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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

吉良「才囚学園?」

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  1. 1 : : 2019/07/04(木) 12:02:17
    こんにちは。お久しぶりですアメリカン三郎です。

    シリーズ3作目です。

    前作はこちらから
    http://www.ssnote.net/archives/49673

    では、始めていきたいと思います。

    追記
    何か忘れてると思ったら注意事項を忘れてました。書いておきます。

    注意事項
    ・ネタバレ有り
    ・キャラ崩壊
    ・更新遅め
    ・荒らしやスパム等禁止
    ・感想などはグルの感想スレにて

    では、続けていきたいと思います。
  2. 2 : : 2019/07/04(木) 12:17:59
    ドコドコ県、ダレダレ市、ナニナニ町(独自設定)の郊外に建っている荒木荘…

    噂では、夜に奇声や悲鳴が聞こえたり、時々ある部屋が爆発したりしているらしい…

    まぁ、ほぼ確実に住人のせいなんだが。

    吉良「DIOォォオオオオーー!! 貴様今月分の給料を全てゲーム内課金につぎ込んだなぁあああーーッ!!」

    DIO「やかましいッ! そうしないとハデスに勝てんのだッ! 俺は1番が好きだ! ナンバーワンだッ!!」

    プッチ「ハデスに勝ったとしてもボスのヘラに勝てないだろ?」

    ディエゴ「そこら辺にしといてやってくれプッチ…頼む…」

    ディアボロ「騒がしいな…一体なんだ…うぉおおおおおおッ!!」

    ヴァレンタイン「ディアボロが猫用鯖缶を踏んで転倒死した!?」

    カーズ「踏む方が悪い。よーしよしよし…タマ、ご飯をやろう」

    こんな感じで、彼らの日常は騒々しく、混沌に展開していくのだ。
  3. 3 : : 2019/07/04(木) 12:35:32
    ある日…

    吉良「……だめだ…今月を乗り切れる気がしない…」

    ディエゴ「限界か…くそっ」

    DIO「……」カチャカチャ

    ディアボロ「……」ス-...トントン....

    カーズ「……」ジ-----

    吉良ディエゴ「「………」」

    吉良「作っとる場合かァアアー!!」パシッ パシッ

    DIO「なんだ吉良、ゴール手前まで行ってたのに」

    ディアボロ「俺ももう少しでコースが完成しそうだったのに」

    ディエゴ「マリメをやるなッ! どうせなら原作から出てるゲームやれッ!!」

    吉良「そういえばDIO、仕事はどうなったんだ?」

    プッチ「それがね……面接で落とされる様なんだ……」

    DIO「俺の高貴さが分からん奴らが悪い」

    吉良「いや100%お前が悪いんだよ」

    吉良「カーズの服は?」

    ヴァレンタイン「私は渡したぞ? あ、いやこれは断じてダジャレではないからな。あの防水性の奴だ。どうしたんだ?」

    カーズ「……渡されたものをどうしようが俺の勝手だろ」

    吉良「捨て犬の段ボールに被せてきたな」

    カーズ「どんな手段を使おうとも…最終的に…濡れなければよかろうなのだァアアッ!」

    ヴァレンタイン「……多分、また作ってもこうなるだろう」

    吉良「……はぁ〜〜戻りたい…あの世界に戻りたい……」
  4. 4 : : 2019/07/04(木) 12:57:03
    ディアボロ「……で、今月の家賃…払えるのか?」

    吉良「払えるわけないだろ」

    DIO「それ大家に言うんじゃあないぞ…」

    ディエゴ「元はと言えばお前らが給料が入った直後に散財豪遊するからだろうがッ!」

    ヴァレンタイン「ジョースター共に借りるしかないか…?」

    DIO「このDIOはもう10万くらい承太郎に借りてるぞ」

    吉良「これ以上借金を増やすなッ!!」

    吉良「承太郎も承太郎だ! お前ら仲良しかクソッ!」

    DIO「お前もジョセフの息子の仗助とやらに借りれば良いではないか。たしか宝くじで当ててたよな?」

    吉良「サラリーマンが高校生に金を借りれるかッ!!」

    ディアボロ「お…俺には俺しか知らない麻薬ルートあるから…」

    プッチ「ジョルノ率いる新生パッショーネに潰されてなかった?」

    ディアボロ「なん……だと…ッ!? ……ゥ」(ショック死)

    ヴァレンタイン「それくらいで死ぬな」
  5. 5 : : 2019/07/04(木) 13:11:49
    ドンドンドンドンッ!!

    吉良「やばいッ! 大家さんだ!」

    DIO「何ィ!?」

    大家「ゴルァアアアアアッ! 家賃払えぇえーーーーーッ!」

    悪党共「ぎゃあああああああッ!」

    吉良「すまない大家さん! もう少し待ってくれッ!」

    大家「できぬぅううッ!!!」

    大家「家賃が払えないなら前回同様ここを出て行ってもらうよッ!」

    カーズ「またか…」

    ヴァレンタイン「大統領の顔に免じてここはなんとか助けてくれッ!」

    大家「弾けて混ざれェエーーーーッ!!」

    大家さんが発光する!

    悪党共「うわぁああああああ……」

    7人は光に目が絡み、目をつぶった…
  6. 6 : : 2019/07/05(金) 11:46:34
    〜 ある教室 〜

    ディアボロ「……ハッ…ここは…?」

    ディアボロ「…何だが…見覚えのある…そうか! ここは“ あの” 世界か!やったぞッ!」

    ディアボロ「…いや待てよ…あの学校とは雰囲気が違う……それにまたしても鉄板で窓が塞がれているではないか…」

    ディアボロ「…これはまさか…ヴァレンタインの言っていた平行世界というものなのか…?」

    ディアボロ「……とりあえずここを出てみるか…」ガラッ

    ??「きゃーー!! 男死!!!」ブンッ

    ディアボロ「え」


    瞬間ッ! ディアボロは宙へ投げ飛ばされたッ!


    ディアボロ「ぐがァアアーーッ!!」ゴキッ

    ディアボロ「」チ-ン

    ??「……あれ?」



    〜 また別の教室 〜

    吉良「……う…またしてもどこかの世界に飛ばされたか…」

    カーズ「起きたか吉良」

    吉良「カーズか…ここは一体…?」

    カーズ「分からん。でも、“あの” 世界ととても似た世界のようだな」

    吉良「……確かに…校舎の雰囲気がどことなく違うが…」

    カーズ「そして、この部屋の中にいるのは我々だけではない。隅の方の机に突っ伏しているものがいる。どうやら魔法使いのようだ」

    吉良「いかにもだな…ふむ…起きたら少し聞いてみるか」

    ??「……う…あ?」

    カーズ「起きたな」

    ??「ここはどこじゃ…? んあ!? 誰じゃお主ら!」

    吉良「では名乗っとくか…私の名は吉良吉影。どこにでもいるしがないサラリーマンさ」

    カーズ「我が名はカーズ。この世の頂点に君臨する究極生命体だ。貴様の名は?」

    ??「…うちの名前は夢野秘密子じゃ……超高校級の魔法使いじゃ…」

    カーズ「やはり魔法使いか」

    吉良「本当に魔法使いなのか?」

    夢野「んあー! 本当じゃ! けど表向きにはマジシャンという事になってるがの」

    吉良「マジックか…なるほど」

    夢野「それより、うちをここに連れて来たのはお主らか?」

    吉良「いや、私達は大家さんにアパートから追い出されてここに来たんだ」

    夢野「大家さんにアパートから追い出されてここに来たのか…ん!?」

    カーズ「まぁ細かい事は置いといて…早く教室から出るのだ」

    夢野「……めんどい…」

    吉良「なに? 出なきゃ何も始まらないだろ」

    夢野「…んあー…めんどい…」ガラッ

    吉良「ふむ…おいカーズ」コソコソ

    カーズ「何だ?」コソコソ

    吉良「この子、スタンドが見えてなかったようだ。会話の途中でキラークイーンを出してみたが、反応はなかった」コソコソ

    カーズ「…ではあの世界と同じ感じだな。今回も」コソコソ

    夢野「何を話しておる…」

    吉良「……何のことかな?」

    夢野「…んあー…めんどいから聞くのをやめるぞ……」




    〜 寄宿屋 〜

    プッチ「……ん?」

    プッチ「……なるほど。前の時と同じ感じか」

    プッチ「けどここはあの学校ではないな…」

    ??「……おい」

    プッチ「ん? 君は?」

    ??「お前か? 俺をここに連れて来たのは?」

    プッチ「……君は誤解している。僕もさっきここに来たばかりなんだ」

    ??「…お、おぉ。そうなのか…すまなかったな!」

    プッチ「僕はエンリコ・プッチ。えぇと…刑務所で神父をやっています」

    ??「オレは宇宙に轟く百田解斗だぜ! 超高校級の宇宙飛行士だ!」

    プッチ「宇宙か……カーズ辺りが詳しいかな」ボソッ

    百田「なんか言ったか?」

    プッチ「いや、何でもない。それより、他にも閉じ込められている人がいるかもしれない。ここを探索した後、扉から出てみよう」

    百田「おう! 分かったぜ!」
  7. 7 : : 2019/07/08(月) 10:08:40
    その頃…


    〜 荒木荘 外 〜

    リゾット「……」

    ホルマジオ「…なぁリゾット」

    リゾット「なんだ」

    ホルマジオ「幾ら何でもよォ…これからも元ボスを始末しようってのは少し妬みすぎじゃあねぇのか?」

    リゾット「……何が言いたい?」

    イルーゾォ「俺たちは今、生きてるんだから無理に元ボスを始末する事ねーだろって話だ」

    ペッシ「今、俺たちはジョルノがボスのパッショーネで待遇良く働かせてもらってるけどよォ…」

    プロシュート「それはそうなんだが…なんていうか…」

    メローネ「俺たちは…まぁ原作であんな扱いだからね。平和になったからといって過去の因縁が消えるわけじゃあない。だから、たとえ死ななくても殺さなきゃ腹の虫が収まらないって事だろ。リーダー?」

    リゾット「……今の組織に迷惑をかけないようにな…」

    ホルマジオ「ちなみに、ジェラートとソルベは留守番だ」

    ギアッチョ「…あん中に元ボスがいんだろォ? さっさとやっちまおうぜ…」

    リゾット「待て…何かがおかしいぞ…ここはもう少し…様子を見る……」

    ホルマジオ「早く帰ってサッカーでも見たいぜ…」


    ポコ「……姉ちゃん。なんか変な人達がいるよ」

    姉さん「シー…みちゃダメよ」
  8. 8 : : 2019/07/08(月) 12:19:15
    ディアボロ「……ハッ! 死んでいた…」

    ??「あ、あの…大丈夫でしょうか!?」

    ディアボロ「ん? あぁ…大丈夫だ…ところで、君は…ここの生徒か?」キングクリムゾンッ

    ??「ここの生徒…なのでしょうか…分かりません!」

    ディアボロ「……そ、そうか…(キングクリムゾンは見えていないようだな…)」

    ディアボロ「俺はディアボロだ。その…訳あってここに来た。君は?」

    ??「あ、はい! 転子は茶柱転子です! 超高校級の合気道家です!」

    ディアボロ「ほう…日本のバトルスタイル、合気道か…」

    ディアボロ(さっき死んだのは多分投げられて受け身できずに首を折ってしまったからだな…何で投げられたのは知らんが…)

    ディアボロ「…で、これからどうするんだ?」

    茶柱「…分かりません!」

    茶柱「あ! それはそうと、転子は男死が大嫌いなのであんまり近づかないで下さいね! さっき見たいに投げてしまいますから!」

    ディアボロ「……そ、そうか…」





    〜 ある教室 〜

    ディエゴ「……KUAAA…また異世界かァ…ッ!」

    ディエゴ「あいつらァ…吉良以外全員有罪だ! 金ばっか使いやがって…ッ! ……まぁ六畳一間よりかはマシか……てか俺、とんでもない矛盾を言ってる気がするが…気のせいか…?」

    ディエゴ「とりあえず、ここは……また教室、今度は1人か…前はDIOと一緒だったな…」

    ディエゴ「……ストッパーいないとやばいな…早めに探すか…ってん?」スンスン...

    ディエゴ「……隠れていても無駄だ…俺は人より鼻が効くんだ……ロッカーに2人、隠れているなッ!」ビシィ

    ロッカー「……」

    ディエゴ「……来ないならこちらから開けるぞ…?」ガチャ

    ??「……」スゥ-

    ディエゴ「おぉっと…!? 女か…気絶しているのか?」

    ??「……ん? あれ…?」

    ディエゴ「目が覚めたか」

    ??「……私…!? 誰…?」バッ

    ディエゴ「おっと…落ち着けよ。えっと…あれだ。ここはお前の学校か?」

    ??「…知りません…ここがどこなのか…」

    ディエゴ「そうか…それと、片方のロッカーにもう1人……」

    ??「…え?」ガチャ

    ???「……」スゥ-

    ??「わわっ! びっくりした…」

    ???「……? ここは?」

    ディエゴ「…あー。俺はディエゴ・ブランドー…まぁ、アメリカの騎手だ。アパートの大家に追い出されてここに来た。少なくともお前達をここに監禁しよーだとかは微塵も思ってない。第一お前たちの名も知らん」

    ??「えっと…私は…赤松楓。超高校級のピアニストです…」

    ???「…僕は最原終一。超高校級の探偵って言われてる…」

    ディエゴ「ふむ…探偵は向こうの世界にもいたな…」ボソボソ...

    最原「え…?」

    ディエゴ「何でもない。とりあえずここを出よう」
  9. 9 : : 2019/07/09(火) 01:08:46
    〜 食堂 〜

    大統領「……ふむ。ここは…」

    大統領2「どうするのだ基本世界の私よ」

    大統領3「ここはあの世界ではないようだな…あの世界の平行世界なのか、それとも……」

    大統領「まぁ私達だけで考えてても仕方ないな。まずはここを出てと……」ガラッ

    エグイサル「………」ズウウウウウン...

    大統領達「……は?」








    〜 倉庫 〜

    DIO「……」

    入間「……何見てんだよ金色野郎!」

    DIO「ふむ…承太郎の好みか…? いや、あいつはうるさい女は嫌いか…」

    入間「あぁ!? 人を見るなりディスってんじゃねぇよキ○タマ野郎が!」

    DIO「WRY!? 貴様もディスってるではないか! プッチ聞いたぞ! そういうのをな、ブーメランと言うのだ! この下品なメスがァ!!」

    入間「ひぃいいいいい…!!」

    DIO「……ふん。おい、口だけは達者な女よ。ここはどこだ」

    入間「し…知らねぇよ……気づいたらここに来てたんだよぉ…」

    DIO「ふぅむ…あの時とおんなじか…あの大家め……我が名はDIO。いずれこの世を統べる吸血鬼、DIO様だ。貴様、名を名乗れ」

    入間「吸血鬼だぁ? はっ! 何を言い出すのかと思えば飛んだ厨二童貞野郎だなッ!! てか俺様を知らねーのかよ! 世界的に有名な超高校級の発明家の入間美兎様だぞ!」

    DIO「ど、童貞じゃないし!! 息子4人くらいいるし! それに貴様のような発明家は知らんッ! それより…貴様、これが見えるか?」ザワ-ルド!!

    入間「あ? 何もねー所に指差しやがって頭でもおかしくなったか? あ、元からか! ひゃーひゃっひゃっひゃっ!」

    DIO「………いい気になるなよ……ッ! この汚らしいメスがァ……貴様なぞこのDIOに掛かれば一瞬で殺せるのだからなァ……!」

    入間「ひぐぅううううッ!?」

    DIO「……調子が狂うな…まぁいい。ここから出るぞ」

    入間「あ…あたしを置いていかないでぇ…!」
  10. 10 : : 2019/07/09(火) 22:41:35
    現在の状況を

    〜 ダンロン世界 〜
    DIO、入間 → 倉庫
    カーズ、吉良、夢野 → 廊下
    ディアボロ、茶柱 → 廊下
    プッチ、百田 → 宿舎
    ヴァレンタイン's、エグイサル→ 食堂前廊下
    ディエゴ、赤松、最原 → 教室

    〜 荒木荘 世界 〜
    暗殺チーム → 荒木荘前の茂み
    ポルナレフ → トイレ
  11. 11 : : 2019/07/11(木) 00:30:05
    ー ディエゴサイド ー

    ディエゴ「WRYYYYYY!!?? なんだこいつはァーー!!??」

    エグイサル『待てー!!』

    赤松「追いかけてくるよ!」

    最原「早く逃げないと…!」

    ディエゴ「チッ…2人とも、俺に掴まれぇ!」

    ディエゴ「スケアリー・モンスターズ! WRY YYYYYYY!!!」

    赤松「…!!?」

    最原「……え!?」

    ディエゴ「今は何も言うな!! とりあえず逃げるぞ!!」


    ー 吉良&カーズサイド ー

    吉良「なんだあのロボットは!? こんなのは向こうには無かったぞッ!?」

    エグイサル『まちやがれぇー!!』

    夢野「んあー!! 逃げろぉ!」

    カーズ「ふむ…機械がなんだと言うのだ……くらえぃ!!」


    カーズはロボットめがけて羽を飛ばしたッ!!


    エグイサル「……は?」

    羽がタコの足やピラニアになり、ロボットを襲うッ!

    エグイサル「ま、待て! こんなのは知らねぇぞ…!? ぐ…グワーーーーーッ!!……」ブツッ

    吉良「……止まったか…?」

    夢野「……もう危険ではないのか…?」

    カーズ「ふむ……念のため、キラークイーンで爆発させておくか?」

    吉良「そうだな…キラークイーンッ! 第1の爆弾ッ!」

    エグイサル「」ドカァアアアアアアアアンンッ!!!!

    夢野「……」ポカ-ン...

    カーズ「…あ、そういえば一般人がいたのだったな…」

    吉良「………あ」

    夢野「お主ら…一体何者なんじゃ…?」
  12. 12 : : 2019/07/18(木) 01:42:02
    ー DIOサイド ー

    入間「な、なんだよぉ…アレェ……」

    エグイサル「ふふーん! 逃げないとやっつけちゃうわよー!」

    DIO「フン…機械風情が……ザ・ワールドッ!」


    ドzゥウウウウウウ------ン....


    DIO「時は止まった…」

    DIO「ふむ…こんな物は向こうには無かったが…しかしもう問題ではないッ!」

    DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーッ!!」

    DIO「時は動き出す……」


    ....ン------ウウウウウウゥzド


    エグイサル「ぎゃあぁああああーーッ!!」ドカァアアアアンッ!!!

    入間「……ふぇ?」

    DIO「フン……面白くもないッ!」

    入間「……ひ、ひゃーひゃっひゃっひゃっ! 俺様の力を思い知ったかバァアーカ!!」

    入間「おい金髪インナー! 俺様が助けてやったんだから感謝しろよな!」

    DIO「……」イライラ

    入間「あ? なんだよ? 俺様に怯えて声も出ねーのか!?」

    DIO「たかが人間が…」ボソッ

    入間「……あ?」

    DIO「いい気になるなよッ!? KUAAAAAAAーーッ!!」ブチギレ

    入間「ひぃいいいいいっ!!??」

    DIO「…フン、貴様を細切れにして屍生人共の餌にしてやりたい所だが…まぁいい……このDIOに一生の忠誠を誓うのならば許してやらんこともない…」

    入間「……うぅ…」

    DIO「このDIOと我がスタンドの前に…ひれ伏すがいいッ!」

    入間「…ひぅっ…は、はい…」


    〜 物陰 〜

    大統領「……あー…今は邪魔しないでおくとするか……」← 自身の相手のエグイサルを破壊済
  13. 13 : : 2019/07/19(金) 12:44:43
    ー ディエゴサイド ー

    ディエゴ「どこまで逃げりゃいいんだクソっ!!」

    赤松「あ! あそこに人が…!」


    百田「いやー、助かったぜ。にしてもすげーなぁ、あんた! あのロボットをぶっ壊しちまうなんてな! 超能力者か!?」

    プッチ「…まぁ……そんな所かな…ん? あれは…」


    ディエゴ「お!? ありゃプッチか!? おーい助けてくれーッ!!」

    最原「知り合いなの?」

    ディエゴ「あの白髪の神父みてーな奴とな。もう1人は知らん」

    エグイサル『待てよこらー!』

    プッチ「ふむ…とりあえず、この中に入れようか。彼らが入ったらドアを閉める形で」

    百田「おぅ。と…ここは体育館か?」

    ディエゴ「うぉおおォォーーッ!」


    ガシャン!


    ディエゴ「……ふー…」

    プッチ「やぁディエゴ。大変だったみたいだね」

    ディエゴ「よぉ。まぁな」

    プッチ「外の奴はどこかに行ってしまったらしい。どうやらここに向かわせるために追いかけていたようだな」

    ディエゴ「……そうか」

    赤松「……あの…」

    プッチ「ん?」

    最原「貴方達は…何者なんですか? 超能力とかなんとか言ってたけど……」

    ディエゴ「あぁ、まぁそんな所だな。この能力は一種の超能力と受け取ってくれて構わない」

    プッチ「僕らはこの現象を「スタンド」と呼んでいる。そしてこのスタンドを使いこなすのがスタンド使い。僕らの事だね」

    赤松「スタンド…?」

    百田「さっきロボットが変な事になって爆発したのもそのスタンドってやつの仕業か…」

    ??「困るなぁ〜」

    全員「!?」

    ??「誰だか知らないけど、君達かねエグイサルを破壊しているのは!!」

    赤松「何あれ…?」

    最原「白と黒の……熊!?」

    ディエゴ「またお前かモノクマ」

    モノクマ「あれ? 僕の事ご存知なの!?」

    プッチ「あぁ、お前がロボットだって事も、お前を動かしてる黒幕も知っている」

    モノクマ「ええぇ!? じゃ、じゃあコロシアイゲーム成り立たないじゃない!?」

    百田「コロシアイだと!?」

    モノクマ「ちょっと待って!? か、勝手な事言うなよ! 黒幕を知ってるだと!? 名前を言ってごらんよ!」

    プッチ「エンリコ・プッチです」

    モノクマ「お前の名前じゃねーよ! お前達が知ってるって言う黒幕の名前!!」

    ディエゴ「江ノ島盾子、だろ? 違うか?」

    モノクマ「」

    モノクマ「えーと……ひとまず、校内にいる皆んなが集まったら説明するね……じゃね…」

    ディエゴ「逃げたか…」
  14. 14 : : 2019/07/28(日) 02:13:01
    校内にいるみんなが体育館に集まった後…

    ディエゴ「ひとまずこれで全員か?」

    カーズ「この体育館とやら以外に人のいる形跡はないな」

    夢野「そんな事も分かっておるのか…」

    吉良「で、今回もモノクマか?」

    プッチ「そのようだね。さっき僕らの前に姿を見せたきりだが」

    吉良「ふむ…とりあえず、奴が来るまで学生のみんなと自己紹介だね。いや、自己紹介が終わってから来るかもな。前もそうだったし」

    ディアボロ「そうするか」

    大統領「では、生徒達の自己紹介が終わってから私たちの自己紹介としようか」

    DIO「ふむ。じゃあ吉良、お前が俺たちの自己紹介をまとめろ」

    吉良「……まぁそうなるよな…」

    カーズ「ほれ、生徒どもと自己紹介をしてこい」

    夢野「分かっておるわ……」

    吉良「ついでに、私達は君たち同士の自己紹介が終わってからみんなの前で1人ずつ紹介すると言っといてくれ」

    夢野「んあー! うちは伝書鳩じゃないぞ! めんどいのぅ…」スタスタ...
  15. 15 : : 2019/09/02(月) 14:06:20
    あ〜、いいっすね〜
  16. 16 : : 2019/09/16(月) 13:47:38
    >>15
    ありがとうございます。

    生徒達の自己紹介終了後…


    吉良「…えーでは……生徒達の自己紹介も済んだ事だし……私達の自己紹介といこうか…」

    生徒達「…」

    吉良「まず、私の名は吉良吉影、年齢33歳。結婚はしていない。仕事は…まぁしがないサラリーマンさ。この後は長くなるから割愛で」

    DIO「そして女の綺麗な手に欲情し、女を殺して手だけを切り取って愛でている変態殺人鬼だ」

    春川「…はぁ?」

    吉良「おい!!」

    ディアボロ「別に嘘はついてないじゃあないか」

    茶柱「とんでもない変態じゃないですか!! 女子にもう関わらないで下さい! というよりもう締めていいですか!」

    吉良「元だ元!!! 殺人衝動はもうない!!」

    DIO「次は俺だ。俺の名はディオ・ブランドー。ディーアイオーで DIOでも構わない」

    DIO「俺はある道具で吸血鬼となった強化人間だ」

    星「ある道具?」

    吉良「石仮面という血を垂らすと…なんか…ガシャァン!!…ってなる仮面だ。そこら辺はカーズに聞いてくれ」

    カーズ「そう。石仮面は我が発明品だ」

    カーズ「俺はカーズ。究極生物なのだ。不老不死なのだ。人間共には柱の男と呼ばれていたな…」

    王馬「究極生物! カッコいい響きだねー!」

    プッチ「確か、元々人間より身体的にも精神的にも強く、人間よりも長く生きIQも高い生物が石仮面とある宝石の力によってさらに進化した生物、だったかな」

    カーズ「全ての生き物の性質をもっている。マグマだって耐えられるぞ」

    ゴン太「虫さんも?」

    カーズ「虫さんもだ」

    ゴン太「すごい!」
  17. 17 : : 2019/09/16(月) 14:11:50
    ディアボロ「次は俺か。俺の名はディアボロだ。イタリアのギャングのボスをしていたが…」

    ディアボロ「DIOの息子のせいでボスの座から転落し、”死ぬという真実に辿り着けなくなってしまった”」

    百田「つまりどういう事だ?」

    ディアボロ「簡単にいうと、呪い的なやつで永遠に死ねなくなった」

    アンジー「でもよかったねー! 不老不死なんでしょー?」

    ディアボロ「……些細なことで死んでまた生きかえっての繰り返しのどこが良いんだ」

    アンジー「えー。例えば?」

    ヴァレンタイン「足につまずいただけでも頭を打って死ぬ」

    白銀「そんな不老不死は嫌だなぁ」

    プッチ「次は僕かな。僕はエンリコ・プッチ。アメリカの州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所で神父をやっています」

    入間「無駄に名前がなげー刑務所だな!」

    吉良「こいつは大変な事をやらかしてな」

    最原「どんな事やらかしたんですか?」

    吉良「宇宙を一巡させた」

    生徒全員「は?」

    プッチ「簡単にいうと、世界を作り変えたんだ」

    真宮寺「世界を…作り変えた…?」

    赤松「スケールが大きすぎる…」

    ヴァレンタイン「その作り変えられた後の世界のアメリカ合衆国の第23代大統領のファニー・ヴァレンタインだ」

    ほぼ生徒全員「大統領!?」

    カーズ「ヴァレンタインはとにかく愛国心というものが強くてな。国の為なら何でもやる男なのだ」

    東条「……」

    DIO「そしてロリコンだ」

    ヴァレンタイン「だから人の評価を下げるような事を言うんじゃあないッ!!」

    DIO「本当のことを言ってるだけだが? 自分の妻に化けた14才の少女にピーーをしようとしただろうが」

    茶柱「最低な人の集まりなんですかあなた達は!!!」

    吉良「ピーー音を使うような言葉を言うんじゃあないと言ってるだろ!!」

    カーズ「別にいいじゃあないか。『このSSは性的描写やグロテスクな表現を含みます』と、上の方に書いてあるではないか」

    吉良「デジャブだぞ!? メタな発言も言うんじゃあないッ!!」

    ディエゴ「あー…最後は俺か」

    ディエゴ「ディエゴ・ブランドーだ。DIOだとそっちの黄色い馬鹿と一緒になるからディエゴでいい」

    DIO「馬鹿とはなんだ」

    夢野「…同じ名字じゃが…2人は兄弟なのか?」

    DIO「兄弟ではないな。なんというか…」

    ディエゴ「俺は宇宙一巡後のその馬鹿だ。ってこれじゃあ俺が馬鹿みてーじゃねーか!」

    DIO「馬鹿が!! 俺を馬鹿と呼ぶたびにお前が馬鹿という事になるぞ! あ、俺も馬鹿って呼んじゃった」

    吉良「アホか!!」

    キーボ「……なんとなく把握しました」
  18. 19 : : 2019/10/25(金) 00:20:10
    吉良「とまぁ自己紹介したが…」

    DIO「どうせまた江ノ島とかいう奴の仕業だろ? おーい出てこい。出てこないと斬殺処刑にしてくれるぞ」

    プッチ「…本当に彼女の仕業なのかな? なにか妙な感じがするが…」

    モノクマ「…そこまでバレてるのね」

    百田「出た! さっきのクマみたいな奴!」

    吉良「モノクマか…君はお呼びじゃないんだが…というより声変わった?」

    モノクマ「そんな『髪切った?』みたいに言われても…僕は元からこういう声です!」

    モノクマ「本当は4、5章くらいでやる内容だけど…どこから来たか分からないおっさん達のせいでバレてしまったよ! そうです。今回のコロシアイには江ノ島盾子が関係しています!」

    吉良「やっぱりか」

    カーズ「…だが、首謀者ではない様な言い方だな。江ノ島は関係しているが首謀者ではないのだろうな」

    赤松「江ノ島…って…誰?」

    最原「…聞いたことないな……」
  19. 20 : : 2019/12/09(月) 15:31:17
    キャラが掴めてていいと思う
    荒木荘勢は…あれでよし!
  20. 21 : : 2020/07/18(土) 15:11:46
    >>20
    ありがとうございます…!

    DIO「ふん。まぁこういうのはだ…」

    DIO「4部の吉良みたいにジミーな奴が大事件の主犯だっていうのが相場なのだ…」

    吉良「誰が地味だ」

    ディアボロ「ふむ…でも確かに一理はあるな」

    DIO「つまり!! 首謀者は貴様だァーーーー!!!」っ(赤松を指差す)

    赤松「…ふぇ?」

    DIO「貴様が今回の首謀者だろう…金髪のアンテナ女子!!」

    赤松「ちょっ…なんだか知らないけど違う! 私じゃない!」

    カーズ「いや、どっちかっていうと地味なのはこいつの方では?」っ(最原を指差す)

    最原「え、僕…? 僕も違うよ…!」

    ディアボロ「こいつも地味っぽくないか?」っ(王馬を指差す)

    王馬「俺が首謀者? そうだよ! 嘘だけど」

    ディアボロ「嘘かよ」

    ディエゴ「おいおい、当てずっぽうは良くないぞ。ちなみに俺はこいつだと思う」っ(春川を指差す)

    春川「…思いっきし当てずっぽうじゃんか」

    ヴァレンタイン「私は幼女でなければ誰でもいい」

    茶柱「消えてください」

    ガヤガヤガヤガヤ…

            ガヤガヤガヤガヤ…

    モノクマ「うぷぷ…皆混乱してるねぇ…!」

    吉良「おいおいおい!! 皆一旦落ち着け!」

    DIO「ていうかさ、この世界の奴ら俺らの世界からすれば容姿全員モブ並みか1回限り登場する敵キャラ並みぐらいしかないんだよ!!」

    生徒全員「…はぁー!?」

    吉良「やめろぉおーーーーーもう貴様は何も言うなぁあーー!!!」
  21. 22 : : 2021/09/24(金) 11:56:05
    お待たせしました。続き書きます。



    DIO「……」(反省中という紙を額につけ吉良を睨みながら正座している)

    白銀(なんかちょっと可愛い)

    吉良「…まぁ、ここで争うのは良くないだろう…私達の敵はあくまでそこのモノクマ…」

    プッチ「また潰しとくかい? 潰してもまた来ると思うが…」

    モノクマ「そんな潰すとか…乱暴にしないで…」

    春川「…1番怪しいのはあんたらだよ」

    ディアボロ「え…お?」

    春川「だってそうじゃん。ここにはあんたら以外に大人はいないし…その超能力っての使えばここからあのクマを動かす事だってできるんじゃない?」

    白銀「あぁ…一理あるね」

    春川「…まぁこっちにも大人っぽいのはいるけど」(百田を見る)

    百田「?」

    ディエゴ「あれ…これ俺ら疑われてね?」

    吉良「ちょ…ちょっと待ってくれ!」

    プッチ「私達が黒幕なら、あのロボットみたいなのを破壊して君達を救う理由がないと思うが…?」

    最原「そ、そうだよ。ディエゴさんは僕と赤松さんを乗せて逃げてくれたし…」

    百田「プッチもロボットから俺を救ってくれたんだぜ!?」

    星「マッチポンプの可能性も視野に入れておくべきだぜ。危機から救って自分は信頼できると信じ込ませて騙す…って手かもしれねー」

    赤松「そんな…」

    カーズ(なんか聞き覚えのある声だな…)

    ヴァレンタイン「ここの生徒達はドライ&クールな奴が多いな」

    モノクマ「うぷぷぷ…」
  22. 23 : : 2021/09/25(土) 12:59:35
    モノクマ「これはまずいな…疑われてるぞー…あ、喋っちゃった」

    吉ボプディ「「「「!?!?」」」」

    茶柱「あ!!今何かを口走りましたね!」

    真宮寺「やっぱりこの人たち怪しいヨ…」

    吉良「嵌められた…!?」

    ディエゴ「ちょっと待て!!今のはこいつが勝手に口走っただけで…」

    夜長「この慌てようは…やっぱりこの人達が黒幕なんだよー。神様もそう言ってるよー!」

    入間「やっぱこいつらどっかに閉じ込めておくしかねーよ!」

    DIO「そうだそうだー閉じ込めてしまえー(棒」

    ディアボロ「なに自分だけ助かろうとしてんだ!!お前はこっち側だろ!!」

    カーズ「もうモノクマは黙らせたほうがいいだろう…KUA!!」(羽を飛ばす)

    モノクマ「うわっ!危ないな…せっかく作ったモノクマが壊れてしまうだろうがァー(棒」

    東条「やっぱり口調が似ているわ…」

    ゴン太「て事は…やっぱりあの人達がゴン太達を閉じ込めた犯人って事!?」

    夢野「んぁ…そうとは言い切れぬが……んぅー…」

    ヴァレンタイン「うむ、何をやってもダメっぽいな」

    モノクマ「うぷぷ、僕はもう退散するよ…そのまま疑われたままコロシアイ学校生活を過ごすんだね」

    ディエゴ「あ!待て…クソ…逃げられた…」

    カーズ「こうなったら校舎を全て破壊しまわって首謀者を探したほうがいいかもしれんな」

    ディアボロ「やめろ。俺が死ぬ。ついでにそこの生徒達も」

    百田「俺たちはついでかよ」

    赤松「ま、まぁ…今回はこれで解散でいいんじゃない…?まだこの人達が黒幕とは言い切れないし…」

    キーボ「そうですね…限りなく黒に近いグレーではありますが…」

    春川「…まぁ私の憶測だし…信じるも信じないものあんたら次第よ」

    吉良「な…なんとなく許された…」

    最原「とりあえず…みんな宿舎で休もうか…」


    ざわざわ…
             がやがや……


    吉良「助かったよ赤松さん…」

    赤松「いえいえ!一度救ってくれた人を疑うなんて…私はできないですよ…」

    DIO「フフン。お人好しめ。後でヴァニラ・アイスに褒美を持ってこさせよう」

    ディアボロ「何様のつもりだ貴様。真っ先に赤松の事疑ってただろうが」
  23. 24 : : 2021/09/27(月) 23:51:51
    プッチ「とりあえず、宿舎にいってみようか」

    ヴァレンタイン「やっと休憩ができるな」

    吉良「全くだよ…」


    ー 宿舎 ー

    最原「あの…あなた達の部屋は無くて…」

    Dカ吉ボプヴディ「「「「「「「は??」」」」」」」

    最原「えっと…生徒の分しかないみたいです」

    吉良「やはり私達はイレギュラーだという事か…」

    DIO「フン。誰かの部屋を奪えば済む事…」

    ディエゴ「やめれ」

    プッチ「仕方がない…では体育館に…」

    モノクマ「あー、食堂と体育館は夜時間の間は閉鎖なんだ。すまないね」ヒョコ

    ディアボロ「うぉおおおああああ!!!」ズテッゴギッ

    カーズ「いきなり出てくるな…ディアボロが驚いた拍子にこけて首の骨を折ってしまったではないか」

    ディアボロ「…ハッ!!生き返った…」

    モノクマ「えぇ…簡単に死にすぎじゃない…?」(立ち去る)

    吉良「それより私達はどこに寝れば…」

    夢野「んあー…この学校には山ほど空き教室があるではないか…」

    吉良「ふむ…では使わせてもらうか…」

    入間「おい金髪インナー!俺様の部屋に泊めさせてやろうか?」

    DIO「え、いいn

    入間「泊めるわけねーだろ!俺様の美しい寝顔を拝めると思ったか?ひゃーっひゃっひゃっひゃっ!」

    DIO「…」ムカァ…

    プッチ(うわぁ……今にもこの子を殺しそうな表情だ……まぁ自業自得か…)

    赤松(入間さん…DIOさんの事気に入ってるのかな…)

    吉良「ま、まぁとりあえず…私達は空き教室を使わせてもらうよ…1人1教室…ね」

    DIO「やっぱりあの時助けない方が良かったか?」

    ディアボロ「ほらDIO…もう行くぞ…」

    DIO「WRYYY……」

    入間「………ケッ」


    ー 空き教室 ー

    吉良「フゥウウウウーーーーッ…」

    吉良「しかし…学舎の教室で寝る事になるとは…」

    吉良(江ノ島が黒幕でないとするなら…黒幕は一体…)

    ガッシャーン……

             WRYYYYY‼︎‼︎


       ウォオオオオ……ゴキッ


    吉良「…やはりDIOとディアボロを私の部屋から遠ざけて正解だったみたいだな…」
  24. 25 : : 2021/09/30(木) 17:58:14
    翌日…


    吉良「ふあぁー…昨日は結局何も解決せずに学校で一夜を過ごしてしまったな…」

    カーズ「吉良か…グッモーニン」(何かを摘んでいる)

    吉良「あぁ、おはようカーズ…その手は?」

    カーズ「ふむ…昨日から妙にすばしっこい虫みたいな奴が飛び跳ねててな……捕らえてよォーく見てみたらモノクマにそっくりだったのだ」

    吉良「モノクマに?ふむ…興味深いな…」

    カーズ「それも数匹いたのでとりあえず夜の間中に全部捕まえて潰しといた。残るはこの1体のみだ」

    吉良「相変わらず凄いな君は…その1体は捕らえておいてくれないか?」

    カーズ「承知したのだ」

    吉良「…さて、朝ごはんの時間かな…」


    ー 食堂 ー

    DIO「吉良、遅いでは無いか…早く朝食を作るのだ…」ドォーーーーン…

    ディアボロ「早くピザを食べたいんだが」

    ヴァレンタイン「私はティラミスがいい」

    茶柱「この人達めちゃくちゃ偉そうなんですけど!早くなんとかして貰えませんか!?」

    DIO「ふふふ…偉そうなのではない…」

    Dボヴァ「「「偉いのだ」」」ドヤァ

    春川「………」(これでもかと嫌悪感を示した顔)

    吉良「………本当に申し訳ない…」

    DIO「ちなみにそこのメイドさんはお前より早く来て調理の支度をしているぞ」

    東条「当然よ。メイドですもの」

    吉良(DIOは私をなんだと思ってるんだろう…)

    プッチ「…らせん階段…カブト虫…廃墟の街…」

    夢野「…なんじゃそれ……何かの呪文か…?」

    百田「なんかこう…宇宙的な何かを感じるぜ…」

    カーズ「あんまり気にすることはないぞ…プッチは時々こうなる」

    ディエゴ「…なぁ、もういいだろ…いい加減疲れてきたぜ…」

    王馬「だめー。もう少しやってくれたら黒幕の疑いを晴らしてあげるよ?」(恐竜化ディエゴの背中に乗っている)

    夜長「にゃははー!もっともっとー!」(上に同じく)

    ディエゴ「……俺は遊園地のアトラクションじゃあねーんだぞ…」
  25. 26 : : 2021/10/03(日) 09:06:26
    モノクマ「こらーーーー!!!」

    ディアボロ「ぅおおおァァァアーー!!?」ガタンッゴキッ

    ヴァレンタイン「あ、ディアボロが驚いた拍子に椅子から転げ落ちて首を折って死んだ…」

    カーズ「だからいきなり出てくるなと言ったであろう」

    モノクマ「いや知らないよ」

    モノクマ「てかなぁんで寛ろいじゃってんの皆んな!今はコロシアイ中なのよ!?」

    王馬「いやコロシアイって言ってもさー」

    モノクマ「ふん。そう言ってられるのも今のうちだぞ…そこそこ早いけど、今から動機を皆さんに発表しまーす!」

    最原「ど、動機?」

    モノクマ「今から2日後までにコロシアイが起こらなかったら…みんなお仕置きで死んでもらいまーす!」

    赤松「えぇ!?」

    キーボ「そんな勝手な!」

    吉良「じゃあディアボロを殺せば終わりだな」

    モノクマ「は?」

    ディアボロ「…ッは!?あれ、何この状況」

    吉良「シアーハートアタック…」

    シアーハートアタック「コッチヲミロ…」

    ディアボロ「え、は?…なんで?」

    吉良「ディアボロ、悪いが…死んでくれ」

    シアーハートアタック「コッチヲミロォーー!!」

    ディアボロ「はぐわぁあああああァー!!!!」バクハッ

    吉良「…これでいいかな?」

    モノクマ「…………………」スッー…

    春川「何も言わずに消えたね…」

    ディエゴ「全く…何日後までに殺さなければ全員死亡なんて安直にも程があるだろ…」

    吉良「まぁこれで私達は生徒たち含め何日かは安心して過ごせそうかな」

    DIO「ふん。生徒どもは吉良とそういう体質だったディアボロに感謝するのだな」

    茶柱「えぇと…吉良さんとディアボロさん…ありがとうございます…?」

    DIO「ついでにディアボロをそういう体質にした我が息子ジョルノにも感謝しろ」

    茶柱「……ジョルノさんもありがとうございます…」

    DIO「そしてジョルノを母親に産ませたこのDIOにも感謝しろ」バアァァァン!!!

    プッチ「薄々そう来るだろうなーとは思ったよ」

    茶柱「…………………」(例のカエルの様な顔)

    ディアボロ「……ッは!?吉良貴様ァー…!!!」

    吉良「まぁそう怒るなよ。ピザ作ってやるから」

    ディアボロ「……ふん。まぁ今回は良しとしてやる」

    百田「ピザくらいで許すのか…」


    赤松「……本当にこれでいいのかな…?」

    最原「……いいんじゃないか…な?」



    2日後…モノクマは現れず、誰もお仕置きを受ける事はなかった…

  26. 27 : : 2021/10/07(木) 23:20:42
    ー 食堂 ー

    百田「結局誰も死ななかったな」

    プッチ「いい事だよ。1つ心配なのは、この一件で黒幕が強引な手に出る事だけど…」

    ディエゴ「まぁあれで放心状態になってちゃここの黒幕も大した事なさそうだけどな!」

    白銀「…」

    吉良「さて、いい加減この世界にも慣れて来たな…」

    DIO「なじむ!実になじむぞ!フハハハハハ!!」ボリボリ

    春川「汚い」

    DIO「うぐっ…!?」グサッ

    ディアボロ「ていうかこの世界には“未来機関”は存在しないのか?」

    最原「未来機関…そんな名前の組織は聞いた事が無いですね」

    吉良「ふむ…」

    カーズ「ともなるとこの世界の外部からの救助は無さそうだな…」

    ヴァレンタイン「そうだな…そもそもここは現実の世界なのか…電子的な世界なのか…」

    真宮寺「電子世界…」

    プッチ「うん。一度行われたらしいね。まぁ前の世界での話だけど」

    DIO「この前は承太郎とジョジョが来たな…それと他の奴らも」

    入間「なぁ、その承太郎ってどんな奴なんだよ」

    DIO「あぁ、承太郎は所謂“不良”、という輩らしい。偉そーにしてた学校の先生を病院送りにして2度と戻って来られないようにしたり、料金以下の不味い料理を食わせた食事屋に料金を支払わなかったり…」

    星「なんで捕まってねーんだ…」

    DIO「“悪い奴”じゃ無いからな。根は優しい真面目な不良だ。なんか海洋学者になってるらしいし」

    入間「訳わかんねーよ!」

    DIO「それとお前みたいなウットーしい女は嫌いらしい」

    入間「な、何でそんな事いうのぉ…!?」

    DIO(こいつ面白いな…)
  27. 28 : : 2021/10/10(日) 18:41:30
    モノクマ「……」ドヨン…

    赤松「あ…モノクマ!」

    吉良「おや、何の様かな…?」

    モノクマ「僕はすっかりやる気を無くしてしまったよ…君たちが余りにもコロシアイをしないから…」

    百田「ならここから出してくれんのか?」

    モノクマ「そんな訳ないじゃん」

    モノクマ「もうさ…これあげるから……後は勝手にやってちょーよ」っ生徒全員分の動機パッド

    吉良「これは…?」

    最原「生徒全員分か…」

    モノクマ「部屋でゆっくり見なさいよ…じゃあね」ヒョコン

    天海「…見ますか?」

    赤松「うーん…モノクマはどう言う意図でこれを私達に…?」

    ディアボロ「ふん。どうせ家族や仲間のインタビュー記録とかだろ。これをお前達に見させて外に出たいと思わせ、コロシアイをさせようとしたんじゃないか?」

    王馬「うわー、最もって感じの例えだね」

    吉良「家が恋しくなるだろうから見ない方が良いかもね……親父は元気にしてるかな…」

    DIO「写真の中にいる幽霊に元気もクソもないだろ」

    吉良「……まぁそうか…」

    カーズ「見たくないものは今ここでこのカーズに渡すがいい…微塵も残らず粉砕してやろう」g 輝彩滑刀

    吉良「…強制はするつもりはないよ。見たければ持って帰ってもいい」

    数十分後…

    カーズ「ふむ…13枚か…」

    夢野「…うちは持って帰るぞ。安心せい、見るだけじゃ…」

    東条「外の様子が気になるから持って帰るわ」

    赤松「………私も持って帰る」

    カーズ「では…輝彩滑刀のモード!!」シュピィン!

    シュバババババババババ……

    カーズ「他愛なし」

    百田「すげぇ…一瞬でバラバラだぜ…」

    吉良「私のキラークイーンで爆破させた方が残骸も残らず片付いたのでは…?」

    カーズ「このモードもたまに使わんと鈍る」

    吉良「そう言うものかね…」
  28. 29 : : 2021/10/15(金) 01:07:50
    その夜…

    ー 外の広場 ー

    東条「……はぁ」

    ヴァレンタイン「どじゃああぁぁん…何かお困りかな?」

    東条「…!…ヴァレンタインさん…いえ、何でもないわ」

    ヴァレンタイン「そうかな?私には何か悩みを抱えているように見えるのだが」

    東条「…本当になんでもないのよ」

    ヴァレンタイン「ふむ…では並行世界の君に聞いてみようか…」

    東条「…え」

    ヴァレンタイン1「どうやらその娘はジャパンの総理大臣に「この国の全ての国民に仕えてほしい」と言われたそうだ」

    東条「!!?」

    ヴァレンタイン「ふむ…つまり君は…ジャパンの総理大臣という事…かな?」

    ヴァレンタイン「それから察するに…ビデオの内容はその国民はどうなってるか…かな」

    東条「…はぁ…何もかもお見通しなのかしら」

    ヴァレンタイン「誤解するなよ。あくまで並行世界の君が喋った事だ」

    東条「…そうよ。私は超高校級のメイドであり、影の総理大臣。大切な国民の皆様の無事を確かめなければならない」

    東条「例え同級生を殺す事になっても…!」

    ヴァレンタイン「…」

    東条「分かってくれるでしょ?…あなたはアメリカの大統領。私と役職が同じなんですもの。だから邪魔はしないでもらうわ」

    ヴァレンタイン「似てるな…」

    東条「…え?」

    ヴァレンタイン「君は…どことなく…過去の私に似ている。国のために遺体を追い求め、国民の平和と栄光を手に入れようとしていた頃の私に」

    ヴァレンタイン「愛国心ゆえに私は、多くの者を傷つけ、死に至らしめ、利用した。それを「正義」と信じて疑わなかった。正直今もその考えは変わっていない」

    ヴァレンタイン「しかしなぁ…世の中には自身の「正義」とはまた別の「正義」が存在する」

    ヴァレンタイン「君が生徒を殺す事を「正義」とするならば、残された生徒は殺された生徒の未練を何がなんでも晴らす事を「正義」とするだろうな」

    東条「…」

    ヴァレンタイン「まぁ何が言いたいかというと…ふむ。本当に何が言いたいんだろうな私は…君のやり方は私と同じやり方だ。それでは勝つことはできない」

    東条「…じゃあ……どうすればいいのよ…」ポロポロ…

    ヴァレンタイン「おぉっと…泣かせるつもりは無かったのだがな……ふむ…」

    ヴァレンタイン「君の主人達は、自分達の為に君に殺人を犯してほしいと本当に思っているのかな?」

    東条「…」

    ヴァレンタイン「国民(主人)の思惑も汲み取れぬ総理大臣(メイド)なんて…総理大臣(メイド)失格ではないか?」

    東条「…確かに…その通りね……」

    ヴァレンタイン「考え直してくれたかな?」

    東条「えぇ。確かに国民の皆様の事はすごく心配だけど…国民の皆様も総理大臣に殺人を犯してまで自分達の事を考えてほしくないでしょうし…」

    ヴァレンタイン「オーケー!君の愛国心に幸あれ!」

    ヴァレンタイン「あ、もう一つ提案があるんだが…」

    東条「何かしら?」

    ヴァレンタイン「ここから出たら、総理大臣なんて他の者に任せて私のメイドにならないか?」

    東条「え…」

    ヴァレンタイン「いや、向こうの世界ではいたんだが…仕方なく置いてきてしまってね…」

    東条「…考えておきます」

    ヴァレンタイン「ふむ。恩にきる」


    その後、ヴァレンタインと東条は少し話をして別れた…
  29. 30 : : 2021/10/21(木) 01:04:22
    ー 翌朝 ー

    赤松「…はぁ……」

    夢野「……んぁ…赤松…」

    赤松「夢野さん…あれ…見た?」

    夢野「見たぞ……だからといって殺人を犯してまでうちはここを出とうない…」

    赤松「そ、そうだよね…!」

    東条「…」

    星「…よう東条。今日はなんか…スッキリした様な顔だな」

    東条「そうかしら?」

    星「清々しい顔してるぜ?」

    東条「うふふ。ありがとう」

    吉良「…おいヴァレンタイン。お前なんかしたか?」

    ヴァレンタイン「なんの事だ?」

    吉良「東条を見てみろ。なんか…スッキリした顔つきだぞ」

    ヴァレンタイン「いや、私は彼女と少し話をしただけだが…?」

    吉良「……本当か?」

    ヴァレンタイン「いや本当に話しただけだってば」

    吉良「…そうか」


    カーズ「おいそこの…タブレットを持っていった3人。タブレットがいらなければ持ってこい。処分してやる」

    赤松「あ…お願いします!」タッタッ…

    夢野「んぁーめんどいのぉ……」トテトテ…

    東条「私は結構よ。自分で処理したから」っ真っ二つに割れたタブレット

    カーズ「む?そうか…」

    カーズ(我が輝彩滑刀と劣らない精度で真っ二つにするとは…)


    ー 外 ー

    ディアボロ「あー…空気が美味し……くもないか…」

    夜長「にゃははー…」

    ディアボロ「…なんでお前は俺と一緒にいるのだ?」

    夜長「ディアボロが死んだ後の死体の血を生贄の代わりにできないかなーって」

    ディアボロ「さらっととんでもない事を抜かすな…怖いなァー今時の高校生…」

    ???「…くそっ…ここはどこだ…?…あ!…お前は…!!」

    ディアボロ「ん…?って貴様は…ッ!?」

    夜長「およよー?」
  30. 31 : : 2021/10/24(日) 22:20:53
    ー 図書館 ー

    DIO「…」(書物を読んでいる)

    白銀「あれ…何読んでるんですか?」

    DIO「む?…貴様は……誰だっけ」

    白銀「えぇー…覚えられていない……私は白銀つむぎ。超高校級のコスプレイヤー!」

    DIO「コスプレ…ふむ…このDIOが生きていた時代にはそんな物は無かったが…承太郎から聞いたぞ。何やらアニメやらゲームのキャラに扮し楽しむものとな」

    白銀「そうそう」

    DIO「ふーむ…ではここで何かやって見せろ」

    白銀「え…でも準備とかまだできてないし…」

    DIO「関係ない。やれ」

    白銀「うぅ…理不尽にも程があるよぉ…」

    モノクマ「おや、何をやっているのですかな?」

    白銀「うわっ…モノクマ!?」

    DIO「貴様か…いい加減出てきて正体を表したらどうだ?」

    モノクマ「いや…まだまだやれるもーん…っ!」

    モノクマ「……んで…動機はどうなったのかな?」

    DIO「それならもらった直後にカーズが殆どバラバラに壊したぞ」

    モノクマ「え」

    DIO「持って帰って見たという者もいるが…まぁ危なそうなのはヴァレンタインが止めたらしいし」

    モノクマ「…」

    モノクマ「はぁー…憂鬱だよ………じゃあね」ヒョコン

    DIO「…では、続きを………ってあれ…いない…?」

    DIO「ふん…このDIOから逃走するとは…大した女だ…」


    ー 物陰 ー

    ??「…………あれは…DIOか…?」
  31. 32 : : 2022/01/22(土) 21:16:37
    楽しく読んでます。
    完結まで応援してるので頑張ってください!
  32. 33 : : 2022/03/11(金) 00:46:04
    お待たせしました…!

    >>32 恐縮です…ありがとうございます…!


    ー 地下裁判場 ー

    ??「……はぁー…」

    ??「…何がなんだか良くわからんが……ここは何かの裁判所のようだなぁ…」

    ??「……どぉしてこんな所に来ちまったのかなァ〜〜ッ」

    ??「やっぱ行い(・・)って奴なのかなァ〜〜……まぁ考えても仕方ねェーや…」

    ??「なんとかここから脱出しねーとよォ〜……」

    ??「あいつらに合わねぇことにゃ…計画が進まねェからな…!」


    ー 中庭のとある一角 ー

    獄原「…うーん…確かに初めてここに来た時に虫さんのような影が見えてたんだけどな…」

    ??「いてて…ここはどこだ…? ん? あれは…!」

    獄原「うーん…」

    ??「おい!! こんな所で何やってんだ!?」

    獄原「え?」

    ??「ジョジョ!!」

    獄原「!?」


    ー とある教室内 ー

    赤松「それでね…! あの時本当に嬉しかったんだ!」

    最原「うんうん…良かったね!」

    ??「………」

    ??「なんだあいつら…イチャイチャしやがってよォ…ムカつくなァ…」

    ??「……」ニヤァ…
  33. 34 : : 2022/03/24(木) 01:57:03
    ー 校舎前 ー

    天海「…ふーむ」

    ディアボロ「」(死亡中)

    夜長「にゃははは…」

    ???「…ふん」

    天海「どういう状況っすかこれは?」

    夜長「蘭太郎ー。説明するとねぇー…」


    ほわんほわんほわん…よなよな〜…


    ???「待ちやがれくそ!! お前こんな所で何やってんだァー!?」

    ディアボロ「貴様こそなんでこんな所に!!」



    ディアボロ「ジャン・ピエール・ポルナレフ!!」



    ポルナレフ「俺は気づいたらここに…ってもしかしてお前の仕業かーッ!?」グィー!

    ディアボロ「んなわけあるか!! 痛い痛い髪を掴むな髪を!!」

    夜長「およよ〜ついていけないよ〜」

    ポルナレフ「おっと失礼…麗しき乙女よ……ってお前こんなかわいい女の子に何しようとしてたんだッ!!??」

    ディアボロ「は? お前何か勘違いしてるだろ…俺はただ…」

    ポルナレフ「言い訳無用。シルバーチャリオッツ!!串刺しの刑だァーーッ!!」

    チャリ『シャシャシャシャシャ!!』

    ディアボロ「うごおぉおおお!!!???」

    ディアボロ「」チーン

    ポルナレフ「ふん! レディにちょっかいかけるからこうなるのだ」

    夜長「おぉー…まるでト○とジ○リーに出てくるチーズみたいに穴が空いてるよー…」



    夜長「という訳なのです!」

    天海「さっぱり分からないっす…」

    ポルナレフ「おっと。そちらの男子には自己紹介がまだだったな…」

    ポルナレフ「名乗らせて頂こう! ジャン・ピエール・ポルナレフだッ!! 気軽にポルナレフとでも呼んでくれたまえ」

    天海「よ、よろしくお願いしますっす…」

    天海(すごい髪型っすね…)

    ディアボロ「…ハッ!? ポルナレフ…貴様…ッ!!」

    ポルナレフ「まだ刺したりない様だな…!」

    ディアボロ「ひぃ!?」

    夜長「ポルナレフさ〜ん。もういいよ? ディアボロももう反省してるって〜」

    ディアボロ「…ん? あれ? これ俺が悪いのか…?」

    夜長「神様もそう言ってます」

    ディアボロ「…………」ムムゥ…

    天海(めちゃくちゃ不服そう…)

    ポルナレフ「レディに言われちゃあやるにやれねーぜ…命拾いしたな、ディアボロさんよ」

    ディアボロ「いや1回死んだが」

    夜長「とりあえず、みんなに報告だねー」
  34. 35 : : 2022/03/25(金) 18:10:54
    続きありがとうございます
  35. 36 : : 2022/03/27(日) 00:09:52
    >>35
    いえいえ、こちらこそ読んでくださりありがとうございます。



    獄原「う、うわぁ…外国の人だぁ…!」

    ??「……ん? あれ…ジョジョじゃない!?…というか明らかに体型が違ってたな…あいつはもっと細身だった」

    獄原「あ、あなたは…? あ! はじめまして! ゴン太は獄原ゴン太っていいます!」

    ??「ふむ…名前が日本人っぽいな…おっと失礼。俺も自己紹介をしないとな」

    ??「初めまして、俺の名はシーザー・A・ツェペリ。誇り高きツェペリ家の男だ」

    獄原「よ、よろしくお願いします…!」

    シーザー「あぁ。よろしく…ところで、ここはどういう場所なんだ? 何かしらの施設のようだが…」

    獄原「あ! えっとね…ここは…」


    ー 説明中 ー


    シーザー「…ふむ…なるほどな……」

    獄原「それで、多分なんだけど…シーザーさんと同じ世界からきたっぽい人達もいて…」

    シーザー「何? 本当か!? どこにいけば会える!?」

    獄原「うーん…あの人達は普段はどこにいるんだろう…まぁ学校内を回ってたら見つかるかな…ゴン太に付いてきて!」

    シーザー「あ、あぁ…」


    ー ピアニストの研究教室 ー

    ??「…ハッ…ここは…どこだ!?」

    ??「……見たところ学校の音楽室の様だが……音楽室にしちゃあ…楽器が少ない気がする……」

    ??「…というかピアノしかねーじゃねーか!!」

    ??「……やっぱよォ…音楽は……これじゃなきゃな…!」
  36. 37 : : 2022/04/15(金) 00:57:07
    ー マジシャンの研究教室 ー

    夢野「…んあー…」フキフキ

    真宮寺「…おや、夢野サン…こんにちは」

    夢野「真宮寺か…何のようじゃ」

    真宮寺「探索ついでに寄ってみたんだヨ…何をしてるの?」

    夢野「道具のメンテナンスじゃ……めんどいのぅ…あ、あんまり見るんじゃあないぞ…魔法がかかる仕組みがバレると色々まずいからの……」フキフキ

    真宮寺「夢野さんは偉いネ…素晴らしい事だよ」

    夢野「そうかのう…」テレテレ

    鏡「ピカピカ」

    真宮寺「…鏡も綺麗になったネ」

    夢野「わーはっはっ! うちにかかればこんなモノじゃ!」

    鏡「…」ズォオオオ…


    ー 発明家の研究教室 ー

    入間「さーて、今日もなんか発明すっかなぁー!」

    入間「こんところマンネリしてるからな…そうだ! 今日は例のアレの改造を……ヘクシュッ!」

    入間「…なんか部屋涼しいな…冷房つけっぱなしだったっけか…?」

    入間「…ま、熱中してりゃ身体も火照るだろ! S○Xと一緒で!! ひゃっひゃっひゃっ!」


    ???「「…」」

    ???「…本当に大丈夫なのかなぁ……」

    ???「おい、あんまり大きい声で喋んるんじゃあないぜ…? 女にバレちまう…」

    ???「わ、分かってるよ…」

    ???「あの女の身体……なかなか良いかもな…」

    ???「…こいつはどこ行ってもブレねー(・・・・)なァ…」
  37. 38 : : 2022/08/03(水) 01:13:50
    ー 一階女子トイレ ー

    ???「はァ〜…思い出せねぇなぁ〜…」

    ???「なんで俺…ここにいるんだっけなぁ〜…?」

    ???「思い出せねぇ…ッ! 自分が不甲斐ねぇなァアア〜ッ!!」

    ???「……はァ〜……」

    春川「………え?」

    ???「……あ」



    ー ピアニストの研究教室前 ー

    百田「うーむ…春川はどこに…」

    キュィイイイイン…ジャアアアアアンン…

    百田「…あ? ここって確か赤松の…なんでエレキギターの音が…?」

    ビリビリ…ビリビリ……

    百田「“ビリビリ”?」

    バチバチバチバチバチィイイイッ!!

    百田「うおぉおお!!?? で、電気!?」

    ガチャッ!

    ???「いぇええい!! 痺れたかいッ!? ギャラリー共ぉ!!」

    百田「だ、誰だお前!?」

    ???「ンン? おぉっと…自己紹介がまだだったな…」

    ???「俺の名前は音石明…! よろしくッ!」

    百田「……なんだかよく分からねぇが…俺は宇宙に轟く百田解斗だ! よろしく!!」

    音石明「轟く…ッ! なんて良い響きだ…もう一曲弾きたくなってきたぜぇえ!!!」


    ギュィイイイイン!!


    赤松「……なんか私の研究教室の方からエレキギターの音が…」

    赤松「…気になるな…一緒に行ってみる?最は…ら…君?」

    赤松「あれ…?」



    ー 図書館 ー


    ー の物陰 ー

    ???(冗談じゃあねェぜ全く……DIOさんよォ〜ッ!)

    ???(向こうの世界でようやくあんたから離れられると思ってたのに…こんな訳のわからない世界で何でよりにもよってあんたに出くわすんだよォ〜〜ッ!)

    ???(くそッ…この俺、ホル・ホースが静かに暮らせる日はねぇのか…!)

    DIO「…おい、隠れてないで出てこい」



    ホル・ホース(ッッッ!!??!?!???)



    DIO「居るんだろう? そこの物陰に…コソコソしおってからに…」



    ホル・ホール(バ、バレてる…!? 何故だッ!?)



    DIO「隠れてない出てこいよォオオ〜!!」



    ホル・ホース「ぐッ…くそッ!」バッ!


    ホル・ホース「上等だァ!! DIOさんよォオオ!!!」



    DIO「Zzー…むにゃ……出てこないなら…こちらから…むにゃむにゃ…」


    ホル・ホース「だッ…ああぁ…ッ!?」コケッ

    DIO「むにゃ…む…寝ていたのか…この私がッ!?…まぁいいか……おや、ホル・ホースではないか。お前もこっちに来ていたのか」

    ホル・ホース「……ま、まぁ…」

    DIO「まぁ座れ。ここには興味深い本がいくつもあるぞ」

    ホル・ホース「そいつはどうも…」

    ホル・ホース(………調子狂うぜったく…)
  38. 39 : : 2022/08/06(土) 23:53:42
    ー 学級裁判場 ー

    ???「…つってもよォ…俺のスタンド…“リトル・フィート”じゃあここから脱出する事は難しいぜ…近くに誰かいねーもんかな…」


    この男の名はホルマジオ!

    元暗殺チームの一員で口癖は「しょうがねーなぁ」!

    スタンド名は「リトル・フィート」ッ!

    スタンドの人差し指で切り付けたものを縮小できる能力ッ!


    ホルマジオ「おーい誰かー! 返事してくれー!」

    シーーン…

    ホルマジオ「……あれ、これマジでヤバい奴か…?」

    ホルマジオ「イルーゾォ!? プロシュート!? ペッシィイイイ!!?」

    シーーーーーン…

    ホルマジオ「メローネ…? ギアッチョ!?…リゾットもいねぇのか!?」

    シーーーーーーーーーーーーーン……

    ホルマジオ「…はぁ…しょうがねーなぁ〜〜〜〜…自力で出るか…」


    ー マジシャンの研究教室 ー

    カーズ「…ふぅむ」

    鏡「…」

    夢野「…いきなり入ってきて何をジロジロ見ておる」

    カーズ「この鏡を見ていたのだ…確かDIOやディアボロの手下にも鏡を使うスタンド能力を持つ奴がいたと聞いたが…いやディアボロのはもう手下じゃないのか」

    真宮寺「興味深いネ…鏡、というのは昔の日本でも儀式の時なんかに使われていたと伝えられているけど…」

    カーズ「“神具”とでも言うべきか…む?」

    夢野「なんじゃ? 何か問題でもあるのか?」

    カーズ「…扉の近くの小道具の隅に誰かいるか?」

    真宮寺「え…?」タッタッ…

    真宮寺「いや…いないけど…?」

    カーズ「何?」

    夢野「んぁ…鏡の中の扉には居るのに…こっちにはいない…!?」

    カーズ「……なるほど。さっき言ったスタンドだな?」

    カーズ「おい。鏡から出てくるのだそこの奴!」

    ???『………フンッ…嫌だね』ヒョコッ

    夢野「んぁ…茶髪おさげの奴が…」

    真宮寺「彼は一体…?」

    ???『いくらあんたが究極生命体でもこの中には入れないだろ? そりゃそうだ…この世界はこの俺、イルーゾォが許可しないと入れないんだからなァ!』

    イルーゾォ『とりあえずまずは鏡の中のこいつを傷つけてやろう…』ガシッ

    夢野「んぁ!? 鏡の中のうちが掴まれた!?」

    カーズ「全く…面倒な奴に会ってしまったな…そいつを離して今すぐ出てこい。今出てきたら何も手は出さん」

    イルーゾォ『フンッ…嫌だと言ったら?』

    カーズ「学校中の鏡を瞬時に破壊してお前をそこから出られなくする」

    イルーゾォ『……でも出られる事には出られるぞ? 多分…』

    カーズ「でたらお前をぶちのめす」

    イルーゾォ『…チッ…マン・イン・ザ・ミラー、俺だけが鏡の中から出る事を許可する』シュイン

    イルーゾォ「これで良いんだろ?」

    カーズ「ふん。それでいいのだ」

    カーズ「後、なんか悪さしたらジョジョ達に言いつけるからな」

    イルーゾォ「言いつけられる立場かお前ら…」

    夢野「本当に出てきた…まるで魔法みたいじゃ」

    真宮寺「…スタンド…本当に訳の分からない能力だネ」
  39. 40 : : 2022/08/21(日) 00:00:13
    ー とある教室内 ー

    赤松「あれ…最原君…いつの間にか居なくなっちゃった…?」

    赤松「おーい! 最原くーん!!」

    赤松「…?? おかしいなぁ……まぁ探してみるか!」スタスタ…


    ー 教室の床 ー

    最原「あ、赤松さん!! ここだよ…!!」

    最原「何だこれ…!? 僕…小さくなってる!?」

    ??「あらあらあらあらあらあら… 小さくなっちゃって大変ねェ〜〜…」

    最原「!?…誰だッ!?」

    ??「でもあんたが悪いんだからねェ? 人前でイチャコラして…私の心を踏み躙ったんだから…ね?」

    最原「や、やめろ! 僕に何す……うわぁっ!?」



    ー 発明家の研究教室 ー

    入間「…さみーよぉ…凍えちゃうよぉ……」ガタガタ

    ギアッチョ「…んで、この女どーすんだよ?」

    プロシュート「そうだな…とりあえずここが何処か聞き出さなくっちゃあな」

    メローネ「早く帰らないとサッカーが始まってしまう」

    ペッシ「…」ガタガタ

    入間「な、なんだよぉ…おめぇら…! まさか俺様の発明を盗みに来たんじゃ…!?」

    プロシュート「発明? お前発明家かなんかなのか?」

    ペッシ「だ、だったらよォ兄貴ッ! そ、そいつの発明で俺たちこんなところに…飛ばされちまったのかもしれねー…ぜ!?」ガタガタ

    プロシュート「いい加減寒さに慣れろよ…」

    メローネ「ペッシの言う事に一理あるな」

    入間「何言ってんだよ!? テメェらみてーな奴を呼び出す機械なんて作ってねーし!!」

    入間「ちくしよぉお…なんで天才的で美しい俺様がこんな目に…」

    ギアッチョ「…今の言葉で思い出したが……日本のことわざによォ…『猿も木から落ちる』ってのがあるだろ…」

    入間「……え?」

    プロペッメロ(あ…始まった…)

    ギアッチョ「『どんな名人でも失敗はする時はする』なんて意味合いらしいが…まぁ分かるっちゃあ分かる。“木登り得意な猿でも手を滑らせて落ちる時はある”からな…」

    入間「…?……??」

    ギアッチョ「だがッ!!」

    入間「ひっ!?」ビクッ

    ギアッチョ「同じ意味合いの『犬も歩けば棒に当たる』ってどう言う事だァアッ!!?? 道に棒があったら常識的に考えて避けるだろうがよォォーーー!!??」

    ギアッチョ「警戒心が強い方の動物の犬がよォ!! 歩っただけで棒に当たるかよォオオーーーーッ!!!!」

    ギアッチョ「どう言う事だァアーーーッ!!??」

    入間「ひぃいいいいい!! なんだこいつ!? イカれてるぞ!!」

    メローネ「彼はたまにこんな感じになるんだよ…それよりレディ。一回僕の頬を平手で殴ってくれないか? 相性を確かめたい」

    入間「こいつもイカれてるぅうう…ッ!!」

    プロシュート「……はぁー…ここにリゾットがいりゃあなぁ…」

    ペッシ「…そーいえば、リゾットさんは何処に行っちまったんだろう…」
  40. 41 : : 2022/09/07(水) 01:46:39
    ー 一階女子トイレ ー

    春川「…っ…あんた…男なのに女子トイレで…まさか首謀者?」

    ??「しゅ、首謀者…? 一体何の事だか分からねぇんだけど…」

    春川「てか、あんただれ?」

    ??「…え…俺……サンダー・マックイイーン……」

    春川「…そう…ってか早く出ていきなよ! ここ、女子トイレなんですけど!」

    マックイイーン「…う…ううぅ…」メソメソ

    マックイイーン「俺…女の子とこんなに長く喋れたの…久しぶりだァ…!」

    春川「…は? ちょっと…何で泣いて…」

    マックイイーン「前のあの女…なんて名前だったっけ……エルメソ…だったっけ……は喋ってるうちに印象悪くなって疎遠になっちまったけど……君は…こんな俺とこんなに長く喋って…!!」

    春川「早く出てけ」

    マックイイーン「うぐっ…そ、そうだよな…俺なんか……居ない方がいいよな……」

    春川「…早くどっかいってよ!」

    マックイイーン「…もう“あっち”に行くよ」

    春川「…は?」




    ー 食堂 ー


    ガヤガヤ…

             ガヤガヤ…


    ヴァレンタイン「ふむ…少し簡単な場面の説明をしよう」

    ヴァレンタイン「私達の世界から転送させられて来た複数の人物、そしてその者達を連れてきた者達で食堂が溢れかえっているので食堂がめちゃくちゃ騒がしいぞ」

    ヴァレンタイン「吉良がめちゃくちゃ不機嫌そうだ…後で慰めてやろう…」



    吉良「……ふぅむ…」

    ディアボロ「……お前らも来てたんだな」

    イルーゾォ「…」
    プロシュート「…」
    ペッシ「…」
    メローネ「…」
    ギアッチョ「…」

    ポルナレフ(なんか気まずそー…)

    入間「おいピンク頭! お前こいつらのボスだろ!? 俺様の研究室が冷凍庫並みに冷えちまって一部の機械が動かなくなっちまったんだよ!! 責任取れよな!!」

    ディアボロ「何で俺が!?」

    「…ざまぁ」

    ディアボロ「誰だ『ざまぁ』とか言った奴は!?」

    カーズ「誰かと思ったらワムウにやられた奴か…」

    シーザー「カーズ…また別の世界にいるとはな…」

    王馬「因縁の相手って感じだね! なんかしたの? カーズちゃん」

    カーズ「一族とかを殆ど滅ぼした」

    王馬「うわぁ」ドンビキ

    DIO「ホル・ホースよ。一体どうやってここに来た?」

    ホル・ホース「それが解りゃ苦労しないんですがねェ…あ、そこのメイド服のお嬢さん、今度お茶でもどうだい?」

    東条「ここから出られた後でならいくらでも…」

    音石「俺は気づいたらここにいたッつーか……俺の場合、ギターでセッションしてたらいつの間にかピアノ室に飛ばされてたッつーか…」

    夢野「廊下がギター音でうるさかったのはお前のせいか…」

    夜長「にゃははー! めちゃくちゃ増えたねー」

    茶柱「男死しか増えてない……あなた達の世界には女子はいないのですか!?」

    吉良「…はぁーーーーー………(クソデカため息」

    ディエゴ「…ま、まぁ…ジョースター共じゃなかっただけマシじゃないか……まぁジョースター側の人間もいるが…」

    赤松「……」

    プッチ「…どうしたのかな、赤松さん?」

    百田「ん? 赤松、なんか悩み事でもあんのか?」

    赤松「あ…うん…最原君が行方不明で……」

    プッチ「行方不明?」

    赤松「はい。あちこち探したんだけど…どこにも居なくて…」

    百田「終一が?…あ、そーいえば春川も見てないな…」

    赤松「春川さんも?」

    百田「……うっし! 俺も探してみっか」

    プッチ「……うぅむ…2人とも、面倒事に巻き込まれてないといいが……ね」
  41. 42 : : 2022/09/08(木) 02:26:27
    ー とある教室内 ー

    ??「あんた、名前なんての?」

    最原「…最原終一」

    ??「フゥーーーン…私はグェス。まぁ…訳あってグリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所ってとこに服役してたんだけど…」

    最原(このやけに名前が長い刑務所…プッチさんが自己紹介の時に言ってたな…)

    グェス「ま、出られたんなら御の字って感じね、んじゃこれ着てくれない?」

    最原「え…これ…ネズミの……皮?」

    グェス「そうよ。今日からあんたは私のペットになるの」

    最原「ぺ…!?」

    グェス「今なんつったゴルァ!? ネズミが「ぺ…!?」なんていうかスカタンッ!」

    最原「!?」

    グェス「…早く着てねん?」

    最原(…今は従っていた方が良さそうだ……はぁ…赤松さん…戻ってきてくれないかな……)



    ー 一階女子トイレ ー

    マックイイーン「ゲボッ……ゲボッ……」ブラン…ブラン…

    春川「あんた何やって…ぅぐッ…!?」

    春川「苦…しっ…!? 何ッ……でッ…!??」グググ…

    春川(これも…スタンドって奴の仕業!?…早くなんとかしなければ…!……あれを使うしかないか…!)

    春川「ぐうぅッ…!!…」っサバイバルナイフ

    春川「…ラァッ!!」ヒュンッ


    瞬間ッ!

    春川の投げたサバイバルナイフは

    マックイイーンを吊し上げているズボンのベルトを切り裂き

    トイレの仕切りの壁に突き刺さる。

    すなわちそれが意味する事は……ッ!


    マックイイーン「ぐッ…ぎゃあ!?」ドテンッ


    マックイイーンの落下ッ!


    春川「ッ…はぁーーッ!……はぁー……全くっ…あんた馬鹿なの!?」

    マックイイーン「うう…助けて…くれたのか…?」

    春川「……はぁ??」

    マックイイーン「いい人だなァ〜〜!! こんなどうしようもない俺を助けてくれるなんてッ…君は恩人だ…!」

    マックイイーン「この恩はいつかきっと返すよ…!」

    春川「いや…もういいって……それより早く出て行ってよ…なんかあんた変だし…」

    マックイイーン「ボガボグボボ…ッ!!」ドボドボドボ

    春川「なにをやってんだぁぁあああああ!!??」

    春川「ぐがッ…!?…ゴポポッ…!?」ブクブク…

    春川(なッ…またッ…!?…そうか…こいつが自殺しようとすると私も…ッ!! なんでめちゃくちゃな…!)

    春川「うぅ……ぉおおお!!」マワシゲリッ!

    ドガッ!

    マックイイーン「ゴボッ……うぅ…」

    春川「ぷはっ…あ、あんたッ…げほっ…なんのつもりで…!?」

    マックイイーン「うぅ…死なせてくれ…恩を返すって言ったけど…クズな俺が恩を返せるわけねぇ…!!」グスッグスッ

    春川「……ッ…今度私に近づいたらブッ殺すから…ッ!」

    マックイイーン「殺してくれぇえええ!!」ブワァア

    春川「!?」

    マックイイーン「あんたみたいに素敵な人なら…ッ!!」

    春川「…」サー

    春川「っ!…」ダッ

    マックイイーン「グスッ…グスッ………」

    マックイイーン「………なんか…感じ悪いなぁ…あの子…」
  42. 43 : : 2022/09/15(木) 01:04:36
    ー 学級裁判場 ー


    ホルマジオ「…お、これなんかエレベーターの扉みたいだな…これ使えば上なら下なり行けんじゃあねぇか!?」


    ホルマジオ「…動くのかなぁこれ…まぁ何とかやってみっか…」


    エレベーター「ウィーン…」


    ホルマジオ「おおっ…動いたッ!…これでここから出られる…ッ!」



    エレベーター「ガコン……」

    扉「ウィーン…」



    ホルマジオ「おおぉ…ッ!! よしよし!!待ってろよみんな! 今行くぜ…ッ!」



    エルメェス「お、何だよここ…裁判所か?」

    マイク・O「どっちにしろ俺達は助かった世界。この動かないエレベーターの中はとても辛かった世界」

    ホルマジオ「いやなんて組み合わせ?」



    ー とある教室 ー

    グェス「そうそう! とぉーーってもかんわいぃー!!」

    最原「ち、ちゅー…」

    最原(……はぁ〜〜…何で鉛筆でダンベル上げなんてさせられてるんだ…)

    グェス「よォーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」ナデナデ

    最原(……根本的には悪い人じゃないかも…いや、人のこと小さくしてネズミの皮被らせてペットごっこしてるのが優しいとは言わないけど…)

    グェス「じゃあ今度は…」ガタゴト

    グェス「この机と机の間を飛び越えて見てー?」

    最原「ちゅ…!?」

    最原(この間を飛び越えろって…軽く1メートルはあるぞ…!? これをこんな体の僕が飛び越えろって…!?)

    最原「………うぅ…」

    グェス「『うぅ…』?」ピクッ

    最原「っ!……ちうぅ…ちゅー…」

    グェス「…どうしたのー? できる…わよね?」

    最原(…くそっ…やるしかないか…!?)

    最原「…ッ…ちゅーー!!!」ダダダダダッ
  43. 44 : : 2022/09/16(金) 01:59:26
    ー 食堂 ー

    春川「…はぁ…とんでもない目にあった…」

    王馬「お、春川ちゃんじゃん」

    DIO「む? 誰かと思ったら妙に殺気を放つフレンチクルーラーみたいな髪留めの奴…」

    吉良「なんだ、やけに冷や汗をかいてるが…」

    春川「…うわっ…変なのが増えてる…じゃああいつもあんたらの世界の?」

    ヴァレンタイン「あいつ…?」

    春川「女子トイレに変な男が居たんだよ…ひょんなことからすぐに自殺しようとするんだ」

    東条「じ、自殺…?」

    DIO「自殺…(確か手下のデーボとか言うのがそんな能力だったような…いや違うか……)」

    ディアボロ「自殺か…(まさか…カルネか?)」

    春川「多分、アンタらの変な能力と似たような能力使って、私を自殺と同じ死に方で殺そうとしたんだ」

    DIO「あー……確かプッチが手駒にしてた奴だな。自分のスタンドの『ホワイトスネイク』の力でスタンドのDISCを入れた…とか言ってたな」

    吉良「生憎だが、プッチは赤松さんと百田君と一緒に最原君と君を探しに行って居ないんだ」

    春川「わ、私を…?」

    カーズ「ふぅーむ…プッチの手下ならあいつが制止すればいいだろうけどな…」

    春川「まぁここまで離れたし…大じょ…いっつ…っ!?」手の平カラ血ガブシャッ

    ディエゴ「!! ヤバいぞ…あいつのスタンドは距離関係なく対象を自身と同じ死に方で死なせる能力を持ってるんだ! 離れたから大丈夫ってー訳じゃないッ!」

    春川「は、はぁっ!?」

    メローネ「ちょっと傷を見せてみろ…」ジー

    春川「え、ちょっと…」

    メローネ「れろっ」

    春川「っ!!??」パチィイイイン!!!

    メローネ「ぬぐォッ…!!…いいビンタだッ…!」

    ギアッチョ「いや初対面の相手に対していきなり変態を晒し過ぎだろ」

    メローネ「ふむ…これは刃物の傷だな。切り口が大きいから相当大きな刃物だ…斧とかな」

    王馬「お、斧って…何処にそんなものが…」

    夢野「……んあっ」

    ディアボロ「何だ!? 心当たりがあるのか!?」

    夢野「確かマジ…魔法の練習する為に…ギロチンを…研究教室に出しておった…!!」

    ポルナレフ「ギ、ギロチン…!?」

    真宮寺「ギロチンなんてやられたら…即死だよ。コロシアイ初の死者が出ちゃうかもネ…」

    春川「ッ…ふざけないで! あんな奴にだけはやられたくない…ッ!!」ダッ

    夜長「およー…行っちゃった」

    吉良「とにかく…早くマジシャンの研究教室に行こう。いつ春川さんの首がとんでもおかしくない。DIOとディアボロは春川さんの後を追うんだ…!」

    DIO「ふーむ…だが断 吉良「言わせないぞ」……」

    カーズ「俺はここに残る。他の奴が来らかもしれないからな」
  44. 45 : : 2022/09/18(日) 01:23:28
    ー マジシャンの研究教室 ー

    ばぁんっ!!(扉を開ける音ォ〜)

    春川「ここだよね…って!!」

    マックイイーン「…あ」


    立ち尽くす春川…!


    マックイイーンはすでに準備を終えていたッ!


    後はギロチンの刃に繋がるロープをその手から離すのみであるッ!


    2人の距離は、およそ十数メートル!


    マックイイーンを止めるにはまず、近づかなくては…ッ!


    春川「ッ………」ジリ…ジリ…

    マックイイーン「…」スッ…

    春川「ま、待って!!…あんたのスタンドとやらの能力で私を殺したら、厄介な事になるよ…だからそんな事…辞めなよ」

    マックイイーン「…? スタンドって何…?」

    春川「!?(こいつ…無自覚でこんな事を…!?)」


    マックイイーン「…おれはさ…ショットガンの手入れしてただけなんだ…」

    春川「?」

    マックイイーン「でも何故か銃の中に弾が入ってて…誤作動で銃が暴発して……偶然飛び降り自殺した女にその玉が当たって……殺人の容疑をかけられたんだ……土曜日に」


    春川「…そう…なんだ…」


    マックイイーン「裁判官は俺の事を冷酷だって……俺はそういう男さァーー!!」スルルッ


    春川「ま、待ってって!! あんたの可哀想な境遇は分かった。でも生きてたら…生きてたら……」


    マックイイーン「…?」


    春川「…私がこんなこと言える立場じゃないけど…生きてたらもっといい事ある筈だよ…」


    マックイイーン「…」










    マックイイーン「君からパンツ貰えるとか?」



    春川「…は??」



    マックイイーン「…やっぱりそんな都合のいい事なんて無いよな…」スルルルルル……



    春川「まっ!? こいつッ…!!!」ダッ





    春川(ヤバいッ! 遠すぎるッ…!! 間に合わないッ……!!)





    春川「やめろぉーーー!!!」





    ??「うぉおおりゃあああぁぁぁぁーー!!」キーーーック



    瞬間ッ!


    物陰から突如誰かが飛び蹴りをしながら登場!!





    ガシャーーーーン!!!




    マックイイーン「ぷぎゃああぁ!!??」ガクッ


    けたたましい音と共に、崩壊するギロチン台!!


    スタッと見事に着地した者は…!?


    春川「!?」


    百田「大丈夫か!? ハルマキ!?」


    春川「も…百田…!?」


    百田「いやー、この教室からお前の声がするから入ってみれば…そこの奴の自殺をお前が止めてるのを見たからさ! コソコソあいつに近づいてって正解だったぜ!!」

    春川「…」

    百田「にしてもお前、知らない奴の自殺止めようとか…マジでいい奴してんじゃねーか! 本当はいい奴なんだからみんなともっとコミニケーションをだな…」

    春川「……ッ」ギュッ

    百田「おおぉ…!? な、何だ!?」

    春川「……だまれ」

    百田「…あ?」

    春川「……」フルフル…

    百田「……あー…しばらくこのままがいいか…」




    吉良「フゥーーーー…一時はどうなるかと思ったが…無事生徒は死ななかったみたいだな」

    DIO「あいつら、抱き合ってるぞ? そーいう関係だったのか?」

    ホル・ホース「…ふん。どんなに強い女の子でも、一度男に助けられると…そいつの虜になってしまうものなのさ」

    ディアボロ「何カッコつけてるんだ…」

    DIO「え、あいつら処す? 惨殺処刑にする?」

    ポルナレフ「やめとけよ…ここで出てくるのは野暮だぜ…」

    王馬「それよりさ、自殺しようとしてたあいつ、捕まえないの?」

    ヴァレンタイン「ふむ…それもそうだな…」






    サンダー・マックイイーン
    スタンド名【ハイウェイ・トゥ・ヘル】

                      確保
  45. 46 : : 2022/09/20(火) 08:27:36
    ー とある教室 ー

    最原「ハーッ……ハーッ……」クタクタ

    グェス「偉いわァ! ちゃんとできたじゃあない!!」

    グェス「何かご褒美をあげなきゃね…そうだ、これからは“ちゅー言葉”なら喋ってもいいわよ!」

    最原「…“ちゅー言葉”…?」

    グェス「語尾にちゅーをつけるとか…口癖をちゅーにするとか…?」

    最原(…えぇ〜〜〜……)

    最原「…あ、あの…もう元のサイズに戻してくれないでチュ…か?」

    グェス「………」













    グェス「……ンン〜〜〜? ちょっと聞こえなかったんだけど…何か言ったァ〜〜〜?」


    最原「いやだから…元のサイズに戻s


    グェス「戻す訳ねェだろてめェ! てめェは私のペットだろうが!! 口答えするんじゃあないッ!!」ギュッ


    最原「うぐっ…」


    グェス「口答えするようなペットには…お仕置きしないとなァ…!!」ギュムギュム


    最原「うぁ…ぐっ…」ギューッ…


    赤松「何してるんですか?」


    グェス「!!!?!????」クルッ


    最原「!!…あ…赤松…さ…フグムッ!?」


    グェス「黙ってろ…!」コソコソ


    赤松「あなた…見ない顔ですけど、もしかして吉良さん達と同じ世界から来た…?」


    グェス(…吉良?……あぁ…確か、水族館(G.D.st刑務所)の神父様と一緒にアパートに住んでる奴ね…)


    グェス「そ、そう…! ここがどこだか分からなくなっちゃって……少しイライラしてたの…良かったわァ〜〜〜人がいてェ〜〜〜!」


    最原(あ、赤松さん…! 気づいてくれ…!)モゴモゴ


    ー 教室の外の物陰 ー

    プッチ「…ふむ…グェスだったかあの女……」

    プッチ「確か……怠慢でクビにされた看守にトリのガワを被せてペットにしていたとか聞いたな……ふぅむ…」

    プッチ「……ハッ!……いかんな。空条徐倫の知り合いを見かけると刑務所にいた時の様に物陰に隠れてしまう……」

    プッチ「…まぁここは少し様子見でもするか…」


    ー とある教室 再び ー


    赤松「あぁ…やっぱりそうだったんですね! あ、ところで…この辺に頭の上にアンテナ見たいなアホ毛がある下まつ毛の長い男の子見かけませんでした?」

    グェス「ンー…見てないわねェ…」

    最原(赤松さんっ…!)モゴモゴ

    赤松「そ、そうですか…」

    赤松「…あ! そういえば、さっき小さい動物みたいなのがいましたよね!? 捕まえてたでしょ?」

    グェス「えっ…あ、あぁ……えっと…」アセアセ

    グェス(…喋るんじゃあないわよッ!!)ガシッ

    最原「ぐえぇ……!?」

    グェス「ペットよペットッ!…“チュー太郎”って言うのッ!…少し凶暴だから近づかないようにね」

    赤松「うわっネズミ…!?ネズミでもペットにできるんだ…すごい…」

    グェス「…ま、まぁね…」

    最原(赤松さぁん…っ!)
  46. 47 : : 2022/09/24(土) 01:41:35
    赤松「チュー太郎…?」

    最原「…」

    グェス「…初めての場所だから少し緊張してるのかもね…ま、まぁ…ネズミをペットにするのも大変なのよ…!」

    赤松「………そ、そうなんですね…」

    赤松「ところで…」













    赤松「なんで最原君がネズミの皮を被って貴女とペットごっこしてるんですか?」


    グェス「!!!?!?!?!????!?!?」

    最原「あ…赤松さん…ッ!?」

    赤松「私、教室の外からずっと見てましたよ。最原君を机から机へジャンプさせてるのも、最原君を手で潰そうとしたのも」

    グェス(こいつッ…知ってて私に近づいた…っ!?)

    赤松「最原君を返して」

    最原「…あか…うぎゃっ!?」

    赤松「!?」

    グェス「…くっくっくっ……近づくんじゃあないぞ…こいつがどうなってもいいのかなァーー?」ギュ〜

    最原「うぎぎ…っ!…うぐぅ……」

    赤松「最原君…っ!!」

    グェス「てめぇ…舐めてんじゃあないぞ…私は元囚人で犯罪者なんだからな…こんな事くらい容易にできるんだよォ〜〜〜」グリグリグリ…

    最原「う…うぅ……」

    赤松「さ、最原君ッ…! このっ…」

    グェス「おっと…手が滑ったァ〜ン」ギュッ

    最原「うっ…赤松……さ…」ガクッ

    赤松「ッ!!!」プッツン


    ヒュンッ……


    グェス「は?」


    ボコォォオオオオンンッッ!!!


    グェス「ッバファ…!!??………ファッ…!?」


    グェスは何が起こったか分からなかった…


    そう。グェスは目の前の女の子が、スタンドなんて持ってる筈が無いッ!…と高を括っていたのだ。


    赤松「…………………返せ」


    目の前に立つ女の子の側に立つ、人型のスタンドを見るまでは……ッ!!


    グェス「ま…まはか……ほいつ……!!(ま…まさか……こいつ……!!)


    赤松「最原君を……返せぇええええ!!!」


    ボカボカボコスボコボコボスボコボコスボコッ!!


    ボガァァアアンンッ!!


    グェス「ぐはぁあああッ!!」


    バァアアアン…!!


    最原「……うぅ…」ムクムク…



    ー 教室の外の物陰 ー

    プッチ「…赤松さん、君に手頃な近距離パワー型のスタンドのDISCを急遽入れさせてもらった……」

    プッチ「ここはあの刑務所がある地では無いから“奴ら”ほど使いこなせるとは思わない……まぁ君次第だが…要らなければ返してもらって構わない」

    プッチ「グェスとか言う女への罰はまぁ…これくらいでいいだろう……」


    グェス
    スタンド名【グー・グー・ドールズ】

                      再起不能(リタイア)
  47. 48 : : 2022/09/30(金) 10:56:57
    数十分後…


    赤松「あわわ…私にもこんな力が…」

    プッチ「要らなければ返してもらって構わないが?」

    赤松「でも…この力があればコロシアイも終わらせられるかも…」

    プッチ「能力は確か…『自身から20mの範囲内に気性が荒いクロコダイルを生成し続ける能力』だったか」

    赤松「返します」

    プッチ「即答か…まぁ自分や他の者に危険が及ぶ能力だからな…」

    キュルルル…カシャン……

    プッチ「はい。返してもらったぞ」

    赤松「はー…なんか変な気分だったなぁ…」

    最原「…で、この人はどうする?」

    グェス「」(縛られている)

    プッチ「まぁこのまま縛られててもスタンド能力で抜け出すだろうから一旦食堂に連れて行こう…本当は記憶ごとスタンドを奪うのが1番良いんだがな…」

    最原(何気に怖い事言うなぁ…)


    ー 食堂 ー

    吉良「おや、そっちも見たかったみたいだね」

    プッチ「うん…私の手下が迷惑をかけた様だな…」

    吉良「構わんよ…私は私が平穏な日々を過ごせれば良い」

    プッチ「…でだ」

    プッチ「ずいぶん大所帯になったな」

    ガヤガヤ……ガヤガヤ……

    吉良「…………言わないでくれ」

    モノクマ「おやおや…皆さんお揃いで…ってなんだこれは!!?? 身長がバカ高い奴がめちゃくちゃ増えてる…!?」

    吉良「やぁ、やっと正体を表す気になったか?」

    モノクマ「もしかしてオマエラのせいか!?」

    吉良「知らんよ。こっちが誰のせいか聞きたいくらいさ」

    モノクマ「……今回の動機も使えそうになさそうだね…『死んだ生徒を生き返らせる』とかなんだけど…」

    プッチ「ここまで生徒死んでないからね」

    ディエゴ「そもそもお前にそんな事可能なのか? スタンドでもできる奴がいるかどうか…」

    モノクマ「可能だから言ってるんだよ。不可能な事なんてこの世の中には無いんだよ!」

    吉良「…まぁそのスタンスは誉めるべきだがね」

    モノクマ「…また今回も不発ですか…いやはや君達が来てからと言うもの…つまらない事だらけですな…」ヒョコン

    吉良「…ふん」


    ー ??? ー

    ??「何なのこの人たち…一体どこから侵入してきて……」

    ??「しかもどんどん増えてるし…プログラムの異常…?」

    ??「……何にせよ…もう自由にはさせておけない………」
  48. 49 : : 2023/04/20(木) 02:16:17
    ー 裁判所の真上の噴水 ー

    ホルマジオ「フゥ〜…やっと外に出られたぜ…」

    エルメェス「しかしよ…一体何なんだよここはよォ…」

    マイク・O「異世界的な世界?」

    ホルマジオ「…おそらくはそうだろうな…この間、“元ボス”達が何日か飛ばされてた場所っぽいんだよな…」

    マイク・O「ふーむ…もしかしたら大統領もここにいるかもしれない世界」

    ホルマジオ「そして…お前達がいるって事はよ…他の奴も巻き込まれてる可能性がある」

    エルメェス「じゃあ探せば徐倫やFFも見つかるかも知れねーな…」

    キーボ「…おや、あなた方は…?」

    ホルマジオ「お?」

    エルメェス「なんかメカメカしいやつが来たな…」

    キーボ「もしかして…あなた方は吉良さんの…?」

    ホルマジオ「吉良…?…あー…元ボスと共同生活してる奴だ」

    マイク・O「おぉ、じゃあこの子供に話を聞けば少なくとも同じ世界の奴とは会えそうな世界」

    ホルマジオ「あー…なぁ坊ちゃん」

    キーボ「僕の名前はキーボです。超高校級のロボットなんですよ!」

    ホルマジオ「…あ、あぁ…そうなの…俺はホルマジオで…」
    ホルマジオ(なんか…こいつヤバそうな雰囲気が…)

    エルメェス「…私はエルメェス・コステロだ」
    エルメェス(こいつ今自分のことロボットって言ったか?)

    マイク・O「マイク・Oで世界」
    マイク・O(…超高校級ってなんだ世界?)

    エルメェス「その…吉良って奴とどうやら同じ世界から来たんだけど…」

    キーボ「なるほど…分かりました!僕が吉良さん達の所まで案内してあげます!」

    ホルマジオ「助かるぜ…」

    キーボ「僕は高性能なロボットですから!」

    ホルマジオ「……そうなの…」


    ー 食堂 ー

    吉良「……」

    ガヤガヤ……ガヤガヤ……

    DIO「…増えたな」

    カーズ「うむ」

    ディアボロ「…そもそも…何故俺達の世界の奴らがこの世界に…」

    プッチ「大家が私達を連れ戻そうとしているのかもな」

    ヴァレンタイン「うむ。その可能性はある」

    ディエゴ「連れ戻そうとするなら俺達を違う世界に送るなよって話なんだよな…」

    吉良「……しかし…これはなにか“異常”ではないか?」

    DIO「ほぅ…異常…とは?」

    吉良「前の世界では、私達を連れ戻す為に大家によって別の世界に飛ばされてきた奴らが殆どだったが…今回は私達以外にここに来た奴ら全員、ほぼ強制的にここに来てしまっている…」

    ディアボロ(そうだったかな…?)

    ディエゴ「大家以外の別の誰かがあいつらをこっちに飛ばしてるっていうのか?」

    プッチ「…誰が?何のために?」

    吉良「…分からん。考えたくもない」

    カーズ「こっちのモノクマが手を引いてる訳でも無さそうだしな」

    DIO「フン…どうせまた大家が俺達を連れ戻そうとこいつらを強制的に送っているに違いないのだ…」

    ディアボロ「……本当にそうなのか…?」

    DIO「ほォ…貴様、このDIOの説を否定するか…?」

    ディアボロ「お前の出した説だから否定するんだよ」

    DIO「……しぇい!」ザシュッ

    ディアボロ「ぐわぁーー!!首に爪を突き刺すなァッ…ガクッ」チーン…

    ヴァレンタイン「あ、またディアボロが死んだ」

    吉良「……はぁーーーー…」(クソデカため息)
  49. 50 : : 2023/05/14(日) 01:25:37
    その後…


    キーボ「皆さん! また新しい人達を連れて……って多!?」

    ホルマジオ「おー…オメェらここに居たんか」

    イルーゾォ「なんだホルマジオか」

    ホルマジオ「なんだ何その反応は…」

    エルメェス「…徐倫とかは居ねえみてーだな…」

    プッチ「グェスとマックイイーンならいるぞ」

    エルメェス「…なんかどっちもやだな…特にマックの方」

    マイク・O「大統領! ご無事でなにより世界」

    ヴァレンタイン「あ、あぁ…君か…マイク・O」

    メローネ「ところでホルマジオ、君はリーダーと一緒じゃあないのか?」

    ホルマジオ「リゾット? 居ないのか?」

    プロシュート「あぁ…まぁあいつの事だから1人でも大丈夫だとは思うが…」

    ペッシ「…リーダー…無事だと良いな…」

    ディアボロ「…これ以上増えてもらっても困るんだがな…」

    東条「大丈夫よ。このくらいの人数ならまだ賄えるわ」

    ディアボロ「いやそう言う事を言ってるんじゃなくて…」

    真宮寺「……赤松さん。ちょっと良いかな?」

    赤松「え、真宮寺君? どうかしたの?」

    真宮寺「うん…ちょっと気になるものを見つけてネ…赤松さんに見てもらおうと思ってサ」

    赤松「わ、私に…?…どこにあるの?」

    真宮寺「クックックッ…ついてきて…」ツカツカ…

    赤松「う、うん!」タッタッタッ…

    吉良「…」


    一方その頃…

    ドコドコ県、ダレダレ市、ナニナニ町(独自設定)では…


    ー ジョースター邸 ー

    承太郎「ポルナレフが…消えた?」

    花京院「えぇ。数刻前まで僕と一緒に散歩をしていたんですが…目を離した瞬間にどこかへ消えてしまったんです。彼の妹さんにも確認したんですが…どこに行ったのか…」

    承太郎「………ふむ…」

    ジョセフ「たく…どうなってんだ…!? シーザーも波紋の修行中に居なくなっちまうし…」

    仗助「音石のヤローも路上ライブ中に突然消えたって…たった今億泰から聞いた話っすけど…」

    ジョルノ「さっきブチャラティから…うちの暗殺チームが丸ごと居なくなったって連絡が来ました。留守番をしてた2人は残ってるようですが…」

    徐倫「エルメェスも買い物中にどっかに消えちゃうし…」

    ジョナサン「…一体何が起こっているんだ…?」

    承太郎「…なにか妙な胸騒ぎがするな…」



    ー ???? ー

    ???「………では順調に揃っているのか?」

    ??「…あぁ…多分もう少し転送(・・)すれば……何とかなるんじゃあないか?」

    ???「フフフフ…いいぞ……一度は阻止された我が計画……今一度日の目を見る時が来たようだな…ッ!」

    ??「…何でも良いけどよ…アレ(・・)…忘れるなよ…?」

    ???「良かろう…貴様が貢献しただけ与えてやろう……フフフ…フハハハハハハハハッ!!」
  50. 51 : : 2023/05/18(木) 02:04:23
    再び才囚学園…

    の図書室…。


    真宮寺「…この本なんだけどネ」

    赤松「その本が…どうかしたの?」

    真宮寺「うん。何やらこの学園の事が書かれているみたいなんだ。歴代理事長やら創立者やら色々記されているみたいだけど…見てみるかい?」

    赤松「え!? それって大事な本じゃん! もしかしたら黒幕の正体も分かるかも…ちょっと見せて!」

    真宮寺「…どうぞ」っ本

    赤松「ありがとう! どれどれ…」パラパラ

    真宮寺(…クックックッ…やっぱり君は……相応しいみたいだネ…)


    ー 図書室前 ー

    吉良「2人共、ここに入って行ったよな…?」

    カーズ「あの真宮寺とか言う小僧…殺意がダダ漏れだったな」

    プッチ「…彼は赤松さんを本気で殺すつもりだろうね」

    吉良「そんな事はさせない。誰1人として私の平穏な生活の邪魔はさs」

    ゾクゥ……

    吉良「!?」

    カーズ「?…吉良?」

    プッチ「どうした…?…顔色が悪いぞ…?」

    吉良「いや…何か…変な感じがしてな……痛々しい様な…それでいて懐かしい様な……?」

    プッチ「…痛々しく懐かしい…?」



    カーズ「…む!? 図書室から2人の気配が無くなったぞ?」


    吉良「何ィ!?」


    プッチ「吉良…これは…」


    吉良「…あぁ」



    吉プ「「…何かマズい事が起きている…」」



    ー 食堂 ー

    ヴァレンタイン「…ディエゴ。感じるか?」

    ディエゴ「あぁ……これは…間違いなく…」


    ヴァレンタイン「………“聖なる遺体”…か」


    王馬「…何カッコつけてんの? ヴァレンタインさん?」

    ヴァレンタイン「いやカッコつけじゃあないからな?」

    王馬「じゃあ厨二病?」

    ヴァレンタイン「………」

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