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  1. 1 : : 2017/03/30(木) 01:32:37
    アルミン「今日は3月30日、エレンの誕生日だ」

    アルミン「エレンは元々自分の誕生日には興味薄かったけど、それは訓練所に入ってからは一層強まってる。
    その証拠に去年と一昨年はミカサと色々アプローチしても珍しがられるだけで誕生日だと気付かれもしなかった」

    ライナー「俺達も皆察していた程なのによくスルー出来るもんだ」

    アルミン「もうあの鈍感に教える為には全員でかからないとダメだと思うんだ」

    マルコ「それで僕らにも協力して欲しい、と」

    アルミン「うん……駄目かな?」

    マルコ「いや、賛成だよ。エレンとアルミンにはいつも助けてもらってるし、借りを返すのも兼ねて手伝わせてもらうよ」

    ベルトルト「僕もいいよ」

    ライナー「俺も手伝うぞ」

    アルミン「ありがとう皆」

    ジャン「けっ、俺はパスだ。死に急ぎ野郎の誕生日なんて祝っても俺に得はないからな」

    アルミン「ならミカサにはジャン以外が手伝ってくれたって伝えておくよ」

    ジャン「」ピクッ

    アルミン「方法は特に問わないけど、あくまでエレン自身に気付かせるようにね。
    それじゃあ皆、頼んだよ。ジャン以外」

    ジャン「……」プルプル
  2. 2 : : 2017/03/30(木) 01:42:27
    ーーー

    ーーー 朝食

    ーーー

    エレン「ふぁぁ~」ガチャ

    ミカサ「エレン、おはよう」

    アルミン「席取っておいたよ」

    エレン「おう、ありがとな」スッ

    ミカサ「食事も取っておいた」コトッ

    エレン「ん?珍しいな。いつもは「自分で取りに行きなさい」とか言うのに」

    ミカサ「……たまには良いと思って」

    エレン「まぁ、ありがとな」モグモグ

    アルミン「(明らかにいつもより量が多くなってるのに気付いてない?僕とミカサの分を半分ずつ入れたのに……)」
  3. 3 : : 2017/03/30(木) 07:56:55
    ーーー

    ーーー 対人格闘

    ーーー

    エレン「よし、アニとやってくるか」スタスタ

    アルミン「ミカサ、他の女子達に事情は話してくれた?」コソッ

    ミカサ「抜かりない。皆快く承諾してくれた」

    アルミン「なら皆と協力して夕食後に頼むよ。昨日のうちに教官に許可は取っておいたからさ」

    ミカサ「分かった」コクリ
  4. 4 : : 2017/03/30(木) 08:53:32
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    アニ「……ハァ」

    アニ「(まさかミカサに頭を下げられる日が来るなんてね……人生分からないもんだ)」

    エレン「アニー!」タタタタ

    アニ「なんだい、今日もやるのかい?」

    エレン「おう!今日こそ一本とってやるからな!」スッ

    アニ「ふん、十年早いよ」スッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    アニ「……やっちゃった……」

    エレン「」

    アニ「あまりに接戦になったから普通に本気出しちゃったよ」

    ミーナ「あららーやっちゃったねー」ヒョコッ

    アニ「っ……ミーナ」

    ミーナ「ミカサがせっかく頭下げてまで頼んでたのにね~」

    アニ「くっ…しょうがないじゃないか。下手に手加減したらこっちがやられそうだったんだから」

    ミーナ「アニってホント負けず嫌いだよね。ま、そこがかわいいんだけどさ!」ギュー

    アニ「ちょっとミーナ、暑い」

    ミーナ「ほら、早くエレンを医務室に連れていこう。皆にはお見舞いがてらに行ってもらえば誰か思い出させてくれるかもだし」

    アニ「……それもそうだね。最初からこうすれば良かったのか」

    ミーナ「いやいや、これは結果論であって最善策ではないから」ハハ
  5. 5 : : 2017/03/30(木) 14:13:27
    ーーー

    ーーー 夕方

    ーーー 医務室

    エレン「ん……」パチリ

    アルミン「あ、起きた」

    エレン「アルミン……ここは?」

    アルミン「医務室だよ。憶えてないの?」

    エレン「……そういえば、対人格闘でアニに思いっきりぶっ飛ばされたんだった」

    エレン「俺ずっと寝てたのかよ……」ハァ

    アルミン「もう今日の訓練は終わったから後は夕食食べてしっかり寝よう。明日からも訓練は続くんだからね」

    エレン「だな、行くか」ムクリ
  6. 6 : : 2017/03/30(木) 14:32:19
    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    エレン「なんか腹減ってないから余計不味く感じるな…てか量少なくないか?」モグモグ

    「不味くて悪かったね」

    エレン「おうアニとミーナ。別に悪口言った訳じゃねぇよ。
    それよりもお前から話しかけてくるなんて珍しいな」

    ミーナ「ほら、アニ」クイ

    アニ「……」

    エレン「?」モグモグ

    アニ「その…今日の対人格闘でなんだけど……」

    エレン「おう」モグモグ

    アニ「悪かったよ……!」クルッ ダッ

    ミーナ「あっ、ちょっとアニ!」

    エレン「なんだあいつ?」

    ミーナ「流石にやり過ぎたと反省してるんだよ~。分かってあげてね。それじゃ」クルッ スタスタ

    エレン「おう……?」

    ミカサ「エレン」

    エレン「ごっそさん。なんだ?」

    ミカサ「後で話がある。一度部屋に戻って休んでからで構わないから食堂前に来てほしい」

    エレン「分かった。なら後でな」スタスタ

    エレン「(なんで後でなんだ?今じゃ駄目だったのか?)」ガチャ

    バタン
  7. 7 : : 2017/03/30(木) 14:48:41
    エレン「」スタスタ

    ジャン「おい死に急ぎ野郎」

    エレン「…何だよジャン」

    ジャン「お前まだ気付かねぇのか?」

    エレン「はぁ?何がだよ」

    ジャン「今日何日だ」

    エレン「3月30日だよ」

    ジャン「お前の誕生日は」

    エレン「今日だよ」

    ジャン「ならなんで分からねぇんだよ」イライラ

    エレン「はあぁ?何なんだよお前ら全員。
    去年、一昨年そして今年って誕生日になった途端によそよそしく気遣いやがって……迷惑なんだよ!」

    ジャン「何だと…!?」

    エレン「そんな、日によって態度変えられるのは嫌だって言ってんだよ!」バキッ

    ジャン「だったら最初からそう言えや!お前がぐだぐたしてっから皆手焼いてんだろうが!!」バキッ

    エレン「ミカサとアルミンなら分かってくれてるだろうが!お前らだけで突っ走りやがって!」ドスッ

    バキッ ボカボカ ゲシッ ドカッ
  8. 8 : : 2017/03/30(木) 21:41:06
    アルミン「これくらいかな」フゥ

    ライナー「そうだな。こんなもんでいいだろ」

    アルミン「ちょっと手洗ってくるよ」ガチャ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    アルミン「あぁー冷たくれ気持ちいい……」バシャバシャ

    ワ-ギャ-

    アルミン「ん?」

    エレジャン「」ボカスカ

    アルミン「ちょ…ちょちょちょっと!何やってるの2人とも!?」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    アルミン「なるほど、それで喧嘩になったと」

    エレジャン「「はい」」(正座)
  9. 9 : : 2017/03/30(木) 21:54:56
    アルミン「僕達のやってた事に気付いてたなら普通に付き合ってくれてもよかったじゃないかエレン」

    エレン「その日だけあからさまに態度変えるから素直に祝われるのが癪だったんだよ……」

    アルミン「それにジャン。君も君で僕らの努力を無駄にしてくれたよね」ハァ

    ジャン「こいつの態度が見てらんなかったんだよ……」

    アルミン「まったく、二人共……」ハァ

    エレジャン「「悪かったよ」」

    アルミン「まあいいや。丁度準備も終ったとこだし、こうなったら堂々と祝わせてもらうよ。いいでしょ?」

    エレン「あぁ、もう意地張ったりしねぇよ」

    アルミン「なら食堂に行こう。皆待ってるよ」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂前

    ミカサ「あ、エレン……とアルミンとジャン?」

    アルミン「ごめん、なんかバレちゃったよ」コソッ

    ミカサ「!」

    アルミン「エレンも理解してくれたし、皆で普通にお祝いしようよってなったんだ」
  10. 10 : : 2017/03/30(木) 21:56:42
    僕なんかが言う事では無いと思いますがもうちょっと行を開けた方がいいですよ。

    ミカサ「エレン」



    エレン「何だ?」



    ミカサ「ちょっと用事があるのだけど」


    みたいな感じにした方が読みやすいですよ。


    あと、期待です!
  11. 11 : : 2017/03/30(木) 22:15:07
    ミカサ「そう…ならいいけど」ガチャ

    クリスタ「あ、来た!」

    ユミル「ん?なんで部外者の馬がいんだよ?」

    ジャン「……」プルプル

    クリスタ「もうユミル!そういう風に言っちゃダメでしょ!ジャンも一緒に祝ってくれるんだから。ね?」

    ジャン「お、おう(女神)」

    アルミン「コホン それじゃあ皆、せーの」

    「「エレン、誕生日おめでとう!!!」」

    エレン「……おう」

    サシャ「あれ?反応が薄いですね。ささやかながらもごちそうが用意されているのに」モグモグ

    ライナー「おい!それはエレンのためのだろうが!食うな!!」グイッ

    ワイワイ ガヤガヤ

    ベルトルト「はは、結局いつもとあまり変わらないね」

    マルコ「だね。でも僕ららしくて良いんじゃないかな」

    アルミン「どうかなエレン、感想は」

    エレン「…まあ…悪くねぇよ」プイッ

    ミカサ「耳が赤くなってる。素直じゃない」

    エレン「……うるせぇ」

    ミカサ「そういう所も昔から変わってない。はい」スッ

    エレン「これは?」

    ミカサ「誕生日プレゼント。下手だけど、一生懸命作ったから受け取って欲しい」

    エレン「ありがとな。おっ、マフラーか」

    ミカサ「エレンは私にこのマフラーをくれたから、そのお返しも兼ねて……気に入らないだろうか?」

    エレン「んな訳ねぇだろ。すげぇ嬉しいぞ、ありがとうミカサ」

    ミカサ「」ニコ コクッ

    アルミン「僕のも含めて他の皆からのプレゼントはそこのテーブルにまとめてあるからね」スッ

    エレン「分かった。お前ら!」

    「「「ん?」」」クルッ


    エレン「ありがとな!これからもよろしく!!」ニカッ








    エレン、誕生日おめでとう!




  12. 12 : : 2017/03/31(金) 22:11:21
    エレンって耳赤くなると嘘ついてるんじゃなかったっけ?
  13. 13 : : 2017/04/01(土) 20:14:19
    そう。嘘=正直じゃないでわかる?
  14. 14 : : 2017/04/01(土) 20:14:45
    てか今日進撃の巨人2期放送だぁぁぁぁぁぁぁぁ
  15. 15 : : 2018/08/14(火) 21:23:57
    はい10.うざーいそんなの作者の勝手だしー
    自分の勝手な都合押し付けてんじゃねぇよ

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