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渚「ターゲットは…」エレン「先生!」1話

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  1. 1 : : 2017/02/12(日) 22:38:35
    どうも!!

    復活した進撃のAssassinでーーす!

    因みに2016年に辞めた理由は勉強面で都合があったからです!

    と言うわけでまたゼロからのスタートです

    まず第1作品目は唯一シリーズ作品を完結させた進撃×暗殺のコラボ作品です

    というわけでよろしくお願いします!



  2. 2 : : 2017/02/12(日) 22:48:09
    鳥間「君達が防衛省に選ばれた現役中学生暗殺者、エレン君、ミカサさん、アルミン君、クリスタさんだね?」

    四人「はい!」

    鳥間「早速だが、明日から椚ヶ丘中学の3年E組の生徒になってもらう。尚、君達が超生物を殺しても報酬は貰える」

    エレン「普通に学校生活を送るのもアリですか?」

    鳥間「構わない、来年の三月までに殺ればいい話だ」

    エレン「おっし!バンバン友達作ってやるからな!」

    ミカサ「エレン、これは悪魔で任務、友情を育むのは程ほどに」

    エレン「はいはい、分かってますよ…」

    クリスタ「ミカサ、そんなに冷たく言わなくてもいいでしょ?」

    ミカサ「私は本当のことを言っただけ、エレンは私が守る」

    エレン「なんで暗殺者が暗殺者を守るんだ!意味わかんない!」

    アルミン「鳥間さん!ひとついいですか?」

    鳥間「何かね?」

    アルミン「超生物の目的はいったい何ですか?」

    鳥間「それはまだ分からない、それを調べるのも君達の任務だ」

    アルミン「そうですか…」

    鳥間「では明日からよろしく頼む」

    四人「はい!」

  3. 3 : : 2017/02/12(日) 23:00:13
    翌日


    椚ヶ丘中学 旧校舎

    キーンコーンカーンコーン

    殺せんせー「おはようございます、皆さん。わかっていると思いますが、今日から転校生を紹介します。では、入ってきて下さい」

    エレン「エレン・イェーガーだ。よろしく頼む」

    ミカサ「ミカサ・アッカーマン。よろしく」

    アルミン「アルミン・アルレルトです!よろしくお願いします!」ペコッ

    クリスタ「クリスタ・レンズです!よろしくね!」ニコッ テンカラヒカリ

    E組(天使…神様…いや、女神か?)

    殺せんせー「というわけで、皆さん仲良くしてくださいね?」

    E組「「はーい」」



    アルミン「…」スチャッ

    「よろしくねー」

    アルミン「あ、よろしく!えっと…」

    カルマ「赤羽カルマ、気軽にカルマって呼んで」

    アルミン「うん!よろしく、カルマ」


    エレン「…」スチャッ

    「おい、転校生」

    エレン「ん?」

    寺坂「俺と授業サボらねぇか?」ニヤニヤ

    エレン「いや、遠慮する」

    寺坂「ああん?折角誘ってんだぞ?」エレンの肩を触る

    ガシッ!

    寺坂「っ!!」

    E組「っ!」

    ミカサ「エレンに触るな…」ギロッ

    寺坂「ひっ!わ、悪かったよ…」

    カルマ「へー、あの寺坂が怯えるってことは只者じゃないんだねー」

    アルミン「うん…ミカサは僕たちのなかで唯一、本職の殺し屋に教わった現役暗殺者だから…」

    カルマ「アルミン君達は、殺し屋に教わってないの?」

    アルミン「僕とクリスタは防衛省の訓練学校で学んでいた。エレンは途中で学び始めた」

    カルマ「へぇー」



    茅野「今のみた?渚(ミカサさんが怖い)」

    渚「うん…本当にすごい人が来たんだね(ミカサさんが怖い)」


  4. 4 : : 2017/02/13(月) 17:50:34


    体育の時間

    E組「1!2!3!」シュッ!シュッ!

    エレン「…」

    鳥間「これが今の彼らの状況だエレン君」

    エレン「ですが、短期間で俺みたいなナイフ戦術ができる奴を探せと言われましても」

    鳥間「君ならできるはずだ」

    エレン「わかりました」



    前原「本当にこんなので殺せんせーを殺せるのか?」

    倉橋「うーん、どうだろう?」

    エレン「ナイフ戦術はいろんな方法がある」

    前原「エレン」

    エレン「前原、それと磯貝、俺にナイフを当ててみろ」

    磯貝「え?でも…」

    エレン「いいから」

    前原「じゃあ、行くぞ?」シュッ!

    ガシッ!

    ドンッ!

    E組「っ!」

    前原「イテテ、一体何が…」

    エレン「その程度か?」

    前原「クソッ!」シュッ!

    ガシッ!

    クルッ!ドンッ!

    前原「がはっ!」

    磯貝「くっ!」シュッ

    ガシッ!

    ドンッ!

    磯貝「うわっ!」バタンッ!

    エレン「まだまだいけるぜ?」

    前原「強すぎるぜ…」

    エレン「まず、お前らの目標は俺やミカサ達と同じレベルにすることだ」

    磯貝「同じレベルにする」

    エレン「それができないと、殺せんせーを殺せない」

    渚「同じレベル…」

    エレン「いいか?鳥間先生がお前達を信じるなら俺もお前らを信じる。自分に秘めた力を引き出してくれ…俺から言うことは以上だ」

    渚「エレン君」

    エレン「ん?」

    渚「僕みたいな人でもエレン君みたいになれる?」

    エレン「ああ、努力すればな…」

    渚「うん!」






  5. 5 : : 2017/02/14(火) 23:48:04
    期待!!
  6. 6 : : 2017/02/15(水) 18:31:43
    >>5 エレン「コメントありがとう!」
  7. 7 : : 2017/02/15(水) 19:25:53



    鳥間「…」カタカタ


    エレン・イェーガー

    彼は防衛省の訓練学校では次席で合格

    学力、運動神経も悪くない

    主にナイフ、体術の戦術を得意とする



    鳥間「ざっとこんなものか…」




    エレンの時間









    殺せんせー「ヌルフフフ」

    エレン「…」

    殺せんせー「ヌルフフフ」

    エレン「…」

    殺せんせー「ヌルフh「うるさい!」にゃっ!失礼しました!ついつい漫画で笑ってしまって」

    エレン「真面目に補習を受けている生徒の前で漫画を読む教師なんてあんただけですよ!」

    殺せんせー「すいません、先生としたことが」

    エレン「ったく、おい渚、どう思う」

    渚「どう思うって言っても…」

    殺せんせー「おや?もう仲良くしているんですね」

    エレン「まぁな、何かと絡みやすいやつだし!」

    渚「あはは…」


    彼はエレン・イェーガー

    僕の目指すべき人であり、友達だ



  8. 8 : : 2017/02/15(水) 19:37:44



    翌日

    エレン「ふぁー、おはようー」

    磯貝「やぁエレン」

    片岡「おはようエレン君」

    エレン「うぃっす、磯貝、片岡」

    磯貝「相変わらず寝癖ヤバイな」

    エレン「いいだろ?よく寝た証拠なんだからよ」

    片岡「寝相が悪いってことは分かったわ」

    エレン「おいおい!それは褒めすぎだぜ!」アハハ

    片岡「褒めてません!」



    <アハハ!マッタク、オマエッテヤツハ


    ミカサ「…」ジー






    エレン「渚、飯食おうぜ!」

    渚「うん」

    茅野「エレン君って、どこ出身なの?」

    エレン「ああ…イスラエルの小さな村だ」

    茅野「かなり危ないところだね」

    エレン「まぁな、日本は良いところだよ。平和でうるさくもないしな」

    渚「ご両親は?」

    エレン「…」

    渚「!!(ヤバッ!聞いちゃ不味かったかな!)」

    エレン「家族の事は覚えてない…俺が生まれて間もないときに捨てられたから…」

    渚「なんか…ごめん」

    エレン「気にすんな、別に親に恨みなんかない。俺が生まれたのは「生きろ」ってことだろうって思ってるし、親を恨んだところで別にどうしようもないいし」

    渚「エレン君…」

    エレン「それより早く飯食えよ、五時間目の訓練で身が持たないぞ!」モグモグ

    渚「うん!」モグモグ

    茅野(エレン君…本当は辛いんだね…私も同じ気持ちだよ…)

  9. 9 : : 2017/03/17(金) 22:35:52
    期待してますよー
  10. 10 : : 2017/03/28(火) 00:18:31
    更新まだですか~?
  11. 11 : : 2017/03/28(火) 00:18:53
    あと期待
  12. 12 : : 2017/03/31(金) 22:20:18
    期待あり
  13. 13 : : 2017/04/08(土) 22:25:00
    鳥間「…」カタカタ


    ミカサ・アッカーマン

    彼女は四人の中で唯一本職の殺し屋から教わった暗殺者。

    訓練学校を主席で合格

    暗殺の他に学力、運動神経も遥かに上であり、このクラスの中で一番の強さを誇るであろう


    鳥間「だが、出身のなどが不明なため謎であると…」




    ミカサの時間








    ミカサ「…」

    岡野「はっ!」シュッ!

    ミカサ「…」スッ



    千葉、速水「っ!」ズババババ!




    ミカサ「…」サッ!



    不破「マ○リックスみたいな避け方したわ!」キラキラ

    渚「不破さん…」

    エレン「ミカサはやっぱスゲェわ」

    渚「エレンくんもすごいけどね」

    エレン「そんなレベルじゃないんだよな…」







    岡野「はぁ…全然当たんない」


    千葉「あんな銃弾を紙一重でかわすんだからな」

    速水「ミカサに関しては本当に侮れないわ…」

    ミカサ「次の相手は?」

    シーン

    渚「みんな無理みたいだね」

    エレン「そりゃあんなの見せつけられたらな」

    アルミン「彼女の勝負を受ける人なんて恐らく彼だけだね」

    渚「彼?」







    「じゃあ、俺やりまーす」








    渚「っ!カルマくん」




    ミカサ「赤羽カルマね?」

    カルマ「殺せんせーや鳥間先生以外に骨のある人なのか興味があってねー。一対一の戦いでしようよ」

    ミカサ「構わない」

    菅谷「夢のカードだ…」

    木村「どっちが勝つんだ?」

    倉橋「私、ミカサで放課後のパフェ賭ける」

    矢田「あー!ズルーイ!でも、あえて私はカルマに賭ける!」

    エレン「さて、どんな戦いになるんだ?」







    ミカサ「…」

    カルマ「…」


  14. 14 : : 2017/04/08(土) 22:36:32
    カルマ「っ!」ダッ!

    ミカサ「っ!」ガシッ!

    カルマ「そんな簡単にいくわけないよねー」グクッ

    ミカサ「その程度?」

    カルマ「まださ!」シュッ!

    ミカサ「…」スッ!

    カルマ(さすが、本職の殺し屋に教わっただけのことはある…そんな簡単に勝てるわけがない)

    ミカサ「私にかすりも当てられないんじゃ殺せんせーは殺せない」

    カルマ「そうだ……なっ!!!」シュッ!

    ミカサ「…」スカッ

    カルマ「なっ!」

    ミカサ「…」スッ















    パチンッ!











    カルマ(なんだ?この………感覚…………動けない…………)

    ミカサ「チェックメイト…」ガシッ!

    カルマ「なっ!」

    ミカサ「はぁ!!」ブンッ!

    カルマ「あ……」

    ドスンッ!




    渚「カルマくんを背負投で………」

    エレン「ミカサの勝ちだな…」

    殺せんせー「お見事です。ミカサさん」

    ミカサ「いえ」

    殺せんせー「ヌルフフフフ、皆さんミカサさんみたいに立派な暗殺者になりましょう」

    全員「はーい」

    カルマ「あーあ、負けちまったな…」

    エレン「ミカサに挑むのはもう少し強くなってからのほうがいいぜ?」

    カルマ「かもねー」








    ミカサ「…」スタスタ









    カルマ(絶対に超えてみせる…)

    カルマ「んじゃ、教室に戻るか」

    渚「そうだね」

    エレン「行こうぜ二人共」

  15. 15 : : 2017/04/17(月) 21:26:13
    鳥間「…」カタカタ


    アルミン・アルレルト

    彼の頭脳はコンピューター並みの知識の持ち主であり、訓練学校では三番目にして合格

    運動神経としては乏しいものの計画性、トラップの技術としての能力は極めて高い

    鳥間「彼の能力には期待だ…」







    アルミンの時間







    殺せんせー「では、数学の小テストを返します。今回の満点者はカルマ君とアルミン君です」

    前原「すげー」

    渚「アルミン君は昔から頭がいいんだね」

    アルミン「いろんな学校に行ってたから、学力はそこそこついてたんだ」

    カルマ「流石アルミン君、俺の知らない解き方もやってんだねー」

    アルミン「まぁね」

    殺せんせー「皆さんもアルミン君やカルマ君を見習いきちんと勉強しましょう」

    全員「はーい」






    昼休み


    <ワイワイ!ガヤガヤ!

    鳥間「?」




    エレン「畜生逃げんな!」ズダダダダダ!

    殺せんせー「ヌルフフフフ、それでは私は殺せませんよ〜」シュッ!シュッ!



    鳥間「なんだこれは?」

    アルミン「あ、鳥間先生。実はトラップを仕掛けたんです」

    鳥間「トラップ?」

    岡島「俺が集めたエロ本を餌にしてトラップを仕掛けたんですが…」

    アルミン「ご覧の有様、見事に引っ掛かり、網が絡まった状態です」





    クリスタ「先生!死んでくださいよ!」

    殺せんせー「そうはいきません!」

    バシューーーーー!



    エレン「何処いった!?」

    殺せんせー「ここまでは来れないでしょう。君達とは基本性能が違うんですよ!バーカ!バーカ!」

    前原「降りてこいよ!」

    クリスタ「そうよ!降りてきて!」
     
    殺せんせー「嫌です!」

    シュッ!

    殺せんせー「なっ!」

    ツルッ!

    殺せんせー「にゅやっ!」

    ミカサ「避けられたか…」

    バタンっ!!

    殺せんせー「にゃ………」

    全員「…」












    全員「いまだーーーーーーーー!」

    殺せんせー「ひえーーーーーーー!」
  16. 16 : : 2017/04/17(月) 21:37:31
    安定の面白さ、期待!
  17. 17 : : 2017/04/17(月) 21:38:31
    アルミン「ナイスミカサ!」

    ミカサ「流石アルミン、私が屋根に隠れるように指示したのも殺せんせーが屋根に逃げることを推定してたのね」

    アルミン「その通りだけど…」



    殺せんせー「危ない!危ない!」シュッ!シュッ!

    磯貝「当たれ!!」ズダダダダダ!

    エレン「おらっ!!」シュッ!

    殺せんせー「っ!」

    バシューーーーー!

    エレン「また逃げた!」

    アルミン「やっぱりね…」






    殺せんせー「ふーふー…。君達に言っておくことがあります。今日の宿題を二倍にします!」ドヤ

    全員「器ちっさ!」




    エレン「でも今までの中で殺せんせーを一番追い詰めたんじゃね?」

    ミカサ「ええ…これもアルミンのお陰」

    磯貝「ああ!流石アルミンだ!」

    アルミン「なんか、照れるな…」






    殺せんせー「ヌルフフフフ、アルミン君には敵いませんねー」

    アルミン「僕の策略でいつか殺しますよ?殺せんせー」

    殺せんせー「いいでしょう!受けて立ちますよ!」ピンッ

    アルミン「掛かった!」

    パシュッ!パシュッ!

    殺せんせー「なっ!わ、ワイヤートラップ!」

    アルミン「殺せんせー、逃げようとしたら周りのワイヤートラップが発動して殺せんせーの息の根を止めますよ?」ニヤッ

    鳥間「いつの間にそんなトラップを…」

    アルミン「みんな!一斉攻撃だ!」

    全員「ヨッシャーーー!」

    殺せんせー「ひえーーーーーーー!」








    しかし、結局殺せんせーの暗殺は失敗に終えるのであった…



  18. 18 : : 2017/04/19(水) 15:13:37
    鳥間「…」カタカタ


    クリスタ・レンズ

    彼女は三人とは異なり演技を得意とし、彼女の本性は未だ分からず…

    しかし、訓練学校では四位の実力者であり暗殺でのせん力になるだろう…

    鳥間「…」カチッ


    クリスタ「…」ニコッ


    鳥間「クリスタさん……何処かで見たような…」



    クリスタの時間






    殺せんせー「ぬっひょーーー!これ先生が食べていいんですか?!!」

    殺せんせー顔型ケーキ「」

    クリスタ「はい!全部食べて下さいね!」

    殺せんせー「勿論ですとも!」ガツガツ!


    倉橋「クリちゃん、デザート作り上手いんだね」

    クリスタ「うん、お姉ちゃんによく教えてくれたんだ」

    矢田「いいなー」

    茅野「またプリン作ろうよ!」

    クリスタ「うん!いいよ!」






    渚「クリスタさんって女子力高いんだね」

    エレン「普段はな」

    渚「普段?」

    エレン「クリスタの本当の顔を見れば分かるさ」

    渚「クリスタさんの本当の顔…」

    エレン「まぁその内分かるさ…」

    千葉「エレン、今日の射撃付き合ってくれないか?ミカサは速水が予約済みで」

    エレン「了解」














    鳥間「今回の訓練はチーム対抗ペイント射撃だ」






    パシュッ!パシュッ!

    ベチャツ!

    前原「くそ!殺られた…」

    菅谷「よし!次!」

    ズダダダダダ!

    菅谷「なっ!」

    クリスタ「甘いよ?菅谷くーん」

    菅谷「いつの間に…」





    パシュッ!

    ベチャツ!

    岡島「クソが!」





    ミカサ「ナイス、速水さん」

    速水「護衛は任せたわよ」

    ミカサ「了解」

    速水(厄介なのは千葉ね…)









    パシュッ!

    ベチャツ!

    片岡「っ!殺られた…」





    エレン「よし…」

    千葉「護衛は任せた」

    エレン「任せとけ…」

    千葉(厄介なのは速水か…)




  19. 19 : : 2017/04/23(日) 20:55:52


    殺せんせー「ヌルフフフフ、この訓練の中で一番脅威なのはエレン君とミカサさん…そして、射撃を得意とする千葉くんと速水さんでしょうか」

    鳥間「いや…お前は何もわかってない…」

    殺せんせー「にゅ?」

    鳥間「時期に分かることだ…」

     






    磯貝「エレン、相手チームの生存者はクリスタ、ミカサ、速水の3人だけだ!」



    エレン「分かった…いま千葉が速水を発見した…磯貝はクリスタを頼む」



    磯貝「分かった」

    不破「こっちは三人、余裕ね」

    渚「うん…」

    磯貝「一気にたたみかけるぞ!」カチャッ!

    ザッ!

    渚「なっ!」

    磯貝「上だ!」

    ズダダダダダ!









    速水「千葉を見つけた」

    ミカサ「クリスタが三人撃破したそうよ」

    速水「こちらが有利になったわね」







    クリスタ「ふー」

    磯貝「いつの間に…」

    不破「恐ろしいわね…」

    渚「これが…クリスタさんの本性…」

    クリスタ「ううん、ただの実力だよ」






    エレン「磯貝たちやられたみたいだ」

    千葉「そんな!」

    ベチャツ!ベチャツ!

    エレン、千葉「なっ!」






    速水「二人撃破」

    ミカサ「私達の勝ちね」








    矢田「凄いねクリスタ!特に最後磯貝たちを撃破したところなんてカッコよかったよ!」

    クリスタ「ありがとう!」

    岡野「クリスタのアクロバティックな動きには負けたわ。今度教えてね」

    クリスタ「うん!」





    殺せんせー「なるほど…あれが彼女の本気ですね」

    鳥間「ああ、四人の中でも彼女は未だに謎の力を持っている」

    殺せんせー「今後が楽しみですねー」

    アルミン「鳥間先生」

    鳥間「どうした?アルミン君」

    アルミン「防衛省から報告が」

    鳥間「…」ジー

    ー明日、英語教師の暗殺者を送り込むー

    鳥間「英語教師の暗殺者…」




  20. 20 : : 2017/04/23(日) 21:24:18
    翌日

    鳥間「ええ…今日から英語教師として来てくれた…」

    イリーナ「イリーナ・イェラビッチと申します!」

    全員(っで、なんで殺せんせーにベタベタなの…)

    http://livedoor.sp.blogimg.jp/anico_bin/imgs/9/3/939c4c34.jpg


    エレン「なんか…暗殺者って感じしないな…」

    アルミン「う、うん…」

    茅野「何か凄い先生来たね…。殺せんせーに凄く好意あるっぽいし」

    渚「でも、暗殺のヒントにはなりそうだよ」カキカキ

    殺せんせー「ニュルフフフ…」カオピンク

    全員(デレデレじゃないか…)













    イリーナ「まさか色仕掛けが通じると思わなかったわ」

    エレン、クリスタ「…」

    鳥間(イリーナ・イェラビッチ…殺し屋。10カ国語を操る対話能力を持ち、いかなる国のターゲットも魅了しガードの堅い標的も至近距離からたやすく殺す…)

    鳥間「殺し屋を学校で雇うのは問題だ。教師もやってもらう」

    イリーナ「はぁ?私はプロよ?授業なんてやる間もなく仕事は終わるわ」

    エレン「あんた、随分自信があるんだな?」

    イリーナ「当たり前よ。あんたたちみたいなガキ暗殺者より大人暗殺者の方が優れているんだから…」

    クリスタ「警告しておきますよ?殺せんせーを甘く見ていると酷い目にあいますよ?」

    エレン「ああ…」

    イリーナ「ふふ、ありがたく受け流させてもらうわ…。あんた達より私のほうが凄いことを思い知らせて上げるわ」スタスタ

    エレン「鳥間先生、彼女に任せて大丈夫なのでしょうか?」

    鳥間「しばらく様子を見よう」



    殺せんせー「ヘイ!パース!」ポンッ!

    カルマ「ヘイ!暗殺!」パシュッ!

    殺せんせー「ヘイ!パース!」

    岡野、ミカサ「ヘイ!暗殺!」シュッ!

    ビュンッ!

    岡野「避けられた!」

    ミカサ「くっ!」



  21. 21 : : 2017/05/10(水) 17:16:59
    イリーナ「殺せんせー!」

    殺せんせー「にゅ?」

    イリーナ「鳥間先生から聞きましたわ!足が早いそうですわね?私、ベトナムのお茶が飲みたくて…」

    殺せんせー「お任せあれ!ベトナムにいいお茶があるのを知っています!しばしお待ちを!」ビューーーン!




    磯貝「その…イリーナ先生、授業します?」

    イリーナ「適当に自習でもしてなさい」

    全員「っ!」

    アルミン「あなた、本当にプロの暗殺者なのですか?そうには見えないです」

    イリーナ「はっ!鳥間から聞いてるわ。あんた達もあのタコの暗殺の為に送り出されたのですってね」

    ミカサ「ええ、話は伺ってますわ。ビッチ先生」

    イリーナ「その呼び方やめい!」

    エレン「だが、あんたは殺せんせーを甘く見ている。先生に唯一ダメージを与えた人物はカルマだけだからな」

    カルマ「へー、そのことも知ってんだね」

    イリーナ「いい?大人を舐めんじゃないのよガキ共…私があんたたちより優れていることをあのタコを殺せばわかるわ…」スタスタ

    岡野「エレン、本当にあの先生殺せるの?」

    エレン「いや、あの人は確実に殺せんせーの暗殺を失敗する。それは時期にわかる…」















    そして、エレン君の言う通りイリーナ先生の暗殺は失敗に終わった…











    イリーナ「くーーー!」イライラ

    全員「…」

    磯貝「あのイリーナ先生」

    イリーナ「なによ…」

    磯貝「授業やらないのなら殺せんせーと変わってくれませんか?俺達受験なので…」

    イリーナ「あんな怪物に授業を教わりたいんなんてガキは平和でいいわね」

    全員「」カチン

    イリーナ「そうだ!私に協力してくれたら分け前するわよ!いいから黙って私に…」

    ビュンッ!

    カランカラン(消しゴム)

    イリーナ「え…」

    エレン「…」ギロ

    イリーナ「なによ!ガキ暗殺者!」

    エレン「出てけよ…」

    イリーナ「はぁ?出ていけですって?誰に向かって…」

    前原「出ていけ…」ギロ

    イリーナ「なっ!」

    全員「…」ギロ


    前原「出ていけ!」

    矢田「殺せんせーと代わってよ!」



    イリーナ「何よあんたたち!殺すわよ!」

    シュッ!ザクッ!

    イリーナ「ひっ!」ビクッ!

    ミカサ「出ていきなさい…」ギロ

    菅谷「俺達を殺すならミカサを倒してからにしろ!」

    茅野「そうよ!巨乳なんて要らない!」

    渚、アルミン、クリスタ(そこ!?)









    鳥間「はぁ…」


  22. 22 : : 2017/05/10(水) 21:32:18




    イリーナ「何なんよ!ガキ共にガキ暗殺者共も!どうして私がいることに有り難いと思わないわけ!?」

    鳥間「有り難いと思わないから軽く学級崩壊が起きるんだ。それに彼ら(エレン達)もこのクラスに馴染めるように努力している。ここでの暗殺を続けたいのなら、ちゃんと彼らとエレン君達に謝ってこい」

    イリーナ「なんでよ!私、先生なんて経験ないのよ!暗殺だけに集中させてよ!」

    鳥間「仕方ない…付いてこい」













    殺せんせー「カルマ君とアルミン君は互角の争いですねー。ですが、ミカサさんも二人に負けてませんねー。三人には引っ掛け問題でも出しましょうかね?」






    イリーナ「何してるのよアイツは…」

    鳥間「毎週水曜日に行われる小テストの作成だ」

    イリーナ「はぁ?」

    鳥間「一人一人の問題が違うようで生徒たちのできる範囲を把握しているようだ」














    エレン「よし!行くぞ!」バシッ!

    前原「なっ!」

    エレン「おっしゃ!」

    神崎「流石ね、エレン君」

    エレン「だろ?」

    神崎「うん…///」

    ミカサ「…」ジー








    イリーナ「あれは何なのよ」

    鳥間「俺とエレン君達で考案したスポーツ。暗殺バドミントンだ。このスポーツのアイディアはアルミン君によるものだ」

    イリーナ「あんなガキ暗殺者がこんな練習を…」

    鳥間「暗殺と学校生活。それを両立するからこそエレン君達は強くなれる。俺から言うことはそれだけだ…」スタスタ

    イリーナ「…」













  23. 23 : : 2017/05/18(木) 17:07:01






    イリーナ「そ、その…悪かったわね…これからはちゃんとした授業をするから許してくれ………ない…?」

    全員「…」

    前原「俺等に謝んのはいいが、エレン達にも謝れよな」

    矢田「うん、プロの殺し屋に教わるより、エレン君たちに教わる方がいいよ」

    イリーナ「わ、分かったわよ…そのあんた達も馬鹿にしてごめん…………ほら!これでいい!?」

    全員「…」

    エレン「ククク…」

    アルミン「ふふ……」ブルブル

    イリーナ「な、なによ!!」

    エレン「おいお前ら、もうよそうぜ?俺達は怒ってないしさ」

    イリーナ「え?」

    アルミン「それに折角来てくれたんだし、仕方ないよね」

    イリーナ「あんた達…」

    岡野「もう、ビッチねぇさんなんて言えないね」

    イリーナ「ありがとう…」

    エレン「んじゃ、ビッチ先生だな」ニヤ

    イリーナ「…」













    イリーナ「むきーーーーー!!!やっぱ嫌いよ!あんた達!!!」















    その後、中間テストでは…

    エレン「…」学年順位19位

    クリスタ「…」学年順位45位

    殺せんせー「…」





    みんな叩きのめされたが…

    カルマ「俺、テスト変わっても関係ないし」学年順位4位

    アルミン「うん」学年順位4位

    ミサカ「…」学年順位8位










    中間テストを抜け、次は修学旅行へと近付いてきた…



  24. 24 : : 2017/05/30(火) 01:54:05
    期待!!
  25. 25 : : 2017/05/30(火) 15:46:44
    エレン「よっす、渚」

    渚「あ、エレン君」

    片岡「あ、エレンと渚。どこの班に入るか私か磯貝君に言ってね」

    エレン「班?」

    茅野「忘れたの?京都の修学旅行だよ!」

    エレン「あー、修学旅行か」

    渚「もうそんな時期なんだね」

    殺せんせー「全く、中学生として恥ずかしいと思わないのですかね!」

    前原「舞妓さんに着替えてたら説得がねぇよ」

















    鳥間「皆分かってると思うが今度の修学旅行でも暗殺を行ってもらう」

    エレン「確か、凄腕のスナイパーを雇ったとか…」

    鳥間「ああ、それぞれ狙撃ポイントを見つけて奴をうまく誘導してくれ、エレン君達はそれぞれの班に入り、彼等のサポートに回ってくれ」











    渚「カルマ君、一緒の班になろうよ」

    カルマ「オッケー」

    杉野「カルマ入れて大丈夫なのか?」

    カルマ「大丈夫大丈夫、旅先でトラブルを起こさないから」

    杉野「だといいが」

    渚「後はエレン君、ミカサさん、アルミン君かクリスタさんを誘うだけだね」

    杉野「誰を誘おうか…」

    渚「そうだね…>>26を誘おうか!」



    ここで安価です

    エレン、ミカサ、アルミン、クリスタのどれかを選んでください

    注意!誰かによってストーリーは変わります

  26. 26 : : 2017/05/30(火) 16:46:34
    アルミン
  27. 27 : : 2017/05/30(火) 21:39:04
    渚「アルミン君、一緒の班にならない?」

    アルミン「うん、いいよ!」

    杉野「よろしくな!アルミン」

    カルマ「そうだ!アルミン君にイタズラに使えるトラップをあとで教えてもらおう」ニヤ

    渚、杉野(何か悪巧みしてる顔だ!)

    アルミン「えっと班員は僕と渚君と杉野君、カルマ君、茅野さんに…」

    茅野「後、奥田さんも誘ったよ!」

    アルミン「僕を除いて6人班になるはずだけど、あと一人は?」

    杉野「こういう事もあろうかとずっと前から誘って来たんだよ!」

    神崎「よろしくね」

    杉野「神崎さんでどうでしょう!」

    茅野「意義なし!」

    アルミン「神崎さんよろしくね!」

    神崎「よろしく!」




    磯貝「エレン!一緒の班になろうぜ!」

    エレン「おう!いいぞ!」




    中村「クリスタ!一緒に映画村でも見に行かない?」

    クリスタ「行く行く!」




    原「ミカサちゃん、一緒の班になろ?」

    ミカサ「構わない」





    イリーナ「ガキね。旅行なんかで楽しんじゃって…」

    前原「じゃあ、留守頼んだ」

    矢田「ついでに花壇に水やっといて」

    イリーナ「え…」

    エレン「なー!これなんかどうだ!」

    磯貝「お!いいな!」

    イリーナ「あーーー!!!私抜きで楽しそうにしてんじゃないわよ!」

    エレン「うるさいな!行きたいのか行きたくないのかどっちだよ!!」

    イリーナ「し、仕方ないから付いていくのよ!」

  28. 28 : : 2017/06/30(金) 16:23:33


    そして、修学旅行当日

    新幹線内

    エレン「ん?出発したのはいいが肝心の殺せんせーはどこ行った?」

    磯貝「あれ?そういえばどこに?」



    殺せんせー「ここです!!」

    渚「うわっ!殺せんせー!なんで窓に張り付いてるの!!」

    殺せんせー「駅弁を買おうとしたら乗り遅れちゃって」

    エレン「あー、新幹線あるあるだな」

    殺せんせー「取り敢えず、次の駅まで先生はこうして張り付いておきます!」






    アルミン「…」カチャカチャ

    カルマ「アルミン君、何してんの?」

    アルミン「向こうでも暗殺できるようにトラップをね」

    神崎「ねぇ、何か飲み物買ってくるけど二人共何かいる?」

    アルミン「それじゃ…」









    神崎「それでね!エレンくんが…」

    茅野「神崎さん、エレン君の話ばっかだよ」

    神崎「ふふ、だって彼面白いんだもん」

    ドンッ!

    神崎「あ、ごめんなさい」







    「おい、あの女の制服見たか?」

    「ああ、椚ヶ岡中学の奴だな」

    「あいつ等に社会勉強ってやつを教えてやろう…」スッ神崎の手帳?











    京都 E組宿舎

    殺せんせー「うう…」

    エレン「なんでバス酔いするんだよ殺せんせー…」

    殺せんせー「面目ない」

    ミカサ「少し休んではどうでしょう?殺せんせー」シュッ

    殺せんせー「いえ、今から東京に戻ります」シュッ

    全員「は?」

    殺せんせー「枕を忘れてきてしまいました」

    全員「あれだけの荷物を持ってきておきながらかよっ!!」


    アルミン「ありがとう、神崎さん」スッ

    神崎「ごめんなさい、アルミン君の手帳失くしちゃったんだけど…」

    アルミン「ああ、構わないよ。実はあの手帳ちょうど使い時かなって思ったから」

    殺せんせー「お二人は真面目ですね。けどご安心ください。この辞書さえあれば大丈夫です」

    全員(それ持ってきたくなかったからまとめてんだよ!)





    数日前

    殺せんせー「ひとり一冊です!」

    エレン「重っ!辞書だろこれ!!」









    「へー、奴らこんなルートで行きやがるのか…」

    アルミンの手帳「」ピッピッピッピッ

  29. 29 : : 2017/09/08(金) 20:39:37




    アルミン「さてと、観光はしておかないとね」

    カルマ「そだね」

    茅野「でも甘い物も食べたいよ」  

    カルマ「それで先生を毒殺するって手もあるけどね」

    茅野「ええ!!もったいないよ!」

    アルミン(さてと…あの間抜け共は今頃痺れるトラップに引っ掛かってる所かな?)  







    バチッ!バチッ!

    「畜生…なんで歩いただけで…痺れるんだ…」

    「兄貴…相手を間違えたかもしれませんよ…」

    「くそ……が……」ガクッ









    アルミン(これで完全撃沈だね…)

    アルミン「神崎さん」

    神崎「ん?」

    アルミン「君は名門校の生徒では落ちこぼれ呼ばわりされてるけど、様々な事に実に前向きに取り組んでる。学校や肩書なんて関係ない…清流に棲もうがドブ川に棲もうが前に泳げば魚は美しく育つ…」 

    神崎「き、急にどうしたの?」

    アルミン「君の家庭の事情、調べさせたけど…そんなにいい状態ではないね…」

    神崎「え…」

    アルミン「でも、変われるよ…いつかだけど」

    神崎「アルミン君」

    茅野「おーい!二人共!!遅いよ!」

    アルミン「さ!思い出作りしよう?」

    神崎「うん!」




    殺せんせー「…」ウンウン



  30. 30 : : 2017/09/08(金) 20:51:00
    鳥間「狙ってほしいのは修学旅行中の引率の教師だ…だが、甘く見るな。腕を疑うわけではないが、充分すぎる準備をして臨んでくれ」


    レッドアイ「…」





    1班 自由行動

    殺せんせー「おお!!窓がないからすごい迫力!!これだけ開放的なら酔いませんし、しかし、時速25Kmとは早いですね」

    エレン「マッハ20が言うな…」

    磯貝「…」コク



    俺等が狙撃場所に指定したのは

    嵯峨野トロッコ列車の名所のひとつだ!





    『鉄橋の上で少しの間停車します』

    倉橋「あ!見て見て殺せんせー!川下りしてる!」

    殺せんせー「どれどれ?おお!!」


    エレン(橋の上の停車も川下りとハチ合う事も下調べ済み…あとはスナイパーへ合図…それは…殺せんせーが船を見に窓から身を乗り出す瞬間だ)
     






    ドシュッ!!!

    レッドアイ「…どうだ?ヘッドショットしたはずだが…」


    殺せんせー「…」(手に八ツ橋)

    レッドアイ、エレン(八ツ橋で止めた(だと)!?)

    殺せんせー「おっと、八ツ橋に小骨が危ない事もあるんですね」

    エレン(失敗か…)





  31. 31 : : 2017/09/10(日) 09:20:30
    ミーナ「あーあ、八ツ橋で弾丸取るなんてとんでもない奴ね」

    フリーダ「そうだね…」

    ミーナ「ねぇ、いちいちギターなんか弾かないでさ。私達も暗殺に参加すれば良かったじゃん」

    フリーダ「ただ、参加すればいいって物じゃないよ」

    ミーナ「えー?参加することに意義があるんじゃないの!」

    フリーダ「人生には暗殺だけじゃないってことなのさ」

    ミーナ「そういう物なのかなー」

    フリーダ「それに折角の休日は妹の観察も悪くないのさ」

    ミーナ「ヒストリア、今頃映画村だったよね?」

    フリーダ「よし、レッドアイに続いて私達も」









    2班自由行動

    レッドアイ(なるほどな、お次は映画村のチャンバラショーか…)


    岡島「間近だと刀の速度すげーな」

    クリスタ「流石、俳優の動きも完璧ね…」

    殺せんせー「早く魅せるよく練られた動きですねー。先生こういう殺陣大好きなんです」

    三村「ヤバっ!俳優達、こっちに来たぞ!」



    レッドアイ(よし、ショーに奴の気が向いているスキに…ん?どこ行った?って!何してんだテメェ!!いつの間に俳優に混じって殺陣やってんだ!)




    殺せんせー「助太刀いたす。悪党どもに咲く徒花は血ザクラのみぞ」


    クリスタ「いいぞ!殺せんせー!!」

    菅谷「クリスタ、テンション高いぜ…」



    レッドアイ(決め台詞も完璧だ!!くっ!役者が多すぎて狙いづらい!!)




    鳥間「そいつはとにかく速い、常識外れの動きをするが惑わされるな」






    レッドアイ「常識外れすぎるだろ!次だ!」









    フリーダ「相当苛立ってるね」

    ミーナ「わかるの?」

    フリーダ「人の心は単純で面白いね…特に暗殺者は…」




    3班自由行動

    狭間「清水寺もうとっくに回ったけど?」

    殺せんせー「では、お土産探しといきますか!」

    寺坂「どうせ甘いもんしか興味ねーだろ」



    レッドアイ(よし、八坂の五重塔からならじっくり狙えるぞ!)


    原「殺せんせー、あぶらとり紙使ってみなよ」

    殺せんせー「ベトベトとれたら恥ずかしいですね」




    ズドンっ!!!


    レッドアイ「やった!確かにこみかみに命中したはずだ!!」





    ミカサ「あ…」

    殺せんせー「…ふにゅ?」




    レッドアイ(弾丸とる紙じゃねーよ!!)




    殺せんせー「言わんこっちゃない。こんなに粘液がとれてしまった、!弾丸も止めるくらいに」

    ミカサ「これは…予想外ね…」




    レッドアイ(何なんだ…あいつは…)




    殺せんせー「さて、次は渚君たちの班ですね」





    レッドアイ「鳥間さんか?」

    鳥間『すまんが今日は…ここまでだ。アルミン君の話だとなにやらトラブルに合いそうとのことらしい』

    レッドアイ「わかった…ちょうど俺も辞めたいって思ってた所だ」
  32. 32 : : 2017/10/06(金) 16:41:19



    レッドアイ「…」トボトボ



    暗殺家業を始めて8年…



    プライドがズタズタだ…



    俺のスコープにターゲットの血が映らなかった事はない



    それが『レッドアイ』の名の由来だってのに…



    レッドアイ「笑わせるぜ…今日俺の目のどこに赤色が映ってんだ?」


    「どうぞ産寧坂で買った七味です」


    レッドアイ「ああ、あんたか…ありがとよ」
















    レッドアイ「って、暗殺対象ァ(あんた)!!!!!!??」


    殺せんせー「アルミン君によって生徒のトラブルも簡単に解決できましたのでねぇ…今日一緒に観光したあなたにもご挨拶しておこうと思いましてねー」


    レッドアイ「っ!」











    レッドアイ「何もかもお見通しで遊ばれてたわけかい」


    アルミン「どうやらそういう事みたいですね…」


    レッドアイ「こんな怪物がいたとはな。国が厳重に口止めするわけだ…」


    アルミン「はい…」


    レッドアイ「んで、こいつは俺を殺す気なのか?」



    アルミン「いえいえ!殺せんせーはその為にあなたをここに連れてきたわけじゃないですよ!ねぇ?殺せんせー?」




    殺せんせー「ふーふーふーふー」



    アルミン、レッドアイ「…」













    殺せんせー「ふーふーふーふー」


    アルミン、レッドアイ「早よ食え!!」


    殺せんせー「殺すなんてとんでもない。お陰で修学旅行が楽しく過ごせましたよ。お礼が言いたいだけです」

    レッドアイ「?」


    殺せんせー「私を狙撃できるポイントを探すため生徒達は普通より沢山京都について調べたでしょう。地理・地形、見どころや歴史・成り立ち…」

    アルミン「つまり、この街の魅力を知るいい機会になったという事です!」

    殺せんせー「その通り、暗殺を通して得たものは生徒を豊かに彩る…だから暗殺されるのが楽しみなのです」


    レッドアイ「ほう…なるほど…体も考え方もイカれている…けど、なんでかな…立派に先生してやがる」















    鳥間「任務を辞退しただと?」


    アルミン「はい…彼にも限界があったかと…」


    鳥間「なるほど…報告ありがとう、アルミン君」


    アルミン「…」





    ーーーーーーーーー

    レッドアイ「俺は暗殺者として未熟だったよ…一つの色にこだわらず色んな色を見て回る」


    アルミン「そうですか…」


    レッドアイ「さぁて、今日のスコープはどんな景色が映るかなー」

    ーーーーーーーーー




  33. 33 : : 2017/10/06(金) 17:03:59

    カーン コーン

    バシュッ!

    竹林「っ!」

    エレン「おっし!」

    磯貝「流石エレンだな!」

    三村「もう少し手加減してやれよ」

    エレン「俺はスポーツにはいつでも本気なのさ」




    鳥間「…」




    エレン「鳥間先生!」

    鳥間「ん?」

    三村「卓球やりましょうよ!」

    鳥間「ふっ、いいだろう強いぞ俺は」







    岡島「しっかしボロい旅館だよな…寝室も男女大部屋2部屋だし!」

    渚「いいじゃん賑やかで」

    杉野「ん?あそこに居るのって…」

    渚「中村さん達何してるの?」

    中村「しっ!!決まってんじゃん、覗きよ」

    渚「覗き!?」

    岡島「それ男子の仕事(ジョブ)だろ!?」

    アルミン「仕事ではないと思うよ?」

    岡島「わっ!アルミンいつの間に?」

    クリスタ「覗き?気になるなー」

    杉野「クリスタまで出てきたぞ…」

    クリスタ「もしかしてー殺せんせー入浴中?」

    中村「そうよ…今なら見れるわ…殺せんせーの服の中身」










    中村「…」そー

    岡島「この世にこんな色気のない覗きがあったとはな…」

    中村「開けるよ…」

    カララー



    殺せんせー「にゅふー♫」

    中村「女子か!!」

    殺せんせー「おや皆さん」

    アルミン「なんで泡風呂に入ってるんですか?」

    渚「入浴剤禁止じゃなかったけ?」

    殺せんせー「これ先生の粘液です」

    全員「は?」

    中村「フフフ…でも出口は私達が塞いでいる…浴槽から出るときは必ず私達の前を通るよね?殺すことは出来なくても裸ぐらいは見させてもらうわ」

    殺せんせー「そうはいきません!」ぬぽん!

    中村「煮こごりか!!」

    クリスタ「しかと窓から逃げちゃったよ…」

    岡島「中村…この覗き空しいぞ…」

    アルミン「修学旅行で皆の事は色々しれたけど」

    渚「殺せんせーの正体はぜんぜん迫れなかったな」

    杉野「おーい!大部屋に行こうぜ!」


  34. 34 : : 2017/10/31(火) 15:15:14
    男子side


    三村「やっぱり一番は神崎とクリスタか」

    前原「まぁ、予想通りだな」

    三村「問題なのは誰が誰に入れたのかだな…」

    岡島「俺は一人だけじゃ選びきれねぇんだよ!!」

    三村「岡島は黙ろうか」


    前原「渚とアルミンは誰に入れたんだよ?」

    渚「え…」

    アルミン「ぼ、僕達は…」

    杉野「そういう前原こそ、誰に入れたんだよ?」

    前原「俺か?それは言えないな」

    三村「腹立つ!!お前みたいな奴がモテていると思うとさらに余計に腹立つ!!」


    エレン「ん?何してんだ?」

    カルマ「何やら楽しそうなことしてんじゃん」


    三村「お!カルマとエレン調度いい!お前らは誰に入れそうだ?」

    カルマ「んー?俺は奥田さんかな?」

    アルミン「即答だね?なんで?」

    カルマ「だって彼女、面白そうなヤツ作ってじゃん!それ利用したら俺のイタズラ幅が増えそうじゃん」

    全員(一番引っ付けたくないコンビだ…)

    エレン「まぁ、あんな事が起きればな…」






    奥田「先生!毒です!真心をこもって作りました!」


    殺せんせー「おお!では早速」

    エレン「いや!なんの前触れなく飲むのかよ!!」

    ゴクリッ!!


    殺せんせー「むむっ!!」


    ポンッ!!


    全員「ッ!!頭に何か生えた!!」   


    殺せんせー「さらには!!!!」


    ポンッ!!


    殺せんせー「…」マガオ


    アルミン「ま、真顔になったね…」


    殺せんせー「ワタシノコトハキラデモアンサツノコトダケハキライニナラナイデクダサイ」


    ミカサ「何処かで聞いたネタね…」

    クリスタ「ミカサ、そこは何も触れない方がいいやつだよ」

  35. 35 : : 2017/11/11(土) 14:40:48
    続きみないと死んじゃう期待ですよろしくお願いしますできたら暗殺教室とソードアートオンラインのも描いてくれませんか?更新がとても楽しみです更新待ってます
  36. 36 : : 2017/12/12(火) 15:47:00
    殺せんせーの応援にヘリコプター二万機向かう
  37. 37 : : 2018/01/02(火) 21:46:58



    磯貝「よし!こういうのは男子だけ内緒な」


    男子全員「…」コク


    エレン「磯貝」


    磯貝「ん?」


    エレン「あれみて見ろ」ユビサシ


    男子全員「…」ザッ!


    殺せんせー「…」メモメモ…


    スーバタン…


    岡島「メモって逃げやがったぞ!!」


    エレン「とっ捕まえろ!!」



    殺せんせー「ヌルフフフ!!先生のマッハの能力はこういう時にあるのですよ!!」









    一方、女子では…


    片岡「え?好きな男子?」


    中村「やっぱ、こういう話が盛り上がるでしょ?」


    倉橋「はいはい!私は烏間先生と!エレン君!」


    中村「はいはい…でもそんなの全員そうでしょ?それ以外よ!」


    倉橋「えー」


    中村「確かにエレンも美形男子だけど他といったら磯貝と前原ぐらい?」


    矢田「えー?そうかな?」


    クリスタ「うーん、前原君は女たらしだから頼りないけど。磯貝君ならモテそうよね?」


    女子全員「そうよねー」


    ビッチ先生「あんた達、一応言いに来たけどそろそろ就寝時間よ」


    ミカサ「先生、教師としてお酒を飲むのはイケないと思いますが」


    ビッチ先生「うるさいわね。大人だからいいの」


    クリスタ「ところでさ、ビッチ先生の暗殺の話を聞いてみたいです」


    ビッチ先生「は?なんで?」


    クリスタ「女子ノ憧れの的ですからよ」


    ビッチ先生「ククク…あんた意外と物分りいいのね。いいわ、話してあげる」







    女子全員「…」(正座)


    茅野「それじゃ!私の質問!一番凄い暗殺者って誰?」


    ビッチ先生「ナンバーワンの暗殺者…『死神』だったかしら?」


    クリスタ「死神?」


    ビッチ先生「神出鬼没の凄腕暗殺者…噂ではそんな話よ。二番目と言ったら…二刀流使いリヴァイ…」


    片岡「二刀流使い?」


    ビッチ先生「刀を両手に持ち人間離れをした剣技で人を斬り殺す暗殺者…」


    茅野「じゃあさ!ビッチ先生が男を落とした話は?」


    ビッチ先生「ふっ、いいわ。話してあげる。あれは私が17の時だった…」


    殺せんせー「…」


    ビッチ先生「っておいそこ!!何さり気なくいる!!」



    殺せんせー「いいじゃないですか!私もそういう話聞きたいです!」



    倉橋「そういう先生は好きな人とかいないの?」



    殺せんせー「え?」



    中村「そうよ!片思いぐらいはあるでしょ?」



    殺せんせー「えーと…その…」


    女子全員「…」ジー


    殺せんせー「失礼します!」ビューン!!


    茅野「逃げた!!」


    ビッチ先生「捕まえて殺せ!!」


    ミカサ「っ!」ビューン!!


    女子全員「ミカサ早っ!!」





  38. 38 : : 2018/01/02(火) 22:01:00






    殺せんせー「流石にここまでは追いつけ」


    ミカサ「やっ!!」ブンッ!


    殺せんせー「にゅあっ!!み、ミカサさん!いつの間に!!」


    ミカサ「ずたずたに削いでやる!!」


    殺せんせー「怖いです!!」


    男子全員「居たぞ!!」


    女子全員「見つけた!!」


    殺せんせー「は、挟み撃ち!?」


    ドオオオオオン!!!


    イタ!

    オイナニシヤガル!




    カルマ「なんやかんや、結局は暗殺になるんだね…」


    アルミン、渚「うん…」


    エレン「埃がやべーぞ!!」ゲホッ!















    烏間「来週から?……分かりました…」


    バタンッ!!


    殺せんせー「匿ってください!!」


    烏間「なにやら外が騒がしいと思えば…」


    殺せんせー「生徒達に恋バナを用いられましてね…」


    烏間「恋?お前がか?」


    殺せんせー「私にだって恋の一つや二つありますよ?」


    烏間「それはまだお前が触手が2本だった時の事か?」


    殺せんせー「…」


    烏間「いや、聞いてすまなかった」


    殺せんせー「ところで、エレン君が記憶喪失というのはどういう事なのでしょうか?」


    烏間「…いつから知っていた…」


    殺せんせー「残念ですが、それは教えられませんね?」


    烏間「何にせよ、俺には分からない。俺とエレン君が出会ったのはお前を暗殺するために送られてきた時からだ」


    殺せんせー「…」












    ミカサ「…」


    エレン「んなとこで何してる?」


    ミカサ「ちょっと、夜風を当たりに」


    エレン「修学旅行、楽しかったな?」


    ミカサ「ええ、あなたはどうだった?暗殺」


    エレン「聞くまでもないだろ?」


    ミカサ「そうね…」


    エレン「…」


    ミカサ「またいつか、行けるといいね?修学旅行」


    エレン「ああ…そうだな……またいつか…」







    バチッ!!






    エレン「っ!」ドクッ!!


    ミカサ「っ!エレン!?」


    エレン「……なーんて!ビビったか?アハハハ!」


    ボカンッ!!














    エレン「いてて…」サスサス


    渚「エレン君…そのたんこぶどうしたの?」


    アルミン「聞かないであげよ?」











    男子全員「」スースー



    エレン「…」






    バチッ!


    エレン「っ!」ドクッ!!








    エレン「なんだったんだ?あの痛み…」

















    こうして、修学旅行での暗殺は幕を閉じた…










  39. 39 : : 2018/05/19(土) 19:55:20





    「最近、あまり暗殺に成功が見られないという報告ばかりだな」


    烏間「誠に申し訳ない」


    「そこでだ…つい先程、特殊な暗殺者を教室に送り込む事を合意した」


    烏間「それはもしや…転入生ということでしょうか?」


    「ああ、一人はまだ時間が掛かるが…」












    杉野「あーあ、今日から通常授業か…」


    渚「ようやく半年近く経ってこの作品も進み始めたね」


    エレン「メタい発言するな」


    杉野「そーいやさ、昨日烏間先生からのメール見たか?」


    渚「あ、うん」 


    エレン「確か、転校生だっけか?」


    杉野「まぁでも…この時期に来る転校生って…」


    エレン「暗殺者…だろうな…」




    殺し屋であろうとなかろうと転校生には期待と不安が入り混じる




    ー教室ー

    杉野「さーて、来てっかな転校生?」


    エレン「ん?菅谷の後ろにある奴なんだ?」


    渚「黒い…箱?」



    「おはようございます」



    エレン「うお!喋ったぞ!?」


    「今日から転校してきました。"自立思考固定砲台"と申します。よろしくお願いします」




    渚、エレン、杉野(そう来たか!!)




  40. 40 : : 2018/05/19(土) 20:04:09


    烏間「皆…知ってると思うが転校生を紹介する…」


    烏間「ノルウェーから来た自立思考固定砲台さんだ…(汗)」


    アルミン「烏間先生も大変だね…(汗)」


    エレン「俺あの人だったらツッコミきれずにおかしくなるかもな…」



    殺せんせー「クスクスクス…」


    烏間「お前が笑うな!同じイロモノだろうが!」


    ミカサ「一応、彼女は思考能力と顔を持っているのでちゃんとした生徒として登録されています」


    エレン「ってことは、もし殺せんせーを攻撃しても殺せんせーは反撃できないってことか?」


    烏間「『生徒に危害を加えることは許されない』それがコイツの教師としての契約だからな」


    殺せんせー「なるほどねぇ。契約を逆手に取ってなりふり構わず機械を生徒に仕立てたと…」







    殺せんせー「いいでしょう!自立思考固定砲台さん。あなたをE組に歓迎します!」


    自立思考固定砲台「はい、よろしくお願いします」


    クリスタ「…なんか心配だな…」






  41. 41 : : 2018/05/19(土) 20:28:33


    殺せんせー「ええ、これがこうなるとして…」



    茅野「でもどーやって攻撃するんだろう?」


    渚「何が?」


    茅野「固定砲台っていうけど…銃なんてどこにも付いてないから…」


    渚「うーん、多分だけど…」





    ギランッ!!


    エレン「ん?」


    ガキィンッ!!!


    エレン「はぁ!?どっから銃出してんだ!?」


    アルミン「っ!皆伏せて!!」



    スガガガガガガガガガガッ!!


    殺せんせー「おやおや?濃密な弾幕ですがここの生徒は当たり前にやっています」スカスカスカ


    前原「うお!BB弾がすげぇ撒き散ってんぞ!?」


    殺せんせー「それと授業中の発砲は禁止です」


    自立思考固定砲台「気を付けます。続けて攻撃に移ります」


    エレン「は?まさか…」


    ガシャッ!!


    全員「また!?」


    殺せんせー「こりませんねぇ…」


    ズガガガガガガガガガガッ!!


    殺せんせー(さっきと同じ射撃…これも同じようにチョークで弾い…)


    バチュッ!!!


    渚「殺せんせーの触手が…」


    アルミン「あれは…隠し弾(ブラインド)!?全く同じ射撃の後に、見えないように一発だけ追加する戦法…」


    ミカサ「流石…思考能力だけあって考えて暗殺する…」


    自立思考固定砲台「次の射撃で殺せる確率0.01%未満」



    自立思考固定砲台「次の次の射撃で殺せる確率0.003%未満」



    自立思考固定砲台「卒業までに殺せる確率90%以上」


    エレン「なんつーか…ヤバイやつだな…」


    クリスタ「でも…」


    自立思考固定砲台「続けて攻撃に移ります」


    エレン「はぁ!?」








    烏間「流石最新鋭の暗殺者…確かにこれなら…」


    ビッチ先生「フン、そう上手くいくかしら?」


    ビッチ先生「この教室がそんなに単純な暗殺場なら…私はここで教師なんてやってないわよ」







    エレン「…」


    アルミン「派手にぶち撒けたね…」


    千葉「これ…俺等が片すのか?(汗)」


    村松「掃除機能とか付いてないのかよ?固定砲台さんよぉ?」


    自立思考固定砲台「…」


    村松「ちっ、シカトかよ」


    吉田「やめとけ、機械に絡んでもしかたねーよ」


    エレン「ったく…なんか期待したのと違うな…」サッサッ


    渚「エレン君、ちりとり持ってきたよ」


    エレン「サンキュー」



    その日一日中ずっと…


    機械仕掛けの転校生の攻撃は続いた…


    二時間目


    ガシャンッ!! 


    エレン「ヤベッ!!伏せろ!!」


    スガガガガガガガガガッ!!




    三時間目…



    ガシャンッ!!


    クリスタ「皆伏せて!!」


    スガガガガガガガガッ!!



  42. 42 : : 2018/05/22(火) 15:04:42


    翌日


    自律思考固定砲台「朝8時半。システムを全面起動…?」


    自律思考固定砲台「…」ギシギシ


    自律思考固定砲台「殺せんせー、これでは銃を展開できません。拘束を解いて下さい」


    殺せんせー「うーん…そういわれましてもねぇ…」


    自律思考固定砲台「この拘束はあなたの仕業なのでは?」


    エレン「俺たちだよ」


    寺坂「どー考えたって邪魔だろうが、常識ぐらい身につけとけよな?」


    クリスタ「それに貴方の撃った弾を頑張って回収しているのは誰のお陰だと思ってるの?」


    原「授業終わったらちゃんと解いてあげるからね」



    杉野「そりゃ、こうなるわな。昨日みたいにずっとされてちゃ授業になんないもん」


    自律思考固定砲台「…」


  43. 43 : : 2018/05/22(火) 15:06:20



    殺せんせー「何がいけなかったのか?分かりますか?」


    自律思考固定砲台「いえ…」


    殺せんせー「あなたは生徒であり転校生です。皆と協調する方法を考えなくては…」


    自律思考固定砲台「協調……」


    殺せんせー「なぜ先生ではなく…生徒に暗殺を邪魔されたのか分かりますか?」



    彼等にしてみれば君の射撃で授業が妨害される上、君が撒き散らした弾の始末に労力を使う


    つまり、あなたの暗殺は他の生徒には何のメリットもないわけです


    自律思考固定砲台「そう言われて理解しました。クラスメイトの利害までは考慮していませんでした」


    殺せんせー「ヌルフフフ、やっぱり君は頭が良い」


    殺せんせー「どうですか?皆と仲良くなりたいでしょう?」


    自律思考固定砲台「方法が分かりません」


    殺せんせー「お任せあれ、危害を加えるのは契約違反ですが、性能アップさせる事は禁止されてませんからね」












    杉野「なぁ、今日もいるのかな?アイツ」


    エレン「そりゃいるだろう」


    渚「うん…」


    杉野「烏間先生に苦情言おうぜ?アイツと一緒だとクラスが成り立たなくなるって」


    ガララ


    エレン「ん?なんか体積増えているような…」


    自律思考固定砲台「おはようございます!!渚さん杉野さんエレンさん!!」


    エレン、渚、杉野「………っ!!」


    自律思考固定砲台「今日は素晴らしい天気ですね!こんな日を皆さんと過ごせて嬉しいです!!」


    エレン、渚(転校生がおかしな方向へ進化している…)


  44. 44 : : 2018/05/22(火) 15:07:23




    自律思考固定砲台「庭の草木も緑が深くなっていますね!春も終わり近づく初夏の香りがします」


    アルミン「なんというか…」


    三村「雰囲気がガラッと変わったな…」


    寺坂「何騙されてんだよおまえら?どーせまた空気読まずに射撃すんだろ?」


    自律思考固定砲台「おっしゃる気持ち分かります寺坂さん…」


    自律思考固定砲台「昨日までの私はそうでした…返す言葉もありません…」グス…


    エレン「あーあ、寺坂が泣かせたな…」


    原「寺坂君が二次元の女の子泣かせちゃった」


    寺坂「なんか誤解される言い方やめろ!!」


    竹林「いいじゃないか2D…Dを一つ失う所から女は始まる…」


    磯貝「…」


    エレン「……?おい、磯貝!」


    磯貝「うえ!あ!!竹林それお前の初ゼリフだぞ!!いいのか!?」


    エレン(おいおい、アニメや漫画でもう言ったからいいやみたいな雰囲気になっちまったぞ!)


    ー作者の後悔①ー
     
    サボり過ぎたこと



    自律思考固定砲台「皆さんご安心下さい。私単独での暗殺は控える事にいたしました」


    殺せんせー「ああ、もちろん先生は彼女に様々な改良を施しましたが殺意には一切手を付けていません」


    片岡「あとさこの子の呼び方決めない?」


    茅野「じゃあ律は?」


    ミカサ「安直…」


    前原「お前はそれでいい?」


    律「嬉しいです!!では律とお呼びください!!」






    こうして、E組の仲間が一人増えた



  45. 45 : : 2018/05/22(火) 17:17:42
    面白いですね! 期待
  46. 46 : : 2018/05/22(火) 17:58:30
    >>45 殺せんせー「コメントありがとうございます!いやいや、作者が活動再開できて良かったです」


    あと、言い忘れましたが、本編の暗殺教室のセリフの一部やシーンをカットしている事が多いのでなんか違うと思ってもそこは温かい目でお願いしますm(_ _)m
  47. 47 : : 2018/05/23(水) 18:01:31



    エレン「すっかり、雨降ってんな?」


    渚「うん、そうだね…」


    梅雨の6月


    殺せんせーの暗殺期限まで

    残り9ヶ月!!







    速水(…大きい)


    木村(大きいぞ…)


    全員(なんか顔が大きいぞ!!)


    律「殺せんせー、33%ほど巨大化した頭部について説明を」


    殺せんせー「ああ!」










    殺せんせー「水分を吸ってふやけました。湿度が高いので」


    前原「生米みてーだな」


    エレン「これはこれで弾丸当てる面積増えたからいいじゃねぇの?」バシュッ!


    殺せんせー「甘いです!」スカ


    殺せんせー「雨粒は全部避けて登校したんですが、湿気ばかりはどうにもなりません」


    杉野「ま、E組のボロ校舎じゃ仕方ねーな」


    ミカサ「?殺せんせー、帽子が浮いてますが?」


    殺せんせー「よくぞ聞いてくれました!先生ついに生えてきたんですよ」




    殺せんせー「髪が」


    全員「キノコだよ!!」


    殺せんせー「湿気にも恩恵があるもんですねぇ」モグモグ


    エレン「おお、美味い」モグモグ


    前原「何お前も食ってんだ!!」


  48. 48 : : 2018/05/23(水) 18:02:22






    ビッチ先生「わかったでしょ?サマンサとキャリーのエロトークの中に難しい単語は1個もないわ」



    ビッチ先生「日常会話なんてどこの国でもそんなもんよ。周りに一人はいるでしょ?『マジすげぇ』とか『マジやべぇ』だけで会話を成立させる奴」


    ビッチ先生「その『マジで』にあたるのがご存知『really(リアリー)』木村、言ってみなさい」


    木村「…り、りありー」


    ビッチ先生「はいダメー。LとRがゴチャゴチャよ」


    ビッチ先生「LとRは発音の区別つくようになっときなさい。外人としては通じはするけど違和感があるわ」


    ビッチ先生「これから先発音は常にチェックしてるから。もしLとRを間違えたらエレンの公開ディープキスの刑よ」


    エレン「なんで俺なんだよ…」





    LRの時間





  49. 49 : : 2018/05/23(水) 18:04:38







    杉野「それにしても色々と卑猥だな。あの先生の授業…」


    渚「でも分かりやすいよ。海外ドラマはいい教材って聞いたことがあるし」


    エレン「だけどさ…正解してもどっちみち公開ディープキスされるんだぜ?」


    前原「ほぼ痴女だよな…あの先生…」








    ビッチ先生「あーーーったく、もう!!面倒くさいわ授業なんて!!」 


    烏間「その割には生徒の受けは良いようだぞ」


    ビッチ先生「何の自慢にもなりゃしない。殺し屋よ私は!!あのタコを殺す為にここにいるの!」


    アルミン「まぁ、その肝心の先生はと言えば…」 


    殺せんせー「ニュルフフフー」カオピンク


    ビッチ先生「私のおっぱいを景色に見立てて優雅にお茶を飲んでいる!!」シュッ!!


    烏間「焦るな、そういうターゲットだこいつは…腰を据えてじっくり機会を窺う為にお前は教師になったんだろうが…」


    ビッチ先生「f○ck!やってらんないわ!!」


    殺せんせー「気が立ってきますねー」


    アルミン「全て誰かのせいで…ですけどね?」








  50. 50 : : 2018/05/24(木) 12:52:36



    ビッチ先生(こんな所で足止め食ってるわけにはいかない…殺し屋の業界で名を上げてのし上がるのはこれからなのに…アイディアがまとまらない)


    ビッチ先生「一体…どうしたらあのモンスターを…」


    ビッチ先生「っ!」


    ビィンッ!!


    ギシッ


    ビッチ先生(ワイヤートラップ!?なんでここに!?)


    ??「"驚いたよイリーナ。教師をやってるお前を見て"」


    ??「"子供相手に楽しく授業。生徒達と親しげな帰りの挨拶"」


    ??「"まるで…コメディアンのコントを見てるようだった"」


    ビッチ先生「……!!師匠……!」


    烏間「"何をしてる?下ろせ、女に仕掛ける技じゃないだろ?"」


    ??「"心配ない、ワイヤーに対する防御ぐらいは教えてある"」ブツン


    ビッチ先生「う……!」ドサッ

  51. 51 : : 2018/05/24(木) 12:53:38




    烏間「"何者だ?せめて英語だと助かるんだが…"」


    ??「これは失礼日本語で大丈夫だ。別に怪しい者ではない」


    アルミン「っ!!ロヴロ先生!?」


    烏間「…!!」


    殺し屋ロヴロ

    腕利きの暗殺者として知られていたが現在は引退


    後進の暗殺者、イリーナやアルミン君もその一人を育てる傍ら、その斡旋で財を成しているという…


    暗殺者になど縁のなかった日本政府には貴重な人脈だが…


    それが何故ここに…


    ロヴロ「ところで殺せんせーは今どこに?」


    アルミン「えっと…上海まで杏仁豆腐を食べに…30分前に出たからもう時期戻るかと…」


    ロヴロ「フ…聞いてた通りの怪物のようだ…」


    アルミン「先生が何故…」


    ロヴロ「弟子を連れ戻しにな」


    アルミン「僕を…ですか?」


    ロヴロ「いや、お前はまだ使える弟子だ…連れ戻しに来たのはイリーナ、お前だ」


    ビッチ先生「っ!!何故ですか!?」


    ロヴロ「現場を見たら状況が大きく変わった。もはやお前はこの仕事に適任ではない」
     

    ビッチ先生「そんな!必ず殺れます!師匠!!」


    ロヴロ「ほう?ならば…」


    ジュバっ!!


    ビッチ先生「がっ!!」


    ロヴロ「こういう動きがお前にできるか?」


    アルミン「あんな速さで背後に回った…」


    ロヴロ「相性の良し悪しは誰にでもある。さっきお前は発音について教えていたが…」



    ロヴロ「この教室こそがお前にとって、LとRじゃないのかね?」


    殺せんせー「半分正しく、半分は違いますねぇ」


    アルミン「先生、いつの間に…」


    烏間「何しに来たウルトラクイズ」


    殺せんせー「ひどい呼び方ですねぇ…いい加減殺せんせーと呼んでください」


    ロヴロ「あんたが殺せんせーか…」


    殺せんせー「確かに彼女は暗殺者としては恐るるに足りません。クソです」


    ビッチ先生「誰かクソだ!!」


    殺せんせー「ですが、彼女という暗殺者こそこの教室に適任です」



    殺せんせー「殺し比べたら分かりますよ?彼女とあなたどちらが優れた暗殺者か」


  52. 52 : : 2018/09/26(水) 16:19:40
    続き書いてください!
  53. 53 : : 2018/10/10(水) 17:37:50







    エレン「いいか?ナイフの戦術はいかに早く切れるかだ!!」


    烏間「…」


    エレン「なぁ、鳥間先生…あれ…」


    烏間「気にするな…続けてくれ…」


    エレン(狙ってる…)


    E組全員(狙ってるぞ)


    ビッチ先生、ロヴロ、殺せんせー「…」ゴゴゴ


    全員(なんか狙ってるぞ!!)


    ーーーーーー
    ーーー

     
    殺せんせー「ルールは簡単!イリーナ先生とロヴロ氏のうち烏間先生を先に殺した方が勝ち!」


    殺せんせー「もし、イリーナ先生が勝ったら…彼女がここで暗殺を続ける許可を下さい」


    烏間「おい待て!!なんで俺が犠牲者にされるんだ!!」


    殺せんせー「烏間先生なら公正なターゲットになるからです。第一私じゃだーれも殺せないじゃないですか(笑)」


    殺せんせー「使用するのは人間に無害な対先生ナイフ!期間は明日一日!どちらか先にこのナイフを烏間先生に当てて下さい」


    殺せんせー「あと、互いの暗殺を妨害、生徒の授業の邪魔になるのは失格とします!」


    ロヴロ「要するに模擬暗殺か…」

    ロヴロ「ほう…余興としては面白そうだ」


    烏間「チッ、勝手にしろ!!」


    ーーー
    ーーーーーー

  54. 54 : : 2018/10/10(水) 17:38:32


    烏間「……というわけだ…」


    烏間「迷惑な話だが…君らの授業に影響は与えない普段通り過ごしてくれ…」


    渚、エレン(苦労が絶えないな…烏間先生は)





    ビッチ先生「烏間先生~!!喉渇いたでしょ?お茶でもどうです?」


    全員(絶対何か入ってるな…)


    鳥間「ふん、匂いで分かる。それを飲ませて俺を麻痺させようとしているんだな?」


    ビッチ先生「へ?」


    エレン「つか、匂いで分かるんですか?」


    鳥間「ああ…すまないが一旦ここを離れる」


    ビッチ先生「あ、ちょっ!」ステンッ!!


    ビッチ先生「イターイ!!転んじゃった!!鳥間、おぶってー!!」


    鳥間「やってられるか…」スタスタ


    エレン「もはや眼中なし…」


    三村「ビッチ先生、さすがにそれじゃ、俺らだって騙せねーよ」


    クリスタ「演技なら私の方が上手ね」


    ビッチ先生「仕方ないでしょ!!自分がキャバ嬢だって客が偶然父親だったらぎこちなくなるでしょ!?そういうもんよ」


    三村、クリスタ「知らねーよ(知らないわよ)!!」













    殺せんせー「ヌルフフフ、どうですか?標的になった気分は?」


    鳥間「誰のせいでこうなった?」


    殺せんせー「ヌルフフフ!!」


    鳥間「ちなみに、2人とも俺がかわせばどうなるんだ」


    殺せんせー「うーん…その時は、烏間先生にチャンスをあげましょう、1秒間だけ何があっても動きません」


    鳥間「一秒間だけだと?」


    殺せんせー「はい、ナイフ刺しなどなんでも受けて立ちましょう」ヌルフフフ


    殺せんせー「ただし、二人にはこの条件は内密に。共謀して手を抜かれては台無しですからね」







  55. 55 : : 2018/10/10(水) 17:39:45


    鳥間「…」カチカチ


    ビッチ先生「…」ムス


    エレン「…」


    アルミン「…」


    殺せんせー「…」


    バタンッ!!


    ロヴロ「っ!!」


    エレン「なっ!正面から!?」


    鳥間「…」スッ!!


    ロヴロ「なっ!!」




    http://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/b/d/bd40480d.jpg



    アルミン「先生を寸止めで…(汗)」


    ロヴロ(強い…)


    エレン「流石は鳥間先生…油断も隙もない…」


    鳥間「熟練とはいえ年老いて引退した殺し屋が先日精鋭部隊にいた人間を…随分と簡単に殺せると思ったもんだな?」ギロ


    ビッチ先生(師匠でも殺せないなんて…!!私が…今日中にやれるの?!)


    鳥間「…」ギロ


    ビッチ先生、殺せんせー「っ!」ビク


    鳥間「わかってるだろうな?もし今日殺れなかったら…」


    ビッチ先生、殺せんせー「ひいいいーーーーーーー!!!」


    エレン「なんで殺せんせーまでビビってんだ?」


    鳥間「楽しみだ…」スタスタ


    ロヴロ「フッ、左手を負傷したか…これでは…今日中にはあの男を殺れないな」


    殺せんせー「そんな!!諦めないでロヴロさん!?」


    ロヴロ「やれやれ、どうやらこの勝負引き分けだな…」


    アルミン(先生の言うとおり、何故か鳥間先生はやたらやる気がある…何故………)


    殺せんせー「そうですか…あなたが諦めたのはわかりました。ですが、イリーナ先生を最後まで見てください」


    ロヴロ「フン…」スタスタ


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