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朱の突撃騎士(GBFT)

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  1. 1 : : 2016/11/04(金) 20:09:33
    いつも通りの駄文、ハーメルンより遅い更新、オリジナルエピソードや、オリジナル設定などの成分を含んだガンダムビルドファイターズトライの二次小説です。

    気軽にコメントしてください!
  2. 2 : : 2016/11/04(金) 20:09:58


    ガンプラバトル…と言えば今時はオールドフリー、ジェンダーフリーで、ボーダーレス…つまるところ老若男女、国を越えて全世界で楽しまれている。世界大会も今年で32回目を終えた。資金に余裕のある私立であれば小学校でもガンプラ部があるとまで言われている。しかしガンプラバトルの主流は3VS3のチームバトル、コミュ力の強いリア充達でなければチームを作る事はできない。元々ガンプラバトルは1VS1の戦いだったと言われているが、ほとんどの人に知られた時期にはもうチーム戦という概念が定着していた。我が校でも、ガンプラバトルをする事はリア充をよりリア充然とするためには良い行いであるとされている。しかし、そのリア充どもは何故我々非リアに対してまでも強要するのか、バトルをやりたくもないのにヤれと強要されるのか…そしてそれを拒否する事は悪い事なのか…これは、敗北を意味するのか?否!始まりなのである。我々非リアはリア充と比べると社会的地位は低い。しかし我々非リアが今日まで生き残れたのは何故か!それは、我々の行動理念が社会的にアウトにしても間違ってはいないからである!






    「誰がギレン・ザビの演説を作文にかけと言ったか?」

    こちらを見つめる双眸…目と目が合う〜瞬間〜…ダメだボケる余裕なくなってきた。

    深掘りの顔、特徴的な7:3分け…我がクラスの担任であるストール・マニングスはこちらを感情の感じれないような冷たい目で見ている。

    「いや〜何と言いますか…やっぱり、ガンプラバトルにはこんな印象を持つと言いますka

    「馬鹿モン!ガンプラバトルについての作文に演説を書く馬鹿がいるか⁈」

    全くもってその通りです、ハイ。」

    「確かにお前は非リアだな。“紅白の突撃馬鹿”とやら、」

    「それは言わんといてください。」

    「しっかし、今時のガンプラゲームは分からんな、こんなのが上位ランカーか…」

    「いや、何でそれを知って…」

    「この前持ち物検査があっただろ…」

    あ〜入学式の時の奴か。

    「お前可笑しいと思わなかったのか?ガンプラを持ってるのを普通公立の高校が許すと思か?」

    「いえ…オモイマセン」

    「しかもお前のは紅白だからな。武装もランスと、シールドのついたバックパック類…特徴的だからな。」

    「紅白じゃないです、朱色ですから。」

    「はぁ…いいから今日は帰れ。」










    「ねぇ!そこのキミ!」

    何だかなぁ…何で俺の機体は紅白野郎って言われるのかなぁ?

    「ねぇ?ねぇって!」

    普段使いのアインにしろ、決闘用のツヴァイ、製作中のドライの三部作は確かに突撃攻撃用のカスタムだ。色も朱白のカラーだ。それが紅白の突撃馬鹿の元ネタになったのはわかっている。

    「無視すんなやゴラアーッ!」

    ヒデブッ…

    「ぶったね…」

    「直してやったのさ…人を無視するようなゴミ屑をね★」

    おぉ黒い黒い…星が

    キャピルンとやったのは茶髪の…ネクタイの色を見ると…先輩か

    「誰?」

    「ふふふ…誰だと思うー?」

    そういうのまじ要らないんで真面目に答えてください。

    「うぅ朱白君のいけずぅ…」

    何で俺のゲームネーム知ってんだこの人…

    「ふふふマニングス先生との会話を盗み聞kiじゃなかった盗聴してたんだよ★」

    「盗聴に変わりはないじゃないか…」

    「ねぇ、うちのお父さんの説教どうだった?」

    「うちのお父さん?」

    「あ、遅れたけどうちの名前は“カミーユ・マニングス”だよ!」

    カミーユ…女の名前なのに…何だおtokoゲフンゲフン合ってるじゃん。「修正してやるー★」ってか、やかましい!

    「ねぇ?変な事考えてない?本当に修正★してあげようか…」

    「イエ、ケッコウデス…」

    「で、君の名は?」

    「映画見たんすか?」

    「いや〜良かったよね〜主に勅使河原君が結婚できたこと…って違う!君の名前を聞いてるの!」

    「イツキ・ヨリザワです。」










    こうして、紅白の突撃馬鹿ことイツキは…巻き込まれていく。
  3. 3 : : 2016/11/04(金) 20:18:21












    は?この人は今何を言ったのだろうか…

    「ダーカーラー…うちのガンプラ部に入ってよぉ!」

    「いや、それは聞こえたんですけど…」

    「けど、何さ?」

    「そのあとの言葉をワンモアタイム」

    「…チームバトルしようよって話?」

    「そですそです。」

    「チッ…バレタカ」

    確信犯だこの人!

    「まぁ、詳しい話は部室でしよ!さぁさぁ!」

    「あ、いやちょっとっ!待ってー!」

    「往生際が悪いぞぉ!さぁハリーハリー!」










    「で、だ。我が娘よ。非リア充を連れ込んで部室でナニをやる気だ⁈」

    「いーじゃんか別に⁈」

    何で誤解を生む言い方するんだよ⁈


    以上…主にマニングス親子が怖い

    特にマニングス先輩、あの人の握力…絶対筋肉モリモリマッチョマンの変態レベルで強いから!突然電話ボックスを投げる、ターザンをする、挙げ句の果てには娘を救うのを手伝えとか言いそう(KONAMI感)




    「というわけで決闘をしてもらいたいんだ。」

    「すまないな愚娘が巻き込んでしまって。だが、俺もお前の腕を見てみたい。」

    「あの紅白のガンプラ…今日ある?」

    「ありませんが…決闘用のツヴァイならあります。」

    「ふーん…いいよぉ、燃えてきたねぇ決闘だよ?」

    「決闘ですね。」

    「そうか、ならルールを決めよう!」
    「まずは主兵装をこの部室にある物から一つミキシングビルドをすること。」
    「次に他はビームサーベルなどの剣、槍系統の武器に限る。」
    「最後に……





    (まさか楯無とか言うなよ…)





    イツキ君のシールドバックパック以外の盾はなしだよ!」

    「イイですよ。シールドバックパックも外しましょう。」

    まさか…ツヴァイのシールドバックパックを外さなければならないとか…まぁ、自主的にやったんだけどさぁ。流石にオートで防御できる武装は反則だよなぁ

    大変不本意だがな…不本意だがな!(大事なことなので二回言いました。)


    「よし、お前ら…審判は先生がやる。主武装の制作する時間は20分、機体の調整する時間が10分で30分後に試合を開始する。」

    「分かったよ!」
    「了解です。」

    「うちが勝ったらこの部に入ってチームバトルをしてもらうよ!」
    「君が勝ったらぁ…、…そうだね!この部に入ってもらおう!」

    このカミーユ・マニングス先輩には問題がある!略して神パイ(変換ミス)は近日公開!(嘘)…実際貧νだからねマニングス先輩…あ、神に諦められしおっぱい、略して神パイか。「あぁ、神よ…我を見捨てたもうたか⁈」とか言ってそう。いや、「お前らみたいなのがいるから戦争が終わらないんだ!」とか言ってそうだな。







    イツキ・ヨリザワ…絶賛逃避中です…現実から
  4. 4 : : 2016/11/05(土) 20:20:20





    完成した…

    高機動用バックパックもセッティング完了…

    GPベースもセットした…

    戦場は元サイド4ムーアであるサンダーボルト宙域…

    「イージス…マークツヴァイ!イツキ・ヨリザワで出ます!」

    「カミーユ・マニングス、バイアランカスタム…フルシティ…出るよ!」






    こちらの発進が空母「ドライドフイッシュ」ということはあちらは空母「ビーハイブ」、つまるところサンダーボルト宙域の大激戦の中を戦闘するシミュレーションバトルということだ。

    ファン!フォンが鳴る。

    出力をリミットまで上げる。

    機体が浮き上がり、フックがピンと張られる。

    出力がリミットに達した瞬間…

    「よし、」








    カタパルトにピエロの靴のような特徴的な脚を載せる。

    3………2……1…GO

    一気に射出される。

    射出されてすぐにデブリにぶつかりそうになる。

    「ハァッ!…危ないなぁもぉぉ…」

    「うん。」




    「「目指すのは…ムーアの巨大な残骸付近かな?」」






    青と、朱がぶつかり合おうとしていた。






    その頃ストールは、

    「うーす先生!」

    「おう。マキサワか、どうだ?」

    「いやぁ…流石にひたいの部分の紋章作るのがキツイっすね〜虫眼鏡必須っす。」

    「そうか、それなら…」

    別の部員と話していた。

    審判そっちのけで…






    ブウォォォォォ…巨大な炎を上げながら逆噴射をする。

    …ズシーン…二つの足がしっかりとコロニーの外壁に着地する。

    ブォン…不気味なモノアイが不気味に点灯する。


    「ふー。初撃の格闘はバイアランカスタムの腕部クローの方が効果は高かったか。」

    まさか増加装甲をガッツリ持ってかられるとは思わなかった。これじゃ、バックパックのプロペラントブースターも外さんと空中分解するな。

    ビームジャベリンは動くな…だが、持って20分か。

    あとは秘密兵器、こいつをどうぶち込むかだなALICE?

    ALICE-ALICE-ALICE

    …だなALICE?

    無意識に私に呼びかけている?

    何故?

    私が貴方の中にいることに気付いているの?

    ALICE-ALICE-ALICE






    「今…イツキはALICEと…いや、まさか…あいつも…チェシャ猫?」

    「どうしたんすかストール先生?」

    「いや、何でもない。」






    「ふぅん…クローアームを増加装甲の犠牲だけで流しちゃったのかぁ…ガンプラバトル…いくらダメージレベルCでもこんな思い切り操縦するかなぁ?あっちもそろそろ使うだろうな主兵装…なら…」





    行け!ファンネル




















    「よし、そろそろいくか…リミッター解除…プロペラントブースター、パージ…ビームジャベリン、発振…土星エンジン…フルバースト!」

    機影はまるで瞬間で消えたような錯覚を持たせるほどに加速して行った。








    残ったのはプラフスキー粒子のキラキラとした跡だった。
  5. 5 : : 2016/11/08(火) 19:26:56







    「っん…んんっ…そこ…っ……いっ…つきくぅん…」

    心を無にし、沈まれ、我がビームジャベリン!





    どうも、見知った天井を見ていたら隣で甘美な囁きをしてくる高校の先輩を前にしてフリーズしているイツキです。

    「ふぁぁ…んー?イツキ君?」

    カミーユ先輩、寝ぼけてます?

    声には出さない。




    何故かって?

    坊やだからさ。




    つまりヘタレ、紅白の突撃馬鹿はヘタレ、はっきりわかんだね。






    たった今言いたいことがあります。






    カミーユ先輩、着痩せがすごいんだね。カミパイ(笑)(神に見捨てられしおっぱいの略)とか言ってたけど神パイだった。

    結論を言え?
    わかってますよ、今言いますよ。




    勃った。















    「お、おはようイツキ君…///」

    あ、起きた。







    「で、何で僕の家に先生とカミーユ先輩がいるんです?」





    「あー…伝えてなかったが、今日からお前を我が家に引き取る話になっていてだな…」

    「いつ?だれが?どこで?決めたんですか?」

    「こ↑こ↓で1年前、お前の両親が旅行に出かける直前だな。」

    「へ〜」

    「よし、急がないとホームルームに遅れるぞ、今日は俺が送って行ってやろう。」汗

    「で、カミーユ先輩が僕のお布団に入っていた理由は?」

    「い、い、イツキ君!急がないと遅れちゃうよ!急ごう!」

    「へ〜、ふーん、ほ〜。」

    「「何さ(だよ)」」

    「二人とも全然朝食に手をつけないなぁって。」

    「「そ、それは…」」

    「何か隠してるんじゃないんですか?」

    「べべべ別にかかか隠し事なんてしてないぞ?なぁ、カミーユ?」

    「そそそそうだよイツキ君!さぁ食べよう!」

    「まぁ、いいです。」

    「「「いただきまーす。」」」

    朝食はご飯にレンチンのシャケと昨日の残りのポテトサラダと味噌汁








    「いってきまーす。」

    誰もいない家の中に一声かけて家を出る。

    マニングス親子は1度家に帰って行った。

    ちなみに今日はガンプラ部の集まりがある…らしい。

    強制参加だそうだ。




    はぁ、何であんな負け方したかなぁ…

    まさかのトドメを指す瞬間のプラフスキー粒子切れ、クリアパーツを1つもいれていないことが仇となった。

    はぁぁぁぁ…思わずため息が出る。やってらんねぇよ。

    「よし、授業始めるぞ、号令」

    「起立」

    「おいヨリザワ、号令かかってるぞ…」

    「お、おう」

    慌てて立ち上がる。





    授業が始まると隣の席のユウシ・マキサワが話しかけてくる。

    「なぁ、お前負けたんだって?」

    「あぁ、カミーユ先輩との決闘の話か?」

    「おま、ファーストネーム呼びかよ。」

    「いや、呼べって言われたし…」

    「イイなぁイイなぁ!マニングス先輩って認めた相手しかファーストネームで呼ばせないって言われてんだよ…あんなに美人なのにもったいねぇよなぁ。」

    「そうなんかねぇ?」

    「そうだよ(迫真)」

    まぁ、どうでもいいんだけどさ…マキサワ…お前マニングス先生に睨まれてるぞ。

    「おい…マキサワ…今からこの二次関数を黒板に書いてみろ。」

    ガタガタガタガタと震えるユーシを見て皆が笑う。

    そして恥ずかしくて興奮するユーシ…ないわ〜
  6. 6 : : 2016/11/08(火) 19:49:27
    ハーメルンの方も見させていただきました、ハーメルンの方で話数がわかるのですがこちらだとわからないので話の始まる前に書いたほうがいいと思います!要望的なものはストライク(ビルドストライクではないもので、できればノワール)かインパルスの改造期的なものが出て欲しいですね!(要望はあくまで要望なので無視しても構いません!)
  7. 7 : : 2016/11/08(火) 20:07:32
    ご意見ありがとうございます。そうですね、改善してみます。ストライク、インパルスですか…考えてみます。機体的にはかっこいいですしね、パック換装とか…(合ってるか不安)、とりあえず実装するとしても、敵役(モブ)です。許して…
  8. 8 : : 2016/11/08(火) 20:11:14
    更新★

    「父と娘と」と次のお話のミッシングリンクです。当分はこちらだけの公開になります。

    第5.5話「気絶してたら無口系美少女の膝枕の上に居たのだがどうすればイイ?」

    どうぞ!(題名長すぎィ」
  9. 9 : : 2016/11/08(火) 20:11:28










    バーガーってのは、色々な作品で軍人が食べてきた食品の一つである。片手で食べれる上に、たんぱく質・炭水化物・ビタミン・食物繊維とバランスが良く、更に何種類か種類がある。要するにパンズの中に肉or魚、野菜その他を入れるだけの単純な料理なのである。
    だから、今日のような騒がしい朝でも作ることができたし、今カミーユ先輩に呼び出されてもすぐに向かうことができているのだ。

    要するに、今日の昼飯のフィッシュバーガー…我ながら素晴らしい出来であった。




    「で、どうしたんです?カミーユ先輩。」

    「い、いやぁ…あ、あはは…何といウカネ…ゴメンネ」

    「えっ?」


    ALICE-ALICE-ALICE-ALICE

    …主の意識遮断を確認、遮断者・カミーユ・マニングスと確認

    ALICE-ALICE-ALICE-ALICE

    「ゴメンネイツキクン。でも、もうウチ我慢できん…」

    ALICE-ALICE-ALICE-ALICE

    理由を記憶野からサーチ…判明…あなたが鈍いせいですね、主。

    ALICE-ALICE-ALICE-ALICE






    キンコーンカンコーン

    (んんっ…あれ?チャイム。

    それよりも…何だこれ、柔らかいな。)

    モミモミ…「…ん…メッ」

    「………だだだだだ…誰だあんた!」

    「ムゥ…人にあんたって言っちゃダメ。」

    「あ、ごめんなさい。」

    見た感じ同級生ぐらいだけど、着ている服が違う。うちの学校はワイシャツかブラウスだから、こんなオサレなデザイン制服って…確か、清風館高校か?

    「えっと、間違えてたら申し訳ないんだけど、君って清風館高校の人?」

    「ん。」首縦振り

    「で、どうしてこんなところに?」

    「練習試合しにきた。」

    「えっと…まだお昼じゃない?それにさっきのチャ…」

    前の無口系美少女が時計を見せてくる。

    もう授業終わってんじゃん!
  10. 10 : : 2016/11/12(土) 19:50:14
    「ん。」今度は一枚の紙を見せてくる。

    「ガンプラ部と試合?」

    「マニングスさんに怒られる…早く、行きたい…どこ?」

    「あ、僕もガンプラ部だよ。着いてきて。」

    「ん。」

    ガンプラ部は体育館の二階、ギャラリーの奥の小広間を陣取っている。当初より低コスト化された機械は何基もおかれている。

    「ここが体育館、これを上がったら小広間だよ。」

    「ん。ところで…」



    「その首輪…何?」

    まるで汚い物をみるかのように話してくる。

    「く、首輪?」

    「ん。黒いの、付いてる。」

    黒いのといえばカミーユ先輩のチョーカーしかわからないが…

    首の辺りを触ってみる。

    長い感じの異物感…あ、これチョーカーだ。

    「チョーカーのことかな?」

    「ん。」

    ………

    あれ、冷静になってみろイツキ…

    こんなのつけてたか?

    いや、つけていた訳がない。

    そういえば、カミーユ先輩に昼に呼び出されて…会って…何ともなくゴメンネと言われて殴られて気絶した。

    一体何なんだ…

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ddh196aoba

護衛艦あおば

@ddh196aoba

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