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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

渚「死んだ世界戦線?」茅野「1話!」

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  1. 1 : : 2017/05/28(日) 09:16:08



    この物語は暗殺教室とエンジェルビーツのコラボ小説です。


    殺せんせー「因みに私は出てきません。私もでたかったのですがね…」

    鳥間「作者が最後まで書くかどうか分からないがよろしく頼む…」

    殺せんせー「では、始めましょう」


  2. 2 : : 2017/05/28(日) 09:32:53



    ふと目を覚ますと目の前には夜空が広がっていた…

    「ぅ……ここは?」

    周りを見渡せば校舎やグラウンドなどが見える

    しかし、妙な光景もあった…

    一人の少女が銃らしき物を持っているからである

    「あ!渚!ようやく目を覚ましたのね!」

    渚「え?渚って?」

    「何言ってるの!あなたの名前じゃない!」

    渚「僕の名前?」

    「あー。そういえば…死んだ後は一時的な記憶障害があるんだっけ?」

    渚「ちょっと待って!君は誰?そして、何がどうなってるの!?」

    「とにかく、あの娘を殺るわよ!」

    渚「あの娘?」

    グラウンドの方を見ると銀髪の少女が立っていた

    いやいや、待てよ!

    あんな罪もない女の子を相手にこの人はなにスナイパーを向けてんだ!

    「よし!今度こそ!」

    渚「ちょっと待ってよ!君は何しようとしてんだよ!」

    「狙撃だけど?」

    渚「それは分かるよ!なんであんな罪もない女の子を攻撃しようとしてるの!」

    「彼女は天使だからよ」

    渚「意味がわからないよ!とにかく彼女に話しかけて来るから!」

    「ちょっと渚!」















    「…」

    渚「あ、あの…」

    「…」クルッ

    渚「君は天使なの?」

    「違う…」

    渚「だよね!なんか向こうの人が君を天使とかどうとか言ってるからビックリしちゃったよ。それに死んでるとか分けわからないし」

    「死んでる…」

    渚「え?」

    「あなたは…死んでる…」

    渚「なんで?」

    「この世界では死んでいるのが当たり前だから」

    渚「えーと、それはどういう…」



    その直後、僕は意識が遠のいた

    気付いたときには胸のあたりに刃が刺さっていた……












  3. 3 : : 2017/05/28(日) 09:59:19

    渚「ん……ここは?」

    再びの目覚め…

    今度は白い天井…

    僕はベッドの上に寝ていた…

    渚「一体何がどうなってるの…」フラフラ

    その時、思い出した…

    あの夜、銀髪の少女に胸を刺されたことに

    胸あたりをみると…

    渚「なっ!」

    白いシャツに血が広く染み渡っていた

    渚「何だよ…これ…」

    ガラッ!

    渚「え…」

    「お!目を覚ましたみたいだな!」

    渚「君は…」

    「茅野の報告によれば…記憶がないんだよな…俺は杉野だ!よろしくな!」

    渚「杉野?」

    杉野「さて、行くぞ!」

    渚「行くって何処に?」

    杉野「何処って、『死んだ世界戦線』本部だよ」

    渚「し、死んだ世界戦線?」

    杉野「全く、茅野のネーミングセンスはどうかしてるなー」

    渚「茅野って?」

    杉野「昨日の夜会ってただろ?」

    渚「あのスナイパーを持っていた少女?」

    杉野「そうそう。まぁ、ここで話すのも何だし、本部に行こうぜ」

    渚「う、うん…」












    校長室

    茅野「あ!渚、起きたんだね!」

    渚「う、うん…えっと茅野でいいんだよね?」

    茅野「うん!これでE組のメンバーが集合したね!」

    渚「E組のメンバー?」

    茅野「あー!こっちの話!さてと、ようこそ!死んだ世界戦線本部『対天使作戦本部』へ」バーン

    渚「対天使作戦本部?」

    茅野「うん!ここでは日々天使と戦うために戦線の皆で集まって作戦を立てるための場なの!」

    渚「へ、へぇ…」

    茅野「って事で!渚の為に皆自己紹介を!」

  4. 4 : : 2017/05/28(日) 13:10:39
    中村「渚ちゃーん、記憶障害なんてついてないねー。あと私、中村ね」





    竹林「ふふ、記憶障害…SFみたいな展開だね。竹林…よろしく」





    寺坂「おう、渚。寺坂だ…覚えとけよ」





    神崎「えっと、初めましてかな?神崎です。よろしくね。渚君」





    磯貝「やぁ、僕は磯貝。ここでの副リーダーを務めてるから、何か分からないことがあったら言えよ」

    前原「んでもって、俺は前原、よろしくな!」




    矢田「よろしくね渚。矢田って名前だから覚えてね」

    片岡「名前は片岡。よろしくね」


    イトナ「俺の名前は堀部糸成。気軽にイトナって読んでくれ」


    杉野「えっと、さっきも言ったが俺は杉野な。野球が好きな俺だから覚えとけよ!」


    茅野「そして私ね。私は茅野カエデ。死んだ世界戦線のリーダー。よろしくね」




    渚「う、うん…」

    茅野「そして、渚。あなたは今日から死んだ世界戦線の隊員として任命よ」

    渚「え?隊員?」

    茅野「うん!天使と戦うために頑張ろう!」

    渚「ね、ねぇ。ちょっと説明してよ!ここは何処なの!天使って何!僕と君達の関係って何なの!」

    茅野「忘れてた…渚、記憶障害だったんだね」

    寺坂「1から話した方が良くねぇか?」

    茅野「そうだね…」



  5. 5 : : 2017/05/28(日) 20:04:32



    校舎屋上



    渚「この学園って広いんだね…」

    茅野「生徒総数2000名を越える全寮制の学校だからね。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だけど、ここは死後の世界だから」

    渚「死後の世界?」

    茅野「うん、信じないと思うけど。私たちは死んでるから」

    渚「どうして死んだの…」

    茅野「それは分からない…記憶がないから」

    渚「ここの学生達…部活とか帰宅とかしているけど、茅野達は?」

    茅野「そんなことしたら私達死んじゃうもん」

    渚「え?」

    茅野「天使の言いなりで、授業や部活を受けたら人は消えちゃうの」

    渚「まるで、彼等が人じゃないって言い方だね…」

    茅野「彼等はNPCって言う、始めからいるここにいる住民みたいなもの…」

    渚「それじゃ、会話はできないの?」

    茅野「そうでもないの…割りと普通に会話はできる…」

    渚「先生や大人達もNPCなんだね…」

    茅野「それに年もとらないの」

    渚「天使って、何が目的なの?」

    茅野「よく分からないの…学園の規律を乱す者には容赦ないって話だし、何よりNPCにしては個性があるから謎なの」

    渚「最後にきかせて…神って何なの?存在するの?」

    茅野「まだ見たことないけど、私は信じる…」

    渚「天使に聞かなかったの?」

    茅野「この世界に関しての質問は受け付けてくれないの…」

    渚「…」

    茅野「はい!以上!これから渚の武器の支給と作戦会議だから行くよ」

    渚「う、うん…」






    とにかく、記憶が戻るまでの間はここにいよう…

    記憶が戻ったらそこから…




    そこから…















    そこから…




  6. 6 : : 2017/05/28(日) 20:24:06


    ズドンッ!ズドンッ!

    茅野「うん、中々の出来ね。はい渚、この銃を使って、天使と戦うのよ」

    渚「本物の銃なの?」

    杉野「…よくE組で殺せんせーの暗殺やってたよな…」

    渚「殺せんせー…?」



    ー殺せた者から帰ってよし!ー



    渚「…」

    杉野「どうした?渚」

    渚「っ!何でもないよ!」

    杉野「そうか?ならいいが…」

    バンッ!

    渚「暗っ!」

    パッ!

    茅野「それじゃ、渚も来たことだし!今回、渚には私達がいつもやってる作戦に参加してもらうよ!」

    磯貝「作戦名"オペレーション・トルネード"だな」

    寺坂「デケェのが来やがったな…」

    渚「トルネードって…竜巻…」

    茅野「生徒から食券を巻き上げるわよ!」キランッ!

    渚「その巻き上げるなのっ!なにそれいじめなの!死んだ世界戦線っていつもこうなの!?」

    前原「言っただろ?俺達はいつもやってるんだよ」

    渚「でも巻き上げるって酷くない!?」

    茅野「ええ…もちろん巻き上げるわよ!今日こそはプリンの食券を手に入れるために!」

    渚「何なのこのリーダー!頭おかしいの!?」

    茅野「いい?渚は天使の進行を阻止するためのバリケード班、食堂の周りに配置して待機してもらうよ?今回は千葉君と速水さんにも加わってもらったから心配はないわ」

    渚「その二人も死んだ世界戦線のメンバーなの?」

    茅野「当然だよ?だって、死んだ世界戦線のメンバーって殆どE組の人だもん」

    磯貝「そして、天使を見つけ次第発砲。それが増援の合図になるから忘れずにな」

    渚「う、うん」

    茅野「神崎さん!今日も期待してるから!」

    神崎「はい!任せて」ニコッ

    茅野「作戦開始時刻は18:30!」

    中村「…」カチャッ!

    イトナ「…」カチンッ!

    渚「…」

    茅野「では…オペレーションスタート!」














  7. 7 : : 2017/05/28(日) 22:08:14



    学園大食堂(夜)

    寺坂「ふぁー」







    千葉「こちら千葉、今のところ天使はいない」

    速水『了解』





    杉野「今夜も来るのか?」

    磯貝「俺らがいることが分かれば必ず来るさ」






    第二連絡橋

    渚「こんな作戦でどうやって平和的に食券を巻き上げるつもりなんだろう…」




    学園大食堂 内部

    茅野「んじゃ、よろしくね!」

    三村「おう、まかせとけ」

    岡島「バンドもいいけど女子の写真も撮りたいぜ…」

    菅谷「そういうのは後にしとけよ」

    不破「んじゃ!やりますか!」キラキラ!




    不破「はーい!今日も歌いまーす!」

    「おい、不破さんの歌が始まったぞ!」

    「「うわあああああっ!!!!」」




    渚「なんか食堂で騒ぎ始めたね…」

    コツコツ…

    渚「え…」

    天使「…」

    渚「な、なんで!どうして僕のところに!」カチャッ!

    天使「…」スタスタ

    渚(今の戦線じゃ、僕が弱点って訳か…完全に舐められてる…とにかく撃たないと!でも…相手は女の子なんだ………)

    天使「…」スタスタ

    渚(っ!迷ってても仕方ない!!!)

    ズダンッ!!!

    天使「…」キュインッ!

    渚(当たった!でも、腹部に命中だ…足で良かったのに…)

    天使「…」スタスタ

    渚(もう…歩かないでよ…)

    天使「ガードスキル:ハンドソニック」シャキンッ!

    渚「っ!なんで!」タッタッタッ!


    天使「…」スタスタ


    渚「あんなの反則でしょ!」ズダンッ!


    天使「…」シュッ!

    カキンッ!!!


    渚「そんな!銃弾を………切った?!」ズダンッ!ズダンッ!

    天使「…」シュッ!シュッ!

    カキンッ!!!カキンッ!!!

    渚「くっ………」


    ズダンッ!!!

    天使「っ!」シュッ!

    カキンッ!!!


    渚「え?」


    速水「外した…」カチャッ!

    杉野「待たせたな渚!」

    磯貝「まだハンドソニックのみだ!」

    寺坂「後退しながら一気に攻撃するぞ!」

    磯貝「千葉、対戦車ライフルで応戦だ!」

    千葉『ああ…準備は整ってある…』



  8. 8 : : 2017/05/28(日) 22:31:42

    磯貝「行くぞ!」



    天使「ガードスキル:ディストーション」



    磯貝「撃て!!」

    ズダダダダダダダダッ!!!




    天使「…」カキンッ!カキンッ!カキンッ!



    磯貝「全弾、弾かれた!」

    杉野「やっぱ遅かったみたいだ…」

    寺坂「チッ!クソがっ!」







    天使「…」スタスタ

    スッ!

    天使「っ!」

    カキンッ!

    神崎「至近距離でよく受け止めましたね!」ギチギチ






    磯貝「千葉!」






    千葉「…」

    スドォンッ!!!!




    ドカアアアアアアアンッ!!!





    神崎「…」スタッ!



    パラパラ…

    天使「…」ムク





    磯貝「もう一回、総攻撃だ!」

    ズダダダダダダダダッ!!!

    渚(ただの時間稼ぎっていうレベルじゃない…)










    茅野「そろそろプロペラを回して」







    矢田「了解、プロペラ起動」







    ウィーン!








    茅野「窓オープン」







    パカッ!











    渚「ん?」

    パラパラ

    ヒラッ

    渚「食券…」

    杉野「それでいいのか?急いで行くぞ!」グイッ

    渚「あ……」チラッ












    天使「…」










  9. 9 : : 2017/05/28(日) 22:38:23




    食堂

    「はい、肉うどんお待たせ」

    渚「ありがとうございます…」




    杉野「うまいっ!」モグモグ

    磯貝「毎晩、この作戦ならいいよな!」

    前原「ただ単に飯食いたいだけだろ磯貝」




    茅野「みんなお疲れ様」

    渚「こんな呑気に食べてて大丈夫なの?天使とか襲ってこないの?」

    茅野「ただご飯食べてるだけなんだからこれ如きで襲っては来ないよ」

    渚「は、はぁ…」








    本当にこれからどうなるんだろう…

    毎日、天使と戦う日々…

    記憶が戻るまでの辛抱だね…





    渚「…」ズズー
























    渚「おいしい…」















  10. 10 : : 2017/05/28(日) 23:05:16
    ポジション的には…。
    渚→音無
    茅野→ゆり
    竹林→高松
    杉野→日向
    寺坂→藤巻?
    前原→野田?
    不破→岩沢(ユイ?)
    矢田→遊佐
    神埼→椎名

    という感じですか?
    めっちゃ期待です!
  11. 11 : : 2017/05/28(日) 23:07:15
    連投すみません…。

    イトナは声優的に直井かな?今後の展開が楽しみです!!
  12. 12 : : 2017/05/29(月) 10:48:29
    >>11 直井に関してはまだ未定です
  13. 13 : : 2017/05/29(月) 13:13:00


    校長室

    茅野「竹林君、報告をお願い」

    竹林「前の作戦で弾薬を無駄に消費。武器庫からも弾薬の補充が必要との事です」

    片岡「渚も来たことだし新しい武器の補充もしないとね」

    茅野「そうね…それじゃ、今回のオペレーションは"ギルド降下作戦"といきますか!」

    渚「降下作戦…」

    杉野「どうした渚?」

    渚「高いところは苦手だな…」

    茅野「大丈夫よ。空からじゃなくて、地上から地下への降下だよ」

    渚「なんだ、地下なのかって地下!?」

    茅野「地下奥深くに私達の武器を製造する為の工場があるの。そこを私達は"ギルド"って呼んでるの」

    前原「天使にバレないように製造してんだからな」

    渚「バレたらどうなるの?」

    磯貝「武器製造が抑えられて、対天使に抵抗する武器がなくなりお手上げってやつだ…」

    渚「つまり勝ち目がない…」

    茅野「そういうこと」ピッ

    『は、はい!奥田です!』

    茅野「茅野だよ。今からそっちに行くからトラップの解除お願いね」

    奥田『分かりました!待っています』

    プツッ!

    茅野「よし!今回は、このメンバーでギルドに向かいますか!」














    体育館

    寺坂「よし、ここから入るぞ」

    渚「入るって、ステージの下に?」

    杉野「ああ、この下にギルドへの連絡通路があんだよ」










    ギルド 連絡通路 地下一階

    渚「暗いね…」

    前原「トラップが解除してても気をつけろ何が起こる…」

    ドオオオオオンッ!!!

    磯貝「前原!」

    渚「何あのハンマー!?」

    茅野「周囲を警戒!!」

    寺坂「トラップが解除されてねぇのかよ!」

    片岡「一体、ギルドに何が…」

    渚「このトラップって…」

    杉野「対天使の為の即死トラップだ…」

    渚「解除されてないの?」

    杉野「さっき前原がやられたのはそのトラップだ…つまり今も尚、対天使のトラップが稼働してるわけだ…」

    神崎「奥田さん、解除を忘れたのでしょうか?」

    寺坂「アイツ、俺達を全滅させる気か!」

    茅野「多分、ギルドの独断でトラップを再起動させたんだよ」

    磯貝「けど、なんで?」

    茅野「答えは、天使が現れたから」

    竹林「この中にですか!?」

    茅野「おそらくね…」

  14. 14 : : 2017/05/29(月) 23:13:33
    渚「ギルドの皆って僕達がいることを知っててこんなことをするの?」

    竹林「渚君、君はまだこの世界に関してよく知らないと思うが、この世界は死ぬなんて事はない。死ぬぐらいの痛みを味わうことはありますが」

    渚「それもそれで嫌だね…」

    磯貝「前原はどうするんだ?」

    茅野「どうせ、何時間かしたら復活して勝手に地上に戻ると思うからいいよ」

    竹林「それにしてもギルドは正しい選択をしてくれましたね。天使によってギルドが崩壊すれば、弾薬の補充はおろそか…銃の修理もできませんからね…」

    杉野「天使を追うのか?」

    寺坂「アホか、トラップが稼働してる中戦えってのか?」

    茅野「でもこのトラップは悪魔で一時しのぎにしかならない…」

    磯貝「つまり、追いかけるんだな?」

    茅野「このまま進軍するよ!」

















    ギルド連絡通路 地下三階

    渚「ねぇ杉野。トラップってどんなものがあるの?」

    杉野「いろいろあるんだよなー。まぁ見れば分かるさ」





    神崎「っ!何か来る!」

    渚「何が?」

    ゴゴゴゴゴゴ!

    大岩「」ゴロゴロ!

    渚「なんなのあのトラップ!?」

    茅野「走って!」

    磯貝「みんな逃げろ!!」





    神崎「こっちです!」

    茅野「こんなところに角が!」





    杉野「ヤバイ!!すぐそこまで来てる!?」タッタッタッ!

    渚「もうだめだ!!」タッタッタッ

    竹林「し、死ぬ!!」タッタッタッ

    杉野「渚!!」ガシッ!

    渚「うわっ!」

    ドサッ!




    竹林「うわあああああ!!!!」タッタッタッ!

    大岩「」ゴロゴロ!




    渚「う……」

    杉野「大丈夫か?」

    渚「なんとか…」

    磯貝「竹林以外は全員無事みたいだな」

    茅野「このまま進軍するよ!」

    渚「竹林君を助けなくていいの?」

    茅野「死ぬわけでもないし、自力で抜け出せれるから大丈夫よ」

    渚「そうなのね…」

    寺坂「おし、次行くぞ」


  15. 15 : : 2017/05/30(火) 22:58:16
    ギルド連絡通路 地下六階

    茅野「もう少しで開きそう?」

    磯貝「あと少しといったところだな」

    ガシャンッ!

    寺坂「なっ!」

    中村「しまった忘れてた!ここは閉じ込められるトラップだったんだ!」

    渚「なんでそんなこと、忘れるの!?」

    神崎「完全に詰みましたね」

    ギュイイイイイイン!

    茅野「伏せて!」

    渚「な、何!」

    杉野「レーザートラップだ!気を付けろ!」

    茅野「触れると奇麗に切れるから注意して!」

    磯貝「第二射が来るぞ!」

    茅野「それぞれ何とかして避けて!」



    磯貝「次は第三射!」

    茅野「第三射はなんだっけ?」

    磯貝「Xだ!」 

    茅野「もう一度避けて!」

    キュウイイイイイイン!

    寺坂「っ!」

    ザクッ!

    磯貝「寺坂!」

    渚「え!?」クルッ

    杉野「見るな!かなりエグいぞ!」バッ!

    磯貝「開いた!急いで出ろっ!」







    茅野「次の犠牲者は寺坂ね…」

    杉野「あの図体のデカさじゃ仕方ないよな」

    中村「ヤバイ…吐きそう…」

    杉野「中村、間近で見ちまったからな…」

    渚「寺坂君はどうなるの?」

    杉野「大丈夫だ、切り刻まれても時間が過ぎれば戻る」

    渚「なら良かったよ…」











    ギルド連絡通路 地下9階

    カタカタ…

    渚「何の音?」 

    茅野「この音…」

    ガッシャーーーン!!

    中村「ヤバイッ!これは床が抜けるトラップだったーーーーー!!!」

    片岡「いやああああああ!!!」

    磯貝「中村!片岡!」

    渚「みんな大丈夫?」

    茅野「大丈夫じゃない!杉野君!渚!早く登って!」

    神崎「ここで戦力を失うのはかなりキツイですね」

    杉野「渚、俺と茅野を伝って登れ!」

    渚「うん!」


    磯貝「渚!大丈夫か!」

    渚「うん…なんとか…」

    茅野「きゃっ!どこ触ってんのよ杉野!」

    パシンッ!

    杉野「俺を落とすなーーー!!!」






    渚「えっと…杉野は?」

    茅野「尊い犠牲となった…」

    磯貝「残りは俺と茅野、神崎と渚のみか…」

    茅野「次行くよ」





    地下15階

    ガガガガガガ…

    渚「天井が!」

    ガシッ!

    磯貝「俺が食い止める!早く行け!」

    茅野「ごめんなさい…磯貝くん」

    バタンッ!

    渚「えっと…磯貝くんも復活するんだよね?」

    茅野「うん!心配しなくていいよ」

    神崎「さ!ギルドはすぐそこです!」

  16. 16 : : 2017/05/30(火) 23:04:41
    まさか磯貝がTKポジションだとはwww期待
  17. 17 : : 2017/05/31(水) 17:50:57


    ギルド 本部

    茅野「やっと着いた…」

    「おい!茅野だぞ!」

    「茅野さん!ご無事で何よりです」

    茅野「相手は天使なの?」

    「天使もいるが…天使より厄介なやつもいる…赤い悪魔のカルマだ」

    茅野「カルマ君!?」

    神崎「彼が天使と一緒に!?」

    ドカアアアアアアアンッ!!

    渚「かなり近い…」











    パラパラ…

    カルマ「へぇー、奴らはこんなトラップまで用意してんだ…殺し甲斐があるね…」

    天使「…」スタスタ







    「カルマの奴…生徒会に寝返ったのか…」

    渚「カルマ……赤羽…カルマ…」

    「どうします?茅野さん…」

    茅野「どうするもなにも、ここは破棄するよ」

    「正気ですか?!武器が作れなくなりますよ!」

    茅野「大切なのは場所、道具じゃない!記憶よ!あなた達はそれを忘れたの!」

    渚「どういうこと神崎さん?」

    神崎「この世界には命あるものは生まれない…けれど…形だけの物なら作れることです。つまり、ものを作る為の仕組みや方法さえあれば必要ないのです」

    「なら、オールドギルドだな。あそこなら使えるぜ」

    「吉田さん!村松さん!」

    吉田「ただの土塊なら武器だっていくらでも作れるしな」

    村松「おまけにこんな奥深いところじゃなくてもすぐ地上に出られるし」

    「ではここのギルドはどうするのです?」

    吉田「んなもん決まってんだろ?爆破だ」

    村松「必要なのは記憶と職人としてのプライドだ」 

    吉田「わかったか!お前ら!」

    「「はいっ!」」

    村松「よし!チームワークを見せるぞ!」


    茅野「神崎さん!」

    神崎「はい!」

    渚「二人共どこに行くの!」

    茅野「時間稼ぎだよ!」












    ドカアアアアアアアンッ!

    カルマ「さてと、これが最後のトラップかなー?ん?」

    茅野「カルマ君!そこで止まりなさい!」

    カルマ「なんだー。死んだ世界戦線のリーダー茅野ちゃんじゃないか。なんだよ、邪魔するの?」

    茅野「そうよ!」ズダンッ!

    カルマ「…甘いんだよ…」スッ!

    茅野「避けた!」

    カルマ「君の相手は彼女だよ!」


    天使「ガードスキル:ディストーション」

    茅野「天使!」

    神崎「応戦します!」

    渚「やっと着いた…ん?」



    カルマ「っ!渚君?」



    渚「カルマ……君?」






  18. 18 : : 2017/05/31(水) 18:23:25

    カルマ「あれれ?渚君もこの世界に来たんだね!」

    渚「カルマ君だよね?」

    カルマ「うん、合ってる!そうか…これで全員揃ったんだね」

    渚「…」



    茅野「くっ!」ズダンッ!ズダンッ!

    天使「…」カキンッ!カキンッ!

    神崎「茅野さん!」







    渚「どうしてカルマ君は天使なんかと一緒に…」

    カルマ「うん?こっちの方が楽しいからだよ」

    渚「くっ…」

    ドカアアアアアアアンッ!

    カルマ「あ?」

    茅野「っ!この爆発音」



    吉田「総員退避だ!」

    村松「天使とカルマの野郎に手榴弾ぶちかませ!」

    ドカアアアアアアアンッ!ドカアアアアアアアンッ!

    カルマ「邪魔だな…」



    茅野「全員シェルターに移動した?」

    吉田「ああ、後は爆破するだけだ!」カチッ!





    ドカアアアアアアアンッ!















    天使「…」ムク

    カルマ「やれやれ…逃げられたよ…」

    天使「退却…」

    カルマ「はいはい…」















    オールドギルド

    吉田「よし!作業再開だ!」

    「「はいっ!」」





    茅野「みんな!起きてる?」





    前原「あ、ああ…」



    竹林「なんとか…」



    寺坂「ギルドはどうした?」







    茅野「ギルドは爆破した…なので早急に地上に戻ってまた作戦会議でもするわ」





    中村「了解」

    片岡「さっさと出ないとね」

    杉野「そうだな…」





    磯貝「急いで地上に戻ろう…」




    神崎「カルマ君についてはどうします?」

    茅野「まだ話さないでおく…」

    神崎「分かりました…」

    渚「茅野…」  

    茅野「渚、カルマ君の事だね」

    渚「知ってたんだね」

    茅野「うん…前のカルマ君は私達の仲間だったんだけど…いつしか生徒会に寝返ってしまったの…」

    渚「どうして、カルマ君は生徒会に…」

    茅野「分からない…でも、これだけは言える…彼は今や私達の敵」

    渚「…」













  19. 19 : : 2017/05/31(水) 20:38:42




    数日後…

    校長室

    茅野「今回のオペレーションは天使エリア侵入作戦のリベンジを行います」

    竹林「その作戦ですか…しかし、前に…」

    茅野「安心して今回は助っ人が二人いるんだから」

    イトナ「俺だ…」

    寺坂「はぁ!?テメェが助っ人だと、ふざけんなよ!俺は…」

    イトナ「3.1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 0628620899 8628034825 3421170679」

    寺坂「」チーン

    全員「寺坂ぁ!!!!」

    前原「クソ!アホな寺坂や俺達からしたらとんでもない攻撃だ!」

    渚「いや…ただの精神攻撃だと思うけど…」

    茅野「そう、私達の弱点はとてつもなくアホなことよ」

    渚「いや…リーダーが言っちゃ駄目でしょう…」

    茅野「前回は私達の無能さのせいで失敗してしまった。けれど今回はイトナ君と自律思考固定砲台…及び、律と共に作戦に加わって貰います」

    渚「自律思考固定砲台?」

    ピロリンッ!

    渚「?僕の携帯からだ…」スッ!

    携帯「お邪魔しています」

    渚「え…」

    律「こんにちは!渚さん!記憶喪失なのは聞いておりますので自己紹介します!どうも!自律思考固定砲台と言います!以降、お見知りおきを!」

    渚「なんで僕の携帯に?」

    律「なんとなく落ち着くのでしばらくここに居候させて頂きます!」

    渚「居候って…」

    イトナ「奴の情報を引き出すためならなんだってする。なにせ俺は強いからだ…」

    渚「ところで天使エリアって、何?」

    杉野「天使の住処みたいなものだよ」

    渚「住処…」







    まさか、ラ○ュタみたいな?

    いやいや…そんなわけ無いか…それならハッカーは必要ないはず…







    杉野「確か、中枢はコンピューター制御だったな」

    渚「機械仕掛け!?」




    まさか、ハ○ルの動く城!?








    茅野「とにかく、今回は天使を陽動するためにも…不破さん、頼りにしてるよ!」

    不破「任せなさい!」ビシッ!



  20. 20 : : 2017/06/01(木) 17:51:50
    イトナが竹山wwwww
    カルマのポジションが気になります!オリジナル?それとも生徒会側だから直井?
    律まで登場するのは予想外でした!
    不破、お前、消えるなよ……。

    とにかく期待です!!
  21. 21 : : 2017/06/03(土) 19:58:49



    不破「ふー!ちょっと休憩しよっか!」

    岡島「そうだな」

    菅谷「でもさ、不破。お前いいのか?」

    不破「ん?何が?」

    菅谷「お前の夢はバンドじゃないだろ…俺もそうだが…」

    不破「仕方ないよ!夢は夢…今を生きるのが大切よ」

    菅谷「そうだな…」

    三村「ん?不破、渚がいるぞ?」

    不破「え?」

    渚「あ…」













    渚「いつも不破さんの歌を聞いてるけど凄いよ…思わず聞き入ってしまうぐらいだよ」

    不破「ありがとう、そう言ってくれるのは渚と茅野だけね…」

    渚「そうなの?」

    不破「そっか…渚はあっちの世界の記憶が無いから分からないか…」

    渚「?」

    不破「私ね…本当は漫画家になることだったのよ」

    渚「じゃあ、どうしてこの世界ではバンドなんか…」

    不破「茅野に頼まれたの…私に歌の才能があるって…バンドのメンバーの菅谷だってアーティストを目指していたし…三村はテレビのプロデューサー、岡島はカメラマンを目指していたみたいだけど、私の為にバンドの方に来てくれたの」

    渚「不破さん的には今の生活は楽しいの?」

    不破「…そうね…楽しいって言ってもそうではないかもね」

    菅谷「不破、練習再開だ」

    不破「了解!渚、茅野のこと頼んだわよ!」

    渚「…」
















    その夜

    カチカチ…カチャンッ!

    杉野「よし、開いたぞ!」

    茅野「突入よ!」






    前原「クリアだ!」

    茅野「よし!まずは侵入成功ね」

    渚「え?」

    茅野「渚、ドア締めといて、イトナ君、律お願い」

    渚「いや…ちょっと待ってよ…これ…」














    カチッ!パッ!

    全員「っ!」

    渚「ただの女子部屋荒らしじゃないか!これ犯罪だよ!?」



  22. 22 : : 2017/06/03(土) 20:20:13

    女子寮

    寺坂「おい、渚何しやがる!バレる前に電気消せ!」

    渚「それにコンピューター制御なんて言っておいて、パソコン1台あるだけじゃないか!!」

    イトナ「なるほど…パスワードか…」

    茅野「うまくやれそう?」

    律「お任せください!イトナさんと私の頭脳があればなんとかなります!」

    イトナ「俺と律の見せ所だな…よし、解析を始める」

    渚「やめなよ!プライバシーの侵害だよ!」

    寺坂「落ち着け渚!!」ガシッ!

    前原「これ以上騒ぐと面倒だからやめろ!」







    体育館

    ワーワー!ギャーギャー!

    不破「〜〜〜!!♪」

    バタンっ!

    教師「こら!お前たち何してるっ!」

    天使「…」スタスタ

    矢田「まずい!カエデちゃん、天使がっ!」













    茅野「くっ!予想以上に早いね…」

    イトナ「今、パスワードを割り出した…すぐに終わる」

    ピコンッ!

    律「解析終了しました!」

    茅野「よくやったわ…イトナ君、全てのデータをコピーできる?」

    イトナ「早くても1時間は掛かる」

    杉野「ならハードディスクごと出そうぜ!」

    茅野「それだとバレるわ…」

    矢田『陽動班が全員拘束されましたっ!天使が戻ろうとしています!』

    茅野「どうやら…ここまでね…」

    杉野「今回も収穫なしか…」












    菅谷「くそ…」

    教師「楽器は全て没収させてもらうぞ」

    不破「やめて!ギターだけは触るな!」

    教師「それはできん!このギターも処分させてもらう!」

    不破「っ!」

    ーこのままだと…作戦が!こうなったら…ー

    不破「そのギターに触るなあああああ!!!」

    ガシッ!

    教師「っ!」

    岡島「くっ!」ガシッ!

    教師「ぬわっ!」

    ドタンッ!

    菅谷「不破!聞かせてやれ!お前の歌を…!!」

    不破「…」コク








  23. 23 : : 2017/06/03(土) 20:38:38


    不破「木漏れ日が…優しく差し込む…大きな窓の中…♪」



    三村「なんだ…この曲、初めて聞いた…」



    不破「君と出逢った…あの日を遠くに感じた…♪」






    菅谷「不破…これが…お前のやりたかったことなんだな…」







    不破「少しずつ並べた思い出は…僕を温める…♪」









    矢田『不破さんが時間を稼いでるからなんとかなるよ!』

    茅野「律!急いで!」

    律「もう間もなくコピーが完了します!」









    不破「小さな部屋…繋ぐ心…そっと教えてくれた…♪」






    ー私のやりたかったことは…漫画家になることじゃなく、バンドをする事じゃない…みんなを笑顔にするためだったんだね…ー











    不破「この季節が迎えに来たら君の姿もう探すことも出来なくなっちゃうんだね…ずっと忘れずにいるよ!♪」

















    律「コピー完了しました!」

    茅野「よし!撤退するよ!」


















    不破「また君に会える日まで…♪」



















    ーこれで…役目は終わった…ー















    ガタンッ!











    天使「また一人消えた…」スタスタ












    菅谷「…」

    岡島「…」

    三村「…」

    矢田「不破さんが…消えた…」














    その後、僕達は良い事もあれば悲しい事があった…

    良い事は天使の情報の獲得…

    悲しい事は…不破さんがこの世界から消えたこと

    不破さんを最後まで見届けた菅谷君たちの話によると彼女は満足した顔で消えたそうだ…

    また、その内僕らの中に不破さんのように犠牲になる人物がいるのかもしれない…


















    消滅メンバー:不破



  24. 24 : : 2017/06/04(日) 13:59:10
    不破の代わりのボーカルは誰なのか……。期待です!!
  25. 25 : : 2017/06/04(日) 21:42:03



    「おっと!E組!10点を入れられ試合終了!野球部の勝利となりました!」

    杉野「…」

    「分かったか?杉野、選ばれた奴こそが強いってことがよ…」

    杉野「…」




















    杉野「…」

    渚「杉野?」

    杉野「あ、わりー。ぼんやりしてた…で?なんだ?」

    渚「不破さんの代わりの人が来てるんだよ」

    杉野「不破の代わり?」

    岡野「そう、私がその代わりよ!」

    杉野「お!岡野か!」

    磯貝「岡野もボーカル上手いし適任だと思うが…どうだ?茅野」

    茅野「うん!大歓迎だよ」

    岡野「ありがとう…でも、不破が消えて寂しくなるね…」

    寺坂「アイツは俺等の為に消えちまったからな…」

    茅野「不破さんが頑張った事を無駄にしないように頑張るよ!」

    全員「…」コク

    茅野「それじゃ、新しいオペレーションを説明するよ」




    茅野「って事で、今回は男子諸君には球技大会の野球に参加してもらいます」

    渚「でも参加したら消えるんじゃ…」

    茅野「もちろん正式な参加じゃなくてゲリラ参加よ!もし、一般生徒よりも劣るような成績になったら、罰ゲームが待ってるからね」

    渚「おー怖い怖い…」

    磯貝「野球の事なら杉野が適任だな」

    杉野「ま、まぁな」

    前原「期待してるぜ!杉野!」

    杉野「あ、ああ…」

    渚「?」

  26. 26 : : 2017/06/08(木) 13:23:59


    渚「ねぇ杉野!」

    杉野「ん?どうした渚?」

    渚「生前の杉野って何してたの?」

    杉野「なにって…そりゃ…」










    ー俺なんか…ここにいるべきじゃないんだ…ー

         








    杉野「…」

    渚「杉野?」

    杉野「悪い…どんなことしてたのかあんま覚えてないわ…なにせ、ぼんやり過ごしてきたからな」

    渚「そうなんだ…」

    杉野「おし!球技場に行こうぜ!」















    天使「…」


    杉野「…」


    天使「あなた達のチームは参加登録してない」


    杉野「別にいいだろ?参加することに意義がある!」


    「なら、僕達に勝ってみることだ」スタスタ


    全員「っ!」


    渚「誰?」


    磯貝「副生徒会長の浅野だ…」


    浅野「ふ…」

  27. 27 : : 2017/06/08(木) 20:34:50
    浅野「君達がどうしてもこの大会に出場したいのであれば、生徒会が作ったチームに勝つことだ」

    杉野「おいおい、まさか…」

    浅野「無論、野球部の奴らだ」

    渚「そんな!卑怯だよ!」

    浅野「卑怯とは人聞きの悪い…僕はただ君達を潰したいだけなのさ」

    「へぇー、面白そうなことしてんじゃん」スタスタ

    浅野「何しに来た赤羽」

    カルマ「いやー、流石にこれはやりすぎだと思うから。今回はあっち側に寝返るとするよ」

    全員「っ!」

    寺坂「なんで今頃俺達の味方をしやがるカルマ!」

    カルマ「味方?俺が味方するのは俺自身のみだよ。ただどんな展開になるか見たいだけさ」

    渚「カルマ君…」

    カルマ「ってことで、会長いいよね?」

    天使「構わない…」スタスタ
















    審判「ではこれより、エキシビションマッチをします!」

    杉野「よろしくな」

    天使「…」クルッスタスタ

    杉野「可愛くねーな…」















    審判「プレイボール!」

    前原「よし!やるぜ!」

    カキンッ!




    渚「っ!」

    カキンッ!

    磯貝「くっ!」

    カキンッ!


    杉野「満塁…行ける!」

    カキンッ!

    審判「ホームラン!!」

    杉野「よし!四点追加だ!」









    野球部員「っ!」

    カキンッ!

    審判「ホームラン!」

    杉野「三点取られちまったか…」





    その後、どちらのチームも激しく戦っていた…


    茅野「よしよし!いい戦いね!」

    矢田『みんな罰ゲームをしたくないために精一杯やってるからね』

    茅野「罰ゲーム効果恐るべし」 

    矢田『戦線ではカエデちゃんの罰ゲームを受けた者は発狂し人格が変わるって有名だからね』

    茅野「まぁねーって!どんな罰ゲームなのよ!」






  28. 28 : : 2017/06/08(木) 20:47:26


    杉野「最終回…ツーアウト…ランナー満塁…」









    カキンッ!

    「取れっ!杉野!」

    杉野「うっ!」

    ポトッ!

    杉野「やべぇ!エラーしちまった!っ!」

    「3点追加ゲームセット!」

    杉野「そんな…」

    「おっと!E組!10点を入れられ試合終了!野エキシビションマッチを制したのは野球部です!」

    「分かった?杉野、選ばれた奴こそが強いってことがよ…」

    杉野「…」



















    杉野「…」 

    渚「大丈夫?杉野」

    杉野「ああ…生きてた頃…同じ状況だったな…俺がヘマして試合に負けてしまったことを思い出したよ…」

    渚「どんな?」

    杉野「セカンドフライだった…しかも低位置…誰でも取れるやつだったのに取れなかったんだよ…そのせいで…クラスのみんなが落ち込んでしまった…今の状況と同じだ…」

    渚「もしかして…杉野、不破さんみたいに消えちゃうの?」

    杉野「え…」

    渚「もしこの試合に勝ってしまったら消えちゃうんじゃないの?」

    杉野「……………。ふっ!何言ってんだよ!こんなぐらいで消えないって!そうだろ?渚」

    渚「……そうだね…うん!そうだ!」

    杉野「だろ?」







    カルマ「…」




  29. 29 : : 2017/06/08(木) 21:05:00




    杉野「よし!終わらせるぞ!」

    全員「…」コクッ





    磯貝「っ!」シュッ!

    野球部員「っ!」カキンッ!





    渚「っ!打たれたって……あのボールの先…」









    杉野「…」











    渚「まずい!杉野のところだ!」













    杉野「…」




    ーまさか…これは…セカンド…フライ?ー

    ーあの時と同じ状況…はは…まさか…本当にセカンドフライなんてな…ー








    渚「杉野!取っちゃだめだ!」











    ーこれを取れば…消えるんだよな?………なんだろう?すごく気分がいい…ー








    カルマ「危ないよー!」

    ドスッ!

    杉野「うわっ!」バタンッ!

    ガシッ!

    渚「え…」

    カルマ「取ったよ!ボール!」

    審判「スリーアウト!ゲームセット!」



    磯貝「やった!勝ったぞ!」

    杉野「この野郎…カルマ!よくも人を押しやがったな!」

    カルマ「悪い悪い、ぼんやりしてたから代わりに取ってあげようってね」

    杉野「だからって人を押すことないだろ!」

    渚(な、なんだか知らないけど…勝った!)













    茅野「やるわね…みんな…でも…カルマ君はどうして私達に加担したのか…それと…杉野の消滅まで阻止した…謎だね…」












  30. 30 : : 2017/06/09(金) 22:08:21



    教師「…」カキカキ



    天使「…」




    茅野「…」

    渚「…」

    杉野「…」

    前原「…」

    竹林「…」

    寺坂「…」












    数時間前

    茅野「今回のオペレーションは"ハイテンションシンドローム"を行います」

    全員「………………」

    渚「え?!なんでノーリアクション!?」

    竹林「それは初めて聞くオペレーションだね?」

    茅野「うん!私の考えた案だもん!」

    前原「んで?そのオペレーション内容は?」

    茅野「とっても簡単、ただ一日中ハイテンションな行動をする。以上!」















    全員「は?」

    茅野「何をするのもハイテンション!移動は全力疾走!飲み物は一気飲み!会話は大声!そして、笑顔!みたいな?」

    イトナ「だが、それがなんの意味が…そもそもハイテンションで学園生活を送れば俺たちは成仏するんじゃ…」

    杉野「いや…オペレーション通りに動いているから消えることはないと思う…だが、オペレーションといえども、ハイテンションを過ごし続けることは苦難でしかない!」

    イトナ「くっ…なんというオペレーションだ!」

    茅野「でも、そんなハイテンションな私達を見て天使はどう思うのかしら?あんなに楽しそうにしているのに何故消えないのか?そしたら天使だって予想外と思ってコンタクトを取るはず…」

    渚「もしかして…神にってこと?」

    茅野「その通りっ!」ビシッ!

    磯貝「因みにその期間は?」

    茅野「朝の九時から夜の九時まで」

    岡野「じ、十二時間も!?」

    前原「ハイテンションなのは天使の前だけで良いんだよな?」

    茅野「いつどこで見られているか分からないじゃない!常時よ常時!」

    寺坂「俺達が十二時間もハイテンションでいろだと!?」

    茅野「そうだよ!もし…失敗したら…」

















    茅野「一週間断食の刑にするから」ギロッ!

    全員「えええええっ!!」

    茅野「それと私は天使の監視だから除外ね」

    イトナ「うちのリーダーどうかしてる…」

    寺坂「クソが…普段のキャラじゃない俺になれってのかよ!」

    竹林「しかも一週間の断食って…悪魔だ」

    前原「おい、磯貝!副リーダーとしてなんとかしてくれよ」

    磯貝「無理だよ…茅野は一度決めたら止めないからな」



    渚(因みに読者のみんなにも言っておくけど、ここからキャラ崩壊注意だからね!!まじで注意だよ!!!)



    茅野「それじゃ…オペレーションスタート!」








  31. 31 : : 2017/06/09(金) 22:27:55


    岡野「前原!!!一緒にバンドどうっ!!!!!????」テンションメーター65

    前原「おう!いいな!!だがバンドもいいが!!!俺は杉野とキャッチボールをしようと思ってんだよ!!!なぁ!杉野!!!!!!」テンションメーター54


    杉野「あああっ!!!!やっぱ体を動かすのはいいよなっ!!!」テンションメーター34
     

    岡野「だったら私は菅谷達とバンドの練習いくぜっ!!!!!」テンションメーター75


    前原「おうおう!!!素敵なラブソングを歌ってくれよなっ!!!」テンションメーター80


    岡野「まっかせなさい!!!!!うおおおおおおおおお!!!!」ダダダダ!!!テンションメーター83






    前原「そんじゃ!!!杉野!!!キャッチボールだっ!!ボールを投げ合うだけで凄くゾクゾクしてきたぜっ!!!」テンションメーター49

    杉野「おう!!!スッゲェ楽しみだせっ!!」テンションメーター34


    寺坂「おうおう!!!キャッチボールもいいが!!バッターもいた方がもっと楽しいだろ!!!!」テンションメーター56

    前原「ナイスアイデアだぜ寺坂!!!!」テンションメーター59

    竹林「僕も混ぜてください!!!何せ僕は野球をするために生まれてきたんだから!!!!!」テンションメーター67

    杉野「いいぞ竹林!!!!!よし!!!そうと決まればグラウドに行くぞ!!!」テンションメーター66

    寺坂、前原、竹林「よっしゃ!!!!!!!!」テンションメーター88

    杉野「行くぜ!渚!!!!」ガシッ!テンションメーター78


    渚「え!!!なんで僕までーーーーー!!!!!!!!」テンションメーター37









    磯貝「よ、よし!!イトナ!!俺達は学食でも行って!!!飯食おうぜ!!!!」テンションメーター45

    イトナ「い、いこうじゃないか!!!」テンションメーター33

    律「私もハイテンションーー!!!!!!!!!!!!」テンションメーター78
     





    茅野「みんないいねー!そのまま頑張ってほしわ!!!」

    矢田『そ、そうだね!カエデちゃん』











    矢田(悪魔だ…このリーダー…)
  32. 32 : : 2017/06/12(月) 12:30:56
    腹筋ヤバイwwwwww期待www
  33. 33 : : 2017/06/14(水) 05:23:00
    磯貝「美味い!!美味いぞ!!このオムライスは絶品だ!!!」ガツガツ!テンションメーター34


    イトナ「なんの!!!!この学食といえばやっぱ肉うどんだろ!!!!」ズズーッ!テンションメーター46


    磯貝「あっと!!!食べきってしまった!!!!おかわりっ!!!!」テンションメーター56



    イトナ「なっ!!!俺だって!!!肉うどんのおかわりだ!!!!」テンションメーター86
     












    杉野「ふふふふ!!!!!楽しみ過ぎて震えが止まらねーーー!!!!!」テンションメーター34





    前原「全く同じだな!!!!俺もウズウズしてたまんねぇよ!!!!!」テンションメーター48





    寺坂「奇遇だな!!!俺もだ!!!!!」テンションメーター56
     



    竹林「僕もだ!!!!!!」テンションメーター66





    杉野「渚もそうだろ?!!!!!!!!」テンションメーター74





    渚「う、うん…」
















    天使「あなた達、これから何するの?」




    杉野、前原、寺坂、竹林「」ピタッ!テンションメーター6




    渚「いきなり出てきた…」




    杉野「草野球だーーーーー!!!!!青春にはやっぱ!!!草野球だろ!!!!なぁ、みんな!!!!!」テンションメーター45


    天使「青春?」



    寺坂「青春だ!!!」テンションメーター56
     

    竹林「青春です!!!!」テンションメーター66


    前原「青春だぜっ!!!!」テンションメーター73



    杉野「な?!!!」テンションメーター73



    天使「もうすぐ二時間目よ」




    杉野「そうだった!!!!」バタン!テンションメーター6






    杉野「けど、案ずることはない!!!勉学も青春だ!!!!!!」テンションメーター44
     

    天使「授業を受けるの?」


    杉野「ああ!!!!!もちろんだ!!!なぁ、みんな?!!!!!」テンションメーター56
     


    前原「ああ!!!勉学こそ青春!!!!草野球なんてクソ喰らえ!!!!」テンションメーター67


    寺坂「今の時代は勉学の時代だ!!!!!」テンションメーター69




    竹林「僕も勉学に励むために生まれてきたんだから!!!!!!」テンションメーター73



    天使「…」






    杉野、前原、寺坂、竹林「勉学!!勉学!!勉学!!うおおおおおおおおおお!!!!!!」テンションメーター88



    渚「あはは…」テンションメーター24


  34. 34 : : 2017/06/14(水) 14:59:16
    日本史の時間

    教師「ええ、1858年、安政の大獄。江戸幕府の大老井伊直弼が…」


    杉野「井伊直弼キターーーーーーーーー!!!!!!!」テンションメーター55
      

    教師「な、なにかね?!」


    杉野「すいません!!井伊直弼は俺の中でスーパーヒーローみたいなものでつい興奮してしまいまして」テンションメーター63
     

    教師「は、はあ…」


    前原「本能寺の変…」テンションメーター3
     

    教師「ん?」


    前原「本能寺の変はまだかあああああああ!!!!!」テンションメーター44


    教師「そこは終わった…」




    前原「明智光秀ーーーー!!!!」テンションメーター46





    竹林「生類憐れみの令!!!生類憐れみの令をください!先生!!!」テンションメーター66
     


    教師「今度はなんだ!」


    竹林「生類憐れみの令です!!!」テンションメーター66



    教師「そこも過ぎた…」



    竹林「江戸幕府……」バタンッ!テンションメーター76



    寺坂「テメェらうるせぇぞ!!お前らは蘇我入鹿か!!!!日本史だけに!!」テンションメーター70




    渚(それうまく言えてるの!?)





    杉野「そうです先生!そいつ等のことは置いといて先に進めてください!!!もっと教えて下さい!」テンションメーター56



    竹林「ヘイ!ティーチミー!カモーン!!!」テンションメーター78




    天使「……」







    世界史の時間

    教師「では次のページ。ええ、フランス革命時代でルイ16世とマリー・アントワネットが…」




    杉野「マリーキターーーーーーーー!!!!」テンションメーター44



    教師「な、なんだね?!」



    杉野「すいません!!マリーは俺の萌ヒロインなものでつい興奮してしまいました!!」テンションメーター79



    教師「また君か…」



    前原「ワットの蒸気機関…」テンションメーター4



    教師「ん?」





    前原「ワットの蒸気機関の発明はまだかあああああああ!!!」テンションメーター67




    教師「すでに発明されているが?」





    前原「シュポーーーー!!!!」テンションメーター78




    教師「いや…蒸気機関車はまだだ…」





    竹林「アメリカ独立戦争!!今こそアメリカ独立戦争を!!!!」テンションメーター65




    教師「そこも済んだ…」





    竹林「そんな幕府…」バタンッ!テンションメーター66





    教師「そんな幕府は存在しない…」 






    寺坂「お前らうるせぇぞ!!!テメェらはチンギス・ハンか!!!!世界史だけにな!!!!!」テンションメーター80





    渚(もう、滅茶苦茶だ…)






    天使「…」








    茅野「ふふ…」








  35. 35 : : 2017/06/17(土) 21:44:47
    放課後

    キーンコーンカーンコーン

    杉野「よぉし!!!今度こそ野球すっぞ!!!!準備はいいか?!!!」テンションメーター57


    前原「もちろんだ!!!!!」テンションメーター67


    寺坂「ばっちこいだ!!!!」テンションメーター77


    竹林「いつでもスタンバってます!!!!」テンションメーター77



    スッ(モップ)

    全員「ん?」テンションメーター53



    天使「掃除がまだ…」



    全員「」テンションメーター0



    杉野「そうだ!!!死んだ無念を掃除で晴らそう!!!!」テンションメーター37

    前原「中々いいな!!!だが俺はモップなんか頼らない!!!男なら雑巾掛けだ!!!!」
    テンションメーター68
     

    寺坂「ああ!!!雑巾掛けで勝負だ!!」テンションメーター78

    竹林「私は雑巾掛けをするために生まれてきたんだ!!!今こそ封印を解くぞ!!!!!」
    テンションメーター89







    渚(っていうか、自らハードルを上げているような…)












    杉野「行くぜ…よーい…」テンションメーター3

    前原「ドンッ!!!」テンションメーター56

    寺坂「あ!!!前原きたねーぞ!!!」テンションメーター67

    杉野「追いついてやる!!!」テンションメーター70

    竹林「負けませんよ!!!!」テンションメーター80

    渚「あはは…」テンションメーター10





    杉野、前原、寺坂、竹林「おらおら!!!!どけーーーーーー!!!!!」テンションメーター91


    ビューーーーーーーーーーンっ!!!!!



    浅野「ん?」

    杉野、前原、寺坂、竹林「おらーーーーーーーーー!!!!!!」テンションメーター91

    浅野「なっ!」

    ビューーーーーーーーーンっ!!!!

    浅野「何なんだ貴様らは!!」

    渚「ああ…いつもこう言う人たちだから…気にしないで」テンションメーター20








    前原「よし!!!俺の勝ちだ!!!」テンションメーター65

    杉野「だがまだ、二階があるぜ!!!」テンションメーター65

    竹林「もう一度勝負です」テンションメーター70

    寺坂「望むところだ!!!」テンションメーター75


    杉野、前原、寺坂、竹林「おらおらおらおらおら!!!!!!!!!」ダダダダッ!!!テンションメーター78



    渚「なんか楽しそうに見える…」テンションメーター6







  36. 36 : : 2017/06/17(土) 21:50:58


    ギュイーーーーーーンッ!!!!

    岡野「盛り上がってるか!!!!」テンションメーター84

    岡島、菅谷、三村「イエーーーーーーーースッ!!!!!」テンションメーター84
     
    岡野「よし!!!今夜のライブはグラウンドで大盛り上がりだ!!!!」テンションメーター90

    岡島、菅谷、三村「さんせーーーーーい!!!!!」テンションメーター82










    磯貝「結構食ったな…」テンションメーター36

    イトナ「なら、気晴らしに運動でもどうだ?」テンションメーター34

    磯貝「お!いいな!なら外でダンスパーティーだ!!!!」テンションメーター56

    イトナ「よし!やろうではないか!!!!」テンションメーター78












    ジャキジャキ!!!!

    神崎「〜〜〜♪」テンションメーター32













  37. 37 : : 2017/06/25(日) 19:39:25
    グラウンド

    前原「は?ライブだと??」テンションメーター33


    岡野「そうわよ!!このグラウンドでハイテンションなライブにするだよ!!コンチキショーー!!!」テンションメーター45


    前原「ふざけるな!!俺達は今から野球をするんだ!!」テンションメーター56


    磯貝「待て待て!!ここは今からダンス会場にするところだぞ!!」テンションメーター55

    イトナ「そのとおりだ!!」テンションメーター45

    前原「はぁ!?磯貝まで!?」テンションメーター67

    寺坂「何!?ダンスなら俺に任せろ!!」テンションメーター56

    前原「おいおい!!!」テンションメーター45

    岡野「ふざけんじゃないわよ!!何が何でもここでライブよ!!!」テンションメーター88

    前原「いや!野球だ!!」テンションメーター88


    磯貝「ダンスだ!!」テンションメーター88















    渚「もうそれなら運動会でよくないーー!!!!!!????」
    テンションメーター99








    渚「もうこういう流れなら運動会でしょ?ほら、それならいろんな分野でできるとおもうし…」テンションメーター6


    全員「」テンションメーター1













    前原「運動会いいじゃねぇか!!!」テンションメーター56

    磯貝「よし!みんなで運動会するぞ!!」テンションメーター67

    寺坂「よっしゃ!!燃え上がってきたぜ!!」テンションメーター78

    岡野「よし!盛り上がっていくわよ!!」テンションメーター87


    「「うわあああああああああっ!!!!」」
















    矢田「グラウンドかなり盛り上がっています!生徒会の方はどうでしょう!では聞いてみましょう!カエデちゃーん!」テンションメーター34











    茅野「はーい!茅野どぅえーす!!」テンションメーター78






    茅野「って!何させてんじゃ!!」

    矢田『それで生徒会の方は?』

    茅野「いま、グラウンドで起きたことで会議が始まったわ…」









    神崎「ーーーーー!♫」ジャキジャキ!

    「あいつらやべぇな!」

    「さて!次の競技の準備だ!」

    神崎「あ…」













  38. 38 : : 2017/06/25(日) 19:55:56






    磯貝「さて、いよいよ最終種目の騎馬戦だな」ギュッ!

    渚「?それは何?」

    磯貝「大将って分かるようににぬいぐるみを取り付けたんだ」

    渚「その人形の持ち主って…」

    杉野「それより、あっちのチームヤバくないか?」

    磯貝「ん?」







    寺坂、竹林、イトナ「にひひひひ!!」テンションメーター45

    前原「ひっひっひっ!」テンションメーター78(手にハルバード所持)




    磯貝「素手だ!素手!!殺す気か!!!」テンションメーター67


    前原「くそ…駄目か…」テンションメーター35




    岡野「やってやるわよ!」テンションメーター45





    「位置について!よーい…」

    パアンっ!!







    「「うおおおおおおおっ!!!」」











    茅野「今頃、生徒会も大騒ぎね!こんな楽しそうな彼等がどうして消えないのか…ふふ…アッハッハッハっ!!!」テンションメーター99

    矢田『お前が悪役か!!』

    茅野「ハイテンションなツッコミありがとう…ん?」














    神崎「…」ダダダダダ!!!









    磯貝「?なんか来るぞ…」テンションメーター5
     
    前原「は?」テンションメーター3

    岡野「え?」テンションメーター7



    神崎「…」ビューーーーーーン!!



    ジャキンッ!!!


    全員「」フラ…

    バタンッ!バタンッ!バタンッ!







    茅野「え?台無しじゃない?」


    浅野「生徒会長!どこへ!」

    天使「すぐ戻る…」スタスタ

    茅野「まさか…」













    茅野「っ!」




    ヒヨオオオオ…

    神崎「…」

    天使「…」






    茅野「まさかの最悪な状況に!!!」テンションメーター56






    天使「あなた達、一体何をしてくれたの?」

    神崎「これを見てください」ニコッ(犬のぬいぐるみを取り出す)

    天使「それは?」














    神崎「キューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーート!!!!!!!!!!!!!!」テンションメーター9999











    茅野「か、神崎さん…」




    天使「戦意はない…か…どう報告したものか…」




    茅野「っ!報告…ってまさか!!」






    竹林「」ペチペチ!

    茅野「ほら!起きて!行っちゃうよ!!」




  39. 39 : : 2017/06/25(日) 20:18:15
    医局(閉鎖区域)

    天使「…」スタスタ



    竹林「…」タッタッタッ

    前原「…」タッタッタッ




    天使「…」スタスタ



    渚「どうなってるの?」

    茅野「分からないけど、報告しに行くって…」

    竹林「報告とは神にですか…」

    杉野「ビンゴってやつだな…」






    医局 地下(立ち入り禁止区域)

    茅野「こんなところに地下が…」





    天使「…」ピッピッ



    前原「パスワードか…」

    茅野「間違いない…この先に神が…」





    ゴゴゴゴ!!

    磯貝「扉が閉まるぞ!」

    茅野「全員突入!!遅れた者は容赦なく置いていくわ!」




    ガタンッ!!



















    渚「何ここ?」

    茅野「畑?ん?」






    天使「…」スポッ





    前原「おい…あれ抜いてるのは株か?」





    天使「素晴らしい…キュートだわ…」スリスリ




    杉野「これは一体…」

    竹林「水耕栽培ってやつですね…」

    寺坂「茅野、これ…」

    茅野「園芸部?の札…ね…」






    天使「さて…会議を抜け出してキュートの言葉で廃部になった園芸部の跡継ぎで育てていた株のことを思い出してこうしてここに来てしまったことを生徒会の皆に…どう"報告"したものか…」



    茅野「なんじゃそりゃ!!!」

    天使「あら、みなさんお揃いで…」

    茅野「入り口のセキュリティは一体なんだ!!!」

    天使「セキュリティ?」



    ガコンッ!


    イトナ「ボタン一つで開いたぞ?」


    茅野「ええ!!パスワードは!?」

    天使「パスワード?」

    茅野「あなたさっきなんか打ってたじゃない!」

    天使「あれは園芸部の残した予算の試算よ…」

    茅野「け、計算機…」







    茅野「今より…」テンションメーター10


    渚「?」


    茅野「死んだ世界戦線は…」テンションメーター30


    磯貝「まさか…」














    茅野「一週間の断食!!!!!」テンションメーター100


    全員「そんなーーーー!!!!!」テンションメーター−9999









  40. 40 : : 2017/06/25(日) 20:23:28
     






    一週間後…



    岡野「ごめん…みんなの分まで生きてきたけど…もう…限界……」バタンッ!

    菅谷、岡島、三村「」





    矢田「バンドチーム全滅したよ…カエデちゃん…」






    茅野「そんな簡単に死なないよ〜。んー!!プリン美味しい!」

    渚、杉野、前原、磯貝、竹林、中村、片岡、寺坂、イトナ「」











    矢田「やっぱり…悪役はカエデちゃんね…」バタンッ

















    to be continue





  41. 41 : : 2017/06/25(日) 20:26:53
    次回予告

    「テストで反撃ね!」

    「立華かなで…」

    「全部カタカナにしておいて」

    「ええ、新しい生徒会長は赤羽くんになりました」

    「俺は嫌いじゃないよ…」

    「そうだ!君もどう?」

    「天使が複数いやがる!!」

    「ぎゃーーー!!!」




    次回「真実」※適当にタイトル付けてみた


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