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アルミン「泣いている理由を30文字以内で答えろ」

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  1. 1 : : 2013/10/07(月) 01:31:23
    初投稿です。

    一応アル×アニです。 ※微妙にネタバレ?

    更新はゆっくりです。

    文章力がコニーなので変なところもある

    けど優しく見守ってください。

    アドバイスなどがあればお願いします。
  2. 2 : : 2013/10/07(月) 01:35:26
    僕は今、地下牢にいる。


    理由は彼女の監視。


    ブレードを振り回して駄々をこねるハンジ分隊長を何とか説得して


    水晶の中で眠りの姫と化した彼女


    【アニ・レオンハート】の監視役に僕は志願した。


    監視と言ってもただ目を覚ますのを待つだけなんだけどね。


    エルヴィン団長に志願した理由を聞かれた僕は


    「あの水晶について少し調べたい」


    「体力的に劣る自分でもできる仕事なので」


    などと、エレンでも思いつきそうな


    言い訳をするとすぐに許可が下りた。


    もちろん、この理由に嘘はない・・・


    眠ってるアニを見てるだけなんだ・・・・


    僕にだってできる。


    逆にエレン達にやらせたほうがいろいろと心配だ。


    ・・ただ、それだけが理由じゃないのもたしか


    しかしそれは伏せておいた。


    エルヴィン団長もそれ以上深く追求してこなかったし


    他に好き好んでこんな汚い地下牢で監視役をする


    物好きはいなかった。
  3. 3 : : 2013/10/07(月) 01:36:51
    とりあえず遅いから今日はここまで
  4. 4 : : 2013/10/07(月) 01:40:54
    ありきたりなアル×アニの話だったらごめんなさい。

    明日夜くらいに更新します。
  5. 5 : : 2013/10/07(月) 09:27:52
    頑張って
  6. 6 : : 2013/10/07(月) 09:28:54
    見てるよ
  7. 7 : : 2013/10/07(月) 12:40:31
    >>5 さんありがとうございます!!
    初めてのコメントなので凄く感激です!
  8. 8 : : 2013/10/07(月) 12:43:36
    >>6 さんありがとうございます!
    更新は夜しかできないんで遅いですが見捨てないでください
  9. 9 : : 2013/10/07(月) 13:30:58
    頑張れー!!
    俺もSS書いてるから
    分かるぜその気持ち
    応援してるぜ(o゚▽゚)o
  10. 10 : : 2013/10/07(月) 19:14:30
    HIDEさんありがとうございます!
    エレアニも大好物なので見させてもらってます!

    お互い頑張りましょう
  11. 11 : : 2013/10/08(火) 00:40:47
    更新



    一人を除いて・・・・・・・・・


    ・・・ははっ・・・



    ハンジ分隊長がアンカーをこっちに向けてきた時には


    もうダメかと思ったね。


    よっぽどアニを調べたかったのか、


    エレンを探すミカサのような顔で


    僕の志願を否定してたね・・・


    これもまた咄嗟に思いついた言い訳が


    「ジャン・キルシュタインも巨人なんです」



    正直こんなコニーでも言わないような冗談を


    信じるとは思わなかったけど、


    あの人の巨人に対する情熱は計り知れない。


    でも絶望したジャンの顔を思い出すと


    しばらく話の種になりそうだ。


    ジャンには申し訳ないことをしたけど・・・


    今度ミカサの隣の席で食事でも取らせてあげれば


    機嫌も直るよね?生きてたらだけど・・・



    いけない話がそれてしまった


    誰かに聞かせるわけでもないがオホンと咳払いをすると


    地下牢に僕の声が響く


    それでもアニは目を覚まさない・・・・


    そもそも目を覚ますことはあるのだろうか・・・




    アニ?






    なんで君は泣いてるんだ・・・・







    あの日泣かないって約束したのに



    ふと・・・昔を思い出した。
  12. 12 : : 2013/10/08(火) 01:23:13




    訓令兵団に入団してしばらくたってからの話。



    キース「本日貴様らには猿でもできる清掃活動を行ってもらう!各団員の担当場所をこれから発表する!!」


    エレン「場所は自由に決めれるわけじゃないんだな」


    アルミン「たしかに自由にすると便所なんて誰も好き好んでやらないだろうから班を決めるのは正解だとおもうけど・・・せめて仲のいい人とできればいいのにね」


    僕の隣でため息混じりで話すエレンに対して僕は答えた。


    ミカサ「エレン、清掃活動も訓練の一つ。私と別の班になっても怠けずにやること」


    エレン「うるせぇなーミカサ!!言われなくてもちゃんとやるって!」


    ミカサ「しかし・・・もし清掃中に混乱がおきたら私のところに来て」


    エレン「はあ?ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!?清掃の混乱ってなんだよ!?というかその台詞まだ先だろ!!」


    ミカサ「この投稿者のSSは筋書き通りにはいかない・・・エレン・・・・私が貴方を守る」


    ははは・・・何言ってるか分かんないけど、この二人はいつも通りだ・・・


    僕は二人意外と班になったら孤立しそうで怖いよ・・・・今にも胃が口から出てきそうだ・・・・


    あっ、【出てきそう】と言っても実際に出てくるわけではなくてたt


    エレン「・・・ミン! おいアルミン!呼ばれてるぞ!」


    エレンに肩を掴まれ、ハッと我にかえりその場に起立する。


    バッ!!!!!


    キース「アルミン・アルレルト訓練兵!すでに訓練は始まっているぞ!?本来なら便所を担当させてやりたいが、
    便所清掃はスプリンガー訓練兵、キルシュタイン訓練兵がやると相場が決まっているらしくてな・・・
    いいか?もう一度だけ言うぞ?その豆みたいな小さな耳でよく聞け!!
    アルミン・アルレルト訓練兵、そしてアニ・レオンハート訓練兵の二人には倉庫整理を行ってもらう!!」


    ジャン「  !?  今の説明・・・わからなかったのは、俺が馬鹿だからじゃないよな!?」


    コニー「  !?  今のs・・・あれ?」



    ・・・・げっ よりによってあのアニか・・・しかも二人きりなんて嫌だなー。


    まだダズとかモブの方がマシだよ・・・あの子怖いし苦手なんだよ・・・


    あの殺人キック・・・・思い出しただけで恐ろしい・・・・


    ゾゾ・・・・


    右側から何か・・凍るような視線を感じる・・・・













  13. 13 : : 2013/10/08(火) 01:23:57
    ゴクンと息を飲み、恐る恐るそっちに目をやると、噂の殺人キッカーが冷たい目でこちらを見ているではありませんか!!


    そのときようやく自分がかなりひきつった顔をしていることに気がついた。


    慌てて作り笑いを彼女に向けたが彼女は何もなかったようにスッと僕から目をそらした。


    しまったなー今の僕すごい顔してただろうなー・・・しかもよりによって本人に見られてしまうなんて・・・




    あたふたしているうちに倉庫に着いた。


    倉庫には古い本、あとは・・・・なんだろう?何に使うかわからない布やロープ、なんだこれ?杖?


    保存する必要があるのか?ってぐらいのどうでもいいものがある程度丁寧に置かれている。


    この状態を見ると定期的に掃除されているのがわかるね。


    てっきりホコリまみれ!!!だとか蜘蛛の巣があちらこちらに!!!みたいな状態を想像していたけど


    これなら問題なく二人でも短時間で終わりそうだ。




    いや・・・・・



    問題はそこではない。


    さっきから後ろで箒を力なく扱っているアニだ・・・・


    ここに来る前からそうだが僕らはまだ一言も話していない。



    ・・・・・帰りたい


    ・・・・エレン、ミカサ、助けて。


    そんなことを思いつつ何とか気を紛らわそうと古い本をいくつか手にとった。


    さすがに僕が求める【外の世界】に関する本は一冊も置かれてなさそうだけど


    少し興味をもつ本はいくつかあった。


    例えばこれ、【巨人の生態のすべて】


    この本には、巨人の弱点や活動時間など、座学で習うような事をさらに細かく記された本だ。


    すごいなーここまで発見しているなんて、人類は確実に進撃を始めている!!!









    「ねぇ・・・・」
  14. 14 : : 2013/10/08(火) 02:02:31

    突然後ろから声が聞こえて思わず本を落としてしまう。


    声の主は言わなくてもわかるだろうけどアニだ。


    振り向くとさっきと同じような冷たい目で僕を見ている。


    アニ「あのさ・・・やる気が無いのは分かったから・・・早く帰りたいなら手を動かしてくれない?」


    アルミン「ご・・・ごめん!色々面白い本があってさ・・・その・・・この本なんk


    アニ「興味がないね、そんなに読みたいなら私は帰ってもいい?あんたの読書に付き合う気はないし
    もう少しで半分くらい片付くんだけど」


    最後まで聞いてくれてもいいじゃないか!!とは言えないな。


    アルミン「ごめんね・・・急いで終わらせるから待ってて!」


    ああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!


    しまった!!なんで帰っていいよって言わないんだよ!!


    まだ一人でやってたほうが気楽じゃないか!!


    でも、なんとなくだけど、それじゃあアニに失礼だと思ったんだ。


    本を手荒く閉じて綺麗に並べ終わると、


    倉庫にはアニの箒を動かす音だけがしか聞こえなくなった。


    き・・・気まずい・・・何か話さないと・・・まだ考えがまとまってないけどやってる!


    しゃべりながらでも考えろ!!


    アルミン「僕はアルミン、アルミン・アルレルト」


    アニの箒を動かす手がとまる。


    アニ「は?突然何?知ってるけど・・・」


    アルミン「そうだよね・・・ハハハ・・・ごめん」


  15. 15 : : 2013/10/08(火) 02:03:37
    今日はここまで。

    今更だけどキャラ崩壊ありかも。あとなんか長くなりそう。
  16. 16 : : 2013/10/08(火) 12:28:23
    スマホから更新さたら見にくいだろうか?

    問題なければ昼も時間あれば更新したいんですが..

    意見お願いします。
  17. 17 : : 2013/10/08(火) 13:46:40
    とりあえず更新してみます、見にくかったらごめんなさい


    ...僕はバカだ。

    なんだよしゃべりながらでも考えろ(キリ

    じゃないよ..


    僕アルミンって..僕アルミンっておい正気か?


    キャラ崩壊しそうだよ..は?キャラってなに?


    落ち着け..落ち着くんだ..


    アルミン「せっかくここで話せたんだ、仲良くなれるように自己紹介をしたんだけど..」


    アニ「はっ、必要ないね、どうせ皆それぞれ違う兵団にいくんだ、無駄に仲良くなるもんじゃないさ。仲間をつくるのは所属兵団が決まってからつくればいい、私はそんなものいらないけど..」


    なんなんだこの人の、固い人だな!


    鎧の巨人か?



    ..もうアニ・アーマーハートとかに名前かえなよ!プンスコ!


    あっwプンスコとか口で言っちゃったw 


    何か草生えてる....


    まて..



    耐えるんだ、考える事を箒してはならない。



    いやその箒じゃないよ!



    初投稿なんだぞ!「あっwwwこいつ間違えてるwww」



    とか普通に思われちゃうよ!




    平常心平常心


  18. 18 : : 2013/10/08(火) 13:50:17
    僕は負けない


    アルミン「たしかに無駄に交友関係を築くのは僕も賛成できないね、僕らは、王に心臓を捧げた兵士、作戦時に個人の感情を出してしまい判断力を鈍らせるなんてことは避けたい」


    アニ「じゃあなんで意味のない自己紹介なんでしたのさ」


    なんでだろ?よくわかんないや..でも..


    アルミン「でもそれは友達ができない僕の言い訳にすぎないかもしれない」


    アニ「言い訳?」


    アニが首を傾げる


    アルミン「僕は引っ込み思案だし考え方も他の人とは違ったから異端者扱いされてたんだ、本当は楽しく遊んだり話したりできる友達が欲しい..けど自分から心を開けない、そんな日が続いてそのうち友達をつくること事態否定し始めたのかもしれない」


    アニ「でもいつもあの二人と楽しそうにしてるんじゃない?」


    エレンとミカサのことか..


    アルミン「あの二人はたまに僕でも入り込めない絆があるんだ..家族みたいなもんだからね」


    アニ「で?私にその代わりをしろと?」


    アルミン「そうじゃないんだけど..何て言えばいいのか....ダメかな?」


    僕が言い終わるとアニはため息をついた。


    アニ「..私はアニ・レオンハート」



    アルミン「は?」



    アニ「は?じゃない、自己紹介すればいいんでしょ?」



    アルミン「ああそうだった..これからよろしくね!」



    アニ「ほら目的は果たしたんだからさっさと作業しな」



    アルミン「は..はい」



    自己紹介って本当に名前を言うだけでいいんだろうか..



    今までしたことないからわからないけど、



    こんなことで仲間を作れるの?..



    とにかく今はやるべきことをやろう!



    清掃時間終了までもうすぐだ。

  19. 19 : : 2013/10/08(火) 13:54:36




    ....



    ....



    ..ふう。



    とりあえずこんなもんか?



    窓をふいて少し汚れた雑巾をバケツになげこみ、


    んーっと伸びをする



    さて僕も帰るか..



    回れ右をして扉の方を見るとその近くで



    アニがちょこんと座っていた。



    アニ「あ、終わった?待ちくたびれたんだけど」



    アルミン「驚いた....てっきり既に終わって先に帰ってると思ったよ。待っててくれたの?」



    アニ「え?あんた私にさっき[急いで終わらせるから待ってて]って言ったじゃんか..違った?」



    そういえばそんなことも言ったような..



    アルミン「そ..そうだったね!ありがとう!アニって以外と素直なんだね..ってあれ?アニ?」



    アニ「帰る」



    一瞬ムッとした顔をしたアニは、



    扉を勢いよく開けて倉庫からでていった。



    アルミン「あわわ!待ってよアニ!悪かったよ!」



    急いで倉庫の鍵を閉めてアニを追いかけたが、



    その後アニに話しかけても



    「へー」としか話してくれなかった。

  20. 20 : : 2013/10/08(火) 13:59:49
    また夜に再開します。
  21. 21 : : 2013/10/08(火) 19:31:04
    その日から僕はアニを見かけると挨拶するようになったが



    アニは、目だけを僕に向けて軽く会釈するだけだった。




    これじゃあ上官と部下じゃないか..



    このままじゃだめだ..話しかけないと。



    無理して仲良くなる必要はない..ないが、



    なんとなく落ち着かない。



    隙を見つけて声をかけよう。






    そんなチャンスはすぐに来る。



    その日一人で昼食をとるアニを見つけた。



    アニは基本訓練がないときは一人でいるから声はかけやすい、



    誰かがいるときだとなんとなく抵抗があるからね



    変な噂たてられても困るし..



    アルミン「やあアニ、一瞬にいいかな?」



    僕に気がついたアニは一度僕を見て再び元の位置に目を戻す。


    アニ「理由は?」



    アルミン「友達だから..じゃだめかい?」



    アニ「どうぞ..」


    フンと鼻で笑うがアニの表情は変わらない。



    僕は、昼食を机に置きアニの隣に腰を掛けた。



    アニ「待って、隣に座るの?」



    アルミン「うん、こっちのが話しやすいし」



    アニ「何んか話すことあった?」



    アルミン「これから考えるよ」



    アニ「素直だね..別に良いけど..」



    相変わらず無表情で答える。



    さて..何を話そうか..



    いい天気だね?



    いやこれだとアニのことだ、「うん」の二文字で終わっちゃう。



    今日の訓練のこと?これでいくか..



    そんなことを考えていたが先に口を開いたのは、



    意外とアニだった。



    アニ「あの二人はその..よかったの?」

  22. 22 : : 2013/10/08(火) 19:33:05
    文の間開けすぎで逆に読みにくいかな?

    次から狭めて書いてみる。

    深夜にまた更新します。
  23. 23 : : 2013/10/08(火) 19:34:49
    一瞬にwwwwww

    一緒にでお願いします。
  24. 24 : : 2013/10/09(水) 02:21:18
    更新

    アルミン「ああ、エレンたち?何か二人で秘密の話があるから外してくれっていわれてたから大丈夫だよ」

    僕が言い終わるとアニは遠くで食べている

    エレンとミカサの方へ首を向けた。

    アニ「秘密の会話?あれが?」

    アルミン「う..うん、多分」

    もちろん嘘、

    エレン..内容はいつも通りでいいから、もう少し
    僕に気を使って静かに話してくれないかなー。





    僕はアニに話しかける前にエレン達に、ある頼み事をしていた。

    エレン「アニと二人で話したい!?」

    アルミン「声が大きいよエレン!他の人に聞かれたくないんだ!」

    ミカサ「..アルミンも声が大きい」

    アルミン「...ごめん..深い意味はないんだ、単純にアニと仲良くなりたい。

    本当ならエレン達にも同席してもらった方が僕としては気が楽なんだけど、彼女の性格を考えると、いきなり三人でってのはまずいと思う、だから僕一人で行くのが一番いいと判断したんだ」

    エレン「よくわかんねぇけど仲間を増やすのは良いことだと思うぞ?」

    ミカサ「私もそう思う、アルミンの意見を尊重しよう」

    アルミン「ありがとう二人とも」

    ありがとう二人とも単純で
  25. 25 : : 2013/10/09(水) 02:24:16
    エレン「それで..俺たちは何をすればいいんだ?」

    アルミン「得に何もしなくていいよ、アニに不思議がられるかもしれないから、[二人で秘密の会話をする]って設定にしようと思う。
    家族同然と周りからも認知されている二人なら秘密の1つや2つあるだろうから違和感はないはずだ、二人は普通に食事をとってくれて構わないし食べ終わったら先に寮に戻ってくれていい」

    エレン「わかった、つまり普段通りでいいんだな?」

    ミカサ「エレン..わかっているようでわかっていない」

    エレン「なんだようるせぇな!普通に話すだけなんだろ!?」

    ミカサ「合ってる..けど違う」

    エレン「意味わかんねぇよ!なんだよそれ!」

    これは長くなりそうだ..

    そこから僕は二人の痴話喧嘩に巻き込まれる前に退散し、今に至る。

  26. 26 : : 2013/10/09(水) 02:29:30
    アニ「..あんたも物好きだね、私と仲良くしようなんて他の人は思わないよ、無愛想だし話してても楽しくないだろ..」

    エレン達の方を見ながら話すアニ、

    声と共に体まで小さくなっていくような気がする。

    アルミン「僕は楽しいけどなー」

    アニ「班が私と決まったとき嫌そうな顔してたのに?」

    こちらに無表情な顔を向けるアニ

    あのときと同じ冷たい目だ。

    やっぱり見られてたか..

    アルミン「正直に言えば嫌だったね、けど今は違う。

    たしかにアニは無愛想で顔色も変えないからなに考えてるかわからないし口も悪い

    けどアニってさ、意外とよく喋るよね、前にも言ったけど素直だし、話してて退屈しないんだ。

    もちろん容姿だって悪くない、僕の好みだ」

    アニ「ちょっとまって、いきなりそんなに話さないで、ついていけないよ」

    いつの間にか体ごと僕の方を見て

    異様な早さでまばたきをするアニを無視して僕は続けた。

    アルミン「最近は君と何を話そうとか、この無表情の仮面を剥がしてやりたいとか、そんなことばかり考えてるんだ!」

    アニ「誉めてるのか貶してるのかわからないけど、とりあえずあんたが変わってるのはわかった」

    僕から目をそらして話すアニ

    アルミン「僕が変わってるならアニも変わってるんじゃないかな?」

    アニを見たまま話す僕

    アニ「まあ..否定はしないね」

    アルミン「僕と話してもつまらないかな?」

    アニ「つまらないと言えばもう話しかけてこない?」

    アルミン「話しかけるよ?」

    アニ「あんた変人だけど面白い奴だね」

    アルミン「面白いならそんな無表情のままじゃダメだよアニ....そうだ!試しに笑ってみt」

    アニ「嫌だ」

    最後まで聞けよ氷女!

    アルミン「じゃあ今から大声で[アニが友達を募集しています]って叫ぶよ?」

    アニ「それも嫌だ、そんなことしたら蹴るよ?」

    アルミン「蹴られるのは嫌だなー」

    アニ「じゃあこの話は終わり」

    アルミン「じゃあ僕が面白い奴って言ったのは嘘になるね?」

    アニ「あんた結構めんどくさいね」

    アルミン「アニも似たようなものだと思うけど..まあ誉め言葉として受けとるよ、ハハハ..」


  27. 27 : : 2013/10/09(水) 02:32:31
    本当にめんどくさそうに舌打ちをしたアニが目をこちらに向けた。

    アニ「えっと..こう?」

    アルミン「怖いぃ!!」

    目が笑ってない!目が笑ってない!目が笑ってない!



    ドゴッ



    座ったままの状態でアニが僕の脚に蹴りをいれた。

    アルミン「あいだっっ!!」

    アニ「やっぱりあんたは嫌いだよ..乙女が勇気を出して笑顔をつくったのに..性格悪いにも程がある..」


    乙女?


    アルミン「乙女は友達を蹴ったりなんかしない..」

    アニ「あんたなんか友達じゃない」

    アルミン「たしか[アニが友達を募集しています]だったよね?」

    アニの目が見開き再び蹴りを繰り出そうとしている。


    ヒィィ!!


    思わず目を瞑ったが痛みはまだこない。

    薄目を開けてみるとギリギリのところで蹴りを止めていた。

    アニ「バーカ、蹴らないよ、でもこれ以上馬鹿にしたら本当に蹴るから」

    アルミン「さっきもう蹴ったじゃないか」

    アニ「もう蹴らないよ、だって乙女は友達を蹴らないんでしょ?」



    あ....



    なんだ....そんな顔できるんだ....



    最初からそうすればいいのに....


    素直だけど素直じゃない....


    可愛いけど可愛くない....

  28. 28 : : 2013/10/09(水) 02:33:15
    今日はねますおやすみなさい
  29. 29 : : 2013/10/09(水) 03:07:28
    そう!僕はまさしくこんなアニを見たかったんだ!
  30. 30 : : 2013/10/09(水) 03:11:04
    いいね、支援
    雑談とかしないで完走してほしい
  31. 31 : : 2013/10/09(水) 07:37:11
    超支援
  32. 32 : : 2013/10/09(水) 13:43:31
    更新

    訓練兵団に所属して1年近くたった。

    アニへの恐怖心は完全に消え、そこまで気を使わなくても話せるようになったかな?


    最近は、アニから話しかけてくることはないけど、

    僕が話しかければそれなりに相手をしてくれる。

    以前ほど無愛想ではなくなった。

    が、あの日以来あれほど笑った顔はみていない。

    少し笑うことがあっても鼻で笑う位だ、悪役っぽい顔で....

    自称乙女の彼女は時々泣いたふりをする。

    完成度が非常に低い[ふり]は

    ただ手を目の近くに持っていき「えーん」と言うだけ....

    ミカサでももう少しましにできるよ..

    無表情で「えーん」なんて実に不愉快だ!


    そうそう、アニはエレンとミカサとも少し話せるようになった。

    エレンはアニの発言にすぐ怒るし、ミカサもお喋りではないから苦労したよ。

    まだ関係はぎこちないけど..

  33. 33 : : 2013/10/09(水) 13:46:06
    ある日、僕はライナーとベルトルトに呼び止められた。

    話の内容はアニのことだ。


    ライナー「アルミン、お前アニと最近よくつるんでるよな?」

    アルミン「あ..うん..そうだけど」

    できるだけ目立たないように話すようにしたつもりだけど..

    見てる人は見てるんだな..気をつけよう..

    ライナー「単刀直入に聞くが、アニが好きなのか?」

    アルミン「嫌いではないけど好きってのも少しちがうなー、単純に興味があるから仲良くなりたいだけだよ」

    ライナー「違いがわからんな、同じじゃないのか?」

    アルミン「全然ちがうよ?」

    ライナー「..まあ違うならいいんだ..すまない、野暮なことをいった..だかな、あいつは戦士としての仕事があるんだ。あまり人間の感情をd」

    アルミン「大丈夫だよ!」

    僕は最後まで聞かずに遮った。

    アルミン「僕らは兵士なんだ、いざというときには人間性すらも棄てて戦わなければならない、それが人類進撃の糧となるなら誰かが犠牲になってもしかたがない。

    僕はもう心臓を捧げてる、すべて覚悟して訓練兵になったんだ..大丈夫、心配してくれたんだよね?ありがとう」

    ライナー「..まあわかってるならいいんだ..ただ戦士と兵士は違うんだ..お前は心臓を捧げてるかもしれんが、アニはどうだ?あいつの心臓はまだあいつの中にあるかもしれんぞ?」


    言っている意味がよくわからない。


    僕が不思議そうに首を傾げるとライナーは続けた。

    ライナー「何でもない..忘れてくれ」

    言い終わるとライナーとベルトルトは僕に背を向けて歩きだした。


    アルミン「二人もアニと話してみてよ!本当はいい子だから、二人ならすぐに仲良くなれるよ!」

    離れていく二人にいい放つ。

    ライナー「考えとくよ」

    背を向けたまま手を軽くあげて答える。


    ベルトルトは結局一言もしゃべらなかったな。



    あっ急がないと昼食の時間が終わっちゃう。

    ライナーたちはもう食べたのかな?寮に戻って行ったけど....

    まあいいや、まだアニいるかな?


    食堂まで足を進めた。

  34. 34 : : 2013/10/09(水) 13:48:06
    また夜更新できたらします。
  35. 35 : : 2013/10/09(水) 13:48:38
    書き込みありがとうございます。
  36. 36 : : 2013/10/10(木) 00:20:24
    がんばっ!


  37. 37 : : 2013/10/10(木) 00:37:12
    アルアニ期待してます!
  38. 38 : : 2013/10/10(木) 00:57:13
    更新

    時々、僕はエレンとミカサもアニとの食事に誘う。

    毎回だと気を使いすぎて、僕がもたないから、本当に時々だ。

    今日はたまたま二人とも掃除当番なので僕らとは昼食時間が違うからアニと二人なんだけどね。

    食堂についてからすぐに辺りを見渡しアニを探す。



    いたいた!


    僕は自分の昼食を受け取りアニの席に向かう。

    アルミン「やあアニ、一緒にいいかい?」

    お決まりのセリフ。

    アニ「今日は一瞬にって言わないんだね」

    アルミン「もうそれはやめてよ..ちょっと間違えただけじゃないか」

    アニ「フン....冗談だよ、座りなよ」


    鼻で笑うアニは無意識でやったのか隣の椅子をひいてくれた。

    言わないでおこう....隣に座らせてもらえなくなりそうだ

    アニ「一人?なら今日はゆっくり食べれそうだね」

    アルミン「エレンたちは今日掃除当番じゃないか、忘れたの?」

    アニ「そうだっけ?自分の番以外興味がないからね」

    アルミン「ハハハ..相変わらずだね..あれ?僕はいつだったかな?」

    アニ「明後日じゃなかった?....あ」


    面白いくらい引っ掛かるなこの子

    アニ「あんたも相変わらず性格悪いね、向こうで食べてよ」

    アルミン「悪かったよ」

    アニ「チッ」

    あっ....向こう向いちゃった。


    アルミン「アニは..」

    アニ「ん?」

    あれ?今日は機嫌直るの早いな

    アルミン「エレンたちと食事するのは嫌かい?」

    アニ「なんで?」

    アルミン「だってさっきゆっくり食べれそうって言ったから嫌なのかと」

    アニ「別に..ただエレンはよく話しかけてきて、それに答えるからゆっくり食べれないと言っただけで嫌というわけじゃない、勘違いさせたなら悪かったね」

    アルミン「そっか、ならよかった」

    アニ「あんたの友達は個性的だからね、まだ馴れてないのも確かだけど」

    アルミン「否定できないね」

  39. 39 : : 2013/10/10(木) 01:01:57
    ....あれ?


    そう言えば


    アルミン「そう言えばアニって」

    アニ「今度は何?」

    アルミン「僕の名前呼んだことないよね?」

    アニ「そうだっけ?なんか呼びにくくない?」

    アルミン「そんなことないよ、呼びやすいよ!」

    アニ「そう?」

    アルミン「うん....」

    アニ「........」

    アルミン「........」

    アニ「....何?」

    アルミン「いや..今の流れは呼ぶ流れでしょ!?何?じゃないよ」

    アニ「うるさいよあんた....」

    アルミン「あっ..ごめん....っじゃなくて早く呼んでよ!」

    アニ「面倒」


    あんまりだよ....無表情だから冗談に聞こえない。

    冗談じゃなくて本当に面倒なのかもしれない


    ため息を大袈裟にはいてみる。


    アニ「あんた」


    あっ....やっぱり呼んでくれないんだ?

    アニ「今さらだし、あんたで許してあげるよ」

    アルミン「君がそれを言うなよ....」

    アニ「昼食の時間終わっちゃうよ?待っててあげるから早く食べなよ」


    畜生..今日はその笑顔に免じて許してあげよう。


    ほんと..可愛くないなー。

  40. 40 : : 2013/10/10(木) 02:41:10
    訓練兵最後の年。


    木に生い茂る葉が色を変え地に落ちる。

    所々に見える血の色に染まった落ち葉は

    まるで残酷な人類の終焉を描いたかのように散らばっていた。

    先日までの干からびてしまいそうな暑さが

    嘘だったと思わせるほど肌寒い風がミカサのマフラーが恋しくなるそんな時期。

    僕は一人で寮の外を歩いていた。

    肌寒いとはいっても寮の..特に男子の部屋は人口密度が高く、まだ暑い。

    この時期になると、暑苦しい男子の部屋を時々抜け出し、涼むために散歩をして少し遠くのベンチで休むのがちょっとした幸せだ。

    今日もベンチに腰をおろし、伸びをするが妙に落ち着かない。


    少し強い風が僕の前髪にイタズラをする。

    その前髪が顔を何度もかすり妙にくすぐったい。

    そんな感覚を味わっている僕に今度は睡魔が襲いかかる。


    ああ....眠い....今日は午後の訓練休みだし..

    このまま昼寝しちゃおかな..


    その時僕の頭にコツンという音と共に痛みが走った。


    アルミン「あいたっ!」


    咄嗟に頭を押さえると、その痛みの原因は

    僕の膝の上に落ちてくる。


    ....木の枝?結構大きいし..


    獲物を探す狩人のようにキョロキョロと辺りを見渡すと

    近くに知らん顔をしたアニが立っていた。


    アルミン「痛いじゃないか」

    アニ「何が?」

    アルミン「そんな知らん顔してもばれてるよ!他に人がいないんだから」

    アニ「たまたま捨てたのが当たったんだ..運が悪かったね」

    この痛さを考えると投げたといった方がいいんじゃないか?

    刺さらなかったのが奇跡だよ....

  41. 41 : : 2013/10/10(木) 02:43:48
    アルミン「まあいいや..それより来てくれてありがとう」

    アニ「何が?外の空気が吸いたくなって外にでたら、偶然あんたがいただけだ」

    またも知らん顔をして言うアニ。

    ついさっき昼食をとったときに「あそこのベンチにいるとすごく落ち着くんだ!よかったらアニも後でおいでよ」

    って誘ったばかりなのにそんな言い訳が通用すると思ってるんだろうか?


    僕が落ち着かなかった原因もこの子だ、正直来るかどうか不安だった。 


    アルミン「じゃあ偶然会えたのも何かの縁だ、こっちおいでよ」

    ここはアニに合わせておく。

    アニの扱いにも馴れたもんだ..

    アニもアニでそれが伝わったのか少しムッとしつつもベンチの端に座る。

  42. 42 : : 2013/10/10(木) 02:44:44
    アルミン「そんなに離れなくてもいいじゃないか」

    アニ「私は端が好きなんだ」

    アルミン「あっ、もしかして寝るときは、壁の方向いて寝ちゃう?僕もそうなんだ!」

    アニ「どうでもいい....」

    アルミン「そっか..アニ寝相悪いんだね?」

    アニ「は?なんでそうなるわけ?」

    アルミン「簡単に答えれる質問じゃないか..僕にはアニが話をはぶらかしているように感じるけど」

    アニ「ああもうわかったよ!壁の方向いて寝てるよ!」

    アルミン「やっぱり?なんというかこの壁に守られてる感じ?すごく落ち着くよね」

    アニ「あんたは今落ち着きなさいよ....」

    自分でもわかってる、意味のわからない話をしてることも。

    でも自分がお気に入りの場所にいるアニの雰囲気が少し違って見えるから、

    内心動揺してる。


    悟られないように話を変えよう。


    アルミン「落ち着くと言えば、ここはどう?」

    アニ「ん?悪くはないね」

    アルミン「アニもたまにここで昼寝でもするといいよ」

    アニ「私は寒いのが嫌いだから遠慮しておくよ」

    そっか..残念..と落ち込んでいるとアニが僕を見つめているのに気がつく


    ん?何かついてる?

    僕が声を出す前にアニは僕のそばに座り直した。

    アニ「あー..ここなら寒くないね......」

    アルミン「......?」

    アニ「....じゃあこうしようか、その..あんたがそこで私の風避けになってくれるなら....たまに来てあげても....いいよ?」

    そう言ってアニは下を向いてしまった。

    はじめてみたよそんな顔....熱でもあるんじゃない?真っ赤だよ?....


    僕は今なら風避けくらいやれると思う。

    だっていま風がこんなに暑いから....



    僕は兵士になり損ねた....

  43. 43 : : 2013/10/10(木) 02:47:25
    今日はここまで。おやすみなさい
  44. 44 : : 2013/10/10(木) 02:48:30
    みてるぞ〜〜
  45. 45 : : 2013/10/10(木) 02:49:00
    な、なに!?生殺し!?
  46. 46 : : 2013/10/10(木) 06:41:58
    めっちゃいいコレ!
  47. 47 : : 2013/10/11(金) 00:27:08
    更新します。



    あれから、気を抜けばアニの顔を思い出してしまう。

    心臓が早まり少し痛み、体温も上昇している気がする。食欲も減り、夜もなかなか寝付けない。

    どの医学書をみてもこの症状の病は見つからない。

    ただの不眠症なのか、

    それとも新種の伝染病なのか....

    こんなときエレンのお父さん、グリシャおじさんがいてくれたらな..

    男子寮に設けられた椅子に座り、円型の机に両肘をおいて大きくため息をつく。

    エレン「アルミン、なにため息なんかついてんだよ!」

    エレンに背中をバチンと叩かれ我にかえる。

    アルミン「やあエレンか、普通に呼んでくれよ、殴られるのはなれてるけど一応痛いんだよ?」

    エレン「おまえ昔から殴られっぱなしだもんな、俺もだけど..というかさっきから呼んでたんだぞ?」

    アルミン「そうなの?ごめんね..考え事してて..」

    エレン「お前最近おかしいぞ?得意な座学もうわのそらだし、体力方面の訓練は..いつも以上に残念だし..」

    アルミン「言いたい放題だね..それに座学は好きなだけで得意って言う訳じゃないよ」

    ミカサ「エレン、アルミンだって人間。悩みの一つや二つあってもおかしくない」

  48. 48 : : 2013/10/11(金) 00:31:17
    ミカサ!?いつからいたんだ?ここ男子寮だよ!?

    ミカサ「最初からここにいた、あと細かいことは気にしない」

    アルミン「僕声に出してないよ今の!?」

    ミカサ「顔に書いてある。アルミン、あなは顔に出やすいから気を付けた方がいい」

    アルミン「以後気を付けるよ..」

    エレン「悩みがあるなら言えよ、俺らじゃ役不足かもしんねぇけど話くらいなら聞いてやれる」

    ミカサ「そう、私達は家族。家族なら悩みは相談するべき」

    アルミン「ありがとう、でも大丈夫だよちょっと風邪引いただけだから」

    自分でも悩む理由はなんとなくわかってるんだ。

    ただそれを認めなくない自分がいる。

    兵士になり損ねた僕は、なんとか兵士になろうと悪あがきをしているんだろう....

    こんなつまらないことを相談したら二人に申し訳ない。

    そんな心配そうな顔してくれるのはありがたいけど


    ミカサ「....アニの事?」


    ドキッと心臓が破れそうなほど大きな音をたてる。

    アルミン「ちがう!!」

    それを隠したかったのか僕は椅子から勢いよく立ち上がりミカサに怒鳴った。

  49. 49 : : 2013/10/11(金) 00:32:37
    あなは顔に出やすいってなに?www
    あな→あなた
    誤字多くてごめんなさい
  50. 50 : : 2013/10/11(金) 00:36:13
    >>48
    役不足→実力よりも低度仕事をする事

    力不足→実力よりも高度な仕事をする事

    この場合は「力不足」が正しい。誤用は気をつけた方がいい
  51. 51 : : 2013/10/11(金) 00:37:37
    バタンと椅子が倒れ、その後沈黙が僕らを襲う。

    少し取り乱しすぎた....これじゃあバレバレじゃないか..

    アルミン「ごめん..」

    倒れた椅子を元に戻し沈むように座る。

    ミカサ「かまわない、エレンもよくばれる嘘をつく」

    僕は怒鳴った事を謝ったんだけどな....

    エレン「今俺は関係ねぇだろ!?.....まあなんだアルミン..俺はそういうのよくわかんねぇからさ..うまく言えねぇけどよ....悩んだっていいんじゃねぇか?そんなもんだろ?気持ちを伝えるって答えもあるかもしれないぞ?」

    アルミン「何を言ってるの?僕は兵士なんだよ?そんな感情は無価値だ!あっちゃいけない!」

    ミカサ「落ち着いてアルミン」

    アルミン「僕はいつだって落ち着いてるよ!今だってそうだ!そう、正常だ!」

    再び立ち上がる僕に怯むエレン、オロオロするミカサ。

    落ち着くのは君たちの方だ!

    アルミン「決めた!もうアニとは話さない!これで全て解決だ、これが答えだ。もう悩まなくていい!こんな感情直ぐに治まる!治まらなければとにかく訓練するんだ!たくさん訓練して調査兵団に入る!そして巨人を殺して殺s」

    エレン「いい加減にしろアルミン!」

    怯んでいたエレンも立ち上がりすごい顔で僕の胸ぐらを掴む。

    エレンはさらに続けた。

    エレン「落ち着けって言ってんだ!お前はそんなやつだったのか?少なくとも俺の知ってるアルミンはそんな感情的に物事を考えるやつじゃない!」

    エレンの力はさらに強まり、僕の服がギキギと音をたてて首に食い込む。


    苦しい....

  52. 52 : : 2013/10/11(金) 00:37:49
    >>50
    ミスった。「実力よりも低度な」だった
  53. 53 : : 2013/10/11(金) 00:40:22
    進撃の猿人さんご指導ありがとうございます!気をつけます
  54. 54 : : 2013/10/11(金) 00:43:28
    エレン「そんな簡単に答えがでる問題じゃないんだ!もっと悩め、悩んで悩んでそれでも答えが出せずに苦しめ!座学単独トップ様には滅多にない屈辱だろうな!てめえもたまには味わえアルミン・アルレルト!」

    ミカサ「エレン、アルミンが死んじゃう」

    ミカサが言うとエレンは舌打ちをして僕から手を放す。

    僕はその場で崩れ落ちる。

    やっと吸える空気を味わいたくても咳がとまらない。


    顔をあげるとミカサは前にしゃがみ僕の手を取った。

    「余計な事を言うけど....エレンの気持ち、わかってあげて?心配で心配で仕方ないから....ああやって怒っている。私もそう、あなたが心配。守ってあげたいけどこれはあなた自信の問題だから

    守ってあげられない。しかし、力にはなりたい....と言っても私達も知識があるわけじゃないから....一緒に悩んであげることしかしてあげられない....悔しい....とても悔しい....」

    そのまま下を向いてしまった。

    エレン「すまんアルミン...こんなことするつもりはなかったんだ....ミカサが言ったことに嘘はねぇよ、俺はお前を守りたかった。励ましてやりたかった。まともに励ますことすらできない仲間で幻滅しただろ?」

    ミカサ「もうひとつ、余計な事を言わせてほしい」

    ミカサが再び顔をあげて僕をみた。

    ミカサ「アルミンはさっき、そんな感情は無価値だと言った。でも....私は違うとおもう。エレンとアルミンは、私に勇気をくれる。二人が....家族がいるから私は戦える。誰かを想って戦うのが兵士失格だとは思わない。それも兵士だと思う。アルミンもアニを想って戦う....それはとても素敵な事....こんなことを言っても答えを導く鍵にはならないかもしれない....あくまで参考として考えてほしい」
  55. 55 : : 2013/10/11(金) 00:46:01
    苦しい..


    息は既にできるはずなのに




    アルミン「ごめん二人とも....僕は..僕は..」


    涙があふれて上手く話せない。


    僕はなんてバカなんだ....


    もう少しでアニも..こんなにも僕を思ってくれている二人も失うところだった。

    守ってあげられない?そんなこと言わないでくれ、僕は二人に守られてばっかりだ....


    認めることが怖かった。

    認めてしまえばもう兵士になれないと思い込んでいた。

    でもそれは違った。

    僕は他の人より弱いから、二人の家族の絆に入れないと思った....それも違った。

    僕がいるだけで力になれるなら....いつまでもずっと側に居たい。


    エレン「頑張れ....頑張れアルミン」

    両手をついて泣き崩れる僕の背中をエレンが軽く叩く。


    二人が僕の家族でよかった。

    ありがとう....

    まだこの問題の答えは簡単に出そうにないけど頑張るよ。


    そう思うと、無性にアニに会いたくなった。

  56. 56 : : 2013/10/11(金) 00:58:54
    とりあえず今日はここまで、このSS のラストを2パターン考えててどっちにしようか迷ってたらあんまり書けなかった。
  57. 57 : : 2013/10/11(金) 01:01:34
    >>56
    なるべく幸せにしてあげてくれ!m(_ _)m
  58. 58 : : 2013/10/11(金) 01:04:33
    >>57
    その辺を悩んでました
  59. 59 : : 2013/10/11(金) 01:05:52
    いいねぇ
  60. 60 : : 2013/10/11(金) 15:13:36
    月日が流れ、卒団を間近に控えたころ。


    もうすぐ開拓地行きか卒団かが決まる座学の試験がある。

    「ここで目標点に達しなければ、この3年間が水の泡になってしまう」そういって今さら焦りだしたエレンのために書物室で勉強会がひらかれた。

    アルミン「ほらエレンちゃんとここ読んで、読めばわかるから」

    ミカサ「エレン、頭を掻いても正解を導くことはできない。それに上体を丸めてからかなり時間が経っている、その姿勢を長時間続けると起立筋を痛める可能性がある。姿勢を正すといい」

    エレン「....」

    アルミン「なんでそうなるんだよ駆逐バカ、もっとちゃんと読みなよ!文字よめる?」

    ミカサ「エレン、唸っても正解を導くことはできない、それに頬杖をついていると顎関節症になる可能性がある。姿勢を正すといい」

    エレン「....」

    アルミン「こんなのも分からないなんて..もう開拓地いきなよ、奇行種」

    ミカサ「エレン、机に頭をぶつけても正解を導くことはできない、あとそんなに本を近くで読むと、視力低下や眼精疲労による肩こりが原因で脛椎捻挫になる可能性がある。姿勢を正すといい」

    エレン「うわああああああ!」


    エレンが怒鳴りながら本を投げ飛ばす。

    アルミン「ああ....本は悪くないよエレン」

    ミカサ「エレン静かに、ここにいるのは私達だけじゃない事を忘れてはいけない」


    エレン「アルミンお前厳しすぎないか!?落ち込んじまいそうだ....あとミカサ意味わからん!」

    アルミン「ハハハ、やっぱり?悪かったね」

    ミカサ「エレン静かに」

  61. 61 : : 2013/10/11(金) 15:13:57
    ちょっとだけ更新
  62. 62 : : 2013/10/11(金) 23:18:58
    忙しくてペース遅いけど頑張る。
    更新


    エレンも周りからの視線に気付いたのか投げた本を取りに行き折れたページを直す。


    アニ「随分賑やかだね、見つけやすくて助かるよ」

    後ろからアニの声が聞こえた。

    アルミン「やあアニ!遅かったね!」

    僕はすぐさま振り返ってアニに声をかける。

    勢いよく振り返り過ぎたのか少し背中が痛い....


    エレン「ようアニ、やっと来たか」

    ミカサ「アルミン、静かに....。アニ待ってた」    

    アニ「すまないね、ちょっと用事があったんだ」

    エレン「用事?珍しいな....何だ?」

    アニ「乙女の事情に口出しする男はモテないよ」

    エレン「誰が乙女だって?笑わせんな」

    互いに鼻で笑い悪態をつく。

    ミカサ「アニ、エレンは別にモテなくてもいい」

    アニ「そうだね、あんたがいるもんね」

    エレン「意味わかんねぇよ....」


    そう、僕は今日の勉強会にアニも誘ったのだ。

    この状況を見たらわかるだろうがアニは、エレンやミカサともようやく打ち解けつつあり、僕の誘いも簡単に首を縦に振った。


    アルミン「さあ余談はここまでにしてそろそろ再開しよう。アニ、分からないところがあれば僕に聞いて?僕が答えれる問題なら教えるから」

    ミカサ「アルミンに答えられない問題はひとつもない....違った....ほとんどない」

    意味深な言い方だな....わざとだろ。

    アニ「座学だけが取り柄だからね」

    ミカサ「そんなことはない、アルミンには沢山良いところがある。アニもいずれわかるはず」

    アニ「....今は性格悪いってことくらいしか知らないけどね」

    アルミン「ハハハ....そんなこと言うならアニだっt」

    エレン「なあ....そろそろやんねぇか?」
  63. 63 : : 2013/10/11(金) 23:38:51
    うわあ…めっちゃいいです…
    なんか本当にいいです。
    頑張ってください!楽しみにしてます。
  64. 64 : : 2013/10/11(金) 23:40:39
    しばらく時が経った。

    アニ「ねぇ、ここはこうじゃないの?」

    アルミン「ん?あー、基本的にはそれが正しい答えだけど、この特殊な条件がある場合、こっちが答になるんだ」

    少し身を寄せ、本に指をさして説明する。

    アニ「......えっと....じゃあこれはこう?」

    アルミン「そうそう!さすがアニだね、理解が早くて助かるよ」

    アニ「......じ..じゃあここは?」

    アルミン「ん?どれどrいてっ!」

    さらに身を寄せた途端、アニに頭をぶたれた。

    アルミン「何するんだよー」

    アニ「こっちの台詞だよ....乙女に許可なく近付くんじゃない....びっくりするじゃないか」

    アルミン「!!ごめん....気がつかなかった....」

    慌ててアニから距離をとる。

    ふと、ニヤニヤした顔でこっちを見ているエレンが視界にはいった。


    もうエレンには教えてあげない。

  65. 65 : : 2013/10/11(金) 23:41:07
    アロマさんありがとうございます頑張ります
  66. 66 : : 2013/10/11(金) 23:49:44
    ついに試験当日になりました!


    エレンもあれだけ出来れば多分大丈夫だと思うんだけど、まだ不安なのか顔がひきつっている。


    そりゃあ僕だって不安がないわけじゃないけど....

    当たって砕けろ!って感じかな..よくわかんないや。



    ......


    ..........


    試験終了。



    ふう....終わった....


    意外と簡単だった。何度も見直したし、よっぽどのミスがなければおそらく大丈夫だろう。

    さて....皆はどうかな?


    僕は重い体を持ち上げてエレンの席に向かうと、既にミカサが、ガックリと肩を落としたエレンの隣に座っていた。

    嫌な予感がする。


    アルミン「エレン、どうだった?」

    僕が呼び掛けると今にも泣き出しそうな顔をしたエレンが振り向いた。

    エレン「アルミン....俺はもう....駄目かもしれねぇ....二人で俺の夢を....巨人を駆逐する夢を果たしてくれ....」

    なんて情けない声なんだ....

    アルミン「どうして?僕が教えた範囲がほぼそのまま出てたし、昨日は結構できてたじゃないか」

    エレン「だから駄目なんだ....ほとんど分かってしまった....こんな簡単でいいのか?って思ったらなんか自信なくなってきて....自我を保とうとすればするほど畑を耕す自分の姿が....あああ!もう駄目だああ」

    頭を抱え込むエレンがとても小さく見える。

    アルミン「いつもの強気はどうしたんだい?ちゃんと出来たならいいじゃないか、終わった事を悔やんでも仕方がないよ?結果を待とう」

    エレン「....そうだな....ありがとう!」

    ミカサ「アルミン、私からも礼を言う、私にはエレンに自信を持たせる言葉が見つからなかった。ありがとう」

    アルミン「いいよいいよ、そんな大袈裟な....それより....」

    エレンの前の席に目をやる。

    さっきから机に伏せて寝息をたてているアニがそこにいた。

    エレン「アニか?あいつ試験中の中盤くらいからあんな感じだったぞ?寝てるのか?」


    エレンと同様、簡単に解いて時間が余り寝てしまったのなら安心なのだが....

  67. 67 : : 2013/10/11(金) 23:51:31
    ファイトp(^_^)q
  68. 68 : : 2013/10/11(金) 23:55:01
    進撃の猿人さんいつも書き込みありがとうございます。やる気がでます。
  69. 69 : : 2013/10/12(土) 00:36:05
    アルミン「アニ?起きて、終わったよ」

    ミカサ「....起きない」

    エレン「どうすんだ?もうすぐ夕食だぞ?はやくいかねぇとサシャに全部盗られちまうぜ?」

    それは困る。

    アルミン「じゃあ二人は4人の夕食と席を確保してくれ!アニは僕に任せるんだ!」

    エレン「分かった!さすがアルミンだ!行くぞミカサ!」

    そう言ってミカサの手を引いた。

    ミカサ「待って」

    エレンの手を振りほどく。

    エレン「どうしたミカサ!時間がないんだぞ!」

    ミカサ「アルミン、一つ問題がある....アニの寝起きはすこぶる機嫌が悪い。女子の中でも有名、気をつけて....」

    エレン「まじかよ....アルミン死ぬなよ!生きて外の世界を見ようぜ!」

    アルミン「え?ちょっとまってミカサやっぱり変わr」

    エレン「心臓を捧げよ!」


    バッッ!!


    チクショウ....


    ミカサ「アルミン・アルレルト訓練兵の健闘を祈る」


    二人は半笑いで試験室を出ていった。


    帰りたい。

  70. 70 : : 2013/10/12(土) 01:20:28
    アルミン「どうしようかなー」

    僕は独り言を呟いた。


    ちらりとアニを見る。

    起こしてとんでもない目に遭うくらいなら、いっそこのまま寝かせてた方がいいんじゃないか?

    こんなに愛くるしい顔で寝る少女を、わざわざ破壊王の殺人キッカーに変身させる必要もない。

    乙女ではなくなった彼女は友達も容赦なく蹴るかもしれないし....

    確か前にエレンがこっそり盗んだ酒をアニのコップに黙って注いだ事があったな....

    あのときアニは酔って殺人キッカーに変身したんだ。

    えっと....よく覚えてるのは「アニパンチ」と彼女が叫んでエレンの顎に回し蹴りをくらわせたこと、それをもろにくらったエレンが視界から消えたこと。

    さすがアニだった、酔っても格闘術での陽動作戦は忘れない。

    あ..何思い出してるんだ....

    えっと何の話してた?


    そうそう、起こさないんだっけ?

    ....嫌、駄目だ、起こさなくても変身するかもしれない....確か前にコニーが補習で食事の時間が遅れてしまい全部サシャに食べられてしまったことがあった。

    ....えっとよく覚えてるのは、満面の笑みでコニーの食料を口に放り込むサシャ、膝をつき手を伸ばして、ただ減っていく自分の食料を絶望に満ちた顔で見つめるコニー。

    兵士にとって大切な食料をサシャに盗られる屈辱はいくらアニでも耐えられない。

    そうなればきっと「どうして起こさなかった」と怒り狂うだろう....


    どうすればいい....


    もう一度アニを見る。
  71. 71 : : 2013/10/12(土) 01:24:41
    ....


    ....へへっ


    アニの寝顔可愛い。

    すごく絵になるな....しっかり目に焼き付けておこう。



    どうせ蹴られるなら....ちょっとだけ....


    そう思った僕は、アニの頬を軽くつついてみた。

    赤ん坊に負けないくらい柔らかい。

    緊張していた顔が緩む。


    まてまて!これじゃ変態じゃないか!



    ん?


    僕はアニの顔の異変に気付き近づいた。


    瞼がすごい腫れてる...目の下のクマもひどい、今日はまだアニと話してないから気づかなかった。


    どうしたんだろう....泣きながら徹夜で勉強でもしたのかな?

    まさかね....アニに限って泣くなんて事はないだろうし....心配になってきた....



    その時、アニの口元が動いた。


    罪悪感よりも好奇心が勝った僕は耳をすます。


    アニ「......アルミン」



    !?


    一瞬、世界が止まったように感じた。


    「アルミン」確かにそう言った。

    思わず叫びたいほど嬉しいのに....

    僕の名を口に出した彼女は凄く悲しそうな顔をしている。


    なんでそんな顔をするの?


    アニの悲しんだ顔はみたくない....


    もっと笑ってほしい。


    幸せにしてあげたい!


    僕の頭の中にある問題の答えが出た瞬間だった。

  72. 72 : : 2013/10/12(土) 01:25:49
    今日はここまでにします。そろそろラストどっちか決めないとなー
  73. 73 : : 2013/10/12(土) 19:24:55
    更新

    解散式前日の夜、僕はエレンとミカサを寮の外に呼び出した。

    理由はもちろん問題の回答をするためだ。

    エレン「....そうか、出たんだな答えが。ギリギリだなほんと」

    アルミン「うん....本当はもっと早く二人に言おうと思ったけど決心がつかなくて....」

    ミカサ「それで、アルミンはどんな答を出した?」

    アルミン「えっと僕は....アニに想いを伝えるよ」

    エレン「おお!やったなアルミン!俺はやっぱりそれが正解だと思うぞ!」

    ミカサ「そんなことはない、今のアルミンが出したのなら、どんな答えでも正解だと私は思う」

    アルミン「ありがとう。確かにこのまま何も言わないって答えもあったんだ。何となくだけど言っちゃいけない気がした」

    それは、アニの最近の行動に違和感があったからだら。


    二人もその違和感気づいている。


    アルミン「アニは確実に僕らを避けている。何かと理由をつけて、食事も一人で食べるようになったし、会話も参加しない」

    エレン「そうだな、何となく元気ないっていうか」

    ミカサ「抜け殻状態」

    アルミン「僕のせいでアニがあんなふうになってるなら、何も言わずに卒団してしまった方がアニは幸せなんじゃないか....なんて事を考えてたらこんな時期になってしまった。でも決心がついたよ、僕は明日、解散式の後に僕は彼女に想いを伝える!」

    エレン「頑張れよアルミン!アニはお前のこと嫌ってるようには見えないから大丈夫だろ....多分」

    ミカサ「アニはアルミンがいないところでアルミンの話をよく私にしてくる、だから....大丈夫....多分」


    アルミン「二人とも応援してくれてるんだよね?....一応」


    もしかしたら仲の良い友達ではいられなくなるかもしれない。

    でも言わないと一生後悔するかもしれない。

    最初から結果が分かる人なんていない、たとえそれが良い結果にならなくても、僕はアニに伝えるんだ。


    アニ、君は僕の事を性格が悪いと言ったね、自分でも改めてそう思ったよ。
  74. 74 : : 2013/10/12(土) 19:27:36
    解散式がまもなくおわる。


    長かった、辛かった訓練からやっと解放されると同時に共に汗を流した仲間との楽しい日々は思い出となってしまう。


    嬉しいようで悲しい。

    訓練兵での日々を思い返しているうちに解散式は終了した。


    ぞろぞろと寮に帰っていく訓練兵の中からアニを見つけ出した。

    アルミン「アニ!」

    僕はアニの腕を掴んだ。

    アルミン「アニ....話があるんだ..後で僕らがよく話してたベンチに来てほしい」

    アニ「いいよ....私も話があるから」

    腕を放すとアニはそれ以上何も言わずに去っていった。


    アニからも話が?もしかしてアニも!?

    だとしたら凄く嬉しいけど、こういうのって普通男から言うもんだよね?

    なんとか先に....

    そんな淡い期待を覚えた僕は早く伝えたくてどうも落ち着かず、すぐに約束の場所に向かった。



    一人ベンチに座って待つ僕。

    心臓がとてつもなく早く動くのがわかる。

    顔も熱い、手の震えがとまらない。

    さっきまで浮かれてた自分が嘘のようだ....

    もし駄目だったら....いや考えるのはやめよう。

    大きく深呼吸をする。

    アニ遅いなー....

  75. 75 : : 2013/10/12(土) 19:28:00
    深夜に多分更新します。
  76. 76 : : 2013/10/13(日) 01:42:17
    ラストスパート!更新します。

    コツン


    頭に何か当たる感覚がしたが痛みはない。

    膝に木の枝が落ちる、見覚えのある光景だ。


    あたりを見渡す。

    アニが立っているが今度は知らん顔はしていなかった。


    アルミン「アニ!待ってたよ」

    アニ「すまないね、同期に呼び止められてたんだ」

    アルミン「ここ座る?暖めておいたよ?」

    ベンチのすみに移動しながら言う。

    アニ「いや....ここで良い」

    アルミン「そお?ならいいけど....そういえばアニは憲兵団に入るんだよね?僕らは調査兵団だからあんまり会えなくなるけど..」

    アニ「そうだね」

    アルミン「寂しいかい?」

    アニ「....そうだね」

    反応が悪いな....

    ちょっと早いけど勝負にでるか?

    アルミン「アニ、話しt」

    アニ「もうこうやって話すのは最後にしないかい?」

    え?今アニ何て言った?

    アニ「出会う前の関係に戻ろう」

    アルミン「ちょっとまって意味がわからない」

    アニ「言葉の通りだよ、あんたは兵士、私は戦士にもどる、もう話しかけてこないで」

    アルミン「なんで?」

    訳がわからない....

    アニ「あんたうざいんだよ、顔も見たくない」

    アルミン「僕がうざいのはわかった..でもなんで....なんでアニは泣いてるんだ!」

    アニははっとして涙を拭う。

    アニ「これは....違う、目にゴミg」

    アルミン「そうじゃないだろ!?泣くほど僕がうざいか?」

    泣きたいのはこっちだ。

    アニ「違う....違うんだ....」

    アルミン「君は僕の事嫌いなの?嫌いならそれでいいから僕の話をk」

    アニ「アルミン!」

    名を呼ばれて言葉をつまらせてしまった。

    君に名前を呼ばれたのは二回目だ、君は知らないだろうけど、嬉しいはずなのに僕は笑顔をつくれない
  77. 77 : : 2013/10/13(日) 01:44:35
    アニ「それ以上言わないで....それ以上聞いたら私は..戦士になれない」

    ライナーの言葉を思い出す。

    兵士と戦士?何が違うんだろう。

    涙で顔がぐちゃぐちゃになるアニ、今すぐ抱きしめたい。その涙を拭いてあげたい。でも僕にはそれが許されない。

    アルミン「アニ、僕は君のお陰で兵士になれた。君がいれば戦える。君がいれば強くなれる、君は違ったかい?僕やエレンとミカサは君の糧にはならなかった?」

    アニ「私は戦士だった、あんた達の力を借りて兵士になろうとした。でもそれは出来ない。私が犯した罪は自分の命を犠牲にしても許されない」

    その場にしゃがみこむアニ。

    アニ「私達は出会うべきじゃなかった....あんたは兵士。私は戦士。最初から住んでる世界が違いすぎる。私が一緒にいればあんたを不幸にしてしまう」

    アルミン「その罪は僕と共に背負う事は出来ないのかい?」

    アニ「それはできない」

    再び立ち上がり、弱い目で僕を睨むアニ、そこには殺人キッカーの面影はもうない。

    アルミン「僕の話を聞いてくれないのかい?」

    アニ「それもできない」

    アルミン「そうか.....詳しくは聞かないよ、僕は君の力にはなれないらしいからね」

    アニ「ごめんなさい....」

    僕はガックリと肩を落とした。
  78. 78 : : 2013/10/13(日) 01:49:18
    アルミン「わかった。僕の話しは無かったことにする。その代わりアニはもう二度と泣かないで」

    アニ「どうして?」

    アルミン「言っていいの?」

    アニ「やっぱりあんた性格悪いよ....」

    アルミン「ありがとう」


    アニ「わかった、約束するよ。元々泣く権利なんてないからね」

    アルミン「....」

    言葉が出ない。

    アニ「じゃあ私とも約束して、私の事を忘れr」

    アルミン「やだね」

    アニ「は?ずるいじゃないか!私だけなんて」

    アルミン「僕は話を無かったことにする、その代わりといって約束させたんだから、話しをしないことがアニとの約束だ」

    アニ「そんな屁理屈通用すると思うの?」

    アルミン「じゃあ言っていいの?」

    アニ「やだね」

    アルミン「だよね」


    僕はアニに近付いた。

    アニ「なっ..なんだい?許可なく近付くなって前いったでしょ?またぶたれたい?」


    アルミン「アニ僕と握手しよう。変な意味は無い、ただの握手だ」


    アニ「....いいよ、あんたは性格悪いうえにワガママなんだね」

    アニは一瞬驚いた顔をしたものの、すぐに優しい笑顔を浮かべて言うと手を出してきた。

    最後にまた素敵な笑顔が見れて嬉しい。
  79. 79 : : 2013/10/13(日) 01:51:37
    ギュッとアニの手を掴んだ。

    しばらく無言のまま手を握りアニを見つめる。

    アニも僕を見たままだ。


    沈黙を破ったのは僕の方だった。

    アルミン「僕は性格が悪い?」

    アニ「?うん」

    アルミン「僕はワガママ?」

    アニ「うん」

    アルミン「エレンはバカだった?」

    アニ「うん」

    アルミン「ミカサは優しくしてくれた?」

    アニ「うん」

    アルミン「アニ....今まで楽しかった?」

    アニ「..うん」

    アルミン「こんな僕といた日々は幸せだった?」

    アニ「うん....うん....」

    アルミン「それだけ聞ければ満足だ!ありがとうアニ」

    手を離したのも僕からだった。

    アルミン「君にそう思ってもらってたなら僕も幸せだ。昔も、今も、これからも。お別れだアニ、僕の理性があるうちに行ってくれ」

    アニは少し下を向いた後に僕を見た。

    アニ「さよなら....アルミン!」

    アルミン「さよならアニ」


    そう言ってアニは走り去って行った。

    彼女の姿が見えなくなった瞬間僕は泣き崩れた。

  80. 80 : : 2013/10/13(日) 01:55:29
    懐かしいなー....

    そのあともいろいろあった....

    いろいろありすぎてうまく整理できない。

    調査兵団に入った後にも君に会ったね....女型の巨人として....

    君はあの時僕を生かした。でも僕は君を捕らえた。

    怒ってるかな?

    僕だって辛かったんだ....

    アニが女型の巨人だなんて信じたくなかった....

    でも信じれば信じるほど、君の疑いが強まっていく。

    ライナーが言ってた言葉はこのことだったのかな?

    僕は兵士でアニは戦士、いまなら少しわかる。

    それでそのライナーとベルトルトだけど君の仲間として疑っている。

    アニもライナーも僕にヒントを与えすぎた。

    止めて欲しかったのかい?自分の手を血で染めるのを..


    水晶のなかで眠るアニを見る。

    昔を思い出してたら涙がとまらなくなった。

    もしかしてアニも同じ理由で泣いてるのかな?だとしたら嬉しいけど




    でも君は約束を破った。

    泣かないって言ったのに....



    だったら....


    いいよね?


    先に破ったのはそっちなんだし....


    僕も約束を破るよ。


    聞こえてないかもしれないけど言うね....





    アニ







    大好きだ


    終わり
  81. 81 : : 2013/10/13(日) 02:02:43
    一応終わりです。ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
    結局ラストはどうしようかさっきまで考えてました。
    感想いただけると嬉しいです。
    アニヒロインのSS 最近多いので、僕は自重して、別のSS 書いてみたいとおもいます。
  82. 82 : : 2013/10/13(日) 02:04:58
    ちなみにタイトルは適当につけたんであんまり関係ないです
  83. 83 : : 2013/10/13(日) 02:11:28
    良かったよ
  84. 84 : : 2013/10/13(日) 02:14:16
    へいちょーさんありがとうございます
  85. 85 : : 2013/10/13(日) 03:47:35
    良かったよ。

    お疲れ
  86. 86 : : 2013/10/13(日) 08:24:28
    進撃の猿人さん、最後までありがとうございました
  87. 87 : : 2013/10/13(日) 08:33:34
    面白かったけどメタ発言はないわ。最近のラノベかよって思った。
  88. 88 : : 2013/10/13(日) 08:37:16
    >>87さん
    ありがとうございます。すいませんでした!
  89. 89 : : 2013/10/13(日) 09:46:58


    凄く面白かったです!!

    次回作に期待してます!!
  90. 90 : : 2013/10/13(日) 10:03:12

    乙~

    よかったよー(((o(*゚▽゚*)o)))

    他に書いてるやつってありますかー?
  91. 91 : : 2013/10/13(日) 10:04:59
    ちょんぱさん、ありがとうございます。

    普通種さん、これがデビュー作ですwww
  92. 92 : : 2013/10/13(日) 11:50:29
    あっ、通常種さんだったごめんなさい
  93. 93 : : 2013/10/13(日) 13:13:00

    通常種ですw

    、、、デビュー作完成度高いっすね^o^
    次回作に期待大(((o(*゚▽゚*)o)))
  94. 94 : : 2013/10/13(日) 13:33:50
    感動した
    また読みたい
  95. 95 : : 2013/10/13(日) 13:58:15
    今なら、目からハイドロポンプが打てそう
  96. 96 : : 2013/10/13(日) 14:59:33
    感動です(;O;)
  97. 97 : : 2013/10/13(日) 17:22:59
    自重しないでどんどんアルアニかいてって!*\(^o^)/*

  98. 98 : : 2013/10/13(日) 17:57:27
    ぐっひょっ!
  99. 99 : : 2013/10/13(日) 21:33:22
    皆さんありがとうございます。感想はありがたいですが、毎回返事してると雑談になってるとか批判受けたりしますかね?だとしたら返事は返さないようにしますが、皆様への感謝の気持ちは変わりません!ありがとうございました!
  100. 100 : : 2013/10/14(月) 17:59:27
    めっちゃよかった!!
    ありがとう!!
  101. 101 : : 2013/10/21(月) 10:39:07
    あれれ、、、目から塩水が、、、
  102. 102 : : 2013/10/28(月) 22:30:20
    アニ視点バージョンです


    アニ「未回答」
    http://www.ssnote.net/archives/1458#thread-bottom-navigation
  103. 103 : : 2014/05/16(金) 22:47:09
    すごく良かったです。お疲れさまでした。
  104. 104 : : 2015/05/14(木) 21:56:13
    凄く感動しました!初とうこうとは思えないくらいでした!
  105. 105 : : 2016/01/25(月) 08:34:20
    アルミン良い人
  106. 106 : : 2018/09/03(月) 20:43:02
    はいもうアルアニ大好きになった
    どうしてくれんの
  107. 107 : : 2018/09/03(月) 22:57:45
    ↑アルアニの世界へいらっしゃい
    pixivには、癒されるアルアニ画がいっぱいあるぞ
  108. 108 : : 2020/10/06(火) 09:07:20
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=12

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anianimeme

アニマックスハート

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