胸じゃないか」


    ジャン「申し訳ありません!でもアイツが!」


    キース「グズグズ言うんじゃない、食事の場でそのような喧嘩をしているのだ嫌でも話の内容は入ってくる。」


    キース「2人は風呂の鐘が鳴るまでグラウンドを走り続けろ、いまは夕方の6時くらいだから3時間程度だ」


    ジャン「さ、3時間…」


    エレン「わかりました」タッタッタッ


    ジャン「そ、そんなぁ…」


    マルコ「あっはは…しょうがないよ君も悪い事はしてないとは思うよ?好きな人を貶されたりすると気分は良くないよね」


    アルミン「僕も一緒に走っていいかい?食後の運動がしたかったんだ」


    ライナー「俺とベルトルトもいいか?風呂に入る前に運動しておきたくてな」


    ベルトルト「それに走る人が少ないより多い方が楽しいでしょ?」


    ジャン「皆!!!」


    ジャン「ありがとう!それじゃ行くか!」

    ドタドタドタドタ


    ミカサ「貴方」


    ジャン「うぇっ!?あっ!ミカサさん!」


    ミカサ「私を庇ってくれてありがとう」ニコッ


    ジャン「いえいえ!とんでもないです!」


    アルミン「あっミカサ!君も一緒に走る?」


    ミカサ「アルミンとなら何処へでも!」


    ジャン「…」トンッ


    ライナー「どんまい」


    マルコ「あっはは、まだ諦めないで次があるさ!」


    ジャン「おう…」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  10. 10 : : 2021/05/24(月) 18:16:06
    期待
  11. 11 : : 2021/05/24(月) 18:20:57
    第3話 訓練所編 訓練開始


    ???「さぁて2話はどうだったかな?」


    ???「次は英雄の少年が地獄の訓練を開始する所からだ」


    ???「厳しい道程だろうけど頑張ってくれよ」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    グラウンドにて


    キース「皆の者昨日はよく寝れたか?」


    皆「はい!」


    キース「それでは今日から正式に訓練を開始したいと思う」


    キース「まずは基礎体力訓練から始めたいと思う、グラウンドを8週の後筋トレを行い またグラウンドを走ってもらいたいと思う。」


    キース「下から10番目の者達は腕立て伏せ50回を行ってもらう」


    皆「えぇ!!?」


    ジャン「マジかよ…昨日から足ガタガタなんだよ…。」


    キース「それでは早い者勝ちだ走れ」


    皆「うぉぉぉぉ!!!!」ドタドタドタドタドタドタ



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ライナー「ジャン アルミン大丈夫そうか?」トットット


    アルミン「僕はちょっと大丈夫だよ」スタスタ


    ジャン「俺はきちぃ…」タッタッタッ


    マルコ「あはは、僕は少し疲れたかな」トットット


    ライナー「それにしてもあの二人圧倒的だな」トットット


    アルミン「やっぱあの二人は圧巻だね…」




    エレミカ「…」パッパッパ




    マルコ「僕達まだ4週とかなのにもう6週目だからね…。」


    ベルトルト「流石だね」


    4人「ベルトルトいたの!?」


    ベルトルト「あっはは…酷いな皆…」


    ライナー「お、俺は気づいてたぞ汗」(気づかなかった…)


    ベルトルト「ライナー!!」(絶対に気づいてなかったなあの顔…)


    すると後方から颯爽と2人の人物が雄叫びや嬉声をあげ変なポーズを取りながら走ってくる


    ???「コニー貴方に勝って私は貴方のお肉を手に入れます!」鷹のポーズ


    コニー「サシャてめぇ!勝手に人の食事を生贄に捧げやがって!」グリコのポーズ


    サシャ「ふっ!コニー貴方がよく話を聞かないのが悪いんですよ!」


    コニー「はぁ?てめぇがいきなり(コニー貴方の食事は貰います!)って言い始めたんだろうが!」


    サシャ「ほら!親切に言ってるじゃないですか!」


    コニー「何が親切だこの芋女!!!」



    アルミン「元気だねあの二人…」スタスタ


    ライナー「だな」トットット


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    キース「そこまでだ、皆お疲れ様だ。」


    キース「10位以下の子達もよく頑張った」


    皆「お疲れ様でしたぁ」


    ハァーツカレタ マジデヤバイナ モウアシパンパンダヨー アセヤベー


    キース「それでは次は座学の時間だ、13時から始まるので昼食を摂った後に座学室に集まり好きな席に座るといい」


    皆「はーい!」


    キース「それではまた会おう」


    ーーーーーーーーーーーーーーーー

  12. 12 : : 2021/05/24(月) 18:51:07
    >>8 さん >>10さん楽しみと期待ありがとうございますm(*_ _)m
  13. 13 : : 2021/05/24(月) 23:44:23
    エレンとジャンが対等な立場なのはいいね
    この二人とミカサの展開も楽しみ
  14. 14 : : 2021/05/25(火) 00:13:29
    座学室


    メガネ教官「皆さんこんにちは!」


    皆「こんにちはー!」


    メガネ教官「改めて!座学や基礎学力の担当を承りました!ユエメル・ルクエルーラです!」


    メガネ教官「今日は初日なのでこの星の種族や魔法についての基礎を学びましょうか!」


    アルミン「楽しみだなぁ!」ワクワク


    ミカサ「ふふ、アルミン楽しそうね」


    アルミン「当たり前じゃないか!」


    メガネ教官「それでは皆さん!この星には人と紐つけられている種族は大雑把にどれくらいいるでしょうか?」


    ジャン「はいはーい!」


    メガネ教官「はい!ジャンくん!」


    ジャン「人間族 獣人 魔人族でーす!」


    メガネ教官「ジャン君正解です、ですが?」


    アルミン「はい!」


    メガネ教官「はい!アルミン君!」


    アルミン「精霊族 天使族 も含まれます!」


    メガネ教官「はい!正解です!」


    マルコ「流石座学満点!」


    アルミン「それほどでも!」フフン


    メガネ教官「それでは次です、訓練生を卒業した後4つのギルドに登録する事になるのですが、それは何でしょう!」


    ミカサ「」スッ


    メガネ教官「はい!そこのミカサさん?かな?どうぞ!」


    ミカサ「翼の紋章が入っている冒険者ギルド 薔薇の紋章が入っている傭兵ギルド ユニコーンの紋章が入っている王国騎士 袋と剣が描かれている商業ギルドの4つです。」


    メガネ教官「正解です!一応補足をしておくと獣人の国や魔人族の大陸ではそれぞれ書かれている紋章は違います」


    メガネ教官「獣人の国では 狼が冒険者ギルド 熊が傭兵ギルド 鳥が王国騎士団 ネズミが商業ギルドだね。」


    メガネ教官「魔人族の地では4つのギルドが一纏めになっていて紋章は騎士が書かれています。」


    メガネ教官「それでは最後の問題です!魔法使いと冒険者や傭兵 商業ギルドのランクつけとして採用されているのは何でしょうか。」


    アルミン「はい!」


    メガネ教官「はい!それではアルミン君!」


    アルミン「武具や神器 冒険者等に与えられるランク付けは一番下がE その次がD C B A Sとなって居てそれより上に行くと SS と SSSランクが存在しています!」


    メガネ教官「正解です!」


    アルミン「あと」


    メガネ教官「ん?なんだい?」


    アルミン「魔術師の集まる場 時計塔では5級から始まり 最上位は特級と呼ばれています!」


    メガネ教官「よく知っていますね!それでは今日の授業はここまでにしましょう!夕方から対人訓練があるので遅れぬよう準備するように!」


    皆「はい!」


    メガネ教官「それじゃあお疲れ様でした」ニコッ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  15. 15 : : 2021/05/25(火) 00:17:24
    >>13 コメントありがとうございます!この後の展開ももう考えておりますので頑張って書こうと思います!
  16. 16 : : 2021/05/25(火) 22:24:40
    グラウンド



    キース「皆の者また会ったな、今回は対人格闘 そして実技訓練だ」


    ザワザワ イキナリジツギカ ケガトカコワイナ ネー


    キース「だが皆の者安心して欲しい、ここでは魔力結界が何重にも貼ってあり負傷しても即座に治療され、即死級のダメージを受けると強制的に医務室へと飛ぶように設定されている。」


    アルミン「流石最新技術を取り入れてる訓練所だなー!僕も知らない魔法技術が使われてる!」


    キース「だが死ぬ感覚は味わってしまうのは事実だ、もし恐怖感があるのであれば医務室の先生にメンタルケアを頼むといい」


    一同「はーい!」


    キース「それではまずは対人格闘の練習だ、基本的に対人戦闘の経験がない者達は王国式格闘術を教える」


    キース「まずは何か戦闘術を習った事無い者は右に、習った事のある者は左へ移れ」


    ザワザワドタドタドタドタ


    キース「ほう、16人かこれ程戦闘術を学んでいるとはな」


    アルミン「ジャン達も習ってたんだ!」


    マルコ「僕とジャンはお父さんが王国式格闘術を習ってたから一緒に教えて貰ってたんだよ!」


    ジャン「俺はマルコに負けるのだけは嫌だったからな」


    アルミン「あそこにいる僕と同じくらいの身長の可愛い子もやってるんだなぁ」


    ライナー「あぁ…アニか…」


    ベルトルト「あはは、アニはちょっと…ね?」


    アルミン「知り合い?」


    ライナー「あぁ同郷でな、だがアイツの格闘術のセンスは抜群だったし 異国の格闘術を使ってくるから初見での対処も難しい」


    アルミン「へぇー!それは戦ってみたいな!」


    ベルトルト「やめた方がいいよ…僕らはボコボコにされてたからね…。」


    マルコ「君達くらいガタイがいい人達でも適わないなんて相当だね!?」




    キース「ちょうど偶数なのでそちらは各自やっていてくれ、それでは生徒の諸君まずは基礎から始めよう」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アルミン「じゃあどういう風に決める?」


    ライナー「そうだなここら辺の組でやってもいいぞ」


    ベルトルト「ローテーションで回す?」


    ミカサ「私も入れて欲しい」ヒョコッ


    一同「ミカサ!?(さん!?)」


    ミカサ「私はアルミンと組手をしたいけれど普段からしていたから別の人とやってみたい」


    ジャン「なら俺とやりませんか!」


    ミカサ「えぇいいわよ」


    ジャン「しゃっ!!!」


    ライナー「ならアルミンは俺とやるか?」


    アルミン「うん!僕の技術がどこまで通用するのか試してみたいしね!」


    マルコ「じゃあベルトルト君やらないかい?」


    ベルトルト「ほんとかい!!!やるよ!」


    アルミン「それじゃ!各自少し離れてやろうか!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ミカサvsジャン


    ジャン「それじゃ!宜しくお願いします!!」スッ


    ミカサ「えぇ、よろしく」スッ


    ジャン「ふぅ」(はぁ…落ち着け落ち着け 折角のミカサさんと手合わせさせて貰ってるんだ…まずは顔を見て落ち着いt)


    ジャンがそう冷静になろうと一息をつき目を開けた瞬間に…


    ミカサ「しっ!!」ブン


    ジャン「ばっ!?」スッ


    ミカサ(躱されたか…)


    ジャン「ぶなっ!?」(なんつぅ速さ!!流石実技満点で首席になってるだけあるな!これは…)


    ミカサ「どんどん行くわよ」ブンブン


    ジャン「っくしょう!」




    アルミン「ミカサ飛ばしてるねぇ」


    マルコ「あ、あのジャンが躱すしか出来ないなんて…」


    アルミン「あれでもまだ本調子ではないと思うよ」


    マルコ「えっ!?」


    ライナー「だろうな」


    マルコ「あれで…」





    ミカサ「シッ!!!」


    ジャン「やばっ!」ガード


    パァンと激しい打撃音がグラウンドに響き渡り皆の注目が集まる 砂埃が深く広がり、徐々に砂埃が晴れ2人の物陰が現れる。


    ジャン「がっ…こっ」(1発でこの威力かよ…)ドサッ


    マルコ「ジャン!!!」ダッ


    アルミン「あちゃぁ〜…」


    ミカサ「おいしょ」スッ


    キース「どうしたアッカーマン」


    ミカサ「ジャンを気絶させてしまったので医務室に送ってきます」


    キース「了解した、さぁ皆 次の型にいこうか」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  17. 17 : : 2021/05/25(火) 22:31:55
    2000字で収めることが難しくて説明が所々省かれたりしているので後々追記したりします。
  18. 18 : : 2021/05/26(水) 02:47:15
    ライナーvsアルミン


    アルミン「おっほん、じゃあ気を取り直してやろうか!」スッ


    ライナー「あぁ!よろしく頼む!」スッ


    アルミン「ふぅっ!行くよ!」ダッ


    掛け声とともにアルミンはライナー向かい駆け抜け、それを見たライナーは身構える。


    ライナー「突進か?受け止めてやるよ!」ヌゥッ


    アルミン「シッ」パシツ


    ライナー「うおっ!」ガク


    アルミンの右足から繰り出されるローキックがライナーの左膝にヒットする、姿勢が崩れたライナーに対し間髪入れずに攻撃を繰り出す…が


    アルミン「うおりゃ!」


    攻撃はライナーの顔面にヒットするも何事も無かったかのようにズボンに着いた土を払う


    ライナー「今のは中々だったな」パッパッパ


    アルミン「ははっやるね!」




    マルコ「今ので無傷なのか!?僕だったら少しの間ダウンしちゃうな…」


    ベルトルト「体格のせいもあるけど、1番はライナーのガタイとタフネスのせいかもね、彼は村じゃ1番タフだったから」


    ミカサ「ただいま」


    2人「おかえり(なさい)」


    マルコ「ジャンはどうだった?」


    ミカサ「一応無事ではあったけど瀕死級の攻撃だったらしくて、この結界の仕様に身体が慣れてなくて気絶させてしまったみたい」


    マルコ「そうか、無事なら良かった」ホッ


    ベルトルト「おっ、また動くみたいだ」





    アルミン「まだまだいくよ!」


    ライナー「こい!」


    アルミン(流石はライナーだ、体の芯からちゃんと鍛え上げられてる…これは倒すのに相当苦労するぞ…。)


    ライナー「また馬鹿正直に突っ込んできたな!」スッ


    アルミン(ローキックかだけど僕のより2倍くらい威力に差がありそうだな…)スッ


    ライナー「受け止める気か!?」


    アルミン「もちろん!!!!!」


    ライナーのローキックはアルミンの横腹にクリティカルヒット…したと思われたが


    アルミン「ふぅ、これ普通に食らってたら骨折れてたな…」


    ライナー「マジかよ!?」ガシッ


    アルミン「離さないよ!!!」(間髪入れずに攻撃を与え続けなきゃ!!!)


    ライナーの足を何かしらの方法で防いだアルミンはライナーの軸足を絡め取り 肘や小手で首や膝 顔面を打ち始める


    ライナー「ぐっ!このっ!」ブンッ


    ライナーは右ストレートを繰り出すも体制が悪すぎて当たらずアルミンにカウンターを入れられてしまう


    アルミン「ほっ!」ゴッ


    ライナー「流石にやばいな…」ググッ


    ライナーが腕に大きく力を入れた瞬間


    アルミン(今!!!)


    ライナーの両足を取りフットロックを決める


    ライナー「んなっ!!!??」






    ミカサ「あれはフットロックね」


    マルコ「フットロック?なんだいそれ」


    ミカサ「アルミンが師匠から教わった締め技の1つで相手の片足を脇で取り もう片方の足を反撃させないように挟み込む様にして取る技よ」


    マルコ「そんなのあるんだ」


    ミカサ「えぇ何でも和国で流通してる格闘術の1つらしいわ」


    ベルトルト「体格差があってもこんなに出来るんだ…」




    ライナー(ぐぉぉぉ力いっぱい入れてるはずなのに外れねぇ!?)


    アルミン「これは足に力いっぱい力を込めても抜ける事は出来ないようになってるからね、諦める事をオススメするよ」


    ライナー「くっ…あーちくしょう!負けだよ負け!」


    アルミン「ふぅ」


    ベルトルト「凄いねアルミン!ライナーに勝つだなんて!」


    アルミン「いやぁ///」


    ライナー「まさかあそこから絞め技に移行されるとは思わなかったぞ」


    ミカサ「アルミンは絞め技をみっちり仕込まれてる、体格で近接戦に持ち込むと負ける可能性がある」


    マルコ「王国式格闘術は絞め技は無いからなぁ」


    アルミン「まぁ王国式格闘術は主に長剣を持っている事を想定して行う格闘術だからね、相手の間合いに入るのは負けみたいな所があるから…」


    マルコ「そうなんだよねぇ…そこがちょっと」


    ベルトルト「んーどうするマルコ戦うかい?」


    マルコ「んー…僕はいいやボコボコにされるのは目に見えてるし笑」


    ベルトルト「あはなまた今度やろうね」


    マルコ「僕が強くなったらいくらでもやってあげるよ」



    ??「ねぇあんたら」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  19. 19 : : 2021/05/26(水) 03:22:08
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ??「ねぇ、アンタら」


    ライナー「うおっ!?アニ!」


    アニ「私も混ぜとくれよ退屈してるんだ」


    ベルトルト「アニの相手をできる人なんてほんと限られてるよ…」


    ミカサ「私がやろう」


    ライナー「確かにミカサならアニの相手は出来そうだな」


    ミカサ「言い方的に私が負けるみたいな言い方だけど?」


    ライナー「事実ミカサ…お前は負ける」


    ミカサ「それは勘?」


    ライナー「いや…経験だ」


    ミカサ「そう…だけど私は勝つ」


    アニ「アンタが私の相手をしてくれるのかい?」


    ミカサ「不束者ですが、相手にとって不足はないと思う」


    アニ「そっ、ならいいわやりましょう」


    アルミン「ミカサ頑張れ!」


    ライベル「どっちも頑張れー!」


    マルコ「怪我しないようにねー!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ミカサvsアニ


    アルミン「それでは!開始っ!」


    開始という掛け声が掛かった瞬間、外野が反応が遅れる程の速度でミカサはアニにへと接近しジャンを粉砕したジャブを数発放つ


    アニ「…」(速いな)スッスッ


    ミカサ(余裕で躱されたわね、ならもう少し"速く"する)




    マルコ「余裕で躱した!?」


    ライナー「流石だなぁ」


    アルミン「けどミカサもスイッチが入ったみたいだね」




    ミカサ「シッ」ブンブンブン


    間髪入れず、先程よりも速度も威力も上がったジャブを数発放つも軽々と躱されてしまう。


    アニ「単調だね」タッタッタッ


    ミカサ「反撃は無しかしら?」タッタッタッ


    アニ「なら」スッ


    ミカサ(不思議なファイティングポーズね、私が師匠から教わった"ボクシング"とは少し違う高い構え)


    アニ「シッ」


    ミカサ「!?」(速い!?)


    アニと体格からは想像もできないスピードで下段蹴りが炸裂する ミカサも間一髪避けるも接近されアニからの反撃を受けてしまうもギリギリ腕でガードする。


    アニ「あんた少し単調なんじゃないかい?」


    ミカサ「えぇ、師匠からもよく言われたわ」ジンジン




    ライナー「パンソームからタッマラーかよ…初対面なのに容赦ねぇな」


    アルミン「なんだい?そのパンなんちゃらとタッマラーって」


    ライナー「あぁ、アニのお父さんは格闘でお金を稼いでいてなその人が使ってた…ムエタイ?とか言う格闘術で簡単に言うとパンソームが普通の肘打ち タッマラーは縦の肘打ちだ」


    ベルトルト「あれ凄く痛いんだよね…」( 涙目 )


    アルミン「あははは(苦笑)」(ベルトルト可哀想に…)



    ミカサ「貴方の攻撃を防いだところがまだジンジンしてる、相当鍛えてるのね」


    アニ「あぁ、酷い父親が私に格闘技を手取り足取り教えてくれたからね、このザマだよ」


    アニ「でも、あんたも中々やるじゃないか"ボクシング"だろう?それも素手だけの」


    ミカサ「よく知ってる、流石は格闘術をしているだけある」


    アニ「昔1度だけ父がみせてくれた、私はあまり興味がわかなかったけれど」


    ミカサ「そう」(腕も回復したわね)


    アニ「それじゃあ」(腕はもう回復してるか)


    ミカアニ「行く(わよ!」


    そこからはどちらも互角の攻防が五分ほど続いた、両者とも実力は互角 威力やダメージされ両者とも疲労が溜まりふらついてきている。




    ミカサ「はぁっはぁっ」(そろそろ限界ね…)ギュッ


    アニ「ふぅっ…ふぅっ…」(そろそろ限界だな…)グッ



    ミカアニ(次で決める!!!)




    アルミン「次の攻防で終わりみたいだね」


    マルコ「凄い戦いだ…5分程度なのに30分ほど経ってるみたいだ…」


    ライナー「まさか互角だとはな…」


    ベルトルト「頑張れ…アニ…」


  20. 20 : : 2021/05/26(水) 03:38:01
    2人の間の空間が揺れる、2人は極限の集中状態ゾーンに入りどちらかが先に動けば勝負は決まるだろう。

    ミカサ(動けば心臓を撃ち抜く…)


    アニ(動けば首の骨を蹴り折る…)


    数十秒の静寂が流れ1枚の葉が二人の間に落ちる
    カサッという落下音を立て2人は音速の如く動き出す2人、相手を一瞬のうちに間合いに入れ、お互いの全力をぶつける。



    ミカサ「ぐふっ!!」ボキボキ




    アニ「がはっ!?」パァン




    両者とも膝から崩れ落ち白い光に包まれ、医務室に運ばれた



    アルミン「ひ、引き分け」


    ベルトルト「みててものすごくドキドキしたよ…」


    ライナー「てか最後のあれ視認できないほどの速さだったんだが…」


    アルミン「ミカサはフィジカル単体でいえばCランクは今のままでもあるからね」


    ベルトルト「そう考えると伸びしろが楽しみだね」


    キース「…おやもう試合は終わりかな?」


    4人「はい!」


    キース「うむっならばもうそろそろ日も暮れるので明日に向けて休息を摂るように、皆の者今日は1日お疲れ様だ、お風呂に入りゆっくり寝るといい」


    一同「はい!お疲れ様でした!」



    キース「あぁでは」(3人のお見舞いにでも行ってやろう)






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    校舎裏

    医務室へと向かうキースだったが背後から何者かの気配と殺気を感じ取る


    キース「」スタスタ


    スタスタ


    キース「…」(誰かに付けられている…?暗殺者か?いや生徒か…だが私に殺意を向けるということは暗殺者である可能性が高いが下手に攻撃はできまい…であれば)


    キースはその場で歩みを止めると当たりは静まり返る


    キース「…砂の探索者(サンドシーカー)」


    キースは一言魔法を唱える、すると周りの砂が浮き始め空気に流されながら当たりを触れながら把握していく。
    すると物陰に隠れている人物に砂が当たり人物の居場所を特定し語りかける


    キース「そこの貴様出てこい、でなければ生き埋めにするぞ」


    スタスタ


    そうキースが問い掛けると物陰から意外な1人の少年が姿を現し名前を囁く



    キース「…エレン」





    エレン「よぉ、」








    エレン「クソ義親父」







    第3話~完~
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  21. 21 : : 2021/06/12(土) 21:23:19
    ssnote復活してた!明日からこうしんします!!!!!
    よかったー!!!終わるかと思った!
    ストーリー作り込んでるのでご期待ください!
  22. 22 : : 2021/06/14(月) 03:22:51
    第4話~捨て子~



    エレン「よぉ、クソ義親父」スッ


    キース「何の用だ」


    エレン「息子に対してそんな口聞いてていいのかよ?」


    キース「貴様こそ生意気だぞ」


    エレン「ほぉーん?」


    キース「それで、何の用だ?」


    エレン「アンタにいい知らせを持ってきてやった」


    キース「いい知らせだと…?」


    エレン「あぁ、この国にとっても物凄く大事な事だ」


    キース「そこまで大袈裟に言っておいて小さな事だったらお前の腕をへし折るぞ」


    エレン「おぉ怖っ、まぁそんなしょうもない事はしねぇよ」


    キース「で、何だその良い知らせとは」


    エレン「俺は何度も繰り返すのは嫌いだからな簡潔に話すぞ〜」




    エレン「まず1つ目大予言者の予言によれば今年入団する中の1人に英雄と聖女が混じってる」


    キース「なぬっ!?」



    エレン「そして2つ目この訓練兵団内に怪しい奴らと取引してるヤツらがいる」


    エレン「出入りしてた奴らの情報を集めたところ暗殺ギルドの一員だった…」

    エレン「そして最後…」








    エレン「"ユミルの民"がまだ生きてる」



    キース「!?」


    エレン「なぁ?ビックリだろ?俺も情報を手に入れた時には驚いた」


    キース「まさか…あいつらから逃げきれたのか!?しかも幼い子供が…。」


    エレン「みたいだな」


    キース「…」


    エレン「結局何をしようとも無駄だぞ」


    キース「だろうな…」


    エレン「王に言われるがまま、焼き払って皆殺された古代魔法の民族ユミルの民…。」


    エレン「俺の両親もそれに参加して何100人ものか弱い人々を焼き殺し嬲り殺したんだろうなぁ?」


    キース「…」


    エレン「ま、別に魔力が1ミリも無い俺を捨てて英雄を育てに行ったクソみたいな両親のことなんて知ったこっちゃねぇが」


    キース「まて!?英雄が誰なのか知っているのか!?」


    エレン「あぁ」


    キース「知っているならば教えて((やだね


    エレン「お前に教えるわけがないだろう」


    エレン「4歳で魔力がないからと言われ捨てられ、アンタに拾われた後、孤児院で育った…10年後赤の他人を育てる両親をみたガキの気持ちを考えた事すらないだろ?」


    エレン「だからこれから先の情報は教えない、教えて欲しいんだったら自分で探しあてろよ…答え合わせくらいはさせてやる」トットット


    キース「…。」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  23. 23 : : 2021/06/16(水) 11:17:09
    第5話 ~実技訓練~



    キース「やぁ皆の衆、訓練所に入隊し早くも1ヶ月が経った」


    キース「皆も基礎的な知識や基礎体力もつき始めたという所で今から実技訓練を行いたいと思う」


    ワイワイガヤガヤ ジツギクンレンキター! トクイブンヤダゼ!


    キース「怪我をするのを怖がる者も居るがこの訓練所は特別仕様で、ある一定以上の仮想ライフがダメージを受けると自動的に医務室に転送される様になっている」



    アルミン「ミカサ達が送られたやつだね」


    ミカサ「恥ずかしい…///」



    キース「今回の訓練はサバイバル訓練となっており 40km×40kmの中で戦ってもらうこととなる」


    ヒロイナ ネー!

    キース「ルールは制限制の時間は2時間、転送場所はランダムで魔法は使用可能、得点の取り方は敵を倒すのと一人一人の戦闘を録画し評価していく形となっている、武器などは自分の物を使用するのは禁止なので可変式訓練用武具をさずける」


    アルミン「可変式訓練用武具!!!」キラキラ


    ミカサ「アルミン声が大きい!」シー


    キース「この武具は自分がこの様な形の剣が欲しいと想像すれば読み取って勝手に形を変える様になっている」


    キース「だが耐久力がその分低い、利便性はあるがあまり酷使はできないので気をつけるように!」


    キース「それでは30分後転送を開始する!各々準備するように!」



    ジャン「教官!」


    キース「?なんだ」


    ジャン「共闘するのはありですか?」


    キース「うむ、それも戦略のうちの一つだ良しとしよう」



    マジカヨ! クモウゼ ソウダナ!


    キース「尚、上位10名に入る事が出来れば皆に1万G(ガメル(1ガメル=10円)を渡そう」


    ウォォォォォ!!!!!!スゲェー!!!!


    キース「それでは皆の者健闘を祈る」




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「どうする?僕達でチーム組む?」


    ミカサ「ごめんなさいアルミン、私は色んな人と戦いたい…のでチームは組まない」


    ライナー「俺もだな」


    ベルトルト「僕はちょっと組みたかったかなぁ」


    ジャン「おーい!」


    アルライベル「あっ、ジャン」


    ジャン「お前ら組むのか?」


    アルミン「僕達は色んな人と戦いたいから組まないよ」


    ジャン「そうなのか、俺はマルコと組むことにしたぜ」


    マルコ「あはは、僕はジャンと小さい頃から戦ってるからね、今回は共闘させてもらうよ!」


    コニーアナタガワタシヨリモジュンイガシタダッタラバンメシクダサイ! ヤダヨ!!!


    マルコ「あそこはいつも元気そうだね」


    アルミン「ふぅ、それじゃあ準備しようか!」


    5人「あぁ!(えぇ!)」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  24. 24 : : 2021/06/16(水) 11:49:11


    キース「それでは皆の者準備はいいか!」


    ウォォォォォ!!!!!!ヤッテヤルゼ!ゼンインタオス!


    キース「それと一つ伝え忘れていた事がある」


    ナンダナンダ?ハヤクシテクレ!


    キース「この森はイージスの森といってな、私達が管理している森でな」




    キース「GランクからEランクの仮想モンスターを放っているので人間同士で争っていると痛い目を見るぞ」


    キース「話は以上だ、健闘を祈る」


    次の瞬間、訓練生全員の身体が光だし粒子となって消え森の方へと流れていった。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「…はっ!?」ザッ


    アルミン「ここは…森の中か!」


    アルミン「キース教官ギリギリであんな事を言い出すだなんて…」(モンスターの実戦経験なんて無いよ…)



    ガサガサ



    アルミン「!?」スッ


    ガサガサと言う草むらを翔る音を聞きそちらの方へと意識を向ける、すると


    ポヨヨン


    アルミン「これは…Gランクのスライム?」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    スライム ランクG

    不透明な水色で体の真ん中に赤い核がある生物、子供でも狩れてしまうが繁殖力が強く1ヶ月間に1~3匹ほど産む

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アルミン「初戦闘がスライムで良かった…よし!」スッ


    アルミンはポッケの中を探り可変式訓練用武具を取り出しスライムの元へと駆け抜ける


    アルミン「問答無用!!!」ザッ


    アルミン「スライムの弱点は真ん中にある核だ!」ザンッ


    核を切られたスライムは光の粒子となって消えていく


    アルミン「そうか、仮想モンスターだから死体が残らないんだ!」


    と次の瞬間何かが木々を倒しながらこちらへと向かってくる


    ????「うぉぉぉぉぉ!!!!!!!」バキバキ パキン

    アルミン「ら、ライナー!?」


    ライナー「おぉ!!!次の相手はアルミンか!!!!」


    アルミン「!?」


    ライナーは拳を握りしめ、魔力を込めてこちらに思い切り振りかぶってくる


    ライナー「いくぜぇ!!!」ブンッ


    アルミン「やばっ!?」


    アルミンは紙一重で交わしたが、次の瞬間後ろにあった巨木がバキバキと大きな音を立て倒れ始めた


    ライナー「躱したか、さすがはアルミンだな!」


    アルミン「やっぱり君は馬鹿力だね!」(魔力に少し触れただけでちょっとダメージ受けちゃってる)


    アルミン「これはやばいな」(ボソッ)


    ライナー「さてまだまだ行くぞ」スッ


    アルミン「こいっ!」


    ライナー「岩魔法:アースクエイク!!!」


    次の瞬間アルミンの足元の地面が揺れ始めアルミンは体制を崩す、それを逃すまいとライナーは魔法を唱え腕に土を纏いアルミンに突撃する


    アルミン「うおっ!?」ガクッ


    ライナー「いくぜっ!!岩魔法:岩纏」ボコボコボコ


    ライナー「ふんぬっ!!!」ブンッ




    アルミン「雷属性魔法:サンダーボルト」バチバチ


    次の瞬間アルミンの周りに複数個の雷属性を纏った球体がライナーに襲いかかるが防がれてしまう


    ライナー「ぬっ!?」ビリビリ


    ライナー「…ほぅ、知らなかったな…アルミンは雷属性の魔法使いだったのか」


    アルミン「あまり人に能力は言わないようにしてるんだ」


    ライナー「まぁそんなもんだろう!だが次は逃さん」(岩魔法:纏 腕)ボコボコ


    アルミン「いいや、逃げ切るよ」(あの腕に捕まると終わりだな…しかもあの腕に僕の魔法は防がれるってなると他の所に当てるしかないな…)


    ライナー「お得意の頭で俺に勝つ未来を導き出してみてくれよ!!!」スッ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  25. 25 : : 2021/06/16(水) 12:29:41
    イージスの森 南東方面




    コッチニクルナー! ソッチイッタゾ! ツヨスギル! タスケテクレ!!!!



    モブ1「はぁ…はぁ…何だあの女!?俺らは8人で組んでたんだぞ!?なのにもう7人もやられちまった…くそっ!!!!」



    ササッ サッ タンッ



    モブ1「くそっ!!!!もう気やがったのかよ!!!」(木の上か???わかんねぇ!!けどっ!!!! 火魔法:ファイアーボルト!!!!)サクッ


    振り向いた瞬間モブの腹には刀が突き刺さっていた



    モブ1「ぅえっ…?」(腹に剣が…)ドサッ


    ミカサ「9人目」


    モブ1「ははっ…いつ近づいたんだよ…ばけもんがよぉ」シュン



    ミカサ「ごめんなさい、貴方が魔法の詠唱を頑張っている時よ」ダッ



    すると背後で風が揺れ始め違和感を抱き後ろをむく



    ???「や、やぁミカサさん」


    ミカサ「ジャン?」


    ジャン「リベンジマッチしてくれませんか」チャキ


    ミカサ「それは」(拳銃か…しかも魔法を付与してる…あの短期間で魔法を組み込むなんて…やる)


    ジャン「だけど一体一じゃ手も足も出ないことはわかってる」スッ手を挙げる

    マルコ「待ってました!」(木属性魔法:木円陣壁)


    そうジャンが囁くき手を上げると木陰からマルコが現れ魔法を唱え、ミカサの足元から円状に樹木が生え始めミカサを覆っていく




    ジャン「ナイスだマルコ!!!!」ダッ

    マルコ「多分そんなに時間はかせげないよ!!!行こう!」



    ジャン「来るぞっ!!」カチャ


    目の前の円形の壁に突如切り傷が現れ徐々に崩れ始め、中からミカサが歩いて出てくる



    スタスタスタ



    ミカサ「さて…こんなもので止められると思わないで」


    マルコ「そんないとも簡単に出られると傷つくよ!!!」(木属性魔法:木誕)

    ジャン「挟み撃ちにするぞ!!!」(風属性魔法:風纏!!!!)バンッバンッ



    ミカサ「シッ」ズバババババ

    マルコ「くっそ!!!」(木属性魔法:ウッドハンマー)ブンッ


    最小限の動きで生えてくる木や弾丸を交わしつつ木を切断し最短ルートで近づいてゆく



    ミカサ「木属性魔法の使い手とは初めてやる…が少しばかり特殊」

    ジャン「だろうな!!!」カチャ


    生やした樹木の中にジャンを潜ませ視界の後ろから弾丸を発射する…が


    ミカサ「気づいている」スパッ


    ジャン「ノールックで切るなよ!!!!!」(マルコが危ねぇ!!!!!)


    ジャン「風属性魔法!!!!!!」


    ミカサ「詠唱」パッ




    ジャマル(目を離した!!!)



    マルコ「木属性魔法:木遁種子」パヒュッ パヒュタ

    ジャン「かまいたち!!!」


    ミカサ(不規則な動きをする風と謎の種子…これは…)


    ミカサ「切るっ!((やめた方がいいよ」



    マルコ「切れば厄介だからね」


    ミカサ「シッ」(これはブラフね)



    「いいや」


    ジャン「本当だぜ!!!」


    すると突然先程交したジャンの風属性魔法:かまいたちが空中から落下してマルコが投げた種子を切断する、すると目の前の種子が閃光を放ちミカサの視界を防ぐ。


    ミカサ「うぐっ!?」



    ジャン「よし!貰っ((ドカン

    するとドカンと中心方向から超巨大な氷柱が出現し大勢の訓練生が退場してゆく

    ジャン「冷た!?」(いきなり半身が凍っちまった!?)

    マルコ「…」(遠距離からの大規模な氷結攻撃一体誰の攻撃だ)


    「ねぇ」

    声がする方向を見る3人、1人の人物がミカサ達との間に現れる


    アニ「私も混ぜてくれよ」



    ミカサ「…アニ?」

    アニ「覚えててくれたんだね、嬉しいよ」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  26. 26 : : 2021/06/17(木) 16:23:39
    note潰れてもう続き見れないと思ったが…
    更新楽しみ
  27. 27 : : 2021/06/19(土) 10:43:01
    さぁ今日の夜に第6話書いて投稿します!
    そして>>26さん!楽しみに待っていてください!
  28. 28 : : 2021/06/20(日) 04:31:03
    夜8時から爆睡かましてました()
    申し訳ない!


    第6話~氷の女~





    ミカサ「…アニ?」


    アニ「覚えててくれたんだね、嬉しいよ」


    ミカサ「あなた魔法の才能も人並外れているのね」


    アニ「あんたこそ魔法を使わずに周りのヤツらをボコボコにしてるじゃない」


    ミカサ「私は魔法を使うとデメリットの方が大きい」


    アニ「そうかい…まぁそんな事は知ったこっちゃないよ」




    アニ「私はただ」







    アニ「皆と遊びたいだけなんだ」ギラッ


    ギラついた目でミカサを睨みつけるアニ、他の人等眼中にも止めず、ただひたすら強者へとその牙は向けられる


    アニ「氷魔法 アイシクルランス」


    アニの周りに無数の氷の槍が生成されミカサへと剥けられ目にも止まらぬ速さで向かってくる


    アニ「さぁかわしてみなよ…」



    ミカサ「!?」(1、2、3…11本!!)ガキンガキン


    向かってくる氷の槍を周りに注意を向けながら可変式武具で作った刀で弾いていく

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ジャン「なんであれかわせるんだよ」パキッ


    マルコ「…」(僕たちとはレベルが違う…)カチコチ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ミカサ「くっ!?」(アニはどこに行ったの…それにこの槍弾いても意味が無い!!!!)ガキンガキン



    アニ「その槍は特別製でね、訓練して耐久力を底上げして追尾力を上げてるんだ…まぁその代わりと言って威力が無いのが欠点なんだけどね」


    ミカサ「ご説明どうも!!!」グッガシッ


    威力が本当に無いと踏んだミカサは氷の槍を掴み取り振り払っい周りを見渡す


    ミカサ「どこに行った…」チラッ


    アニ「ここだよ」スッ(氷魔法:氷纏 脚)


    ミカサ「なっ!?」(真後ろ!?)


    バキという音を立てミカサは木々をなぎ倒し吹っ飛んでいく


    ミカサ「がっ…かはぁっ…」(呼吸が…)


    アニ「咄嗟にガードしたみたいだけど息ができないだろう?」


    ミカサ「コヒュッ…はぁ…はぁ…」(少し落ち着いてきた…)


    アニ「私の纏は少し特殊でね、攻撃力や重さはほぼ捨ててるんだ、その代わり強度のみを上げてるそれ以外は全て捨てた」


    アニ「素の攻撃力はあるからね、他はいらないと思って切り捨てたよ」


    ミカサ「ふぅ…」


    ミカサ「貴方意外とおしゃべりなのね」(これは気をつけなきゃいけない)


    アニ「普段人と喋る事がなくてね、この凄さを語りたいのさ」


    ミカサ「あら、奇遇ね…」(火属性魔法 纏)ボウッ


    ミカサ「ここからは手加減抜きでいくわ!!!!!」ボウッ


    アニ「炎の刀…ね」ペロッ


  29. 29 : : 2021/06/20(日) 08:16:48

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





    アニ(刀に炎を纏ったな…)ジリッ




    ミカサ「はぁっ!!!!」ガキン



    アニ「!?」(私の氷が欠けた!?)


    アニ(こいつの火力イカれてるね)



    ミカサ「ふっ!!!はっ!!!!」ガキンッ



    アニ(ライナーのパンチですら氷に傷がつかないのに、一刀一刀私の氷を削ってくる…)



    ミカサ「シュッ!!!!」ガンッ


    アニ「くっ!!!!」ブンッ



    アニ(なのになんなんだいこの違和感…)



    ミカサ「ふっ!」(水属性魔法:纏)ザバッ


    アニ「水!?」バキッ


    ドカンと大きい音と土煙をたてて木々を薙ぎ倒す、すると辺り一面が次第に凍り始めアニが這い出てくる。




    アニ「さっきと逆の展開ね…」パキパキ


    ミカサ「えぇそうね」スッ


    アニ「可変式訓練用武具…?」(ポッケにない…私のをとったな)ニヤッ


    アニ「やるじゃないか」パキパキ パキパキ


    ミカサ「まだまだこれから」(雷属性魔法:纏 土属性魔法:纏)


    アニ「あんた一体何個能力持ってんだい」ニヤリ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




    ????「おぉ!!!!流石ミカサちゃんだ!!!!可愛いし強いねぇ!!!!」



    ?????「お前さん何しとんじゃたわけ」ゴツッ



    ????「いった!?酷くない!?」



    ?????「そんな事よりもじゃマーリンよ蜘蛛達の動向はどうなっておる?」


    マーリン「どうもこうもないよ、来る事には変わりはない」





    ?????「はぁ…わしらが干渉出来れば楽なんじゃがのぅ…」



    マーリン「そんなこと出来たら僕達だけでやってるよゼルレッチ」



    マーリン「それよりアイツは?」



    ゼルレッチ「ゼロの事か?あやつは今トイレじゃ」


    マーリン「ここの空間便利だけどトイレとかいちいち下界に降りなきゃ行けないの面倒だよねぇ」


    ゼルレッチ「それは確かにそうじゃな、飯はいくらでもだせるのにのぅ」




    ???「我慢しろよ」




    マーリン「お!おかえりゼロー!今6話くらいだよー!」

    ゼロ「絶対マーリン飛ばしたろ」



    マーリン「あ、バレた?」



    ゼルレッチ「せっかく英雄が頑張ってたのに飛ばしたんじゃぞコイツ」



    ゼロ「何やってんだボケ」ゲシッ


    マーリン「痛っ!?ゼロまで暴力振るってー!!」

    ゼロ「黙れ大人しくそれ見とけ」


    マーリン「まぁアニちゃんとミカサちゃんのバトルは序盤の見所だからねー!」


    ゼルレッチ「はぁ…なんでこんなアホが魔術神とか呼ばれとるんじゃ…。」


    マーリン「ぼく才能だけはあるからね!」



    ゼルレッチ「腹立つのぅ」



    マーリン「おっ!!!そろそろ動くねぇ!」


    ゼルレッチ「ゼロよ"東京"でマック買ってきとくれ、ダブチーとやらとコーラで」


    ゼロ「なんで俺なんだよ」



    ゼルレッチ「面倒くさいからじゃよ」



    マーリン「喉に詰まらせて死ぬよ?稀代の魔法神 ハンバーガーを喉に詰まらせて死ぬって」



    ゼルレッチ「消し炭にするぞ童」



    マーリン「怖いなぁ笑 じゃあ僕はスタバのキャラメルフラペチーノ頼むよ!」



    ゼロ「お前…はぁ…わかったよ」ノソノソ



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  30. 31 : : 2021/06/23(水) 10:19:34
    やる事が終わったので今日続き書きまーす!
  31. 32 : : 2021/06/23(水) 16:48:35


    アニ「少しだけ本気出させてもらうよ」(氷魔法:アイステンプル)


    魔法を唱えるとアニを中心に濃い氷の霧が発生しあたりを氷の世界に書き換えてゆく、吹雪が吹き荒れる中 アニの姿が現れその背後には氷でできた大きな寺院のようなものが現れる。


    ミカサ「あれは...。」(寺院?)


    アニ「ようこそ私の世界へ...って言ってもお父さんの編み出した魔法なんだけどね」


    ミカサ「これだけ高度な魔法を編み出した人ならばさぞかし有名な魔法使いだったんでしょうね」


    アニ「...。」


    ミカサ(それにしても彼女...魔力量がけた違いに多い)


    ミカサ(最初の超大規模氷柱による攻撃、二十分以上にものぼる纏の維持、そしてこの攻撃...アルミン並みの魔力量に私以上の格闘センス)


    ミカサ(特にこの魔法、体中の水分が凍りそう...剣に火属性魔法をまとっているから幾分かましだけど...)



    アニ「何か考え事かい?」


    ミカサ「!?」(後ろ!?)ガキン


    アニ「これを防ぐかい流石だね...だけどさっきより鈍くなってきてるね」ブンっ


    ミカサ(確かにさっきより体が追い付かない)ガキン


    アニ「ほらほら」ガンガン


    ミカサ(そういえば子供のころ...。)



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ミカサ「アルミン今日は稽古しないの?」


    アルミン「そうだね」


    ミカサ「どうして?いつもしているのに」


    アルミン「今日から大寒波が来るからだよ」


    ミカサ「どうして大寒波が来るだけで稽古しないの?」



    アルミン「冬になって寒さが増してくると肩や腰回りの筋肉が硬直して体を壊しやすいんだよ」


    ミカサ「そうなの?」


    アルミン「うん!少し試したんだけど冬の寒い時期と夏の暑い時期に行う鍛錬の練度と疲労感を毎日記録を付けたんだ」

    アルミン「そうしたら夏の時に比べて20%以上も疲労感や倦怠感があって、鍛錬もあまりよくなかったんだ」


    ミカサ「そんなに!?」


    アルミン「そう!僕の仮説なんだけど、寒さによって欠陥が収縮して患部の血行が悪くなることで悪くなるんだと思う」


    ミカサ「?」

    アルミン「そして血の巡りが悪くなると酸素や栄養の循環が悪くなるんだ、疲労による老廃物もあまり出ないから僕は寒い日はあまりトレーニングをしないようにしてるんだ!」

    ミカサ「????」


    アルミン「いつかわかるようになるさ!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ミカサ(アルミンあなたの仮説大当たりみたい)ガキン


    ミカサ(ならこの猛吹雪の発生源を止める)ダッ



    アニ「気づいたのか!?」


    ミカサ(火属性魔法:纏×2!!!!!)


    アニ「二本に纏!?本格的に壊すつもりだね!!!」


    ミカサ「すぅ」(一息吸うだけでも呼吸がつらい...けど)


    アニ「止まれ!!」ガンッ


    今までで一番強烈な一撃をミカサの足へと繰り出す…が




    アニ(微動だにしない!?こいつは巨石かなんかかい!!!)



    ミカサ  ボソッ




    次の瞬間二本の刀は先とは違う魔力を纏い始め刀の先まで魔力を帯びた瞬間、刀を振り氷の寺院へと一閃を繰り出す、すると目の前の次元が崩れ始め氷の寺院は崩壊し始めた。



    アニ「父さんの…技が…」



    ミカサ「アニ」


    アニ「!?」


    ミカサ「私は強い」


    アニ(急に何を)


    ミカサ「誰よりも強い」


    アニ「アンタ何言ってんだい」


    ミカサ「けど」





    ミカサ「貴女も強い」



    アニ「…」


    ミカサ「教官たちや、ライナー、ベルトルト」

    ミカサ「貴女の父や、私の事を色々言っていた彼」



    ミカサ「けれど私には使命がある」


    アニ「使命?」


    ミカサ「そう…なので」(火属性魔法:ファイアボルト)



    ミカサ「貴方達には負けるわけにはいかない」



    アニ(そろそろ大詰めだね…魔力がなくなってきた)


    ミカサ「これで終わりにする」


    アニ「奇遇だね…私もそう思ってたところだよ」(氷魔法:アイスボルト)



    アニ「来なよ!!!!」


    ミカサ「言われなくとも!」





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  32. 33 : : 2021/06/24(木) 21:05:40
    ミカサ「ふっ!!!!」(手数で押して思考させるな!!!!私の勝ち筋を察知されたら負け!!!!)ボウッ



    アニ「はぁっ!!!!」(手数で押してくるか!!!!)パキパキ

    ミカサ「ま だぁ!!!!!」ブンッ



    アニ「くっ!?」ガキン パキッ


    アニ(私の氷が割れた!?マズイもう魔力が!!!!)



    ミカサ「!?」(いける!!!!)ブンッ


    アニ「くっ!!」(私にだってねぇ…)




    アニ「意地はあるんだよ!!!!!!!」(氷魔法:アイス・エイジ!!!!!!)パキパキパキパキ


    ミカサ「!?」(アニの全身が氷はじめた!?)ピト


    ミカサ「しまっ!?」(触れてしまった!?)パキパキ




    アニの氷魔法に触れた瞬間ミカサの周りの空気や接地している地面、辺りの木々は一瞬にして氷漬けにされてしまった。

    アニ「はぁっ…はぁっ…勝った…」




    アニ「やったよ…お父さん…」







    ミカサ(あぁ負けるのか…ここまで来て…)







    ミカサ(誰よりも強くあると決めたのに…)ポロッ



    アニ「私の勝ちだね…ミカサ」


    ミカササーーーーン!!!!!!


    その瞬間はるか空中から微かに声が聞こえ始め何かが急速に接近し始める


    アニ「誰っ!?」



    シュタッ


    ジャン「風属性魔法:疾風脚!!!!」バキ ビキビキ



    ジャン「ってぇ!?」(何だこのミカサさんを覆ってる氷!?硬すぎんだろ!?)


    アニ「邪魔だよ!!!!」(氷魔法:アイスボルト!!!)パキパキ ボコッ




    マルコ「木属性魔法:木壁!!!!」ボコッ パキパキパキパキ



    アニ「土の中!?」


    マルコ「冷たっ!?」(壁がもう凍った!?僕らを一瞬で凍らせただけあるね!)



    ジャン「ミカサさん!!!!」



    アニミカ「!?」





    ジャン「あんた!!!俺ら全員倒してくれるんだろ!!!!!」




    ミカサ(ジャンさん…)




    ジャン「だったら!!!!胸張って俺らもコイツも倒してくれよ!!!!」


    アニ「邪魔だよ!!!!!」(フルパワーでミカサ事こいつらを消し飛ばす!!!!)ブンッ



    マルコ「!?」(さっきの巨大な氷柱か!!!!!)





    マルコ「させないぞ!!!!」(木属性魔法:木重壁)



    アニ「消しとべぇ!!!!!」(氷魔法:アイスタワー)パキパキボコォッ



    ガガガガという音を立てながらマルコが出した木の壁を削りながら着々と巨大な氷柱が向かってくる




    マルコ「もう持たない!!!!」



    ジャン「くっそが!!!!」






    すると…




    ミカサ「ジャンさん、ありがとう」パリパリ




    ジャン「えっ、ミカサさん?」


    アニ「もう出てきたのか!!!!」ガガガガガ




    マルコ「うおぉぉぉ!!!!!」グググ




    次の瞬間マルコが作った木の壁は破壊され壁のすぐそばにいた2人は氷柱によって消し飛ばされた…





    アニ「はぁ…はぁっ…勝った…やったぞ!!、!」


    アニ「勝った!!!」グッ




    そうガッツポーズを取ると目の前の視界が崩れ、膝から崩れ落ちる



    アニ「えっ…な、なんで生きて…」



    ミカサ「そう…ね」



    ミカサ「友達のおかげかしら」



    アニ(あぁ…そうかアイツらが…


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ガガガガガ


    ジャン「マルコ!!!!!」


    マルコ「うん!!!!」




    ミカサ「何を!?」




    ジャン「俺らが盾になります!!!」


    マルコ「僕らのHPはもう無いですから!!!!小枝でつつかれたらもう終わり見たいなものなので!!!!」グググ


    ミカサ「だからって!!」



    ジャン「その代わり!!!!!!」

    ミカサ「?」



    ジャン「勝って俺らと友達になってください」(あわゆくば///)

    マルコ「なんて考えてないだろうね」ジロッ


    ジャン「考えるわけねぇだろばーか!」




    ミカサ「私で…私でよければ!!!」



    ジャン「へっ!!!!」(あんただからなりてぇんだよ!!!)





    ジャン「マルコぉぉぉ!!!!カッコつけて死のうぜぇぇぇぇ!!!」(風属性魔法:ウィンドボルト!!!)


    マルコ「そうだね!!!!」(木属性魔法:木林重壁!!!!)




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  33. 34 : : 2021/06/24(木) 21:10:44
    ミカサ「それで氷柱は途中で切断されて、私は油断した所を斬らせてもらった」



    アニ「はぁ…折角噂の1位に勝てたと思ったのに…情けないねぇ」



    ミカサ「そんな事は無い」


    アニ「?」



    ミカサ「今回はイレギュラーが重なって重なって重なり合って勝てた次はこうは行かないと思う」



    アニ「はっそうかい」


    ミカサ「だから」


    アニ「?」




    ミカサ「次は圧倒的な差で勝つ」



    アニ「そうかいそうかい、流石首席様だね…」


    アニ「どうやら限界だ…まぁ頑張りな」



    ミカサ「うん、また後でお話をしよう」



    アニ「!?」




    アニ「ははっ…気が向いたらね」ヒラヒラ



    その台詞を吐き捨てアニは光の粒子となって戻るのであった



    第6話~氷の女~完
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  34. 35 : : 2021/06/25(金) 10:40:20
    第7話 ~男の意地~



    ライナー「うおぉぉぉ!!!!!」ブンッ



    アルミン「くっ!?」スッ (雷属性魔法:サンダーボルト)バチィッ


    ライナー「効かねぇよ!!!!」ブンッ ピリッ



    アルミン「うおっと!?」(全然キリがないな…)

    アルミン「ふぅっ…」(相手には僕の攻撃はあまり通用しない…)


    アルミン「どんだけタフなんだい」(サンダーボルトで攻め続けるのはあまり得策じゃないかもな)



    ライナー「タフさが俺の売りだからな」グッ



    アルミン「ははっそうだろうね!」(でも効くまでやるしかない!!)


    ライナー「こいっ!!」(んなのは痩せ我慢なんだよ)


    ライナー「ふんっ!!」ブンッ(アルミンの雷魔法は異常だ、アニとは練度が違うにせよ特化させずにこの威力…)


    アルミン「くっ!」スッ(可変式武具を使って攻めたりして弱点を探るしかないな…)カシュッ


    ライナー「やっと剣を使うのか」(あの威力の雷で纏をされるとなると…俺の纏も役に立つか分からんな)



    アルミン「うん!遠慮なく使わせてもらうよ!!!」(雷属性魔法:纏 脚×剣)ビリビリ



    ライナー「2種纏!?まずい!!!!」(岩魔法:纏 全)ボコボコボコ


    アルミン「ふっ!!!」シュンッ


    ライナー「消えっ!?」ガサッ


    アルライ「!?」チラッ


    草むらから音が聞こえ振り向くと、通常の狼より一回り大きい体格をした灰色の毛並みをしたオオカミが現れる。


    灰狼「アオォーーン」ジリッ



    アルライ「!?」




    アルミン「こんな時にっ!?」(何だあの狼は!?)


    灰狼「ガウッ」ブンッ


    アルミン「僕の方に来るのか!!!」シュンッ



    迫り来る灰狼の巨大な爪の攻撃をよけ、雷の剣を灰狼へと振るう。



    灰狼「キャンッ!?」バチバチ



    アルミン「このまま押す!!!!」シュンッシュンッシュタッ


    巨木を伝いながら巨大な灰狼へと踏みよるアルミン、灰狼の瞳がアルミンの姿をハッキリと収める


    アルミン「なっ!?僕のスピードが見えるのか!?」


    灰狼「ガウッ」バシュッ


    アルミン「やばい!?」ガンッドンッ



    バキバキ ギギギギギ ドォン


    攻撃をくらったアルミンは木々を薙ぎ倒しながら遥か後方へと吹き飛ばされていく…




    ライナー「アルミン!!!!」シュンッ

    灰狼「グルルルルル」



    ライナー「いつの間に後ろn((ガァン


    ライナー「」 ガクッ ドサッ



    灰狼「アオォーーン」バチバチ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    灰狼 ランクE

    通常の狼より一回り大きいサイズの灰色の毛並みをした狼、その皮は魔法を通しにくく防具等にもよく扱われる。しかし火属性魔法にめっぽう弱く燃えやすいため、あまり人気ではない。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    灰狼「グルルルッ」スタスタスタ






    「まてよ犬っころ」


    灰狼「ガウッ?」ギロッ


    ライナー「まだ終わっちゃいないぜ」ツゥー



    灰狼「グルル」ペロッ



    ライナー「第2ラウンドだ!!!アルミンよりもこっちの方が手強そうだ」ペロッ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  35. 36 : : 2021/06/29(火) 02:11:13
    リアルの方が忙しくて投稿遅れました申し訳ない!



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「いてて…僕は何処まで飛ばされたんだ?」(確か灰狼に殴り飛ばされて…)スクッ



    アルミン「まだ少し戦闘音が微かに聞こえる…直ぐに行ってあげないとライナーがやられちゃう!」(雷属性魔法:纏 脚)



    アルミン「よし!」ダッ




    ???「そこのお前!!!!」



    アルミン「うえっ誰!?」ズサーッ


    木の上を見上げると小柄でハゲた少年が仁王立ちをして立っている


    ???「はっはっは!俺はコニー・スプリンガー!!!」



    コニー「最強の魔法使いだ!!!!!!!」



    アルミン「…」


    コニー「おいっ!何で黙ってんだ!!!!」


    アルミン「えっ…あぁ…ごめん」


    コニー「あったまきた!」ダッ




    勢いよく木の上から飛び降りるコニー、しかし勢いよく頭から落下し悶絶し始めた



    コニー「ったぁぁあぁ!!!!?」



    アルミン「えーっと…大丈夫?」


    コニー「んぁ?あぁすまねぇ心配かけさせて…」


    アルミン「う、うん…まぁ大丈夫ならいいんだけど…行ってもいいかな?」


    コニー「あぁ…いいぞ」


    アルミン「だよね、だめだよね…ってえ?いいの?」


    コニー「あぁ…その代わり」



    コニー「俺を倒してからな!!!」




    アルミン「…」




    コニー「ふっふん!決まったぜ」



    コニー「やっぱ俺天才だからよ、こういう時もキッチリ決めれんだよなぁ((雷属性魔法:サンダーボルト バチバチ

    コニー「あぶなっ!?いきなり何すんだよ!」


    アルミン「僕の友達が今危ない状況なんだ、さっさと倒して進ませてもらうよ」ビリビリ


    コニー「お前強いな!」ゾクツ



    アルミン「まぁそこそこ」スッ


    コニー「おっしゃ!次は俺からだ」ダッ


    次の瞬間目の前からコニーが消え、いつの間にかアルミンの身体は数m先の巨木まで飛ばされていた。


    アルミン「えっ?」(今何が起きて…)


    シュンッ


    コニー「よっ!何が起きたかわかんなかったろ!!!」


    アルミン「くっ…」(一体なんの能力何だ…身体能力強化か?それとももっと別の何か)


    コニー「俺の能力は俺の体内の時間を操る能力だ!!!!」ドンッ!!!!!




    お互いに5秒程沈黙が流れる




    アルミン「それ君が言うのかい!!!!????」


    コニー「うぇっ!?ダメなのか!!!」


    アルミン「僕敵だよ!?」


    コニー「あ!そっか!!!!」


    アルミン(馬鹿すぎる…。)




    コニー「まぁ!教えても俺には勝てねぇだろうし!!!!」シュンッ



    アルミン「!?」バキッ




    アルミン(僕の纏でも対応できない速さと考えるとまず僕から攻めるのは駄目だ…カウンター気味で行くしかないな…)


    コニー「おらっ!!!」ブンッ



    アルミン「くっ!?」(取り敢えず技を散らして行動を制限させる!!!雷属性魔法:サンダーボルト!!!)

    コニー「うおっ止まれねぇ!?」バチィッ



    アルミン「え?」


    コニー「くっ…ここまで…強いとは…ガクッ」パァ







    アルミン「………えっ??????」(止まれずに僕の技に当たって退場した…のか?????)






    アルミン「バカスギル」ボソッ





    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  36. 37 : : 2021/06/30(水) 01:09:20
    一方その頃



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ライナー「くそっ!?コイツなんで倒れねぇんだ!!!!」ガンガンガン


    灰狼「グゥ」ガンガンガン



    ライナー「クソが!!!」(岩属性は聞きにくいのか!?皮膚も分厚そうだから殴るだけじゃ埒があかねぇ…)ガン

    灰狼「ガウッ」ブンッ


    ライナー「んぐっ!?」(纏の上からでもこの威力…生身で喰らったアルミンは退場してそうだな…。)ズリッ



    ライナー「おらあぁぁぁあ!!!!」ブンッ

    灰狼 スッ


    ライナー「くそっ」フラッ ガクッ




    ライナー「んなっ体制が…」(魔力をずっと纏ってたせいで魔力過多が起きやがった…)フラフラ


    灰狼「ガウッ!?」ブンッ


    ライナー(魔力も纏えない、魔法を使う暇もない…終わりだな…)




    ?????「闇魔法:ダークバインド」ズモモモモ




    灰狼ライ「!?」


    灰狼「グゥ」グググ


    ライナー「べ、ベルトルト!?」


    ベルトルト「全くライナー、君はそんな敵にやられる玉かい?」スッ


    ライナー「へへっ…すまねぇなぁ」ガシッ


    ベルトルト「で、あの狼はなんなんだい?」


    ライナー「灰狼らしい、皮膚は分厚く魔法耐性も高い、俺の火力じゃどうにもならん」



    灰狼「」ジリッ



    ベルトルト「ふーん、警戒心も強いね」スッ

    ライナー「勘も良いぞ、多分Eクラスの魔物だろうな」



    灰狼「ガウッ」ダッ



    ライナー「俺が盾になる!魔法で慎重に削ろう!!!」(岩魔法:纏 全)

    灰狼「ガウッ」ガンッ



    ライナー「んぐっ」(痛くても気合いで乗り切れ!!!!今は仲間が居るんだ!!!!)


    灰狼「グゥッ」ブンッ

    ベルトルト「ふっ!!」ゲシッ


    灰狼「グゥ!?」



    ライナー「うおぉぉぉ!!!」ダッ


    灰狼「キャイン」ガンッ ガシッ


    ライナー「捕まえたァぁあ!!!」グワッ




    ベルトルト「はは!…相変わらずの馬鹿力だね!こっちに!!!」(闇魔法:ダークニードル)ジャキン

    ライナー「うおぉぉらぁぁ!!!!」ブンッ



    灰狼「グゥ」グサッブシュッ



    ライナー「貫通した!?行ける!!!」ダッ

    ベルトルト「焦らないで、冷静に行こう!!!」



    灰狼「グゥ」サササ


    ベルトルト「魔法!?」スッ

    ライナー「まずい!?」


    灰狼「ガッ」ガキン


    灰狼が歯を噛み合せた次の瞬間、辺りに散っていた謎の粉末が連鎖的に爆発を繰り返し2人を吹き飛ばされ、巨木に撃たれる。




    ライナー「ぐっ!?」ドンッ

    ベルトルト「くっ!?」ドンッ



    灰狼「フシュー」パチッ



    ベルトルト「冷静に行こうって言ったじゃないか…」

    ライナー「す、すまん…。」


    灰狼「グルル」ジリッ



    ゴロゴロ


    ライナー「雨雲?」

    灰狼「?」ピリッ



    アルミン「落雷!!!!!」バチィッ




    灰狼「キャイン」バチバチビリビリ



    ライベル「アルミン!?」


    アルミン「やぁ、お待たせ!」チャキッ



    ライナー「もう死んだと思ってたぜ…」グッ

    アルミン「僕はあんなんじゃ死なないよ」グッ


    灰狼「グルル」バチッ スクッ


    ベルトルト「でもあの落雷でも倒れる気配はないみたいだね…」



    灰狼「フシュー」サササ




    ライナー「さぁ第3ラウンドと行こうか」(岩魔法:纏 腕)スッ ボコボコ


    ベルトルト「ふぅ」スッ


    アルミン「行こうか!」(雷属性魔法:纏 剣)チャキッバチバチ



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  37. 38 : : 2021/06/30(水) 05:02:52
    アルミン「先行するよ!」ダッ



    ライベル「OK!」ダッ


    灰狼「ガウッ」パチパチッ ガキン


    ライベル(あれが来る!)スッ

    ライナー「岩魔法:岩重壁!!!」ボコボコボコ



    ボカァァァァン



    灰狼「グルル」スンッスン



    ベルトルト「ふっ!」ブンッ

    灰狼「ガウッ」スッ



    ベルトルト「避けられたか、完全に死角だったんだけどな」(闇魔法:暗転)



    灰狼「!?」



    アルミン「はぁっ!!!」ガキン バチバチ



    灰狼「グッ」フラッ

    アルミン「もう一撃!!!」ブンッ



    灰狼「キャイン」フラフラッ



    ライナー「うおぉぉぉ!!!岩魔法!!!!」ボコボコ

    灰狼「!?」パチッ




    ライナー「ストーンフィスト」バキィ!!!!



    灰狼「グゥ…」フラフラッドサッ キラキラ





    ライナー「倒せた…か?」


    ベルトルト「光の粒子がではじめた、どうやらそうみたいだね」


    アルミン「はぁぁぁ〜疲れたァァ」


    ベルトルト「今のがEランクだなんて信じられないよ」


    アルミン「僕もさ…」


    ライナー「俺も正直疲れた…」

    ライナー「終了まで後どのくらいだ?」



    アルミン「んーと…20分くらいだね」



    ライナー「もういっその事休戦協定を結ばないか」

    ベルトルト「正直嫌だけど今回ばかりは賛成だね」



    アルミン「僕も魔力がもうすっからかんだ」





    キース「皆の者」キィィィィン




    ライナー「うおっ!?」


    ベルトルト「耳がっ!!」


    アルミン「どうしたんだ?」




    キース「終了まで後20分だが本日はこれにて終了とする」



    ヤッター オワレル フロハイリテー


    キース「終了したらグラウンドへと転送され順位の結果を一人一人掲載しておく、結果が気になる者共は見に行くと良い。」





    キース「それでは皆の者お疲れ様だ、転送を開始する」






    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    グラウンド



    キース「皆の者改めてお疲れ様だ」



    訓練生「お疲れ様でした!」


    キース「100人以上もの訓練生がいる中生き残った訓練生は35人だ、その者達には生存特典としてポイントを授与しよう。」


    ヤッタゼ ウラヤマシイナー!



    アルミン「やったね」グー

    ライナー「あぁ」グッ


    キース「本日の訓練はこれまでとする、購買や銭湯なども今日は特別に解放している、好きな時に使うが良い」


    ウオッシャー! ヤッタゼ! フロハイロウゼー!


    キース「それでは結果が気になるものは後ろに掲載しているので各自確認するように」


    訓練生一同「はい!」



    カクニンシヨウゼ フロサキニハイリタイナ ワタシモー! メシクウカ パァン!!!!



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  38. 39 : : 2021/06/30(水) 05:24:17


    アルミン「僕らの順位どうなんだろうね」


    ライナー「さぁなぁ…どうなんだろうなぁ、生存得点はあるがあまり人も倒してないしモンスターも狩ってないんだよなぁ…。」


    ベルトルト「僕は君達と会う間殆ど戦ってたから得点は高いと思うよ」フフン


    ライナー「羨ましいぜ…」




    ミカサ「アルミン!」


    アルミン「ミカサ!それにマルコ!」



    マルコ「やぁ!」

    ジャン「俺は除け者かよ」スッ


    アルミン「いたんだ…」(マルコと被ってて全然気づかなかった…)


    ミカサ「アルミンはどうだった?」


    アルミン「多分得点は凄い低いよ…」

    ミカサ「アルミンなら大丈夫!」グイッ


    アルミン「あはは、ありがとミカサ」ナデナデ


    ミカサ「当然」ムフー




    ジャン「誰か包丁を持ってきてくれ」ギリギリ

    ライナー「お前にあの空間は無理だ」ポンッ

    マルコ「大人しく諦めればいいのに」ハハッ



    アルミン「おっそろそろ見えそうだね、どれどれ?」


    マルコ「僕らはどこら辺だろ」


    ライナー「みるかぁ!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    1位 ミカサ・アッカーマン 52pt

    2位 アニ・レオンハート 50pt

    3位 ベルトルト・フーバー 42pt

    4位 シルフ・ウィード 40pt

    5位 ライナー・ブラウン 35pt

    6位 アルミン・アルレルト 32pt

    7位 コニー・スプリンガー 31pt

    8位 サシャ・ブラウス 30pt

    10位 マルコ・ボット 28pt

    10位 ジャン・キルシュタイン 28pt

    10位 グリーン・エメラルダス 28pt


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    マルコ「ジャン!僕らギリギリ10位に入ってる!」

    ジャン「当然に決まってるだろ」フンッ


    マルコ「素直に喜びなよ」パンッ




    アルミン「ライナーに負けちゃったなぁ」

    ライナー「当然」ムキッ



    ベルトルト「アニ負けちゃったなぁ」ボソッ



    ミカサ「それにしても皆強い」

    アニ「多分この中じゃアンタが1番強いよ」ヒョコッ


    ミカサ「アニ!」


    アニ「やぁ」



    ライナー「惜しかったな、アニ」

    アニ「あぁ、だけど楽しかったよ」


    ミカサ「あそこで勝ってなかったらアニが断トツ1位だった」


    アニ「次は負けないよ」グッ

    ミカサ「こちらこそ」グッ



    オッシャー!オレノカチ!メシハアゲネーカラナ! ズルイデス! ルールヘンコウデス! ナンデダヨ!


    アルミン「あの二人は相変わらず元気だね」アハハ


    ライナー「取り敢えず今日はもう解散するかぁ」

    ベルトルト「ライナーはどうする?」

    ライナー「俺は風呂だな」スタスタ

    ベルトルト「なら、僕もそうしようかな」スタスタ



    ミカサ「アルミン」トントンッ

    アルミン「ん?どうしたんだいミカサ」チラッ

    ミカサ「ジャンさん達とご飯食べに行くんだけど一緒に行かない?」

    アルミン「いくいくー!」スタスタ


    アニ「私も入れとくれよ」ヒョコッ

    ミカサ「是非」スタスタ



    第7話~男の意地~完
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  39. 40 : : 2021/07/01(木) 14:11:58
    期待してます!!
  40. 42 : : 2021/07/01(木) 22:06:33
    なんか変な人が居たのでコメント書き込み出来なくさせました!まぁssを書く上で毎度恒例みたいなものなので少し放置しとけば多分暇になって別のところに行くでしょう!
    また期を見てコメント開示するので是非コメントしてってください!
    >>40さん期待コメありがとうございます!

    追記 期待コメ+荒らしてもいい用のスレ作りましたのでそちらにコメントしたら期待コメ拾います!
  41. 43 : : 2021/07/01(木) 23:07:26
    第7.5話〜ちょっとばかしの休息~


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    食堂


    アルミン「いやぁ、実技試験は疲れたね…」モグモグ


    ミカサ「本当にそう」パクッ


    アニ「私はアンタの相手をするのが1番疲れたよ」ハムハム


    ミカサ「私もそう、アニの相手が一番骨が折れた」モグモグ




    ジャン「…」(ミカサさん可愛いなぁ///)

    マルコ「ジャンちょっとキモいよ」モグモグ

    ジャン「えっ」



    ミカサ「アルミン達の方はどうだったの?」


    アルミン「僕かい?僕の方は最初モンスターを狩っていたんだけど、突然木々の方からライナーが突進してきて長い時間戦闘してたんだ」


    ミカサ「」フムフム


    アルミン「そしたら、草むらの奥から灰狼が現れてね僕は吹き飛ばされて10分くらい気絶しちゃった」



    ジャン「プクク」

    マルコ「ジャン?」ゲシッ

    ジャン「痛っ!?マルコ…爪先を踏まないでくれ…痛てぇ…」グリグリ

    マルコ「はぁ…」スッ



    アルミン「起きたらコニーが居てねそこでバトルを仕掛けられたんだけど…」


    ミカサ「だけど?」


    アルミン「自分のスピードを制御出来ずに僕の魔法に突っ込んで退場しちゃったんだ…」




    ジャン「ブッ」

    マルコ「プッ」

    ジャン「マルコ笑ってんじゃねぇよwプッ」

    マルコ「君こそwプクク」



    アニ「それは…馬鹿だね…」

    アルミン「で、そこからライナー達と合流して灰狼を倒して終了って感じかな?そっちは?」


    ミカサ「私はモンスターを倒しつつ訓練生も倒していたら、そこにジャンとマルコの2人に襲われて応戦していたら、中心からものすごく巨大な氷が出現してアニが襲いかかってきた。」


    アニ「結構長い間戦ってたね」


    ミカサ「そう、そこでマルコさん達の協力を得てアニに勝利できた」


    アルミン「そうなんだ!!アニは物凄く強いんだね」チラッ


    アニ「まだまださ、奥の手は壊されるし魔力も伸ばさないとね…」



    ???「あ!アニ!!!」



    アニ「あら、ミーナ」



    ミーナ「ここに居たの!探したよ!」プンプン


    アルミン「君は?」


    ミーナ「私?私はミーナ・カロライナ、アニとは同室で仲良くなったんだ♪」

    アニ「んで、なんのようさ」ゲシッ

    ミーナ「いたっ!?ちょっ酷くない!?」


    アニ「何の用だい」ギロッ


    ミーナ「ひ〜アニちゃんは怖いでちゅね〜」ガッ

    ミーナ「いった!?脛!????脛は流石に痛いよ」ゴロゴロ


    アニ「で、何?」


    ミーナ「お風呂…入りに…行こうって言おうと…」

    アニ「はぁ…素直にそういいな」


    アニ「ミカサも行くかい?」ガタッ


    ミカサ「私も行く」ガー


    アルミン「僕は図書室で本読んでくるよ」


    ジャン「俺らも入るか?」

    マルコ「んーそうしよっか」



    オーイアルミン


    アルミン「ん?ライナー?」


    ライナー「良かったぁ!まだ食堂に居たか!」ハァハァ


    アルミン「…どうしたのさ?」


    ライナー「女神がいたんだ!!!!」


    ジャン「女神だぁ?アホみたいな事言ってんなよ、のぼせたか?」


    ライナー「いや…まぁのぼせはしたが…ってほら!あそこ!」


    6人「?」チラッ


    6人は振り向くと、綺麗な金髪に整った顔風呂上がりだからか火照った頬 小ぶりな体に見た目とマッチした寝巻き姿をした少女が食堂を歩いていた。


    ライナー「ほらな!?」


    ミーナ「あー、クリスタちゃんね!」


    ライナー「そんな名前なのか!クリスタちゃんクリスタちゃん…よし覚えたぞ!!!」

    ジャン「うっせぇぞ筋肉ダルマ」ゲシッ

    ライナー「痛っ」

    アニ「変態が」ゲシッ

    ライナー「いっ!?お前はシャレにならん!」


    アルミン「確かに可愛いね」

    ミカサ「むっ、アルミン!」

    アルミン「どうしたんだい?」

    ミカサ「私は?」

    アルミン「ミカサは美人さんだよ」ナデナデ

    ミカサ「フフン」フンスッ


    ジャン「ライナー」

    ライナー「…あぁ」



    ジャライ(このリア充共がァァァァ!!)


    マルコ「さぁ!」パンッ


    マルコ「一旦解散しよっか!」


    アルミン「そうだね!」

    ジャン「俺らは風呂だな」

    ライナー「俺はベルトルトと飯食ってから部屋戻るけどトランプとかしね?」

    ジャン「いいな、後でやるか…



    イイネーサンセーイ ワタシタチモイドウシマショ ジャアミンナカイサーン!


    第7.5話 〜完〜

  42. 44 : : 2021/07/03(土) 05:57:16
    コメ欄復活覚ました、また幼稚な輩が出てきたら一時的に封鎖します!

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    第8話〜ドキドキ魔法学~


    食堂にて





    ジャン「ふぁ〜寝みぃ」モグモグ

    マルコ「わかるよ、6時半に毎日起きる生活なんてあまりしてこなかったからなぁ…」モグモグ



    ライナー「お前ら元気ねぇな」スタスタ



    マルコ「ライナーおはよー」カチャカチャ

    ライナー「おう!おはよう!」ゴゴッスタッ



    マルコ「ライナーそれだけでいいの?」


    ライナー「ん?あぁ鶏肉とゆで卵は筋肉に良いからな」パクッ

    マルコ「流石だね」モグモグ



    ジャン「今日ってなんの授業あったっけ?」

    マルコ「魔法基礎じゃなかった?」


    ライナー「確かそうだな、魔法基礎が2時間だな」

    ジャン「魔法学嫌いなんだよなぁ…強くなる為に必要って感じがすんだけど」



    アルミン「それじゃあモンスターの知識や土地に関しての知識をどうやって君は得るんだい」カチャ


    ジャン「相変わらず色々ケチくせぇな」


    アルミン「はいはい、あと20分で食べないと授業遅刻するよ」モグモグ


    ジャン「わーってるよ」


    マルコ「ははは…そいえば女子組は?」



    アルミン「多分もう先に行ってるよ?女子組はいつも早いからね…女神を除いて」




    ホラクリスタオキロ ンムゥ~ ホラァアルイテクレ マダネムイ



    ライナー「今日も輝かしい」スッ

    マルコ「僕らの癒しだよ」

    ジャン「ミカサの方がいいだろ」

    ベルトルト「僕はアニかな」ヌゥッ


    4人「うわっ!」



    ライナー「おまっいつの間に!?」

    ベルトルト「女子組はの当たりだよ…」


    ジャン「き、気づかなかったぞ…」

    マルコ「流石ベルトルト…気配を消すのが上手い」


    ベルトルト「あははは…ありがとう」(気配なんて消してないのにぃぃ!!!!)



    アルミン「ところでクリスタの隣にいる人は?」


    ライナー「あぁユミルか」


    アルミン「ユミル?」


    ライナー「あークリスタ親衛隊の中でも特に厳しいヤツだ…」

    ライナー「クリスタの半径2m以内を男が歩こうものなら一切の躊躇もなく殴り飛ばされる…しかもそれが俺でも耐えられんほどの痛さだ…」


    アルミン「ライナーが!?」


    マルコ「そういばこないだ腹パンくらってたね」アセアセ

    ライナー「あぁ…あれはいい鍛え方してるぜ、多分腹筋とかバキバキだぞ」


    ジャン「お前ら話してるとこ悪ぃが…あと3分で授業始まんぞ…」


    ライマルベル「あっ…」



    ライナー「急いで食え!!!!」

    マルコ「ごちそうさま!」カチャン

    ベルトルト「ライナー僕は先に行ってるよー」

    ライナー「待ってくれベルトルトォォオオォォ!!!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  43. 45 : : 2021/07/06(火) 07:53:23
    魔法学室



    ガヤガヤ ワイワイ



    ライナー「はぁぁぁ…なんとか間に合った…」

    ベルトルト「よく間に合ったね」

    アルミン「あそこの廊下僕らは知ってギリだったのにどんなスピードで食べたんだい?」


    ライナー「全部一気に飲み込んだ、お陰で吐きそうだ」


    ジャン「俺が吐かせてやろうか?」グッ


    ライナー「親切だなぁ、ならお言葉に甘えさせてもらってお前の顔にゲロかけるか」

    ジャン「よるなよ…」


    ガラララッ


    メガネ教官「はい!皆さん静粛にー!」


    メガネ教官「今日の授業は初めての魔法学の基礎と魔力の応用について学びます」



    エリップス「先生教科書はー?」



    メガネ教官「もう皆さんの前に置いてありますよ」ニコッ


    全員「「え?」」

    イツノマニ!? サッキマデナカッタノニ!?



    メガネ教官「皆さん先日の訓練お疲れ様でした、今年は魔法の基礎ができてる子が沢山いてくれたおかげで先生達の間の遊びも大変賑わっていました」



    アルミン「賭けて遊んでたのか…」

    ライナー「てか見られてたんだな…。」



    メガネ教官「ですが、やはり大多数の方は魔法について知らなさすぎる…という事で」


    メガネ教官「魔法学基礎を知ってもらいます!それでは11ページ開いてー!」


    ペラペラ ワイワイ



    メガネ教官「ではまず皆さん、自分の属性についてご存知ですよね?」チラッ


    メガネ教官「大多数の人達は 火 水 土 風が基本です」カキカキ


    メガネ教官「ですが!イレギュラーもいます!火属性の魔法使いで火力が他の人の数倍高く青い炎になる方もいれば、土から岩属性へと変異したりする方もいらっしゃいます。」トンッ


    メガネ教官「さらにそこから、無属性という分類も生まれてきます。」カキカキ


    メガネ教官「無属性とはどの属性とも属さぬ魔法特性の事です。」スッ


    メガネ教官「ちなみに魔法にも階級みたいなものがあってね、それぞれ 下級、中級、上級、特級、絶級、神級に分類されてるよ。」カキカキ


    メガネ教官「例外もあって古代に使われていたとされる魔法はその時代どれだけ非強力であっても絶級に分類されるんだ」チェック


    リック「はい!」スッ


    メガネ教官「はい、そこの君」


    リック「神級ってどのくらい強いんですか?」


    メガネ教官「んーそうだね…」



    メガネ教官「ここら半径10km居ないが何も残らなくなると思うよ?」

    メガネ教官「数百年前の神々と人間が起こした戦争では、人間達が神と同等の魔法を繰り出していたとされ語り継がれているほどだからね、そのくらいの威力はあっておかしくはないと思うよ」


    メガネ教官「さて!それじゃあ属性魔法をそれぞれ見せてもらおうか!」


    メガネ教官「火属性魔法の人ー!」



    リック「はーい!」


    メガネ教官「それじゃあリック君こっちに」スッ



    リック「うっす」



    メガネ教官「何でもいいから僕に魔法撃ってみな」


    リック「いいんすか?」


    メガネ教官「あぁ、どうぞ」



    リック「火属性魔法:ファイアボール」ピクッ ボッ


    メガネ教官 バシュッ



    メガネ教官「はい、いい魔法でしたみんな拍手!!!」パチパチ


    メガネ教官「次風属性のジャンくん!」



    ジャン「はーい」

    メガネ教官「ウィンドを撃ってみてくれ」


    ジャン「風属性魔法:ウィンド」バシュッ

    メガネ教官「」パアァン


    ジャン「素手かよ…」


    メガネ教官「次は変異タイプの魔法に行こうか!ライナー君!」


    ライナー「はい!」

    メガネ教官「さぁ1発打ってみて」スッ




    ライナー「おっす!岩魔法:ロックブラスト」ボンッ



    メガネ教官「はい!よく出来ました!」ガシッ

    ライナー「うぇっ!?」

    メガネ教官「もう戻っても良いですよ?」

    ライナー「は、はい…。」



    ベルトルト「どんまいだね、ライナー」

    ライナー「あぁ…」とぼとぼ

    ジャン「だいの男がキモイな…」

    ライナー「シンプルに傷つくぞ」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  44. 46 : : 2021/07/07(水) 01:08:13
    メガネ教官「そして属性魔法の中でも最も珍しいのが光魔法と闇魔法です!ベルトルト君 クリスタさん前へ」


    ベルトルト「僕!?」

    クリスタ「は、はひ!」スタスタ



    メガネ教官「まずはベルトルトくん何か魔法を撃ってみてくれないかい?」



    ベルトルト「は、はい…。」(闇魔法:ダークバインド)ズモモモモ


    メガネ教官「拘束系の魔法かいいね」ブチッ

    ベルトルト「えっ…」(素手で引きちぎった…)



    メガネ教官「よし!それじゃクリスタさん撃ってみて」



    クリスタ「は、はひ!光属性魔法:シャイン」ピカアァァァ

    メガネ教官「おぉ眩しいねぇ」パチパチ


    マブシッ!? メガァァ ダイジョウブカイモオンナ!



    メガネ教官「御二方ありがとう!皆拍手を!」


    パチパチパチパチ


    メガネ教官「それじゃ!2時間目も魔法学基礎だからこの教室内で過ごすように!」


    一同「はーい!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ミカサ「アルミン!」

    アルミン「やぁミカサ!どこの席に座ってたの?」


    ミカサ「向こう側でアニとミーナと一緒に座ってた」

    アルミン「そうなんだ!」


    ミカサ「ところで…なんでそこのジャンとライナーとベルトルトは凹んでるの…?」



    ライナー「あぁ…気にしないでくれ…。」

    ベルトルト「うん…なんもないよ…」

    ジャン「心配してくれて…ありがとう…」



    アルミン「素手で受け止められたのが嫌なんだって」ハハッ


    ジャン「そりゃ凹むだろ…」

    ライナー「俺も素手で止められるとは…」

    ベルトルト「Eランクのモンスターですら一時的とはいえ止めたのに…引きちぎられて…」



    ????「あのー…」


    アルミン「ん?あぇクリスタさん!?」

    ライナー「ん?はっ…」ドサッ(心肺停止)

    ジャン「おい!ライナー!ライナァァァァ!!!」


    クリスタ「えっ!?大丈夫ですか!!!」スッ

    ライナー「て、天使が…天使がみえる」


    クリスタ「????」

    ???「こうすりゃいいんだよ」ゲシッ


    ライナー「ぐぅおっほぉ…腹がァァァ…」

    クリスタ「ゆ、ユミル!?なにしてるの!」ムッ


    ユミル「なんだぁ”私の”可愛いクリスタぁ」ナデナデ

    クリスタ「もぅ!ユミルだけの私じゃないよ!」


    ユミル「じゃあ誰のなんだぁ」ニヤニヤ

    クリスタ「い・い・ま・せ・ん!」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ライナー(俺だな)

    モブ共(俺だな)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「それでどうしたの?」

    クリスタ「あ!いやみんな凹んでそうだったから励ましてあげようかなって」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ライナー(ふっなんだ女神か…)

    ベルトルト(優しいなぁ)

    モブ共(あの金髪後でボコすか)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    クリスタ「でもあの教官凄かったね、私の光でも動じなかったし」

    ミカサ「あの教官は実力的にはAはあると思う」

    ユミル「へぇそりゃあんな奴らの攻撃なんか屁でもないわけか」ニヤニヤ


    ベルジャライ グサグサ


    クリスタ「もぅユミル!ごめんね?」


    ベルジャライ(女神…)

    ガラララッ


    メガネ教官「さぁみんな座ってー!そろそろ2限目始めるよー!」


    一同「はーい!」


    ガヤガヤ ワイワイ ガラララッ


  45. 47 : : 2021/07/07(水) 12:10:30
    メガネ教官「さて!2時間目ですが魔力の使い方について教えます」パンッ



    教官が手を叩くと突如空間が歪み教室が広がっていく



    一同「!?」



    ジャン「な、なんだこれ!?」

    マルコ「空間が歪んで…」グラッ



    メガネ教官「はい!皆急にごめんね!魔力の使い方を教えるにあたって教室じゃ流石に狭いからね!広くさせてもらったよ」スタスタ



    アルミン「空間を広く…?」

    ミカサ「あの先生は結界魔術の使い手空間を広げる結界があってもおかしくはない」

    ライナー「確かに魔術については俺らはど素人だからな…」



    メガネ教官「はい!それでは皆さん!まず魔法を使う上での魔力の練り方はご存知でしょうか!」


    一同「はい!」


    メガネ教官「それでは属性魔法の方達は纏のやり方はわかりますか?」


    マトイ? ナニソレー! オマエラシラネェノカ?


    メガネ教官「纏とは自分の身体や、身体に接している武具等に属性が付与された魔力を纏わせることを纏といいます!」

    エリップス「って事は属性がない人は普通に魔力を拳や足に纏わせることが出来ないのか?」

    メガネ教官「いい質問だねぇ!!無属性の魔力を纏わせることは可能です!なんなら魔力の消費が抑えられるし、自分の属性が効きにくい相手でも代用できるからかなり便利なんだ」

    エリップス「あざます!」ペコッ

    メガネ教官「だから一概に属性を纏っての強化が一択って訳でもないんだ!それじゃ皆練習してみてくれ!出来る人は他の人に教えてあげるように!」


    ワイワイガヤガヤ



    コニー「んあぁ!でも!ムズいぞこれ!」モワモワ


    マルコ「やぁコニー」

    コニー「うぉっ!?マルコか!これどうやったらいいんだ!」


    マルコ「んーっとねー、自分の心臓から水のような物が考えた部位に纒わり付くイメージでやってみて!」

    コニー「心臓心臓…心臓って右だよな?」

    マルコ「左だよ…」

    コニー「うおぉぉぉ!!!!」モワモワ



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    アルミン「僕ら周りの人達全員できちゃうから色んな人に教えとこうか」

    ミカサ「うむ」


    クリスタ「みんなー!」


    ライナー「クリスタさん!?」(女神!!!!!)

    クリスタ「皆集まってたから来ちゃった!纏教えて欲しいなーって!」


    アルミン「おぉ!丁度暇だったかは皆で教えてあげようよ」



    アニ「私らも入れてくれよ」

    ミーナ「やほー!」ヒョコッ



    アルミン「アニ!とミーナさん!」

    ミーナ「ミーナでいいよ」ペシッペシッ


    アニ「私人に教えるの苦手だからアルミン達で教えてあげくんない?」

    アルミン「皆で教えようか!」


    ライナー(そういえば…いつものあいつどこ行ったんだ?)




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  46. 48 : : 2021/07/15(木) 14:15:46
    やっっっっっと暇になるので今日から書いていきます!
  47. 49 : : 2021/07/16(金) 05:22:58
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    女子トイレ


    ジャー


    ユミル「ふんふふ〜ん」キュッ フキフキ



    ユミル「ふぃ〜出た出た」スタスタ


    「おいユミル」


    ユミル「誰だ!?」スッ

    ???「俺だよ俺、エレンだ」スッ



    ユミル「っばおめぇ!ここ女子トイレだぞ!!!!」カァ

    エレン「だからなんだ、俺は気にせん」

    ユミル「私が気にすんだよ!!!」グリグリ



    エレン「で、アイツ今どんな感じだ」


    ユミル「どんな感じっ…てのは?」


    エレン「俺は皆を避けて暮らしてるからな、アイツを見る事が少ない昔と比べて変わった点とかないか?」


    ユミル「んーそうだな…なんか理想のお嬢様って感じになっちまったなぁ」


    エレン「まぁあながち間違ってはないがな」


    ユミル「まぁたしかにそりゃそうだな」


    エレン「お前は大丈夫か?」

    ユミル「私!?」


    ユミル「お前私の心配もしてくれんだな」


    エレン「当たり前だろ、同じ所の出なんだ心配くらいはする」

    ユミル「私は大丈夫だよ」


    エレン「変な男どもに言い寄られてないか?」


    ユミル「お前…自分の義親父には厳しいのに私らにはとことん優しいよな」


    エレン「当たり前だろ、弟や妹に優しくすんのは兄の役目だ」スッ

    ユミル「私お前よりも歳上なんだが?」スタスタ

    エレン「残念だったな、あれに20年くらいいたから実年齢は30ちょいだぞ」スタスタ

    ユミル「おまっ…そんな歳上なのかよ…」ガチャ キィー バタン




    ガタンッ



    トイレの中で物音がする、緑髪の尖った耳をした美少女が1人息を潜めて座っていた。



    シルフ「は…はふぅ」(男の子が女子トイレに来るだなんて、ここの訓練所はそういう取り締まりの人達はいないのかな…)


    シルフ「そ、それにしても…男の人の声かっこよかったなぁ…」スッ

    シルフ「はぁでも30歳超えてるのか…でも優しそうだったし…将来はあんな人と結婚したいな」キュッキュッ ジャー

    シルフ「でも私みたいな貴族とお話してくれるのかな…貴族嫌いだったらどうしよう…」キュッ フキフキ

    シルフ「エレンって言ってたよね…今度こっそり見に行ってみよ!」ルンルン


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ガチャ



    メガネ教官「お、君達遅かったね、もう魔力の形状変化に移ろうとしてたところだよ!」

    ユミル「さぁーせん」

    エレン「…」ペコッ



    オトコノホウカンジワリー アイツラデナンカシテタンジャネ?


    ユミル「よぅ私の女神戻ったぜ!」ガシッ

    クリスタ「ユミルおかえり!」ギュッ

    ユミル「どうした私の女神!」ナデナデ

    クリスタ「えへへ」スリスリ


    ジャン「へっイキリ野郎じゃねぇか遅刻してやんの」

    ライナー「そういえば…アイツミカサよりも実力が評価されてるのに前回の訓練じゃなんもしてないな」

    ジャン「そんな実力なかったっつー事だろ」

    ミカサ「そんなことはない…はず」

    ジャン「ま、ただ粋がる雑魚だったって事だろ」ハハッ



    その言葉を発した瞬間何処からかとてつもない殺気が教室内に散りばめられる


    全員「!?」ゾゾゾ


    メガネ教官(何だこの殺気は!?何処から…何処から出てる)グググ

    ミカサ(この殺気常人が出せるものじゃない…)グググ

    ライナー(俺の親父達でも出した事ないぞこの殺気の量は)

    アニ(誰だ…この殺気の持ち主は)ジリジリ



    するとまた別方向から同等の殺気が放たれ教室内の殺気は無くなった



    ナ、ナンダイマノ チビリソウダッタ シンダカトオモッタゼ



    ジャン「何だったんだ今の…」


    ミーナ「凄い威圧感だったね」


    マルコ「言い方が汚いけどチビりそうだったよ…」


    ライナー「エレンの悪口を言ってたらなったな」


    ジャン「ぐ、偶然だろ」アセアセ


    アルミン「1歩も動けなかった…」



    ミカサ「アニ」

    アニ「あぁ、最後一瞬だけど殺気が2つに増えた」


    ミカサ「同レベルの殺気を瞬時に調節して相殺するだなんて…」



    クリスタ ボソッ

    ユミル「!?」ビクッ

    クリスタ ニコッ

    ユミル アセアセ
  48. 50 : : 2021/07/26(月) 13:48:43
    すみません…ポケモンユナイト楽しんでて思っきし書くの忘れてました…。
    夜から再開致します汗
  49. 51 : : 2021/07/27(火) 05:56:27
    メガネ教官(さっきの殺気尋常じゃない殺気の圧だ、もしかしたら私では…いや生徒の前では弱気になる訳には行かない)フゥ


    メガネ教官「さぁ皆さん1度落ち着いて、深呼吸してみるんだ」スゥー


    シンコキュウ フゥ スコシオチイタネ マジヤバカッタナ


    メガネ教官「実技は今日はやめておこう、少しだけ座学をして終わりにしようか!」


    エーザガクー? デモハヤメニオワルンダロ?



    アルミン「座学になるんだ…よかったぁ」

    ミカサ「結局さっきのは何だったんだろう」

    アニ「正直やばかったね」


    ジャン「汗がやべぇな、マルコタオル持ってねぇ?」

    マルコ「持ってるわけないでしょ」


    クリスタ「私ので良ければ貸そうか?」スッ


    ジャン「サンキュー」ガシッ

    ライナー(…)ググググ


    ジャン「いててててて!!!!何すんだ!」

    ライナー「お前を殺す」(なんでもない)

    ジャン「はぁ!?」


    ユミル「なら私が使ってやるよ」ヒョイ


    ライジャ「!?」


    ユミル「スゥーはぁ!!!やっぱクリスタの匂いは最高だな、じゃこれ貰ってくわ」


    クリスタ「ちょっと!?ユミル!!!!」



    パンパン


    メガネ教官「さぁ!じゃあ今日は軽く各国の文化や技術について学ぼうか!」カタッ


    一同「はーい!」


    メガネ教官「おっほん!まずこの世界には大まかに分けて5つの国に別れているのは、この間勉強しましたね」


    コニー(したっけ?)ポカーン

    サシャ(お腹すきました…)グゥ



    メガネ教官「まず我々が住んでいる人間国、技術は5国の中では中間辺りだけど医療技術は5国の中でも一.二位を争います。」カキカキ

    メガネ教官「この大陸では基本的にGランクからSランクが存在するけど、ここ数年Sランクモンスターの発見例が少ないね」トントンッ




    メガネ教官「次に獣大陸、主に獣の特徴を施した人間の姿をしている人達の事を指します!体内に精霊を宿していて精霊の力を借りて魔法を使います!」

    メガネ教官「技術等は下の方だけど彼等は身体能力が魔人族よりも高く治癒力もかなり高いね」カキカキ

    メガネ教官「獣大陸に属するモンスターは主にEランクからSSランクが多いらしいね、ちなみに獣大陸にもし行く事になったらクマ族のミルクハニーを食べてみるといいよ」



    メガネ教官「次に魔人族だね、体内に魔力を多く宿し翼を生やしたり角を生やしている者が多いよ。ほんの少しの豆知識なんだけど魔人族は魔力によって寿命がかなり長いね」

    メガネ教官「大陸は1番デカくて魔導技術がかなり発展していて大都市になるとビルなるものが建ち並んでいたよ、だけど貧困差が激しくて大都市を出ると何もかもが違うんだ」

    メガネ教官「モンスターのランクはかなり危険でBランクからSSSランクのモンスターが存在する、しかも気候の変化が激しくて 血鉄雨や氷河期等がある」

    メガネ教官「因みに主に流通している魔具は魔国から仕入れているよ」
  50. 52 : : 2021/07/27(火) 06:09:26
    メガネ教官「精霊国はまず人間と魔人族は出会えません、どのような国なのかも不明 どれだけの数の精霊が存在するのかも不明です。」

    メガネ教官「文献等では獣人族のみ見ることや話す事ができます。」カキカキ



    メガネ教官「最後に天使族ですね、神の代理人であり、守り人です。この世界の脅威を排除する為に存在し、天使が対象を抹殺 削除しにきます。」

    メガネ教官「文明はどの程度かも不明、誰も見た事ありませんが種族として認知されています。」

    メガネ教官「ここまでで何か質問は?」




    アルミン「はい!」



    メガネ教官「はい、アルミン君」

    アルミン「時計塔はどこに存在するんですか?」


    メガネ教官「そうだね、主に三国の何処かに存在するらしいけれど未だに謎だね」

    メガネ教官「時計塔に行けるのは、勧誘と珍しい魔術の種類を持った人物だけだね!これで大丈夫かな?」


    アルミン「はい!ありがとうございます!」

    メガネ教官「それじゃ、今日はもう終わろうか!」



    ヤッター!オワッター! ミジカオヨウデナガカッタナ


    メガネ教官「今日はもうご飯を食べて好きに行動するといいよ!」

    メガネ教官「それじゃあ!起立!」


    ガタタッ ギィ


    メガネ教官「れい!」

    全員「ありがとうございました!」



    第8話 ~完~
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    今回かなり大雑把に切ってしまって申し訳ないです。
    第9話はまた長くなってしまいますが、優しい目で見守ってくれると嬉しいです。
    (投稿が遅くなったらユナイトやってると思ってください)
  51. 53 : : 2021/08/02(月) 08:59:47
    第9話~人類最強~


    フッ ハァッ! テヤッ ドリャ



    キース「よしっ皆の者今日の実戦訓練訓練はここまでだ、皆が来て明日でちょうど半年だな」カキカキ



    モウソンナニタッテタノカ ハヤイネェ



    キース「明日は大事な日だから今日の訓練は終わりにしよう、皆しっかり休むように」



    訓練生「はいっ!ありがとうございました!!」ピシッ



    ジャン「かぁ〜疲れたぁ…マルコ水飲みに行こうぜ」タッタッ

    マルコ「いいよ〜ちょっと待ってね」スクッ


    ミカサ「アルミン」

    アルミン「はぁっはぁっ…どうしたのミカサ?」

    ミカサ「明日なにか大事な訓練が入っているの?」


    アルミン「うぇっ…ん〜特に訓練表には明記されてないけど」ガサゴソ


    ミカサ「何があるのだろうか…」

    アニ「心配なのかい?」ヒョコ


    ミカサ「あ、アニ今日の訓練もお疲れ様」

    ミーナ「私も居るよーん!」ヒョコ


    ミカサ「ミーナも」ナデナデ

    ミーナ「えへへ〜///」


    アニ「私ら今日はもうお風呂入って部屋でゴロゴロしてようと思うんだけど、ミカサは?」

    ミカサ「私は少しトレーニングしてからお風呂に入るから遠慮しとく」

    ミーナ「こんなに動いた後に動くだなんて、ミカサは頑張り屋さんだなぁ」


    クリスタ「アニちゃん!私達もお風呂一緒にいい?」

    ユミル「よっ」


    アニ「えぇ構わないよ」

    ミーナ「よっしゃ!今日は久しぶりにサウナ入ろ」ワクワク

    ユミル「私も行くかぁ、もちろんクリスタも行くよな」ガッ

    クリスタ「この間それで潰れたの忘れてるでしょ!」

    ユミル「今回はそんな入んねぇから、なっ?先っちょだけ!」パンッ


    クリスタ「もぅ…少しだけだよ?」



    ワイワイガヤガヤ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ミカサ「シッ」ブンブン


    ミカサ(もう訓練生になって半年、未だに成績1位を取り続けているが強くなっているという実感がわかない)ブンッ

    ミカサ(師匠の言いつけも守っている、なのにどうして"あの男"に追いつけない)パアァン

    ミカサ「クソッ」ググッ


    ヨンジュウキュウ ゴジュウ


    ミカサ「誰?」(こんな所でトレーニングをする人がいるだなんて、珍しい)チラッ


    草木の間から覗き込むと、そこには1人の少年がかなり重量のある鉄の塊を背に乗せて腕立て伏せをしている


    ミカサ(あの人は確かエレン…?)


    エレン「51…52」ググッ


    ミカサ(エレンの肉体初めて見たけど、どんな鍛え方したらあんな肉体になるの…)


    エレン「59…60……はぁっ…」ドシンッ

    エレン「ふぅ…まだ8時くらいか…後、1時間は戻らないでおくか」ゴキッゴキッ


    ミカサ(それだけじゃない、あの数々の傷…相当な数々の修羅場をくぐってきたであろう)


    エレン「…」スゥ


    ミカサ(…何をしてい「おい」

    ミカサ「!?」ザッ


    エレン「何覗いてんだ」

    ミカサ「…」(近くで見たらもっとわかる、ライナー達の比じゃないライナー達なんて子供見たいなもの…)


    ミカサ「私以外にここでトレーニングをする人を初めて見た、気になったから覗いてしまった…気に触ったのなら謝る」

    エレン「…」スッ

    ミカサ「何処に行くの?」

    エレン「まだ何か用か?」ギロッ


    ミカサ「!?」ズモモモ

    ミカサ(この殺気間違いない!!)ガシッ


    エレン「…あ?」ギロッ


    ミカサ「半年前…私達が身の毛もよだつ殺気を放ったの貴方ね?」


    エレン「…なんでそう思う」


    ミカサ「その殺気に近かったから」


    エレン「で、それで?皆にバラそうってか?」

    ミカサ「違う」


    ミカサ「私を…鍛えて欲しい」



    エレン「…は?」


    ミカサ「貴方の肉体、誰が見ても尋常じゃない程の筋力…肉体で言えば至高の領域に近い…私はそれに近づきたい」


    エレン「…」


    ミカサ「だから「無理だよ」

    エレン「俺に近づくのは無理だ」


    ミカサ「どうして!?貴方はそこまでにいけたのならば私も!!!」


    エレン「それでも無理だ、どっか行ってくれ」

    ミカサ「行かない!」


    エレン「はぁ…どうやったら退くつもりだ」ギロッ


    ミカサ「私と戦って」


    エレン「はぁ?」

    ミカサ「一撃入れる事が出来たら私を鍛えて」


    エレン「…」


    ミカサ「じゃなきゃ、周りに話す」

    エレン「1回だけだぞ」スタスタ


    ミカサ「どこに行くの?」


    エレン「仮装ルームを借りに行く、早く来い」


    ミカサ「!?」(これで…あの人に一歩近づける…)


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  52. 54 : : 2021/08/03(火) 00:10:49
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    教員室


    キース「ふぅ…ユエメルとシフ先生今日はもう終わりにしましょう、明日に備えて今日は終わりにしましょう」


    メガネ教官「そうですね、あの方々がいらっしゃる事ですし」ガタッ

    シフ「私は医療品の在庫の確認がまだなので私は保健室行って来ますね」ガタタッ


    キース「了解した、それでは(ガララッ


    エレン「失礼します」


    メガネ教官「どうしたんですかエレン訓練生?」

    エレン「仮想ルーム貸してくれませんか?」


    メガネ教官「あぁ!良いですよ?誰かと使いますか?」

    ミカサ「私とです」ヒョコ

    キース(エ、エレンが女の子と!?)

    メガネ教官「おぉ、ミカサさんですか!戦闘訓練ですか?」


    ミカサ「はい」

    エレン「鍵もう借りとくぞ」ジャラ


    メガネ教官「はい、明日は大事な日ですので遅れないように」

    エレン「すぐ終わる」スッ


    ミカサ「失礼しました」ペコッ

    メガネ教官「はーい!」



    メガネ教官「…キースさん?」ジロッ

    キース「むっ…どうした…」


    メガネ教官「あの二人が気になるんですか?」

    キース「…」

    メガネ教官「…はぁ素直じゃないですね、モニターで見ますか?」

    キース「すまない…」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    仮想ルーム


    エレン「…」ピピッ

    ミカサ「…」

    エレン「…」ピッピ

    ミカサ「…」

    エレン「訓練生のカード出せ」ピッ

    ミカサ「はい」スッ

    エレン「ん、返す」ピッ


    ミカサ「ん…」スッ



    エレン「それじゃあリミットは5分」

    ミカサ コクン


    エレン「お互い体力は無限、魔力も無限力ある限りかかってこい」

    ミカサ「わかった」


    エレン「その代わり俺はお前を殺し続ける」ズモモモ

    ミカサ「!?」ゾワワ


    エレン「お前から来いよ」スッ


    ミカサ「手加減はしない」ダッ

    ミカサ(火属性魔法、水属性魔法:纏 剣)チャキッ ボウッバシャッ


    ミカサ「はぁ!!!」ブンブン

    エレン「遅せぇよ」ガシッガシッ


    ミカサ「なっ!?」

    エレン「1回目だ」ブンッッ!


    ミカサ「おごっ」バキバキ ゴリッ

    エレン「これで1回死亡だ、早く来い」ゴキッ


    ミカサ「おぇっ…くっ…」(もう…死んだの…?私が?)フラッ スッ


    エレン「おせぇ」ガシッ

    ミカサ「あっ…」(速すぎる、いつの間にか私の前に現れて私を掴んで(ブンッッ!


    ミカサ「んぐっ」(なんの抵抗も出来ない…)スッ ガンッ

    エレン「ほら、早く体勢を立て直せよ」グリグリ

    ミカサ「んがっ」(頭が…割れる…)


    エレン「ほら、立てよ攻撃してこい」スッ

    ミカサ「くっ…」(火属性魔法:ファイアランス ×10)ボボボボ


    エレン「手数で押してきたか」スッ

    ミカサ「はぁ!!!」(火属性魔法:ファイアトラップ)ダッ


    エレン「こんな弱い拘束で何となると思うのか?」パシッ ブチッ

    ミカサ「ふっ!」ブンッ

    エレン「大振りすぎだ」ガシッ スッ ブンッッ!


    ミカサ「かはっ…!?」(背負い投げ…でも!!!)

    エレン「そんの弱々しい炎対したダメージになると思うのか?」パシッ ボシュッ


    ミカサ「素手…で?」(ライナーの岩を溶かす威力の炎を…?)

    エレン「いい加減諦めろ」

    ミカサ「くっ…まだ…諦めない」(ボソッ)



    エレン「さっきとは違う魔力…」チラッ


    ミカサ「これで決める!!!!!」


    エレン(周りの空間が削られてる、本人は無意識でやってるっぽいが、これを極めればAランク…いや、将来はSランク以上は行けるだろうな)スッ


    ミカサ「はぁ!!!!!」ブンッ



    エレン「だが、俺にはまだ届かない」パァァン


    ミカサの斬撃はエレンの肉体に触れた瞬間に弾け散った…

    ミカサ「私の…ま…け…」ドサッ


    エレン「…はぁ」ピピッ

    エレン「おい、そこで見てるやつ」


    ????「!?」


    エレン「コイツ頼んだ」スタスタスタ ウィーン カシャン


    ????「…かっこいいなぁ」スタスタ





    オモタッ…




    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  53. 55 : : 2021/08/14(土) 17:54:17
    すみませんかなり自分勝手で申し訳ないのですが、描き直します。
    設定の見直しやキャラの背景などが不出来でこのまま描き進めても無謀だと言う事に気が付きました。
    数日後にまた新たに書き出しますので応援の方よろしくお願い致します。

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