「何故再び事件は起きたのか」


警視庁の近くにあるだだっ広い公園。
ここより落ち着く場所は見つからなかった。
自分の少し遠くで家族達が遊び、そよ風が自分に語りかける。
考え事をする時にこの刑事はここへ来るのだが気持ちの良い風のおかげで考える事をついついやめてしまう。
「あーあ、暇だなぁ」
この男こそ泊進之介だ。
「時間が起こらないと暇ってのも皮肉なもんだよなぁ」
「泊さん!事件ですよ!」
「げっ!霧子!?」
この女性巡査は詩島霧子
「げっ!じゃないです事件ですよ」
「え?また公共物の落書きか?」
「違いますよ!重加速現象の発生です!」
『重加速現象』通称どんより
ロイミュードが近くにいる際発生する。
意識は明瞭なまま動きのみ過剰に遅くなるという現象だ。
「何っ!?ロイミュードはもういないんじゃないのか!?」
そう、ロイミュードは進之介たちが既に撲滅したのだ。
進之介はこれに嫌な悪寒を感じずにはいられなかったという。