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ディケイドが斬る! タツミ「その①!」
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                  - 1 : : 2017/08/28(月) 09:47:14
- コレは、『アカメが斬る!』と『仮面ライダーディケイド』のコラボ作品です。
 
 色々変わってるのでよろしくお願いします。
 
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                  - 2 : : 2017/08/28(月) 09:59:47
- 〜オリキャラ紹介〜
 
 ○ツカサ
 年齢:タツミと同じくらい
 好物:エビルバードの丸焼き
 趣味:写真撮影
 
 設定:タツミ達よりも早く帝都に着くもそこで怪人達に襲われて謎の仮面ライダークロスによってディケイドライバーを手に入れて仮面ライダーディケイドに変身し、戦いの波に飲み込まれていく。
 
 ○仮面ライダークロス
 突如姿を現した謎のライダー、騎士をモチーフにしており(全身は白くて見た目は顔がXになっており、真横に赤い瞳がある。イメージは見た目通り騎士と×である)オーバードライバーと呼ばれるベルトとカード型のアイテム、『クロスカード』で変身する。何故かツカサとタツミの二人の前に現れる。
 
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                  - 3 : : 2017/08/28(月) 10:00:29
- 第1話:ディケイドが蹴る!
 
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                  - 4 : : 2017/08/31(木) 12:25:12
- 《カシャッ》
 
 帝都の最も人々が往来する場所、メインストリートにて古いカメラのシャッター音が静かになる。ジーという音と共に出てくる写真をピッと取ると少年、ツカサは満足そうに笑みを浮かべる。
 
 ツカサ「うん!なかなか綺麗に撮れてるじゃないか。早くみんなにも見せてやりたいな」
 
 みんなと言うのは彼の幼馴染達の事で、帝都へ向かう道中に盗賊に襲われて離れ離れになってしまったのだ。
 
 ツカサ「タツミとサヨは兎も角、イエヤスが馬鹿やってそうだな…でもタツミも……どっか抜けてるんだよなぁ…」
 
 幼馴染達の名を言いながらツカサは心配そうに頭をかきながら空を見上げる。彼は元々重税に苦しんでいる村を救う為に幼馴染達とともに帝都へ向かっていたのだが、先程言った様に盗賊に襲われて離れ離れになりツカサだけが先に着いてしまったのだ。
 
 ツカサ「つーか、不況って他の所も重税なのか?しかも抽選で決めるって宝クジじゃ無いんだし…「きゃっ!」ん?」
 
 ブツクサと文句を言うツカサを遮る様に目の前で少女が倒れ込んできた、服装からして警備隊だろうか…茶髪のロングヘアーがバサァーとなって貞子みたいになっている。
 
 ツカサ「オイオイ、大丈夫か?」
 
 「あ!す、スミマセン!急いでいたもので…私は帝国兵権、特殊警備隊『ライダーズ』のナツミと申します!!」
 
 ツカサ「ライダーズ?」
 
 ツカサの疑問に気付いたのか、ナツミと名乗る少女は懐からバッタの様なマスクを象ったマークが付いた札を見せて説明する。
 
 ナツミ「はい!嘗て、この大陸を支配しようとした『秘密組織ショッカー』を倒した伝説のヒーロー『仮面ライダー1号』が作った伝説の組織です!!!…けど、今私達は総勢6名、仮面ライダーも一人が辺境の地に出張に行っててあと一人しか居ないんですよ……」
 
 
 ツカサ「え、て事はつまり仮面ライダーは現在進行形で二人しか居ないの!?1号はどうしたんだよ!!?」
 
 ナツミ「いやあの、1号は千年前…つまり始皇帝が帝国を一つに纏め上げたその後に生まれたライダーなんですよ。1号を含めて15人居たんですが突然姿を消してしまったんですよ…今いるライダーはゴウラムと呼ばれる危険種を封印して生まれた仮面ライダー『クウガ』とコズミックエネルギーと呼ばれる特殊なエネルギーを応用して生まれた仮面ライダー『フォーゼ』の2名だけなんですよ………ベルト一つを作るのに伝説級の素材が必要ですし…今言った二つは偶々手に入ったんです」
 
 ツカサ「ほ、本当に何処も不況なんだな…」
 
 ナツミ「えぇ、お陰で毎日毎日、他の部隊の仕事をお仕事を押し付けられて…ウゥッ」
 
 ツカサ「あーあー、泣かない泣かない」
 
 
 ツカサは声を押し殺して泣くナツミを慰めながらメインストリートを離れる事にした。
 
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                  - 5 : : 2017/08/31(木) 16:32:38
- 〜とある屋根の上〜
 
 「・・・本当に着いたな」
 
 そこには複雑な回路をしており、ヒーローと怪人の様な模様が描かれたカプセルを嵌め込んであるベルトを着けた人物が居た。
 
 「済まないクロス、あの二人 の時間には戻れなかった。奴の妨害が無くなったとは言えども、奴の残した傷跡は相当な物だ」
 
 「構わないさ鳴滝、寧ろ間に合って良かった。
 あの二人は救えないと言うのは悲しいが、私情は後回しだ」
 
 チューリップハットにコートを着込んだ眼鏡の中年男性、鳴滝に謝罪を許す様にその人物、クロスは悲しそうに空を見上げる。
 
 鳴滝「それにしてもおのれMr.X !
 まさかあんな事をするとは……!!お陰でこの世界は混沌へと化すぞ!!!」
 
 クロス「ブータレても仕方ねぇさ、取り敢えず彼を探すぞ。ここで死なれても困る」
 
 鳴滝「待て、あっちは如何する?」
 
 クロス「後回しだ、変に関わって変える事もないだろう」
 
 そう言うと屋根を飛び移るクロスを見ながら鳴滝は帝都の街並みを見渡して居た。
 
 鳴滝「頼む…まだ無事で居てくれ……!!」
 
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