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クリスタ「私の幼少時代」

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  1. 1 : : 2013/12/27(金) 11:28:56
    多少10巻までのネタバレ含みます。
  2. 2 : : 2013/12/27(金) 11:39:26
    期待です
  3. 3 : : 2013/12/27(金) 11:42:31
    期待 それと今月の別マガに少しのってるよ
  4. 4 : : 2013/12/27(金) 11:44:36
    これは、私の幼少時代の話。

    私はレイス家に生まれた。レイス家とは、貴族家の中のひとつだ。

    優しいお母様とお父様に「ヒストリア」
    と、名付けられ、蝶よ花よと育てられた。

    お母様とお父様は仕事で家を開けることが多かった。

    一人でいることが多かった私は、召使いさんに遊んでもらったり、絵本を読んでいた。



  5. 5 : : 2013/12/27(金) 11:45:26
    別マガとは違う自分の妄想話です( ^ω^ )
  6. 6 : : 2013/12/27(金) 11:59:58
    仕事から帰ってきたお母様とお父様はいつも新しい絵本を買ってきてくれた。

    家にいる時、お母様はよくミシンに向かって私の新しいドレスを縫ってくれていた。

    お父様は私に勉強を教えてくれていた。

    毎日お母様とお父様の暖かい愛情に包まれ、美味しいご飯を食べて大好きな絵本を読み、ふわふわなベッドで寝る。

    毎日が幸せだった。
  7. 7 : : 2013/12/27(金) 12:56:10
    しかし、その幸せは音も無く私の中で崩れていった。

    ある雨の日、お母様とお父様はいつものように仕事へ出かけていった。

    私はその日も新しい絵本を買ってきてくれることをとても楽しみにしていた。

    2人とも帰りが遅く、私は寂しかった。

    しばらくすると、ドアのチャイムが鳴り、お母様と召使い・・・だけ帰ってきた。

  8. 8 : : 2013/12/27(金) 13:20:02
    ───お帰りなさい。お母様!

    そう言うと、お母様は新しい絵本を渡してくれた。しかし、お母様は笑顔ではなかった。周りの召使いさん達も暗い表情だった。

    その時、私はあることに気づいた。

    ───ねぇ、お父様は?

    お母様はうつろな瞳を私の方へ向けた。


    ---もう、二度と帰ってこないの。

    ───どうして?

    ---お星さまになったの。

    ───どうして、お星さまになったの?




    ---死んだからよ・・・

    ───『死んだ』ってどういう意味?

    ---・・・・・・

    ───ねぇ、どういう意味?
    なんで死んだの?

    ---・・・・・・

    ───ねぇ、、

    ---うるさいッッ‼︎

    私は、生まれて初めてお母様に怒鳴られた。

    お母様は泣いていた。
  9. 9 : : 2013/12/27(金) 13:23:23
    すみません、一旦ぬけます。
    次の投稿は夜の12時近くになってしまいます。
  10. 10 : : 2013/12/27(金) 13:46:04
    自分のペースでいいですよ。
    いつでも待ってますから
  11. 11 : : 2013/12/27(金) 16:19:28
    待ってるよ!期待
  12. 12 : : 2013/12/28(土) 00:20:35
    このssをご覧になっている皆さんにお知らせがあります。
    作者のミスでカテゴリをHanter×Hanter×進撃の巨人にしてしまいました。
    正しくは進撃の巨人です。
    この場を借りてお詫び申し上げます。
    なお、ssはこのまま続けていくつもりです。よろしくお願いします。
  13. 13 : : 2013/12/28(土) 00:25:29
    そんなの気にしてませんよ。
    メイプルさんが謝る必要はないですよ。
  14. 14 : : 2013/12/28(土) 13:25:50
    ありがとうございます‼︎

    では、少し投下!
  15. 15 : : 2013/12/28(土) 13:30:37
    次の日、お父様のお葬式があった。

    お葬式にはたくさんの大人が来ていた。

    皆、私のことを白い目で見ていた。

    怖い。

    そう思った。
  16. 16 : : 2013/12/28(土) 13:36:11
    ───お母様、なぜ皆私のことを見てる
    の?

    ---・・・・・・

    お母様は泣いたまま答えてくれなかった。
  17. 17 : : 2013/12/28(土) 13:44:04
    それから数日たった。

    屋敷ではミシンの音と共に、お母様の笑顔が消えた。

    召使いさん達は、必要以上に私達に気を使うようになった。

    私もそのことを察したのか、お父様のことを口に出さなかった。

    屋敷は誰もいなくなったように静かになった。
  18. 18 : : 2013/12/28(土) 21:43:34
    私は一日の大半をお父様の書斎で過ごすようになった。

    書斎には天井までとどきそうなくらいの本があり、私の知らない世界へと連れこんでくれた。

    ───きょ、じんの、しゅつ、げんにより、すみか、を、うしない、にげ、まどう、ひと、びと。

    そこで、私は初めて巨人の存在を知った。

    その本には、巨人が人を食べている挿絵が入っていた。
  19. 19 : : 2013/12/28(土) 21:52:39
    見てます。
    自分のゴミssにくらべて
    メイプルさんの文章力の上手さが羨ましいほどです。
  20. 20 : : 2013/12/29(日) 12:33:30
    >>19
    ss見ました!
    とても面白かったです!
  21. 21 : : 2013/12/29(日) 13:30:12
    あれから数年が過ぎ、私は10歳になった。

    あの日のことは忘れない。

    壁が巨人に破壊されたのだ。

    町の人たちは大きな船で別の土地へ逃げているようだった。

    私達は屋敷の地下室へ逃げた。

    地下室には少しの食料があり、数日間そこで過ごした。
  22. 22 : : 2013/12/29(日) 13:51:43
    地下室から出ると、柔らかな朝日が差し込んでいた。

    屋敷の敷地内には巨人が入ってこなかったようだった。

    その日の夜、私はお母様に呼びだされた。

    ───お母様、急にどうしたの?

    お母様と話すのは何年振りだろうか。
    私は、少し嬉しかった。

    ---お葬式の日のことを覚えている?

    静かにお母様は言った。

    ───うん。

    私はそれだけ答えた。

    ---なぜ周りの大人達があなたを見ていたか、知りたい?

    ───・・・うん。知りたい。
  23. 23 : : 2013/12/29(日) 14:21:55
    ---あなたは・・・・・・



    お母様は私に全て話してくれた。

    レイス家のことも。

    実は、お父様は殺されてしまったことも。

    幼かった私は、お母様が話している内容を難しく感じた。

    ---あなたはお母様より大きな力を持っているの。

    ───大きなちから?
  24. 24 : : 2013/12/29(日) 14:25:28
    >>20
    もったいないお言葉ありがとうございます。
  25. 25 : : 2013/12/29(日) 22:06:42
    ---そう。目に見えないけれど、とっても大きいの。

    ---でも、その大きな力に潰されてはいけないのよ。

    ───潰されちゃうの?

    私は不安になった。
  26. 26 : : 2013/12/29(日) 23:18:57
    文章力あるなぁー
    感動(T_T)
  27. 27 : : 2013/12/30(月) 00:01:23
    ---そうね・・・いつかは潰されてしまう時が来てしまうかもしれない。

    ───え・・・やだよぅ。こわいよぉ・・・

    ---でも、あなたなら大丈夫。
    『私の名前はヒストリアだ』って、胸張って前向きに生きることが必ずできるはず。

    ---だから・・・だから・・・





    ---お母様があなたの目の前から消えてしまっても、あなたはあなたの道を真っ直ぐ進んでね・・・

    お母様はそう言うと、涙を流しながら私のことを強く抱きしめてくれた。

    ───・・・うん。私は大丈夫だから、お母様も泣かないで・・・

    お母様に抱きしめられ、私は久しぶりに人の温もりを感じた。

    しかし、このお母様の涙と温もりは私にとっての偽りでしかなかったのだ。
  28. 28 : : 2013/12/30(月) 20:53:42
    次の日から私はお母様の行動に不信感を抱くようになった。

    私と夕食を食べた後、ドレスに着替えたり、香水をつけたりすることが多くなった。

    ───お母様、こんな遅くにどこに行くの?

    ---ちょっと、用事が・・・
    いい子にお留守番しているのよ。

    ───うん・・・いってらしゃい。
  29. 29 : : 2013/12/30(月) 23:16:36
    日付が変わる頃にお母様は帰ってきた。

    時には、太陽が海の端から顔を出す時間になっても帰ってこないことがあった。

    変わってしまったのはお母様だけではなかった。

    召使いさんが一人、また一人と屋敷を後に去った。

    私が知らない何かをお母様や残った召使いさん達は知っている。

    この時、私の心の奥が凍ってしまったような感じがした。
  30. 30 : : 2013/12/30(月) 23:23:48
    ヤバイ目から塩水が……
  31. 31 : : 2013/12/30(月) 23:25:28
    ───お母様、お腹がぽっこりしている。
    どうしたの?

    ---そう? 気のせいよ。





    いや、気のせいではなかった。

    日に日にお母様のお腹が膨らんでいくのを私はしっかりと見ていた。

    召使いさん達も気づいてたみたいで、とうとう屋敷から全員出て行ってしまった。
  32. 32 : : 2013/12/30(月) 23:40:43
    ある日、一人でお留守番をしていた時、お母様の部屋へ忍びこんだ。

    お母様の部屋へ行けば、何か分かるかもしれない、と思った。

    私が小さな時と変わらない、白を基調としたアンティークな部屋。

    ひとつだけ変わっていたのは部屋の片隅にある木でできた大きな箱があった事だった。

    大きな木の箱は3つ。

    私はひとつひとつをゆっくりと開けていった。

    ───・・・・・・










    私は言葉も出なかった。

    ひとつ目の箱の中は新しいピンク色のベビー服やおしゃぶり、ベビーパウダーなどが入っていた。

    それに、私がお気に入りだったウサギのぬいぐるみも。


    大切にしていた絵本も。


    な・ん・で

    最初に頭に浮かんだ言葉だった。
  33. 33 : : 2013/12/30(月) 23:56:25
    ふたつ目の箱の中身を見ると、お母様の服がぎっしり入っていた。


    な・ん・で


    みっつ目の箱の中身はお母様が大切にしていたフルートや、馬の彫刻。

    ひときわ目立っていた小さな赤い箱。

    箱の中身は真紅に光るダイヤがついた指輪。

    箱の内側にはこんな言葉が。

    『愛する妻へ。アレックス』


    ───アレックスって誰・・・
  34. 34 : : 2013/12/31(火) 00:02:08
    な・ん・で



    な・ん・で



    な・ん・で



    お母様はレイス家を出て、新しい家族のもとへ行くようだった。


    私をおいて。

    お母様にとって私とは何なのか。

    私にとってレイス家とは何なのか。

    様々な思いが交錯した。

  35. 35 : : 2013/12/31(火) 10:45:53
    すみません。次の投稿は年明けになりそうです。
    皆さんも良いお年を(*^^*)
  36. 36 : : 2014/01/02(木) 21:27:25
    遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます☆
    今年はたくさんssを書いていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします‼︎
  37. 37 : : 2014/01/02(木) 21:35:28
    ガチャ。

    夕方、お母様は帰ってきた。

    ───お帰りなさい。

    私は心の奥にある氷を隠しながら言った。

    お母様は私を見向きもせずに、自分の部屋へ行った。

    部屋から出てきたお母様は、あの大きな木の箱を抱えていた。

    私は窓の外を見た。

    お母様が馬車にあの木の箱を積んでいるところだった。

    馬車には私の知らない男の人が乗っていた。
  38. 38 : : 2014/01/02(木) 21:39:43
    ヒストリアこの先どうなるか不安
  39. 39 : : 2014/01/02(木) 23:38:38
    お母様は部屋を二回ほど往復した。

    最後に机の上に家の鍵と札束を置いた。


    ---このお金でこれから生活して。
    13歳のあなたならうまくやっていけるわ。
    家の鍵はおいておくから。


    お母様はそれだけ言うと、家を出て行った。

    私はお母様が乗った馬車が小さくなっていくのを窓から見ていた。


    まって。いかないで。


    わたしを、ひとりにしないで。


    そう叫びたかったはずなのに声が出なかった。


  40. 40 : : 2014/01/02(木) 23:51:44
    電気もつけず、暗い部屋の中に私は一人でいた。

    私という存在は何なのか。

    それだけを考えていた。


    お葬式の時、周りの大人が私を見ていた。

    きっと、小さな子どもにこの世界を動かすほどの力があることが気にくわなかったのだろう。


    お母様は私を捨てた。

    きっと、私より新しい家族と一緒に居た方が幸せだからだろう。


    私はこの世界に存在を認められていないのか。

    私はこの世界に存在してはいけないのか。

    私は世間知らずで自分の力の使いかたさえも知らない。


    私は、無力だ。
  41. 41 : : 2014/01/03(金) 00:06:48
    幸せになると良いなー
  42. 42 : : 2014/01/03(金) 20:40:05
    消えてしまいたい。

    こんな偽りだらけの世界には居たくない。

    人の目を気にして生きていきたくない。







    私が最後に出した答えは、レイス家を捨てることだった。

    町へ行き、働く。

    そして、私がこの世界に存在している意味を見つけていきたい。と、思った。

  43. 43 : : 2014/01/03(金) 20:47:12
    次の日、私はボストンバックを持ち、屋敷の前に立っていた。

    バックの中身は着替えと、少しのお金。

    それに屋敷の鍵。

    白いブラウスにロングスカートという地味な服装だった。

    たぶん、もう二度とレイス家には戻ってこないだろう。

    朝日に照らされている屋敷を見上げる。



    ───さようなら、私のおうち。
  44. 44 : : 2014/01/03(金) 21:01:01
    初めての町のにおい。

    初めて見る屋台やお店。

    初めて見る町の人の服装。

    町には私にとっての『初めて』がたくさんあった。





    ───こちらで働かせてください。

    私はまず最初に働く場所を探した。

    =====お嬢さんは何歳?

    ───13歳です。

    そう言うと、お店の人は私のことを怪訝そうに見る。

    =====うちじゃあ無理だね。悪いが他をあたってくれ。

    どこへ行っても同じことを言われた。

    無理もない。私は13歳にしては身長が低くすぎた。

    とてもではないが、13歳には見えなかった。
  45. 45 : : 2014/01/03(金) 23:31:52
    乾物屋では、『年を偽ってる暇があったら自分にもできそうな仕事があるところへ行け。』と、言われてしまった。

    何軒も周っているうちに日は暮れてしまった。

    ここで最後にしよう。

    私は粉もの屋に入った。



    ───こちらで働かせてください。

    すると、優しそうなおばあさんがでてきた。

    ====お嬢ちゃん、いくつ?

    ───・・・13歳です。

    ====そう・・・なにか、事情があってうちへ・・・

    ───・・・はい。

    ====悪いねぇ。うちも今きびしくて・・・他をあたってくれますか?

    ───あの・・・住み込みで働きますので、どうか・・・お願いします!

    おばあさんからの返事は無かった。

    ───お願いします‼︎


    おばあさんは申し訳なさそうに言った。

    ====実は・・・この店を明後日に閉めるつもりだったのよ。本当に、本当にごめんなさい。

    ───そうだったんですか・・・
    無理なお願いをしてすみませんでした。
    では、失礼します。

    ====あ・・・ちょっと、待って。

    おばあさんは私を呼び止めた。

    ====・・・寝る場所や働く場所に本当に困っているなら・・・訓練兵になりなさい。

    ───訓練兵・・・ですか?

  46. 46 : : 2014/01/03(金) 23:47:43
    訓練兵なら小さい頃に読んだ本で見たことがあった。

    ====そう。訓練兵になれば寝る場所と食べるものが支給される。

    ====あそこはいつも人員不足だからお嬢ちゃんも入れると思うわ。

    ====でも、自分の命が惜しいのならやめといた方がいいと思うんだけどねぇ。


    ───私、訓練兵になります。

  47. 47 : : 2014/01/04(土) 14:20:07
    自分の命なんて惜しくなかった。

    おばあさんは心底驚いているようだった。

    ====お、お嬢ちゃん・・・

    ───場所を教えていただけませんか?

    ====いや・・・でも・・・


    おばあさんは訓練兵になることを強く反対した。
  48. 48 : : 2014/01/04(土) 15:12:43
    自分から言っておいて反対?
  49. 49 : : 2014/01/04(土) 22:11:32
    >>48

    自分でも書いていて思いました。
    そこはスルーで。^_^;
  50. 50 : : 2014/01/04(土) 22:37:40
    ====そんな急に決めなくても・・・・・
    お嬢ちゃん、私の家にきても良いんだよ。

    ───いえ、おばあさんにご迷惑をおかけすることはできません。



    ───私は、自分の意志で訓練兵になりたいのです。





    しばらく沈黙が続いた。


    私はおばあさんの目をじっと見つめていた。


    ====・・・わかった。お嬢ちゃん、立派な兵士になるんだよ。

    ───はい!

    ====頑張るんだよ、若き兵士さん。
  51. 51 : : 2014/01/06(月) 23:02:31
    ───訓練兵への入団を希望します。

    =====後悔は、ないね?

    ───はい。ありません。

    =====では、年齢と名前を言ってもらうかな。

    ───はい。私は13歳です。名前・・・

    私は迷った。

    本当の名前を言うべきだろうか。

    私はレイス家を捨てたのだ。

    今、私は普通の少女だ。






    ───私の名前は、『クリスタ・レンズ』です。

    『クリスタ・レンズ』は私がお気に入りだった絵本の中に出てくる主人公の名前だった。

    絵本の中に出てくる彼女は友達や森の動物達にいつも人気者で優しかった。

    私もそんな存在になりたいと思った。
  52. 52 : : 2014/01/08(水) 16:55:32
    少し補足を。

    >>51からクリスタは訓練場にいます。
    わかりにくくてすみません(。-_-。)
  53. 53 : : 2014/01/08(水) 17:28:02
    ====クリスタ・レンズ、よろしく。
    早速訓練場内を案内しよう。

    ─────────

    ──────

    ────

    私は訓練兵になって、初めて友達ができた。

    いや、『仲間』と呼ぶべきだろう。


    私は成績が10番目だった。

    久しぶりに驚き、喜んだ。


    第一回壁外調査の時、共に辛い訓練を乗り越えてきた仲間の半数が空へ旅立った。

    私は悲しかった。

    今、私は104期生の調査兵団である。



  54. 54 : : 2014/01/08(水) 17:41:46
    今までたくさんの人の死にあってきた。

    いつかは私も・・・と、思った。



    私は仲間に自分の生い立ちを話した。

    自分の本当の名前も。

    私がこの世界に存在している意味を知りたかった。



    そこで、私はわかった。

    私がこの世界に存在している意味。





    私は、『ヒストリア』として生まれてきた。

    それが答えだった。

    単純すぎて、難しい答え。


    私の名前は『ヒストリア・レイス』なのだから。


    end*




  55. 55 : : 2014/01/08(水) 22:55:06
    良かったです!
  56. 56 : : 2014/01/09(木) 16:56:22
    生まれ変わったドクターさん、エレン最強( ´ ▽ ` )ノさん、憲兵団さん、メイプル2号さん、死に急ぎさん、進撃の鷲さん、応援&コメントありがとうございました☆

    今後もssを投稿するつもりなので、よろしくお願いしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
  57. 57 : : 2014/01/09(木) 23:53:23
    泣けるわ〜。・゜・(ノД`)・゜・。
  58. 58 : : 2014/01/10(金) 16:27:18
    本編が悲惨すぎてこっちが温かく感じるという…

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