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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

リヴァイが始める異世界生活 第1話 「ゼロから始める異世界生活」

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  1. 1 : : 2017/01/11(水) 22:48:06
    リヴァイがスバルの代わりにリゼロの世界に飛ばされたら……という話です。思い付きかつ見切り発車感が否めませんが、頑張ります。
  2. 2 : : 2017/01/11(水) 22:49:00
    前触れなんて無かった。

    リヴァイ「……これは一体、どういう状況だ?」

    見慣れぬ町並み。目の前を行き交う人々も、赤、青、黄と現実離れした髪の色をした者ばかり。

    リヴァイ「あれは……人か?」

    中には頭部から犬や猫のような耳を生やした者も居る。更には、二足歩行している動物もいる。

    リヴァイ「そうか、これは――」

    リヴァイ「――何だろうな」

    どこかの引きこもりと違って、リヴァイが「異世界召喚」というワードを知っているはずがなかった。



    リヴァイ「取り敢えず、腹が減ったな」

    見たこともない生き物が引く馬車――馬が引いていないから馬車でもない――を横目に、リヴァイは最初に目についた八百屋へと向かう。

    リヴァイ「リンゴ一つ」

    八百屋に着いたリヴァイは、早速リンゴを頼む。しかし――、

    カドモン「リンゴ?」

    リヴァイ「ああ」

    カドモン「それは……リンガのことか?」

    リヴァイ「違う。リンゴだ」

    カドモン「リンゴなんざ聞いたことがないな」

    リヴァイ「チッ……」

    カドモン「てめぇ、舌打ちしやがったな。冷やかしなら帰んな」

    リヴァイ「いや、リンガで良い。一つくれ」

    カドモン「あいよ」

    リヴァイは「リンガ」の価格を確かめるため、値札を見る。だが、そこには訳の分からない記号が書かれているだけだった。

    リヴァイ「お前、商人の癖に学がねぇのか?」

    カドモン「はぁ? さっきから嫌な兄ちゃんだな。言っとくが、これでも教養はある方だ」

    リヴァイ「まぁ良い。これで足りるか?」

    リヴァイはポケットに入っていた銅貨を三枚取り出し、八百屋の店主に渡した。

    カドモン「まいど~。……待て。こりゃ何だ?」

    リヴァイ「金だ」

    カドモン「どこの硬貨か知らんが、そんな金は要らねぇな。もしかしてお前、無一文か?」

    リヴァイ「いや、金ならここに――」

    カドモン「かーっ! 冷やかしかよ! 無一文には用はねぇ。帰りな!」

    偉い剣幕で怒鳴られ、リヴァイは黙って八百屋の傍から立ち去った。

    リヴァイ「(力づくで盗るほどのもんでもねぇしな……)」
  3. 3 : : 2017/01/11(水) 22:50:08



    それからリヴァイは路地裏へと入り、ゆっくりと状況を整理してみることにした。

    リヴァイ「取り敢えず、この訳の分からん町が何処なのかは置いておこう。そうする他ねぇ。現状の俺の持ち物は、三枚の銅貨とハンカチのみ……か。しかも、ここじゃこの銅貨は無価値らしい。ナイフの一つも無いんじゃサバイバル生活も少々面倒だし、先ずは収入を得る手立てを探すところから始めるか」

    リヴァイ「……まぁ、元いたところに帰れればそれに越したことは無いんだが――」

    瞬間、リヴァイの表情が引き締まる。その原因は、路地裏に響く三つの足音。

    チン「おい兄ちゃん。痛い目に遭いたくなかったら、有り金全部よこしな」

    カン「素直に渡した方が身のためだぜ、チビ野郎」

    リヴァイ「(いや、お前にチビ言われるのは明らかにおかしい)」

    三人の中で最も小柄などころか、十歳にも満たない子供レベルの身長のカンにチビと揶揄され、リヴァイは怒りを越えて呆れた。

    トン「平和的に済ますのが、お互いのためだ」

    リヴァイ「そうか? 俺は――」

    ザッ

    リヴァイ「暴力大歓迎だ」

    ドゴオッ!

    リヴァイは瞬時にトンを一蹴。

    リヴァイ「次はてめぇだドチビ」

    バキッ

    続いてカンをパンチ一発でノックアウト。

    チン「なっ!? そっちがその気ならこっちだって――」

    チンは懐に忍ばせていた短刀を取り出そうと――

    ドガッ

    チン「ぎゃっ!」

    した瞬間に、トンとカンと同様に一撃で地に沈んだ。

    それからリヴァイは、三人がちゃんとのびているかを確認。起き上がる気配は無い。どこかの引きこもりと違って、本物の「無双」である。

    リヴァイ「地下街のゴロツキの方が十倍は丈夫だな」

    これ以上この場に居座る意味は無い。そう思い、路地裏を後にしようとしたとき――、

    フェルト「ちょっとどけどけぇ! 悪いけどジャマ!」

    セミロングの金髪の少女がこちらへ近付いてきて……、

    タッタッタッタッ

    通り過ぎて行った。
  4. 4 : : 2017/01/12(木) 19:02:36
    リヴァイ「今のガキ……、人間のスピードじゃなかったな。一体この国はどうなってやがる」

    リヴァイはいつの間にか、勝手にこの場所を異国とみなしていた。本当は、異国どころでは無いのだが……。

    今度こそ、リヴァイは路地裏を後にしようとする。だがしかし――、

    少女「そこの貴方! 盗んだ物を返しなさい!」

    新たに路地裏に現れた、美しい銀色の髪の少女に、その進路を阻まれてしまった。しかも、良く分からない濡れ衣を着せられている模様。

    リヴァイ「おいお前。何を盗まれたか知らねぇが、お前が探している盗人は俺じゃねぇぞ」

    少女「えっ!? じゃあ、そこで倒れている人達?」

    リヴァイ「さぁな」

    少女「ん~……、でも、犯人は一人だったはず」

    リヴァイ「(――となると、あのすばっしこいガキか? まぁ、わざわざ教えてやる必要は……いや、待てよ)」

    リヴァイ「おいお前。この国の人間か?」

    少女「えっ? そ、そうだけど」

    リヴァイ「そうか。なら話は早い。俺はお前の追っている盗人の顔を見ている」

    少女「ホント!?」

    リヴァイ「ああ。だから、盗人捜しに協力してやる」

    少女「えっ、そんな協力だなんて。言っておくけど、私にできる御礼なんか――」

    リヴァイ「その代わり、この国のことを教えてくれ」

    少女「この国のこと?」

    猫「見た目から雰囲気はあったけど、どうやら異国人みたいだね」

    リヴァイ「!?」
  5. 5 : : 2017/01/12(木) 23:17:24
    異世界に来てからここまで無表情を貫いてきたリヴァイであったが、ここで初めて驚きを顔に出した。それも仕方がない話。何も無いところから突然、浮遊する掌サイズの猫が現れたのだから。

    猫「やぁやぁ初めまして。ボクはパック。よろしく」

    リヴァイ「――お前、何者だ? 俺の知る獣は自分の口で自己紹介をするような気の利いた生き物じゃなかったはずだが」

    パック「獣? 失礼しちゃうな~。ボクをそんな低劣な生き物と同じにして欲しくないね。まぁキミの反応からして、精霊を見るのは初めてのようだし、今回は水に流しておいてあげる」

    リヴァイ「セイレイ? なんだそりゃ?」

    パック「聞いたことすらないの? 異国人さん、人生の半分は損してるよ」

    リヴァイ「セイレイのことは知らんが、お前の言ってることが間違いだってことぐらいは分かる」

    少女2「ちょっと、私を除け者にしないでよ!」

    パック「ごめんごめん」

    少女2「それで、異国人っていうのは本当なの?」

    リヴァイ「ああ。本当だ。信じて貰えるかは分からんが、いつの間にかこの町中にいた。情けないことに、この国のことを俺は一つも知りやしねぇ。だから、お前が教えろ。もちろん、交換条件は必ず守る。お前がその盗人を見つけるまで、捜索に協力し続けるつもりだ」

    少女2「……私は生まれも育ちもこの国だけど、大したことは分からないわよ。それでも良いの?」

    リヴァイ「日常生活が普通に送れるぐらいの知識で十分だ」

    少女2「ん~、でも――」

    パック「怖い顔はしてるけど邪気は感じないし、素直に受け入れた方がいいんじゃない? 盗人の顔も分からないまま見つけ出すなんて、無謀も良いところなんだし」

    少女2「でも……私は」

    パック「それにそっちの方が、この人のためだよ」

    少女2「ううん~……でも……、分かった。協力、お願いするわ」

    リヴァイ「助かる」

    礼を述べた後、リヴァイは右手を差し出す。

    少女2「えっ、なに?」

    リヴァイ「握手だ。この国にはそんな文化もねぇのか?」

    少女2「あぁ、握手ね。ごめんなさい、突然でビックリしちゃって」

    リヴァイ「――そういや、まだパックしか名乗ってなかったな。俺の名前はリヴァイだ。よろしく」

    少女2「私は――サテラ」

    サテラ「サテラとでも呼ぶといいわ」

    サテラと名乗る少女は漸くリヴァイの握手に応え、右手を差し出した。

    リヴァイ「そうか、よろしく」

    そして二人は握手を交わした。その傍らでパックは、「趣味が悪いよ」と呟いた。
  6. 6 : : 2017/01/12(木) 23:40:06
    サテラ「それで、あの盗人が居そうな場所に心当たりは?」

    リヴァイ「あるわけねぇだろ。顔しか見てないって言ったよな」

    サテラ「そうだった。それじゃあ、特徴を教えてよ」

    リヴァイ「金髪のガキ――娘だ。あと、やたら素早い」

    パック「素早いっていうのはさておき、そんな人間は王都にゴロゴロいるよ」

    リヴァイ「そうは言われてもなぁ。他には、少し痩せ気味だった所ぐらいか。しかもそいつの場合は、栄養不足によるものだろう」

    パック「そんなこと良く分かるねぇ」

    リヴァイ「昔、そういう奴等がよく住んでいる場所で暮らしていたことが――……」

    サテラ「どうしたの?」

    リヴァイ「貧しい奴等がコソコソ集まって暮らしている、そういう場所はあるか?」

    パック「それって貧民街のこと?」

    リヴァイ「貧民街――そこだ」

    サテラ「もしかして、もう突き止めちゃったの?」

    リヴァイ「そう急くな。断言できるわけじゃねぇ。だが、可能性は高いだろう。奴の住処が恐らくそこで間違いない上に、盗品を扱う以上は普通の店には持ち込めない。そういや、盗まれた品はどういうものなんだ?」

    サテラ「徽章よ。真ん中に小さいけど赤い宝石が埋め込まれてるの」

    リヴァイ「宝石……。定石だな。早速その貧民街に向かうぞ。案内しろ」

    サテラ「分かったわ」
  7. 7 : : 2017/01/13(金) 21:38:42



    それから小一時間ほど経って、リヴァイ達は貧民街までやって来た。その道中でリヴァイは、この国についての基礎知識を身に付けることとなった。

    リヴァイ「(――竜? 亜人? 魔法?)」

    それと同時に、新たな疑問が生まれてしまっていたが。

    サテラ「ここが王都に一番近い貧民街よ」

    リヴァイ「例に漏れず、クソみてぇな雰囲気だな。まぁ、陽が当たるだけこっちのよりかはマシか」

    パック「クソってねぇ……。女の子の前なんだから、ちょっとは言葉を選んでみたらどうかな?」

    リヴァイ「それで例の盗人が見つかるなら、考えてやっても良いがな」

    パック「……キミ、悪い子だね」

    リヴァイ「子供じゃねぇ――が、悪いってのは否定しねぇよ」

    パック「ボクに比べたら皆子供さ。悪い子にはお仕置きしてあげないと」

    サテラ「ちょっとパック!」

    パック「大丈夫。ちょっと食事するだけだから」

    リヴァイ「食事!? てめぇ、何を――」

    パック「じゃ、いっただっきまーす」

    パックが問答無用でリヴァイの腹に手を置く。直後、リヴァイは自分の身体の中にある「なにか」をごっそり持っていかれる感覚を味わった。

    パック「ごちそうさまでした」

    リヴァイ「……どういうことだ?」

    パック「ん? もしかして、もっとグロテスクな食事を想像してたのかな? こんなに可愛らしい見た目をしたボクが、そんなことするわけないでしょ。ボク達精霊が食糧とするのは、マナだからね」

    リヴァイ「マナ?」

    サテラ「マナも知らないの?」

    パック「ううんっと、そうだね……。生命エネルギーとでも言えば伝わるかな?」

    リヴァイ「……言いたいことは分かった。それで、さっきのは俺の中の生命エネルギーを徴収したというわけか」

    パック「そういうこと。しかしキミ、マナも魔法も知らない割にはマナの量が豊富だね。実は強いとか?」

    リヴァイ「一応兵士をやっていたんでな。だが、今は丸腰だ。余り期待はしないでくれ」

    パック「別に最初から期待してないよ」

    リヴァイ「そーかよ」

    サテラ「二人とも、お喋りはそのぐらいにして、盗人を捜しましょう」

    リヴァイ「そうだな。手当たり次第聞き込みをするとしよう」
  8. 8 : : 2017/01/13(金) 23:25:31



    貧民街の住人「――ああ。それならたぶん、フェルトの奴だな」

    聞き込み開始から十二人目で、二人は有力情報を持つ男に当たった。

    サテラ「フェルト――その子はどこに居るの?」

    貧民街の住人「さぁな。でも、盗んだのがフェルトなら、盗まれた物は盗品蔵にあると思うぜ」

    リヴァイ「なるほど。それで、その盗品蔵の場所は?」

    貧民街の住人「ん」

    男が、リヴァイから見て左の方向を指差す。

    貧民街の住人「この方向に向かって歩きな。十数分ぐらいで着くだろう」

    サテラ「教えてくれてありがとう」

    貧民街の住人「良いってことよ」

    リヴァイ「行くか」

    リヴァイは男の指差した方向を向き、足を進め始める。サテラがそれに着いていこうとすると――

    貧民街の住人「あっ、言っとくけど、盗まれた物だからって素直に返して貰えると思うなよ。うまく交渉して買い取りな。盗まれた方が間抜けなんだから」

    リヴァイ「――その通りだ」

    サテラ「ちょっと、どっちの味方なの?」

    リヴァイ「安心しろ。約束を果たすまではお前の味方だ。しかし……買い取りとなると厄介だな。お前、金はあるか?」

    サテラ「無一文よ。最初に御礼は出来ないって言ったでしょ?」

    リヴァイ「そういう意味かよ。まぁ良い。一先ず盗品蔵に行くぞ」



    歩くこと十五分程。リヴァイ達は盗品蔵に到着した。

    コンコン

    リヴァイ「おい、開けろ」

    着いて早々、扉をノック。しかし……、

    リヴァイ「返事がねぇな」

    サテラ「もう一回ノックしてみましょう?」

    ゴンゴン

    リヴァイは先程より強く扉をノックする。それでも、返事は無かった。

    ドンドン

    ドン! ドン!

    サテラ「ちょ、ちょっと! 扉が壊れちゃうわよ!」

    リヴァイ「あぁ? 出て来ない方が悪いんだよ」

    サテラ「きっと留守なのよ」

    リヴァイ「だったら――居ない方が悪い。ここまで叩いて出て来ない以上は、壊すまでだ」

    リヴァイは右足に力を込め、その扉を――。

    バンッ!

    爺「――いい加減にせぇ! 合図と合言葉も知らんで、挙句の果てに扉を壊すじゃとぉ!? 常識が無いにも程があるわい!」

    リヴァイが扉を蹴破るよりも早く、扉は中から勢いよく押し開かれた。その勢いは凄まじく、扉は鈍器となってリヴァイの身体を弾き飛ばした。

    直後、怒声の主が姿を現す。見上げるほど大柄で、禿げ頭の老人。しかし、その身体は筋骨隆々と呼ぶに相応しい物であり、老人としての弱々しさを微塵にも感じさせない。

    リヴァイ「何しやがるクソジジィ」

    爺「それはこっちの台詞じゃわ!」

    サテラ「あ、あの……」

    爺「なんじゃ?」

    サテラ「フェルトって子が盗んだ徽章は届いていますか?」
  9. 9 : : 2017/01/14(土) 20:21:31



    爺「――なるほど、フェルトの盗難被害者だったわけか。それはご苦労じゃったな。そうじゃ、先ずは名乗っておこう。儂はロム――ロム爺と呼ぶがいい」

    サテラの質問を受けたロムは、意外な程素直に二人を盗品蔵へと入れてくれた。

    リヴァイ「それでロムジジイは――」

    ロム「ジが一個多いわい! 年上は敬うべきだと知らんのか」

    リヴァイ「細けぇ爺さんだなぁ」

    サテラ「もうっ、話が進まないでしょ? ロム爺さん、さっき尋ねたことなんですが……」

    ロム「残念ながら、届いておらん。じゃが、盗んだのがフェルトに間違いないのなら、盗品は必ずこの盗品蔵を通して売り捌かれる。――確か、フェルトの奴が今日の夕方に盗品の取引を行いたいと言っていたのう」

    リヴァイ「本当か?」

    ロム「うむ」

    パック「それなら、後はここでただ黙っているだけで徽章と再会できるってことだね」

    ロム「そういうことに――うお!?」

    巨体に見合った大きなリアクションで驚きを顕わにするロム爺。その原因は、猫の精霊パックの突然の出現に他ならない。

    リヴァイ「いつの間にか居なくなったと思ったら、いきなり出て来やがるな」

    ロム「まさか、精霊使いじゃったとは……」

    リヴァイ「(ほう。精霊の存在は本当に常識だってことか)」

    ロム「その精霊の言うとおり、黙っていてもいずれはフェルトがやってくるだろう。じゃが、それだけではお主等が盗まれた徽章は返っては来ん」

    リヴァイ「交渉して買い取れ――だろ?」

    ロム「その通りじゃ」

    サテラ「それが問題よね。私達、物の見事に無一文コンビだもの」

    リヴァイ「後払いは?」

    ロム「そんな信用ならん交渉に乗るような間抜けな奴がおるわけなかろう」

    リヴァイ「そりゃそうだ」

    サテラ「納得してる場合じゃないでしょ!? どうするの?」

    リヴァイ「そう慌てる必要は無い。方法ならある」

    サテラ「ホント!?」

    リヴァイ「フェルトから徽章を買い取った奴から、買い取れば良い」
  10. 10 : : 2017/01/14(土) 21:38:25
    サテラ「――何を言っているのか分からないんだけど」

    リヴァイ「お前の脳みそは虫サイズか?」

    サテラ「そうやって馬鹿にしてっ! 私すごーくおかんむりだからね!」

    リヴァイ「……要するに、今日フェルトから徽章を取り戻すのは諦めるしかないってことだ。そうなれば当然、徽章は売り払われるだろう。だが、それで徽章が無くなるわけじゃない。後日、金を貯めてから徽章を購入した人物のところに赴き、そいつと交渉して徽章を買い取らせて貰おうという算段だ。それには今日の買い取り費用の数倍の金が必要になるかもしれんが、それさえ用意できれば勝算は高いだろう」

    ロム「なるほど。現状、それが最善じゃろうな」

    リヴァイ「そういうわけで、俺達にもその交渉を見守らせてもらう。買い取り先との連絡手段を確保しておく必要があるからな」

    ロム「良いじゃろう」

    コンコン

    ロム「おっ、どうやら来たようじゃのう」

    扉がノックされた音を聞いて、ロム爺は扉の方へと歩み寄る。それから扉に片方の耳を押し当て、短い問いを発した。

    ロム「大ネズミに」

    「毒」

    ロム「スケルトンに」

    「落とし穴」

    ロム「我らが貴きドラゴン様に」

    「クソったれ」

    合言葉らしき言葉が交わされた後、ロム爺は快く扉を開けた。

    フェルト「――待たせちまったな、ロム爺」

    開かれた扉から盗品蔵へと足を踏み入れたのは、紛れもなくリヴァイが路地裏で出くわしたあの少女だった。

    フェルト「あ? 誰だよあんたら。おいロム爺。今日は大口持ち込むから、誰も入れんなって言っただろ?」

    ロム「そこの目つきの悪い小僧が扉を壊そうとせんかったら、誰も入れとらんかったわい。それに、こいつらも今日の取引に参加したいそうじゃ」

    フェルト「んん――あ! アンタ、徽章の持ち主の!?」

    サテラ「ようやく思い出したみたいね! さぁ、徽章を返しなさい!」

    リヴァイ「馬鹿か。返してもらうんじゃなく、買い取る予定だろ」

    サテラ「そのことなんだけど、私はやっぱりおかしいと思うの。だって、泥棒は悪いことなんだし、盗まれた人にはそれを返してもらう権利があるわ」

    フェルト「言っとくけど、タダで返すつもりはねぇからな!」

    リヴァイ「もちろんだ。タダで返してもらうつもりはねぇ」

    フェルト「はぁ!?」

    サテラ「さっきから……。ホントに私に協力する気はあるの!?」

    リヴァイ「約束は守ると言っただろう。せっかくまとまりつつあった話を、下らねぇ理想論でひっくり返そうとしてるのはどこのどいつだ?」

    サテラ「う……」

    リヴァイ「それに、その女のすばしっこさは誇張じゃなく人間離れしてやがる。話がこじれればそれで詰みだ」

    サテラ「……わかったわ」

    フェルト「よくわかんねぇけど、荒っぽい真似に出る気はねぇみたいだな」
  11. 11 : : 2017/01/15(日) 20:23:19
    リヴァイ「ああ。それで、お前の取引先はいつ現れる?」

    フェルト「約束の時間までそろそろだし、そろそろ来てもおかしくないと思うぜ。あっ、今のうちに一つ忠告。頼むから、自分達がこの徽章の持ち主ですだなんて言うんじゃねぇぞ」

    サテラ「どうして?」

    ロム「盗品を買い取る側からすれば、元の持ち主と対面したくないのは当然じゃろ?」

    サテラ「そんな風に思うぐらいなら、盗品を買い取るなんてことしなきゃいいのに」

    リヴァイ「ぼやいていても仕方がねぇってもんだ」

    ――コンコン

    フェルト「お、アタシの客が来たみたいだな」

    ロム「合言葉は?」

    フェルト「教えてねぇや。見てくる」

    フェルトが一目散に扉へと向かっていき、少しだけ開いて来客の姿を確認。

    フェルト「やっぱりアタシの客だ。入りんな」

    ギィィ

    扉が開かれ、新たな来客がその姿を現す。

    黒い外套を羽織った、背の高い女性。顔立ちはおっとりとした雰囲気の美人で、年齢は二十代後半ぐらいか。

    彼女は盗品蔵に足を踏み入れると、中の様子を一通り見回す。そして、その目がサテラの姿を捉えた瞬間、彼女の柔和な眼差しが禍々しい威圧感を帯びたのを、リヴァイは見逃さなかった。



    リヴァイ「――サテラ! 避けろ!」

    リヴァイは咄嗟に、サテラに対して警告を発する。しかし、女は既に彼女の命を刈りとるべく動き出しており、その警告が間に合うわけもなく――。

    ガキィン!

    鳴り響いた快音は、刃によって肉が裂かれた音とは明らかに種を異にしていた。

    パック「ふぅ。間一髪だったね」

    リヴァイ「パック……、それは、何だ?」

    リヴァイが指す「それ」とは、サテラの命を凶刃から防いだ物――突如として現れた、氷の盾のことである。

    パック「マナも知らなかったし、見るのは初めてかな? これは、魔法だよ」

    リヴァイ「魔法……だと……?」

    女「精霊、精霊、精霊――精霊はまだ殺したことが無いのだけれど、一体どんな腸をしているのかしら?」

    先手を防がれ、リヴァイ達から距離を取っていた女は、ククリナイフ――刃渡り30センチ程度の短刀を握り、彼等に笑顔を向ける。

    フェルト「てめぇ! 何のつもりだ!? 徽章を買い取るのがアンタの仕事なんじゃねぇのか!?」

    女「ええ。その通りよ。でも、その徽章の持ち主が目の前に居たのでは、商談なんてとてもとても……」

    フェルト「!?……この姉ちゃんが持ち主だって、知ってやがったのか」

    女「もちろん。それぐらい有名人だもの。貧民街で暮らすあなた方は知らないでしょうけれど。とにかく、予定は変更することにしたわ。この場にいる関係者は皆殺し。徽章はその上で回収することにするわ」

    リヴァイ「ほう。不都合は暴力で誤魔化す。そういう考え方は嫌いじゃねぇよ。だが――」

    リヴァイは盗品蔵の壁に掛けられた剣を二本手に取り、構える。

    リヴァイ「それを素直に受け入れる程、俺は物分かりの良い人間じゃないんでな」
  12. 12 : : 2017/01/16(月) 16:40:48
    期待です。
  13. 13 : : 2017/01/16(月) 22:43:11
    >>12
    期待ありがとうございます!
  14. 14 : : 2017/01/16(月) 22:45:41
    宣戦布告。それを受け、改めて放たれる女の殺気を肌に感じ、リヴァイは女の尋常ならざる実力の片鱗を感じ取る。

    リヴァイ「サテラ、パック。魔法のことはよく知らないが……、援護を頼む」

    パック「りょーかい」

    サテラ「え!? でも……」

    リヴァイ「兵士をやっていたと言っただろう。幸い、得物も手に入れたことだ。それなりには戦えるつもりだ」

    女「そのようね。あなたの放つ殺気、さっきからゾクゾクして堪らないのよねぇ」

    リヴァイ「気持ちの悪ぃ女だな」

    ロム「小僧、儂も援護するぞ」

    フェルト「あ、アタシもだ!」

    リヴァイ「勝手にしろ。だが、自分の身を護ることを最優先にしろ。他人を庇う余裕は、とても作れそうにねぇ」

    女「随分と高く買ってくれているね」

    リヴァイ「お前の方は俺達を舐めすぎなんだよ。戦いはもう――」

    パック「始まってまーす!」

    女「!?」

    サテラとパックの前方に、先端を尖らせた氷柱が創り出される。その数、二十を超える。

    パック「自己紹介がまだだったね、お嬢さん。ボクの名前はパック。それだけでも覚えて――逝ってね」

    ドドドドドッ

    その全てが、華奢な女の身体に叩き込まれる。氷柱は女の身体に衝突すると、その衝撃で砕け白煙と化し、周囲を覆う。

    ロム「やったか!?」

    リヴァイ「――ちっ」

    ダッ

    女「備えはしておくものね。危ないところ――」

    ガキィン!

    白煙の中から女が健在な様子を示した瞬間、女の喉元を斬撃が襲う。が、間一髪でククリナイフを割り込まされて、奇襲は失敗に終わる。

    女「せっかちね」

    リヴァイ「自覚はある。だから――さっさと死ねよ」

    リヴァイの両眼が、獣のそれに変わる。刹那――、

    ガガガガッ!

    リヴァイと女、両者の間に刃の衝突による無数の火花が生まれる。

    女「すばらしい剣技だわぁ。惚れ惚れしちゃう」

    リヴァイ「そうかよ。その調子で命を落っことしてくれるとありがたい」

    ロム「――もらった!」

    リヴァイと切り結ぶので手一杯――そう判断したロム爺が、エルザの背後に立ち人の身程もある巨大な棍棒を振りかぶる。

    女「あなたは……要らないわ」
  15. 15 : : 2017/01/16(月) 23:14:45
    とても面白いです!
    応援してます!
  16. 16 : : 2017/01/16(月) 23:58:43
    >>15
    嬉しいコメントありがとうございます!
  17. 17 : : 2017/01/17(火) 00:00:10
    次の瞬間、ロム爺の腹が切り裂かれた。
    リヴァイの猛攻を捌きながら、片手間に――だ。

    リヴァイ「――てめぇ、さっきの褒め言葉はお世辞かよ」

    女「そんなことないわ。あなたの剣技は見とれてしまう程美しい。それは間違いないのだけれど――」

    バキィッ!

    リヴァイの持つ剣の片方が折られる。

    女「重さが足りないわ」

    剣を一つ失い、必然的に生み出される隙を縫って、女の凶刃が――、

    キィン!

    パック「ボク達を忘れてもらっちゃ困るな」

    サテラ「私達が相手よ」

    女「精霊、精霊使い……。忘れてなんかいないわ。寧ろ、一番楽しみ」

    ダッ!

    女はサテラ達に狙いを移すと、疾風のごとき速度で接近し、凶刃を放つ。が、まんまとその餌食になるほどサテラは甘くない。氷の防御壁を創り出し、女の凶刃を防ぐ。防ぐ――だけではない。

    ドドドッ

    攻撃が防がれた女が後方へ回避するのを、空より出でし氷柱が追撃する。追撃を執り行うのは、精霊パックだ。

    役割分担による攻防一体の戦い――これこそが、精霊使いの真髄である。

    一方のリヴァイは、サテラ&パック対女の攻防を見守りながらある想いを抱いていた。

    リヴァイ「(重さが足りない――か。俺にそんなことを言われたことが、今まであっただろうか……。世界は広いと言うべきか。もしもここが壁の外のどこかの国だっていうなら、あいつらに教えてやらねぇとな。その為にはまず――)」

    生きなければ。女を倒して。

    リヴァイ「フェルト」

    フェルト「な、何だよ」

    リヴァイが、腹を切られ意識を失ったロム爺の応急処置に勤しむフェルトの名を呼ぶ。

    リヴァイ「――教えて欲しいことがある」
  18. 18 : : 2017/01/17(火) 20:20:39



    ガィン! ガギィッ

    ドドドドッ

    サテラ&パックと女との一進一退の攻防は続いていた。しかし、ここでサテラ側に不安要素が発生する。

    パック「あ、マズいかも。ちょっと眠くなってきた」

    サテラ「パック! しっかり!」

    パック「ごめんごめん」

    女「悲しいわ。これだけ熱いアプローチを仕掛けているのに」

    パック「モテるオスの辛いところだよね。女の子の方が寝かせてくれないんだもん。でもね、夜更かしするとお肌に悪いだろうから、そろそろ終わりとしようか」

    女「――!? 足が」

    片足を動かせなくなった女。咄嗟に視線を移すと、地面に墜としたはずの氷柱の欠片が、女の足を巻き込んで再度凍結していた。

    パック「無目的にばらまいてたわけじゃにゃいんだよ」

    女「あらあら」

    パック「おやすみ」

    サテラが両掌を前方へと差し出す。その瞬間、目が眩む程の光と共に、高密度のマナが女へと向かって放たれた。必殺の一撃が、動くことのできない女へと襲う。

    だが――、

    女「ああ、素敵。危うく死んでしまうとことだったわ」

    女はその一撃を回避した。凍り付いた右足の底を、自ら削ぎ落とすことによって。

    パック「そういうのは感心しないなぁ」

    サテラ「パック、まだいける?」

    パック「ごめん、すごい眠い。そろそろマナ切れだ」

    サテラ「あとはこっちで何とかするから、ゆっくり休んでて」

    パック「キミに何かあればボクは盟約に従う――いざとなったら、オドを使ってでもボクを呼び出すんだよ」

    そう言い残し、パックの姿は薄まり、やがて霧散して消えた。

    女「あら残念、いなくなってしまうのね」

    リヴァイ「――残念がる必要はねぇ」

    女「……あら。刃と一緒に心も折られてしまったと思っていたのだけれど」

    リヴァイ「いつもお前の十倍の大きさの奴等を何体も相手してるんでな。人間サイズじゃ絶望しようがなくなっちまった。それに――」

    ダッ! ガキィン!

    リヴァイの電光石火の強襲が、女の持つククリナイフを弾き飛ばした。

    リヴァイ「勝ちの目は見えた」

    ザシュッ

    続けて放たれた第二刃が、女の腸を刈り取った。
  19. 19 : : 2017/01/17(火) 22:23:46



    サテラ「――今の動き、さっきまでのリヴァイと全然違ってた。……何をしたの?」

    リヴァイ「素早く動くコツを、フェルトに聞いてそれを実践した」

    サテラ「え、それだけ!?」

    リヴァイ「ああ。最初あいつが、あれは加護の類の芸当だから真似できるはずがねぇってうるせぇから、少し時間が掛かっちまった」

    サテラ「加護のコピー!? いや、そんなことが出来るはずがないわ。だとすれば――。そのコツって、どんなの?」

    リヴァイ「身体を纏う風を、自分が疾く動かしたい部分に集める――だとよ」

    サテラ「それだけ聞いても、ちんぷんかんぷんだわ。でも、ちょっと理屈が分かった気がする。リヴァイはあの子の加護を真似たんじゃなくて、マナの力を膂力に変える術を身に付けたんだと思うの。というか、それしか考えられ――」

    スパッ

    サテラ「な――え……?」

    ドサッ

    突然地面に倒れ伏すサテラ。リヴァイは、その目で見た。
    彼女の腹部から大量の血が、そして腹圧に耐えかねた腸がこぼれ落ちている様子を。そして……、

    リヴァイ「馬鹿な……、生きてるはずが――」

    死したはずの女が、微笑みを浮かべ、新たなククリナイフを片手に――、

    スパッ

    リヴァイの腸を刈り取った瞬間を。

    リヴァイ「が……ごふっ……」

    フェルト「兄ちゃん!」

    ドサッ

    女「そうね。あんな風に綺麗に腸を曝け出して、死んでいないはずがないわ」

    リヴァイ「だったら、どうして……」

    ――ああ、終わる。

    女「一度死んだくらいじゃ、死なないから――と、答えておくわ」

    ――終わる。死ぬ。

    リヴァイ「(巨人に食われて死ぬもんだとばかり思ってたが、こんな訳の分からないところで死ぬことになるとはな――)」

    ――死ぬ。



    死んだ。






    第1話・完
  20. 20 : : 2017/01/17(火) 22:25:16
    これで終わり……ではないわけですが、一ヶ月ぐらいは続編執筆できないと思います。
  21. 21 : : 2017/01/18(水) 16:48:21
    とても良かったです!
    次回の更新を楽しみにしています!
  22. 22 : : 2017/01/18(水) 22:36:06
    >>21
    ありがとうございます!
  23. 23 : : 2017/02/10(金) 16:27:27
    次の話なるべく早くお願いしますー!
  24. 24 : : 2017/02/10(金) 21:24:42
    >>23
    可能なら、五日後ぐらいに投稿開始したいと思います。
    続きを望む声をくださって、ありがたいです!
  25. 25 : : 2017/02/11(土) 07:09:28
    質問ですがリヴァイ対白鯨って予定してますか?
  26. 26 : : 2017/02/11(土) 17:19:05
    >>25
    それすごくやりたいんですよね。しかし、そこに辿り着くまでには色々な問題があるので今は未定と言っておきます。
    例えば、リヴァイは戦闘力がリゼロ世界でもそこそこある方なので一人でペテ公と戦えるんじゃないか問題(最優さんの空気化)。まぁ、それはそれでありかな…
  27. 27 : : 2017/02/15(水) 23:28:07
    土曜日から火曜日にかけて旅行に行くので続きは水曜日に投稿開始すると思います。
  28. 28 : : 2017/02/22(水) 21:52:21
    続きはこちらです↓
    http://www.ssnote.net/archives/52022
  29. 29 : : 2020/10/26(月) 14:56:45
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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