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【進撃の巨人】転生恋花【ミカサルート(エレミカ)】翼が繋ぐ記憶と約束。

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  1. 1 : : 2018/04/22(日) 22:42:44
    偶然か、必然か、神の悪戯か、2000年後の世界に兵士達(戦士達)は転生し…。



    同じ場所に集結し、再開を果たす!



    前世の記憶を持つ者、持たない者、それぞれの想いが交差する。



    前世で、主人公エレンと約束を交わした6人の少女がいる。



    前世で果たせなかった約束を叶えられるのは、たった一人の約束のみ…。



    ミカサ、ヒストリア、サシャ、ミーナ、アニ、ユミル…。
    あなたなら、誰を選ぶ?

    (>>11まで、誰のルートが良いかを記入してください)
  2. 2 : : 2018/04/22(日) 23:31:56
    いっその事全員分やってみては?スレッド毎に分けて・・・・・・。強いて言うならミカサがいいですね。


    期待です。
  3. 3 : : 2018/04/22(日) 23:37:34
    仮に全員やるとしたらスレは分けんでいい、邪魔になる
  4. 4 : : 2018/04/23(月) 00:46:36
    ミーナかな〜
  5. 5 : : 2018/04/23(月) 00:52:43
    ヒストリアちゃんでお願いします
  6. 6 : : 2018/04/23(月) 00:59:55
    ヒストリア希望します。
  7. 7 : : 2018/04/23(月) 12:37:15
    >>2
    ご安心を
    この物語を書き終えた後にまた
    それぞれのルートは書く予定ですので(笑)
  8. 8 : : 2018/04/23(月) 17:09:31
    ミカサでお願いします
  9. 9 : : 2018/04/23(月) 17:47:06
    ヒストリアで!
  10. 10 : : 2018/04/23(月) 18:24:41
    ミカサ
  11. 11 : : 2018/04/23(月) 19:06:35
    ミカサかな?
    期待してます!
  12. 12 : : 2018/04/23(月) 19:14:03
    物語が決定しました。
    ミカサルートを書いていこうと思います!
  13. 15 : : 2018/04/24(火) 00:09:31
    女生徒「あの…。エレン君、ちょっといいかな?」



    それは昼休み、トイレから教室に戻る途中だった。



    エレン「どうかしたか?」



    申し訳なさそうな顔で俺を見つめる女生徒は、クラスメイトの一人。



    女生徒「私ね、図書委員で、今日中に終わらせなきゃいけない仕事があるんだけど…。どうしても外せない用事があるの!」



    女生徒「だから、本当にゴメンなんだけど~…。変わってくれないかな~?」 


    外せない用事、か。
    それじゃ仕方がないな。
    コイツからは結構仕事頼まれてるから、作業内容は大体わかるし。



    エレン「わかった、代わってやるよ」



    エレン「どうせ蔵書の検索システムに、本を登録する作業とかだろ? そんぐらいなら大丈夫だ」



    女生徒「お~! さっすがエレン君わかってる~! 頼りになるね本当に!」



    女生徒「それじゃ、よろしくね~」



    女生徒は小走りで嬉しそうに教室に入っていった。



    ???「相変わらず良いように使われてんな、お前」



    後ろを振り向くと、そこには1年からの付き合いの悪友、ジャンがいた。



    ジャン「断ることも覚えねえと、もっとデケェ面倒事押し付けられちまうぞ」



    エレン「でもよ、大事な用事があるって言ってたしよ、それを断るなんて…」



    ???「エレンは純粋過ぎるんだよ。たまには疑うことを覚えないと」



    横から来た声に視線を向けると、そこには悪友その2、ミーナがいた。



    ミーナ「女子の間でも結構話題になってるよ、エレンの事」



    エレン「話題って、どんな風にだよ。…もしかして、頼れる男とか?」



    ミーナ「ううん、目付きは悪いけど便利な男って」



    エレン「…おかしいな、こうして女子の頼みを断らない男って、モテそうだと思うのに」



    ミーナ「アハハハハー! 全然、寧ろバカじゃない?」



    エレン「冗談で言っただけなのにそんな蔑んだ目で見ないでくれよ…」



    普通に傷付いたわ…。
    バッサリ切り捨てやがった。



    ミーナ「でも、これは真面目な忠告だよ? たまには人を疑うことを覚えないと」



    ジャン「お前って見ててスゲェ危なっかしいからな」



    ミーナ「特に! 女の子には要注意だよ? 女の子の本性ってのは、男の子の想像の斜め上を行く生き物なんだから!」



    エレン「怖いこと言うなよ…」



    ジャン「女子の気持ちってマジでわかんねえ…」



    エレン「…てか、それならミーナも想像の斜め上を行く本性なのか?」



    ミーナ「え、そりゃ私だって女の子だもん!
    本性の1つや2つくらい隠してる、よ?」



    ミーナ「私ぐらいになると、男はコロコロ転がしまくりさ!」



    エレン・ジャン「へーそいつはおっかねー(棒)」



    あ、これは裏とかないタイプだ。
    間違いない。



    ミーナ「な、何その微妙な反応は!」



    ジャン「でもよ、女子に本性があるんだとしても、さすがにミカサは別じゃね?」



    ジャン「アイツにも斜め上を行く本性があるんなら、俺誰も信じられねえぞ…」



    エレン「ミカサ・アッカーマンか…」



    クラスが一緒になったこともないし、話したこともないけど、文武両道な優しいヤツってのは聞いてる。

    でも、何というか、季節関係無しにマフラー常備してたり、感情が少なそうだったり、近寄りがたい雰囲気が漂っている。

    それに…。



    ミーナ「そういえば前に、エレンはミカサさんのことが苦手とか、言ってなかった?」



    ジャン「何だと!? 聞き捨てならんぞ! 成績優秀で文武両道、そしてあの美しき黒髪! 何もかも完璧じゃねえかよ!?」



    エレン「おいおい、何熱くなってんだよ…」



    エレン「と、とにかく雰囲気とかが苦手なんだよ…」



    エレン「妙な視線で見られている、気がするし…」



    ジャン「妙な視線だぁ?」



    ミーナ「エレンって、そんな自意識過剰だっけ…?」



    入学初日からいきなり妙なこと言われたしなぁ、それも関係してると思うだよなぁ…。



    ジャン「お前贅沢すぎねえか? ミカサみたいな女子が苦手なら、いったいどんな__」



    ミカサ「…っ? 私の事を、呼んだ?」



    一同「!?」
  14. 16 : : 2018/04/24(火) 08:32:35
    期待しかない!!
  15. 17 : : 2018/04/24(火) 15:04:59
    >>17
    ありがとうございます!
  16. 18 : : 2018/04/24(火) 20:34:49
    ジャン「ミ、ミカサッ!?」



    ミカサ「驚かせてしまったのならごめんなさい」



    ミカサ「名前が聞こえたから、つい…」



    ジャン「あ、いや、気にすんな。それに別に話してた訳でもねえから。ハハハッ…」



    ミカサ「…そう……」



    ミカサ「………っ…」



    エレン「…………」



    う…っ…。やっぱりだ……。



    また、俺のことを見ている…。



    その目は、ジャンやミーナに向けられるものとは、明らかに違っていた。



    エレン「あのさ、アッカーマン」



    ミカサ「な、何っ?」



    エレン「その、不躾で悪いんだけどさ、俺に何か言いたいことでもあるのか?」



    ミカサ「…言いたいこと?」



    エレン「さっきから俺のことを見ている気がしたからさ、何かあんのかなって」



    ミカサ「いや、別に、何もない…」



    ミカサ「え、エレンは、私に何か言いたいこと、ない…っ?」



    エレン「え、別に、何もない、ぞ?」



    ミカサ「…そう…。そうよね……」



    ミカサ「……嘘吐き……っ…」ボソッ



    エレン「え、今なんて…?」



    ミカサ「な、何でもない、何でもないから、気にしないで…」



    エレン「…………」



    今一瞬、アッカーマンの雰囲気が変わったような気がした。
    纏っている空気が、一瞬冷たくなった気がした。
    それに、「嘘吐き」って、聴こえたような……。



    ミカサ「ところでミーナ、例の件だけど__」



    ミーナ「あ、うんバッチリ! 良いところを紹介してもらったよ。ありがとね!」



    ミカサ「いや、大したことはしていない。役に立てたのなら良かった」



    ミカサ「また困ったことがあれば、いつでも部室に来てほしい」



    ミーナ「ありがと! 本当にミカサって頼りになる!」



    ジャン「…おい、ちょい待て…。さっきから何の話をしてんだ? それに部室ってなんだよ」



    ミーナ「…あ、えっと…。それはそのぉ……ミカサ…っ?」



    ミカサ「構わない、不用意に噂を広めるようなことさえなければ」



    ジャン「何だ何だ? 秘密の話か?」
  17. 19 : : 2018/04/25(水) 08:49:16
    ミカサ「そんな仰々しいことではない。私がオカ研に所属しているということ、それだけよ」



    ジャン「オカ研ってまさか、オカルト研究部?」



    エレン「うちにそんな部活があったなんて、初耳だぞ」



    ミカサ「私達が入学していた頃から既に存在していた」



    ミカサ「でも、今の部員は私一人だけど…」



    ジャン「オカ研ってよ、やっぱり幽霊とか、宇宙人とかか?」



    ミカサ「私は占いをしている。オカルトと言っても幅は広いから」



    ミカサ「後は……前世についての研究、とか…」


    エレン「…………」


    その言葉を口にした時のアッカーマンの表情は、一瞬どこか悲しげに見えた、気がする…。
    前世、そんなものが本当に存在するのだろうか?
    どうやってそれを、証明できるのだろうか…っ?



    ミーナ「で、ミカサはそこで占いと共に人生相談もしてくれてるって訳」



    ジャン「それでお前もミカサに相談に乗ってもらったっつー訳か」



    ミーナ「うん。まあ大した悩みでもないんだけど、欲しいものがあるけどお金がない、それだけ」



    ミーナ「で、試しに相談してみたらバイト先を紹介してくれてね! チョー助かったのよ!」



    エレン「人生相談、か…」



    ミカサ「あの、もし良かったら…エレンも、どう…?」



    エレン「どうって……占い?」



    ミカサ「うん。…何か、子供の頃からずっと悩んでることとか、ない…?」



    エレン「…………」
     


    子供の頃からの悩み…。
    1つだけ、心当たりがある……。
  18. 20 : : 2018/04/25(水) 22:15:54
    期待しかありません!
    頑張ってください!
  19. 21 : : 2018/04/25(水) 22:45:53
    子供の頃から、とても奇妙な夢を見る。



    三重の大きな壁に囲まれた世界の風景。
    人間と似た姿をした大きな怪物が、人々を喰らう…。
    争いが絶えることがない、とても残酷で悲しい夢……。



    子供の頃はその夢が怖くて、寝ることをずっと恐れていた…。



    母さんや義兄さんがよく慰めて、寝付けてくれたことも覚えている。



    そしてその夢は、今も続いている……。



    ミカサ「もし、そういう悩みがあれば、話すだけでも楽になれると思うから」



    ミカサ「気が向けばいつでも部室に来てほしい」



    ミカサ「…待ってるから……」



    エレン「…………」



    大きくなってから、その夢の話は誰にも打ち明けなかった。



    …もし、相談に乗れば、あの夢から解放されるのか…?



    ???「ミカサさーん! 今日の数学でわからないところがあるんですけど」



    ???「教えてくれませんか? 今日当てられるんですよ~」



    ミカサ「えぇ、構わないわ。サシャ」



    サシャ「ミカサさん、やっぱりあなたは神様です! ありがとうございます!」



    ミカサ「それじゃみんな、また」



    ミーナ「うん! またねー」



    アッカーマンは何か気になることでもあるのか、こちらを何度も振り返る。



    けどブラウスに手を引かれ、そのまま教室へ消えていった。



    ジャン「…………」ジーッ



    エレン「な、なんだよ…」



    さっきからジャンがやたらと睨んでくる…。



    ジャン「ざっけんなよ羨ましい!!」ガシッ!



    エレン「ちょっ!? おい何すんだよ…」



    そしていきなり胸ぐらを掴まれて怒声を浴びせられる。
    本当何なんだよ…。



    ジャン「せっかくミカサから誘ってくれてんのによ! 黙りはねえだろ! 俺なら余裕で誘いに乗るぞ!」



    ジャン「ミカサと二人っきりの時間過ごせるんだぞ!? 勿体ねえことしやがって!!」



    エレン「いや、そんなこと言われても…」



    ミーナ「そんな下心丸出しだから、ジャンにはお誘いが来なかったんじゃない?」



    ミーナ「そしてお二人さん、そろそろお時間的にも教室に入った方がよろしいかと」



    エレン「ほら、言われてるぞ」



    ジャン「クソッ…。今日はこれぐらいで勘弁してやる……」



    そういうと、ジャンは掴んでいた手を離した。



    ミーナ「あ、そうだ二人とも。さっきのミカサのオカ研の話だけど」



    エレン「不用意に噂を広げるな、とか言ってたな」



    ミーナ「そうそう」



    ミーナ「オカ研ってミカサ一人だからさ、噂が広がれば下心しかない男共が殺到するに決まってる」



    ミーナ「ジャンみたいな…」



    ジャン「う、うるせえ!」



    エレン「だからこの件は内密にしとけってことか。了解」



    ジャン「あぁ、絶対に言わねえ」



    ジャン「それに他の男共が知らない秘密を握ってるのは気分が良いしな」



    それに関しては少し共感しよう。



    エレン「そんじゃ、教室に戻るか」



    ジャン「あぁ」
    ミーナ「うん」
  20. 22 : : 2018/04/25(水) 22:48:31
    >>20
    ありがとうございます!
    初めてですが、頑張ります!
  21. 23 : : 2018/04/26(木) 14:35:41
    期待です!!!
  22. 24 : : 2018/04/26(木) 14:36:25
    ⬆と一緒の人
    ミカサだけが記憶ある感じかな?
  23. 25 : : 2018/04/26(木) 14:36:51
    あとssってどうやって書くの?
  24. 26 : : 2018/04/26(木) 20:36:15
    >>23~25
    ありがとうございます!
    そうですね! でも前世の記憶があるキャラは、ミカサだけではない、かも(笑)

    「無料ユーザー登録」というボタンのとなりに、鉛筆のマークのボタンがありますよね?
    それを押せばアカウントを作成しなくてもssが投稿できると思いますよ!
  25. 27 : : 2018/04/26(木) 23:59:55
    さてと…。



    放課後になり、俺は鞄を持って席を立つ。



    エレン「任された用事をやりますか」



    そのまま特別棟に向かい、俺は階段を登っていく。



    最上階に着き、一番奥の図書室に向かう途中、一枚の扉に気付いた。



    エレン「あ、オカ研の部室って、こんなところにあったのか…」



    今まで話にすら聞かなかったから、意識もしてなかった。
    そもそも特別棟なんて授業以外で来ることはほとんどない。
    そりゃ、知らないはずだ。



    エレン「でも、今は仕事があるから」



    相談に乗るとしたらまた次の機会に、だな。
    ちゃちゃっと仕事を済ませてしまおう。



    ______________________________________________________________________



    エレン「失礼します」



    ???「…ハァ……また君か…」



    溜め息混じりで歓迎してくれたのはアルミン・アルレルト。
    この学園の生徒会長で、図書委員長も兼任にしている。
    仲は、正直あまり良いとは言えない。



    アルミン「全く、あの子が担当の時はいつもこれだ…」



    エレン「そのあの子に用事があるから、俺が代わりを引き受けただけだ」



    エレン「新しい図書を検索システムに登録するように言われてな」



    アルミン「ずっと用事があるなんておかしいと思わないのかい?」



    アルミン「たまには人を疑うことを覚えないと、もっと大きな__」



    エレン「ジャンにも同じこと言われたよ。そんじゃこのPC借りるぞ、アルレルト」



    アルミン「相変わらず人の忠告を聞かないね君は」



    アルミン「鍵は君に預けとくから、後はよろしく。ここにある分は全部お願いするよ」



    エレン「どこか行くのか?」



    アルミン「生徒会の仕事だよ」



    少々苛立ちながら、アルレルトは図書室から去っていった。



    エレン「ま、一人の方がリラックス出来るしな」



    エレン「…って、マジかよ…」



    アルレルトに指示された本の数は、ざっと見た感じ50冊はありそうだった。



    エレン「これ全部登録しろってか、時間かかりそうだなぁ…」



    でも、引き受けた以上は仕方がない。
    ロボットのように、無心にかつスピーディーに取りかかるとするか。
  26. 28 : : 2018/04/27(金) 01:14:15
    見に来ました!
    面白いです!期待です!
    あとこれはエレミカ、ですか?
  27. 29 : : 2018/04/27(金) 12:38:12
    >>28
    来てくれたのですね! ありがとうございます!
    ガッツリエレミカです(笑)
    次のレスがミカサのターンなので、そこでエレミカ感が上昇するかと(笑)
  28. 30 : : 2018/04/27(金) 21:16:31
    ミカサside







    エレンが、部室に気付いてくれた。
    何回もここを通っても気付かなかったのに…やっと。
    でも、来てくれなかった…。



    ミカサ「嘘吐き…嘘吐き……」



    ミカサ「…嘘…吐っ…き…っ……」



    涙が止まらない。
    仕方がない、仕方がないことだってわかってる…。
    でも……。



    ミカサ「約束、したのにぃ……っ」





    ______________________________________________________________________





    【前世の記憶】





    今はもう、塔の瓦礫に潰されてしまった私達の家。
    その前に私達はいる。



    大陸マーレとの激しい戦争は終結した。
    だが、その代償も大きかった。



    サシャ、コニー、ジャン、ハンジさん、リヴァイ兵長、フロック、そしてアルミン。
    みんな、死んでしまった…。



    そしてエレンも、巨人化能力の代償の、13年の寿命を迎えようとしていた…。



    私の膝を枕にして仰向けに寝ていた。
    もう手足はピクリとも動かせないようだ。
    こんなに衰弱したエレンは初めて見た…。
    目を覆いたくなる…。



    ミカサ「お願い……逝かないで………っ」



    もう助からないことは分かっている。
    分かっていても、思わず出てしまった言葉…。





    だって、あなたは私の全てだから……。




    エレン「逝かせてくれよミカサ、俺はやり終えたんだよ…」



    エレン「もう、疲れた……」



    ミカサ「嫌ァッ!! ジャンも兵長もアルミンもいなくなって…」



    ミカサ「あなたもいなくなってしまえば、私は! 一人になってしまう!」



    ミカサ「どうやって生きていけばいい!? もう失うのは、嫌だぁ……」



    今まで抑えていた感情が一気に爆発してしまう。
    世界は、どうしてこんなにも残酷なのだろう。
    神様ほ、どうしてこんな仕打ちを与えるのだろう。
    これ以上大事なモノが失われるのであれば…。
    いっそのこと、私も命を絶ってしまいたい…。
    今の私に、涙を止める術はない……。



    エレン「大丈夫だ、きっとまた逢える…」



    ミカサ「…え…っ?」



    その言葉が出た瞬間、滝のように溢れていた私の涙は止まった。



    エレン「死期が近づくと、色々見えてくるんだよ…」



    エレン「俺達はここから遠い未来、そして遠い場所で、その時代の人間に生まれ変わって、再開するんだ」



    エレン「そこは巨人達や、人々の争いもない平和な世界で、みんなで楽しく、仲良く生きてるんだ…」



    エレン「山ほどの幸福が、そこにあるんだ…」



    ミカサ「…その話は、信憑性にかける……」



    この世界は残酷だ。
    ずっと世界は教えてくれた。
    そんな夢のような未来があるなんて、今の私には信じられない。



    エレン「信じなきゃ、逢えないぞ…」



    ミカサ「!!」



    ミカサ「信じて、良いの…?」



    何度も人を信じて、何度も裏切られてきたこの世界…。
    でも、信じなきゃ逢えない、そうエレンは言っている。


    エレン「今だけは、信じろ……」



    エレン「約束する、俺はその世界で生まれ変わって、お前を必ず探して見つけ出す」



    エレン「マフラーも巻いてやる。ずっと一緒にいてやるよ…」



    エレン「いらなくなるぐらいの幸福を与えてやる。だから、今はお別れだが、精一杯、この世界を生きてくれ…」



    エレンは最後の力を振り絞り、小指を私に向ける。



    ミカサ「…わかった……エレンの言うことなら、信じられる…生きていくよ、この世界で…」



    そして互いに小指を絡ませ指切りをする。



    エレン「あぁそうだ…」



    エレン「俺が死んだ後、俺の生きた証」



    エレン「自由の翼を、お前、が、持ってて…ほしい…」



    ミカサ「…うん!」



    ずっと裏切られてきた世界だけど、今だけは信じていたい…。
    希望と言うものを、幸福と言うものを…。



    エレン「あり…が…と………ミィ……カァ………」







    その言葉を最期に、エレンの瞼が上がることは、なかった……。
  29. 33 : : 2018/04/27(金) 23:59:10
    こういう系統のssはこれ進撃じゃなくても良くね?って思う作品が多いけど、これは進撃の巨人のssって感じがする

    超期待
  30. 34 : : 2018/04/28(土) 00:31:36
    面白いです!期待です!頑張ってください!
  31. 35 : : 2018/04/28(土) 22:10:42
    >>33~34お二人ともありがとうございます!
    「期待」、「面白い」、その言葉がとても励みになります!
  32. 36 : : 2018/04/28(土) 22:53:45
    【転生後・10年前】





    ミカサ「ハァッ!」


    朝、私はいつものベッドの上で目覚めた。
    でも、目覚めたのはそれだけじゃない…。



    ミカサ「全部、思い出した……」



    ミカサ「私は、自由のために戦った兵士で……」



    ミカサ「…エレンの、家族………」



    私、本当に生まれ変わったんだ。
    エレンの言ったことを、ずっと信じていたから…。



    握っている左手の中に感触を感じ、掌を開く。
    そこにはエレンの生きた証、自由の翼の紋章があった…。



    ミカサ「記憶が戻ったのと同時に、これも私の元に、戻ったきてくれたんだ…」



    こうして新しく生まれ変わったことがとても嬉しい。
    自由の翼からも、エレンの温もりを思い出せるみたい…。



    でも、でも………。



    ミカサ「…う…うぅ…っ……」



    ミカサ「うぅぅあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあああ……っ」



    そこにはエレンがいない。
    こんな翼じゃ、私の心は満たされない。
    もっと欲しい、もっと温もりが、心から安らげる温もりが。





    逢いたい…。
    逢いたいよ…。
    エレン……。




    私は泣いた。
    ただただ声をあげて泣いた。



    ミカサの母「ミカサ、どうしたの? 急に大声で泣き出すなんて」



    ミカサの父「何か、怖い夢でも見たか?」



    ミカサ「ッ!?」



    ミカサ「お父さん、お母さん…!」



    ミカサの父・母「ミカサ!?」



    思わず両親を抱きしめてしまう。
    二人も私を抱きしめ返してくれる。
    小さくなった私の身体には、両親の手はとても大きく感じた。
    この顔、この匂い、この鼓動、全てが懐かしくて、嬉しくて…。
    これが、本当の親の温もり、エレンとはまた違う温もり。



    ミカサの父「よっぽど怖い夢を見たんだな…」



    ミカサの母「大丈夫よ、思いっきり泣いて良いのよ? 私達はずっとミカサの側にいるから…」



    ミカサ「う、うあぁあぁぁぁぁぁぁぁ……っ」



    私は泣きわめいた。
    両親の胸の中で。
    とてつもなく大きな嬉しさと、悲しさを爆発させて……。
  33. 37 : : 2018/04/29(日) 12:23:36
    こういうの好きです!
    期待!
  34. 44 : : 2018/04/30(月) 22:56:41
    >>37
    おおマジですか!?
    ありがとうございます!
    期待に添えられるよう頑張ります!
  35. 45 : : 2018/04/30(月) 23:51:21
    でも、エレンの言う通り。
    お父さんもお母さんも生きてる。
    巨人も人々の争いもない、平和な世界で…。



    私は生まれ変わることができた。
    だからエレンもきっと、私を探しているはず。
    そして見つけてくれるはず。



    約束したから…。



    もう絶対に希望は捨てない。


    ______________________________________________________________________





    小学校でも、中学校でもエレンには逢えなかった…。
    どんなに平和な世界でも、どんなに周りが幸せそうでも、やっぱり私を満たせるのはエレンしかいなかった。
    ずっと、エレンを信じ続けた…。



    そしてついに…。



    ______________________________________________________________________





    私は無事、蒼翼学園に入学することができた。
    クラス名簿に駆け寄りそれを眺める。



    エレンの名前がないか、逢いに来てくれているのではないかと期待してしまう…。



    私の名前を見つけた。
    1年A組だ。



    ミカサ「…ッ!? ジャン・キルシュタイン……サシャ・ブラウス……」



    同じクラスにかつての仲間、私以外の転生者がいた。
    その名前はとても懐かしく感じる。
    仲間との再開に胸と目頭が熱くなる…。



    更にクラス名簿を眺めていくと続々と知っている名前が…。
    でもまだ彼の名前が見えない。
    ここまで転生者がいると期待してしまう。
    胸の鼓動と歩行速度が自然と早くなる…。


    そして、1年E組の名簿に目をやる。







    ミカサ「…あっ…! エレン・イェーガー…」



    その名前を口にしただけで、鼓動が跳ね上がり、涙が溢れ、膝が崩れそうになる…。



    エレンの言った通りだった。
    信じれば、また逢えるって……。



    ???「お前、なんで泣いてんだ?」



    ミカサ「ッ!?」



    後ろから懐かしくも、とても温かい声が聞こえ咄嗟に振り替える。



    エレン「…大丈夫かよ……」



    やっと出逢えた。
    現世でも前世でも変わらない。
    私の全て、私の最愛の人。



    自分の頬から、大粒の涙が流れているのかわかる。



    約束通り、逢いに来てくれたんだ!



    ミカサ「エレェェェェェンッ!!」バッ!



    エレン「っ!?」



    ミカサ「…ずっと、逢いたかった……」



    思わず強く、とても強く抱きしめてしまう。
    とても嬉しくて、幸せで、涙が止まらなくて…。
    幸せな世界でも空いていた私の心が、満たされていく…。



    エレン「あのさ、こんなこと言っちゃ悪いんだけどさ…」







    エレン「俺達、どこかであったか…っ?」



    ミカサ「…………」




    ミカサ「…え……っ?」
  36. 46 : : 2018/05/01(火) 00:52:09
    切ないなぁ…
    期待!
  37. 47 : : 2018/05/01(火) 21:28:30
    >>46
    切ない恋物語というのを書いてみたかったのです(笑)
    ありがとうございます!
  38. 48 : : 2018/05/01(火) 22:03:08
    頭の中が真っ白になった…。
    抱きしめていた腕を離してしまう。
    こうしてやっと巡り逢えた。
    目の前に心から求めていた人がいる。



    なのに…。



    ミカサ「…わ、私はミカサ! あなたの、家族…っ……家族、だったの…っ…」



    エレン「…俺が、お前の……?」



    この現実を受け止められなくて、思わず口走ってしまった言葉。



    でもエレンはずっと、困惑の表情を浮かべている。
    そして明らかに後ずさっている。



    ???「お~いエレーンどこいるのー?」



    エレン「…あ……ミーナが呼んでる…俺、行かないと……」スタスタッ



    ミカサ「…ま、待って……!」



    私の声に構わず、エレンは行ってしまった。
    覚えているどころか、私はエレンに避けられてしまった。
    やっと出逢えたのに…。



    ミカサ「……っ…」




    ______________________________________________________________________





    入学式が終わり、私は一人体育館裏にいる。



    ミカサ「…こうして、出逢えただけでも嬉しい……嬉しいはずなのに…」



    エレンだけじゃない。
    他の仲間達とも再開できた。
    嬉しくない訳がない。
    なのに、心の穴は空いたまま。



    ミカサ「誰も私を、覚えていない……」



    ミカサ「エレンも、私を……っ」



    そんな都合よく事が進むはずがない。
    わかっていた。わかっていたはずなのに…。



    ミカサ「うぅ、うぅうぅぅぅぅ…っ…」



    声を必死に押し殺して、私は一人で泣いた。
    この世界の優しさに慣れてしまった。
    だから、今の私に、この残酷な現実を受け入れるのは無理だった。



    ???「お前、そんなとこで何してんだよ」



    左の方から聞き覚えのある声がして、視線を向ける。
    そこには鋭い目付きにそばかすが特徴的な長身の女性が立っていた。



    私はその人物を知っていた。



    ミカサ「…ユミル……」



    ユミル「ほぉう、その反応から見るにお前……前世の記憶があるんだな?」



    ミカサ「ッ! …まさか、ユミルも…」



    ユミル「あぁ、そのまさかだ」
  39. 49 : : 2018/05/02(水) 13:14:22
    ユミル「アタシはお前らよりも早く転生したみたいでな」



    ユミル「今はこの学園の教師をやってる」



    ユミル「それで、お前が泣いていたのは、やっぱりあの死に急ぎ野郎のことか…?」



    ミカサ「…………」コクッ



    ミカサ「エレンが言ってたの…私達は遠い未来で転生して、また出逢えるって……」



    ミカサ「私を探して見つけ出すって、いらないぐらいの幸せを私にくれるって、約束したのに…っ」



    ミカサ「私のことを、覚えていなかった…そして避けられてしまった…ずっとこの時を待っていたのに……」



    ミカサ「こうして出逢えただけでも奇跡だっていうのはわかっている…わかっているけど……けど……っ」



    私は黙って頷き、ユミルに打ち明けた。
    エレンと交わした前世での約束のことを…。



    ミカサ「…もう私にできることなんて、何も……っ」



    どうしたら良いのだろう…?
    こんなに近くにいるのに、このまま触れ合えないままなんて…。



    嫌だ……。



    ユミル「…たく、お前も不器用なヤツだな……」



    ユミル「いっそエレンのことなんて忘れてこの世界を楽しんじまえよ、なんて言いたいところだがお前には無理だろうしな」



    ミカサ「…………」



    ユミル「…オカ研、オカルト研究部に入れ……」



    ミカサ「…えっ?」



    ユミル「アタシはお前らよりも長くこの世界にいるし、この学園のことも知っている」



    ユミル「この学園は神の悪戯よるものなのかは知らんが、何故かよく転生者が引き寄せられる…」



    ユミル「そしてその転生者が、オカ研に"幼少期から見る不可解な夢"のことで相談に来て、記憶が戻るケースが多数存在している…」



    ミカサ「不可解な、夢…?」



    ユミル「お前も子供の頃見てただろ? 三重の壁に囲まれた、巨人が人々を喰らう夢を…」



    ミカサ「っ!! 確かに、私も見た……そして記憶が戻り、それが前世の記憶と知った後は…」



    ミカサ「その夢を、見なくなった……」



    ユミル「…つまりそういうことだ……転生者は全員、その夢を見続けているのではないかと、アタシは推測している」



    ユミル「そして、オカ研に入ることが、記憶を戻すための近道になる、かも知れない…」



    ユミル「…とりあえず、これが助言になるかはわからねえが、アタシにできるのはここまでだ」



    ミカサ「…ユミル…!」



    ユミル「…ん…っ?」



    ミカサ「…ありがとう……」



    ユミル「おう…」



    ユミル「…後さ、ライナーとベルトルさんのことだが…」



    ミカサ「わかっている」



    ミカサ「彼らを恨むような真似はもうしない、互いに争う理由ももうない」



    ミカサ「エレンに危害を加えるようなことさえしなければ、私は彼らを許し続ける」



    そう、この世界では彼らと争う理由がない。
    もう争い合うようなことはしたくない。
    あの時は、全てが仕方がなかった。
    ただ、それだけ……。



    ユミル「お前が意外と冷静で良かったよ、じゃあな」



    そう言い残して、ユミルはこの場から立ち去った。
    オカ研、オカルト研究部に入ることが、記憶を目覚めさせる近道になる…。



    そうユミルは言った。
    確証はないが、やってみる価値はあるだろう。



    いや、今はそれしかない。
  40. 50 : : 2018/05/02(水) 16:07:42
    エレンがFateの衛宮士郎みたいですね(笑)

    期待です!
  41. 51 : : 2018/05/02(水) 17:58:12
    頑張ってください!期待してます!が
  42. 52 : : 2018/05/03(木) 00:26:37
    期待!
  43. 53 : : 2018/05/03(木) 01:58:10
    ユミルというか進撃の女キャラって全員一人称私じゃなかった?
  44. 54 : : 2018/05/03(木) 08:15:56
    >>50
    名前エミヤですけど、意識したつもりはないです(笑)
    エレンの性格が原作と異なるのはわざとです(笑)
    (まだ記憶が戻っていないため)

    期待ありがとうございます!

    >>51
    頑張りますよ~! 見てくれる人がいる限り!
    期待ありがとうございます!

    >>52
    見に来てくれたんですね! ありがとうございます!

    >>53
    アニメ版では、私"ワタシ"(普段の会話)と言う場面と、私"アタシ"(回想場面)という場面が混ざっていたので、今回はキャラを立たせるために、"アタシ"を採用しました。

    ご指摘ありがとうございます。
    もし違和感があるのでしたら変更しますので。
  45. 55 : : 2018/05/04(金) 08:37:14
    あれから1年半。
    私はずっとここで占いをして、生徒達の相談を受け続けている。



    エレンや他の転生者が、ここにいつか訪れることを信じて…。



    でも、まだあの夢のことで相談に来る生徒は一人来ず、エレンも私を避け続けている。



    世界は平和だ。
    争いも起きない。
    両親も仲間達も、みんな生きてる。

    みんな幸せそうで、やっと求めていた世界に辿り着いたのに…。



    私の心は、まだ満たされないまま…。
    最愛の人に避けられる毎日。
    こんなにも近くにいるのに、こんなにも大好きなのに。



    ミカサ「こんなの、痛すぎる……」



    ミカサ「嘘吐き…嘘吐き……っ」



    ミカサ「私を探して見つけ出すって、言った癖に…」



    ミカサ「いくらでも、マフラーを巻いてくれるって言った癖に…」



    ミカサ「いらないぐらいの幸福を、私に与えるって言った癖に…」



    ミカサ「そんなこと、全然ないじゃない…っ」



    ミカサ「エレンのバカァ……バカァ………っ」



    いつになったら、思い出してくれるのだろう?
    いつまで待てば良いのだろう?
    いつまで続ければ良いのだろう?



    このまま避けられたまま、決別してしまうのだろうか…?



    そんなの、絶対に嫌だ……。



    コンコンッ



    ミカサ「は、はい…! どうぞ…」



    扉をノックする音が聞こえ、私はそれに応答する。



    ガチャッ



    アルミン「失礼します」



    アルミン「アッカーマンさん、部活のことで話があるんだけど、今大丈夫かな?」



    ミカサ「…ア、アルミン…」



    前世の、エレンと私の親友。
    向こうは、覚えていないだろうけど…。
  46. 364 : : 2018/05/05(土) 23:21:06
    アルミンside





    アルミン「ここの部室の件なんだけど」



    アルミン「10月までに部員数が既定の3人にならなければ、残念だけどこの部室は開けないといけない…」



    そう、オカ研の部員はアッカーマンさんしかいない。
    オカ研の活動が一定の生徒の役に立っているのは事実。
    でもこれぐらいの広さだから、他にもこの部屋を使いたい部活や同好会も当然存在している。



    ミカサ「えぇ、わかった…」



    アルミン「でも既定の3名が入部すれば、問題はないはずだからね…」



    アルミン「まだ落胆するのは早いよ」



    こういう時、イェーガー君なら手を差し伸べると思うのだけれど、この部室の存在に気付いていないのだろうか?



    それにしても、独特な部室だ。
    至るところに絵画が飾られている。
    まるで美術部のようだ。



    見たこともない民家、一輪の青い花、描かれて物はどれも特殊な物ばかり。

    でも、何故か僕は、その絵に引き寄せられそうになる。



    アルミン「この沢山の絵は、全部君が描いたの?」



    ミカサ「そう、全部私が描いた」



    アルミン「凄いね、美術部の生徒も驚くと思うよ」



    アルミン「特に、この絵…」



    僕が一番引き寄せられた絵。
    とても幻想的で、夢に溢れている。
    何故だろう、この絵を見つめると、心が温かくなる。



    ミカサ「その絵の題名は、"炎の海と、氷の大地と、砂の雪原"」



    ミカサ「…私も、この絵が好き」



    アルミン「炎の海…氷の大地…砂の雪原…」



    アルミン「炎の海…氷の大地…」



    何故か何度も、その絵の題名を繰り返し口にする。
    なんだ? この感覚は……。



    アルミン「…炎の海…氷の…__うっ!」



    突然僕の頭に激しい痛みが襲いかかる。
    何かが、溢れるほどの何かが僕の頭に入り込んで来るようだ!



    ミカサ「アルミンッ! どうしたの!?」



    "ミカサ"が僕の様子を見て駆け寄ってくる。



    ん…? 今僕、"ミカサ"って……。




    ______________________________________________________________________





    エレンはどうして、外の世界に行きたいと思ったの…?



    私はとうに! 人類復興のためなら心臓を捧げると誓った兵士!!



    人類の栄光を願い、これから死に行くせめてもの間に、彼の戦術価値を説きます!!



    僕が捨てられるものなんて、これしかないんだ
    きっとエレンなら、海に辿り着く…。





    もし、来世というものがあるのなら
    願わくばもう一度、君達の親友でいたいな……。





    エレン「アルミン!!!」
    ミカサ「アルミン!!!」



    ______________________________________________________________________





    ミカサ「…ミン……アルミン!!」



    アルミン「ッ!!」



    頭痛が消えた。
    ミカサの声が届いている。



    ミカサ「…どう、したの…?」



    心配そうに僕を見つめている。
    彼女の額に汗が滲んでいる。



    アルミン「…………」



    間違いない。
    今僕の脳内に溢れるほど流れ込んできたものは、記憶…。
    そうか、そうだったね。
    僕は人類のために心臓を捧げ、自由のために戦ってたんだ…。

    そして……。



    アルミン「…君達の、親友だったね……」







    アルミン「ミカサ」



    ミカサ「アルミン…?」
     


    ミカサ「ッ!! もしかして、記憶が…?」

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著者情報
shingekinoemiya

Emiya

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