ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

東京喰種【愛】

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2016/10/03(月) 08:03:42
    どうも、文鳥でございます!今回はカネトーの恋愛ものを書かせていただこうと思います。

    *注意*
    時系列が原作とズレています。なのでカネキはまだ黒カネキです。(後で白くなる予定です)

    文鳥は恋愛経験無しなのでみなさんの納得いくものが書けるかは不明です

    それで良ければお付き合いください。
  2. 2 : : 2016/10/03(月) 08:05:53
    トーカ 「おいカネキ!」

    勢いよく閉店後のあんていくの扉が開かれると同時に怒鳴り声が響く。

    カネキ「ト、トーカちゃん?どうしたの?受験休みなんじゃ…」

    トーカ「うっさい!ちょうど帰るとこなんでしょ?付き合え!」

    カネキ「な、なに?!」

    僕はトーカちゃんに引っ張られるがままに彼女の家に連れていかれた。彼女は今受験生で、どことは聞いていないが、大学目指して頑張っているようだ。そしてその試験日がいよいよ来週にあるのだ。だからあんていくの仕事を休んで必死に勉強している。そんなトーカちゃんが一体何の用だろう。
    家に着くと、ヒナミちゃんは一人でリビングでテレビを見ている。もしかしてヒナミちゃんの面倒を見てあげるのか?と思ったが、

    ヒナミ「あ、お兄ちゃん!お姉ちゃんも頑張ってね!」
    謎が深まる。そのままトーカちゃんの部屋に連れていかれて座らされた。

    トーカ「ん!」

    カネキ「え、なにこれ?」

    差し出されたのは古典の参考書。

    トーカ「見ての通りだよ」

    呆れたような、少し照れたような感じで言った。僕は少し考えて、

    カネキ「……あ!もしかして教えて欲しいの?」

    トーカ「お前、気づいてなかったのかよ!」

    カネキ「ごめん、気づいてなかったよ」

    笑いながら謝ると、トーカちゃんはため息をつき、

    トーカ「ニシキが古典ならカネキに聞けって言ってたから…//」

    若干頬を赤らめながら言った。

    カネキ「西尾さんが…そうだね、トーカちゃん古典苦手だもんね。よし!一緒に頑張ろっか!」
    。。。。。。
    少し前の話。

    トーカ「あぁ〜、もう直ぐ試験だ〜」
    あんていくの閉店後、一気に現実に戻されたかのような気分になり私は愚痴をこぼした。

    ニシキ「おいクソトーカ、負のオーラ出すなよ。こっちまで暗くなるだろーが」

    トーカ「うっせー!古典がわかんなすぎるんだよ!」

    望ましくはないけど助けがないよりはいいや、ニシキに古典教えてもらいたいな。

    ニシキ「はぁ、古典ならカネキに聞けば?あいつ文学部だからよ」

    あれ、いつもならまた反撃してくるのに、案外まともな答え返ってきたな。

    トーカ「あー、そうだな」

    そして現在。
    カネキを呼んだのは良い。けど、やっぱりなんか緊張すんなー。目をうまく合わせられない。頰が赤く火照るのがわかる。
    カネキはカネキですっかり張り切っちゃって、ニコニコしながら教えてくれる。結構分かりやすい。
    アレコレとやっているうちに時間はドンドン過ぎていき、早くも2時間が経過していた。
    コンコンっと部屋のドアがノックされ、ヒナミちゃんがコーヒーを持ってきてくれた。

    カネキ「わー、ありがとうヒナミちゃん」

    カネキはやっぱりニコニコしている。
    。。。。。。
    とても香りのいいコーヒー。ヒナミちゃんも淹れるの上手くなったなぁ。

    カネキ「それじゃあ、ココとココを明日やって、ココをテストの直前に確認したらいいんじゃないかな?」

    一通りのことはやったな。

    トーカ「おう、サンキューな」

    カバンを拾い上げ、ガチャっと扉を開けるとヒナミちゃんがノートを慌てて閉じたのが見えた。

    カネキ「じゃあ、僕はこれで」

    トーカ「おう…助かった!」

    ヒナミ「バイバイ!お兄ちゃん!」

    カネキ「うん、バイバイ」

    二人に手を振って、僕はトーカちゃんの家を後にした。
  3. 3 : : 2016/10/03(月) 11:10:23
    おもしろいですよ~
    頑張ってください
  4. 4 : : 2016/10/03(月) 19:37:02
    次の日、あんていく。

    ニシキ「あ〜、やっとひと段落ついたな〜」

    カネキ「お疲れ様です、西尾先輩」

    お客さんのラッシュ時間を乗り切り、束の間の休息に入るあんていくメンバー。

    カネキ「あ、そういえば西尾先輩、ありがとうございます//」

    カウンター席の椅子に座っているニシキに礼を言う。

    ニシキ「ん?何が?」

    目をこちらに向けて答える西尾先輩。

    カネキ「あの、トーカちゃんと二人きりにしてもらうっていう…//」

    ニシキ「あー!あいつホントにカネキのこと頼ったのか。で、どこまでやった?!」

    西尾先輩は早速核心に迫ってくる。

    カネキ「ど、どこまでって…?!」

    ニシキ「二人きりにしてやる代わりにどこまでやったか教えるって約束しただろ?」

    カネキ「い、いや、そうですけど…!彼女も一応受験生ですし!…そういうのはちょっと…//」

    ニシキ「んじゃ、受験生じゃなかったら、そういうことしてた。と?」

    ニヤニヤしながらからかってくる西尾先輩の言葉をさえぎるようにして、

    「おやおや?なんの話してるんだい?」

    と、古間さんが話に参加してきた。古間さんはさっきまで机を拭いていたフキンを水で洗いながら、

    古間「恋バナなら、僕も色々経験してるから、アドバイスしてあげるよ?」

    と、迫ってきた。

    カネキ「えっ、本当ですか?!どんな恋してたんですか?」

    古間「んー…エリカのことが好きになった時はね〜、一緒にコーヒー飲もうって誘ったらさ、サル顔の男に興味ないって振られちゃってさ〜それからカy……」

    入見「古間くん、あそこ拭いてきて」

    まだ何か話したそうだった古間さんの話を上書きして入見さんが仕事を与えると、

    古間「承知…!」

    やる気満々で旅立っていった。

    カネキ、ニシキ(…ろくなこと経験してないんじゃ……)

    ニシキ「…まあ、あの人の話は置いといて、お前、トーカがどこ受けるか知ってんの?」

    カネキ「そういえば聞いてないですね」

    ニシキ「学部までは知らねーけど、あいつ、上井受けるらしいぜ」

    カネキ「えぇ!?そうなんですか!?」

    ニシキ「あぁ。でも、なんか知られたくなさそうだったから俺から聞いとは言うなよ」

    カネキ「あ、はい」

    上井大学は僕と西尾先輩、それからヒデも通っている大学で、それなりにレベルの高い学校だ。ちなみに西尾先輩が通っている学部は薬学部で、かなり入ることの困難な学部だ。
    夕焼けの時刻も過ぎ、空には星が見える時間。店は閉店し、完全に消灯した。夜の街を自宅に向かい進んでいく。頭の中は、どうしてトーカちゃんは上井を受けようとしているのだろうか、ということだった。

    カネキ(まさかとは思うけど、僕がいるからなのか…?///)

    なんて妄想も膨らんでいく。

    カネキ「今日も逢いたいな」

    つい口から出てしまった心の声。受験前だし、2日連続ってのは流石に迷惑だよな。などと葛藤しているうちに自分の家に帰ってきてしまっていた。
    。。。。。。
  5. 5 : : 2016/10/03(月) 21:38:37
    言われたことはやったし、だいたい理解できた。けどやっぱり

    トーカ「カネキに逢いたい」

    言霊の力を信じて口に出してはみるが、部屋の中でこだまして虚しく消えていった。

    トーカ(ったく、この気持ちのせいで集中できなかったらどう責任取ってくれるんだよ……)

    気分転換も兼ねて、一旦部屋の外へ出ると、ヒナミがノートに文字を書いている。

    トーカ「ヒナミ、調子、どうだ…?」

    ヒナミ「うん!順調だよ!」

    そういってノートをこちらに見せてくる。

    「私はずっと貴方のことが好きでした。毎日毎日、貴方の姿が頭らから離れることをせず、私を苦しめました。不器用で、馬鹿みたいにお人好しな貴方が愛おしくてたまりません。良ければ、私と、お付き合いしてください。董香」

    これがその内容物だ。恋愛経験のない純粋な読書好きが書くとこうなるのか…

    まぁ、私は手紙なんて書いたことないからラブレターなんて書けっこない。だからこうしてヒナミに代役してもらっている。それに、恋愛と勉強の両立がただでさえ苦しいのに、ラブレターなんて書いたら気持ちが爆発してしまう。

    トーカ「ありがと、ヒナミ!よし!考えるのは受かってからだ!!」

    ヒナミ「頑張って!お姉ちゃん!!」

    トーカ「おう!!」

    私はヒナミを見下ろして満面の笑みを作った。

    。。。。。。
  6. 6 : : 2016/10/03(月) 22:16:11
    カネキ「…トーカちゃん……明後日なんだな…」

    いやいや、待て、何考えてるんだ僕は。古典教えてあげたいなんて理由つけて受験直前の人に会いに行こうなんて、全く馬鹿げてる。

    ………でも、ホントに困ってたらどうしよ……
    いやいや、やっぱり馬鹿げてる。うん、全部僕の勝手な妄想だ。うん…本読んで落ち着こう。

    。。。。。。

    わ、わかんない……これはかなりヤバイ…

    トーカ「あぁぁぁ!!カネキを呼ぼう!全くわかんない!!」

    カネキ成分チャージしねーとヤバイ!!

    頭からあの日の笑顔が離れない。私は上着を羽織り、ソファーで本を読んでいるヒナミを尻目に玄関へと駆け出す。

    ヒナミ「お、お姉ちゃん!?どこ行くの!?」

    トーカ「カネキんとこ!!」

    叫んで、靴履いて、ドアを開けると、

    カネキ「あっ、れ?ト、トーカちゃん!?///」

    眼帯、黒髪。その姿は金木研そのものだった。

    一瞬にして両者の顔が真赤になる。

    トーカ「なっ、何してんのアンタ!?///」

    ドアノブに手を掛け、前のめりになった体を起こすことも、赤い顔を元に戻すことも忘れて怒鳴りつけると、カネキの目が泳ぎ、手を顎にに当て、

    カネキ「あっ…えっと…さ、散歩!」

    と言った。その言葉で私はさっきまでの緊張を忘れ、

    トーカ「ははっ。バッカじゃない!?」

    つい爆笑してしまった。それにつられてカネキもキラキラの笑顔で笑っている。その笑顔のまま

    カネキ「い、いや、トーカちゃん勉強はかどってるかなーって…///やっぱりこんな時に迷惑だったよね…帰るね!」

    トーカ「待って!!」

    考える糸間も無く、気づけば呼び止めていた。

    トーカ「迷惑じゃない…古典、教えてくれ…///」
  7. 7 : : 2016/10/04(火) 18:34:53
    カネキ「あっ、えっ?ホントに?迷惑じゃない?///」

    まだドキドキしている。でも、迷惑じゃないなら、古典教えて欲しいのなら、付き合ってあげないわけにはいかない。
    部屋の中に招き入れられ、座らされる。

    トーカ「ここ!教えてくれ」

    カネキ「うん!任せて!」

    この日は古典に限らず、やらなきゃいけない事を全てやった。

    カネキ「すごいねトーカちゃん!ほとんど満点だよ!!」

    トーカ「そりゃあ、頑張ってるからな!」

    当人も驚いているようで、とても満足げだ。

    時刻はもう9時前。

    カネキ「明後日だね」

    トーカ「そうなんだよなー…プレッシャー強くてヤバイんだよな〜」

    自然な会話を続けるために脳内で話題を探す。顎に手が行くと同時に言葉が出る。

    カネキ「そういえば、トーカちゃんどこ受けるんだっけ?」

    トーカ「…上井…」

    カネキ「え?!上井受けるの!?」

    トーカ「な、なんか悪いか!?」

    カネキ「そ、そんなことないよ!」

    知っていることなのに口から出てしまったから、反応するのが難しい。でも、自然な反応はできたと我ながら思う。

    。。。。。。

    ……?なんか今の反応、わざとっぽくないか?

    トーカ(……もしかして…!)

    私はここにきて遂にカネキの癖を見つけてしまったようだ。カネキは、『嘘をつく時顎を触る』!

    トーカ「カネキ、今から言うことに全部いいえって答えて」

    カネキ「えっ、なん…」

    「なんで?」とカネキが言い終わるより先に私は口を開く

    トーカ「いいから!」

    カネキ「わかったよ…」

    今日は朝から晴れている。ふと窓から覗く空を見上げると、今も星空が見えている。

    トーカ「今日は…晴れです」

    手が、顎へと向かう。

    カネキ「…いいえ?」

    決定だ。カネキは『嘘をつく時顎を触る』!
    って、私は受験前に何発見してんだよ…
    てか、クソニシキのやつ、カネキに言いやがったのかよ。ま、良いけど。

    カネキ「あの、トーカちゃん?もういいよね?」

    トーカ「ああ、わるかった。もいいよ」

    何のことだかわかっていないらしい。これを機に直されでもしたら利用できなくなってしまうから、言いたいのを必死で我慢した。
  8. 8 : : 2016/10/04(火) 18:35:41
    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    …………
    ……

    大きな試験会場の中、全ての科目の終了を知らせるチャイムの音が耳の中で増幅され聞こえる。

    トーカ「……終わった………」

    そう、全て終わった。そう思うと解放感で一気に体が軽くなるのを感じた。人として、私はここまで来れた。一緒に受けた人間の友達、依子と合流する。

    依子「トーカちゃ〜ん!どうだった〜?」

    トーカ「うん。ベストは尽くしたよ」

    依子「そっか〜。よかった!」

    依子も解放感でいっぱいのようで、今までの張りつめていた空気が一気に軽くなって、またいつもの太陽のような輝きを取り戻していた。

    その帰り。

    依子「トーカちゃん、文学部だったっけ?」

    トーカ「そーだよ?」

    依子「古典苦手なのに、どうして文学部に………あ!!!」

    続けることのないまま何かに気がついた依子。

    依子「うん!彼氏さんと仲良くね!!」

    トーカ「バッ、バカ!あいつはそんなんじゃ!!///」

    依子「フフフッ、トーカちゃん照れてる!」

    ニヤニヤ顔でからかってくる。でもこんなこと出来るのも仲が良いからだと思うと嬉しくなってしまって、俯いて、

    トーカ「て、照れてねーし…///」

    余計に照れてるようになってしまった。
  9. 9 : : 2016/10/07(金) 23:14:02
    それから合格発表の日まであまり眠れなかった。あんていくでの仕事には復帰したが、どこか落ち着かない。
    今は違う。今は違う。なぜかそうそう思ってしまってカネキと話ができない。合格するまで、この気持ちはとっておきたい。そういうことだろうか。

    合格発表の日。まるでその日を狙ったような快晴で、自然と気分が高揚した。

    トーカ「あと3分…」

    時間の流れがゆっくりに感じる。1秒また1秒とカウントダウンされる毎に鼓動が強く、速くなっていくのがわかる。もう、直ぐだ。もう直ぐで楽になれる。
    万が一不合格でも、やるだけのことはやったのだ。泣く準備くらいはできている。

    「どうぞ〜!」

    中から係の人が出て来て叫んだ。発表の時だ。ズラリと並んだ数列は、なんの法則もなく虫食いになっている。私の番号は1228。

    トーカ「1228…1228…1228…1228………」

    口ずさみながら目を動かしていく。

    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    …………
    ……


    トーカ「……あった…」

    そこには紛れもなく自分の持っている受験票の番号。1228が刻まれていた。
    一瞬の間を空けて喜び、そして笑いが込み上げてくる。

    トーカ「あった!!!」

    勢いよく依子のいる方へ駆けていくと、向こうからも走って来る姿が見えた。

    依子「トーカちゃん!!受かったよ!!!」

    トーカ「私も!受かった!!」

    親友二人は抱き合い喜んだ。
    それから、入学手続きやらなんやらを済ませると時刻はもう4時になっていた。

    依子「それじゃ、また入学式の時ね〜!」

    トーカ「おう!じゃーなー!」

    別れを告げ、別々の方向へ歩いて行く。
    さっきまで快晴だった空は雲がかかっており、今にも雨が降り出しそうだ。
  10. 10 : : 2016/10/07(金) 23:16:30
    あんていくに着いた。今日、今の時間はカネキとニシキの二人だけだ。ポケットの中にはヒナミに書いてもらったラブレター。そう、今日この場でカネキに想いを伝える。ようやくそれが叶う。

    扉の前で一息つき、それを開く。

    が、中に見える世界は残酷だった。

    机や椅子は無残に壊れ、床一面血まみれで、それは壁にも飛び散っている。
    この匂いは、カネキ…
    奥にニシキが壁に寄りかかって倒れている。

    トーカ「おいニシキ!!何があった!?」

    ニシキ「頭のおかしい連中に…カネキが…さらわれた…」

    かすれたその声を聞いた途端、全身の血の気がサッと失われ、そのまま深い闇の中へ落ちていった。

    雨の音が聞こえる。

    カネキ「突然降り出す雨のこと、驟雨って言うんだよ」

    ニコニコしながらヒナミに文字を教えているいつかのカネキの姿が現れる。

    やっぱり、私達は奪われ続けるしか無いのかな……

    目を覚ますとあんていく2階のベッドに寝かされていた。隣には入見さんがいる。

    入見「ニシキくんから聞いたわ。カネキくんが……」

    トーカ「あいつ!!どこへ連れていかれたんですか?!早く探しに行きましょう!!!」

    入見さんが話し終えるより先に怒鳴り散らした。もう何もかも忘れた。受験に受かったことも、カネキに告白しようとしていたことも。今はただひたすらにカネキを取り戻したい。それだけだった。

    扉が開き、部屋の中に店長と四方さん古間さん、ヒナミちゃんと傷の手当てを受けたニシキが入って来る。

    芳村「みんな、集まったね……恐らくカネキくんを攫ったのはアオギリの樹という喰種集団だ。奴らが何を考えているのかは分からない。だが、もう、2度とカネキくんに会うことはできないという覚悟はしておいてほしい」

    それはまるで驟雨の様に、私から全てを流していった。

    ニシキ「2度と会えないってどういうことだよ!?会えなくなる前にカネキを助けに行くんじゃねーのかよ!?」

    ニシキは私の気持ちを代弁するように語った。が、店長は、

    芳村「アオギリは好戦的で血の気の多い喰種の集まりだ。我々が全力で闘っても、勝算はないと言っても過言ではない」

    何言ってるんだこの人は。頭の中が真っ白になった。そんな真っ白な世界の中、「喰種同士、助け合うのがこの店の方針だよ」店長の言葉がループしている。

    トーカ「この店の方針ってなんでしたっけ……?店長が見捨てるっていうんなら、私一人で助けに行きます」

    考えなくても、当然のように出てくる言葉。

    ニシキ「俺も行く」

    トーカ「!?」

    ニシキ「あいつには借りがあるからな、それ返すまでに死なれちゃ胸糞悪りぃってんだ」

    ヒナミ「私も!私も手伝いたい!」

    トーカ「ヒナ…」

    ヒナミ「お兄ちゃんには、いつも助けてもらってばっかりだから…」

    ニシキも、ヒナミも、悲しいんだ。悔しいんだ。奪われ続けるしかないこの世界が。

    芳村「…みんなの気持ちはよくわかった。誤解の無いように言っておくが、私はもとよりカネキくんを助けに行くつもりだよ」

    店長は続ける。

    芳村「ただ、危険が伴うということを承知して欲しかったんだ。それでもやるかね?」

    トーカ/ニシキ/ヒナミ「やる」

    当然の返事だ。
    なんと今回の作戦には入見さんと四方さん、さらにウタさんと、なぜか生きていた月山が参加することとなった。

    月山「僕は結構美味しかった」

    ニコニコしている。腹がたつ。

    情報ではCCGがアオギリアジトを襲撃するらしい。なのでその混乱に乗じてカネキの救出作戦を実行する。

  11. 11 : : 2016/10/11(火) 18:05:36

    結構当日。まだ寒さが残るこの季節。鉄筋コンクリートの廃屋が月明かりに照らされ冷たく光る。
    私達はウタさんが作ったアオギリマスクをつけ、その辺のやつから奪ったアオギリのマントを身につけているのだが、このマントが意外と心地良い。ザラザラとした感触の生地が喰種の本能を駆り立てているような、そんな気がする。

    向こう側からは鳩の声と銃の音が聞こえる。どうやらアオギリが優勢のようだ。でも、今はどっちが勝つかなんて関係無い。カネキを救い出す。それだけ。あんなモヤシがこんな場所で生きていけるはずがない。

    茂みの中で様子を伺っているとどこからかバイクの音がけたたましく響き始めた。

    「どいてくださ〜い」

    男とも女とも取れる中性的な声。

    「まてこら!!この野郎!!!!」

    男性の叫び声。どうやら叫びながら走り去ろうとするバイクの後ろに捕まったらしい。

    「マル!手離せ!怪我すんぞバカ!!」

    また別の男性が叫んでいる。爆発音。そして、とてつもない銃声と断末魔の叫びの末、

    「突撃ぃい!!!!!」

    悲しみを振り切った声で突撃命令がくだった。

    四方「俺たちも行くぞ」

    トーカ「はい」

    こうして救出計画は始まった。


    月山「咀嚼!咀嚼!咀嚼!!」

    トーカ「うっせー!帰れ!!」

    月山「こういう時だからこそ食事を怠ってはいけないのだよ?」

    なんでコイツが付いて来たのかわからない。やっぱりカネキを食べたいからなのか?だとしたら殺す。カネキは私のもんだ。

    四方「ここからは手分けして探そう。トーカと西尾は2人で向こうを探せ。ウタと月山は俺と残れ」

    みんなそれに従い、私とニシキで取り敢えず屋上に出てみることにした。ヒナミや入見さんほどでなくても喰種は五感が優れている。あいつの匂いでも、声でも、何かあればすぐにわかる。

    階段を何段か飛ばしながら勢いよく登って行く。恐らくもう直ぐ屋上へ出れるはず、が、目の前に降り注ぐ結晶。見覚えのある色。何度も嗅いだことのある匂い。顔を上げると上からアヤトが降りてくる。

    トーカ「アヤト…?!」

    アヤト「よう、久しぶりだなぁバカ姉貴」

    トーカ「こんなとこで何してんだ…!?」

    アヤト「社会勉強だよ。オメーと違って喰種のな」

    アヤトは、私の実の弟。

    アヤト「おう、デザインパーマ。生きてたのか」

    ニシキ「チッ。舐めやがって、カネキをどこにやった!?」

    私はニシキが走り出すのを制止して尋ねる。

    トーカ「まさか、カネキを攫ったのって……」

    ニシキ「アイツだ。あと二人、化けもんみてーなのがいやがったけど…」

    何でこうなるの?

    アヤト「あの二人は別に俺の仲間じゃない!」

    嘘でしょ?何でアヤトが?

    涙が溢れる。大好きな人を、家族に奪われたなんて、そんな酷いことがあるのだろうか。

    トーカ「なんで……なんでカネキを…!!」

    全身に力を込めて、走り、アヤトに向かって拳を振るう。が、ヒラリとかわしたアヤトは屋上への扉を開け、私をそこへ押し飛ばした。下からニシキの声が聞こえるが、他の奴らに阻まれたらしくこちらには登ってこない。

    扉を閉め、屋上に2人きりとなった。

    アヤト「…お前、あの隻眼野郎のこと助けに来たのか?」

    トーカ「ああ、だから早く居場所を教えろ!」

    再びダッシュでアヤトに向かって行く。が、どんなに拳を振るっても当たらない。背中に衝撃。横から腕に蹴り。拳が顔に。私は何もできず、ただただ殴られた。

    トーカ(それなら…)

    激しく肩から放出されたのは私の赫子。そこから無数の結晶を放っていく。それは全てアヤトに向かって行くが、アヤトは赫子を体に巻き付け、それを回避。目の前に迫ったところで重心を移動させ、顔面めがけて蹴りを放つ。確かに手応えはあった。が、それは掴まれていた。私はそのまま勢いよく吹き飛ばされる。それに追いついたアヤトは私の肩から出ている赫子に齧り付く。

    トーカ「グッ…!ああぁぁあ!!」

    痛みに声が出る。さらに意識が遠のいていく。

    アヤトが何か言っているが、エコーがかかっていてよく聞き取れない。

    ついに何も聞こえなくなった。そんな時、ふと口からこぼれた言葉。

    トーカ「カネ、キ………」

    私はお母さんを小さい時に失って、悲しかったけど、お父さんが励ましてくれて。でも、そのお父さんも、殺されて。残されたのは私と、アヤト。
    昔の懐かしい思い出が走馬灯のように脳裏を走って行く。

    スズメのチュン太の為にミミズを取ったこと。

    お父さんに絵本を読んでもらったこと。

    近所の人に食べ物を貰ったこと。

    それを調理するお父さんの姿。

  12. 12 : : 2016/10/11(火) 18:05:44
    でも、居なくなった。お母さんも、お父さんも、人の世界に生きるアヤトも……
    そんな時、私を大切に思ってくれた人。金木研に、もう一度会いたい。

    私を………

    トーカ「1人にしないで……!」





    カネキ「しないよ。」
  13. 13 : : 2016/10/11(火) 18:07:07
    ……おかしいな、一体いつから戦闘ものになったんだ…?これ、恋愛じゃなくね?笑
  14. 14 : : 2016/10/13(木) 18:25:25
    とても面白いです!
    頑張ってください!!
  15. 15 : : 2016/10/13(木) 20:44:55
    >>14 さん、ありがとうございます!
  16. 16 : : 2016/11/01(火) 07:42:28
    唐突の声に目を開けると、そこには月明かりに神々しく光る白髪の青年。彼の眼は美しい哀しみに澄んでいる。

    トーカ「カネ…キ…?」

    沢山の感情が湧き上がってくる。生きていてくれたことへの喜び。救ってくれたことへの嬉しさ。カネキのくせに生意気しやがってというほんの少しの苛立ち。愛せる人の哀しそうな眼への悲しみ。それを足し算した和が、涙。
    溢れ出てくる大粒の雫を抑えることもできず、ただ感情に任せ、浅はかな意識に任せ、散らした。


    気がつくとそこにあの廃墟は無かった。それはまるで、心が失われたかのように砕け散っていた。

    トーカ「…カネキ……」

    今目の前にいるのはかつてのアイツとはまた別のアイツ。ただ呆然と突っ立って相変わらず哀しい眼で私を見つめている。
    普通こういう時は「生きてて良かった」とか、「助けてくれてありがとう」とか、そういう言葉をかけるべきだったのかも知れない。でも、やっぱり自分の柄に合わなくて、私は

    トーカ「お前、店戻ったらその髪なんとかしろよな。そんなんで店に出られたら目立って仕方ない…」

    そう言った。

    私たちがここにいることを知ってか知らずかあんていくのメンバーが集まってきた。そこにはガスマスクの3人とガタイのいい男が一人いた。どうやらカネキの知り合いらしい。

    カネキは、みんなのことを一度見回す。

    カネキ「僕は…あんていくには戻らないよ。」



    それはあまりに唐突で、衝撃的な言葉だった。だから、なにも理解できなかった。聞き返したかった。でも聞こえた言葉を頭の中で引っ掻き回せば、出てくる答えはただ一つ。カネキは、いなくなる。

    ガタイのいい男「オメーに救われた命だ。盾でもパシリでも何でもいいからそれも連れてってくれ!」

    ガスマスク達「万丈さんがそう言うなら、俺たちも」

    カネキ「ありがとうございます。もちろん付いて来てください」

    月山「バンジョイ君が盾なら、さしずめ僕は剣だね?」

    そう言って跪く月山。

    カネキ「ありがとうございます」

    しかし、その言葉とは裏腹に、眼にははっきりわかる殺気を浮かべ、カネキは続ける。

    カネキ「余計な真似したら殺しますから。」

    あの月山でさえも付いていける。なら、私だって、、

    トーカ「なら、私もあんたと一緒に…!」

    カネキ「トーカちゃん…大学合格おめでとう。さっき聞いたよ。これから友達たくさん作って勉強もして、頑張ってね…」
  17. 18 : : 2016/11/01(火) 07:43:34


    トーカ「…は?」

    …まって…なんで…?どうしてみんな私から離れていくの?

    トーカ「さっき…一人にしないって…言ったよね…?あれは何だったの?」

    苦し紛れの声を絞り出す。このまま引き下がれば、本当にこの人は消えてしまう。そう思って必死に訴えた。つもりだ…

    カネキ「………トーカちゃんには、あんていくの人達がいる…僕は、トーカちゃんが一人にならなければ、それでいい」

    彼は、顎に手を触れながらそう言った。

    瞬間、頭の中で感情の線がプツッとはち切れた。

    トーカ「一人にならなければそれでいい……?」

    一歩ずつ、一歩ずつ歩みを進める。

    トーカ「…私はね…あんたがいないと…」

    目の前で拳を振り上げ、

    トーカ「ダメなんだよ!!!」

    渾身の一撃をカネキに叩き込む。

    が、スッと出たその手に阻まれそれ以上打ち込むことができない。

    カネキ「…………」

    カネキは目を逸らしたまま黙っている。

    トーカ「あんたが、あんていくからいなくなる意味あんの?!」
    右足で顔面に蹴り。が、避けられる。
    トーカ「何が目的なの?!アオギリにいてホントに頭おかしくなっちゃったんじゃない?!」
    続けて拳、脚を繰り出すが全て捌かれる。

    カネキ「トーカちゃん…もう止めようよ」

    ようやく此方に目を向けたカネキの口から出た言葉。

    トーカ「そうね…アンタなんか…もう……」

    「止めよう」と言われた瞬間沸いた憤怒の感情はすでに消え去り、今はただ、只々悲しい。目からは再び涙がボロボロ零れ落ちていく。

    トーカ「…あんていくに戻ってこなくていい」
  18. 19 : : 2016/11/09(水) 08:10:00
    。。。。。。

    透き通るように抜けて行ったその言葉は、それでも僕の耳に、心に突き刺さった。でも、もう決めたことだから。大丈夫。僕は、一人で歩いていけるから。

    カネキ「………」

    ゆっくり背を向け離れていく彼女の背中をしばらく、静かに見つめ、その場を去ろうと後ろを振り返る。だがそこには西尾さんが立っている。黙って通り過ぎようとするが、西尾さんは僕の眼を見つめ、

    ニシキ「お前、これで良いのかよ…?」

    ほんの少し、何となく悔しそうな顔をしている。そんな彼に僕は、

    カネキ「……はい…これで良いんです……」

    気がつけば僕の右手は、顎の辺りをさすっている。
    きっと、僕もこんなこと望んでないんだと思う。でも、人の世界に生きる喰種に、もう迷惑はかけられない。僕は、喰種なのだから。

    気持ちを割り切って西尾さんに背を向け、歩き出す。だが、そんな僕に西尾さんは叫ぶ。

    ニシキ「…お前の恋は…!これで終わりなのかよ…!!」

    と。

    その言葉に僕の身体はピタリと動かなくなった。それは、僕の意思とは関係ない。言霊が、僕のはみ出た意思に深く、深く突き刺さったのだ。
    さらに脳裏にはトーカちゃんの「さっき…一人にしないって…言ったよね…?」と言う哀しそうな姿が浮かんで消えない。それに重なって今までの楽しかった日々が記憶のフィルムに描かれて流れて行く。

    そんな状況に自分でもおかしくなってフフッと笑いを漏らしてしまった。

    カネキ「そうですね。これで終わりなんて、トーカちゃんに失礼ですよね」

    にっこり笑顔を作ると、ありがとうございますと一言かけ、彼女の方に歩み寄って行く。

    。。。。。。
  19. 20 : : 2016/11/14(月) 17:24:30

    私は、あんていくのみんなの所へ歩いて行く。こんなにも満たされず、不十分な思いは初めてだ。もう自分がどこの世界にいるのかもわからないくらい彼が遠い。
    単刀直入に言われたわけではなかったが、私はフラれたのだ。

    ヒナミ「…お姉ちゃん!」

    向こうからヒナミが駆けてくるが、私は彼女に目も合わせられず、立ち止まった。

    トーカ「ヒナミ……私さ、フラれ………」

    全てを言い切る前に、それを遮るかのようにヒナミは、

    ヒナミ「お姉ちゃん!……ちゃんと好きって言った?」

    冷たい空気が震え、鼓膜を震わす。
    彼女の言う通りだ。私は、まだ好きだとは言ってない。あの状況下で私は私なりに考えた。つもりだった。カネキは居なくなるってわかってた。そんな中、
    「好きって言ったら迷惑な気がして…」

    ウタ「そんなこと、無いんじゃないかな?」

    トーカ「えっ…?!」

    気づいていなかったが、声に出ていたらしい。
    動揺する私に構わず、ウタさんは続ける。

    ウタ「金木君もきっと、誰かに止めて欲しいんだよ。でも、ちょっと照れ屋さんなのかな?だから、気持ちは素直に伝えた方がいいよ。もう彼に会う機会はなくなるかもよ?」

    そんなこと、分かってる。でも、それが出来ないから……

    ヒナミ「私の書いた手紙。渡したら?」

    そうだ、その手があったんじゃないか。ラブレター。私の字じゃないが、書いてることは本当だ。

    トーカ「そう、だな…」

    そう言って、ほとんど無意識のうちに金木の方を振り返る。



    彼は、こちらに向かってきて居た。
  20. 21 : : 2016/11/16(水) 20:53:21
    カネキ「トーカちゃん……」

    ふたりとも目は合わせない。合わせられない。あんていくを去ると言った者と、あんていくを去れと言った者。でもやっぱりお互い離れたくなくて、無意識のうちに惹きつけられるふたり。

    私はポケットに手を入れると、手紙を探した。が、どこを漁っても紙の感触がない。落としたのだ。

    あれだけ走って、戦っていればそりゃ落とすか。

    ヒナミの方に目をやると、ヒナミは私が手紙をなくしたことを察したようだが、私の目をじっと見つめ頷いている。
    その姿を見ると、心臓が口から飛び出そうになるのを抑え、全身に血を巡らせ、覚悟を決める。

    トーカ「ゎ、わた、しは……////」

    ダメだ。呂律が回らない。頭の中では完璧なのに、ほんの少しの文章なのに……







    カネキ「…僕も、トーカちゃんが好きだよ。一人の女の子として」

    微笑みながら彼はそう言った。


    ……ん?私。いま、告白された?
    思考回路は完全停止。頭ん中真っ白け。でも顔は真っ赤に染まり、熱くなってる。

    トーカ「ぼ、僕もってどういうことだよ!!」

    またわけわかんないこと言っちゃった。

    カネキ「え?トーカちゃんも僕のこと好きなんでしょ?」

    図星を突かれて更に心拍数が上がる。

    トーカ「………そ、そうだよ。私は、あんたの事が、大好きだよ…////」

    カネキ「僕なんかを好きになってくれてありがとう…僕さ、考えたんだけど、やっぱりあんていくに居てもいいかな?わがままなのは分かってるけど、やっぱりみんなと一緒にいたいんだ」

    その言葉が私は嬉しくて嬉しくて、

    トーカ「当たり前だバーカ!!!」


    バカみたいに泣いて、子供みたいに叫んだ。

    。。。。。。

    彼女にゆっくり近づいて行く彼。すっと差し出した両腕で、寒さと、緊張で真っ赤に染まった彼女の顔を抱きしめる。

    「本当にありがとう。大好きだよ。董香」

    素直な気持ちをまっすぐ打ち明けた彼に、彼女は嬉しくなって。一筋の涙を目を瞑って流しきり、静かに微笑むと、

    「あんたばっかりズルイよ。私だって、大大大好きだよ。研」


    しんしんと降り始めた冷たい雪が、あつい二人の心を、静かに包んでいった。
  21. 22 : : 2016/11/16(水) 21:06:28

    。。。。。。

    アヤト「ん……んん…」

    ズズズズと音を鳴らし、骨が再生していく。

    アヤト「……骨…形………」

    アヤト「蝶形骨…!!!!」

    勢い良く悪夢から解放されたアヤトは、肩を揺らしながら激しく呼吸している。

    ノロ「………」 ⊃紙

    アヤト「…?」

    手渡された紙を開く。

    アヤト「…………姉貴に、男が………」

    体育座りして俯いてしまったアヤトを物陰から見ている人の姿。
    その正体はエトだった。

    エト(やっぱりアヤト君シスコンだったんだね)



    おしまい
  22. 23 : : 2016/11/16(水) 21:15:03
    これで東京喰種【愛】は終了です。
    まあ、書いてみた感想としてはもっと知識と経験を豊富にしないとなって事ですね。なので、この先もっといろんな経験をして、それを踏まえてリベンジ出来たらな。と思っております。

    ここまで読んでくださりありがとうございました!

    東京喰種【another 】の方もよろしくお願いします!

    ほな、さいなら!
  23. 24 : : 2017/06/21(水) 23:46:52
    おもしろかった!

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
Buncho-1024

文鳥

@Buncho-1024

「東京喰種トーキョーグール」カテゴリの最新記事
「東京喰種トーキョーグール」SSの交流広場
東京喰種トーキョーグール 交流広場