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ペトラ「30分だけ...」

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  1. 1 : : 2013/09/16(月) 16:50:22
    ペトラ「30分だけ...!?」

    エルド「あぁ...そうらしい」

    ペトラ「本当に...出れるの?」

    オルオ「あぁ...らしいな」

    グンタ「でも...行ったらそれで終わりだからなぁ...。考えどころだ」

    エルド「だな」


    ---------
    ------
    ---
  2. 2 : : 2013/09/16(月) 16:54:11


    女型との対戦後...

    目を覚ますと、殺風景な個室にいた

    あるのは小さい出窓と、椅子、テーブルだった

    そしてそこには、エルド、オルオ、グンタ、つまりリヴァイ兵長が率いる特別作戦班のメンバーがいた

    ここに全員いる...

    つまり、全員死んだんだ

    エレンは大丈夫だったのだろうか?

    リヴァイ兵長は...
  3. 3 : : 2013/09/16(月) 17:01:48
    ペトラ「みんな!」

    エルド「これは...どうなってるんだ?」

    グンタ「さぁなー...訳が分からん」

    オルオ「ふん、お前らのレベルじゃこの謎はとけっ!!」ギャッズっ!

    ペトラ「オルオ、舌噛み切って死ねっ!」

    エルド「今は言い争ってる場合じゃない」

    グンタ「そうだ、この状況をまず理解しなくては...」

    ペトラ「うん...?これは...」

    オルオ「なんだこれ?」

    エルド「手紙...か...?」

    グンタ「なになにー」

    ペトラ「読むね」
  4. 4 : : 2013/09/16(月) 17:04:09
    ------------------------------------------------------------------------

    -----------------------------------------------------------

    拝啓、リヴァイ班の皆様

    みなさまの案内のものです

    通常、現実の世界で亡くなられた方はすぐにあの世に向かいます

    しかし、みなさまは「あの世抽選」に当選しましたぁ♪

    なので特別に、死んだ皆様をもういちど、現実に返す事が出来ます

    しかし...一人30分までです

    さらに一度、使えばもうここには戻って来れません

    二度と、ここでみんなで会う事はできません

    30分過ぎれば、あの世にいくことになります

    もちろん、この部屋でずーっと暮らす事もできます

    しかし、ここでは時は止まったままです

    年もとらず、一生終わりのない人生をこの小さい部屋ですごすことができます

    選ぶのはみなさんです

    それでは!

  5. 5 : : 2013/09/16(月) 17:13:34
    ペトラ「30分だけ...!?」

    エルド「あぁ...そうらしい」

    ペトラ「本当に...出れるの?」

    オルオ「あぁ...らしいな」

    グンタ「でも...行ったらそれで終わりだからなぁ...。考えどころだ」

    エルド「だな」

    ペトラ「だからといって、この小さい部屋でずーっと暮らすのもね...」

    エルド「だなぁ」

    オルオ「どうするよ、みんなは?」

    グンタ「俺は...行くぞ!」

    エルド「俺もだ、彼女に会いたい」

    ペトラ「エルドはいいよね、美女の彼女がいてさー。私は、お父さんだな」

    オルオ「じゃあ、俺は家族に会いにいく」

    ペトラ「これって一人30分って決まりはあるけど...。30分間にどこに行ってもいいんだよね」

    グンタ「まぁ...そういうことになるな」

    エルド「他にいきたいところでもあるのか?」

    ペトラ「うん...ちょっとね」

    オルオ「フン、別に俺のところなんてこなくていいぞ」

    ペトラ「絶対行かないから」

    エルド「じゃあ...みんな行くってことでいいか?」

    グンタ「俺はいいぞ」

    ペトラ「私も行く」

    オルオ「俺もだ」

    エルド「じゃぁ...ここでお別れだな」

    グンタ「あぁ」

    ペトラ「みんな...」

    オルオ「おいおい、泣くのはなしだぞ」

    エルド「でも、本当にここで終わりだな」

    グンタ「じゃあな...元気でやれよ」

    ペトラ「グンタもね、みんな大好きだったよ」グスっ...

    オルオ「あぁ、じゃあな」

    エルド「それじゃ」



    ---------
    ------
    ---
  6. 6 : : 2013/09/16(月) 17:16:57
    ペトラ「ハッ!」



    ペトラ「ここは...家の前?」



    ペトラ「本当に、これたんだ」


    あれは...お父さんだ

    あと30分しか無い、急がなくちゃ



    コンコン




    ペトラ父「はい...どうぞ」




    ペトラ「...お父さん?」



    ペトラ父「ペトラ!?!」

    ペトラ「うん。ペトラだよ」

    ペトラ父「で...でも、お前は...!?」

    ペトラ「ーうん。でもね、色々あって30分だけ出て来れたの」

    ペトラ父「そうか、そうか。あぁ、ペトラー」

    ペトラ「もう...お父さん、泣かないでよ」

    ペトラ父「そうだな、30分しか無いんだ、泣いている暇はないな」

    ペトラ「...うん。あの、お父さん...ごめんね」

    ペトラ父「ーいいや、お前は人類の為になったんだろう。それだけで十分だ。自慢の娘だ」

    ペトラ「お父さん...ありがとう」
  7. 7 : : 2013/09/16(月) 17:23:39
    ペトラ父「あと、お前の先輩...リヴァイ兵長は本当にいい人だな」

    ペトラ「リヴァイ兵長が?」

    ペトラ父「お前の戦死報告の時...お前のことを大切な仲間だったと言っていた」

    ペトラ「・・・」

    ペトラ父「兵長というわりには、なんだか優しい人だったよ」

    ペトラ「でしょ。私も最初はもっと冷たい人だと思ってたよ」

    ペトラ父「あの人なら、お前を預けても大丈夫だったのにな」

    ペトラ「やめてよ、もう...。兵長とは、本当にそういう関係じゃないから」

    ペトラ父「わかった、わかった」

    ペトラ「もぅ」
  8. 8 : : 2013/09/16(月) 17:26:01
    ペトラ父「あ、ペトラ。今、スープ作ってたんだ飲むか?」




    ペトラ父「ペトラ...?」




    ペトラ「...ごめんなさい。お父さん」

    ペトラ父「どうしたんだ?」




    ペトラ「もう一度...兵長に会いたいんです」




    ペトラ父「...そうか。行ってこい」

    ペトラ「でも...お父さんは?」

    ペトラ父「やっぱり娘の幸せが一番だからな」


    ペトラ「...お父さん、ありがと」


    ペトラ父「いいんだ、時間無いんだろう。はやくいけ」




    ペトラ「・・・」




    ペトラ「本当に...いままでありがとうございました!!!」





    お願いします!

    兵長のところに...

    兵長のところに連れてって下さい!

    ---------
    ------
    ---
  9. 9 : : 2013/09/16(月) 17:32:03


    ペトラ「はっ!」

    ここは...旧調査兵団本部?

    時間がない、はやくしなくちゃ

    この扉を開けば...






    ペトラ「みんな!?」



    エルド「お前も来たのか?」

    グンタ「結局考える事はみんな同じってことだな」

    オルオ「だな」

    ペトラ「リヴァイ兵長!?エレン!?」



    エレン「ペトラさん!」

    ペトラ「エレン、大丈夫だったの?女型の巨人は...?」

    エレン「女型の巨人は...逃しました」

    ペトラ「そっか。でも、エレンが生きてるだけで十分だよ」

    エレン「あの時...リヴァイ兵長が助けてくれたんです」

    ペトラ「リヴァイ兵長が...?」

    リヴァイ「...あぁ」

    ペトラ「あっリヴァイ兵長。怪我を...」

    リヴァイ「・・・」
  10. 10 : : 2013/09/16(月) 17:34:16
    支援
  11. 11 : : 2013/09/16(月) 17:37:54
    ペトラ「女型との対戦のときですか...。すいません、わたしたちの力不足で」

    リヴァイ「いいや、お前たちのせいじゃない」

    エルド「いや,,,俺たちがもっとしっかりしてれば...」

    グンタ「スイマセンでした、俺なんて女型と戦う前に...」

    オルオ「でも,,,兵長がお怪我なんて...」

    リヴァイ「いや、あれは俺のミスだ」

    エレン「俺も、もっとしっかりしてれば...ミカサも兵長にも迷惑かけずにすんだのに」

    リヴァイ「言っただろ、結果はだれにもわからないと」

    オルオ「でも、また兵長とエレンにあえて本当に良かったです」

    グンタ「そうですよ...これで後悔はありません」

    エルド「はい、おれもこれですっきりして行けます」

    ペトラ「うん...また会えて良かったです」

    エレン「みなさん...」

    リヴァイ「お前ら...」

    エルド「兵長、巨人を絶対に全滅させてください」

    リヴァイ「当たりめぇだ」

    オルオ「エレン、お前、兵長に迷惑掛けたら容赦おかねぇからな」

    エレン「分かってますよ!」

    ペトラ「2人とも、体に気をつけてくださいね」
  12. 12 : : 2013/09/16(月) 17:42:59
    グンタ「あっ、手が..透けてる!」

    ペトラ「本当だ...もう時間ってこと?!」

    オルオ「ちくしょー」

    エルド「もう時間か...」

    ペトラ「みんなともお別れだね」

    エルド「あぁ」

    オルオ「ペトラ、俺とわかれるのに涙はいらねぇーよ」

    ペトラ「絶対泣かないから」

    グンタ「なんか、寂しいな。お前らと話すのもこれで最後か...」

    ペトラ「だね...」

    エルド「もう、体もほとんどみえねーよ」



    ヒソヒソー

    ペトラ「ねぇ、ちゃんとさ、兵長とエレンにお礼言おうよ」

    エルド「だな、まだちゃんと言ってないし」

    オルオ「いいな」

    グンタ「言うぞ!」

    ヒソヒソ
  13. 13 : : 2013/09/16(月) 17:43:45





    ペトラ「兵長!!!」





    エルド「エレン!!!」







    リヴァイ班「本当に、今までありがとうございました!!!!!」





    リヴァイ班「そして人類の勝利を願っております!!!!!」



    リヴァイ「!?」

    エレン「!!」



    ---------
    ------
    ---
  14. 14 : : 2013/09/16(月) 17:44:17
    わたしはペトラ・ラル


    今、あの世への道を一歩ずつすすんでいます


    後悔ー?


    あるわけないじゃない


    わたしたちの意思は、兵長とエレンに預けた


    世界の平和のために...わたしたちの命は無駄にはならなかった


    そうでしょう?







    人類の勝利は...





    もう、すぐそこまできている!


    終わり
  15. 15 : : 2013/09/16(月) 19:36:24
    おつ
  16. 16 : : 2013/09/16(月) 20:12:01
    おもしろい

    目から汗が大量に..ww
  17. 17 : : 2013/09/16(月) 21:27:12
    何でリヴァイ班は死んだんだよ~(T_T)
  18. 18 : : 2013/09/16(月) 21:39:14
    キースさん

    ですよねー

    もっと生きていて欲しかったです

    ときにペトラが...悲しすぎます泣

    今度は、もしリヴァイ班が生きてたらって話を書こうかな
  19. 19 : : 2013/09/16(月) 22:12:55
    泣いた
  20. 20 : : 2013/09/16(月) 22:29:01
    つらい…けど、よかった!
    続編期待してまーす
  21. 21 : : 2013/09/17(火) 06:24:03
    ありがとうございますー

    続編ですか?

    考えますね

    もし、具体的な内容があったら教えてください♪
  22. 22 : : 2013/09/17(火) 14:11:06
    はぁ。リヴァイ班はやっぱり良いですねー。
    続編も確かに期待しちゃいます。
    でも他の作品も期待してますね♪
  23. 23 : : 2013/09/20(金) 19:04:36
    ペトラって死んだっけ?
  24. 24 : : 2013/09/20(金) 20:38:44
    ペトラ最高
  25. 25 : : 2013/09/30(月) 18:39:04
    あれ?目から汗が出て来たぞ?
  26. 26 : : 2023/08/05(土) 13:39:28
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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